(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1,2に記載された製造装置では、作業者の手作業によって、補助パレットに複数のカプセルを供給しているので、製造効率が低下してしまうという問題がある。
また、特許文献1,2に記載された製造装置では、カプセルを作業者の手で把持したり、カプセルを吸引することによって吸引ヘッドにて保持したりしているので、カプセルが汚れてしまったり、変形してしまったりして歩留まりが低下し、ひいては製造効率が低下してしまうという問題がある。
【0006】
本発明の目的は、パレットに複数の容器を自動的に供給することができ、製造効率を向上させることができる容器供給装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の容器供給装置は、パレットの上面に形成された複数の収容部のそれぞれに複数の容器を供給する容器供給装置であって
、パレットの配置位置の上方に配設されるとともに、複数の容器を保持する保持手段と、容器供給装置の全体を制御する
ことによって、保持手段に保持された複数の容器をパレットの上面に向かって落下させる制御手段とを備え、
容器は、有底筒状に形成されるとともに、頂部にフランジを有し、保持手段は、複数の容器を保持する本体部と、本体部に取り付けられるとともに、パレットの収容部の中心に向かって容器を落下させるようにガイドするガイド部材とを備え、ガイド部材は、本体部に取り付けられた基端部からパレット側の先端部に向かうにしたがって下降するように傾斜するレール状に形成されるとともに、パレットの収容部の中心に向かって容器を滑らせて案内する溝部を有し、容器を案内する方向に沿ってパレット側の先端から突出して設けられるとともに、溝部の両側に設けられる一対の突出片を備え、一対の突出片の間隔は、容器の外径よりも広く、容器のフランジの外径よりも狭いことを特徴とする。
【0008】
このような構成によれば、容器供給装置は、制御手段を備え、この制御手段は
、保持手段に保持された複数の容器をパレットの上面に向かって落下させるので、パレットの上面に落下した複数の容器は
、パレットの各収容部に入り込んでいくことになる。
したがって、容器供給装置は、パレットに複数の容器を自動的に供給することができ、製造効率を向上させることができる。
また、保持手段は、パレットの収容部の中心に向かって容器を落下させるようにガイドするガイド部材を備えているので、パレットの各収容部に容器を更に入り込みやすくすることができ、製造効率を更に向上させることができる。
また、ガイド部材は、簡素な構成によってパレットの収容部の中心に向かって容器を落下させるようにガイドすることができるので、容器供給装置を安価に構成することができる。
さらに、容器は、頂部にフランジを有し、一対の突出片の間隔は、容器の外径よりも広く、容器のフランジの外径よりも狭いので、ガイド部材の溝部を滑って一対の突出片に差し掛かった時に、容器の胴体は、一対の突出片の下方に突出し、容器のフランジは、一対の突出片の上方に引っ掛かって残ることになる。換言すれば、容器供給装置は、保持手段に保持された複数の容器をパレットの上面に向かって落下させるときに、頂部を鉛直上方側に位置させるとともに、底部を鉛直下方側に位置させた一定の姿勢を容器に取らせて落下させることができる。
したがって、容器供給装置は、パレットの各収容部に容器を更に入り込みやすくすることができ、製造効率を更に向上させることができる。
【0009】
また、容器供給装置は、保持手段に保持された複数の容器をパレットの上面に向かって落下させることによって、パレットに容器を供給しているので、容器を作業者の手で把持したり、容器を吸引したりすることはない。
したがって、容器供給装置は、容器が汚れてしまったり、変形してしまったりすることを抑制することができるので、歩留まりを向上させることができ、ひいては製造効率を向上させることができる。
本発明では、パレットを振動させるパレット振動手段を備え、制御手段は、パレット振動手段にてパレットを振動させているときに、保持手段に保持された複数の容器をパレットの上面に向かって落下させることが好ましい。
このような構成によれば、容器供給装置は、制御手段を備え、この制御手段は、パレット振動手段にてパレットを振動させているときに、保持手段に保持された複数の容器をパレットの上面に向かって落下させるので、パレットの上面に落下した複数の容器は、パレットの振動によって転動しながらパレットの各収容部に入り込んでいくことになる。
したがって、容器供給装置は、パレットに複数の容器を自動的に供給することができ、製造効率を向上させることができる。
【0010】
本発明では、保持手段を所定方向に沿って移動させる移動手段を備え、パレットは、所定方向に沿って並ぶように形成された複数の収容部を有し、制御手段は、移動手段にて保持手段を移動させているときに、保持手段に保持された複数の容器をパレットの上面に向かって落下させることが好ましい。
【0011】
このような構成によれば、制御手段は、パレットの各収容部の並んでいる方向に沿って移動手段にて保持手段を移動させているときに、保持手段に保持された複数の容器をパレットの上面に向かって落下させるので、複数の収容部の並んでいる方向に沿って容器を落下させる位置を移動させていくことができる。換言すれば、容器供給装置は、パレットの各収容部の近傍に容器を落下させていくことができるので、パレットの各収容部に容器を入り込みやすくすることができ、製造効率を更に向上させることができる。
【0018】
本発明では、一対の突出片の間隔は、パレット側の先端に向かうにしたがって広くなるとともに、その先端の間隔は、容器の外径よりも広く、容器のフランジの外径よりも狭いことが好ましい。
【0019】
このような構成によれば、一対の突出片の間隔は、容器が滑っていくにつれて徐々に広くなっていくので、容器に一定の姿勢を取らせやすくすることができる。
したがって、容器供給装置は、パレットの各収容部に容器を更に入り込みやすくすることができ、製造効率を更に向上させることができる。
【0020】
本発明では、パレットの上面には、表面を滑らかにするための表面処理が施されていることが好ましい。
【0021】
このような構成によれば、パレットの上面に落下した複数の容器は、パレットの振動によって転動しやすくなるので、容器供給装置は、パレットの各収容部に容器を更に入り込みやすくすることができ、製造効率を更に向上させることができる。
【0022】
本発明では、パレットの配置位置と隣り合って設けられたパレットの搬入待機位置にパレットを搬送して待機用パレットとするパレット搬送手段と、待機用パレットを押し出すことによって、待機用パレットをパレットの配置位置に配置して今回の配置用パレットとするとともに、今回の配置用パレットを介して前回の配置用パレットをパレットの配置位置から押し出す押出手段と、押出手段にて押し出された前回の配置用パレットをパレットの配置位置から更に引き出す引出手段とを備えることが好ましい。
【0023】
このような構成によれば、容器供給装置は、押出手段を備えているので、待機用パレットをパレットの配置位置まで押し出すことによって、今回の配置用パレットとする工程と、前回の配置用パレットをパレットの配置位置から押し出す工程とを1回の工程で実行することができる。
ここで、押出手段にて待機用パレットを押し出した状態では、今回の配置用パレットと、前回の配置用パレットとは、互いに当接しているので、パレット振動手段にて今回の配置用パレットを振動させると、その振動は、前回の配置用パレットなどに伝わってしまうという問題がある。
【0024】
本発明によれば、容器供給装置は、引出手段を備えているので、押出手段にて押し出された前回の配置用パレットを引出手段にてパレットの配置位置から更に引き出すことができる。
したがって、容器供給装置は、今回の配置用パレットと、前回の配置用パレットとの間に引出手段にてスペースを開けることができるので、パレット振動手段にて今回の配置用パレットを振動させた場合であっても、その振動は、前回の配置用パレットなどに伝わってしまうことはない。
【0025】
本発明では、引出手段は、パレットの載置面に対して突没自在に設けられるとともに、パレットの引出方向に沿って進退自在に設けられるピンを備え、制御手段は、パレットの下面に形成された穴にピンを挿入した後、パレットの引出方向に沿ってスライドさせることによって、パレットをパレットの配置位置から更に引き出すことが好ましい。
【0026】
このような構成によれば、引出手段は、簡素な構成によってパレットをパレットの配置位置から更に引き出すことができるので、容器供給装置を安価に構成することができる。
【0027】
本発明では、保持手段の下方に設けられるとともに、複数の容器を貯留する貯留手段と、貯留手段に貯留された複数の容器を搬送することによって、保持手段に保持させる容器搬送手段と、保持手段にてパレットの上面に向かって落下させた複数の容器のうち、パレットの収容部に収容されなかった複数の容器を貯留手段に落下させる落下手段とを備え、制御手段は、容器搬送手段にて複数の容器を保持手段に保持させた後、保持手段に保持された複数の容器をパレットの上面に向かって落下させるとともに、落下手段にて複数の容器を貯留手段に落下させることによって、複数の容器を循環させて再利用することが好ましい。
【0028】
このような構成によれば、容器供給装置は、貯留手段と、容器搬送手段と、保持手段と、落下手段とを備え、複数の容器を循環させて再利用するので、パレットの上面に落下した複数の容器のうち、パレットの収容部に入り込まなかった容器は、繰り返しパレットの上面に落下することになり、いずれはパレットの収容部に入り込んでいくことになる。
したがって、容器供給装置は、パレットに複数の容器を自動的に供給することができ、製造効率を向上させることができる。
【0029】
本発明では、容器搬送手段は、複数の容器を循環させる一回のサイクルに際して保持手段に一定量の複数の容器を保持させることが好ましい。
【0030】
ここで、パレットに供給する容器の量は、多過ぎれば互いに干渉し合ってパレットの各収容部に入り込みにくくなり、少な過ぎればパレットの各収容部に行き渡らなくなってしまうという問題がある。
本発明によれば、容器搬送手段は、複数の容器を循環させる一回のサイクルに際して保持手段に一定量の複数の容器を保持させるので、一定の割合でパレットの各収容部に容器を入り込ませることができる。
なお、保持手段に保持させる複数の容器の量は、パレットに形成された収容部の数や大きさ、およびパレットの上面の面積などに応じて適切に設定すればよい。
【0031】
本発明では、容器搬送手段は、複数の容器を内部に格納するとともに、貯留手段の高さ位置から保持手段の高さ位置まで複数の容器を運搬するバケットと、貯留手段からバケットまで複数の容器を搬送するベルトコンベアと、バケットおよびベルトコンベアの間に設けられたシャッタとを備え、制御手段は、バケットを貯留手段の高さ位置に移動させた後、シャッタを開放することによって、ベルトコンベアにて搬送される複数の容器をバケットの内部に投入する容器投入部と、バケットの内部に一定量の複数の容器を投入したときに、シャッタを閉鎖することによって、複数の容器のバケットへの投入を停止する投入停止部と、バケットを保持手段の高さ位置に移動させた後、バケットの内部に投入された複数の容器を保持手段に移動させる容器移動部とを備えることが好ましい。
【0032】
このような構成によれば、制御手段は、容器投入部と、投入停止部とを備えているので、バケットおよびベルトコンベアと協働してシャッタを開閉することによって、バケットの内部に一定量の複数の容器を投入することができる。そして、制御手段は、容器移動部を備えているので、バケットの内部に投入された複数の容器を保持手段に移動させることができる。したがって、容器搬送手段は、簡素な構成によって保持手段に一定量の複数の容器を保持させることができる。
【0033】
本発明では、ベルトコンベアは、貯留手段に貯留された複数の容器を導入する所定面積の入口を有し、バケットは、複数の容器が床面に接触したことを検知するセンサを有し、投入停止部は、センサにて複数の容器がバケットの床面に接触したことを検知した後、所定の時間が経過したときに、シャッタを閉鎖することが好ましい。
【0034】
このような構成によれば、ベルトコンベアは、貯留手段に貯留された複数の容器を導入する所定面積の入口を有しているので、バケットに投入される単位時間あたりの容器の量を一定にすることができる。そして、投入停止部は、センサにて複数の容器がバケットの床面に接触したことを検知した後、所定の時間が経過したときに、シャッタを閉鎖するので、バケットの内部に一定量の複数の容器を投入したときに、シャッタを閉鎖することができる。したがって、容器搬送手段は、簡素な構成によって保持手段に一定量の複数の容器を保持させることができる。
【0035】
本発明では、シャッタを振動させるシャッタ振動手段を備え、制御手段は、シャッタを閉鎖するときに、シャッタ振動手段にてシャッタを振動させることが好ましい。
【0036】
このような構成によれば、制御手段は、シャッタを閉鎖するときに、シャッタ振動手段にてシャッタを振動させるので、ベルトコンベアにて搬送される複数の容器をシャッタにて挟み込んでしまうことを抑制することができる。
したがって、容器供給装置は、容器が変形してしまうことを抑制することができるので、歩留まりを向上させることができ、ひいては製造効率を向上させることができる。
【0037】
本発明では、シャッタの開口に向かって空気を吐出することによって、複数の容器を吹き飛ばす吐出手段を備え、制御手段は、シャッタを閉鎖するときに、吐出手段にて空気を吐出することが好ましい。
【0038】
このような構成によれば、制御手段は、シャッタを閉鎖するときに、吐出手段に空気を吐出させるので、ベルトコンベアにて搬送される複数の容器をシャッタにて挟み込んでしまうことを抑制することができる。
したがって、容器供給装置は、容器が変形してしまうことを抑制することができるので、歩留まりを向上させることができ、ひいては製造効率を向上させることができる。
【0039】
本発明では、落下手段は、貯留手段側に向かうにしたがって下降するようにパレットを傾斜させることによって、複数の容器を貯留手段に落下させることが好ましい。
【0040】
このような構成によれば、落下手段は、貯留手段側に向かうにしたがって下降するようにパレットを傾斜させるので、パレットの上面に落下した複数の容器のうち、パレットの収容部に入り込まなかった容器は、貯留手段に自由落下していくことになる。したがって、落下手段は、簡素な構成によって複数の容器を貯留手段に落下させることができる。
【0041】
本発明では、落下手段は、パレットの上面に沿って貯留手段側に空気を吐出することによって、複数の容器を貯留手段に落下させることが好ましい。
【0042】
このような構成によれば、落下手段は、パレットの上面に沿って貯留手段側に空気を吐出するので、パレットの上面に落下した複数の容器のうち、パレットの収容部に入り込まなかった容器は、吹き飛ばされて貯留手段に落下していくことになる。したがって、落下手段は、簡素な構成によって複数の容器を貯留手段に落下させることができる。
【発明を実施するための形態】
【0044】
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る容器供給装置に用いられるパレットの上面図である。
本実施形態の容器供給装置は、パレットに複数の容器を供給する装置である。まず、この容器供給装置に用いられるパレットおよび容器について説明する。
パレットPは、
図1に示すように、四隅を面取りした矩形板状に形成されている。このパレットPは、上面に取り付けられたステンレス鋼製のプレートPLを有している。また、このプレートPLの上面には、表面を滑らかにするための表面処理を施している。したがって、本実施形態では、パレットPの上面には、表面を滑らかにするための表面処理が施されている。
【0045】
ここで、表面を滑らかにするための表面処理としては、例えば、ニダックス(登録商標)処理を採用することができるが、表面を滑らかにするための表面処理であれば、これ以外の処理を採用してもよい。
なお、本実施形態では、パレットPの上面には、表面を滑らかにするための表面処理が施されているが、表面処理が施されていなくてもよい。
【0046】
また、パレットPは、上面に形成された複数の収容部P1を有している。具体的には、パレットPは、長手方向に沿って等間隔に10個の収容部P1を配列しているとともに、短手方向に沿って等間隔に5個の収容部P1を配列している。換言すれば、パレットPは、格子点状に50個の収容部P1を有している。
各収容部P1は、断面六角形状に形成された穴であり、それぞれ1つの容器を内部に収容することができる。
なお、本実施形態では、パレットPは、格子点状に50個の収容部P1を有しているが、50とは異なる2以上の個数の収容部を有していればよい。また、本実施形態では、収容部は、格子点状に配列されているが、格子点状に配列していなくてもよく、その並び方は規則性を有していなくてもよい。
【0047】
図2は、パレットに供給する容器を示す斜視図である。
容器Cは、
図2に示すように、有底筒状に形成された断面六角形状の胴体C1と、頂部に形成されたフランジC2とを有している。
なお、本実施形態では、容器Cは、断面六角形状の胴体C1を有しているが、断面四角形状などの他の断面形状の胴体を有していてもよい。また、容器Cは、フランジC2を有しているが、これを有していなくてもよい。要するに、本発明では、容器は、どのような形状であってもよい。
【0048】
ここで、胴体C1の外径は、パレットPの収容部P1の内径よりも僅かに小さく形成されている。また、フランジC2の外径は、パレットPの収容部P1の内径よりも僅かに大きく形成されている。そして、収容部P1の深さは、胴体C1のそれよりも深く形成されている。
したがって、パレットPの収容部P1の内部に容器Cを収容すると、フランジC2は収容部P1の外部に突出し、胴体C1は収容部P1の内部に収容される。換言すれば、容器Cは、頂部を鉛直上方側に位置させるとともに、底部を鉛直下方側に位置させた一定の姿勢を取るようにして収容部P1に収容され、これとは逆の姿勢を取るようにして収容部P1に収容されることはない。
なお、胴体C1は、頂部から底部に向かうにしたがって僅かに縮径するように形成されている。これによって、容器Cは収容部P1に入り込みやすくなっている。
【0049】
図3は、パレットに複数の容器を供給する容器供給装置の側面図である。
容器供給装置1は、パレットPの上面に形成された複数の収容部P1のそれぞれに複数の容器Cを供給する。この容器供給装置1は、
図3に示すように、パレットPを配置するための配置台2と、この配置台2を振動させることによって、パレットPを振動させるパレット振動手段としての小型電磁フィーダ3と、配置台2(パレットPの配置位置)の上方に配設されるとともに、複数の容器Cを保持する保持手段としてのホッパー4とを備えている。
【0050】
また、容器供給装置1は、ホッパー4の下方に設けられるとともに、複数の容器Cを貯留する貯留手段としての容器貯留槽5と、容器貯留槽5に貯留された複数の容器Cを搬送することによって、ホッパー4に保持させる容器搬送手段6とを備えている。
なお、本実施形態では、パレット振動手段として小型電磁フィーダ3を採用しているが、電磁式とは異なる他の方式の振動発生器を採用してもよい。要するに、本発明では、パレット振動手段は、パレットを振動させることができればよい。
【0051】
図4は、ホッパーの近傍を拡大した図である。
配置台2は、
図3および
図4に示すように、容器貯留槽5側(紙面右側)に向かうにしたがって下降するように傾斜して小型電磁フィーダ3に支持されている。パレットPは、紙面表裏方向を長手方向とし、紙面左右方向を短手方向として配置台2に配置される。
ホッパー4は、配置台2に配置されたパレットPの短手方向と平行に配設されるとともに、配置台2の傾斜と同様に傾斜して配置台2の上方に配設されたレール部材41と、レール部材41に沿って摺動自在に設けられたスライダ42と、容器貯留槽5側に向かうにしたがって上昇するように傾斜してスライダ42に取り付けられるとともに、複数の容器Cを保持する本体部43と、本体部43の下端に取り付けられるガイド部材44とを備えている。
【0052】
レール部材41は、上端部(紙面左側端部)に取り付けられるとともに、配置台2に配置されたパレットPの上面に沿って容器貯留槽5側に空気を吐出するコンプレッサ41Aを備えている。
スライダ42は、その内部に設けられたモータ(図示略)の駆動力によってレール部材41に沿って移動し、本体部43は、このスライダ42の移動に伴ってレール部材41に沿って移動する。したがって、レール部材41およびスライダ42は、ホッパー4を所定方向(パレットPの短手方向)に沿って移動させる本発明の移動手段として機能する。
なお、本実施形態では、容器供給装置1は、移動手段を備えているが、これを備えていなくてもよい。
【0053】
本体部43は、底面を構成するホッパーコンベア43Aと、本体部43の下端側の側面を除く3つの側面を構成するカバー43Bとを備え、ホッパーコンベア43Aおよびカバー43Bにて形成される空間内に複数の容器Cを保持する。
ホッパーコンベア43Aは、本体部43に取り付けられたモータ(図示略)の駆動力によって搬送路を本体部43の上端側(紙面右側)から下端側(紙面左側)に向かって移動させる。これによって、本体部43に収容された複数の容器Cは、本体部43の上端側から下端側に向かって移動することになる。
ここで、カバー43Bは、本体部43の下端側の側面を構成していないので、ホッパーコンベア43Aの搬送路を本体部43の上端側から下端側に向かって移動させると、複数の容器Cは、ホッパーコンベア43Aにて搬送された後、本体部43の下端側から落下していくことになる。
【0054】
ガイド部材44は、本体部43に紙面表裏方向の軸を中心として回動自在に取り付けられるとともに、本体部43に設けられたシリンダ(図示略)の駆動力によって回動する。具体的には、ガイド部材44は、先端を上方に位置させた容器保持位置(図中実線)と、先端を下方に位置させたガイド位置(図中二点鎖線)との2つの位置のいずれかに回動して停止する。
なお、本実施形態では、ホッパー4は、ガイド部材44を備えているが、これを備えていなくてもよい。要するに、本発明では、保持手段は、複数の容器をパレットの上面に向かって落下させることができればよい。
【0055】
容器保持位置では、ガイド部材44は、先端側に向かうにしたがって上昇するように傾斜しているので、ホッパーコンベア43Aおよびカバー43Bと協働することによって筒状の空間を形成し、複数の容器Cを本体部43の下端側から落下させないようにする。換言すれば、ガイド部材44を容器保持位置に回動して停止させた状態では、ガイド部材44は、本体部43の下端側の側面を構成する。
ガイド位置では、ガイド部材44は、先端側に向かうにしたがって下降するように傾斜しているので、複数の容器Cは、ホッパーコンベア43Aにて搬送された後、ガイド部材44の上面を滑って本体部43の下端側から落下していくことになる。
【0056】
なお、本実施形態では、ガイド部材44は、先端を上方に位置させた容器保持位置と、先端を下方に位置させたガイド位置との2つの位置のいずれかに回動して停止することができるように構成されているが、回動することができるように構成されていなくてもよい。この場合には、ガイド部材44は、ガイド位置に固定されていればよい。
【0057】
図5は、パレットの収容部と、ガイド部材との関係を示す図である。具体的には、
図5(A)は、パレットPおよびガイド部材44を上方側から見た図であり、
図5(B)は、
図5(A)の紙面左右方向に沿ってガイド部材44を切断した断面を示す図である。また、
図5(A)は、ガイド部材44をガイド位置に回動して停止させた状態を示す図である。
ガイド部材44は、
図4および
図5に示すように、本体部43に取り付けられた基端部からパレットP側の先端部に向かうにしたがって下降するように傾斜するレール状に形成された10個のレール部44Aを有し、各レール部44Aを一体的に形成して1つの部材としている。
【0058】
各レール部44Aは、パレットPの長手方向に沿って等間隔に配列された10個の収容部P1と対応させて設けられている。また、各レール部44Aは、パレットPの各収容部P1の中心に向かって容器Cを滑らせて案内するV字状の溝部44A1を有している。具体的には、各レール部44Aは、パレットPの短手方向と平行な方向に沿って設けられるとともに、その溝部44A1は、その最深部を収容部P1の中心の鉛直上方に位置させるように形成されている(図中一点鎖線)。したがって、ガイド部材44は、パレットPの収容部P1の中心に向かって容器Cを落下させるようにガイドする。
【0059】
なお、本実施形態では、ガイド部材44は、本体部43に取り付けられた基端部からパレットP側の先端部に向かうにしたがって下降するように傾斜するレール状に形成されるとともに、パレットPの各収容部P1の中心に向かって容器Cを滑らせて案内するV字状の溝部44A1を有しているが、例えば、トンネル状などの他の形状に形成されていてもよい。要するに、本発明では、ガイド部材は、パレットの収容部の中心に向かって容器を落下させるようにガイドすればよい。
【0060】
また、各レール部44Aは、容器Cを案内する方向に沿ってパレットP側の先端から突出して設けられるとともに、溝部44A1の両側に設けられる一対の突出片44A2を備えている。この一対の突出片44A2の間隔は、パレットP側の先端に向かうにしたがって広くなっている。そして、その先端の間隔は、容器Cの胴体C1の外径よりも広く、容器CのフランジC2の外径よりも狭くなっている。
【0061】
なお、本実施形態では、一対の突出片44A2の間隔は、パレットP側の先端に向かうにしたがって広くなっているが、基端から先端まで一定の間隔であってもよい。要するに、本発明では、一対の突出片の間隔は、容器の外径よりも広く、容器のフランジの外径よりも狭くなっていればよい。
また、本実施形態では、ガイド部材44は、一対の突出片44A2を備えているが、これを備えていなくてもよい。要するに、本発明では、ガイド部材は、パレットの収容部の中心に向かって容器を落下させるようにガイドすればよい。
【0062】
容器搬送手段6は、
図3に示すように、容器貯留槽5の紙面左側に設けられるバケット機構61と、容器貯留槽5からバケット機構61まで複数の容器Cを搬送するベルトコンベア62と、バケット機構61およびベルトコンベア62の間に設けられたシャッタ63と、シャッタ63のベルトコンベア62側に設けられたコンプレッサ64とを備えている。
なお、本実施形態では、容器搬送手段6は、バケット機構61と、ベルトコンベア62と、シャッタ63と、コンプレッサ64とを備えているが、これとは異なる構成であってもよい。要するに、本発明では、容器搬送手段は、貯留手段に貯留された複数の容器を搬送することによって、保持手段に保持させることができればよい。
【0063】
バケット機構61は、バケット61Aと、昇降機61Bと、押出機61Cとを備えている。バケット61Aは、複数の容器Cが床面に接触したことを検知するセンサ61A1を有し、複数の容器Cを格納する。昇降機61Bは、バケット61Aを鉛直上下方向に沿って昇降させることによって、容器貯留槽5の高さ位置(具体的には、ベルトコンベア62の搬送路の上面よりもバケット61Aの床面が下になる位置)と、ホッパー4の高さ位置との間を往復する。押出機61Cは、昇降機61Bにてホッパー4の高さ位置に上昇したバケット61Aに格納された複数の容器Cをホッパー4に向かって押し出して移動させる。
【0064】
ベルトコンベア62は、容器貯留槽5に貯留された複数の容器Cを導入する入口62Aと、入口62Aを介して導入された複数の容器Cをバケット機構61に向かって排出する出口62Bとを有する通路を有している。この通路は、ベルトコンベア62の搬送路と、容器貯留槽5の側壁と、ベルトコンベア62の搬送路の上方に設けられた容器貯留槽5の天井5Aとによって形成されている。
ここで、入口62Aは、容器貯留槽5に取り付けられた板材62A1によって所定面積に設定されている。換言すれば、ベルトコンベア62は、容器貯留槽5に貯留された複数の容器Cを導入する所定面積の入口62Aを有している。
【0065】
シャッタ63は、上昇することによってベルトコンベア62の通路の出口62Bを閉鎖し、下降することによってベルトコンベア62の通路の出口62Bを開放するようにバケット機構61およびベルトコンベア62の間に設けられている。
なお、シャッタ63の開口面積は、ベルトコンベア62の入口62Aの面積と略同一に設定されている。
【0066】
このシャッタ63は、ベルトコンベア62の通路の出口62Bを閉鎖または開放するシャッタ本体63Aと、シャッタ本体63Aを上昇または下降させる駆動部63Bと、シャッタ本体63Aを振動させるシャッタ振動手段としてのバイブレータ63Cとを備えている。
なお、本実施形態では、シャッタ振動手段としてバイブレータ63Cを採用しているが、これとは異なる他の振動発生器を採用してもよい。また、本発明では、シャッタは、シャッタ振動手段を備えていなくてもよい。
【0067】
コンプレッサ64は、シャッタ63の開口に向かって空気を吐出することによって、バケット61Aに向かって複数の容器Cを吹き飛ばす。したがって、コンプレッサ64は、本発明の吐出手段として機能する。
なお、本実施形態では、シャッタは、コンプレッサ64を備えているが、これを備えていなくてもよい。
【0068】
図6は、容器供給装置の配置台の周辺を示す上面図である。
また、容器供給装置1は、パレットPを搬送することによって、配置台2に対して搬入・搬出するパレット搬送手段7を備えている。このパレット搬送手段7は、
図6に示すように、配置台2と隣り合って紙面上側に設けられたパレットPの搬入待機位置W1にパレットPを搬送する上流側パレットコンベア71と、上流側パレットコンベア71にてパレットPの搬入待機位置W1に搬送されたパレットPを配置台2に向かって押し出すプッシャー72と、配置台2と隣り合って紙面下側に設けられたパレットPの搬出待機位置W2までパレットPを引き出すプラー73と、パレットPの搬出待機位置W2からパレットPを搬送する下流側パレットコンベア74とを備えている。
【0069】
なお、パレット搬送手段7は、上流側パレットコンベア71と、プッシャー72と、プラー73と、下流側パレットコンベア74とを備えた前述の構成とは異なる構成であってもよい。例えば、パレット搬送手段は、作業者の手作業によって、パレットの配置位置に対してパレットを搬入・搬出してもよい。要するに、本発明では、パレット搬送手段は、パレットを搬送することによって、パレットの配置位置に対して搬入・搬出することができればよい。
【0070】
上流側パレットコンベア71は、パレットPの搬入待機位置W1に向かって(紙面右方向に向かって)移動する搬送路71Aと、搬送路71Aの移動方向と平行に設けられるとともに、搬送路71Aの両側に設けられた一対のガイドレール71Bとを備えている。この一対のガイドレール71Bの間隔は、パレットPの長手方向の長さよりも僅かに長く設定されている。
下流側パレットコンベア74は、パレットPの搬出待機位置W2から紙面左方向に向かって移動する搬送路74Aと、搬送路74Aの移動方向と平行に設けられるとともに、搬送路74Aの両側に設けられた一対のガイドレール74Bとを備えている。この一対のガイドレール74Bの間隔は、パレットPの長手方向の長さよりも僅かに長く設定されている。
【0071】
図7は、容器供給装置の概略構成を示す機能ブロック図である。
さらに、容器供給装置1は、
図7に示すように、この容器供給装置1の全体を制御する制御手段8を備えている。
制御手段8は、CPU(Central Processing Unit)や、メモリなどによって構成され、このメモリに記憶された所定のプログラムに従って情報処理を実行する。この制御手段8は、容器搬送部81と、容器供給部82と、パレット搬送部83とを備えている。
【0072】
容器搬送部81は、容器投入部81Aと、投入停止部81Bと、容器移動部81Cとを備え、容器搬送手段6を制御して容器貯留槽5に貯留された複数の容器Cを搬送することによって、ホッパー4に保持させる。
以下、
図3に示した容器供給装置1の状態を初期状態として容器搬送部81を構成する各部81A〜81Cの機能について詳細に説明する。
【0073】
図8は、バケットの内部に複数の容器を投入している状態を示す図である。
容器投入部81Aは、
図8に示すように、バケット61Aを容器貯留槽5の高さ位置に移動させた後(
図3に示した初期状態とした後)、ベルトコンベア62に搬送路の移動を開始させるとともに、駆動部63Bにてシャッタ本体63Aを下降させてシャッタ63を開放することによって(図中下向矢印)、ベルトコンベア62にて搬送される複数の容器Cをバケット61Aの内部に投入する。
ここで、ベルトコンベア62は、容器貯留槽5に貯留された複数の容器Cを導入する所定面積の入口62Aを有しているので、バケット61Aに投入される単位時間あたりの容器Cの量を一定にすることができる。
【0074】
図9は、複数の容器のバケットへの投入を停止した状態を示す図である。
投入停止部81Bは、
図9に示すように、センサ61A1にて複数の容器Cがバケット61Aの床面に接触したことを検知した後、所定の時間が経過したときに、ベルトコンベア62に搬送路の移動を停止させるとともに、駆動部63Bにてシャッタ本体63Aを上昇させてシャッタ63を閉鎖する(図中上向矢印)。換言すれば、投入停止部81Bは、バケット61Aの内部に一定量の複数の容器Cを投入したときに、シャッタ63を閉鎖することによって、複数の容器Cのバケット61Aへの投入を停止する。
このように、本実施形態では、容器搬送手段6は、ホッパー4に一定量の複数の容器Cを保持させている。
【0075】
なお、本実施形態では、投入停止部81Bは、センサ61A1にて複数の容器Cがバケット61Aの床面に接触したことを検知した後、所定の時間が経過したときに、シャッタ63を閉鎖することによって、複数の容器Cのバケット61Aへの投入を停止していた。これに対して、例えば、投入停止部は、バケットに投入された複数の容器の重量を計測し、所定の重量に達したときに、シャッタを閉鎖することによって、複数の容器のバケットへの投入を停止してもよい。要するに、本発明では、投入停止部は、バケットの内部に一定量の複数の容器を投入したときに、シャッタを閉鎖することによって、複数の容器のバケットへの投入を停止すればよい。
【0076】
また、投入停止部81Bは、シャッタ63を閉鎖するときに、バイブレータ63Cにてシャッタ本体63Aを振動させるとともに、コンプレッサ64に空気を吐出させる。これによれば、ベルトコンベア62にて搬送される複数の容器Cをシャッタ本体63Aにて挟み込んでしまうことを抑制することができる。
【0077】
図10は、バケットを上昇させた状態を示す図である。
投入停止部81Bにて複数の容器Cのバケット61Aへの投入を停止した後、容器移動部81Cは、
図10に示すように、昇降機61Bにてバケット61Aをホッパー4の高さ位置に上昇させる(図中上向矢印)。このとき、押出機61Cの可動部(図中点線)は、昇降機61Bにてバケット61Aを上昇させたことによって、バケット61Aの内部に挿入される。
【0078】
図11は、複数の容器をホッパーに移動させている状態を示す図である。
そして、容器移動部81Cは、
図11に示すように、バケット61Aに格納された複数の容器Cを押出機61Cの可動部にてホッパー4に向かって押し出して移動させる(図中右向矢印)。
このように、容器搬送部81は、容器搬送手段6を制御して容器貯留槽5に貯留された複数の容器Cを搬送することによって、ホッパー4に保持させる。
【0079】
容器供給部82は、
図7に示すように、ホッパー駆動部82Aと、パレット振動部82Bと、空気吐出部82Cとを備え、小型電磁フィーダ3およびホッパー4を制御してパレットPの上面に形成された複数の収容部P1のそれぞれに複数の容器Cを供給する。
以下、
図11に示した容器供給装置1の状態を初期状態として容器供給部82を構成する各部82A〜82Cの機能について詳細に説明する。
【0080】
図12は、ガイド部材をガイド位置に回動させた状態を示す図である。
ホッパー駆動部82Aは、
図12に示すように、ガイド部材44を容器保持位置からガイド位置に回動させるとともに(図中下向矢印)、ホッパーコンベア43Aの搬送路を本体部43の上端側から下端側に向かって移動させる。これによって、複数の容器Cは、ガイド部材44の上面を滑って本体部43の下端側から落下していくことになる。
【0081】
図13は、ホッパーの本体部をレール部材に沿って移動させた状態を示す図である。
また、ホッパー駆動部82Aは、
図13に示すように、複数の容器Cを本体部43の下端側から落下させているときに、スライダ42をレール部材41に沿って移動させることによって、本体部43をレール部材41に沿って容器貯留槽5側に移動させる。
ここで、レール部材41は、配置台2に配置されたパレットPの短手方向と平行に配設されているので、パレットPは、レール部材41およびスライダ42にて本体部43を移動させる方向(所定方向)に沿って並ぶように形成された複数の収容部P1を有している。
そして、ホッパー駆動部82Aは、レール部材41およびスライダ42にて本体部43を移動させているときに、本体部43に保持された複数の容器CをパレットPの上面に向かって落下させている。
【0082】
パレット振動部82Bは、ホッパー駆動部82Aにて複数の容器Cを本体部43の下端側から落下させているときに、小型電磁フィーダ3にて配置台2を振動させることによって、パレットPを振動させる。
したがって、容器供給部82は、小型電磁フィーダ3にてパレットPを振動させているときに、ホッパー4に保持された複数の容器CをパレットPの上面に向かって落下させる。
【0083】
容器供給部82にてパレットPの上面に落下させた複数の容器Cは、パレットPの振動によって転動しながらパレットPの各収容部P1に入り込んでいくことになる。
これに対して、配置台2は、容器貯留槽5側に向かうにしたがって下降するように傾斜して小型電磁フィーダ3に支持されているので、容器供給部82にてパレットPの上面に落下させた複数の容器Cのうち、パレットPの収容部P1に収容されなかった複数の容器Cは、容器貯留槽5に自由落下していくことになる。したがって、本実施形態では、配置台2は、容器貯留槽5側に向かうにしたがって下降するようにパレットPを傾斜させることによって、複数の容器Cを容器貯留槽5に落下させる落下手段として機能する。
【0084】
空気吐出部82Cは、ホッパー駆動部82Aにて複数の容器Cを本体部43の下端側から落下させた後、コンプレッサ41Aに空気を吐出させる。これによれば、容器供給部82にてパレットPの上面に落下させた複数の容器Cのうち、パレットPの収容部P1に収容されなかった複数の容器Cは、吹き飛ばされて容器貯留槽5に落下していくことになる。したがって、本実施形態では、コンプレッサ41Aは、パレットPの上面に沿って容器貯留槽5側に空気を吐出することによって、複数の容器Cを容器貯留槽5に落下させる落下手段として機能する。
【0085】
なお、本実施形態では、容器貯留槽5側に向かうにしたがって下降するようにパレットPを傾斜させることによって、複数の容器Cを容器貯留槽5に落下させる配置台2と、パレットPの上面に沿って容器貯留槽5側に空気を吐出することによって、複数の容器Cを容器貯留槽5に落下させるコンプレッサ41Aとを落下手段として採用しているが、いずれか一方のみを採用してもよい。また、落下手段は、例えば、パレットを振動させることなどによって、複数の容器を貯留手段に落下させるようにしてもよい。要するに、本発明では、落下手段は、保持手段にてパレットの上面に向かって落下させた複数の容器のうち、パレットの収容部に収容されなかった複数の容器を貯留手段に落下させることができればよい。
【0086】
このように、制御手段8は、容器搬送手段6にて複数の容器Cをホッパー4に保持させた後、ホッパー4に保持された複数の容器CをパレットPの上面に向かって落下させるとともに、落下手段にて複数の容器Cを容器貯留槽5に落下させることによって、複数の容器Cを循環させて再利用している。
また、前述したように、容器搬送手段6は、ホッパー4に一定量の複数の容器Cを保持させているので、複数の容器Cを循環させる一回のサイクルに際してホッパー4に一定量の複数の容器Cを保持させている。
なお、本実施形態では、容器搬送手段6は、複数の容器Cを循環させる一回のサイクルに際してホッパー4に一定量の複数の容器Cを保持させているが、一定量の複数の容器Cを保持させなくてもよい。
【0087】
パレット搬送部83は、
図7に示すように、パレット搬入部83Aと、パレット押出部83Bと、パレット引出部83Cと、パレット搬出部83Dとを備え、パレット搬送手段7を制御してパレットPを搬送することによって、配置台2に対して搬入・搬出する。
以下、
図6に示した容器供給装置1の状態を初期状態としてパレット搬送部83を構成する各部83A〜83Dの機能について詳細に説明する。なお、
図6に示すように、配置台2に配置されたパレットPをパレットP(n:サイクル数)として説明する。以下の図面においても同様である。
【0088】
図14は、パレットをパレットの搬入待機位置まで搬送した状態を示す図である。
パレット搬入部83Aは、作業者の手作業によって上流側パレットコンベア71の搬送路71A上にパレットPが載置されると、
図14に示すように、上流側パレットコンベア71にパレットPの搬入待機位置W1までパレットPを搬送させて待機用パレットPwとする(図中右向矢印)。したがって、上流側パレットコンベア71は、本発明のパレット搬送手段として機能する。
なお、上流側パレットコンベア71は、ガイドレール71BにてパレットPをガイドすることによって、パレットPの短手方向と、搬送路71Aの移動方向とを平行とするようにしてパレットPを搬送する。
【0089】
図15は、待機用パレットを配置台に向かって押し出した状態を示す図である。
パレット押出部83Bは、
図15に示すように、プッシャー72にて待機用パレットPwを配置台2に向かって押し出すことによって、待機用パレットPwを配置台2に配置して今回の配置用パレットP(n)とするとともに、今回の配置用パレットP(n)を介して前回の配置用パレットP(n−1)を配置台2から押し出す(図中下向矢印)。したがって、プッシャー72は、本発明の押出手段として機能する。
なお、プッシャー72は、待機用パレットPwをパレットPの配置位置まで押し出すことによって、今回の配置用パレットP(n)とする工程と、前回の配置用パレットP(n−1)をパレットPの配置位置から押し出す工程とを1回の工程で実行しているが、別々の工程で実行してもよい。
【0090】
図16は、前回の配置用パレットを配置台から引き出した状態を示す図である。
パレット引出部83Cは、
図16に示すように、プッシャー72にて押し出された前回の配置用パレットP(n−1)をプラー73にて配置台2から引き出す(図中下向矢印)。したがって、プラー73は、本発明の引出手段として機能する。
【0091】
図17は、前回の配置用パレットを配置台から引き出す工程を示す図である。具体的には、
図17は、プラー73の近傍をパレットPの長手方向に沿って切断した断面図である。
プラー73は、
図17に示すように、パレットPの載置面に対して突没自在に設けられたストッパ73Aと、ストッパ73Aよりも配置台2側(紙面左側)に設けられたピン73Bとを備えている。
ピン73Bは、パレットPの載置面に対して突没自在に設けられているとともに、パレットPの引出方向(図中右方向)に沿って進退自在に設けられている。
【0092】
まず、パレット引出部83Cは、ストッパ73AをパレットPの載置面に対して突出させるとともに、ピン73BをパレットPの載置面に対して埋没させた初期状態とする。この初期状態において、プッシャー72にて押し出された前回の配置用パレットP(n−1)の端面は、
図17(A)に示すように、ストッパ73Aに当接し(図中右向矢印)、前回の配置用パレットP(n−1)は所定の位置に静止する。
次に、パレット引出部83Cは、ピン73BをパレットPの載置面に対して突出させてパレットPの下面に形成された穴P2に挿入する(図中上向矢印)。
【0093】
そして、パレット引出部83Cは、
図17(B)に示すように、ストッパ73AをパレットPの載置面に対して埋没させた後(図中下向矢印)、ピン73BをパレットPの引出方向に沿ってスライドさせることによって、パレットPを配置台2から更に引き出す(図中右向矢印)。
最後に、パレット引出部83Cは、
図17(C)に示すように、ピン73BをパレットPの載置面に対して埋没させてパレットPの下面に形成された穴P2からピン73Bを引き抜く。
【0094】
なお、プラー73は、ピン73Bを備え、パレット引出部83Cは、パレットPの下面に形成された穴にピン73Bを挿入した後、パレットPの引出方向に沿ってスライドさせることによって、パレットPをパレットPの配置位置から更に引き出していた。これに対して、例えば、引出手段は、パレットを把持することによって、パレットをパレットの配置位置から更に引き出すように構成されていてもよい。要するに、本発明では、引出手段は、押出手段にて押し出された前回の配置用パレットをパレットの配置位置から更に引き出すことができるように構成されていればよい。
【0095】
そして、パレット搬出部83Dは、
図16に示すように、プラー73にて引き出された前回の配置用パレットP(n−1)を下流側パレットコンベア74に搬送させる(図中左向矢印)。
なお、下流側パレットコンベア74は、ガイドレール74BにてパレットPをガイドすることによって、パレットPの短手方向と、搬送路74Aの移動方向とを平行とするようにしてパレットPを搬送する。
【0096】
図18は、容器供給装置にて実行される容器搬送供給処理のフローチャートを示す図である。
容器供給装置1にてパレットPに複数の容器Cを供給する場合には、制御手段8は、メモリに記憶された所定のプログラムに従って、
図18に示すように、ステップS1〜S4を実行する。
以下、ステップS1〜S4の詳細について、前述した図面を参照して説明する。
【0097】
まず、容器投入部81Aは、
図8に示すように、駆動部63Bにてシャッタ本体63Aを下降させてシャッタ63を開放することによって、ベルトコンベア62にて搬送される複数の容器Cをバケット61Aの内部に投入する(S1:容器投入ステップ)。
次に、投入停止部81Bは、
図9に示すように、センサ61A1にて複数の容器Cがバケット61Aの床面に接触したことを検知した後、所定の時間が経過したときに、駆動部63Bにてシャッタ本体63Aを上昇させてシャッタ63を閉鎖する(S2:投入停止ステップ)。
【0098】
投入停止部81Bにて複数の容器Cのバケット61Aへの投入を停止した後、容器移動部81Cは、
図10に示すように、昇降機61Bにてバケット61Aをホッパー4の高さ位置に上昇させる。その後、容器移動部81Cは、
図11に示すように、バケット61Aに格納された複数の容器Cを押出機61Cの可動部にてホッパー4に向かって押し出して移動させる(S3:容器移動ステップ)。
なお、容器移動部81Cは、容器移動ステップS3を実行した後、押出機61Cの可動部をホッパー4とは反対側に移動させて元に戻す。また、容器投入部81Aは、容器移動ステップS3を実行した後、バケット61Aを容器貯留槽5の高さ位置に移動させて元に戻す。
【0099】
次に、ホッパー駆動部82Aは、
図12に示すように、ガイド部材44を容器保持位置からガイド位置に回動させるとともに、ホッパーコンベア43Aの搬送路を本体部43の上端側から下端側に向かって移動させる。そして、ホッパー駆動部82Aは、
図13に示すように、複数の容器Cを本体部43の下端側から落下させているときに、スライダ42をレール部材41に沿って移動させることによって、本体部43をレール部材41に沿って容器貯留槽5側に移動させる。これによって、複数の容器Cは、ガイド部材44の上面を滑って本体部43の下端側から落下していくことになる(S4:容器供給ステップ)。
【0100】
なお、前述したように、パレット振動部82Bは、ホッパー駆動部82Aにて複数の容器Cを本体部43の下端側から落下させているときに、小型電磁フィーダ3にて配置台2を振動させることによって、パレットPを振動させる。また、空気吐出部82Cは、ホッパー駆動部82Aにて複数の容器Cを本体部43の下端側から落下させた後、コンプレッサ41Aに空気を吐出させる。
【0101】
最後に、ホッパー駆動部82Aは、ガイド部材44をガイド位置から容器保持位置に回動させるとともに、ホッパーコンベア43Aの搬送路の移動を停止させる。また、ホッパー駆動部82Aは、スライダ42をレール部材41に沿って移動させることによって、本体部43をレール部材41に沿ってバケット機構61側に移動させて元に戻す。
その後、制御手段8は、前述したステップS1を再び実行することによって、ステップS1〜S4を繰り返し実行し、容器供給装置1にてパレットPに複数の容器Cを供給する。
【0102】
図19は、容器供給装置にて実行されるパレット搬送処理のフローチャートを示す図である。
パレット搬送手段7にてパレットPを搬送することによって、配置台2に対して搬入・搬出する場合には、制御手段8は、メモリに記憶された所定のプログラムに従って、
図19に示すように、ステップS11〜S14を実行する。
以下、ステップS11〜S14の詳細について、前述した図面を参照して説明する。
【0103】
まず、パレット搬入部83Aは、作業者の手作業によって上流側パレットコンベア71の搬送路71A上にパレットPが載置されると、
図14に示すように、上流側パレットコンベア71にパレットPの搬入待機位置W1までパレットPを搬送させて待機用パレットPwとする(S11:パレット搬入ステップ)。
次に、パレット押出部83Bは、
図15に示すように、プッシャー72にて待機用パレットPwを配置台2に向かって押し出すことによって、待機用パレットPwを配置台2に配置して今回の配置用パレットP(n)とするとともに、今回の配置用パレットP(n)を介して前回の配置用パレットP(n−1)を配置台2から押し出す(S12:パレット押出ステップ)。
【0104】
次に、パレット引出部83Cは、
図16に示すように、プッシャー72にて押し出された前回の配置用パレットP(n−1)をプラー73にて配置台2から引き出す(S13:パレット引出ステップ)。
そして、パレット搬出部83Dは、プラー73にて引き出された前回の配置用パレットP(n−1)を下流側パレットコンベア74に搬送させる(S14:パレット搬出ステップ)。
【0105】
最後に、パレット押出部83Bは、プッシャー72を配置台2から離間させるように移動させて元に戻し、パレット引出部83Cは、ストッパ73AをパレットPの載置面に対して突出させるとともに、ピン73BをパレットPの引出方向に沿って配置台2側にスライドさせて初期状態に戻す。
その後、制御手段8は、前述したステップS11を再び実行することによって、ステップS11〜S14を繰り返し実行し、パレット搬送手段7にてパレットPを搬送する。
【0106】
ここで、ステップS11〜S14は、前述したステップS1〜S4と時間的に並行して実行される。
具体的には、パレット押出ステップS12およびパレット引出ステップS13は、容器供給ステップS4を実行した後、次のサイクルの容器移動ステップS3を実行する前のタイミングにおいて実行される。
【0107】
なお、制御手段8は、容器供給装置1に設けられたストップボタン(図示略)が押下されたときに、前述したステップS1〜S4およびステップS11〜S14の繰り返しを停止する。また、制御手段8は、容器供給装置1に設けられたリセットボタン(図示略)が押下されたときに、ホッパー4、容器搬送手段6、およびパレット搬送手段7を初期状態に復帰させる。
【0108】
このような本実施形態によれば、以下の作用・効果を奏することができる。
(1)容器供給装置1は、制御手段8を備え、この制御手段8は、小型電磁フィーダ3にてパレットPを振動させているときに、ホッパー4に保持された複数の容器CをパレットPの上面に向かって落下させるので、パレットPの上面に落下した複数の容器Cは、パレットPの振動によって転動しながらパレットPの各収容部P1に入り込んでいくことになる。したがって、容器供給装置1は、パレットPに複数の容器Cを自動的に供給することができ、製造効率を向上させることができる。
(2)容器供給装置1は、ホッパー4に保持された複数の容器CをパレットPの上面に向かって落下させることによって、パレットPに容器Cを供給しているので、容器Cを作業者の手で把持したり、容器Cを吸引したりすることはない。したがって、容器供給装置1は、容器Cが汚れてしまったり、変形してしまったりすることを抑制することができるので、歩留まりを向上させることができ、ひいては製造効率を向上させることができる。
【0109】
(3)制御手段8は、パレットPの各収容部P1の並んでいる方向に沿ってレール部材41およびスライダ42にてホッパー4を移動させているときに、ホッパー4に保持された複数の容器CをパレットPの上面に向かって落下させるので、複数の収容部P1の並んでいる方向に沿って容器Cを落下させる位置を移動させていくことができる。換言すれば、容器供給装置1は、パレットPの各収容部P1の近傍に容器Cを落下させていくことができるので、パレットPの各収容部P1に容器Cを入り込みやすくすることができ、製造効率を更に向上させることができる。
【0110】
(4)ホッパー4は、パレットPの収容部P1の中心に向かって容器Cを落下させるようにガイドするガイド部材44を備えているので、パレットPの各収容部P1に容器Cを更に入り込みやすくすることができ、製造効率を更に向上させることができる。
(5)ガイド部材44は、本体部43に取り付けられた基端部からパレットP側の先端部に向かうにしたがって下降するように傾斜するレール状に形成されるとともに、パレットPの収容部P1の中心に向かって容器Cを滑らせて案内する溝部44A1を有する簡素な構成によってパレットPの収容部P1の中心に向かって容器Cを落下させるようにガイドすることができるので、容器供給装置1を安価に構成することができる。
【0111】
(6)容器Cは、頂部にフランジC2を有し、ガイド部材44に設けられた一対の突出片44A2の間隔は、容器Cの胴体C1の外径よりも広く、容器CのフランジC2の外径よりも狭いので、ガイド部材44の溝部44A1を滑って一対の突出片44A2に差し掛かった時に、容器Cの胴体C1は、一対の突出片44A2の下方に突出し、容器CのフランジC2は、一対の突出片44A2の上方に引っ掛かって残ることになる。換言すれば、容器供給装置1は、ホッパー4に保持された複数の容器CをパレットPの上面に向かって落下させるときに、頂部を鉛直上方側に位置させるとともに、底部を鉛直下方側に位置させた一定の姿勢を容器Cに取らせて落下させることができる。したがって、容器供給装置1は、パレットPの各収容部P1に容器Cを更に入り込みやすくすることができ、製造効率を更に向上させることができる。
【0112】
(7)ガイド部材44に設けられた一対の突出片44A2の間隔は、容器Cが滑っていくにつれて徐々に広くなっていくので、容器Cに一定の姿勢を取らせやすくすることができる。したがって、容器供給装置1は、パレットPの各収容部P1に容器Cを更に入り込みやすくすることができ、製造効率を更に向上させることができる。
(8)パレットPの上面には、表面を滑らかにするための表面処理が施されているので、パレットPの上面に落下した複数の容器Cは、パレットPの振動によって転動しやすくなる。したがって、容器供給装置1は、パレットPの各収容部P1に容器Cを更に入り込みやすくすることができ、製造効率を更に向上させることができる。
【0113】
(9)容器供給装置1は、プッシャー72を備えているので、待機用パレットPwをパレットPの配置位置まで押し出すことによって、今回の配置用パレットP(n)とする工程と、前回の配置用パレットP(n−1)をパレットPの配置位置から押し出す工程とを1回の工程で実行することができる。
(10)容器供給装置1は、プラー73を備えているので、プッシャー72にて押し出された前回の配置用パレットP(n−1)をプラー73にてパレットPの配置位置から更に引き出すことができる。したがって、容器供給装置1は、今回の配置用パレットP(n)と、前回の配置用パレットP(n−1)との間にプラー73にてスペースを開けることができるので、小型電磁フィーダ3にて今回の配置用パレットP(n)を振動させた場合であっても、その振動は、前回の配置用パレットP(n−1)や、下流側パレットコンベア74などに伝わってしまうことはない。
【0114】
(11)プラー73は、パレットPの載置面に対して突没自在に設けられるとともに、パレットPの引出方向に沿って進退自在に設けられるピン73Bを備え、制御手段8は、パレットPの下面に形成された穴P2にピン73Bを挿入した後、パレットPの引出方向に沿ってスライドさせることによって、パレットPをパレットPの配置位置から更に引き出す簡素な構成によってパレットPをパレットPの配置位置から更に引き出すことができるので、容器供給装置1を安価に構成することができる。
【0115】
(12)容器供給装置1は、容器貯留槽5と、容器搬送手段6と、ホッパー4と、落下手段とを備え、複数の容器Cを循環させて再利用するので、パレットPの上面に落下した複数の容器Cのうち、パレットPの収容部P1に入り込まなかった容器Cは、繰り返しパレットPの上面に落下することになり、いずれはパレットPの収容部P1に入り込んでいくことになる。したがって、容器供給装置1は、パレットPに複数の容器Cを自動的に供給することができ、製造効率を向上させることができる。
【0116】
(13)容器搬送手段6は、複数の容器Cを循環させる一回のサイクルに際してホッパー4に一定量の複数の容器Cを保持させるので、一定の割合でパレットPの各収容部P1に容器Cを入り込ませることができる。
(14)制御手段8は、容器投入部81Aと、投入停止部81Bとを備えているので、バケット61Aおよびベルトコンベア62と協働してシャッタ63を開閉することによって、バケット61Aの内部に一定量の複数の容器Cを投入することができる。そして、制御手段8は、容器移動部81Cを備えているので、バケット61Aの内部に投入された複数の容器Cをホッパー4に移動させることができる。したがって、容器搬送手段6は、簡素な構成によってホッパー4に一定量の複数の容器を保持させることができる。
【0117】
(15)ベルトコンベア62は、容器貯留槽5に貯留された複数の容器Cを導入する所定面積の入口62Aを有しているので、バケット61Aに投入される単位時間あたりの容器Cの量を一定にすることができる。そして、投入停止部81Bは、センサ61A1にて複数の容器Cがバケット61Aの床面に接触したことを検知した後、所定の時間が経過したときに、シャッタ63を閉鎖するので、バケット61Aの内部に一定量の複数の容器Cを投入したときに、シャッタ63を閉鎖することができる。したがって、容器搬送手段6は、簡素な構成によってホッパー4に一定量の複数の容器Cを保持させることができる。
【0118】
(16)制御手段8は、シャッタ63を閉鎖するときに、バイブレータ63Cにてシャッタ本体63Aを振動させるので、ベルトコンベア62にて搬送される複数の容器Cをシャッタ本体63Aにて挟み込んでしまうことを抑制することができる。したがって、容器供給装置1は、容器Cが変形してしまうことを抑制することができるので、歩留まりを向上させることができ、ひいては製造効率を向上させることができる。
(17)制御手段8は、シャッタ63を閉鎖するときに、コンプレッサ64に空気を吐出させるので、ベルトコンベア62にて搬送される複数の容器Cをシャッタ本体63Aにて挟み込んでしまうことを抑制することができる。したがって、容器供給装置1は、容器Cが変形してしまうことを抑制することができるので、歩留まりを向上させることができ、ひいては製造効率を向上させることができる。
【0119】
(18)配置台2は、容器貯留槽5側に向かうにしたがって下降するようにパレットPを傾斜させるので、パレットPの上面に落下した複数の容器Cのうち、パレットPの収容部P1に入り込まなかった容器Cは、容器貯留槽5に自由落下していくことになる。したがって、配置台2は、簡素な構成によって複数の容器Cを容器貯留槽5に落下させることができる。
(19)コンプレッサ41Aは、パレットPの上面に沿って容器貯留槽5側に空気を吐出するので、パレットPの上面に落下した複数の容器Cのうち、パレットPの収容部P1に入り込まなかった容器Cは、吹き飛ばされて容器貯留槽5に落下していくことになる。したがって、容器供給装置1は、簡素な構成によって複数の容器Cを容器貯留槽5に落下させることができる。
【0120】
なお、本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
例えば、前記実施形態では、容器供給装置1は、容器貯留槽5と、容器搬送手段6と、落下手段とを備え、複数の容器をホッパー4に保持させた後、ホッパー4に保持された複数の容器CをパレットPの上面に向かって落下させるとともに、落下手段にて複数の容器Cを容器貯留槽5に落下させることによって、複数の容器を循環させて再利用していたが、再利用しなくてもよい。