(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6231366
(24)【登録日】2017年10月27日
(45)【発行日】2017年11月15日
(54)【発明の名称】アースドリル機
(51)【国際特許分類】
E21B 15/00 20060101AFI20171106BHJP
E21B 7/00 20060101ALI20171106BHJP
【FI】
E21B15/00
E21B7/00 E
【請求項の数】2
【全頁数】10
(21)【出願番号】特願2013-254339(P2013-254339)
(22)【出願日】2013年12月9日
(65)【公開番号】特開2015-113577(P2015-113577A)
(43)【公開日】2015年6月22日
【審査請求日】2016年11月15日
(73)【特許権者】
【識別番号】000004617
【氏名又は名称】日本車輌製造株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110000291
【氏名又は名称】特許業務法人コスモス特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】村手 徳夫
(72)【発明者】
【氏名】高山 浩司
【審査官】
袴田 知弘
(56)【参考文献】
【文献】
実開平04−022584(JP,U)
【文献】
特開2008−014015(JP,A)
【文献】
実開昭50−109405(JP,U)
【文献】
特開2002−327588(JP,A)
【文献】
米国特許出願公開第2008/0075571(US,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
E21B 15/00
E21B 7/00
E02F 9/14
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
ベースマシンと、前記ベースマシンに基端が起伏可能に装着され、長さが伸縮されるテレスコブームと、前記テレスコブームの先端から垂下した昇降ロープに吊るして保持されるケリーバと、を有するアースドリル機において、
一端がフロントフレームに連結され、他端が前記テレスコブームの前記基端に連結されたフロントフレーム支持用油圧シリンダを有すること、
前記テレスコブームの前記基端は板状基端部材として構成され、前記板状基端部材は、前記テレスコブームの前記ケリーバが位置する方向に直交する方向に延設された基端延設部を有すること、
前記フロントフレーム支持用油圧シリンダの前記他端が、前記基端延設部に連結されていること、
を特徴とするアースドリル機。
【請求項2】
請求項1に記載するアースドリル機において、
前記テレスコブームが、ロアブーム、前記ロアブーム内に収納されるミドルブームを有すること、
前記板状基端部材が、前記ロアブームの前記ミドルブームを収納する空間に進入していないこと、
を特徴とするアースドリル機。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ベースマシンと、ベースマシンに基端が起伏可能に装着され、伸縮シリンダにより長さが伸縮されるテレスコブームと、テレスコブームの先端から垂下した昇降ロープに吊るして保持されるケリーバと、を有するアースドリル機に関するものである。
【背景技術】
【0002】
アースドリル機には、特許文献1に示すように、コンパクトでかつ強度が強いため、テレスコブームを伸縮ブームとして用いたものが使われている。
図5に、従来のテレスコブームを用いたアースドリル機の、ロアブーム111、フロントフレーム110、フロントフレーム110を支持する油圧シリンダ114等の構造を示す。また、
図6に、
図5の右側面図を示す。
テレスコブームは、ロアブーム111内に収納されるミドルブーム112を有している。ロアブーム111の下端には、基端部材119が固設されている。基端部材119の下面には、一対の回転支持部120が固設されている。ロアブーム111は、回転支持部120のブームフートピン孔120aにおいて、フートピンにより、ベースマシンと回転可能に連結されている。
また、基端部材119の右端は、ケリーバが位置する方向(
図5における右方向)に延設された、一対の油圧シリンダ支持部119aが固設されている。また、ロアブーム111の中央付近の両側には、一対のブラケット122が延設されている。ブラケット122には、支持軸121が固設されている。
【0003】
ロアブーム111の右側(前方)には、ケリーバを回転させるためのケリードライブ118が、保持されている。その保持方法を説明する。ケリードライブ118には、バケットが取り付けられるケリーバ117が保持されている。
ケリードライブ118は、四角形状の支持部材116により保持されている。支持部材116の両側下端付近には、一対のフロントフレーム110の一端が回転可能に連結されている。一対のフロントフレーム110の他端は、一対のブラケット122の支持軸121に回転可能に保持されている。また、一対のアッパロッド115がフロントフレーム110と平行に取り付けられている。すなわち、一対のアッパロッド115の一端は、支持部材116の両側上端付近に回転可能に連結されている。一対のアッパロッド115の他端は、ロアブーム111に回転可能に連結されている。
一対のフロントフレーム110の各々には、フロントフレーム110を支持するための油圧シリンダ114のロッド先端が、回転可能に連結されている。油圧シリンダ114のシリンダ後端114aは、油圧シリンダ支持部119aに回転可能に連結されている。
【0004】
ケリーバ等を含むフロント全体の荷重は、ミドルブーム先端から支持されているペンダントロープによって支えられている。また、フックによる吊り下げ物の荷重は、吊り下げ用の補巻ロープのブーム側に作用する成分力とペンダントロープの成分力によって支える。
ブームが起きている場合は、ケリーバの自重からブームへ作用する力は、軸力が大きくてブームへの曲げモーメントは小さい。
これに対して、ブーム角度が小さい、伏した状態では、ブームへ作用する力は、軸力が小さくてブームへの曲げモーメントは大きい。
このケリーバによる曲げモーメントは、ロアブーム111に組付けられたフロントフレーム110、アッパロッド115、及び油圧シリンダ114で支えられている。
一対の油圧シリンダ114のシリンダ後端の連結位置は、
図5に示すように、ロアブーム111の前面で、油圧シリンダ114がロアブーム111と干渉しない位置としている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】実開平4-22584号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかし、従来のアースドリル機には次のような問題があった。
すなわち、一対の油圧シリンダ114のシリンダ後端114aの連結位置を、
図5に示すように、ロアブーム111の前面で、油圧シリンダ114がロアブーム111と干渉しない位置とすると、油圧シリンダ114の後端114aの連結位置が、ロアブーム111の回転中心であるフートピンと、図中LAで示す距離だけ離れてしまい、油圧シリンダ114が受ける力により発生するテレスコブームに作用する曲げモーメントが大きくなる問題がある。
テレスコブームに作用する曲げモーメントが大きくなると、それを受けている基端部材119の強度を強くする必要があり、そのため、基端部材119が大型化する問題があった。
そして、基端部材119が大型化すると、基端部材119の一部がロアブーム111の下端に進入することとなる。そうすると、ミドルブーム112を収納するロアブームは、基端部材119が進入した分だけ、長くしなければならないという問題があった。
一方、アースドリル機を搬送する場合、法定された搬送重量の関係で、ベースマシンとテレスコブームとを分離して搬送する場合がある。ロアブーム111が長くなると、搬送トレーラーを大型化する必要等の問題が発生していた。
【0007】
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであり、ロアブームの基端部材を小型化して、かつロアブームの長さを短くすることのできるアースドリル機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記目的を達成するために、本発明のアースドリル機は、次の構成を有する。
(1)ベースマシンと、ベースマシンに基端が起伏可能に装着され、長さが伸縮されるテレスコブームと、テレスコブームの先端から垂下した昇降ロープに吊るして保持されるケリーバと、を有するアースドリル機において、一端がフロントフレームに連結され、他端がテレスコブームの基端に連結されたフロントフレーム支持用油圧シリンダを有すること、テレスコブームの基端は板状基端部材として構成され、板状基端部材は、テレスコブームのケリーバが位置する方向に直交する方向に延設された基端延設部を有すること、フロントフレーム支持用油圧シリンダの他端が、基端延設部に連結されていること、を特徴とする。
【0009】
(2)(1)に記載するアースドリル機において、前記テレスコブームが、ロアブーム、前記ロアブーム内に収納されるミドルブームを有すること、前記板状基端部材が、前記ロアブームの前記ミドルブームを収納する空間に進入していないこと、を特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
本発明のアースドリル機の作用・効果を説明する。
(1)ベースマシンと、ベースマシンに基端が起伏可能に装着され、長さが伸縮されるテレスコブームと、テレスコブームの先端から垂下した昇降ロープに吊るして保持されるケリーバと、を有するアースドリル機において、一端がフロントフレームに連結され、他端がテレスコブームの基端に連結されたフロントフレーム支持用油圧シリンダを有すること、テレスコブームの基端は板状基端部材として構成され、板状基端部材は、テレスコブームのケリーバが位置する方向に直交する方向に延設された基端延設部を有すること、フロントフレーム支持用油圧シリンダの他端が、基端延設部に連結されていること、を特徴とするので、フロントフレーム支持用油圧シリンダの他端が、基端延設部のロアブームの両側面に連結される。このため、フロントフレーム支持用油圧シリンダの他端が、ロアブームの基端がベースマシンに回転可能に取り付けられている支点(ブームフートピン)に近づくため、板状基端部材が受ける回転モーメントを、著しく減少させることができる。これにより、板状基端部材の構造を小型化・単純化することができる。
【0011】
(2)(1)に記載するアースドリル機において、前記テレスコブームが、ロアブーム、前記ロアブーム内に収納されるミドルブームを有すること、前記板状基端部材が、前記ロアブームの前記ミドルブームを収納する空間に進入していないこと、を特徴とするので、板状基端部材が受ける回転モーメントを、著しく減少させることができ、板状基端部材の構造を単純化することができるため、ミドルブームをロアブームの端の位置まで収納することができ、ロアブームの長さを短くすることができる。
テレスコブームは、ベースマシンから解体されて別途搬送されることが多いが、搬送の時に、小型の搬送トレーラーを使用できる経済的な利点がある。
【図面の簡単な説明】
【0012】
【
図1】本発明の一実施の形態であるアースドリル機1の主要部を示す図である。
【
図3】アースドリル機1の全体構成を示す図である。
【
図4】解体したテレスコブームを搬送トレーラーで搬送する様子を示す図である。
【
図5】従来のアースドリル機の主要部を示す図である。
【
図7】本発明のロアブーム11と従来のロアブーム111との長さを比較するための図である。
【発明を実施するための形態】
【0013】
本発明のアースドリル機の1実施の形態について、図面を参照しながら、詳細に説明する。
図3に、アースドリル機1の全体構成を示す。ベースマシン2は、駆動体であるクローラ4と、クローラ4の上部に旋回可能に保持される上部旋回体3を有している。
上部旋回体3の前部(図中右側)には、三段式のテレスコピック型であるテレスコブーム(ロアブーム11、ミドルブーム12、及びアッパブーム13を有する。)が回転可能に付設されている。具体的には、上部旋回体3の前部のブーム取付ブラケット(図示せず。)と、ロアブーム11の下端にある回転支持部20のブームフートピン孔20aとに、フートピンが係合されている。
上部旋回体3の後部には、折りたたみ可能なガントリ41が設けられている。ロアブーム11とガントリ41の間の上部旋回体の上面には、前方から、ケリーバ17を吊り下げる主巻ロープ52を卷回する主巻ウインチ48、先端にフック55が取り付けられた補巻ロープ53を卷回する補巻ウインチ47、及びブーム起伏用の起伏ロープ45を卷回する起伏ウインチ46が配置されている。
【0014】
アッパブーム13の先端には、主巻ロープ52、及び補巻ロープ53が掛け回される第1トップシープ49が設けられている。
ミドルブーム12の先端部後面には、起伏用ブラケット42が固設されている。起伏用ブラケット42には、2本のペンダントロープ43の一端が固定されている。2本のペンダントロープ43は、ミドルシープ集合体44を介して、起伏ロープ45に連結されている。起伏ロープ45の他端は、起伏ウインチ46に卷回されている。
【0015】
次に、テレスコブームに発生するモーメントを受ける機構について説明する。
図1に、本発明のテレスコブームを用いたアースドリル機1の、ロアブーム11、フロントフレーム10、フロントフレーム10を支持する油圧シリンダ14等の構造を示す。また、
図2に、
図1の右側面図を示す。
テレスコブームは、ロアブーム11内に収納されるミドルブーム12、ミドルブーム12内に収納されるアッパブーム13を有している。ロアブーム11の下端には、板状基端部材19が固設されている。
板状基端部材19は、板状基端として構成されており、板状基端部材19は、ケリードライブ18が位置する方向に直交する方向、すなわち左右方向に延設された一対の基端延設部19aを有する。板状基端部材19の下面には、一対の回転支持部20が固設されている。
板状基端部材19の基端延設部19aの各々の上面には、油圧シリンダ14を支持するための支持ブラケット19bが立設されている。
【0016】
一方、ロアブーム11の右側(前方)には、ケリードライブ18が、保持されている。その保持方法を説明する。ケリードライブ18には、バケット30を取り付けるためのケリーバ17が保持されている。
ケリードライブ18は、四角形状の支持部材16により保持されている。支持部材16の両側下端付近には、一対のフロントフレーム10の一端が回転可能に連結されている。一対のフロントフレーム10の他端は、一対のブラケット22の支持軸21に回転可能に保持されている。また、一対のアッパロッド15がフロントフレーム10と平行に取り付けられている。すなわち、一対のアッパロッド15の一端は、支持部材16の両側上端付近に回転可能に連結されている。一対のアッパロッド15の他端は、ロアブーム12に回転可能に連結されている。
一対のフロントフレーム10の各々には、フロントフレーム10を支持するための油圧シリンダ14のロッド先端が、回転可能に連結されている。油圧シリンダ14のシリンダ後端14aは、支持ブラケット19bに回転可能に連結されている。
【0017】
ケリーバ等を含むフロント全体の荷重は、ブーム先端から支持されているペンダントロープ43によって支えられている。また、フック55による吊り下げ物の荷重は、補巻ロープ53のブーム側に作用する成分力とペンダントロープ43の成分力によって支える。
テレスコブームが起きている場合は、ケリーバ17の自重からテレスコブームへ作用する力は、軸力が大きくてブームへの曲げモーメントは小さい。
これに対して、ブーム角度が小さい、テレスコブームが伏した状態では、テレスコブームへ作用する力は、軸力が小さくてテレスコブームへの曲げモーメントは大きい。
このケリーバ17による曲げモーメントは、ロアブーム11に組付けられたフロントフレーム10、アッパロッド15、及び油圧シリンダ14で支えられている。
一対の油圧シリンダ14のシリンダ後端の連結位置は、
図1に示すように、板状基端部材19の基端延設部19aの各々の上面に立設された支持ブラケット19bにある。支持ブラケット19bの位置と、ブームフートピン孔20aの距離は、LBであり、
図5のLAと比較して、約1/3程度に短くなっている。
【0018】
図4は、
図3のアースドリル機1を分解して搬送する場合のうち、解体されたテレスコブームが搬送トレーラー60に搭載されている様子を示す図である。
図7に、
図1に示すアースドリル機1のテレスコブームと、
図5に示す従来のアースドリル機のテレスコブームの長さの比較を示す。
図7の(1)、(2)が
図1の本発明のテレスコブームに対応し、(3)、(4)が
図5の従来のテレスコブームに対応している。
(1)及び(4)に示すように、最大長さに伸ばした時のテレスコブームの全長は、共にL1であり、同じ長さである。従来のテレスコブームでは、(3)に示すように、ロアブーム111の全長は、L3である。これに対して、本発明のアースドリル機1のテレスコブームでは、(2)に示すように、ロアブーム11の全長は、L2である。ここで、L3−L2=約300mmであり、ロアブームの長さとしては、300mm(ロアブーム11の長さの4〜5%程度)短くすることができた。
これは、後で詳述するように、板状基端部材19が受ける回転モーメントを、著しく減少させることにより、板状基端部材19の構造を小型化・単純化することができ、ミドルブーム12をロアブーム11の板状基端部材19の位置まで収納することができたためである。
【0019】
図5に示す従来のテレスコブームの場合、ロアブーム111の下端部には、シリンダ支持部119aが突出しているため、ロアブーム111を直接支持して搭載するためには、搬送トレーラー90の荷台の上面とロアブーム111との間に枕木を置く必要があった。そのため、搭載作業に時間がかかり作業効率を悪くしていた。ここで、シリンダ支持部119aは、テレスコブーム全体の重量を支えるほどの強度を有していない。
本実施の形態のアースドリル機1によれば、支持ブラケット19bは、
図4に示すように、テレスコブームを搬送トレーラー90に搭載した時に、ロアブーム11の上側に位置しているため、ロアブーム11の下端部が直接荷台の上面に当接し、枕木を必要としない。そのため、搭載に当たり、特別な作業を必要とせず、作業効率を良くすることができる。
【0020】
以上詳細に説明したように、本実施例のアースドリル機1によれば、ベースマシン2と、ベースマシン2の上部旋回体3に基端が起伏可能に装着され、長さが伸縮されるテレスコブーム11、12、13と、テレスコブームの先端から垂下した主巻ロープ52に吊るして保持されるケリーバ17と、を有するアースドリル機1において、一端がフロントフレーム10に連結され、他端がロアブーム11の基端に連結されたフロントフレーム10を支持するための油圧シリンダ14を有すること、ロアブーム11の板状基端部材19は、板状基端として構成され、板状基端部材19は、ケリーバ17が位置する方向に直交する方向に延設された一対の基端延設部19aを有すること、一対の油圧シリンダ14の他端が、基端延設部19aに立設された支持ブラケット19bに各々回転可能に連結されていること、を特徴とするので、一対の油圧シリンダ14の他端が、基端延設部19aのロアブーム11の両側面に連結される。
このため、一対の油圧シリンダ14の他端が、ロアブーム11の基端が上部旋回体3に回転可能に取り付けられている支点(ブームフートピン)に近づいて距離がLBとなるため、板状基端部材19が受ける回転モーメントを、著しく減少させることができる。これにより、板状基端部材19の構造を小型化・単純化することができる。
また、ロアブーム11(テレスコブーム)をベースマシン2に取り付けるときに、油圧シリンダ14の取付位置が、ロアブーム11の側面に出ているのみなので、ベースマシン2から出ている油圧配管との干渉がなくなるため、配管作業を短縮化することができる。
【0021】
(2)(1)に記載するアースドリル機1において、テレスコブームが、ロアブーム11、ロアブーム11内に収納されるミドルブーム12を有すること、板状基端部材19が、ロアブーム11のミドルブーム12を収納する空間に侵入していないこと、を特徴とするので、板状基端部材19が受ける回転モーメントを、著しく減少させることができ、板状基端部材19の構造を単純化することができるため、ミドルブーム12をロアブーム11の端の位置まで収納することができ、ロアブーム11の長さを短くすることができる。
テレスコブームは、ベースマシンから解体されて別途搬送されることが多いが、搬送の時に、小型の搬送トレーラーを使用できる経済的な利点がある。
【0022】
以上本発明の具体的な実施例について詳細に説明したが、本発明は上記実施例に限定されることなく、色々な応用が可能である。
例えば、本実施の形態では、テレスコブームを三段としているが、二段または四段でも同様である。
【符号の説明】
【0023】
3 上部旋回体
10 フロントフレーム
11 ロアブーム
12 ミドルブーム
13 アッパブーム
14 油圧シリンダ
17 ケリーバ
19 板状基端部材
30 バケット