特許第6231951号(P6231951)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2015.5.11 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6231951
(24)【登録日】2017年10月27日
(45)【発行日】2017年11月15日
(54)【発明の名称】エレベータの防犯システム
(51)【国際特許分類】
   B66B 5/00 20060101AFI20171106BHJP
   B66B 3/00 20060101ALI20171106BHJP
   B66B 1/14 20060101ALI20171106BHJP
【FI】
   B66B5/00 F
   B66B3/00 P
   B66B1/14 L
【請求項の数】6
【全頁数】14
(21)【出願番号】特願2014-141729(P2014-141729)
(22)【出願日】2014年7月9日
(65)【公開番号】特開2016-16953(P2016-16953A)
(43)【公開日】2016年2月1日
【審査請求日】2016年7月4日
(73)【特許権者】
【識別番号】000232955
【氏名又は名称】株式会社日立ビルシステム
(74)【代理人】
【識別番号】110000442
【氏名又は名称】特許業務法人 武和国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】野内 悟
(72)【発明者】
【氏名】藤井 一真
【審査官】 中田 誠二郎
(56)【参考文献】
【文献】 特開平01−043473(JP,A)
【文献】 実開平01−176668(JP,U)
【文献】 特開2003−276958(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B66B 5/00−5/28
B66B 1/00−1/52
B66B 3/00−3/02
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
乗りかご内を監視する監視カメラと、
集合住宅の居住者であることを照合する居住者照合装置と、
前記居住者の認証情報と前記居住者の居室がある階床信号を記憶する記憶部を有する端末装置と、
前記乗りかごを玄関階に呼び寄せる玄関階呼び寄せ指令部、及び所望の階床のかご呼び登録を行うかご呼び登録指令部、並びにかご呼び釦の操作を検出するかご呼び釦操作検出部を有するエレベータ運行制御装置と、
前記監視カメラの映像を記録する記録部、及び前記記録部に記録された映像を再生表示する表示部を有する監視装置と、を備え、
乗客の照合による前記居住者照合装置からの検出信号と、前記記憶部に記憶されている前記認証情報の一致で、前記乗客が前記集合住宅の居住者であることを前記端末装置で認証すると、前記玄関階呼び寄せ指令部により玄関階呼び自動登録して前記乗りかごを前記玄関階に呼び寄せ、前記乗りかごが前記玄関階に到達した後、前記かご呼び登録指令部により前記記憶部に記憶されている当該居住者の階床信号をかご呼び登録信号として自動登録して、前記乗りかごを当該居住者の居住階床まで運行するエレベータの防犯システムであって、
前記かご呼び釦操作検出部で前記かご呼び釦の操作を検出すると、前記監視装置は、当該乗りかごの運行中における前記監視カメラの映像を居住者以外の者が同乗していることを示す信号と共に前記記録部に記録し、当該記録した映像を防犯監視画面として前記表示部に表示する
とを特徴とするエレベータの防犯システム。
【請求項2】
乗りかご内を監視する監視カメラと、
集合住宅の居住者であることを照合する居住者照合装置と、
前記居住者の認証情報と前記居住者の居室がある階床信号を記憶する記憶部を有する端末装置と、
前記乗りかごを玄関階に呼び寄せる玄関階呼び寄せ指令部、及び所望の階床のかご呼び登録を行うかご呼び登録指令部、並びにかご呼び釦の操作を検出するかご呼び釦操作検出部を有するエレベータ運行制御装置と、
前記監視カメラの映像を記録する記録部、及び前記記録部に記録された映像を再生表示する表示部を有する監視装置と、を備え、
乗客の照合による前記居住者照合装置からの検出信号と、前記記憶部に記憶されている前記認証情報との一致で、前記乗客が前記集合住宅の居住者であることを前記端末装置で認証すると、前記玄関階呼び寄せ指令部により玄関階呼び自動登録して前記乗りかごを前記玄関階に呼び寄せ、前記乗りかごが前記玄関階に到達した後、前記かご呼び登録指令部により前記記憶部に記憶されている当該居住者の階床信号をかご呼び登録信号として自動登録して、前記乗りかごを当該居住者の居住階床まで運行するエレベータの防犯システムであって、
複数の前記監視カメラが前記集合住宅に設置され、
前記監視装置は、前記表示部の画面を複数に分割して表示する通常監視画面と、前記表示部の画面を分割しないで単独画面で表示する防犯監視画面に切り替える表示制御手段を備え、前記かご呼び釦操作検出部でかご呼び釦の操作を検出すると、当該監視装置は前記乗りかごの運行中における前記監視カメラの映像を前記記録部に記録し、
前記表示制御手段は、前記かご呼び釦操作検出部によるかご呼び釦操作の検出が無いときは、前記表示部の画面を前記通常監視画面として、複数に分割された画面に前記複数の監視カメラの映像をそれぞれ表示し、前記かご呼び釦操作検出部によるかご呼び釦操作の検出が有ると、前記表示部を前記通常監視画面の画面から前記防犯監視画面に切り替え、前記記録部に記録した映像を前記防犯監視画面として前記表示部に表示する
ことを特徴とするエレベータの防犯システム。
【請求項3】
請求項2に記載のエレベータの防犯システムにおいて、
前記かご呼び釦操作検出部が前記かご呼び釦の操作を検出すると、前記記録部居住者以外の者が同乗していることを示す信号を前記映像と共に記録する
ことを特徴とするエレベータの防犯システム。
【請求項4】
請求項1ないし3のいずれか1項に記載のエレベータの防犯システムにおいて、
入退館以外は施錠して入退館時にその施錠を解除して入退館を可能にする自動ドアが前記集合住宅の玄関に設けられ、前記自動ドアの集合住宅の外側に前記居住者照合装置が設置され、
前記自動ドアの開き動作を指令する自動ドア開放指令部が前記端末装置に設けられ、
前記乗客の照合により当該乗客が前記集合住宅の居住者であることを前記端末装置で認証すると、前記自動ドア開放指令部により前記自動ドアを開放して前記居住者の前記集合住宅への入館を可能にす
とを特徴とするエレベータの防犯システム。
【請求項5】
請求項4に記載のエレベータの防犯システムにおいて、
前記集合住宅の外側に玄関インターンホンが設けられ、
各居住者の居室に居室インターンホンと自動ドア開放操作部が設けられて、前記玄関インターンホンと前記居室インターンホンが通話可能に接続され、
前記自動ドア開放操作部により前記自動ドア開放可能する
ことを特徴とするエレベータの防犯システム。
【請求項6】
請求項5に記載のエレベータの防犯システムにおいて、
前記自動ドア開放操作部により前記自動ドアを開放した際の訪問者の入館に関する情報を前記監視装置に記憶す
とを特徴とするエレベータの防犯システム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、集合住宅におけるエレベータの防犯システムに関する。
【背景技術】
【0002】
近年、ストーカによる犯罪が増加し、集合住宅であるマンションに居住する女性、幼児あるいは高齢者などに対するセキュリティ強化のため、エレベータの乗りかご内に設置した監視カメラの映像を記録し、有事にそれを再生して犯罪者を特定したり、監視カメラの設置で犯罪を予防することが行われている(従来技術1)。
【0003】
また、マンションの玄関に設けられているカードリーダで、マンションの居住者であることを特定する認証コードを記憶した認証カードの認証コードを読み取り、認証コードによってマンションの居住者か否かを識別する。そして、マンションの居住者であることを確認すると、自動ドアの施錠を解除してマンション内への入館を可能とする。
【0004】
更に、読み込んだ認証コードに該当する居住者の居住階床のエレベータの呼びを予め登録して、その他の呼び登録を受け付けないエレベータの呼び登録制御を実行する。これにより乗りかごに他の乗客(例えばマンションの他の居住者や訪問者など)が同乗することがなく、居住階床まで一人で移動できるようにしたエレベータの防犯システムが提案されている(従来技術2 特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特許第4592301号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
前記従来技術1は、犯罪発生後に記録した監視カメラの映像を再生して犯罪者を特定するだけであり、犯罪発生時に乗りかご内に同乗者が居る場合、予防効果はあるものの犯罪発生時の即応性に欠け、犯罪発生時に同乗者に精神的な不安を与える。
【0007】
また、前記従来技術2(特許文献1)は、居住者の認証カードを読み込んで、認証カードの認証コードと予め記憶されている居住者登録の認証コードが一致したとき、自動的にその他の呼び登録を禁止して、エレベータの乗りかごに他の乗客が同乗することが無く、居住階床まで一人で移動できるようにしているので、居住者一人がエレベータを専用することが多く、エレベータの運転効率が悪いという問題がある。
【0008】
本発明の目的は、エレベータの乗りかご内で訪問者など他に同乗者が居ても、安心してエレベータが利用でき、また、エレベータの運転効率が悪くなるという問題もないエレベータの防犯システムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
前記目的を達成するために本発明は、乗りかご内を監視する監視カメラと、集合住宅の居住者であることを照合する居住者照合装置と、前記居住者の認証情報と前記居住者の居室がある階床信号を記憶する記憶部を有する端末装置と、前記乗りかごを玄関階に呼び寄せる玄関階呼び寄せ指令部、及び所望の階床のかご呼び登録を行うかご呼び登録指令部、並びにかご呼び釦の操作を検出するかご呼び釦操作検出部を有するエレベータ運行制御装置と、前記監視カメラの映像を記録する記録部、及び前記記録部に記録された映像を再生表示する表示部を有する監視装置と、を備え、乗客の照合による前記居住者照合装置からの検出信号と、前記記憶部に記憶されている前記認証情報の一致で、前記乗客が前記集合住宅の居住者であることを前記端末装置で認証すると、前記玄関階呼び寄せ指令部により玄関階呼び自動登録して前記乗りかごを前記玄関階に呼び寄せ、前記乗りかごが玄関階に到達した後、前記かご呼び登録指令部により前記記憶部に記憶されている当該居住者の階床信号をかご呼び登録信号として自動登録して、前記乗りかごを当該居住者の居住階床まで運行するエレベータの防犯システムであって、前記かご呼び釦操作検出部で前記かご呼び釦の操作を検出すると、前記監視装置は、当該乗りかごの運行中における前記監視カメラの映像を居住者以外の者が同乗していることを示す信号と共に前記記録部に記録し、当該記録した映像を防犯監視画面として前記表示部に表示することを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、エレベータの乗りかご内で、訪問者など他に同乗者が居ても、安心してエレベータが利用でき、また、エレベータの運転効率が悪くなるという問題もないエレベータの防犯システムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
図1】本発明の実施形態に係る集合住宅におけるエレベータの防犯システムの要部構成を示すブロック図である。
図2】その防犯システム内における端末装置の動作を説明するフローチャートである。
図3】その防犯システム内におけるエレベータ運行制御装置の動作を説明するフローチャートである。
図4】その防犯システム内における監視装置の動作を説明するフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0012】
以下、本発明の集合住宅におけるエレベータの防犯システムの一実施形態を図に基づいて説明する。図1は、本発明の実施形態に係る集合住宅(マンション)におけるエレベータの防犯システムの要部構成を示すブロック図である。
【0013】
図1に示すように、マンション1の玄関(図示せず)には、入退館時以外は施錠して入退館時にその施錠を解除して開閉する自動ドア2と、居住者3が入館時に使用する認証カード4から認証コードを読み取る居住者照合装置としてのカードリーダ5と、訪問者(図示せず)が訪問先の居室番号を入力することで、当該居室の居住者と通話ができる玄関インターホン6が設けられている。このカードリーダ5と玄関インターホン6は、自動ドア2のマンション外側の所定位置に設けられている。
【0014】
マンション1の昇降路(図示せず)内には乗りかご7が昇降可能に設置され、乗りかご7の出入り口の近傍には行先階を登録するかご呼び釦7Aが設けられ、乗りかご7の天井部には乗りかご7の出入り口側に向いた監視カメラ7Bが設置されている。
【0015】
また、端末装置8と、乗りかご7の運行を制御するエレベータ運行制御装置9と、カードリーダ5で読み取った認証コードの記憶、監視カメラ7Bを含みマンション1に設置されている複数の監視カメラ(図示せず)の映像記録や映像再生を行う監視装置10が設けられている。
【0016】
これら端末装置8、エレベータ運行制御装置9ならびに監視装置10は図1に示すように、夫々が有している通信部8A,9A,8Aを介して相互に接続されているとともに、自動ドア2の開閉駆動装置(図示せず)、カードリーダ5、玄関インターホン6ならびに監視カメラ7Bを含む複数の監視カメラとも接続されている。
【0017】
マンション1内に複数台のエレベータが設置されている場合、端末装置8とエレベータ運行制御装置9はエレベータに対応して複数台設けられ、監視装置10は例えばマンション1内の管理人室に1台設けられている。
【0018】
この実施形態では監視装置10がマンション1内に設置されているが、本発明はこれに限定されるものではなく、後述のように監視装置10はマンション1外の所に設置されて、端末装置8ならびにエレベータ運行制御装置9と通信可能に接続されているものも含む。
【0019】
玄関インターホン6はテンキー6Aにより、端末装置8を介して、マンション1の多数ある居室の一部屋である例えば203号室11の居室インターホン11Aに接続され、玄関インターホン6と居室インターホン11Aで通話が行える。
また、居室の例えば居室インターホン11Aなどに設けられている釦状の自動ドア開放操作部11Aaを押せば、自動ドア2の施錠が解除されて自動ドア2が開くようになっている。
【0020】
端末装置8は通信部8Aの他に、端末制御部8Bと記憶部8Cと自動ドア開放指令部8Dを有して、各部は図に示すような接続関係になっている。
端末制御部8Bは、それに設けられている各種機器の制御、カードリーダ5からの認証コードの取得、玄関インターホン6のテンキー6Aからの情報の取得などを行う。
【0021】
記憶部8Cには、マンション1の全ての居住者3に配布した認証カード4の認証コード、ならびに認証コードに関連した情報(例えば居住者3の氏名、居室番号、居室の階床など、以下、関連情報と略記することもある)が記憶される。
自動ドア開放指令部8Dは、自動ドア2の開閉駆動装置にドア開放信号を送信して、自動ドア2を開放する機能を有している。
【0022】
端末装置8は、カードリーダ5を介して取得した認証コード(検出信号)が記憶部8Cに記憶されている認証コードと一致すると、マンション1の居住者3だと判断し、居住者入館指令部8Baを起動する。この居住者入館指令部8Baは居住者入館信号を自動ドア開放指令部8Dに送信して、自動ドア2を開放する。
【0023】
さらに端末装置8は、居住者入館信号と、認証コードならびにその関連情報と、認証コードの読み込み時刻を、通信部8Aを介してエレベータ運行制御装置9と監視装置10に送信して記録される。
【0024】
端末装置8から監視装置10に送信・記録される情報として、自動ドア開放操作部11Aaを操作して自動ドア2を開放した居室インターホン11Aが設けられている居室番号(図1に示す例では203号室)と、玄関インターホン6あるいは(および)居室インターホン11Aの操作時刻などで構成される入館情報もある。
【0025】
端末制御部8Bは、居室インターホン11Aに設けられている自動ドア開放操作部11Aaの操作信号を通信部8Aを介して受信すると、自動ドア開放指令部8Dを起動して、自動ドア2を開く。
【0026】
エレベータ運行制御装置9は、通信部9Aと、各種プログラムを記憶した記憶部9Bと、そのプログラムに従って乗りかご7の運行を制御するかご運行制御部9Cを有し、各部は図に示すような接続関係になっている。
通信部9Aは、端末装置8や監視装置10との信号の送受信と、乗りかご7のかご呼び釦7Aとの信号の送受信を行う。
【0027】
かご運行制御部9Cは、玄関階呼び寄せ指令部9Caと、かご呼び登録指令部9Cbと、かご呼び釦操作検出部9Ccを有している。
玄関階呼び寄せ指令部9Caは、端末装置8から通信部9Aを介して、居住者入館信号と、認証コードならびにその関連情報を受信すると、乗りかご7をマンション1の玄関階に呼び寄せる指令信号を発信するものである。
【0028】
かご呼び登録指令部9Cbは、乗りかご7がマンション1の玄関階に到達したことをセンサー(図示せず)で検出すると、居住者入館信号と一緒に送信される認証コードに対する居住者3の階床信号に基づいて、乗場に設けられているかご呼び釦7A、あるいは乗りかご7内に設けられているかご呼び釦(図示せず) の操作で登録されるかご呼び登録と同等なかご呼び登録信号を出力するものである。
【0029】
かご呼び釦操作検出部9Ccは、かご呼び釦7Aの押圧操作でかご呼びが登録されたことを検出するものである。
また、かご運行制御部9Cは、かご呼び釦操作検出部9Ccがかご呼び釦7Aの操作を検出すると、認証カード4を持たない居住者以外の訪問者がエレベータを利用したと判断し、通信部9Aを介して監視装置10に訪問者検出信号を送信する。
【0030】
さらに、かご運行制御部9Cは、端末装置8から受信した認証コードに対する居住者3の階床信号に基づいて、かご呼び登録指令部9Cbから出力されるかご呼び登録信号と、かご呼び釦7Aの操作で登録されるかご呼び登録信号の少なくとも一方のかご呼び登録に対して、通信部9Aを介して監視装置10にかご呼び応答終了信号を送信する。
【0031】
監視装置10は、通信部10Aと監視制御部10Bと記録部10Cと表示部10Dと記憶部10Eを有し、各部は図に示すような接続関係になっている。
監視制御部10Bは、それに設けられている各種機器の制御を行うものであり、内部に表示制御部10Baを有している。記録部10Cは、通信部10Aで受信した監視カメラ7Bを含む複数の監視カメラの映像を記録するものである。
【0032】
表示部10Dは記録部10Cに記録されている監視カメラ7Bの映像を再生表示するもので、通常監視画面10Daと防犯監視画面10Dbの切り替えを表示制御部10Baで行うようになっている。
【0033】
通常監視画面10Daは、マンション1の中には複数台のエレベータが設置されていることがあり、各エレベータの乗りかご7にそれぞれ監視カメラが設けられているから、それら複数の監視カメラが撮影した映像を、表示部10Dの画面に分割して設けられた複数個(本実施形態では4個)の表示エリアに複数個所の映像が同時に表示される。
そして所定時間毎に監視カメラの映像の表示位置を切り替えることで、全ての監視カメラの映像を表示する画面である。
【0034】
防犯監視画面10Dbは、監視カメラ7Bの乗りかご7内の映像を表示部10Dの画面を分割しないで単独画面で大きく表示する画面である。
また、表示制御部10Baは、エレベータ運行制御装置9からの訪問者検出信号を受信すると、表示部10Dの画面を通常監視画面10Daから防犯監視画面10Dbに自動的に切り替えて、訪問者が乗った乗りかご7の監視を行う。
【0035】
エレベータ運行制御装置9からかご呼び応答終了信号を受信すると、表示部10Dの画面を防犯監視画面10Dbから通常監視画面10Daに自動的に切り替えて、通常の表示モードに戻る。
【0036】
記憶部10Eは、監視制御部10Bのプログラムを記憶するとともに、カードリーダ5によって読み取った認証カード4の認証コードとそれの読み取り時刻、認証コードの関連情報、自動ドア2を開放した居室インターホン11Aが設けられている所の居室番号、自動ドア2を開放した時刻、端末装置8から送信される各種情報などを記憶する。
【0037】
次に端末装置8、エレベータ運行制御装置9ならびに監視装置10の各動作について説明する。図2は、端末装置8の動作を説明するフローチャートである。
最初、ステップ(以下、Sと略記する)A1で端末装置8の端末制御部8Bは、居室(例えば203号室11)の居室インターホン11Aに設けられている自動ドア開放操作部11Aaが操作され、自動ドア2の開放指令信号が通信部8Aに送信されたか否か判断される。
【0038】
自動ドア2の開放指令信号が送信されていない場合(SA1でNO)、端末制御部8Bは、カードリーダ5が認証カード4の認証コードを読み込んだ否か判断される(SA2)。認証コードを読み込みがない場合(SA2でNO)は、SA1に戻る。
【0039】
SA2で認証コードを読み込んだと判断されると(SA2でYES) 、次に端末制御部8Bは、読み込んだ認証コードが記憶部8Cに記憶されているか否かにより、マンション1への入館が可能か否か判断する(SA3)。認証コードが記憶部8Cに記憶されていない場合(SA3でNO)、SA1に戻る。
【0040】
読み込んだ認証コードが記憶部8Cに記憶されている場合(SA3でYES)、端末制御部8Bはマンションの居住者3が入館すると判断して、居住者入館指令部8Baを起動する。この居住者入館指令部8Baは、居住者入館信号、認証コードとそれの読み取り時刻、認証コードの関連情報などの居住者入館情報を、通信部8Aを介してエレベータ運行制御装置9と監視装置10に送信する(SA4)。
また、居住者入館指令部8Baは、居住者入館信号を自動ドア開放指令部8Dに送信してそれを起動し、自動ドア2の開閉駆動装置に開放指令信号を送信する(SA5)。
【0041】
一方、SA1で居室インターホン11Aから自動ドア2の開放指令信号が送信された場合(SA1でYES)、端末装置8は、開放指令信号を出力した居室インターホン11Aの居室番号や開放指令信号の出力時刻などの訪問者情報を、通信部8Aを介して監視装置10に送信する(SA6)。
【0042】
次にSA5において、自動ドア開放指令部8Dを起動し、自動ドア2の開閉駆動装置に開放指令信号を送信して自動ドア2を開放し、居住者または203号室11への訪問者(図示せず)をマンション1へ入館させる。
【0043】
図3は、エレベータ運行制御装置9の動作を説明するフローチャートである。
最初、SB1でエレベータ運行制御装置9のかご運行制御部9Cは、端末装置8から出力される居住者入館信号、認証コードとその関連情報、認証コードの読み取り時刻などの居住者入館情報を、通信部9Aを介して受信したか否かを判断する。
【0044】
居住者入館情報を受信している場合(SB1でYES)、かご運行制御部9Cは、玄関階呼び寄せ指令部9Caから玄関階呼び寄せ信号を出力し(SB2)、乗りかご7を運行させ (SB3)、乗りかご7が玄関階に到着したか否かをセンサーからの出力の有無で判断する(SB4)。
【0045】
乗りかご7が玄関階に到着すると(SB4でYES)、乗りかご7の出入り口を所定時間(本実施形態では30秒間)開放させる。その所定時間が経過すると、かご呼び登録指令部9Cbにより、SB1で受信した居室の階床信号をかご呼び登録信号として登録する(かご行先階登録)(SB5)。
【0046】
このようにエレベータ運行制御装置9では、居住者3が認証カード4をカードリーダ5に翳すことによる居住者入館情報を受信するだけで、乗りかご7を玄関階に呼び寄せ、さらに居住者3が居住する階床のかご呼び登録(かご行先登録)を行い、その階床まで居住者3を運ぶことができる。
【0047】
一方、SB1で居住者入館情報を受信していない場合 (SB1でNO)、エレベータ運行制御装置9は、各階床に設けられている乗りかご7を呼び寄せるための乗り場かご呼び釦7Aの操作の有無を検出し(SB6)、乗り場かご呼び釦7Aの操作が無い場合 (SB6でNO)、SB1に戻る。
【0048】
乗り場かご呼び釦7Aの操作が有る場合 (SB6でYES)、当該階床の乗り場かご呼びを登録し(SB7)、それに基づいて乗りかご7を運行させ(SB8)、乗り場かご呼びが登録された目的階に乗りかご7が到着したか否か判断する(SB9)。
【0049】
ここで、203号室11の居住者が訪問者の訪問を受けるため、居室インターホン11Aに設けられている自動ドア開放操作部11Aaの操作で自動ドア2を開放し、また、マンション1に入館した訪問者はエレベータを利用するためマンション1の玄関階に設けたかご呼び釦7Aを操作するので、SB9の乗り場かご呼びが登録された目的階は玄関階となる。
【0050】
次に、エレベータ運行制御装置9のかご呼び釦操作検出部9Ccはかご呼び釦7Aの操作を検出し(SB10)、乗りかご7が停止してドアが開いてから例えば60秒経過してもかご呼び釦7Aの操作が無いと判断された場合(SB10でNO)、SB1に戻る。
【0051】
SB10でかご呼び釦操作検出部9Ccが何れかのかご呼び釦7Aの操作を検出すると、かご運行制御部9Cはマンション1の居住者以外の訪問者が乗りかご7に乗り込んだと判断して、監視装置10に訪問者検出信号(居住者以外利用検出信号)を監視装置10に送信し(SB11)、操作されたかご呼び釦7Aに対するかご呼び登録を行う(SB12)。
次にかご運行制御部9Cは、SB5およびSB12で行ったかご呼び登録に対し、乗りかご7の運行を指令する(SB13)。
【0052】
また、かご呼び釦操作検出部9Ccはかご呼び釦7Aの操作を検出すると(SB14でYES)、かご運行制御部9Cは乗りかご7にはマンション1の居住者以外の訪問者が乗っていると判断する。そして、監視装置10に訪問者検出信号を送信し(SB15)、操作されたかご呼び釦7Aに対するかご呼び登録を行う(SB16)。
SB14でかご呼び釦7Aの操作が検出されなかった場合 (SB14でNO)、後述のSB17に進む。
【0053】
前述のSB14とSB15に関し、居住者3が認証カード4を使用して自動ドア2を開いたとき、マンション1の居住者でない者(訪問者)が居住者3と一緒に入館して、乗りかご7に乗り込んでも、居住者でない者(訪問者)がかご呼び釦7Aを押すこと、また、SB5でかご行先階登録された階床のかご呼び釦を居住者3が押すことで、乗りかご7に居住者以外の者が乗り込んでいることが検出できる。
【0054】
ついで、かご運行制御部9Cは、SB5とSB12とSB16で行ったかご呼び登録に対する乗りかご7の応答が完了したか否か判断する(SB17)。かご呼び登録が残っている場合 (SB17でNO)はSB13に戻り、かご呼び登録が完了であると(SB17でYES)乗客無しと判定して、かご呼び応答完了信号を監視装置10に送信する(SB18)。
【0055】
図4は、監視装置10の動作を説明するフローチャートである。
最初、SC1で監視装置10は、通信部10Aで受信した監視カメラ7Bを含む複数の監視カメラの映像を記録部10Cに録画する。
【0056】
また、監視制御部10Bの表示制御部10Baは表示部10Dに通常監視画面10Daを表示させて(SC2)、通常監視画面10Daの4個の表示エリアに監視カメラの映像を所定時間間隔で切り替えて表示させる。このことで監視員(図示せず)は、マンション1内全体の乗りかご7の状況が監視できる。
【0057】
監視制御部10Bは、端末装置8から送信された居住者入館情報(居住者入館信号、認証コードとそれの関連情報、認証コードの読み取り時刻などで構成されている情報)を、通信部10Aを介して受信した否かを判断する (SC3)。そして居住者入館情報を受信していない場合(SC3でNO)、SC5に進む。居住者入館情報を受信している場合(SC3でYES)、居住者入館情報を記憶部10Eに記憶する(SC4)。
【0058】
次に監視制御部10Bは、端末装置8から送信される訪問者情報(自動ドア2の開放指令信号を出力した居室インターホン11Aを有する居室番号、開放指令信号の出力時刻などで構成されている情報)を、通信部10Aを介して受信した否かを判断する (SC5)。訪問者情報を受信していない場合(SC5でNO)、SC2に戻る。訪問者情報を受信している場合(SC5でYES)、訪問者情報を記憶部10Eに記憶する(SC6)。
【0059】
次に監視制御部10Bは、エレベータ運行制御装置9から送信される訪問者検出信号(かご呼び釦操作検出部9Ccからの検出信号)を、通信部10Aを介して受信した否かを判断する (SC7)。訪問者検出信号を受信していない場合(SC7でNO)、SC2に戻る。訪問者検出信号を受信している場合(SC7でYES)、訪問者検出信号を受信した時刻を加えて訪問者検出信号・時刻情報として記憶部10Eに記憶する(SC8)。
【0060】
また、監視制御部10Bは、訪問者が乗りかご7に同乗している旨を記す信号であるログを記録部10Cに記録する(SC9)。このようにログを記録しておけば、表示部10Dで乗りかご7内の映像を再生するとき、ログが付された映像を抽出すれば、乗りかご7に乗り込んだ訪問者の確認が確実にかつ短時間に行える。
【0061】
さらに監視制御部10Bは表示制御部10Baに画面切替信号を出力し、表示制御部10Baは表示部10Dの画面を通常監視画面10Daから防犯監視画面10Dbに切り替えて、監視カメラ7Bが撮影する乗りかご7内の映像を表示部10Dの全画面に表示させる(SC10)。
【0062】
このように、監視カメラ7Bが撮影する乗りかご7内の映像を表示部10Dにおいて単独画面で表示させることにより、監視員は大きくなった防犯監視画面10Dbを見ながら防犯監視が行われ、乗りかご7内での犯罪を見逃すことなく、迅速な対応ができる。
【0063】
しかる後、監視制御部10Bは、エレベータ運行制御装置9から送信されるかご呼び応答終了信号を、通信部10Aを介して受信した否かを判断する (SC11)。そしてかご呼び応答終了信号を受信していない場合(SC11でNO)、SC10に戻る。
【0064】
かご呼び応答終了信号を受信している場合(SC11でYES)、SC9で記録部10Cに記録しているログの記録を解除するとともに、表示制御部10Baに画面切替信号を出力し(SC12)、防犯監視画面10Dbの表示を解除し、SC2に戻り通常監視画面10Daに切り替えて通常の表示モードにする。
【0065】
このように、乗りかご7のかご呼び登録が全て完了すると、訪問者が乗りかご7から降りたと判断し、マンション1に設けて複数の監視カメラの映像を通常監視画面10Daに切り替えて表示し、監視員はマンション1の全体の映像監視を行うことができる。
【0066】
本実施形態では、表示部10Dの画面を4分割して各表示エリアに個々の通常監視画面10Daを表示しているが、防犯監視画面10Dbに切り替わると表示部10Dの単独画面の表示となり、従って通常監視画面10Daの4倍の広さの防犯監視画面10Dbであるから、監視員は映像を見逃すことがなく、精度の高い監視ができる。
【0067】
また、監視装置10は、端末装置8から訪問者情報(自動ドア開放操作部11Aaの操作で出力される自動ドア開放操作部信号と操作時刻、その居室番号、エレベータ運行制御装置9からかご呼び釦7Aの操作で出力される訪問者検出信号とそれの受信時刻など)を記憶部10Eに記憶させるとともに、かご呼び釦7Aが操作されてからかご呼び登録が終了するまでの間に記録部10Cへログを記録している。そのためログを利用して、乗りかご7に乗り込んだ訪問者の確認が確実にかつ短時間に行える。
【0068】
さらに、かご呼び登録のためにかご呼び釦7Aを操作することで、エレベータ運行制御装置9から監視装置10に訪問者検出信号が送信されるので、乗りかご7に同乗者が居て不安を感じたときに、マンション1の居住者が自分の居住階のかご呼び釦を操作すれば、監視員による乗りかご7内の映像監視が受けられるので、犯罪の早期解決に繋がる。
【0069】
前記実施形態では、監視装置をマンション内の管理人室に設置した構成で説明したが、監視装置をマンション以外の所(例えば複数のマンションを統括して管理するエレベータ管理センターなど)に設置して、マンション内にある端末装置ならびにエレベータ運行制御装置と通信回線で接続しても構わない。
【0070】
前記実施形態では、マンションの自動ドア付近にカードリーダを設置し、乗りかごが玄関階に到達して所定時間経過すると、端末装置から送信される階床信号を受信するとその信号をかご呼び登録信号としてエレベータを運行していたが、マンションの玄関階のエレベータ乗場に乗場用カードリーダを設置し、その乗場用カードリーダに認証カードの認証コードを読み込ませることにより、玄関階に到達した乗りかごの出入り口を開放させると共に、階床信号をかご呼び登録信号として、エレベータを運行することもできる。
【0071】
前記実施形態では、表示部を監視装置にのみ設けたが、監視装置と例えばマンションの玄関階エレベータ乗場の両方など複数個所に設けることも可能である。
【0072】
前記実施形態では、認証カードを用い、それに記憶されている認証コードをカードリーダで読み取って居住者の照合を行っているが、居住者の指紋を利用して指紋照合装置により居住者の照合を行うなど他の構成の居住者照合装置を用いることも可能である。
【0073】
前述のように本発明は、乗客の照合による居住者照合装置からの検出信号と、記憶部に記憶されている認証情報の一致で、乗客が集合住宅の居住者であることを端末装置で認証すると、玄関階呼び寄せ指令部により玄関階呼び自動登録して乗りかごを玄関階に呼び寄せ、乗りかごが玄関階に到達した後、かご呼び登録指令部により記憶部に記憶されている当該居住者の階床信号をかご呼び登録信号として自動登録して、乗りかごを当該居住者の居住階床まで運行するエレベータを対象にしている。
【0074】
このエレベータにおいて、乗場や乗りかご内に設けられているかご呼び釦を操作する者はマンション居住者以外の訪問者であることが多い。それを利用して、かご呼び釦の操作をかご呼び釦操作検出部で検出すると、当該乗りかごの運行中における監視カメラの映像を防犯監視画面として表示部に表示する構成になっている。
そのため訪問者の同乗者が居た状態で乗りかごの監視が自動的に行われるから、マンション居住者は安心してエレベータが利用できる。
【0075】
また、特許文献1のように、居住者の認証カードを読み込んで、認証カードの認証コードと予め記憶されている居住者登録の認証コードが一致したとき、自動的にその他の呼び登録を禁止して、エレベータの乗りかごに他の乗客が同乗することが無く、居住階床まで一人で移動できるようにしたものではない。従って、居住者と訪問者、居住者と訪問者と居住者以外の他の居住者などが同乗することがあり、エレベータの運転効率が悪くなるという問題はない。
【0076】
前記実施形態では、乗りかごの監視装置に表示部の画面を複数に分割して表示する通常監視画面と画面を分割しないで表示部の全画面を防犯監視画面に切り替える表示制御手段が設けられ、かご呼び釦操作検出部によるかご呼び釦操作の検出が無いときには、表示制御手段により表示部の画面は通常監視画面になり、複数に分割された画面に複数の監視カメラの映像がそれぞれ表示され、かご呼び釦操作検出部によるかご呼び釦操作の検出があると、表示制御手段により通常監視画面の画面から防犯監視画面に切り替えて表示する構成になっている。
【0077】
そのため訪問者の同乗者が無いときは、複数に分割された通常監視画面となり、集合住宅の複数個所(広範囲)を監視することができる。また、訪問者が同乗すると、表示制御手段により通常監視画面から防犯監視画面に自動的に切り替えて表示できるから、防犯監視用に格別な表示部を設ける必要はない。
【0078】
また、防犯監視画面は画面を分割しないで全画面(単独画面)で構成され、表示画面の映像は乗りかごの映像のみであるから、乗りかごでの犯罪を見逃すことなく、迅速な対応が行える。
【0079】
さらに前記実施形態では、かご呼び釦操作検出部によるかご呼び釦操作の検出が有ると、記録部は居住者以外の者が当該エレベータを利用している信号(例えばログ)を映像と共に記録するから、表示部で乗りかご内の映像を再生するとき、信号(例えばログ)が付された映像を抽出すれば、乗りかごに乗り込んだ訪問者の確認が確実にかつ短時間に行える。
【0080】
さらにまた前記実施形態では、居住者照合装置と記憶部により乗客が集合住宅の居住者であると端末装置が認証すると、自動ドア開放指令部により自動ドアを開放して居住者の集合住宅への入館を可能にするから、居住者の集合住宅への入館から乗りかごを利用した居住階への移動までが、安心してかつスムーズに行われる。
【0081】
また前記実施形態では、集合住宅外側に玄関インターンホンが設けられ、各居住者の居室に居室インターンホンと自動ドア開放操作部が設けられて、玄関インターンホンと居室インターンホンが通話可能に接続され、自動ドア開放操作部により自動ドアが開放可能になっている。
そのため、集合住宅居住者を認証するための認証カードなどを持たない訪問者でも訪問先の居住者と通話し、集合住宅内に入館して、支障なく訪問先を訪れることができる。
【0082】
さらに前記実施形態では、自動ドア開放操作部により自動ドアを開放した際の訪問者に関する情報(例えば訪問先の居室番号や居室インターホンの操作時刻など)を監視装置に記憶するため、その訪問者情報を利用して訪問者の特定が正確かつ迅速である。
【符号の説明】
【0083】
1:マンション
2:自動ドア
3:居住者
4:認証カード
5:カードリーダ
6:玄関インターホン
6A:テンキー
7:乗りかご
7A:かご呼び釦
7B:監視カメラ
8:端末装置
8B:端末制御部
8Ba:居住者入館指令部
8C:記憶部
8D:自動ドア開放指令部
9:エレベータ運行制御装置
9B:記憶部
9C:かご運行制御部
9Ca:玄関階呼び寄せ指令部
9Cb:かご呼び登録指令部
9Cc:かご呼び操作検出部
10:監視装置
10Da:通常監視画面
10Db:防犯監視画面
11:203号室
11A:居室インターホン
11Aa:自動ドア開放操作部
図1
図2
図3
図4