(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
前記評価手段は、前記複数のスライド画像のうちの少なくとも一部それぞれについて設定されている重み計数に基づいて、前記ユーザが前記コンテンツを閲覧した程度を評価する、請求項1に記載の閲覧評価システム。
【発明を実施するための形態】
【0018】
以下、本発明の一実施形態について図面に基づき詳細に説明する。
【0019】
図1は、本発明の一実施形態に係る情報処理システム10の全体構成の一例を示す図である。
図1に示すように、本実施形態に係る情報処理システム10は、例えば、サーバ12、クライアント14(14−1〜14−n)、を含んで構成される。サーバ12、クライアント14は、LANやインターネットなどのコンピュータネットワーク16に接続されており、互いに通信可能となっている。
【0020】
本実施形態に係るサーバ12は、例えば、クライアント14にデータを提供するサーバコンピュータである。本実施形態に係るクライアント14は、例えば、パーソナルコンピュータ、タブレット端末、スマートフォン、などのコンピュータである。
【0021】
本実施形態に係る情報処理システム10では、ユーザは、クライアント14を操作して、デジタルコンテンツをサーバ12に投稿することができるようになっている。本実施形態では、当該コンテンツには、方法、手順、出来事などを説明するためのスライド画像群が含まれている。そして、ユーザは、当該ユーザ、あるいは、他のユーザによって投稿されたコンテンツを閲覧することができるようになっている。
図2は、本実施形態に係るクライアント14のディスプレイに表示されるカタログページ20の一例を示す図である。カタログページ20は、ユーザによって投稿されたコンテンツの見出しを一覧として示すページである。カタログページ20は、例えば、ウェブブラウザを介してクライアント14のディスプレイに表示される。
【0022】
図2に示すように、カタログページ20には、縦に並んだ複数の見出し領域22が設定されている。見出し領域22は、ユーザによって投稿されたコンテンツの見出しが配置される。
【0023】
見出し領域22の左側には、コンテンツに含まれる見出しの画像(以下、見出し画像と呼ぶ。)が配置されている。本実施形態では、見出し画像は、コンテンツに含まれる複数のスライド画像24のうちの最初のもの(第1のスライド画像24−1)である。また、見出し領域22の中央には、当該見出し画像に対応付けられるタイトルを示す文字列、当該コンテンツの投稿者のアカウント名を示す文字列、当該見出し画像に対応付けられる説明文を示す文字列、が上から順に配置されている。また、当該コンテンツの投稿者のアカウント名を示す文字列の右側には、当該コンテンツの閲覧回数を表す文字列VCが配置されている。また、見出し領域22の右端には、ステップ数を示す情報が配置されている。ステップ数については後述する。
【0024】
ここで、見出し領域22に配置されている最も上の見出し画像を選択する操作をユーザが行うと、新しいウェブブラウザのウィンドウが生成される。そして、生成されたウィンドウに配置された
図3Aに示すプレゼンテーションページ26がクライアント14のディスプレイに表示される。なお、本実施形態では、画像を選択する操作として、例えば、タッチパネルに表示されている当該画像をタップする操作や、ディスプレイに表示されている当該画像上にカーソルが配置された状態の際にマウスをクリックする操作、などが挙げられる。もちろん、画像を選択する操作は、これらの操作に限定されない。
【0025】
図3A、
図3B、
図3C、及び、
図3Dはそれぞれ、プレゼンテーションページ26の一例を示す図である。ここで、選択された見出し画像に対応付けられるコンテンツには、見出し画像を含む4個のスライド画像24(第1のスライド画像24−1〜第4のスライド画像24−4)が含まれていることとする。以下、見出し画像以外のスライド画像24を説明本体画像と呼ぶこととする。
図3A〜
図3Dに示すスライド画像24によってカレーの作り方が説明されている。
【0026】
また、それぞれのスライド画像24には順序が設定されている。以下、便宜的に、見出し画像には、順序を示す値として0が設定されており、説明本体画像には、1から順に順序を示す値が設定されていることとする。すなわち、見出し画像の次の順序のスライド画像24が、順序を示す値として1が設定された説明本体画像であることとなる。また、当該コンテンツには、スライド画像24のそれぞれに対応付けられるタイトルを示す文字列や、説明文を示す文字列も含まれている。以下、スライド画像24の順序を示す値を順序値と呼ぶこととする。
【0027】
図3Aに示すプレゼンテーションページ26には、見出し画像に対応する第1のスライド画像24−1が配置される。同様に、
図3B、
図3C、
図3Dに示すプレゼンテーションページ26には、それぞれ、順序値として1、2、3が設定された説明本体画像、すなわち、第2のスライド画像24−2〜第4のスライド画像24−4が配置される。そして、本実施形態では、プレゼンテーションページ26に配置されるスライド画像24のサイズは、見出し領域22に配置されるスライド画像24のサイズよりも大きい。
【0028】
プレゼンテーションページ26の下側には、表示されているスライド画像24に対応付けられるタイトルを示す文字列、及び、表示されているスライド画像24に対応付けられる説明文を示す文字列が配置されている。また、プレゼンテーションページ26の左上端には、選択された見出し画像に対応付けられるタイトルを示す文字列が配置されている。
【0029】
また、プレゼンテーションページ26には、プレゼンテーションページ26の表示を終了させるための終了アイコン画像28が配置されている。最後の順序のプレゼンテーションページ26を除くプレゼンテーションページ26には、次の順序のスライド画像24を表示させるための右アイコン画像30が配置されている。最初の順序のプレゼンテーションページ26を除くプレゼンテーションページ26には、前の順序のスライド画像24を表示させるための左アイコン画像32が配置されている。
【0030】
そして、本実施形態では、右アイコン画像30を選択する操作をユーザが行うと、表示されているプレゼンテーションページ26に配置されるスライド画像24が次の順序のスライド画像24に切り替わる。左アイコン画像32を選択する操作をユーザが行うと、表示されているプレゼンテーションページ26に配置されるスライド画像24が前の順序のスライド画像24に切り替わる。このようにして、本実施形態では、ユーザは、コンテンツに含まれるスライド画像24のそれぞれを閲覧することができる。
【0031】
本実施形態に係る情報処理システム10は、以下に説明するように、スライド画像24がディスプレイに表示された時間に基づいて、ユーザがコンテンツを閲覧した程度を評価する。以下、コンテンツをユーザが閲覧した程度を評価する処理を中心に説明する。
【0032】
図4は、本実施形態に係る情報処理システム10で実装される機能の一例を示す機能ブロック図である。なお、本実施形態に係る情報処理システム10で、
図4に示す機能のすべてが実装される必要はなく、また、
図4に示す機能以外の機能が実装されていても構わない。
【0033】
本実施形態に係るサーバ12は、サーバ12にインストールされるプログラムに従って動作するCPU等のプログラム制御デバイスである制御部を含んでいる。また、サーバ12は、ROMやRAM等の記憶素子やハードディスクドライブなどの記憶部も含んでいる。サーバ12の記憶部には、サーバ12の制御部によって実行されるプログラムなどが記憶される。また、サーバ12は、例えば、ネットワークボードなどの通信インタフェースである通信部も含んでいる。サーバ12の通信部は、コンピュータネットワーク16を介して接続されるクライアント14などとの間で情報の送受信を行う。
【0034】
そして、本実施形態に係るサーバ12は、
図4に示すように、機能的には、例えば、アカウントデータ記憶部40、投稿管理部42、コンテンツ管理データ記憶部44、コンテンツ提供部46、閲覧実績データ受信部48、閲覧評価部50、閲覧回数更新部52、を含んでいる。アカウントデータ記憶部40、コンテンツ管理データ記憶部44は、サーバ12の記憶部を主として実装される。投稿管理部42、コンテンツ提供部46は、サーバ12の制御部及び通信部を主として実装される。閲覧実績データ受信部48は、サーバ12の通信部を主として実装される。閲覧評価部50、閲覧回数更新部52は、サーバ12に含まれる制御部を主として実装される。
【0035】
そして、以上の機能は、コンピュータであるサーバ12にインストールされた、以上の機能に対応する命令を含むプログラムを、サーバ12の制御部で実行することにより実装されている。このプログラムは、例えば、光ディスク、磁気ディスク、磁気テープ、光磁気ディスク、フラッシュメモリ等のコンピュータ読み取り可能な情報記憶媒体を介して、あるいは、インターネットなどの通信手段を介してサーバ12に供給される。
【0036】
また、クライアント14は、クライアント14にインストールされるプログラムに従って動作するCPU等のプログラム制御デバイスである制御部を含んでいる。また、クライアント14は、ROMやRAM等の記憶素子やハードディスクドライブなどである記憶部も含んでいる。クライアント14の記憶部には、クライアント14の制御部によって実行されるプログラムなどが記憶される。
【0037】
また、クライアント14は、例えば、ディスプレイ、タッチパネル、などである表示部も含んでいる。クライアント14の表示部は、クライアント14の制御部から入力される指示に従って情報を表示する。また、クライアント14は、例えば、マウス、キーボード、タッチパッド、などである入力部を含んでいる。クライアント14の入力部は、利用者が行った操作の内容をクライアント14の制御部に出力する。なお、クライアント14が、タッチパネルを備えている場合は、当該タッチパネルが、上述の表示部の役割と入力部の役割の両方を担うこととなる。
【0038】
また、クライアント14は、例えば、ネットワークボードなどの通信インタフェースである通信部を含んでいる。クライアント14の通信部は、コンピュータネットワーク16を介して接続されるサーバ12などとの間で情報の送受信を行う。
【0039】
そして、本実施形態に係るクライアント14は、
図4に示すように、機能的には、例えば、投稿要求部60、コンテンツ要求部62、コンテンツ受信部64、表示制御部66、閲覧実績データ生成部68、閲覧実績データ送信部70、を含んでいる。閲覧実績データ生成部68は、クライアント14の制御部を主として実装される。表示制御部66は、クライアント14の制御部及び表示部を主として実装される。その他の要素は、クライアント14の通信部を主として実装される。
【0040】
そして、以上の機能は、コンピュータであるクライアント14にインストールされた、以上の機能に対応する命令を含むプログラムを、クライアント14の制御部で実行することにより実装されている。このプログラムは、例えば、光ディスク、磁気ディスク、磁気テープ、光磁気ディスク、フラッシュメモリ等のコンピュータ読み取り可能な情報記憶媒体を介して、あるいは、インターネットなどの通信手段を介してクライアント14に供給される。
【0041】
アカウントデータ記憶部40には、ユーザのアカウントを管理するためのアカウントデータが記憶される。アカウントデータには、例えば、ユーザのアカウント名を示すアカウント名データ、ユーザのメールアドレスを示すメールアドレスデータ、ユーザのパスワードを示すパスワードデータ、などが記憶されている。ユーザは、所定のアカウント登録操作を行うことで、アカウントデータの登録を行うことができるようになっている。
【0042】
本実施形態では、ユーザのクライアント14が、アカウントデータに設定されているアカウント名とパスワードの組合せに関連付けられたログイン要求を、サーバ12に送信すると、サーバ12は、ユーザの認証を行う。サーバ12は、例えば、送信されたデータアカウント名とパスワードの組合せが、登録されているアカウントデータのいずれかに含まれるアカウント名とパスワードの組合せに一致する場合は、認証が成功したと判定する。そして、サーバ12による認証が成功すると、当該ユーザは、ログインした状態となり、コンテンツの投稿が可能となる。なお、本実施形態では、サーバ12は、ログインした状態のユーザのクライアント14がサーバ12に送信するデータを参照することで、当該ユーザのアカウント名を特定することができるようになっている。
【0043】
本実施形態では、上述のようにして認証されたユーザは、クライアント14を操作して、当該ユーザが作成したコンテンツをクライアント14からサーバ12に送信できるようになっている。当該コンテンツには、例えば、スライド画像24、タイトルを示す文字列、説明文を示す文字列、の組合せが複数含まれる。以下、タイトルを示す文字列を示すデータをタイトルデータと呼び、説明文を示す文字列を示すデータを説明文データと呼ぶこととする。また、以下、スライド画像24(ここでは、見出し画像、及び、1又は複数の説明本体画像)、当該スライド画像24に対応付けられるタイトルデータ、当該スライド画像24に対応付けられる説明文データ、の組合せをステップデータ(
図5参照)と呼ぶこととする。
【0044】
ステップデータには、順序値が関連付けられている。本実施形態では、見出し画像を含むステップデータには、順序値として0が関連付けられている。また、説明本体画像を含むステップデータには、1から順に順序値が関連付けられている。
【0045】
そして、ログインした状態のユーザがコンテンツを投稿する操作を行うと、当該ユーザのクライアント14の投稿要求部60が、当該コンテンツをサーバ12に送信する。すると、サーバ12の投稿管理部42が、当該コンテンツを受信する。
【0046】
そして、投稿管理部42が、受信したコンテンツに基づいて、当該コンテンツを管理するためのコンテンツ管理データを生成してコンテンツ管理データ記憶部44に記憶させる。
図5に、本実施形態に係るコンテンツ管理データのデータ構造の一例を示す。
【0047】
図5に示すように、コンテンツ管理データには、例えば、コンテンツの識別子であるコンテンツID、コンテンツの投稿者のアカウント名を示す投稿者データが含まれる。また、コンテンツ管理データには、コンテンツの閲覧回数を示す閲覧回数データも含まれている。閲覧回数データの初期値は0である。
【0048】
また、コンテンツ管理データには、ステップデータと、ステップデータに対応付けられる基準時間データと、の組合せが複数含まれる。基準時間データは、ユーザがコンテンツを閲覧した程度の評価における基準となるデータであり、時間を示す値が設定されている。基準時間データの詳細は後述する。また、コンテンツ管理データには、順序値(0,1,2,・・・)も含まれている。
図5に示すように、順序値は、ステップデータと基準時間データとの組合せに関連付けられている。
【0049】
投稿管理部42は、受信したコンテンツに含まれるステップデータを、当該コンテンツのコンテンツ管理データに含まれるステップデータとして設定する。また、投稿管理部42は、当該コンテンツ管理データに含まれるコンテンツIDの値として、すべてのコンテンツ管理データにおいて一意の値を設定する。また、投稿管理部42は、当該コンテンツ管理データに含まれる投稿者データの値として、コンテンツを投稿したクライアント14を利用するユーザのアカウント名を示す文字列を設定する。
【0050】
また、投稿管理部42は、当該コンテンツ管理データに含まれる基準時間データの値を設定する。本実施形態では、投稿管理部42が、受信したコンテンツに基づいてコンテンツ管理データを生成する際に、基準時間データの値も併せて設定することとするが、基準時間データの値の設定タイミングは当該タイミングに限定されない。
【0051】
基準時間データの値を設定するにあたって、投稿管理部42は、まず、受信したコンテンツに基づいて、コンテンツに含まれるスライド画像24のそれぞれについて、スライド画像24に対応付けられる基準時間を算出する。本実施形態では、例えば、投稿管理部42は、スライド画像24に対応付けられるタイトルを示す文字列に含まれる文字数と、スライド画像24に対応付けられる説明文を示す文字列に含まれる文字数と、を足した値を算出する。
【0052】
そして、投稿管理部42は、算出された値に、予め定められた時間(例えば、0.05秒)を示す値を乗じた値を、当該スライド画像24に対応付けられる基準時間の値として算出する。このようにして、本実施形態では、スライド画像24が表示される際に併せて表示されるタイトル及び説明文の文字数が多いほど、基準時間データの値として大きな値が設定されることとなる。なお、上述の時間を示す値は、情報処理システム10の管理者等によって変更可能であっても構わない。また例えば、算出された値に、コンテンツの種類(具体的には例えば、「ビジネス」、「旅行」、「趣味」、「料理」など)に基づいて決定される時間を示す値を乗じた値を、当該スライド画像24に対応付けられる基準時間の値として算出してもよい。
【0053】
そして、投稿管理部42は、コンテンツ管理データに含まれる、スライド画像24に対応付けられる基準時間データの値として、当該スライド画像24について算出された基準時間の値を設定する。
【0054】
このようにして、基準時間データの値が設定される。なお、以上の説明では、文字数に予め定められた時間を示す値を乗じて基準時間の値を算出しているが、例えば、説明文を示す文字列の行数に予め定められた時間(例えば、2秒)を示す値を乗じた値を基準時間の値として算出してもよい。
【0055】
図2に示すカタログページ20には、上述のコンテンツ管理データにおける、順序値「0」に関連付けられるステップデータの値、すなわち、見出し画像を含むステップデータの値が配置される。また、カタログページ20には、コンテンツ管理データに含まれる投稿者データの値が、対応付けられる見出し領域22にアカウント名として配置される。また、コンテンツ管理データに含まれる説明本体画像の数が、対応付けられる見出し領域22にステップ数として配置される。そして、コンテンツ管理データに含まれる閲覧回数データの値に基づく文字列が、対応付けられる見出し領域22に閲覧回数を表す文字列VCとして配置される。
【0056】
ここで、
図2に示すカタログページ20がクライアント14のディスプレイに表示されている際に、当該クライアント14のユーザが閲覧したいコンテンツの見出し画像を選択する操作を行ったこととする。すると、当該クライアント14のコンテンツ要求部62が、当該コンテンツの送信要求をサーバ12に送信する。すると、サーバ12のコンテンツ提供部46は、当該送信要求を受信する。すると、サーバ12のコンテンツ提供部46は、要求されたコンテンツに対応するコンテンツ管理データを特定する。そして、コンテンツ提供部46は、特定されたコンテンツ管理データに基づいて、プレゼンテーションページ26を表すデータを生成する。当該データには、特定されたコンテンツ管理データに含まれる、すべてのステップデータが含まれている。また、当該データには、コンテンツIDも含まれている。プレゼンテーションページ26を表すデータは、例えば、JavaScript(登録商標)で記述されたデータであり、当該データを受信したクライアント14は、表示されるプレゼンテーションページ26に配置されるスライド画像24等を変更可能である。なお、本実施形態では、閲覧実績データ生成部68、及び、閲覧実績データ送信部70に相当する機能は、当該データに記述されたプログラムをコンピュータであるクライアント14が実行することにより実現される。
【0057】
そして、コンテンツ提供部46は、生成したデータを、送信要求の送信元のクライアント14に送信する。すると、クライアント14のコンテンツ受信部64が、当該データを受信する。このようにして、本実施形態では、プレゼンテーションページ26を表すデータとして投稿されたコンテンツがユーザに提供されることとなる。
【0058】
すると、クライアント14の表示制御部66が、受信したデータに基づいて
図3Aに示すプレゼンテーションページ26を生成して、ディスプレイに表示させる。また、ユーザが、右アイコン画像30を選択する操作を行うと、表示制御部66は、当該操作の受付に応じて、次の順序のスライド画像24等が表示されるようプレゼンテーションページ26の表示内容を更新する。また、ユーザが、左アイコン画像32を選択する操作を行うと、表示制御部66は、当該操作の受付に応じて、前の順序のスライド画像24等が表示されるようプレゼンテーションページ26の表示内容を更新する。
【0059】
そして、クライアント14の閲覧実績データ生成部68は、プレゼンテーションページ26がディスプレイに表示されている間、ディスプレイに表示されるスライド画像24の切替の有無を監視する。そして、閲覧実績データ生成部68は、当該監視の結果に基づいて、
図6に示す閲覧実績データを生成する。閲覧実績データには、表示されているコンテンツのコンテンツIDが含まれている。また、表示されるスライド画像24が切り替わる度に、閲覧実績データには、切替前のスライド画像24の順序値、切替後のスライド画像24の順序値、切替タイミングのタイムスタンプの組合せが一行のテキストとして追加される。以下、当該組合せをログデータと呼ぶ。また、終了アイコン画像28がクリックされた場合も、閲覧実績データにはログデータが追加される。
図6に示すように、当該ログデータには、切替後のスライド画像24の順序値として表示が終了したことを示す情報が設定される。
【0060】
そして、ユーザが、プレゼンテーションページ26に含まれる終了アイコン画像28を選択する操作を行うと、表示制御部66は、プレゼンテーションページ26が配置されたウィンドウを閉じる処理を行う。
【0061】
ここで、
図3Aに示すプレゼンテーションページ26がクライアント14のディスプレイに表示された後に本実施形態に係る情報処理システム10で行われる処理の流れの一例を、
図7に示すフロー図を参照しながら説明する。
【0062】
まず、クライアント14の閲覧実績データ生成部68は、初期状態の閲覧実績データを生成する(S101)。S101に示す処理では、コンテンツIDだけが含まれる閲覧実績データが生成される。そして、閲覧実績データ生成部68は、終了アイコン画像28、右アイコン画像30、及び、左アイコン画像32の選択を監視する(S102)。そして、アイコン画像の選択が行われた際に、閲覧実績データ生成部68は、選択されたアイコン画像の種類を特定する(S103)。選択されたアイコン画像が、右アイコン画像30又は左アイコン画像32である場合は、閲覧実績データ生成部68は、ログデータを閲覧実績データに追加する(S104)。そして、表示制御部66が、切替後のスライド画像24をディスプレイに表示させて(S105)、S102に示す処理に戻る。
【0063】
一方、S103に示す処理で、クリックされたアイコン画像が終了アイコン画像28であることが特定された場合は、閲覧実績データ生成部68は、閲覧実績データに最後のログデータを追加する(S106)。そして、表示制御部66は、プレゼンテーションページ26が配置されたウィンドウを閉じる処理を行う(S107)。そして、閲覧実績データ送信部70は、以上のようにして生成された閲覧実績データをサーバ12に送信する。すると、サーバ12の閲覧実績データ受信部48が、当該閲覧実績データを受信する(S108)。
【0064】
そして、閲覧評価部50は、受信した閲覧実績データに基づいて、プレゼンテーションページ26の表示が開始されてから終了されるまでの間に、クライアント14に送信されたそれぞれのスライド画像24がディスプレイに表示された時間を算出する(S109)。そして、閲覧評価部50は、クライアント14に提供されたスライド画像24のそれぞれについての相対閲覧時間長の値を算出する(S110)。ここで、スライド画像24の相対閲覧時間長の値とは、スライド画像24がディスプレイに表示された時間tを、コンテンツ管理データにおいて、当該スライド画像24に関連付けられている基準時間データの値Tで割った値t/Tである。すなわち、相対閲覧時間長の値とは、時間tの値Tに対する比率を示す値である。そのため、ディスプレイにスライド画像24が表示されている時間が同じでも、スライド画像24が表示される際に併せて表示されるタイトル及び説明文の文字数が多いほど、相対閲覧時間長は短くなる。
【0065】
S110に示す処理において、閲覧評価部50は、例えば、S108に示す処理で受信した閲覧実績データに含まれるコンテンツIDを特定する。そして、閲覧評価部50は、当該コンテンツIDが含まれるコンテンツ管理データを特定する。そして、閲覧評価部50は、特定されたコンテンツ管理データに含まれるスライド画像24のそれぞれについて相対閲覧時間長の値を算出する。
【0066】
図8は、4個のスライド画像24それぞれについての、基準時間データの値T、及び、
スライド画像24がディスプレイに表示された時間tの一例を模式的に示す図である。
【0067】
例えば、3番目の説明本体画像の基準時間データの値Tが1.4秒であり、3番目の説明本体画像がディスプレイに表示された時間tが0.8秒であることとすると、当該説明本体画像についての相対閲覧時間長の値は、57%(0.57)となる。本実施形態では、
図8の1番目の説明本体画像についてのグラフに示されているように、相対閲覧時間長の値が、100%(1)を超えてもよい。
【0068】
そして、閲覧評価部50は、S110に示す処理で算出された相対閲覧時間長の値に基づいて、閲覧評価値を算出する(S111)。ここで、閲覧評価値とは、例えば、スライド画像24のそれぞれについて、S110に示す処理で算出された相対閲覧時間長の値に、当該スライド画像24に設定されている重み計数を乗じた値の合計である。本実施形態では、ユーザに提供される順序が後であるスライド画像24であるほど重み計数として大きな値が設定される。例えば、見出し画像については、重み計数として値0.5が設定され、説明本体画像については、関連付けられている順序値が重み計数として設定される。例えば、見出し画像、及び、説明本体画像のそれぞれについての相対閲覧時間長の値が、92%、120%、33%、57%であるとすると、閲覧評価値は403%(=0.5×92%+1×120%+2×33%+3×57%)となる。このようにして、本実施形態によれば、最後の方のスライド画像24がディスプレイに表示された時間ほど、閲覧評価値に大きな影響を与えることとなる。また、本実施形態における閲覧評価値は、ユーザがコンテンツを読んだ程度(完読率)を表す指標であると言える。
【0069】
そして、閲覧回数更新部52が、S111に示す処理で算出されたコンテンツの閲覧評価値が、予め設定されている閾値よりも大きいか否かを確認する(S112)。当該閾値は、コンテンツに含まれるスライド画像24の数に応じた値であっても構わない。例えば、閲覧評価値の算出に用いられた重み係数の総和に所定値(例えば、60%)を乗じた値を、閾値としてもよい。
【0070】
閲覧評価値が閾値以下である場合は(S112:N)、本処理例に示す処理を終了する。閲覧評価値が閾値よりも大きい場合は(S112:Y)、閲覧回数更新部52が、当該コンテンツに対応付けられるコンテンツ管理データに含まれる閲覧回数データの値を、1だけ増加させて(S113)、本処理例に示す処理を終了する。
【0071】
本実施形態では、ユーザに提供されるスライド画像24の切替の有無に基づいて、ユーザによるコンテンツの閲覧の程度が評価されるので、スライド画像群を含むコンテンツを閲覧した程度を適切に評価できる。また、本実施形態では、閲覧回数更新部52は、閲覧評価部50が算出したコンテンツの閲覧評価値に基づいて、当該コンテンツに対応付けられるコンテンツ管理データに含まれる閲覧回数データの値を変更するか否かを決定する。そのため、コンテンツに含まれる最初のスライド画像24が表示されるようにユーザが操作しても、コンテンツの閲覧回数が増加するとは限らない。よって、本実施形態では、コンテンツの閲覧回数の不正な水増しを防ぐことができる。
【0072】
上述の閲覧評価値の活用例としては、広告料の課金処理が挙げられる。具体的には、例えば、本実施形態に係る情報処理システム10が、閲覧評価部50が算出した閲覧評価値に所定の値を乗じることで算出される金額を、コンテンツの投稿者である広告主に広告料として請求する課金処理を行ってもよい。また、例えば、本実施形態に係る情報処理システム10は、閲覧評価部50が算出した閲覧評価値に基づいて設定される閲覧回数データの値に応じた金額を広告料として請求する課金処理を行ってもよい。
【0073】
また、閲覧評価値の別の活用例としては、コンテンツの利用料金の課金処理が挙げられる。具体的には、例えば、本実施形態に係る情報処理システム10が、閲覧評価部50が算出した閲覧評価値に所定の値を乗じることで算出される金額を、コンテンツを閲覧したユーザにコンテンツの利用料金として請求する課金処理を行ってもよい。また、例えば、本実施形態に係る情報処理システム10が、ユーザがコンテンツを閲覧したと判定された回数に応じた金額を広告料として当該ユーザに請求する課金処理を行ってもよい。
【0074】
なお、本発明は上述の実施形態に限定されるものではない。
【0075】
例えば、コンテンツ管理データに、上述の基準時間データの代わりに、広告主により設定可能な、広告としての重要度を表す広告重要度データが含まれていてもよい。例えば、広告としての重要度が高いスライド画像24であるほど、当該スライド画像24に対応付けられる広告重要度データの値として大きな値が設定されてもよい。そして、閲覧評価部50が、広告重要度データに基づいて、閲覧評価値を算出してもよい。この場合、広告重要度データの値として大きな値が設定されているスライド画像24は、長時間表示されないと相対閲覧時間長の値が大きくならない。そのため、このようにすれば、各スライド画像24の広告としての重要度に応じた、ユーザがコンテンツを閲覧した程度の評価が可能となる。
【0076】
また、例えば、閲覧評価部50が、コンテンツに含まれるスライド画像24の一部についてのディスプレイに表示された時間に基づいて、ユーザがコンテンツを閲覧した程度を評価してもよい。例えば、一部のスライド画像24については、重み計数に0が設定されていてもよい。こうすれば、ユーザに閲覧して欲しいスライド画像24が表示されたか否かによって、ユーザがコンテンツを閲覧した程度を評価することができる。このように、本実施形態では、閲覧評価値の算出ロジックや重み係数を適宜設定することによって、用途に応じた閲覧評価値を算出することが可能となる。
【0077】
また、例えば、1つのスライド画像24についての相対閲覧時間長の上限値が設定されており、ユーザが1つのスライド画像24を所定時間以上閲覧しても、閲覧評価値が増えないようにしてもよい。具体的には、例えば、1つのスライド画像24についての相対閲覧時間長の上限値を、1(すなわち、100%)としてもよい。
【0078】
また、例えば、閲覧評価部50は、閲覧評価値以外の情報に基づいて、ユーザがコンテンツを閲覧した程度を評価してもよい。具体的には、例えば、閲覧実績データ生成部68が、プレゼンテーションページ26に配置されている情報の変更を監視してもよい。そして、閲覧実績データ生成部68が、プレゼンテーションページ26に配置されている情報の変更回数を示す閲覧実績データを生成してもよい。そして、閲覧評価部50は、閲覧実績データが、プレゼンテーションページ26に配置されている情報の変更が所定数以上行われたことを示す場合に、ユーザによりコンテンツが閲覧されたと評価してもよい。
【0079】
また、例えば、サーバ12のコンテンツ提供部46が、コンテンツとともに、当該コンテンツに関連するウェブページへリンクや添付ファイルなどのアタッチメントをユーザに提供するようにしてもよい。そして、ユーザがコンテンツのアタッチメントにアクセスした場合に、閲覧評価部50は、当該コンテンツの閲覧評価値に所定値を加算するようにしてもよい。
【0080】
また、サーバ12とクライアント14の役割分担は上述のものに限定されない。例えば、サーバ12に実装された機能の少なくとも一部をクライアント14が担ってもよいし、クライアント14に実装された機能の少なくとも一部をサーバ12が担ってもよい。
【0081】
また、上述の具体的な文字列や数値、並びに、図面中の具体的な文字列は例示であり、これらの文字列や数値には限定されない。