(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
前記第1ユーザ装置から前記第1信号を前記1個以上の第1PRBの各PRBで送信するために使用される前記送信電力候補は、前記第1電力及び前記第2電力の中の小さい方の電力である、請求項2〜4のいずれか一項に記載の方法。
前記第1ユーザ装置から前記第1信号を前記1個以上の第1PRBの各PRBで送信するために使用される前記送信電力候補は、前記第1ユーザ装置でサポートされる前記最大送信電力、前記第1電力、及び前記第2電力の中の最小電力である、請求項2〜4のいずれか一項に記載の方法。
前記電力情報は、前記1個以上の第1PRBの電力設定情報を含み、前記第1ユーザ装置から前記第1信号を前記1個以上の第1PRBの各PRBで送信するために使用される前記送信電力候補は第1電力であり、前記第1電力は、前記第1ユーザ装置により、前記1個以上の第1PRBの前記位置、及び前記1個以上の第1PRBの前記電力設定情報に基づいて決定される、
または
前記第1ユーザ装置から前記第1信号を前記1個以上の第1PRBの各PRBで送信するために使用される前記送信電力候補は、前記第1ユーザ装置でサポートされる前記最大送信電力、及び第1電力の中の小さい方の電力であり、前記第1電力は、前記第1ユーザ装置により、前記1個以上の第1PRBの前記位置、及び前記1個以上の第1PRBの前記電力設定情報に基づいて決定される、請求項1に記載の方法。
前記電力情報は、前記1個以上の第1PRBの電力制御パラメータ情報を含み、前記第1ユーザ装置から前記第1信号を前記1個以上の第1PRBの各PRBで送信するために使用される前記送信電力候補は第2電力であり、
前記第2電力は、前記第1ユーザ装置により、前記1個以上の第1PRBの前記位置、及び前記1個以上の第1PRBの前記電力制御パラメータ情報に基づいて決定される、
または
前記第1ユーザ装置から前記第1信号を前記1個以上の第1PRBの各PRBで送信するために使用される前記送信電力候補は、前記第1ユーザ装置でサポートされる前記最大送信電力、及び第2電力の中の小さい方の電力であり、前記第2電力は、前記第1ユーザ装置により、前記1個以上の第1PRBの前記位置、及び前記1個以上の第1PRBの前記電力制御パラメータ情報に基づいて決定される、請求項1に記載の方法。
前記電力設定情報は、基準送信電力、及び前記1個以上の第1PRBの各PRBに対応するオフセット値を含み、前記第1電力は、前記第1ユーザ装置により、前記1個以上の第1PRBの前記位置、前記基準送信電力、及び前記1個以上の第1PRBの各PRBに対応する前記オフセット値に基づいて決定される、請求項2、3、5、6、及び7のいずれか一項に記載の方法。
前記送信電力は、前記第1ユーザ装置により、前記1個以上の第1PRBの前記位置、及び基地局から供給される電力情報に基づいて決定され、前記電力情報は、前記第1ユーザ装置から前記第1信号を前記1個以上の第1PRBの各PRBで送信するために使用される前記送信電力を含む、請求項1または14に記載の方法。
前記第1ユーザ装置から前記第1信号を前記1個以上の第1PRBの各PRBで送信するために使用される前記最大送信電力は、前記第1ユーザ装置から前記第1信号を前記1個以上の第1PRBで送信するために使用される前記少なくとも1つの送信電力候補の中の最小電力である、請求項17に記載の方法。
前記第1信号は、装置間(D2D)の発見信号、D2Dの直接通信信号、ユーザ装置から基地局への物理上りリンク制御チャネルPUCCH信号、及びユーザ装置から基地局への物理上りリンク共有チャネルPUSCH信号のうちのいずれか1つの信号である、請求項1〜18のいずれか一項に記載の方法。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明の種々実施形態は、電力を状況に応じて調整することにより信号を送信して、ネットワーク性能を向上させることができる信号送信方法、ユーザ装置、及び基地局を提供する。
【0005】
第1の態様によれば、信号送信方法が提供され、前記方法は、第1ユーザ装置により、第1信号を送信するために利用される1個以上の第1物理リソースブロック(PRB、Physical Resource Block)を決定することと、前記第1ユーザ装置により、前記1個以上の第1PRBの位置に基づいて、前記第1ユーザ装置から前記第1信号を前記1個以上の第1PRBで送信するために使用される送信電力を決定することと、前記第1ユーザ装置から前記第1信号を前記1個以上の第1PRBで、前記送信電力を使用することにより送信することとを含む。
【0006】
第1の態様によれば、第1の態様の第1の実施形態では、前記送信電力は、前記第1ユーザ装置から前記第1信号を前記1個以上の第1PRBの各PRBで送信するために使用される最大送信電力以下の電力であり、前記第1ユーザ装置から前記第1信号を前記1個以上の第1PRBの各PRBで送信するために使用される前記最大送信電力は、前記第1ユーザ装置により、前記第1ユーザ装置から前記第1信号を前記1個以上の第1PRBの各PRBで送信するために使用される送信電力候補に基づいて決定され、そして前記第1ユーザ装置から前記第1信号を前記1個以上の第1PRBの各PRBで送信するために使用される前記送信電力候補は、前記第1ユーザ装置により、前記1個以上の第1PRBの前記位置、及び基地局から供給される電力情報に基づいて決定される。
【0007】
第1の適用可能な実施形態によれば、第2の実施形態では、前記電力情報は、前記1個以上の第1PRBの電力設定情報、及び前記1個以上の第1PRBの電力制御パラメータ情報を含み、そして前記第1ユーザ装置から前記第1信号を前記1個以上の第1PRBの各PRBで送信するために使用される前記送信電力候補は、前記第1ユーザ装置により、前記第1ユーザ装置から前記第1信号を前記1個以上の第1PRBの各PRBで送信するために使用される第1電力、及び前記第1ユーザ装置から前記第1信号を前記1個以上の第1PRBの各PRBで送信するために使用される第2電力に基づいて決定され、前記第1電力は、前記第1ユーザ装置により、前記1個以上の第1PRBの前記位置、及び前記1個以上の第1PRBの前記電力設定情報に基づいて決定され、前記第2電力は、前記第1ユーザ装置により、前記1個以上の第1PRBの前記位置、及び前記1個以上の第1PRBの前記電力制御パラメータ情報に基づいて決定される。
【0008】
第1の適用可能な実施形態によれば、第3の実施形態では、前記電力情報は、前記第1ユーザ装置の電力制御パラメータ情報、及び前記1個以上の第1PRBの電力設定情報を含み、そして前記第1ユーザ装置から前記第1信号を前記1個以上の第1PRBの各PRBで送信するために使用される前記送信電力候補は、前記第1ユーザ装置により、第1電力及び第2電力に基づいて決定され、前記第1電力は、前記第1ユーザ装置により、前記1個以上の第1PRBの前記位置、及び前記1個以上の第1PRBの前記電力設定情報に基づいて決定され、前記第2電力は、前記第1ユーザ装置により、前記1個以上の第1PRBの前記位置、及び前記第1ユーザ装置の前記電力制御パラメータ情報に基づいて決定される。
【0009】
第1の適用可能な実施形態によれば、第4の実施形態では、前記電力情報は、前記第1ユーザ装置の電力設定情報、及び前記1個以上の第1PRBの電力制御パラメータ情報を含み、そして前記第1ユーザ装置から前記第1信号を前記1個以上の第1PRBの各PRBで送信するために使用される前記送信電力候補は、前記第1ユーザ装置により、第1電力及び第2電力に基づいて決定され、前記第1電力は、前記第1ユーザ装置により、前記1個以上の第1PRBの前記位置、及び前記第1ユーザ装置の前記電力設定情報に基づいて決定され、前記第2電力は、前記第1ユーザ装置により、前記1個以上の第1PRBの前記位置、及び前記1個以上の第1PRBの前記電力制御パラメータ情報に基づいて決定される。
【0010】
第2〜第4の適用可能な実施形態のいずれか1つの実施形態によれば、第5の実施形態では、前記第1ユーザ装置から前記第1信号を前記1個以上の第1PRBの各PRBで送信するために使用される前記送信電力候補は、前記第1電力及び前記第2電力の中の小さい方の電力である。
【0011】
第2〜第4の適用可能な実施形態のいずれか1つの実施形態によれば、第6の実施形態では、前記第1ユーザ装置から前記第1信号を前記1個以上の第1PRBの各PRBで送信するために使用される前記送信電力候補は、前記第1ユーザ装置でサポートされる前記最大送信電力、前記第1電力、及び前記第2電力の中の最小電力である。
【0012】
第1の適用可能な実施形態によれば、第7の実施形態では、前記電力情報は、前記1個以上の第1PRBの電力設定情報を含み、そして前記第1ユーザ装置から前記第1信号を前記1個以上の第1PRBの各PRBで送信するために使用される前記送信電力候補は第1電力であり、前記第1電力は、前記第1ユーザ装置により、前記1個以上の第1PRBの前記位置、及び前記1個以上の第1PRBの前記電力設定情報に基づいて決定される、または前記第1ユーザ装置から前記第1信号を前記1個以上の第1PRBの各PRBで送信するために使用される前記送信電力候補は、前記第1ユーザ装置でサポートされる前記最大送信電力、及び第1電力の中の小さい方の電力であり、前記第1電力は、前記第1ユーザ装置により、前記1個以上の第1PRBの前記位置、及び前記1個以上の第1PRBの前記電力設定情報に基づいて決定される。
【0013】
第1の適用可能な実施形態によれば、第8の実施形態では、前記電力情報は、前記1個以上の第1PRBの電力制御パラメータ情報を含み、そして前記第1ユーザ装置から前記第1信号を前記1個以上の第1PRBの各PRBで送信するために使用される前記送信電力候補は第2電力であり、前記第2電力は、前記第1ユーザ装置により、前記1個以上の第1PRBの前記位置、及び前記1個以上の第1PRBの前記電力制御パラメータ情報に基づいて決定される、または前記第1ユーザ装置から前記第1信号を前記1個以上の第1PRBの各PRBで送信するために使用される前記送信電力候補は、前記第1ユーザ装置でサポートされる前記最大送信電力、及び第2電力の中の小さい方の電力であり、前記第2電力は、前記第1ユーザ装置により、前記1個以上の第1PRBの前記位置、及び前記1個以上の第1PRBの前記電力制御パラメータ情報に基づいて決定される。
【0014】
第2、第4、第5、第6、及び第8の実施形態のいずれか1つの実施形態によれば、第9の実施形態では、前記電力制御パラメータ情報は、P
O(j)、f(j)、及びα(j)のうちの少なくとも1つを含み、jはPRBの位置番号であり、P
O(j)は、発見信号を第(j)PRBで受信するためにシステムにより設定される目標受信電力閾値であり、f(j)は、電力制御パラメータであり、かつユーザ装置から信号を第(j)PRBで送信するために使用される電力増加値を制御するために使用され、そしてα(j)∈[0,1]は、信号を第(j)PRBで送信するために前記システムにより設定されるパスロス補正係数である。
【0015】
第9の適用可能な実施形態によれば、第10の適用可能な実施形態では、前記第2電力は、前記第1ユーザ装置により、以下の数式:
P(j)=(P
O(j)+α(j)・PL+f(j))[dBm]に基づいて導出され、
式中、P(j)は、前記ユーザ装置から信号を第(j)PRBで送信するために使用される最大送信電力であり、そしてPLは、前記基地局と前記ユーザ装置との間のパスロスである。
【0016】
第2、第3、第5、第6、及び第7の実施形態のいずれか1つの実施形態によれば、第11の適用可能な実施形態では、前記電力設定情報は、前記1個以上の第1PRBの各PRBに対応する電力を含み、前記第1電力は、前記第1ユーザ装置により、前記1個以上の第1PRBの前記位置、及び前記1個以上の第1PRBの各PRBに対応する前記電力に基づいて決定される。
【0017】
第2、第3、第5、第6、及び第7の実施形態のいずれか1つの実施形態によれば、第12の適用可能な実施形態では、前記電力設定情報は、基準送信電力、及び前記1個以上の第1PRBの各PRBに対応するオフセット値を含み、そして前記第1電力は、前記第1ユーザ装置により、前記1個以上の第1PRBの前記位置、前記基準送信電力、及び前記1個以上の第1PRBの各PRBに対応する前記オフセット値に基づいて決定される。
【0018】
第2、第3、第5、第6、及び第7の実施形態のいずれか1つの実施形態によれば、第13の適用可能な実施形態では、前記電力設定情報は、前記1個以上の第1PRBの各PRBに対応する少なくとも1つのオフセット値を含み、そして前記第1電力は、前記第1ユーザ装置により、前記1個以上の第1PRBの前記位置、前記第1ユーザ装置でサポートされる前記最大送信電力、及び前記1個以上の第1PRBの各PRBに対応する前記オフセット値に基づいて決定される。
【0019】
第1の態様によれば、第14の適用可能な実施形態では、前記送信電力は、前記第1信号を前記1個以上の第1PRBの各PRBで送信するために使用される最大送信電力以下の電力であり、前記第1ユーザ装置から前記第1信号を前記1個以上の第1PRBの各PRBで送信するために使用される前記最大送信電力は、前記第1ユーザ装置により、前記第1ユーザ装置から前記第1信号を前記1個以上の第1PRBの各PRBで送信するために使用される送信電力候補に基づいて決定され、そして前記第1ユーザ装置から前記第1信号を前記1個以上の第1PRBの各PRBで送信するために使用される前記送信電力候補は、前記第1ユーザ装置により、事前設定情報に基づいて決定され、前記事前設定情報は、前記1個以上の第1PRBの各PRBに対応する前記送信電力候補を表わす。
【0020】
第1の態様によれば、第15の適用可能な実施形態では、前記送信電力は、前記第1ユーザ装置により、前記1個以上の第1PRBの前記位置、及び基地局から供給される電力情報に基づいて決定され、前記電力情報は、前記第1ユーザ装置から前記第1信号を前記1個以上の第1PRBの各PRBで送信するために使用される前記送信電力を含む。
【0021】
第1〜第14の適用可能な実施形態によれば、第16の適用可能な実施形態では、前記1個以上の第1PRBは1個のPRBであり、そして前記第1ユーザ装置から前記第1信号を前記1個以上の第1PRBの各PRBで送信するために使用される前記最大送信電力は、前記第1ユーザ装置から前記第1信号を前記1個以上の第1PRBの各PRBで送信するために使用される前記送信電力候補である。
【0022】
第1〜第14の適用可能な実施形態によれば、第17の適用可能な実施形態では、前記1個以上の第1PRBは2個以上のPRBであり、そして前記第1ユーザ装置から前記第1信号を前記1個以上の第1PRBの各PRBで送信するために使用される前記最大送信電力は、前記第1ユーザ装置により、前記第1ユーザ装置から前記第1信号を前記1個以上の第1PRBで送信するために使用される少なくとも1つの送信電力候補に基づいて決定される。
【0023】
第17の適用可能な実施形態によれば、第18の適用可能な実施形態では、前記第1ユーザ装置から前記第1信号を前記1個以上の第1PRBの各PRBで送信するために使用される前記最大送信電力は、前記第1ユーザ装置から前記第1信号を前記1個以上の第1PRBで送信するために使用される前記少なくとも1つの送信電力候補の中の最小電力である。
【0024】
第1〜第18の適用可能な実施形態によれば、第19の適用可能な実施形態では、前記第1信号は、装置間(D2D)の発見信号、D2Dの直接通信信号、ユーザ装置から基地局への物理上りリンク制御チャネルPUCCH信号、及びユーザ装置から基地局への物理上りリンク共有チャネルPUSCH信号のうちのいずれか1つの信号である。
【0025】
第2の態様によれば、信号送信方法が提供され、前記方法は、基地局により、1個以上の第1PRBの位置に基づいて、電力情報を決定することであって、前記電力情報を使用して第1ユーザ装置に指示することにより、前記電力情報に基づいて、前記第1ユーザ装置から第1信号を前記1個以上の第1PRBで送信するために使用される送信電力を決定することと、前記電力情報を前記基地局から前記第1ユーザ装置に送信することとを含む。
【0026】
第2の態様によれば、第1の適用可能な実施形態では、前記電力情報は、前記1個以上の第1PRBの電力設定情報、及び前記1個以上の第1PRBの電力制御パラメータ情報のうちの少なくとも一方の情報を含む。
【0027】
第2の態様によれば、第2の適用可能な実施形態では、前記電力情報は、前記第1ユーザ装置から前記第1信号を前記1個以上の第1PRBで送信するために使用される前記送信電力を含み、前記方法は、前記基地局により、前記1個以上の第1PRBの電力設定情報、及び前記1個以上の第1PRBの電力制御パラメータ情報のうちの少なくとも一方の情報に基づいて、前記第1ユーザ装置から第1信号を前記1個以上の第1PRBで送信するために使用される送信電力候補を決定することと、前記基地局により、前記第1ユーザ装置から前記第1信号を前記1個以上の第1PRBで送信するために使用される前記送信電力候補に基づいて、前記第1ユーザ装置から前記第1信号を前記1個以上の第1PRBの各PRBで送信するために使用される最大送信電力を決定することとを更に含む。
【0028】
第2の態様の第2の適用可能な実施形態によれば、第3の適用可能な実施形態では、前記第1ユーザ装置から前記第1信号を前記1個以上の第1PRBの各PRBで送信するために使用される前記送信電力候補は、前記基地局により、前記第1ユーザ装置から前記第1信号を前記1個以上の第1PRBの各PRBで送信するために使用される第1電力、及び前記第1ユーザ装置から前記第1信号を前記1個以上の第1PRBの各PRBで送信するために使用される第2電力に基づいて決定され、前記第1電力は、前記基地局により、前記1個以上の第1PRBの前記電力設定情報に基づいて決定され、前記第2電力は、前記基地局により、前記1個以上の第1PRBの前記電力制御パラメータ情報に基づいて決定される。
【0029】
第2の態様の第3の適用可能な実施形態によれば、第4の適用可能な実施形態では、前記第1ユーザ装置から前記第1信号を前記1個以上の第1PRBの各PRBで送信するために使用される前記送信電力候補は、前記第1電力及び前記第2電力の中の小さい方の電力である。
【0030】
第2の態様の第3の適用可能な実施形態によれば、第5の適用可能な実施形態では、前記第1ユーザ装置から前記第1信号を前記1個以上の第1PRBの各PRBで送信するために使用される前記送信電力候補は、前記第1ユーザ装置でサポートされる前記最大送信電力、前記第1電力、及び前記第2電力の中の最小電力である。
【0031】
第2の態様の第2の適用可能な実施形態によれば、第6の適用可能な実施形態では、前記第1ユーザ装置から前記第1信号を前記1個以上の第1PRBの各PRBで送信するために使用される前記送信電力候補は第1電力であり、前記第1電力は、前記基地局により、前記1個以上の第1PRBの前記電力設定情報に基づいて決定される、または前記第1ユーザ装置から前記第1信号を前記1個以上の第1PRBの各PRBで送信するために使用される前記送信電力候補は、前記第1ユーザ装置でサポートされる前記最大送信電力、及び第1電力の中の小さい方の電力であり、前記第1電力は、前記基地局により、前記1個以上の第1PRBの前記電力設定情報に基づいて決定される。
【0032】
第2の態様の第2の適用可能な実施形態によれば、第7の適用可能な実施形態では、前記第1ユーザ装置から前記第1信号を前記1個以上の第1PRBの各PRBで送信するために使用される前記送信電力候補は第2電力であり、前記第2電力は、前記基地局により、前記1個以上の第1PRBの前記電力制御パラメータ情報に基づいて決定される、または前記第1ユーザ装置から前記第1信号を前記1個以上の第1PRBの各PRBで送信するために使用される前記送信電力候補は、前記第1ユーザ装置でサポートされる前記最大送信電力、及び第2電力の中の小さい方の電力であり、前記第2電力は、前記基地局により、前記1個以上の第1PRBの前記電力制御パラメータ情報に基づいて決定される。
【0033】
第2の態様の第1〜第7の適用可能な実施形態のいずれか1つの実施形態によれば、第8の適用可能な実施形態では、前記電力制御パラメータ情報は、P
O(j)、f(j)、及びα(j)のうちの少なくとも1つを含み、jはPRBの位置番号であり、P
O(j)は、発見信号を第(j)PRBで受信するためにシステムにより設定される目標受信電力閾値であり、α(j)∈[0,1]は、信号を第(j)PRBで送信するために前記システムにより設定されるパスロス補正係数であり、そしてf(j)は、電力制御パラメータであり、かつユーザ装置から信号を第(j)PRBで送信するために使用される電力増加値を制御するために使用される。
【0034】
第2の態様の第1〜第8の適用可能な実施形態のいずれか1つの実施形態によれば、第9の適用可能な実施形態では、前記電力設定情報は、以下のアイテム:前記1個以上の第1PRBの各PRBに対応する電力、基準送信電力、及び前記1個以上の第1PRBの各PRBに対応するオフセット値、及び前記1個以上の第1PRBの各PRBに対応する前記オフセット値のうちの1つのアイテムを含む。
【0035】
第2の態様の第2〜第9の適用可能な実施形態のいずれか1つの実施形態によれば、第10の適用可能な実施形態では、前記1個以上の第1PRBは1個のPRBであり、そして前記第1ユーザ装置から前記第1信号を前記1個以上の第1PRBの各PRBで送信するために使用される前記最大送信電力は、前記第1ユーザ装置から前記第1信号を前記1個以上の第1PRBの各PRBで送信するために使用される前記送信電力候補である。
【0036】
第2の態様の第2〜第10の適用可能な実施形態のいずれか1つの実施形態によれば、第11の適用可能な実施形態では、前記1個以上の第1PRBは2個以上のPRBであり、そして前記第1ユーザ装置から前記第1信号を前記1個以上の第1PRBの各PRBで送信するために使用される前記最大送信電力は、前記基地局により、前記第1ユーザ装置から前記第1信号を前記1個以上の第1PRBで送信するために使用される少なくとも1つの送信電力候補に基づいて決定される。
【0037】
第2の態様の第11の適用可能な実施形態によれば、第12の適用可能な実施形態では、前記第1ユーザ装置から前記第1信号を前記1個以上の第1PRBの各PRBで送信するために使用される前記最大送信電力は、前記第1ユーザ装置から前記第1信号を前記1個以上の第1PRBで送信するために使用される前記少なくとも1つの送信電力候補の中の最小電力である。
【0038】
第2の態様によれば、または第2の態様の第1〜第12の適用可能な実施形態のいずれか1つの実施形態によれば、第13の適用可能な実施形態では、前記第1信号は、装置間(D2D)の発見信号、D2Dの直接通信信号、ユーザ装置から基地局への物理上りリンク制御チャネルPUCCH信号、及びユーザ装置から基地局への物理上りリンク共有チャネルPUSCH信号のうちのいずれか1つの信号である。
【0039】
第3の態様によれば、ユーザ装置が提供され、前記ユーザ装置は、第1信号の1個以上の第1物理リソースブロック(PRB)を送信するように構成される第1決定ユニットと、前記1個以上の第1PRBの位置に基づいて、前記ユーザ装置から前記第1信号を前記1個以上の第1PRBで送信するために使用される送信電力を決定するように構成される第2決定ユニットと、前記第1信号を前記1個以上の第1PRBで、前記送信電力を使用することにより送信するように構成される送信ユニットと、を含む。
【0040】
第3の態様によれば、第1の適用可能な実施形態では、前記送信電力は、前記ユーザ装置から前記第1信号を前記1個以上の第1PRBの各PRBで送信するために使用される最大送信電力以下の電力であり、前記ユーザ装置から前記第1信号を前記1個以上の第1PRBの各PRBで送信するために使用される前記最大送信電力は、前記ユーザ装置により、前記ユーザ装置から前記第1信号を前記1個以上の第1PRBの各PRBで送信するために使用される送信電力候補に基づいて決定され、そして前記ユーザ装置から前記第1信号を前記1個以上の第1PRBの各PRBで送信するために使用される前記送信電力候補は、前記ユーザ装置により、前記1個以上の第1PRBの前記位置、及び基地局から供給される電力情報に基づいて決定される。
【0041】
第3の態様によれば、第2の適用可能な実施形態では、前記電力情報は、前記1個以上の第1PRBの電力設定情報、及び前記1個以上の第1PRBの電力制御パラメータ情報を含み、そして前記ユーザ装置から前記第1信号を前記1個以上の第1PRBの各PRBで送信するために使用される前記送信電力候補は、前記ユーザ装置により、前記ユーザ装置から前記第1信号を前記1個以上の第1PRBの各PRBで送信するために使用される第1電力、及び前記ユーザ装置から前記第1信号を前記1個以上の第1PRBの各PRBで送信するために使用される第2電力に基づいて決定され、前記第1電力は、前記ユーザ装置により、前記1個以上の第1PRBの前記位置、及び前記1個以上の第1PRBの前記電力設定情報に基づいて決定され、前記第2電力は、前記ユーザ装置により、前記1個以上の第1PRBの前記位置、及び前記1個以上の第1PRBの前記電力制御パラメータ情報に基づいて決定される。
【0042】
第3の態様の第1の適用可能な実施形態によれば、第3の適用可能な実施形態では、前記電力情報は、前記ユーザ装置の電力制御パラメータ情報、及び前記1個以上の第1PRBの電力設定情報を含み、そして前記ユーザ装置から前記第1信号を前記1個以上の第1PRBの各PRBで送信するために使用される前記送信電力候補は、前記ユーザ装置により、第1電力及び第2電力に基づいて決定され、前記第1電力は、前記ユーザ装置により、前記1個以上の第1PRBの前記位置、及び前記1個以上の第1PRBの前記電力設定情報に基づいて決定され、前記第2電力は、前記ユーザ装置により、前記1個以上の第1PRBの前記位置、及び前記ユーザ装置の前記電力制御パラメータ情報に基づいて決定される。
【0043】
第3の態様の第1の適用可能な実施形態によれば、第4の適用可能な実施形態では、前記電力情報は、前記ユーザ装置の電力設定情報、及び前記1個以上の第1PRBの電力制御パラメータ情報を含み、そして前記ユーザ装置から前記第1信号を前記1個以上の第1PRBの各PRBで送信するために使用される前記送信電力候補は、前記ユーザ装置により、第1電力及び第2電力に基づいて決定され、前記第1電力は、前記ユーザ装置により、前記1個以上の第1PRBの前記位置、及び前記ユーザ装置の前記電力設定情報に基づいて決定され、前記第2電力は、前記ユーザ装置により、前記1個以上の第1PRBの前記位置、及び前記1個以上の第1PRBの前記電力制御パラメータ情報に基づいて決定される。
【0044】
第3の態様の第2〜第4の適用可能な実施形態のいずれか1つの実施形態によれば、第5の適用可能な実施形態では、前記ユーザ装置から前記第1信号を前記1個以上の第1PRBの各PRBで送信するために使用される前記送信電力候補は、前記第1電力及び前記第2電力の中の小さい方の電力である。
【0045】
第3の態様の第2〜第4の適用可能な実施形態のいずれか1つの実施形態によれば、第6の適用可能な実施形態では、前記ユーザ装置から前記第1信号を前記1個以上の第1PRBの各PRBで送信するために使用される前記送信電力候補は、前記ユーザ装置でサポートされる前記最大送信電力、前記第1電力、及び前記第2電力の中の最小電力である。
【0046】
第3の態様の第1の適用可能な実施形態によれば、第7の実施形態では、前記電力情報は、前記1個以上の第1PRBの電力設定情報を含み、前記ユーザ装置から前記第1信号を前記1個以上の第1PRBの各PRBで送信するために使用される前記送信電力候補は第1電力であり、前記第1電力は、前記ユーザ装置により、前記1個以上の第1PRBの前記位置、及び前記1個以上の第1PRBの前記電力設定情報に基づいて決定される、または前記ユーザ装置から前記第1信号を前記1個以上の第1PRBの各PRBで送信するために使用される前記送信電力候補は、前記ユーザ装置でサポートされる前記最大送信電力、及び第1電力の中の小さい方の電力であり、前記第1電力は、前記ユーザ装置により、前記1個以上の第1PRBの前記位置、及び前記1個以上の第1PRBの前記電力設定情報に基づいて決定される。
【0047】
第3の態様の第1の適用可能な実施形態によれば、第8の実施形態では、前記電力情報は、前記1個以上の第1PRBの電力制御パラメータ情報を含み、そして前記ユーザ装置から前記第1信号を前記1個以上の第1PRBの各PRBで送信するために使用される前記送信電力候補は第2電力であり、前記第2電力は、前記ユーザ装置により、前記1個以上の第1PRBの前記位置、及び前記1個以上の第1PRBの前記電力制御パラメータ情報に基づいて決定される、または前記ユーザ装置から前記第1信号を前記1個以上の第1PRBの各PRBで送信するために使用される前記送信電力候補は、前記ユーザ装置でサポートされる前記最大送信電力、及び第2電力の中の小さい方の電力であり、前記第2電力は、前記ユーザ装置により、前記1個以上の第1PRBの前記位置、及び前記1個以上の第1PRBの前記電力制御パラメータ情報に基づいて決定される。
【0048】
第3の態様の第2、第4、第5、第6、及び第8の実施形態のいずれか1つの実施形態によれば、第9の適用可能な実施形態では、前記電力制御パラメータ情報は、P
O(j)、f(j)、及びα(j)のうちの少なくとも1つを含み、jはPRBの位置番号であり、P
O(j)は、発見信号を第(j)PRBで受信するためにシステムにより設定される目標受信電力閾値であり、f(j)は、電力制御パラメータであり、かつユーザ装置から信号を第(j)PRBで送信するために使用される電力増加値を制御するために使用され、そしてα(j)∈[0,1]は、信号を第(j)PRBで送信するために前記システムにより設定されるパスロス補正係数である。
【0049】
第9の適用可能な実施形態によれば、第10の適用可能な実施形態では、前記第2電力は、前記ユーザ装置により、以下の数式:
P(j)=(P
O(j)+α(j)・PL+f(j))[dBm]に基づいて導出され、
式中、P(j)は、前記ユーザ装置から信号を第(j)PRBで送信するために使用される最大送信電力であり、そしてPLは、前記基地局と前記ユーザ装置との間のパスロスである。
【0050】
第3の態様の第2、第3、第5、第6、及び第7の実施形態のいずれか1つの実施形態によれば、第11の適用可能な実施形態では、前記電力設定情報は、前記1個以上の第1PRBの各PRBに対応する電力を含み、前記第1電力は、前記ユーザ装置により、前記1個以上の第1PRBの前記位置、及び前記1個以上の第1PRBの各PRBに対応する前記電力に基づいて決定される。
【0051】
第3の態様の第2、第3、第5、第6、及び第7の実施形態のいずれか1つの実施形態によれば、第12の適用可能な実施形態では、前記電力設定情報は、基準送信電力、及び前記1個以上の第1PRBの各PRBに対応するオフセット値を含み、そして前記第1電力は、前記ユーザ装置により、前記1個以上の第1PRBの前記位置、前記基準送信電力、及び前記1個以上の第1PRBの各PRBに対応する前記オフセット値に基づいて決定される。
【0052】
第3の態様の第2、第3、第5、第6、及び第7の実施形態のいずれか1つの実施形態によれば、第13の適用可能な実施形態では、前記電力設定情報は、前記1個以上の第1PRBの各PRBに対応するオフセット値を含み、そして前記第1電力は、前記ユーザ装置により、前記1個以上の第1PRBの前記位置、前記ユーザ装置でサポートされる前記最大送信電力、及び前記1個以上の第1PRBの各PRBに対応する前記オフセット値に基づいて決定される。
【0053】
第3の態様によれば、第14の適用可能な実施形態では、前記送信電力は、前記第1信号を前記1個以上の第1PRBの各PRBで送信するために使用される最大送信電力以下の電力であり、前記ユーザ装置から前記第1信号を前記1個以上の第1PRBの各PRBで送信するために使用される前記最大送信電力は、前記ユーザ装置により、前記ユーザ装置から前記第1信号を前記1個以上の第1PRBの各PRBで送信するために使用される送信電力候補に基づいて決定され、そして前記ユーザ装置から前記第1信号を前記1個以上の第1PRBの各PRBで送信するために使用される前記送信電力候補は、前記ユーザ装置により、事前設定情報に基づいて決定され、前記事前設定情報は、前記1個以上の第1PRBの各PRBに対応する前記送信電力候補を表わす。
【0054】
第3の態様によれば、第15の適用可能な実施形態では、前記送信電力は、前記ユーザ装置により、前記1個以上の第1PRBの前記位置、及び基地局から供給される電力情報に基づいて決定され、前記電力情報は、前記ユーザ装置から前記第1信号を前記1個以上の第1PRBの各PRBで送信するために使用される前記送信電力を含む。
【0055】
第3の態様の第1〜第14の適用可能な実施形態によれば、第16の適用可能な実施形態では、前記1個以上の第1PRBは1個のPRBであり、そして前記ユーザ装置から前記第1信号を前記1個以上の第1PRBの各PRBで送信するために使用される前記最大送信電力は、前記ユーザ装置から前記第1信号を前記1個以上の第1PRBの各PRBで送信するために使用される前記送信電力候補である。
【0056】
第3の態様の第1〜第14の適用可能な実施形態によれば、第17の適用可能な実施形態では、前記1個以上の第1PRBは2個以上のPRBであり、そして前記ユーザ装置から前記第1信号を前記1個以上の第1PRBの各PRBで送信するために使用される前記最大送信電力は、前記ユーザ装置により、前記ユーザ装置から前記第1信号を前記1個以上の第1PRBで送信するために使用される少なくとも1つの送信電力候補に基づいて決定される。
【0057】
第3の態様の第17の適用可能な実施形態によれば、第18の適用可能な実施形態では、前記ユーザ装置から前記第1信号を前記1個以上の第1PRBの各PRBで送信するために使用される前記最大送信電力は、前記ユーザ装置から前記第1信号を前記1個以上の第1PRBで送信するために使用される前記少なくとも1つの送信電力候補の中の最小電力である。
【0058】
第3の態様の第1〜第18の適用可能な実施形態によれば、第19の適用可能な実施形態では、前記第1信号は、装置間(D2D)の発見信号、D2Dの直接通信信号、ユーザ装置から基地局への物理上りリンク制御チャネルPUCCH信号、及びユーザ装置から基地局への物理上りリンク共有チャネルPUSCH信号のうちのいずれか1つの信号である。
【0059】
第4の態様によれば、基地局が提供され、前記基地局は、電力情報を1個以上の第1PRBの位置に基づいて決定するように構成される第1決定ユニットであって、前記電力情報を使用して第1ユーザ装置に指示することにより、前記電力情報に基づいて、前記第1ユーザ装置から第1信号を前記1個以上の第1PRBで送信するために使用される送信電力を決定する、前記第1決定ユニットと、前記電力情報を前記第1ユーザ装置に送信するように構成される送信ユニットと、含む。
【0060】
第4の態様によれば、第1の適用可能な実施形態では、前記電力情報は、前記1個以上の第1PRBの電力設定情報、及び前記1個以上の第1PRBの電力制御パラメータ情報のうちの少なくとも一方の情報を含む。
【0061】
第4の態様によれば、第2の適用可能な実施形態では、前記電力情報は、前記第1ユーザ装置から前記第1信号を前記1個以上の第1PRBで送信するために使用される前記送信電力を含み、前記基地局は、前記1個以上の第1PRBの電力設定情報、及び前記1個以上の第1PRBの電力制御パラメータ情報のうちの少なくとも一方の情報に基づいて、前記第1ユーザ装置から前記第1信号を前記1個以上の第1PRBで送信するために使用される送信電力候補を決定するように構成される第2決定ユニットと、前記第1ユーザ装置から前記第1信号を前記1個以上の第1PRBで送信するために使用される前記送信電力候補に基づいて、前記第1ユーザ装置から前記第1信号を前記1個以上の第1PRBの各PRBで送信するために使用される最大送信電力を決定するように構成される第3決定ユニットと、を更に含む。
【0062】
第4態様の第2の適用可能な実施形態によれば、第3の適用可能な実施形態では、前記第1ユーザ装置から前記第1信号を前記1個以上の第1PRBの各PRBで送信するために使用される前記送信電力候補は、前記基地局により、前記第1ユーザ装置から前記第1信号を前記1個以上の第1PRBの各PRBで送信するために使用される第1電力、及び前記第1ユーザ装置から前記第1信号を前記1個以上の第1PRBの各PRBで送信するために使用される第2電力に基づいて決定され、前記第1電力は、前記基地局により、前記1個以上の第1PRBの前記電力設定情報に基づいて決定され、前記第2電力は、前記基地局により、前記1個以上の第1PRBの前記電力制御パラメータ情報に基づいて決定される。
【0063】
第4の態様の第3の適用可能な実施形態によれば、第4の適用可能な実施形態では、前記第1ユーザ装置から前記第1信号を前記1個以上の第1PRBの各PRBで送信するために使用される前記送信電力候補は、前記第1電力及び前記第2電力の中の小さい方の電力である。
【0064】
第4の態様の第3の適用可能な実施形態によれば、第5の適用可能な実施形態では、前記第1ユーザ装置から前記第1信号を前記1個以上の第1PRBの各PRBで送信するために使用される前記送信電力候補は、前記第1ユーザ装置でサポートされる前記最大送信電力、前記第1電力、及び前記第2電力の中の最小電力である。
【0065】
第4の態様の第2の適用可能な実施形態によれば、第6の適用可能な実施形態では、前記第1ユーザ装置から前記第1信号を前記1個以上の第1PRBの各PRBで送信するために使用される前記送信電力候補は第1電力であり、前記第1電力は、前記基地局により、前記1個以上の第1PRBの前記電力設定情報に基づいて決定される、または前記第1ユーザ装置から前記第1信号を前記1個以上の第1PRBの各PRBで送信するために使用される前記送信電力候補は、前記第1ユーザ装置でサポートされる前記最大送信電力、及び第1電力の中の小さい方の電力であり、前記第1電力は、前記基地局により、前記1個以上の第1PRBの前記電力設定情報に基づいて決定される。
【0066】
第4の態様の第2の適用可能な実施形態によれば、第7の適用可能な実施形態では、前記第1ユーザ装置から前記第1信号を前記1個以上の第1PRBの各PRBで送信するために使用される前記送信電力候補は第2電力であり、前記第2電力は、前記基地局により、前記1個以上の第1PRBの前記電力制御パラメータ情報に基づいて決定される、または前記第1ユーザ装置から前記第1信号を前記1個以上の第1PRBの各PRBで送信するために使用される前記送信電力候補は、前記第1ユーザ装置でサポートされる前記最大送信電力、及び第2電力の中の小さい方の電力であり、前記第2電力は、前記基地局により、前記1個以上の第1PRBの前記電力制御パラメータ情報に基づいて決定される。
【0067】
第4の態様の第1〜第7の適用可能な実施形態のいずれか1つの実施形態によれば、第8の適用可能な実施形態では、前記電力制御パラメータ情報は、P
O(j)、f(j)、及びα(j)のうちの少なくとも1つを含み、jはPRBの位置番号であり、P
O(j)は、発見信号を第(j)PRBで受信するためにシステムにより設定される目標受信電力閾値であり、α(j)∈[0,1]は、信号を第(j)PRBで送信するために前記システムにより設定されるパスロス補正係数であり、そしてf(j)は、電力制御パラメータであり、かつユーザ装置から信号を第(j)PRBで送信するために使用される電力増加値を制御するために使用される。
【0068】
第4の態様の第1〜第8の適用可能な実施形態のいずれか1つの実施形態によれば、第9の適用可能な実施形態では、前記電力設定情報は以下のアイテム:前記1個以上の第1PRBの各PRBに対応する電力、基準送信電力、及び前記1個以上の第1PRBの各PRBに対応するオフセット値、及び前記1個以上の第1PRBの各PRBに対応する前記オフセット値のうちの1つのアイテムを含む。
【0069】
第4の態様の第2〜第9の適用可能な実施形態のいずれか1つの実施形態によれば、第10の適用可能な実施形態では、前記1個以上の第1PRBは1個のPRBであり、そして前記第1ユーザ装置から前記第1信号を前記1個以上の第1PRBの各PRBで送信するために使用される前記最大送信電力は、前記第1ユーザ装置から前記第1信号を前記1個以上の第1PRBの各PRBで送信するために使用される前記送信電力候補である。
【0070】
第4の態様の第2〜第10の適用可能な実施形態のいずれか1つの実施形態によれば、第11の適用可能な実施形態では、前記1個以上の第1PRBは2個以上のPRBであり、そして前記第1ユーザ装置から前記第1信号を前記1個以上の第1PRBの各PRBで送信するために使用される前記最大送信電力は、前記基地局により、前記第1ユーザ装置から前記第1信号を前記1個以上の第1PRBで送信するために使用される少なくとも1つの送信電力候補に基づいて決定される。
【0071】
第4の態様の第11の適用可能な実施形態によれば、第12の適用可能な実施形態では、前記第1ユーザ装置から前記第1信号を前記1個以上の第1PRBの各PRBで送信するために使用される前記最大送信電力は、前記第1ユーザ装置から前記第1信号を前記1個以上の第1PRBで送信するために使用される前記少なくとも1つの送信電力候補の中の最小電力である。
【0072】
第4の態様によれば、または第2の態様の第1〜第12の適用可能な実施形態のいずれか1つの実施形態によれば、第13の適用可能な実施形態では、前記第1信号は、装置間D2Dの発見信号、D2Dの直接通信信号、ユーザ装置から基地局への物理上りリンク制御チャネルPUCCH信号、及びユーザ装置から基地局への物理上りリンク共有チャネルPUSCH信号のうちのいずれか1つの信号である。
【0073】
これまで説明してきた技術的解決策に基づいて、本発明の種々実施形態では、第1ユーザ装置は、第1信号を送信するために利用される1個以上の第1物理リソースブロックを決定することができ、前記1個以上の第1PRBの位置に基づいて、前記第1信号を前記1個以上の第1PRBで送信するために使用される送信電力を決定することができ、前記第1信号を前記1個以上の第1PRBで、前記送信電力を使用することにより送信することができる。従って、信号の送信電力を状況に応じて調整することができることにより、ネットワーク性能を向上させるようになっている。
【0074】
本発明の種々実施形態における技術的解決策について更に明確に説明するために、以下に、本発明の種々実施形態を説明するために必要な添付の図面について簡単に説明する。明らかなことであるが、以下の説明における添付の図面は、単に本発明の幾つかの実施形態について示しているに過ぎず、この技術分野の当業者であれば、他の図面をこれらの添付の図面から創造的労力を費やすことなく想到できるであろう。
【発明を実施するための形態】
【0076】
以下に、本発明の種々実施形態における技術的解決策について、本発明の種々実施形態における添付の図面を参照しながら明確かつ完全に説明する。明らかなことであるが、記載の種々実施形態は、本発明の種々実施形態の全てではなく一部である。この技術分野の当業者であれば本発明の種々実施形態に基づいて、創造的労力を費やすことなく想到し得る全ての他の実施形態は、本発明の保護範囲に含まれるものとする。
【0077】
本発明の種々実施形態の技術的解決策は、種々の通信システムに適用することができることを理解されたく、これらの通信システムとして、例えば、移動体通信用グローバルシステム(Global System for Mobile communication、GSM(登録商標))、符号分割多重接続(Code Division Multiple Access、CDMA)システム、広帯域符号分割多重接続(Wideband Code Division Multiple Access、WCDMA(登録商標))システム、汎用パケット無線サービス(General Packet Radio Service、GRPS)、ロングタームエボリューション(Long Term Evolution、LTE)システム、LTE周波数分割複信(Frequency Division Duplex、FDD)システム、LTE時分割複信(Time Division Duplex、TDD)システム、ユニバーサル移動通信システム(Universal Mobile Telecommunications System、UMTS)、及び全世界相互運用マイクロ波アクセス(Worldwide Interoperability for Microwave Access、WiMAX)通信システムを挙げることができる。
【0078】
本発明の種々実施形態は、異なる規格に準拠した無線ネットワークに用いることができる。無線アクセスネットワークは、異なるネットワーク要素を異なるシステムに含むことができる。例えば、LTE及びLTE-Aの無線アクセスネットワークのネットワーク要素は、eNB(eNodeB、エボルブドNode B)を含み、WCDMA(登録商標)(広帯域符号分割多重接続システム)の無線アクセスネットワークのネットワーク要素は、RNC(Radio Network Controller、無線ネットワークコントローラ)及びNode Bを含む。同様に、WiMAX(Worldwide Interoperability for Microwave Access、全世界相互運用マイクロ波アクセス)のような他の無線ネットワークは、本発明の種々実施形態における解決策と同様であるが、基地局システムの関連モジュールが異なっている点だけが違っている解決策を用いることもできる。制限が、本発明の種々実施形態によって課されることはない。しかしながら、説明を分かり易くするために、以下の種々実施形態は、eNodeB 及びNodeBを一例として使用することにより説明される。
【0079】
本発明の種々実施形態では、ユーザ装置(UE、User Equipment)は、これらには限定されないが、移動体基地局(MS、Mobile Station)、移動体端末(Mobile Terminal)、携帯端末(Mobile Terminal)、携帯電話機(Mobile Telephone)、ハンドセット(handset)、ポータブル端末装置(portable equipment)などを含むことを更に理解されたい。ユーザ装置は、1つ以上のコアネットワークと、無線アクセスネットワーク(RAN、Radio Access Network)を使用することにより通信することができる。例えば、ユーザ装置は、携帯電話機(または、“cellular(セルラー)”電話機とも表記される)、無線通信機能を有するコンピュータなどとすることができ、ユーザ装置は更に、ポータブル端末装置、ポケットサイズ装置、ハンドヘルド装置、コンピュータ内蔵装置、または車載用移動体装置とすることができる。
【0080】
図1は、本発明の1つの実施形態による信号送信方法の模式フローチャートである。
図1に示すように、当該方法では、
【0081】
ステップ110.第1ユーザ装置は、第1信号を送信するために利用される1個以上の第1物理リソースブロック(PRB、Physical Resource Block)を決定することを含む。
【0082】
詳細には、第1ユーザ装置は、基地局のスケジューリング情報に基づいて、第1信号を送信するために利用される1個以上の第1PRBを決定するが、この構成は、本発明の実施形態によって制限されない。例えば、第1ユーザ装置は更に、リソース利用状態に基づいて、第1信号を送信するために利用される1個以上の第1PRBを決定することができる、または事前設定に基づいて、第1信号を送信するために利用される1個以上の第1PRBを決定することができる。
【0083】
ステップ120.第1ユーザ装置は、1個以上の第1PRBの位置に基づいて、第1ユーザ装置から第1信号を1個以上の第1PRBで送信するために使用される送信電力を決定する。
【0084】
詳細には、第1ユーザ装置は、時間−周波数リソース内の前述の1個以上の第1PRBの絶対位置に基づいて、第1ユーザ装置から第1信号を1個以上の第1PRBで送信するために使用される送信電力を決定することができる。例えば、第1ユーザ装置は、時間−周波数リソース内の前述の1個以上の第1PRBのインデックス番号に基づいて、第1ユーザ装置から第1信号を1個以上の第1PRBで送信するために使用される送信電力を決定することができる。別の構成として、第1ユーザ装置は更に、時間−周波数リソース内の前述の1個以上の第1PRBの相対位置に基づいて、第1ユーザ装置から第1信号を1個以上の第1PRBで送信するために使用される送信電力を決定することができる。例えば、第1ユーザ装置は、第2信号を送信するために利用されるPRBに対する1個以上の第1PRBの位置に基づいて、第1ユーザ装置から第1信号を1個以上の第1PRBで送信するために使用される送信電力を決定することができる。
【0085】
ステップ130:第1ユーザ装置は、第1信号を1個以上の第1PRBで、送信電力を使用することにより送信する。
【0086】
従って、本発明の実施形態では、第1ユーザ装置は、第1信号を送信するために利用される1個以上の第1物理リソースブロックPRBを決定することができ、1個以上の第1PRBの位置に基づいて、第1信号を1個以上の第1PRBで送信するために使用される送信電力を決定することができ、第1信号を1個以上の第1PRBで、送信電力を使用することにより送信することができる。本発明の実施形態では、信号の送信電力は、信号を送信するために利用されるPRBの位置に基づいて調整することができることにより、特定の送信電力を、特定の時間−周波数リソース位置に、ネットワーク通信の性能要求に基づいて設定することができ、そして信号の送信電力は、状況に応じて調整することができることにより、ネットワーク通信の性能を向上させることができる。
【0087】
送信電力は、実際の用途における電力であり、かつ最大送信電力
以下の電力とすることができることを理解されたい。
【0088】
本発明の実施形態では、1個以上の第1物理リソースブロック(PRB)は1個のPRBとすることができる、または複数個のPRB、例えば2個、3個、5個、または10個のPRBとすることができる、或いは更に、1個以上の物理リソースブロックペア(PRB Pair)とすることができ、この構成は、本発明の実施形態によって制限されないことを理解されたい。
【0089】
本発明の実施形態によれば、第1信号は装置間(D2D)の発見信号とすることができる、またはD2Dの直接通信号とすることができる、或いは更に、第1ユーザ装置から基地局に送信される上りリンク信号とすることができる。詳細には、ユーザ装置から基地局に送信される上りリンク信号は、ユーザ装置から基地局への物理上りリンク制御チャネル(PUCCH)信号、またはユーザ装置から基地局への物理上りリンク共有チャネル(PUSCH)信号とすることができ、この構成は、本発明の実施形態によって制限されない。
【0090】
第1ユーザ装置は、基地局から送信される送信電力情報に基づいて、第1ユーザ装置から第1信号を1個以上の第1PRBで送信するために使用される送信電力を決定することができる、または第1ユーザ装置は、事前設定情報に基づいて、第1ユーザ装置から第1信号を1個以上の第1PRBで送信するために使用される送信電力を決定することができることを理解されたい。
【0091】
以下に、第1ユーザ装置が、基地局から送信される送信電力情報に基づいて、第1ユーザ装置から第1信号を1個以上の第1PRBで送信するために使用される送信電力を決定するプロセスについて詳細に説明する。
【0092】
従って、別の実施形態として、ステップ120において、第1ユーザ装置が基地局から送信されるメッセージに基づいて、第1ユーザ装置から第1信号を1個以上の第1PRBで送信するために使用される送信電力を決定する場合、送信電力は、第1ユーザ装置から第1信号を1個以上の第1PRBの各PRBで送信するために使用される最大送信電力以下の送信電力であり、第1ユーザ装置から第1信号を1個以上の第1PRBの各PRBで送信するために使用される最大送信電力は、第1ユーザ装置により、第1ユーザ装置から第1信号を1個以上の第1PRBの各PRBで送信するために使用される送信電力候補に基づいて決定され、そして第1ユーザ装置から第1信号を1個以上の第1PRBの各PRBで送信するために使用される送信電力候補は、第1ユーザ装置により、1個以上の第1PRBの位置、及び基地局から供給される送信電力情報に基づいて決定される。
【0093】
図2は、本発明の別の実施形態による信号送信方法の模式フローチャートである。
【0094】
詳細には、
図2に示すように、当該方法では、
【0095】
ステップ210.第1ユーザ装置は、第1信号を送信するために利用される1個以上の第1物理リソースブロック(PRB)を決定する。
【0096】
ステップ221.第1ユーザ装置は、1個以上の第1PRBの位置、及び基地局から供給される電力情報に基づいて、第1ユーザ装置から第1信号を1個以上の第1PRBの各PRBで送信するために使用される送信電力候補を決定する。
【0097】
ステップ222.第1ユーザ装置は、第1ユーザ装置から第1信号を1個以上の第1PRBの各PRBで送信するために使用される送信電力候補に基づいて、第1ユーザ装置から第1信号を1個以上の第1PRBの各PRBで送信するために使用される最大送信電力を決定する。
【0098】
ステップ230.第1ユーザ装置は、第1信号を1個以上の第1PRBで、最大送信電力以下の電力を使用することにより送信する。
【0099】
図2のステップ210は、
図1のステップ110に対応しており、ステップ230は、
図1のステップ130に対応していることに注目されたい。繰り返しを避けるために、詳細について、ここで再度説明することはしない。
【0100】
図1のステップ130における送信電力は、実際の用途における送信電力とすることができ、かつ最大送信電力以下の送信電力とすることができることを理解されたい。ステップ222における最大送信電力は、送信電力の最大値である。すなわち、実際の用途では、送信電力は、最大送信電力に等しくすることができる、または最大送信電力よりも小さくすることができる。
【0101】
詳細には、第1ユーザ装置は、基地局から供給されるメッセージを受信して、電力情報を基地局から供給されるメッセージに基づいて確認し、この電力情報は、基地局により、1個以上の第1PRBの位置に基づいて決定される。第1ユーザ装置は、電力情報に基づいて、第1ユーザ装置から第1信号を1個以上の第1PRBで送信するために使用される送信電力を決定して、第2PRBで送信される第2信号に第1信号によって生じる干渉が事前設定レベルよりも低くなるようにする。第1PRBと第2PRBとの間の距離が短くなると、第1信号を第1PRBで送信するために使用される送信電力が小さくなる。別の表現をすると、基地局はメッセージを、第1PRBと第2PRBとの間の距離に基づいて決定することができ、第1ユーザ装置は、電力情報をメッセージに基づいて確認する。
【0102】
第2信号は、D2D(装置間)の発見信号とすることができる、またはD2Dの直接通信号とすることができる、或いは更に、第1ユーザ装置または第2ユーザ装置から基地局に送信される上りリンク信号とすることができ、この構成は、本発明の実施形態によって制限されないことを理解されたい。詳細には、第1信号が、D2D(装置間)の発見信号または直接通信信号である場合、第2信号は、ユーザ装置から基地局に送信される上りリンク信号とすることができる。第1信号が、ユーザ装置から基地局に送信される上りリンク信号である場合、第2信号は、D2D(装置間)の発見信号または直接通信信号とすることができる。ユーザ装置から基地局に送信される上りリンク信号は、ユーザ装置から基地局への物理上りリンク制御チャネル(PUCCH)信号とすることができる、またはユーザ装置から基地局への物理上り共有チャネル(PUSCH)信号とすることができ、この構成は、本発明の実施形態によって制限されない。
【0103】
第1ユーザ装置は、電力情報を、基地局から供給される1個以上のメッセージを受信することにより確認することができることを理解されたい。別の表現をすると、前述の電力情報は、1個のメッセージに含めて伝送することができ、この構成は、本発明の実施形態において制限されず、例えば電力情報は複数のメッセージに含めて伝送することができる。
【0104】
従って、本発明の実施形態では、ユーザ装置から第1信号を1個以上の第1PRBで送信するために使用される電力は、第1信号を送信するために利用される1個以上の第1PRBの位置に基づいて決定することができ、第1信号は、1個以上の第1PRBで送信電力に基づいて送信される。本発明の実施形態では、信号の送信電力は、信号を送信するために利用されるPRBの位置に基づいて調整することができるので、第1信号のPRBの送信電力は、第1信号を送信するために利用されるPRBと第2信号を送信するために利用されるPRBとの間の距離に基づいて設定することができ、信号の送信電力は、状況に応じて調整することができるので、第1信号と第2信号との間の干渉を低減することができる。別の表現をすると、本発明の実施形態では、信号を第1PRBで送信するために使用される送信電力は、第2PRBに対する第1PRBの位置に基づいて決定することができる。第1PRBと第2PRBとの間の距離が短くなると、第1信号を第1PRBで送信するために使用される送信電力が小さくなることにより、第1PRBで送信される第1信号によって、第2PRBで送信される第2信号に生じる干渉を低減して、ネットワーク通信の性能を向上させることができる。
【0105】
第2信号は、第1ユーザ装置から送信することができる、または第2ユーザ装置から送信することができることを理解されたい。た、第2PRBは1個のPRBとすることができる、または複数個のPRB、例えば2個、3個、5個、または10個のPRBとすることができる、或いは更に、1個以上の物理リソースブロックペアPRB Pairとすることができることを理解されたい。すなわち、第2信号は、1個のPRBを占有することにより送信することができる、または複数個のPRBを占有することにより送信することができ、この構成は、本発明の実施形態によって制限されない。
【0106】
本発明の実施形態によれば、前述の電力情報は、第1ユーザ装置の電力制御パラメータ情報、及び1個以上の第1PRBの電力設定情報を含むことができ、第1ユーザ装置から第1信号を1個以上の第1PRBの各PRBで送信するために使用される送信電力候補は、第1ユーザ装置により、第1電力及び第2電力に基づいて決定され、第1電力は、第1ユーザ装置により、1個以上の第1PRBの位置、及び1個以上の第1PRBの電力設定情報に基づいて決定され、第2電力は、第1ユーザ装置により、1個以上の第1PRBの位置、及び第1ユーザ装置の電力制御パラメータ情報に基づいて決定される。電力制御パラメータ情報は、PRBの位置には関連しないようにすることができることを理解されたい。
【0107】
別の構成として、かつ別の実施形態として、電力情報は、第1ユーザ装置の電力設定情報、及び1個以上の第1PRBの電力制御パラメータ情報を含み、第1ユーザ装置から第1信号を1個以上の第1PRBの各PRBで送信するために使用される送信電力候補は、第1ユーザ装置により、第1電力及び第2電力に基づいて決定され、第1電力は、第1ユーザ装置により、1個以上の第1PRBの位置、及び第1ユーザ装置の電力設定情報に基づいて決定され、第2電力は、第1ユーザ装置により、1個以上の第1PRBの位置、及び1個以上の第1PRBの電力制御パラメータ情報に基づいて決定される。電力設定情報は、PRBの位置に関連しないようにしてもよいことを理解されたい。
【0108】
別の構成として、かつ別の実施形態として、電力情報は、1個以上の第1PRBの電力設定情報、及び1個以上の第1PRBの電力制御パラメータ情報のうちの少なくとも一方の情報を含むことができる。すなわち、電力情報は、1個以上の第1PRBの電力設定情報のみを含むことができる、または1個以上の第1PRBの電力制御パラメータ情報のみを含むことができる、或いは、1個以上の第1PRBの電力設定情報、及び1個以上の第1PRBの電力制御パラメータ情報の両方の情報を更に含むことができる。従って、第1ユーザ装置は、1個以上の第1PRBの電力設定情報、及び1個以上の第1PRBの電力制御パラメータ情報のうちの少なくとも一方の情報に基づいて、第1ユーザ装置から第1信号を1個以上の第1PRBで送信するために使用される送信電力候補を決定することができる。
【0109】
本発明の実施形態では、1個以上の第1PRBの電力設定情報、及び1個以上の第1PRBの電力制御パラメータ情報は、1つのメッセージを使用することにより送信することができる、または2つ以上の異なるメッセージを使用することにより送信することもでき、この構成は、本発明の実施形態によって制限されないことを理解されたい。
【0110】
以下に、電力情報が、1個以上の第1PRBの電力設定情報のみを含む、または1個以上の第1PRBの電力制御パラメータ情報のみを含む、或いは1個以上の第1PRBの電力設定情報、及び1個以上の第1PRBの電力制御パラメータ情報の両方の情報を含む場合について個別に説明する。
【0111】
従って、別の実施形態として、電力情報が、1個以上の第1PRBの電力設定情報、及び1個以上の第1PRBの電力制御パラメータ情報を含む場合、第1ユーザ装置から第1信号を1個以上の第1PRBの各PRBで送信するために使用される送信電力候補は、第1ユーザ装置により、第1ユーザ装置から第1信号を1個以上の第1PRBで送信するために使用される第1電力、及び第1ユーザ装置から第1信号を1個以上の第1PRBで送信するために使用される第2電力に基づいて決定され、第1電力は、第1ユーザ装置により、1個以上の第1PRBの位置、及び1個以上の第1PRBの電力設定情報に基づいて決定され、第2電力は、第1ユーザ装置により、1個以上の第1PRBの位置、及び1個以上の第1PRBの電力制御パラメータ情報に基づいて決定される。
【0112】
更に、別の実施形態として、第1ユーザ装置から第1信号を1個以上の第1PRBの各PRBで送信するために使用される送信電力候補は、第1電力及び第2電力の中の小さい方の電力である。
【0113】
別の構成として、かつ別の実施形態として、第1ユーザ装置から第1信号を1個以上の第1PRBの各PRBで送信するために使用される送信電力候補は、第1ユーザ装置でサポートされる最大送信電力、第1電力、及び第2電力の中の最小電力である。
【0114】
従って、別の実施形態として、電力情報が、1個以上の第1PRBの電力設定情報を含む場合、第1ユーザ装置から第1信号を1個以上の第1PRBの各PRBで送信するために使用される送信電力候補は第1電力であり、この場合、第1電力は、第1ユーザ装置により、1個以上の第1PRBの位置、及び1個以上の第1PRBの電力設定情報に基づいて決定される、または第1ユーザ装置から第1信号を1個以上の第1PRBの各PRBで送信するために使用される送信電力候補は、第1ユーザ装置でサポートされる最大送信電力、及び第1電力の中の小さい方の電力であり、この場合、第1電力は、第1ユーザ装置により、1個以上の第1PRBの位置、及び1個以上の第1PRBの電力設定情報に基づいて決定される。
【0115】
従って、別の実施形態として、電力情報が、1個以上の第1PRBの電力制御パラメータ情報を含む場合、第1ユーザ装置から第1信号を1個以上の第1PRBの各PRBで送信するために使用される送信電力候補は第2電力であり、この場合、第2電力は、第1ユーザ装置により、1個以上の第1PRBの位置、及び1個以上の第1PRBの電力制御パラメータ情報に基づいて決定される、または、第1ユーザ装置から第1信号を1個以上の第1PRBの各PRBで送信するために使用される送信電力候補は、第1ユーザ装置でサポートされる最大送信電力、及び第2電力の中の小さい方の電力であり、この場合、第2電力は、第1ユーザ装置により、1個以上の第1PRBの位置、及び1個以上の第1PRBの電力制御パラメータ情報に基づいて決定される。
【0116】
任意であるが、別の実施形態として、電力制御パラメータ情報は、Po(j),f(j),及びα(j)のうちの少なくとも1つを含み、この場合、jは、PRBの位置番号であり、Po(j)は、発見信号を第(j)PRBで受信するためにシステムにより設定される目標受信電力閾値であり、f(j)は、電力制御パラメータであり、かつユーザ装置から信号を第(j)PRBで送信するために使用される電力増加値を制御するために使用され、そしてα(j)∈[0,1]は、信号を第(j)PRBで送信するためにシステムにより設定されるパスロス補正係数である。
【0117】
詳細には、第2電力は、第1ユーザ装置により以下の数式:
P(j)=(Po(j)+α(j)・PL+f(j))[dBm]に基づいて導出され、
式中、P(j)は、ユーザ装置から信号を第(j)PRBで送信するため使用される第2電力であり、PLは、基地局とユーザ装置との間のパスロスである。
【0118】
f(j)は、動的シグナリング制御パラメータとすることができる、または準静的シグナリング制御パラメータとすることができる、或いは更に、静的シグナリング制御パラメータとすることができ、この構成は、本発明の実施形態によって制限されないことを理解されたい。システムは、動的電力制御をPRBごとに識別することができない可能性もある。この場合、f(j)は、所定の値に低下するのでfに置き換えられる。システムが動的電力制御を発見信号に対して適用しない場合、f(j)またはfは0に等しい。
【0119】
システムは、発見信号を各PRBで受信するために使用される同じ目標受信電力閾値を設定することができることを理解されたい。この場合、P
O(j)は所定の値に低下して、例えばP
Oに置き換えられる。例えば、α(j)は、0、0.4、0.6、0.7、0.8、0.9などとすることができる。システムは更に、発見信号を各PRBで送信するために使用される同じパスロス補正係数を設定することができる。この場合、α(j)は所定の値に低下して、例えばαに置き換えられる。PLは、基地局からUEまでのパスロスを含み、このパスロスは、UEにより、計算によって取得される。例えば、基地局からUEまでのパスロスは、システムから基準信号を送信するために使用される送信電力と基準信号の検出受信電力との差を計算することにより取得することができる。
【0120】
任意であるが、本発明の実施形態では、電力設定情報は、複数種類の設定を有することができる。詳細には、別の実施形態として、電力設定情報は、1個以上の第1PRBの各PRBに対応する電力を含み、第1電力は、第1ユーザ装置により、1個以上の第1PRBの位置、及び1個以上の第1PRBの各PRBに対応する電力を含む。別の表現をすると、第1ユーザ装置は、1個以上の第1PRBの各PRBの位置に対応する電力を電力設定情報の中から確認し、ユーザ装置は、対応する電力を、1個以上の第1PRBの各PRBの位置に基づいて決定する。
【0121】
別の構成として、かつ別の実施形態として、電力設定情報は、基準送信電力、及び1個以上の第1PRBの各PRBに対応するオフセット値を含み、第1電力は、第1ユーザ装置により、1個以上の第1PRBの位置、基準送信電力、及び1個以上の第1PRBの各PRBに対応するオフセット値に基づいて決定される。
【0122】
詳細には、第1ユーザ装置は、基準送信電力を電力設定情報の中から取得し、この場合、基準送信電力は、全てのPRBについて設定される送信電力の中の最大電力、例えばPmaxとすることができ、オフセット値は、基準送信電力を基準にした各PRBのオフセット値である。の表現をすると、オフセット値は、基準送信電力を基準にした各PRBの第1電力の減少値、例えばPoffset(j)である。各PRBについて、第1ユーザ装置は、各PRBの第1電力を、Pmax−Poffset(j)を使用することにより取得する。
【0123】
別の構成として、かつ別の実施形態として、電力設定情報は、1個以上の第1PRBの各PRBに対応するオフセット値を含み、第1電力は、第1ユーザ装置により、1個以上の第1PRBの位置、第1ユーザ装置でサポートされる最大送信電力、及び1個以上の第1PRBの各PRBに対応するオフセット値に基づいて決定される。
【0124】
詳細には、オフセット値は、第1ユーザ装置でサポートされる最大送信電力を基準にしたオフセット値であり、この場合、例えば第1ユーザ装置でサポートされる最大送信電力はPue_maxである。別の表現をすると、オフセット値は、第1ユーザ装置でサポートされる最大送信電力を基準にした各PRBの第1電力の減少値、例えばPoffsetである。各PRBについて、第1ユーザ装置は、各PRBの第1電力を、Pue_max−Poffsetを使用することにより取得する。
【0125】
任意であるが、別の実施形態として、送信電力は、第1信号を、1個以上の第1PRBの各PRBで送信するために使用される最大送信電力以下の電力であり、第1ユーザ装置から第1信号を1個以上の第1PRBの各PRBで送信するために使用される最大送信電力は、第1ユーザ装置により、第1ユーザ装置から第1信号を1個以上の第1PRBの各PRBで送信するために使用される送信電力候補に基づいて決定され、第1ユーザ装置から第1信号を1個以上の第1PRBの各PRBで送信するために使用される送信電力候補は、第1ユーザ装置により、事前設定情報に基づいて決定され、この場合、事前設定情報は、1個以上の第1PRBの各PRBに対応する送信電力候補を表わす。
【0126】
詳細には、第1ユーザ装置は、基地局から送信されるメッセージを受信して、メッセージで伝送される電力情報を取得し、この場合、電力情報は、全てのPRBの位置と1対1で対応する送信電力を含み、ユーザ装置は、各PRBの位置に基づいて、各PRBに対応する送信電力を電力情報の中から発見する。
【0127】
これまで、第1ユーザ装置が、基地局から送信される電力情報に基づいて、第1ユーザ装置から第1信号を1個以上の第1PRBで送信するために使用される送信電力を決定するプロセスについて詳細に説明してきた。
【0128】
第1ユーザ装置は更に、事前設定情報に基づいて、第1ユーザ装置から第1信号を1個以上の第1PRBで送信するために使用される送信電力を決定することができる。
【0129】
詳細には、別の実施形態として、送信電力は、第1ユーザ装置により、1個以上の第1PRBの位置、及び基地局から供給される電力情報に基づいて決定され、この場合、電力情報は、第1ユーザ装置から第1信号を1個以上の第1PRBの各PRBで送信するために使用される送信電力を含む。任意であるが、別の実施形態として、1個以上の第1PRBが1個のPRBである場合、第1ユーザ装置から第1信号を1個以上の第1PRBの各PRBで送信するために使用される最大送信電力は、第1ユーザ装置から第1信号を1個以上の第1PRBの各PRBで送信するために使用される送信電力候補である。
【0130】
任意であるが、別の実施形態として、1個以上の第1PRBが2個以上のPRBである場合、第1ユーザ装置から第1信号を1個以上の第1PRBの各PRBで送信するために使用される最大送信電力は、第1ユーザ装置により、第1ユーザ装置から第1信号を1個以上の第1PRBで送信するために使用される少なくとも1つの送信電力候補に基づいて決定される。
【0131】
詳細には、別の実施形態として、第1ユーザ装置から第1信号を1個以上の第1PRBの各PRBで送信するために使用される最大送信電力は、第1ユーザ装置から第1信号を1個以上の第1PRBで送信するために使用される少なくとも1つの送信電力候補の中の最小電力である。
【0132】
これまで、第1ユーザ装置の側から見た本発明の実施形態による信号送信方法について、
図1及び
図2を参照して詳細に説明してきた。以下に、基地局の側から見た本発明の1つの実施形態による信号送信方法について
図3を参照しながら説明する。
【0133】
基地局の側から見て説明される信号送信方法は、第1ユーザ装置の側から見て説明される信号送信方法に一致することを理解されたい。簡単のため、詳細をここで再び繰り返し説明することはしない。
【0134】
図3は、本発明の更に別の実施形態による信号送信方法の模式フローチャートである。
図3の方法は、
図1の方法に一致しているので、詳細をここで再び繰り返し説明することはしない。
図3に示すように、当該方法では、
【0135】
ステップ310.基地局は、電力情報を1個以上の第1PRBの位置に基づいて決定し、この場合、電力情報を使用して第1ユーザ装置に指示することにより、電力情報に基づいて、第1ユーザ装置から第1信号を1個以上の第1PRBで送信するために使用される送信電力を決定する。
【0136】
ステップ320.基地局は電力情報を第1ユーザ装置に送信する。
【0137】
従って、本発明の実施形態では、基地局は、電力情報を1個以上の第1PRBの位置に基づいて決定し、基地局は、電力情報を第1ユーザ装置に送信することにより、第1ユーザ装置が電力情報に基づいて、第1ユーザ装置から第1信号を1個以上の第1PRBで送信するために使用される送信電力を決定するようになる。このようにして、信号の送信電力は、PRBの位置に基づいて状況に応じて調整することができるので、ネットワーク性能が向上する。
【0138】
本発明の実施形態では、1個以上の第1物理リソースブロック(PRB)は1個のPRBとすることができる、または複数個のPRB、例えば2個、3個、5個、または10個のPRBとすることができる、或いは更に、1個以上の物理リソースブロックペアPRB Pairとすることができ、この構成は、本発明の実施形態によって制限されないことを理解されたい。
【0139】
第1信号は装置間(D2D)の発見信号とすることができる、またはD2Dの直接通信信号とすることができる、或いは更に、第1ユーザ装置から基地局に送信される上りリンク信号とすることができる。詳細には、ユーザ装置から基地局に送信される上りリンク信号は、ユーザ装置から基地局への物理上りリンク制御チャネル(PUCCH)信号とすることができる、またはユーザ装置から基地局への物理上り共有チャネル(PUSCH)信号とすることができ、この構成は、本発明の実施形態によって制限されない。
【0140】
任意であるが、別の実施形態として、電力情報は、1個以上の第1PRBの電力設定情報、及び1個以上の第1PRBの電力制御パラメータ情報のうちの少なくとも一方の情報を含む。
【0141】
基地局は電力情報を、1つ以上のメッセージを配信することにより伝送することができることを理解されたい。別の表現をすると、電力情報は、1つのメッセージで伝送することができる、または複数のメッセージで伝送することができる。1つ以上のメッセージは、基地局により、1個以上の第1PRBの位置に基づいて決定され、第1ユーザ装置は、1つ以上のメッセージに基づいて、第1ユーザ装置から第1信号を第1PRBで送信するために使用される送信電力を決定することができ、この構成は、本発明の実施形態によって制限されない。
【0142】
更に、本発明の実施形態では、基地局は電力情報を少なくとも、1個以上の第1PRBの位置に基づいて決定することができ、基地局は電力情報を第1ユーザ装置に送信することにより、第1ユーザ装置が電力情報に基づいて、第1ユーザ装置から第1信号を1個以上の第1PRBで送信するために使用する電力を決定することができるようになる。更に、1個以上の第1PRBと第2PRBとの間の距離が短くなると、第1信号を1個以上の第1PRBで送信するために使用される送信電力が小さくなる。信号の送信電力は、PRBの位置に基づいて状況に応じて調整することができるので、第1信号によって、第2PRBで送信される第2信号に生じる干渉が、事前設定値よりも小さくなる。更に、本発明の実施形態では、第1信号を1つの位置で送信するために使用される電力は、この位置に基づいて調整することができ、送信される第1信号によって、別の位置で送信される第2信号に生じる干渉を低減することができるので、ネットワーク性能を向上させることができる。
【0143】
第2信号は、第1ユーザ装置から送信することができる、または第2ユーザ装置から送信することができる。更に、第2PRBは1個のPRBとすることができる、または複数個のPRB、例えば2個、3個、5個、または10個のPRBとすることができる、或いは更に、1個以上の物理リソースブロックペアPRB Pairとすることができることを理解されたい。第2信号は、1個のPRBを占有することにより送信することができる、または複数個のPRBを占有することにより送信することができ、この構成は、本発明の実施形態によって制限されない。
【0144】
第2信号はD2Dの発見信号とすることができる、またはD2Dの直接通信信号とすることができる、或いは更に、第1ユーザ装置または第2ユーザ装置から基地局に送信される上りリンク信号とすることができ、この構成は、本発明の実施形態によって制限されないことを理解されたい。詳細には、第1信号がD2Dの発見信号または直接通信信号である場合、第2信号は、ユーザ装置から基地局に送信される上りリンク信号とすることができる。第1信号が、ユーザ装置から基地局に送信される上りリンク信号である場合、第2信号はD2Dの発見信号または直接通信信号とすることができる。ユーザ装置から基地局に送信される上りリンク信号は、ユーザ装置から基地局への物理上りリンク制御チャネル(PUCCH)信号とすることができる、またはユーザ装置から基地局への物理上り共有チャネル(PUSCH)信号とすることができ、この構成は、本発明の実施形態によって制限されない。
【0145】
本発明の実施形態では、基地局は電力情報をユーザ装置に送信することができ、この場合、電力情報は、ユーザ装置から第1信号を1個以上の第1PRBで送信するために使用される送信電力を表わしていることを理解されたい。基地局は更に、電力情報をユーザ装置に送信することができ、この場合、この電力情報は、ユーザ装置から第1信号を1個以上の第1PRBで送信するために使用される送信電力を含む。
【0146】
従って、別の実施形態として、電力情報は、1個以上の第1PRBの電力設定情報、及び1個以上の第1PRBの電力制御パラメータ情報のうちの少なくとも一方の情報を含む。
【0147】
詳細には、本発明の実施形態によれば、電力制御パラメータ情報は、Po(j)、f(j)、及びα(j)のうちの少なくとも1つを含み、この場合、jはPRBの位置番号であり、Po(j)は、発見信号を第(j)PRBで受信するためにシステムにより設定される目標受信電力閾値であり、α(j)∈[0,1]は、信号を第(j)PRBで送信するためにシステムにより設定されるパスロス補正係数であり、そしてf(j)は、電力制御パラメータであり、かつユーザ装置から信号を第(j)PRBで送信するために使用される電力増加値を制御するために使用される。
【0148】
f(j)は、動的シグナリング制御パラメータとすることができる、または準静的シグナリング制御パラメータとすることができる、或いは更に、静的シグナリング制御パラメータとすることができ、この構成は、本発明の実施形態によって制限されないことを理解されたい。システムは、動的電力制御をPRBごとに識別することができない可能性もある。この場合、f(j)は所定の値に低下してfに置き換えられる。システムが動的電力制御を発見信号に対して適用しない場合、f(j)またはfは0に等しい。
【0149】
システムは、発見信号を各PRBで受信するために使用される同じ目標受信電力閾値を設定することができることを理解されたい。この場合、P
O(j)は所定の値に低下して、例えばP
Oに置き換えられる。例えば、α(j)は、0、0.4、0.6、0.7、0.8、0.9などとすることができる。システムは更に、発見信号を各PRBで送信するために使用される同じパスロス補正係数を設定することができる。この場合、α(j)は所定の値に低下して、例えばαに置き換えられる。PLは、基地局からUEまでのパスロスを含み、このパスロスは、UEにより、計算によって取得される。例えば、基地局からUEまでのパスロスは、システムから基準信号を送信するために使用される送信電力と基準信号の検出受信電力との差を計算することにより取得することができる。
【0150】
基地局は、前述の電力制御パラメータ情報を第1ユーザ装置に送信することにより、第1ユーザ装置が、電力
制御パラメータ情報に基づいて、第1ユーザ装置から第1信号を1個以上の第1PRBで送信するために使用される電力を決定するようにする。
【0151】
詳細には、送信電力は、第1ユーザ装置により、以下の数式:
P(j)=(Po(j)+α(j)PL+f(j))[dBm]に基づいて導出され、
式中、P(j)は、ユーザ装置から信号を第(j)PRBで送信するために使用される送信電力であり、そしてPLは、基地局とユーザ装置との間のパスロスである。
【0152】
任意であるが、別の実施形態として、電力情報は、第1ユーザ装置から第1信号を1個以上の第1PRBで送信するために使用される送信電力を含み、当該方法は、基地局により、1個以上の第1PRBの電力設定情報、及び1個以上の第1PRBの電力制御パラメータ情報のうちの少なくとも一方の情報に基づいて、第1ユーザ装置から第1信号を1個以上の第1PRBで送信するために使用される送信電力候補を決定することと、基地局により、第1ユーザ装置から第1信号を1個以上の第1PRBで送信するために使用される送信電力候補に基づいて、第1ユーザ装置から第1信号を1個以上の第1PRBの各PRBで送信するために使用される最大送信電力を決定することとを更に含む。
【0153】
詳細には、別の実施形態として、第1ユーザ装置から第1信号を1個以上の第1PRBの各PRBで送信するために使用される送信電力候補は、基地局により、第1ユーザ装置から第1信号を1個以上の第1PRBの各PRBで送信するために使用される第1電力、及び第1ユーザ装置から第1信号を1個以上の第1PRBの各PRBで送信するために使用される第2電力に基づいて決定され、この場合、第1電力は、基地局により、1個以上の第1PRBの電力設定情報に基づいて決定され、第2電力は、基地局により、1個以上の第1PRBの電力制御パラメータ情報に基づいて決定される。
【0154】
詳細には、別の実施形態として、第1ユーザ装置から第1信号を1個以上の第1PRBの各PRBで送信するために使用される送信電力候補は、第1電力と第2電力の中の小さい方の電力である。
【0155】
別の構成として、かつ別の実施形態として、第1ユーザ装置から第1信号を1個以上の第1PRBの各PRBで送信するために使用される送信電力候補は、第1ユーザ装置でサポートされる最大送信電力、第1電力、及び第2電力の中の最小電力である。
【0156】
任意であるが、別の実施形態として、第1ユーザ装置から第1信号を1個以上の第1PRBの各PRBで送信するために使用される送信電力候補は第1電力であり、この場合、第1電力は、基地局により、1個以上の第1PRBの電力設定情報に基づいて決定される、または第1ユーザ装置から第1信号を1個以上の第1PRBの各PRBで送信するために使用される送信電力候補は、第1ユーザ装置でサポートされる最大送信電力、及び第1電力の中の小さい方の電力であり、この場合、第1電力は、基地局により、1個以上の第1PRBの電力設定情報に基づいて決定される。
【0157】
任意であるが、別の実施形態として、第1ユーザ装置から第1信号を1個以上の第1PRBの各PRBで送信するために使用される送信電力候補は第2電力であり、この場合、第2電力は、基地局により、1個以上の第1PRBの電力制御パラメータ情報に基づいて決定される、または第1ユーザ装置から第1信号を1個以上の第1PRBの各PRBで送信するために使用される送信電力候補は、第1ユーザ装置でサポートされる最大送信電力、及び第2電力の中の小さい方の電力であり、この場合、第2電力は、基地局により、1個以上の第1PRBの電力制御パラメータ情報に基づいて決定される。
【0158】
詳細には、別の実施形態として、電力制御パラメータ情報は、Po(j)、f(j)、 及びα(j)のうちの少なくとも1つを含み、この場合、j はPRBの位置番号であり、Po(j)は、発見信号を第(j)PRBで受信するためにシステムにより設定される目標受信電力閾値であり、α(j)∈[0,1]は、信号を第(j)PRBで送信するためにシステムにより設定されるパスロス補正係数であり、そしてf(j)は、電力制御パラメータであり、かつユーザ装置から信号を第(j)PRBで送信するために使用される電力増加値を制御するために使用される。
【0159】
詳細には、第2電力は、以下の数式:
P(j)=(Po(j)+α(j)PL+f(j))[dBm]に基づいて導出され、
式中、P(j)は、ユーザ装置から信号を第(j)PRBで送信するために使用される第2電力であり、そしてPLは、基地局とユーザ装置との間のパスロスである。
【0160】
f(j)は、動的シグナリング制御パラメータとすることができる、または準静的シグナリング制御パラメータとすることができる、或いは更に、静的シグナリング制御パラメータとすることができ、この構成は、本発明の実施形態によって制限されないことを理解されたい。システムは、動的電力制御をPRBごとに識別することができない可能性もある。この場合、f(j)は、所定の値に低下するのでfに置き換えられる。システムが動的電力制御を発見信号に対して適用しない場合、f(j)またはfは0に等しい。
【0161】
システムは、発見信号を各PRBで受信するために使用される同じ目標受信電力閾値を設定することができることを理解されたい。この場合、Po(j)は所定の値に低下して、例えばPoに置き換えられる。例えば、α(j)は、0、0.4、0.6、0.7、0.8、0.9などとすることができる。システムは更に、発見信号を各PRBで送信するために使用される同じパスロス補正係数を設定することができる。この場合、α(j)は所定の値に低下して、例えばαに置き換えられる。PLは、基地局からUEまでのパスロスを含み、このパスロスは、UEにより、計算によって取得される。例えば、基地局からUEまでのパスロスは、システムから基準信号を送信するために使用される送信電力と基準信号の検出受信電力との差を計算することにより取得することができる。
【0162】
詳細には、別の実施形態として、電力設定情報は以下のアイテム:
1個以上の第1PRBの各PRBに対応する電力、
基準送信電力、及び1個以上の第1PRBの各PRBに対応するオフセット値、並びに
1個以上の第1PRBの各PRBに対応するオフセット値
のうちの1つのアイテムを含む。
【0163】
更に、電力設定情報が、1個以上の第1PRBの各PRBに対応する電力を含む場合、基地局は電力設定情報に基づいて、第1ユーザ装置から第1信号を1個以上の第1PRBの各PRBで送信するために使用される第1電力を決定する。
【0164】
別の構成として、電力設定情報は、基準送信電力、及び1個以上の第1PRBの各PRBに対応するオフセット値を含み、基地局は電力設定情報に基づいて、第1ユーザ装置から第1信号を1個以上の第1PRBの各PRBで送信するために使用される第1電力を決定する。
【0165】
詳細には、基地局は、基準送信電力を電力設定情報の中から設定し、この場合、基準送信電力は、全てのPRBについて設定される複数の送信電力の中の最大電力、例えばPmaxとすることができ、オフセット値は、基準送信電力を基準にした各PRBのオフセット値である。別の表現をすると、オフセット値は、基準送信電力を基準にした各PRBの第1電力の減少値、例えばPoffset(j)である。各PRBについて、基地局は、各PRBの第1電力を、Pmax−Poffset(j)に基づいて取得する。
【0166】
別の構成として、電力設定情報は、基準送信電力、及び1個以上の第1PRBの各PRBに対応するオフセット値を含み、基地局は電力設定情報に基づいて、第1ユーザ装置から第1信号を1個以上の第1PRBの各PRBで送信するために使用される第1電力を決定する。
【0167】
詳細には、オフセット値は、第1ユーザ装置でサポートされる最大送信電力を基準にしたオフセット値であり、この場合、例えば第1ユーザ装置でサポートされる最大送信電力はPue_maxである。別の表現をすると、オフセット値は、第1ユーザ装置でサポートされる最大送信電力を基準にした各PRBの第1電力の減少値、例えばPoffsetである。各PRBについて、基地局は、各PRBの第1電力を、Pue_max−Poffsetを使用することにより取得する。
【0168】
任意であるが、別の実施形態として、1個以上の第1PRBが1個のPRBである場合、第1ユーザ装置から第1信号を1個以上の第1PRBの各PRBで送信するために使用される最大送信電力は、第1ユーザ装置から第1信号を1個以上の第1PRBの各PRBで送信するために使用される送信電力候補である。
【0169】
任意であるが、別の実施形態として、1個以上の第1PRBが2個以上のPRBである場合、第1ユーザ装置から第1信号を1個以上の第1PRBの各PRBで送信するために使用される最大送信電力は、基地局により、第1ユーザ装置から第1信号を1個以上の第1PRBで送信するために使用される少なくとも1つの送信電力候補に基づいて決定される。
【0170】
詳細には、別の実施形態として、第1ユーザ装置から第1信号を1個以上の第1PRBの各PRBで送信するために使用される最大送信電力は、第1ユーザ装置から第1信号を1個以上の第1PRBで送信するために使用される少なくとも1つの送信電力候補の中の最小電力である。
【0171】
これまで、第1ユーザ装置の側から見た本発明の実施形態による信号送信方法について、
図1及び
図2を参照して詳細に説明し、そして基地局の側から見た本発明の実施形態による信号送信方法について、
図3を参照して説明してきた。
【0172】
以下に、本発明の実施形態について、特定の例を参照して更に詳細に説明する。
図1〜
図3の例は、単に、この技術分野の当業者が本発明の実施形態を理解し易いようにするために挙げているに過ぎず、本発明の実施形態を例示的な特定の値、または特定のシナリオに限定するために挙げているのではないことに留意されたい。明らかなことであるが、この技術分野の当業者であれば、等価な変形または変更を、
図1〜
図3に提供される例に基づいて行なうことができるので、このような変形または変更は、本発明の実施形態の範囲に含まれるものとする。
【0173】
以下に、本発明の実施形態による信号送信方法について、
図4及び
図5を参照して詳細に説明する。
図4及び
図5は
図1〜
図3の例であり、
図4の信号は発見信号であり、
図4は、ユーザ装置が、発見信号の送信電力を、基地局から供給される電力制御パラメータに基づいて決定する事例を示している。詳細には、
図4に示すように、当該方法では、
【0174】
ステップ410.ユーザ装置は、発見信号を送信するために利用される1個以上の第1PRBの位置を決定する。
【0175】
詳細には、ユーザ装置は、基地局のスケジューリング情報に基づいて、発見信号を送信するために利用される1個以上の第1PRBを決定することができる、またはユーザ装置は更に、リソース利用状態に応じて、発見信号を送信するために利用される1個以上の第1PRBを決定することができる、或いは、事前設定に基づいて、発見信号を送信するために利用される1個以上の第1PRBを更に決定することができ、この構成は、本発明の実施形態によって制限されない。1個以上の第1PRBは、1個のPRBとすることができる、または複数個のPRBとすることができる。
【0176】
ステップ420.ユーザ装置は、基地局から供給される電力制御パラメータ情報を受信する。
【0177】
詳細には、基地局は、メッセージを、発見信号を送信するために利用されるPRBの位置に基づいて決定して、当該メッセージをユーザ装置に送信する。ユーザ装置はメッセージを受信して、電力制御パラメータ情報をメッセージの中から取得する。例えば、電力制御パラメータは、P
O_discovery(j)、f(j)、及びα(j)のうちの少なくとも1つであり、この場合、α(j)∈[0,1]は、発見信号をPRB(j)で送信するためにシステムにより設定されるパスロス補正係数であり、P
O_discovery(j)は、発見信号を第(j)PRBで受信するためにシステムにより設定される目標受信電力閾値であり、f(j)は、電力制御パラメータであり、かつユーザ装置から信号を第(j)PRBで送信するために使用される電力増加値を制御するために使用される。
【0178】
ステップ430.ユーザ装置は、最大送信電力を電力制御パラメータ情報に基づいて決定する。
【0179】
詳細には、1個以上の第1PRBが1個のPRBであり、かつ発見信号の送信電力が、電力制御パラメータ情報にのみ基づいて決定される場合、送信電力は、以下の数式:
P
discovery(j)=(P
O_discovery(j)+α(j)PL+f(j))[dBm]に基づいて決定され、
式中、P
O_discovery(j)は、UEから発見信号を第(j)PRBで送信するために使用される最大送信電力であり、PLは、基地局からUEまでのパスロスであり、そしてPL=(基準信号を送信するためにシステムにより設定される送信電力−UEにより検出される基準信号の受信電力)が成り立つ。
【0180】
1個以上の第1PRBが複数個のPRBであり、かつ発見信号の送信電力が、例えば電力制御パラメータにのみ基づいて決定される場合、1個以上の第1PRBは、第(j)PRB〜第(j+1)PRBであり、送信電力候補は以下の数式:
P
discovery(j)=(P
O_discovery(j)+α(j)PL+f(j))[dBm]に基づいて決定され、
式中、P
discovery(j)は、UEから発見信号を第(j)PRBで送信するために使用される送信電力候補であり、PLは、担当基地局からUEまでのパスロスであり、このパスロスは、UEにより、計算によって取得され、そしてPL=(基準信号を送信するためにシステムにより設定される送信電力)−(UEにより検出される基準信号の受信電力)が成り立つ。
【0181】
送信電力候補P
discovery(j+1)は同じようにして取得される。ユーザ装置は発見信号を第(j)PRB及び第(j+1)PRBで、P
discovery(j)以下の電力を使用することにより送信することができる、または発見信号を第(j)PRB及び第(j+1)PRBで、P
discovery(j+1)以下の電力を使用することにより送信することができる、または発見信号を第(j)PRB及び第(j+1)PRBで、
【0183】
以下の電力を使用することにより送信することができる、または発見信号を第(j)PRB及び第(j+1)PRBで、
【0185】
以下の電力を使用することにより送信することができる、または発見信号を第(j)PRB及び第(j+1)PRBで、
【0187】
以下の電力を使用することにより送信することができる、または発見信号を第(j)PRB及び第(j+1)PRBで、
【0189】
以下の電力を使用することにより送信することができ、式中、
【0193】
は、P
discovery(j)及びP
discovery(j+1)にそれぞれ対応する自然数(線形番号)である。
【0194】
1個以上の第1PRBが1個のPRBであり、かつUEでサポートすることができる最大送信電力、及び発見信号を第(j)PRBで送信するためにシステムにより設定される最大送信電力を共に考慮に入れる場合、信号を送信するために使用される最大送信電力は、以下の数式に基づいて導出される。
【0196】
式中、P
UE_maxは、UEでサポートすることができる最大送信電力であり、P
CMAX(j)は、発見信号を第(j)PRBで送信するためにシステムにより設定される最大送信電力である。
【0197】
別の表現をすると、ユーザ装置は、P
UE_max、P
CMAX(j)、及びP
O_discovery(j)+α(j)・PL+f(j)の中の最小値を、発見信号をPRBで送信するために使用される最大電力として選択する。
【0198】
1個以上の第1PRBが複数個のPRBであり、かつUEでサポートすることができる最大送信電力、及び発見信号を第(j)PRBで送信するためにシステムにより設定される最大送信電力を共に考慮に入れる場合、信号を送信するために使用される送信電力候補は、以下の数式に基づいて導出される。
【0200】
別の表現をすると、ユーザ装置は、P
UE_max、P
CMAX(j)、及びP
O_discovery(j)+α(j)・PL+f(j)の中の最小値を、発見信号をPRBで送信するために使用される送信電力候補として選択する。
【0201】
ユーザ装置は、複数個のRPBに対応する複数の送信電力候補に基づいて、発見信号を複数個のPRBで送信するために使用される送信電力を決定することができる。例えば、複数の送信電力候補の最小値または平均値は、発見信号を複数個のRPBの各PRBで送信するために使用される最大送信電力として使用される。
【0202】
ステップ440.ユーザ装置は発見信号を送信する。
【0203】
詳細には、ユーザ装置は、最大送信電力に基づいて、発見信号を、最大送信電力以下の電力を使用することにより送信する。
【0204】
従来の装置間近距離通信サービス(Device−to−Device Proximity Service、“D2D ProSe”と略記される)では、信号を送信する場合、当該信号は、同じUEから送信される上りリンク信号と周波数分割多重方式で多重化される。D2Dで送信される信号のサブフレームフォーマットは、同じUEから送信される上りリンク信号のサブフレームフォーマットとは異なるので、D2D信号を受信している場合、ユーザ装置は、上りリンク信号により生じるキャリア内干渉を受ける可能性がある。発見信号を送信している場合、従来のUEは、最大電力を使用して発見信号を送信し、そして発見信号を送信するために使用される電力は、リソースブロック位置に基づいて調整することができず、その結果、上りリンク制御信号をUEから基地局に送信する際の伝送品質が低下して、システム全体の性能が更に影響を受ける。しかしながら、本発明の実施形態では、送信電力は、発見信号を送信するために使用されるリソースブロック位置に基づいて決定され、そして送信電力を状況に応じて調整することができることにより、制御信号に与える影響を小さくしてシステム性能を向上させることができる。
【0205】
図5は、信号が、ユーザ装置から基地局への信号であり、かつユーザ装置が信号の送信電力を、基地局から供給される電力制御パラメータに基づいて決定する事例を示している。詳細には、
図5に示すように、当該方法では、
【0206】
ステップ510.ユーザ装置は、信号を送信するために利用される1個以上の第1PRBの位置を決定することを含む。
【0207】
詳細には、ユーザ装置から基地局への信号は、ユーザ装置から基地局への物理上がりリンク制御チャネル(PUCCH)信号とすることができる、またはユーザ装置から基地局への物理上り共有チャネル(PUSCH)信号とすることができる。ユーザ装置は、基地局のスケジューリング情報に基づいて、信号を送信するために利用される1個以上の第1PRBの位置を決定することができる。基地局は更に、ユーザ装置から受信したリソース利用状態に基づいて、信号を送信するために利用される1個以上の第1PRBを決定することができる、または事前設定に基づいて、ユーザ装置から信号を送信するために利用される1個以上の第1PRBを決定することができ、この構成は、本発明の実施形態によって制限されない。1個以上の第1PRBは1個のPRBとするか、または複数個のPRBとすることができる。
【0208】
ステップ520.ユーザ装置は、基地局から送信される電力制御パラメータ情報を受信する。
【0209】
詳細には、基地局はメッセージを、信号を送信するために利用されるPRBの位置に基づいて決定し、当該メッセージをユーザ装置に送信する。ユーザ装置は、メッセージを受信して、電力制御パラメータ情報をメッセージの中から取得する。信号が、例えばPUSCH信号である場合、電力制御パラメータは、P
O_PUSCH(j)、f(j)、及びα(j)のうちの少なくとも1つであり、この場合、P
O_PUSCH(j)は、信号を第(j)PRBで受信するためにシステムにより設定される目標受信電力閾値であり、f(j)は、信号電力調整量であり、かつUEから信号を第(j)PRBで送信するために使用される電力増加値を制御するために使用され、そしてα(j)∈[0,1]は、信号を第(j)PRBで送信するためにシステムにより設定されるパスロス補正係数である。信号がPUCCH信号である場合、電力制御パラメータは、P
O_PUCCH(j)及びg(j)のうちの少なくとも一方であり、この場合、P
O_PUCCH(j)は、信号を第(j)PRBで受信するためにシステムにより設定される目標受信電力閾値であり、そしてg(j)は、信号電力調整量であり、かつUEから信号を第(j)PRBで送信するために使用される電力増加値を制御するために使用される。
【0210】
ステップ530.基地局は、最大送信電力を電力制御パラメータに基づいて決定する。
【0211】
詳細には、1個以上の第1PRBが1個のPRBであり、かつ信号がPUSCH信号である場合、送信電力は、以下の数式:
P
PUSCH(j)=(P
O_PUSCH(j)+α(j)・PL+ΔTF+f(j))[dBm]に基づいて導出され、
式中、P
PUSCH(j)は、UEから発見信号を第(j)PRBで送信するために使用される最大送信電力であり、P
O_PUSCH(j)は、信号を第(j)PRBで受信するためにシステムにより設定される目標受信電力閾値であり、PLは、担当基地局からUEまでのパスロスであり、このパスロスは、UEにより計算によって取得され、ΔTFは電力調整量であり、かつ送信レートとともに変化し、そしてf(j)は、信号電力調整量であり、かつUEから信号を第(j)PRBで送信するために使用される電力増加値を制御するために使用される。
【0212】
別の構成として、1個以上の第1PRBが複数個のPRBであり、かつ信号がPUSCH信号である場合、送信電力は、以下の数式:
P
PUSCH(j)=(10log
10(M
PUSCH)+P
O_PUSCH(j)+α(j)・PL+ΔTF+f(j))[dBm]に基づいて決定され、
式中、M
PUSCHは、1個以上の第1PRBの個数である。
【0213】
1個以上の第1PRBが1個のPRBであり、かつ信号がPUCCH信号である場合、送信電力候補は、以下の数式:
P
PUCCH(j)=(P
O_PUCCH(j)+PLc+h(n
CQI、n
HARQ、n
SR)+Δ
F_PUCCH(F)+Δ
TxD(F')+g(i))[dBm]に基づいて導出され、
式中、P
O_PUCCH(j)は、信号を第(j)PRBで受信するためにシステムにより設定される目標受信電力閾値であり、PLは、基地局とUEとの間のパスロスであり、h(n
CQI、n
HARQ、n
SR)はPUCCHフォーマットに関連する電力調整値であり、この場合、n
CQIは、チャネル品質情報に含まれるビット数であり、n
SRは、当該パラメータがスケジューリング要求情報であるかどうかを表わし、n
HARQは、HARQ情報に含まれるビット数であり、Δ
F_PUCCH(F)は、PUCCHフォーマットを使用することにより決定される電力調整量であり、Δ
TxD(F')は、上りリンク送信ダイバーシチを使用することにより決定される電力調整量である。
【0214】
ステップ540.ユーザ装置は信号を送信する。
【0215】
詳細には、ユーザ装置は、最大送信電力に基づいて信号を、最大送信電力以上の電力を使用することにより送信する。
【0216】
D2D(装置間通信)技術では、D2Dで送信される信号のサブフレームフォーマットは、同じUEから送信される上りリンク信号のサブフレームフォーマットとは異なるので、上りリンク信号を受信している場合、基地局は、D2D信号により生じるキャリア内干渉を受けることにより、制御信号の伝送品質を著しく低下させる可能性がある。本発明の実施形態では、電力は、制御信号を送信するために利用されるPRBの位置に基づいて決定され、制御信号の送信電力は、状況に応じて調整することができるので、ネットワーク性能を向上させることができる。
【0217】
図4及び
図5の例は、この技術分野の当業者が本発明の実施形態をより深く理解し易いようにするために挙げているのであり、本発明の実施形態の範囲を限定するために挙げているのではないことに留意されたい。明らかなことであるが、この技術分野の当業者であれば、等価な変形または変更を、
図4及び
図5の例に基づいて行なうことができるので、このような変形または変更は、本発明の実施形態の範囲に含まれるものとする。
【0218】
これまでに挙げたプロセスの順序は実行順序を意味していないことを理解されたい。プロセスの実行順序は、プロセスの機能及び内部論理に従って決定されるべきであり、本発明の種々実施形態における実行プロセスを限定するものとして決して解釈されてはならない。
【0219】
これまで、本発明の実施形態による信号送信方法について、
図1〜
図5を参照して詳細に説明してきた。以下に、本発明の1つの実施形態によるユーザ装置について、
図6及び
図7を参照して詳細に説明することとし、そして本発明の1つの実施形態による基地局について、
図8、
図9、及び
図10を参照して詳細に説明することとする。
【0220】
図6は、本発明の1つの実施形態によるユーザ装置の模式ブロック図である。
図6に示すユーザ装置600は、第1決定ユニット610と、第2決定ユニット620と、送信ユニット630と、を含む。
【0221】
詳細には、第1決定ユニット610は、第1信号を送信するために利用される1個以上の第1物理リソースブロック(PRB)を決定するように構成され、第2決定ユニット620は、1個以上の第1PRBの位置に基づいて、ユーザ装置600から第1信号を1個以上の第1PRBで送信するために使用される送信電力を決定するように構成され、送信ユニット630は、第1信号を1個以上の第1PRBで、送信電力を使用することにより送信するように構成される。
【0222】
本発明の実施形態において提供されるユーザ装置は、信号の送信電力を、信号を送信するために利用されるPRBの位置に基づいて調整することにより、特定の送信電力を特定の時間−周波数リソース位置に、ネットワーク通信の性能要求に基づいて設定することができ、かつ信号の送信電力を状況に応じて調整することができることにより、ネットワーク通信の性能を向上させることができる。
【0223】
送信電力は、実際の用途における電力であり、かつ最大送信電力
以下の電力とすることができることを理解されたい。
【0224】
本発明の実施形態によれば、送信電力は、ユーザ装置から第1信号を1個以上の第1PRBの各PRBで送信するために使用される最大送信電力以下の電力であり、ユーザ装置から第1信号を1個以上の第1PRBの各PRBで送信するために使用される最大送信電力は、ユーザ装置により、ユーザ装置から第1信号を1個以上の第1PRBの各PRBで送信するために使用される送信電力候補に基づいて決定され、そしてユーザ装置から第1信号を1個以上の第1PRBの各PRBで送信するために使用される送信電力候補は、ユーザ装置により、1個以上の第1PRBの位置、及び基地局から供給される電力情報に基づいて決定される。
【0225】
任意であるが、別の実施形態として、電力情報は、1個以上の第1PRBの電力設定情報、及び1個以上の第1PRBの電力制御パラメータ情報を含み、そしてユーザ装置から第1信号を1個以上の第1PRBの各PRBで送信するために使用される送信電力候補は、ユーザ装置により、ユーザ装置から第1信号を1個以上の第1PRBの各PRBで送信するために使用される第1電力、及びユーザ装置から第1信号を1個以上の第1PRBの各PRBで送信するために使用される第2電力に基づいて決定され、この場合、第1電力は、ユーザ装置により、1個以上の第1PRBの位置、及び1個以上の第1PRBの電力設定情報に基づいて決定され、第2電力は、ユーザ装置により、1個以上の第1PRBの位置、及び1個以上の第1PRBの電力制御パラメータ情報に基づいて決定される。
【0226】
別の構成として、かつ別の実施形態として、電力情報は、第1ユーザ装置の電力制御パラメータ情報、及び1個以上の第1PRBの電力設定情報を含み、ユーザ装置から第1信号を1個以上の第1PRBの各PRBで送信するために使用される送信電力候補は、ユーザ装置により、第1電力及び第2電力に基づいて決定され、この場合、第1電力は、ユーザ装置により、1個以上の第1PRBの位置、及び1個以上の第1PRBの電力設定情報に基づいて決定され、第2電力は、ユーザ装置により、1個以上の第1PRBの位置、及びユーザ装置の電力制御パラメータ情報に基づいて決定される。
【0227】
任意であるが、別の実施形態として、電力情報は、第1ユーザ装置の電力設定情報、及び1個以上の第1PRBの電力制御パラメータ情報を含み、そしてユーザ装置から第1信号を1個以上の第1PRBの各PRBで送信するために使用される送信電力候補は、ユーザ装置により、第1電力及び第2電力に基づいて決定され、この場合、第1電力は、ユーザ装置により、1個以上の第1PRBの位置、及びユーザ装置の電力設定情報に基づいて決定され、第2電力は、ユーザ装置により、1個以上の第1PRBの位置、及び1個以上の第1PRBの電力制御パラメータ情報に基づいて決定される。
【0228】
任意であるが、別の実施形態として、ユーザ装置から第1信号を1個以上の第1PRBの各PRBで送信するために使用される送信電力候補は、第1電力及び第2電力の中の小さい方の電力である。
【0229】
任意であるが、別の実施形態として、ユーザ装置から第1信号を1個以上の第1PRBの各PRBで送信するために使用される送信電力候補は、ユーザ装置でサポートされる最大送信電力、第1電力、及び第2電力の中の最小電力である。
【0230】
任意であるが、別の実施形態として、電力情報は、1個以上の第1PRBの電力設定情報を含み、そしてユーザ装置から第1信号を1個以上の第1PRBの各PRBで送信するために使用される送信電力候補は第1電力であり、この場合、第1電力は、ユーザ装置により、1個以上の第1PRBの位置、及び1個以上の第1PRBの電力設定情報に基づいて決定される、またはユーザ装置から第1信号を1個以上の第1PRBの各PRBで送信するために使用される送信電力候補は、ユーザ装置でサポートされる最大送信電力、及び第1電力の中の小さい方の電力であり、この場合、第1電力は、ユーザ装置により、1個以上の第1PRBの位置、及び1個以上の第1PRBの電力設定情報に基づいて決定される。
【0231】
任意であるが、別の実施形態として、電力情報は、1個以上の第1PRBの電力制御パラメータ情報を含み、そしてユーザ装置から第1信号を1個以上の第1PRBの各PRBで送信するために使用される送信電力候補は第2電力であり、この場合、第2電力は、ユーザ装置により、1個以上の第1PRBの位置、及び1個以上の第1PRBの電力制御パラメータ情報に基づいて決定される、またはユーザ装置から第1信号を1個以上の第1PRBの各PRBで送信するために使用される送信電力候補は、ユーザ装置でサポートされる最大送信電力、及び第2電力の中の小さい方の電力であり、この場合、第2電力は、ユーザ装置により、1個以上の第1PRBの位置、及び1個以上の第1PRBの電力制御パラメータ情報に基づいて決定される。
【0232】
任意であるが、別の実施形態として、電力制御パラメータ情報は、P
O(j)、f(j)、及びα(j)のうちの少なくとも1つを含み、この場合、jは、PRBの位置番号であり、P
O(j)は、発見信号を第(j)PRBで受信するためにシステムにより設定される目標受信電力閾値であり、f(j)は電力制御パラメータであり、かつユーザ装置から信号を第(j)PRBで送信するために使用される電力増加値を制御するために使用され、そしてα(j)∈[0,1]は、信号を第(j)PRBで送信するためにシステムにより設定されるパスロス補正係数である。
【0233】
詳細には、第2電力は、ユーザ装置により、以下の数式:
P(j)=(P
O(j)+α(j)・PL+f(j))[dBm]に基づいて導出され、
式中、P(j)は、ユーザ装置から信号を第(j)PRBで送信するために使用される送信電力であり、そしてPLは、基地局とユーザ装置との間のパスロスである。
【0234】
任意であるが、別の実施形態として、電力設定情報は、1個以上の第1PRBの各PRBに対応する電力を含み、第1電力は、ユーザ装置により、1個以上の第1PRBの位置、及び1個以上の第1PRBの各PRBに対応する電力に基づいて決定される。
【0235】
任意であるが、別の実施形態として、電力設定情報は、基準送信電力、及び1個以上の第1PRBの各PRBに対応するオフセット値を含み、第1電力は、ユーザ装置により、1個以上の第1PRBの位置、基準送信電力、及び1個以上の第1PRBの各PRBに対応するオフセット値に基づいて決定される。
【0236】
任意であるが、別の実施形態として、電力設定情報は、1個以上の第1PRBの各PRBに対応するオフセット値を含み、第1電力は、ユーザ装置により、1個以上の第1PRBの位置、ユーザ装置でサポートされる最大送信電力、及び1個以上の第1PRBの各PRBに対応するオフセット値に基づいて決定される。
【0237】
別の構成として、かつ別の実施形態として、送信電力は、第1信号を1個以上の第1PRBの各PRBで送信するために使用される最大送信電力以下の電力であり、ユーザ装置から第1信号を1個以上の第1PRBの各PRBで送信するために使用される最大送信電力は、ユーザ装置により、ユーザ装置から第1信号を1個以上の第1PRBの各PRBで送信するために使用される送信電力候補に基づいて決定され、そしてユーザ装置から第1信号を1個以上の第1PRBの各PRBで送信するために使用される送信電力候補は、ユーザ装置により、事前設定情報に基づいて決定され、この場合、事前設定情報は、1個以上の第1PRBの各PRBに対応する送信電力候補を表わす。
【0238】
別の構成として、かつ別の実施形態として、送信電力は、ユーザ装置により、1個以上の第1PRBの位置、及び基地局から供給される電力情報に基づいて決定され、この場合、電力情報は、ユーザ装置から第1信号を1個以上の第1PRBの各PRBで送信するために使用される送信電力を含む。
【0239】
任意であるが、別の実施形態として、1個以上の第1PRBが1個のPRBである場合、ユーザ装置から第1信号を1個以上の第1PRBの各PRBで送信するために使用される最大送信電力は、ユーザ装置から第1信号を1個以上の第1PRBの各PRBで送信するために使用される送信電力候補である。
【0240】
任意であるが、別の実施形態として、1個以上の第1PRBが2個以上のPRBである場合、ユーザ装置から第1信号を1個以上の第1PRBの各PRBで送信するために使用される最大送信電力は、ユーザ装置により、ユーザ装置から第1信号を1個以上の第1PRBで送信するために使用される少なくとも1つの送信電力候補に基づいて決定される。
【0241】
詳細には、別の実施形態として、ユーザ装置から第1信号を1個以上の第1PRBの各PRBで送信するために使用される最大送信電力は、ユーザ装置から第1信号を1個以上の第1PRBで送信するために使用される少なくとも1つの送信電力候補の中の最小電力である。
【0242】
任意であるが、別の実施形態として、第1信号は、装置間(D2D)の発見信号、D2Dの直接通信信号、ユーザ装置から基地局への物理上りリンク制御チャネルPUCCH信号、及びユーザ装置から基地局への物理上りリンク共有チャネルPUSCH信号のうちのいずれか1つの信号である。
【0243】
図6に示すユーザ装置は、ユーザ装置により
図1〜
図5の方法形態で実装される各プロセスを実行することができることに留意されたい。ユーザ装置600の他の機能及び動作については、
図1〜
図5の方法形態におけるユーザ装置に関連するプロセスを参照することができる。繰り返しを避けるために、詳細を再びここで説明することはしない。
【0244】
図7は、本発明の別の実施形態によるユーザ装置の模式ブロック図である。
図7に示すユーザ装置700は、プロセッサ710と、メモリ720と、バスシステム730と、トランシーバ740と、を含む。プロセッサ710、メモリ720、及びトランシーバ740は、バスシステム730を使用することにより接続される。
【0245】
詳細には、プロセッサ710は、バスシステム730を使用することにより、メモリ720に記憶されたコードを呼び出して、第1信号を送信するために利用される1個以上の第1物理リソースブロック(PRB)を決定し、1個以上の第1PRBの位置に基づいて、ユーザ装置700から第1信号を1個以上の第1PRBで送信するために使用される送信電力を決定するように構成される。トランシーバ740は、第1信号を1個以上の第1PRBで、決定された送信電力を使用することにより送信するように構成される。
【0246】
本発明の実施形態において提供されるユーザ装置は、信号の送信電力を、信号を送信するために利用されるPRBの位置に基づいて調整することができることにより、特定の送信電力を特定の時間−周波数リソース位置に、ネットワーク通信の性能要求に基づいて設定することができ、そして信号の送信電力を状況に応じて調整することができることにより、ネットワーク通信の性能を向上させることができる。
【0247】
本発明の前述の実施形態において開示される方法は、プロセッサ710に適用することができる、またはプロセッサ710により実行することができる。プロセッサ710は、集積回路チップとすることができ、かつ信号を処理することができる。実行プロセスでは、前述の方法の各ステップは、プロセッサ710内のハードウェア集積論理回路により実行することができる、またはソフトウェア構成の命令をプロセッサ710内で使用することにより実行することができる。前述のプロセッサ710は、汎用プロセッサ、デジタルシグナルプロセッサ(Digital Signal Processor、DSP)、特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit、ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(Field Programmable Gate Array、FPGA)、または別のプログラマブル論理装置、個別ゲートまたはトランジスタ論理装置、または個別ハードウェア部品とすることができる。プロセッサ710は、本発明の実施形態において開示される各方法、ステップ、及び論理ブロック図を実施する、または実行することができる。汎用プロセッサは、マイクロプロセッサとすることができる、または当該プロセッサは、従来のいずれかのプロセッサなどとすることができる。本発明の実施形態において開示される方法のステップは、ハードウェア復号プロセッサにより直接実行することができる、またはハードウェアモジュール及びソフトウェアモジュールの組み合わせを復号プロセッサ内で使用することにより実行することができる。ソフトウェアモジュールは、ランダムアクセスメモリ(Random Access Memory、RAM)、フラッシュメモリ、リードオンリメモリ(Read−Only Memory、ROM)、プログラマブルリードオンリメモリ、電気消去可能なプログラマブルメモリ、またはレジスタのような先行技術において十分開発し尽くされている記憶媒体に格納することができる。記憶媒体はメモリ720に格納される。プロセッサ710は、情報をメモリ720から読み出して、前述の方法のステップを、プロセッサ710のハードウェアと一体となって実行する。データバスの他に、バスシステム730は電源バス、制御バス、状態信号バスなどを更に含むことができる。しかしながら、図を分かり易くするために、異なる種類のバスは、バスシステム730として、この図に一括して図示されている。
【0248】
送信電力は、実際の用途における電力であり、かつ最大送信電力
以下の電力とすることができることを理解されたい。
【0249】
本発明の実施形態によれば、送信電力は、ユーザ装置から第1信号を1個以上の第1PRBの各PRBで送信するために使用される最大送信電力以下の電力であり、ユーザ装置から第1信号を1個以上の第1PRBの各PRBで送信するために使用される最大送信電力は、ユーザ装置により、ユーザ装置から第1信号を1個以上の第1PRBの各PRBで送信するために使用される送信電力候補に基づいて決定され、そしてユーザ装置から第1信号を1個以上の第1PRBの各PRBで送信するために使用される送信電力候補は、ユーザ装置により、1個以上の第1PRBの位置、及び基地局から供給される電力情報に基づいて決定される。
【0250】
任意であるが、別の実施形態として、電力情報は、1個以上の第1PRBの電力設定情報、及び1個以上の第1PRBの電力制御パラメータ情報を含み、ユーザ装置から第1信号を1個以上の第1PRBの各PRBで送信するために使用される送信電力候補は、ユーザ装置により、ユーザ装置から第1信号を1個以上の第1PRBの各PRBで送信するために使用される第1電力、及びユーザ装置から第1信号を1個以上の第1PRBの各PRBで送信するために使用される第2電力に基づいて決定され、この場合、第1電力は、ユーザ装置により、1個以上の第1PRBの位置、及び1個以上の第1PRBの電力設定情報に基づいて決定され、第2電力は、ユーザ装置により、1個以上の第1PRBの位置、及び1個以上の第1PRBの電力制御パラメータ情報に基づいて決定される。
【0251】
別の構成として、かつ別の実施形態として、電力情報は、第1ユーザ装置の電力制御パラメータ情報、及び1個以上の第1PRBの電力設定情報を含み、ユーザ装置から第1信号を1個以上の第1PRBの各PRBで送信するために使用される送信電力候補は、ユーザ装置により、第1電力及び第2電力に基づいて決定され、この場合、第1電力は、ユーザ装置により、1個以上の第1PRBの位置、及び1個以上の第1PRBの電力設定情報に基づいて決定され、第2電力は、ユーザ装置により、1個以上の第1PRBの位置、及びユーザ装置の電力制御パラメータ情報に基づいて決定される。
【0252】
任意であるが、別の実施形態として、電力情報は、第1ユーザ装置の電力設定情報、及び1個以上の第1PRBの電力制御パラメータ情報を含み、ユーザ装置から第1信号を1個以上の第1PRBの各PRBで送信するために使用される送信電力候補は、ユーザ装置により、第1電力及び第2電力に基づいて決定され、この場合、第1電力は、ユーザ装置により、1個以上の第1PRBの位置、及びユーザ装置の電力設定情報に基づいて決定され、第2電力は、ユーザ装置により、1個以上の第1PRBの位置、及び1個以上の第1PRBの電力制御パラメータ情報に基づいて決定される。
【0253】
任意であるが、別の実施形態として、ユーザ装置から第1信号を1個以上の第1PRBの各PRBで送信するために使用される送信電力候補は、第1電力及び第2電力の中の小さい方の電力である。
【0254】
任意であるが、別の実施形態として、ユーザ装置から第1信号を1個以上の第1PRBの各PRBで送信するために使用される送信電力候補は、ユーザ装置でサポートされる最大送信電力、第1電力、及び第2電力の中の最小電力である。
【0255】
任意であるが、別の実施形態として、電力情報は、1個以上の第1PRBの電力設定情報を含み、ユーザ装置から第1信号を1個以上の第1PRBの各PRBで送信するために使用される送信電力候補は第1電力であり、この場合、第1電力は、ユーザ装置により、1個以上の第1PRBの位置、及び1個以上の第1PRBの電力設定情報に基づいて決定される、またはユーザ装置から第1信号を1個以上の第1PRBの各PRBで送信するために使用される送信電力候補は、ユーザ装置でサポートされる最大送信電力、及び第1電力の中の小さい方の電力であり、この場合、第1電力は、ユーザ装置により、1個以上の第1PRBの位置、及び1個以上の第1PRBの電力設定情報に基づいて決定される。
【0256】
任意であるが、別の実施形態として、電力情報は、1個以上の第1PRBの電力制御パラメータ情報を含み、ユーザ装置から第1信号を1個以上の第1PRBの各PRBで送信するために使用される送信電力候補は第2電力であり、この場合、第2電力は、ユーザ装置により、1個以上の第1PRBの位置、及び1個以上の第1PRBの電力制御パラメータ情報に基づいて決定される、またはユーザ装置から第1信号を1個以上の第1PRBの各PRBで送信するために使用される送信電力候補は、ユーザ装置でサポートされる最大送信電力、及び第2電力の中の小さい方の電力であり、この場合、第2電力は、ユーザ装置により、1個以上の第1PRBの位置、及び1個以上の第1PRBの電力制御パラメータ情報に基づいて決定される。
【0257】
任意であるが、別の実施形態として、電力制御パラメータ情報は、P
O(j)、f(j)、及びα(j)のうちの少なくとも1つを含み、この場合、jは、PRBの位置番号であり、P
O(j)は、発見信号を第(j)PRBで受信するためにシステムにより設定される目標受信電力閾値であり、f(j)は、電力制御パラメータであり、かつユーザ装置から信号を第(j)PRBで送信するために使用される電力増加値を制御するために使用され、そしてα(j)∈[0,1]は、信号を第(j)PRBで送信するためにシステムにより設定されるパスロス補正係数である。
【0258】
詳細には、第2電力は、ユーザ装置により、以下の数式:
P(j)=(P
O(j)+α(j)・PL+f(j))[dBm]に基づいて導出され、
式中、P(j)は、ユーザ装置から信号を第(j)PRBで送信するために使用される最大送信電力であり、そしてPLは、基地局とユーザ装置との間のパスロスである。
【0259】
任意であるが、別の実施形態として、電力設定情報は、1個以上の第1PRBの各PRBに対応する電力を含み、第1電力は、ユーザ装置により、1個以上の第1PRBの位置、及び1個以上の第1PRBの各PRBに対応する電力に基づいて決定される。
【0260】
任意であるが、別の実施形態として、電力設定情報は、基準送信電力、及び1個以上の第1PRBの各PRBに対応するオフセット値を含み、第1電力は、ユーザ装置により、1個以上の第1PRBの位置、基準送信電力、及び1個以上の第1PRBの各PRBに対応するオフセット値に基づいて決定される。
【0261】
任意であるが、別の実施形態として、電力設定情報は、1個以上の第1PRBの各PRBに対応するオフセット値を含み、第1電力は、ユーザ装置により、1個以上の第1PRBの位置、ユーザ装置でサポートされる最大送信電力、及び1個以上の第1PRBの各PRBに対応するオフセット値に基づいて決定される。
【0262】
別の構成として、かつ別の実施形態として、送信電力は、第1信号を1個以上の第1PRBの各PRBで送信するために使用される最大送信電力以下の電力であり、ユーザ装置から第1信号を1個以上の第1PRBの各PRBで送信するために使用される最大送信電力は、ユーザ装置により、ユーザ装置から第1信号を1個以上の第1PRBの各PRBで送信するために使用される送信電力候補に基づいて決定され、そしてユーザ装置から第1信号を1個以上の第1PRBの各PRBで送信するために使用される送信電力候補は、ユーザ装置により、事前設定情報に基づいて決定され、この場合、事前設定情報は、1個以上の第1PRBの各PRBに対応する送信電力候補を表わす。
【0263】
別の構成として、かつ別の実施形態として、送信電力は、ユーザ装置により、1個以上の第1PRBの位置、及び基地局から供給される電力情報に基づいて決定され、この場合、電力情報は、ユーザ装置から第1信号を1個以上の第1PRBの各PRBで送信するために使用される送信電力を含む。
【0264】
任意であるが、別の実施形態として、1個以上の第1PRBが1個のPRBである場合、ユーザ装置から第1信号を1個以上の第1PRBの各PRBで送信するために使用される最大送信電力は、ユーザ装置から第1信号を1個以上の第1PRBの各PRBで送信するために使用される送信電力候補である。
【0265】
任意であるが、別の実施形態として、1個以上の第1PRBが2個以上のPRBである場合、ユーザ装置から第1信号を1個以上の第1PRBの各PRBで送信するために使用される最大送信電力は、ユーザ装置により、ユーザ装置から第1信号を1個以上の第1PRBで送信するために使用される少なくとも1つの送信電力候補に基づいて決定される。
【0266】
詳細には、別の実施形態として、ユーザ装置から第1信号を1個以上の第1PRBの各PRBで送信するために使用される最大送信電力は、ユーザ装置から第1信号を1個以上の第1PRBで送信するために使用される少なくとも1つの送信電力候補の中の最小電力である。
【0267】
任意であるが、別の実施形態として、第1信号は、装置間(D2D)の発見信号、D2Dの直接通信信号、ユーザ装置から基地局への物理上りリンク制御チャネルPUCCH信号、及びユーザ装置から基地局への物理上りリンク共有チャネルPUSCH信号のうちのいずれか1つの信号である。
【0268】
図7に示すユーザ装置は、ユーザ装置により
図1〜
図5の方法形態で実装される各プロセスを実行することができることに留意されたい。ユーザ装置700の他の機能及び動作については、
図1〜
図5の方法形態におけるユーザ装置に関連するプロセスを参照することができる。繰り返しを避けるために、詳細を再びここで説明することはしない。
【0269】
図8は、本発明の1つの実施形態による基地局の模式ブロック図である。
図8に示す基地局800は、第1決定ユニット810と、送信ユニット820と、を含む。
【0270】
詳細には、第1決定ユニット810は、電力情報を1個以上の第1PRBの位置に基づいて決定するように構成され、この場合、電力情報を使用して第1ユーザ装置に指示することにより、電力情報に基づいて、第1ユーザ装置から第1信号を1個以上の第1PRBで送信するために使用される送信電力を決定し、送信ユニット820は、電力情報を第1ユーザ装置に送信するように構成される。
【0271】
従って、本発明の実施形態において提供される基地局は、信号の送信電力をPRBの位置に基づいて状況に応じて調整することができることにより、ネットワーク性能を向上させることができる。
【0272】
任意であるが、別の実施形態として、電力情報は、1個以上の第1PRBの電力設定情報、及び1個以上の第1PRBの電力制御パラメータ情報のうちの少なくとも一方の情報を含む。
【0273】
別の構成として、かつ別の実施形態として、
図9に示すように、電力情報は、第1ユーザ装置から第1信号を1個以上の第1PRBで送信するために使用される送信電力を含み、基地局800は、第1決定ユニット810と、送信ユニット820と、第2決定ユニット830と、第3決定ユニット840と、を含む。第1決定ユニット810は、
図8の第1決定ユニット810と同じように機能し、送信ユニット820は、
図8の送信ユニット820と同じように機能する。繰り返しを避けるために、詳細を再びここで説明することはしない。第2決定ユニット830は、1個以上の第1PRBの電力設定情報、及び1個以上の第1PRBの電力制御パラメータ情報のうちの少なくとも一方の情報に基づいて、第1ユーザ装置から第1信号を1個以上の第1PRBで送信するために使用される送信電力候補を決定するように構成される。第3決定ユニット840は、第1ユーザ装置から第1信号を1個以上の第1PRBで送信するために使用される送信電力候補に基づいて、第1ユーザ装置から第1信号を1個以上の第1PRBの各PRBで送信するために使用される最大送信電力を決定するように構成される。第2決定ユニット830及び第3決定ユニット840を設けるかどうかは任意であることに留意されたい。
【0274】
任意であるが、別の実施形態として、第1ユーザ装置から第1信号を1個以上の第1PRBの各PRBで送信するために使用される送信電力候補は、基地局により、第1ユーザ装置から第1信号を1個以上の第1PRBの各PRBで送信するために使用される第1電力、及び第1ユーザ装置から第1信号を1個以上の第1PRBの各PRBで送信するために使用される第2電力に基づいて決定され、この場合、第1電力は、基地局800により、1個以上の第1PRBの電力設定情報に基づいて決定され、第2電力は、基地局800により、1個以上の第1PRBの電力制御パラメータ情報に基づいて決定される。
【0275】
詳細には、別の実施形態として、第1ユーザ装置から第1信号を1個以上の第1PRBの各PRBで送信するために使用される送信電力候補は、第1電力及び第2電力の中の小さい方の電力である。
【0276】
別の構成として、かつ別の実施形態として、第1ユーザ装置から第1信号を1個以上の第1PRBの各PRBで送信するために使用される送信電力候補は、第1ユーザ装置でサポートされる最大送信電力、第1電力、及び第2電力の中の最小電力である。
【0277】
別の構成として、かつ別の実施形態として、第1ユーザ装置から第1信号を1個以上の第1PRBの各PRBで送信するために使用される送信電力候補は第1電力であり、この場合、第1電力は、基地局800により、1個以上の第1PRBの電力設定情報に基づいて決定される、または第1ユーザ装置から第1信号を1個以上の第1PRBの各PRBで送信するために使用される送信電力候補は、第1ユーザ装置でサポートされる最大送信電力、及び第1電力の中の小さい方の電力であり、この場合、第1電力は、基地局800により、1個以上の第1PRBの電力設定情報に基づいて決定される。
【0278】
別の構成として、かつ別の実施形態として、第1ユーザ装置から第1信号を1個以上の第1PRBの各PRBで送信するために使用される送信電力候補は第2電力であり、この場合、第2電力は、基地局800により、1個以上の第1PRBの電力制御パラメータ情報に基づいて決定される、または第1ユーザ装置から第1信号を1個以上の第1PRBの各PRBで送信するために使用される送信電力候補は、第1ユーザ装置でサポートされる最大送信電力、及び第2電力の中の小さい方の電力であり、この場合、第2電力は、基地局800により、1個以上の第1PRBの電力制御パラメータ情報に基づいて決定される。
【0279】
任意であるが、別の実施形態として、電力制御パラメータ情報は、P
O(j)、f(j)、及びα(j)のうちの少なくとも1つを含み、この場合、jは、PRBの位置番号であり、P
O(j)は、発見信号を第(j)PRBで受信するためにシステムにより設定される目標受信電力閾値であり、α(j)∈[0,1]は、信号を第(j)PRBで送信するためにシステムにより設定されるパスロス補正係数であり、そしてf(j)は、電力制御パラメータであり、かつユーザ装置から信号を第(j)PRBで送信するために使用される電力増加値を制御するために使用される。
【0280】
任意であるが、別の実施形態として、電力設定情報は以下のアイテム:1個以上の第1PRBの各PRBに対応する電力、基準送信電力、及び1個以上の第1PRBの各PRBに対応するオフセット値、及び1個以上の第1PRBの各PRBに対応するオフセット値のうちの1つのアイテムを含む。
【0281】
任意であるが、別の実施形態として、1個以上の第1PRBが1個のPRBである場合、第1ユーザ装置から第1信号を1個以上の第1PRBの各PRBで送信するために使用される最大送信電力は、第1ユーザ装置から第1信号を1個以上の第1PRBの各PRBで送信するために使用される送信電力候補である。
【0282】
任意であるが、別の実施形態として、1個以上の第1PRBが2個以上のPRBである場合、第1ユーザ装置から第1信号を1個以上の第1PRBの各PRBで送信するために使用される最大送信電力は、基地局800により、第1ユーザ装置から第1信号を1個以上の第1PRBで送信するために使用される少なくとも1つの送信電力候補に基づいて決定される。
【0283】
詳細には、別の実施形態として、第1ユーザ装置から第1信号を1個以上の第1PRBの各PRBで送信するために使用される最大送信電力は、第1ユーザ装置から第1信号を1個以上の第1PRBで送信するために使用される少なくとも1つの送信電力候補の中の最小電力である。
【0284】
任意であるが、別の実施形態として、第1信号は、装置間(D2D)の発見信号、D2Dの直接通信信号、ユーザ装置から基地局への物理上りリンク制御チャネルPUCCH信号、及びユーザ装置から基地局への物理上りリンク共有チャネルPUSCH信号のうちのいずれか1つの信号である。
【0285】
図8及び
図9に示す基地局は、基地局により
図1〜
図5の方法形態で実装される各プロセスを実行することができることに留意されたい。基地局800の他の機能及び動作については、
図1〜
図5の方法形態における基地局に関連するプロセスを参照することができる。繰り返しを避けるために、詳細を再びここで説明することはしない。
【0286】
図10は、本発明の別の実施形態による基地局の模式ブロック図である。
図10に示す基地局1000は、プロセッサ1010と、メモリ1020と、バスシステム1030と、トランシーバ1040と、を含む。プロセッサ1010、メモリ1020、及びトランシーバ1040は、バスシステム1030を使用することにより接続される。
【0287】
詳細には、プロセッサ1010は、バスシステム1030を使用することにより、メモリ1020に記憶されたコードを呼び出して、電力情報を1個以上の第1PRBの位置に基づいて決定するように構成され、この場合、電力情報を使用して、第1ユーザ装置に指示することにより、電力情報に基づいて、第1ユーザ装置から第1信号を1個以上の第1PRBで送信するために使用される送信電力を決定し、トランシーバ1040は、電力情報を第1ユーザ装置に送信するように構成される。
【0288】
従って、本発明の実施形態において提供される基地局は、信号の送信電力をPRBの位置に基づいて状況に応じて調整することができることにより、ネットワーク性能を向上させることができる。
【0289】
本発明の前述の実施形態において開示される方法は、プロセッサ1010に適用することができる、またはプロセッサ1010により実行することができる。プロセッサ1010は、集積回路チップとすることができ、かつ信号を処理することができる。実行プロセスでは、前述の方法の各ステップは、プロセッサ1010内のハードウェア集積論理回路により実行することができる、またはソフトウェア構成の命令をプロセッサ1010内で使用することにより実行することができる。前述のプロセッサ1010は、汎用プロセッサ、デジタルシグナルプロセッサ(Digital Signal Processor、DSP)、特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit、ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(Field Programmable Gate Array、FPGA)、または別のプログラマブル論理装置、個別ゲートまたはトランジスタ論理装置、または個別ハードウェア部品とすることができる。プロセッサ1010は、本発明の実施形態において開示される各方法、ステップ、及び論理ブロック図を実施する、または実行することができる。汎用プロセッサは、マイクロプロセッサとすることができる、または当該プロセッサは従来のいずれかのプロセッサなどとすることができる。本発明の実施形態において開示される方法のステップは、ハードウェア復号プロセッサにより直接実行することができる、またはハードウェアモジュール及びソフトウェアモジュールの組み合わせを復号プロセッサ内で使用することにより実行することができる。ソフトウェアモジュールは、ランダムアクセスメモリ(Random Access Memory、RAM)、フラッシュメモリ、リードオンリメモリ(Read−Only Memory、ROM)、プログラマブルリードオンリメモリ、電気消去可能なプログラマブルメモリ、またはレジスタのような先行技術において十分開発し尽くされている記憶媒体に格納することができる。記憶媒体はメモリ1020に格納される。プロセッサ1010は、情報をメモリ1020から読み出して、前述の方法のステップを、プロセッサ1010のハードウェアと一体となって実行する。データバスの他に、バスシステム1030は、電源バス、制御バス、状態信号バスなどを更に含むことができる。しかしながら、図を分かり易くするために、異なる種類のバスは、バスシステム1030として、この図に一括して図示されている。
【0290】
任意であるが、別の実施形態として、電力情報は、1個以上の第1PRBの電力設定情報、及び1個以上の第1PRBの電力制御パラメータ情報のうちの少なくとも一方の情報を含む。
【0291】
別の構成として、かつ別の実施形態として、電力情報は、第1ユーザ装置から第1信号を1個以上の第1PRBで送信するために使用される送信電力を含み、プロセッサ1010は、1個以上の第1PRBの電力設定情報、及び1個以上の第1PRBの電力制御パラメータ情報のうちの少なくとも一方の情報に基づいて、第1ユーザ装置から第1信号を1個以上の第1PRBで送信するために使用される送信電力候補を決定するように更に構成され、プロセッサ1010は更に、第1ユーザ装置から第1信号を1個以上の第1PRBで送信するために使用される送信電力候補に基づいて、第1ユーザ装置から第1信号を1個以上の第1PRBの各PRBで送信するために使用される最大送信電力を決定するように更に構成される。
【0292】
任意であるが、別の実施形態として、第1ユーザ装置から第1信号を1個以上の第1PRBの各PRBで送信するために使用される送信電力候補は、基地局1000により、第1ユーザ装置から第1信号を1個以上の第1PRBの各PRBで送信するために使用される第1電力、及び第1ユーザ装置から第1信号を1個以上の第1PRBの各PRBで送信するために使用される第2電力に基づいて決定され、この場合、第1電力は、基地局1000により、1個以上の第1PRBの電力設定情報に基づいて決定され、第2電力は、基地局1000により、1個以上の第1PRBの電力制御パラメータ情報に基づいて決定される。
【0293】
詳細には、別の実施形態として、第1ユーザ装置から第1信号を1個以上の第1PRBの各PRBで送信するために使用される送信電力候補は、第1電力と第2電力の中の小さい方の電力である。
【0294】
別の構成として、かつ別の実施形態として、第1ユーザ装置から第1信号を1個以上の第1PRBの各PRBで送信するために使用される送信電力候補は、第1ユーザ装置でサポートされる最大送信電力、第1電力、及び第2電力の中の最小電力である。
【0295】
別の構成として、かつ別の実施形態として、第1ユーザ装置から第1信号を1個以上の第1PRBの各PRBで送信するために使用される送信電力候補は第1電力であり、この場合、第1電力は、基地局1000により、1個以上の第1PRBの電力設定情報に基づいて決定される、または第1ユーザ装置から第1信号を1個以上の第1PRBの各PRBで送信するために使用される送信電力候補は、第1ユーザ装置でサポートされる最大送信電力、及び第1電力の中の小さい方の電力であり、この場合、第1電力は、基地局1000により、1個以上の第1PRBの電力設定情報に基づいて決定される。
【0296】
別の構成として、かつ別の実施形態として、第1ユーザ装置から第1信号を1個以上の第1PRBの各PRBで送信するために使用される送信電力候補は第2電力であり、この場合、第2電力は、基地局1000により、1個以上の第1PRBの電力制御パラメータ情報に基づいて決定される、または第1ユーザ装置から第1信号を1個以上の第1PRBの各PRBで送信するために使用される送信電力候補は、第1ユーザ装置でサポートされる最大送信電力、及び第1電力の中の小さい方の電力であり、この場合、第2電力は、基地局1000により、1個以上の第1PRBの電力制御パラメータ情報に基づいて決定される。
【0297】
別の構成として、かつ別の実施形態として、電力制御パラメータ情報は、PO(j)、f(j)、及びα(j)のうちの少なくとも1つを含み、この場合、jは、PRBの位置番号であり、PO(j)は、発見信号をPRB(j)で受信するためにシステムにより設定される目標受信電力閾値であり、α(j)∈[0,1]は、信号をPRB(j)で送信するためにシステムにより設定されるパスロス補正係数であり、そしてf(j)は、電力制御パラメータであり、かつユーザ装置から信号をPRB(j)で送信するために使用される電力増加値を制御するために使用される。
【0298】
任意であるが、別の実施形態として、電力設定情報は以下のアイテム:1個以上の第1PRBの各PRBに対応する電力、基準送信電力、及び1個以上の第1PRBの各PRBに対応するオフセット値、及び1個以上の第1PRBの各PRBに対応するオフセット値のうちの1つのアイテムを含む。
【0299】
任意であるが、別の実施形態として、1個以上の第1PRBが1個のPRBである場合、第1ユーザ装置から第1信号を1個以上の第1PRBの各PRBで送信するために使用される最大送信電力は、第1ユーザ装置から第1信号を1個以上の第1PRBの各PRBで送信するために使用される送信電力候補である。
【0300】
任意であるが、別の実施形態として、1個以上の第1PRBが2個以上のPRBである場合、第1ユーザ装置から第1信号を1個以上の第1PRBの各PRBで送信するために使用される最大送信電力は、基地局1000により、第1ユーザ装置から第1信号を1個以上の第1PRBで送信するために使用される少なくとも1つの送信電力候補に基づいて決定される。
【0301】
詳細には、別の実施形態として、第1ユーザ装置から第1信号を1個以上の第1PRBの各PRBで送信するために使用される最大送信電力は、第1ユーザ装置から第1信号を1個以上の第1PRBで送信するために使用される少なくとも1つの送信電力候補の中の最小電力である。
【0302】
任意であるが、別の実施形態として、第1信号は、装置間(D2D)の発見信号、D2Dの直接通信信号、ユーザ装置から基地局への物理上りリンク制御チャネルPUCCH信号、及びユーザ装置から基地局への物理上りリンク共有チャネルPUSCH信号のうちのいずれか1つの信号である。
【0303】
“and/or”という用語は本明細書では、関連付け対象のオブジェクトを表わす関連付け関係を表わしているに過ぎず、かつ3つの関係が存在し得ることを表わしていることを理解されたい。例えば、A and/or Bとは、以下の3つの事例:Aのみが存在する、A及びBの両方が存在する、そしてBのみが存在することを表わすことができる。更に、記号“/”は本明細書では普通、関連付け対象のオブジェクトとオブジェクトとの間の“or”関係を表わす。
【0304】
これまでに挙げたプロセスの順序は、本発明の種々の実施形態における実行順序を意味していないことを理解されたい。プロセスの実行順序は、プロセスの機能及び内部論理に従って決定されるべきであり、本発明の種々実施形態における実行プロセスを限定するものとして決して解釈されてはならない。
【0305】
この技術分野の当業者であれば、本明細書において開示される種々実施形態に記載されるこれらの例と組み合わせて、ユニット及びアルゴリズムステップを、電子ハードウェアにより、またはコンピュータソフトウェア及び電子ハードウェアの組み合わせにより実行することができることを認識できるであろう。これらの機能がハードウェアまたはソフトウェアで実行されるかどうかは、特定の用途、及び技術的解決策の設計上の制約条件によって異なる。この技術分野の当業者であれば、異なる方法を用いることにより、各特定の用途について記載される機能を実行することができるが、この実行が、本発明の範囲外であると考えられてはならない。
【0306】
この技術分野の当業者は、便宜上、かつ説明の簡潔性を確保するために、前述のシステム、装置、及びユニットの動作プロセスの詳細についは、前述の方法形態における対応するプロセスを参照すればよいと明確に理解しているので、詳細をここで再び説明することはしない。
【0307】
本出願において提供される幾つかの実施形態では、開示されるシステム、装置、及び方法は、他の形態で実現することができることを理解されたい。例えば、説明される装置実施形態は、単なる例示に過ぎない。例えば、ユニット分割は、単なる論理的な機能分割に過ぎず、実際の実施形態では、他の分割としてもよい。例えば、複数のユニットまたはコンポーネントは、組み合わせることができる、または一体化することにより別のシステムとしてもよい、または幾つかの機能は無視してもよい、または実行しなくてもよい。更に、表示される、または説明される相互接続または直接接続、または通信接続は、幾つかのインターフェースを介して実現してもよい。装置と装置との間の、またはユニットとユニットとの間の間接接続または間接通信接続は、電子方式、機械方式、または他の方式で実現してもよい。
【0308】
別体の構成要素として説明されるユニットは、物理的に別体とすることができる、または物理的に別体としなくてもよく、ユニットとして表示される構成要素は、物理ユニットとすることができる、または物理ユニットとしなくてもよく、1つの位置に配置することができる、または複数のネットワークユニットに分散配置してもよい。ユニットの一部または全部は、実際の必要性に応じて選択することにより、種々実施形態の解決策の目的を達成することができる。
【0309】
更に、本発明の種々実施形態における機能ユニットは、一体化することにより1つの処理ユニットとすることができる、またはユニットの各ユニットは、物理的に単独で設けることができる、または2つ以上のユニットを一体化して1つのユニットとする。
【0310】
これらの機能が、ソフトウェア機能ユニットの形態で実行され、かつ個別製品として販売される、または使用される場合、これらの機能は、コンピュータ可読記憶媒体に記憶することができる。このような理解に基づき、本発明の技術的解決策は基本的に、または先行技術に寄与する技術的解決策部分は、または技術的解決策の一部は、ソフトウェア製品の形態で実施することができる。ソフトウェア製品は、記憶媒体に格納され、そしてコンピュータ装置(コンピュータ装置は、パーソナルコンピュータ、サーバ、またはネットワーク装置とすることができる)に指示して、本発明の種々実施形態において説明されるこれらの方法のステップの全部または一部を実行させるための幾つかの命令を含む。前述の記憶媒体は、プログラムコードを格納することができるUSBフラッシュドライブ、脱着可能なハードディスク、リードオンリメモリ(ROM、Read−Only Memory)、ランダムアクセスメモリ(RAM、Random Access Memory)、磁気ディスク、または光ディスクのようないずれかの媒体を含む。
【0311】
これまでの説明は単に、本発明の特定の実施形態について行なわれているに過ぎず、本発明の保護範囲を限定するために行なわれているのではない。この技術分野の当業者であれば、本発明において開示される技術的範囲に収まるように容易に想到し得る変更または置き換えは全て、本発明の保護範囲に含まれるものとする。従って、本発明の保護範囲は、これらの請求項の保護範囲に基づくものとする。