(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
前記第1状態においては、前記第2状態移行役の当選時に、所定の停止操作にかかわる報知が行われ、当該報知に従って前記ストップスイッチを用いた目押しによる技術介入を遊技者が選択し、当該技術介入に成功した場合には、当該第1状態を継続させ、
前記技術介入に失敗した場合には、当該第1状態から前記第2状態に移行させるようにしている、
ことを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
【発明を実施するための形態】
【0025】
(遊技機10)
本実施の形態に係る遊技機10としてのスロットマシンを、以下、
図1を参照しながら説明する。
なお、遊技機10としてのスロットマシンを例示したが、これに限定されず、パチンコ機でもよい。
遊技機10は、前方向に向かって開口する正面開口を有する四角箱状の筐体11と、この筐体11の正面開口を開閉自在に覆う前扉12とを備えている。
前扉12には、ほぼ中央に、筐体11の内部を透過可能な図柄表示窓部13が形成され、当該図柄表示窓部13の裏側には、後述するリールユニット50が配置されている。
【0026】
(前扉12)
前扉12には、
図1に示すように、上方より次の各部を備えている。
なお、前扉12の各部について後述する。
(1)上パネル部20
(2)操作部30
(3)下パネル部40
なお、前扉12の各部は、上記した(1)〜(3)に限定されない。
【0027】
(上パネル部20)
上パネル部20には、
図1に示すように、次の各部を備えている。
なお、上パネル部20の各部について後述する。
(1)リールユニット50
(2)上部ランプ21
(3)上パネル左ランプ22
(4)上パネル中ランプ23
(5)上パネル右ランプ24
(6)中央ランプ25
(7)上部スピーカー26
(8)ナビゲーション表示装置60
なお、上パネル部20の各部は、上記した(1)〜(8)に限定されない。
【0028】
(リールユニット50)
リールユニット50には、前扉12に形成された透過可能な図柄表示窓部13の裏側に配置されている。
リールユニット50には、表面に図柄51が表示された複数の回転リール52〜54、ここでは3個の左リール52、中リール53、右リール54が回転可能に配置されている。各回転リール52〜54は、図示しないが、ステッピングモータ等の駆動源により個別に回転・停止可能に構成されている。
【0029】
なお、複数の回転リール52〜54として、左リール52、中リール53、右リール54の3個を例示したが、これに限定されず、例えば2個、或いは4個以上設けてもよい。
各回転リール52〜54は、3個全てが停止した際には、縦3列横3行に配置した合計9個の図柄51が、図柄表示窓部13を通して見えるように配置されている。
図柄表示窓部13の表面には、有効ライン55が表示されている。有効ライン55として、各回転リール52〜54の中段とを結んだ1本の直線が表示されている。有効ライン55は、後述の遊技結果判定手段230の判定対象となるラインを意味する。
【0030】
なお、有効ライン55として、「直線」を例示したが、これに限定されず、直線は、左リール52、中リール53、右リール54の順に、「上段・中段・下段」或いは「下段・中段・上段」のように傾斜していたり、「上段・中段・中段」や「中段・中段・下段」のうように折れ曲がったり、「上段・中段・上段」、「上・下段・上段」、「下段・中段・下段」或いは「下段・上段・下段」のように「V」字や「山形」に形成してもよく、叉、「1本」にも限定されず、2本以上としてもよい。
また、図柄51については、
図2を用いて後述する。
【0031】
(上部ランプ21)
上部ランプ21は、画像表示部51の上方中央に位置し、各種の演出に使用される。
【0032】
(上パネル左ランプ22、上パネル中ランプ23、上パネル右ランプ24)
上パネル左ランプ22、上パネル中ランプ23及び上パネル右ランプ24は、
図1において、画像表示部51の下側に位置し、向かって左側、中央、右側に3個並び、主として「消灯演出」に用いられる。
【0033】
(中央ランプ25)
中央ランプ25は、
図1において、上パネル中ランプ23の下側に位置する。中央ランプ25は、後述する「ボーナス遊技移行役」の当選時或いは当選後に、当該「ボーナス遊技移行役」を構成する、
図2に示す図柄51の色、例えば「赤7」、「白7」、「青7」等のボーナス色を告知したり(ボーナス色告知)、或いは後述する「技術介入役成立ナビ」に用いられる。
【0034】
(上部スピーカー26)
上部スピーカー26は、
図1において、中央ランプ25の左右両側に一対配置され、各種の効果音を出力するものである。
【0035】
(ナビゲーション表示装置60)
ナビゲーション表示装置60は、
図1において、図柄表示窓部13の下側に位置し、いわゆる「押し順」の報知や、或いは後述する「技術介入役成立ナビ」に用いられる。
ナビゲーション表示装置60は、3個の左リール52、中リール53、右リール54にそれぞれ対応して下側に位置するリール左下ランプ61、リール中下ランプ62、リール右下ランプ63の計3個のランプから構成されている。
【0036】
(操作部30)
操作部30には、
図1に示すように、次の各部を備えている。
なお、操作部30の各部について後述する。
(1)ベットスイッチ31
(2)演出スイッチ32
(3)メダル投入口33
(4)スタートスイッチ34
(5)ストップスイッチ35〜37
(6)精算スイッチ38
なお、操作部30の各部は、上記した(1)〜(6)に限定されない。
【0037】
(ベットスイッチ31)
ベットスイッチ31は、操作部30の
図1において、向かって左側に位置し、先にクレジットとして内部的にカウントされているメダルのうちからベットするためのものである。
なお、ベットスイッチ31として、1個のスイッチを例示したが、複数個設けてもよい。
【0038】
クレジットメダルは、クレジット機能により機内に貯留された遊技媒体の一例であるメダルをいう。クレジット機能は、遊技開始の条件として、後述するメダル投入口33から予めメダルを投入して、最大50枚までクレジットメダルとして内部に貯留可能な機能をいい、具体的には投入枚数を電子データとして電子的に記憶し管理している。なお、このクレジットメダルとして貯留可能な最大枚数である50枚を最大クレジットメダル数とする。
遊技媒体として、メダルを例示したが、これに限定されず、例えばパチンコ球等でもよい。
【0039】
(演出スイッチ32)
演出スイッチ32は、ベットスイッチ31の
図1において右隣に位置し、演出に用いられるスイッチである。演出スイッチ32は、常時は消灯し、操作が無効であることを表示し、遊技の進行に伴って所定のタイミングで点灯することで、操作が可能であることを表示し、操作が可能な状態において操作されることで、各種の予告演出が報知される。
【0040】
(メダル投入口33)
メダル投入口33は、操作部30の
図1において、向かって右側に位置し、遊技媒体の一例であるメダルを機内に投入するためのものである。内部には、
図1においては図示しないが、
図3に示すメダルセンサー37が配置され、正規なメダルを電子的に検出している。
【0041】
(スタートスイッチ34)
スタートスイッチ34は、操作部30の下の段の
図1において、向かって左側に位置し、遊技者の操作により3個の回転リール52〜54の回転を開始させるためのものである。
スタートスイッチ34は、レバー状に形成され、メダルの投入又は後述するベットスイッチ31の操作を条件に、回転リール52〜54の回転を開始させるためのものである。すなわち、このスタートスイッチ34は、遊技者の操作により回転リール52〜54の図柄51の変動表示を開始させるためのものである。
【0042】
(ストップスイッチ35〜37)
ストップスイッチ35〜37は、操作部30の下の段の中央に位置し、複数、例えば3個、左ストップスイッチ35、中ストップスイッチ36、右ストップスイッチ37から構成している。
3個の各ストップスイッチ35〜37は、押しボタン状に形成され、3個の回転リール52〜54の各々に対応して設けられ、スタートスイッチ34の操作により回転中の3個の回転リール52〜54を個別に停止可能なものである。
左ストップスイッチ35は、左リール52に、中ストップスイッチ36は中リール53に、右ストップスイッチ37は右リール54にそれぞれ対応している。
【0043】
(精算スイッチ38)
精算スイッチ38は、操作部30の下の段の中央に位置し、クレジット機能によりクレジットしたメダルの全てを払い出すためのものである。
【0044】
(下パネル部40)
下パネル部40には、
図1に示すように、次の各部を備えている。
なお、下パネル部40の各部について後述する。
(1)下パネル41
(2)下部スピーカー42
(3)メダル払出口43
(4)メダル受け皿44
なお、下パネル部40の各部は、上記した(1)〜(4)に限定されない。
【0045】
(下パネル41)
下パネル41は、中央に位置し、絵柄や文字等が表示され、図示しないが、照明により点灯するように構成されている。
【0046】
(下部スピーカー42)
下部スピーカー42は、下パネル41の下側の左右一対に配置され、上部スピーカー26とともに、各種の効果音を出力するものである。
【0047】
(メダル払出口43)
メダル払出口43は、下パネル41の下側中央に位置し、内部に配置され、
図1においては図示しないが、
図3に示すホッパーユニット80から払い出されたメダルが通過する開口である。
【0048】
(メダル受け皿44)
メダル受け皿44は、メダル払出口43の下側に配置され、メダル払出口28から払い出されたメダルを貯留するためのものである。
【0049】
(
図2を用いた図柄51の説明)
図柄51について、
図2を用いて説明する。
図柄51は、リール枠56の周囲に貼り付けられるリールテープ57の表面に、所定の間隔で複数、例えば21個表示されている。
なお、図柄51の個数として、21個を例示したが、これに限定されず、例えば20個でもよい。
【0050】
図柄51の種類としては、「赤7」、「青7」、「白7」、「バー」(シンボル)、「ベル1、2」、「リプ1、2」、「チェリー」、「スイカ」があるが、これらに限定されない。
ここで、「リプ」は、「リプレイ」の略語であり、「再遊技」ともいう。
ここで、「バー」は、「シンボル」ともいう。
なお、
図2の図柄番号(コマ番号)は、回転リール52〜54の外周表面に物理的に付されているものではなく、仮想的な番号であって、各図柄51の停止を制御するためのプログラムである。
【0051】
(遊技制御手段100)
遊技制御手段100は、遊技機10の内部に位置し、複数種類、例えば、図示しないがメイン制御基板とサブ制御基板から構成されている。各制御基板は、図示しないが、CPUを中心に構成され、ROM、RAM、I/Oポート等を備えたマイクロコンピュータにより構成される。CPUは、タイマ割込などの割込機能を持ち、ROMに記憶されたプログラムを実行して、種々の処理を行う。ROMは、CPUが実行するプログラムや各種テーブル等の固定的なデータを記憶し、RAMは、CPUがプログラムを実行する際の一時的な記憶領域、例えば遊技機10の状態を記憶するための記憶領域や、役抽選の抽選結果を記憶するための記憶領域として使用される。
【0052】
そして、ROM等の記憶部に記憶される各種のプログラム及びデータをCPUが読み込むことで、メイン制御基板とサブ制御基板を全体として概観したときには、遊技制御手段100として機能する。また、メイン制御基板を単独で概観すると、メイン制御手段200として、叉、サブ制御基板を単独で概観すると、サブ制御手段300としてそれぞれ機能する。
メイン制御基板とサブ制御基板との通信は、メイン制御基板からサブ制御基板への一方向の通信に限定される。サブ制御基板からメイン制御基板への逆方向の通信は禁止され、逆方向の通信による不正行為を防止している。
【0053】
(メイン制御手段200)
メイン制御手段200は、遊技機10の全体の動作を制御するものである。
メイン制御手段200の入力段には、
図3に示すように、メダルセンサー39、ベットスイッチ31、スタートスイッチ34、ストップスイッチ35〜37及び精算スイッチ38等がそれぞれ接続されている。
メイン制御手段200の出力段には、サブ制御手段300のほか、リールユニット50及びホッパーユニット80等がそれぞれ接続されている。
【0054】
メイン制御手段200には、
図3に示すように、大別すると、次の手段を備える。
なお、次の(1)〜(8)については後述する。
(1)役抽選手段210
(2)リール制御手段220
(3)遊技結果判定手段230
(4)払出制御手段240
(5)通常遊技制御手段250
(6)有利遊技制御手段260
(7)技術介入制御手段270
(8)送信制御手段280
なお、メイン制御手段200の手段は、上記した(1)〜(8)に限定されない。
【0055】
(サブ制御手段300)
サブ制御手段300は、メイン制御手段200からの信号(コマンドや情報)を受けて、遊技の進行に応じた演出を制御し、主に遊技内容に関する情報を遊技者に報知する演出を行うためのものである。
サブ制御手段300の入力段には、
図3に示すように、メイン制御手段200のほか、演出スイッチ32等がそれぞれ接続されている。
サブ制御手段300の出力段には、
図1を用いて説明したナビゲーション表示装置60、各種のランプ群21〜25及びスピーカー群26,42等がそれぞれ接続されている。
【0056】
サブ制御手段300には、
図3に示すように、大別すると、次の手段を備える。
なお、次の(1)〜(4)については後述する。
(1)受信制御手段310
(2)通常遊技演出制御手段320
(3)有利遊技演出制御手段330
(4)ナビゲーション制御手段340
なお、サブ制御手段300の手段は、上記した(1)〜(4)に限定されない。
【0057】
(メイン制御手段200の役抽選手段210)
役抽選手段210は、当選役を決定する役抽選を実行するものである。
すなわち、役抽選手段210は、スタートスイッチ34の操作を契機に、複数の役のいずれかに当選か又はハズレかの役抽選を行うためのものである。
役抽選手段210は、役に当選したか否かを決定するための抽選テーブルを、複数備えており、メイン制御手段200のROM上に記憶されている。役抽選手段210は、予め定めた抽選データと、所定範囲の整数値を繰り返してカウントするループカウンタを有する所定の乱数発生手段(乱数発生回路)が発生した乱数のうちから抽出した乱数とを比較して、当選か否かを判定する。
【0058】
本実施の形態では、役として、大別すると、「小役」(メダルの払い出しを伴う役)、「再遊技役」(遊技者所有のメダルを使用することなく次回の遊技を開始可能とする役、いわゆるリプレイ役)、「移行役」(遊技状態の移行を伴う役、例えば「ボーナス移行役」)が設けられている。役のうち、「ボーナス移行役」については、次ゲームへの持ち越しが可能である。
役抽選の当選確率は、複数段階、本実施の形態では、6段階(設定1〜設定6)設定されており、設定1が最も低く、設定6が最も高くなるように設定されている。
【0059】
(リール制御手段220)
リール制御手段220は、リールユニット50のステッピングモータ等の駆動源(図示せず)の駆動を制御することで、各回転リール52〜54の駆動・停止制御を行うものである。
リール制御手段220は、役抽選手段210の抽選結果と、各ストップスイッチ35〜37が操作されたときの対応する回転リール52〜54の回転位置とに基づいて、各回転リール52〜54の回転を停止させる。
【0060】
(遊技結果判定手段230)
遊技結果判定手段230は、全ての回転リール52〜54が停止した際に、
図1に示す有効ライン55上の図柄51の組合せに基づいて入賞等の判定をするためのものである。
【0061】
(払出制御手段240)
払出制御手段240は、ホッパーユニット80のステッピングモータ等の駆動源(図示せず)の駆動を制御することで、遊技結果判定手段230の判定結果に基づいて、メダル払い出し等の所定の処理を行うためのものである。払出制御手段240は、遊技結果判定手段230の判定の結果、小役が入賞していると判定されると、当該小役に対応する所定枚数のメダルの払い出しを行う。
【0062】
(通常遊技制御手段250)
通常遊技制御手段250は、「通常遊技」の進行を制御するものである。
ここで、「通常遊技」は、後述するいわゆる「ボーナス遊技」を除く遊技状態である。「通常遊技」は、狭義では、
図5を用いて後述する「非RT」を意味する。
ここで、「RT」は、いわゆる「リプレイタイム」の略語である。「RT」は、「非RT」よりも再遊技役(リプレイ役)の当選の確率が高く設定されている状態をいう。
【0063】
ここで、「再遊技」は、「リプレイ」ともいい、再遊技役(リプレイ役)に当選し、再遊技役(リプレイ役)に対応する図柄51の組合せが有効ライン55上に揃うと、メダルの払い出しはないものの、次回の遊技において遊技者所有のメダルを使用することなく、賭け数が自動的に設定され、遊技を行うことができる状態をいう。なお、「再遊技」や「リプレイ」を、「RP」ともいう。
広義の「通常遊技」には、
図5を用いて後述する「非RT」のほか、「RT1〜3」を含む。
【0064】
ここで、「RT1」及び「RT2」は、再遊技の確率が高い状態であり、「RT3」は低い状態である。「RT1」及び「RT2」は、「再遊技状態」を構成する。
ここで、「再遊技状態」は、
図5を用いて後述する「有利遊技」の終了後、再遊技確率が高く、所定の停止操作の報知可能な状態である。「再遊技状態」には、段階的に移行可能な複数種類の少なくとも「第1状態」と、「第2状態」とを含む。
ここで、「第1状態」には、
図5を用いて後述する「RT1」が相当する。
ここで、「第2状態」には、
図5を用いて後述する「RT2」が相当する。
【0065】
(有利遊技制御手段260)
有利遊技制御手段260は、「有利遊技」の進行を制御するものである。
ここで、「有利遊技」は、「通常遊技」より遊技者に有利な遊技態様である。「有利遊技」には、いわゆる「ボーナス遊技」が相当する。「有利遊技」は、狭義では、
図5を用いて後述するが、主として「非RT」が意味する。
ここで、「ボーナス遊技」には、
図5を用いて後述する「RB中」と、「BB中」とを含む概念である。
【0066】
ここで、「RB中」における「RB」は、「レギュラー・ボーナス」の略語であり、いわゆる「役物」の「作動装置」の作動状態をいう。「RB中」の終了後、
図5を用いて後述する「再遊技状態」の「RT2」(第2状態)に進む。
ここで、「BB中」における「BB」は、「ビッグ・ボーナス」の略語であり、いわゆる「役物」の「連続作動装置」の作動状態をいう。「BB中」の終了後、
図5を用いて後述する「再遊技状態」の「RT1」(第1状態)に進む。
ここで、「BB中」には、
図5に示すように、「有利遊技中一般遊技」である「BB一般遊技中」と、「有利遊技中特別遊技」である「RB1作動中」が含まれる。
【0067】
(技術介入制御手段270)
技術介入制御手段270は、「技術介入要素」を制御するためのものである。
ここで、「技術介入要素」としては、
図8及び
図11を用いて後述する「第1の技術介入要素」と、
図12〜10を用いて後述する「第2の技術介入要素」とが含まれる。
【0068】
ここで、「第1の技術介入要素」としては、
図5を用いて後述する「BB一般遊技中」(有利遊技中一般遊技)において、「RB1作動中」(有利遊技中特別遊技)への移行役に当選時、すなわち「RB成立」した際に、ストップスイッチ35〜37の操作を通じて、「RB1作動中」(有利遊技中特別遊技)に移行後のナビゲーション表示装置60の作動の有無、すなわち
図8を用いて後述するナビの有無に遊技者が関与できるようにしている。
【0069】
ここで、「第2の技術介入要素」としては、
図5を用いて後述する「RT1」(第1状態)において、第2状態移行役に対応する図柄51の停止表示を、遊技者がストップスイッチ35〜37を用いた目押しによる技術介入により遊技者が回避できるようにすることで、「RT1」(第1状態)における所定の遊技区間(例えば30G)の残り区間に応じて移行後の「RT2」(第2状態)における報知回数、すなわち
図9を用いて後述する「AT遊技数」の変動に遊技者が関与できるようにしている。
【0070】
技術介入制御手段270には、
図4に示すように、次の手段を備える。
なお、次の(1)及び(2)については後述する。
(1)第1制御手段271
(2)第2制御手段272
なお、技術介入制御手段270の手段は、上記した(1)及び(2)に限定されない。
【0071】
(第1制御手段271)
第1制御手段271は、「第1の技術介入要素」による遊技を制御するためのものである。
具体的には、第1制御手段271は、
図5を用いて後述する「BB一般遊技中」(有利遊技中一般遊技)において、「RB1作動中」(有利遊技中特別遊技)への移行役に当選時に、サブ制御手段300の後述するナビゲーション制御手段340を介して、主としてナビゲーション表示装置60を作動させ、後述する「技術介入役成立ナビ」を実行させる。
ここで、「『RB1作動中』(有利遊技中特別遊技)への移行役」には、
図6を用いて後述する「RB1」が相当する。
【0072】
つぎに、第1制御手段271は、遊技者のストップスイッチ35〜37の操作による「第1の技術介入」の結果を判定し、サブ制御手段300の後述するナビゲーション制御手段340を介して、ナビゲーション表示装置60を作動させ、後述する「押し順ナビ」を実行させるか否かを決定する。
なお、「『第1の技術介入』の結果を判定し、」に関しては、
図8及び
図11を用いて、後述する。
【0073】
(第2制御手段272)
第2制御手段272は、「第2の技術介入要素」による遊技を制御するためのものである。
具体的には、第2制御手段272は、
図5を用いて後述する「RT1」(第1状態)において、「RT2」(第2状態)への移行役に当選時に、サブ制御手段300の後述するナビゲーション制御手段340を介して、主としてナビゲーション表示装置60を作動させ、後述する「技術介入役成立ナビ」を実行させる。
ここで、「『RT2』(第2状態)への移行役」には、
図7を用いて後述する「リプレイB」及び「リプレイC」中の「RP1」が相当する。
【0074】
つぎに、第2制御手段272は、遊技者のストップスイッチ35〜37の操作による「第2の技術介入」の結果、「第2の技術介入」に「失敗」し、「RT2」(第2状態)に移行する場合において、「RT1」(第1状態)における所定の遊技区間(30G))の残り区間、すなわち「残り遊技数」に応じて、移行後の「RT2」(第2状態)における報知回数、すなわち、「AT遊技数」を増減させている。
ここで、「残り遊技数」と「AT遊技数」との関係については、
図9を用いて後述する。
「第2の技術介入」に「成功」した場合には、「RT2」(第2状態)への移行が回避され、「RT1」(第1状態)が継続され、これは通常遊技制御手段250により制御される。
【0075】
(送信制御手段280)
送信手段290は、サブ制御手段300へ信号(コマンドや情報)を送信するためのものである。
【0076】
(サブ制御手段300の受信制御手段310)
受信手段310は、送信手段290からの信号(コマンドや情報)を受信するものである。
【0077】
(通常遊技演出制御手段320)
通常遊技演出制御手段320は、「通常遊技」における各種の演出を制御するものである。
ここで、「各種の演出」としては、
図1に示すように、ナビゲーション表示装置60、ランプ群21〜25及びスピーカー群26,42を用いた演出である。
通常遊技演出制御手段320は、
図3に示すように、次の手段を備える。
なお、通常遊技演出制御手段320の手段は、次の(1)に限定されない。
【0078】
(1)演出パターン抽選手段321
演出パターン抽選手段321は、「通常遊技」の進行に伴って演出パターンを抽選により決定するものである。「演出パターン抽選」としては、
図10を用いて後述するステップS13において実行している。
【0079】
(有利遊技演出制御手段330)
有利遊技演出制御手段330は、「有利遊技」における各種の演出を制御するものである。
ここで、「各種の演出」としては、
図1に示すように、ナビゲーション表示装置60、ランプ群21〜25及びスピーカー群26,42を用いた演出である。
有利遊技演出制御手段330は、次の手段を備える。
なお、次の(1)及び(2)については後述する。
(1)ボーナス確定報知実行抽選手段331
(2)ボーナス種別報知抽選手段332
なお、有利遊技演出制御手段330の手段は、上記した(1)及び(2)に限定されない。
【0080】
(ボーナス確定報知実行抽選手段331)
ボーナス確定報知実行抽選手段331は、メイン制御手段200の役抽選手段210により「ボーナス移行役」に当選した場合に、「ボーナス確定報知」を実行するか否かを抽選により決定するものである。遊技者は、「ボーナス確定報知」が実行された場合に、「ボーナス移行役」に当選したことを知ることが可能であるが、
図5を用いて後述する「BB1〜3」のいずれに当選しているのかを知ることができない。
【0081】
(ボーナス種別報知抽選手段332)
ボーナス種別報知抽選手段332は、
図5を用いて後述する「BB1〜3」のいずれに当選しているかを知らせる「ボーナス種別報知」を実行するか否かを抽選により決定するものである。「ボーナス種別報知」に当選した場合には、「ボーナス遊技移行役」の当選時或いは当選後に、当該「ボーナス遊技移行役」を構成する、
図2に示す図柄51の色、例えば「赤7」、「白7」、「青7」等のボーナス色を、
図1に示す中央ランプ25を用いて告知する(ボーナス色告知)。
【0082】
(ナビゲーション制御手段340)
ナビゲーション制御手段340は、メイン制御手段200の役抽選手段210の役抽選の結果にもとづいて、各種のナビゲーション(以下、「ナビ」ともいう。)を実行するものである。ナビは、
図1に示すように、主としてナビゲーション表示装置60を用いて実行される。
ここで、「各種のナビゲーション」としては、次のナビを実行している。
なお、次の(1)及び(2)については後述する。
(1)押し順ナビ
(2)技術介入役成立ナビ
なお、「ナビゲーション」の種類は、上記した(1)及び(2)に限定されない。
【0083】
(押し順ナビ)
「押し順ナビ」は、メイン制御手段200の役抽選手段210による抽選する役には、押し順を含むものが存在し、押し順を含む役に当選時に当該押し順を、
図1に示すように、ナビゲーション表示装置60を用いてナビゲーションすることをいう。
【0084】
(技術介入役成立ナビ)
「技術介入役成立ナビ」は、「第1の技術介入要素」及び「第2の技術介入要素」に関係する「技術介入役」が成立した場合に、
図1に示す中央ランプ25を用いて、「技術介入役」の成立をナビゲーションするとともに、
図1に示すナビゲーション表示装置60を用いて、例えば「逆押し」を用いることで、技術介入が可能であることをナビゲーションする。
【0085】
(
図5に示す遊技状態の説明)
つぎに、
図5を用いて「遊技状態」について説明する。
「遊技状態」は、遊技の進行については、
図3に示すメイン制御手段200により制御されている。
図5において、破線内は役「物非作動中」、すなわちボーナス以外の状態である
「物非作動中」の「非RT」は、「通常遊技状態」であり、「通常遊技」ともいう。
【0086】
図5には、以下に説明する6つの「RT抽選テーブル」がある。
(1)「RT1」
「RT1」は、BB終了後に移行するものであり、「第1状態」ともいう。「RT1」は、所定の遊技区間、例えば「30ゲーム」(30G)の間、実行可能である。
ここで、「所定の遊技区間」としては、「30ゲーム」(30G)を例示したが、これに限定されず、例えば「2〜29G」或いは「31G」以上としてもよい。
「RT1」においては、「30G」(所定の遊技区間)の間に、役抽選の結果、後述する「RT2」(第2状態)に移行するための第2状態移行役に当選し、且つ入賞させることを「条件」として「RT2」に移行する。「条件」を達成させずに、「30G」(所定の遊技区間)を終了した場合には、「RT1」(第1状態)を終了して「非RT」(通常遊技)に移行する。
【0087】
(2)「RT2」
「RT2」は、「RT1」において移行役に当選し、入賞すると移行するものであり、「第2状態」ともいう。「RT2」(第2状態)においては、当該「RT2」(第2状態)の終了後、「非RT」(通常遊技)に移行する。
【0088】
(3)「RT3」
「RT3」は、ボーナス当選すると移行するボーナス内部中用のものであり、「ボーナス内部当選中」である。
【0089】
(4)「RT4」
「RT4」は、後述する「BB開始図柄」が停止した次遊技から開始する「BB一般遊技中」において用いられるものであり、「有利遊技中一般遊技」ともいう。
【0090】
(5)「RT5」
「RT5」は、「BB中」の「RB1作動中」で用いるものであり、「有利遊技中特別遊技」ともいう。
本「RT5」に、「RT4」を含め、「BB中」或いは「有利遊技」ともいう。
【0091】
(6)「RT6」
「RT6」は、後述する「RB開始図柄」が停止した次遊技から開始する「RB3作動中」に用いるものであり、「RB中」ともいう。
【0092】
「役物非作動中」における「RT1」及び「RT2」はボーナス終了後に移行する。
ボーナスに当選すると「RT3」に移行し、「通常遊技」(非RT)よりも若干、小役確率が上昇する。
「RT3」で「ボーナス当選報知」が行われる。
【0093】
「ボーナス当選報知」は、次に説明する2段階(複数遊技間)で行われている。
(7−1)「ボーナス確定報知」
「ボーナス確定報知」は、ボーナスに当選したことのみを報知するものである。
(7−2)「ボーナス種別報知」
「ボーナス種別報知」は、どの種類のボーナスに当選したのか報知するものである。(b)「ボーナス種別報知」は、(a)「ボーナス種別報知」の実行後、次遊技移行で実行される。
【0094】
ボーナスは、次に説明する主に2種類がある。
(8−1)「BB開始図柄」
「BB開始図柄」は、「BB1役」に当選した場合に、例えば「7図柄」(赤、白、青)揃いであり、「BB2役」に当選した場合には、例えば「BAR」揃いである。
(8−2)「RB開始図柄」
「RB開始図柄」は、「BB3役」に当選した場合に、例えば「BAR、BAR、赤7」揃いである。
【0095】
(
図6を用いた図柄組合せ一覧の説明)
つぎに、
図6を用いて、図柄組合せ一覧(一部)の一例について説明する。
ここでは、
図5における「BB」及び「再遊技状態」において用いる「役名称」及びそれに対応する「図柄組合せ」について説明する。
【0096】
まず、「役物」の役については、大別すると、次の種類がある。
なお、次の(1−1)〜(1−5)については後述する。
(1−1)BB1
(1−2)BB2
(1−3)BB3
(1−4)RB1
(1−5)SIN
なお、「BB」の役は、上記した(1−1)〜(1−5)に限定されない。
【0097】
つぎに、「再遊技」の役については、次の種類がある。
なお、次の(2−1)〜(2−6)については後述する。
(2−1)RP1
(2−2)RP2
(2−3)RP3
(2−4)RP4
(2−5)RP5
(2−6)RP6
なお、「再遊技」の役は、上記した(2−1)〜(2−6)に限定されない。
【0098】
(BB1)
「BB1」は、
図5の「役物非作動中」中に抽選され、「BB中」(有利遊技)への移行役であり、そのフラグが次遊技以降に持ち越し可能である。
「BB1」には、
図6に示すように、次の3種類がある。
【0099】
(1)BB1(1)
「BB1(1)」は、
図6に示すように、
図2に示す「赤7」の図柄51が有効ライン55上に3個揃った状態である。
図5の「役物非作動中」中に、BB1(1)に当選すると、「RT3」(ボーナス内部当選中)中に進む。また、
図5の「役物非作動中」中若しくは「RT3」(ボーナス内部当選中)中に、「赤7」を3個揃えると、入賞となり、「BB中」(有利遊技)の「RT4」(BB一般遊技中、有利遊技中一般遊技)に進む。
【0100】
(2)BB1(2)
「BB1(2)」は、
図6に示すように、
図2に示す「白7」の図柄51が有効ライン55上に3個揃った状態である。
【0101】
(3)BB1(3)
「BB1(3)」は、
図6に示すように、
図2に示す「青7」の図柄51が有効ライン55上に3個揃った状態である。
当選した「7」の図柄51の赤、白、青の色の別は、
図3に示すサブ制御手段300のボーナス種別報知抽選手段332による抽選の結果、「ボーナス種別報知」に当選した場合に、
図1に示す中央ランプ25を用いて告知される。
【0102】
(BB2)
「BB2」は、「BB1」と同様に、
図5の「役物非作動中」中に抽選され、「BB中」(有利遊技)への移行役であり、そのフラグが次遊技以降に持ち越し可能である。
「BB2」は、
図6に示すように、
図2に示す「バー」(シンボル)が有効ライン55上に3個揃った状態である。
【0103】
(BB3)
「BB3」は、
図5の「役物非作動中」中に抽選され、「RB中」(RT6、BB3作動中)への移行役であり、そのフラグが次遊技以降に持ち越し可能である。
「BB2」は、
図6に示すように、有効ライン55上に「バー、バー、赤7」が停止表示された状態である。
【0104】
(RB1)
「RB1」は、
図5に示す「BB中」(有利遊技)において、「RT4」(BB一般遊技中、有利遊技中一般遊技)中に抽選され、「RT5」(RB1作動中、有利遊技中特別遊技)への移行役であり、そのフラグが次遊技以降に持ち越し可能である。
「RB1」は、
図6に示すように、有効ライン55上に「バー・リプ1・リプ2、ベル1・ベル2、ベル1・ベル2」が停止表示された状態である。
なお、「RT5」(RB1作動中、有利遊技中特別遊技)への移行役として、「バー・リプ1・リプ2、ベル1・ベル2、ベル1・ベル2」を例示したが、これに限定されない。
【0105】
上記「バー・リプ1・リプ2、ベル1・ベル2、ベル1・ベル2」には、
図6に示すように、次の12種類の組み合わせが含まれている。
上記「バー・リプ1・リプ2、ベル1・ベル2、ベル1・ベル2」のうち、左リール52をもとに分類すると、次の通りである。
【0106】
(1)左リール52に「バー」(シンボル)が停止表示された場合には、
図6に示すように、次の4通りの組み合わせが含まれる。
左リール52に「バー」(シンボル)が停止表示された場合は、「第1の技術介入」に関連している。すなわち、遊技者が「逆押し」を選択し、
図1に示す左リール52の有効ライン55上に「バー」(シンボル)を停止表示させるのに「成功」した場合には、「RB1作動中」(有利遊技中特別遊技)に移行後、「押し順ナビ」が作動状態となる。
(1−1)「バー、ベル1、ベル1」
(1−2)「バー、ベル1、ベル2」
(1−3)「バー、ベル2、ベル1」
(1−4)「バー、ベル2、ベル2」
【0107】
(2)左リール52に「リプ1」が停止表示された場合には、
図6に示すように、次の4通りの組み合わせが含まれる。
「第1の技術介入」に関連では、「失敗」となり、「RB1作動中」(有利遊技中特別遊技)に移行後、「押し順ナビ」が非作動状態となる。
(2−1)「リプ1、ベル1、ベル1」
(2−2)「リプ1、ベル1、ベル2」
(2−3)「リプ1、ベル2、ベル1」
(2−4)「リプ1、ベル2、ベル2」
【0108】
(3)左リール52に「リプ2」が停止表示された場合には、
図6に示すように、次の4通りの組み合わせが含まれる。
「第1の技術介入」に関連では、「失敗」となり、「RB1作動中」(有利遊技中特別遊技)に移行後、「押し順ナビ」が非作動状態となる。
(3−1)「リプ2、ベル1、ベル1」
(3−2)「リプ2、ベル1、ベル2」
(3−3)「リプ2、ベル2、ベル1」
(3−4)「リプ2、ベル2、ベル2」
【0109】
役の当選とリール制御との関係を説明すると、「RB1」に当選すると、当該「RB1」を構成する図柄51の組み合わせについて、「最大2コマ」迄のいわゆる「引き込み制御」が作動する。このため、「RB1」に当選すると、当該「RB1」を構成する12種類の組み合わせのいずれか一つが停止表示される。
ここで、遊技者が「逆押し」を選択した場合には、
図1に示す左リール52において、有効ライン55上に「バー」(シンボル)の図柄51を停止表示させようとする「引き込み制御」が作動する。
これに対し、遊技者が「逆押し」を選択したが、「バー」(シンボル)を引き込むための最大2コマの範囲内に「バー」(シンボル)がいない場合には、左リール52において、「バー」(シンボル)のいわゆる「蹴飛ばし制御」が作動する。このため、
図1に示す左リール52において、有効ライン55上に「ベル1」又は「ベル2」のいずれかが停止表示される。
【0110】
(SIN)
「SIN」は、「役物」の一つの「シングル・ボーナス」の略語で、言葉の通り1ゲーム限りのボーナスであり、
図5の「非RT」(通常遊技)中に抽選され、図示しないが、「シングル・ボーナス」への移行役であり、そのフラグが次遊技以降に持ち越されない。
「SIN」は、
図6に示すように、有効ライン55上に「赤7、チェリー、バー」が停止表示された状態である。
【0111】
(RP1)
「RP1」は、
図5に示すRT1(第1状態)において当選・入賞すると、「RT2」(第2状態)への移行役となる
「RP1」は、
図6に示すように、有効ライン55上に「リプ1・リプ2、リプ1・リプ2、リプ1」が停止表示された状態である。
【0112】
(RP2)
「RP2」は、
図5に示すRT1(第1状態)において成立(当選・入賞)すると、「RT1」(第1状態)中、目押し「成功」時のリプレイとなり、RT1(第1状態)を継続する。
「RP2」は、
図6に示すように、有効ライン55上に「バー(シンボル)、リプ1・リプ2、リプ1」が停止表示された状態である。
「RP2」の図柄51の組み合わせは、「RP1」と比較すると明らかな通り、左リール52に「バー(シンボル)」が停止表示された状態である。
【0113】
(RP3)
「RP3」は、成立(当選・入賞)すると、右上がりリプレイを構成する。
「RP3」は、
図6に示すように、有効ライン55上に「ベル1・ベル2、リプ1・リプ2、ベル1・ベル2」が停止表示された状態である。
【0114】
(RP4)
「RP4」は、成立(当選・入賞)すると、下段リプレイを構成する。
「RP4」は、
図6に示すように、有効ライン55上に「ベル1、青7・ベル1・チェリー、赤7・白7・バー・チェリー」が停止表示された状態である。
【0115】
(RP5)
「RP5」は、成立(当選・入賞)すると、上段リプレイを構成する。
「RP5」は、
図6に示すように、有効ライン55上に「スイカ、スイカ・チェリー、ベル1・ベル2」が停止表示された状態である。
【0116】
(RP6)
「RP6」は、成立(当選・入賞)すると、右下がりリプレイを構成する。
「RP5」は、
図6に示すように、有効ライン55上に「赤7・バー・スイカ、リプ1・リプ2、赤7・白7・バー・チェリー」が停止表示された状態である。
【0117】
(
図7を用いた抽選役一覧の説明)
図7を用いて、抽選役一覧のうち、「リプレイ」の一例について説明する。
「リプレイ」の抽選役は、次の3種類に分かれ、
図6に示す「再遊技」の複数の役がグループ役として同時に当選している。
(1)リプレイA
「リプレイA」は、「通常遊技中成立リプレイ」であり、「PR1」、「PR3」、「PR4」、「PR5」、「PR6」が同時当選している。
【0118】
(2)リプレイB
「リプレイB」は、「RT1」(第1状態)中に成立し、「RT2」(第2状態)への「移行リプレイ」であり、「PR1」、「PR2」が同時当選している。
【0119】
「リプレイB」は、「第2の技術加入」に関連している。すなわち、遊技者が、
図5に示す「RT1」(第1状態)において、「逆押し」を選択し、
図1に示す左リール52の有効ライン55上に「バー」(シンボル)を停止表示させるのに「成功」した場合には、
図6に示す「RP2」に入賞し、「RT1」(第1状態)が継続される。これに対し、「失敗」した場合、すなわち「バー」(シンボル)を停止表示させることができなかった場合には、
図6に示す「RP1」に入賞し、「RT2」(第2状態)に移行する。
【0120】
ここで、役の当選とリール制御との関係を説明すると、「リプレイB」に当選し、遊技者が「逆押し」を選択した場合には、
図1に示す左リール52において、有効ライン55上に「バー」(シンボル)の図柄51を停止表示させようとする「引き込み制御」が作動する。
このため、「バー」(シンボル)の図柄51の停止表示に「成功」すると、
図6に示す「RP2」に入賞し、「RT1」(第1状態)が継続される。これに対し、「失敗」した場合、すなわち「バー」(シンボル)を停止表示させることができなかった場合には、
図6に示す「RP1」に入賞し、「RT2」(第2状態)に移行する。
一方、遊技者が「順押し」を選択した場合には、左リール52において、「バー」(シンボル)のいわゆる「蹴飛ばし制御」が作動する。このため、
図1に示す左リール52において、有効ライン55上に「リプ1」又は「リプ2」のいずれかが停止表示され、
図6に示す「RP1」に入賞し、「RT2」(第2状態)に移行する。
【0121】
(3)リプレイC
「リプレイC」は、「リプレイB」と同様に、「RT1」(第1状態)中に成立し、「RT2」(第2状態)への「移行リプレイ」であり、「PR1」、「PR2」、「RP3」が同時当選している。
ここで、「リプレイC」と、先に説明した「リプレイB」との違いは、「リプレイC」には「RP3」が含まれているほか、「リプレイB」の場合には、「逆押し」のほか、例えば
図13に示すように、中ストップスイッチ36を最初に操作した、いわゆる「中押し」場合も含まれる点で相違する。
【0122】
(
図8に示す第1の技術介入に関連する遊技の流れの説明)
図8を用いて、第1の技術介入に関連する遊技の流れを説明する。
まず、
図5のBB中(有利遊技)における、BB一般遊技中(有利遊技中一般遊技)において、
図6に示す「RB1」に当選すると、「技術介入役成立ナビ」が実行される。
「技術介入役成立ナビ」は、
図3に示すように、メイン制御手段200における第1制御手段271からコマンドに基づいて、サブ制御手段300におけるナビゲーション制御手段340を介して実行される、すなわち、「技術介入役成立ナビ」により、遊技者は、「逆押し」により「第1の技術介入」が可能なことを知ることができる。
【0123】
その結果、「逆押し」を選択した場合には、「成功」の場合と、「失敗」の場合とがある。
すなわち、遊技者がストップスイッチ35〜37を用いて目押しで、左リール52に「バー」(シンボル)の図柄51を停止表示できた場合が「成功」となる。「成功」の場合には、「BB一般遊技中」(有利遊技中一般遊技)から「RB1作動中」(有利遊技中特別遊技)に移行後、「押し順ナビ有り」、すなわち「押し順ナビ」が実行される。
これに対し、左リール52に「バー」(シンボル)を停止表示できなかった場合には、「失敗」となり、「RP1」を構成する「リプレイ1,2、リプレイ1,2、リプレイ1」が揃う。「失敗」の場合には、「成功」の場合と比較し、「押し順ナビ」の作動状態の頻度が低い状態、すなわち「押し順ナビ無し」とし、、「押し順ナビ」が実行されないように制御する。。
【0124】
また、遊技者が「逆押し」でなく、「順押し」を選択した場合には、「第1制御手段271」にある「RB中ナビ獲得抽選手段273」により、「押し順ナビ」を実行させるか否かが抽選により決定される。
その結果、「75%」(192/256)の抽選確率は、「押し順ナビ有り」となり、残る「25%」(64/256)の抽選確率で、「押し順ナビ無し」となる。
【0125】
このため、「75%」を超える確率で、左リール52に「バー」(シンボル)の図柄51を停止表示できる自信が有る遊技者は、「第1の技術介入」を選択、すなわちを「逆押し」を選択した方が有利である。
これに対し、「75%」を超える確率で、「バー」(シンボル)の図柄51を停止表示できる自信が無い遊技者、例えば遊技に不慣れな初心者は、「第1の技術介入」を回避し、「順押し」を選択した方が有利である。
【0126】
(
図9に示す「AT遊技数決定テーブル」の説明)
図9を用いて、RT1残り遊技数とAT遊技数との関係を説明するための「AT遊技数決定テーブル」の一例について説明する。
「AT遊技数決定テーブル」は、
図13に示すステップS60において、「RT1遊技数カウンタ参照、RT2AT遊技数決定」に用いられる。当該処理は、
図4に示す第2制御手段272におけるAT遊技数決定手段274より実行される。
【0127】
例えば、「残り遊技数」が、「20〜29G」の場合には、「AT遊技数」を「30G」とし、「10〜19G」の場合には、「AT遊技数」を「50G」とし、「0〜9G」の場合には、「AT遊技数」を「70G」としている。
すなわち、
図9からも明らかな通り、「残り遊技数」が少ないほど、「AT遊技数」が多くなる。このため、「RT1」(第1状態)においては、「第2の技術介入」を使用して、「RT2」(第2状態)への移行を回避した方が有利である。
【0128】
ただし、「30G」(所定の遊技区間)を終了した場合には、「RT1」(第1状態)を終了して「非RT」(通常遊技)に移行しまう。このため、「RT1」(第1状態)へ移行の初期(1G目〜10G目)、或いは中期(11G目〜20G目)までは、「RT2」(第2状態)への移行を回避した方が有利であるが、後期(21G目〜30G目)については、「第2の技術介入」の使用が必ずしも有利とは限らない。
なお、「残り遊技数」及び「AT遊技数」を3段階に分類したが、これに限定されず、例えば2段階或いは4段階以上としてもよい。
【0129】
(
図10に示す演出関連のフローチャートの説明)
図10を用いて、演出関連の遊技の流れを説明する。演出関連の遊技は、
図3に示すサブ制御手段300により制御されている。
まず、ステップS10に進み、「ボーナス当選種別報知済?」が判定されている。
上記判定の結果、「ボーナス当選種別報知」が済んでいる場合には、本フローチャートを終了する。
【0130】
これに対し、「ボーナス当選種別報知」が済んでいない場合、すなわち「ボーナス当選種別報知」が実行されていない場合には、ステップS10から次のステップS11に進む。
ステップS11において、「前遊技でボーナス当選?」が判定される。当該判定は、
図3に示すサブ制御手段300における有利遊技演出制御手段330により実行されるが、ボーナス当選の抽選は、メイン制御手段200における役抽選手段210により実行される。
【0131】
上記判定の結果、「前遊技でボーナス」に「当選」でない場合、すなわちボーナスに「非当選」の場合には、ステップS11から次のステップS12に進む。
ステップS12においては、「選出パターン抽選」が実行される。「選出パターン抽選」は、
図3に示す通常遊技演出制御手段320における演出パターン抽選手段321により実行される。
「選出パターン抽選」の実行後、ステップS12から次のステップS13に進む。
ステップS13においては、「演出実行」が行われる。「演出実行」は、
図3に示す通常遊技演出制御手段320により実行される。「演出実行」の実行後、本フローチャートを終了する。
【0132】
一方、ステップS11において、「前遊技でボーナス」に当選している場合には、分岐し、ステップS14に進む。
ステップS14においては、「ボーナス確定報知実行抽選」が実行される。「ボーナス確定報知実行抽選」は、
図3に示す有利遊技演出制御手段330の手段におけるボーナス確定報知実行抽選手段331により実行される。
「ボーナス確定報知実行抽選」後、ステップS14から次のステップS15に進む。ステップS15においては、「ボーナス確定報知抽選非当選?」を判定している。
上記判定の結果、「ボーナス確定報知抽選」に「非当選」の場合には、先に説明したステップS12に進み、「選出パターン抽選」が実行される。
【0133】
これに対し、先のステップS15において、「ボーナス確定報知抽選」に「非当選」でない場合、すなわち「当選」している場合には、分岐し、ステップS16に進む。
ステップS16においては、「ボーナス確定報知実行」が行われ、その後、本フローチャートを終了する。
【0134】
(
図11に示す第1の技術介入に関連するフローチャートの説明)
図11を用いて、第1の技術介入に関連する遊技の流れを説明する。
まず、
図5に示す「BB一般遊技中」(有利遊技中一般遊技)において、ステップS20に進み、「役抽選処理」が実行される。「役抽選処理」は、
図3に示すメイン制御手段200における役抽選手段210により実行される。
【0135】
「役抽選処理」の後、ステップS20からステップS21に進み、「抽選結果はRB当選?」が判定される。当該判定は、
図4に示す第1制御手段271により実行される。
上記判定の結果、抽選結果がRB当選でない場合、すなわち「非当選」の場合には、本フローチャートを終了する。
【0136】
これに対し、抽選結果がRB当選の場合には、ステップS21からステップS22に進み、「RB当選報知」が実行される。「RB当選報知」としては、第1制御手段271からコマンドに基づいて、サブ制御手段300におけるナビゲーション制御手段340を介して、「技術介入役成立ナビ」が実行される。その結果、遊技者は、「逆押し」により「第1の技術介入」が可能なことを知ることができる。
【0137】
「RB当選報知」後、ステップS22からステップS23に進み、「第1停止は左?」が判定される。すなわち、第1停止として、
図1の左ストップスイッチ35を操作し、左リール52が停止したか、すなわち遊技者が「順押し」を選択したか否かを判定している。当該判定は、
図4に示す第1制御手段271により実行される。
【0138】
上記判定の結果、第1停止が左リール52の場合、すなわち遊技者が「順押し」を選択した場合には、ステップS23からステップS24に進み、「RB中ナビ獲得抽選」を実行する。「RB中ナビ獲得抽選」は、
図4に示す第1制御手段271におけるRB中ナビ獲得抽選手段273により実行される。
【0139】
「RB中ナビ獲得抽選」後、ステップS24からステップS25に進み、「RB中ナビ当選?」が判定される。当該判定は、
図4に示す第1制御手段271により実行される。
上記判定の結果、「RB中ナビ」が当選の場合には、ステップS25からステップS26に進み、「RB中ナビ実行決定」が実行される。当該処理は、
図4に示す第1制御手段271により実行される。その結果、「BB一般遊技中」(有利遊技中一般遊技)から「RB1作動中」(有利遊技中特別遊技)に移行後、「押し順ナビ」が実行される。「RB中ナビ実行決定」後、本フローチャートを終了する。
【0140】
これに対し、ステップS25における判定の結果、「RB中ナビ」が当選していない場合、すなわち「非当選」の場合には、分岐し、ステップS28に進む、ステップS28においては、「RB中ナビナシ」が実行される。その結果、「BB一般遊技中」(有利遊技中一般遊技)から「RB1作動中」(有利遊技中特別遊技)に移行後、「押し順ナビ」が行われない。
「RB中ナビナシ」の実行後、本フローチャートを終了する。
【0141】
一方、先に説明したステップS23における判定の結果、第1停止が左リール52でない場合、すなわち遊技者が「逆押し」を選択した場合には、分岐し、ステップS27に進む。ステップS27においては、「左リールにシンボル停止?」が判定される。すなわち、左リール52の有効ライン55上に「バー」(シンボル)の図柄51が停止表示されたか否かが判定される。当該判定は、
図4に示す第1制御手段271により実行される。
【0142】
上記判定の結果、左リール52にシンボルである「バー」の図柄51が停止した場合、すなわち「成功」の場合には、先に説明したステップS26に進み、「RB中ナビ実行決定」が実行される。
これに対し、ステップS27における判定の結果、左リール52にシンボルである「バー」が停止表示されていない場合、すなわち「失敗」した場合には、分岐し、先に説明したステップS28に進み、「RB中ナビナシ」が実行される。
【0143】
(
図12及び
図13に示す第2の技術介入に関連するフローチャートの説明)
図12を用いて、第2の技術介入に関連する遊技の流れを説明する。
まず、
図5に示す「RT1」(第1状態)において、ステップS30に進み、「役抽選処理」が実行される。「役抽選処理」は、
図3に示すメイン制御手段200における役抽選手段210により実行される。
【0144】
「役抽選処理」後、ステップS30からステップS31に進み、「RT1遊技数カウンタ更新」が実行される。すなわち、「RT1遊技数カウンタ」には、初期値として「所定の遊技区間」である「30G」が設定され、「役抽選処理」の度に、「1G」ずつ減算させる。当該処理は、
図3に示す「通常遊技制御手段250」に実行される。
【0145】
「RT1遊技数カウンタ更新」後、ステップS31からステップS32に進み、
図7に示す「リプレイBorCに当選?」が判定される。当該判定は、
図4に示す第2制御手段272により実行される。
上記判定の結果、
図7に示す「リプレイB」か、「リプレイC」のいずれかにも当選していない場合には、分岐し、ステップS32から
図13を用いて後述するステップS41に進む。
【0146】
これに対し、ステップS32において、
図7に示す「リプレイB」か、「リプレイC」のいずれか一方に当選している場合には、ステップS32からステップS33に進み、「サブに逆押しナビ実行コマンド送信」を実行する。
すなわち、
図4に示す第2制御手段272により、送信制御手段280を介して、「逆押しナビ実行コマンド」をサブ制御手段300に送信する。サブ制御手段300は、受信制御手段310を介して、「逆押しナビ実行コマンド」を受信すると、ナビゲーション制御手段340により、「技術介入役成立ナビ」を実行させる。その結果、遊技者は、「逆押し」により「第2の技術介入」が可能なことを知ることができる。
【0147】
「逆押しナビ実行コマンド」の送信後、ステップS33からステップS34に進み、「第1停止操作は右リール?」を判定する。すなわち、第1停止として、
図1の右ストップスイッチ37を操作し、右リール54が停止したか、すなわち遊技者が「逆押し」を選択したか否かを判定している。当該判定は、
図4に示す第2制御手段272により実行される。
【0148】
上記判定の結果、第1停止操作が右リール54の場合、すなわち遊技者が「逆押し」を選択した場合には、ステップS34から
図13を用いて後述するステップS40に進む。
これに対し、第1停止操作が右リール54でない場合、すなわち遊技者が「順押し」或いはいわゆる「中押し」を選択した場合には、ステップS34から
図13を用いて後述するステップS50に進む。
【0149】
(
図13に示すフローチャートの説明)
図13を用いて、
図12に続くフローチャートについて説明する。
図12に示すステップS34において、遊技者が「逆押し」を選択、すなわち「第2の技術介入」を選択した場合には、
図13に示すステップS40に進み、「左リールにシンボル停止?」が判定される。すなわち、左リール52の有効ライン55上に、「バー」(シンボル)の図柄51が停止表示されたか否かが判定される。当該判定は、
図4に示す第2制御手段272により実行される。
【0150】
上記判定の結果、左リール52にシンボルである「バー」が停止表示された場合、すなわち
図6に示す「RP2」に入賞する。このため、「RT2」(第2状態)への移行が回避され、ステップS40から次のステップS41に進む。ステップS41において、「RT遊技数カウンタ値は1以上?」が判定される。当該判定は、
図4に示す第2制御手段272により実行される。
【0151】
上記判定の結果、「RT遊技数カウンタ値」が1以上、すなわち残り遊技数が「1G」以上ある場合には、ステップS41から次のステップS42に進む。ステップS42においては、「RT1継続」、すなわち何もせずに本フローチャートを終了する。
【0152】
これに対し、ステップS41において、「RT遊技数カウンタ値」が1以上でない場合、すなわち残り遊技数が「0G」である場合には、分岐し、ステップS43に進む。ステップS43においては、「通常遊技移行処理」が実行され、「RT1」(第1状態)から「非RT」(通常遊技)に移行し、本フローチャートを終了する。当該処理は、
図3に示す「通常遊技制御手段250」に実行される。
また、先に説明した
図12に示すステップS32において、判定の結果、「リプレイB」か、「リプレイC」のいずれかにも当選していない場合にも、上記したステップS41に進み、「RT遊技数カウンタ値は1以上?」が判定される。
【0153】
一方、ステップS40において、判定の結果、左リール52にシンボルである「バー」が停止しなかった場合、すなわち
図6に示す「RP1」に入賞した場合には、分岐し、ステップS60に進む。
ステップS60においては、「RT1遊技数カウンタ参照、RT2AT遊技数決定」が実行される。すなわち、後述する
図9に示すように、「RT1遊技数カウンタ」のカウント値である「RT1残り遊技数」に基づいて、「RT2AT遊技数」、すなわち「AT遊技数」を決定する。当該処理は、
図4に示す第2制御手段272におけるAT遊技数決定手段274より実行される。
【0154】
上記処理後、ステップS60からステップS61に進み、「RT2移行処理」が実行される。すなわち、「RT1」(第1状態)から「RT2」(第2状態)に移行し、本フローチャートを終了する。当該処理は、
図3に示す「通常遊技制御手段250」に実行される。
【0155】
一方、
図12に示すステップS34において、遊技者が「逆押し」を選択せず、すなわち「順押し」或いは「中押し」が選択された場合には、分岐し、
図13に示すステップS50に進み、「当選役はリプレイB?」が判定される。当該判定は、
図4に示す第2制御手段272により実行される。
上記判定の結果、「当選役」が「リプレイB」でない場合、すなわち「リプレイC」に当選している場合には、分岐し、先に説明したステップS60に進む。ステップS60においては、「RT2」(第2状態)に移行後の「AT遊技数」を、「RT1遊技数カウンタ」のカウント値である「RT1残り遊技数」を用いて決定する。
【0156】
これに対し、先に説明したステップS50による判定の結果、「当選役」が「リプレイB」である場合には、次のステップS51に進む。ステップS51においては、「第1停止操作は中リール?」が判定される。すなわち、第1停止として、
図1の中ストップスイッチ36を操作し、中リール53が停止したか、すなわち遊技者が「中押し」を選択したか否かを判定している。当該判定は、
図4に示す第2制御手段272により実行される。
上記判定の結果、第1停止操作が中リール53でない場合、すなわち「順押し」が選択されている場合には、分岐し、先に説明したステップS60に進む。ステップS60においては、「RT2」(第2状態)に移行後の「AT遊技数」を、「RT1遊技数カウンタ」のカウント値である「RT1残り遊技数」を用いて決定する。
【0157】
これに対し、先に説明したステップS51による判定の結果、第1停止操作が中リール53である場合、すなわち「中押し」が選択された場合には、次のステップS52に進む。ステップS52においては、「左リールにシンボル停止?」が判定される。すなわち、左リール52に、シンボルである「バー」が停止表示されたか否かが判定される。当該判定は、
図4に示す第2制御手段272により実行される。
【0158】
上記判定の結果、左リール52にシンボルである「バー」が停止しなかった場合、すなわち「RT2」(第2状態)への移行の回避に「失敗」の場合には、分岐し、ステップS60に進み、「RT2」(第2状態)に移行後の「AT遊技数」を、「RT1遊技数カウンタ」のカウント値である「RT1残り遊技数」を用いて決定する。
【0159】
これに対し、先に説明したステップS52による判定の結果、左リール52にシンボルである「バー」が停止した場合、すなわち「RT2」(第2状態)への移行の回避に「成功」した場合には、ステップS41に進み、「RT遊技数カウンタ値は1以上?」が判定される。
【0160】
(
図14を用いた
図8の第1の変形例の説明)
図14を用いて、第2の実施の形態に係る
図8の第1の変形例について説明する。
本実施の形態は、「逆押し」を選択し、「失敗」した場合に、
図8に示すように、「押し順ナビ無し」とするのでなく、BB中の「ナビ抽選」により、例えば50%の確率で「押し順ナビ有り」に当選するようにしている点である。
「ナビ抽選」は、
図3に示すメイン制御手段200の有利遊技制御手段260により実行し、役抽選手段210による役抽選の結果、ナビ有りの役に当選した場合に抽選される。
なお、「ナビ抽選」の抽選確率として、「50%」を例示したが、これに限定されず、抽選確率を更に抽選するようにしてもよい。
【0161】
(
図15を用いた
図8の第2の変形例の説明)
図14を用いて、第2の実施の形態に係る
図8の第1の変形例について説明する。
本実施の形態は、「逆押し」を選択し、「失敗」した場合に、
図8に示す場合と同様に、「押し順ナビ無し」とするが、BB中RBに移行後、「救済抽選」を実行し、「押し順ナビ無し」を「押し順ナビ有り」に変更できる機会を遊技者に付与するようにした点である。
「救済抽選」は、
図3に示すメイン制御手段200の有利遊技制御手段260により実行し、役抽選手段210による役抽選の結果、ナビ有りの役に当選した場合に抽選される。
【0162】
「救済抽選」の結果、「当選」の場合には、「押し順ナビ無し」を「押し順ナビ有り」に変更され、
図14を用いた先に説明した第1の変形例の場合と同様に、BB中の「ナビ抽選」により、例えば50%の確率で「押し順ナビ有り」に当選するようにしている。
これに対し、「救済抽選」の結果、「非当選」の場合には、「押し順ナビ無し」の状態が維持される。
なお、「救済抽選」は、BB中RBに1回だけ実施してもよいし、或いは「非当選」の場合に複数回、実行するようにしてもよい。また、「ナビ抽選」の抽選確率として、「50%」を例示したが、これに限定されず、抽選確率を更に抽選するようにしてもよいし、或いは複数回の「救済抽選」により、抽選確率が上昇或いは下降するようにしてもよい。
【0163】
(実施の形態の補足的な説明)
上記実施の形態は、以下の技術思想を包含する特徴点を含むものである。
なお、カッコ内の符号は、発明の実施の形態において用いた符号を示し、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
【0164】
(1)第1の特徴点
(1−1)第1の特徴点の構成
第1の特徴点は、次の通りである。
第1に、通常遊技と、通常遊技より遊技者に有利な有利遊技とを備える。
第2に、前記有利遊技においては、複数個のストップスイッチの所定の停止操作を報知可能である。
【0165】
第3に、有利遊技中一般遊技と、前記有利遊技中一般遊技において役抽選の結果、特別遊技移行役に当選し、前記特別遊技移行役に入賞することで移行可能な前記有利遊技中特別遊技とを備える。
第4に、前記有利遊技中特別遊技においては、前記所定の停止操作の報知が作動する作動状態と、前記所定の停止操作の報知が作動しない非作動状態とに分かれる。
【0166】
第5に、前記有利遊技中一般遊技においては、前記特別遊技移行役の当選時に、所定の停止操作にかかわる報知が行われ、当該報知に従って前記ストップスイッチを用いた目押しによる技術介入を遊技者が選択し、当該技術介入に成功した場合には、前記有利遊技中特別遊技に移行後、前記作動状態に移行させる。
第6に、前記技術介入に失敗した場合には、前記有利遊技中特別遊技に移行後、前記成功の場合と比較し、前記作動状態の頻度が低い状態に移行させる。
【0167】
第7に、前記報知に従わず、前記技術介入を遊技者が回避した場合には、予め設定した確率により、前記作動状態と前記非作動状態とを振り分けるようにする。
第8に、前記有利遊技の終了後、再遊技確率が高く、前記所定の停止操作の報知可能な再遊技状態に移行する。
【0168】
第9に、前記再遊技状態には、段階的に移行可能な複数種類の少なくとも第1状態と、第2状態とを含む。
第10に、前記第1状態においては、所定の遊技区間の間、実行可能であり、前記所定の遊技区間の間、前記役抽選の結果、前記第2状態に移行するための第2状態移行役に当選し、当該第2状態移行役に対応する図柄を、前記ストップスイッチを用い停止表示させたことを条件として前記第2状態に移行させる。
【0169】
第11に、前記条件を達成させずに、前記所定の遊技区間を終了した場合には、前記第1状態を終了して前記通常遊技に移行させる。
第12に、前記第2状態においては、当該第2状態の終了後、前記通常遊技に移行させる。
第13に、前記第1状態における前記所定の遊技区間の残り区間に応じて移行後の前記第2状態における報知回数を変動させている。
【0170】
(1−2)第1の特徴点と実施の形態との対応関係
第1の特徴点と実施の形態との対応関係は、次の通りである。
ここで、「通常遊技」は、例えば
図5に示す「非ボーナス中」の「通常状態」が相当する。
ここで、「有利遊技」は、例えば
図5に示す「ボーナス中」のうち、「BB中」をいう。
「BB中」の「BB」が「ビッグ・ボーナス」の略語である。
【0171】
ここで、「所定の停止操作を報知可能」とは、例えば
図1に示すスロットマシン(10)の筐体(11)の左、中、右のストップスイッチ(35〜37)の停止操作に係わる情報の報知を、当該スロットマシン(10)に搭載されているナビゲーション表示装置(60)によって行わせる作動状態をいう。
ここで、「有利遊技中一般遊技」は、例えば
図5に示す「BB中」(有利遊技)の「BB通常遊技中状態」が相当する。「BB通常遊技中状態」は、同図の「RB1作動中」以外の遊技状態をいう。
【0172】
ここで、「有利遊技中特別遊技」は、例えば
図5に示す「RB1作動中」が相当する。「RB1作動中」は、例えば8ゲーム(8G)を消化すると、「BB通常遊技中状態」(有利遊技中一般遊技)に移行する。
ここで、「特別遊技移行役」としては、例えば
図6に示す「RB1」がある。
【0173】
ここで、「前記特別遊技移行役に入賞する」とは、例えば
図6に示す「RB1」に当選し、当該「RB1」に入賞させることを意味する。すなわち、「RB1」の図柄(51)の組み合わせは、「バー・リプ1・リプ2、ベル1・ベル2、ベル1・ベル2」の組み合わせの一つのを、例えば
図1に示す有効ライン(55)上に停止表示させた場合をいう。
ここで、「所定の停止操作にかかわる報知」としては、例えば
図1に示すナビゲーション表示装置(60)により、いわゆる「逆押し」を報知している。「逆押し」としては、例えば同図のリール右下ランプ(63)を点灯又は点滅させて、第1停止として右ストップスイッチ(37)の操作を示唆する。
【0174】
ここで、「当該報知に従って前記ストップスイッチを用いた目押しによる技術介入を遊技者が選択し、」とは、第1停止として、例えば
図1に示す右ストップスイッチ(37)を最初に操作した場合を意味する。
ここで、「当該技術介入に成功した場合には、」とは、例えば
図6に示す「RB1」に当選・入賞し、尚且つ左リール(52)の有効ライン(55)上に、「バー」(シンボル)の図柄(51)を停止表示させた場合をいう。
【0175】
ここで、「前記有利遊技中特別遊技に移行後、前記作動状態に移行させる。」とは、例えば
図5に示す「RB1作動中」において、例えば
図1に示すナビゲーション表示装置(60)によりいわゆる「押し順」を報知するという意味である。
ここで、「前記技術介入に失敗した場合には、」とは、例えば
図6に示す「RB1」に当選・入賞し、尚且つ左リール(52)の有効ライン(55)上に、「バー」(シンボル)の図柄(51)を停止表示させることに失敗した場合、すなわち「リプ1」又は「リプ2」が停止表示された場合をいう。
【0176】
ここで、「前記有利遊技中特別遊技に移行後、前記成功の場合と比較し、前記作動状態の頻度が低い状態に移行させる。」とは、例えば
図5に示す「RB1作動中」において、例えば
図1に示すナビゲーション表示装置(60)を非作動状態とし、いわゆる「押し順」を報知しないという意味である。
ここで、「前記報知に従わず、前記技術介入を遊技者が回避した場合には、」とは、例えば
図6に示す「RB1」に当選・入賞し、且つ第1停止として、例えば
図1に示す右ストップスイッチ(37)の操作しなかった場合、例えばいわゆる「順押し」を選択した場合、左ストップスイッチ(35)を最初に操作した場合を意味する。
【0177】
ここで、「予め設定した確率により、前記作動状態と前記非作動状態とを振り分けるようにする。」とは、例えば
図1に示すナビゲーション表示装置(60)を非作動状態とする確率として、例えば
図8に示すように「25%」(64/256)とし、作動状態とする確率として、例えば「75%」(192/256)とに振り分けている。
なお、上記した遊技の有利の流れについては、例えば
図11に例示した。
【0178】
ここで、「再遊技状態」としては、例えば
図5においては、「RT1」及び「RT2」が相当する。「RT1」及び「RT2」は、他のRTより再遊技確率が高く設定されている。
ここで、「第1状態」としては、例えば
図5に示す「RT1」が、「第2状態」としては「RT2」がそれぞれ相当する。
【0179】
ここで、「前記第1状態においては、所定の遊技区間」としては、例えば「30ゲーム」(30G)が設定されている。
ここで、「前記役抽選の結果、前記第2状態に移行するための第2状態移行役」としては、例えば
図7に示す「リプレイB」及び「リプレイC」中の「RP1」が相当する。
【0180】
ここで、「当該第2状態移行役に対応する図柄」としては、例えば
図6に示す「RP1」、すなわち「リプ1・リプ2、リプ1・リプ2、リプ1」の図柄(51)の組み合わせが相当する。
ここで、「前記条件を達成させずに、前記所定の遊技区間を終了した場合には、前記第1状態を終了して前記通常遊技に移行させる。」とは、例えば
図7に示す「リプレイB」及び「リプレイC」に当選せずに、「30ゲーム」(30G)を消化した場合には、例えば
図5に示すように、第1状態(RT1)を終了して通常遊技として、例えば「非RT」に移行させるという意味である。
【0181】
ここで、「前記第2状態においては、当該第2状態の終了後、前記通常遊技に移行させる。」とは、例えば
図5に示すように、第2状態(RT2)を終了して「通常遊技」である「非RT」に移行させるという意味である。
ここで、「前記第1状態における前記所定の遊技区間の残り区間」とは、「所定の遊技区間」である例えば「30ゲーム」(30G)から、第2状態(RT2)への移行時の第1状態(RT1)の遊技数を差し引いた残数である。
【0182】
ここで、「前記第1状態における前記所定の遊技区間の残り区間に応じて移行後の前記第2状態における報知回数を変動させている。」としては、第1状態(RT1)の「残り遊技数」を応じて、例えば
図9に示すように、第2状態(RT2)における「報知回数」である「AT遊技数」を増減させている。
【0183】
例えば、第1状態(RT1)の初期、例えば「5ゲーム目」において第2状態(RT2)に移行した場合には、「30G」から「5G」を引き、「残り区間」(残り遊技数)は「25G」となる。すなわち、「残り遊技数」は「25G」であるので、例えば
図9に示すように、「報知回数」である「AT遊技数」は、「30G」となる。
【0184】
また、第1状態(RT1)の後期、例えば「25ゲーム目」において第2状態(RT2)に移行した場合には、「30G」から「25G」を引き、「残り区間」(残り遊技数)は「5G」となる。すなわち、「残り遊技数」は「5G」となり、「報知回数」である「AT遊技数」は、例えば
図9に示すように、「70G」となる。
なお、上記した遊技の有利の流れについては、例えば
図12及び
図13に例示した。
【0185】
(1−3)第1の特徴点のバリエーション
第1の特徴点のバリエーションは、次の通りである。
ここで、「所定の停止操作を報知可能」として、例えば
図1に示すナビゲーション表示装置(60)を例示したが、これに限定されず、図示しないが、液晶等の画像表示装置を用いて報知するようにしてもよい。
ここで、「所定の停止操作にかかわる報知」としては、例えば
図1に示すナビゲーション表示装置(60)を例示したが、これに限定されず、図示しないが、押し順の報知と、技術介入に関する報知とを別の装置で報知するようにしてもよいし、或いは図示しないが、液晶等の画像表示装置を用いて報知するようにしてもよい。
ここで、「前記成功の場合と比較し、前記作動状態の頻度が低い状態に移行させる。」として、例えば
図8に示す「RB中のナビ無し」を例示したが、これに限定されず、例えば
図14に示すように、BB中の「ナビ抽選」により、例えば50%の確率で「押し順ナビ有り」に当選するようにしたり、或いは例えば
図15に示すように、一旦、「押し順ナビ無し」とし、BB中RBに移行後、「救済抽選」を実行し、「押し順ナビ無し」を「押し順ナビ有り」に変更できる機会を遊技者に付与するようにしてもよい。
【0186】
ここで、「再遊技状態」としては、「第1状態」である「RT1」と、「第2状態」である「RT2」との2種類を例示したが、これに限定されず、3種類以上としてもよい。
ここで、第1状態(RT1)の「残り遊技数」及び第2状態(RT2)における「報知回数」である「AT遊技数」を、例えば
図9に例示したが、数値は
図9に例示したものに限定されない。
ここで、「所定の遊技区間」としては、「30ゲーム」(30G)を例示したが、これに限定されず、例えば「2〜29G」或いは「31G」以上としてもよい。
【0187】
(1−4)第1の特徴点の作用効果
第1の特徴点の作用効果は、次の通りである。
すなわち、第1の特徴点によれば、有利遊技中一般遊技においては、特別遊技移行役の当選時に、所定の停止操作にかかわる報知を行い、遊技者が報知に従うか否かを選択する機会を付与することができる。
すなわち、遊技者が報知に従った場合には、遊技者の技術介入により有利な結果を導くことが可能であるのに対し、当該報知に従わなかった場合には、抽選の確率で結果が決まるようにすることで、いわゆる運に任せた遊技が可能である。
その結果、第1の特徴点によれば、遊技者の技量に応じた遊技を楽しむことができるばかりでなく、遊技に不慣れな遊技者でも遊技を楽しむことができる。
【0188】
これに加え、第1の特徴点によれば、有利遊技の終了後、複数種類の少なくとも第1状態から第2状態に段階的に移行させ、第1状態の残遊技数に応じて移行後の第2状態における報知回数を変動させることができる。
その結果、第1の特徴点によれば、遊技者の技術介入により、第2状態における報知回数を変動させ、いわゆるARTゲーム数を伸ばす機会を遊技者に付与することができる。
【0189】
(2)第2の特徴点
(2−1)第2の特徴点の構成
第2の特徴点は、次の通りである。
第1に、通常遊技と、前記通常遊技より遊技者に有利な有利遊技とを備える。
第2に、前記有利遊技の終了後、再遊技確率が高く、複数個のストップスイッチの所定の停止操作を報知可能な再遊技状態に移行する。
【0190】
第3に、前記再遊技状態には、段階的に移行可能な複数種類の少なくとも第1状態と、第2状態とを含む。
第4に、前記第1状態においては、所定の遊技区間の間、実行可能であり、前記所定の遊技区間の間、前記役抽選の結果、前記第2状態に移行するための第2状態移行役に当選し、当該第2状態移行役に対応する図柄を、前記ストップスイッチを用い停止表示させたことを条件として前記第2状態に移行させる。
【0191】
第5に、前記条件を達成させずに、前記所定の遊技区間を終了した場合には、前記第1状態を終了して前記通常遊技に移行させる。
第6に、前記第2状態においては、当該第2状態の終了後、前記通常遊技に移行させる。
第7に、前記第1状態における前記所定の遊技区間の残り区間に応じて移行後の前記第2状態における報知回数を変動させている。
【0192】
(2−2)第2の特徴点と実施の形態との対応関係
第2の特徴点と実施の形態との対応関係は、先に説明した第1の特徴点と同様であるので、省略する。
【0193】
(2−3)第2の特徴点のバリエーション
第2の特徴点のバリエーションは、先に説明した第1の特徴点と同様であるので、省略する。
【0194】
(2−4)第2の特徴点の作用効果
第2の特徴点は、次のような作用効果を奏する。
すなわち、第2の特徴点によれば、第2の特徴点と同様に、遊技者の技術介入により、第2状態における報知回数を変動させ、いわゆるARTゲーム数を伸ばす機会を遊技者に付与することができる。
【0195】
(3)第3の特徴点
(3−1)第3の特徴点の構成
第3の特徴点は、上記した第1の特徴点又は第2の特徴点に加え、次の通りである。
第1に、前記第1状態においては、前記第2状態移行役の当選時に、所定の停止操作にかかわる報知が行われ、当該報知に従って前記ストップスイッチを用いた目押しによる技術介入を遊技者が選択し、当該技術介入に成功した場合には、当該第1状態を継続させ、
第2に、前記技術介入に失敗した場合には、当該第1状態から前記第2状態に移行させる。
【0196】
(3−2)第3の特徴点と実施の形態との対応関係
第3の特徴点と実施の形態との対応関係は、次の通りである。
ここで、「前記第2状態移行役の当選時」としては、例えば
図7に示す「リプレイB」及び「リプレイC」中の「RP1」が相当する。
ここで、「所定の停止操作にかかわる報知」としては、例えば
図1に示すナビゲーション表示装置(60)により、いわゆる「逆押し」を報知している。「逆押し」としては、例えば同図のリール右下ランプ(63)を点灯又は点滅させて、第1停止として右ストップスイッチ(37)の操作を示唆する。
【0197】
ここで、「当該報知に従って前記ストップスイッチを用いた目押しによる技術介入を遊技者が選択し、」とは、第1停止として、例えば
図1に示す右ストップスイッチ(37)を最初に操作した場合を意味する。なお、右ストップスイッチ(37)のほか、例えば
図13に示すように、中ストップスイッチ(36)を最初に操作した場合も含まれる。
ここで、「当該技術介入に成功した場合には、」とは、左リール(52)の有効ライン(55)上に、「バー」(シンボル)の図柄(51)を停止させた場合をいう。すなわち、例えば
図7に示す「リプレイB」及び「リプレイC」の当選時には、第2状態移行役である「RP1」のほか、単なる「リプレイ役」である「RP2」も同時当選している。
【0198】
上記「RP2」の図柄(51)の組み合わせは、
図6に示すように、「バー(シンボル)、リプ1・リプ2、リプ1」の図柄(51)の組み合わせが相当する。このため、左リール(52)に、「バー」(シンボル)の図柄(51)を停止させることに成功した場合には、単なる「リプレイ役」(RP2)となり、
ここで、「当該第1状態を継続させ、」とは、単なる「リプレイ役」(RP2)の入省することとなり、「第2状態」(RT2)への移行が回避され、「第1状態」(RT1)が継続されるという意味である。
【0199】
ここで、「前記技術介入に失敗した場合には、」左リール(52)の有効ライン(55)上に、「バー」(シンボル)の図柄(51)を停止させることができなかった場合をいう。このときには、第2状態移行役である「RP1」に当選していることから、いわゆる「引き込み制御」が作動し、左リール(52)の有効ライン(55)上に、「リプ1・リプ2」が停止表される。
ここで、「当該第1状態から前記第2状態に移行させる。」とは、左リール(52)の有効ライン(55)上に、「リプ1・リプ2」が停止表されることから、第2状態移行役である「RP1」に入賞し、その結果、「第1状態」(RT1)から「第2状態」(RT2)に移行するという意味である。
【0200】
(3−3)第3の特徴点のバリエーション
第3の特徴点のバリエーションは、次の通りである。
ここで、「前記第2状態移行役の当選時」として、「リプレイB」及び「リプレイC」中の「RP1」を例示したが、これに限定されず、「リプレイB」と「リプレイC」とのいずれか一方でもよいし、3個以上としてもよい。
ここで、「所定の停止操作にかかわる報知」として、「逆押し」を例示したが、これに限定されず、例えばいわゆる「中押し」でもよい。
【0201】
ここで、「当該報知に従って前記ストップスイッチを用いた目押しによる技術介入を遊技者が選択し、」として、第1停止として右ストップスイッチ(37)に加え、中ストップスイッチ(36)を最初に操作した場合を例示したが、これに限定されず、いずれか一方だけでもよい。
ここで、「当該技術介入に成功した場合には、」として、左リール(52)の有効ライン(55)上に、「バー」(シンボル)の図柄(51)を停止させた場合を例示したが、これに限定されず、他の図柄(52)でもよい。
【0202】
(3−4)第3の特徴点の作用効果
第3の特徴点は、上記した第1の特徴点又は第2の特徴点の作用効果に加え、次のような作用効果を奏する。
すなわち、第3の特徴点によれば、第1状態においては、第2状態移行役の当選時に、所定の停止操作にかかわる報知を行い、遊技者が報知に従うか否かを選択する機会を付与することができるようにしたものである。
その結果、第3の特徴点によれば、遊技者が報知に従って技術介入に成功した場合には、第2状態への移行を回避でき、当該第1状態を継続させることができる。
【0203】
(4)第4の特徴点
(4−1)第4の特徴点の構成
第4の特徴点は、上記した第1〜第3の特徴点のいずれか一つの特徴点に加え、次の通りである。
すなわち、第4の特徴点は、前記残り区間を段階的に評価し、移行後の前記第2状態における前記報知回数を段階的に変化させていることを特徴とする。
【0204】
(4−2)第4の特徴点と実施の形態との対応関係
第4の特徴点と実施の形態との対応関係は、次の通りである。
ここで、「前記残り区間」とは、「所定の遊技区間」である例えば「30ゲーム」(30G)から、第2状態(RT2)への移行時の第1状態(RT1)の遊技数を差し引いた残数である。
【0205】
ここで、「前記残り区間を段階的に評価し、移行後の前記第2状態における前記報知回数を段階的に変化させている」としては、例えば
図9に示すように、「残り区間」である「残り遊技数」を複数段階、すなわち3段階に分けて評価し、当該残り遊技数を基準として、移行後の前記第2状態における報知回数である「AT遊技数」を、複数段階、すなわち同数である3段階に分けて変化させている。
例えば、「残り遊技数」が、
図9に示すように、「20〜29G」の場合には、「AT遊技数」を「30G」とし、「10〜19G」の場合には、「AT遊技数」を「50G」とし、「0〜9G」の場合には、「AT遊技数」を「50G」としている。
【0206】
(4−3)第4の特徴点のバリエーション
第4の特徴点のバリエーションは、次の通りである。
ここで、「前記残り区間を段階的に評価し、移行後の前記第2状態における前記報知回数を段階的に変化させている」としては、例えば3段階に分けて評価し、3段階に分けて変化させたが、これに限定されず、例えば2段階或いは4段階以上としてもよい。
【0207】
(4−4)第4の特徴点の作用効果
第4の特徴点は、上記した第1〜第3の特徴点のいずれか一つの特徴点の作用効果に加え、次のような作用効果を奏する。
すなわち、第4の特徴点によれば、残り区間を段階的に評価し、移行後の前記第2状態における報知回数を段階的に変化させることができる。
【0208】
(5)第5の特徴点
(5−1)第5の特徴点の構成
第5の特徴点は、次の通りである。
第1に、通常遊技と、通常遊技より遊技者に有利な有利遊技とを備える。
第2に、前記有利遊技においては、複数個のストップスイッチの所定の停止操作を報知可能である。
【0209】
第3に、有利遊技中一般遊技と、前記有利遊技中一般遊技において役抽選の結果、特別遊技移行役に当選し、前記特別遊技移行役に入賞することで移行可能な前記有利遊技中特別遊技とを備える。
第4に、前記有利遊技中特別遊技においては、前記所定の停止操作の報知が作動する作動状態と、前記所定の停止操作の報知が作動しない非作動状態とに分かれる。
【0210】
第5に、前記有利遊技中一般遊技においては、前記特別遊技移行役の当選時に、所定の停止操作にかかわる報知が行われ、当該報知に従って前記ストップスイッチを用いた遊技者の目押しによる技術介入を遊技者が選択し、当該技術介入に成功した場合には、前記有利遊技中特別遊技に移行後、前記作動状態に移行させる。
第6に、前記技術介入に失敗した場合には、前記有利遊技中特別遊技に移行後、前記成功の場合と比較し、前記作動状態の頻度が低い状態に移行させる。
第7に、前記報知に従わず、前記技術介入を遊技者が回避した場合には、予め設定した確率により、前記作動状態と前記非作動状態とを振り分けるようにしている。
【0211】
(5−2)第5の特徴点と実施の形態との対応関係
第5の特徴点と実施の形態との対応関係は、先に説明した第1の特徴点と同様であるので、省略する。
【0212】
(5−3)第5の特徴点のバリエーション
第5の特徴点のバリエーションは、先に説明した第1の特徴点と同様であるので、省略する。
【0213】
(5−4)第5の特徴点の作用効果
第5の特徴点は、上記した第1〜第4の特徴点のいずれか一つの特徴点の作用効果に加え、次のような作用効果を奏する。
すなわち、第5の特徴点によれば、第1の特徴点と同様に、遊技者の技量に応じた遊技を楽しむことができるばかりでなく、遊技に不慣れな遊技者でも遊技を楽しむことができるようにしたものである。
【解決手段】 有利遊技の終了後、再遊技確率が高く、所定の停止操作の報知可能な再遊技状態に移行し、第1状態においては、所定の遊技区間の間、実行可能であり、遊技区間の間、役抽選の結果、第2状態に移行するための第2状態移行役に当選し、当該第2状態移行役に対応する図柄を、ストップスイッチを用い停止表示させたことを条件として第2状態に移行させ、条件を達成させずに、所定の遊技区間を終了した場合には、第1状態を終了して通常遊技に移行させ、第2状態においては、当該第2状態の終了後、通常遊技に移行させ、第1状態における所定の遊技区間の残り区間に応じて移行後の第2状態における報知回数を変動させている。