特許第6231808号(P6231808)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6231808
(24)【登録日】2017年10月27日
(45)【発行日】2017年11月15日
(54)【発明の名称】ホース巻き取り装置
(51)【国際特許分類】
   B65H 75/38 20060101AFI20171106BHJP
【FI】
   B65H75/38 M
【請求項の数】6
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2013-164644(P2013-164644)
(22)【出願日】2013年8月8日
(65)【公開番号】特開2015-34070(P2015-34070A)
(43)【公開日】2015年2月19日
【審査請求日】2016年8月5日
(73)【特許権者】
【識別番号】000192073
【氏名又は名称】株式会社モリタホールディングス
(74)【代理人】
【識別番号】100098545
【弁理士】
【氏名又は名称】阿部 伸一
(74)【代理人】
【識別番号】100087745
【弁理士】
【氏名又は名称】清水 善廣
(74)【代理人】
【識別番号】100106611
【弁理士】
【氏名又は名称】辻田 幸史
(74)【代理人】
【識別番号】100111006
【弁理士】
【氏名又は名称】藤江 和典
(74)【代理人】
【識別番号】100116241
【弁理士】
【氏名又は名称】金子 一郎
(72)【発明者】
【氏名】横山 哲也
(72)【発明者】
【氏名】小林 修
(72)【発明者】
【氏名】高田 典尚
(72)【発明者】
【氏名】照沼 秀志
【審査官】 冨江 耕太郎
(56)【参考文献】
【文献】 実開昭63−168059(JP,U)
【文献】 特開平6−72640(JP,A)
【文献】 実開昭60−114163(JP,U)
【文献】 実開平6−56067(JP,U)
【文献】 実公昭36−7258(JP,Y1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B65H75/34−75/50
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
巻芯部にホースを巻き取るリールドラムと、前記リールドラムへの前記ホースの巻き取り時と前記リールドラムからの前記ホースの繰り出し時に前記ホースを案内するホースガイド機構とを備え、
前記ホースガイド機構が、第1の回転体と第2の回転体とを有し、
前記第1の回転体と前記第2の回転体とで前記ホースを挟み込むことで前記ホースを案内するホース巻き取り装置であって、
前記ホースガイド機構が、
前記第1の回転体の両側を保持する第1のホースガイド枠と、
前記第2の回転体の両側を保持する第2のホースガイド枠と、
前記第1のホースガイド枠に対して前記第2のホースガイド枠を開閉動作させる蝶番ピンと、
前記第1のホースガイド枠の外面に一端を、前記第2のホースガイド枠の外面に他端を接続して、前記第2のホースガイド枠を閉方向に付勢する付勢手段と
を備えたことを特徴とするホース巻き取り装置。
【請求項2】
前記リールドラムへの前記ホースの巻き取り時に、前記第1の回転体の回転に抵抗を与える抵抗付加手段と、
前記リールドラムからの前記ホースの繰り出し時に、前記抵抗付加手段から前記第1の回転体への抵抗を切り離すワンウェイクラッチと
を備えたことを特徴とする請求項1に記載のホース巻き取り装置。
【請求項3】
前記第2の回転体の回転数を検出するホース距離計測手段を備えたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のホース巻き取り装置。
【請求項4】
前記ホースガイド機構に、前記ホースに水を噴射するホース洗浄ノズルを備えたことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載のホース巻き取り装置。
【請求項5】
前記ホース洗浄ノズルを、前記第1のホースガイド枠に設けたことを特徴とする請求項4に記載のホース巻き取り装置。
【請求項6】
前記巻芯部を回転させる油圧モータと、
前記巻芯部の回転とともに回転するガイドシャフトと、
前記ガイドシャフトの回転によって前記ガイドシャフトの軸方向に往復移動するガイドピンホルダーと
を備え、
前記ガイドピンホルダーを前記ホースガイド機構に設けたことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載のホース巻き取り装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、例えば高圧洗浄車に備えられるホース巻き取り装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来よりホースガイド機構を備えたホース巻き取り装置が提案されている(特許文献1、特許文献2)。
特許文献1では、ガイドの駆動部をフレームと蓋とで覆うことにより、駆動部の各部材を露出させないで済むようにして、衣服や人体の一部を巻き込む等の不具合を未然に防止できるようにしたホース巻き取り装置を提案している。
特許文献2では、線条部材を巻取りドラムに整列状態に巻き取ることができるものにおいて、部品点数を少なくできると共に、構造も簡素化でき、ひいてはコストも低減できるホース巻き取り装置を提案している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2005−35771号公報
【特許文献2】特開2005−67859号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、高圧洗浄車に備えられるホース表面は、汚れやすく、ホース巻き取り装置にホースを巻き取る際に、ホースガイド機構に塵や汚物が付着しやすい。
特許文献1や特許文献2は、ホースガイド機構がシンプルであるために、洗浄が容易であるが、ホースが長くなり、又は径の大きなホースを巻き取るホース巻き取り装置では、ホースガイド機構への塵や汚物の付着に対する洗浄は容易でない。
【0005】
本発明は、清掃を容易に行うことができる高圧洗浄車に備えられるホース巻き取り装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
請求項1記載の本発明のホース巻き取り装置は、巻芯部にホースを巻き取るリールドラムと、前記リールドラムへの前記ホースの巻き取り時と前記リールドラムからの前記ホースの繰り出し時に前記ホースを案内するホースガイド機構とを備え、前記ホースガイド機構が、第1の回転体と第2の回転体とを有し、前記第1の回転体と前記第2の回転体とで前記ホースを挟み込むことで前記ホースを案内するホース巻き取り装置であって、前記ホースガイド機構が、前記第1の回転体の両側を保持する第1のホースガイド枠と、前記第2の回転体の両側を保持する第2のホースガイド枠と、前記第1のホースガイド枠に対して前記第2のホースガイド枠を開閉動作させる蝶番ピンと、前記第1のホースガイド枠の外面に一端を、前記第2のホースガイド枠の外面に他端を接続して、前記第2のホースガイド枠を閉方向に付勢する付勢手段とを備えたことを特徴とする。
請求項2記載の本発明は、請求項1に記載のホース巻き取り装置において、前記リールドラムへの前記ホースの巻き取り時に、前記第1の回転体の回転に抵抗を与える抵抗付加手段と、前記リールドラムからの前記ホースの繰り出し時に、前記抵抗付加手段から前記第1の回転体への抵抗を切り離すワンウェイクラッチとを備えたことを特徴とする。
請求項3記載の本発明は、請求項1又は請求項2に記載のホース巻き取り装置において、前記第2の回転体の回転数を検出するホース距離計測手段を備えたことを特徴とする。
請求項4記載の本発明は、請求項1から請求項3のいずれかに記載のホース巻き取り装置において、前記ホースガイド機構に、前記ホースに水を噴射するホース洗浄ノズルを備えたことを特徴とする。
請求項5記載の本発明は、請求項4に記載のホース巻き取り装置において、前記ホース洗浄ノズルを、前記第1のホースガイド枠に設けたことを特徴とする。
請求項6記載の本発明は、請求項1から請求項5のいずれかに記載のホース巻き取り装置において、前記巻芯部を回転させる油圧モータと、前記巻芯部の回転とともに回転するガイドシャフトと、前記ガイドシャフトの回転によって前記ガイドシャフトの軸方向に往復移動するガイドピンホルダーとを備え、前記ガイドピンホルダーを前記ホースガイド機構に設けたことを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明のホース巻き取り装置によれば、付勢手段によって第2の回転体を第1の回転体に近接する方向に付勢するため、ホースを確実に挟み込むことができ、第1のホースガイド枠に対して第2のホースガイド枠を開動作させることができるため、第1の回転体と第2の回転体の清掃を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1】本発明の一実施例によるホース巻き取り装置の構成図
図2】本実施例によるホース巻き取り装置のホースガイド機構を示す構成図
図3図2(c)において第1のホースガイド枠に対して第2のホースガイド枠を開動作させた状態を示す構成図
【発明を実施するための形態】
【0009】
本発明の第1の実施の形態によるホース巻き取り装置は、ホースガイド機構が、第1の回転体の両側を保持する第1のホースガイド枠と、第2の回転体の両側を保持する第2のホースガイド枠と、第1のホースガイド枠に対して第2のホースガイド枠を開閉動作させる蝶番ピンと、第1のホースガイド枠の外面に一端を、第2のホースガイド枠の外面に他端を接続して、第2のホースガイド枠を閉方向に付勢する付勢手段とを備えたものである。本実施の形態によれば、付勢手段によって第2の回転体を第1の回転体に近接する方向に付勢するため、ホースを確実に挟み込むことができる。また、本実施の形態によれば、第1のホースガイド枠に対して第2のホースガイド枠を開動作させることができるため、第1の回転体と第2の回転体の清掃を容易に行うことができる。
【0010】
本発明の第2の実施の形態は、第1の実施の形態によるホース巻き取り装置において、リールドラムへのホースの巻き取り時に、第1の回転体の回転に抵抗を与える抵抗付加手段と、リールドラムからのホースの繰り出し時に、抵抗付加手段から第1の回転体への抵抗を切り離すワンウェイクラッチとを備えたものである。本実施の形態によれば、リールドラムへのホースの巻き取り時に、ホースガイド機構とリールドラムとの間でホースがたるむことを防止でき、スムーズな巻き取りを行うことができる。また、本実施の形態によれば、リールドラムからのホースの繰り出し時に、ホースに抵抗を与えることなく、迅速な繰り出しを行うことができる。
【0011】
本発明の第3の実施の形態は、第1又は第2の実施の形態によるホース巻き取り装置において、第2の回転体の回転数を検出するホース距離計測手段を備えたものである。本実施の形態によれば、ホースガイド機構を利用してホース距離計測手段を備えることができ、また精度の高い計測を行うことができる。
【0012】
本発明の第4の実施の形態は、第1から第3のいずれかの実施の形態によるホース巻き取り装置において、ホースガイド機構に、ホースに水を噴射するホース洗浄ノズルを備えたものである。本実施の形態によれば、巻き取り時にホースの洗浄を行うことができる。
【0013】
本発明の第5の実施の形態は、第4の実施の形態によるホース巻き取り装置であって、ホース洗浄ノズルを、第1のホースガイド枠に設けたものである。本実施の形態によれば、固定側である第1のホースガイド枠に設けることで、付勢手段による付勢力に影響を与えることがない。
【0014】
本発明の第6の実施の形態は、第1から第5のいずれかの実施の形態によるホース巻き取り装置であって、巻芯部を回転させる油圧モータと、巻芯部の回転とともに回転するガイドシャフトと、ガイドシャフトの回転によってガイドシャフトの軸方向に往復移動するガイドピンホルダーとを備え、ガイドピンホルダーをホースガイド機構に設けたものである。本実施の形態によれば、ホース整列機構を備えたホースガイド機構においても適用できる。
【実施例】
【0015】
以下本発明の一実施例によるホース巻き取り装置について説明する。
図1は本実施例によるホース巻き取り装置の構成図であり、同図(a)は正面図、同図(b)は左側面図、同図(c)は右側面図、同図(d)は上面図である。
【0016】
本実施例によるホース巻き取り装置は、巻芯部11にホースを巻き取るリールドラム10と、リールドラム10へのホースの巻き取り時とリールドラム10からのホースの繰り出し時にホースを案内するホースガイド機構20とを備えている。
リールドラム10は、リールドラムシャフト12を備え、巻芯部11はリールドラムシャフト12とともに回転可能に設けている。
巻芯部11の一方の側部におけるリールドラムシャフト12には、リールドラム側第1スプロケット13aを設けている。
巻芯部11の他方の側部におけるリールドラムシャフト12には、リールドラム側第2スプロケット13bを設けている。
【0017】
リールドラム側第1スプロケット13aは、ドラム回転用チェーン14aによって回転する。ドラム回転用チェーン14aは、油圧モータ側スプロケット14bによって駆動する。油圧モータ側スプロケット14bは油圧モータ14cによって回転する。従って、リールドラムシャフト12は、油圧モータ14cによって回転する。
【0018】
リールドラム側第2スプロケット13bの回転は、ホースガイド機構移動用チェーン15aによってホースガイド機構用スプロケット15bに伝えられる。
ホースガイド機構用スプロケット15bは、ガイドシャフト15cに設けている。ガイドシャフト15cは、ホースガイド機構用スプロケット15bとともに回転する。従って、ガイドシャフト15cは、リールドラムシャフト12によって回転する。
ガイドシャフト15cには、ガイドピンホルダー15dを設けている。ガイドピンホルダー15dは、ガイドシャフト15cの回転によってガイドシャフト15cの軸方向に往復移動する。
【0019】
ガイドピンホルダー15dは、ホースガイド機構20に設けている。従って、ホースガイド機構20は、ガイドピンホルダー15dとともに、ガイドシャフト15cの回転によってガイドシャフト15cの軸方向に往復移動する。
ガイドシャフト15cの両端は、ガイドシャフトブラケット15eで支持されている。
【0020】
リールドラム10は、ホースリール台30によって支持されている。ホースリール台30は、ホースリール台旋回ベアリング31を介してホースリール旋回台32に設けている。ホースリール台30は、ホースリール旋回台32に対して180度の範囲で旋回できる。
ホースリール台30にはホース押さえ機構33を有し、ホース押さえ機構33は、ホースリール台30からアーム34を介して巻芯部11の外周部に位置する。
【0021】
図2は本実施例によるホース巻き取り装置のホースガイド機構を示す構成図であり、同図(a)は正面図、同図(b)は左側面図、同図(c)は右側面図、同図(d)は同図(a)のA−A線矢視図、同図(e)は同図(b)のB−B線矢視図、同図(f)は同図(b)のC−C線矢視図である。
【0022】
ホースガイド機構20は、第1の回転体(ガイドローラ)21と第2の回転体(ローレットローラ)22とを有している。
第1の回転体21の両側は、第1のホースガイド枠(内側ホースガイド枠)23によって保持される。第2の回転体22の両側は、第2のホースガイド枠(外側ホースガイド枠)24によって保持される。
蝶番ピン25は、第1のホースガイド枠23に対して第2のホースガイド枠24を開閉動作させる。
図2(f)に示すように、ガイドピンホルダー15d内にはガイドピン15fを備えている。ガイドピン15fはガイドシャフト15cの螺旋溝15gにはめ込まれている。従って、ガイドシャフト15cの回転によってガイドピン15fは螺旋溝15gに沿って移動し、ガイドピンホルダー15dはガイドピン15fとともにガイドピンホルダー15dを摺動する。なお、ガイドピンホルダー15dは、ガイドシャフト15cの一端まで移動すると、ガイドピン15fの傾き方向が変わり、ガイドシャフト15cの他端に向けて移動する。このように、ガイドピンホルダー15dは、ガイドシャフト15cを往復動作する。
付勢手段40a、40bは、第1のホースガイド枠23の外面に一端41を、第2のホースガイド枠24の外面に他端42を接続して、第1のホースガイド枠23に対して第2のホースガイド枠24を、ホースXを挟む方向に付勢する。
付勢手段40a、40bは、例えば、コイルバネ43とアイボルト44と蝶ナット45とから構成され、アイボルト44のリング側にコイルバネ43を、アイボルト44のボルト側に蝶ナット45を設け、蝶ナット45によってコイルバネ43の付勢力を調整する。
【0023】
第1の回転体21と第2の回転体22とでホースXを挟み込むことでホースXを案内する。
蝶番ピン25は、第1の回転体21及び第2の回転体22がホースXを挟み込む位置Yよりもリールドラム10側に配置している。また、付勢手段40a、40bは、蝶番ピン25よりも第1の回転体21及び第2の回転体22がホースXを挟み込む位置Y側に配置している。
【0024】
本実施例によれば、付勢手段40a、40bによって第2の回転体22を第1の回転体21に近接する方向に付勢するため、ホースXを確実に挟み込むことができる。
図3は、図2(c)において第1のホースガイド枠に対して第2のホースガイド枠を開動作させた状態を示している。
本実施例によれば、第1のホースガイド枠23に対して第2のホースガイド枠24を開動作させることができるため、第1の回転体21と第2の回転体22の清掃を容易に行うことができる。なお、第1の回転体21と第2の回転体22の清掃を行う場合には、付勢手段40a、40bの一端41又は他端42を、第1のホースガイド枠23又は第2のホースガイド枠24から取り外して行うことが好ましい。図3では、ホースガイド機構20から付勢手段40a、40bを取り外した状態を示している。
付勢手段40a、40bの取り外しは、蝶ナット45をアイボルト44から取り外すことで行うことができる。
【0025】
第1の回転体21のガイドローラーピン21aには、ワンウェイクラッチ51を介して抵抗付加手段50を設けている。抵抗付加手段50は、第1のホースガイド枠23の外面に配置している。
抵抗付加手段50は、リールドラム10へのホースXの巻き取り時に、第1の回転体21の回転に抵抗を与える。ワンウェイクラッチ51は、リールドラム10からのホースXの繰り出し時に、抵抗付加手段50から第1の回転体21への抵抗を切り離す。
【0026】
本実施例によれば、リールドラム10へのホースXの巻き取り時に、ホースガイド機構20とリールドラム10との間でホースXがたるむことを防止でき、スムーズな巻き取りを行うことができる。
また、本実施例によれば、リールドラム10からのホースXの繰り出し時に、ホースXに抵抗を与えることなく、迅速な繰り出しを行うことができる。
【0027】
本実施例によるホースガイド機構20は、ホース距離計測手段60を備えている。ホース距離計測手段60は、例えば、第2の回転体22とともに回転する回転検出板61と、この回転検出板61の回転を検出する近接スイッチ62とから構成され、第2の回転体22の回転数を検出することで、ホース距離を計測する。
回転検出板61と近接スイッチ62とは、第2のホースガイド枠24の外面に配置している。
本実施例によれば、ホースガイド機構20を利用してホース距離計測手段60を備えることができ、また精度の高い計測を行うことができる。
【0028】
本実施例によるホースガイド機構20は、ホースXに水を噴射するホース洗浄ノズル70を備えている。
ホース洗浄ノズル70は、第1のホースガイド枠23に設けている。ホース洗浄ノズル70による水の噴射位置は、第1の回転体21及び第2の回転体22がホースXを挟み込む位置Yが好ましく、ホースXの巻き取り時に洗浄のための噴射動作を行う。
本実施例によれば、固定側である第1のホースガイド枠23にホース洗浄ノズル70を設けることで、付勢手段40a、40bによる付勢力に影響を与えることなく、巻き取り時にホースXの洗浄を行うことができる。
【0029】
本実施例によれば、巻芯部11を回転させる油圧モータ14cと、巻芯部11の回転とともに回転するガイドシャフト15cと、ガイドシャフト15cの回転によってガイドシャフト15cの軸方向に往復移動するガイドピンホルダー15dとを備え、ガイドピンホルダー15dをホースガイド機構20に設けることで、ホース整列機構を備えたホースガイド機構20においても適用できる。
【産業上の利用可能性】
【0030】
本発明は、高圧洗浄車等に装備するホース巻き取り装置に適している。
【符号の説明】
【0031】
10 リールドラム
11 巻芯部
12 リールドラムシャフト
14c 油圧モータ
15c ガイドシャフト
15d ガイドピンホルダー
20 ホースガイド機構
21 第1の回転体
22 第2の回転体
23 第1のホースガイド枠
24 第2のホースガイド枠
25 蝶番ピン
40a、40b 付勢手段
50 抵抗付加手段
51 ワンウェイクラッチ
60 ホース距離計測手段
70 ホース洗浄ノズル
X ホース
Y ホースXを挟み込む位置
図1
図2
図3