(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
前記第1制御信号は、複数のパラレルパルス信号を有し、前記第1クロック信号の1クロックの整数倍毎に、前記複数のパラレルパルス信号のうちの少なくとも1つの前記パラレルパルス信号のオンオフが反転するように生成され、
前記第2の遊技演出装置の前記制御部は、前記第1制御信号を構成する前記複数のパラレルパルス信号におけるオンオフの反転の有無の論理和から前記第2クロック信号を生成する請求項1に記載の遊技機。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上述した従来の遊技機においては、複数のモータの作動タイミングがずれ、可動役物の動きがばらつくという問題が生じ得た。
【0005】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、同時に作動される複数の遊技演出装置の作動部の作動タイミングのずれを減少することが可能な遊技機の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するためになされた請求項1の発明は、遊技を演出する作動部と、前記作動部を制御する制御部とからなる第1及び第2の遊技演出装置を備えた遊技機において、前記第1の遊技演出装置では、前記制御部が、第1クロック信号を生成するか又は外部から取得して、その第1クロック信号に基づいて前記第1クロック信号と異なる第1制御信号を生成し、その第1制御信号を使用して前記作動部を駆動制御し、前記第2の遊技演出装置では、前記制御部が、前記第1制御信号を取得して前記第1制御信号から第2クロック信号を生成し、その第2クロック信号に基づいて前記第2クロック信号と異なる第2制御信号を生成し、その第2制御信号を使用して前記作動部を駆動制御することを特徴とする遊技機である。
【0007】
請求項2の発明は、前記第1制御信号は、複数のパラレルパルス信号を有し、前記第1クロック信号の1クロックの整数倍毎に、前記複数のパラレルパルス信号のうちの少なくとも1つの前記パラレルパルス信号のオンオフが反転するように生成され、前記第2の遊技演出装置の前記制御部は、前記第1制御信号を構成する前記複数のパラレルパルス信号におけるオンオフの反転の有無の論理和から前記第2クロック信号を生成する請求項1に記載の遊技機である。
【0008】
請求項3の発明は、前記第1の遊技演出装置の前記作動部は、ユニポーラ駆動される2相ステッピングモータであり、前記第1制御信号は、前記複数のパラレルパルス信号として、前記2相ステッピングモータの4種類のコイルの励磁を別個に制御するための4つの前記パラレルパルス信号を有する請求項2に記載の遊技機である。
【0009】
請求項4の発明は、前記第1制御信号は、前記2相ステッピングモータの各コイルへ電圧を印加する駆動手段へ送信される信号である請求項3に記載の遊技機である。
【0010】
請求項5の発明は、前記第2の遊技演出装置の前記作動部は、バイポーラ駆動される2相ステッピングモータであり、前記第2制御信号は、前記2相ステッピングモータの2種類のコイルの励磁を別個に制御するための2つのパラレルパルス信号を有し、前記第2クロック信号の1クロックの整数倍毎に、前記2つのパラレルパルス信号のうちの少なくとも1つの前記パラレルパルス信号のオンオフが反転するように生成される請求項3又は4に記載の遊技機である。
【0011】
請求項6の発明は、前記第2の遊技演出装置の前記制御部は、前記第2の遊技演出装置の前記2相ステッピングモータの各コイルへ電圧を印加する駆動手段を有し、前記第2制御信号は、前記駆動手段が前記2相ステッピングモータへ送信する信号である請求項5に記載の遊技機である。
【発明の効果】
【0012】
[請求項1の発明]
請求項1の遊技機では、第2の遊技演出装置の制御部が、第1の遊技演出装置の第1制御信号を取得して生成される第2クロック信号に基づいて作動部を駆動制御するための第2制御信号を生成する。つまり、第2制御信号が第1制御信号を受けて生成されるので、第1制御信号と第2制御信号とが別個に生成されてそれぞれ送信される構成よりも、それら制御信号の送信タイミングをずれにくくすることができ、第1の遊技演出装置と第2の遊技演出装置とにおける作動部の作動タイミングのずれを抑えることが可能になる。
【0013】
[請求項2の発明]
請求項2の発明のように、第1制御信号を、複数のパラレルパルス信号を有し、第1クロック信号の1クロックの整数倍毎に、複数のパラレルパルス信号のうちの少なくとも1つのパラレルパルス信号のオンオフが反転するように生成される構成とすると、複数のパラレルパルス信号におけるオンオフの反転の有無の論理和から第2クロック信号を生成することが可能になる。
【0014】
[請求項3の発明]
第1の遊技演出装置の作動部は、例えば、LED等であってもよいし、請求項3の発明のように、ユニポーラ駆動される2相ステッピングモータであってもよい。この場合、2相ステッピングモータの4種類のコイルの励磁を別個に制御するための4つのパラレルパルス信号が第1制御信号の複数のパラレルパルス信号となる。
【0015】
[請求項4の発明]
第1制御信号は、2相ステッピングモータの各コイルへ電圧を印加する駆動手段から2相ステッピングモータへ送信される信号であってもよいし、請求項4の発明のように、駆動手段へ送信される信号であってもよい。
【0016】
[請求項5の発明]
第2の遊技演出装置の作動部は、例えば、LEDや、第1の遊技演出装置の作動部と同様にユニポーラ駆動される2相ステッピングモータであってもよいし、請求項5の発明のように、第1の遊技演出装置の作動部と異なる駆動方法(バイポーラ方式)で駆動される2相ステッピングモータであってもよい。この場合、異なる駆動方式で駆動される複数のステッピングモータを容易に同時駆動させることが可能となる。
【0017】
[請求項6の発明]
第2制御信号は、駆動手段へ送信される信号であってもよいし、請求項6の発明のように、駆動手段から2相ステッピングモータへ送信される信号であってもよい。
【発明を実施するための形態】
【0019】
以下、本発明の「遊技機」としてのパチンコ遊技機10に係る一実施形態を、
図1〜
図6に基づいて説明する。
図1に示すように、パチンコ遊技機10は、前面扉95に備えたガラス窓95Wを通して遊技板11の遊技領域R1が視認可能になっている。前面扉95のうちガラス窓95Wの下方には、遊技球を貯留可能な上皿26と下皿27とが設けられている。また、下皿27の右側には操作ノブ28が備えられていて、この操作ノブ28を回動操作すると、上皿26内の遊技球が遊技領域R1に打ち込まれる。
【0020】
遊技板11のうち遊技領域R1の中央には、表示窓11Aが貫通形成されていて、その表示窓11Aの後方には、液晶表示装置32(TFT−LCDモジュール)が備えられている。また、表示窓11Aには、前側から表示装飾枠23が嵌め込まれ、その表示装飾枠23の上辺部分及び両側辺部分が遊技板11の前面から前方に突出して、液晶表示装置32の前方を遊技球が流下することを禁止している。
【0021】
遊技領域R1における表示装飾枠23の下方のうち左右方向の中央には、第1始動入賞口14A、第2始動入賞口14B、大入賞口15、アウト口16が上から順番に設けられ、左右両側部には、複数の一般入賞口20が設けられている。また、表示装飾枠23の左方には、始動ゲート18が設けられている。
【0022】
始動ゲート18は、遊技球が内側を通過可能な構造をなし、一般入賞口20及び第1始動入賞口14Aは、上方に向かって常時開口している。第2始動入賞口14Bは、上方に向かって開口し、その開口の左右両側に可動翼片14C,14Cが備えられている。両可動翼片14C,14Cは、常には起立状態になっていて、第2始動入賞口14Bは、常には、起立した両可動翼片14C,14Cと第1始動入賞口14Aを構成する部材とに囲まれて、遊技球が入らないようになっている。そして、始動ゲート18を遊技球が通過する度に行われる当否判定(以下、「普図判定」という)で当りになると、可動翼片14C,14Cが所定期間にわたって横に倒されて、可動翼片14Cを案内にして遊技球が第2始動入賞口14Bに入賞可能になる。
【0023】
大入賞口15は、遊技板11の前面に横長の長方形をなして開口し、扉15Tによって通常は閉塞されている。そして、第1及び第2の始動入賞口14A,14Bへ遊技球が入賞することにより行われる特別図柄による当否判定(以下、適宜、「特図判定」という)で当りとなると、大入賞口15の扉15Tが前方に倒れるように開き、その扉15Tを案内にして大入賞口15が遊技球を受け入れ可能となる(所謂、大当り遊技が実行される)。なお、一般入賞口20、第1及び第2の始動入賞口14A,14B及び大入賞口15に遊技球が入賞する度に、所定複数の遊技球が上皿26に払い出される。また、特図判定で当りとなることを、適宜、「大当り」という。
【0024】
液晶表示装置32のディスプレイ32Eには、通常、3つの左、中、右の特別図柄32A,32B,32Cが横並びに停止表示されていて、これらの特別図柄32A,32B,32Cにより上述した特図判定の結果が報知される。具体的には、第1又は第2の始動入賞口14A,14Bに遊技球が入賞したときに、これら3つの特別図柄32A,32B,32Cが変動表示(上下方向にスクロール表示)後、例えば、左、右、中の順に停止表示されて、例えば、ゾロ目となったか否かにより前記した特図判定の判定結果が報知される。
【0025】
本実施形態のパチンコ遊技機10では、特図判定の判定結果が大当りになると、可動役物35A,35Bによる演出が行われる。
図1及び
図2に示すように、可動役物35A,35Bは、例えば、前面に「大当り」と記載された正面視長方形状の樹脂成形品であり、通常は、遊技板11の後方における表示窓11Aの上方と下方とにそれぞれ配され、前方から視認不能となっている(
図1参照)。そして、特図判定の判定結果が大当りになり、ディスプレイ32Eの特別図柄32A,32B,32Cがゾロ目で停止すると、
図2に示すように、上下の可動役物35A,35Bがディスプレイ32Eの前方に出現し、特別図柄32A,32B,32Cを上下から挟むように配される。
【0026】
これら可動役物35A,35Bは、本発明の「第1の遊技演出装置」の「作動部」に相当する第1モータ40及び本発明の「第2の遊技演出装置」の「作動部」に相当する第2モータ45によりそれぞれ駆動される。第1モータ40は、ユニポーラ型の2相ステッピングモータであり、
図3(A)にその概要が示されている。同図に示すように、第1モータ40は、ロータ40Xと、ロータ40Xの周囲を取り囲む4種類のコイル(順方向のA相コイル40A、逆方向のA相コイル40C、順方向のB相コイル40B、逆方向のB相コイル40D)と、を有している。そして、各コイル40A,40B,40C,40Dに、例えば、
図6中の(1)に示すように電圧を入力することで、各コイル40A,40B,40C,40Dが順方向のA相コイル40A、順方向のB相コイル40B、逆方向のA相コイル40C、逆方向のB相コイル40Dの順で励磁され、ロータ40Xが所定角度ずつ回転駆動される。
【0027】
第2モータ45は、バイポーラ型の2相ステッピングモータであり、
図3(B)にその概要が示されている。同図に示すように、第2モータ45は、ロータ45Xと、ロータ45Xの周囲を取り囲むA相コイル45A及びB相コイル45Bと、を有している。A相コイル45A及びB相コイル45Bは、順方向と逆方向との両方に電流を流すことが可能である。そして、各コイル45A,45Bに、例えば、
図6中の(5)に示すように電圧を入力することで、A相コイル45A、B相コイル45Bが順に励磁され、ロータ45Xが所定角度ずつ回転駆動される。なお、各コイル40A,40B,40C,40D,45A,45Bはロータ40X又はロータ45Xの周囲に複数ずつ順に配されているが、
図3(A)及び
図3(B)では、簡略化のため、各コイル40A,40B,40C,40D,45A,45Bが1つずつのみ示されている。
【0028】
次に、
図4を参照しつつ、本実施形態のパチンコ遊技機10の電気的な構成について説明する。
図4に示すように、パチンコ遊技機10には、主制御基板50やサブ制御基板52等が備えられている。主制御基板50は、CPU50AとRAM50B及びROM50C、を有していて、遊技に関わる主制御を行う。サブ制御基板52は、主制御基板50と同様に、CPU52AとRAM52B及びROM52Cを有し、主制御基板50や液晶表示装置32等と接続されている。サブ制御基板52は、主に、主制御基板50からのコマンドを受けて演出内容等を決定し、演出に関する信号を液晶表示装置32の液晶制御基板53等へ出力する。また、主制御基板50は、例えば2ms毎にオンオフを繰り返す周期信号である主クロック信号(本発明の「第1クロック信号」に相当する)を生成していて、各基板50,52,53等は、この主クロック信号に基づいて各種制御を行う。
【0029】
さて、上述した第1及び第2のモータ40,45は、第1モータ用ドライバ41及び第2モータ用ドライバ46(本発明の「駆動手段」に相当する)がそれぞれ出力する駆動信号を受けて駆動制御される。そして、第1モータ用ドライバ41及び第2モータ用ドライバ46は、サブ制御基板52により制御される。以下、それら第1モータ用ドライバ41及び第2モータ用ドライバ46の制御について詳細を説明する。
【0030】
まず、サブ制御基板52は、主制御基板50から入力される主クロック信号に基づいて、本発明の第1制御信号(
図5及び
図6中の(1)参照)を生成し、その第1制御信号を第1モータ用ドライバ41へ送信する。第1モータ用ドライバ41は、所謂フェーズ入力タイプのドライバであり、第1制御信号には、
図6中の(1)に示すように、第1モータ40の各コイル40A,40B,40C,40Dの電圧印加を別個に切り替えるための4つのパラレルパルス信号が含まれている。また、同図に示すように、各コイル40A,40B,40C,40Dへのパラレルパルス信号では、オフ状態とオン状態とが4ms毎に繰り返され、かつ、立ち上がりが、順方向のA相コイル40A用、順方向のB相コイル40B用、逆方向のA相コイル40C用、逆方向のB相コイル40D用の順に、2msずつずれている。即ち、第1制御信号は、第1クロック信号の1クロック(2ms)毎に、4つのパラレルパルス信号のうちの少なくとも1つのパラレルパルス信号のオンオフが反転するように構成されている。第1モータ用ドライバ41は、この第1制御信号に基づいて、第1モータ40の各コイル40A,40B,40C,40Dへ順に電流を流し(第1モータ40へ駆動信号を出力し)、第1モータ40を駆動する。なお、本実施形態では、サブ制御基板52と第1モータ用ドライバ41とから本発明の「第1の遊技演出装置」の「制御部」が構成され、これらサブ制御基板52及び第1モータ用ドライバ41と第1モータ40とから本発明の「第1の遊技演出装置」が構成されている。
【0031】
次に、第2モータ用ドライバ46の制御について説明する。ここで、本実施形態のパチンコ遊技機10では、第2モータ用ドライバ46が、一定周期で変化する周期信号を受けて駆動信号(本発明の「第2制御信号」に相当する)を出力する所謂クロック入力タイプのドライバであり、
図5に示すように、周期信号生成手段47から本発明の「第2クロック信号」に相当する周期信号を取得する。なお、本実施形態では、周期信号生成手段47と第2モータ用ドライバ46とから本発明の「第2の遊技演出装置」の「制御部」が構成され、これら周期信号生成手段47及び第2モータ用ドライバ46と第2モータ用ドライバ46とから本発明の「第2の遊技演出装置」が構成されている。
【0032】
この周期信号生成手段47は、サブ制御基板52から第1モータ用ドライバ41へ送信される第1制御信号を取得し、その第1制御信号に基づいて周期信号を生成して第2モータ用ドライバ46へ出力する構成になっている。
【0033】
詳細には、周期信号生成手段47は、サブ制御基板52から第1モータ用ドライバ41へ送信される順方向のA相コイル40A用の信号と順方向のB相コイル40B用の信号とが入力される第1ANDゲート47Aと、サブ制御基板52から第1モータ用ドライバ41へ送信される逆方向のA相コイル40C用の信号と逆方向のB相コイル40D用の信号とが入力される第2ANDゲート47Bと、第1ANDゲート47Aの出力信号と第2ANDゲート47Bの出力信号とが入力されるORゲート47Cとを有している。
【0034】
第1ANDゲート47Aでは、順方向のA相コイル40A用の信号と順方向のB相コイル40B用の信号とが共にオン状態であるときにオン状態となるように信号が出力されるので、その出力信号(
図5中の(2))が、
図6中の(2)に示すように2msのオン状態と6msのオフ状態とを繰り返す波形(順方向のA相コイル40A用の信号の立ち下がりエッジと順方向のB相コイル40B用の信号の立ち上がりエッジとを抽出した波形)となる。第2ANDゲート47Bでは、逆方向のA相コイル40C用の信号と逆方向のB相コイル40D用の信号とが共にオン状態であるときにオン状態となるように信号が出力されるので、その出力信号(
図5中の(3))が、
図6中の(3)に示すように2msのオン状態と6msのオフ状態とを繰り返し、立ち上がりが第1ANDゲート47Aの出力信号と4msずれた波形(逆方向のA相コイル40C用の信号の立ち下がりエッジと逆方向のB相コイル40D用の信号の立ち上がりエッジとを抽出した波形)となる。そして、ORゲート47Cでは、第1ANDゲート47Aの出力信号と第2ANDゲート47Bの出力信号とのうち一方がオン状態であるときにオン状態となるように信号が出力されるので、その出力信号(
図5中の(4))が、
図6中の(4)に示すようにオフ状態とオン状態とが2ms毎に繰り返される波形の周期信号となる。換言すれば、周期信号生成手段47は、第1クロック信号の1クロック(2ms)毎に少なくとも1つのパラレルパルス信号のオンオフが反転するように構成された第1制御信号の4つのパラレルパルス信号におけるオンオフの反転の有無の論理和から1クロック毎にオンオフが反転する周期信号を生成している。
【0035】
そして、第2モータ用ドライバ46は、この周期信号を取得し、周期信号の立ち上がりエッジに基づいて、
図6中の(5)に示すような第2モータ45用の駆動信号を生成して第2モータ45へ出力する。これにより、第2モータ45のA相コイル45AとB相コイル45Bとに順に電流が流れ、第2モータ45が駆動される。
【0036】
本実施形態の構成は以上である。次に、本実施形態の作用効果について説明する。本実施形態のパチンコ遊技機10では、特別図柄当否判定の判定結果が大当りになり、ディスプレイ32Eの特別図柄32A,32B,32Cがゾロ目で停止すると、上下の可動役物35A,35Bが第1モータ40及び第2モータ45に駆動されて液晶表示装置32の前方に出現する(
図2参照)。
【0037】
さて、第1モータ40及び第2モータ45は、それぞれ第1モータ用ドライバ41及び第2モータ用ドライバ46からの駆動信号を受けて作動する。ここで、第1モータ用ドライバ41及び第2モータ用ドライバ46を制御するための制御回路が別個になっていると、その制御開始のタイミングがずれて、第1モータ40及び第2モータ45の作動タイミングがずれ、上下の可動役物35A,35Bの動きがずれてしまうという問題が発生することが考えられる。
【0038】
これに対して、本実施形態のパチンコ遊技機10では、制御回路としてのサブ制御基板52から第1モータ用ドライバ41へ送信される第1制御信号から周期信号が生成され、その周期信号に基づいて第2モータ用ドライバ46が第2モータ45を駆動する。つまり、第2モータ45が、第1モータ40を駆動するための第1制御信号をトリガーとして駆動される構成となっているので、制御回路を別個に設けるものよりも第1モータ40と第2モータ45との作動タイミングのずれが発生しにくくなる。これにより、上下の可動役物35A,35Bの動きを連動させやすくなり、可動役物35A,35Bの演出の趣向性が向上する。また、本実施形態によれば、異なる駆動方式で駆動される複数のステッピングモータを1つの制御回路で容易に同時駆動させることができ、制御回路を2つ設けるものよりもコストを抑えることもできる。
【0039】
[他の実施形態]
本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、例えば、以下に説明するような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
【0040】
(1)上記実施形態では、周期信号生成手段47が、周期信号を生成するために、サブ制御基板52から第1モータ用ドライバ41へ送信される制御信号を取得する構成であったが、第1モータ用ドライバ41から第1モータ40へ送信される駆動信号を取得する構成であってもよい。この場合、第1モータ用ドライバ41は、所謂クロック入力タイプであってもよい。
【0041】
(2)上記実施形態では、第2モータ用ドライバ46が周期信号生成手段47から周期信号を直接受けて、第2モータ45へ駆動信号を送信する構成であったが、第2モータ用ドライバ46と周期信号生成手段47との間に中間出力手段を備え、この中間出力手段が周期信号生成手段47から周期信号を受けて第2モータ用ドライバ46へ制御信号を送信する構成であってもよい。この場合、第2モータ用ドライバ46は、所謂フェーズ入力タイプであってもよい。
【0042】
(3)上記実施形態では、第1の遊技演出装置の作動部と第2の遊技演出装置の作動部とが両方ステッピングモータであったがこれに限られるものではない。例えば、第2装置をLED等にして、第1装置としてのモータが作動している間に、第2装置としてのLEDが点灯するような構成にしてもよい。また、第1装置をモータ以外のものから構成してもよい。
【0043】
(4)上記実施形態では、第1モータ40と第2モータ45との駆動方式が異なっていたが、同じであってもよい。
【0044】
(5)上記実施形態では、第1ANDゲート47Aに順方向のA相コイル用の信号と順方向のB相コイル用の信号とが入力され、第2ANDゲート47Bに逆方向のA相コイル用の信号と逆方向のB相コイル用の信号とが入力されていたが、例えば、第1ANDゲート47Aに順方向のA相コイル用の信号と逆方向のB相コイル用の信号とが入力され、第2ANDゲート47Bに逆方向のA相コイル用の信号と順方向のB相コイル用の信号とが入力される構成であってもよい。この場合であっても、ORゲート47Cの出力信号は周期信号となる。
【0045】
(6)上記実施形態では、周期信号生成手段47がANDゲートとORゲートとから構成されていたが、これに限られるものではなく、例えば、NANDゲートやNORゲート等により構成されていてもよい。
【解決手段】本発明のパチンコ遊技機10では、周期信号生成手段47がサブ制御基板52から第1モータ用ドライバ41へ送信される第1制御信号から一定周期で変化する周期信号を生成する。そして、第2モータ用ドライバ46は、この周期信号生成手段47から取得した周期信号に基づいて第2モータ45用の駆動信号を生成して第2モータ45へ出力し、第2モータ45を駆動制御する。