【実施例】
【0158】
実施例1
4−(1H−インダゾール−5−イルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−カルボン酸エチル
【化37】
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エタノール(138ml)中の4−クロロ−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−カルボン酸エチル(14.4g, 製造については、例えばWO 2005/010008の実施例14工程1〜3を参照のこと)および5−アミノインダゾール(9.69g, 1.5当量)の混合物に、ジオキサン中4Nの塩化水素溶液(2.6ml, 0.2当量)を加えた。混合物を撹拌しながら2時間還流した。混合物を真空で濃縮し、ジクロロメタンとメタノールの9:1混合物に溶解した。混合物を、5%の水酸化ナトリウム水溶液で、水で、そして塩水で抽出し、有機層を硫酸ナトリウムで乾燥し、蒸発させた。残渣を、超音波浴中でジエチルエーテルで磨砕し、17.9gの標的化合物を得た。
1H-NMR (300MHz, DMSO-d
6): δ [ppm]= 1.23 (t, 3H), 1.87 - 2.02 (m, 1H), 2.15 - 2.30 (m, 1H), 2.89 - 3.29 (m, 5H), 4.14 (q, 2H), 7.44 - 7.57 (m, 2H), 7.98 (s, 1H), 8.06 (s, 1H), 8.24 (br. s., 1H), 8.31 (s, 1H), 13.05 (br. s., 1H).
MS (ESIpos) m/z = 394 [M+H]
+.
【0159】
実施例2
4−(1H−インダゾール−5−イルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−カルボン酸
【化38】
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4−(1H−インダゾール−5−イルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−カルボン酸エチル(6.6g)およびエタノール(85ml)の混合物に、10Nの水酸化ナトリウム水溶液(32ml)を氷冷しながら加えた。冷却浴を除去し、混合物を室温で30分間撹拌した。エタノール(53ml)を加え(撹拌を維持しながら)、室温でさらに30分間撹拌を続けた。混合物を水に加え、塩酸水溶液でpH 4まで酸性にして、標的化合物を濾過によって単離し、5.5gの明褐色の固体を得た。
1H-NMR (300MHz, DMSO-d
6): δ [ppm]= 1.83 - 2.01 (m, 1H), 2.12 - 2.29 (m, 1H), 2.77 - 3.28 (m, 5H), 7.42 - 7.60 (m, 2H), 7.98 (s, 1H), 8.06 (s, 1H), 8.22 (s, 1H), 8.31 (s, 1H), 12.90 (br. s., 2H).
MS (ESIpos) m/z = 366 [M+H]
+.
【0160】
実施例3
4−(1H−インダゾール−5−イルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
【化39】
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N,N−ジメチルホルムアミド(24ml)中の4−(1H−インダゾール−5−イルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−カルボン酸(300mg)の溶液に、ホルムアミド(0.59ml, 20当量)およびナトリウム エトキシド(0.20g, 4.0当量)を室温で加えた。混合物を3時間撹拌し、濃縮し、残渣を分取HPLC(方法P2)で精製し、標的化合物を固体として得た(57mg)。
1H-NMR (400MHz, DMSO-d
6): δ [ppm]= 1.73 - 1.91 (m, 1H), 2.06 - 2.19 (m, 1H), 2.59 - 2.72 (m, 1H), 2.86 - 3.01 (m, 2H), 3.06 - 3.20 (m, 1H), 3.23 - 3.28 (m, 1H), 6.94 (br. s., 1H), 7.41 - 7.56 (m, 3H), 7.99 (s, 1H), 8.05 (s, 1H), 8.20 (s, 1H), 8.30 (s, 1H), 13.01 (br. s., 1H).
MS (ESIpos) m/z = 365 [M+H]
+.
【0161】
実施例4
4−(1H−インダゾール−5−イルアミノ)−N−[3−(メチルスルホニル)プロピル]−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
【化40】
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N,N−ジメチルホルムアミド(20ml)中の4−(1H−インダゾール−5−イルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−カルボン酸(300mg)および3−(メチルスルホニル)プロピル−1−アミン塩酸塩(137mg)の混合物に、N,N−ジイソプロピルエチルアミン(170mg)を、続いてCOMU((1−シアノ−2−エトキシ−2−オキソエチリデンアミノオキシ)ジメチルアミノ−モルホリノ−カルベニウム ヘキサフルオロホスフェート;422mg)を加え、混合物を室温で一夜撹拌した。混合物を水とジクロロメタンの層間に分配し、有機層を硫酸マグネシウムで乾燥し、蒸発させた。望ましくない不純物を除去するために、残渣を1Nの塩酸水溶液とジクロロメタンの層間に分配し、重炭酸ナトリウム水溶液の添加によって水層を中和し、続いてジクロロメタンを加え、添加後すぐに標的化合物が沈殿し、それを濾過によって単離した(60mg)。
1H-NMR (400MHz, DMSO-d
6): δ [ppm]= 1.80 - 1.92 (m, 3H), 2.05 - 2.16 (m, 1H), 2.60 - 2.72 (m, 1H), 2.91 - 3.01 (m, 5H), 3.07 - 3.29 (m, 6H), 7.45 - 7.56 (m, 2H), 7.99 (s, 1H), 8.05 (s, 1H), 8.11 (t, 1H), 8.20 (s, 1H), 8.31 (s, 1H), 13.01 (s, 1H).
MS (ESIpos) m/z = 485 [M+H]
+.
【0162】
実施例5
4−(1H−インダゾール−5−イルアミノ)−N−フェニル−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
【化41】
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N,N−ジメチルホルムアミド(12ml)中の4−(1H−インダゾール−5−イルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−カルボン酸(400mg)およびアニリン(399μl)の混合物に、N,N−ジイソプロピルエチルアミン(915μl)を加え、続いてT3P(無水プロピルホスフィン酸;3.13mlの酢酸エチル中50%溶液)を加え、混合物を60℃で4時間撹拌した。反応を完了させるために、アニリン(199μl)を加え、続いてN,N−ジイソプロピルアミン(458μl)およびT3P(0.78mlの酢酸エチル中50%溶液)を加え、混合物を40℃でさらに4時間撹拌した。混合物を真空で濃縮し、残渣を分取HPLC(方法P1)によって精製し、255mgの標的化合物を得た。
1H-NMR (300MHz, DMSO-d
6): δ [ppm]= 1.85 - 1.98 (m, 1H), 2.16 - 2.30 (m, 1H), 2.84 - 3.42 (m, 5H, 水のシグナルと一部重複), 7.05 (t, 1H), 7.32 (t, 2H), 7.46 - 7.57 (m, 2H), 7.65 (d, 2H), 8.00 (s, 1H), 8.06 (s, 1H), 8.25 (s, 1H), 8.32 (s, 1H), 10.10 (s, 1H), 13.03 (br. s., 1H).
MS (ESIpos) m/z = 441 [M+H]
+.
【0163】
実施例6
4−(1H−インダゾール−5−イルアミノ)−N−イソプロピル−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
【化42】
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N,N−ジメチルホルムアミド(14ml)中の4−(1H−インダゾール−5−イルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−カルボン酸(500mg)およびイソプロピルアミン(443μl)の混合物に、N,N−ジイソプロピルエチルアミン(1.09ml)を加え、続いてT3P(無水プロピルホスフィン酸;3.71mlの酢酸エチル中50%溶液)を加え、混合物を室温で一夜撹拌した。水を加え、上清を傾斜した。残渣を分取HPLC(方法P1)によって精製し、226mgの標的化合物を得た。
1H-NMR (300MHz, DMSO-d
6): δ [ppm]= 1.09 (d, 6H), 1.75 - 1.90 (m, 1H), 2.00 - 2.14 (m, 1H), 2.56 - 2.68 (m, 1H), 2.86 - 2.98 (m, 2H), 3.05 - 3.28 (m, 1H), 3.80 - 3.96 (m, 1H), 7.45 - 7.57 (m, 2H), 7.83 (d, 1H), 7.98 (s, 1H), 8.06 (s, 1H), 8.20 (s, 1H), 8.31 (s, 1H), 13.01 (br. s., 1H).
MS (ESIpos) m/z = 407 [M+H]
+.
【0164】
実施例7
N−(シクロプロピルメチル)−4−(1H−インダゾール−5−イルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
【化43】
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N,N−ジメチルホルムアミド(14ml)中の4−(1H−インダゾール−5−イルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−カルボン酸(500mg)およびシクロプロピルメチルアミン(451μl)の混合物に、N,N−ジイソプロピルエチルアミン(1.09ml)を、続いてT3P(無水プロピルホスフィン酸;3.71mlの酢酸エチル中50%溶液)を加え、混合物を室温で一夜撹拌した。反応を完了させるために、さらなるシクロプロピルメチルアミン(451μl)、N,N−ジイソプロピルアミン(1.09ml)およびT3P(3.71mlの酢酸エチル中50%溶液)を加え、60℃で4時間撹拌を続けた。混合物を水に加え、沈殿した粗生成物を濾過によって単離し、さらなる処理に十分な純度で標的化合物を得た(510mg)。
1H-NMR (300MHz, DMSO-d
6): δ [ppm]= 0.09 - 0.24 (m, 2H), 0.35 - 0.49 (m, 2H), 0.81 - 1.01 (m, 1H), 1.74 - 1.93 (m, 1H), 2.02 - 2.16 (m, 1H), 2.61 - 2.75 (m, 1H), 2.88 - 3.05 (m, 4H), 3.08 - 3.28 (m, 2H), 7.44 - 7.58 (m, 2H), 7.94 - 8.12 (m, 3H), 8.20 (s, 1H), 8.31 (s, 1H), 13.00 (br. s., 1H).
MS (ESIpos) m/z = 419 [M+H]
+.
【0165】
実施例8
[4−(1H−インダゾール−5−イルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−イル](4−メチルピペラジン−1−イル)メタノン
【化44】
[この文献は図面を表示できません]
N,N−ジメチルホルムアミド(14ml)中の4−(1H−インダゾール−5−イルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−カルボン酸(500mg)および1−メチルピペラジン(755mg)の混合物に、N,N−ジイソプロピルエチルアミン(1.36ml)を加え、続いてT3P(無水プロピルホスフィン酸;4.64mlの酢酸エチル中50%溶液)を加え、混合物を60℃で2時間撹拌した。水を添加しても生成物の沈殿が起こらなかったので、粗生成物を0.75Mの炭酸ナトリウム水溶液とジクロロメタンの層間で分配し、ジクロロメタンで再度抽出し、合わせた有機層を硫酸ナトリウムで乾燥し、蒸発させた。真空で濃縮した後、残渣を分取HPLC(方法P2)によって精製し、436mgの標的化合物を得た。
1H-NMR (300MHz, DMSO-d
6): δ [ppm]= 1.71 - 1.89 (m, 1H), 1.96 - 2.11 (m, 1H), 2.25 - 2.42 (m, 4H), 2.82 - 3.05 (m, 2H), 3.11 - 3.35 (m, 6H), 3.46 - 3.63 (m, 4H), 7.45 - 7.55 (m, 2H), 7.99 (s, 1H), 8.05 (s, 1H), 8.14 (s, 1H), 8.18 (s, 1H), 8.31 (s, 1H), 12.99 (br. s., 1H).
MS (ESIpos) m/z = 448 [M+H]
+.
【0166】
実施例9
4−(1H−インダゾール−5−イルアミノ)−N−[3−(トリフルオロメチル)ベンジル]−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
【化45】
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N,N−ジメチルホルムアミド(14ml)中の4−(1H−インダゾール−5−イルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−カルボン酸(500mg)および3−(トリフルオロメチル)ベンジルアミン(1.14g)の混合物に、N,N−ジイソプロピルエチルアミン(1.36ml)を、続いてT3P(無水プロピルホスフィン酸;4.64mlの酢酸エチル中50%溶液)を加え、混合物を60℃で2時間撹拌した。真空で少し濃縮した後、生成物を水と共に一夜撹拌し、粗生成物を濾過によって単離した。分取HPLC(方法P3)を行い、510mgの標的化合物を得た。
1H-NMR (300MHz, DMSO-d
6): δ [ppm]= 1.78 - 1.96 (m, 1H), 2.08 - 2.21 (m, 1H), 2.70 - 2.84 (m, 1H), 2.95 - 3.04 (m, 2H), 3.09 - 3.36 (m, 2H, 水のシグナルと重複), 4.42 (d, 2H), 7.45 - 7.68 (m, 6H), 7.99 (s, 1H), 8.06 (s, 1H), 8.18 - 8.26 (m, 1H), 8.31 (s, 1H), 8.67 (t, 1H), 12.98 (br. s, 1H).
MS (ESIpos) m/z = 523 [M+H]
+.
【0167】
実施例10
4−(1H−インダゾール−5−イルアミノ)−N,N−ジメチル−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
【化46】
[この文献は図面を表示できません]
N,N−ジメチルホルムアミド(12ml)中の4−(1H−インダゾール−5−イルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−カルボン酸(200mg)および塩化ジメチルアンモニウム(223mg, 5当量)の混合物に、N,N−ジイソプロピルエチルアミン(0.95ml)を、続いてT3P(無水プロピルホスフィン酸;1.63mlの酢酸エチル中50%溶液)を加え、混合物を40℃で3時間撹拌した。室温まで冷却した後、混合物を濃縮し、残渣を分取HPLC(方法P2)によって精製し、77mgの標的化合物を得た。
1H-NMR (300MHz, DMSO-d
6): δ [ppm]= 1.67 - 1.86 (m, 1H), 2.00 - 2.13 (m, 1H), 2.88 (s, 3H), 2.88 - 2.98 (m, 2H), 3.10 (s, 3H), 3.14 - 3.35 (m, 3H, 水のシグナルと重複), 7.45 - 7.56 (m, 2H), 7.99 (s, 1H), 8.06 (s, 1H), 8.21 (s, 1H), 8.31 (s, 1H), 13.03 (br. s, 1H).
MS (ESIpos) m/z = 393 [M+H]
+.
【0168】
実施例11
4−(1H−インダゾール−5−イルアミノ)−N−メチル−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
【化47】
[この文献は図面を表示できません]
N,N−ジメチルホルムアミド(6ml)中の4−(1H−インダゾール−5−イルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−カルボン酸(150mg)およびN,N−ジイソプロピルエチルアミン(0.29ml)の混合物に、塩化メチルアンモニウム(83mg, 3当量)を、続いてT3P(無水プロピルホスフィン酸;0.29mlの酢酸エチル中50%溶液)を加え、混合物を室温で18時間撹拌した。反応を完了させるために、さらなるN,N−ジイソプロピルエチルアミン(0.29ml)、塩化メチルアンモニウム(83mg)およびT3P(無水プロピルホスフィン酸;0.29mlの酢酸エチル中50%溶液)を加え、混合物を60℃で6時間撹拌した。室温まで冷却した後、水(0.5ml)を加え、混合物を真空で濃縮した。残渣を分取HPLC(方法P1)によって精製し、41mgの標的化合物を得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ ppm 1.76 - 1.89 (m, 1 H), 2.04 - 2.14 (m, 1 H), 2.63 (d, 3 H), 2.61 - 2.69 (m, 1 H), 2.90 - 2.98 (m, 2 H), 3.08 - 3.33 (m, 2 H, 水のシグナルと重複), 7.46 - 7.55 (m, 2 H), 7.94 (q, 1 H), 7.99 (s, 1 H), 8.05 (s, 1 H), 8.20 (s, 1 H), 8.31 (s, 1 H), 12.99 (br. s, 1 H).
MS (ESIpos) m/z = 379 [M+H]
+.
【0169】
実施例12
4−(1H−インダゾール−5−イルアミノ)−N−(2−メトキシフェニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
【化48】
[この文献は図面を表示できません]
N,N−ジメチルホルムアミド(6ml)中の4−(1H−インダゾール−5−イルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−カルボン酸(150mg)およびオルト−メトキシアニリン(56mg, 1.1当量)の混合物に、N,N−ジイソプロピルエチルアミン(0.11ml)を、続いてT3P(無水プロピルホスフィン酸;0.29mlの酢酸エチル中50%溶液)を加え、混合物を室温で48時間撹拌した。反応を完了させるために、さらなるオルト−メトキシアニリン(167mg, 3.3当量)、N,N−ジイソプロピルエチルアミン(0.32ml)およびT3P(無水プロピルホスフィン酸;0.88mlの酢酸エチル中50%溶液)を加え、混合物を80℃で5時間撹拌した。粗生成物混合物を分取HPLC(方法P1)によって精製し、58mgの標的化合物を得た。
1H-NMR (300MHz, DMSO-d
6): δ [ppm]= 1.81 - 2.01 (m, 1H), 2.13 - 2.29 (m, 1H), 2.83 - 3.35 (m, 5H, 水のシグナルと一部重複), 3.84 (s, 3H), 6.86 - 6.96 (m, 1H), 7.01 - 7.14 (m, 2H), 7.45 - 7.57 (m, 2H), 7.92 - 8.02 (m, 2H), 8.06 (s, 1H), 8.25 (s, 1H), 8.32 (s, 1H), 9.33 (s, 1H), 13.04 (br. s, 1H).
MS (ESIpos) m/z = 471 [M+H]
+.
【0170】
実施例13
4−(1H−インダゾール−5−イルアミノ)−N−(3−メトキシフェニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
【化49】
[この文献は図面を表示できません]
N,N−ジメチルホルムアミド(6ml)中の4−(1H−インダゾール−5−イルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−カルボン酸(150mg)およびメタ−メトキシアニリン(56mg, 1.1当量)の混合物に、N,N−ジイソプロピルエチルアミン(0.11ml)を、続いてT3P(無水プロピルホスフィン酸;0.29mlの酢酸エチル中50%溶液)を加え、混合物を80℃で3時間撹拌した。反応を完了させるために、さらなるメタ−メトキシアニリン(176mg, 3.5当量)、N,N−ジイソプロピルエチルアミン(0.25ml)およびT3P(無水プロピルホスフィン酸;0.86mlの酢酸エチル中50%溶液)を加え、混合物を室温で48時間撹拌した。粗生成物混合物を分取HPLC(方法P1)によって精製し、70mgの標的化合物を得た。
1H-NMR (300MHz, DMSO-d
6): δ [ppm]= 1.82 - 2.03 (m, 1H), 2.14 - 2.31 (m, 1H), 2.83 - 3.37 (m, 5H, 水のシグナルと一部重複), 3.73 (s, 3H), 6.58 - 6.68 (m, 1H), 7.19 (s, 2H), 7.33 - 7.42 (m, 1H), 7.46 - 7.58 (m, 2H), 7.99 (s, 1H), 8.06 (s, 1H), 8.26 (s, 1H), 8.32 (s, 1H), 10.10 (s, 1H), 13.05 (br. s, 1H).
MS (ESIpos) m/z = 471 [M+H]
+.
【0171】
実施例14
4−(1H−インダゾール−5−イルアミノ)−N−(4−メトキシフェニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
【化50】
[この文献は図面を表示できません]
N,N−ジメチルホルムアミド(6ml)中の4−(1H−インダゾール−5−イルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−カルボン酸(150mg)およびパラ−メトキシアニリン(56mg, 1.1当量)の混合物に、N,N−ジイソプロピルエチルアミン(0.11ml)を、続いてT3P(無水プロピルホスフィン酸;0.29mlの酢酸エチル中50%溶液)を加え、混合物を室温で45分間、続いて80℃で7時間撹拌した。反応を完了させるために、さらなるパラ−メトキシアニリン(167mg, 3.3当量)、N,N−ジイソプロピルエチルアミン(0.32ml)およびT3P(無水プロピルホスフィン酸;0.88mlの酢酸エチル中50%溶液)を加え、混合物を70℃で3時間撹拌した。室温まで冷却した後、混合物を真空で濃縮した。残渣を分取HPLC(方法P1)によって精製し、48mgの標的化合物を得た。
1H-NMR (300MHz, DMSO-d
6): δ [ppm]= 1.83 - 2.02 (m, 1H), 2.14 - 2.29 (m, 1H), 2.80 - 3.40 (m, 5H, 水のシグナルと一部重複), 3.72 (s, 3H), 6.89 (d, 2H), 7.46 - 7.59 (m, 4H), 7.99 (s, 1H), 8.06 (s, 1H), 8.25 (s, 1H), 8.32 (s, 1H), 9.96 (s, 1H), 13.04 (br. s, 1H).
MS (ESIpos) m/z = 471 [M+H]
+.
【0172】
実施例15
4−(1H−インダゾール−5−イルアミノ)−N−(2−メチルフェニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
【化51】
[この文献は図面を表示できません]
N,N−ジメチルホルムアミド(6ml)中の4−(1H−インダゾール−5−イルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−カルボン酸(150mg)およびオルト−トルイジン(176mg, 4当量)の混合物に、N,N−ジイソプロピルエチルアミン(0.34ml)を加え、続いてT3P(無水プロピルホスフィン酸;1.17mlの酢酸エチル中50%溶液)を加え、混合物を80℃で24時間撹拌した。反応を完了させるために、さらなるオルト−トルイジン(176mg, 4当量)、N,N−ジイソプロピルエチルアミン(0.34ml)およびT3P(無水プロピルホスフィン酸;1.17mlの酢酸エチル中50%溶液)を加え、混合物を80℃で6時間撹拌した。室温まで冷却した後、混合物を真空で濃縮した。残渣を分取HPLC(方法P1)によって精製し、81mgの標的化合物を得た。
1H-NMR (300MHz, DMSO-d
6): δ [ppm]= 1.86 - 2.04 (m, 1H), 2.18 - 2.32 (m, 1H), 2.23 (s, 3H), 2.91 - 3.42 (m, 5H, 水のシグナルと一部重複), 7.06 - 7.27 (m, 3H), 7.40 (br. d, 1H), 7.47 - 7.58 (m, 2H), 8.00 (s, 1H), 8.07 (s, 1H), 8.26 (s, 1H), 8.32 (s, 1H), 9.48 (s, 1H), 13.04 (br. s., 1H).
MS (ESIpos) m/z = 455 [M+H]
+.
【0173】
実施例16
4−(1H−インダゾール−5−イルアミノ)−N−(3−メチルフェニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
【化52】
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N,N−ジメチルホルムアミド(24ml)中の4−(1H−インダゾール−5−イルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−カルボン酸(680mg)およびメタ−トルイジン(1.04g, 6当量)の混合物に、N,N−ジイソプロピルエチルアミン(1.7ml)を、続いてT3P(無水プロピルホスフィン酸;5.8mlの酢酸エチル中50%溶液)を加え、混合物を50℃で4時間撹拌した。混合物を水に加え、沈殿した粗生成物を濾過によって単離し、分取HPLC(方法P3)によって精製し、525mgの標的化合物を得た。
1H-NMR (300MHz, DMSO-d
6): δ [ppm]= 1.81 - 2.01 (m, 1H), 2.14 - 2.33 (m, 1H), 2.28 (s, 3H), 2.83 - 3.40 (m, 5H, 水のシグナルと一部重複), 6.87 (br. d, 1H), 7.19 (t, 1H), 7.42 (br. d, 1H), 7.47 - 7.58 (m, 3H), 8.00 (s, 1H), 8.06 (s, 1H), 8.25 (s, 1H), 8.32 (s, 1H), 10.03 (s, 1H), 13.04 (s, 1H).
MS (ESIpos) m/z = 455 [M+H]
+.
【0174】
実施例17
4−(1H−インダゾール−5−イルアミノ)−N−(4−メチルフェニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
【化53】
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N,N−ジメチルホルムアミド(6ml)中の4−(1H−インダゾール−5−イルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−カルボン酸(150mg)およびパラ−トルイジン(176mg, 4当量)の混合物に、N,N−ジイソプロピルエチルアミン(0.34ml)を、続いてT3P(無水プロピルホスフィン酸;1.17mlの酢酸エチル中50%溶液)を加え、混合物を80℃で18時間撹拌した。反応を完了させるために、さらなるパラ−トルイジン(176mg, 4当量)、N,N−ジイソプロピルエチルアミン(0.34ml)およびT3P(無水プロピルホスフィン酸;1.17mlの酢酸エチル中50%溶液)を加え、混合物を80℃で2時間撹拌した。室温まで冷却した後、混合物を水に加え、沈殿した粗生成物を濾過によって単離し、分取HPLC(方法P3)によって精製し、41mgの標的化合物を得た。
1H-NMR (300MHz, DMSO-d
6): δ [ppm]= 1.83 - 2.01 (m, 1H), 2.15 - 2.31 (m, 1H), 2.26 (s, 3H), 2.82 - 3.41 (m, 5H, 水のシグナルと一部重複), 7.12 (d, 2H), 7.44 - 7.59 (m, 4H), 8.00 (s, 1H), 8.06 (s, 1H), 8.23 (s, 1H), 8.32 (s, 1H), 9.98 (s, 1H), 13.01 (br. s., 1H).
MS (ESIpos) m/z = 455 [M+H]
+.
【0175】
実施例18
N−(3−フルオロベンジル)−4−(1H−インダゾール−5−イルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
【化54】
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N,N−ジメチルホルムアミド(1ml)中の4−(1H−インダゾール−5−イルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]−ピリミジン−7−カルボン酸(55mg)およびN,N−ジイソプロピルアミン(0.08ml)の混合物に、1−(3−フルオロフェニル)メタンアミン(24mg)を、続いてT3P(無水プロピルホスフィン酸;0.07mlのN,N−ジメチルホルムアミド中50%溶液)を加えた。混合物を室温で一夜振盪した。得られた混合物についてHPLC精製を行い、10mgの表題化合物を固体物質として得た。
LC-MS (方法A1): R
t = 1.0分; MS (ESIpos) m/z = 473 [M+H]
+.
【0176】
表1の化合物を、実施例18に準ずる方法で製造し、精製し、分析した。
表1
【表2】
[この文献は図面を表示できません]
【0177】
【表3】
[この文献は図面を表示できません]
【0178】
【表4】
[この文献は図面を表示できません]
【0179】
【表5】
[この文献は図面を表示できません]
【0180】
【表6】
[この文献は図面を表示できません]
【0181】
【表7】
[この文献は図面を表示できません]
【0182】
【表8】
[この文献は図面を表示できません]
【0183】
【表9】
[この文献は図面を表示できません]
【0184】
【表10】
[この文献は図面を表示できません]
【0185】
【表11】
[この文献は図面を表示できません]
【0186】
【表12】
[この文献は図面を表示できません]
【0187】
【表13】
[この文献は図面を表示できません]
【0188】
実施例53
4−[(6−クロロ−1H−インダゾール−5−イル)アミノ]−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−カルボン酸エチル
【化55】
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エタノール(8.0ml)中の4−(1H−インダゾール−5−イルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−カルボン酸エチル(650mg)および5−アミノ−6−クロロインダゾール(422mg, 1.15当量)の混合物に、4Åモレキュラー・シーブ(2g)を、続いてジオキサン中4Nの塩化水素溶液(821μl, 1.5当量)を加えた。混合物を16時間還流し、室温まで冷却した後、水を加えた。沈殿物を濾過によって単離し、DMSOで磨砕した。不溶物を濾過によって除き、濾液を真空で濃縮し、粗生成物を得た。これを分取HPLC(方法P4)によって精製し、35mgの標的化合物を得た。
1H-NMR (300MHz, DMSO-d
6): δ [ppm]= 1.22 (t, 3H), 1.89 - 2.05 (m, 1H), 2.16 - 2.31 (m, 1H), 2.89 - 3.30 (m, 5H, 水のシグナルと一部重複), 4.14 (q, 2H), 7.77 (s, 1H), 8.07 - 8.16 (m, 2H), 8.25 (s, 1H), 8.29 (s, 1H), 13.21 (br. s., 1H).
MS (ESIpos) m/z = 428 (
35Cl), 430 (
37Cl) [M+H]
+.
【0189】
実施例54
4−[(6−フルオロ−1H−インダゾール−5−イル)アミノ]−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−カルボン酸エチル
【化56】
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エタノール(30ml)中の4−クロロ−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−カルボン酸エチル(1.36g, 製造については例えばWO 2005/010008の実施例14工程1〜3を参照のこと)および5−アミノ−6−フルオロインダゾール(0.76g, 1.1当量)の混合物に、モレキュラー・シーブ(4Å, 1g)およびジオキサン中4Nの塩化水素溶液(1.7ml, 1.5当量)を加えた。混合物を撹拌しながら18時間還流した。室温まで冷却した後、混合物を水に加え、沈殿物を濾過し、メタノールで磨砕した。残渣を熱DMSOで処理し、全ての不溶物を濾過し、濾液を蒸発させ、次の工程に十分な程純粋な粗製の標的化合物を得た(1.5g)。分取HPLC精製(方法P4)によって分析用サンプルを得た。
1H-NMR (400MHz, DMSO-d
6): δ [ppm]= 1.23 (t, 3H), 1.88 - 2.03 (m, 1H), 2.16 - 2.28 (m, 1H), 2.91 - 3.26 (m, 5H, 水のシグナルと一部重複), 4.14 (q, 2H), 7.43 (d, 1H), 8.01 (d, 1H), 8.11 (s, 1H), 8.22 (s, 1H), 8.27 (s, 1H), 13.12 (br. s., 1H).
MS (ESIpos) m/z = 412 [M+H]
+.
【0190】
実施例55
4−[(6−フルオロ−1H−インダゾール−5−イル)アミノ]−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−カルボン酸
【化57】
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エタノール(30ml)中の4−[(6−フルオロ−1H−インダゾール−5−イル)アミノ]−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−カルボン酸エチル(1.35g)に、10Nの水酸化ナトリウム水溶液(6.6ml, 20当量)を加え、混合物を室温で2時間撹拌した。水を加え、混合物をジクロロメタンで抽出した。水層を2Nの塩酸水溶液で酸性にした。粗生成物が沈殿し、ジエチルエーテルで磨砕し、677mgの標的化合物を得た。
1H-NMR (300MHz, DMSO-d
6): δ [ppm]= 1.83 - 2.05 (m, 1H), 2.13 - 2.32 (m, 1H), 2.79 - 3.26 (m, 5H, 水のシグナルと一部重複), 7.44 (d, 1H), 8.02 (d, 1H), 8.11 (d, 1H), 8.22 (s, 1H), 8.27 (s, 1H), 12.61 (br. s., 1H), 13.02 (br. s., 1H).
MS (ESIpos) m/z = 384 [M+H]
+.
【0191】
実施例56
4−[(6−メトキシ−1H−インダゾール−5−イル)アミノ]−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−カルボン酸エチル
【化58】
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エタノール(6.0ml)中の4−クロロ−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−カルボン酸エチル(473mg, 製造については例えばWO 2005/010008の実施例14工程1〜3を参照のこと)および5−アミノ−6−メトキシインダゾール(300mg, 1.15当量)の混合物に、モレキュラー・シーブ(4Å, 2g)およびジオキサン中4Nの塩化水素溶液(0.63ml, 1.6当量)を加えた。混合物を撹拌しながら16時間還流した。モレキュラー・シーブを濾過によって除き、濾液を濃縮し、DMSOに再度溶解し、再度濾過した。真空で濃縮し、分取HPLCによって精製し(方法P3, 難溶性により溶出が妨げられた)、40mgの標的化合物を褐色がかった固体として得た。
1H-NMR (400MHz, DMSO-d
6): δ [ppm]= 1.23 (t, 3H), 1.87 - 2.04 (m, 1H), 2.26 - 2.38 (m, 1H), 2.88 - 3.26 (m, 5H, 水のシグナルと一部重複), 3.98 (s, 3H), 4.07 - 4.21 (m, 2H), 7.09 (s, 1H), 8.00 (s, 1H), 8.20 (s, 1H), 8.46 (s, 1H), 8.77 (s, 1H), 12.84 (br. s., 1H).
MS (ESIpos) m/z = 424 [M+H]
+.
【0192】
実施例57
4−[(6−メトキシ−1H−インダゾール−5−イル)アミノ]−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−カルボン酸
【化59】
[この文献は図面を表示できません]
エタノール(25ml)中の4−クロロ−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−カルボン酸エチル(1.19g)および5−アミノ−6−メトキシインダゾール(750mg, 1.15当量)の混合物に、モレキュラー・シーブ(4Å, 2g)およびジオキサン中4Nの塩化水素溶液(1.50ml, 1.5当量)を加えた。混合物を撹拌しながら16時間還流した。室温まで冷却した後、混合物を濾過し、残渣をエタノールで磨砕した。残渣を廃棄し、濾液を真空で濃縮し、エタノール(30ml)に再度溶解し、10Nの水酸化ナトリウム水溶液(7.56ml)で処理した。混合物を室温で2時間撹拌し、水(100ml)で希釈し、ジクロロメタンで抽出し、水層を塩酸水溶液で酸性にした。沈殿物を単離し、ジエチルエーテルで磨砕し、分取HPLC(方法P1)を行った。先の実施例のように標的化合物の難溶解性により生成物の溶出が妨げられた。カラムを繰り返し濯いだものを含め、これを3つのバッチに単離した(全量70mg)。
1H-NMR (300MHz, DMSO-d
6): δ [ppm]= 1.85 - 2.05 (m, 1H), 2.22 - 2.30 (m, 1H), 2.80 - 3.25 (m, 5H, 水のシグナルと一部重複), 3.98 (s, 3H), 7.08 (s, 1H), 8.00 (s, 1H), 8.23 (s, 1H), 8.46 (s, 1H), 8.75 (s, 1H), 12.78 (br. s., 2H).
MS (ESIpos) m/z = 396 [M+H]
+.
【0193】
実施例58
N−エチル−4−[(6−メトキシ−1H−インダゾール−5−イル)アミノ]−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
【化60】
[この文献は図面を表示できません]
N,N−ジメチルホルムアミド(2.0ml)中の4−[(6−メトキシ−1H−インダゾール−5−イル)アミノ]−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−カルボン酸(50mg)およびN,N−ジイソプロピルエチルアミン(88μl)の混合物に、塩化 エチルアンモニウム(31mg)、続いてT3P(無水プロピルホスフィン酸;90μlの酢酸エチル中50%溶液)を加え、得られた混合物を室温で18時間撹拌した。水を加え、混合物を真空で濃縮し、残渣を分取HPLC(方法P1)によって精製し、28mgの標的化合物を得た。
1H-NMR (300MHz, DMSO-d
6): δ [ppm]= 1.05 (t, 3H), 1.76 - 1.98 (m, 1H), 2.11 - 2.29 (m, 1H), 2.57 - 2.75 (m, 1H), 2.87 - 3.28 (m, 6H, 水のシグナルと一部重複), 3.98 (s, 3H), 7.09 (s, 1H), 8.00 (s, 2H), 8.23 (s, 1H), 8.46 (s, 1H), 8.78 (s, 1H), 12.82 (br. s, 1H).
MS (ESIpos) m/z = 423 [M+H]
+.
【0194】
実施例59
N−イソプロピル−4−[(6−メチル−1H−インダゾール−5−イル)アミノ]−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
【化61】
[この文献は図面を表示できません]
エタノール(10ml)中の4−クロロ−N−イソプロピル−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−カルボキサミド(300mg, 中間体2Aを参照のこと)および6−メチル−1H−インダゾール−5−アミン(225mg, 1.5当量)の混合物に、ジオキサン中4Nの塩化水素溶液(48μl, 0.2当量)を加え、続いて、混合物を80℃で2時間加熱し(還流, ターンオーバーは検出されず)、続いて130℃で1時間加熱した(マイクロ波オーブン, 一部ターンオーバー)。さらに150℃で4時間マイクロ波オーブン中で加熱し、ターンオーバーを完了させた。室温まで冷却した後、混合物を真空で濃縮し、残渣を分取HPLC(方法P1)によって精製し、145mgの標的化合物を得た。
1H-NMR (300MHz, DMSO-d
6): δ [ppm]= 1.09 (d, 6H), 1.73 - 1.91 (m, 1H), 2.01 - 2.14 (m, 1H), 2.29 (s, 3H), 2.55 - 2.68 (m, 1H), 2.82 - 3.15 (m, 3H), 3.21 - 3.29 (m, 1H, 水のシグナルと一部重複), 3.79 - 3.97 (m, 1H), 3.85 (sept, 1H), 7.43 (s, 1H), 7.78 (s, 1H), 7.82 (d, 1H), 8.01 (s, 1H), 8.08 (s, 1H), 8.18 (s, 1H), 12.92 (br. s, 1H).
MS (ESIpos) m/z = 421 [M+H]
+.
【0195】
実施例60:
(RS)−エチル 4−[(4−メチル−1H−インダゾール−5−イル)アミノ]−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−カルボキシレート
【化62】
[この文献は図面を表示できません]
876.7mg(2.95mmol)の(RS)−エチル 4−クロロ−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−カルボキシレート(WO 2005/010008の実施例14工程1〜3に従って製造)を、実施例1に準ずる方法で、6−メチル−1H−インダゾール−5−アミンを用いて変換し、後処理し、精製した後、92mg(7%)の表題化合物を得た。
1H-NMR (DMSO-d
6): δ= 1.23 (3H), 1.94 (1H), 2.22 (1H), 2.38 (3H), 2.92-3.28 (5H), 4.14 (2H), 7.28 (1H), 7.37 (1H), 8.08 (1H), 8.14 (2H), 13.02 (1H) ppm.
【0196】
実施例61:
(RS)−エチル 4−[(3−メチル−1H−インダゾール−5−イル)アミノ]−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−カルボキシレート
【化63】
[この文献は図面を表示できません]
1.00g(3.37mmol)の(RS)−エチル 4−クロロ−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−カルボキシレート(WO 2005/010008の実施例14工程1〜3に従って製造)を、実施例1に準ずる方法で、3−メチル−1H−インダゾール−5−アミンを用いて変換し、後処理し、精製した後、581mg(42%)の表題化合物を得た。
1H-NMR (DMSO-d
6): δ= 1.19 (3H), 1.90 (1H), 2.18 (1H), 2.43 (3H), 2.85-3.24 (5H), 4.10 (2H), 7.39 (1H), 7.45 (1H), 7.80 (1H), 8.17 (1H), 8.25 (1H), 12.56 (1H) ppm.
【0197】
実施例62:
(RS)−4−[(3−メチル−1H−インダゾール−5−イル)アミノ]−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−カルボン酸
【化64】
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1.50g(3.68mmol)の(RS)−エチル 4−[(3−メチル−1H−インダゾール−5−イル)アミノ]−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−カルボキシレート(実施例61に従って製造)を、実施例2に準ずる方法で変換し、後処理し、精製した後、85mg(6%)の表題化合物を得た。
1H-NMR (DMSO-d
6): δ= 1.90 (1H), 2.18 (1H), 2.44 (3H), 2.83 (1H), 2.93-3.29 (5H), 7.44 (2H), 7.82 (1H), 8.32 (1H), 8.57 (1H), 12.57 (1H) ppm.
【0198】
実施例63:
(RS)−4−[(6−フルオロ−1H−インダゾール−5−イル)アミノ]−N−(プロパン−2−イル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
【化65】
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60mg(194μmol)の(RS)−4−クロロ−N−イソプロピル−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−カルボキサミド(中間体実施例2aに従って製造)を、実施例1に準ずる方法で、6−フルオロ−1H−インダゾール−5−アミンを用いて変換し、後処理し、精製した後、8.4mg(9%)の表題化合物を得た。
1H-NMR (DMSO-d
6): δ= 1.08 (6H), 1.87 (1H), 2.17 (1H), 2.62 (1H), 2.93 (2H), 3.10 (1H), 3.25 (1H), 3.87 (1H), 3.97 (3H), 7.09 (1H), 7.83 (1H), 7.99 (1H), 8.22 (1H), 8.46 (1H), 8.78 (1H), 12.83 (1H) ppm.
【0199】
実施例64:
(RS)−4−[(6−メトキシ−1H−インダゾール−5−イル)アミノ]−N,N−ジメチル−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
【化66】
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200mg(506μmol)の(RS)−4−[(6−メトキシ−1H−インダゾール−5−イル)アミノ]−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−カルボン酸(実施例57に従って製造)を、中間体実施例2aに準ずる方法で、N−メチルメタンアミンを用いて変換し、後処理し、精製した後、167mg(74%)の表題化合物を得た。
1H-NMR (DMSO-d
6): δ= 1.83 (1H), 2.14 (1H), 2.87 (3H), 2.89-2.99 (2H), 3.10 (3H), 3.14-3.25 (3H), 3.98 (3H), 7.09 (1H), 7.99 (1H), 8.21 (1H), 8.45 (1H), 8.77 (1H), 12.83 (1H) ppm.
【0200】
実施例65:
(RS)−{4−[(6−メトキシ−1H−インダゾール−5−イル)アミノ]−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−イル}(4−メチルピペラジン−1−イル)メタノン
【化67】
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200mg(506μmol)の(RS)−4−[(6−メトキシ−1H−インダゾール−5−イル)アミノ]−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−カルボン酸(実施例57に従って製造)を、中間体実施例2aに準ずる方法で、1−メチルピペラジンを用いて変換し、後処理し、精製した後、197.6mg(78%)の表題化合物を得た。
1H-NMR (DMSO-d
6): δ= 1.82 (1H), 2.09 (1H), 2.17 (3H), 2.25 (2H), 2.32 (2H), 2.83-3.00 (2H), 3.12-3.25 (3H), 3.48 (2H), 3.56 (2H), 3.95 (3H), 7.06 (1H), 7.97 (1H), 8.18 (1H), 8.43 (1H), 8.74 (1H), 12.82 (1H) ppm.
【0201】
実施例66:
(RS)−4−[(6−メトキシ−1H−インダゾール−5−イル)アミノ]−N−(プロパン−2−イル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
【化68】
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60mg(194μmol)の(RS)−4−クロロ−N−イソプロピル−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−カルボキサミド(中間体実施例2aに従って製造)を、実施例1に準ずる方法で、6−メトキシ−1H−インダゾール−5−アミンを用いて変換し、後処理し、精製した後、8.4mg(9%)の表題化合物を得た。
1H-NMR (DMSO-d
6): δ= 1.08 (6H), 1.86 (1H), 2.17 (1H), 2.62 (1H), 2.93 (2H), 3.10 (1H), 3.25 (1H), 3.87 (1H), 3.97 (3H), 7.09 (1H), 7.83 (1H), 7.99 (1H), 8.22 (1H), 8.46 (1H), 8.78 (1H), 12.83 (1H) ppm.
【0202】
実施例67:
N−エチル−4−[(6−メトキシ−1H−インダゾール−5−イル)アミノ]−N−(プロパン−2−イル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
【化69】
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40mg(101μmol)の(RS)−4−[(6−メトキシ−1H−インダゾール−5−イル)アミノ]−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−カルボン酸(実施例57に従って製造)を、中間体実施例2aに準ずる方法で、N−エチルプロパン−2−アミンを用いて変換し、後処理し、精製した後、7.5mg(15%)の表題化合物を得た。
1H-NMR (DMSO-d
6): δ= 1.01-1.21 (9H), 1.85 (1H), 2.07 (1H), 2.82-3.02 (2H), 3.10-3.38 (4H), 3.96 (3H), 4.24 (1H), 4.53 (1H), 7.06 (1H), 7.97 (1H), 8.20 (1H), 8.43 (1H), 8.76 (1H), 12.82 (1H) ppm.
【0203】
実施例68:
4−[(6−メトキシ−1H−インダゾール−5−イル)アミノ]−N−メチル−N−プロピル−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
【化70】
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40mg(101μmol)の(RS)−4−[(6−メトキシ−1H−インダゾール−5−イル)アミノ]−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−カルボン酸(実施例57に従って製造)を、中間体実施例2aに準ずる方法で、N−メチルプロパン−1−アミンを用いて変換し、後処理し、精製した後、10.4mg(22%)の表題化合物を得た。
1H-NMR (DMSO-d
6): δ= 0.76-0.89 (3H), 1.40-1.60 (2H), 1.82 (1H), 2.09 (1H), 2.89 (2H), 2.82+3.05 (3H), 3.06-3.43 (5H), 3.95 (3H), 7.06 (1H), 7.97 (1H), 8.19 (1H), 8.43 (1H), 8.75 (1H), 12.83 (1H) ppm.
【0204】
実施例69:
(RS)−4−{[6−(プロパン−2−イルオキシ)−1H−インダゾール−5−イル]アミノ}−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−カルボン酸
【化71】
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333mg(737μmol)の4−[(6−イソプロポキシ−1H−インダゾール−5−イル)アミノ]−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−カルボン酸エチル(中間体実施例69aに従って製造)を、中間体実施例1aに準ずる方法で変換し、後処理し、精製した後、313mg(95%)の表題化合物を得た。
1H-NMR (DMSO-d
6): δ= 1.38 (6H), 1.94 (1H), 2.22 (1H), 2.79-3.24 (5H), 4.85 (1H), 7.08 (1H), 7.96 (1H), 8.32 (1H), 8.49 (1H), 9.03 (1H), 12.64 (1H) ppm.
【0205】
実施例69a:
4−[(6−イソプロポキシ−1H−インダゾール−5−イル)アミノ]−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−カルボン酸エチル
【化72】
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500mg(1.69mmol)の(RS)−エチル 4−クロロ−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−カルボキシレート(WO 2005/010008の実施例14工程1〜3に従って製造)を、実施例1に準ずる方法で、6−イソプロポキシ−1H−インダゾール−5−アミン(中間体実施例71bに従って製造)を用いて変換し、後処理し、精製した後、370.6mg(44%)の表題化合物を得た。
【0206】
実施例69b
6−イソプロポキシ−1H−インダゾール−5−アミン
【化73】
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5.0g(22.6mmol)の6−イソプロポキシ−5−ニトロ−1H−インダゾール(Tractus chemicals, Unit 5, 3/F Harry Industrial Building; 4951 Au Pui Wan Street, Fo Tan; Shatin, New Territories; Hong Kong; Email:
contact@tractuschem.comから購入)、100mlのエタノールおよび601mgのパラジウム/炭(10%)を含む混合物を、水素雰囲気下で一夜強く撹拌した。濾過し、溶媒を除去した後、残渣をジエチルエーテルで洗浄し、3.64g(80%)の表題化合物を得た。
【0207】
実施例70:
(RS)−N,N−ジメチル−4−{[6−(プロパン−2−イルオキシ)−1H−インダゾール−5−イル]アミノ}−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
【化74】
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310mg(732μmol)の(RS)−4−{[6−(プロパン−2−イルオキシ)−1H−インダゾール−5−イル]アミノ}−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−カルボン酸(中間体実施例69に従って製造)を、中間体実施例2aに準ずる方法で、N−メチルメタンアミンを用いて変換し、後処理し、精製した後、153.4mg(46%)の表題化合物を得た。
1H-NMR (DMSO-d
6): δ= 1.38 (6H), 1.85 (1H), 2.06 (1H), 2.85 (3H), 2.91 (2H), 3.07 (3H), 3.14-3.31(3H), 4.86 (1H), 7.09 (1H), 7.96 (1H), 8.35 (1H), 8.50 (1H), 9.04 (1H), 12.73 (1H) ppm.
【0208】
実施例71:
(RS)−(4−メチルピペラジン−1−イル)(4−{[6−(プロパン−2−イルオキシ)−1H−インダゾール−5−イル]アミノ}−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−イル)メタノン
【化75】
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25mg(59μmol)の(RS)−4−{[6−(プロパン−2−イルオキシ)−1H−インダゾール−5−イル]アミノ}−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−カルボン酸(中間体実施例69に従って製造)を、中間体実施例2aに準ずる方法で、1−メチルピペラジンを用いて変換し、後処理し、精製した後、18.8mg(60%)の表題化合物を得た。
1H-NMR (DMSO-d
6): δ= 1.38 (6H), 1.87 (1H), 2.04 (1H), 2.16 (3H), 2.20-2.37 (4H), 2.90 (2H), 3.15-3.58 (7H), 4.86 (1H), 7.08 (1H), 7.96 (1H), 8.34 (1H), 8.50 (1H), 9.04 (1H), 12.75 (1H) ppm.
【0209】
実施例72:
(RS)−N−(プロパン−2−イル)−4−{[6−(プロパン−2−イルオキシ)−1H−インダゾール−5−イル]アミノ}−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
【化76】
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25mg(59μmol)の(RS)−4−{[6−(プロパン−2−イルオキシ)−1H−インダゾール−5−イル]アミノ}−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−カルボン酸(中間体実施例69に従って製造)を、中間体実施例2aに準ずる方法で、プロパン−2−アミンを用いて変換し、後処理し、精製した後、13.6mg(47%)の表題化合物を得た。
1H-NMR (DMSO-d
6): δ= 1.05 (6H), 1.38 (6H), 1.89 (1H), 2.08 (1H), 2.61 (1H), 2.90 (2H), 3.12 (1H), 3.23 (1H), 3.84 (1H), 4.86 (1H), 7.09 (1H), 7.84 (1H), 7.96 (1H), 8.33 (1H), 8.50 (1H), 9.05 (1H), 12.75 (1H) ppm.
【0210】
実施例73:
(RS)−メチル 4−(1H−インダゾール−5−イルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−カルボキシレート
【化77】
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820mg(2.04mmol)の(RS)−4−(1H−インダゾール−5−イルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−カルボン酸(実施例2に従って製造)、50mlのテトラヒドロフランおよび711μlのN−エチル−N−イソプロピルプロパン−2−アミンを含む混合物を、3℃に冷却した。ジエチルエーテル中のジアゾメタンの溶液を加え、混合物を1時間撹拌した。溶媒を除去し、残渣をジエチルエーテルで、そしてプロパン−2−オールで洗浄し、658mg(85%)の表題化合物を得た。
1H-NMR (DMSO-d
6): δ= 1.91 (1H), 2.18 (1H), 2.89-3.25 (5H), 3.64 (3H), 7.45 (1H), 7.49 (1H), 7.95 (1H), 8.02 (1H), 8.17 (1H), 8.27 (1H), 13.01 (1H) ppm.
【0211】
実施例74:
(RS)−プロパン−2−イル 4−(1H−インダゾール−5−イルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−カルボキシレート
【化78】
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40mlのプロパン−2−オール中の1.22g(4.10mmol)の4−クロロ−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−カルボン酸エチル(WO 2005/010008の実施例14工程1〜3に従って製造)および628mgの5−アミノインダゾールの混合物に、1.63mlの塩化水素(ジオキサン中4N)を加えた。混合物を撹拌しながら16時間還流し、水に注ぎ、ジクロロメタンで抽出した。有機層を硫酸ナトリウムで乾燥した。濾過し、溶媒を除去した後、残渣をクロマトグラフィーによって精製し、48.9mg(3%)の表題化合物を得た。
1H-NMR (DMSO-d
6): δ= 1.18 (6H), 1.89 (1H), 2.16 (1H), 2.87 (1H), 2.98 (1H), 3.08 (1H), 3.19 (2H), 4.92 (1H), 7.44 (1H), 7.55 (1H), 7.92 (1H), 8.07 (1H), 8.40 (1H), 8.91 (1H) ppm.
【0212】
実施例75:
(RS)−4−(1H−インダゾール−5−イルアミノ)−N−(2−メチルフェニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
【化79】
[この文献は図面を表示できません]
150mg(410μmol)の(RS)−4−(1H−インダゾール−5−イルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−カルボン酸(実施例2に従って製造)を、中間体実施例2aに準ずる方法で、o−トルイジンを用いて変換し、後処理し、精製した後、81mg(43%)の表題化合物を得た。
1H-NMR (DMSO-d
6): δ= 1.92 (1H), 2.20 (3H), 2.22 (1H), 2.90-3.38 (5H), 7.06 (1H), 7.11 (1H), 7.19 (1H), 7.36 (1H), 7.43-7.54 (2H), 7.96 (1H), 8.03 (1H), 8.22 (1H), 8.29 (1H), 9.45 (1H), 13.00 (1H) ppm.
【0213】
実施例76:
(RS)−4−(1H−インダゾール−5−イルアミノ)−N−(ピリジン−3−イルメチル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
【化80】
[この文献は図面を表示できません]
500mg(1.37mmol)の(RS)−4−(1H−インダゾール−5−イルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−カルボン酸(実施例2に従って製造)を、中間体実施例2aに準ずる方法で、1−(ピリジン−3−イル)メタンアミンを用いて変換し、後処理し、精製した後、257mg(38%)の表題化合物を塩酸塩として得た。
1H-NMR (DMSO-d
6): δ= 1.83 (1H), 2.15 (1H), 2.79 (1H), 2.91-3.31 (4H), 4.49 (2H), 7.45 (1H), 7.54 (1H), 7.93 (1H), 8.01 (1H), 8.06 (1H), 8.37 (1H), 8.45 (1H), 8.73 (1H), 8.80 (1H), 8.82 (1H), 8.96 (1H) ppm.
【0214】
実施例77:
(RS)−N−(4−シアノフェニル)−4−(1H−インダゾール−5−イルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
【化81】
[この文献は図面を表示できません]
550mg(1.51mmol)の(RS)−4−(1H−インダゾール−5−イルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−カルボン酸(実施例2に従って製造)を、中間体実施例2aに準ずる方法で、4−アミノベンゾニトリルを用いて変換し、後処理し、精製した後、161mg(23%)の表題化合物を得た。
1H-NMR (DMSO-d
6): δ= 1.91 (1H), 2.22 (1H), 2.89-3.21 (4H), 3.31 (1H), 7.44-7.53 (2H), 7.75 (2H), 7.81 (2H), 7.96 (1H), 8.02 (1H), 8.20 (1H), 8.29 (1H), 10.50 (1H), 12.98 (1H) ppm.
【0215】
実施例78:
(RS)−4−(1H−インダゾール−5−イルアミノ)−N−(オキセタン−3−イル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
【化82】
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300mg(821μmol)の(RS)−4−(1H−インダゾール−5−イルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−カルボン酸(実施例2に従って製造)を、中間体実施例2aに準ずる方法で、オキセタン−3−アミンを用いて変換し、後処理し、精製した後、31mg(9%)の表題化合物を得た。
1H-NMR (DMSO-d
6): δ= 1.80 (1H), 2.08 (1H), 2.66 (1H), 2.92 (2H), 3.10 (1H), 3.24 (1H), 4.42 (2H), 4.70 (2H), 4.79 (1H), 7.43-7.52 (2H), 7.95 (1H), 8.02 (1H), 8.17 (1H), 8.27 (1H), 8.72 (1H), 12.97 (1H) ppm.
【0216】
実施例79:
(RS)−N−(3−シアノフェニル)−4−(1H−インダゾール−5−イルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
【化83】
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500mg(1.37mmol)の(RS)−4−(1H−インダゾール−5−イルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−カルボン酸(実施例2に従って製造)を、中間体実施例2aに準ずる方法で、3−アミノベンゾニトリルを用いて変換し、後処理し、精製した後、43mg(7%)の表題化合物を得た。
1H-NMR (DMSO-d
6): δ= 1.91 (1H), 2.22 (1H), 2.90 (1H), 3.00-3.23 (3H), 3.32 (1H), 7.44-7.55 (4H), 7.82 (1H), 7.96 (1H), 8.02 (1H), 8.12 (1H), 8.20 (1H), 8.29 (1H), 10.41 (1H), 12.98 (1H) ppm.
【0217】
実施例80〜169
表2に記載した実施例80〜169の化合物を、中間体実施例2aに準ずる方法で製造し、精製した。
実施例80の化合物を、下記の装置および条件によって分析した。
装置:Waters Acquity UPLCMS SQD;
カラム:Acquity UPLC BEH C18 1.7μm, 50×2.1mm;
溶出液A:水+0.05vol% 蟻酸(95%), 溶出液B:アセトニトリル+0.05vol% 蟻酸(95%);
濃度勾配:0〜1.6分 1〜99% B, 1.6〜2.0分 99% B;流速 0.8mL/分;
温度:60℃;
注入:2μl;
DAD スキャン:210〜400nm;ELSD
【0218】
実施例81〜169の化合物を、下記の装置および条件によって分析した。
装置 MS:Waters ZQ;
装置 HPLC:Waters UPLC Acquity;
カラム:Acquity BEH C18 (Waters), 50mm×2.1mm, 1.7μm;
溶出液A:H
2O+0.1vol% 蟻酸, 溶出液B:アセトニトリル(Lichrosolv Merck);
濃度勾配:0.0分 99% A〜1.6分 1% A〜1.8分 1% A〜1.81分 99% A〜2.0分 99% A;
オーブン温度:60℃;
流速:0.800ml/分;
UV検出 PDA 210〜400nm
【0219】
表2
列の見出し
A:実施例
B:構造
C:IUPAC名
D:保持時間 [分]
E:MS (ESIpos) m/z [M+H]
+
【表14】
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【0220】
【表15】
[この文献は図面を表示できません]
【0221】
【表16】
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【0222】
【表17】
[この文献は図面を表示できません]
【0223】
【表18】
[この文献は図面を表示できません]
【0224】
【表19】
[この文献は図面を表示できません]
【0225】
【表20】
[この文献は図面を表示できません]
【0226】
【表21】
[この文献は図面を表示できません]
【0227】
【表22】
[この文献は図面を表示できません]
【0228】
【表23】
[この文献は図面を表示できません]
【0229】
【表24】
[この文献は図面を表示できません]
【0230】
【表25】
[この文献は図面を表示できません]
【0231】
【表26】
[この文献は図面を表示できません]
【0232】
【表27】
[この文献は図面を表示できません]
【0233】
【表28】
[この文献は図面を表示できません]
【0234】
【表29】
[この文献は図面を表示できません]
【0235】
【表30】
[この文献は図面を表示できません]
【表31】
[この文献は図面を表示できません]
【0236】
実施例170:
(RS)−N−(2,2−ジフルオロエチル)−4−[(6−メトキシ−1H−インダゾール−5−イル)アミノ]−N−メチル−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
【化84】
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40mg(101μmol)の(RS)−4−[(6−メトキシ−1H−インダゾール−5−イル)アミノ]−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−カルボン酸(実施例57に従って製造)を、中間体実施例2aに準ずる方法で、2,2−ジフルオロ−N−メチルエタンアミンを用いて変換し、後処理し、精製した後、12.5mg(25%)の表題化合物を得た。
1H-NMR (DMSO-d
6): δ= 1.83 (1H), 2.12 (1H), 2.86-3.25 (8H), 3.61-4.03 (2H), 3.96 (3H), 5.95-6.41 (1H), 7.06 (1H), 7.97 (1H), 8.19 (1H), 8.44 (1H), 8.73-8.77 (1H), 12.81 (1H) ppm.
【0237】
実施例171:
(RS)−N−エチル−N−(2−ヒドロキシエチル)−4−[(6−メトキシ−1H−インダゾール−5−イル)アミノ]−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
【化85】
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40mg(101μmol)の(RS)−4−[(6−メトキシ−1H−インダゾール−5−イル)アミノ]−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−カルボン酸(実施例57に従って製造)を、中間体実施例2aに準ずる方法で、2−(エチルアミノ)エタノールを用いて変換し、後処理し、精製した後、12.4mg(25%)の表題化合物を得た。
1H-NMR (DMSO-d
6): δ= 0.99-1.16 (3H), 1.83 (1H), 2.10 (1H), 2.84-3.00 (2H), 3.07-3.25 (4H), 3.31-3.54 (5H), 3.95 (3H), 4.64+4.80 (1H), 7.06 (1H), 7.97 (1H), 8.20 (1H), 8.43 (1H), 8.76 (1H), 12.81 (1H) ppm.
【0238】
実施例172:
(RS)−N−(2−ヒドロキシエチル)−4−[(6−メトキシ−1H−インダゾール−5−イル)アミノ]−N−メチル−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
【化86】
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40mg(101μmol)の(RS)−4−[(6−メトキシ−1H−インダゾール−5−イル)アミノ]−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−カルボン酸(実施例57に従って製造)を、中間体実施例2aに準ずる方法で、2−(メチルアミノ)エタノールを用いて変換し、後処理し、精製した後、22.2mg(46%)の表題化合物を得た。
1H-NMR (DMSO-d
6): δ= 1.81 (1H), 2.12 (1H), 2.85+3.11 (3H), 2.90 (2H), 3.13-3.58 (7H), 3.95 (3H), 4.72 (1H), 7.06 (1H), 7.97 (1H), 8.19 (1H), 8.43 (1H), 8.75 (1H), 12.83 (1H) ppm.
【0239】
実施例173:
(RS)−N−イソプロピル−4−[(6−メトキシ−1H−インダゾール−5−イル)アミノ]−N−メチル−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
【化87】
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40mg(101μmol)の(RS)−4−[(6−メトキシ−1H−インダゾール−5−イル)アミノ]−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−カルボン酸(実施例57に従って製造)を、中間体実施例2aに準ずる方法で、N−メチルプロパン−2−アミンを用いて変換し、後処理し、精製した後、12.1mg(25%)の表題化合物を得た。
1H-NMR (DMSO-d
6): δ= 1.03+1.16 (6H), 1.83 (1H), 2.09 (1H), 2.69+2.89 (3H), 2.82-3.01 (2H), 3.05-3.24 (3H), 3.96 (3H), 4.27+4.70 (1H), 7.06 (1H), 7.97 (1H), 8.19 (1H), 8.43 (1H), 8.73-8.78 (1H), 12.81 (1H) ppm.
【0240】
実施例174:
(RS)−1−({4−[(6−メトキシ−1H−インダゾール−5−イル)アミノ]−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−イル}カルボニル)ピペリジン−4−オン
【化88】
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40mg(101μmol)の(RS)−4−[(6−メトキシ−1H−インダゾール−5−イル)アミノ]−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−カルボン酸(実施例57に従って製造)を、中間体実施例2aに準ずる方法で、ピペリジン−4−オンを用いて変換し、後処理し、精製した後、11.2mg(22%)の表題化合物を得た。
1H-NMR (DMSO-d
6): δ= 1.85 (1H), 2.17 (1H), 2.36 (2H), 2.96 (2H), 3.13-3.46 (5H), 3.65-3.74 (1H), 3.77-3.91 (3H), 3.95 (3H), 7.06 (1H), 7.97 (1H), 8.20 (1H), 8.43 (1H), 8.74 (1H), 12.82 (1H) ppm.
【0241】
実施例175:
(RS)−{4−[(6−メトキシ−1H−インダゾール−5−イル)アミノ]−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−イル}(モルホリン−4−イル)メタノン
【化89】
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40mg(101μmol)の(RS)−4−[(6−メトキシ−1H−インダゾール−5−イル)アミノ]−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−カルボン酸(実施例57に従って製造)を、中間体実施例2aに準ずる方法で、モルホリンを用いて変換し、後処理し、精製した後、18.6mg(38%)の表題化合物を得た。
1H-NMR (DMSO-d
6): δ= 1.83 (1H), 2.11 (1H), 2.82-3.01 (2H), 3.09-3.25 (3H), 3.43-3.64 (8H), 3.95 (3H), 7.05 (1H), 7.97 (1H), 8.18 (1H), 8.43 (1H), 8.73 (1H), 12.83 (1H) ppm.
【0242】
実施例176:
(RS)−{4−[(6−メトキシ−1H−インダゾール−5−イル)アミノ]−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−イル}(ピペリジン−1−イル)メタノン
【化90】
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40mg(101μmol)の(RS)−4−[(6−メトキシ−1H−インダゾール−5−イル)アミノ]−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−カルボン酸(実施例57に従って製造)を、中間体実施例2aに準ずる方法で、ピペリジンを用いて変換し、後処理し、精製した後、15.4mg(31%)の表題化合物を得た。
1H-NMR (DMSO-d
6): δ= 1.37-1.63 (6H), 1.81 (1H), 2.08 (1H), 2.79-3.03 (2H), 3.09-3.26 (3H), 3.45 (2H), 3.50 (2H), 3.95 (3H), 7.06 (1H), 7.97 (1H), 8.18 (1H), 8.42 (1H), 8.73 (1H), 12.83 (1H) ppm.
【0243】
実施例177:
(RS)−アゼチジン−1−イル{4−[(6−メトキシ−1H−インダゾール−5−イル)アミノ]−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−イル}メタノン
【化91】
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40mg(101μmol)の(RS)−4−[(6−メトキシ−1H−インダゾール−5−イル)アミノ]−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−カルボン酸(実施例57に従って製造)を、中間体実施例2aに準ずる方法で、アゼチジンを用いて変換し、後処理し、精製した後、12.5mg(27%)の表題化合物を得た。
1H-NMR (DMSO-d
6): δ= 1.78 (1H), 2.05-2.28 (3H), 2.72 (1H), 2.86 (2H), 3.09 (1H), 3.22 (1H), 3.86 (2H), 3.95 (3H), 4.22 (2H), 7.06 (1H), 7.97 (1H), 8.19 (1H), 8.43 (1H), 8.74 (1H), 12.83 (1H) ppm.
【0244】
実施例178
[(2R,5R)−2,5−ジメチルピロリジン−1−イル]{(7RS)−4−[(6−メトキシ−1H−インダゾール−5−イル)アミノ]−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−イル}メタノン
【化92】
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40mg(101μmol)の(RS)−4−[(6−メトキシ−1H−インダゾール−5−イル)アミノ]−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−カルボン酸(実施例57に従って製造)を、中間体実施例2aに準ずる方法で、(2R,5R)−2,5−ジメチルピロリジンを用いて変換し、後処理し、精製した後、8.4mg(17%)の表題化合物を得た。
1H-NMR (DMSO-d
6): δ= 0.99-1.17 (6H), 1.39-2.25 (7H), 2.75-3.26 (4H), 3.94+3.96 (3H), 4.05 (1H), 4.17 (1H), 7.06 (1H), 7.97 (1H), 8.20 (1H), 8.43 (1H), 8.71-8.81 (1H), 12.84 (1H) ppm.
【0245】
実施例179
(RS)−N−エチル−4−[(6−メトキシ−1H−インダゾール−5−イル)アミノ]−N−メチル−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
【化93】
[この文献は図面を表示できません]
40mg(101μmol)の(RS)−4−[(6−メトキシ−1H−インダゾール−5−イル)アミノ]−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−カルボン酸(実施例57に従って製造)を、中間体実施例2aに準ずる方法で、N−メチルエタンアミンを用いて変換し、後処理し、精製した後、7.5mg(16%)の表題化合物を得た。
1H-NMR (DMSO-d
6): δ= 1.00+1.12 (3H), 1.81 (1H), 1. 2.10 (1H), 2.82+3.05 (3H), 2.76-3.61 (7H), 3.95 (3H), 7.06 (1H), 7.97 (1H), 8.20 (1H), 8.43 (1H), 8.75 (1H), 12.66 (1H) ppm.
【0246】
実施例180
(RS)−(3,3−ジメチルピロリジン−1−イル){4−[(6−メトキシ−1H−インダゾール−5−イル)アミノ]−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−イル}メタノン
【化94】
[この文献は図面を表示できません]
40mg(101μmol)の(RS)−4−[(6−メトキシ−1H−インダゾール−5−イル)アミノ]−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−カルボン酸(実施例57に従って製造)を、中間体実施例2aに準ずる方法で、3,3−ジメチルピロリジンを用いて変換し、後処理し、精製した後、9.0mg(18%)の表題化合物を得た。
1H-NMR (DMSO-d
6): δ= 1.03 (6H), 1.59 (1H), 1.70 (1H), 1.81 (1H), 2.13 (1H), 2.85-3.28 (7H), 3.39 (1H), 3.64 (1H), 3.95 (3H), 7.06 (1H), 7.97 (1H), 8.19 (1H), 8.43 (1H), 8.75 (1H), 12.84 (1H) ppm.
【0247】
実施例181
(RS)−N−シクロプロピル−4−[(6−メトキシ−1H−インダゾール−5−イル)アミノ]−N−メチル−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
【化95】
[この文献は図面を表示できません]
40mg(101μmol)の(RS)−4−[(6−メトキシ−1H−インダゾール−5−イル)アミノ]−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−カルボン酸(実施例57に従って製造)を、中間体実施例2aに準ずる方法で、N−メチルシクロプロパンアミンを用いて変換し、後処理し、精製した後、22.2mg(46%)の表題化合物を得た。
1H-NMR (DMSO-d
6): δ= 0.67-0.89 (4H), 1.80 (1H), 2.17 (1H), 2.82 (3H), 2.84-3.01 (3H), 3.12 (1H), 3.26 (1H), 3.51 (1H), 3.94 (3H), 7.06 (1H), 7.96 (1H), 8.20 (1H), 8.43 (1H), 8.73 (1H), 12.73 (1H) ppm.
【0248】
実施例182
(RS)−N−(シクロプロピルメチル)−4−[(6−メトキシ−1H−インダゾール−5−イル)アミノ]−N−メチル−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
【化96】
[この文献は図面を表示できません]
40mg(101μmol)の(RS)−4−[(6−メトキシ−1H−インダゾール−5−イル)アミノ]−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−カルボン酸(実施例57に従って製造)を、中間体実施例2aに準ずる方法で、1−シクロプロピル−N−メチルメタンアミンを用いて変換し、後処理し、精製した後、20.5mg(42%)の表題化合物を得た。
1H-NMR (DMSO-d
6): δ= 0.17-0.31 (2H), 0.38-0.53 (2H), 0.96 (1H), 1.82 (1H), 2.11 (1H), 2.90 (3H), 3.07-3.36 (7H), 3.95 (3H), 7.06 (1H), 7.96 (1H), 8.19 (1H), 8.43 (1H), 8.75 (1H), 12.84 (1H) ppm.
【0249】
実施例183
(RS)−{4−[(6−メトキシ−1H−インダゾール−5−イル)アミノ]−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−イル}(ピロリジン−1−イル)メタノン
【化97】
[この文献は図面を表示できません]
40mg(101μmol)の(RS)−4−[(6−メトキシ−1H−インダゾール−5−イル)アミノ]−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−カルボン酸(実施例57に従って製造)を、中間体実施例2aに準ずる方法で、ピロリジンを用いて変換し、後処理し、精製した後、13.3mg(28%)の表題化合物を得た。
1H-NMR (DMSO-d
6): δ= 1.71-1.94 (5H), 2.15 (1H), 2.86-3.00 (3H), 3.06-3.25 (4H), 3.54 (2H), 3.95 (3H), 7.06 (1H), 7.97 (1H), 8.20 (1H), 8.43 (1H), 8.75 (1H), 12.75 (1H) ppm.
【0250】
実施例184〜205
表3に記載した実施例184〜205の化合物を、中間体実施例2aに準ずる方法で製造し、精製した。
実施例184〜205の化合物を、下記の装置および条件によって分析した。
装置 MS:Waters ZQ;
装置 HPLC:Waters UPLC Acquity;
カラム:Acquity BEH C18 (Waters), 50mm×2.1mm, 1.7μm;
溶出液A:H
2O+0.1vol% 蟻酸, 溶出液B:アセトニトリル(Lichrosolv Merck);
濃度勾配:0.0分 99% A〜1.6分 1% A〜1.8分 1% A〜1.81分 99% A〜2.0分 99% A;
オーブン温度:60℃;
流速:0.800ml/分;
UV検出 PDA 210〜400nm
【0251】
表3:
列の見出し:
A:実施例
B:構造
C:IUPAC名
D:保持時間[分]
E:MS (ESIpos) m/z [M+H]
+
【表32】
[この文献は図面を表示できません]
【0252】
【表33】
[この文献は図面を表示できません]
【0253】
【表34】
[この文献は図面を表示できません]
【0254】
【表35】
[この文献は図面を表示できません]
【表36】
[この文献は図面を表示できません]
【0255】
実施例206:
(RS)−2−オキサ−6−アザスピロ[3.3]ヘプタ−6−イル(4−{[6−(プロパン−2−イルオキシ)−1H−インダゾール−5−イル]アミノ}−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−イル)メタノン
【化98】
[この文献は図面を表示できません]
150mg(354μmol)の(RS)−4−[(6−イソプロポキシ−1H−インダゾール−5−イル)アミノ]−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−カルボン酸(実施例69に従って製造)を、中間体実施例2aに準ずる方法で、2−オキサ−6−アザスピロ[3.3]ヘプタン エタンジオエート(2:1)を用いて変換し、後処理し、精製した後、78mg(42%)の表題化合物を得た。
1H-NMR (DMSO-d6): δ= 1.40 (6H), 1.84 (1H), 2.06 (1H), 2.69-2.96 (3H), 3.17 (1H), 3.25-3.42 (1H), 4.05 (2H), 4.41 (2H), 4.68 (4H), 4.88 (1H), 7.11 (1H), 7.99 (1H), 8.36 (1H), 8.52 (1H), 9.06 (1H), 12.77 (1H) ppm.
【0256】
実施例207:
(RS)−N−(2−ヒドロキシエチル)−N−(2−メトキシエチル)−4−[(6−メトキシ−1H−インダゾール−5−イル)アミノ]−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
【化99】
[この文献は図面を表示できません]
51mg(129μmol)の(RS)−4−[(6−メトキシ−1H−インダゾール−5−イル)アミノ]−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−カルボン酸(実施例57に従って製造)を、中間体実施例2aに準ずる方法で、2−[(2−メトキシエチル)アミノ]エタノールを用いて変換し、後処理し、精製した後、29.9mg(44%)の表題化合物を得た。
1H-NMR (DMSO-d6): δ= 1.84 (1H), 2.12 (1H), 2.84-2.99 (2H), 3.16-3.64 (15H), 3.98 (3H), 7.09 (1H), 7.99 (1H), 8.22 (1H), 8.46 (1H), 8.78 (1H), 12.85 (1H) ppm.
【0257】
実施例208:
(RS)−1−[(4−{[6−(プロパン−2−イルオキシ)−1H−インダゾール−5−イル]アミノ}−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−イル)カルボニル]アゼチジン−3−カルボニトリル
【化100】
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250mg(590μmol)の(RS)−4−[(6−イソプロポキシ−1H−インダゾール−5−イル)アミノ]−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−カルボン酸(実施例69に従って製造)を、中間体実施例2aに準ずる方法で、アゼチジン−3−カルボニトリルを用いて変換し、後処理し、精製した後、185mg(64%)の表題化合物を得た。
1H-NMR (DMSO-d6): δ= 1.41 (6H), 1.84 (1H), 2.10 (1H), 2.76-3.02 (3H), 3.12-3.35 (2H), 3.81 (1H), 4.04 (1H), 4.18 (1H), 4.42-4.59 (2H), 4.89 (1H), 7.11 (1H), 7.99 (1H), 8.35 (1H), 8.52 (1H), 9.06 (1H), 12.74 (1H) ppm.
【0258】
実施例209:
(RS)−{4−[(6−エトキシ−1H−インダゾール−5−イル)アミノ]−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−イル}(ピペリジン−1−イル)メタノン
【化101】
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50mg(122μmol)の(RS)−4−[(6−エトキシ−1H−インダゾール−5−イル)アミノ]−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−カルボン酸(実施例210に従って製造)を、中間体実施例2aに準ずる方法で、ピペリジンを用いて変換し、後処理し、精製した後、17.0mg(30%)の表題化合物を得た。
1H-NMR (DMSO-d6): δ= 1.39-1.67 (6H), 1.47 (3H), 1.86 (1H), 2.05 (1H), 2.81-3.01 (2H), 3.14-3.57 (7H), 4.21 (2H), 7.06 (1H), 7.99 (1H), 8.37 (1H), 8.52 (1H), 9.02 (1H), 12.82 (1H) ppm.
【0259】
実施例210:
(RS)−4−[(6−エトキシ−1H−インダゾール−5−イル)アミノ]−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−カルボン酸
【化102】
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1.18g(2.70mmol)の(RS)−エチル 4−[(6−エトキシ−1H−インダゾール−5−イル)アミノ]−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−カルボキシレート(中間体実施例210aに従って製造)を、中間体実施例1aに準ずる方法で変換し、後処理し、精製した後、650mg(57%)の表題化合物を得た。
1H-NMR (DMSO-d6): δ= 1.47 (3H), 1.85 (1H), 2.19 (1H), 2.40 (1H), 2.87-3.00 (2H), 3.06 (1H), 3.19-3.29 (2H), 4.19 (2H), 7.05 (1H), 7.96 (1H), 8.36 (1H), 8.48 (1H), 9.03 (1H), 12.92 (1H) ppm.
【0260】
実施例210a:
(RS)−エチル 4−[(6−エトキシ−1H−インダゾール−5−イル)アミノ]−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−カルボキシレート
【化103】
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7.98g(26.87mmol)の(RS)−エチル 4−クロロ−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−カルボキシレート(WO 2005/010008の実施例14工程1〜3に従って製造)を、実施例1に準ずる方法で、6−エトキシ−1H−インダゾール−5−アミン(中間体実施例210bに従って製造)を用いて変換し、後処理し、精製した後、5.22g(43%)の表題化合物を得た。
【0261】
実施例210b:
6−エトキシ−1H−インダゾール−5−アミン
【化104】
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10.0g(48.3mmol)の6−エトキシ−5−ニトロ−1H−インダゾール(供給者:Angene Chemicals, Hong Kong PO# 2343258 & 2374166)を、中間体実施例69bに準ずる方法で変換し、後処理し、精製した後、5.08g(59%)の表題化合物を得た。
【0262】
実施例211:
(RS)−1−({4−[(6−エトキシ−1H−インダゾール−5−イル)アミノ]−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−イル}カルボニル)ピペリジン−4−オン
【化105】
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100mg(244μmol)の(RS)−4−[(6−エトキシ−1H−インダゾール−5−イル)アミノ]−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−カルボン酸(実施例210に従って製造)を、中間体実施例2aに準ずる方法で、ピペリジン−4−オンを用いて変換し、後処理し、精製した後、30.0mg(25%)の表題化合物を得た。
1H-NMR (DMSO-d6): δ= 1.47 (3H), 1.93 (1H), 2.12 (1H), 2.34-2.50 (4H), 2.72 (1H), 2.98 (2H), 3.21-3.30 (2H), 3.69-3.96 (4H), 4.21 (2H), 7.06 (1H), 7.99 (1H), 8.37 (1H), 8.53 (1H), 9.02 (1H), 12.84 (1H) ppm.
【0263】
実施例212:
(RS)−{4−[(6−エトキシ−1H−インダゾール−5−イル)アミノ]−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−イル}(モルホリン−4−イル)メタノン
【化106】
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100mg(244μmol)の(RS)−4−[(6−エトキシ−1H−インダゾール−5−イル)アミノ]−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−カルボン酸(実施例210に従って製造)を、中間体実施例2aに準ずる方法で、モルホリンを用いて変換し、後処理し、精製した後、57mg(49%)の表題化合物を得た。
1H-NMR (DMSO-d6): δ= 1.47 (3H), 1.89 (1H), 2.07 (1H), 2.94 (2H), 3.12-3.29 (3H), 3.46-3.66 (8H), 4.21 (2H), 7.06 (1H), 7.99 (1H), 8.36 (1H), 8.52 (1H), 9.01 (1H), 12.83 (1H) ppm.
【0264】
実施例213:
(RS)−ピペリジン−1−イル(4−{[6−(プロパン−2−イルオキシ)−1H−インダゾール−5−イル]アミノ}−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−イル)メタノン
【化107】
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50mg(118μmol)の(RS)−4−[(6−イソプロポキシ−1H−インダゾール−5−イル)アミノ]−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−カルボン酸(実施例69に従って製造)を、中間体実施例2aに準ずる方法で、ピペリジンを用いて変換し、後処理し、精製した後、48.3mg(79%)の表題化合物を得た。
1H-NMR (DMSO-d6): δ= 1.37-1.66 (6H), 1.40 (6H), 1.88 (1H), 2.06 (1H), 2.84-3.02 (2H), 3.17-3.28 (3H), 3.38-3.59 (4H), 4.88 (1H), 7.10 (1H), 7.98 (1H), 8.36 (1H), 8.52 (1H), 9.07 (1H), 12.75 (1H) ppm.
【0265】
実施例214:
(RS)−N−エチル−N−(2−ヒドロキシエチル)−4−{[6−(プロパン−2−イルオキシ)−1H−インダゾール−5−イル]アミノ}−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
【化108】
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50mg(118μmol)の(RS)−4−[(6−イソプロポキシ−1H−インダゾール−5−イル)アミノ]−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−カルボン酸(実施例69に従って製造)を、中間体実施例2aに準ずる方法で、2−(エチルアミノ)エタノールを用いて変換し、後処理し、精製した後、53.8mg(88%)の表題化合物を得た。
1H-NMR (DMSO-d6): δ= 1.04+1.15 (3H), 1.40 (6H), 1.90 (1H), 2.06 (1H), 2.85-3.03 (2H), 3.07-3.56 (10H), 4.88 (1H), 7.11 (1H), 7.98 (1H), 8.36 (1H), 8.52 (1H), 9.07 (1H), 12.76 (1H) ppm.
【0266】
実施例215:
(RS)−N−メチル−N−(プロパン−2−イル)−4−{[6−(プロパン−2−イルオキシ)−1H−インダゾール−5−イル]アミノ}−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
【化109】
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50mg(118μmol)の(RS)−4−[(6−イソプロポキシ−1H−インダゾール−5−イル)アミノ]−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−カルボン酸(実施例69に従って製造)を、中間体実施例2aに準ずる方法で、N−メチルプロパン−2−アミンを用いて変換し、後処理し、精製した後、44.7mg(75%)の表題化合物を得た。
1H-NMR (DMSO-d6): δ= 1.05+1.17 (6H), 1.41 (6H), 1.90 (1H), 2.05 (1H), 2.70+2.90 (3H), 2.85-2.99 (2H), 3.06-3.29 (3H), 4.29+4.71 (1H), 4.88 (1H), 7.11 (1H), 7.98 (1H), 8.36 (1H), 8.52 (1H), 9.07 (1H), 12.76 (1H) ppm.
【0267】
実施例216:
(RS)−N−(2,2−ジフルオロエチル)−N−メチル−4−{[6−(プロパン−2−イルオキシ)−1H−インダゾール−5−イル]アミノ}−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
【化110】
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50mg(118μmol)の(RS)−4−[(6−イソプロポキシ−1H−インダゾール−5−イル)アミノ]−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−カルボン酸(実施例69に従って製造)を、中間体実施例2aに準ずる方法で、2,2−ジフルオロ−N−メチルエタンアミンを用いて変換し、後処理し、精製した後、55.3mg(89%)の表題化合物を得た。
1H-NMR (DMSO-d6): δ= 1.41 (6H), 1.90 (1H), 2.09 (1H), 2.86-3.02 (2H), 2.95+3.19 (3H), 3.23-3.30 (3H), 3.65-4.04 (2H), 4.89 (1H), 6.13+6.28 (1H), 7.11 (1H), 7.99 (1H), 8.36 (1H), 8.53 (1H), 9.07 (1H), 12.77 (1H) ppm.
【0268】
実施例217:
(RS)−N−エチル−N−メチル−4−{[6−(プロパン−2−イルオキシ)−1H−インダゾール−5−イル]アミノ}−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
【化111】
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50mg(118μmol)の(RS)−4−[(6−イソプロポキシ−1H−インダゾール−5−イル)アミノ]−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−カルボン酸(実施例69に従って製造)を、中間体実施例2aに準ずる方法で、N−メチルエタンアミンを用いて変換し、後処理し、精製した後、34.7mg(63%)の表題化合物を得た。
1H-NMR (DMSO-d6): δ= 1.03+1.15 (3H), 1.40 (6H), 1.88 (1H), 2.05 (1H), 2.84+3.07 (3H), 2.88-3.00 (2H), 3.11-3.48 (5H), 4.88 (1H), 7.10 (1H), 7.98 (1H), 8.35 (1H), 8.52 (1H), 9.06 (1H), 12.76 (1H) ppm.
【0269】
実施例218:
(RS)−モルホリン−4−イル(4−{[6−(プロパン−2−イルオキシ)−1H−インダゾール−5−イル]アミノ}−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−イル)メタノン
【化112】
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50mg(118μmol)の(RS)−4−[(6−イソプロポキシ−1H−インダゾール−5−イル)アミノ]−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−カルボン酸(実施例69に従って製造)を、中間体実施例2aに準ずる方法で、モルホリンを用いて変換し、後処理し、精製した後、25.9mg(62%)の表題化合物を得た。
1H-NMR (DMSO-d6): δ= 1.40 (6H), 1.91 (1H), 2.07 (1H), 2.94 (2H), 3.16-3.28 (3H), 3.45-3.66 (8H), 4.88 (1H), 7.10 (1H), 7.98 (1H), 8.35 (1H), 8.52 (1H), 9.06 (1H), 12.75 (1H) ppm.
【0270】
実施例219:
(RS)−アゼチジン−1−イル(4−{[6−(プロパン−2−イルオキシ)−1H−インダゾール−5−イル]アミノ}−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−イル)メタノン
【化113】
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50mg(118μmol)の(RS)−4−[(6−イソプロポキシ−1H−インダゾール−5−イル)アミノ]−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−カルボン酸(実施例69に従って製造)を、中間体実施例2aに準ずる方法で、アゼチジンを用いて変換し、後処理し、精製した後、38.1mg(70%)の表題化合物を得た。
1H-NMR (DMSO-d6): δ= 1.41 (6H), 1.85 (1H), 2.07 (1H), 2.21 (2H), 2.77 (1H), 2.89 (2H), 3.16 (2H), 3.88 (2H), 4.23 (2H), 4.88 (1H), 7.10 (1H), 7.98 (1H), 8.34 (1H), 8.52 (1H), 9.06 (1H), 12.75 (1H) ppm.
【0271】
実施例220:
(RS)−N−(シクロプロピルメチル)−N−メチル−4−{[6−(プロパン−2−イルオキシ)−1H−インダゾール−5−イル]アミノ}−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
【化114】
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50mg(118μmol)の(RS)−4−[(6−イソプロポキシ−1H−インダゾール−5−イル)アミノ]−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−カルボン酸(実施例69に従って製造)を、中間体実施例2aに準ずる方法で、1−シクロプロピル−N−メチルメタンアミンを用いて変換し、後処理し、精製した後、19.8mg(32%)の表題化合物を得た。
1H-NMR (DMSO-d6): δ= 0.19-0.32 (2H), 0.41-0.54 (2H), 0.97 (1H), 1.41 (6H), 1.89 (1H), 2.07 (1H), 2.86-3.02 (2H), 2.92+3.14 (3H), 3.15-3.36 (5H), 4.88 (1H), 7.11 (1H), 7.98 (1H), 8.36 (1H), 8.52 (1H), 9.07 (1H), 12.75 (1H) ppm.
【0272】
実施例221:
(RS)−(4−{[6−(プロパン−2−イルオキシ)−1H−インダゾール−5−イル]アミノ}−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−イル)(ピロリジン−1−イル)メタノン
【化115】
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50mg(118μmol)の(RS)−4−[(6−イソプロポキシ−1H−インダゾール−5−イル)アミノ]−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−カルボン酸(実施例69に従って製造)を、中間体実施例2aに準ずる方法で、ピロリジンを用いて変換し、後処理し、精製した後、22.1mg(37%)の表題化合物を得た。
1H-NMR (DMSO-d6): δ= 1.40 (6H), 1.74-1.98 (5H), 2.11 (1H), 2.86-3.08 (3H), 3.20 (1H), 3.12-3.38 (3H), 3.55 (2H), 4.88 (1H), 7.11 (1H), 7.99 (1H), 8.36 (1H), 8.52 (1H), 9.07 (1H), 12.78 (1H) ppm.
【0273】
実施例222:
(RS)−(1,1−ジオキシド−1−チア−6−アザスピロ[3.3]ヘプタ−6−イル)(4−{[6−(プロパン−2−イルオキシ)−1H−インダゾール−5−イル]アミノ}−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−イル)メタノン
【化116】
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150mg(354μmol)の(RS)−4−[(6−イソプロポキシ−1H−インダゾール−5−イル)アミノ]−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−カルボン酸(実施例69に従って製造)を、中間体実施例2aに準ずる方法で、1−チア−6−アザスピロ[3.3]ヘプタン 1,1−ジオキシド トリフルオロ酢酸塩(1:1)を用いて変換し、後処理し、精製した後、44.3mg(22%)の表題化合物を得た。
1H-NMR (DMSO-d6): δ= 1.41 (6H), 1.86 (1H), 2.11 (1H), 2.43 (2H), 2.80-3.04 (3H), 3.12-3.27 (2H), 4.06-4.31 (4H), 4.54 (1H), 4.69 (1H), 4.89 (1H), 7.11 (1H), 7.99 (1H), 8.36 (1H), 8.53 (1H), 9.06 (1H), 12.74 (1H) ppm.
【0274】
実施例223:
(RS)−アゼチジン−1−イル{4−[(6−エトキシ−1H−インダゾール−5−イル)アミノ]−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−イル}メタノン
【化117】
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100mg(244μmol)の(RS)−4−[(6−エトキシ−1H−インダゾール−5−イル)アミノ]−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−カルボン酸(実施例210に従って製造)を、中間体実施例2aに準ずる方法で、アゼチジンを用いて変換し、後処理し、精製した後、37.5mg(34%)の表題化合物を得た。
1H-NMR (DMSO-d6): δ= 1.49 (3H), 1.89 (1H), 2.12 (1H), 2.24 (2H), 2.80 (1H), 2.93 (2H), 3.13-3.25 (3H), 3.33 (1H), 3.94 (2H), 4.26 (2H), 7.09 (1H), 7.96 (1H), 8.27 (1H), 8.49 (1H), 8.95 (1H), 12.50 (1H) ppm.
【0275】
実施例224:
(RS)−4−[(6−エトキシ−1H−インダゾール−5−イル)アミノ]−N−イソプロピル−N−メチル−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
【化118】
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50mg(122μmol)の(RS)−4−[(6−エトキシ−1H−インダゾール−5−イル)アミノ]−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−カルボン酸(実施例210に従って製造)を、中間体実施例2aに準ずる方法で、N−メチルプロパン−2−アミンを用いて変換し、後処理し、精製した後、17.0mg(30%)の表題化合物を得た。
1H-NMR (DMSO-d6): δ= 1.05+1.17 (6H), 1.48 (3H), 1.74 (1H), 1.87 (1H), 2.05 (1H), 2.70+2.90 (3H), 2.84-3.00 (2H), 3.07-3.30 (2H), 4.22 (2H), 4.29+4.71 (1H), 7.06 (1H), 8.00 (1H), 8.37 (1H), 8.52 (1H), 9.02 (1H), 12.83 (1H) ppm.
【0276】
実施例225:
(RS)−4−[(6−エトキシ−1H−インダゾール−5−イル)アミノ]−N−(2−ヒドロキシエチル)−N−メチル−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
【化119】
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100mg(244μmol)の(RS)−4−[(6−エトキシ−1H−インダゾール−5−イル)アミノ]−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−カルボン酸(実施例210に従って製造)を、中間体実施例2aに準ずる方法で、2−(メチルアミノ)エタノールを用いて変換し、後処理し、精製した後、33.0mg(29%)の表題化合物を得た。
1H-NMR (DMSO-d6): δ= 1.48 (3H), 1.87 (1H), 2.10 (1H), 2.87+3.13 (3H), 2.93 (2H), 3.06-3.20 (2H), 3.13-3.59 (5H), 4.22 (2H), 4.65+4.82 (1H), 7.06 (1H), 7.99 (1H), 8.37 (1H), 8.52 (1H), 9.02 (1H), 12.80 (1H) ppm.
【0277】
実施例226:
(RS)−N−(2,2−ジフルオロエチル)−4−[(6−エトキシ−1H−インダゾール−5−イル)アミノ]−N−メチル−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
【化120】
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100mg(244μmol)の(RS)−4−[(6−エトキシ−1H−インダゾール−5−イル)アミノ]−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−カルボン酸(実施例210に従って製造)を、中間体実施例2aに準ずる方法で、2,2−ジフルオロ−N−メチルエタンアミンを用いて変換し、後処理し、精製した後、12.0mg(10%)の表題化合物を得た。
1H-NMR (DMSO-d6): δ= 1.48 (3H), 1.88 (1H), 2.09 (1H), 2.87-3.03 (2H), 2.95+3.19 (3H), 3.16-3.34 (3H), 3.64-4.03 (2H), 4.23 (2H), 6.13+6.27 (1H), 7.07 (1H), 7.99 (1H), 8.36 (1H), 8.53 (1H), 9.02 (1H), 12.80 (1H) ppm.
【0278】
実施例227:
[(2R,5R)−2,5−ジメチルピロリジン−1−イル]{(7RS)−4−[(6−イソプロポキシ−1H−インダゾール−5−イル)アミノ]−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−イル}メタノン
【化121】
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50mg(118μmol)の(RS)−4−[(6−イソプロポキシ−1H−インダゾール−5−イル)アミノ]−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−カルボン酸(実施例69に従って製造)を、中間体実施例2aに準ずる方法で、(2R,5R)−2,5−ジメチルピロリジンを用いて変換し、後処理し、精製した後、9.1mg(15%)の表題化合物を得た。
1H-NMR (DMSO-d6): δ= 1.07-1.25 (6H), 1.40 (6H), 1.48 (1H), 1.58 (1H), 1.85-2.24 (4H), 2.82-3.11 (3H), 3.15-3.40 (2H), 3.95+4.08 (1H), 4.19 (1H), 4.88 (1H), 7.11 (1H), 7.98 (1H), 8.36 (1H), 8.53 (1H), 9.06 (1H), 12.75 (1H) ppm.
【0279】
実施例228:
(RS)−{4−[(6−エトキシ−1H−インダゾール−5−イル)アミノ]−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−イル}(ピロリジン−1−イル)メタノン
【化122】
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100mg(244μmol)の(RS)−4−[(6−エトキシ−1H−インダゾール−5−イル)アミノ]−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−カルボン酸(実施例210に従って製造)を、中間体実施例2aに準ずる方法で、ピロリジンを用いて変換し、後処理し、精製した後、21.0mg(19%)の表題化合物を得た。
1H-NMR (DMSO-d6): δ= 1.47 (3H), 1.71-1.97 (5H), 2.12 (1H), 2.88-3.08 (3H), 3.13-3.38 (2H), 3.32-3.41 (2H), 3.55 (2H), 4.22 (2H), 7.06 (1H), 7.99 (1H), 8.36 (1H), 8.52 (1H), 9.01 (1H), 12.80 (1H) ppm.
【0280】
実施例229:
(RS)−4−[(6−エトキシ−1H−インダゾール−5−イル)アミノ]−N−エチル−N−メチル−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
【化123】
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100mg(244μmol)の(RS)−4−[(6−エトキシ−1H−インダゾール−5−イル)アミノ]−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−カルボン酸(実施例210に従って製造)を、中間体実施例2aに準ずる方法で、N−メチルエタンアミンを用いて変換し、後処理し、精製した後、24.0mg(22%)の表題化合物を得た。
1H-NMR (DMSO-d6): δ= 1.03+1.14 (3H), 1.48 (3H), 1.87 (1H), 2.06 (1H), 2.84+3.06 (3H), 2.93 (2H), 3.15 (1H), 3.22-3.50 (4H), 4.22 (2H), 7.07 (1H), 7.99 (1H), 8.37 (1H), 8.53 (1H), 9.02 (1H), 12.80 (1H) ppm.
【0281】
実施例230:
(RS)−N−(2−ヒドロキシエチル)−4−[(6−イソプロポキシ−1H−インダゾール−5−イル)アミノ]−N−メチル−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
【化124】
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50mg(118μmol)の(RS)−4−[(6−イソプロポキシ−1H−インダゾール−5−イル)アミノ]−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−カルボン酸(実施例69に従って製造)を、中間体実施例2aに準ずる方法で、2−(メチルアミノ)エタノールを用いて変換し、後処理し、精製した後、10.9mg(18%)の表題化合物を得た。
1H-NMR (DMSO-d6): δ= 1.40 (6H), 1.88 (1H), 2.10 (1H), 2.87+3.13 (3H), 2.93 (2H), 3.15-3.57 (7H), 4.65+4.81 (1H), 4.89 (1H), 7.11 (1H), 7.99 (1H), 8.38 (1H), 8.53 (1H), 9.07 (1H), 12.76 (1H) ppm.
【0282】
実施例231:
(RS)−4−[(6−エトキシ−1H−インダゾール−5−イル)アミノ]−N−エチル−N−(2−ヒドロキシエチル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
【化125】
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100mg(244μmol)の(RS)−4−[(6−エトキシ−1H−インダゾール−5−イル)アミノ]−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−カルボン酸(実施例210に従って製造)を、中間体実施例2aに準ずる方法で、2−(エチルアミノ)エタノールを用いて変換し、後処理し、精製した後、55.0mg(47%)の表題化合物を得た。
1H-NMR (DMSO-d6): δ= 1.04+1.15 (3H), 1.47 (3H), 1.89 (1H), 2.06 (1H), 2.85-3.03 (2H), 3.05-3.59 (9H), 4.22 (2H), 4.66+4.82 (1H), 7.06 (1H), 7.99 (1H), 8.36 (1H), 8.52 (1H), 9.02 (1H), 12.80 (1H) ppm.
【0283】
実施例232
(RS)−1−({4−[(6−エトキシ−1H−インダゾール−5−イル)アミノ]−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−イル}カルボニル)アゼチジン−3−カルボニトリル
【化126】
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110mg(269μmol)の(RS)−4−[(6−エトキシ−1H−インダゾール−5−イル)アミノ]−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−カルボン酸(実施例210に従って製造)を、中間体実施例2aに準ずる方法で、アゼチジン−3−カルボニトリルを用いて変換し、後処理し、精製した後、6.0mg(4%)の表題化合物を得た。
1H-NMR (DMSO-d6): δ= 1.49 (3H), 1.83 (1H), 2.09 (1H), 2.74-3.37 (5H), 3.82 (1H), 4.04 (1H), 4.12-4.28 (3H), 4.41-4.60 (2H), 7.07 (1H), 7.99 (1H), 8.35 (1H), 8.52 (1H), 9.01 (1H), 12.81 (1H) ppm.
【0284】
実施例233
{(7RS)−4−[(6−エトキシ−1H−インダゾール−5−イル)アミノ]−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−イル}[(3R)−3−ヒドロキシピロリジン−1−イル]メタノン
【化127】
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100mg(244μmol)の(RS)−4−[(6−エトキシ−1H−インダゾール−5−イル)アミノ]−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−カルボン酸(実施例210に従って製造)を、中間体実施例2aに準ずる方法で、(3S)−ピロリジン−3−オールを用いて変換し、後処理し、精製した後、11mg(9%)の表題化合物を得た。
1H-NMR (DMSO-d6): δ= 1.48 (3H), 1.72-2.02 (3H), 2.11 (1H), 2.88-3.70 (9H), 4.18-4.37 (3H), 4.92+5.02 (1H), 7.07 (1H), 7.99 (1H), 8.37 (1H), 8.53 (1H), 9.02 (1H), 12.81 (1H) ppm.
【0285】
実施例234
(RS)−N,N−ビス(2−ヒドロキシエチル)−4−[(6−メトキシ−1H−インダゾール−5−イル)アミノ]−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
【化128】
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25mg(63μmol)の(RS)−4−[(6−メトキシ−1H−インダゾール−5−イル)アミノ]−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−カルボン酸(実施例57に従って製造)を、中間体実施例2aに準ずる方法で、2,2'−イミノジエタノールを用いて変換し、後処理し、精製した後、6.5mg(20%)の表題化合物を得た。
1H-NMR (DMSO-d6): δ= 1.85 (1H), 2.15 (1H), 2.87-3.01 (2H), 3.13-3.62 (11H), 3.98 (3H), 4.67 (1H), 4.83 (1H), 7.09 (1H), 7.99 (1H), 8.23 (1H), 8.46 (1H), 8.78 (1H), 12.82 (1H) ppm.
【0286】
実施例235
(RS)−N−シクロプロピル−4−[(6−エトキシ−1H−インダゾール−5−イル)アミノ]−N−メチル−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
【化129】
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100mg(244μmol)の(RS)−4−[(6−エトキシ−1H−インダゾール−5−イル)アミノ]−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−カルボン酸(実施例210に従って製造)を、中間体実施例2aに準ずる方法で、N−メチルシクロプロパンアミンを用いて変換し、後処理し、精製した後、17.0mg(15%)の表題化合物を得た。
1H-NMR (DMSO-d6): δ= 0.73-0.94 (4H), 1.48 (3H), 1.85 (1H), 2.14 (1H), 2.81-3.01 (3H), 2.85 (3H), 3.15-3.41 (2H), 3.54 (1H), 4.22 (2H), 7.07 (1H), 8.00 (1H), 8.38 (1H), 8.53 (1H), 9.02 (1H), 12.82 (1H) ppm.
【0287】
実施例236
(RS)−4−[(6−エトキシ−1H−インダゾール−5−イル)アミノ]−N−エチル−N−(プロパン−2−イル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
【化130】
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100mg(244μmol)の(RS)−4−[(6−エトキシ−1H−インダゾール−5−イル)アミノ]−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−カルボン酸(実施例210に従って製造)を、中間体実施例2aに準ずる方法で、N−エチルプロパン−2−アミンを用いて変換し、後処理し、精製した後、12.0mg(10%)の表題化合物を得た。
1H-NMR (DMSO-d6): δ= 1.03-1.21 (9H), 1.48 (3H), 1.91 (1H), 2.03 (1H), 2.86-2.94 (1H), 2.91 (1H), 2.99 (1H), 3.14-3.37 (4H), 4.22 (2H), 4.26+4.54 (1H), 7.07 (1H), 7.99 (1H), 8.37 (1H), 8.53 (1H), 9.03 (1H), 12.81 (1H) ppm.
【0288】
実施例237
(RS)−1−({4−[(6−メトキシ−1H−インダゾール−5−イル)アミノ]−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−イル}カルボニル)アゼチジン−3−カルボニトリル
【化131】
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200mg(506μmol)の(RS)−4−[(6−メトキシ−1H−インダゾール−5−イル)アミノ]−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−カルボン酸(実施例57に従って製造)を、中間体実施例2aに準ずる方法で、アゼチジン−3−カルボニトリルを用いて変換し、後処理し、精製した後、140mg(60%)の表題化合物を得た。
1H-NMR (DMSO-d6): δ= 1.81 (1H), 2.16 (1H), 2.70-3.39 (5H), 3.82 (1H), 3.98 (3H), 4.05 (1H), 4.19 (1H), 4.45-4.60 (2H), 7.09 (1H), 7.99 (1H), 8.21 (1H), 8.45 (1H), 8.76 (1H), 12.84 (1H) ppm.
【0289】
実施例238
(RS)−N−tert−ブチル−4−[(6−エトキシ−1H−インダゾール−5−イル)アミノ]−N−メチル−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
【化132】
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49mg(145μmol)の(RS)−N−tert−ブチル−4−クロロ−N−メチル−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−カルボキサミド(実施例238aに従って製造)を、実施例1に準ずる方法で、6−エトキシ−1H−インダゾール−5−アミンを用いて変換し、後処理し、精製した後、22mg(32%)の表題化合物を得た。
1H-NMR (DMSO-d6): δ= 1.37 (9H), 1.48 (3H), 1.86 (1H), 2.07 (1H), 2.91 (2H), 2.98 (3H), 3.09-3.31 (3H), 4.23 (2H), 7.07 (1H), 7.99 (1H), 8.35 (1H), 8.52 (1H), 9.02 (1H), 12.80 (1H) ppm.
【0290】
実施例238a
(RS)−N−tert−ブチル−4−クロロ−N−メチル−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
【化133】
[この文献は図面を表示できません]
100mg(372μmol)の(RS)−4−クロロ−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−カルボン酸(中間体実施例1aに従って製造)を、中間体実施例2aに準ずる方法で、N,2−ジメチルプロパン−2−アミンを用いて変換し、後処理し、精製した後、50.1mg(40%)の表題化合物を得た。
【0291】
実施例239
(RS)−{4−[(6−エトキシ−1H−インダゾール−5−イル)アミノ]−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−イル}(2−オキサ−6−アザスピロ[3.3]ヘプタ−6−イル)メタノン
【化134】
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110mg(269μmol)の(RS)−4−[(6−エトキシ−1H−インダゾール−5−イル)アミノ]−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−カルボン酸(実施例210に従って製造)を、中間体実施例2aに準ずる方法で、2−オキサ−6−アザスピロ[3.3]ヘプタン エタンジオエート(2:1)を用いて変換し、後処理し、精製した後、15mg(11%)の表題化合物を得た。
1H-NMR (DMSO-d6): δ= 1.47 (3H), 1.83 (1H), 2.06 (1H), 2.72-2.98 (3H), 3.09-3.40 (2H), 4.05 (2H), 4.21 (2H), 4.40 (2H), 4.68 (4H), 7.06 (1H), 7.99 (1H), 8.35 (1H), 8.52 (1H), 9.01 (1H), 12.83 (1H) ppm.
【0292】
実施例240
(RS)−N−(シクロプロピルメチル)−4−[(6−エトキシ−1H−インダゾール−5−イル)アミノ]−N−メチル−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
【化135】
[この文献は図面を表示できません]
100mg(244μmol)の(RS)−4−[(6−エトキシ−1H−インダゾール−5−イル)アミノ]−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−カルボン酸(実施例210に従って製造)を、中間体実施例2aに準ずる方法で、1−シクロプロピル−N−メチルメタンアミンを用いて変換し、後処理し、精製した後、35mg(30%)の表題化合物を得た。
1H-NMR (DMSO-d6): δ= 0.19-0.32 (2H), 0.47 (2H), 0.98 (1H), 1.48 (3H), 1.88 (1H), 2.06 (1H), 2.86-3.04 (3H), 2.93+3.14 (4H), 3.09-3.36 (3H), 4.22 (2H), 7.07 (1H), 7.99 (1H), 8.37 (1H), 8.52 (1H), 9.02 (1H), 12.80 (1H) ppm.
【0293】
実施例241
(RS)−1−({4−[(6−エトキシ−1H−インダゾール−5−イル)アミノ]−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−イル}カルボニル)ピペリジン−3−カルボニトリル
【化136】
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100mg(244μmol)の(RS)−4−[(6−エトキシ−1H−インダゾール−5−イル)アミノ]−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−カルボン酸(実施例210に従って製造)を、中間体実施例2aに準ずる方法で、(RS)−ピペリジン−3−カルボニトリルを用いて変換し、後処理し、精製した後、12mg(10%)の表題化合物を得た。
1H-NMR (DMSO-d6): δ= 1.42-2.21 (7H), 1.49 (3H), 2.86-4.05 (9H), 4.23 (2H), 7.07 (1H), 7.99 (1H), 8.38 (1H), 8.53 (1H), 9.03 (1H), 12.81 (1H) ppm.
【0294】
実施例242
(RS)−N−(2−シアノエチル)−4−[(6−エトキシ−1H−インダゾール−5−イル)アミノ]−N−エチル−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
【化137】
[この文献は図面を表示できません]
100mg(244μmol)の(RS)−4−[(6−エトキシ−1H−インダゾール−5−イル)アミノ]−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−カルボン酸(実施例210に従って製造)を、中間体実施例2aに準ずる方法で、3−(エチルアミノ)プロパンニトリルを用いて変換し、後処理し、精製した後、14mg(11%)の表題化合物を得た。
1H-NMR (DMSO-d6): δ= 1.05+1.16 (3H), 1.48 (3H), 1.90 (1H), 2.08 (1H), 2.75+2.83 (2H), 2.89-3.02 (2H), 3.09-3.75 (7H), 4.22 (2H), 7.07 (1H), 7.99 (1H), 8.37 (1H), 8.53 (1H), 9.02 (1H), 12.81 (1H) ppm.
【0295】
実施例243
[(3R,4R)−3,4−ジヒドロキシピロリジン−1−イル]{(7RS)−4−[(6−メトキシ−1H−インダゾール−5−イル)アミノ]−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−イル}メタノン
【化138】
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25mg(63μmol)の(RS)−4−[(6−メトキシ−1H−インダゾール−5−イル)アミノ]−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−カルボン酸(実施例57に従って製造)を、中間体実施例2aに準ずる方法で、(3R,4R)−ピロリジン−3,4−ジオールを用いて変換し、後処理し、精製した後、7.0mg(22%)の表題化合物を得た。
1H-NMR (DMSO-d6): δ= 1.84 (1H), 2.17 (1H), 2.88-3.03 (3H), 3.13-3.37 (3H), 3.45 (2H), 3.74 (1H), 3.92 (1H), 3.98 (3H), 4.00 (1H), 5.15 (2H), 7.09 (1H), 7.99 (1H), 8.23 (1H), 8.46 (1H), 8.78 (1H), 12.84 (1H) ppm.
【0296】
実施例244
[(3S,4S)−3,4−ジヒドロキシピロリジン−1−イル]{(7RS)−4−[(6−メトキシ−1H−インダゾール−5−イル)アミノ]−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−イル}メタノン
【化139】
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25mg(63μmol)の(RS)−4−[(6−メトキシ−1H−インダゾール−5−イル)アミノ]−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−カルボン酸(実施例57に従って製造)を、中間体実施例2aに準ずる方法で、(3S,4S)−ピロリジン−3,4−ジオールを用いて変換し、後処理し、精製した後、10.6mg(33%)の表題化合物を得た。
1H-NMR (DMSO-d6): δ= 1.83 (1H), 2.16 (1H), 2.88-3.03 (3H), 3.11-3.51 (5H), 3.73 (1H), 3.92 (1H), 3.98 (3H), 4.00 (1H), 5.13 (2H), 7.09 (1H), 8.00 (1H), 8.23 (1H), 8.46 (1H), 8.78 (1H), 12.87 (1H) ppm.
【0297】
実施例245
(RS)−4−[(6−エトキシ−1H−インダゾール−5−イル)アミノ]−N−(2−メトキシエチル)−N−メチル−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
【化140】
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100mg(244μmol)の(RS)−4−[(6−エトキシ−1H−インダゾール−5−イル)アミノ]−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−カルボン酸(実施例210に従って製造)を、中間体実施例2aに準ずる方法で、2−メトキシ−N−メチルエタンアミンを用いて変換し、後処理し、精製した後、20.0mg(17%)の表題化合物を得た。
1H-NMR (DMSO-d6): δ= 1.48 (3H), 1.86 (1H), 2.09 (1H), 2.87+3.12 (3H), 2.84-2.99 (2H), 3.14-3.64 (10H), 4.23 (2H), 7.07 (1H), 7.99 (1H), 8.37 (1H), 8.53 (1H), 9.02 (1H), 12.80 (1H) ppm.
【0298】
実施例246
{(7RS)−4−[(6−エトキシ−1H−インダゾール−5−イル)アミノ]−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−イル}[(3S)−3−ヒドロキシピロリジン−1−イル]メタノン
【化141】
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100mg(244μmol)の(RS)−4−[(6−エトキシ−1H−インダゾール−5−イル)アミノ]−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−カルボン酸(実施例210に従って製造)を、中間体実施例2aに準ずる方法で、(3R)−ピロリジン−3−オールを用いて変換し、後処理し、精製した後、7.0mg(6%)の表題化合物を得た。
1H-NMR (DMSO-d6): δ= 1.48 (3H), 1.72-2.02 (3H), 2.11 (1H), 2.86-3.09 (3H), 3.13-3.50 (5H), 3.64 (1H), 4.17-4.37 (3H), 4.92+5.02 (1H), 7.07 (1H), 7.99 (1H), 8.36 (1H), 8.52 (1H), 9.02 (1H), 12.80 (1H) ppm.
【0299】
実施例247
(RS)−[4−(シクロプロピルメチル)ピペラジン−1−イル]{4−[(6−エトキシ−1H−インダゾール−5−イル)アミノ]−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−イル}メタノン
【化142】
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50mg(122μmol)の(RS)−4−[(6−エトキシ−1H−インダゾール−5−イル)アミノ]−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−カルボン酸(実施例210に従って製造)を、中間体実施例2aに準ずる方法で、1−(シクロプロピルメチル)ピペラジンを用いて変換し、後処理し、精製した後、6.6mg(10%)の表題化合物を得た。
1H-NMR (DMSO-d6): δ= 0.08 (2H), 0.46 (2H), 0.84 (1H), 1.48 (3H), 1.88 (1H), 2.07 (1H), 2.21 (2H), 2.35-2.53 (4H), 2.86-3.02 (2H), 3.15-3.37 (3H), 3.43-3.63 (4H), 4.22 (2H), 7.07 (1H), 7.99 (1H), 8.37 (1H), 8.52 (1H), 9.02 (1H), 12.80 (1H) ppm.
【0300】
実施例248:
(RS)−4−{[6−(ベンジルオキシ)−1H−インダゾール−5−イル]アミノ}−N,N−ジメチル−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
【化143】
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24.7mg(83.4μmol)の(RS)−4−クロロ−N,N−ジメチル−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−カルボキサミド(中間体実施例248aに従って製造)を、実施例1に準ずる方法で、6−(ベンジルオキシ)−1H−インダゾール−5−アミン(中間体実施例248bに従って製造)を用いて変換し、後処理し、精製した後、22mg(53%)の表題化合物を得た。
1H-NMR (DMSO-d6): δ= 1.46 (2H), 2.65 (1H), 2.75-3.01 (4H), 2.88 (3H), 3.05 (3H), 5.25 (2H), 7.26 (1H), 7.37-7.49 (3H), 7.57 (2H), 8.01 (1H), 8.19 (1H), 8.50 (1H), 8.99 (1H), 12.87 (1H) ppm.
【0301】
実施例248a:
(RS)−4−クロロ−N,N−ジメチル−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
【化144】
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4.54g(16.9mmol)の(RS)−4−クロロ−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−カルボン酸(中間体実施例1aに従って製造)を、中間体実施例2aに準ずる方法で、N−メチルメタンアミンを用いて変換し、後処理し、精製した後、3.44g(65%)の表題化合物を得た。
【0302】
実施例248b:
6−(ベンジルオキシ)−1H−インダゾール−5−アミン
【化145】
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2.85g(10.6mmol)の6−(ベンジルオキシ)−5−ニトロ−1H−インダゾール(中間体実施例248cに従って製造)、2.5mlの塩化メチレン、2.5mlのメタノールおよび14.3gの塩化錫(II)を含む混合物を23℃で一夜撹拌した。溶媒を除去し、残渣をクロマトグラフィーによって精製し、2.34g(92%)の表題化合物を得た。
【0303】
実施例248c:
6−(ベンジルオキシ)−5−ニトロ−1H−インダゾール
【化146】
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2.80g(10.2mmol)の4−(ベンジルオキシ)−2−フルオロ−5−ニトロベンズアルデヒド(中間体実施例248dに従って製造)、50mlのN,N−ジメチルアセトアミドおよび2.48mlのヒドラジン水和物を含む混合物を、100℃で2時間加熱した。混合物を水に注ぎ、固体を濾過し、ヘキサンで洗浄し、乾燥し、1.79g(65%)の表題化合物を得た。
【0304】
実施例248d:
4−(ベンジルオキシ)−2−フルオロ−5−ニトロベンズアルデヒド
【化147】
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1.00g(5.40mmol)の2−フルオロ−4−ヒドロキシ−5−ニトロベンズアルデヒド(中間体実施例248eに従って製造)、0.56mlのフェニルメタノール、1.7gのトリフェニルホスファンおよび100mlのテトラヒドロフランを含む混合物に、3℃で、1.27mlのアゾジカルボン酸ジイソプロピルを加えた。混合物を23℃で一夜撹拌し、濃縮し、残渣をクロマトグラフィーによって精製し、1.02g(68%)の表題化合物を得た。
【0305】
実施例248e:
2−フルオロ−4−ヒドロキシ−5−ニトロベンズアルデヒド
【化148】
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300mlの濃硫酸中の50.0g(357mmol)の2−フルオロ−4−ヒドロキシベンズアルデヒド(CAS-No: 348-27-6)の溶液を、−15℃に冷却した。22.5mlの硝酸(65%)および68.5mlの硫酸を含む混合物をゆっくりと加えた。1時間後、混合物を氷水に注いだ。沈殿物を濾過し、水で、そしてヘキサンで洗浄し、乾燥し、60.0g(91%)の表題化合物を得た。
【0306】
実施例249:
(RS)−N,N−ジメチル−4−{[6−(トリフルオロメトキシ)−1H−インダゾール−5−イル]アミノ}−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
【化149】
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100mg(338μmol)の(RS)−4−クロロ−N,N−ジメチル−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−カルボキサミド(中間体実施例248aに従って製造)を、実施例1に準ずる方法で、6−(トリフルオロメトキシ)−1H−インダゾール−5−アミン(中間体実施例249aに従って製造)を用いて変換し、後処理し、精製した後、36mg(23%)の表題化合物を得た。
1H-NMR (DMSO-d6): δ= 1.80 (1H), 2.07 (1H), 2.87 (3H), 2.88-3.00 (2H), 3.09 (3H), 3.11-3.27 (3H), 7.59 (1H), 8.16 (1H), 8.17 (1H), 8.21 (1H), 8.26 (1H), 13.24 (1H) ppm.
【0307】
実施例249a:
6−(トリフルオロメトキシ)−1H−インダゾール−5−アミン
【化150】
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3.38g(13.7mmol)の5−ニトロ−6−(トリフルオロメトキシ)−1H−インダゾール(中間体実施例249bに従って製造)を、中間体実施例69bに準ずる方法で変換し、後処理し、精製した後、2.94g(99%)の表題化合物を得た。
【0308】
実施例249b:
5−ニトロ−6−(トリフルオロメトキシ)−1H−インダゾール(A)およびN,N−ジメチル−5−ニトロ−1H−インダゾール−6−アミン(B)
【化151】
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11.73g(46.3mmol)の2−フルオロ−5−ニトロ−4−(トリフルオロメトキシ)ベンズアルデヒド(中間体実施例249cに従って製造)を、中間体実施例248cに準ずる方法で変換し、後処理し、精製した後、3.44g(30%)の表題化合物Aおよび340mg(4%)の表題化合物Bを得た。
【0309】
実施例249c:
2−フルオロ−5−ニトロ−4−(トリフルオロメトキシ)ベンズアルデヒド
【化152】
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10.0g(48.1mmol)の2−フルオロ−4−(トリフルオロメトキシ)ベンズアルデヒド (JRD Fluorochemicals Ltd., United Kingdom)を、中間体実施例248eに準ずる方法で変換し、後処理し、精製した後、11.9g(98%)の表題化合物を得た。
【0310】
実施例250
(RS)−{4−[(6−メトキシ−1H−インダゾール−5−イル)アミノ]−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−イル}(2−オキサ−6−アザスピロ[3.3]ヘプタ−6−イル)メタノン
【化153】
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150mg(379μmol)の(RS)−4−[(6−メトキシ−1H−インダゾール−5−イル)アミノ]−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−カルボン酸(実施例57に従って製造)を、中間体実施例2aに準ずる方法で、2−オキサ−6−アザスピロ[3.3]ヘプタン エタンジオエート(2:1)を用いて変換し、後処理し、精製した後、48.6mg(27%)の表題化合物を得た。
1H-NMR (DMSO-d6): δ= 1.79 (1H), 2.12 (1H), 2.74 (1H), 2.82-2.94 (2H), 3.14 (1H), 3.25 (1H), 3.98 (3H), 4.06 (2H), 4.38-4.46 (2H), 4.64-4.73 (4H), 7.09 (1H), 7.99 (1H), 8.20 (1H), 8.45 (1H), 8.76 (1H), 12.84 (1H) ppm.
【0311】
実施例251:
(RS)−4−{[6−(ジメチルアミノ)−1H−インダゾール−5−イル]アミノ}−N,N−ジメチル−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
【化154】
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100mg(338μmol)の(RS)−4−クロロ−N,N−ジメチル−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−カルボキサミド(中間体実施例248aに従って製造)を、実施例1に準ずる方法で、N
6,N
6−ジメチル−1H−インダゾール−5,6−ジアミン(中間体実施例251aに従って製造)を用いて変換し、後処理し、精製した後、10mg(7%)の表題化合物を得た。
1H-NMR (DMSO-d6): δ= 1.85 (1H), 2.16 (1H), 2.72 (6H), 2.87 (3H), 2.91-2.97 (2H), 3.11 (3H), 3.16-3.29 (3H), 7.42 (1H), 8.03 (1H), 8.52 (1H), 8.99 (1H), 9.14 (1H), 12.87 (1H) ppm.
【0312】
実施例251a:
N
6,N
6−ジメチル−1H−インダゾール−5,6−ジアミン
【化155】
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300mg(1.46mmol)のN,N−ジメチル−5−ニトロ−1H−インダゾール−6−アミン(中間体実施例249bに従って製造)を、中間体実施例69bに準ずる方法で変換し、後処理し、精製した後、256mg(100%)の表題化合物を得た。
【0313】
実施例252
(RS)−4−[(6−エトキシ−1H−インダゾール−5−イル)アミノ]−N,N−ビス(2−メトキシエチル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
【化156】
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100mg(244μmol)の(RS)−4−[(6−エトキシ−1H−インダゾール−5−イル)アミノ]−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−カルボン酸(実施例210に従って製造)を、中間体実施例2aに準ずる方法で、2−メトキシ−N−(2−メトキシエチル)エタンアミンを用いて変換し、後処理し、精製した後、7.0mg(5%)の表題化合物を得た。
1H-NMR (DMSO-d6): δ= 1.48 (3H), 1.89 (1H), 2.05 (1H), 2.92 (2H), 3.15-3.30 (3H), 3.25 (3H), 3.26 (3H), 3.39-3.56 (6H), 3.63 (2H), 4.22 (2H), 7.07 (1H), 7.99 (1H), 8.37 (1H), 8.53 (1H), 9.03 (1H), 12.83 (1H) ppm.
【0314】
実施例253
(RS)−4−[(6−エトキシ−1H−インダゾール−5−イル)アミノ]−N−メチル−N−プロピル−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
【化157】
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50mg(122μmol)の(RS)−4−[(6−エトキシ−1H−インダゾール−5−イル)アミノ]−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−カルボン酸(実施例210に従って製造)を、中間体実施例2aに準ずる方法で、N−メチルプロパン−1−アミンを用いて変換し、後処理し、精製した後、25mg(44%)の表題化合物を得た。
1H-NMR (DMSO-d6): δ= 0.79-0.92 (3H), 1.48 (3H), 1.55 (2H), 1.87 (1H), 2.06 (1H), 2.85+3.07 (3H), 2.88-3.01 (2H), 3.10-3.41 (5H), 4.22 (2H), 7.07 (1H), 7.99 (1H), 8.38 (1H), 8.53 (1H), 9.02 (1H), 12.83 (1H) ppm.
【0315】
実施例254
(RS)−4−[(6−エトキシ−1H−インダゾール−5−イル)アミノ]−N,N−ジメチル−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
【化158】
[この文献は図面を表示できません]
100mg(338μmol)の(RS)−4−クロロ−N,N−ジメチル−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−カルボキサミド(中間体実施例248aに従って製造)を、実施例1に準ずる方法で、6−エトキシ−1H−インダゾール−5−アミン(中間体実施例210bに従って製造)を用いて変換し、後処理し、精製した後、90.0mg(61%)の表題化合物を得た。
1H-NMR (DMSO-d6): δ= 1.47 (3H), 1.85 (1H), 2.08 (1H), 2.87 (3H), 2.93 (2H), 3.09 (3H), 3.13-3.35 (3H), 4.22 (2H), 7.07 (1H), 8.00 (1H), 8.42 (1H), 8.53 (1H), 8.98 (1H), 12.69 (1H) ppm.
【0316】
実施例255
(RS)−2,5−ジヒドロ−1H−ピロール−1−イル{4−[(6−エトキシ−1H−インダゾール−5−イル)アミノ]−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−イル}メタノン
【化159】
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50mg(122μmol)の(RS)−4−[(6−エトキシ−1H−インダゾール−5−イル)アミノ]−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−カルボン酸(実施例210に従って製造)を、中間体実施例2aに準ずる方法で、2,5−ジヒドロ−1H−ピロールを用いて変換し、後処理し、精製した後、4.2mg(7%)の表題化合物を得た。
1H-NMR (DMSO-d6): δ= 1.48 (3H), 1.89 (1H), 2.15 (1H), 2.92-3.06 (3H), 3.15-3.40 (2H), 4.12 (2H), 4.23 (2H), 4.41 (2H), 5.93 (2H), 7.07 (1H), 8.00 (1H), 8.37 (1H), 8.53 (1H), 9.02 (1H), 12.80 (1H) ppm.
【0317】
実施例256
(RS)−4−{[6−(ベンジルオキシ)−1H−インダゾール−5−イル]アミノ}−N,N−ジメチル−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
【化160】
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24.7mg(83μmol)の(RS)−4−クロロ−N,N−ジメチル−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−カルボキサミド(中間体実施例248aに従って製造)を、実施例1に準ずる方法で、6−(ベンジルオキシ)−1H−インダゾール−5−アミン(中間体実施例248bに従って製造)を用いて変換し、後処理し、精製した後、19.4mg(47%)の表題化合物を得た。
1H-NMR (DMSO-d6): δ= 1.46 (2H), 2.59-2.73 (1H), 2.75-3.01 (4H), 2.88 (3H), 3.05 (3H), 5.25 (2H), 7.26 (1H), 7.37-7.49 (3H), 7.53-7.61 (2H), 8.01 (1H), 8.19 (1H), 8.50 (1H), 8.99 (1H), 12.87 (1H) ppm.
【0318】
実施例257
(7RS)−N−[(2RS)−2,3−ジヒドロキシプロピル]−4−[(6−エトキシ−1H−インダゾール−5−イル)アミノ]−N−メチル−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
【化161】
[この文献は図面を表示できません]
50mg(122μmol)の(RS)−4−[(6−エトキシ−1H−インダゾール−5−イル)アミノ]−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−カルボン酸(実施例210に従って製造)を、中間体実施例2aに準ずる方法で、(2RS)−3−(メチルアミノ)プロパン−1,2−ジオールを用いて変換し、後処理し、精製した後、20.8mg(34%)の表題化合物を得た。
1H-NMR (DMSO-d6): δ= 1.48 (3H), 1.87 (1H), 2.10 (1H), 2.84-3.02 (4H), 3.10-3.56 (8H), 3.66 (1H), 4.22 (2H), 4.34-5.12 (2H), 7.07 (1H), 7.99 (1H), 8.37 (1H), 8.52 (1H), 9.02 (1H), 12.80 (1H) ppm.
【0319】
実施例258
[(3RS)−3−(ジメチルアミノ)ピロリジン−1−イル]{(7RS)−4−[(6−エトキシ−1H−インダゾール−5−イル)アミノ]−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−イル}メタノン
【化162】
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50mg(122μmol)の(RS)−4−[(6−エトキシ−1H−インダゾール−5−イル)アミノ]−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−カルボン酸(実施例210に従って製造)を、中間体実施例2aに準ずる方法で、(3RS)−N,N−ジメチルピロリジン−3−アミンを用いて変換し、後処理し、精製した後、6.8mg(11%)の表題化合物を得た。
1H-NMR (DMSO-d6): δ= 1.48 (3H), 1.57-1.93 (2H), 1.96-2.22 (2H), 2.16 (6H), 2.43-2.69 (1H), 2.88-3.07 (3H), 3.13-3.30 (3H), 3.47-3.90 (3H), 4.22 (2H), 7.07 (1H), 8.00 (1H), 8.37 (1H), 8.53 (1H), 9.02 (1H), 12.83 (1H) ppm.
【0320】
実施例259:
(RS)−{4−[(6−イソプロポキシ−1H−インダゾール−5−イル)アミノ]−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−イル}(1−オキサ−6−アザスピロ[3.3]ヘプタ−6−イル)メタノン
【化163】
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50mg(118μmol)の(RS)−4−[(6−イソプロポキシ−1H−インダゾール−5−イル)アミノ]−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−カルボン酸(実施例69に従って製造)を、中間体実施例2aに準ずる方法で、1−オキサ−6−アザスピロ[3.3]ヘプタン エタンジオエート(1:1)を用いて変換し、後処理し、精製した後、21.6mg(34%)の表題化合物を得た。
1H-NMR (DMSO-d6): δ= 1.41 (6H), 1.85 (1H), 2.07 (1H), 2.76-2.98 (5H), 3.17 (1H), 3.29 (1H), 3.96 (1H), 4.13 (1H), 4.31-4.53 (4H), 4.88 (1H), 7.11 (1H), 7.98 (1H), 8.35 (1H), 8.52 (1H), 9.06 (1H), 12.75 (1H) ppm.
【0321】
実施例260:
(RS)−{4−[(6−メトキシ−1H−インダゾール−5−イル)アミノ]−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−イル}(1−オキサ−6−アザスピロ[3.3]ヘプタ−6−イル)メタノン
【化164】
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50mg(126μmol)の(RS)−4−[(6−メトキシ−1H−インダゾール−5−イル)アミノ]−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−カルボン酸(実施例57に従って製造)を、中間体実施例2aに準ずる方法で、1−オキサ−6−アザスピロ[3.3]ヘプタン エタンジオエート(1:1)を用いて変換し、後処理し、精製した後、4.1mg(7%)の表題化合物を得た。
1H-NMR (DMSO-d6): δ= 1.79 (1H), 2.13 (1H), 2.73-2.95 (5H), 3.12 (1H), 3.24 (1H), 3.96 (1H), 3.98 (3H), 4.14 (1H), 4.34-4.53 (4H), 7.08 (1H), 7.99 (1H), 8.20 (1H), 8.45 (1H), 8.77 (1H), 12.83 (1H) ppm.
【0322】
実施例261:
(RS)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタ−5−イル{4−[(6−イソプロポキシ−1H−インダゾール−5−イル)アミノ]−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−イル}メタノン
【化165】
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50mg(118μmol)の(RS)−4−[(6−イソプロポキシ−1H−インダゾール−5−イル)アミノ]−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−カルボン酸(実施例69に従って製造)を、中間体実施例2aに準ずる方法で、5−アザスピロ[2.4]ヘプタンを用いて変換し、後処理し、精製した後、26.0mg(42%)の表題化合物を得た。
1H-NMR (DMSO-d6): δ= 0.50-0.67 (4H), 1.40 (6H), 1.67-1.98 (3H), 2.11 (1H), 2.86-3.08 (3H), 3.14-3.30 (3H), 3.49 (2H), 3.72 (1H), 4.89 (1H), 7.11 (1H), 7.99 (1H), 8.37 (1H), 8.53 (1H), 9.07 (1H), 12.77 (1H) ppm.
【0323】
実施例262:
{(7RS)−4−[(6−メトキシ−1H−インダゾール−5−イル)アミノ]−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−イル}[(1S,4S)−2−オキサ−5−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−イル]メタノン
【化166】
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40mg(101μmol)の(RS)−4−[(6−メトキシ−1H−インダゾール−5−イル)アミノ]−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−カルボン酸(実施例57に従って製造)を、中間体実施例2aに準ずる方法で、(1S,4S)−2−オキサ−5−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタンを用いて変換し、後処理し、精製した後、31.0mg(61%)の表題化合物を得た。
1H-NMR (DMSO-d6): δ= 1.75-1.93 (3H), 2.16 (1H), 2.77-3.35 (6H), 3.51-3.80 (3H), 3.97+3.99 (3H), 4.61+4.67 (1H), 4.77+4.87 (1H), 7.09 (1H), 7.99 (1H), 8.18-8.25 (1H), 8.44-8.48 (1H), 8.74-8.81 (1H), 12.84 (1H) ppm.
【0324】
実施例263
(RS)−(1,1−ジオキシド−1−チア−6−アザスピロ[3.3]ヘプタ−6−イル){4−[(6−エトキシ−1H−インダゾール−5−イル)アミノ]−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−イル}メタノン
【化167】
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275mg(672μmol)の(RS)−4−[(6−エトキシ−1H−インダゾール−5−イル)アミノ]−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−カルボン酸(実施例210に従って製造)を、中間体実施例2aに準ずる方法で、1−チア−6−アザスピロ[3.3]ヘプタン 1,1−ジオキシド トリフルオロ酢酸塩(1:1)を用いて変換し、後処理し、精製した後、78mg(21%)の表題化合物を得た。
1H-NMR (DMSO-d6): δ= 1.46 (3H), 1.83 (1H), 2.08 (1H), 2.43 (2H), 2.75-3.43 (6H), 4.08-4.31 (5H), 4.48-4.76 (2H), 7.04 (1H), 7.99 (1H), 8.33 (1H), 8.52 (1H), 9.01 (1H), 12.82 (1H) ppm.
【0325】
実施例264
(RS)−(1,1−ジオキシド−1−チア−6−アザスピロ[3.3]ヘプタ−6−イル){4−[(6−メトキシ−1H−インダゾール−5−イル)アミノ]−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−イル}メタノン
【化168】
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200mg(506μmol)の(RS)−4−[(6−メトキシ−1H−インダゾール−5−イル)アミノ]−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−カルボン酸(実施例57に従って製造)を、中間体実施例2aに準ずる方法で、1−チア−6−アザスピロ[3.3]ヘプタン 1,1−ジオキシド トリフルオロ酢酸塩(1:1)を用いて変換し、後処理し、精製した後、54.3mg(20%)の表題化合物を得た。
1H-NMR (DMSO-d6): δ= 1.81 (1H), 2.16 (1H), 2.43 (2H), 2.79-2.99 (3H), 3.08-3.26 (2H), 3.98 (3H), 4.12 (2H), 4.18 (1H), 4.28 (1H), 4.55 (1H), 4.70 (1H), 7.09 (1H), 7.99 (1H), 8.21 (1H), 8.46 (1H), 8.76 (1H), 12.84 (1H) ppm.
【0326】
実施例265
(3RS)−1−({(7RS)−4−[(6−エトキシ−1H−インダゾール−5−イル)アミノ]−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−イル}カルボニル)ピロリジン−3−カルボニトリル
【化169】
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50mg(122μmol)の(RS)−4−[(6−エトキシ−1H−インダゾール−5−イル)アミノ]−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−カルボン酸(実施例210に従って製造)を、中間体実施例2aに準ずる方法で、(RS)−ピロリジン−3−カルボニトリルを用いて変換し、後処理し、精製した後、17.0mg(29%)の表題化合物を得た。
1H-NMR (DMSO-d6): δ= 1.48 (3H), 1.88 (1H), 2.06-2.45 (4H), 2.88-3.08 (3H), 3.15-3.98 (6H), 4.23 (2H), 7.07 (1H), 8.00 (1H), 8.36 (1H), 8.53 (1H), 9.02 (1H), 12.85 (1H) ppm.
【0327】
実施例266
(RS)−4−{[6−(2−クロロエトキシ)−1H−インダゾール−5−イル]アミノ}−N,N−ジメチル−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
【化170】
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35mg(118μmol)の(RS)−4−クロロ−N,N−ジメチル−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−カルボキサミド(中間体実施例248aに従って製造)を、実施例1に準ずる方法で、6−(2−クロロエトキシ)−1H−インダゾール−5−アミン(中間体実施例266aに従って製造)を用いて変換し、後処理し、精製した後、4.9mg(8%)の表題化合物を得た。
1H-NMR (DMSO-d6): δ= 1.82 (1H), 2.14 (1H), 2.87 (3H), 2.89-3.00 (2H), 3.09 (3H), 3.16 (1H), 3.23-3.38 (2H), 4.12 (2H), 4.47 (2H), 7.11 (1H), 8.01 (1H), 8.28 (1H), 8.52 (1H), 9.05 (1H), 12.86 (1H) ppm.
【0328】
実施例266a
6−(2−クロロエトキシ)−1H−インダゾール−5−アミン
【化171】
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830mg(3.44mmol)の6−(2−クロロエトキシ)−5−ニトロ−1H−インダゾール(中間体実施例266bに従って製造)を、中間体実施例69bに準ずる方法で変換し、後処理し、精製した後、724mg(99%)の表題化合物を得た。
【0329】
実施例266b
6−(2−クロロエトキシ)−5−ニトロ−1H−インダゾール
【化172】
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1.00g(5.58mmol)の5−ニトロ−1H−インダゾール−6−オール(中間体実施例266cに従って製造)を、中間体実施例248dに準ずる方法で、2−クロロエタノールを用いて変換し、後処理し、精製した後、937mg(69%)の表題化合物を得た。
【0330】
実施例266c
5−ニトロ−1H−インダゾール−6−オール
【化173】
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5.00g(25.9mmol)の6−メトキシ−5−ニトロ−1H−インダゾール (CAS-No: 152626-75-0)、240mlのジクロロメタンおよび10.36gの塩化アルミニウムを含む混合物を、一夜加熱した。混合物を3℃に冷却し、続いて氷と水を注意深く加えた。ジクロロメタンおよびメタノールを加え、沈殿物を濾過によって取った。濾液の有機層を分離し、硫酸ナトリウムで乾燥した。濾過し、溶媒を除去した後、先に取った沈殿物と共に、残渣をクロマトグラフィーによって精製し、3.11g(67%)の表題化合物を得た。
【0331】
実施例267
(RS)−4−{[6−(3−クロロプロポキシ)−1H−インダゾール−5−イル]アミノ}−N,N−ジメチル−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
【化174】
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35mg(118μmol)の(RS)−4−クロロ−N,N−ジメチル−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−カルボキサミド(中間体実施例248aに従って製造)を、実施例1に準ずる方法で、6−(3−クロロプロポキシ)−1H−インダゾール−5−アミン(中間体実施例267aに従って製造)を用いて変換し、後処理し、精製した後、27.9mg(40%)の表題化合物を得た。
1H-NMR (DMSO-d6): δ= 1.82 (1H), 2.12 (1H), 2.29 (2H), 2.87 (3H), 2.89-2.98 (2H), 3.05-3.33 (3H), 3.10 (3H), 3.84 (2H), 4.27 (2H), 7.10 (1H), 8.01 (1H), 8.31 (1H), 8.51 (1H), 8.93 (1H), 12.77 (1H) ppm.
【0332】
実施例267a
6−(3−クロロプロポキシ)−1H−インダゾール−5−アミン
【化175】
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814mg(3.18mmol)の6−(3−クロロプロポキシ)−1H−インダゾール−5−アミン(中間体実施例267bに従って製造)を、中間体実施例69bに準ずる方法で変換し、後処理し、精製した後、685mg(95%)の表題化合物を得た。
【0333】
実施例267b
6−(3−クロロプロポキシ)−1H−インダゾール−5−アミン
【化176】
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1.00g(5.58mmol)の5−ニトロ−1H−インダゾール−6−オール(中間体実施例266cに従って製造)を、中間体実施例248dに準ずる方法で、3−クロロプロパン−1−オールを用いて変換し、後処理し、精製した後、820mg(57%)の表題化合物を得た。
【0334】
実施例268
(RS)−tert−ブチル {2−[({4−[(6−エトキシ−1H−インダゾール−5−イル)アミノ]−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−イル}カルボニル)(メチル)アミノ]エチル}カルバメート
【化177】
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50mg(122μmol)の(RS)−4−[(6−エトキシ−1H−インダゾール−5−イル)アミノ]−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−カルボン酸(実施例210に従って製造)を、中間体実施例2aに準ずる方法で、[2−(メチルアミノ)エチル]カルバミン酸tert−ブチルを用いて変換し、後処理し、精製した後、41.0mg(56%)の表題化合物を得た。
1H-NMR (DMSO-d6): δ= 1.29+1.38 (9H), 1.48 (3H), 1.85 (1H), 2.08 (1H), 2.84+3.09 (3H), 2.88-3.58 (9H), 4.22 (2H), 6.84+6.99 (1H), 7.07 (1H), 8.00 (1H), 8.37 (1H), 8.53 (1H), 9.02 (1H), 12.83 (1H) ppm.
【0335】
実施例269
(RS)−N,N−ジメチル−4−[(6−プロポキシ−1H−インダゾール−5−イル)アミノ]−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
【化178】
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117mg(395μmol)の(RS)−4−クロロ−N,N−ジメチル−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−カルボキサミド(中間体実施例248aに従って製造)を、実施例1に準ずる方法で、6−プロポキシ−1H−インダゾール−5−アミン(中間体実施例269aに従って製造)を用いて変換し、後処理し、精製した後、106mg(60%)の表題化合物を得た。
1H-NMR (DMSO-d6): δ= 1.04 (3H), 1.78-1.91 (3H), 2.07 (1H), 2.87 (3H), 2.93 (2H), 3.09 (3H), 3.15-3.33 (3H), 4.12 (2H), 7.07 (1H), 8.00 (1H), 8.35 (1H), 8.52 (1H), 8.97 (1H), 12.82 (1H) ppm.
【0336】
実施例269a
6−プロポキシ−1H−インダゾール−5−アミン
【化179】
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620mg(2.83mmol)の6−(アリルオキシ)−5−ニトロ−1H−インダゾール(中間体実施例269aに従って製造)を、中間体実施例69bに準ずる方法で変換し、後処理し、精製した後、520mg(96%)の表題化合物を得た。
【0337】
実施例269a
6−(アリルオキシ)−5−ニトロ−1H−インダゾール
【化180】
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4.70g(20.9mmol)の4−(アリルオキシ)−2−フルオロ−5−ニトロベンズアルデヒド(中間体実施例269bに従って製造)を、中間体実施例248cに準ずる方法で変換し、後処理し、精製した後、1.75g(38%)の表題化合物を得た。
【0338】
実施例269b
4−(アリルオキシ)−2−フルオロ−5−ニトロベンズアルデヒド
【化181】
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10.0g(54.0mmol)の2−フルオロ−4−ヒドロキシ−5−ニトロベンズアルデヒド(中間体実施例248eに従って製造)を、中間体実施例248dに準ずる方法で、プロパ−2−エン−1−オールを用いて変換し、後処理し、精製した後、4.77g(39%)の表題化合物を得た。
【0339】
実施例270
{(7RS)−4−[(6−エトキシ−1H−インダゾール−5−イル)アミノ]−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−イル}[(9aRS)−オクタヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−2−イル]メタノン
【化182】
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50mg(122μmol)の(RS)−4−[(6−エトキシ−1H−インダゾール−5−イル)アミノ]−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−カルボン酸(実施例210に従って製造)を、中間体実施例2aに準ずる方法で、(9aRS)−オクタヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピラジンを用いて変換し、後処理し、精製した後、8.5mg(13%)の表題化合物を得た。
1H-NMR (DMSO-d6): δ= 1.03-1.33 (2H), 1.40-3.33 (21H), 3.88+3.99 (1H), 4.16-4.39 (3H), 7.06 (1H), 7.99 (1H), 8.33-8.41 (1H), 8.52 (1H), 8.99-9.06 (1H), 12.83 (1H) ppm.
【0340】
実施例271
(RS)−5−({7−[(2−アンモニオエチル)(メチル)カルバモイル]−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル}アミノ)−6−エトキシ−1H−インダゾール−1−イウム ビス(トリフルオロアセテート)
【化183】
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2.0mlのトリフルオロ酢酸中の33.0mg(58μmol)の(RS)−tert−ブチル {2−[({4−[(6−エトキシ−1H−インダゾール−5−イル)アミノ]−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−イル}カルボニル)(メチル)アミノ]エチル}カルバメート(実施例268に従って製造)の溶液を23℃で1時間撹拌した。溶媒を除去し、水を加えた。凍結乾燥後、42.6mg(最大100%)の表題化合物をトリフルオロ酢酸塩として得た。
1H-NMR (DMSO-d6): δ= 1.48 (3H), 1.87 (1H), 2.16 (1H), 2.88+3.10 (3H), 2.91-3.06 (4H), 3.11-3.38 (3H), 3.46-3.69 (3H), 4.24 (2H), 7.08 (1H), 7.68 (2H), 7.77 (1H), 8.00 (1H), 8.36-8.41 (1H), 8.53 (1H), 9.02 (1H), 12.83 (1H) ppm.
【0341】
実施例272
(RS)−(3−ヒドロキシアゼチジン−1−イル){4−[(6−メトキシ−1H−インダゾール−5−イル)アミノ]−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−イル}メタノン
【化184】
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198mg(500μmol)の(RS)−4−[(6−メトキシ−1H−インダゾール−5−イル)アミノ]−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−カルボン酸(実施例57に従って製造)を、中間体実施例2aに準ずる方法で、アゼチジン−3−オールを用いて変換し、後処理し、精製した後、191mg(80%)の表題化合物を得た。
1H-NMR (DMSO-d6): δ= 1.81 (1H), 2.13 (1H), 2.78 (1H), 2.84-2.96 (2H), 3.14 (1H), 3.25 (1H), 3.62 (1H), 3.98 (4H), 4.07 (1H), 4.39-4.52 (2H), 5.72 (1H), 7.08 (1H), 7.99 (1H), 8.21 (1H), 8.45 (1H), 8.76 (1H), 12.83 (1H) ppm.
【0342】
実施例273
(RS)−4−[(6−エトキシ−1H−インダゾール−5−イル)アミノ]−N−エチル−N−(2−メトキシエチル)−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
【化185】
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50mg(122μmol)の(RS)−4−[(6−エトキシ−1H−インダゾール−5−イル)アミノ]−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−カルボン酸(実施例210に従って製造)を、中間体実施例2aに準ずる方法で、N−エチル−2−メトキシエタンアミンを用いて変換し、後処理し、精製した後、6.0mg(10%)の表題化合物を得た。
1H-NMR (DMSO-d6): δ= 1.04+1.14 (3H), 1.48 (3H), 1.89 (1H), 2.05 (1H), 2.86-3.60 (14H), 4.23 (2H), 7.07 (1H), 7.99 (1H), 8.37 (1H), 8.53 (1H), 9.03 (1H), 12.80 (1H) ppm.
【0343】
実施例274
(RS)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタ−5−イル{4−[(6−エトキシ−1H−インダゾール−5−イル)アミノ]−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−イル}メタノン
【化186】
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54.8mg(158μmol)の(RS)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタ−5−イル(4−クロロ−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−イル)メタノン(実施例274aに従って製造)を、実施例1に準ずる方法で、6−エトキシ−1H−インダゾール−5−アミンを用いて変換し、後処理し、精製した後、42.7mg(55%)の表題化合物を得た。
1H-NMR (DMSO-d6): δ= 0.54-0.65 (4H), 1.47 (3H), 1.71-1.94 (3H), 2.11 (1H), 2.85-3.08 (3H), 3.14-3.37 (3H), 3.43-3.54 (3H), 4.22 (2H), 7.07 (1H), 8.00 (1H), 8.41 (1H), 8.53 (1H), 8.98 (1H), 12.74 (1H) ppm.
【0344】
実施例274a
(RS)−5−アザスピロ[2.4]ヘプタ−5−イル(4−クロロ−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−イル)メタノン
【化187】
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113mg(421μmol)の(RS)−4−クロロ−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−カルボン酸(中間体実施例1aに従って製造)を、中間体実施例2aに準ずる方法で、5−アザスピロ[2.4]ヘプタンを用いて変換し、後処理し、精製した後、61mg(42%)の表題化合物を得た。
【0345】
実施例275
(RS)−1−({4−[(6−メトキシ−1H−インダゾール−5−イル)アミノ]−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−イル}カルボニル)アゼチジン−3−イル ジメチルカルバメート
【化188】
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50mg(111μmol)の(RS)−(3−ヒドロキシアゼチジン−1−イル){4−[(6−メトキシ−1H−インダゾール−5−イル)アミノ]−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−イル}メタノン(中間体実施例272に従って製造)、1mlのテトラヒドロフラン、18.6μlのトリエチルアミンを含む混合物に、33.7μlのジメチルカルバミン酸クロリドを3回に分けて加え、マイクロ波照射下で140℃で3.5時間加熱した。粗生成物をクロマトグラフィーによって精製し、11.8mg(18%)の表題化合物を得た。
1H-NMR (DMSO-d6): δ= 1.81 (1H), 2.15 (1H), 2.77 (1H), 2.83-3.00 (3H), 3.16 (6H), 3.24 (2H), 3.62 (1H), 3.98 (1H), 4.02 (3H), 4.07 (1H), 4.40-4.52 (2H), 7.13 (1H), 8.41 (1H), 8.53 (1H), 8.66 (1H), 8.86 (1H) ppm.
【0346】
実施例276
(RS)−4−{[6−(3−アジドプロポキシ)−1H−インダゾール−5−イル]アミノ}−N,N−ジメチル−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
【化189】
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250mg(845μmol)の(RS)−4−クロロ−N,N−ジメチル−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−カルボキサミド(中間体実施例248aに従って製造)を、実施例1に準ずる方法で、6−(3−アジドプロポキシ)−1H−インダゾール−5−アミン(中間体実施例276aに従って製造)を用いて変換し、後処理し、精製した後、260mg(59%)の表題化合物を得た。
1H-NMR (DMSO-d6): δ= 1.82 (1H), 2.02-2.15 (3H), 2.87 (3H), 2.92 (2H), 3.10 (3H), 3.06-3.33 (3H), 3.56 (2H), 4.20 (2H), 7.08 (1H), 8.01 (1H), 8.35 (1H), 8.51 (1H), 8.89 (1H), 12.75 (1H) ppm.
【0347】
実施例276a
6−(3−アジドプロポキシ)−1H−インダゾール−5−アミン
【化190】
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595mg(2.64mmol)の6−(3−クロロプロポキシ)−1H−インダゾール−5−アミン(中間体実施例267aに従って製造)、8.0mlのN,N−ジメチルホルムアミドおよび343mgのアジ化ナトリウムを含む混合物を、60℃で一夜加熱した。固体物質を濾過によって除き、残渣をクロマトグラフィーによって精製し、248mg(41%)の表題化合物を得た。
【0348】
実施例277:
(RS)−4−{[6−(3−アミノプロポキシ)−1H−インダゾール−5−イル]アミノ}−N,N−ジメチル−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
【化191】
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250mg(509μmol)の(RS)−4−{[6−(3−アジドプロポキシ)−1H−インダゾール−5−イル]アミノ}−N,N−ジメチル−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−カルボキサミド(中間体実施例276に従って製造)、10mlのテトラヒドロフラン、283μlのトリブチルホスフィンを含む混合物を、23℃で2時間撹拌した。1.09mlのアンモニア水(25%)を加え、一夜撹拌を続けた。溶媒を除去し、残渣を結晶化によって精製し、28.2mg(12%)の表題化合物を得た。
1H-NMR (DMSO-d6): δ= 1.87 (1H), 1.97-2.20 (3H), 2.87 (3H), 2.90-2.99 (2H), 3.10 (3H), 3.13-3.33 (3H), 3.44 (1H), 4.20-4.30 (2H), 5.47 (1H), 7.09 (1H), 8.00 (1H), 8.26 (1H), 8.50 (1H), 8.91 (1H), 9.69 (2H), 12.89 (1H) ppm.
【0349】
実施例278:
(RS)−4−{[6−(4−アジドブトキシ)−1H−インダゾール−5−イル]アミノ}−N,N−ジメチル−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
【化192】
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151mg(512μmol)の(RS)−4−クロロ−N,N−ジメチル−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−カルボキサミド(中間体実施例248aに従って製造)を、実施例1に準ずる方法で、6−(4−アジドブトキシ)−1H−インダゾール−5−アミン(中間体実施例278aに従って製造)を用いて変換し、後処理し、精製した後、57.2mg(21%)の表題化合物を得た。
1H-NMR (DMSO-d6): δ= 1.71 (2H), 1.78-1.97 (3H), 2.10 (1H), 2.87 (3H), 2.90-2.97 (2H), 3.10 (3H), 3.13-3.29 (3H), 3.43 (2H), 4.18 (2H), 7.08 (1H), 7.99 (1H), 8.24 (1H), 8.49 (1H), 8.94 (1H), 12.82 (1H) ppm.
【0350】
実施例278a:
6−(4−アジドブトキシ)−1H−インダゾール−5−アミン
【化193】
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225mg(939μmol)の6−(4−クロロブトキシ)−1H−インダゾール−5−アミン(中間体実施例278bに従って製造)を、中間体実施例276aに準ずる方法で変換し、後処理し、精製した後、126mg(55%)の表題化合物を得た。
【0351】
実施例278b:
6−(4−クロロブトキシ)−1H−インダゾール−5−アミン
【化194】
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378mg(1.40mmol)(中間体実施例278cに従って製造)を、中間体実施例69bに準ずる方法で変換し、後処理し、精製した後、320mg(95%)の表題化合物を得た。
【0352】
実施例278c:
6−(4−クロロブトキシ)−5−ニトロ−1H−インダゾール
【化195】
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1.00g(5.58mmol)の5−ニトロ−1H−インダゾール−6−オール(中間体実施例266cに従って製造)を、中間体実施例248dに準ずる方法で、4−クロロブタン−1−オールを用いて変換し、後処理し、精製した後、383mg(25%)の表題化合物を得た。
【0353】
実施例279:
(RS)−4−{[6−(2−アジドエトキシ)−1H−インダゾール−5−イル]アミノ}−N,N−ジメチル−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
【化196】
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401mg(1.36mmol)の(RS)−4−クロロ−N,N−ジメチル−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−カルボキサミド(中間体実施例248aに従って製造)を、実施例1に準ずる方法で、6−(2−アジドエトキシ)−1H−インダゾール−5−アミン(中間体実施例279aに従って製造)を用いて変換し、後処理し、精製した後、113.5mg(18%)の表題化合物を得た。
1H-NMR (DMSO-d6): δ= 1.84 (1H), 2.15 (1H), 2.80-3.41 (5H), 2.87 (3H), 3.10 (3H), 3.85 (2H), 4.35 (2H), 7.13 (1H), 8.01 (1H), 8.21 (1H), 8.49 (1H), 8.93 (1H), 12.89 (1H) ppm.
【0354】
実施例279a:
6−(2−アジドエトキシ)−1H−インダゾール−5−アミン
【化197】
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670mg(3.17mmol)の6−(2−クロロエトキシ)−1H−インダゾール−5−アミン(中間体実施例266aに従って製造)を、中間体実施例276aに準ずる方法で変換し、後処理し、精製した後、440mg(64%)の表題化合物を得た。
【0355】
実施例280:
(RS)−(4−{[6−(3−クロロプロポキシ)−1H−インダゾール−5−イル]アミノ}−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−イル)(4−メチルピペラジン−1−イル)メタノン
【化198】
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40mg(114μmol)の(RS)−(4−クロロ−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−イル)(4−メチルピペラジン−1−イル)メタノン(中間体実施例280aに従って製造)を、実施例1に準ずる方法で、6−(3−クロロプロポキシ)−1H−インダゾール−5−アミン(中間体実施例267aに従って製造)を用いて変換し、後処理し、精製した後、9.9mg(15%)の表題化合物を得た。
1H-NMR (DMSO-d6): δ= 1.85 (1H), 2.10 (1H), 2.19 (3H), 2.22-2.39 (6H), 2.83-3.03 (2H), 3.12-3.28 (3H), 3.50 (2H), 3.57 (2H), 3.84 (2H), 4.27 (2H), 7.09 (1H), 7.99 (1H), 8.22 (1H), 8.49 (1H), 8.97 (1H), 12.82 (1H) ppm.
【0356】
実施例280a:
(RS)−(4−クロロ−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−イル)(4−メチルピペラジン−1−イル)メタノン
【化199】
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500mg(1.86mmol)の(RS)−4−クロロ−5,6,7,8−テトラヒドロ[1]ベンゾチエノ[2,3−d]ピリミジン−7−カルボン酸(中間体実施例1aに従って製造)を、中間体実施例2aに準ずる方法で、1−メチルピペラジンを用いて変換し、後処理し、精製した後、204mg(28%)の表題化合物を得た。
【0357】
さらに、本発明の式(I)の化合物は、当業者に既知の何れかの方法によって、本明細書に記載した何れかの塩に変換できる。同様に、本発明の式(I)の化合物の何れかの塩は、当業者に既知の何れかの方法によって、遊離化合物に変換できる。
【0358】
本発明の化合物の医薬組成物
本発明はまた、1種以上の本発明の化合物を含む医薬組成物に関する。これらの組成物を利用して、それを必要とする患者に投与することによって、所望の薬理学的効果を達成できる。本発明の目的において、患者は、特定の状態または疾患の処置を必要とする、ヒトを含む哺乳動物である。それ故に、本発明は、薬学的に許容される担体および薬学的に有効量の本発明の化合物またはその塩からなる医薬組成物を含む。薬学的に許容される担体は、好ましくは、活性成分の有効活性と調和する濃度で患者に対し相対的に非毒性であり、かつ無害であり、故に担体に起因する何らかの副作用が活性成分の有益な効果を損なわない、担体である。薬学的に有効量の化合物は、好ましくは処置される特定の状態に対して結果を生じるまたは影響を与える量である。本発明の化合物は、当分野で周知の薬学的に許容される担体と、即時放出、遅延放出および持続放出製剤を含むあらゆる有効な慣用の投与単位形を使用して、経口で、非経腸で、局所に、鼻に、眼に、耳に、舌下に、直腸に、膣などに投与できる。
【0359】
経口投与のために、本化合物を固体または液体製剤、例えばカプセル剤、丸剤、錠剤、トローチ剤、ロゼンジ剤、溶融物、散剤、溶液剤、懸濁液剤またはエマルジョン剤に製剤でき、医薬組成物の製造のための当分野で既知の方法に従って製造できる。固体単位投与形は、例えば、界面活性剤、滑沢剤および不活性充填剤、例えば乳糖、ショ糖、リン酸カルシウムおよびとうもろこし澱粉を含む、通常の硬殻または軟殻ゼラチンタイプであり得るカプセル剤であり得る。
【0360】
他の態様において、本発明の化合物は、慣用の錠剤基剤、例えば乳糖、ショ糖およびとうもろこし澱粉と共に、結合剤、例えばアカシア、とうもろこし澱粉またはゼラチン、投与後に錠剤の破壊および溶解を助けることを意図する崩壊剤、例えばじゃがいも澱粉、アルギン酸、とうもろこし澱粉およびグアーガム、トラガカント・ゴム、アカシア、錠剤造粒の流動を改善し、錠剤物質の錠剤の型や抜き型表面への付着を防ぐことを意図する滑沢剤、例えばタルク、ステアリン酸またはステアリン酸マグネシウム、ステアリン酸カルシウムもしくはステアリン酸亜鉛、錠剤の美的質を高め、患者に受け入れやすくすることを意図する色素、着色料および風味剤、例えばペパーミント、冬緑油またはサクランボ風味剤を組み合わせて打錠してよい。経口液体投与形での使用に適した添加物は、リン酸二カルシウムおよび希釈剤、例えば水およびアルコール、例えば、エタノール、ベンジルアルコールおよびポリエチレンアルコールを、薬学的に許容される界面活性剤、懸濁化剤または乳化剤を伴いまたは伴わずに含む。種々の他の物質がコーティングとしてまたは他の方法で投与単位の物理的形態を修飾するために存在してよい。例えば、錠剤、丸剤またはカプセル剤は、セラック、糖またはその両方でコーティングしてよい。
【0361】
分散性粉末および顆粒は、水性懸濁液の製造に適している。それらは、活性成分を分散剤または湿潤剤、懸濁化剤および1種以上の保存料との混合物で提供する。適当な分散剤または湿潤剤および懸濁化剤は、すでに上に記載したものによって例示される。また、さらなる添加物、例えば上記甘味剤、風味剤および着色料が存在してもよい。
【0362】
本発明の医薬組成物はまた、水中油型エマルジョンの形態であってよい。油相は、植物油、例えば液体パラフィンまたは複数植物油の混合物であってよい。適当な乳化剤は、(1)天然に存在するゴム、例えばアラビアゴムおよびトラガカント・ゴム、(2)天然に存在するリン脂質、例えば大豆およびレシチン、(3)脂肪酸およびヘキシトール無水物から誘導されるエステルまたは部分エステル、例えばモノオレイン酸ソルビタン、(4) エチレンオキシドと当該部分エステルの縮合生成物、例えばモノオレイン酸ポリオキシエチレンソルビタンであってよい。エマルジョンはまた、甘味剤および風味剤を含んでよい。
【0363】
油性懸濁液は、活性成分を、植物油、例えば落花生油、オリーブ油、ごま油またはココナッツ油、または、ミネラルオイル、例えば液体パラフィンに懸濁させることによって製剤化してよい。油性懸濁液は、濃化剤、例えば蜜蝋、硬パラフィンまたはセチルアルコールを含んでよい。懸濁液はまた、1種以上の保存料、例えばp−ヒドロキシ安息香酸エチルまたはp−ヒドロキシ安息香酸n−プロピル;1種以上の着色料;1種以上の風味剤および1種以上の甘味剤、例えばショ糖またはサッカリンを含んでよい。
【0364】
シロップおよびエリキシルは、甘味剤、例えばグリセロール、プロピレングリコール、ソルビトールまたはショ糖と共に製剤化してよい。このような製剤はまた、粘滑剤および保存料、例えばメチルパラベンおよびプロピルパラベン、および、風味剤および着色料を含んでよい。
【0365】
本発明の化合物はまた、非経腸で、すなわち、皮下に、静脈内に、眼内に、滑液嚢内に、筋肉内にまたは腹腔内に、化合物の注射用投与として、好ましくは、薬学的に許容される界面活性剤、例えば石鹸または界面活性剤、懸濁化剤、例えばペクチン、カルボマー、メチセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロースまたはカルボキシメチルセルロースまたは乳化剤および他の医薬アジュバントを伴うまたは伴わない、滅菌液体または液体混合物、例えば水、食塩水、水性デキストロースおよび関連糖溶液、アルコール、例えばエタノール、イソプロパノールまたはヘキサデシルアルコール、グリコール、例えばプロピレングリコールまたはポリエチレングリコール、グリセロールケタール、例えば2,2−ジメチル−1,1−ジオキソラン−4−メタノール、エーテル、例えばポリ(エチレングリコール)400、油、脂肪酸、脂肪酸エステルまたは脂肪酸グリセリドまたはアセチル化脂肪酸グリセリドであり得る生理学的に許容される希釈剤と医薬担体中の化合物の注射用投与として投与し得る。
【0366】
本発明の非経腸製剤に使用できる油の実例は、石油由来、動物由来、植物由来または合成由来の油、例えば、落花生油、大豆油、ごま油、綿実油、コーン油、オリーブ油、ペトロラタムおよびミネラルオイルである。適当な脂肪酸は、オレイン酸、ステアリン酸、イソステアリン酸およびミリスチン酸を含む。適当な脂肪酸エステルは、例えばオレイン酸エチルおよびミリスチン酸イソプロピルである。適当な石鹸は、脂肪酸のアルカリ金属塩、アンモニウム塩およびトリエタノールアミン塩を含み、適当な界面活性剤は、カチオン性界面活性剤、例えばハロゲン化 ジメチルジアルキルアンモニウム、ハロゲン化 アルキルピリジニウムおよびアルキルアミンアセテート;アニオン性界面活性剤、例えばスルホン酸アルキル、スルホン酸アリールおよびスルホン酸オレフィン、硫酸アルキル、硫酸オレフィン、硫酸エーテルおよび硫酸モノグリセリド、およびスルホスクシネート;非イオン性界面活性剤、例えば、脂肪アミンオキシド、脂肪酸アルカノールアミド、および、ポリ(オキシエチレン−オキシプロピレン)またはエチレンオキシドまたはプロピレンオキシドコポリマー;および、両性界面活性剤、例えばβ−アミノプロピオン酸アルキルおよび2−アルキルイミダゾリンの4級アンモニウム塩、ならびに混合物を含む。
【0367】
本発明の非経腸組成物は、典型的に、約0.5重量%〜約25重量%の活性成分を溶液中に含む。保存料および緩衝剤も有利に使用し得る。注射部位の刺激を最小化または排除するために、このような組成物は、好ましくは約12〜約17の親水性・親油性バランス(HLB)を有する非イオン性界面活性剤を含み得る。このような製剤中の界面活性剤の量は、好ましくは、約5重量%〜約15重量%の範囲である。界面活性剤は、上記HLBを有する単一の成分でも、所望のHLBを有する2種以上の成分の混合物でもよい。
【0368】
非経腸製剤に使用される界面活性剤の実例は、ポリエチレンソルビタン脂肪酸エステルのクラス、例えばモノオレイン酸ソルビタン、および、プロピレンオキシドとプロピレングリコールの縮合によって形成されたエチレンオキシドと疎水性塩基の高分子量付加物である。
【0369】
医薬組成物は、滅菌注射用水性懸濁液の形態であってよい。このような懸濁液は、既知の方法に従って、適当な分散剤または湿潤剤および懸濁化剤、例えば、カルボキシメチルセルロース ナトリウム、メチルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、アルギン酸ナトリウム、ポリビニルピロリドン、トラガカント・ゴムおよびアラビアゴム;天然に存在するリン脂質、例えばレシチン、アルキレンオキシドと脂肪酸の縮合生成物、例えばステアリン酸ポリオキシエチレン、エチレンオキシドと長鎖脂肪族アルコールの縮合生成物、例えばヘプタデカエチレンオキシセタノール、エチレンオキシドと脂肪酸およびヘキシトールから誘導される部分エステルとの縮合生成物、例えばモノオレイン酸ポリオキシエチレンソルビトール、または、エチレンオキシドと脂肪酸およびヘキシトール無水物から誘導される部分エステルとの縮合生成物、例えばモノオレイン酸ポリオキシエチレンソルビタンであり得る分散剤または湿潤剤を使用して製剤化され得る。
【0370】
滅菌注射用製剤はまた、非毒性の非経腸で許容される希釈剤または溶媒中の滅菌注射用溶液または懸濁液であってよい。用いられ得る希釈剤および溶媒は、例えば水、リンゲル液、等張性塩化ナトリウム溶液および等張性ブドウ糖溶液である。さらに、滅菌固定油が、慣例的に、溶媒または懸濁媒体として用いられる。この目的のために、合成モノグリセリドまたはジグリセリドを含むあらゆる無刺激性固定油を用い得る。さらに、脂肪酸、例えばオレイン酸を注射剤の製造に使用できる。
【0371】
本発明の組成物はまた、薬物の直腸投与のための坐薬の形態で投与してよい。これらの組成物は、薬物を、常温では固体であるが、直腸温度では液体であり、それ故に直腸内で融解して薬物を放出する適当な非刺激性添加物と混合することによって製造できる。このような物質は、例えば、カカオバターおよびポリエチレングリコールである。
【0372】
本発明の方法で用いられる他の製剤は、経皮送達デバイス(“パッチ”)を使用する。このような経皮パッチを使用して、制御された量で本発明の化合物の連続的または不連続的注入を提供し得る。薬剤の送達のための経皮パッチの構築および使用は当分野で周知である(例えば、米国特許第5,023,252号(1991年6月11日発行)(引用により本明細書に組み込まれる)を参照のこと)。このようなパッチは、薬剤の連続送達、パルス送達またはオンデマンド送達のために構築され得る。
【0373】
非経腸投与のための制御放出製剤は、当分野で既知のリポソーム、ポリマーミクロスフェアおよびポリマーゲル製剤を含む。
【0374】
医薬組成物を機械的送達を介して患者に導入することが望ましいまたは必要であり得る。薬剤送達用の機械的送達デバイスの構築および使用は、当分野で周知である。例えば、薬物の脳への直接送達のための直接方法は、通常、血液脳関門を迂回するための患者の脳室系への薬物送達カテーテルの設置を含む。体の特定の解剖学的領域への薬物の輸送に使用される一つのこのようなインプラント可能な送達系は、米国特許第5,011,472号(1991年4月30日発行)に記載されている。
【0375】
本発明の組成物はまた、必要に応じてもしくは所望により、一般的に担体または希釈剤と呼ばれる他の慣用の薬学的に許容される配合成分も含み得る。このような組成物を適切な投与形で製造する慣用の方法を利用できる。このような成分および方法は、次の参考文献に記載されたものを含む:Powell, M.F. et al., “Compendium of Excipients for Parenteral Formulations”, PDA Journal of Pharmaceutical Science & Technology 1998, 52(5), 238-311;Strickley, R.G, “Parenteral Formulations of Small Molecule Therapeutics Marketed in the United States (1999) Part 1”, PDA Journal of Pharmaceutical Science & Technology 1999, 53(6), 324-349;および Nema, S. et al., “Excipients and Their Use in Injectable Products”, PDA Journal of Pharmaceutical Science & Technology 1997, 51(4), 166-171(それぞれ引用により本明細書に組み込まれる)。
【0376】
組成物を意図された投与経路のために製剤化するために適宜使用できる一般的に使用される医薬成分は、次のものを含む:
酸性化剤(例は、酢酸、クエン酸、フマル酸、塩酸、硝酸を含むが、これらに限定されない);
アルカリ化剤(例は、アンモニア溶液、炭酸アンモニウム、ジエタノールアミン、モノエタノールアミン、水酸化カリウム、ホウ酸ナトリウム、炭酸ナトリウム、水酸化ナトリウム、トリエタノールアミン、トロラミンを含むが、これらに限定されない);
吸着剤(例は粉末セルロースおよび活性炭を含むが、これらに限定されない);
エアロゾル噴霧剤(例は、二酸化炭素、CCl
2F
2、F
2ClC−CClF
2およびCClF
3を含むが、これらに限定されない);
空気置換剤(例は、窒素およびアルゴンを含むが、これらに限定されない);
抗真菌保存料(例は、安息香酸、ブチルパラベン、エチルパラベン、メチルパラベン、プロピルパラベン、安息香酸ナトリウムを含むが、これらに限定されない);
抗微生物保存料(例は、塩化ベンザルコニウム、塩化ベンゼトニウム、ベンジルアルコール、塩化セチルピリジニウム、クロロブタノール、フェノール、フェニルエチルアルコール、硝酸フェニル水銀およびチメロサールを含むが、これらに限定されない);
抗酸化剤(例は、アスコルビン酸、パルミチン酸アスコルビル、ブチル化ヒドロキシアニソール、ブチル化ヒドロキシトルエン、次亜リン酸、モノチオグリセロール、没食子酸プロピル、アスコルビン酸ナトリウム、重亜硫酸ナトリウム、ホルムアルデヒドスルホキシル酸ナトリウム、メタ重亜硫酸ナトリウムを含むが、これらに限定されない);
【0377】
結合物質(例は、ブロックポリマー、天然および合成ゴム、ポリアクリレート、ポリウレタン、シリコン、ポリシロキサンおよびスチレン−ブタジエンコポリマーを含むが、これらに限定されない);
緩衝剤(例は、メタリン酸カリウム、リン酸二カリウム、酢酸ナトリウム、クエン酸ナトリウム無水物およびクエン酸ナトリウム二水和物を含むが、これらに限定されない);
輸送剤(例は、アカシアシロップ、芳香族シロップ、芳香族エリキシル、サクランボシロップ、ココアシロップ、オレンジシロップ、シロップ、コーン油、ミネラルオイル、落花生油、ごま油、静菌性塩化ナトリウム注射液および静菌性注射用水を含むが、これらに限定されない);
キレート剤(例は、エデト酸二ナトリウムおよびエデト酸を含むが、これらに限定されない);
着色料(例は、FD&C Red No. 3、FD&C Red No. 20、FD&C Yellow No. 6、FD&C Blue No. 2、D&C Green No. 5、D&C Orange No. 5、D&C Red No. 8、カラメルおよび酸化第二鉄赤色を含むが、これらに限定されない);
清澄剤(例はベントナイトを含むが、これに限定されない);
【0378】
乳化剤(例は、アカシア、セトマクロゴール、セチルアルコール、モノステアリン酸グリセリル、レシチン、モノオレイン酸ソルビタン、ポリオキシエチレン50モノステアレートを含むが、これらに限定されない);
封入剤(例はゼラチンおよび酢酸フタル酸セルロースを含むが、これらに限定されない);
風味剤(例は、アニス油、シナモン油、ココア、メントール、オレンジ油、ペパーミント油およびバニリンを含むが、これらに限定されない);
湿潤剤(humectant)(例は、グリセロール、プロピレングリコールおよびソルビトールを含むが、これらに限定されない);
研和剤(例は、ミネラルオイルおよびグリセリンを含むが、これらに限定されない);
油(例は、落花生油、ミネラルオイル、オリーブ油、落花生油、ごま油および植物油を含むが、これらに限定されない);
軟膏基剤(例は、ラノリン、親水性軟膏、ポリエチレングリコール軟膏、ペトロラタム、親水性ペトロラタム、白色軟膏、黄色軟膏およびバラ香水軟膏を含むが、これらに限定されない);
浸透促進剤(経皮送達)(例は、モノヒドロキシまたはポリヒドロキシアルコール、一価または多価アルコール、飽和または不飽和脂肪アルコール、飽和または不飽和脂肪エステル、飽和または不飽和二カルボン酸、必須油、ホスファチジル誘導体、セファリン、テルペン、アミド、エーテル、ケトンおよびウレアを含むが、これらに限定されない);
可塑剤(例は、フタル酸ジエチルおよびグリセロールを含むが、これらに限定されない);
【0379】
溶媒(例は、エタノール、コーン油、綿実油、グリセロール、イソプロパノール、ミネラルオイル、オレイン酸、落花生油、精製水、注射用水、滅菌注射用水および滅菌灌注用水を含むが、これらに限定されない);
硬化剤(例は、セチルアルコール、セチルエステル蝋、微結晶性蝋、パラフィン、ステアリルアルコール、白色蝋および黄色蝋を含むが、これらに限定されない);
坐薬基剤(例は、カカオバターおよびポリエチレングリコール(混合物)を含むが、これらに限定されない);
界面活性剤(例は、塩化ベンザルコニウム、ノノキシノール10、オクトキシノール(oxtoxynol)9、ポリソルベート80、ラウリル硫酸ナトリウムおよびモノパルミチン酸ソルビタンを含むが、これらに限定されない);
懸濁化剤(例は、寒天、ベントナイト、カルボマー、カルボキシメチルセルロース ナトリウム、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、カオリン、メチルセルロース、トラガカントおよびveegumを含むが、これらに限定されない);
甘味剤(例は、アスパルテーム、デキストロース、グリセロール、マンニトール、プロピレングリコール、サッカリンナトリウム、ソルビトールおよびショ糖を含むが、これらに限定されない);
【0380】
錠剤抗付着剤(例は、ステアリン酸マグネシウムおよびタルクを含むが、これらに限定されない);
錠剤結合剤(例は、アカシア、アルギン酸、カルボキシメチルセルロース ナトリウム、圧縮性糖、エチルセルロース、ゼラチン、液体ブドウ糖、メチルセルロース、非架橋ポリビニルピロリドンおよびアルファ化澱粉を含むが、これらに限定されない);
錠剤およびカプセル剤希釈剤(例は、リン酸水素カルシウム、カオリン、乳糖、マンニトール、微結晶性セルロース、粉末セルロース、沈殿炭酸カルシウム、炭酸ナトリウム、リン酸ナトリウム、ソルビトールおよび澱粉を含むが、これらに限定されない);
錠剤コーティング剤(例は、液体ブドウ糖、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、メチルセルロース、エチルセルロース、酢酸フタル酸セルロースおよびセラックを含むが、これらに限定されない);
錠剤直接圧縮添加物(例は、リン酸水素カルシウムを含むが、これに限定されない);
錠剤崩壊剤(例は、アルギン酸、カルボキシメチルセルロース カルシウム、微結晶性セルロース、ポラクリリンカリウム、架橋ポリビニルピロリドン、アルギン酸ナトリウム、澱粉グリコール酸ナトリウムおよび澱粉を含むが、これらに限定されない);
【0381】
錠剤滑剤(例は、コロイド状シリカ、とうもろこし澱粉およびタルクを含むが、これらに限定されない);
錠剤滑沢剤(例は、ステアリン酸カルシウム、ステアリン酸マグネシウム、ミネラルオイル、ステアリン酸およびステアリン酸亜鉛を含むが、これらに限定されない);
錠剤/カプセル剤不透明化剤(例は、二酸化チタンを含むが、これに限定されない);
錠剤艶出し剤(例は、カルナウバ蝋および白色蝋を含むが、これらに限定されない);
濃化剤(例は、蜜蝋、セチルアルコールおよびパラフィンを含むが、これらに限定されない);
等張化剤(例はデキストロースおよび塩化ナトリウムを含むが、これらに限定されない);
増粘剤(例は、アルギン酸、ベントナイト、カルボマー、カルボキシメチルセルロース ナトリウム、メチルセルロース、ポリビニルピロリドン、アルギン酸ナトリウムおよびトラガカントを含むが、これらに限定されない);および
湿潤剤(wetting agent)(例は、ヘプタデカエチレンオキシセタノール、レシチン、モノオレイン酸ソルビトール、モノオレイン酸ポリオキシエチレンソルビトールおよびステアリン酸ポリオキシエチレンを含むが、これらに限定されない)。
【0382】
本発明の医薬組成物は下記のとおり説明できる。
滅菌静脈内用溶液:所望の本発明の化合物の5mg/ml溶液は、滅菌注射用水を使用して製造でき、必要ならばpHを調節する。溶液を、投与のために、滅菌5%デキストロースで1〜2mg/mlに希釈し、約60分間に亘る静脈内注入として投与する。
【0383】
静脈内投与用凍結乾燥粉末:滅菌製剤を(i)凍結乾燥粉末としての100〜1000mgの所望の本発明の化合物、(ii)32〜327mg/mlのクエン酸ナトリウム、および、(iii)300〜3000mgのデキストラン40で製造できる。製剤を、滅菌注射用食塩水または5%デキストロースで10〜20mg/mlの濃度に再構成し、それをさらに食塩水または5%デキストロースで0.2〜0.4mg/mlに希釈し、静脈内ボラスまたは15〜60分間に亘る静脈内注入によって投与する。
【0384】
筋肉内懸濁液:筋肉内注射のために、下記の溶液または懸濁液を製造できる。
50mg/ml 所望の、水不溶性の本発明の化合物
5mg/ml カルボキシメチルセルロース ナトリウム
4mg/ml TWEEN 80
9mg/ml 塩化ナトリウム
9mg/ml ベンジルアルコール
【0385】
硬殻カプセル剤:多数の単位カプセルを、標準的二ピース硬ゼラチンカプセルに充填することによって製造し、各々100mgの粉末活性成分、150mgの乳糖、50mgのセルロースおよび6mgのステアリン酸マグネシウムを含む。
【0386】
軟ゼラチンカプセル剤:可消化油、例えば大豆油、綿実油またはオリーブ油中の活性成分の混合物を調製し、容積式ポンプによって溶融ゼラチンに注入し、100mgの活性成分を含む軟ゼラチンカプセルを形成する。カプセルを洗浄し、乾燥させる。活性成分は、水混和性医薬混合物を製造するために、ポリエチレングリコール、グリセリンおよびソルビトールの混合物に溶解できる。
【0387】
錠剤:多数の錠剤を、投与単位が100mgの活性成分、0.2mgのコロイド状二酸化ケイ素、5mgのステアリン酸マグネシウム、275mgの微結晶性セルロース、11mgの澱粉および98.8mgの乳糖となるように、慣用の方法で製造する。適切な水性および非水性コーティングを、食味の改良、見栄え(elegance)および安定性の改善または遅延吸収のために適用してよい。
【0388】
即時放出錠剤/カプセル剤:これらは、慣用のおよび新規な工程によって製造される固体経口投与形である。これらの形態は、薬物の即時溶解および送達のために、経口で、水無しで摂取される。活性成分は、糖、ゼラチン、ペクチンおよび甘味剤などの成分を含む液体中で混合される。これらの液体は、凍結乾燥および固体抽出技術によって、固体錠剤またはカプレットに固化される。薬物化合物を粘弾性および熱弾性糖およびポリマーまたは発泡性成分と共に圧縮して、水を必要としない即時放出を意図した多孔性マトリックスを製造し得る。
【0389】
組み合わせ治療
用語“組み合わせ剤”は、本発明において、当業者に知られている通りに用いられ、固定化された組み合わせ、固定化されない組み合わせ、またはパーツのキットとして存在し得る。
【0390】
“固定化された組み合わせ”は、本発明において、当業者に知られている通りに用いられ、第1活性成分および第2活性成分が、1個の投与形または1個のもの中に一緒に存在している組み合わせとして定義される。“固定化された組み合わせ”の1つの例は、第1活性成分と第2活性成分が同時投与のための混合物、例えば製剤中に存在する医薬組成物である。“固定化された組み合わせ”の他の例は、第1活性成分と第2活性成分が、混合物ではなく1つの単位中に存在する医薬組み合わせ剤である。
【0391】
固定化されない組み合わせ、または“パーツのキット”は、本発明において、当業者に知られている通りに用いられ、第1活性成分と第2活性成分が、1より多い単位中に存在する組み合わせとして定義される。固定化されない組み合わせまたはパーツのキットの1つの例は、第1活性成分と第2活性成分が別個に存在している組み合わせ剤である。固定化されない組み合わせまたはパーツのキットの構成要素は、別個に、連続して、同時に(simultaneously)、一緒に(concurrently)、または時間をずらして投与され得る。
【0392】
本発明の化合物は、唯一の薬剤として、または、組み合わせが許容されない有害作用を起こさないならば1種以上の他の薬剤と組み合わせて投与できる。本発明はまた、このような組み合わせ剤に関する。例えば、本発明の化合物を、既知の化学療法剤または抗癌剤、例えば抗過増殖剤または他の適応剤(indication agents)など、ならびにそれらの混合物および組み合わせと組み合わせできる。他の適応剤は、抗血管形成剤、有糸分裂阻害剤、アルキル化剤、代謝拮抗剤、DNA挿入抗生物質、増殖因子阻害剤、細胞サイクル阻害剤、酵素阻害剤、トポイソメラーゼ阻害剤、生物学的応答修飾物質または抗ホルモン剤を含むが、これらに限定されない。
【0393】
用語“(化学療法)抗癌剤”は、131I-chTNT、アバレリックス、アビラテロン、アクラルビシン、アルデスロイキン、アレムツズマブ、アリトレチノイン、アルトレタミン、アミノグルテチミド、アムルビシン、アムサクリン、アナストロゾール、アルグラビン、三酸化ヒ素、アスパラギナーゼ、アザシチジン、バシリキシマブ、BAY 80-6946、BAY 1000394、ベロテカン、ベンダムスチン、ベバシズマブ、ベキサロテン、ビカルタミド、ビサントレン、ブレオマイシン、ボルテゾミブ、ブセレリン、ブスルファン、カバジタキセル、ホリナートカルシウム、レボホリナートカルシウム、カペシタビン、カルボプラチン、カルモフール、カルムスチン、カツマキソマブ、セレコキシブ、セルモロイキン、セツキシマブ、クロラムブシル、クロルマジノン、クロルメチン、シスプラチン、クラドリビン、クロドロン酸、クロファラビン、クリサンタスパーゼ、シクロホスファミド、シプロテロン、シタラビン、ダカルバジン、ダクチノマイシン、ダルベポエチンアルファ、ダサチニブ、ダウノルビシン、デシタビン、デガレリクス、デニロイキンジフチトクス、デノスマブ、デスロレリン、塩化ジブロスピジウム(dibrospidium chloride)、ドセタキセル、ドキシフルリジン、ドキソルビシン、ドキソルビシン+エストロン、エクリズマブ、エドレコロマブ、エリプチニウム酢酸塩、エルトロンボパグ、エンドスタチン、エノシタビン、エピルビシン、エピチオスタノール、エポエチンアルファ、エポエチンベータ、エプタプラチン(eptaplatin)、エリブリン、エルロチニブ、エストラジオール、エストラムスチン、エトポシド、エベロリムス、エキセメスタン、ファドロゾール、フィルグラスチム、フルダラビン、フルオロウラシル、フルタミド、フォルメスタン、ホテムスチン、フルベストラント、硝酸ガリウム、ガニレリクス、ゲフィチニブ、ゲムシタビン、ゲムツズマブ、glutoxim、ゴセレリン、ヒスタミン二塩酸塩、ヒストレリン、ヒドロキシカルバミド、I−125シード、イバンドロン酸、イブリツモマブ チウキセタン、イダルビシン、イホスファミド、イマチニブ、イミキモド、インプロスルファン、インターフェロンアルファ、インターフェロンベータ、インターフェロンガンマ、イピリムマブ、イリノテカン、イキサベピロン、ランレオチド、ラパチニブ、レナリドミド、レノグラスチム、レンチナン、レトロゾール、リュープロレリン、レバミソール、リスリド、ロバプラチン、ロムスチン、ロニダミン、マソプロコール、メドロキシプロゲステロン、メゲストロール、メルファラン、メピチオスタン、メルカプトプリン、メトトレキサート、メトキサレン、アミノレブリン酸メチル、メチルテストステロン、ミファムルチド、ミルテホシン、ミリプラチン、ミトブロニトール、ミトグアゾン、ミトラクトール、マイトマイシン、ミトタン、ミトキサントロン、ネダプラチン、ネララビン、ニロチニブ、ニルタミド、ニモツズマブ、ニムスチン、ニトラクリン、オファツムマブ、オメプラゾール、オプレルベキン、オキサリプラチン、p53遺伝子治療、パクリタキセル、パリフェルミン、パラジウム−103シード、パミドロン酸、パニツムマブ、パゾパニブ、ペグアスパルガーゼ、ペグ−エポエチンベータ(メトキシペグ−エポエチンベータ)、ペグフィルグラスチム、ペグインターフェロンアルファ−2b、ペメトレキセド、ペンタゾシン、ペントスタチン、ペプロマイシン、ペルホスファミド、ピシバニール、ピラルビシン、プレリキサホル、プリカマイシン、ポリグルサム(poliglusam)、リン酸ポリエストラジオール、ポリサッカライド−K、ポルフィマーナトリウム、プララトレキサート、プレドニムスチン、プロカルバジン、キナゴリド、塩化ラジウム−223、ラロキシフェン、ラルチトレキセド、ラニムスチン、ラゾキサン、レファメチニブ(refametinib)、レゴラフェニブ、リセドロン酸、リツキシマブ、ロミデプシン、ロミプロスチム、サルグラモスチム、シプロイセル−T、シゾフィラン、ソブゾキサン、グリシジダゾール ナトリウム(sodium glycididazole)、ソラフェニブ、ストレプトゾシン、スニチニブ、タラポルフィン、タミバロテン、タモキシフェン、タソネルミン、テセロイキン、テガフール、テガフール+ギメラシル+オテラシル、テモポルフィン、テモゾロミド、テムシロリムス、テニポシド、テストステロン、テトロホスミン、サリドマイド、チオテパ、チマルファシン、チオグアニン、トシリズマブ、トポテカン、トレミフェン、トシツモマブ、トラベクテジン、トラスツズマブ、トレオスルファン、トレチノイン、トリロスタン、トリプトレリン、トロホスファミド、トリプトファン、ウベニメクス、バルルビシン、バンデタニブ、バプレオチド、ベムラフェニブ、ビンブラスチン、ビンクリスチン、ビンデシン、ビンフルニン、ビノレルビン、ボリノスタット、ボロゾール、イットリウム−90ガラスマイクロスフェア、ジノスタチン、ジノスタチン スチマラマー、ゾレドロン酸、ゾルビシンを含むがこれらに限定されない。
【0394】
好ましい態様において、本明細書に定義した一般式(I)の化合物は、PI3K−AKT−mTOR経路の1種以上の阻害剤と組み合わせて投与される。哺乳類ラパマイシン標的タンパク質(mTOR)の阻害剤の例は、アフィニトール、Votubia(エベロリムス)である。
【0395】
一般的に、本発明の化合物または組成物と組み合わせた細胞毒性剤および/または細胞増殖抑制剤の使用は、次の作用をする:
(1)いずれかの薬剤単独での投与と比較して、腫瘍の増殖減少について良好な効果を生じるか、または腫瘍を消失さえさせる、
(2)より少ない量の化学療法剤の投与を可能にする、
(3)単独薬剤での化学療法およびある種の他の組み合わせ治療で観察されるよりも少ない薬理学的複合有害作用により患者が良好な耐容性を示す化学療法処置を提供する、
(4)哺乳動物、特にヒトにおいて広範囲の種々の癌のタイプの処置を提供する、
(5)処置患者の中で高い応答率を提供する、
(6)標準化学療法処置と比較して、処置患者のより長い生存期間を可能にする、
(7)腫瘍進行までの期間を延長するおよび/または
(8)他の癌処置剤の組み合わせが拮抗作用を生じることが知られている例と比較して、これらの薬剤を単独で使用したときと少なくとも同程度良好な効果および耐容性結果を生じる。
【0396】
放射線に対して細胞を感作する方法
本発明の異なる態様において、本発明の化合物は、放射線に対して細胞を感作するために使用してよい。すなわち、細胞の放射線処置前に本発明の化合物で細胞を処置することによって、細胞が、本発明の化合物での処置を何ら行わなかった細胞よりもDNA損傷および細胞死に感受性となる。一つの局面において、少なくとも1種の本発明の化合物で細胞を処置する。
【0397】
従って、本発明はまた、細胞に1種以上の本発明の化合物を慣用の放射線療法と組み合わせて投与する、細胞死滅方法を提供する。
【0398】
本発明はまた、細胞に細胞死を起こすまたは誘発する処置前に、細胞を1種以上の本発明の化合物で処置する、細胞を細胞死により感受性とする方法を提供する。一つの局面において、細胞を1種以上の本発明の化合物で処置した後、細胞を、正常細胞の機能を阻止するまたは細胞を死滅させることを目的としたDNA損傷を起こすための、少なくとも1種の化合物または少なくとも1種の方法またはその組み合わせで処置する。
【0399】
一つの態様において、細胞を少なくとも1種のDNA損傷剤で処置することによって、細胞を死滅させる。すなわち、細胞を1種以上の本発明の化合物で処置して細胞を細胞死に対して感作した後、細胞を少なくとも1種のDNA損傷剤で処置して細胞を死滅させる。本発明で有用なDNA損傷剤は、化学療法剤(例えば、シスプラスチン)、電離放射線(X線、紫外放射線)、発癌物質および突然変異誘発物質を含むが、これらに限定されない。
【0400】
他の態様において、細胞にDNA損傷を起こすまたは誘発する少なくとも1種の方法で処置することによって細胞を死滅させる。このような方法は、経路が活性化したときにDNA損傷を起こす細胞シグナリング経路の活性化、経路が阻害されたときにDNA損傷を起こす細胞シグナリング経路の阻害および変化がDNA損傷を起こすとき細胞における生化学変化の誘発を含むが、これらに限定されない。非限定的例として、細胞におけるDNA修復経路を阻害でき、これによってDNA損傷の修復を阻止し、細胞におけるDNA損傷の異常蓄積をもたらす。
【0401】
本発明の一つの局面において、放射線または細胞へのDNA損傷の他の誘発前に、本発明の化合物を細胞に投与する。本発明の他の局面において、放射線または細胞へのDNA損傷の他の誘発と同時に、本発明の化合物を細胞に投与する。本発明のさらに他の局面において、放射線または細胞へのDNA損傷の他の誘発の開始直後に、本発明の化合物を細胞に投与する。
【0402】
他の局面において、細胞はインビトロである。他の態様において、細胞はインビボである。
【0403】
上記のとおり、本発明の化合物は、驚くべきことにMKNK−1を効率的に阻害し、それ故に、制御されない細胞成長、増殖および/または生存、不適切な細胞免疫応答または不適切な細胞炎症応答の疾患、または、制御されない細胞成長、増殖および/または生存、不適切な細胞免疫応答または不適切な細胞炎症応答を伴う疾患、特に制御されない細胞成長、増殖および/または生存、不適切な細胞免疫応答または不適切な細胞炎症応答がMKNK−1によって媒介される疾患、例えば血液腫瘍、固形腫瘍および/またはその転移、例えば白血病および骨髄異形成症候群、悪性リンパ腫、脳腫瘍および脳転移を含む頭頸部腫瘍、非小細胞および小細胞肺腫瘍を含む胸部の腫瘍、消化器腫瘍、内分泌腫瘍、乳房および他の婦人科腫瘍、腎臓、膀胱および前立腺腫瘍を含む泌尿器腫瘍、皮膚腫瘍および肉腫および/またはその転移を処置または予防するために使用され得る。
【0404】
他の局面によって、それ故に、本発明は、上記疾患の処置または予防に使用するための、本明細書に記載し、かつ定義した一般式(I)の化合物またはその立体異性体、互変異性体、N−オキシド、水和物、溶媒和物または塩、特にその薬学的に許容される塩またはそれらの混合物を包含する。
【0405】
本発明の他の特定の局面は、それ故に、疾患を予防または処置するための、上記一般式(I)の化合物またはその立体異性体、互変異性体、N−オキシド、水和物、溶媒和物または塩、特にその薬学的に許容される塩またはその混合物の使用である。
【0406】
本発明の他の特定の局面は、それ故に、疾患を処置または予防する医薬組成物を製造するための、上記一般式(I)の化合物の使用である。
【0407】
2段落前に記載した疾患は、制御されない細胞成長、増殖および/または生存、不適切な細胞免疫応答または不適切な細胞炎症応答の疾患、または、制御されない細胞成長、増殖および/または生存、不適切な細胞免疫応答または不適切な細胞炎症応答を伴う疾患、特に制御されない細胞成長、増殖および/または生存、不適切な細胞免疫応答または不適切な細胞炎症応答がMKNK−1によって媒介される疾患、例えば血液腫瘍、固形腫瘍および/またはその転移、例えば白血病および骨髄異形成症候群、悪性リンパ腫、脳腫瘍および脳転移を含む頭頸部腫瘍、非小細胞および小細胞肺腫瘍を含む胸部の腫瘍、消化器腫瘍、内分泌腫瘍、乳房および他の婦人科腫瘍、腎臓、膀胱および前立腺腫瘍を含む泌尿器腫瘍、皮膚腫瘍および肉腫および/またはその転移である。
【0408】
用語“不適切”は、本発明の内容で、特に“不適切な細胞免疫応答または不適切な細胞炎症応答”の内容で、本明細書で使用されるとき、好ましくは、正常より低くまたは高く、かつ該疾患の病状と関連する、該疾患の病状の原因となる、または該疾患の病状を生じる応答を意味すると理解されるべきである。
【0409】
好ましくは、使用は疾患の処置または予防におけるものであり、疾患は血液腫瘍、固形腫瘍および/またはその転移である。
【0410】
過増殖性障害の処置方法
本発明は、哺乳動物過増殖性障害を処置するための本発明の化合物およびその組成物の使用方法に関する。化合物は、細胞増殖および/または細胞分裂の阻止、遮断、減少、低下などにおよび/またはアポトーシスを生じるのに使用できる。この方法は、ヒトを含む処置を必要とする哺乳動物に、本発明の化合物またはその薬学的に許容される塩、異性体、多形、代謝物、水和物、溶媒和物またはエステルなどを障害の処置に有効である量で投与することを含む。過増殖性障害は、例えば、乾癬、ケロイドおよび皮膚に影響する他の過形成、良性前立腺肥大(BPH)、固形腫瘍、例えば乳房、呼吸器、脳、生殖器、消化管、尿路、眼、肝臓、皮膚、頭頸部、甲状腺、副甲状腺の癌およびそれらの遠位転移を含むが、これらに限定されない。これらの障害はまたリンパ腫、肉腫および白血病を含む。
【0411】
乳癌の例は、浸潤性管癌、浸潤性小葉癌、非浸潤性管癌および非浸潤性小葉癌を含むが、これらに限定されない。
【0412】
呼吸器の癌の例は、小細胞および非小細胞肺癌、ならびに気管支腺腫および胸膜肺芽腫を含むが、これらに限定されない。
【0413】
脳の癌の例は、脳幹および視床下部神経膠腫、小脳および脳星状細胞腫、髄芽腫、上衣腫、ならびに神経外胚葉性および松果体腫瘍を含むが、これらに限定されない。
【0414】
男性生殖器の腫瘍は、前立腺および精巣癌を含むが、これらに限定されない。女性生殖器の腫瘍は、子宮内膜、子宮頚部、卵巣、膣および外陰部の癌、ならびに子宮の肉腫を含むが、これらに限定されない。
【0415】
消化管の腫瘍は、肛門、結腸、結腸直腸、食道、胆嚢、胃、膵臓、直腸、小腸および唾液腺の癌を含むが、これらに限定されない。
【0416】
尿路の腫瘍は、膀胱、陰茎、腎臓、腎盂、輸尿管、尿道およびヒト乳頭状腎の癌を含むが、これらに限定されない。
【0417】
眼の癌は、眼球内黒色腫および網膜芽細胞腫を含むが、これらに限定されない。
【0418】
肝臓癌の例は、肝細胞癌(線維層板型変異を伴うまたは伴わない肝細胞癌)、胆管癌(肝内胆管癌)および混合型肝細胞胆管癌を含むが、これらに限定されない。
【0419】
皮膚癌は、扁平上皮細胞癌、カポジ肉腫、悪性黒色腫、メルケル細胞皮膚癌および非黒色腫皮膚癌を含むが、これらに限定されない。
【0420】
頭頸部の癌は、喉頭、下咽頭、鼻咽頭、中咽頭癌、口唇および口腔癌および扁平上皮細胞癌を含むが、これらに限定されない。リンパ腫は、AIDS関連リンパ腫、非ホジキンリンパ腫、皮膚T細胞リンパ腫、バーキットリンパ腫、ホジキン病および中枢神経系のリンパ腫を含むが、これらに限定されない。
【0421】
肉腫は、軟組織の肉腫、骨肉腫、悪性線維性組織球腫、リンパ肉腫および横紋筋肉腫を含むが、これらに限定されない。
【0422】
白血病は、急性骨髄性白血病、急性リンパ芽球性白血病、慢性リンパ性白血病、慢性骨髄性白血病およびヘアリー細胞白血病を含むが、これらに限定されない。
【0423】
これらの障害はヒトで十分に特徴付けされているが、他の哺乳動物においても類似の病因で存在し、本発明の医薬組成物の投与によって処置できる。
【0424】
本明細書を通して記載する用語“処置する”または“処置”は慣例的に使用されており、例えば、癌のような疾患または障害の状態の根絶、緩和、軽減、解消、改善などを目的とする対象の管理またはケアである。
【0425】
キナーゼ障害の処置方法
本発明はまた、卒中、心不全、肝腫大、心肥大、糖尿病、アルツハイマー病、嚢胞性線維症、異種移植拒絶反応の症状、敗血症性ショックまたは喘息を含むが、これらに限定されない異常なマイトジェン細胞外キナーゼ活性と関連する障害の処置方法を提供する。
【0426】
本発明の化合物の有効量を、上記背景技術の章に記載した疾患(例えば、癌)を含む、このような障害の処置に使用できる。それにもかかわらず、このような癌および他の疾患を、作用機序および/またはキナーゼと障害の関係にかかわらず、本発明の化合物で処置できる。
【0427】
句“異常なキナーゼ活性”または“異常なチロシンキナーゼ活性”は、キナーゼをコードする遺伝子またはそれがコードするポリペプチドのあらゆる異常な発現または活性を含む。このような異常な活性の例は、遺伝子またはポリペプチドの過発現;遺伝子増幅;構成的活性型または機能亢進性キナーゼ活性を生ずる変異;遺伝子変異、欠失、置換、付加などを含むが、これらに限定されない。
【0428】
本発明はまた、本発明の化合物(その塩、多形、代謝物、水和物、溶媒和物、プロドラッグ(例えばエステル)およびそのジアステレオアイソマーの形態を含む)を有効量で投与することを含む、キナーゼ活性、特にマイトジェン細胞外キナーゼのキナーゼ活性の阻害方法を提供する。キナーゼ活性は細胞(例えば、インビトロ)でまたは哺乳動物対象、特に処置を必要とするヒト患者の細胞で阻害できる。
【0429】
血管新生障害の処置方法
本発明はまた、過剰なおよび/または異常な血管形成と関連する障害および疾患の処置方法を提供する。
【0430】
血管形成の不適切なおよび異所性の発現は、生物にとって有害であり得る。多くの病態が、外来性血管の増殖と関連する。これらは、例えば、糖尿病性網膜症、虚血性網膜静脈閉塞症および未熟児網膜症[Aiello et al. New Engl. J. Med. 1994, 331, 1480; Peer et al. Lab. Invest. 1995, 72, 638]、加齢黄斑変性症[AMD; Lopez et al. Invest. Opththalmol. Vis. Sci. 1996, 37, 855参照]、血管新生緑内障、乾癬、後水晶体線維増殖症、血管線維腫、炎症、リウマチ性関節炎(RA)、再狭窄、ステント内再狭窄、移植血管再狭窄などを含む。さらに、癌性および新生物組織と関連する血液供給増加は増殖を促し、急速な腫瘍増大および転移にいたる。さらに、腫瘍における新血管およびリンパ管の増殖は反逆細胞のための逃避経路を提供し、転移および結果としての癌の拡散を促す。故に、本発明の化合物は、例えば、血管形成の阻害および/または減少によって、内皮細胞増殖または血管形成に関与する他のタイプを阻止、遮断、減少、低下などすることによって、ならびにこのような細胞型の細胞死またはアポトーシスを起こすことによって、上記血管新生障害のいずれかの処置および/または予防に使用できる。
【0431】
投与量および投与
過増殖性障害および血管新生障害の処置に有用な化合物を評価することが知られる標準的実験技術に基づき、標準的毒性試験によっておよび哺乳動物における上記状態の処置の決定のための標準的薬理学的アッセイによって、およびこれらの結果とこれらの状態を処置するのに使用される既知の医薬の結果の比較によって、本発明の化合物の有効投与量を各所望の適応症の処置のために容易に決定できる。これらの状態の一つの処置に投与すべき活性成分の量は、用いられる特定の化合物および投与単位、投与方法、処置期間、処置する患者の年齢および性別および処置される状態の性質および程度などを考慮して、広範囲に変わり得る。
【0432】
投与すべき活性成分の総量は、一般的に約0.001mg/kg〜約200mg/kg体重/日、好ましくは約0.01mg/kg〜約20mg/kg体重/日の範囲である。臨床的に有用な投与スケジュールは、1日1〜3回の投与から4週間毎に1回の投与の範囲である。さらに、患者が一定期間薬物を投与されない“休薬日”が、薬理学的効果と耐容性の全体的バランスのために有益であり得る。単位投与量は約0.5mg〜約1500mgの活性成分を含み、1日1回以上または1日1回未満投与し得る。静脈内、筋肉内、皮下および非経腸注射および点滴法を含む注射による投与のための平均1日投与量は、好ましくは0.01〜200mg/kg総体重である。平均1日直腸投与レジメンは、好ましくは0.01〜200mg/kg総体重である。平均1日膣投与レジメンは、好ましくは0.01〜200mg/kg総体重である。平均1日局所投与レジメンは、好ましくは1日1〜4回投与で0.1〜200mgである。経皮濃度は、好ましくは0.01〜200mg/kgの1日投与量を維持するのに必要なものである。平均1日吸入投与レジメンは、好ましくは0.01〜100mg/kg総体重である。
【0433】
当然、各患者についての特定の開始および連続投与レジメンは、担当診断医によって決定される状態の性質および重症度、用いる特定の化合物の活性、患者の年齢および一般的状態、投与時間、投与経路、薬物排泄速度、薬物組み合わせなどに従って変わる。所望の処置方法および本発明の化合物またはその薬学的に許容される塩またはエステルまたは組成物の投与回数は、慣用の処置試験を使用して当業者が決定できる。
【0434】
好ましくは、該方法の該疾患は、血液腫瘍、固形腫瘍および/またはその転移である。
【0435】
本発明の化合物は、特に腫瘍増殖および転移、特に腫瘍増殖が予め処置されていても処置されていなくても、全ての適応症および段階の固形腫瘍の治療および予防、すなわち防止に使用できる。
【0436】
特定の薬理学的または薬剤学的性質の試験方法は当業者に周知である。
本明細書に記載する試験実験例は、本発明を説明するために提供し、本発明は示された実施例に限定されない。
【0437】
生物学的アッセイ
実施例は、選択された生物学的アッセイにおいて1回以上試験された。1回より多く試験した場合、データは、平均値か中央値のいずれかで記録される。
ここで、
・平均値は、算術平均とも称され、得られた値の合計を試験回数で割った値を表す
・中央値は、昇順または降順で並べた場合の数値群の中央の数値を表す。データセット中の値の個数が奇数の場合、中央値は中央の値である。データセット中の値の個数が偶数の場合、中央値は2つの中央の値の算術平均である。
【0438】
実施例は1回以上合成された。1回より多く合成した場合、生物学的アッセイのデータは、1以上の合成バッチの試験から得られたデータセットを利用して計算された平均値または中央値を表す。
【0439】
MKNK1キナーゼATPアッセイ
本発明の化合物のMKNK1阻害活性を、次の段落に記載する通りに、MKNK1のTR−FRETアッセイを用いて定量化した:
バキュロウイルス発現系を用いて昆虫細胞中で発現しグルタチオンセファロース親和性クロマトグラフィーによって精製された、グルタチオン−S−トランスフェラーゼ(GST、N末端)およびヒト全長MKNK1(アミノ酸1〜424およびT344D, 受入番号BAA 19885.1)の組み換え融合タンパク質を、Carna Biosciences (製品番号02-145)から購入して、酵素として用いた。キナーゼ反応の基質として、ビオチン化ペプチド ビオチン-Ahx-IKKRKLTRRKSLKG (アミド型のC末端)を用いた。これは、例えばBiosyntan社(Berlin-Buch, Germany)から購入できる。
【0440】
アッセイのために、50nlのDMSO中の試験化合物の100倍濃縮溶液を、黒色低容量384ウェルマイクロタイタープレート(Greiner Bio-One, Frickenhausen, Germany)にピペットで入れ、2μlの水性アッセイ緩衝液[50mM HEPES(pH 7.5)、5mM MgCl
2、1.0mM ジチオスレイトール、0.005%(v/v) Nonidet-P40 (Sigma)]中のMKNK1の溶液を加え、混合物を22℃で15分間インキュベートして、キナーゼ反応の開始前に試験化合物を酵素に予め結合させた。次いで、3μlのアッセイ緩衝液中のアデノシン三リン酸(ATP, 16.7mM→5μlのアッセイ容積中の最終濃度10μM)および基質(0.1μM→5μlのアッセイ容積中の最終濃度0.06μM)の溶液を添加することによって、キナーゼ反応を開始させ、得られた混合物を22℃で反応時間45分間でインキュベートした。MKNK1の濃度を、酵素ロットの活性に応じて調節し、アッセイが直線範囲となるように適切に選択し、典型的な濃度は0.05μg/mlの範囲内であった。5μlのEDTA水溶液(50mM HEPES(pH 7.5)中の100mM EDTA, 0.1%(w/v) ウシ血清アルブミン)中のTR−FRET検出試薬(5nM ストレプトアビジン-XL665 [Cisbio Bioassays, Codolet, France]および1nM 抗リボソームタンパク質S6(pSer236)抗体(Invitrogen)[# 44921G]および1nM LANCE EU-W1024標識タンパク質G[Perkin-Elmer, 製品番号AD0071])の溶液を添加することによって、反応を停止させた。
【0441】
得られた混合物を、22℃で1時間インキュベートし、リン酸化ビオチン化ペプチドと検出試薬の複合体を形成させた。続いて、Eu−キレートからストレプトアビジン−XLへの共鳴エネルギー移動を測定することによって、リン酸化基質の量を評価した。そのために、350nmで励起後、620nmおよび665nmでの蛍光放出を、TR−FRETリーダー、例えばRubystar (BMG Labtechnologies, Offenburg, Germany)またはViewlux (Perkin-Elmer)で測定した。665nmでの放出と622nmでの放出の比を、リン酸化基質の量の測定値とした。データを標準化した(阻害剤なしでの酵素反応=0%阻害、酵素がない以外他の全てのアッセイ成分=100%阻害)。通常、試験化合物は、同じマイクロタイタープレート上で、20μM〜0.1nMの範囲の11種の異なる濃度で(20μM、5.9μM、1.7μM、0.51μM、0.15μM、44nM、13nM、3.8nM、1.1nM、0.33nMおよび0.1nM、DMSO中の100倍濃縮溶液のレベルで1:3.4連続希釈によってアッセイ前に別個に調製された希釈シリーズ)、各濃度で2組試験し、IC
50値を社内ソフトウェアを用いて4パラメータフィッティングによって計算した。表4は、幾つかの本発明の化合物のMKNK1のIC
50値を記載している。
【0442】
表4:本発明の化合物のMKNK1のIC
50値
【表37】
[この文献は図面を表示できません]
【0443】
MKNK1キナーゼ高ATPアッセイ
MKNK1と共にプレインキュベーションした後の高濃度ATPでの本発明の化合物のMKNK1阻害活性を、次の段落に記載する通りに、TR−FRETをベースとしたMKNK1高ATPアッセイを用いて定量化した:
バキュロウイルス発現系を用いて昆虫細胞中で発現しグルタチオンセファロース親和性クロマトグラフィーによって精製された、グルタチオン−S−トランスフェラーゼ(GST、N末端)およびヒト全長MKNK1(アミノ酸1〜424およびT344D, 受入番号BAA 19885.1)の組み換え融合タンパク質を、Carna Biosciences (製品番号02-145)から購入して、酵素として用いた。キナーゼ反応の基質として、ビオチン化ペプチド ビオチン-Ahx-IKKRKLTRRKSLKG (アミド型のC末端)を用いた。これは、例えばBiosyntan社(Berlin-Buch, Germany)から購入できる。
【0444】
アッセイのために、50nlのDMSO中の試験化合物の100倍濃縮溶液を、黒色低容量384ウェルマイクロタイタープレート(Greiner Bio-One, Frickenhausen, Germany)にピペットで入れ、2μlの水性アッセイ緩衝液[50mM HEPES(pH 7.5)、5mM MgCl
2、1.0mM ジチオスレイトール、0.005%(v/v) Nonidet-P40 (Sigma)]中のMKNK1の溶液を加え、混合物を22℃で15分間インキュベートして、キナーゼ反応の開始前に試験化合物を酵素に予め結合させた。次いで、3μlのアッセイ緩衝液中のアデノシン三リン酸(ATP, 3.3mM→5μlのアッセイ容積中の最終濃度2mM)および基質(0.1μM→5μlのアッセイ容積中の最終濃度0.06μM)の溶液を添加することによって、キナーゼ反応を開始させ、得られた混合物を22℃で反応時間30分間でインキュベートした。MKNK1の濃度を、酵素ロットの活性に応じて調節し、アッセイが直線範囲となるように適切に選択し、典型的な濃度は0.003μg/mlの範囲内であった。5μlのEDTA水溶液(50mM HEPES(pH 7.5)中の100mM EDTA, 0.1%(w/v) ウシ血清アルブミン)中のTR−FRET検出試薬(5nM ストレプトアビジン-XL665 [Cisbio Bioassays, Codolet, France]および1nM 抗リボソームタンパク質S6(pSer236)抗体(Invitrogen)[# 44921G]および1nM LANCE EU-W1024標識タンパク質G[Perkin-Elmer, 製品番号AD0071])の溶液を添加することによって、反応を停止させた。
【0445】
得られた混合物を、22℃で1時間インキュベートし、リン酸化ビオチン化ペプチドと検出試薬の複合体を形成させた。続いて、Eu−キレートからストレプトアビジン−XLへの共鳴エネルギー移動を測定することによって、リン酸化基質の量を評価した。そのために、350nmで励起後、620nmおよび665nmでの蛍光放出を、TR−FRETリーダー、例えばRubystar (BMG Labtechnologies, Offenburg, Germany)またはViewlux (Perkin-Elmer)で測定した。665nmでの放出と622nmでの放出の比を、リン酸化基質の量の測定値とした。データを標準化した(阻害剤なしでの酵素反応=0%阻害、酵素がない以外他の全てのアッセイ成分=100%阻害)。通常、試験化合物は、同じマイクロタイタープレート上で、20μM〜0.1nMの範囲の11種の異なる濃度で(例えば20μM、5.9μM、1.7μM、0.51μM、0.15μM、44nM、13nM、3.8nM、1.1nM、0.33nMおよび0.1nM、DMSO中の100倍濃縮溶液のレベルで連続希釈によってアッセイ前に別個に調製された希釈シリーズ, 正確な濃度は用いたピペッターにより変化し得る)、各濃度で2組試験し、IC
50値を社内ソフトウェアを用いて4パラメータフィッティングによって計算した。表5は、本発明の化合物のMKNK1高ATPのIC
50値を記載している。
【0446】
表5:本発明の化合物のMKNK1高ATPのIC
50値
【表38】
[この文献は図面を表示できません]
【0447】
【表39】
[この文献は図面を表示できません]
【0448】
【表40】
[この文献は図面を表示できません]
【0449】
【表41】
[この文献は図面を表示できません]
【0450】
【表42】
[この文献は図面を表示できません]
nd: 測定せず
【0451】
“Ref”は、化合物N−[3−(ジメチルアミノ)プロピル]−4−[(4−フルオロ−2−イソプロポキシフェニル)アミノ]−5−メチルチエノ[2,3−d]ピリミジン−6−カルボキサミドを意味し、この化合物は本発明の対照化合物として提供され、WO 2010/23181、WO 2011/104340 および US 2011/212103に記載されている。
【0452】
インダゾール−5−イルの1位の窒素での置換によって本発明の化合物から誘導される化合物は、MKNK1キナーゼ高ATPアッセイにおいて、顕著に低い活性(より大きいIC
50値)を示すことも観察された。
【0453】
Mnk2キナーゼ高ATPアッセイ
Mnk2と共にプレインキュベーションした後の高濃度ATPでの本発明の化合物のMnk2阻害活性を、次の段落に記載する通りに、TR−FRETをベースとしたMnk2高ATPアッセイを用いて定量化した:
バキュロウイルス発現系を用いて昆虫細胞中で発現し、グルタチオンセファロース親和性クロマトグラフィーによって精製し、MAPK12でインビトロで活性化したグルタチオン−S−トランスフェラーゼ(GST、N末端)およびヒト全長Mnk2(Genbank 受入番号 NP_ 060042.2)の組み換え融合タンパク質を、Invitrogen (製品番号PV5608)から購入して、酵素として用いた。キナーゼ反応の基質として、ビオチン化ペプチド ビオチン-Ahx-IKKRKLTRRKSLKG (アミド型のC末端)を用いた。これは、例えばBiosyntan社(Berlin-Buch, Germany)から購入できる。
【0454】
アッセイのために、50nlのDMSO中の試験化合物の100倍濃縮溶液を、黒色低容量384ウェルマイクロタイタープレート(Greiner Bio-One, Frickenhausen, Germany)にピペットで入れ、2μlの水性アッセイ緩衝液[50mM HEPES(pH 7.5)、5mM MgCl
2、1.0mM ジチオスレイトール、0.005%(v/v) Nonidet-P40 (G-Biosciences, St. Louis, USA)]中のMnk2の溶液を加え、混合物を22℃で15分間インキュベートして、キナーゼ反応の開始前に試験化合物を酵素に予め結合させた。次いで、3μlのアッセイ緩衝液中のアデノシン三リン酸(ATP, 3.3mM→5μlのアッセイ容積中の最終濃度2mM)および基質(0.1μM→5μlのアッセイ容積中の最終濃度0.06μM)の溶液を添加することによって、キナーゼ反応を開始させ、得られた混合物を22℃で反応時間30分間でインキュベートした。Mnk2の濃度を、酵素ロットの活性に応じて調節し、アッセイが直線範囲となるように適切に選択し、典型的な濃度は0.0045μg/mlの範囲内であった。5μlのEDTA水溶液(50mM HEPES(pH 7.5)中の100mM EDTA, 0.1%(w/v) ウシ血清アルブミン)中のTR−FRET検出試薬(5nM ストレプトアビジン-XL665 [Cisbio Bioassays, Codolet, France]および1nM 抗リボソームタンパク質S6(pSer236)抗体(Invitrogen)[# 44921G]および1nM LANCE EU-W1024標識タンパク質G[Perkin-Elmer, 製品番号AD0071])の溶液を添加することによって、反応を停止させた。
【0455】
得られた混合物を、22℃で1時間インキュベートし、リン酸化ビオチン化ペプチドと検出試薬の複合体を形成させた。続いて、Eu−キレートからストレプトアビジン-XL665への共鳴エネルギー移動を測定することによって、リン酸化基質の量を評価した。そのために、350nmで励起後、620nmおよび665nmでの蛍光放出を、TR−FRETリーダー、例えばPherastar (BMG Labtechnologies, Offenburg, Germany)またはViewlux (Perkin-Elmer)で測定した。665nmでの放出と622nmでの放出の比を、リン酸化基質の量の測定値とした。データを標準化した(阻害剤なしでの酵素反応=0%阻害、酵素がない以外他の全てのアッセイ成分=100%阻害)。通常、試験化合物は、同じマイクロタイタープレート上で、20μM〜0.1nMの範囲の11種の異なる濃度で(例えば20μM、5.9μM、1.7μM、0.51μM、0.15μM、44nM、13nM、3.8nM、1.1nM、0.33nMおよび0.1nM、DMSO中の100倍濃縮溶液のレベルで連続希釈によってアッセイ前に別個に調製された希釈シリーズ, 正確な濃度は用いたピペッターにより変化し得る)、各濃度で2組試験し、IC
50値を社内ソフトウェアを用いて4パラメータフィッティングによって計算した。
【0456】
EGFRキナーゼアッセイ
本発明の化合物のEGFR阻害活性を、次の段落に記載する通りに、TR−FRETをベースとするEGFRアッセイを用いて定量化した。
ヒト癌A431細胞(Sigma-Aldrich, # E3641)から親和性精製した上皮増殖因子受容体(EGFR)をキナーゼとして用いた。キナーゼ反応の基質として、ビオチン化ペプチド ビオチン-Ahx-AEEEEYFELVAKKK (アミド型のC末端)を用いた。これは、例えばBiosynthan GmbH社(Berlin-Buch, Germany)から購入できる。
【0457】
アッセイのために、50nlのDMSO中の試験化合物の100倍濃縮溶液を、黒色低容量384ウェルマイクロタイタープレート(Greiner Bio-One, Frickenhausen, Germany)にピペットで入れ、2μlの水性アッセイ[50mM Hepes/HCl(pH 7.0)、1mM MgCl
2、5mM MnCl
2、0.5mM 活性化オルトバナジン酸ナトリウム、0.005%(v/v) Tween-20]中のEGFRの溶液を加え、混合物を22℃で15分間インキュベートして、キナーゼ反応の開始前に試験化合物を酵素に予め結合させた。次いで、3μlのアッセイ緩衝液中のアデノシン三リン酸(ATP, 16.7μM→5μlのアッセイ容積中の最終濃度10μM)および基質(1.67μM→5μlのアッセイ容積中の最終濃度1μM)の溶液を添加することによって、キナーゼ反応を開始させ、得られた混合物を22℃で反応時間30分間でインキュベートした。EGFRの濃度を、酵素ロットの活性に応じて調節し、アッセイが直線範囲内となるように適切に選択し、典型的な濃度は3U/mlの範囲であった。5μlのEDTA水溶液(50mM HEPES(pH 7.5)中の80mM EDTA、0.2%(w/v) ウシ血清アルブミン)中のHTRF検出試薬(0.1μM ストレプトアビジン-XL665 [Cis Biointernational]および1nM PT66-Tb-キレート、すなわちテルビウム−キレート標識抗ホスホチロシン抗体(Cis Biointernational)[PT66-Tb-キレートの代わりにPT66-Eu-クリプテート(Perkin Elmer)を用い得る])の溶液を添加することによって、反応を停止させた。
【0458】
得られた混合物を、22℃で1時間インキュベートし、ビオチン化リン酸化ペプチドをストレプトアビジン-XL665およびPT66-Eu-キレートに結合させた。続いて、PT66-Eu-キレートからストレプトアビジン-XL665への共鳴エネルギー移動の測定によって、リン酸化基質の量を評価した。そのために、337nmで励起後、620nmおよび665nmでの蛍光放出を、HTRFリーダー、例えばPherastar (BMG Labtechnologies, Offenburg, Germany)またはViewlux (Perkin-Elmer)で測定した。665nmでの放出と622nmでの放出の比を、リン酸化基質の量の測定値とした。データを標準化した(阻害剤なしでの酵素反応=0%阻害、酵素がない以外他の全てのアッセイ成分=100%阻害)。通常、試験化合物は、同じマイクロタイタープレートで、20μM〜0.1nMの範囲で11種の異なる濃度で(例えば20μM、5.9μM、1.7μM、0.51μM、0.15μM、44nM、13nM、3.8nM、1.1nM、0.33nMおよび0.1nM、DMSO中の100倍濃縮溶液のレベルで連続1:3.4希釈によってアッセイ前に別個に調製された希釈シリーズ, 正確な濃度は用いたピペッターにより変化し得る)、各濃度で2組試験し、IC
50値を社内ソフトウェアを用いて4パラメータフィッティングによって計算した。本発明の化合物、特に実験の章で具体的に開示した化合物は、EGFRの弱い阻害を示すか、またはEGFRの有意な阻害を示さなかった。
【0459】
CDK2/CycEキナーゼアッセイ
本発明の化合物のCDK2/CycE阻害活性を、次の段落に記載する通りに、CDK2/CycE TR−FRETアッセイを用いて定量化した。
昆虫細胞(Sf9)で発現されグルタチオンセファロース親和性クロマトグラフィーによって精製された、GSTおよびヒトCDK2の組換え融合タンパク質、および、GSTおよびヒトCycEの組換え融合タンパク質を、ProQinase GmbH (Freiburg, Germany)から購入した。キナーゼ反応の基質として、ビオチン化ペプチド ビオチン-Ttds-YISPLKSPYKISEG (アミド型のC末端)を用いた。これは、例えばJERINI peptide technologies社(Berlin, Germany)から購入できる。
【0460】
アッセイのために、50nlのDMSO中の試験化合物の100倍濃縮溶液を、黒色低容量384ウェルマイクロタイタープレート(Greiner Bio-One, Frickenhausen, Germany)にピペットで入れ、2μlの水性アッセイ緩衝液[50mM Tris/HCl(pH 8.0)、10mM MgCl
2、1.0mM ジチオスレイトール、0.1mM オルトバナジン酸ナトリウム、0.01%(v/v) Nonidet-P40 (Sigma)]中のCDK2/CycEの溶液を加え、混合物を22℃で15分間インキュベートして、キナーゼ反応の開始前に試験化合物を酵素に予め結合させた。次いで、3μlのアッセイ緩衝液中のアデノシン三リン酸(ATP, 16.7μM→5μlのアッセイ容積中の最終濃度10μM)および基質(1.25μM→5μlのアッセイ容積中の最終濃度0.75μM)の溶液を添加することによって、キナーゼ反応を開始させ、得られた混合物を22℃で反応時間25分間でインキュベートした。CDK2/CycEの濃度を、酵素ロットの活性に応じて調節し、アッセイが直線範囲内となるように適切に選択し、典型的な濃度は130ng/mlの範囲であった。5μlのEDTA水溶液(100mM HEPES/NaOH(pH 7.0)中の100mM EDTA、0.2%(w/v) ウシ血清アルブミン)中のTR−FRET検出試薬(0.2μM ストレプトアビジン-XL665 [Cisbio Bioassays, Codolet, France]および1nM 抗RB(pSer807/pSer811)抗体(BD Pharmingen)[# 558389]および1.2nM LANCE EU-W1024標識抗マウスIgG抗体[Perkin-Elmer, 製品番号AD0077, 代替物としてテルビウム−クリプテート標識抗マウスIgG抗体(Cisbio Bioassays)を用い得る])の溶液を添加することによって、反応を停止させた。
【0461】
得られた混合物を、22℃で1時間インキュベートし、リン酸化ビオチン化ペプチドと検出試薬の複合体を形成させた。続いて、Euキレートからストレプトアビジン−XLへの共鳴エネルギー移動の測定によって、リン酸化基質の量を評価した。そのために、350nmで励起後、620nmおよび665nmでの蛍光放出を、TR−FRETリーダー、例えばRubystar (BMG Labtechnologies, Offenburg, Germany)またはViewlux (Perkin-Elmer)で測定した。665nmでの放出と622nmでの放出の比を、リン酸化基質の量の測定値とした。データを標準化した(阻害剤なしでの酵素反応=0%阻害、酵素がない以外他の全てのアッセイ成分=100%阻害)。通常、試験化合物は、同じマイクロタイタープレートで、20μM〜0.1nMの範囲で11種の異なる濃度で(20μM、5.9μM、1.7μM、0.51μM、0.15μM、44nM、13nM、3.8nM、1.1nM、0.33nMおよび0.1nM、DMSO中の100倍濃縮溶液のレベルで連続1:3.4希釈によってアッセイ前に別個に調製された希釈シリーズ)、各濃度で2組試験し、IC
50値を社内ソフトウェアを用いて4パラメータフィッティングによって計算した。
【0462】
PDGFRβキナーゼアッセイ
本発明の化合物のPDGFRβ阻害活性を、次の段落に記載する通りに、PDGFRβ HTRFアッセイを用いて定量化した。
キナーゼとして、昆虫細胞[SF9]で発現され親和性クロマトグラフィーによって精製された、Proqinase [Freiburg i.Brsg., Germany]から購入したヒトPDGFRβのC末端フラグメント(アミノ酸561〜1106)を含むGST−His融合タンパク質を用いた。キナーゼ反応の基質として、ビオチン化ポリ−Glu,Tyr (4:1)コポリマー(# 61GT0BLA)(Cis Biointernational (Marcoule, France))を用いた。
【0463】
アッセイのために、50nlのDMSO中の試験化合物の100倍濃縮溶液を、黒色低容量384ウェルマイクロタイタープレート(Greiner Bio-One, Frickenhausen, Germany)にピペットで入れ、2μlの水性アッセイ緩衝液[50mM HEPES/NaOH(pH 7.5)、10mM MgCl
2、2.5mM ジチオスレイトール、0.01%(v/v) Triton-X100 (Sigma)]中のPDGFRβ溶液を加え、混合物を22℃で15分間インキュベートし、キナーゼ反応の開始前に試験化合物を酵素に予め結合させた。次いで、3μlのアッセイ緩衝液中のアデノシン三リン酸(ATP, 16.7μM→5μlのアッセイ容積中の最終濃度10μM)および基質(2.27μg/mL→5μlのアッセイ容積中の最終濃度1.36μg/ml[約30nM])の溶液を添加することによって、キナーゼ反応を開始させ、得られた混合物を22℃で反応時間25分間でインキュベートした。アッセイ中のPDGFRβの濃度を、酵素ロットの活性に応じて調節し、アッセイが直線線範囲内となるように適切に選択し、典型的な酵素濃度は、約125pg/μl(5μlのアッセイ容積中の最終濃度)の範囲であった。5μlの水性EDTA溶液(50mM HEPES/NaOH(pH 7.5)中の100mM EDTA、0.2%(w/v) ウシ血清アルブミン)中のHTRF検出試薬(200nM ストレプトアビジン-XLent [Cis Biointernational]および1.4nM PT66-Eu-キレート、ユーロピウムキレート標識抗−ホスホ−チロシン抗体(Perkin Elmer)[PT66-Eu-キレートの代わりにPT66-Tb-クリプテート(Cis Biointernational)も用い得る])の溶液を添加することによって、反応を停止させた。
【0464】
得られた混合物を22℃で1時間インキュベートし、ビオチン化リン酸化ペプチドをストレプトアビジン-XLentおよびPT66-Eu-キレートに結合させた。続いて、PT66-Eu-キレートからストレプトアビジン-XLentへの共鳴エネルギー移動を測定することによって、リン酸化基質の量を評価した。そのために、350nmでの励起後620nmおよび665nmでの蛍光放出を、HTRFリーダー、例えばRubystar (BMG Labtechnologies, Offenburg, Germany)またはViewlux (Perkin-Elmer)で測定した。665nmでの放出と622nmでの放出の比を、リン酸化基質の量の測定値とした。データを標準化した(阻害剤なしでの酵素反応=0%阻害、酵素がない以外他の全てのアッセイ成分=100%阻害)。通常、試験化合物は、同じマイクロタイタープレートで、20μM〜1nMの範囲の10種の異なる濃度で(20μM、6.7μM、2.2μM、0.74μM、0.25μM、82nM、27nM、9.2nM、3.1nMおよび1nM, 100倍濃縮ストック溶液のレベルで連続1:3希釈によってアッセイ前に調製した希釈シリーズ)、各濃度で2組試験し、IC
50値を社内ソフトウェアを用いて4パラメータフィッティングによって計算した。
【0465】
Fynキナーゼアッセイ
バキュロウイルス感染昆虫細胞で発現されたヒトT−FynのC末端His6タグ付きヒト組換えキナーゼドメイン(Invitrogenから購入, P3042)をキナーゼとして用いた。キナーゼ反応の基質として、ビオチン化ペプチド ビオチン-KVEKIGEGTYGVV (アミド型のC末端)を用いた。これは、例えばBiosynthan GmbH社(Berlin-Buch, Germany)から購入できる。
【0466】
アッセイのために、50nlのDMSO中の試験化合物の100倍濃縮溶液を、黒色低容量384ウェルマイクロタイタープレート(Greiner Bio-One, Frickenhausen, Germany)にピペットで入れ、2μlの水性アッセイ緩衝液[25mM Tris/HCl(pH 7.2)、25mM MgCl
2、2mM ジチオスレイトール、0.1%(w/v) ウシ血清アルブミン、0.03%(v/v) Nonidet-P40 (Sigma)]中のT−Fynの溶液を加え、混合物を22℃で15分間インキュベートし、キナーゼ反応の開始前に試験化合物を酵素に予め結合させた。次いで、3μlのアッセイ緩衝液中のアデノシン三リン酸(ATP、16.7μM→5μlのアッセイ容積中の最終濃度10μM)および基質(2μM→5μlのアッセイ容積中の最終濃度1.2μM)の溶液を添加することによって、キナーゼ反応を開始させ、得られた混合物を22℃で反応時間60分間でインキュベートした。Fynの濃度を、酵素ロットの活性に応じて調節し、アッセイが直線範囲内となるように適切に選択し、典型的な濃度は約0.13nMであった。5μlの水性EDTA溶液(50mM HEPES/NaOH(pH 7.0)中の125mM EDTA、0.2%(w/v) ウシ血清アルブミン)中のHTRF検出試薬(0.2μM ストレプトアビジン−XL[Cisbio Bioassays, Codolet, France]および0.66nM PT66-Eu-キレート、ユーロピウム・キレート標識抗−ホスホ−チロシン抗体(Perkin Elmer)[PT66-Eu-キレートの代わりにPT66-Tb-クリプテート(Cisbio Bioassays)を用い得る])の溶液を添加することによって、反応を停止させた。
【0467】
得られた混合物を22℃で1時間インキュベートし、ビオチン化リン酸化ペプチドを、ストレプトアビジン−XLおよびPT66-Eu-キレートに結合させた。続いて、PT66-Eu-キレートからストレプトアビジン−XLへの共鳴エネルギー移動を測定することによって、リン酸化基質の量を評価した。そのために、350nmでの励起後620nmおよび665nmでの蛍光放出を、HTRFリーダー、例えばRubystar (BMG Labtechnologies, Offenburg, Germany)またはViewlux (Perkin-Elmer)で測定した。665nmでの放出と622nmでの放出の比を、リン酸化基質の量の測定値とした。データを標準化した(阻害剤なしでの酵素反応=0%阻害、酵素がない以外他の全てのアッセイ成分=100%阻害)。通常、試験化合物は、同じマイクロタイタープレートで、20μM〜1nMの範囲の10種の異なる濃度で(20μM、6.7μM、2.2μM、0.74μM、0.25μM、82nM、27nM、9.2nM、3.1nMおよび1nM、100倍濃縮ストック溶液のレベルで連続1:3希釈によってアッセイ前に調製された希釈シリーズ)、各濃度で2組試験し、IC
50値を社内ソフトウェアを用いて4パラメータフィッティングによって計算した。
【0468】
Flt4キナーゼアッセイ
本発明の化合物のFlt4阻害活性は、次の段落に記載する通りに、Flt4 TR−FRETアッセイを用いて定量化した。
キナーゼとして、ヒトFlt4のC末端フラグメントを含むGST−His融合タンパク質(アミノ酸799〜1298, 昆虫細胞[SF9]で発現され親和性クロマトグラフィーによって精製, Proqinase [Freiburg i.Brsg., Germany]から購入)を用いた。キナーゼ反応の基質として、ビオチン化ペプチド ビオチン-Ahx-GGEEEEYFELVKKKK (アミド型のC末端, Biosyntan, Berlin-Buch, Germanyから購入)を用いた。
【0469】
アッセイのために、50nlのDMSO中の試験化合物の100倍濃縮溶液を、黒色低容量384ウェルマイクロタイタープレート(Greiner Bio-One, Frickenhausen, Germany)にピペットで入れ、2μlの水性アッセイ緩衝液[25mM HEPES(pH 7.5)、10mM MgCl
2、2mM ジチオスレイトール、0.01%(v/v) Triton-X100 (Sigma)、0.5mM EGTAおよび5mM β−ホスホ−グリセロール]中のFlt4の溶液を加え、混合物を22℃で15分間インキュベートし、キナーゼ反応の開始前に試験化合物を酵素に予め結合させた。次いで、3μlのアッセイ緩衝液中のアデノシン三リン酸(ATP, 16.7μM→5μlのアッセイ容積中の最終濃度10μM)および基質(1.67μM→5μlのアッセイ容積中の最終濃度1μM)の溶液を添加することによって、キナーゼ反応を開始させ、得られた混合物を22℃で反応時間45分間でインキュベートした。アッセイにおけるFlt4濃度は、酵素ロットの活性に応じて調節し、アッセイが直線範囲内となるように適切に選択し、典型的な酵素濃度は約120pg/μl(5μlのアッセイ容積中の最終濃度)の範囲であった。5μlの水性EDTA溶液(50mM HEPES(pH 7.5)中の50mM EDTA、0.2%(w/v) ウシ血清アルブミン)中のHTRF検出試薬(200nM ストレプトアビジン-XL665 [Cis Biointernational]および1nM PT66-Tb-クリプテート、テルビウム−クリプテート標識抗−ホスホ−チロシン抗体(Cisbio Bioassays)(Codolet, France)の溶液を添加することによって、反応を停止させた。
【0470】
得られた混合物を22℃で1時間インキュベートし、ビオチン化リン酸化ペプチドをストレプトアビジン-XL665およびPT66-Tb-クリプテートに結合させた。続いて、リン酸化基質の量を、PT66-Tb-クリプテートからストレプトアビジン-XL665への共鳴エネルギー移動の測定によって評価した。そのために、350nmでの励起後620nmおよび665nmでの蛍光放出を、HTRFリーダー、例えばRubystar (BMG Labtechnologies, Offenburg, Germany)またはViewlux (Perkin-Elmer)で測定した。665nmでの放出と622nmでの放出の比を、リン酸化基質の量の測定値とした。データを標準化した(阻害剤なしでの酵素反応=0%阻害、酵素がない以外他の全てのアッセイ成分=100%阻害)。通常、試験化合物は、同じマイクロタイタープレートで、20μM〜1nMの範囲の10種の異なる濃度で(20μM、6.7μM、2.2μM、0.74μM、0.25μM、82nM、27nM、9.2nM、3.1nMおよび1nM, 100倍濃縮ストック溶液のレベルで連続1:3希釈によってアッセイ前に調製した希釈シリーズ)、各濃度で2組試験し、IC
50値を社内ソフトウェアを用いて4パラメータフィッティングによって計算した。
【0471】
TrkAキナーゼアッセイ
本発明の化合物のTrkA阻害活性を、次の段落に記載する通りに、TrkA HTRFアッセイを用いて定量化した。
キナーゼとしてヒトTrkAのC末端フラグメントを含むGST−His融合タンパク質(アミノ酸443〜796, 昆虫細胞[SF9]で発現され親和性クロマトグラフィーによって精製, Proqinase [Freiburg i.Brsg., Germany]から購入)を用いた。キナーゼ反応の基質として、ビオチン化ポリ−Glu,Tyr (4:1) コポリマー(# 61GT0BLA)(Cis Biointernational (Marcoule, France))を用いた。
【0472】
アッセイのために、50nlのDMSO中の試験化合物の100倍濃縮溶液を、黒色低容量384ウェルマイクロタイタープレート(Greiner Bio-One, Frickenhausen, Germany)にピペットで入れ、2μlの水性アッセイ緩衝液[8mM MOPS/HCl(pH 7.0)、10mM MgCl
2、1mM ジチオスレイトール、0.01%(v/v) NP-40 (Sigma)、0.2mM EDTA]中のTrkAの溶液を加え、混合物を22℃で15分間インキュベートし、キナーゼ反応の開始前に試験化合物を酵素に予め結合させた。次いで、3μlのアッセイ緩衝液中のアデノシン三リン酸(ATP, 16.7μM→5μlのアッセイ容積中の最終濃度10μM)および基質(2.27μg/mL→5μlのアッセイ容積中の最終濃度1.36μg/ml[約30nM])の溶液を添加することによって、キナーゼ反応を開始させ、得られた混合物を22℃で反応時間60分間でインキュベートした。アッセイ中のTrkAの濃度を、酵素ロットの活性に応じて調節し、アッセイが直線線範囲内となるように適切に選択し、典型的な酵素濃度は、約20pg/μl(5μlのアッセイ容積中の最終濃度)の範囲であった。5μlの水性EDTA溶液(50mM HEPES/NaOH(pH 7.5)中の100mM EDTA、0.2%(w/v) ウシ血清アルブミン) 中のHTRF検出試薬(30nM ストレプトアビジン-XL665 [Cis Biointernational]および1.4nM PT66-Eu-キレート、ユーロピウムキレート標識抗−ホスホ−チロシン抗体(Perkin Elmer)[PT66-Eu-キレートの代わりにPT66-Tb-クリプテート(Cis Biointernational)も用い得る])の溶液を添加することによって、反応を停止させた。
【0473】
得られた混合物を22℃で1時間インキュベートし、ビオチン化リン酸化ペプチドをストレプトアビジン-XL665およびPT66-Eu-キレートに結合させた。続いて、PT66-Eu-キレートからストレプトアビジン-XL665への共鳴エネルギー移動を測定することによって、リン酸化基質の量を評価した。そのために、350nmでの励起後620nmおよび665nmでの蛍光放出を、HTRFリーダー、例えばRubystar (BMG Labtechnologies, Offenburg, Germany)またはViewlux (Perkin-Elmer)で測定した。665nmでの放出と622nmでの放出の比を、リン酸化基質の量の測定値とした。データを標準化した(阻害剤なしでの酵素反応=0%阻害、酵素がない以外他の全てのアッセイ成分=100%阻害)。通常、試験化合物は、同じマイクロタイタープレートで、20μM〜1nMの範囲の10種の異なる濃度で(20μM、6.7μM、2.2μM、0.74μM、0.25μM、82nM、27nM、9.2nM、3.1nMおよび1nM, 100倍濃縮ストック溶液のレベルで連続1:3希釈によってアッセイ前に調製した希釈シリーズ)、各濃度で2組試験し、IC
50値を社内ソフトウェアを用いて4パラメータフィッティングによって計算した。
【0474】
キナーゼ選択性プロファイリング
本発明の化合物は、特許出願 WO 2010/023181 A1、WO 2011/104334 A1、WO 2011/104337 A1、WO 2011/104338 A1 および WO 2011/104340 A1 (Boehringer Ingelheim)に開示された化合物より高いキナーゼ阻害選択性を示す。これは、221種のキナーゼに対する化合物の選択性を、Merck MilliporeによるKinaseProfilerと呼ばれるサービスによって試験した標的プロファイリングによって証明できる。
【0475】
MKNKと異なる221種のキナーゼを用いて、本化合物を濃度1μMで試験した。キナーゼ活性を、ポジティブコントロールサンプルの平均キナーゼ活性のパーセンテージとして表す。ポジティブコントロール値は100%であると考えられ、全ての試験サンプルをこの値に対して測定する。例えば、40%という結果は、ポジティブコントロールサンプルと比較して、試験化合物の存在下で、40%のキナーゼ活性が残っていることを意味する。他の表現法では、試験化合物は、キナーゼ活性を60%まで阻害する。
【0476】
表6は、1μMの調べられた化合物の存在下での残存活性に関して、221種の調べられたキナーゼのフラクション数を記載している。
実施例10に記載された化合物を、対照化合物(ref)として提供され、WO 2010/23181、WO 2011/104340 および US 2011/212103に記載された化合物N−[3−(ジメチルアミノ)プロピル]−4−[(4−フルオロ−2−イソプロポキシフェニル)アミノ]−5−メチルチエノ[2,3−d]ピリミジン−6−カルボキサミドと比較する。
【0477】
表6:MKNK以外の221種の試験したキナーゼについて1μM濃度の試験化合物の存在下で活性が残存する割合
【表43】
[この文献は図面を表示できません]
【0478】
AlphaScreen SureFire eIF4E Ser209 リン酸化アッセイ
AlphaScreen SureFire eIF4E Ser209 リン酸化アッセイを用いて、細胞ライセート中の内因性eIF4Eのリン酸化を測定した。AlphaScreen SureFire法は、細胞ライセート中のリン酸化タンパク質を検出できる。このアッセイにおいて、アナライト(p-eIF4E Ser209)の存在下でのみ形成されるサンドイッチ抗体複合体を、AlphaScreen ドナー・ビーズおよびアクセプター・ビーズによって捕捉し、それらを近くに持ってくる。ドナー・ビーズの励起が一重項酸素分子の放出を誘発し、それがアクセプター・ビーズ中のエネルギー移動カスケードを引き起こし、520〜620nmの光の放出を起こす。
【0479】
20%FCS刺激でのA549細胞におけるSurefire EIF4e Alphascreen
アッセイのために、AlphaScreen SureFire p-eIF4E Ser209 10K Assay Kit および AlphaScreen ProteinA Kit (10K アッセイポイントにおいて)(共にPerkin Elmer)を用いた。
【0480】
1日目に、50.000のA549細胞を、96ウェルプレート中、ウェル当たり100μlの増殖培地(安定なグルタミン、10%FCSを含むDMEM/Hams' F12) 中で平板培養し、37℃でインキュベートした。細胞付着後、培地を飢餓培地(DMEM、0.1% FCS、ブドウ糖なし、グルタミン有り、5g/L マルトースを添加) に交換した。2日目に、試験化合物を、50μlの飢餓培地で最終DMSO濃度1%で連続希釈し、試験プレート中のA549細胞に、試験した化合物の活性に応じて高濃度10μM〜低濃度10nMの最終濃度範囲で加えた。処置した細胞を37℃で2時間インキュベートした。37μlのFCSをウェルに20分間加えた(=最終FCS濃度20%)。次いで、培地を除き、50μlの溶解緩衝液を加えることによって、細胞を溶解した。次に、プレート振盪機で、プレートを10分間激しく撹拌した。10分の溶解時間後、4μlのライセートを、384ウェルプレート(Proxiplate from Perkin Elmer) に移し、5μlのAlphaScreen アクセプター・ビーズを含む反応緩衝液+活性化緩衝液ミックスを加えた。プレートを TopSeal-A 接着フィルムで密封し、プレート振盪機で、室温で2時間穏やかに撹拌した。その後、2μlのAlphaScreen ドナー・ビーズを含む希釈緩衝液を柔らかな光の下で加え、プレートをTopSeal-A 接着フィルムで再度密封し、ホイルで覆った。さらに2時間室温で穏やかな撹拌のために、インキュベーションを行った。次いで、プレートを、AlphaScreen プログラムを備えたEnVisionリーダー(Perkin Elmer)で測定した。各データ点(化合物の希釈)について3組測定した。
IC
50値を社内ソフトウェアを用いて4パラメーターフィッティングによって決定した。
【0481】
表7は、幾つかの本発明の化合物についてのA549細胞におけるEIF4e AlphascreenのIC
50値を記載している。
表7:幾つかの本発明の化合物についてのA549細胞におけるEIF4e AlphascreenのIC
50値
【表44】
[この文献は図面を表示できません]
【0482】
“Ref”は、本発明における対照化合物として提供され、WO 2010/23181、WO 2011/104340 および US 2011/212103に記載された化合物N−[3−(ジメチルアミノ)プロピル]−4−[(4−フルオロ−2−イソプロポキシフェニル)アミノ]−5−メチルチエノ[2,3−d]ピリミジン−6−カルボキサミドを意味する。
【0483】
増殖アッセイ
本発明の化合物を試験するのに用いられる腫瘍細胞増殖アッセイは、Promega(登録商標)によって開発された、細胞増殖の阻害を測定するCell Titer-Glow(登録商標) Luminescent Cell Viability Assay の読み取り値を含む(B.A. Cunningham, “A Growing Issue: Cell Proliferation Assays, Modern kits ease quantification of cell growth”, The Scientist 2001, 15(13), 26; S.P. Crouch et al., “The use of ATP bioluminescence as a measure of cell proliferation and cytotoxicity”, Journal of Immunological Methods 1993, 160, 81-88)。発光シグナルの発生は、存在するATPの量に対応し、この量は代謝活性な(増殖している)細胞の数に正比例する。
【0484】
インビトロ腫瘍細胞増殖アッセイ:
培養腫瘍細胞(MOLM-13 (DSMZ # ACC 554から得たヒト急性骨髄性白血病細胞)、JJN-3 (DSMZ # ACC 541から得たヒト形質細胞白血病細胞)、Ramos (RA1) (ATCC # CRL-159から得られるヒトバーキットリンパ腫細胞))を、2,500細胞/ウェル(JJN-3)、3,000細胞/ウェル(MOLM-13)、4,000細胞/ウェル(Ramos (RA1))の密度で、96ウェルマルチタイタープレート(Costar 3603 黒色/透明底)で、100μlの10% ウシ胎児血清を加えたそれぞれの増殖培地中で平板培養する。24時間後、生存率について1つのプレート(ゼロ点プレート)の細胞を測定する。そのために、70μl/ウェルのCTG溶液(Promega Cell Titer Glo solution (カタログ番号 G755B および G756B))をゼロ点プレートに加える。プレートをオービタルシェーカーで2分間混合し、確実に細胞を溶解させ、発光シグナルを安定化させるために、暗所で室温で10分間インキュベートする。サンプルをVICTOR 3 プレートリーダーで読む。並行して、試験化合物を増殖培地で連続希釈し、50μlの3倍希釈液/ウェルを試験プレートにピペットで入れる(最終濃度=0μMおよび0.001〜30μMの範囲)。溶媒ジメチルスルホキシドの最終濃度は0.3〜0.4%である。細胞を試験物質の存在下で3日間インキュベートする。105μl/ウェルのCTG溶液(Promega Cell Titer Glo 溶液(カタログ番号 G755B および G756B))を試験ウェルに加える。プレートをオービタルシェーカーで2分間混合し、確実に細胞を溶解させ、発光シグナルを安定化させるために暗所で室温で10分間インキュベートする。サンプルをVICTOR 3 プレートリーダーで測定する。ゼロ点プレートの吸光度(=0%)および非処置(0μM)細胞の吸光度(=100%)に対して測定値を標準化することによって、細胞数の変化をパーセントで計算する。IC
50値(最大効果の50%での阻害濃度)を社内ソフトウェアを用いて4パラメーターフィッティングによって決定する。
【0485】
【表45】
[この文献は図面を表示できません]
【0486】
要約すると、本発明の化合物は、MKNK1および/またはMKNK2を有効に、かつ選択的に阻害し、それ故に、制御されない細胞成長、増殖および/または生存、不適切な細胞免疫応答または不適切な細胞炎症応答の疾患、特に制御されない細胞成長、増殖および/または生存、不適切な細胞免疫応答または不適切な細胞炎症応答がMKNKによって媒介される疾患、より具体的には、制御されない細胞成長、増殖および/または生存、不適切な細胞免疫応答または不適切な細胞炎症応答の疾患が、血液腫瘍、固形腫瘍および/またはその転移、例えば白血病および骨髄異形成症候群、悪性リンパ腫、脳腫瘍および脳転移を含む頭頸部腫瘍、非小細胞および小細胞肺腫瘍を含む胸部の腫瘍、消化器腫瘍、内分泌腫瘍、乳房および他の婦人科腫瘍、腎臓、膀胱および前立腺腫瘍を含む泌尿器腫瘍、皮膚腫瘍および肉腫および/またはその転移の処置または予防に適している。