(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
前記給電部は、前記複数のコイルにより発生した前記ウエーハにおける磁場が打ち消されるような前記高周波電力を前記複数のコイルに供給することを特徴とする請求項1記載の半導体装置の製造装置。
【発明を実施するための形態】
【0010】
まず、比較例に係る半導体装置の製造装置について説明する。比較例は、エッチング装置の例である。
図1は、比較例に係る製造装置の平面図である。コイルとウエーハとを図示している。ウエーハ10はチャンバ内に配置され、コイル21は、チャンバ外に配置されている。
図1に示すように、ウエーハ10上にコイル21が配置されている。コイル21は渦巻形状を有している。ウエーハ10の中心とコイル21の中心は、中心50であり、ほぼ一致している。コイル21の内側の端には、高周波電源31から高周波電力が供給される。コイル21の外側の端はグランドに接続されている。コイル21に高周波電力が供給されると、コイル21近傍のチャンバ内に高密度プラズマが発生する。高密度プラズマ中の荷電粒子をウエーハ10に入射させることにより、ウエーハ10上の被エッチング膜がエッチングされる。このとき、コイル21により磁場が発生する。
【0011】
図2は、ウエーハ内の座標を示す図である。
図2に示すように、ウエーハ10の中心50をX座標およびY座標の原点とする。ウエーハ10内の位置52をX座標からの角度θと中心50(すなわち原点)から位置52までの距離Rを用いた円座標で示す。
【0012】
図3(a)は、比較例における距離Rに対するウエーハに対する磁力線の入射角度を示す図である。
図3(a)に示すように、入射角度は、ウエーハ10の面方向からの角度である。例えば、ウエーハ10に平行な方向を0度、ウエーハ10の法線方向を90度としている。コイル21がウエーハ10上150mmに配置されているとして入射角度を算出した。
図3(a)に示すように、ウエーハ10内の位置52における磁力線の入射角度は、距離Rに依存する。ウエーハ10の中心50においては、入射角度はほぼ90度である。これに対し距離Rが大きくなると、磁力線の入射角度はウエーハ10の中心50の方向に傾斜する。
【0013】
磁場中の荷電粒子(プラズマ内のイオン)は、次式で示す運動方程式にしたがって運動する。
dv/dt=(q/m)(E+v×B)
ここで、vは荷電粒子の速度、Eは電界、Bは磁束密度、qは荷電粒子の電荷量、mは荷電粒子の質量である。この式から、荷電粒子は磁力線の中心とした向心力を受け、磁力線の周りを螺旋運動する。
【0014】
図3(b)および
図3(c)は、それぞれウエーハの中心付近および外周付近における断面図である。
図3(b)および
図3(c)に示すように、ウエーハ10において、半導体基板11上に被エッチング膜12が形成されている。被エッチング膜12上に、フォトレジスト等のマスク層14が形成されている。荷電粒子16がウエーハ10に入射することにより、マスク層14をマスクに被エッチング膜12がエッチングされる。
図3(b)に示すように、ウエーハ10の中心付近では、荷電粒子16の入射方向はほぼ垂直方向である。このため、被エッチング膜12はほぼ対称にエッチングされる。
図3(c)に示すように、ウエーハ10の外周付近では、荷電粒子16の入射方向が斜めである。このため、被エッチング膜12は非対称にエッチングされる。
図3(b)と
図3(c)の被エッチング膜12のパターン寸法L1およびL2が異なる。例えば、パターン寸法L2がL1より大きくなる。
【0015】
このことを確かめるため、ウエーハ10内の各測定点において、被エッチング膜12のパターン寸法を測定した。
図4(a)は、ウエーハ内の測定点を示す図、
図4(b)は、測定パターンを示す平面図である。
図4(a)に示すように、ウエーハ10の+Y、−X(右上)を測定点1とし、+X方向に測定点2、3とする。ウエーハ10の端となったら、−Y方向に1測定点移動し、−X方向のウエーハ10の端から測定点4、5…とする。このようにして、ウエーハ10内の測定点を定義する。
【0016】
図4(b)に示すように、測定パターンは、Y方向に延伸したパターン54とX方向に延伸したパターン56とを備えている。パターン54のX方向の寸法をLX、パターン56のY方向の寸法をLYとする。パターン54および56は、半導体基板11上に形成された膜厚が150nmから250nmのポリシリコン膜である。ウエーハ10のサイズは300mm,マスク寸法は50nmである。
【0017】
図5は、測定点に対するLX−LYを示す図である。
図5に示すように、LX−LYは、−0.8nmから+1nmの間でばらついている。
【0018】
測定パターンの位置を距離Rと角度θで表した場合、パターン54および56に入射する磁力線のX−Y平面内における方向は、それぞれθ−π/2およびθとなる。パターンの寸法LXおよびLYに寄与する磁力線の入射方向は、それぞれX方向およびY方向の成分である。よって、パターンの寸法LXおよびLYに寄与する磁場の大きさは、それぞれcos(θ−π/2)=sinθおよびcosθとなる。よって、LX−LY∝R(|cosθ|−|sinθ|)となる。
【0019】
図6は、R(|cosθ|−|sinθ|)に対するLX−LYを示す図である。
図6に示すように、LX−LYは、R(|cosθ|−|sinθ|)に比例しており、上記仮説と一致している。
【0020】
以上のように、比較例においては、パターン寸法のウエーハ面内分布が大きくなる。これは、ウエーハに入射する磁力線の方向がウエーハ面内で分布しているためである。そこで、ウエーハに入射する磁場を小さくし、ウエーハ面内の加工分布を改善する実施例について説明する。
【実施例1】
【0021】
図7は、実施例1に係る製造装置の平面図である。コイルとウエーハとを図示している。高周波電源および位相制御部はブロック図として記載している。
図8は、実施例1に係る製造装置の断面図である。
図7に示すように、コイル20および22が設けられている。コイル20および22は、互い違いになるように配置されている。コイル20および22の中心とウエーハ10の中心とはほぼ一致した中心50である。コイル20と22との間隔は、チャンバ内の平均自由行程程度以上である。コイル20の内側の端には高周波電源30から高周波電力が供給される。コイル20の外側の端はグランドに接続されている。コイル22の内側の端には高周波電源32から高周波電力が供給される。コイル22の外側の端はグランドに接続されている。位相制御部34は、高周波電源30および32が各コイル20および22に供給する高周波電力の位相を制御する。
【0022】
図8は、実施例1に係る製造装置の断面図である。
図8に示すように、チャンバ40内にステージ36が設けられている。ステージ36は、ウエーハ10を支持する。ステージ36上に静電チャック38が設けられている。静電チャック38は、ウエーハ10を脱着する。チャンバ40上には天板46が設けられている。天板46の材料は、磁場が透過する材料であり、例えば誘電体である。天板46上にコイル20および22が設けられている。排気部42は、チャンバ40内のガスを排気する。ガス導入部44はチャンバ40内にエッチングガスを導入する。チャンバ40内の圧力は、プラズマが発生するように大気圧より低く設定される。
【0023】
ウエーハ10の直径は例えば300mmである。ウエーハ10とコイル20および22との距離は例えば150mmである。コイル20および22の直径は、ウエーハ10より大きくする。これにより、ウエーハ10内の加工分布が抑制される。コイル20および22は、例えば銅等を含む導電体である。高周波電源30および32がコイル20および22に供給する高周波電力の強度および周波数は例えばほぼ同じである。高周波電力は、コイル20および22の大きさに対し十分に波長が長く、かつチャンバ40内にプラズマを発生させる程度の周波数を有する。高周波電力の周波数は、例えば10MHzから500MHzであり、13.56MHzである。位相制御部34は、高周波電源30および32が供給する高周波電力の位相を異ならせる。高周波電力の位相は例えば逆位相であり、コイル20と22との位相差はほぼ180度である。コイル20および22に高周波電力が供給されると、チャンバ40内において、磁場により加速された電子が気体の分子と衝突する。これにより、気体分子が電離しプラズマが生成される。
【0024】
天板46の下面における磁場強度とウエーハ10の上面における磁場強度を算出した。
図9は、磁場強度の算出に用いたコイル20および22の概略図である。コイルの直径は約700mmである。
コイル20の座標を以下に示す。
X=(80/360θ+30)cosθ
Y=(80/360θ+30)sinθ
コイル22の座標を以下に示す。
X=(80/360θ+30)cos(θ+180°)
Y=(80/360θ+30)sin(θ+180°)
コイル20および22において、θを0°から1440°とした。すなわち、コイル20および22は中心50の回りを4周している。
コイル20および22に供給される高周波電力の位相は逆位相とした。
【0025】
比較例として、コイル20に高周波電力を供給し、コイル22に高周波電力を供給しない場合についても磁場強度を算出した。
【0026】
図10は、天板におけるY軸での磁場強度分布を示す図である。横軸はY軸の位置を示し、縦軸は磁場強度(任意座標)を示す。実線は実施例1、破線は比較例を示す。
図10に示すように、実施例1および比較例ともコイル付近において磁場強度が大きい。磁場強度のピークは実施例1と比較例でほぼ同じである。
【0027】
図11は、ウエーハにおけるY軸での磁場強度分布を示す図である。実線は実施例1、破線は比較例を示す。
図11に示すように、実施例1は比較例に比べ磁場強度が小さい。これは、逆位相の高周波電力が供給されたコイル20および22が生成する磁場がウエーハ10付近では相殺しているためである。高密度プラズマは天板付近で生成される。よって、実施例1において、高周波プラズマは比較例と同程度生成される。一方、実施例1では比較例よりウエーハ付近の磁場強度が小さい。よって、ウエーハ10に形成されるパターンの面内分布を小さくできる。
【0028】
実施例1によれば、複数のコイル20および22はウエーハ10を加工するためのプラズマを発生させる。高周波電源30および32(給電部)は、複数のコイル20および22に位相の異なる高周波電力を供給する。これにより、ウエーハ10近傍における磁場強度が小さくなり、加工のウエーハ面内分布を抑制できる。例えば、パターン寸法のウエーハ面内分布を抑制できる。
【0029】
実施例1では、ウエーハ10の加工の例としてウエーハ10をドライエッチングする例を説明したが、例えばウエーハ10にCVD装置を用い膜を形成してもよい。この場合、例えば形成する膜のカバレッジのウエーハ面内分布を抑制できる。
【0030】
また、高周波電源30および32は、複数のコイル20および22により発生したウエーハ10における磁場を打ち消すような高周波電力を複数のコイルに供給する。これにより、ウエーハ10近傍における磁場強度が小さくなる。2つのコイル20および22に供給される高周波電力の位相差が、90度より大きく、270度より小さいことにより、ウエーハ10における磁場が打ち消される。位相差は、135度以上かつ215度以下が好ましい。
【0031】
さらに、高周波電源30および32は、複数のコイル20および22に同じ強度かつ逆位相の高周波電力を供給する。これにより、ウエーハ10近傍における磁場強度をより小さくできる。
【0032】
チャンバ40内のプラズマは、磁場により加速された電子が平均自由行程内での気体分子と衝突することにより生成される。コイル20または22から平均自由行程以内の磁場強度が大きければプラズマは効率よく生成される。よって、コイル20と22との間隔は、プラズマを発生させる気体の平均自由行程(例えば製造装置を使用するときの最低の圧力における気体の平均自由行程)以上であることが好ましい。コイル20と22との間隔は、平均自由行程の2倍以上がより好ましい。コイル20と22との間隔は例えば30mm程度とすることができる。これにより、天板46近傍かつコイル20および22近傍においてプラズマが生成される。一方、天板46近傍かつコイル20と22との中間近傍の領域において、磁場が打ち消されていても、プラズマの生成に対する支障が小さい。
【0033】
さらに、コイル20および22からウエーハ10の距離は、コイル20および22の間隔より大きい。このように、コイル20および22からウエーハ10の距離が長いと、ウエーハ10近傍においてコイル20および22が生成する磁場が打ち消される。コイル20および22からウエーハ10の距離は、例えば100mm以上とすることができる。コイル20および22からウエーハ10の距離は、コイル20および22の間隔の2倍以上であることがより好ましい。
【0034】
コイル20および22は、チャンバ40の側面外に設けられていてもよい。しかし、
図7のように上方からみてコイル20および22がウエーハ10に重なるように配置されると、ウエーハ10近傍における磁場が大きくなり易い。よって、このような場合に、コイルを複数のコイル20および22とすることが好ましい。
【0035】
複数のコイル20および22は、互い違いに設けられている。つまり、コイル20および22の中心50から外周に向かう直線は、コイル20と22とを互い違いに横切る。このように、コイル20および22を配置することで、ウエーハ10近傍における磁場強度をより小さくできる。コイル20と22とは等間隔に配置されている。つまり、コイル20および22の中心50から外周に向かう直線は、コイル20と22とを等間隔に横切る。これにより、ウエーハ10近傍における磁場強度をより小さくできる。さらに、複数のコイル22および22が点対称に設けられていることで、ウエーハ10近傍における磁場強度をより小さくできる。
【実施例2】
【0036】
実施例2は、半導体装置の製造方法としてMOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)の製造方法の例である。
図12は、実施例2に係る製造方法で製造される半導体装置の平面図である。
図12に示すように、ウエーハ10に、パターン80および82が形成されている。パターン80および82には、STI(Shallow Trench Isolation)領域66、ソースまたはドレイン領域76およびゲート電極70が形成されている。STI領域66に囲まれた領域に2本のゲート電極70が設けられている。パターン80においては、ゲート電極70はY方向に延伸している。パターン82においては、ゲート電極70はX方向に延伸している。
【0037】
図13(a)から
図13(c)は、実施例2に係る半導体装置の製造工程を示す断面図であり、
図12のA−A断面に相当する。
図13(a)に示すように、シリコン単結晶基板11上に窒化シリコン膜60を形成する。窒化シリコン膜60上にマスク層62としてフォトレジストを形成する。マスク層62には開口が形成されている。実施例1の製造装置を用い、マスク層62をマスクに基板11をエッチングする。これにより、基板11内にトレンチ64が形成される。なお、基板11内にはウエルが形成されていてもよい。
【0038】
図13(b)に示すように、トレンチ64内に酸化シリコン膜を形成する。これにより、STI領域66が形成される。基板11の表面にゲート酸化膜68を形成する。ゲート酸化膜68上にポリシリコン層を形成する。ポリシリコン層上にマスク層72としてフォトレジストを形成する。マスク層72には開口が形成されている。実施例1の製造装置を用い、マスク層72をマスクにポリシリコン層をエッチングする。これにより、ポリシリコン層からゲート電極70が形成される。
【0039】
図13(c)に示すように、ゲート電極70の両側にサイドウォール74を形成する。サイドウォール74をマスクに基板11内ソースまたはドレイン領域76を形成する。
【0040】
図13(a)のように基板11をエッチングするとき、または
図13(b)のようにポリシリコン層をエッチングするときの例を説明する。ガス導入部44は、ハロゲン系ガス(例えばHBr)および酸素(O
2)をチャンバ40内に導入する。ハロゲン系ガス流量は、100sccm〜300sccmであり、酸素ガス流量は10sccm〜30sccmである。排気部42は、排気量を調整することにより、チャンバ40内の圧力を5mTorr〜15mTorrに制御する。静電チャック38に500V〜2000Vの電圧を印加することにより、ウエーハ10が静電チャック38に吸着される。静電チャック38とウエーハ10との間に微量のヘリウムガスを流すことにより、静電チャック38とウエーハ10との熱伝導がよくなる。
【0041】
高周波電源30および32は、コイル20および22に200W〜500Wの同一出力であり逆位相の高周波電力を供給する。静電チャック38に20Vから50Vの高周波電力を供給する。これにより、コイル20および22により生成された高密度プラズマ内の荷電粒子がウエーハ10に供給され、基板11またはポリシリコン層がエッチングされる。プラズマの発光を分光器により分光し、エッチングの終点を検出する。終点が検出されると、高周波電源30および32が高周波電力の供給を停止し、ガス導入部44がガスの導入を停止する。排気部42が排気量を最大にしてチャンバ40内の残留ガスを排気する。これにより、エッチングが終了する。
【0042】
実施例2によれば、トレンチ64の形成、ゲート電極70の形成に実施例1に係る製造装置を用いる。これにより、トレンチ64およびゲート電極70の寸法の面内分布が向上する。よって、MOSFETの特性の面内分布を抑制できる。また、
図12のように、ゲート電極70の延伸方向の異なるMOSFETを備える場合も、延伸方向の異なるMOSFET間の特性差を抑制できる。
【0043】
MOSFET上に形成される多層配線の配線および/またはビアの形成に実施例1に係る製造装置を用いることができる。
【0044】
実施例2においては、MOSFETの製造方法を例に説明したが、他の半導体装置の製造方法に実施例1に係る製造装置を適用することができる。
【0045】
以上、本発明の実施例について詳述したが、本発明は係る特定の実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
【0046】
なお、以上の説明に関して更に以下の付記を開示する。
(付記1)ウエーハを加工するためのプラズマを発生させ、互い違いに配置された複数のコイルと、前記複数のコイルに位相の異なる高周波電力を供給する給電部と、を具備することを特徴とする半導体装置の製造装置。
(付記2)前記給電部は、前記複数のコイルにより発生した前記ウエーハにおける磁場が打ち消されるような前記高周波電力を前記複数のコイルに供給することを特徴とする付記1記載の半導体装置の製造装置。
(付記3)前記給電部は、前記複数のコイルに同じ強度かつ逆位相の高周波電力を供給することを特徴とする付記1または2記載の半導体装置の製造装置。
(付記4)前記複数のコイルは、前記ウエーハと重なるように設けられていることを特徴とする付記1から3のいずれか一項記載の半導体装置の製造装置。
(付記5)前記複数のコイルの間隔は、プラズマを発生させる気体の平均自由行程以上であることを特徴とする付記1から4のいずれか一項記載の半導体装置の製造装置。
(付記6)前記複数のコイルから前記ウエーハの距離は、前記複数のコイルの間隔より大きいことを特徴とする付記1から5のいずれか一項記載の半導体装置の製造装置。
(付記7)前記複数のコイルは点対称に設けられていることを特徴とする付記1から6のいずれか一項記載の半導体装置の製造装置。
(付記8)前記複数のコイルは、前記ウエーハをエッチングするためのプラズマを発生させることを特徴とする付記1から7のいずれか一項記載の半導体装置の製造装置。
(付記9)互い違いに配置された複数のコイルに位相の異なる高周波電力を供給することにより、前記複数のコイルに、ウエーハを加工するためのプラズマを発生させる工程を含むことを特徴とする半導体装置の製造方法。