【実施例】
【0033】
図1は、本発明装置の実施例を示し、1は、ガイドブック構造解析部で、ガイドブックのテキスト化手段2及びこのテキスト化手段2によるテキストを、「見る」「体験する」「食べる」「買う」「泊まる」等の旅行、観光に関連するカテゴリーに分類するカテゴリー分類手段3よりなる。市販のガイドブックとして「るるぶ」及び「まっぷる」(登録商標 株式会社昭文社)を採用し、これをOCR等のスキャンしテキスト化手段2にてテキスト化したデータを使用する。カテゴリーの判定基準を表1のように定義する。
【表1】
【0034】
本実施例では、人手で収集した手掛かり語を機械学習の素性として用い、ガイドブックの各ページを表1に示すカテゴリーに自動分類する。人手で収集した手掛かり語の例を表2に示す。
【表2】
【0035】
4は、SNS対応付け部で、インターネットを介して公開されたコンテンツを構造分析し、地名及び組織名を抽出し、これらを内容語として索引語リストを作成するコンテンツ構造分析手段よりなる。このコンテンツはガイドブックでは得られない情報を得るためのものであり、「旅行ブログエントリ」及び質問応答形式のコンテンツである「Yahoo! 知恵袋」を利用した。これらのコンテンツをガイドブックに対応付けする。ガイドブックとこれらのコンテンツを対応付ける際、「地名」は大きな手掛かり語となる。
【0036】
構造分析手段として日本語構文解析器(ソフトウェア「CaboCha」)が使用できる。これを用いて地域名(LOCATION 以下LOC)と組織名(ORGANIZATION 以下ORG)を抽出し、これらを内容語として用いて索引語リストを作成する。
【0037】
5は、ガイドブック構造解析部1からの情報とSNS対応付け部4からの情報の対応付けを行う対応付け部で、以下の8つの手法により、ガイドブックへの旅行ブログエントリ及びYahoo! 知恵袋の対応付けを行う。なお、対応付けには、汎用連想計算エンジンGETAを用いることができる。4分割交差検定により、訓練用データでF値が最も高くなる値を閾値に決め、評価用データで類似度が閾値以上のものをシステムが正解と判定したデータとする。ガイドブック構造解析部1、SNS対応付け部4及び対応付け部5はコンピュータにて構成される。
【0038】
旅行ブログエントリにおいては、内容語について、以下の4つの場合が利用される。
1.LOC:「地名」のみの頻度を利用した場合。
2.LOC+TITLE :「地名」のみの頻度を利用するが、旅行ブログエントリのタイトル(TITLE)となっている地名については頻度数値を増大(実施例においては10倍)させた場合。
3.LOC+ORG:「地名」と「組織名」の頻度を利用した場合。
4.LOC+ORG+TITLE:「地名」と「組織名」の頻度を利用するが、旅行ブログエントリのタイトルが地名または組織名については頻度数値を増大(実施例においては10倍)させた場合。
【0039】
Yahoo! 知恵袋においては、内容語について、以下の4つの場合が利用される。
1. LOC(Q):知恵袋の質問文中の「地名」のみの頻度を利用した場合。
2.LOC(Q&A):知恵袋の質問文と回答文中の「地名」のみの頻度を利用した場合。
3.LOC+ORG(Q):知恵袋の質問文中の「地名」と「組織名」の頻度を利用した場合。
4.LOC+ORG(Q&A):知恵袋の質問文と回答文中の地名」と「組織名」の頻度を利用した場合。
【0040】
比較のため、ガイドブック中の単語(名詞、動詞、形容詞)を内容語として用いた手法をBASELINE1、知恵袋の質問文中の単語を内容語として用いた手法をBASELINE2、知恵袋の質問と応答文の単語を内容語として用いた手法をBASELINE3として実験を行った。
【0041】
また上述の手法に加え、さらに精度を重視した以下の2手法も実験を行った。
TOP1:類似度が最も高いガイドブックを出力。
THRE:類似度が最も高く、かつ類似度が閾値以上のガイドブックを出力。
【0042】
ガイドブック構造解析
【0043】
OCRによりテキスト化したガイドブック20冊分(国内10冊、海外10冊)である2,897ページを実験対象とした。そして、人手により構造分類された結果と、システムにより判定した結果の比較を行った。人手により判定された正解データの内訳を表3に示す。
【表3】
【0044】
機械学習
【0045】
カテゴリーの分類には機械学習には、TinySVMを用いた。2次の多項式カーネルを使用し、2分割交差検定を行った。評価尺度は精度と再現率を用いた。
【0046】
SNS対応付け実験
【0047】
ガイドブック90冊に対し、旅行ブログエントリとYahoo! 知恵袋の対応付けを行った。ブログエントリの対応付け実験では、非特許文献2に記載の方法により収集された旅行ブログエントリのうち、人手で正解判定を行った489件を使用した。
【0048】
知恵袋の対応付け実験では、Yahoo! 知恵袋データの「地域、旅行、お出かけ」カテゴリーのうち、人手で正解判定を行った1,990件を使用した。評価尺度は精度と再現率とF値を用いた。
【0049】
ガイドブック構造解析実験結果を表4に示す。
【表4】
【0050】
上記の実験結果より、各カテゴリーにおいて精度に関して高い数値が得られた。これより実施例に係る装置の有効性が高いことが分かる。
【0051】
SNS対応付け実験のブログエントリに関しての実験結果を表5に、知恵袋に関しての実験結果を表6に示す。
【表5】
【表6】
【0052】
表5、6よりBASELINE手法と比べ、どの手法でもF値が向上しているため、「地名」、「組織名」の類似度で分類する手法の有効性が確認できた。
【0053】
表5より最も精度の高いLOC+TITLE、表6より最も精度の高いLOC(Q)での類似度結果を用いて、ブログエントリでの実験結果を表7、Yahoo! 知恵袋での実験結果を表8に示す。
【表7】
【表8】
【0054】
図1において、6は、カメラ等の撮影部で、印刷物であるガイドブックを撮影する撮影手段7、撮影手段7の撮影画面に情報の種類を複数表示し、この中から希望情報を選択することができる選択手段8、撮影手段7による実際の撮影画像と選択手段8にて選択された情報画像を重ねて合成する画像合成手段9及びこの画像合成手段9にて作成された合成画像を出力する表示画面等の出力手段10よりなる。撮影手段7として通常のデジタルカメラを使用し、その他の部分をパーソナルコンピュータに内蔵させて、カメラと接続し、合成された画像をコンピュータ画面に表示させたり、印刷機を介して印刷させたりすることができる。また、これらの全ての部分をカメラに内蔵させ一体化することもできる。
【0055】
図2において、撮影手段7でガイドブック11の特定のページを写すとき、撮影画面12には、ガイドブック11の特定ページAと、コンテンツから収集され選択手段8により選択された情報B1が表示される。
【0056】
撮影画面には、
図3に示すように選択手段8の表示画面に希望する情報の選択肢B2が表示され、使用者はこの中から希望する情報を選択する。この選択は、例えばカメラの撮影画面12にタッチスイッチを形成することで行われる。
図4は、選択肢B2の具体的な例を示し、「キュンとする」「わくわくする」「ほっこりする」「ジーンとする」等使用者の気分や心的状態を表す内容が表示されている。この気分や心的状態に関する情報は、ユーザのプロファイル情報に基づいて設定される。タッチスイッチにて選択肢B2のうち、例えば「わくわくする」を選択すれば、
図5に示すように、ガイドブック11の特定ページに掲載された情報の関連する、使用者を楽しくさせるようなコンテンツ情報B1が併せて表示されるのである。
【0057】
(実施の形態2)
本実施の形態において、ガイドブックやレストランのメニュー等の組織提供情報から取得した情報である内容語(例えば、地名、名勝の名前、料理名等)とユーザコンテキスト(例えば、ユーザの位置情報、現在の時刻情報、天気等)とを用いて、大量のユーザ提供情報(例えば、ブログやSNS等のCGM等)から、内容語およびユーザコンテキストに適合するユーザ提供情報を取得し、出力する情報システムについて説明する。なお、組織提供情報は、組織が提供する情報であり、詳細は後述する。また、ユーザ提供情報は、いわゆるCGM等の消費者等が提供する情報であり、詳細は後述する。
【0058】
また、本実施の形態において、組織提供情報が、ユーザが保持している第一端末に格納されている場合について説明する。
【0059】
また、本実施の形態において、組織提供情報の種類または属性等を示すカテゴリをも用いて、内容語およびユーザコンテキストに適合するユーザ提供情報を取得し、出力する情報システムについて説明する。
【0060】
また、本実施の形態において、組織提供情報の一部(例えば、内容語)または全部を翻訳し、翻訳した情報とユーザコンテキストとを用いて、ユーザ提供情報を取得し、出力する情報システムについて説明する。
【0061】
図6は、本実施の形態における情報システムAの概念図である。情報システムAは、サーバ装置30、1以上の第一端末40、1以上の第二端末50を備える。第一端末40は、電子ブックプレーヤー、いわゆるスマートフォン、携帯端末、いわゆるパソコン等である。第二端末50は、いわゆるスマートフォン、携帯端末、いわゆるパソコン等である。第二端末50は、いわゆるブログやSNSなどのいわゆるCGM(Consumer Generated Media)に投函される情報等を入力し、図示しないサーバ装置、またはサーバ装置30等に送信する端末である。
【0062】
図7は、本実施の形態における情報システムAのブロック図である。情報システムAを構成するサーバ装置30は、受信部31、翻訳結果取得部32、ユーザ提供情報取得部33、送信部34を備える。
【0063】
第一端末40は、第一格納部41、第一受付部42、ユーザコンテキスト取得部43、第一送信部44、第一受信部45、第一出力部46を備える。
【0064】
第二端末50は、第二受付部51、第二送信部52を備える。
【0065】
サーバ装置30を構成する受信部31は、第一端末40から情報送信要求を受信する。情報送信要求は、ユーザ提供情報の送信を要求する命令であり、第一端末40のユーザコンテキストを有する命令である。なお、受信部31がユーザ提供情報の送信を要求する命令を受け付けた後、ユーザコンテキストを受信した場合でも、ユーザコンテキストを有する命令である情報送信要求を受信したものと考える。また、ユーザコンテキストとは、ユーザに関する情報であり、その詳細は後述する。
【0066】
また、ユーザ提供情報は、組織提供情報が有する1以上の内容語に関して、第二端末50のユーザが入力した情報であり、いわゆるCGMである。ここで、CGMとは、「Consumer Generated Media」の略である。CGMには、例えば、twitter、クチコミサイト、Q&Aコミュニティ、ソーシャルネットワーキングサービス、ブログ、COI(Community Of Interest)サイトなどがある。CGMとは、ここでは、インターネットなどを活用して消費者が内容を生成していくメディア、または情報を含む概念として、広く捉える。ユーザ提供情報は、第二端末50から、通常、SNSサーバ、ブログのサーバ等の外部の装置へ送信された情報である。ユーザ提供情報は、通常、1以上の他のサーバ装置30に蓄積されているが、本サーバ装置30に蓄積されていても良い。ユーザ提供情報は、情報の種類(カテゴリ)を示すカテゴリ情報と対応付けられていることは好適である。カテゴリ情報は、例えば、情報が役に立つアクションを特定する情報であり、例えば、「見る」「体験する」「食べる」「買う」「泊まる」などである。ただし、カテゴリ情報は、情報の種類または分類を示す情報であれば何でも良い。カテゴリ情報は、例えば、「フレンチ」「中華料理」「日本料理」「イタリアン」等でも良い。また、ユーザ提供情報は、1以上の内容語と対応付けられていることは好適である。また、ユーザ提供情報は、1以上の内容語を含んでいる場合もあり、かかる場合も、ユーザ提供情報と当該1以上の内容語とは対応付けられている、と考える。また、ユーザ提供情報は、1以上の内容語に関連する関連用語を含んでいる場合もある。なお、関連用語とは、例えば、同義語、類義語、上位概念語、下位概念語等である。サーバ装置30が、内容語とその関連用語との組を1以上有する関連用語辞書を保持していても良い。かかる場合、サーバ装置30は、内容語と対になる1以上の関連用語を取得して、ユーザ提供情報の取得のために利用し得る。なお、第二端末50のユーザは、通常、第一端末40のユーザとは別のユーザである。また、ユーザ提供情報のデータ構造は、テキスト、静止画、動画、音声、またはこれらの組み合わせでも良く、データ構造は問わない。
【0067】
また、組織提供情報は、組織が提供する情報である。ここで、組織とは、会社、都道府県や市町村、個人事業主、NOPなど広く解する。組織提供情報とは、例えば、観光または旅行のガイドブック、会社の公式の会社案内の情報、都道府県や市町村の公式案内情報などである。組織提供情報は、電子ブック、Webページ、画像、動画、音声等、問わない。また、組織提供情報のデータ構造等も問わない。また、内容語とは、通常、自立語であり、名詞が好ましい。ただし、内容語は、動詞や形容詞等でも良い。また、内容語は、例えば、地名、名勝の名前、組織名などの特徴的な用語である。また、組織提供情報は、一ファイルでも良いし、一のWebページでも良いし、電子ブックの1ページでも良いし、電子ブック全体でも良い。
【0068】
また、ユーザコンテキストとは、ユーザに関する情報であり、例えば、ユーザ動的情報またはユーザ静的情報である。ユーザ動的情報とは、動的に変化する情報であり、例えば、ユーザが居る位置を示す位置情報、時刻を示す時間情報、ユーザが居る位置の天気を示す天気情報などである。また、ユーザ静的情報とは、頻繁に動的に変化しない情報であり、例えば、ユーザの性別、ユーザの年齢、ユーザの趣味などである。ユーザ動的情報は、ユーザの周辺の環境に関する情報であるユーザ環境情報を含むことは好適である。ユーザ環境情報は、ユーザが居る場所の天気、温度、湿度等である。
【0069】
また、組織提供情報のデータ構造は、テキスト、静止画、動画、音声、またはこれらの組み合わせでも良く、データ構造は問わない。
【0070】
なお、組織提供情報とユーザ提供情報とは、通常、情報の性質が逆である。つまり、組織提供情報は、通常、正しい情報であり、情報の信頼性は高いが、ビジネスを有利にするための組織側の意図を含んだ情報である。一方、ユーザ提供情報は、個人的な感想等であり、情報の信頼性は高いとは言えないが、個人の素直な意見が含まれ、悪意を有する場合を除いて、特定の意図を有さない場合が多い情報である。
【0071】
また、情報送信要求は、ユーザ提供情報の送信要求、組織提供情報の送信要求、組織提供情報とユーザ提供情報の送信要求等があり得る。情報送信要求は、組織提供情報識別子を有しても良く、1以上の内容語を有しても良い。また、情報送信要求は、組織提供情報そのものを有しても良い。情報送信要求は、送信を要求するユーザ提供情報のカテゴリ情報をも有することは好適である。また、情報送信要求は、組織提供情報のカテゴリ情報を有することは好適である。かかる場合、情報送信要求は、第一端末40で出力中または出力する組織提供情報に対応するカテゴリ情報に関連するカテゴリ情報と対になるユーザ提供情報の送信を要求する情報である。ここで、関連とは、例えば、同一、類似等である。類似等の場合は、サーバ装置30は、類似する2以上のカテゴリ情報を判断するための情報であるカテゴリ類似情報を保持している。カテゴリ類似情報は、例えば、類似する2以上のカテゴリ情報の組である。
【0072】
また、情報送信要求は、翻訳結果を利用するか否かに関する情報を含んでも良い。かかる情報を例えば、翻訳フラグという。翻訳フラグは、例えば、内容語を利用し、翻訳結果を利用しない(例えば、「0」)、内容語と翻訳結果の両方を利用する(例えば、「1」)、内容語を利用せず、翻訳結果を利用する(例えば、「2」)のいずれかを示す情報である。また、翻訳フラグは、例えば、上記の3つの値のうち、2つのいずれかを示す情報でも良い。
【0073】
翻訳結果取得部32は、組織提供情報の全部または一部の翻訳結果を取得する。組織提供情報の一部とは、例えば、1以上の内容語である。翻訳結果取得部32は、例えば、情報送信要求が有する1以上の内容語に対応する翻訳結果を取得する。また、翻訳結果取得部32は、例えば、情報送信要求が有する組織提供情報の翻訳結果を取得する。また、翻訳結果取得部32は、例えば、情報送信要求が有する組織提供情報識別子に対応する組織提供情報が有する1以上の内容語の翻訳結果を取得する。また、翻訳結果取得部32は、例えば、情報送信要求が有する組織提供情報識別子に対応する組織提供情報の翻訳結果を取得する。翻訳結果取得部32が翻訳辞書を有しており、翻訳結果取得部32が機械翻訳を行って、翻訳結果を取得しても良い。また、翻訳結果取得部32は、外部の図示しない翻訳サーバに、翻訳元の情報を送信し、当該送信に対応して、翻訳結果を翻訳サーバから受信しても良い。なお、翻訳元の情報とは、例えば、1以上の内容語や組織提供情報である。
【0074】
ユーザ提供情報取得部33は、情報送信要求に対応する組織提供情報が有する1以上の内容語に関して、2以上のユーザ提供情報の集合から、情報送信要求が有するユーザコンテキストに対応する1以上のユーザ提供情報を取得する。ユーザ提供情報取得部33は、例えば、情報送信要求に対応する組織提供情報が有する1以上の内容語と、情報送信要求が有するユーザコンテキストとをキーとして、2以上のユーザ提供情報を格納している外部サーバを検索し、当該外部サーバから1以上のユーザ提供情報を受信する。かかる場合、ユーザ提供情報は、例えば、1以上の内容語、およびユーザコンテキストに対応するタグが付加されている。
【0075】
例えば、ユーザ提供情報取得部33は、1以上の内容語に関する条件である内容語条件、および1以上のユーザコンテキストに関する条件であるユーザコンテキスト条件を含む検索式を構成し、当該検索式を用いて、ユーザ提供情報を取得する。
【0076】
なお、ユーザ提供情報は、例えば、HTMLやXML等で記述されており、内容語条件は、例えば、1以上の内容語を、タイトル等の特定のタグに対応する情報の中に含むことである。また、内容語条件は、例えば、1以上の内容語を、ユーザ提供情報のいずれかの箇所に含むことである。
【0077】
また、ユーザ提供情報取得部33は、具体的には、例えば、以下のように、ユーザコンテキストを用いる。つまり、ユーザ提供情報取得部33は、ユーザコンテキストに対応するキーワードを保持している。かかる情報を、ユーザコンテキスト辞書という。ユーザコンテキスト辞書は、ユーザコンテキストとキーワードとの対の集合である。そして、ユーザ提供情報取得部33は、受信されたユーザコンテキストに対応する1以上のキーワードを取得し、当該キーワードを用いて、ユーザコンテキストに関する検索式である、ユーザコンテキスト条件を構成する。そして、ユーザ提供情報取得部33は、ユーザコンテキスト条件をも用いて、ユーザ提供情報を取得する。
【0078】
また、ユーザ提供情報取得部33は、情報送信要求に対応する組織提供情報が有する1以上の内容語に関して、2以上のユーザが第二端末50に入力し、第二端末50から送信された2以上のユーザ提供情報の集合から、組織提供情報が有するユーザコンテキストに対応し、かつ組織提供情報のカテゴリ情報に対応する1以上のユーザ提供情報を取得する。かかる場合、ユーザ提供情報は、例えば、1以上の内容語、ユーザコンテキスト、およびカテゴリ情報に対応するタグが付加されていても良い。また、ユーザ提供情報は、例えば、1以上の内容語、ユーザコンテキスト、およびカテゴリ情報を含んでも良い。なお、カテゴリ情報に関する条件をカテゴリ条件という。カテゴリ条件は、例えば、組織提供情報に対応するカテゴリ情報と一致するカテゴリ情報と対になるユーザ提供情報を取得することである。また、カテゴリ条件は、例えば、組織提供情報に対応するカテゴリ情報と関連する情報と一致するカテゴリ情報と対になるユーザ提供情報を取得することである。かかる場合、ユーザ提供情報取得部33は、カテゴリ情報と、それに関連する情報との対応表を保持している。
【0079】
ユーザ提供情報取得部33は、1以上の内容語の翻訳語に関して、2以上のユーザ提供情報の集合から、組織提供情報が有するユーザコンテキストに対応する1以上のユーザ提供情報を取得する。なお、ユーザ提供情報の集合は、2以上のユーザが第二端末50に入力し、第二端末50から外部のサーバ等に送信された情報であり、例えば、ブログやSNS等のCGMの情報である。なお、内容語の翻訳結果に関するユーザの入力(ユーザの感想などの情報)は、内容語に関するユーザの入力である、とも言える。
【0080】
なお、情報送信要求に対応する組織提供情報とは、情報送信要求に含まれる組織提供情報識別子で識別される組織提供情報、第一端末40で出力されている組織提供情報であり、情報送信要求に含まれる1以上の内容語を有する組織提供情報などである。
【0081】
送信部34は、ユーザ提供情報取得部33が取得したユーザ提供情報を第一端末40に送信する。
【0082】
第一端末40を構成する第一格納部41は、1以上の組織提供情報を格納し得る。この1以上の組織提供情報は、予め第一端末40に格納されていることが好適であるが、サーバ装置30や他の外部装置から受信して、少なくとも一時的に格納されている情報でも良い。
【0083】
第一受付部42は、情報や指示等を受け付ける。具体的には、第一受付部42は、例えば、情報の送信要求を受け付ける。また、第一受付部42は、通常、ユーザから情報の送信要求を受け付ける。ただし、第一出力部46における組織提供情報の出力をトリガーとして、情報の送信要求を受け付けても良い。かかる場合、例えば、第一出力部46は、組織提供情報を出力した後、または出力する前に、情報の送信要求を第一受付部42に送付する。
【0084】
また、第一受付部42は、組織提供情報の出力指示を受け付ける。この出力指示は、出力する組織提供情報を識別する組織提供情報識別子を有する。
【0085】
なお、受け付けとは、例えば、キーボードやマウス、タッチパネルなどの入力デバイスから入力された情報の受け付け、有線もしくは無線の通信回線を介して送信された情報の受信、光ディスクや磁気ディスク、半導体メモリなどの記録媒体から読み出された情報の受け付けなどを含む概念である。
【0086】
第一受付部42は、第一出力部46が出力している組織提供情報に対応するユーザ提供情報の送信を要求する送信要求を受け付けても良い。送信要求は、組織提供情報を出力中に、当該組織提供情報に対応するユーザ提供情報の送信を要求する命令であることは好適である。
【0087】
情報の送信要求の入力手段は、タッチパネルやキーボードやマウスやメニュー画面によるもの等、何でも良い。第一受付部42は、タッチパネルやキーボード等の入力手段のデバイスドライバーや、メニュー画面の制御ソフトウェア等で実現され得る。
【0088】
ユーザコンテキスト取得部43は、ユーザコンテキストを取得する。ユーザコンテキスト取得部43は、位置情報を取得するGPS受信機等から位置情報を取得する。なお、位置情報を取得する手段は、携帯電話の3つの基地局を使用する方法等、GPS受信機以外の取得を用いても良いことは言うまでもない。また、ユーザコンテキスト取得部43は、温度センサから気温を取得しても良い。また、ユーザコンテキスト取得部43は、湿度センサから湿度を取得しても良い。また、ユーザコンテキスト取得部43は、天気を格納している外部サーバに、位置情報を送信し、当該位置情報に対応する天気を取得しても良い。また、ユーザコンテキスト取得部43は、第一端末40が保持している時計から時間情報(通常、時刻)を取得しても良いし、NLPサーバから時間情報を受信しても良い。
【0089】
第一送信部44は、第一受付部42が受け付けた情報の送信要求とユーザコンテキスト取得部43が取得したユーザコンテキストとを用いて、情報送信要求を構成し、当該情報送信要求をサーバ装置30に送信する。第一送信部44は、カテゴリ情報をも用いて、情報送信要求を構成し、当該情報送信要求をサーバ装置30に送信しても良い。なお、カテゴリ情報は、例えば、ユーザが入力した情報である。また、カテゴリ情報は、例えば、第一出力部46が出力している組織提供情報に対応するカテゴリ情報である。かかる場合、組織提供情報に、カテゴリ情報を示すタグが付与されており、第一送信部44は、第一出力部46が出力している組織提供情報に付与されているタグを取得しても良い。また、組織提供情報はカテゴリ情報を含み、第一送信部44は、第一出力部46が出力している組織提供情報に含まれるカテゴリ情報を取得しても良い。さらに、組織提供情報の特定のタグ(例えば、タイトルを示すタグ、<h1>タグ等)に対応する情報中にカテゴリ情報を含み、第一送信部44は、第一出力部46が出力している組織提供情報の特定タグに対応する情報に含まれるカテゴリ情報を取得しても良い。
【0090】
第一受信部45は、情報送信要求の送信に応じて、サーバ装置30からユーザ提供情報を受信する。第一受信部45は、ユーザ提供情報と内容語とを対にして受信しても良い。かかる場合、受信されたユーザ提供情報に対応する内容語が判断され得る。
【0091】
第一出力部46は、第一格納部41の組織提供情報を出力する。ここで、通常、ユーザ指示に基づいて、第一出力部46は、組織提供情報を出力する。
【0092】
また、第一出力部46は、第一格納部41の組織提供情報と、第一受信部45が受信したユーザ提供情報とを出力する。また、第一出力部46は、組織提供情報または組織提供情報が有する内容語と、ユーザ提供情報とを、対応が分かる態様で出力することは好適である。なお、出力とは、ディスプレイへの表示、プロジェクターを用いた投影、プリンタでの印字、音出力、外部の装置への送信、記録媒体への蓄積、他の処理装置や他のプログラムなどへの処理結果の引渡しなどを含む概念である。
【0093】
なお、第一格納部41の組織提供情報とは、元々格納さている組織提供情報でも良いし、第一受信部45が受信した組織提供情報でも良い。
【0094】
第二端末50を構成する第二受付部51は、ユーザ提供情報を受け付ける。ユーザ提供情報の入力手段は、タッチパネルやキーボードやマウスやメニュー画面によるもの等、何でも良い。
【0095】
第二送信部52は、第二受付部51が受け付けたユーザ提供情報を送信する。
【0096】
受信部31、ユーザ提供情報取得部33、第一受信部45は、通常、無線または有線の通信手段で実現されるが、放送を受信する手段で実現されても良い。
【0097】
翻訳結果取得部32、ユーザ提供情報取得部33は、通常、MPUやメモリ等から実現され得る。翻訳結果取得部32等の処理手順は、通常、ソフトウェアで実現され、当該ソフトウェアはROM等の記録媒体に記録されている。但し、ハードウェア(専用回路)で実現しても良い。
【0098】
送信部34、第一送信部44、第二送信部52は、通常、無線または有線の通信手段で実現されるが、放送手段で実現されても良い。
【0099】
第一格納部41は、不揮発性の記録媒体が好適であるが、揮発性の記録媒体でも実現可能である。第一格納部41に組織提供情報が記憶される過程は問わない。例えば、記録媒体を介して組織提供情報が第一格納部41で記憶されるようになってもよく、通信回線等を介して送信された組織提供情報が第一格納部41で記憶されるようになってもよく、あるいは、入力デバイスを介して入力された組織提供情報が第一格納部41で記憶されるようになってもよい。
【0100】
第一受付部42、第二受付部51は、タッチパネルやキーボード等の入力手段のデバイスドライバーや、メニュー画面の制御ソフトウェア等で実現され得る。
【0101】
第一出力部46は、ディスプレイやスピーカー等の出力デバイスを含むと考えても含まないと考えても良い。第一出力部46は、出力デバイスのドライバーソフトまたは、出力デバイスのドライバーソフトと出力デバイス等で実現され得る。
【0102】
次に、情報システムAの動作について説明する。まず、サーバ装置30の動作について、
図8のフローチャートを用いて説明する。
【0103】
(ステップS801)受信部31は、第一端末40から情報送信要求を受信したか否かを判断する。情報送信要求を受信すればステップS802に行き、情報送信要求を受信しなければステップS801に戻る。
【0104】
(ステップS802)ユーザ提供情報取得部33は、ステップS801で受信された情報送信要求が、組織提供情報を有するか否かを判断する。組織提供情報を有すればステップS803に行き、組織提供情報を有さなければステップS810に行く。
【0105】
(ステップS803)ユーザ提供情報取得部33は、組織提供情報から1以上の内容語を取得する。なお、組織提供情報から1以上の内容語を取得する方法は、種々あり、公知技術により実現可能であるので、詳細な説明を省略する。なお、組織提供情報から1以上の内容語を取得する第一の方法は、日本語構文解析器(例えば、ソフトウェア「CaboCha」(ホームページ「URL:http://code.google.com/p/cabocha/」参照))に組織提供情報をかけ、地域名(LOCATION)と組織名(ORGANIZATION)とを抽出する方法である。また、組織提供情報から1以上の内容語を取得する第二の方法は、専門用語を取得するソフトウェア(例えば、「TermExt」(ホームページ「URL:http://www.r.dl.itc.u-tokyo.ac.jp/node/10」参照))に、組織提供情報を渡し、1以上の専門用語である1以上の内容語を取得する方法である。また、組織提供情報から1以上の内容語を取得する第三の方法は、日本語構文解析器(例えば、ソフトウェア「CaboCha」)に組織提供情報をかけ、名詞または名詞句を抽出する方法である。
【0106】
(ステップS804)翻訳結果取得部32は、ステップS801で受信された情報送信要求が翻訳結果を利用して、ユーザ提供情報を取得する要求であるか否かを判断する。翻訳結果を利用する場合はステップS805に行き、翻訳結果を利用しない場合はステップS806に行く。なお、翻訳結果取得部32は、情報送信要求が有する翻訳フラグを取得し、当該翻訳フラグを用いて、本ステップにおける判断を行う。
【0107】
(ステップS805)翻訳結果取得部32は、1以上の内容語に対応する翻訳結果を取得する。
【0108】
(ステップS806)ユーザ提供情報取得部33は、ステップS801で受信された情報送信要求が有する1以上のユーザコンテキストを取得する。
【0109】
(ステップS807)ユーザ提供情報取得部33は、ステップS801で受信された情報送信要求が有する1以上のカテゴリ情報を取得する。なお、ここで、情報送信要求がカテゴリ情報を有しない場合、本ステップで、ユーザ提供情報取得部33は、カテゴリ情報を取得できない。
【0110】
(ステップS808)ユーザ提供情報取得部33は、1以上の内容語または/および1以上の翻訳結果、1以上のユーザコンテキスト、1以上のカテゴリ情報を用いて、ユーザ提供情報を取得する。かかる処理を検索処理という。検索処理について、
図9のフローチャートを用いて説明する。なお、ユーザ提供情報取得部33は、1以上の内容語または/および1以上の翻訳結果、および1以上のユーザコンテキストを用いて、検索処理を行っても良い。
【0111】
(ステップS809)送信部34は、ステップS808で取得された1以上のユーザ提供情報を第一端末40に送信する。なお、ここで送信されるユーザ提供情報は、内容語に対応付けられていることは好適である。ステップS801に戻る。
【0112】
(ステップS810)ユーザ提供情報取得部33は、ステップS801で受信された情報送信要求が、1以上の内容語を有するか否かを判断する。1以上の内容語を有すればステップS803に行き、1以上の内容語を有さなければステップS811に行く。
【0113】
(ステップS811)ユーザ提供情報取得部33は、ステップS801で受信された情報送信要求が、組織提供情報識別子を有するか否かを判断する。組織提供情報識別子を有すればステップS812に行き、組織提供情報識別子を有さなければステップS801に戻る。なお、本ステップで組織提供情報識別子を有さない場合、エラーであり、送信部34は、エラーメッセージを第一端末40に送信することは好適である。
【0114】
(ステップS812)ユーザ提供情報取得部33は、情報送信要求が有する組織提供情報識別子に対応する組織提供情報を取得する。ステップS803に行く。なお、ユーザ提供情報取得部33は、例えば、情報送信要求が有する組織提供情報識別子を用いて、外部のコンテンツサーバ(図示しない)から、組織提供情報を取得する。また、外部のコンテンツサーバは、例えば、電子書籍等の組織提供情報を管理するサーバ装置である。また、ユーザ提供情報取得部33は、例えば、情報送信要求が有する組織提供情報識別子を用いて、保持している組織提供情報を読み出す。なお、かかる場合、サーバ装置30は、1以上の組織提供情報を格納していることとなる。
【0115】
なお、
図8のフローチャートにおいて、情報送信要求が3つのパターン(組織提供情報を有する場合、内容語を有する場合、組織提供情報識別子を有する場合)のうちのいずれかである場合について説明した。しかし、情報送信要求は、3つのパターンのうち、1または2つのパターンがあり得ても良いし、他のパターンがあり得ても良い。
【0116】
さらに、
図8のフローチャートにおいて、電源オフや処理終了の割り込みにより処理は終了する。
【0117】
次に、ステップS808の検索処理について、
図9のフローチャートを用いて説明する。
【0118】
(ステップS901)ユーザ提供情報取得部33は、情報送信要求が有するカテゴリ情報から、検索式を構成するカテゴリ条件を取得する。カテゴリ情報が「買う」の場合、ユーザ提供情報取得部33は、例えば、カテゴリ条件「カテゴリ情報="買う"」を構成する。
【0119】
(ステップS902)ユーザ提供情報取得部33は、カウンタiに1を代入する。
【0120】
(ステップS903)ユーザ提供情報取得部33は、情報送信要求が有するユーザコンテキストの中に、i番目のユーザコンテキストが存在するか否かを判断する。i番目のユーザコンテキストが存在すればステップS904に行き、i番目のユーザコンテキストが存在しなければステップS906に行く。
【0121】
(ステップS904)ユーザ提供情報取得部33は、i番目のユーザコンテキストに対応するユーザコンテキスト条件を構成する。ユーザ提供情報取得部33は、i番目のユーザコンテキストをそのままユーザコンテキスト条件として用いても良いし、後述するように、ユーザコンテキスト管理表を用いてユーザコンテキスト条件を構成しても良い。つまり、ユーザコンテキスト条件の構成方法は種々あり得る。
【0122】
(ステップS905)ユーザ提供情報取得部33は、カウンタiを1、インクリメントする。ステップS903に戻る。
【0123】
(ステップS906)ユーザ提供情報取得部33は、カウンタiに1を代入する。
【0124】
(ステップS907)ユーザ提供情報取得部33は、取得された内容語の中に、i番目の内容語が存在するか否かを判断する。i番目の内容語が存在すればステップS908に行き、i番目の内容語が存在しなければ上位処理にリターンする。
【0125】
(ステップS908)ユーザ提供情報取得部33は、i番目の内容語、またはi番目の内容語とそれの1以上の関連語を取得する。なお、例えば、ユーザ提供情報取得部33は、関連語辞書を有する場合、関連語を取得する。
【0126】
(ステップS909)ユーザ提供情報取得部33は、i番目の内容語、またはi番目の内容語と1以上の関連語とを用いて、内容語条件を構成する。内容語条件は、例えば、「ユーザ提供情報に、i番目の内容語と1以上の関連語のうちのいずれかの用語が含まれること」、「ユーザ提供情報のタイトル等の特定の箇所に、i番目の内容語と1以上の関連語のうちのいずれかの用語が含まれること」、「ユーザ提供情報が、その属性値として、i番目の内容語と1以上の関連語のうちのいずれかの用語を有すること」等である。
【0127】
(ステップS910)ユーザ提供情報取得部33は、内容語条件とユーザコンテキスト条件、または内容語条件とユーザコンテキスト条件とカテゴリ条件を用いて、検索式を構成する。ユーザ提供情報取得部33は、通常、「内容語条件 AND ユーザコンテキスト条件」、または「内容語条件 AND ユーザコンテキスト条件 AND カテゴリ条件」の検索式を構成する。
【0128】
(ステップS911)ユーザ提供情報取得部33は、ステップS910で取得した検索式を実行する
【0129】
(ステップS912)ユーザ提供情報取得部33は、ステップS911における検索式の実行に応じて、1以上のユーザ提供情報を取得する。なお、ここでの取得は、通常、図示しない外部のサーバからの受信であるが、サーバ装置30に格納されている1以上のユーザ提供情報を有するユーザ提供情報群からの読み出しであっても良い。
【0130】
(ステップS913)ユーザ提供情報取得部33は、ステップS911で取得した1以上のユーザ提供情報と、i番目の内容語とを対応付けて、図示しないバッファに一時蓄積する。
【0131】
(ステップS914)ユーザ提供情報取得部33は、カウンタiを1、インクリメントする。ステップS907に戻る。
【0132】
次に、第一端末40の動作について、
図10のフローチャートを用いて
【0133】
(ステップS1001)第一受付部42は、組織提供情報の出力指示を受け付けたか否かを判断する。出力指示を受け付ければステップS1002に行き、出力指示を受け付けなければステップS1006に行く。
【0134】
(ステップS1002)第一出力部46は、ステップS1001で受け付けた出力指示に対応する組織提供情報を、第一格納部41から読み出し、出力する。
【0135】
(ステップS1003)第一受付部42は、組織提供情報の出力に対応して、ユーザ提供情報の送信を要求する送信要求を、サーバ装置30に送信するか否かを判断する。送信要求を送信する場合はステップS1004に行き、送信しない場合はステップS1001に戻る。なお、組織提供情報に対応付けて、送信要求フラグが第一格納部41に格納されていても良い。送信要求フラグは、ユーザ提供情報の送信を要求する旨を示すフラグである。
【0136】
(ステップS1004)ユーザコンテキスト取得部43は、1以上のユーザコンテキストを取得する。
【0137】
(ステップS1005)第一送信部44は、情報送信要求を構成する。つまり、例えば、第一送信部44は、出力されている組織提供情報から、1以上の内容語を取得する。また、第一送信部44は、出力されている組織提供情報のカテゴリ情報を取得する。なお、かかる場合、組織提供情報はカテゴリ情報を有する、または組織提供情報はカテゴリ情報と対応付けられている。そして、第一送信部44は、1以上の内容語と1以上のユーザコンテキスト、または1以上の内容語と1以上のユーザコンテキストとカテゴリ情報を用いて、情報送信要求を構成する。なお、第一送信部44は、1以上の内容語に代えて、組織提供情報または組織提供情報識別子を用いて、情報送信要求を構成しても良い。
【0138】
(ステップS1006)第一送信部44は、ステップS1005で構成した情報送信要求をサーバ装置30に送信する。なお、第一送信部44は、通常、サーバ装置30と通信をするための情報(例えば、サーバ装置30のIPアドレス、サーバ装置30のマックアドレス等)を保持している。ステップS1001に戻る。
【0139】
(ステップS1007)第一受付部42は、情報の送信要求を受け付けたか否かを判断する。送信要求を受け付ければステップS1004に行き、送信要求を受け付けなければステップS1008に行く。
【0140】
(ステップS1008)第一受信部45は、情報送信要求の送信に応じて、サーバ装置30からユーザ提供情報を受信したか否かを判断する。ユーザ提供情報を受信すればステップS1009に行き、ユーザ提供情報を受信しなければステップS1001に戻る。
【0141】
(ステップS1009)第一出力部46は、ステップS1008で受信されたユーザ提供情報を出力する。ステップS1001に戻る。
【0142】
なお、
図10のフローチャートにおいて、電源オフや処理終了の割り込みにより処理は終了する。
【0143】
次に、第二端末50の動作について説明する。第二端末50の第二受付部51は、ユーザ提供情報を受け付ける。そして、第二送信部52は、第二受付部51が受け付けたユーザ提供情報を外部のサーバに送信する。
【0144】
以下、本実施の形態における情報システムAの具体的な動作について説明する。情報システムAの概念図は
図6である。
【0145】
今、第一端末40の第一格納部41には、
図11に示す組織提供情報管理表が格納されている。組織提供情報管理表は「ID」「組織提供情報」「カテゴリ情報」「送信要求フラグ」を有するレコードを1以上、格納している。「ID」は組織提供情報を識別する組織提供情報識別子である。そして、
図11の組織提供情報(a)は、旅行のガイドブックの中の一のページの情報である。また、
図11の組織提供情報(b)は、レストランXのメニューに関する情報である。さらに、
図11の組織提供情報(c)は、会社Yの会社情報が掲載されているWebページである。また、
図11の組織提供情報は、カテゴリ情報と対応付けられている。なお、図示しないカテゴリ情報付加手段が、1以上の各組織提供情報を解析し、各組織提供情報に対応するカテゴリ情報を取得して、当該カテゴリ情報と組織提供情報とを対応付けた、とする。また、カテゴリ情報付加手段は、情報を分類する公知技術により実現可能である。例えば、カテゴリ情報付加手段は、機械学習技術により実現される。つまり、カテゴリ情報付加手段は、例えば、予め、カテゴリ情報が付加された文章や画像等を格納しておき、当該文章や画像から1以上のパラメータ(素性)を取得し、1以上の素性とカテゴリ情報との対応を蓄積しておく。かかる対応の情報を学習データという。そして、カテゴリ情報付加手段は、カテゴリ情報を対応付ける文章や画像等から1以上の素性を取得し、学習データを用いて、例えば、機械学習のアルゴリズムにより、カテゴリ情報を取得する。なお、1以上の素性は、例えば、文章が有する自立語、画像の色情報の平均値や中央値、輝度の平均値や中央値等、何でも良い。また、情報を分類する公知技術は、種々あり、いずれを用いて、カテゴリ情報を取得しても良いことは言うまでもない。
【0146】
また、組織提供情報は送信要求フラグと対応付いている。送信要求フラグ「1」に対応する組織提供情報は、当該組織提供情報が出力された場合に、自動的に情報送信要求が発行される組織提供情報である。送信要求フラグ「−」に対応する組織提供情報は、当該組織提供情報が出力された場合に、自動的に情報送信要求が発行さない組織提供情報である。
【0147】
また、
図12は、図示しない外部のサーバが保持している1以上のユーザ提供情報管理表である。ユーザ提供情報管理表は、「ID」「ユーザ提供情報」「カテゴリ情報」「キーワード」を有するレコードを1以上格納している。ここで、ユーザ提供情報は、カテゴリ情報、およびキーワードと対になっている。ただし、ユーザ提供情報は、カテゴリ情報、およびキーワードと対になっていなくても良い。また、ユーザ提供情報は、一つのサーバに格納されていても良いし、2以上のサーバに格納されていても良い。また、ユーザ提供情報に対応付いているカテゴリ情報は、例えば、上記のカテゴリ情報付加手段により付加された情報である。また、
図12のユーザ提供情報は、第二端末50のユーザが第二端末50に入力し、外部のサーバ等に送信された情報である。さらに、キーワードは、第二端末50のユーザまたは第三者が入力した用語、またはユーザ提供情報から抽出された用語(例えば、名詞、自立語、地名等)、ユーザ提供情報から取得された用語等である。
【0148】
さらに、
図12において、ユーザ提供情報は、当該ユーザ提供情報が格納されているWebページのURI(URLを含む)に対応付けられていても良い。
【0149】
また、
図13は、ユーザ提供情報取得部33が保持しているユーザコンテキスト管理表である。ユーザコンテキスト管理表は、ユーザコンテキストとキーワードとの対応を管理する表である。ユーザコンテキスト管理表は、「ID」「ユーザコンテキスト」「キーワード」の属性値を有するレコードを1以上、格納している。「ID」はレコードを識別する情報であり、「ユーザコンテキスト」はユーザコンテキストに関する情報であり、「種類」「情報」を有する。「種類」は、ユーザコンテキストの種類を示す。また、「情報」は、ユーザコンテキストに対応する情報である。「キーワード」はユーザ提供情報の検索に用いるキーワードである。
【0150】
かかる状況において、以下の3つの具体例について説明する。
【0151】
(具体例1)
具体例1は、組織提供情報の出力指示に対応して、自動的にユーザ提供情報をも取得して、組織提供情報とユーザ提供情報とを出力する例である。なお、具体例1において、位置情報と時間情報と天気情報のユーザコンテキストを使用して、ユーザ提供情報を取得する。
【0152】
今、第一端末40のユーザが居る位置情報は(x1,y1)であり、現在時刻は「2013/6/7 11:45」であり、現在の位置情報(x1,y1)における天気は「晴」である、とする。なお、位置情報(x1,y1)は、広島市内の一の位置を示す情報である、とする。
【0153】
かかる状況において、第一端末40のユーザは、組織提供情報(a)の識別子を有する組織提供情報の出力指示を、第一端末40に入力した、とする。そして、第一受付部42は、組織提供情報(a)を有する組織提供情報の出力指示を受け付ける。
【0154】
次に、第一出力部46は、受け付けられた出力指示に対応する組織提供情報(a)を、第一格納部41から読み出し、出力する。
【0155】
次に、第一受付部42は、組織提供情報の出力に対応して、ユーザ提供情報の送信を要求する送信要求を、サーバ装置30に送信するか否かを判断する。つまり、第一受付部42は、組織提供情報(a)に対応する送信要求フラグ「1」を
図11の情報から取得し、送信要求を、サーバ装置30に送信する、と判断する。
【0156】
そして、ユーザコンテキスト取得部43は、ユーザコンテキストである、位置情報(x1,y1)、時間情報「2013/6/7 11:45」、天気情報「晴」を取得する。
【0157】
次に、第一送信部44は、出力されている組織提供情報(a)から、1以上の内容語「お好み村」「お好み共和国ひろしま村」を取得する。なお、ここで、第一送信部44は、出力されている組織提供情報(a)のタイトル(ここでは、例えば、Boldフォントの文字属性値によりタイトルの箇所を判断)から、名詞句である「お好み村」「お好み共和国ひろしま村」を取得した。次に、第一送信部44は、出力されている組織提供情報のカテゴリ情報「食べる」を取得する。また、第一送信部44は、ユーザコンテキスト取得部43が取得した位置情報(x1,y1)、時間情報「2013/6/7 11:45」、天気情報「晴」を取得する。そして、第一送信部44は、情報送信要求「情報送信要求 (内容語:お好み村,お好み共和国ひろしま村)(ユーザコンテキスト:位置情報(x1,y1)、時間情報「2013/6/7 11:45」、天気情報「晴」)(カテゴリ情報:食べる)」を構成する。そして、第一送信部44は、当該情報送信要求をサーバ装置30に送信する。
【0158】
次に、サーバ装置30の受信部31は、第一端末40から情報送信要求「情報送信要求 (内容語:お好み村,お好み共和国ひろしま村)(ユーザコンテキスト:位置情報(x1,y1)、時間情報「2013/6/7 11:45」、天気情報「晴」)(カテゴリ情報:食べる)」を受信する。
【0159】
次に、ユーザ提供情報取得部33は、情報送信要求から1以上の内容語「お好み村」「お好み共和国ひろしま村」を取得する。
【0160】
次に、翻訳結果取得部32は、情報送信要求が翻訳結果を利用して、ユーザ提供情報を取得する要求でないと判断する。
【0161】
次に、ユーザ提供情報取得部33は、受信された情報送信要求が有する1以上のユーザコンテキスト「位置情報(x1,y1)、時間情報「2013/6/7 11:45」、天気情報「晴」」を取得する。
【0162】
次に、ユーザ提供情報取得部33は、受信された情報送信要求が有する1以上のカテゴリ情報「食べる」を取得する。
【0163】
次に、ユーザ提供情報取得部33は、情報送信要求が有するカテゴリ情報から、検索式を構成するカテゴリ条件「カテゴリ情報="食べる"」を取得する。
【0164】
次に、ユーザ提供情報取得部33は、ユーザコンテキストの位置情報(x1,y1)を図示しない地図情報(サーバ装置30が保持している)から広島県を取得し、広島県に対応するキーワード「カキ、もみじまんじゅう、お好み焼き、・・・」を、
図13から取得する。また、ユーザ提供情報取得部33は、ユーザコンテキストの時間情報「2013/6/7 11:45」に対応するキーワード「ランチ、昼食、・・・」を、
図13から取得する。さらに、ユーザ提供情報取得部33は、ユーザコンテキストの天気情報「晴」に対応するキーワード「アウトドア、屋外、・・・」を、
図13から取得する。そして、ユーザ提供情報取得部33は、ユーザコンテキスト条件「キーワード=(カキ OR もみじまんじゅう OR お好み焼き OR・・・)AND(ランチ OR 昼食 OR ・・・)AND(アウトドア OR 屋外 OR ・・・)」を構成する。
【0165】
次に、ユーザ提供情報取得部33は、1つ目の内容語「お好み村」を取得する。そして、ユーザ提供情報取得部33は、1つ目の内容語に対応する内容語条件「ユーザ提供情報に"お好み村"を含む」を構成する。
【0166】
そして、ユーザ提供情報取得部33は、内容語条件、ユーザコンテキスト条件、カテゴリ条件を用いて、検索式「「$ユーザ提供情報 include "お好み村"」 AND 「$キーワード include (カキ OR もみじまんじゅう OR お好み焼き OR・・・)AND(ランチ OR 昼食 OR ・・・)AND(アウトドア OR 屋外 OR ・・・)」 AND 「カテゴリ情報="食べる"」」を構成する。上記検索式において、「$ユーザ提供情報 include "お好み村"」は内容語条件、「$キーワード include (カキ OR もみじまんじゅう OR お好み焼き OR・・・)AND(ランチ OR 昼食 OR ・・・)AND(アウトドア OR 屋外 OR ・・・)」はキーワード条件、「カテゴリ情報="食べる"」はカテゴリ条件である。また、「$ユーザ提供情報 include "お好み村"」は、ユーザ提供情報の中に、"お好み村"を含むことを示す。また、「$キーワード include (カキ OR もみじまんじゅう OR お好み焼き OR・・・)AND(ランチ OR 昼食 OR ・・・)AND(アウトドア OR 屋外 OR ・・・)」は、ユーザ提供情報と対になるキーワードが「(カキ OR もみじまんじゅう OR お好み焼き OR・・・)AND(ランチ OR 昼食 OR ・・・)AND(アウトドア OR 屋外 OR ・・・)」を満たすことを示す。さらに、「カテゴリ情報="食べる"」はカテゴリ情報が"食べる"であることを示す。
【0167】
次に、ユーザ提供情報取得部33は、取得した検索式を実行する。そして、ユーザ提供情報取得部33は、ここでは、
図12の「ID=1」のユーザ提供情報がマッチし、外部のサーバから、
図12の「ID=1」のユーザ提供情報を取得する。そして、ユーザ提供情報取得部33は、取得したユーザ提供情報と、1番目の内容語「お好み村」とを対応付けて、図示しないバッファに一時蓄積する。
【0168】
次に、ユーザ提供情報取得部33は、2つ目の内容語「お好み共和国ひろしま村」に対応する内容語条件「ユーザ提供情報に"お好み共和国ひろしま村"を含む」を構成する。
【0169】
そして、ユーザ提供情報取得部33は、内容語条件、ユーザコンテキスト条件、カテゴリ条件を用いて、検索式「「$ユーザ提供情報 include "お好み共和国ひろしま村"」 AND 「$キーワード include (カキ OR もみじまんじゅう OR お好み焼き OR・・・)AND(ランチ OR 昼食 OR ・・・)AND(アウトドア OR 屋外 OR ・・・)」 AND 「カテゴリ情報="食べる"」」を構成する。
【0170】
次に、ユーザ提供情報取得部33は、取得した検索式を実行する。そして、ユーザ提供情報取得部33は、外部のサーバ装置から、
図12の「ID=2」のユーザ提供情報を取得した、とする。そして、ユーザ提供情報取得部33は、取得したユーザ提供情報と、2番目の内容語「お好み共和国ひろしま村」とを対応付けて、図示しないバッファに一時蓄積する。
【0171】
次に、送信部34は、取得された2つのユーザ提供情報を第一端末40に送信する。ここで、各ユーザ提供情報は、内容語と対応付けて送信される、とする。
【0172】
次に、第一端末40の第一受信部45は、情報送信要求の送信に応じて、サーバ装置30からユーザ提供情報と内容語との組を、2組、受信する。
【0173】
そして、第一出力部46は、受信された2つのユーザ提供情報を出力する。ここで、第一出力部46は、例えば、
図14に示すような態様で、ユーザ提供情報を出力する。
図14に示すような出力態様は、組織提供情報が有する内容語と、ユーザ提供情報との対応が分かる態様での出力である。
【0174】
なお、
図14において、ユーザ提供情報が指示された場合、当該ユーザ提供情報が存在するサーバから、当該ユーザ提供情報が格納されているWebページを呼び出しても良い。
【0175】
以上、具体例1において、組織提供情報とユーザ提供情報とを、その関連が分かる態様で出力できる。
【0176】
(具体例2)
具体例2は、ユーザの指示に応じて、出力中の組織提供情報に対応するユーザ提供情報を取得して、組織提供情報とユーザ提供情報とを出力する例である。
【0177】
今、第一端末40のユーザが居る位置情報は(x2,y2)であり、現在時刻は「2013/7/7 17:30」である、とする。なお、位置情報(x2,y2)は、神戸市内の一の位置を示す情報である、とする。
【0178】
かかる状況において、第一端末40のユーザは、組織提供情報(b)の識別子を有する組織提供情報の出力指示を、第一端末40に入力した、とする。そして、第一受付部42は、組織提供情報(b)を有する組織提供情報の出力指示を受け付ける。
【0179】
次に、第一出力部46は、受け付けられた出力指示に対応する組織提供情報(b)を、第一格納部41から読み出し、出力する。
【0180】
次に、第一受付部42は、組織提供情報の出力に対応して、ユーザ提供情報の送信を要求する送信要求を、サーバ装置30に送信するか否かを判断する。つまり、第一受付部42は、組織提供情報(b)に対応する送信要求フラグ「−」を
図11の情報から取得し、送信要求を、サーバ装置30に送信しない、と判断する。
【0181】
そして、第一受付部42は、送信要求を入力するためのボタンを組織提供情報(b)の出力画面に付加する。かかる出力例は、
図15である。
図15において、151は、付加されたボタンであり、ユーザ提供情報の取得のためのボタンである。なお、ここでは、自動的にユーザ提供情報の取得を行わない場合に、第一出力部46は、ユーザ提供情報の取得のためのボタンを出力する。
【0182】
次に、ユーザは、151のボタンを押下した、とする。すると、第一受付部42は、情報の送信要求を受け付ける。
【0183】
そして、ユーザコンテキスト取得部43は、ユーザコンテキストである、位置情報(x2,y2)、時間情報「2013/7/7 17:30」を取得する。
【0184】
次に、第一送信部44は、出力されている組織提供情報(b)から、1以上の内容語「レストランX」「〇〇〇〇」「XXXX」「AAAA」「BBBB」を取得する。なお、「レストランX」はレストラン名、「〇〇〇〇」「XXXX」「AAAA」「BBBB」は料理やコースの名前である、とする。なお、第一送信部44は、出力されている組織提供情報(b)から、普通名詞ではない名詞を取得する、とする。また、第一送信部44は、組織提供情報(b)に対応するカテゴリ情報「食べる」を取得する。
【0185】
そして、第一送信部44は、1以上の内容語と1以上のユーザコンテキストとカテゴリ情報を用いて、情報送信要求「情報送信要求 (内容語:レストランX,〇〇〇〇,XXXX,AAAA,BBBB)(ユーザコンテキスト:位置情報(x2,y2)、時間情報「2013/7/7 17:30」)(カテゴリ情報:食べる)」を構成する。そして、第一送信部44は、当該情報送信要求をサーバ装置30に送信する。
【0186】
次に、サーバ装置30の受信部31は、第一端末40から当該情報送信要求を受信する。
【0187】
次に、ユーザ提供情報取得部33は、具体例1で説明した動作と同様の動作により、「情報送信要求 (内容語:レストランX,〇〇〇〇,XXXX,AAAA,BBBB)(ユーザコンテキスト:位置情報(x2,y2)、時間情報「2013/7/7 17:30」)(カテゴリ情報:食べる)」を用いて、内容語ごとに、検索式を構成し、当該検索式を実行し、ユーザ提供情報を外部のサーバ(
図12の情報)から受信する。
【0188】
ここで、ユーザ提供情報取得部33は、内容語「レストランX」に対応付けて、
図12の「ID=3」の画像と、「ID=4」の文書を取得した、とする。
【0189】
次に、送信部34は、取得された2つのユーザ提供情報を第一端末40に送信する。ここで、各ユーザ提供情報は、内容語「レストランX」と対応付けて送信される、とする。
【0190】
次に、第一端末40の第一受信部45は、情報送信要求の送信に応じて、サーバ装置30からユーザ提供情報を受信する。
【0191】
そして、第一出力部46は、受信されたユーザ提供情報を出力する。ここで、第一出力部46は、例えば、
図16に示すような態様で、ユーザ提供情報を出力する。なお、
図16において、ユーザ提供情報の出力に代えて、151のボタンが消去されている。
【0192】
以上、具体例2において、組織提供情報をチェックした後に、ユーザ提供情報を取得し、出力できる。
【0193】
(具体例3)
具体例3は、内容語を英語に翻訳して、英語のブログからユーザ提供情報を取得する場合について説明する。
【0194】
今、第一端末40のユーザは、組織提供情報(a)の識別子を有し、翻訳フラグを有する組織提供情報の出力指示を、第一端末40に入力した、とする。そして、第一受付部42は、組織提供情報(a)を有する組織提供情報の出力指示を受け付ける。なお、ここでの翻訳フラグは、内容語を利用せず、その翻訳結果を利用する(例えば、「2」)情報である、とする。
【0195】
次に、第一出力部46は、受け付けられた出力指示に対応する組織提供情報(a)を、第一格納部41から読み出し、出力する。
【0196】
次に、第一受付部42は、組織提供情報の出力に対応して、ユーザ提供情報の送信を要求する送信要求を、サーバ装置30に送信するか否かを判断する。つまり、第一受付部42は、組織提供情報(a)に対応する送信要求フラグ「1」を
図11の情報から取得し、送信要求を、サーバ装置30に送信する、と判断する。
【0197】
そして、ユーザコンテキスト取得部43は、ユーザコンテキスト「位置情報(x3,y3)」を取得する。
【0198】
次に、第一送信部44は、出力されている組織提供情報(a)から、1以上の内容語「お好み村」「お好み共和国ひろしま村」を取得する。なお、ここで、第一送信部44は、出力されている組織提供情報(a)のタイトル(ここでは、例えば、Boldフォントの文字属性値によりタイトルの箇所を判断)から、名詞句である「お好み村」「お好み共和国ひろしま村」を取得した。
【0199】
次に、第一送信部44は、出力されている組織提供情報のカテゴリ情報「食べる」を取得する。
【0200】
また、第一送信部44は、ユーザコンテキスト取得部43が取得したユーザコンテキストを取得する。
【0201】
そして、第一送信部44は、情報送信要求「情報送信要求 (内容語:お好み村,お好み共和国ひろしま村)(ユーザコンテキスト:位置情報(x3,y3))(カテゴリ情報:食べる)」を構成する。そして、第一送信部44は、当該情報送信要求をサーバ装置30に送信する。
【0202】
次に、サーバ装置30の受信部31は、第一端末40から情報送信要求を受信する。次に、ユーザ提供情報取得部33は、情報送信要求から1以上の内容語「Okonomi−village」「Okonomi Republic Hiroshima village」を取得する。
【0203】
次に、翻訳結果取得部32は、受信された情報送信要求が有する翻訳フラグを用いて、情報送信要求が翻訳結果を利用してユーザ提供情報を取得する要求であると判断する。
【0204】
次に、翻訳結果取得部32は、内容語「お好み村」「お好み共和国ひろしま村」に対応する翻訳結果「Okonomi−village」「Okonomi Republic Hiroshima village」を取得する。
【0205】
次に、ユーザ提供情報取得部33は、受信された情報送信要求が有する1以上のユーザコンテキスト「位置情報(x3,y3)」を取得する。
【0206】
次に、ユーザ提供情報取得部33は、受信された情報送信要求が有する1以上のカテゴリ情報「食べる」を取得する。
【0207】
次に、ユーザ提供情報取得部33は、情報送信要求が有するカテゴリ情報から、検索式を構成するカテゴリ条件「カテゴリ情報="食べる"」を取得する。
【0208】
次に、ユーザ提供情報取得部33は、ユーザコンテキストの位置情報(x3,y3)を図示しない地図情報(サーバ装置30が保持している)から広島県を取得し、広島県に対応するキーワード「カキ、もみじまんじゅう、お好み焼き、・・・」を、
図13から取得する。
【0209】
次に、ユーザ提供情報取得部33は、1つ目の内容語の翻訳語「Okonomi−village」を取得する。そして、ユーザ提供情報取得部33は、1つ目の内容語に対応する内容語条件「ユーザ提供情報のタイトル<title>に"Okonomi−village"を含む」を構成する。
【0210】
そして、ユーザ提供情報取得部33は、内容語条件、ユーザコンテキスト条件、カテゴリ条件を用いて、検索式「「$タイトル include "Okonomi−village"」 AND 「$キーワード include (カキ OR もみじまんじゅう OR お好み焼き OR・・・)」 AND 「カテゴリ情報="食べる"」」を構成する。
【0211】
次に、ユーザ提供情報取得部33は、取得した検索式を実行する。そして、ユーザ提供情報取得部33は、第二端末50から、
図12の「ID=7」のユーザ提供情報を取得する。そして、ユーザ提供情報取得部33は、取得したユーザ提供情報と、1番目の内容語「お好み村」または/および翻訳語「Okonomi−village」とを対応付けて、図示しないバッファに一時蓄積する。
【0212】
次に、ユーザ提供情報取得部33は、同様に、2つ目の内容語の翻訳語「Okonomi Republic Hiroshima village」に対応するユーザ提供情報を検索したが、取得できなかった、とする。
【0213】
次に、送信部34は、取得された1つのユーザ提供情報を第一端末40に送信する。ここで、各ユーザ提供情報は、内容語「お好み村」等と対応付けて送信される、とする。
【0214】
次に、第一端末40の第一受信部45は、情報送信要求の送信に応じて、サーバ装置30からユーザ提供情報を受信する。
【0215】
そして、第一出力部46は、受信されたユーザ提供情報を出力する。ここで、第一出力部46は、例えば、
図17に示すような態様で、ユーザ提供情報を出力する。
図17に示すような出力態様は、組織提供情報が有する内容語と、ユーザ提供情報との対応が分かる態様での出力である。
【0216】
以上、具体例3において、外国語で記載されたユーザ提供情報を取得し、出力できる。なお、具体例3において、組織提供情報も、第一端末40またはサーバ装置30で翻訳し、その翻訳結果を出力しても良い。サーバ装置30が組織提供情報を翻訳する場合、第一端末40からサーバ装置30に、組織提供情報を送信することが必要でる場合もある。
【0217】
以上、本実施の形態によれば、組織提供情報を補足するために、ユーザ提供情報を適切に出力できる。従って、ユーザは、観光地、レストラン、会社等の組織が公開している公式の情報と、消費者等のユーザの感想などとを一緒に見ることができ、観光地等への理解が深まる。
【0218】
また、本実施の形態によれば、組織提供情報を補足するために、外国語で記載されたユーザ提供情報を適切に出力できる。従って、例えば、外国人に対して、適切な情報を提供できる。
【0219】
なお、本実施の形態によれば、ユーザ提供情報を取得する際に、ユーザコンテキストを用いたが、ユーザコンテキストを用いなくても良い。
【0220】
さらに、本実施の形態における処理は、ソフトウェアで実現しても良い。そして、このソフトウェアをソフトウェアダウンロード等により配布しても良い。また、このソフトウェアをCD−ROMなどの記録媒体に記録して流布しても良い。なお、このことは、本明細書における他の実施の形態においても該当する。なお、本実施の形態におけるサーバ装置を実現するソフトウェアは、以下のようなプログラムである。つまり、このプログラムは、コンピュータを、組織が提供する情報である1以上の組織提供情報が有する1以上の内容語に関して、ユーザが第二端末に入力し、当該第二端末から送信されたユーザ提供情報の送信を要求する命令であり、第一端末のユーザに関する情報であるユーザコンテキストを有する命令である情報送信要求を受信する受信部と、前記情報送信要求に対応する組織提供情報が有する1以上の内容語に関して、2以上のユーザ提供情報の集合から、前記情報送信要求が有するユーザコンテキストに対応する1以上のユーザ提供情報を取得するユーザ提供情報取得部と、前記ユーザ提供情報取得部が取得した1以上のユーザ提供情報を前記第一端末に送信する送信部として機能させるためのプログラムである。
【0221】
また、上記プログラムにおいて、前記ユーザ提供情報は、カテゴリ情報と対に管理されており、前記情報送信要求は、送信を要求するユーザ提供情報のカテゴリ情報をも有し、前記ユーザ提供情報取得部は、前記情報送信要求に対応する組織提供情報が有する1以上の内容語に関して、2以上のユーザが前記第二端末に入力し、当該第二端末から送信された2以上のユーザ提供情報の集合から、前記組織提供情報が有するユーザコンテキストに対応し、かつ前記組織提供情報のカテゴリ情報に対応する1以上のユーザ提供情報を取得するものとして、コンピュータを機能させるプログラムであることは好適である。
【0222】
また、上記プログラムにおいて、前記組織提供情報は、カテゴリ情報と対に管理されており、前記情報送信要求は、前記第一端末で出力中または出力する組織提供情報に対応するカテゴリ情報に関連するカテゴリ情報と対になるユーザ提供情報の送信を要求する情報であるものとして、コンピュータを機能させるプログラムであることは好適である。
【0223】
また、上記プログラムにおいて、前記組織提供情報取得部が取得した組織提供情報の全部または一部の翻訳結果を取得する翻訳結果取得部をさらに具備し、前記ユーザ提供情報取得部は、前記翻訳結果が有する1以上の内容語に関して、2以上のユーザが前記第二端末に入力し、当該第二端末から送信された2以上のユーザ提供情報の集合から、前記組織提供情報が有するユーザコンテキストに対応する1以上のユーザ提供情報を取得する
ものとして、コンピュータを機能させるプログラムであることは好適である。
【0224】
また、本実施の形態における第一端末を実現するソフトウェアは、以下のようなプログラムである。つまり、このプログラムは、コンピュータがアクセス可能な記憶媒体は、1以上の組織提供情報を格納し得る第一格納部を具備し、コンピュータを、ユーザコンテキストを取得するユーザコンテキスト取得部と、情報の送信要求を受け付ける第一受付部と、前記第一受付部が受け付けた情報の送信要求と前記ユーザコンテキスト取得部が取得したユーザコンテキストとを用いて、情報送信要求を構成し、サーバ装置に送信する第一送信部と、前記情報送信要求の送信に応じて、前記サーバ装置から1以上のユーザ提供情報を受信する第一受信部と、前記第一受信部が受信した1以上のユーザ提供情報と、当該ユーザ提供情報に対応する前記第一格納部の組織提供情報とを出力する第一出力部として機能させるためのプログラムである。
【0225】
(実施の形態3)
本実施の形態において、組織提供情報が、サーバ装置に存在する点が、実施の形態2と異なる。
【0226】
本実施の形態において、ユーザが組織提供情報の取得を指示した場合に、自動的にユーザ提供情報を取得できても良いし、組織提供情報とユーザ提供情報とを別々に取得できても良い。
【0227】
本実施の形態における情報システムBの概念図は、
図6と同様である。また、
図18は、本実施の形態における情報システムBのブロック図である。
【0228】
情報システムBは、サーバ装置60、1以上の第一端末70、1以上の第二端末50を備える。
【0229】
サーバ装置60は、組織提供情報格納部61、組織提供情報取得部62、受信部63、翻訳結果取得部32、ユーザ提供情報取得部64、送信部65を備える。
【0230】
第一端末70は、第一格納部71、第一受付部72、ユーザコンテキスト取得部43、第一送信部74、第一受信部75、第一出力部76を備える。
【0231】
サーバ装置60を構成する組織提供情報格納部61は、1以上の組織提供情報を格納し得る。
【0232】
組織提供情報取得部62は、情報送信要求に対応する組織提供情報を取得する。なお、かかる場合、通常、情報送信要求は、組織提供情報を識別する組織提供情報識別子を有する。
【0233】
受信部63は、第一端末70から情報送信要求を受信する。
【0234】
ユーザ提供情報取得部64は、情報送信要求に対応する組織提供情報が有する1以上の内容語に関して、2以上のユーザ提供情報の集合から、情報送信要求が有するユーザコンテキストに対応する1以上のユーザ提供情報を取得する。
【0235】
ユーザ提供情報取得部64は、1以上のユーザ提供情報を取得する。ユーザ提供情報取得部64は、2以上のユーザ提供情報の集合から、組織提供情報が有するユーザコンテキストに対応し、かつ組織提供情報のカテゴリ情報に対応する1以上のユーザ提供情報を取得する。ユーザ提供情報は、情報送信要求に対応する組織提供情報が有する1以上の内容語に関して、2以上のユーザが第二端末50に入力し、第二端末50から送信された情報である。
【0236】
ユーザ提供情報取得部64は、1以上の内容語の翻訳結果に関して、2以上のユーザが第二端末50に入力し、第二端末50から送信された2以上のユーザ提供情報の集合から、組織提供情報が有するユーザコンテキストに対応する1以上のユーザ提供情報を取得しても良い。なお、内容語の翻訳結果に関するユーザの入力(ユーザの感想などの情報)は、内容語に関するユーザの入力である、とも言える。
【0237】
送信部65は、ユーザ提供情報取得部64が取得したユーザ提供情報を第一端末70に送信する。また、送信部65は、組織提供情報取得部62が取得した組織提供情報をも第一端末70に送信する。送信部65は、ユーザ提供情報と一緒に組織提供情報を送信しても良いし、別に送信しても良い。
【0238】
第一端末70を構成する第一格納部71は、受信された1以上の組織提供情報を格納し得る。
【0239】
第一受付部72は、情報の送信要求を受け付ける。送信要求は、組織提供情報を出力中に、当該組織提供情報に対応するユーザ提供情報の送信を要求する命令であっても良い。送信要求の入力手段は、テンキーやキーボードやマウスやメニュー画面によるもの等、何でも良い。
【0240】
第一送信部74は、第一受付部72が受け付けた情報の送信要求とユーザコンテキスト取得部43が取得したユーザコンテキストとを用いて、情報送信要求を構成し、サーバ装置60に送信する。
【0241】
第一受信部75は、情報送信要求の送信に応じて、サーバ装置60からユーザ提供情報を受信する。第一受信部75は、組織提供情報をもサーバ装置60から受信する。
【0242】
第一出力部76は、第一受信部75が受信したユーザ提供情報と組織提供情報とを出力する。また、第一出力部76は、第一受信部75が受信したユーザ提供情報と、ユーザ提供情報に対応する第一格納部71の組織提供情報とを出力しても良い。第一格納部71の組織提供情報は、通常、第一受信部75が受信した組織提供情報であるが、元々格納さている組織提供情報でも良い。
【0243】
組織提供情報格納部61、第一格納部71は、不揮発性の記録媒体が好適であるが、揮発性の記録媒体でも実現可能である。組織提供情報格納部61等に組織提供情報等が記憶される過程は問わない。例えば、記録媒体を介して組織提供情報等が組織提供情報格納部61等で記憶されるようになってもよく、通信回線等を介して送信された組織提供情報等が組織提供情報格納部61等で記憶されるようになってもよく、あるいは、入力デバイスを介して入力された組織提供情報等が組織提供情報格納部61等で記憶されるようになってもよい。
【0244】
組織提供情報取得部62、ユーザ提供情報取得部64は、通常、MPUやメモリ等から実現され得る。組織提供情報取得部62等の処理手順は、通常、ソフトウェアで実現され、当該ソフトウェアはROM等の記録媒体に記録されている。但し、ハードウェア(専用回路)で実現しても良い。
【0245】
受信部63、ユーザ提供情報取得部64、第一受信部75は、通常、無線または有線の通信手段で実現され得るが、放送を受信する手段で実現されても良い。
【0246】
送信部65、第一送信部74は、通常、無線または有線の通信手段で実現されるが、放送手段で実現されても良い。
【0247】
第一受付部72は、タッチパネルやキーボード等の入力手段のデバイスドライバーや、メニュー画面の制御ソフトウェア等で実現され得る。
【0248】
第一出力部76は、ディスプレイやスピーカー等の出力デバイスを含むと考えても含まないと考えても良い。第一出力部76は、出力デバイスのドライバーソフトまたは、出力デバイスのドライバーソフトと出力デバイス等で実現され得る。
【0249】
次に、情報システムBの動作について説明する。まず、サーバ装置60の動作について、
図19のフローチャートを用いて説明する。
図19のフローチャートにおいて、
図8のフローチャートと同一のステップについて、説明を省略する。
【0250】
(ステップS1901)送信部65は、ステップS812で取得された組織提供情報を、第一端末70に送信する。ステップS809に行く。
【0251】
なお、
図18のフローチャートにおいて、電源オフや処理終了の割り込みにより処理は終了する。
【0252】
次に、第一端末70の動作について、
図20のフローチャートを用いて説明する。
図20のフローチャートにおいて、
図10のフローチャートと同一のステップについて、説明を省略する。
【0253】
(ステップS2001)第一受信部75は、サーバ装置60から、組織提供情報およびユーザ提供情報を受信したか否かを判断する。情報を受信すればステップS2002に行き、情報を受信しなければステップS1001に戻る。
【0254】
(ステップS2002)第一出力部76は、ステップS2001で受信された組織提供情報およびユーザ提供情報を出力する。
【0255】
なお、
図20のフローチャートにおいて、組織提供情報とユーザ提供情報とを、別々に受信しても良い。かかる場合、通常、先に組織提供情報が受信され、出力される。そして、ユーザの指示により、組織提供情報に対応するユーザ提供情報が受信される。
【0256】
さらに、
図20のフローチャートにおいて、電源オフや処理終了の割り込みにより処理は終了する。
【0257】
以下、本実施の形態における情報システムBの具体的な動作について説明する。
【0258】
今、サーバ装置60の組織提供情報格納部61は、
図11に示す組織提供情報管理表を格納している。なお、ここでは、
図11の組織提供情報管理表が有する組織提供情報は、例えば、Webページであり、
図11(a)はURLa、(b)はURLb、(c)はURLcによりアクセス可能である、とする。
【0259】
また、
図12は、図示しない外部のサーバが保持しているユーザ提供情報管理表である。
【0260】
さらに、
図13は、ユーザ提供情報取得部33が保持しているユーザコンテキスト管理表である。
【0261】
また、今、第一端末40のユーザが居る位置情報は(x1,y1)であり、現在時刻は「2013/6/7 11:45」であり、現在の位置情報(x1,y1)における天気は「晴」である、とする。なお、位置情報(x1,y1)は、広島市内の一の位置を示す情報である、とする。
【0262】
かかる状況において、ユーザは、組織提供情報識別子「URLa」を含む情報の送信要求を第一端末70に入力した、とする。すると、第一受付部72は、組織提供情報識別子「URLa」を含む情報の送信要求を受け付ける。
【0263】
次に、ユーザコンテキスト取得部43は、ユーザコンテキストである、位置情報(x1,y1)、時間情報「2013/6/7 11:45」、天気情報「晴」を取得する。
【0264】
次に、第一送信部44は、ユーザコンテキスト取得部43が取得した位置情報(x1,y1)、時間情報「2013/6/7 11:45」、天気情報「晴」を用いて、情報送信要求「情報送信要求 (組織提供情報識別子:URLa)(ユーザコンテキスト:位置情報(x1,y1)、時間情報「2013/6/7 11:45」、天気情報「晴」)」を構成する。そして、第一送信部44は、当該情報送信要求をサーバ装置30に送信する。
【0265】
次に、サーバ装置60の受信部63は、第一端末70から情報送信要求「情報送信要求 (組織提供情報識別子:URLa)(ユーザコンテキスト:位置情報(x1,y1)、時間情報「2013/6/7 11:45」、天気情報「晴」)」を受信する。
【0266】
次に、組織提供情報取得部62は、情報送信要求が有する組織提供情報識別子「URLa」に対応する組織提供情報を取得し、バッファに一時蓄積する。
【0267】
次に、ユーザ提供情報取得部64は、「URLa」に対応する組織提供情報から1以上の内容語「お好み村」「お好み共和国ひろしま村」を取得する。
【0268】
次に、ここでは、翻訳結果取得部32は、情報送信要求が翻訳結果を利用して、ユーザ提供情報を取得する要求でないと判断する。
【0269】
次に、ユーザ提供情報取得部64は、受信された情報送信要求が有する1以上のユーザコンテキスト「位置情報(x1,y1)、時間情報「2013/6/7 11:45」、天気情報「晴」」を取得する。なお、ここでは、ユーザ提供情報取得部64は、カテゴリ情報を使用しない、とする。
【0270】
次に、ユーザ提供情報取得部64は、ユーザコンテキストの位置情報(x1,y1)を図示しない地図情報(サーバ装置30が保持している)から広島県を取得し、広島県に対応するキーワード「カキ、もみじまんじゅう、お好み焼き、・・・」を、
図13から取得する。また、ユーザ提供情報取得部33は、ユーザコンテキストの時間情報「2013/6/7 11:45」に対応するキーワード「ランチ、昼食、・・・」を、
図13から取得する。さらに、ユーザ提供情報取得部33は、ユーザコンテキストの天気情報「晴」に対応するキーワード「アウトドア、屋外、・・・」を、
図13から取得する。そして、ユーザ提供情報取得部33は、ユーザコンテキスト条件「キーワード=(カキ OR もみじまんじゅう OR お好み焼き OR・・・)AND(ランチ OR 昼食 OR ・・・)AND(アウトドア OR 屋外 OR ・・・)」を構成する。
【0271】
次に、ユーザ提供情報取得部64は、1つ目の内容語「お好み村」を取得する。そして、ユーザ提供情報取得部64は、1つ目の内容語に対応する内容語条件「ユーザ提供情報に"お好み村"を含む」を構成する。
【0272】
そして、ユーザ提供情報取得部64は、内容語条件、ユーザコンテキスト条件、カテゴリ条件を用いて、検索式「「$ユーザ提供情報 include "お好み村"」 AND 「$キーワード include (カキ OR もみじまんじゅう OR お好み焼き OR・・・)AND(ランチ OR 昼食 OR ・・・)AND(アウトドア OR 屋外 OR ・・・)」」を構成する。上記検索式において、「$ユーザ提供情報 include "お好み村"」は内容語条件、「$キーワード include (カキ OR もみじまんじゅう OR お好み焼き OR・・・)AND(ランチ OR 昼食 OR ・・・)AND(アウトドア OR 屋外 OR ・・・)」はキーワード条件である。
【0273】
次に、ユーザ提供情報取得部64は、取得した検索式を実行する。そして、ユーザ提供情報取得部64は、外部のサーバから、
図12の「ID=1」のユーザ提供情報を取得した、とする。そして、ユーザ提供情報取得部64は、取得したユーザ提供情報と、1番目の内容語「お好み村」とを対応付けて、図示しないバッファに一時蓄積する。
【0274】
次に、ユーザ提供情報取得部64は、2つ目の内容語「お好み共和国ひろしま村」に対応する内容語条件「ユーザ提供情報に"お好み共和国ひろしま村"を含む」を構成する。
【0275】
そして、ユーザ提供情報取得部64は、内容語条件、ユーザコンテキスト条件、カテゴリ条件を用いて、検索式「「$ユーザ提供情報 include "お好み共和国ひろしま村"」 AND 「$キーワード include (カキ OR もみじまんじゅう OR お好み焼き OR・・・)AND(ランチ OR 昼食 OR ・・・)AND(アウトドア OR 屋外 OR ・・・)」」を構成する。
【0276】
次に、ユーザ提供情報取得部64は、取得した検索式を実行する。そして、ユーザ提供情報取得部33は、外部のサーバから、
図12の「ID=2」のユーザ提供情報を取得した、とする。そして、ユーザ提供情報取得部64は、取得したユーザ提供情報と、2番目の内容語「お好み共和国ひろしま村」とを対応付けて、図示しないバッファに一時蓄積する。
【0277】
次に、送信部34は、組織提供情報識別子「URLa」に対応する組織提供情報、および取得された2つのユーザ提供情報を第一端末40に送信する。
【0278】
次に、第一端末70の第一受信部75は、情報送信要求の送信に応じて、サーバ装置30から「URLa」に対応する組織提供情報、および2つのユーザ提供情報を受信する。
【0279】
そして、第一出力部76は、受信された組織提供情報とユーザ提供情報とを出力する。ここで、第一出力部76は、例えば、
図14に示すような態様で、組織提供情報とユーザ提供情報を出力する。
図14に示すような出力態様は、組織提供情報が有する内容語と、ユーザ提供情報との対応が分かる態様での出力である。
【0280】
以上、本実施の形態によれば、組織提供情報を補足するために、ユーザ提供情報を適切に出力できる。
【0281】
また、本実施の形態によれば、都道府県の公式ホームページ等の組織提供情報を補足するために、ユーザ提供情報を適切に出力できる。
【0282】
なお、本実施の形態の具体例によれば、第一端末70は、組織提供情報とユーザ提供情報とを同時に受信し、出力した。しかし、第一端末70は、組織提供情報を受信し、出力した後に、ユーザ指示により、当該組織提供情報に対応するユーザ提供情報を受信し、出力できる。
【0283】
さらに、本実施の形態におけるサーバ装置を実現するソフトウェアは、以下のようなプログラムである。つまり、このプログラムは、コンピュータを、組織が提供する情報である1以上の組織提供情報が有する1以上の内容語に関して、ユーザが第二端末に入力し、当該第二端末から送信されたユーザ提供情報の送信を要求する命令であり、第一端末のユーザに関する情報であるユーザコンテキストを有する命令である情報送信要求を受信する受信部と、前記情報送信要求に対応する組織提供情報が有する1以上の内容語に関して、2以上のユーザ提供情報の集合から、前記情報送信要求が有するユーザコンテキストに対応する1以上のユーザ提供情報を取得するユーザ提供情報取得部と、前記ユーザ提供情報取得部が取得した1以上のユーザ提供情報を前記第一端末に送信する送信部として機能させるためのプログラムである。
【0284】
また、上記プログラムにおいて、記録媒体は、1以上の組織提供情報を格納し得る組織提供情報格納部をさらに具備し、コンピュータを、前記情報送信要求に対応する組織提供情報を取得する組織提供情報取得部としてさらに機能させ、前記送信部は、前記組織提供情報取得部が取得した組織提供情報をも前記第一端末に送信ものとして、コンピュータを機能させるプログラムであることは好適である。
【0285】
また、
図21は、本明細書で述べたプログラムを実行して、上述した種々の実施の形態のサーバ装置等を実現するコンピュータの外観を示す。上述の実施の形態は、コンピュータハードウェア及びその上で実行されるコンピュータプログラムで実現され得る。
図21は、このコンピュータシステム300の概観図であり、
図22は、システム300のブロック図である。
【0286】
図21において、コンピュータシステム300は、CD−ROMドライブを含むコンピュータ301と、キーボード302と、マウス303と、モニタ304とを含む。
【0287】
図22において、コンピュータ301は、CD−ROMドライブ3012に加えて、MPU3013と、MPU3013、CD−ROMドライブ3012に接続されたバス3014と、ブートアッププログラム等のプログラムを記憶するためのROM3015と、MPU3013に接続され、アプリケーションプログラムの命令を一時的に記憶するとともに一時記憶空間を提供するためのRAM3016と、アプリケーションプログラム、システムプログラム、及びデータを記憶するためのハードディスク3017とを含む。ここでは、図示しないが、コンピュータ301は、さらに、LANへの接続を提供するネットワークカードを含んでも良い。
【0288】
コンピュータシステム300に、上述した実施の形態のサーバ装置の機能を実行させるプログラムは、CD−ROM3101に記憶されて、CD−ROMドライブ3012に挿入され、さらにハードディスク3017に転送されても良い。これに代えて、プログラムは、図示しないネットワークを介してコンピュータ301に送信され、ハードディスク3017に記憶されても良い。プログラムは実行の際にRAM3016にロードされる。プログラムは、CD−ROM3101またはネットワークから直接、ロードされても良い。
【0289】
プログラムは、コンピュータ301に、上述した実施の形態のサーバ装置の機能を実行させるオペレーティングシステム(OS)、またはサードパーティープログラム等は、必ずしも含まなくても良い。プログラムは、制御された態様で適切な機能(モジュール)を呼び出し、所望の結果が得られるようにする命令の部分のみを含んでいれば良い。コンピュータシステム300がどのように動作するかは周知であり、詳細な説明は省略する。
【0290】
なお、上記プログラムにおいて、情報を送信するステップや、情報を受信するステップなどでは、ハードウェアによって行われる処理、例えば、送信するステップにおけるモデムやインターフェースカードなどで行われる処理(ハードウェアでしか行われない処理)は含まれない。
【0291】
また、上記プログラムを実行するコンピュータは、単数であってもよく、複数であってもよい。すなわち、集中処理を行ってもよく、あるいは分散処理を行ってもよい。
【0292】
また、上記各実施の形態において、一の装置に存在する2以上の通信手段は、物理的に一の媒体で実現されても良いことは言うまでもない。
【0293】
また、上記各実施の形態において、各処理(各機能)は、単一の装置(システム)によって集中処理されることによって実現されてもよく、あるいは、複数の装置によって分散処理されることによって実現されてもよい。
【0294】
本発明は、以上の実施の形態に限定されることなく、種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることは言うまでもない。