(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
複数のキートップと、それぞれの前記キートップの下方に配置されて前記キートップによって動作させられるスイッチ入力部と、前記スイッチ入力部の下側に配置された導光シートとを有するキーボード装置において、
前記キートップに対向する静電センサが設けられ、前記静電センサの電極が、前記導光シートの下側に配置されていることを特徴とするキーボード装置。
前記キートップは、金属基板上で可動支持部材を介して昇降動作自在に支持され、前記金属基板の下側に前記導光シートと前記電極とが配置されており、前記金属基板に開口部が形成され、前記導光シートで導かれた光が、前記開口部を透過して前記キートップに与えられるとともに、前記電極が前記開口部に対向している請求項1ないし3のいずれかに記載のキーボード装置。
前記金属基板が対向電極として使用され、前記導光シートの下側に配置された前記電極と前記金属基板との間の静電容量の変化が検知される請求項4記載のキーボード装置。
前記カバー部材が対向電極として使用され、前記導光シートの下側に配置された前記電極と前記カバー部材との間の静電容量の変化が検知される請求項6記載のキーボード装置。
複数の前記電極のそれぞれが前記キートップの下側に個別に対向しており、前記電極が互いに連結されて、複数のX電極列と、複数のY電極列とが構成されており、X電極列とY電極列との間の相互容量の変化が検知される請求項1ないし7のいずれかに記載のキーボード装置。
【発明を実施するための最良の形態】
【0028】
図1に示すパーソナルコンピュータ1は、キーボード装置2と表示装置3とが折り畳み可能に一体化されたブック型である。ただし、本発明は、キーボード装置2と表示装置3とが別体に形成されて、有線または無線のインターフェースで接続されているものであってもよい。
【0029】
表示装置3には、カラー液晶表示パネルなどの表示パネルが内蔵されており、その表示画面4が、表示装置3のほぼ全域に現れている。
【0030】
キーボード装置2は、薄型のケース5を有している。キーボード装置2は、ケース5の中央部分にキー配列領域10が形成されており、キー配列領域10より手前側(Y2側)にタッチパッド7が配置されている。タッチパッド7は、相互容量検出型であり、X方向に延びる複数のX方向電極と、Y方向に延びる複数のY方向電極とが、互いに絶縁された状態で交差している。導電体である人の指がタッチパッド7に触れることで、入力操作を行うことができる。
【0031】
図2に、キーボード装置2の平面図が示されており、
図3には、
図2のIII−III線の断面図が示されている。また、
図4に個々のキートップに対応する部分の構造が分解斜視図で示されている。
【0032】
図3に示すように、薄型のケース5は、上面5aと側面5bならびに底面5cを有している。ケース5は合成樹脂製である。キー配列領域10に、金属基板11が設置されており、ケース5の底面5cと金属基板11との間に、シート積層体30が挟まれている。
【0033】
図3と
図4に示すように、金属基板11の上に、メンブレン積層体12とマスクシート13が順に重ねられて固定されており、マスクシート13の上方にキートップ15が設けられている。
【0034】
キートップ15が設けられる部分では、金属基板11に、第1の支持片11aと第2の支持片11bが上方に向けて折り曲げられている。
図4に示すように、それぞれ第1の支持片11aはY方向に離れて一対設けられており、第2の支持片11bもY方向に離れて一対設けられている。
【0035】
メンブレン積層体12には、それぞれのキートップ15に対向する領域に一対の開口部12a,12aと開口部12bが形成されている。マスクシート13には開口部13a,13aと開口部13bが形成されている。メンブレン積層体12の開口部12a,12aとマスクシート13の開口部13a,13aは、少なくとも一部が重なる形状と大きさに形成されており、開口部12bと開口部13bも、少なくとも一部が重なる形状と大きさに形成されている。
【0036】
前記第1の支持片11aは開口部12aと開口部13aに挿入され、第2の支持片11bは開口部12bと開口部13bに挿入されて、それぞれの支持片11a,11bがメンブレン積層体12ならびにマスクシート13よりも上方に突出している。
【0037】
それぞれのキートップ15と金属基板11との間に、第1の可動支持部材16と第2の可動支持部材17が設けられている。第1の可動支持部材16は、その一端16aが第1の支持片11aに回動自在に支持され、他端16bがキートップ15の下部に回動自在で且つ横方向へスライド自在に支持されている。第2の可動支持部材17は、一端17aがキートップ15の下部に回動自在に支持され、他端17bが第2の支持片11bに回動自在で且つ横方向へスライド自在に支持されている。第1の可動支持部材16と第2の可動支持部材17は、その中央部どうしが回動自在に連結されており、第1の可動支持部材16と第2の可動支持部材17とでX型の支持リンクが構成されている。
【0038】
前記マスクシート13とキートップ15との間に弾性部材18が設けられている。弾性部材18は合成ゴムで形成されており、キートップ15に対して金属基板11から離れる方向である上向きの付勢力を与えている。弾性部材18の下側の内部は空洞であり、この空洞内に下向きの押圧凸部18aが一体に形成されている。
【0039】
図3に示すように、前記メンブレン積層体12は、基板シート12cと押圧シート12dと、前記両シート12cと12dとの間に挟まれたスペーサ層12eとが積層されて構成されている。前記弾性部材18の押圧凸部18aが対向する部分では、スペーサ層12eに穴が形成されてスイッチ入力部12fが形成されている。スイッチ入力部12fは、全てのキートップ15の下に設けられた弾性部材18の押圧凸部18aと対向する位置に形成されている。
【0040】
スイッチ入力部12fでは、基板シート12cの上面に対を成す下側接点が設けられ、押圧シート12dの下面に、上側接点が設けられている。一対の下側接点は、基板シート12cの上面に配線された導電パターンに個別に導通されている。キートップ15が押されると、第1の可動支持部材16の一端16aが第1の支持片11aとの係合部を支点として回動し、第2の可動支持部材17の一端17aがキートップ15の下部で回動して、キートップ15が下降する。このとき、弾性部材18がキートップ15で押し潰されるとともに、押圧凸部18aでマスクシート13を介してスイッチ入力部12fの押圧シート12dが押され、上側接点が、一対の下側接点に接触して、下側接点どうしが互いに導通させられる。これによりキー入力信号が得られる。
【0041】
図4に示すように、金属基板11には、第1の支持片11aを切り起こす部分に一対の開口部11c,11cが形成され、第2の支持片11bを切り起こす部分に開口部11dが形成されている。開口部11c,11cは、メンブレン積層体12の開口部12a,12aならびにマスクシート13の開口部13a,13aと少なくとも一部が重なる形状と大きさに形成されている。同様に、開口部11dも、開口部12bならびに開口部13bと重なる形状と大きさに形成されている。
【0042】
図4に示すように、ケース5の底面5cとメンブレン積層体12とで挟まれたシート積層体30は、導光シート31とその下に重ねられた電極シート32とで構成されている。
【0043】
導光シート31は、PETシートやポリカーボネートシートなどの透光性の樹脂シートであり、その下面31aでは、少なくともキートップ15と対向する部分が光反射面となっている。光反射面では、下面31aに白色の塗装が施され、または下面31aに光を乱反射させる粗面が形成されている。
【0044】
キーボード装置2には、導光シート31の側端面に対向する複数の光源が設けられている。光源はLED素子などである。光源から発せられた光は導光シート31の内部に導かれ、前記光反射面で反射されて、導光シート31の上方へ発せられる。導光シート31から出た光は、金属基板11の開口部11c,11dならびにメンブレン積層体12の開口部12a,12bとマスクシート13の開口部13a,13bを通過して、キートップ15に下側から照射される。
【0045】
キートップ15は、その上面の一部に文字や記号が記されており、その部分が透光性で、それ以外の部分が遮光構造となっている。キートップ15に与えられる光によって、前記文字や記号が照光される。
【0046】
電極シート32はPETシートなどで形成されており、その上面に電極33と、電極33に接続された配線34が形成されている。電極33と配線34は、銀ペーストなどの印刷層やエッチングされた銅箔層などの導電材料層で形成されている。電極33は、正方形または長方形である。なお、電極33は円形でも楕円形などであってもよい。
【0047】
図5の平面図には、電極33の配置が模式的に示されている。
図5では、電極33がX電極33xとY電極33yとに区別されて記載されている。実際には、
図5に示す電極33x,33yの配置と
図2に示すキートップ15の配列とが一致しているが、
図5では、電極の配置がやや簡素化されて記載されている。
【0048】
なお、全てのキートップ15に電極33x,33yが対向している必要はなく、例えば、
図2に示す小面積のキートップ15aや大面積のキートップ15bの下側に電極33x,33yが存在していなくてもよい。また、1個おきや2個おきとなるように、一部のキートップ15の下側に電極33x,33yが配置されていてもよい。
【0049】
図5に示す電極シート32では、X電極33xが配線34xで互いに連結されて、X電極列X1,X2を構成している。X電極列X1では、10個のX電極33xがX方向へ向けて2列となるように互い違いに配置されて、互いに直列に接続されている。X電極列X2においても、10個のX電極33xがX方向へ向けて2列となるように互い違いに配置されて、互いに直列に接続されている。
【0050】
Y電極33yは配線34yで互いに連結されて、Y電極列Y1,Y2,Y3,Y4,Y5を構成している。Y電極列Y1では、4個のY電極33yがY方向へ斜めの向きで互い違いに配置されて、互いに直列に接続されている。これは、Y電極列Y2,Y3,Y4,Y5においても同じである。
【0051】
X電極列X1,X2からは、それぞれ引出し配線35xが延びており、それぞれの引出し配線35xはコネクタ部36xに設けられた2極の接点にそれぞれ接続されている。Y電極列Y1,Y2,Y3,Y4からは、それぞれ引出し配線35yが延びており、それぞれの引出し配線35yがコネクタ部36yに設けられた5極の接点にそれぞれ接続されている。
【0052】
図5に示す電極シート32では、X電極33xとY電極33yとで、相互容量型の静電センサが構成されている。その駆動方式は、例えば、マルチプレクサにより、Y電極列Y1,Y2,Y3,Y4,Y5が順番に駆動回路に接続されて、Y電極列Y1,Y2,Y3,Y4,Y5を構成するY電極33yに矩形波のパルス電圧が間欠的に印加される。このとき、X電極列X1,X2の全てのX電極33xが検知回路に接続される。X電極33xとY電極33yとの間に容量が形成されているため、Y電極33yに与えられる駆動電圧の立ち上がりと立下りにX電極33xに電流が流れる。キートップ15の上方に指または手が位置していると、指または手に電界が吸収されるため、X電極33xに流れる電流が変化する。キーボード装置2に設けられたセンサ制御部では、X電極33xで検知される電流と、Y電極列Y1,Y2,Y3,Y4,Y5のうちのどのY電極列に駆動電圧が与えられているかの情報から、指や手の接近位置のX座標情報が得られる。
【0053】
前記処理と重複しない時間で、X電極列X1とX2が順番に駆動回路に接続され、全てのY電極33yが検知回路に接続されて、キートップ15上で指や手が接近する位置のY座標情報が得られる。
【0054】
前記駆動方式において、X電極33xとY電極33yに駆動電圧が印加されると、電極33から上方へ電界が形成される。
図4に示すように、電極33の上方に金属基板11が配置されているが、金属基板11には照光用の開口部11c,11dが形成されているため、電極33からの電界は、開口部11c,11dを通じてキートップ15に与えられ、キートップ15の上方に電界を形成することができる。この電界が形成される領域において、駆動電圧が与えられている電極33と検知回路に接続されている電極33との間の浮遊容量の変化が検出される。
【0055】
複数のキートップ15のそれぞれの下側に開口部11c,11dと電極33とが位置しているため、キー配列領域10の上方に指や手が位置すると、その影響により検知側の電極33に流れる電流が変化する。これにより、キー配列領域10の上方で指や手を移動させたときに、その位置情報をX−Y座標上の情報として取得することができる。
【0056】
静電センサの他の駆動方式として、キートップ15の下に位置する電極33を独立した電極とし、それぞれの電極を個別に駆動回路と検知回路に接続できるようにしてもよい。このときの駆動方法は、例えば、
図2に示すように、いずれかのキートップ15を駆動電極(D)とし、駆動電極(D)に隣接している他の複数のキートップ15を検知電極(S)として、駆動電極(D)と検知電極(S)との相互容量の変化を検知する。マルチプレクサで、駆動電極(D)と検知電極(S)を順番に切替えることによって、キー配列領域10上に指や手を接近させたときに、その接近位置をX−Y座標上の情報として取得することができる。
【0057】
または、個々の電極に駆動電圧を順番に与え、その電極に流れる電流の遅れを検知して浮遊容量の変化を検知できるようにした自己容量型の駆動・検知方式を採用してもよい。
【0058】
さらに、個々の電極33を独立した電極とし、さらに金属基板11を対向電極として使用することができる。この方式では、金属基板11を駆動回路に接続して、金属基板11に矩形波のパルス状の駆動電圧を間欠的に印加すると、駆動電圧の立ち上がりと立下りに電極33に電流が流れる。キートップ15の上に指や手が接近すると、電極33に流れる電流値が変化する。よって、複数のキートップ15の下に配置された電極33を順番に検知回路に接続し、それぞれの電極33で検知される電流を監視することで、キー配列領域10上のどの位置に指や手が接近したかを検知することができる。
【0059】
逆に、金属基板11を検知回路に接続し、複数のキートップ15の下に配置された電極33を順番に駆動回路に接続してもよい。金属基板11に流れる電流を監視し、どの電極33に駆動電圧を与えているかの情報を得ることで、キー配列領域10上のどの位置に指や手が接近したかを検知することができる。
【0060】
金属基板11を対向電極として使用する駆動・検知方式では、金属基板11が、静電センサの検知を阻害するのではなく、むしろ金属基板1を静電センサの一部として使用できるようになり、金属基板1の下側に電極33が配置されていても、高感度の検知動作を行うことができる。
【0061】
なお、前記実施の形態では、導光シート31と電極シート32とが別々に構成されているが、前記電極シート32の下面に前記電極33が形成され、上面が光反射面とされて、1枚のシートが導光シートと電極シートを兼ねているものであってもよい。
【0062】
図6と
図7には、第2の実施の形態のキーボード装置102が示されている。第1の実施の形態のキーボード装置2と第2の実施の形態のキーボード装置とでは基本的な構造が相違しているが、同じ機能を有する部材については、同じ符号を付して説明する。
【0063】
このキーボード装置102は薄型であり、金属基板11の上方に対向する金属製のカバー部材105を有している。カバー部材105には複数の開口部105aが形成されており、複数のキートップ15は、それぞれ開口部105aに位置している。
【0064】
金属基板11の上に、シート積層体30とメンブレン積層体12とが積層されている。金属基板11とカバー部材105との間に第1の可動支持部材16と第2の可動支持部材17が配置されている。第1の可動支持部材16と第2の可動支持部材17は、上端部がキートップ15の下面に回動自在に連結されており、下端部はカバー部材105の内面に回動自在に支持されている。
【0065】
メンブレン積層体12の上にドーム状の板ばね108が配置されており、板ばね108の頂部下面に設けられた突部108aが、スイッチ入力部12fに対向している。キートップ15は板ばね108によって上向きに付勢されており、キートップ15の周縁部が、開口部105aの周辺部において、カバー部材105の下面に押し付けられている。キートップ15が押されると、第1の可動支持部材16と第2の可動支持部材17とが倒れるように動作し、キートップ15が下降し、キートップ15の突部108aによってスイッチ入力部12fが押し潰されて、接点が導通状態に切り替えられる。
【0066】
シート積層体30は、導光シート31と電極シート32とが積層されて構成され、電極シート32に電極33が設けられているものである。または、電極シート32の下面に前記電極33が形成され、上面が光反射面とされているものであってもよい。
【0067】
このキーボード装置102は、薄型でありながら強度を高めるために、金属基板11と金属製のカバー部材105とが上下に設けられ、キートップ15などが存在していない部分で、金属基板11とカバー部材105とがねじ止めなどで固定されている。
【0068】
第2の実施の形態のキーボード装置102では、電極33を有するシート積層体30の上方に金属製のカバー部材105が存在しているが、それぞれの電極33がカバー部材105の開口部105aの下側に対向しているため、電極33からの検知電界E1は、開口部105a内部を経て、キートップ15の上方へ広がるようになる。よって、キートップ15の上方の広い範囲に検知空間を形成することが可能であり、キー配列領域10の上方に指や手が接近したときに、その操作位置を高感度に検知することができる。
【0069】
図6と
図7に示す実施の形態においては、互いに独立して形成される複数の前記電極33と金属製のカバー部材105の双方を電極として使用することができる。
【0070】
この場合に、カバー部材105を駆動回路に接続し、カバー部材105に矩形波のパルス状の駆動電圧を間欠的に印加すると、駆動電圧の立ち上がりと立下りに電極33に電流が流れる。キートップ15の上に指や手が接近すると、その下に位置する電極33に流れる電流値が変化するため、それぞれのキートップ15の下側に配置された電極33を順番に検知回路に接続することで、キー配列領域10上のどの位置に指や手が接近したかを検知することができる。
【0071】
逆に、カバー部材105を検知回路に接続し、キートップ15の下側に対向する複数の電極33を順番に駆動回路に接続してもよい。カバー部材105に流れる電流を監視し、どの位置の電極33に駆動電圧を与えているかの情報を得ることで、キー配列領域10上のどの位置に指や手が接近したかを検知することができる。
【0072】
図8には、金属基板11の下側に電極シート32を使用した静電センサが設けられたキーボード装置2の構成と、パーソナルコンピュータ1に搭載されている制御処理部40の主な構成がブロック図で示されている。
【0073】
キーボード装置2には、操作信号生成部41が設けられている。操作信号生成部41はCPUとメモリなどで構成されている。操作信号生成部41では、キー配列領域10に設けられた複数のキースイッチから得られる検知信号と、タッチパッド7の検知信号とから、所定のバイト数のフォーマットデータであるキーボード信号Skが生成される。
【0074】
図4と
図5に示す電極シート32を使用した静電センサから得られる検知信号は、操作信号生成部41に与えられる。
図8のブロック図に記載されている電極シート32を使用した静電センサは、駆動回路と検知回路ならびにセンサ制御部を含んだ概念である。
【0075】
操作信号生成部41は、電極シート32を使用した静電センサからの検知信号を分析して、タッチパッド7が操作されたときと同じ操作信号が生成され、この操作信号がキーボード信号Skに含まれる。
【0076】
操作信号生成部41で生成されたキーボード信号Skは、出力インターフェース42から、制御処理部40の入力インターフェース43に与えられる。出力インターフェース42と入力インターフェース43はUSBインターフェースなどである。
【0077】
制御処理部40はCPUとメモリとを主体として構成されている。
図7に示す制御処理部40の各ブロックの処理は、予め格納されたソフトウエアに基づいて実行される。
【0078】
制御処理部40にはオペレーティングシステム(OS)44が格納されている。このオペレーティングシステム44で表示ドライバー45が制御されて、表示画面4の表示内容が制御される。
【0079】
制御処理部40には、ドライバーソフト46がインストールされており、前記入力インターフェース43で受信したキーボード信号Skが、ドライバーソフト46に与えられる。ドライバーソフト46では、操作信号生成部41から送られた所定のフォーマットのキーボード信号Skからオペレーティングシステム44に適用した規格の操作信号が生成されてオペレーティングシステム44に通知される。
【0080】
図8に示すように、制御処理部40に、各種アプリケーションソフト47がインストールされている。アプリケーションソフト47は、インターネットエキスプローラ、メール通信ソフト、ワードプロセッサ、各種計算ソフト、ゲームソフトなどである。
【0081】
アプリケーションソフト47が起動して表示画面4に各種画像が表示されているときに、キー配列領域10上に指や手を接近させた移動させると、X−Y座標上の操作位置が電極シート32を使用した静電センサによって検知され、その検知出力が、タッチパッド7の操作信号と同等の信号に変換され、キーボード信号Skに含まれる。
【0082】
よって、キー配列領域10上で指や手を接近させて移動させる操作で、表示画面4に表示されている画像を移動させたり、カーソルを移動させるなどの操作を行うことが可能になる。