(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
前記留め具の留めが解除されたとき、迅速な調整をする際、前記内側スリーブが、前記テレスコ式ハウジングの前記軸方向穴内でスライド移動でき、それにより、前記連結ロッドの全長を長く又は短くする請求項1に記載の連結ロッド。
前記テレスコ式ハウジングが、前記ハウジング本体の近位端部分につながれる第1のジョイント部と、前記第1のジョイント部に受け入れられる第1の回転部材とを含み、前記第1の回転部材が、前記第1の回転部材を第1の固定リングに取り外し可能につなぐように機能する第1の連結機構を含む請求項1に記載の連結ロッド。
前記雄ねじ付細長部材が、ねじ付棒状体の遠位端部分につながれる第2のジョイント部と、前記第2のジョイント部に受け入れられる第2の回転部材とを含み、前記第2の回転部材が、前記第2の回転部材を第2の固定リングに取り外し可能につなぐように機能する第2の連結機構を含む請求項1に記載の連結ロッド。
前記割出しフランジの外周が、前記第1の回転部材の前記近位端部の前記内側凹部の内側側壁に形状で実質的に類似し、それにより、前記内側凹部に、前記第1の位置であるロック位置で前記割出しフランジを受け入れることを可能にする請求項1に記載の連結ロッド。
迅速な調整及び漸進的な調整をする際に前記連結ロッドの相対的な長さを示すように機能するひと続きの指標を、前記内側スリーブの表面にさらに備える請求項2に記載の連結ロッド。
迅速な調整をする際に、前記内側スリーブの表面にある前記ひと続きの指標を用いて、前記連結ロッドの全長を示すように機能し且つ外側の前記テレスコ式ハウジング上に位置する迅速調整マークを、さらに備える請求項7に記載の連結ロッド。
前記連結ロッドの漸進的な調整をする際に、前記内側スリーブの表面にある前記ひと続きの指標を用いて、細長の前記ねじ付棒状体の漸進的な調整におけるまだ利用可能な量を示すように機能し且つ前記雄ねじ付細長部材の前記近位端部に位置する漸進的調整マークを、さらに備える請求項8に記載の連結ロッド。
【発明の概要】
【0005】
本願に包含されるものには、創外固定連結ロッドの複数の実施形態が含まれ、上記創外固定連結ロッドは、ロッド長の迅速な粗調整を可能とし、平行でない創外固定器リングに容易に且つ剛直に取り付けられるように機能することができる。
【0006】
一実施形態では、本発明は、長手方向軸を画成する創外固定器用連結ロッドを含む。この連結ロッドは、軸方向穴が通って形成されるハウジング本体を含むテレスコ式ハウジングと、テレスコ式ハウジングの軸方向穴内にスライド可能に配置される内側スリーブであって、内側スリーブとテレスコ式ハウジングとが留め具によって解除可能につながれる内側スリーブとを備える。内側スリーブは、軸方向穴が通って形成されるスリーブ本体と、スリーブ本体の遠位端部につながれる割出しフランジと、割出しフランジの遠位面につながれる先端部とを含む。連結ロッドはさらに、内側スリーブの先端部の周りに配置される調整機構であって、軸方向穴が通って形成される第1の回転部材を含む調整機構を備える。第1の回転部材の軸方向穴は、遠位端部にある多角形状凹部と、内側スリーブの割出しフランジを受け入れるように機能する近位端部にある内側凹部とを含む。連結ロッドはさらに、ねじ付軸方向穴が通って形成される第2の回転部材であって、第1の回転部材の多角形状凹部と嵌まり合うように機能する遠位端部にある多角形状ヘッドと、内側スリーブの先端部を受け入れるように機能する内側凹部を有する近位部分とを含む第2の回転部材と、第2の回転部材の近位部分に隣り合って配置される付勢部材と、調整機構の第2の回転部材内に螺合可能につながれる雄ねじ付細長部材とを備える。このとき、第1の位置であるロック位置では、第1の回転部材の近位端部の内側凹部が、内側スリーブの割出しフランジを受け入れ、それにより、調整機構を内側スリーブ及び細長部材の周りで回転できないようにし、第2の位置であるロック解除位置では、第1の回転部材が、第2の回転部材に対して遠位に移動させられ、第1の回転部材の近位端部の内側凹部が、内側スリーブの割出しフランジとの係合を解除し、それにより、調整機構を内側スリーブ及び細長部材の周りで回転できるようにし、調整機構が内側スリーブ及び細長部材の周りで回転される場合、漸進的な調整をする際、細長部材が、内側スリーブに形成された軸方向穴内で移動させられ、それにより、連結ロッドの全長を長く又は短くし、調整機構が内側スリーブ及び細長部材の周りで回転される場合、調整機構は、付勢部材によって付勢され、それにより、第1の回転部材の近位端部の内側凹部が、内側スリーブの割出しフランジと位置が合い且つ割出しフランジを受け入れると、第1の位置であるロック位置に戻る。
【0007】
本発明の別の実施形態は、連結ロッド調整機構を含む。この連結ロッド調整機構は、軸方向穴が通って形成される第1の回転部材であって、軸方向穴が、遠位端部にある凹部を含むと共に、内側スリーブの割出しフランジを受け入れるように機能する近位端部にある内側凹部を含む第1の回転部材と、ねじ付軸方向穴が通って形成される第2の回転部材であって、第1の回転部材の凹部と嵌まり合うように機能する遠位端部で形つくられる割出しヘッドを含む第2の回転部材とを備える。その形状は、調整機構に、内側スリーブ及び細長部材の周りで回転できるようにする。調整機構が内側スリーブ及び細長部材の周りで回転される場合、漸進的な調整をする際、細長部材が、内側スリーブに形成された軸方向穴内で移動させられ、それにより、連結ロッドの全長を長く又は短くする。調整機構が内側スリーブ及び細長部材の周りで回転させる場合、調整機構は、付勢部材によって付勢され、それにより、第1の回転部材の近位端部の内側凹部が、内側スリーブの割出しフランジと位置が合い且つ割出しフランジを後に受け入れるとき、第1の位置であるロック位置に戻る。
【0008】
一態様では、留め具の留めが解除されたとき、迅速な調整をする際、内側スリーブが、テレスコ式ハウジングの軸方向穴内でスライド移動でき、それにより、連結ロッドの全長を長く又は短くする。別の態様では、テレスコ式ハウジングが、ハウジング本体の近位端部分につながれる第1のジョイント部と、第1のジョイント部に受け入れられる第1の回転部材とを含み、第1の回転部材が、第1の回転部材を第1のリングに取り外し可能につなぐように機能する第1の連結機構を含む。別の態様では、雄ねじ付細長部材が、ねじ付棒状体の遠位端部分につながれる第2のジョイント部と、第2のジョイント部に受け入れられる第2の回転部材とを含み、第2の回転部材が、第2の回転部材を第2のリングに取り外し可能につなぐように機能する第2の連結機構を含む。別の態様では、付勢部材が、ばね、リーフスプリング、クリップ、コイルばね、波形ばね、線形特性ばね、非線形特性ばね、二段レートばね、板ばね、円錐ばね又は圧縮ばねである。別の態様では、割出しフランジの外周が、第1の回転部材の近位端部の内側凹部の内側側壁に形状で実質的に類似し、このことによって、内側凹部は、第1の位置であるロック位置で割出しフランジを受け入れることが可能になる。別の態様では、割出しフランジの外周が、2つの丸くなった部分によって隔てられる2つの対向する平坦な側部を含む。
【0009】
別の態様では、第1の回転部材の近位端部の内側凹部の内側側壁が、2つの丸くなった部分によって隔てられる2つの対向する平坦な側部を含む。別の態様では、調整機構がその第2の位置であるロック解除位置にあり、第1の回転部材及び第2の回転部材は、ばねのばね付勢が調整機構を第1の位置であるロック位置に戻すまで、180度回転するように動作可能であり、それにより、連結ロッドの全長を長く又は短くする。別の実施態様では、第1の回転部材が、近位端部の内側凹部より遠位に内向き延在フランジをさらに含む。別の態様では、第1の圧縮部材が第1の位置であるロック位置から第2の位置であるロック解除位置に移動させられるとき、ばねは、第1の回転部材の内向き延在フランジの遠位側と第2の回転部材のヘッドの近位側との間で、縮まる。別の態様では、内側スリーブの先端部が、先端部の外周部の周りに複数の嵌め合い返し突起をさらに含む。
【0010】
本発明のさらに別の実施形態はまた、第1及び第2の創外固定器の位置を調整する方法も含む。この方法は、長手方向軸を有する連結ロッドを設けるステップを含む。連結ロッドは、軸方向穴が通って形成されるハウジング本体を含むテレスコ式ハウジングと、テレスコ式ハウジングの軸方向穴内にスライド可能に配置される内側スリーブであって、内側スリーブとテレスコ式ハウジングとが留め具によって解除可能につながれる内側スリーブとを備える。内側スリーブは、軸方向穴が通って形成されるスリーブ本体と、スリーブ本体の遠位端部につながれる割出しフランジと、割出しフランジの遠位面につながれる先端部とを含む。連結ロッドはさらに、内側スリーブの先端部の周りに配置される調整機構であって、軸方向穴が通って形成される第1の回転部材を含む調整機構を備える。第1の回転部材の軸方向穴は、遠位端部にある多角形状凹部と、内側スリーブの割出しフランジを受け入れるように機能する近位端部にある内側凹部とを含む。連結ロッドはさらに、ねじ付軸方向穴が通って形成される第2の回転部材であって、第1の回転部材の多角形状凹部と嵌まり合うように機能する遠位端部にある多角形状ヘッドと、内側スリーブの先端部を受け入れるように機能する内側凹部を有する近位部分とを含む第2の回転部材と、第2の回転部材の近位部分に隣り合って配置される付勢部材と、調整機構の第2の回転部材内に螺合可能につながれる雄ねじ付細長部材とを備える。上記方法はさらに、内側スリーブの割出しフランジを、第1の回転部材の近位端部の内側凹部に受け入れ、それにより、調整機構を第1の位置であるロック位置で内側スリーブ及び細長部材の周りで回転できないようにするステップと、第1の回転部材を、第2の回転部材と第1の回転部材の近位端部の内側凹部とに対して、連結ロッドの長手方向軸に沿って移動させ、且つ、第1の回転部材を内側スリーブの周りで回転させ、それにより、第1の回転部材を内側スリーブの割出しフランジとの係合から解除させ、調整機構を第2の位置であるロック解除位置で内側スリーブ及び細長部材の周りで回転できるようにするステップと、調整機構を内側スリーブ及び細長部材の周りで回転させ、それにより、連結ロッドの全長の漸進的な調整をする際に、細長部材を、内側スリーブに形成された軸方向穴内で移動させるステップと、調整機構が内側スリーブ及び細長部材の周りで回転された場合、第1の回転部材の近位端部の内側凹部が、内側スリーブの割出しフランジと位置が合い且つ割出しフランジを受け入れると、第1の位置であるロック位置に戻るように付勢部材を付勢するステップとを含む。
【0011】
一実施形態では、創外固定器用の連結ロッドが記載される。この連結ロッドは、軸方向穴が通って形成されるハウジング本体を含むテレスコ式ハウジングと、ハウジング本体の端部につながれる第1のジョイント部と、第1のジョイント部に受け入れられる第1の回転部材とを備え、第1の回転部材は、第1の軸の周りで第1のジョイント部に対して回転するよう動作可能である。第1の回転部材は、第1の回転部材を第1の固定器リングに取り外し可能につなぐように機能する第1の連結機構を含む。連結ロッドはさらに、軸方向穴内にスライド可能に配置される調整スリーブを含み、調整スリーブとテレスコ式ハウジングとが留め具によって解除可能につながれ、雄ねじ付細長部材が、調整スリーブに螺合可能につながれる。細長部材は、ねじ付棒状体と、ねじ付棒状体の端部分につながれる第2のジョイント部と、第2のジョイント部に受け入れられる第2の回転部材とを含み、第2の回転部材は、第2の軸の周りで第2のジョイント部に対して回転するよう動作可能である。
【0012】
第2の回転部材は、第2の回転部材を第2の固定器リングに取り外し可能につなぐように機能する第2の連結機構を含む。第1及び第2の連結機構はそれぞれ、第1及び第2の回転部材の回転移動を実質的に制限するように機能する。
【0013】
いくつかの実施形態では、第1及び第2の連結機構はそれぞれ、第1及び第2の回転部材それぞれに形成された留め具開口を含み、各留め具開口は、第1又は第2のリングに形成された穴を通って配置されるリング留め具を受け入れるように機能する。
【0014】
いくつかの実施形態では、第1及び第2のジョイント部はそれぞれ、ソケットを含み、第1及び第2の回転部材はそれぞれ、第1及び第2のボール部材を含み、第1及び第2のボール部材はそれぞれ、第1及び第2のジョイント部のソケットに配置される。いくつかの例示的な実施形態では、第1及び第2のジョイント部のソケットはそれぞれ、第1及び第2の座部材に据えられ、座部材はそれぞれ、第1又は第2のジョイント部のソケットを受け入れるための内側陥凹部と、第1又は第2のリングとの接触面をもたらすための外側リング接触部とを有する。
【0015】
いくつかの特定の実施形態では、第1の連結機構は、第1のボール部材から半径方向に延在して第1のジョイント部のソケットの外側に延びて第1の座部材に形成された開口を通る第1の連結体を含み、第1の連結体は、第1のリングに形成された穴を通って挿入されるように機能するねじ付き部を有する。第2の連結機構もまた、第2のボール部材から半径方向に延在して第2のジョイント部のソケットの外側に延びて第2の台座部材に形成された開口を通る第2の連結体を含み、第2の連結体は、第2のリングに形成された穴を通って挿入されるように機能するねじ付き部を有する。これらの実施形態では、第1及び第2の連結体それぞれのねじ付き部は、適合するナットを受け入れるように機能する。
【0016】
本開示はまた、創外固定器用の連結ロッドを対象とする実施形態も含む。この連結ロッドは、ハウジング本体を有するテレスコ式ハウジングを備え、ハウジング本体の第1の部分は、第1の部分を通って形成される第1の軸方向穴を含み、ハウジング本体の第2の部分は、第2の部分を通って形成される第2の軸方向穴を含む。第1及び第2の軸方向穴はそれぞれ、第1及び第2の長手方向軸を有し、第1及び第2の長手方向軸は、平行且つ同一平面上にある。連結ロッドはさらに、第1及び第2の軸方向それぞれの中にスライド可能に配置される第1及び第2のスリーブを備え、第1のスリーブは、第1のスリーブの端部分に回転可能に配置される調整機構を有する。連結ロッドはさらに、調整機構に螺合可能につながれる細長部材を含み、それにより、調整機構を回転させるこによって、細長部材が、第1の軸方向穴の第1の軸に沿って移動させられる。ハウジング本体は、ハウジング本体の第1及び第2の部分それぞれの壁部に形成される第1及び第2の開口を含み、第1及び第2の開口はそれぞれ、第1及び第2の軸に沿って整列する。第1の留め具が、ハウジング本体の第1の開口を通って配置され、第1のスリーブに形成される留め具開口に受け入れられ、第2の留め具が、ハウジング本体の第2の開口を通って配置され、第2のスリーブに形成される留め具開口に受け入れられ、第1及び第2の留め具はそれぞれ、第1及び第2のスリーブをハウジング本体に解除可能につなぐように機能する。
【0017】
本開示はまた、固定連結ロッドを対象とする実施形態も含み、この固定連結ロッドは、固定連結ロッドの全長の迅速な調整と漸進的な調整との両方を可能にする。固定連結ロッドは、固定連結ロッドの全長の迅速な調整を可能にするように、テレスコ式ロッド内に受け入れられる内側スリーブを含むことができる。固定連結ロッドはさらに、内側スリーブの穴内に受け入れられるねじ付細長部材を長く又は短くすることによって、固定連結ロッドの全長の漸進的な調整を可能にするための調整機構を含むことができる。調整機構は、第1の回転部材と第2の回転部材とばねとを含む。第1の回転部材を第2の回転部材に対して遠位に移動させることによって、調整機構は、第1の位置であるロック位置から第2の位置であるロック解除位置に移動することができるようにになり、漸進的な調整の際に、第1の回転部材及び第2の回転部材を内側スリーブ及びねじ付細長部材の周りで回転させることを可能にし、それにより、固定連結ロッドの全長を長く又は短くする。
【0018】
本開示はまた、骨部位を動かないように固定するために第1及び第2の固定器リングの向きを維持する方法のための実施形態も含む。開示される方法の例示的な一実施形態は、軸方向穴が通って形成されるテレスコ式ハウジングと、軸方向穴、調整スリーブ及びテレスコ式ハウジング内にスライド可能に配置される調整スリーブと、調整スリーブに螺合可能につながれる雄ねじ付細長部材とを備える連結ロッドを設けることを含む。第1のジョイント部がテレスコ式ハウジングの端部につながれ、第1の回転部材が第1のジョイント部に受け入れられる。さらに、第1の回転部材は、第1の回転部材を第1の固定器リングに取り外し可能につなぎ、第1の回転部材の回転移動を実質的に制限するように機能する第1の連結機構を含む。第2のジョイント部がハウジングの端部につながれ、第2の回転部材が第2のジョイント部に受け入れられる。さらに、第2の回転部材は、第2の回転部材を第2の固定器リングに取り外し可能につなぎ、第2の回転部材の回転移動を実質的に制限するように機能する第2の連結機構を含む。開示される実施形態はさらに、テレスコ式ハウジングに対して調整スリーブの長手方向の位置を調整することと、スリーブ留め具を用いて調整スリーブをテレスコ式ハウジングに解除可能につなぐこととを含む。開示される実施形態はさらに、第1の回転部材を第1の固定器リングに取り外し可能につなぎ、第1の回転部材の回転移動を実質的に制限するように第1の連結機構を用いることと、第2の回転部材を第2の固定器リングに取り外し可能につなぎ、第2の回転部材の回転移動を実質的に制限するように第2の連結機構を用いることとを含む。
【0019】
本開示の特徴及び利点をより完全に理解するために、添付の図面と共に本開示の詳細な説明を参照する。
【発明を実施するための形態】
【0021】
以下に、本開示の様々な実施形態の構成及び使用を詳細に説明するが、当然のことながら、本開示は、多種多様な特定の状況で具現化され得る多くの適用可能な発明概念を提供するものである。本明細書にて説明される特定の実施形態は、本開示を作製及び使用するための特定の方法の単なる例示的説明にすぎず、本開示の範囲を制限するものではない。
【0022】
本開示を理解しやすくするために、用語の数は以下のように定められる。本明細書で定義される用語は、本開示に関連する当業者によって一般に理解されるような意味を有する。「a」、「an」及び「the」などの用語は、単一のもののみについて言及することを目的としているのではなく、その具体的な例が例示的説明のために用いられ得る一般的な集合を含む。本明細書にある専門用語は、本開示の具体的な実施形態を説明するために用いられるが、その使用は、特許請求の範囲において大綱が定められるような場合を除いて、本開示を制限するものではない。
【0023】
本開示は、創外固定連結ロッドを対象とする実施形態を含み、上記創外固定連結ロッドは、長さの迅速な調整及び漸進的な調整を可能にするハウジングを備え、そして、平行なリング、非平行なリング又は他の外部支持体へのジョイントアタッチメントを有する。創外固定連結ロッドは、テレスコ式ハウジングを含み、テレスコ式ハウジングは、テレスコ式ハウジングを通って形成された軸方向孔を有する。第1のジョイント部がハウジング本体の端部につながれ、第1の回転部材が第1のジョイント部に受け入れられる。第1の回転部材は、第1のジョイント部に対して第1の軸を中心に回転するよう動作可能であり、且つ、第1の連結機構を備える。第1の連結機構は、第1の回転部材を第1の固定器リングに取り外し可能につなぐ。
【0024】
調整スリーブが、テレスコ式ハウジングの軸方向孔内にスライド可能に配置され、スリーブ留め具が、調整スリーブをテレスコ式ハウジングに固定するために用いられる。調整スリーブは、テレスコ式ハウジングに関して、長手方向の長さの粗調整を可能にする。実施形態によっては、調整スリーブは、回転要素を有する調整機構を備える。回転要素は、回転要素を通って形成された雌ねじ孔を有しており、この雌ねじ孔は、ねじ付細長部材へのねじ接続を可能にする。細長部材は、ねじ付の棒状体を含み、ねじ付棒状体の雄ねじと雌ねじ孔の雌ねじとは、互いにかみ合い、その結果、回転要素を回転させることによって、ねじ付細長部材が、連結ロッドの長手方向軸に沿って平行移動させられる。ねじ付棒状体の端部には第2のジョイント部がつながれ、第2の回転部材が第2のジョイント部に受け入れられる。第2の回転部材は、第2の回転部材を第2の固定器リングに取り外し可能につなぐように機能する第2の連結機構を含む。さらに、第1及び第2の連結機構は、第1及び第2の回転部材それぞれの回転移動を実質的に制限するように機能する。
【0025】
図1は、本開示の創外固定連結ロッドの一実施形態の斜視図である。創外固定連結ロッド10は、第1の回転部材14を収容する第1の関節動作可能ジョイント部12を含む。第1の回転部材14は留め具16を含む。留め具16は、第1の関節動作可能ジョイント部12を創外固定器リング又は他の固定デバイス(図示せず)に固定するために、第1の回転部材14に形成された留め具開口(図示せず)に挿入される。
【0026】
テレスコ式ハウジング18は、第1の関節動作可能ジョイント部12から延在しており、そして、第1の関節動作可能ジョイント部12から長手方向に延在する軸方向孔(図示せず)を有する。第1の関節動作可能ジョイント部12は、テレスコ式ハウジング18の角度方向及び回転方向の位置合わせを可能にする。テレスコ式ハウジング18は、テレスコ式ハウジングの壁部に、テレスコ式ハウジング調整開口20を含む。調整スリーブ22が、テレスコ式ハウジング18の軸方向孔(図示せず)内に配置される。調整スリーブ22は、連結ロッド10の両端間の長さを迅速なかたちで調整するのを可能にするように、軸方向孔(図示せず)内でスライド可能である。調整スリーブ22は、調整スリーブ22をテレスコ式ハウジング18に固定するために、テレスコ式ハウジング調整開口20を通って配置されるスリーブ留め具24を含む。
【0027】
調整機構26が、調整スリーブ22の一方の端部に配置され、ねじ付細長部材28に螺合可能に接続される。調整機構26は、連結ロッド10の両端間の長さ全体を漸進的なかたちで調整するために、ねじ付細長部材28を長手方向に調整する。ねじ付細長部材28は、第2の関節動作可能ジョイント部30を含み、第2の関節動作可能ジョイント部30は、第2の回転部材34にぴったり合うように適応した第2の関節動作可能ジョイント部ハウジング32を含む。第2の回転部材34は、第2の関節動作可能ジョイント部30を創外固定器リング又は他の外部支持体(図示せず)に固定するために、第2の回転部材34に形成された留め具開口(図示せず)に受け入れられる第2の留め具36を含む。
【0028】
図2は、
図1に示す実施形態の分解図である。創外固定連結ロッド10は、第1の回転部材14を収容する第1の関節動作可能ジョイント部12を含む。第1の回転部材14は、第1の回転部材14にぴったり合うように寸法決めされ且つ均整がとられたジョイント部開口38を通る。留め具16が、第1の関節動作可能ジョイント部12にあるスロット(図示せず)を通って、第1の回転部材34に形成された留め具開口40内に至り、それにより、第1の関節動作可能ジョイント部12を創外固定器リング又は他の外部支持体(図示せず)に固定する。第1の関節動作可能ジョイント部12は、第1の創外固定器リング又は他の外部支持体に対する創外固定連結ロッド10の角度方向及び回転方向の位置合わせを可能にする。
【0029】
テレスコ式ハウジング18は、第1の関節動作可能ジョイント部12から延在しており、そして、軸方向孔(図示せず)を有する。軸方向孔は、第1の関節動作可能ジョイント部12から軸方向孔開口42まで長手方向に延在する。テレスコ式ハウジング18は、テレスコ式ハウジング調整開口20を含む。調整スリーブ22が、テレスコ式ハウジング18の軸方向孔(図示せず)内にスライド可能に配置される。調整スリーブ22は、創外固定連結ロッド10の両端間の長さを迅速なかたちで調整するのを可能にするように、軸方向孔(図示せず)内でスライド可能である。調整スリーブ22は、スリーブ留め具24を含む。スリーブ留め具24は、スリーブ留め具座金46に形成された中央開口部44とテレスコ式ハウジング調整開口20とを通って、調整スリーブ22に形成されたスリーブ留め具開口48内に挿入される。
【0030】
調整機構26が、調整スリーブ22の端部に回転可能につながれ、ねじ付細長部材28に螺合可能に接続される。調整機構は、調整スリーブ22の端部に対して回転するが平行移動はしないように動作可能である。調整機構26は、創外固定連結ロッド10の両端間の長さ全体を漸進的なかたちで調整するために、ねじ付細長部材28を長手方向に調整する。
【0031】
ねじ付細長部材28は、第2の関節動作可能ジョイント部30を含む。第2の関節動作可能ジョイント部30は、第2の回転部材34にぴったり合うように適応した第2の関節動作可能ジョイント部ハウジング32を含む。第2の回転部材34は、第2の回転部材34にぴったり合うように寸法決めされ且つ均整がとられた第2のジョイント部開口50を通る。第2の留め具36が、第2の関節動作可能ジョイント部30にあるスロット(図示せず)を通って、第2の回転部材34に形成された第2の留め具開口52内に至るように配置され、それにより、第2の関節動作可能ジョイント部30を創外固定器リング又は他の固定デバイス(図示せず)に固定する。第2の関節動作可能ジョイント部30は、第2の創外固定器リング(図示せず)又は他の外部支持体に対する創外固定連結ロッド10の角度方向及び回転方向の位置合わせを可能にする。
【0032】
図3は、
図1及び
図2に示す実施形態の切断図である。創外固定連結ロッド10は、第1の回転部材14を収容する第1の関節動作可能ジョイント部12を含む。第1の回転部材14は、第1の回転部材14にぴったり合うように寸法決めされ且つ均整がとられたジョイント部開口38を通る。留め具16が、第1の関節動作可能ジョイント部12にあるスロット54と回転部材開口40とを通って、第1の回転部材14に形成された留め具開口56内に至るように配置され、それにより、第1の関節動作可能ジョイント部12を創外固定器リング又は他の外部支持体(図示せず)に固定する。第1の関節動作可能ジョイント部12は、第1の創外固定器リング(図示せず)又は他の外部支持体に対する創外固定連結ロッド10の角度方向及び回転方向の位置合わせを可能にする。
【0033】
テレスコ式ハウジング18は、第1の関節動作可能ジョイント部12から延在しており、そして、軸方向孔58を有する。軸方向孔58は、第1の関節動作可能ジョイント部12から軸方向孔開口42まで長手方向に延在する。テレスコ式ハウジング18は、テレスコ式ハウジング調整開口20を含む。調整スリーブ22が、テレスコ式ハウジング18の軸方向孔58内にスライド可能に配置される。調整スリーブ22は、創外固定連結ロッド10の両端間の長さを迅速なかたちで調整するのを可能にするように、軸方向孔58内でスライド可能である。調整スリーブ22は、スリーブ留め具24を含む。スリーブ留め具24は、スリーブ留め具座金46の中央に形成されたスリーブ留め具座金開口44とテレスコ式ハウジング調整開口(図示せず)とを通って、スリーブ留め具開口48内に挿入される。或いは、スリーブ留め具24は、分離しているスリーブ座金46を単一ユニットとして含むことができる。
【0034】
調整機構26は、調整スリーブ22の端部に回転可能に配置され、ねじ付細長部材28に螺合可能に接続される。実施形態によっては、調整機構26は回転要素を含むことができ、この回転要素は、回転要素を貫通して形成される雌ねじ孔を有することができる。ねじ付細長部材28は、調整機構の回転要素の雌ねじ孔60を通って配置され、細長部材の雄ねじと雌ねじ孔の雌ねじとは、互いにかみ合い、その結果、調整機構26の回転要素を回転させることによって、ねじ付細長部材28が、連結ロッドの長手方向軸に沿って平行移動させられる。調整機構26は、創外固定連結ロッド10の両端間の長さ全体を漸進なかたちで調整するために、ねじ付細長部材28を長手方向に調整する。ねじ付細長部材28は、第2の関節動作可能ジョイント部30を含む。
【0035】
第2の関節動作可能ジョイント部30は、第2の回転部材34にぴったり合うように適応した第2の関節動作可能ジョイント部ハウジング32を含む。第2の回転部材34は、第2の回転部材34にぴったり合うように寸法決めされ且つ均整がとられた第2のジョイント部開口50を通る。第2の留め具36が、第2の関節動作可能ジョイント部30にあるスロット62と第2の回転部材開口52とを通って、第2のねじ付留め具孔64内に至るように挿入され、それにより、第2の関節動作可能ジョイント部30を創外固定器リング又は他の外部支持体(図示せず)に固定する。第2の関節動作可能ジョイント部30は、第2の創外固定器リング(図示せず)又は他の外部支持体に対する創外固定連結ロッド10の角度方向及び回転方向の位置合わせを可能にする。
【0036】
図4は、本開示の創外固定連結ロッドの一部分の斜視図である。関節動作可能ジョイント部30は、回転部材34にぴったり合うように適応した関節動作可能ジョイント部ハウジング32を含む。回転部材34は、回転部材34にぴったり合うように寸法決めされ且つ均整がとられた関節動作可能ジョイント部開口50を通る。留め具(図示せず)が、関節動作可能ジョイント部30にあるスロット62と回転部材開口52とを通って、ねじ付留め具孔(図示せず)内に至るように挿入され、それにより、関節動作可能ジョイント部30を創外固定器リング又は他の外部支持体(図示せず)に固定する。関節動作可能ジョイント部30には、創外固定器リング又は他の外部支持体(図示せず)に対する付着性又は静止摩擦を高めるように、粗目部76が形成されることができる。
【0037】
図5は、本開示の創外固定連結ロッドの一部分の分解図である。関節動作可能ジョイント部30は、回転部材34にぴったり合うように適応した関節動作可能ジョイント部ハウジング32を含む。回転部材34は、回転部材34にぴったり合うように寸法決めされ且つ均整がとられたジョイント部開口50を通る。留め具36が、関節動作可能ジョイント部30にあるスロット62と回転部材開口52とを通って、ねじ付留め具孔(図示せず)内に至るように挿入され、それにより、関節動作可能ジョイント部30を創外固定器リング又は他の外部支持体(図示せず)に固定する。関節動作可能ジョイント部30には、創外固定器リング又は他の外部支持体(図示せず)に対する付着性又は静止摩擦を高めるように、粗目部76が形成されることができる。
【0038】
図6は、本開示の創外固定連結ロッドの一実施形態の側面図である。創外固定連結ロッド10は、第1の回転部材14を収容する第1の関節動作可能ジョイント部12を含む。第1の回転部材14は、留め具16を含む。留め具16は、第1の関節動作可能ジョイント部12にあるスロット(図示せず)を通って挿入され、それにより、第1の関節動作可能ジョイント部12を創外固定器リング又は他の外部支持体(図示せず)に固定する。第1の関節動作可能ジョイント部12は、第1の回転部材14のX1軸の周りと留め具16のY1軸の周りとで回転させられることができる。この動作ができることによって、第1の関節動作可能ジョイント部12は、創外固定器リング又は他の固定支持体(図示せず)に対して様々な角度で、留め具16により固定されることが可能になる。
【0039】
テレスコ式ハウジング18は、第1の関節動作可能ジョイント部12から延在しており、そして、第1の関節動作可能ジョイント部12から長手方向に延在する軸方向孔(図示せず)を有する。テレスコ式ハウジング18は、テレスコ式ハウジング調整開口20を含む。調整スリーブ22が、テレスコ式ハウジング18の軸方向孔(図示せず)内にスライド可能に配置される。調整スリーブ22は、創外固定連結ロッド10の両端間の長さ「A」を迅速なかたちで調整するのを可能にするように、軸方向孔(図示せず)内でスライド可能である。テレスコ式ハウジング18の軸方向孔(図示せず)内で調整スリーブ22が移動することによって、距離「B」が、変化することができ、その結果として、創外固定連結ロッド10の両端間の長さ「A」を変化させることを可能にする。
【0040】
調整スリーブ22は、調整スリーブ22をテレスコ式ハウジング18に固定するために、テレスコ式ハウジング調整開口20を通って配置されるスリーブ留め具(図示せず)を含む。テレスコ式ハウジング調整開口20は、調整スリーブ22及び/又はねじ付細長部材28を位置決めし且つこれらを参照するのを可能にするための窓として機能もし、それにより、創外固定連結ロッド10の両端間の長さ「A」を迅速なかたちで調整するのを補助する。
【0041】
調整機構26は、調整スリーブ22の端部に回転可能に配置され、ねじ付細長部材28に螺合可能に接続される。調整機構26は、ねじ付細長部材28のねじと係合するように方向「Z」に回転され、それにより、距離「C」を長手方向に調整し、創外固定連結ロッド10の両端間の長さ「A」に漸進的に直接的な影響を及ぼすことができる。ねじ付細長部材28は、第2の関節動作可能ジョイント部30を含み、第2の関節動作可能ジョイント部30は、第2の回転部材34にぴったり合うように適応した第2の関節動作可能ジョイント部ハウジング32を含む。第2の回転部材34は、第2の留め具36を含む。第2の留め具36は、第2の関節動作可能ジョイント部ハウジング32にあるスロット(図示せず)を通って挿入され、それにより、第2の関節動作可能ジョイント部30を創外固定器リング又は他の外部支持体(図示せず)に固定する。
【0042】
第2の関節動作可能ジョイント部30は、第2の回転部材34のX2軸の周りと第2の留め具36のY2軸の周りとで回転させられることができる。この動作ができることによって、第2の関節動作可能ジョイント部32は、創外固定器リング又は他の固定支持体(図示せず)に対して様々な角度で、留め具36により固定されることが可能になる。第1の関節動作可能ジョイント部12は、第2の関節動作可能ジョイント部30に対して同一の角度にも、ポジションにも、向きにもある必要はない。加えて、第1の関節動作可能ジョイント部12、第2の関節動作可能ジョイント部30、又は両方の関節動作可能ジョイント部30には、創外固定器リング又は他の外部支持体(図示せず)に対する付着性又は静止摩擦を高めるように、粗目部76が形成されることができる。
【0043】
目盛線74は、飛び飛びになった刻み(例えば1mm刻み)に目盛りが定められることができる。目盛線74は、第1の関節動作可能ジョイント部12と第2の関節動作可能ジョイント部30との間のものであり且つ創外固定連結ロッド10の両端間の長さ「A」に関連する距離を示すことができる。
【0044】
目盛線74は、創外固定連結ロッド10の長さを、ある所定の特定の長さからの距離ではなく、相対値として示す。目盛線は、必ずしも、従来の測定系に基づく必要も、支柱部の有効長を示す必要もまったくない。例えば、目盛線は、ロッドの総延長の割合を示してもよく、長期間にわたって平行な状態での移動が行われる場合のための日々の増分を示してもよい。ニュートラルな位置を参照することは、予め設定された「ニュートラル」位置にベースとなる部材をセットするのに役立ち得る。
【0045】
図7は、創外固定器に取り付けられた本開示の創外固定連結ロッドの一実施形態の側面図である。創外固定連結ロッド10は、第1の創外固定器リング80と第2の創外固定器リング82との間に接続される。
図7は、わかりやすくするために、第1の創外固定器リング80と第2の創外固定器リング82との間に配置された単一の創外固定連結ロッド10を描写している。当業者であれば、創外固定器リングの周りの様々な位置に、多数の連結ロッド10が取り付けられ得るということを容易に理解するであろうし、第1の創外固定器リング80及び第2の創外固定器リング82に対する創外固定連結ロッド10の角度が変えられることができ、創外固定連結ロッド10の長さが変えられ且つ調整されることができるということを容易に理解するであろう。
【0046】
第1の関節動作可能ジョイント部12は、創外固定器リング80又は他の外部支持体に固定される。創外固定連結ロッド10は、第1の回転部材14を収容する第1の関節動作可能ジョイント部12を含む。第1の回転部材14は、留め具16を含む。留め具16は、第1の関節動作可能ジョイント部12を創外固定器リング80又は他の外部支持体に固定するように、第1の創外固定器リング80に形成された開口(図示せず)と第1の関節動作可能ジョイント部12にあるスロット(図示せず)とを通る。留め具16を、様々なポジションに位置決めし、その結果として第1の関節動作可能ジョイント部12のスロット(図示せず)内の様々な位置に位置決めするように、第1の回転部材14は回転されることができる。この動作ができることによって、第1の関節動作可能ジョイント部12は、創外固定器リング80又は他の外部支持体に対して様々な角度で、固定されることが可能になる。
【0047】
テレスコ式ハウジング18は、第1の関節動作可能ジョイント部12から延在しており、そして、第1の関節動作可能ジョイント部12から長手方向に延在する軸方向孔(図示せず)を有する。テレスコ式ハウジング18は、テレスコ式ハウジング調整開口20を含む。調整スリーブ22が、テレスコ式ハウジング18の軸方向孔(図示せず)内にスライド可能に配置される。調整スリーブ22は、連結ロッド10の両端間の長さ「A」を迅速なかたちで調整するのを可能にするように、軸方向孔(図示せず)内でスライドすることができる。
【0048】
調整スリーブ22は、調整スリーブ22をテレスコ式ハウジング18に固定するように、テレスコ式ハウジング調整開口20を通って位置決めされるスリーブ留め具24を含む。テレスコ式ハウジング調整開口20は、調整スリーブ22及び/又はねじ付細長部材28を位置決めし且つこれらを参照するのを可能にするための窓として機能もし、それにより、創外固定連結ロッド10の両端間の長さを調整するのを補助する。目盛線74は、創外固定連結ロッド10の長さを、ある所定の特定の長さからの距離ではなく、相対値として示す。目盛線は、必ずしも、従来の測定系に基づく必要も、支柱部の有効長を示す必要もまったくない。例えば、目盛線は、ロッドの総延長の割合を示してもよく、長期間にわたって平行な状態での移動が行われる場合のための日々の増分を示してもよい。ニュートラルな位置を参照することは、予め設定された「ニュートラル」位置にベースとなる部材をセットするのに役立ち得る。
【0049】
調整機構26は、調整スリーブ22の端部に回転可能に配置され、ねじ付細長部材28に螺合可能に接続される。調整機構26は、ねじ付細長部材28のねじと係合するように回転され、それにより、連結ロッド10の両端間の長さを長手方向に漸進的に調整することができる。ねじ付細長部材28は、第2の回転部材34にぴったり合うように適応した第2の関節動作可能ジョイント部ハウジング32を伴った第2の関節動作可能ジョイント部30を含む。第2の回転部材34は、第2の留め具36を含む。第2の留め具36は、第2の創外固定器リング82に形成された開口(図示せず)を通って、第2の関節動作可能ジョイント部ハウジング32にあるスロット(図示せず)内に至るように挿入され、それにより、第2の関節動作可能ジョイント部30を創外固定器リング82又は他の外部支持体に固定する。
【0050】
第2の留め具36を、様々なポジションに位置決めし、その結果として第2の関節動作可能ジョイント部30のスロット内の様々な位置に位置決めするように、第2の関節動作可能ジョイント部30は回転されることができる。この動作ができることによって、第2の関節動作可能ジョイント部30は、創外固定器リング82又は他の外部支持体に対して様々な角度で、固定されることが可能になる。第1の関節動作可能ジョイント部12は、第2の関節動作可能ジョイント部30に対して同一の角度にも、ポジションにも、向きにもある必要はない。加えて、第1の関節動作可能ジョイント部12、第2の関節動作可能ジョイント部30、又は両方の関節動作可能ジョイント部30には、創外固定器リング80及び82又は他の外部支持体に対する付着性又は静止摩擦を高めるように、粗目部76が形成されることができる。
【0051】
図8は、本開示の創外固定連結ロッドを用いた創外固定器の一実施形態の斜視図である。創外固定器は、1つ以上の創外固定連結ロッド10によって連結された第1の創外固定器リング80及び第2の創外固定器リング82を含む。この実施形態では、3つの創外固定連結ロッド10a、10b及び10cがある。創外固定連結ロッド(10a、10b及び10c)のそれぞれは、第1の回転部材を収容する第1の関節動作可能ジョイント部を含む。第1の回転部材は、第1の関節動作可能ジョイント部を創外固定器リング80に固定するように、第1の関節動作可能ジョイント部にあるスロット(図示せず)を通って挿入される留め具を含む。他の実施形態では、創外固定連結ロッド10は、本開示に記載される又は本明細書に開示される原則に従って構成されるいかなる連結ロッドであってもよい。
【0052】
図9〜
図13を参照すると、創外固定連結ロッド100の別の実施形態が示されている。
図9は、第1の関節動作可能ジョイント部102を含む創外固定連結ロッド100を描写している。なお、第1の関節動作可能ジョイント部102は、第1の留め具106を受け入れるように機能することができる第1の関節動作可能ジョイント部ハウジング104を含む。第1の留め具106は、第1の関節動作可能ジョイント部102を第1の創外固定器リング又は他の固定デバイス(図示せず)に固定するように用いられることができる。第1の留め具106は、第1の関節動作可能ジョイント部ハウジング104に形成されたチャンネル(図示せず)内で関節動作をすることができる。
【0053】
外側テレスコ式ハウジング118が、第1の関節動作可能ジョイント部102から延在している。外側テレスコ式ハウジング118は、第1の関節動作可能ジョイント部102内に形成され且つ第1の関節動作可能ジョイント部102から長手方向に延在する軸方向孔114を含む。第1の関節動作可能ジョイント部102は、外側テレスコ式ハウジング118の角度方向及び回転方向の位置合わせを可能にする。外側テレスコ式ハウジング118は、外側テレスコ式ハウジング118の壁部にあるテレスコ式ハウジング調整開口120を含む。内側調整スリーブ122が、外側テレスコ式ハウジング118の軸方向孔114内に受け入れられるよう動作可能である。内側調整スリーブ122は、創外固定連結ロッド100の両端間の長さを迅速なかたちで調整するのを可能にするように、軸方向孔114内でスライドすることができる。内側調整スリーブ122はまた、内部に形成された軸方向孔123も含む。スリーブ留め具124が、、内側調整スリーブ122を外側テレスコ式ハウジング118に固定するために、テレスコ式ハウジング調整開口120を通って配置されるように機能することができる。一実施形態では、スリーブ留め具124は、側部係止ボルトと座金クランプ(図示せず)とを備えることができる。
【0054】
調整機構126が、調整スリーブ122の一方の端部に接続される。ねじ付細長部材128が、調整機構126内に螺合可能に配置される。一実施形態では、ねじ付細長部材128は、ねじ付の棒状体である。調整機構126は、適合するねじを有するねじ付細長部材128を平行移動させるように機能することができ、それにより、外側テレスコ式ハウジング118に対する内側調整スリーブ122の迅速な調整と比べて、漸進的に、創外固定連結ロッド100の両端間の長さ全体を調整する。
【0055】
ねじ付細長部材128は、第2の関節動作可能ジョイント部110を遠位端部に含み、第2の関節動作可能ジョイント部110は、第2の関節動作可能ジョイント部ハウジング112を含む。第2の関節動作可能ジョイント部110は、第2の留め具115を含む。第2の留め具115は、第2の関節動作可能ジョイント部110を第2の創外固定器リング又は他の外部支持体(図示せず)に固定するように、用いられることができる。第2の留め具115は、第2の関節動作可能ジョイント部ハウジング112に形成されたチャンネル116内で関節動作することができる。
【0056】
図10は、
図9の創外固定連結ロッド100の調整機構126部分の分解図である。
図11は、第1の位置であるロック位置にある
図10の創外固定連結ロッド100の調整機構126部分の断面図である。
図12は、第2の位置であるロック解除位置にある
図10の創外固定連結ロッド100の調整機構126部分の断面図である。
【0057】
図10〜
図12に示すように、創外固定連結ロッド100は、第1の関節動作可能ジョイント部(図示せず)から軸方向孔開口150にまで延在する外側テレスコ式ハウジング118を含む。外側テレスコ式ハウジング118は、テレスコ式ハウジング調整開口120を含む。内側調整スリーブ122が、創外固定連結ロッド100の両端間の長さを迅速なかたちで調整するのを可能にするように、軸方向孔開口150内でスライド可能に配置される。内側調整スリーブ122は、スリーブ留め具124を含む。スリーブ留め具124は、スリーブ留め具座金152に形成された中央開口部154とテレスコ式ハウジング調整開口120とを通って、内側調整スリーブ122の近位部分に形成されたスリーブ留め具開口156内に挿入される。スリーブ留め具開口156と反対側では、調整スリーブ122の遠位端部が、割出しフランジ131と先端部119とを含み、先端部119は、周方向の嵌め合い返し突起125(複数)を含む。一実施形態によると、割出しフランジ131の周囲は、全体として円形の形状であるが、その周囲の周りに2つの平坦な側部を互いから概ね180度の位置に有する。割出しフランジ131の直径は、内側調整スリーブ122の直径よりも大きくすることができ、一方、先端部119の直径は、割出しフランジ131の直径よりも小さくすることができる。先端部119の遠位端はさらに、内側凹部139を含むことができ、内側凹部139は、内側凹部139を通ってねじ付細長部材128を受け入れるように機能することができる。
【0058】
調整機構126が、内側調整スリーブ122の遠位端部につながれる。調整機構126は、第1の回転部材127と、第2の回転部材134とを含み、この実施形態では、ばね132も含む。当業者であれば、ばね132が、使用者が第1の回転部材127を(この実施形態では)内側調整スリーブ122から遠位へと引っ張ることを可能にするいかなる弾性機構と置き換えられることができるということを認識するであろし、創外固定連結ロッド100が必要なだけ回転され必要な長さとされてしまうと、第1の回転部材127がその元来の位置に戻るということも認識するであろう。弾性機構は、例えば、ばね、リーフスプリング、クリップ、コイルばね、波形ばね、線形特性ばね、非線形特性ばね、二段レートばね、板ばね、円錐ばね又は圧縮ばねとすることができる。ばねは、金属、プラスチック、ポリマー、鉄又は非鉄とすることができる。一実施形態では、第1の回転部材127は、第1の係止カラーとすることができる。第1の回転部材127は、遠位端部での第1の外径と近位端部での第2の外径とを含むことができ、このとき、第1の外径を第2の外径より大きくすることができる。第1の回転部材127はさらに、遠位端部に六角形状陥凹部158を含むことができ、六角形状陥凹部158は、第2の回転部材134とばね132とを受け入れるように機能することができる。図には、六角形状の凹部が描写されているが、本発明は、線形、長円形、正方形、長方形、台形、X字形などを含む多くの形状のいかなるものも含み、又は、本発明は、多角形状として、支柱部全体の長さを直線的に増加又は減少させる様々な角度を備えることができる。多角形形状は、3、4、5、6、7、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、25又はそれ以上の辺を有する形状を含み、それにより、支柱部における非常に粗い動揺の伸延、適度な動揺の伸延、又はきめの細かい動揺の伸延をもたらすことができる。一実施形態では、第2の回転部材134は、六角形状駆動ブッシュとすることができる。第1の回転部材127はさらに、第1の回転部材127の近位端部から延在する内側凹部を含み、このとき、内側凹部の近位部分は、全体として円形の形状であるが、近位部分の周囲の周りに2つの平坦な側部160を互いから概ね180度の位置に有し、内側凹部の近位部分は、割出しフランジ131と嵌まり合うように機能することができる。
【0059】
調整機構126が第1の位置であるロック位置にあるとき、第1の回転部材127の内側凹部の近位端部の平坦な側部160は、割出しフランジ131の平坦な側部と嵌まり合い、それにより、内側調整スリーブ122に対して第1の回転部材127が回転しないようにする。開示されている割出しフランジと内側凹部の近位部分とは、全体として円形の形状であり、2つの平坦な側部を互いから概ね180度の位置に有するものであるが、割出しフランジと第1の回転部材の内側凹部の近位部分とは、互いに嵌まり合うように機能することができるいかなる形状とすることができるということは、理解されるはずである。例えば、両方のものは、三角形、四角形、五角形、六角形などの任意の多角形状で形成されることができる。加えて、両方のものは、周囲部分の周りに1つの平坦な側部を伴った全体として円形の形状として形成されることができる。これらの形状は、15度、20度、30度、45度、60度、90度等といった所定の角度での割り出しで回転機構126を漸進的に回転させるのを実現するのに用いられることができる。これらの調整を行うことによって、支柱部の長さが、漸進的且つ正確に調整を受けることができる。
【0060】
第2の回転部材134は、第1の回転部材127の六角形状陥凹部158に受け入れられ且つ六角形状陥凹部158と嵌まり合うように機能することができる六角形状ヘッド部136を、遠位端部に含むことができる。六角形状ヘッド部136は、第2の回転部材134の近位部分137の直径よりも大きい径を有することができる。他の実施形態によると、六角形状ヘッド部136と第2の回転部材134とは、互いに嵌まり合い且つヘッド部136に対して第2の回転部材134を回転しないようにする限りにおいて、別の多角形形状を有することができる。第2の回転部材134はさらに、近位部分137に、内側凹部135の側壁を含むことができ、この側壁は、調整スリーブ122の嵌め合い返し突起125と嵌まり合うように機能することができる嵌め合い返し突起130を有する。嵌め合い返し突起125,130は、第2の回転部材134に内側調整スリーブ122の周りを回転するのを可能にするが、第2の回転部材134に内側調整スリーブ122に対して軸方向に平行移動するのを可能にしないように機能することができる。第2の回転部材134はさらに、第2の回転部材134の遠位端部から内側凹部135の遠位端部にまで形成されたねじ付開口138を含むことができ、このとき、ねじ付開口138は、ねじ付細長部材128を受け入れ且つねじ付細長部材128と嵌まり合うように機能することができる。
【0061】
ばね132は、圧縮ばねとすることができ、第2の回転部材134の近位部分137の周囲に巻きつけられることができる。他の実施形態では、六角形状ヘッド部136の近位側を内向き延在フランジ151に付勢するために、任意の機械的手段(例えば、波形ばね又は他のデバイス)が利用されることができる。ばね132が平衡状態にあり且つ第2の回転部材134の近位部分137の周囲に巻きつけられている場合、ばね132は、六角形状ヘッド部136の近位側から第2の回転部材134の近位端部まで延在する長さを有することができ、且つ、ばね132は、第1の回転部材127内で、内向き延在フランジ151上に載ることができる。第1の回転部材127は、ばね132によって付勢される弾力付与装置であり、それにより、第1の回転部材127が内側調整スリーブ122に対して遠位へと強制的に平行移動されるまで、調整機構126を第1の位置であるロック位置に保つ。
【0062】
創外固定連結ロッド100は、次のように組み立てられることができる。つまり、その組立では、最初にばね132が、第1の回転部材127内に、遠位端部から六角形状陥凹部158を通って受け入れられ、この受け入れが、伸長した圧縮ばね132の近位端部が、第1の回転部材127の近位端部に近接する内向き延在フランジ151上に載るまで行われる。
【0063】
このこととは別に、ねじ付細長部材128が、内側凹部135と第2の回転部材134のねじ付開口138とを通るように近位端部からねじ込まれ、このねじ込みは、ねじ付細長部材128の近位端部に位置する肩状張出部129が、内側凹部135の遠位端部に当接するまで行われる。ねじ付細長部材128の肩状張出部129の径は、第2の回転部材134のねじ付開口138の直径よりも大きく、それにより、肩状張出部129は、ねじ付開口138を完全には通るようにはねじ込まれることができない。ねじ付細長部材の肩状張出部129が内側凹部135の遠位端部に当接したとき、創外固定連結ロッド100は、完全に伸びた状態となる。第2の関節動作可能ジョイント部(図示せず)が第1の関節動作可能ジョイント部(同じく図示せず)に対して遠位にある場合、創外固定連結ロッド100は、その完全に伸びた状態から、ねじ付細長部材128を反時計回りに回転させることを通じて、短くされることができる。
【0064】
そして、第2の回転部材134とねじ付細長部材128とが、第1の回転部材127の六角形状陥凹部158を通って、第1の回転部材127とばね132との中に受け入れられることができ、この受け入れは、第2の回転部材134の六角形状ヘッド部136の近位端部が、伸長状態にあるばね132の遠位端部上に載るまで、行われる。次に、第1の回転部材127と、ばね132と、第2の回転部材134と、ねじ付細長部材128とが一緒に、調整スリーブ122の先端部119上で同時に動作するように受け入れられることができ、その結果、ねじ付細長部材128の近位部分が、内側調整スリーブ122の軸方向孔123内に受け入れられ、嵌め合い返し突起125,130がかみ合う。嵌め合い返し突起125,130が有する向きによって、第1の回転部材127と、ばね132と、第2の回転部材134と、ねじ付細長部材128とは、組み立て中に内側調整スリーブ122上に受け入れられることができるが、調整スリーブ122から外れることができなくなる。前述したように、嵌め合い返し突起125,130はまた、第2の回転部材134が内側調整スリーブ122の周りで回転できるようにもする。
【0065】
操作の際、創外固定連結ロッド100の長さは、2段のプロセスで調整を受けることができ、第1段のプロセスは、創外固定連結ロッド100が創外固定リング(図示せず)に接続される前の迅速な調整を通じたものであり、第2段のプロセスは、創外固定連結ロッド100が創外固定リング(図示せず)に接続された後の漸進的な調整によるものである。迅速な調整を行うためには、スリーブ留め具124が緩められ、内側調整スリーブ122に、外側テレスコ式ハウジング118内でスライドして平行移動するのを可能にさせる。迅速な調整を通じて創外固定連結ロッド100が所望の長さに概ね設定された後、スリーブ留め具124が締め付けられ、それにより、内側調整スリーブ122に外側テレスコ式ハウジング118内でさらなる平行移動をさせないようにする。迅速な調整の後、創外固定連結ロッド100が、第1の関節動作可能ジョイント部102において第1の創外固定器リング(図示せず)に接続され、第2の関節動作可能ジョイント部110において第2の創外固定器リング(図示せず)に接続される。その後、創外固定連結ロッド100の長さが、調整機構126を用いた漸進的な調整を通じて、調節されることができる。
【0066】
漸進的な調整は、調整機構126内で実行されるが、調整機構126を
図11の第1の位置であるロック位置から
図12の第2の位置であるロック解除位置に移動させることによって、実行される。第1の回転部材127は、調整機構126を
図11の第1の位置であるロック位置に保つように、ばね132を介して付勢された弾力付与装置である。しかしながら、第1の回転部材127が、長手方向軸に沿って第2の関節動作可能ジョイント部110に向かって遠位に強制的に平行移動させられ、その後に(創外固定連結ロッド100を長くするための)時計回り又は(創外固定連結ロッド100を短くするための)反時計回りに回転されたとき、調整機構126は、第2の位置であるロック解除位置に移動させられる。第1の回転部材127が遠位に平行移動させられると、圧縮ばね132が、第1の回転部材127の内向き延在フランジ151と第2の回転部材134の六角形状ヘッド部136の近位端部との間で、圧縮される。ばね132が圧縮されると、第1の回転部材127の内側凹部の近位端部の平坦な側部160は、割出しフランジ131の平坦な側部に対して遠位に平行移動され、割出しフランジ131の平坦な側部と係合しなくなる。第1の回転部材127が、内側調整スリーブ122に対してわずかに回転されると、第1の回転部材127の内側凹部の近位端部の平坦な側部160は、割出しフランジ131の湾曲した側部上に載り、それにより、第1の回転部材127を第2の位置であるロック解除位置に移動させることになる。
【0067】
第1の回転部材127が第2の位置であるロック解除位置にあるとき、第1の回転部材127と、ばね132と、第2の回転部材134とは、内側調整スリーブ122の先端部119及びねじ付細長棒状体128の周りを、時計回り又は反時計回りに180度回転するように動作可能である。ねじ付細長棒状体128は、第2の創外固定器リングに固定されているため、回転できないようにされており、内側調整スリーブ122は、第1の創外固定器リングに固定された外側テレスコ式ハウジング118内に受け入れられているため、回転できないようにされている。それ故、第1の回転部材127とばね132と第2の回転部材134とを、内側調整スリーブ122の先端部119及びねじ付細長棒状体128の周りで時計回りに回転させることによって、ねじ付細長棒状体128が、内側調整スリーブ122の軸方向孔123から外へと平行移動させられ、それにより、創外固定連結ロッド100を長くする。第1の回転部材127とばね132と第2の回転部材134とを、内側調整スリーブ122の先端部119及びねじ付細長棒状体128の周りで反時計回りに回転させることによって、ねじ付細長棒状体128が、内側調整スリーブ122の軸方向孔123の中へと平行移動させられ、それにより、創外固定連結ロッド100を短くする。
【0068】
第1の回転部材127が例えば180度だけ時計回り又は反時計回りに回転された後では、第1の回転部材127の内側凹部の近位端部の平坦な側部160が、割出しフランジ131の平坦な側部と再び位置が合い、そして、ばね132のばね付勢によって、第1の回転部材127は、第1の位置であるロック位置に戻るように、例えば「カチッ」という耳に聞こえる音を伴って、近位へと平行移動される。
図9〜
図12に描写される漸進的な調整機構126は、半回転つまり180度毎に第1の位置であるロック位置へと一定間隔の繰り返し動作をし且つ戻るが、第1の回転部材127の内側凹部の近位端部及び割出しフランジ131の異なる形状が、用いられることができ、15度、30度、45度、60度、90度、120度などの種々の間隔でのロックを可能にするように、用いられることができるということは、理解されるはずである。割出しフランジの形状は、例えば、線形、長円形、正方形、長方形、台形、X字形などである形状を用いて、時計回り又は反時計回りに1回あたり180度の間隔をもたらすよう選択されることもでき、多角形状として、支柱部全体の長さを直線的に増加又は減少させる様々な角度を備えることもできる。多角形形状は、3、4、5、6、7、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、25又はそれ以上の辺を有する形状を含み、それにより、支柱部における非常に粗い動揺の伸延、適度な動揺の伸延、又はきめの細かい動揺の伸延をもたらすことができる。特定の実施形態では、支柱部の両端部が、調整機構126(描写せず)を含むこともでき、調整機構126が、支柱部(同じく描写せず)の内部にあることもにできる。
【0069】
図13は、
図9〜
図12の創外固定連結ロッド100の調整スケール部の斜視図である。調整スケール部は、ひと続きの指標141と、迅速調整マーク140と、調整範囲中間点マーク142と、漸進的調整マーク144とを含む。ひと続きの指標141は、ひと続きの数字及び/又は目盛りを含むことができ、ひと続きの数字及び/又は目盛りは、テレスコ式ハウジング調整開口120を通して目に見える内側調整スリーブ122の表面に印刷されることができる。ひと続きの指標は、迅速調整及び漸進的調整をする間、創外固定連結ロッド100の相対的な長さを示すように機能することができる。迅速調整マーク140は、外側テレスコ式ハウジング118上に位置付けられることができ、ひと続きの指標141の第1の側部に近接することができる。迅速調整マーク140は、迅速調整中におけるそこまでいくと深刻な段階となる創外固定連結ロッド100の伸長量を示す。漸進的調整マーク144は、内側調整スリーブ122の軸方向孔123内に受け入れられるねじ付細長部材128の肩状張出部129の近位端部に位置付けられることができ、ひと続きの指標141の第2の側部に近接することができる。漸進的調整マーク144は、ねじ付細長棒状体128の漸進的な伸長におけるまだ利用可能な量を示す。調整範囲中間点マーク142は、内側調整スリーブ122上に位置付けられることができ、完全伸長の2分の1でのプリセット位置を示し、それにより、創外固定連結ロッド100は、最初に、伸長又は収縮の程度を同程度にできる。
【0070】
指標141は、創外固定連結ロッド100の長さを、ある所定の特定の長さからの距離ではなく、相対値として示す。指標141は、必ずしも、従来の測定系に基づく必要も、創外固定連結ロッド100の有効長を示す必要もまったくない。例えば、指標141は、ロッドの総延長の割合を示してもよく、長期間にわたって平行な状態での移動が行われる場合のための日々の増分を示してもよい。ニュートラルな位置を参照することは、予め設定された「ニュートラル」位置にベースとなる部材をセットするのに役立ち得る。
【0071】
有利であることに、
図9〜
図13に描写する複数の創外固定連結ロッド100が、第1の創外固定器リングと第2の創外固定器リングとの間に接続される場合、各調整機構126は、その第2の位置であるロック解除位置にまで強制的に平行移動され且つ回転されるまで、その第1の位置であるロック位置に留まる。この構成は、偶発的な接触によって、創外固定連結ロッド100が偶発的に伸びたり縮んだりすること、又は、取り付け後に創外固定器リングと創外固定ロッド100とが通常の使用中にねじれた場合に、創外固定連結ロッド100が偶発的に伸びたり縮んだりすることを防ぐ。
【0072】
さらに、医師が、各創外固定連結ロッド100を調整するための処方を患者に与えることができ、そのとき、患者は、自分自身で各創外固定連結ロッド100を調整することができる。例えば、決まった日に、処方は、第1の創外固定連結ロッド100を2クリック音するだけ長くすること、第2及び第3の創外固定連結ロッド100を1クリック音するだけ長くすること、第4の創外固定連結ロッド100だけそのままとすること、第5及び第6の創外固定連結ロッド100を1クリック音するだけ短くすることを指示し得る。その場合、患者は、調整のため毎に医師を訪れる必要なしに、自宅で、処方に基づいた正確さを伴って各創外固定連結ロッド100を素早く簡単に調整することができる。
【0073】
本開示はまた、骨部位を動かないように固定するために、第1及び第2の固定器リングの向きを維持するための実施形態も含む。例示的な一実施形態は、軸方向孔が通るように形成されるテレスコ式ハウジングと、軸方向孔、調整スリーブ及びテレスコ式ハウジング内にスライド可能に配置される調整スリーブと、調整スリーブに螺合可能につながれる雄ねじ付細長部材とを備える連結ロッドを設けることを、含む。第1のジョイント部がテレスコ式ハウジングの端部につながれ、第1の回転部材が第1のジョイント部に受け入れられる。さらに、第1の回転部材は第1の連結機構を備え、第1の連結機構は、第1の回転部材を第1の固定器リングに取り外し可能につなき、且つ、第1の回転部材の回転移動を実質的に制限するように機能する。第2のジョイント部がテレスコ式ハウジングの端部につながれ、第2の回転部材が第2のジョイント部に受け入れられる。さらに、第2の回転部材は第2の連結機構を備え、第2の連結機構は、第2の回転部材を第2の固定器リングに取り外し可能につなぎ、且つ、第2の回転部材の回転移動を実質的に制限するように機能する。開示する実施形態はさらに、テレスコ式ハウジングに対して調整スリーブの長手方向の位置を調整することと、スリーブ留め具を用いて調整スリーブをテレスコ式ハウジングに解除可能に結合することとを含む。開示する実施形態はさらに、第1の回転部材を第1の固定器リングに取り外し可能につなぎ且つ第1の回転部材の回転移動を実質的に制限するように、第1の連結機構を用いることと、第2の回転部材を第2の固定器リングに取り外し可能につなぎ且つ第2の回転部材の回転移動を実質的に制限するように、第2の連結機構を用いることとを含む。
【0074】
本開示の方法は、例えばヒト又はヒト以外の脊椎動物とする被術者と共に実施することができる。(被術者の)固定すべき1つ以上の骨が、選択されることできる。長骨(複数可)、及び/又は解剖学的関節を介してつながっている少なくとも一対の骨のような任意の好適な骨(複数可)が、選択され得る。骨の例として、脚の骨(大腿骨、脛骨及び腓骨)、腕の骨(上腕骨、橈骨及び尺骨)、足の骨(踵骨、距骨、中足骨及び指骨)、手首/手の骨(手根骨、中手骨及び指骨)などがある。例示的な実施形態では、少なくとも1つの長骨を含む1つ以上の骨が、選択されることができる。
【0075】
創外固定器は、選択された骨(複数可)に沿って、且つ、選択された骨(複数可)の周りで少なくとも部分的に、組み立てられることができる。創外固定器は、複数のリングを含むことができ、これら複数のリングは、リングに固定された多数の連結ロッドによって互いに対して所定の位置に固定される。
【0076】
創外固定器は、選択された骨(複数可)に接続されることができる。接続は、創外固定器の組み立て前、組み立て中、及び/又は組み立て後のような任意の好適な時期に実施されることができる。例えば、創外固定器が、組み立てられてから骨に接続されることもでき、個別の創外固定器部材又は創外固定器の部分組立品が、創外固定器が完全に組み付けられる前に、骨に接続されることもできる。創外固定器の骨への接続は、ワイヤー、ピン、ねじ及び/又は棒状体などのような接続具を、皮膚を通り、そして、選択した骨の中に、選択した骨を通って、且つ/又は選択した骨の周りに、配置することを含むことができる。
【0077】
創外固定器は、1つ以上の選択された骨に接続されながらも、再構成を受けることができる。再構成には、特には連結ロッドである1つ以上の創外固定器構成部品の長さ、角度、位置及び/又は接続箇所を調整することを含むことができる。実施形態によっては、再構成は、創外固定器の1つ以上(又はすべて)の連結ロッドを長くする及び/又は短くすることを含むことができる。実施形態によっては、再構成は、異なる連結ロッド(複数可)と共に1つ以上の連結ロッドを取り替えることを含むことができる。異なる連結ロッドは、異なるサイズ、異なる枢動性、異なる調整性、異なる形状などのものとすることができる。
【0078】
創外固定器は、再構成を容易にするようにブレースによる補強を受けることができる。創外固定器をブレースにより補強することによって、創外固定器は、補剛され且つ/又は安定にされることができ、それにより、再編成は、再構成中に創外固定器が弱くなり部分的に変えられるときに、創外固定器の構造への望ましくない変化をほとんど生まない。ブレースによる補強は、創外固定器における一対の連結ロッドによって、実施されることができる。実施例によっては、ブレースは、創外固定器の部材上にクリップ留めされた後に、創外固定器の部材に完全に固定されるように構成されることができる。例えば、ブレースは、1つ以上の創外固定器係合要素を含むことができ、1つ以上の係合要素は、対応する1つ以上の創外固定器の部材に、反対となるかたちで係合するように、偏らされる。いずれの場合も、係合要素は、使用者用制御部を操作することによって、手を直接用いることによって、又は道具を用いて、創外固定器の部材上で所定の位置に固定されることができる。さらに、係合要素の相対的な間隔及び角度の割り付けは、使用者用制御部を操作することによって、つまり、係合要素をフレーム部材に固定するためのものと同じ使用者用制御部(複数可)又は別個の使用者用制御部のいずれかを操作することによって、固定されることができる。
【0079】
実施例によっては、ブレースは、1つ以上の可動ジョイント部を含むことができ、そして、ブレースは、1つ以上の可動ジョイント部を用いて創外固定器部材と係合して、可動な構成で設置されることができる。そのとき、可動ジョイント部は、ロックされた(固定された)構成に調整を受けることができる。その代わりに又はそれに加えて、ブレースは、複数の可動ジョイント部を含むことができ、可動ジョイント部のうちの1つ以上が、ブレースをフレームに配置する前又は配置する間に、ロックされることができ、可動ジョイント部のうちの他の1つ以上が、ブレースを創外固定器上に配置した後に、ロックされるできる。
【0080】
ブレースは、フレーム再構成の後に取り外されることができる。そのため、ブレースは、骨を固定するフレーム(及び連結ロッド)と共に取り付けられ、再構成を受け且つなおも骨を固定するフレームと共に取り外されることができる。これ故、ブレースは、創外固定器が骨を固定している時間のうちのほんのわずかな時間のみ創外固定器上に存在し得る。
【0081】
本明細書で説明するいずれの実施形態も、本開示のいかなる方法にもキットにも被験者にも構成要素にも関して実施されることができ、逆の場合も同様に可能であると、意図されている。さらに、本開示の構成要素は、本開示の方法を実現するために用いられることができる。
【0082】
当然のことながら、本明細書に記載する特定の実施形態は、例示として示されており、本開示を制限するものとして示されているのではない。本開示の主要な特徴は、本開示の範囲から逸脱することなく、様々な実施形態において用いられることができる。当業者であれば、たかだか日常的な実験を用いるだけで、本明細書に記載する特定の手法に対する多く均等物を認識する又は把握できることになろう。そのような均等物は、本開示の範囲内にあるとみなされ、特許請求の範囲によってカバーされる。
【0083】
本明細書で言及するすべての刊行物及び特許出願は、本開示が属する技術分野の当業者の技術レベルを示すものである。あらゆる刊行物及び特許出願は、それぞれ個々の刊行物又は特許出願が参照により援用するように具体的且つ個別に明示される場合と同程度にまで、参照により本明細書に援用される。
【0084】
特許請求の範囲及び/又は明細書で用語「comprising(備える、含む)と組み合わせて使用される場合の単語「a(1つの)」又は「an(1つの)」は、「1つ」を意味する場合はあるが、「1つ以上」、「少なくとも1つ」及び「1つ又は2つ以上」という意味とも合致する。特許請求の範囲における用語「又は」の使用は、選択肢だけを引用するように明示して示されない場合にも選択肢が相互を排他するものでない場合にも限り、「及び/又は」を意味するように用いられ、しかしながら、本開示は、選択肢だけと「及び/又は」とをお引用する定義をサポートしている。本出願を通じて、用語「約」は、値が、その値を決定するために採用される装置、方法に対する誤差の固有の変動も、研究対象の間に存在する変動も含むことを示すために、使用される。
【0085】
本明細書及び特許請求の範囲で使用されるように、単語「comprising(備える、含む)」(並びに「comprise」及び「comprises」などのcomprisingのいかなる形態も)、単語「having(有する)」(並びに「have」及び「has」などのhavingのいかなる形態も)、単語「including(含む)」(並びに「includes」及び「include」などincludingのいかなる形態も)、単語「containing(含む、含有する)」(並びに「contains」及び「contain」などcontainingのいかなる形態も)は、包括的なものである又は制約がないものであり、追加の要素も、列挙されていない要素も、追加の方法の工程も、列挙されていない方法の工程も排除するものではない。
【0086】
本明細書で使用されるような用語「それらの組み合わせ」は、その用語の後に列挙された項目の全ての並び替えたもの及び組み合わせたものを指す。例えば、「A、B、C、又はそれらの組み合わせ」は、A、B、C、AB、AC、BC、又はABCのうちの少なくとも1つを含むことを意図し、そして、特定の文脈において順序が重要な場合には、BA、CA、CB、CBA、BCA、ACB、BAC、又はCABも含めて、それらの少なくとも1つを含むことを意図している。この例を続けると、BB、AAA、MB、BBC、AAABCCCC、CBBAAA、CABABBなどのような1つ以上の項目又は用語の反復を含む組み合わせが、明らかに含まれる。当業者であれば、文脈から明らかでない限り、通常は、任意の組み合わせにおいて項目の数にも用語の数に制限がないということを理解するであろう。
【0087】
本明細書に開示され、特許請求の範囲で主張されるすべての構成要素及び/又は方法は、本開示を踏まえると過度の実験をすることなく作製され実行されることができる。本開示の構成要素及び方法を好ましい実施形態の観点から説明してきたが、本開示の概念、精神及び範囲から逸脱することなく、本明細書に記載する構成要素及び/又は方法に、並びに方法における工程又は順序立った一連のステップに、変形が加えられることができることは、当業者には明らかであろう。当業者に明らかなこのような類似した置き換え及び改変はすべて、添付の特許請求の範囲によって定義されるような本開示の精神、範囲及び概念内にあると見なされる。