(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
前記膨張収縮中空部材を前記上側位置と前記下側位置との間で選択的に移動させる手段は、前記ガスポートを通って前記中空チューブおよび前記膨張収縮中空部材に流入するガス流を有し、前記膨張収縮中空部材は、前記膨張収縮中空部材を前記下側位置から前記上側位置に移動させるのに十分なガス圧により膨張する、請求項4記載のバルブアセンブリ。
【背景技術】
【0002】
生物医薬産業では、1回使い切りの、又は使い捨ての容器又は可撓性バッグが益々使用されるようになっている。このような容器は、可撓性又は折り畳み式プラスチックバッグとすることができ、これらのプラスチックバッグは、ステンレス鋼製シェルのような高剛性外周構造によって支持され、支持構造は、「vessel(容器)」とも表記される。使い捨て減菌バッグを使用すると、長時間を要するスチール製バイオリアクターのクリーニング工程を無くすことができ、汚染の機会を減らすことができる。1回使い切りバッグ又は使い捨てバッグを、磁気結合した撹拌システムと組み合わせると、生物医薬製造にとって特に重要な減菌環境を生み出すことができる。
【0003】
現在利用可能な1回使い切りバイオリアクターは、バッグフィルムに流体を輸送する流入口及び流出口として溶着されるホースバーブ継手(hose barb fitting)又は同様の継手を利用する。バイオリアクターの排出管継手は通常、バッグの下部に配置される。排出管継手は普通、「デッドレッグ(dead−leg:流体が滞留する部分)」と普通記載されるチューブ状部分を有するが、その理由は、排出管継手が、一方向に流動させる流体流動システムであるからである。媒質は継手の流体滞留部分に流入し、この流体滞留部分では、媒質、細胞、及び他の流体成分が沈殿することができ、バルクバイオリアクター環境から絶縁された状態を保持することができる。細胞が継手のこの部分に集まると、これらの細胞は普通、栄養素、色素が奪われ、バルク培養における細胞の成長及び生成に悪影響を及ぼしてしまう毒性化合物を放出する。現時点では、この絶縁された容積の流体及び細胞が排出継手の流体滞留部分に発生するのを防止する、又は完全に無くす効果的な手段は存在しない。
【0004】
1回使い切りバイオリアクターに用いられる現在利用可能なバルブは、非侵襲性ピンチバルブを含み、この非侵襲性ピンチバルブは、バルブ本体の内部に配置される可撓性プラスチックチューブ又は可撓性ゴムチューブと、チューブを挟み付けてチューブの流路を閉塞するクランプ又は他の手段とを備える。別の種類のバルブは、バルブ本体の内部に配置される可撓性チューブと、チューブの流路内を押し下げられて流れを制限するように配置されるプランジャーとを備える。これらの現在利用可能なバルブに関連する不具合がある。例えば、ゴムチューブ又はプラスチックチューブは、時間の経過とともに、圧縮力を常に受けることにより、又はポリマー材料が硬化することにより疲労破壊して、破断する、かつ/又はパーティクルが発生する。これらの現象のいずれの現象もバイオプロセスにとって、培地を汚染してしまうことにより、又はバルク流体に流れ込むパーティクルを発生させることにより有害となる。別の種類のバルブは、チューブの接続先の直列継手であり、バルブはボールを含み、このボールには穴が貫通していて、1つの位置では、流路が開放され、そして90度回転すると、流路が閉塞されるようになっている。
【0005】
1回使い切りの可撓性又は半剛性バイオリアクターバッグに関連する現在の別の問題は、多くの化学製造プロセス、生物学的製造プロセス、又は薬剤製造プロセスが、大気圧を大幅に上回る、又は下回る圧力で行われることが好ましいことである。このようなプロセスは通常、高い正圧又は負圧に耐えることができるステンレス鋼製バイオリアクターのような高剛性容器を必要としている。一方、1回使い切りの可撓性壁製造システムは通常、非常に高い圧力に耐えることができる能力に限界がある。更に、可撓性容器又は壁ライナーを加圧可能支持構造に取り付けると、使い捨て部品をシステムに装着し、そしてシステムから取り外す際に困難が生じる。加圧可能支持構造は、使い捨て反応容器に容易に挿入し、そして使い捨て反応容器から容易に取り出すために十分大きな開口部を必要とする。従って、蓋体、シール、及びファスナーは、このような開口部を覆って、これらの蓋体、シール、及びファスナーが、加わる力に耐えるために十分な強度を有するように設計される必要がある。容器のサイズが大きくなると、バッグの脱着の際の取扱い性が悪くなり、より重くなっている容器金具を操作するのが更に面倒になる。
【0006】
従って、現時点では、1回使い切り可撓性バイオリアクターに使用されるノンデッドレッグバルブ、及び生物学的加圧製造プロセスに使用される高性能可撓性容器の両方に対する要求が満たされていない。
【図面の簡単な説明】
【0015】
【
図1A】本発明の一実施形態による1回使い切り埋込型バルーンシールバルブの上部平面図である。
【
図1B】本発明の一実施形態による1回使い切り埋込型バルーンシールバルブの側部断面図である。
【
図2A】本発明の一実施形態による閉塞位置にある1回使い切りのエルボ型バルーン拡張式の埋込型バルーンシールバルブの側面図である。
【
図2B】本発明の一実施形態による開放位置にある1回使い切りのエルボ型バルーン拡張式の埋込型バルーンシールバルブの側面図である。
【
図3A】本発明の一実施形態による閉塞位置にある1回使い切りの浮揚フラップ式の埋込型バルブの側部断面図である。
【
図3B】本発明の一実施形態による開放位置にある1回使い切りの浮揚フラップ式の埋込型バルブの側部断面図である。
【
図4A】本発明の一実施形態による閉塞位置にある1回使い切りのラチェット式の埋込型バルブの側部断面図である。
【
図4B】本発明の一実施形態による開放位置にある1回使い切りのラチェット式の埋込型バルブの側部断面図である。
【
図5A】本発明の一実施形態による閉塞位置にある1回使い切りのプランジャー式の埋込型バルブの側部断面図である。
【
図5B】本発明の一実施形態による開放位置にある1回使い切りのプランジャー式の埋込型バルブの側部断面図である。
【
図6】本発明の一実施形態による1回使い切りのオリフィスプランジャー式の圧力制御バルブ又はポペットバルブの側部断面図である。
【
図7A】可撓性反応容器又は使い捨て反応容器を備える本発明による加圧反応装置系の模式断面図である。
【
図7B】
図7Aの反応装置系のポート又は継手部品の拡大断面図である。
【
図8】
図7A〜
図7Bの加圧反応装置系の模式断面図であり、支持構造は、可撓性反応容器又は使い捨て反応容器を支持構造内に収容した状態で開放位置になっている。
【
図9】本発明による別の加圧反応装置系の模式斜視図であり、可撓性反応容器又は使い捨て反応容器は、支持構造内に保持部材によって保持されている。
【
図10】本発明による圧力継手の一実施形態の模式断面図である。
【
図11】本発明による圧力継手の別の実施形態の模式断面図である。
【
図12】本発明による圧力継手の別の実施形態の模式断面図である。
【
図13】本発明による圧力継手の更に別の実施形態の模式断面図である。
【
図14】本発明によるセンサ取り付け用の圧力継手の一実施形態の模式断面図である。
【
図15】本発明によるガススパージャー取り付け用の圧力継手の一実施形態の模式断面図である。
【
図16】本発明によるインペラアセンブリ取り付け用の圧力継手の一実施形態の模式断面図である。
【
図17A】本発明による補強構造の一実施形態の模式上面図である。
【
図18A】本発明による補強構造及び内蔵継手の一実施形態の模式上面図である。
【発明を実施するための形態】
【0016】
本発明の好適な実施形態について以下に説明する。本発明の特定の実施形態は、一例として示されるのであり、本発明を限定するために示されるのではないことを理解されたい。最初に、本発明は、本発明の最も広い範囲の総合的態様として説明され、これに続いて、更に詳細な説明が行われる。本発明の構成及び方法の特徴及び他の詳細は、請求項において詳細に取り上げられる。
【0017】
本発明者らは現在、流体滞留空間が容器又はチューブの可撓性壁又は半剛性壁に形成されるのを防止するバルブアセンブリを考案したところである。本発明の一実施形態は、
図1A及び1Bに示すベローズバルブ又はバルーンバルブである。
図1Aは、流体滞留空間が容器内又はチューブ内に形成されるのを防止する1回使い切り収縮ベローズ状の1回使い切りバルブアセンブリの上部平面
図200である。
【0018】
本発明の一実施形態によるバルブは、本明細書においては、「non-dead leg valve(ノンデッドレッグバルブ:流体が滞留する部分が生じないバルブ)」又は「zero dead leg valve(ゼロデッドレッグバルブ:流体が滞留する部分がないバルブ)」と表記することができる。流体滞留空間が容器内又はチューブ内に形成されるのを防止するこのようなノンデッドレッグバルブは、液体の移動が起こらないチューブの非流動長さの容積、又は容器の容積が約1立方センチメートル(1cm
3)以下である状態のバルブである。通常、ノンデッドレッグバルブは、約0.1立方センチメートル(0.1cm
3)〜約1立方センチメートル(1cm
3)の非流動液体容積を有する。
【0019】
本明細書において使用される「約」という用語は、数値的な量のバラツキを指し、このバラツキは、例えば実世界における測定手順又は取扱い手順により、これらの手順における故意ではない誤りにより、組成物又は試薬の製造、供給元、又は純度の差などにより生じ得る。通常、本明細書において使用される「約」という用語は、記載される値又は範囲値よりも記載値の1/10だけ大きい、又は小さい状態、例えば±10%を指す。「約」という用語はまた、このようなバラツキが、先行技術により得られた既知の値を含んでいない限り、当分野の当業者が同等であるとして認識するバラツキを指す。「約」という用語で前置きされた各値又は範囲値はまた、記載の絶対値又は範囲値の実施形態を含むものとする。「約」という用語で修飾されているかどうかに拘わらず、請求項において列挙される量的な値は、列挙される値の同等値を、例えば起こり得て、しかも当分野の当業者に同等であると認識されるこのような値の数値的な量のバラツキを含む。
【0020】
一実施形態では、ノンデッドレッグバルブアセンブリは埋込型である、すなわちバルブアセンブリの取り付け先の壁と平坦面を形成するように取り付けられて、バルブアセンブリが容器又はチューブの内部に突出する距離が、非埋込型バルブが突出する距離よりも非常に短い。本開示のバルブアセンブリは、開口部24を画定する内周縁26を有する環状フランジ又は環状継手22を含み、この開口部24を通して、アセンブリの底部の穿孔網板38を見ることができる。
【0021】
図1Bは、
図1Aに示すアセンブリの部分切り欠き側面
図300である。バルブアセンブリは、バルブアセンブリを容器又はチューブ31の可撓性壁又は半剛性壁の一方の表面に取り付けて、環状フランジ22の中心の開口部24を、容器又はチューブ31の可撓性壁又は半剛性壁の開口と連通させる環状フランジ22を備える隔壁継手42と、環状フランジ22に取り付けられる中空ハウジング23とを備え、中空ハウジング23は、環状フランジ22の中心の開口部24と連通する液体流入口と、穿孔網板38に、又は穿孔網板38の下方に設けられる液排出口25とを有し、中空ハウジング23は、ガスポート32と、ガスポート32に流体接続される膨張ベローズ又はバルーン28とを備える。
【0022】
環状フランジ22は、バッグフィルム又はバッグチューブの内側表面31に溶着される、又はバッグフィルム又はバッグチューブの外側表面30に溶着される、或いは機械結合又は磁気結合により取り付けられることが好ましい。
図1Bに示すように、フランジが、例えばバッグフィルムの内側表面31に溶着される場合、フランジは「bulkhead fitting(隔壁継手)」と表記される。本明細書において使用されるように、「bulkhead fitting(隔壁継手)」という用語は、壁を貫通するように取り付けられて、例えば流体、チューブ、センサなどを挿通させることができる継手を指す。隔壁継手では、容器壁又はチューブ壁は多くの場合、例えばプレート又はフランジと、ハウジングの本体、又はアセンブリの主要部分との間に「挟まれ」、この場合、隔壁継手は、開口を押圧密閉して密閉流路を形成する。仮に、環状フランジ22がそうではなく、可撓性壁又は半剛性壁の外側表面に取り付けられるとすると、フランジは隔壁継手ではなくなる。他の種類の隔壁継手は、2012年9月13日に出願された国際出願第PCT/US2012/55081号明細書に記載されており、出願の教示は、本明細書において参照されることにより、これらの教示の全体が本明細書に組み込まれる。
【0023】
図1Bに示す実施形態では、環状フランジ22は中空ハウジング23と一体に形成されて、開口部24が、中空ハウジング23及び環状フランジ22の両方の開口部になっている。不図示の別の実施形態では、環状フランジ22は、中空ハウジング23に密閉接着されて、環状フランジ22の開口部24が、中空ハウジング23の開口部に隣接し、かつ中空ハウジング23の開口部と流体連通している。
【0024】
図1Bは、膨張ベローズ状の1回使い切りの埋込型ノンデッドレッグバルブ300の側面図である。中空ハウジング23内には、例えばシリコーンゴム、又は別の適切な薄肉の熱硬化性又は熱可塑性弾性材料により形成されることが好ましいベローズ又はバルーン28が収容される。ベローズ28は、ベローズに圧力が加わると、又はベローズが真空引きされると、それぞれ膨張し、収縮することができる。ベローズ28は、静水頭圧力及び塔頂圧力よりも大きな圧力がベローズに加わると、ベローズが膨張して、環状継手22のうちのバイオリアクターバッグの内側表面31及び外側表面30に通じる上側開口部24を閉塞するようなサイズに形成される。フィルタをガスポート32の上流に配置することができる。中空ハウジング23の側面でベローズ28の側方への動きを拘束する。図に示すように、一実施形態では、中空ハウジング23の底部開口部にある穿孔網板38は、ベローズ28を所定の位置に保持し、かつ流体の圧力を受けて正規の位置からバイオリアクターバッグ表面31、30の後方に向かって移動するのを防止する支持体となるように機能する。用途によって異なるが、穿孔網板38の使用は、1つの可能な構成である。
【0025】
作業者が、バルブ300を通って流体流を流し始めようとする場合、作業者は、単に、ガスポート32を介して膨張状態35aとして図示されるベローズ28の真空引きを行うと、ベローズ28が収縮し、中空ハウジング23内の側方ポート給気空洞部分34a、34bの内部に収容される。ベローズ28が収縮すると、流路が開放されて、流体流がバイオリアクターから、中空ハウジング23を通り、穿孔網板38を通って流れ出し、中空ハウジング23の液排出口25から矢印58で示す方向に流れ出す。
【0026】
真空引きして、ベローズ28を収縮させる他に、ガスポート32を使用してベローズ28を膨張させることもできる。空洞34a、34bは、流体流が側方に流れるのを阻止するシールを形成する。収縮すると、ベローズ28は、空洞34a、34bの内部に収納される。穿孔網板38は、穿孔網板38を通って流れるのを可能にしながらベローズ28を保持する。フェルール40はドレンチューブ(図示せず)の接続部分である。
【0027】
図2A及び2Bに示す隔壁継手46の第2の実施形態は、
図1A及び1Bに示す上記バルブと機能的に類似している。隔壁継手46は、バッグ又はチューブの内部可撓性壁30に溶着される、又は密閉接着される環状溶着フランジ51を有する中空ハウジング50を備える。
図2Aに示すように、穿孔網板、すなわちバルブ本体の底部に代わって、中空ハウジング50をエルボ形にし、バルブの直角底部で膨張ベローズ35aを支持する。
図2Bに示すように、環状溶着フランジ51は、開口部24を画定することにより、収縮ベローズ35bを、内側バッグ表面30及び外側バッグ表面31を有する可撓性壁により形成されるバイオリアクターバッグの内部のバルク流体内部に僅かに突出させることができる。
【0028】
図2A及び
図2Bは、バルーン膨張チューブ54の底面側に取り付けられる膨張チューブステム55の入口としての吸気ポート52a、52bをそれぞれ示している。バルーン膨張チューブ54は膨張ポート56を含み、バルーン支持チューブ53の内部に軸線方向に配置される。
【0029】
図2Aは、閉塞位置にあり、かつガス圧が加わっているバルーンシールバルブ400Aを示している。この構成の主シール面は、ベローズ28と環状溶着フランジ51の内部垂直側壁との間に位置している。バルーンが膨張35aすると、液体が中空ハウジング50内を流れることがない。
図2Bは、開放位置にあり、かつガス圧が加わっていない状態の
図2Aのバルーンシールバルブ400B、及び収縮バルーン35bを示している。液体は、可撓性バイオリアクター又はミキサーバッグ又はチューブから、開口部24を通過し、そして中空ハウジング50を通過して、矢印58で示す方向に流れ出すことができる。
【0030】
図3A及び3Bにそれぞれ示す第3の実施形態は、それぞれ閉塞位置500A及び開放位置500Bになっている1回使い切りの埋込型浮遊フラップバルブの側部断面図である。
【0031】
図3A及び3Bに示す実施形態は、流体滞留空間が容器内又はチューブ内に形成されるのを防止するバルブアセンブリであり、バルブアセンブリは、バルブアセンブリを、容器又はチューブの可撓性壁又は半剛性壁30の内部に取り付ける隔壁継手60を備える第1部品であって、隔壁継手60が、隔壁継手60を容器又はチューブの可撓性壁又は半剛性壁30の内部に取り付けて密閉することにより、環状フランジ62の中心の開口部63を、容器又はチューブの可撓性壁又は半剛性壁の開口63aと連通させる環状フランジ62を含む、第1部品と、隔壁継手60の環状フランジ62に取り付けられる、又は環状フランジ62と一体に形成される中空ハウジング又はバルブ本体65であって、中空ハウジング65が、環状フランジ62の中心の開口部63と連通し、かつ液体を容器又はチューブから流入させるように構成される液体流入口63と、液体流出口63bとを含む、中空ハウジング又はバルブ本体65と、容器又はチューブの可撓性壁又は半剛性壁30、31に取り付けられる第1端部を有する中空チューブ66を備える第2部品であって、中空チューブの第1端部が、容器又はチューブの可撓性壁又は半剛性壁のガスポート64と連通し、中空チューブの第2端部が、中空チューブ66と流体連通し、かつ環状フランジ62の中心の開口部63を密閉するサイズに形成される膨張中空部材68a及び収縮中空部材68bを有し、膨張中空部材68a及び収縮中空部材68bが、環状フランジ62に取り付けられ、かつ中空部材68a、68bを支持して、中空部材68aが容器又はチューブの流体の静水圧により圧縮され、かつ環状フランジ62の中心の開口部63を密閉して、流体が中空ハウジングに65に流入するのを防止する下側位置(
図3A)と、下側位置から離間する上側位置(
図3B)との間で往復移動させるヒンジ連結部分69を備え、上側位置が、流体を矢印70で示す方向に、環状フランジ62の中心の開口部63を通って流す開口部を形成する、第2部品と、第2部品に接続され、かつ容器又はチューブの外部に延出して、中空部材68a、68bを、上側位置と下側位置との間で選択的に移動させる手段とを備える。
【0032】
本開示のバルブアセンブリ500A、500Bの一実施形態では、中空部材を、上側位置と下側位置との間で選択的に移動させる手段は、ガスポート64を通って、中空チューブ66に、そして中空部材68a、68bに流入するガス流を含み、中空部材は、中空部材を
図3Aの下側位置から
図3Bの上側位置に移動させるために十分大きなガス圧を受けて膨張する。
【0033】
中空部材68a、68bは、バッグ30の内部に位置するエラストマー中空体又はゴム中空体として形成することができ、かつヒンジ連結部分69を介して環状フランジ62の外周面に接続される。バルブ本体65のステム部分は、バイオリアクターと連通するチューブの流入口又は流出口となる。中空部材は、中空部材が環状フランジ62の開口部63を上から塞ぎ、そして流体の静水圧によって圧縮されて密閉状態を形成し、そして流体が中空ハウジング65に流入するのを阻止するようなサイズに形成される。中空部材68a、68bの一方の端部にあるヒンジ連結部分69は、中空部材68a、68bを揺動して開き、又は閉じる回動点となる。作業者が流体を、バルブを通って流し始めようとする場合、中空部材は、中空部材の上部を空気で膨張させることにより押し上げることができる。空気の浮力によって、中空部材が上方に持ち上げられて、開口部63から流体流が中空ハウジング65の内部に流入し、開口部63bから流出する。
【0034】
第4の実施形態は、
図4A及び4Bに図示され、これらの図はそれぞれ、閉塞位置600A及び開放位置600Bにそれぞれなっている1回使い切りの埋込型ラチェット式バルブの側部断面図である。ラチェット式バルブは、第3の実施形態と機能的に類似している。しかしながら、ラチェット式バルブでは、中空部材68a、68bに対応するシールフラップ76は、湾曲ロッド又はバルブステム77に取り付けられるか、又は湾曲ロッド又はバルブステム77と一体に形成され、例えば、親指パッド78を中空ハウジング又はバルブ本体72の側方から押圧して開放することができる。ラチェット機構79は、シールフラップ76の位置をバルブ開口部に対して固定することができるので、種々の開度で開くことができる。ラチェット機構79は、バルブが開くことができる状態を離散値で与えることができるので、流量に対応する種々の設定値を与えることができる。これらの流量は、例えばシステムのサイズ設定及び供給圧に応じて事前に決定することができる。
【0035】
シールフラップ76は、
図4Aに示す閉塞位置600Aと
図4Bに示す開放位置600Bとの間で移動させることができるので、流体は容器から、例えば開口部63を通ってバルブ本体72に流れ込むことができ、バルブ本体72から開口部63bを通って、矢印81で示す方向に流れ出すことができる。
【0036】
一実施形態では、バルブステム77及びシールフラップ76の少なくとも一部は、エラストマー材料により覆われる、例えば密閉状態を向上させてバルブステム77をバッグ中身又はチューブ中身から絶縁するベローズ80により覆われる。
【0037】
本発明の第5の実施形態は、
図5A及び5Bに図示され、これらの図はそれぞれ、閉塞位置(
図5A)及び開放位置(
図5B)にある1回使い切りの埋込型プランジャー式バルブの側部断面図である。プランジャー式バルブは、第4の実施形態と機能的に類似している。プランジャー式バルブはプランジャー94を備え、プランジャー94は作動させると、矢印81で示す直線流動方向に、中空ハウジング内又はバルブ本体90内を移動する。バルブ本体90は、環状フランジ92に取り付けられるか、又は環状フランジ92と一体に形成され、環状フランジ92は、バルブ本体90を可撓性壁の内側表面30に対して密閉する。一実施形態では、プランジャー94は、ねじ込み機構又はスクリュー式機構96によって上昇して、プランジャー94とバルブ本体90との間の流動が可能となる。バルブの内部のプランジャー94の外周縁は、O−リング95、ガスケット、又は他のエラストマーにより密閉される。この密閉状態によって確実に、流れがプランジャーの周面に沿って誘導され、菌バリア性を内部システムと外部環境との間で確保することができる。
【0038】
図6に示す第6の実施形態は、1回使い切りのオリフィスプランジャー式圧力制御バルブ800の側部断面図である。オリフィスプランジャー式バルブ800は、流量が或る範囲の値をとるように制御する、又は調整するために使用することができる。
【0039】
図6に示す実施形態は、流体発生装置、例えばバイオリアクター又はミキサーの背圧を制御する三方向バルブアセンブリ800である。三方向バルブアセンブリ800は、一方の端部において、矢印180で図示される方向に流体発生装置から流れ出す排出流体の流入口178に係合するように適合させたメインバルブ本体部分160であって、メインバルブ本体部分160が中心軸を画定する、メインバルブ本体部分160と、第1端部及び第2端部を有するバルブステム168a又はベローズ168bであって、バルブステム168a又はベローズ168bが、第1端部に位置し、かつメインバルブ本体部分160内に軸線方向に配置される固体プランジャー162を含み、ベローズ168b又はバルブステム168aが、固体プランジャー162によって流体発生装置からの排出流体の流入口178のオリフィス176を閉塞する第1位置と、固体プランジャー162によって流体発生装置からの排出流体の流入口178のオリフィス176を開放する第2位置との間で軸線方向に往復移動するように支持される、バルブステム168a又はベローズ168bと、ベローズ168b又はバルブステム168aの第2端部に接続される二方向バルブ150であって、二方向バルブ150が、ベローズ168bを膨張させるガス流入口152、及びベローズ168bを収縮させるガス流出口154を選択的に制御するように構成される、二方向バルブ150とを備える。固体プランジャー162は、高剛性とすることができ、オリフィス176を良好に密閉するような形状に形成することができる、例えば傾斜させることができる。
【0040】
このようにして、三方向バルブアセンブリ800は、ベローズ168bを第1位置に移動させ、この第1位置では、ベローズ168bが膨張すると排出流体の流入口178のオリフィス176を固体プランジャー162が閉塞し、ベローズ168bを第2位置に移動させ、この第2位置では、ベローズ168bが収縮すると排出流体の流入口178のオリフィス176を固体プランジャー162が開放するように構成することができる。
【0041】
日常的な実験しか行わない場合、バルブステム168a又はベローズ168bは、バネ又は他の張力発生器に置き換えることができ、バネ又は他の張力発生器は、下方に圧縮されて固体プランジャー162を下方に押し下げることにより、流体発生装置からの排出流体の流入口178のオリフィス176を閉塞することができ、圧縮解除されると、固体プランジャー162を上方に移動させてオリフィス176を開放することができる。
【0042】
一実施形態では、空気のようなガスを、ゴム又は他のエラストマー材料により形成されるベローズ168bに供給し、ベローズ168bを側壁又は開放チューブ164に閉じ込める。側壁又はチューブ164は、ベローズ168bが、側壁又はチューブの側面から外側に膨張するのを阻止し、そして阻止するよりもむしろ、運動を軸線方向に拘束する。ベローズ168bは、ガスによって加圧することができ、加圧解除することができる。
【0043】
オリフィスプランジャー式バルブでは、152はベローズ168bを膨張させる空気流入バルブである。ベント排出口156によりベローズ168bを、バルブ154がベント排出口156に配置された状態で収縮させることができる。158は、メインバルブ本体に永久的に取り付けられる三方向バルブ及びベローズアセンブリである。160はメインバルブ本体である。162は、オリフィス176内の圧力を制御する固体プランジャーである。164は、ベローズ168bを保持し、かつ運動を軸線方向に誘導するチューブである。170はプロセス排出ガス流出口であり、このプロセス排出ガス流出口によって、排出ガスをシステムから、固体プランジャー162が上方に移動してオリフィス176を開放すると、矢印182で示す方向に移動させることができる。
【0044】
三方向バルブアセンブリ800を高圧微生物バイオリアクターに使用すると、背圧を大きくして溶解酸素濃度を高めるために効果的である。高い酸素濃度を維持することは、微生物培養の酸素要求を満たすために重要である。一般的に、使い捨てバイオリアクターバッグ又は1回使い切りバイオリアクターバッグは、極めて高い圧力に対する耐性が低いので、背圧を制御することは、微生物培養を1回使い切り可撓性バッグにおいて行うために非常に重要となる。
【0045】
本発明の更に別の態様では、加圧可能な1回使い切り容器の可撓性加圧可能ライナーが更に開示される。次に、
図7Aを参照するに、バイオ製造に使用される本開示の加圧反応装置系900Aが図示されている。加圧反応装置系(「PRS」)は、種々の構成の可撓性ライナー及び支持構造を組み合わせている。PRSは、加圧可能であり、かつ装着及び取り外しが容易でもある。1つの態様では、ほぼ完全に閉塞される加圧可能支持構造が開示され、これらの加圧可能支持構造は、開放/閉塞が容易であるという特徴を備えている。
【0046】
本発明の一実施形態はPRS支持構造を備え、PRS支持構造は、ほぼ完全に閉塞される外側容器184を含み、外側容器184は、可撓性バイオ処理バッグライナー189を収容する。支持容器184は、非常に小さい容器ポートを有し、これらの容器ポートは、容器184の内部に配置される可撓性バッグライナー189のマッチング圧力継手と嵌合する。可撓性ライナーポート継手を嵌合容器ポートと適正に組み合わせ、嵌合容器ポートに適正に位置合わせすることにより、システムを加圧することができる。外側容器支持構造184は、迅速に開き、かつ可撓性容器189の装着及び取り外しの作業性を向上させるカウンタウェイトアシスト装置188、187で作業性良く開くように形成することができる。
【0047】
図9は、開口部198を有する部分開放支持構造184を含み、かつ保持ネット196、網板、又は網目を用いて可撓性反応容器又は使い捨て反応容器189を支持し、かつ/又は安定化させるPRS1100の別の実施形態を示している。この実施形態では、支持構造は、ライナー又は使い捨て容器189を収容する部分開放支持構造184とすることができ、ライナー/容器189は、容器184内に加圧状態で、保持ネット材196により保持され、この保持ネット材196は、支持構造/容器184に締結固定され、支持構造184の大型開口部198に架け渡される。網目構造196のこれらの開口部は、加圧可能ライナー189の圧力継手を収容し、保持する。システムへの可撓性ライナー189の装着、及びシステムからの可撓性ライナー189の取り外しは、可撓性網目/網目構造196によって容易になり、可撓性網目/網目構造196は、支持構造184から迅速に取り外すことにより、バッグ189を取り出すための通路を空けることができる。
【0048】
可撓性ライナー189は、以下に説明する通りに補強して、高圧及び高温に耐えるようにすることもできる。特定の実施形態では、可撓性ライナーは、大きな圧力に、圧力継手及び/又は補強材、強化繊維、又は強化層を可撓性ライナーの壁の一部として使用することにより、又は圧力継手及び補強材の両方の組み合わせを使用することにより耐えるように設計される。
【0049】
本発明の圧力継手は、可撓性ライナー(ライナー補強材を含む、又は含まない)に取り付けられる加工プラスチック部材又は成形プラスチック部材を含むことにより、継手部材を組み合わせて、高圧に耐えることができる加圧可能ライナーを形成することができる。圧力が可撓性ライナーに圧力容器内で加わると、容器内の圧力によって、圧力継手が、圧力容器の対応する形状をした継手に押し込まれることにより、容器内の1回使い切り容器の完全支持高圧気密状態を形成する。従って、システムは、1回使い切り容器の正常バースト圧力限界を十分上回るまで加圧されて、ガス、例えば酸素をより高い濃度で細胞の培地に溶解させることができる、又は材料を1回使い切り容器から別のシステムに高圧で輸送することができる。1回使い切り圧力継手を使用して、液体又はガスを、圧力容器の内部の1回使い切り容器に投入することができ、可撓性容器内の高圧を維持しながらセンサを挿通させることができる。
【0050】
図7A、
図7B、及び
図8は、加圧反応装置系PRS900Aが図示される本発明の一実施形態を示している。
図7Aは、本体184と、ポート継手190を含む上部186とを含む外側支持構造を有するPRS900Aを示している。可撓性容器189の上部のポート継手192は、ポート継手190に忠実に沿って形成され、ポート継手190の内部に嵌め込まれるものとして図示されている。ヒンジ187は、上部186を釣り合い重り188を利用して開くように構成される。
図8に示すように、PRS(加圧反応装置系)1000は、釣り合い重り188を利用して開くことができる上部186を有する。支持構造本体184内には、1つ以上のポート継手192を有する高性能可撓性容器又はライナー189b、189aが収容される。
図7Bに更に詳細に図示されるように、立面断面
図900Bは、ポート継手192が、上部186の対応するポート継手190と嵌合するように構成することができる様子を示している。更に図示されるのは、可撓性バッグの内部に流体接続されるチューブ194である。
【0051】
図9は、PRS1100の別の実施形態を示しており、チューブ194を介して可撓性バッグ189の内部に流体接続される構成の部分開放支持構造184が開示されている。可撓性バッグ189は、可撓性反応容器又は使い捨て反応容器189を支持する、かつ/又は安定化させる保持部材196、例えばネット、網板、又は網目を有する。この実施形態では、支持構造は、ライナー又は使い捨て容器189を収容する部分開放支持構造184とすることができ、ライナー/容器は、容器184内に加圧状態で、保持ネット材により保持され、この保持ネット材は、支持構造184に締結固定され、支持構造の大型開口部198に架け渡される。網目構造のこれらの開口部は、加圧可能ライナーの圧力継手を収容し、保持する。チューブ194は、ポート継手192、190内を挿通することにより、ガス又は流体、例えば栄養素又は反応物を送り込む、又は取り出すことができる、又はプロセスを、例えばセンサで監視することができる。システムへの可撓性ライナーの装着、及びシステムからの可撓性ライナーの取り外しは、可撓性網目/網目構造196によって容易になり、可撓性網目/網196は、支持構造184から迅速に取り外すことにより、バッグを取り出すための通路を空けることができる。可撓性ライナー189は、高圧及び高温に耐えるように補強することができる。
【0052】
アセンブリ変形例を
図10A〜
図18Bに示す。これらのアセンブリは、成形プラスチック栓体又は加工プラスチック栓体201を含むことができる。栓体201は、直線状(
図10又は12)、又は傾斜状(
図11又は13)、方形、球形、半球形とするか、又はプラスチック円筒形とすることができる。栓体201は、取り外し可能とするか、又はプラスチック可撓性又は半剛性の容器又はバッグ189に永久的に取り付けることができ、栓体201は、容器204の内部から、圧力容器204の壁の対応する形状の容器継手、アダプター、又はインサート203に嵌め込まれる。栓体201を圧力容器204及び対応する容器継手の内部に密閉するために、栓体201は単一のガスケット205又はO−リング206、或いは一連のシール構造体を利用することができる。栓体は、栓体の本体からはみ出したプラスチック材料の微小隆起部分を、シール構造体(変形例の
図10B、11Bを参照)として組み込むことができる、又は容器の内部の圧力、及び栓体及び継手の形状は、圧力容器の圧力密閉状態を実現するように作用することができる。ハンドル又は他の突出具207を栓体に取り付けて、栓体を操作して所定位置に配置することができる。
【0053】
材料を圧力容器/可撓性容器システムの内部から外部に移送するために、各栓体201は、単一の挿通部材208又は一連の挿通部材208を組み込むことができる。
図14に示すように、栓体201は、センサ又は多くのセンサ209を圧力容器/可撓性容器システム(
図14)の内部に組み込むマウントとして作用することもできる。ガスは、穿孔ディスク又はフィルタ材料210を通って圧力容器継手(
図15)を介して高圧で可撓性容器内に導入することができる。
【0054】
図16に示すように、圧力容器継手の他の使用法では、磁性突起222を有する回転翼又は羽根211のような磁気結合装置の支持体を提供することができる。磁気駆動機構220はバッグ189の外部に配置される。圧力容器の壁204は、成形栓体又は加工栓体201、及び対応する形状の容器継手又はアダプター203が挿入された状態で図示され、挿入栓体201及びアダプター203は、加圧可撓性バッグ189に対する支持を強化する。
【0055】
図17A〜
図17B及び
図18A〜
図18Bは、部品、繊維214A、214B、214C、214D又は層でそれぞれ強化された可撓性強化ライナー212A、212B、212C、及び212Dが、可撓性ライナー189の壁の全て、又は一部を形成することができる構成の本発明の別の態様を示している。図示の実施形態では、バイオ処理用の1回使い切り容器を構成するフィルム212A、212B、212C、212Dは、強化繊維214A、214B、214C、及び214Dをそれぞれ、1バール以上の圧力に耐えることができるフィルムの内部に含む。一実施形態は、標準的な工業用継手に適合するポリエチレンのような材料により形成される熱可塑性層と、平行線模様又は他の種類の強化パターンの高引張強度繊維材料又は織布材料からなる第2層(ナイロン被覆ステンレス鋼、又はシリコーン被覆ステンレス鋼のような)と、第3層の一方の面を第1層と同じ材料にすることができる第3熱可塑性材料層とを有する。第3層は、単一のポリマーフィルム、又は複数の共押出ポリマーフィルム又は鋳型押出ポリマーフィルムとすることができ、これらのフィルムは、例えばガス及び/又は水蒸気の透過率を低下させる、及び引張強度を高くするといった他の所望の特性を有する。第3層の内側部分は、これに限定されないが、理想的には第1層と同じ材料とすることにより、第2強化層を挟み付ける第1層及び第3層の接着性を高めることができる。
【0056】
第2強化層のサイズをフィルムの形成時に制御して、フィルムの周縁部が、第1層及び第3層のみからなるようにすることができる。この種類の幾何学的配置によって、一体に形成する、又は一体に密閉することができ、圧力を保持することができる物体に組み込むためのフィルムの切断及び溶着が一層容易になる。これは、1回使い切りライナーをバイオ処理産業において形成するために有用である。
図17A〜
図17Bは、この種類のフィルムの一例を示している。
【0057】
図18Aは、フィルム212Cの別の実施形態を示しており、このフィルム212Cには、穴216、218が既に、所定の位置に鋳型成形されており、これらの穴に詰物を溶着して、バイオ処理用の1回使い切りライナーのような被仕上げ物に流体を流し込み、被仕上げ物から流体を流し出す。
図18Bは、チューブポート220が強化フィルム壁189に設けられた状態のフィルム212Dの一実施形態を示している。
【0058】
本明細書の記載及び請求項の全体を通して、単語「含む」及びこれらの単語の変形は、「〜を含んでいるが、〜に限定されない」ことを意味し、これらの単語は、他の構成成分、添加剤、構成要素、整数、又はステップを排除するものではない(かつ排除しない)。本明細書の記載及び請求項の全体を通して、単数形は、前後関係からそれとは異なる状態が必要となることがない限り、複数形を含む。具体的には、不定冠詞が使用される場合、前後関係からそれとは異なる状態が必要となることがない限り、本明細書は、複数形のみならず単数形を想定しているものとして理解されるべきである。
【0059】
本発明の特定の態様、実施形態、又は例に関連して説明される特徴、整数、特性、化合物、化学的構成成分、又は化学基は、本明細書において記載される任意の他の態様、他の実施形態、又は他の例に、他の態様、他の実施形態、又は他の例に適合しない場合を除き、適用することができるものとして理解されるべきである。本明細書(任意の添付の請求項、要約、及び図面を含む)において開示される特徴の全て、及び/又はこれまでに開示された任意の方法又はプロセスのステップの全ては、このような特徴及び/又はステップのうちの少なくとも幾つかが、相互に相容れないような組み合わせを除き、任意の組み合わせとして組み合わせることができる。本発明は、これまでに説明した任意の実施形態の詳細に拘束されない。本発明は、本明細書(任意の添付の請求項、要約、及び図面を含む)において開示される特徴のうちの任意の1つの新規な特徴、又は特徴の任意の新規な組み合わせに拡張することができる、又はこれまでに開示された任意の方法又はプロセスのステップのうちの任意の1つの新規なステップ、又はステップの任意の新規な組み合わせに拡張することができる。