【新規性喪失の例外の表示】特許法第30条第2項適用 平成28年3月15日に、株式会社ナビットが、https://www.navit−j.com/、https://www.navit−j.com/service/fax/、および、https://www.navit−j.com/service/fax_send.htmlのアドレスのウェブサイトで公開されている株式会社ナビットのウェブサイトにて、福井泰代が発明した情報提供システム、情報提供方法及びプログラムについて公開
【新規性喪失の例外の表示】特許法第30条第2項適用 平成28年4月22日に、株式会社ナビットが、平成28年3月15日に上記アドレスのウェブサイトで公開した、福井泰代が発明した情報提供システム、情報提供方法及びプログラムについて、内容を追記・修正し、再度公開
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、従来の情報提供サービスによれば、住所や業種で法人のFAX番号を絞り込んでいたため、ある地点から1km圏内に存在する法人に対してのみFAXの一斉送信を行う等、所定の地域をターゲットとした各種情報の提供を行うことができなかった。
【0008】
そこで、本発明は、上記した課題を解決するためになされたものであり、ファクシミリを使用して所定の地域をターゲットとした各種情報提供サービスを行うことができる、情報提供システム、情報提供方法及びプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
(1)本発明の実施形態に係る1つの態様は、個人又は法人の、氏名又は名称と、所在地を示す緯度及び経度の位置情報と、ファクシミリ番号と、を少なくとも関連付けたデータベースを記憶する記憶部と、前記個人又は法人を検索する検索対象地域を入力する入力部と、入力された検索対象地域内に存在する前記個人又は法人を、前記記憶部のデータベースから検索し抽出する抽出部と、前記抽出部で抽出された前記個人又は法人に対応する前記ファクシミリ番号を出力する出力部と、を備えることを特徴とする情報提供システムである。
(2)上記(1)の態様において、前記入力部は、所定の地点情報と、前記地点を中心とする距離情報とを入力し、前記検索対象地域を円形で指定してもよい。
(3)上記(1)又は(2)の態様において、前記入力部は、検索条件として、前記個人又は法人の固有情報が入力可能であってもよい。
(4)上記(1)から(3)のいずれか1つの態様において、前記出力部は、前記ファクシミリ番号を、前記個人又は法人の前記氏名又は名称とともに出力してもよい。
(5)上記(1)から(4)のいずれか1つの態様において、前記情報提供システムは、ファクシミリ送信機を備え、前記ファクシミリ送信機は、前記出力部で出力された前記ファクシミリ番号に基づいて、所定の原稿を送信してもよい。
(6)上記(1)から(5)のいずれか1つの態様において、前記情報提供システムは、通信ネットワークに接続されており、前記入力部は、前記通信ネットワークに接続された端末装置である。
(7)本発明の実施形態に係る別の1つの態様は、個人又は法人のファクシミリ番号を提供する情報提供方法であって、前記個人又は法人の、氏名又は名称と、所在地を示す緯度及び経度の位置情報と、ファクシミリ番号と、を少なくとも関連付けたデータベースを記憶するステップと、前記個人又は法人を検索する検索対象地域を入力するステップと、入力された検索対象地域内に存在する前記個人又は法人を、前記データベースから検索し抽出するステップと、前記抽出された前記個人又は法人に対応する前記ファクシミリ番号を出力するステップと、を含むことを特徴とする情報提供方法である。
(8)本発明の実施形態に係る更に別の1つの態様は、コンピュータに、入力された個人又は法人を検索する検索対象地域を取り込む処理と、前記入力された検索対象地域内に存在する前記個人又は法人を、前記個人又は法人の、氏名又は名称と、所在地を示す緯度及び経度の位置情報と、ファクシミリ番号と、を少なくとも関連付けたデータベースから検索し抽出する処理と、前記抽出された前記個人又は法人に対応する前記ファクシミリ番号を出力する処理と、を実行させるプログラムである。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、ファクシミリを使用して所定の地域をターゲットとした各種情報提供サービスを行うことができる、情報提供システム、情報提供方法及びプログラムを提供することができる。
【発明を実施するための形態】
【0012】
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら詳細に説明する。なお、実施形態の説明の全体を通して同じ要素には同じ番号又は符号を付している。
【0013】
(情報提供システムの構成)
図1は、本発明の実施形態に係る情報提供システム10の構成図である。
図1に示すように、情報提供システム10は、情報提供サーバ12と、携帯情報機器15,パソコン16a,パソコン17a等の端末装置(以降、「端末装置15,16a,17a」という。)とを含み構成される。
【0014】
(情報提供サーバ)
図2は、情報提供サーバ12の構成を示すブロック図である。
図3は、記憶部のデータベース構造の一例を示す図である。
【0015】
図2に示すように、情報提供サーバ12は、入力部121と、処理部122と、記憶部123と、抽出部124と、出力部125と、通信インタフェース部126とを含み、これらは、システムバス経由で相互に接続されている。なお、システムバスにはファクシミリ送信機(以降、「FAX送信機」という。)120が接続されてもよい。
【0016】
この情報提供サーバ12は、個人又は法人(以降、単に「法人」という。)の、氏名又は名称(以降、単に「名称」という。)と、所在地を示す緯度La及び経度Lgの位置情報と、ファクシミリ番号(以降、「FAX番号」という。)と、を少なくとも関連付けたデータベースDBを用いて、ユーザからの原稿(以降、「FAX原稿」という。)を送信すべき法人を絞り込み、対応するFAX番号を出力するFAX番号出力サービスを提供するものである。
【0017】
入力部121は、ユーザの端末装置15,16a,17aで入力された検索条件等の内容が、通信インタフェース部126を介して入力される機能を有する。
【0018】
処理部122は、入力部121、記憶部123、抽出部124、出力部125及び通信インタフェース部126を統括して制御し、また、必要に応じてFAX送信機120も制御する機能を有する。
【0019】
また、処理部122は、記憶部123のプログラム領域に割り当てられ記憶されたプログラムを逐次読み出し、情報提供サーバ12が、入力された検索対象地域を取り込む処理と、入力された検索対象地域内に存在する法人を、データベースDBから検索し抽出する処理と、抽出された法人に対応するFAX番号を出力する処理とを実行する。なお、詳細な処理内容及びフローは、改めて説明する。
【0020】
記憶部123には、半導体あるいは光や磁気等の記憶素子が実装されており、これら記憶素子に、プログラム領域とデータ領域とが割り付けられ、データ領域にはデータベースDBが割り付けられ記憶されている。
図3に、そのデータベースDBのデータ構造の一例が示されている。
【0021】
図3に示すように、データベースDBは、会社名(名称)、郵便番号、住所、電話番号、FAX番号、緯度、経度、業種等の固有情報をデータ項目として有し、例えば、会社名「地下鉄 横浜駅」は、郵便番号「220−****」、住所「神奈川県横浜市西区南幸***」、電話番号「045−314−****」、FAX番号「045―314−****」、緯度La「35.4624」、経度Lg「139.623」、業種「鉄道」として登録され、記憶されている。
【0022】
抽出部124は、入力部121に入力された検索条件に合致する法人を、記憶部123のデータベースDBから検索し抽出する機能を有する。
【0023】
出力部125は、抽出部124で抽出された法人に対応するFAX番号をリスト化してFAX番号リストのデータファイルとして出力する機能を有する。
【0024】
通信インタフェース部126は、端末装置15,16a,17aとのインタフェースの機能を有する。情報提供サーバ12は、IP網13の通信ネットワークに接続されるため、通信インタフェース部126は、TCP/IPに従う通信を行う通信アダプタが用いられる。
【0025】
FAX送信機120は、抽出部124で抽出及び出力されたFAX番号リストに基づいて、所定のFAX番号を有するFAX受信機18a,18b・・・にFAX原稿を送信する。なお、ユーザが端末装置16aでFAX番号出力サービスの提供を希望した場合に、自身のFAX受信機16bや、別のユーザのFAX受信機17bのFAX番号がリストに含まれる可能性はあり得る。
【0026】
(端末装置)
端末装置15,16a,17aは、FAX番号出力サービスの提供を希望するユーザが情報提供サーバ12に接続するために使用するもので、スマートフォン等の携帯情報機器15、法人におけるパソコン16a、個人が所有するパソコン17aなどが例示される。なお、携帯情報機器15は、移動体通信回線網14を介して、パソコン16aは、図示省略した法人のイントラネットを介して、パソコン17aは、プロバイダを介して、それぞれIP網13に接続されている。
【0027】
そして、ユーザは、端末装置15,16a,17aを情報提供サーバ12に接続し、入力操作を行うことで、FAX原稿を送信すべき法人を検索条件で絞り込むことができるようになっている。ユーザが入力する検索条件は、例えば、法人の固有情報や検索対象地域である。
【0028】
検索条件が法人の固有情報の場合は、業種等が選択されることになり、検索条件が検索対象地域の場合は、所定の地点Posの情報と、その地点Posを中心とする距離情報rとで指定される圏域又は行政単位が選択されることになる。また、法人の固有情報と、検索対象地域とを組み合わせた検索条件とすることも可能である。
【0029】
(情報提供サーバの処理動作)
以下、本実施形態に係る情報提供システム10の中核となる情報提供サーバ12の処理動作について、
図4から
図6を参照しながら詳細に説明する。
図4は、情報提供サーバ12の処理動作を示すフローチャートである。
図5は、検索条件設定画面の一例を示す図である。
図6は、検索出力画面の一例を示す図である。
【0030】
まず、処理部122は、通信インタフェース部126を経由して端末装置15,16a,17aの表示画面に、例えば、
図5(a)に示すような、都道府県等の行政単位による検索条件設定画面と、
図5(b)に示すような、地点Posを中心とする距離情報rで指定される圏域による検索条件設定画面とを表示し、ユーザに検索地域を選択させる(ステップS101)。
【0031】
図5(a)での行政単位の選択は、ユーザがチェックボックスにチェックを付与することにより行われる。ただし、行政単位は、例示した都道府県単位でも、市町村単位でも、更に小さな地区名単位等であってもよい。
【0032】
図5(b)での圏域の選択は、地点Posに関しては、ユーザが入力ボックスに住所、又は、緯度La及び経度Lgを直接記入し、距離情報rに関しては、例えば、300m〜3kmの範囲のチェックボックスにチェックを付与すること行われる。なお、地点Posの選択は、携帯情報機器15のGPS機能を利用して行ってもよく、地図を表示させて、場所を指示して行ってもよい。
【0033】
ステップS101で“行政単位”が選択されると、処理部122は、指定された行政単位の情報を入力部121に取り込んで、抽出部124に引き渡す(ステップS102)。
【0034】
一方、ステップS101で“圏域”が選択されると、処理部122は、指定された地点Posと、距離情報rと、を入力部121に取り込んで、抽出部124に引き渡す(ステップS103)。
【0035】
つづいて、処理部122は、通信インタフェース部126経由で端末装置15,16a,17aの表示画面に、例えば、
図5(c)に示すような、業種ごとに定義された大分類、及び、必要に応じて定義される詳細な中分類による検索条件設定画面を表示し、ユーザに検索業種を選択させる(ステップS104)。
【0036】
ステップS104で、“YES”つまり業種が選択されると、処理部122は、ユーザが選択した業種を入力部121に取り込んで、抽出部124に引き渡す(ステップS105)。
【0037】
ステップS104で、“NO”つまり業種が選択されなかった後か、ステップS105の処理の完了後に、「この条件で検索する」等と記載された検索ボタンを、ユーザが押すと(ステップS106“YES”)、抽出部124は、ステップS102、S103、S105で選択された検索条件に基づいて、記憶部123のデータベースDBの検索を開始する(ステップS107)。
【0038】
そして、抽出部124は、検索条件に合致する法人を絞り込んで、対応するFAX番号を抽出する(ステップS108)。
【0039】
ステップS108で、FAX番号の抽出が完了すると、処理部122は、出力部125を制御し、出力部125は、抽出部124により抽出されたFAX番号をFAX番号リストとして出力する(ステップS109)。このとき、
図6に示すように、ユーザの端末装置15,16a,17aの表示画面に、抽出状況を表示するように構成してもよい。
【0040】
その後、処理部122は、FAX送信機120を起動する。そして、FAX送信機120は、出力されたFAX番号リストに基づいて、所定のFAX番号が割り当てらたれFAX受信機18a,18b・・・に対しFAX原稿を、指定された日時に一斉送信する(ステップS110)。なお、このFAX送信機120から送信されるFAX原稿を受信するFAX受信機18a,18b・・・は、プリンタを、スキャナやFAXとして使用できる複合機であってもよい。
【0041】
このようにして、情報提供サーバ12の処理動作が一応終了する。その後、FAX送信機120によるFAX一斉送信で、FAX回線の解約等で送信できなかったFAX番号に対応する法人は、データベースDBから自動的に削除されたり、FAX番号が修正されたりして、データベースDBが更新される。
【0042】
ここで、検索地域に圏域を選択した場合に、データベースDBから合致する法人を抽出する処理動作について、補足説明する。
抽出部124は、地点Posの緯度La及び経度Lgを中心(x,y)とし、距離情報rを半径とする圏域に、所在地の緯度La及び経度Lgが所定の値(a,b)である法人Aが含まれるか否かを判断する必要がある。
【0043】
抽出部124は、例えば、地点Posを東京都豊島区南大塚***(La=x,Lg=y)とすると、圏域は、円の方程式x
2+y
2=r
2に従い円形で指定されるから、この圏域内に地点Pos(a,b)が存在する場合は、(x−a)
2+(y−b)
2≦r
2が成立することになる。
【0044】
そこで、抽出部124は、上記の式を満たす(a,b)を、データベースDBから検索し、対応する法人A及びFAX番号を抽出する。
【0045】
ただし、記憶部123のデータベースDBに記憶されている法人の所在地を示す緯度La及び経度Lgの情報は、秒単位であるため、選択された距離情報rの距離単位である1mに、緯度La又は経度Lgを対応させておく必要がある。1mを緯度Laに換算すると、(360×3600秒)÷(地球一周4万km×1000)=0.0324秒/mとなるから、距離情報rは、0.0324秒/mで換算すればよい。
【0046】
以上、説明したとおり、本実施形態に係る情報提供システム10によれば、情報提供サーバ12が、ユーザの端末装置15,16a,17aから入力された個人又は法人を検索する検索対象地域を取り込み、取り込まれた検索対象地域内に存在する個人又は法人を、氏名又は名称と、所在地を示す緯度La及び経度Lgの位置情報と、ファクシミリ番号と、を少なくとも関連付けた(記憶部123の)データベースDBから検索し抽出し、抽出された個人又は法人に対応するFAX番号を出力することにより、FAX送信機120を使用した情報提供サービスを行うことができる。
【0047】
情報提供システム10は、地域にどのくらいの会社があるかを、緯度La及び経度Lgの位置情報を用いて計算し、出力することが可能になる。そのため、例えば、「環状8号線から1km範囲内にある」法人及び個人に対してのみ広告を一斉配信するというように、地図上で指定した地点Posの近隣にのみピンポイントでFAX送信することができる。
【0048】
また、気象や防災のようなビッグデータと連動することで、例えば、太陽光パネルの設置及び販売であれば、「日中、平均5時間以上太陽が当たるエリア」の法人及び個人に対してのみ案内のFAX送信し、あるいは、竜巻が発生する、竜巻の進路予測に基づくエリアに対してのみ警報をFAX送信する等、様々な用途に応用できる。
【0049】
本実施形態に係る情報提供方法は、例えば、
図3にそのデータ構造の一例を示すように、個人又は法人の、氏名又は名称と、所在地を示す緯度La及び経度Lgの位置情報と、ファクシミリ番号と、を少なくとも関連付けたデータベースDBを記憶するステップと、例えば、
図4に示すように、個人又は法人を検索する検索対象地域を入力するステップ(S101〜S106)と、入力された検索対象地域内に存在する個人又は法人を、記憶部123のデータベースから検索し抽出するステップ(S107〜S108)と、抽出された個人又は法人に対応するFAX番号を出力するステップ(S109)と、を有することを特徴とする。
【0050】
本実施形態に係る情報提供方法によれば、FAXを使用して所定の地域をターゲットとした各種情報提供サービスを行うことができる。
【0051】
本実施形態に係るプログラムは、例えば、
図1に示す情報提供サーバ12(
図2の処理部)のコンピュータにより処理され、実行される。そして、その処理は、例えば、
図4に示すように、入力された個人又は法人を検索する検索対象地域を取り込む処理(ステップS101〜S106)と、入力された検索対象地域内に存在する個人又は法人を、個人又は法人の、氏名又は名称と、所在地を示す緯度La及び経度Lgの位置情報と、ファクシミリ番号と、を少なくとも関連付けたデータベースDBから検索し抽出する処理(S107〜S108)と、抽出された個人又は法人に対応するFAX番号を出力する処理(S109)と、を含む。
【0052】
本実施形態に係るプログラムによれば、情報提供サーバ12は、処理部122が記憶部123のプログラム領域に記憶されたプログラムを逐次読み出し実行することにより、ファクシミリを使用して所定の地域をターゲットとした各種情報提供サービスを行うことができる。
【0053】
(変形例)
上記実施形態では、出力部125により出力されるFAX番号リストに基づいて、そのままFAX送信機120で一斉送信するように構成されたが、FAX番号リストを、ユーザに販売又はレンタルし、FAX番号リストのみを提供するサービスとすることも可能である。
【0054】
また、地点Posを中心とする距離情報rの形状は、円形でなく、所定の地点Posを中心(重心)とする四角形や多角形であってもよい。
【0055】
上記実施形態では、情報提供システム10は、ユーザの端末装置15,16a,17aにより検索条件が設定され、IP網13等の通信ネットワークを使用したクライアントサーバの形態であったが、個人又は法人の、氏名又は名称と、所在地を示す緯度La及び経度Lgの位置情報と、ファクシミリ番号と、を少なくとも関連付けたデータベースDBを準備できれば、パソコンによるスタンドアロンの形態であってもよい。
【0056】
以上、実施形態を用いて本発明を説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施形態に記載の範囲には限定されないことは言うまでもない。上記実施形態に、多様な変更又は改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。また、その様な変更又は改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
【解決手段】情報提供システム(あるいは、情報提供サーバ12)は、個人又は法人の、氏名又は名称と、所在地を示す緯度及び経度の位置情報と、ファクシミリ番号と、を少なくとも関連付けたデータベースDBを記憶する記憶部123と、個人又は法人を検索する検索対象地域を入力する入力部121と、入力された検索対象地域内に存在する個人又は法人を、記憶部123のデータベースから検索し抽出する抽出部124と、抽出部124で抽出された個人又は法人に対応するファクシミリ番号を出力する出力部125と、を備える。