【課題を解決するための手段】
【0004】
当該目的は、独立請求項の特徴により解決される。有利な形態は、従属請求項、明細書及び図面の主題である。
【0005】
本発明は、上記の目的は、ゲームアイテムを観察することで達成できるという知見に基づく。運動選手が、例えば、所定の時間間隔内に複数のボールの観察位置に基づき、ボール速度、すなわちボールの加速度又はボール保持を検出しうる。
【0006】
本発明の第1の実施形態は、スポーツアイテムのユーザ依存状態を判定するシステムであって、以下の:当該スポーツアイテムの複数の位置を検出する検出手段;及び、検出された複数の位置に基づき、スポーツアイテムの状態を判定する判定手段;を含む、システムに関する。
【0007】
1の実施形態では、当該スポーツアイテムは、ボール
又はパックである。前記ユーザは運動選手である。
【0008】
1の実施形態では、当該スポーツアイテムの状態は、以下の:ユーザでのスポーツアイテムの滞留時間;速度、特に
スポーツアイテムの並進速度又
は回転速度;
運動量、特にスポーツアイテムの角運動
量や並進運動量;スポーツアイテム
の運動方向;加速度、特にスポーツアイテムの正又は負の加速
度;の状態の1つである。
【0009】
1の実施形態では、当該スポーツアイテムが、位置信号、特に、グローバルポジショニングシステムを送信するように構成され、かつ、前記検出手段は、複数の位置を決定するために位置信号を受信するように構成される。当該検出手段は、位置信号を受信するように、かつ、受信した位置信号に基づいてゲームアイテムの複数位置を決定するように、構成されてよい。当該検出手段は位置信号を受信するために、位置信号を受信する受信アンテナを含んでよい。当該検出手段は、さらに、当該ゲームアイテムの位置を検出するために、受信した位置信号を処理するように構成されてよい。
【0010】
1の実施形態では、当該検出手段は、前記スポーツアイテムの反射信号、特にレーダ信号又はレーザ信号を受信するように、かつ、前記反射された反射信号に基づいて複数の位置を決定するように、構成される。
【0011】
1の実施形態では、当該検出手段は、前記反射信号を生成するために、送信信号、特に、レーダ信号又はレーザ信号を送信するように構成される。このため、当該スポーツアイテムは、例えば、レーダ信号を反射するように金属であってよい反射面があってよい。
【0012】
1の実施形態では、当該
判定手段は、ユーザのスポーツアイテム滞留時間をスポーツアイテムのユーザ依存の状態
として判定するために、1回目のユーザが前記スポーツアイテムを受け取る時間及び2回目のユーザが前記スポーツアイテムを放出する時間を
判定するように構成される。
【0013】
1の実施形態では、当該
判定手段は、前記1回目と2回目の間の、ユーザによりスポーツアイテムが移動される3回目の時点を
判定するように構成され、それにより、前記1回目及び3回目の間の第1副滞留時間及び前記3回目と2回目の間の第2副滞留時間が決定される。他のユーザに依存する状態としての第3の時間は、例えば、1の運動選手が1の足から他方の足へ当該球を移動させることにより、
決定しうる。
【0014】
1の実施形態では、当該
判定手段は、スポーツアイテムの位置の大部分の時間プロファイルに基づき、スポーツアイテムの負の加速度を検出して、ユーザによるスポーツアイテムの受け取り時点を決定するためのユーザ依存の状態を
判定するように構成される。
【0015】
1の実施形態では、当該
判定手段は、スポーツアイテムの位置の大部分の時間プロファイルに基づき、スポーツアイテムの正の加速度を検出して、ユーザによるスポーツアイテムの放出時点を決定するためのユーザ依存の状態を
判定するように構成される。
【0016】
1の実施形態では、当該システムはさらに、スポーツアイテム
放出手段、特に、スポーツアイテムを放出するボール
放出手段を備える。
【0017】
1の実施形態では、当該システムはさらに、ユーザによるスポーツアイテムの放出後に、スポーツアイテムを受容するためのスポーツアイテム受容体を備える。
【0018】
1の実施形態では、当該スポーツアイテム受容体がボールゴール又は検知壁である。
【0019】
1の実施形態では、当該検出手段は、検出した複数の位置を格納するように構成される。
【0020】
1の実施形態では、当該システムは、検出位置又は、競技場上、特に他の運動選手の周辺で複数の検出位置を表示するか又は投影するための表示手段を備える。
【0021】
1の実施形態では、当該判定手段が、前記ユーザ依存の状態を評価するために、前記ユーザ依存状態を基準状態と比較するように構成される。
【0022】
1の実施形態では、当該検出手段はスポーツアイテムの実際位置を検出するよう構成され、かつ、当該判定手段はゲームアイテムの目標位置を決定するように構成される。当該表示手段は、目標位置と実際位置が異なる場合、当該目標位置の指標を表示するように構成される。
【0023】
目標位置の指標は、目標位置の表示又は目標位置それ自体が到達していないという表示又は目標位置の方向の表示を含みうる。実際位置が目標位置と異なるか否かを判定するため、判定手段は、前記所望の位置と実際位置を比較しうる。ここで、実際位置と目標位置をデジタル位置データの形式で利用しうる。
【0024】
1の実施形態では、当該判定手段は、当該ゲームアイテムの所定の位置、特に、ゲームアイテムの1の予め設定可能な位置を目標位置として決定するように構成される。当該ゲームアイテムの所定の位置は、例えば、可能な複数の目標位置から選択されうる。当該選択は、ランダム又は確定的(決定論的)であってよい。当該所定の確定的位置は、例えば、制御により特定しうる。
【0025】
1の実施形態では、ゲームアイテムはボールであり、当該判定手段は、検知壁のセンサ部を目標位置として決定するように、特に選択するように構成される。1の実施形態では、検知壁はシステムの要素である。別の実施形態では、検知壁はシステムの要素ではない。検知壁には、ボールを検出する圧力センサ等の少なくとも1つのセンサがあってよい。しかしながら、検知壁は、ボールの到着が、例えば、検知用壁の凹部又は凸部により、例えば、光学的に検出されうる1の実施形態により構成されてよい。
【0026】
このように、例えば、サッカー選手にボールの目標位置として、ゴールを表す検知壁の領域を表示しうる。サッカー選手は、このように急速に異なるボールシューティング練習を実行しうる。
【0027】
1の実施形態ではシステムでは、ゲームアイテムが例えばボールである、1又はそれ以上のボール供与を含みうる。ボール供与は、例えば選手に向かって、所定の方向にボールを送達するように構成されうる。表示手段は、目標位置としてセンサ領域を示す、検知壁により構成されてよい。
【0028】
1の実施形態では、当該判定手段は、ゲームアイテムの実際位置に応じて目標位置を決定するように構成される。このように例えば、競技場での試合に応じた目標位置を動的に決定しうる。
【0029】
1の実施形態では、当該判定手段は、ゲームアイテムの実際位置及びゲームアイテムが移動する領域、特に、競技場の幾何学的特性に応じて目標位置を決定するか、又は、競技場の幾何学的特性、特に、ゴール中心(Tormitte)に対するゲームアイテムの実際位置に応じて目標位置を決定するように構成される。例えば、当該目標位置は、ボール位置に応じたゴール中心とボールの間を結ぶ線として決定されうる。
【0030】
1の実施形態では、当該判定手段は、連続する一連の補助位置としての目標位置を決定するよう構成される。例えば、移動工程を短くしうる、連続する一連の補助位置により、最終的な目標位置に到達するまでの工程が簡略化される。
【0031】
1の実施形態では、当該検出手段は他のゲームアイテムの他の実際位置を決定するように構成され、かつ、当該判定手段は、他の実際位置に応じて、特に他のゲームアイテムの他の実際位置と比較して、前記目標位置を決定するように構成される。
【0032】
1の実施形態では、当該判定手段は、前記実際位置を前記目標位置と関連付ける所定の制御により、前記目標位置を決定するように構成される。当該制御は、例えば、選手の目標位置を他の選手の他の実際位置に対して関連付けうる。
【0033】
1の実施形態では、当該検出手段は、他の複数のゲームアイテムの他の複数の実際位置を決定するように構成され、かつ、当該判定手段は、複数の他の実際位置に応じて当該ゲームアイテムの当該目標位置を決定するように構成される。他の複数の実際位置は、チームの選手の実際位置等により決定しうる。このように、チームにおける個々の選手の目標位置を決定及び/又は表示しうる。
【0034】
1の実施形態では、当該判定手段は、他の実際位置の重心、特に、幾何学的又は加重の重心を決定し、かつ、前記重心に応じて、特に重心と比較して前記目標位置を決定するように構成される。重力の幾何学的重心は、例えば、重力の幾何学的重心を決定しうる自体公知の各アルゴリズムにより決定される。重み付けされた重心は、他のゲームアイテムの実際位置の重み付けされた実施形態によれば、例えば、重力の幾何学的重心でありうる。重み付けは、特定の試合状況におけるゴールキーパー等の選手の重要性を示す。
【0035】
1の実施形態では、当該判定手段は、当該幾何学的重心を当該目標位置と関連付ける所定の制御により、当該幾何学的重心に応じて当該目標位置を決定するように構成される。当該制御は、経験に基づいて作成しうる。
【0036】
1の実施形態では、当該表示手段は、目標位置の指標としての目標位置それ自体若しくはゲームアイテムの位置に対する目標位置の位置、特に目標位置の方向、の指標、又は、実際位置と目標位置との差の指標として、表示するように構成される。当該差は、例えば、周波数が変化するうなり(Schwebung)又は可変周波数の音響信号により示すことができ、当該うなり周波数及び信号周波数は当該差に直接依存する。
【0037】
1の実施形態では、当該表示手段は、目標位置の指標を、音響的、光学的、音響光学的、触覚、特に振動又は圧力表示で表示するように構成される。このため、当該表示手段は、選手等のユーザに目標位置に関する指標を示す、例えば触覚信号を生成するために、例えば、当該ユーザ等に着用されうる。しかしながら、表示手段は画面を含んでよく、又は、例えば、競技場又はヘルメットのひさし(Visier)のひさしのシールド(Visierscheibe)等のプロジェクション領域上のプロジェクションに指標を投影(projizieren)するよう設計しうる。
【0038】
1の実施形態では、当該ゲームアイテムは、ボール、特にサッカーボール、卓球ボール、テニスボール、ラグビーボール又はパックであり、当該表示手段は、着信ゲームアイテムを検出するための検知壁を含み、特に、領域の照明若しくは照射による視覚的強調表示又は音響的強調表示により、目標位置の指標として検知壁の範囲を表示するように構成される。検知壁は、例えば上記検知壁のメルクマール又は前記検知壁に応じたメルクマールを含んでよい。
【0039】
1の実施形態では、当該表示手段は、電子ディスプレイ上の目標位置の指標を表示するように構成される。当該判定手段はディスプレイを適切に制御するように構成されてよい。
【0040】
1の実施形態では、当該表示手段は、目標位置の指標を表示するスマートフォンのディスプレイを制御するように構成される。
【0041】
1の実施形態では、検出手段及び/又は判定手段及び/又は表示手段は、スマートフォン上で例えば、アプリケーションプログラムによるソフトウェアで実現しうる。
【0042】
1の実施形態では、当該表示手段は、特に、レーザープロジェクション又はLEDプロジェクションによる投光手段で運動場上の目標位置の指標を投影するように構成される。
【0043】
1の実施形態では、当該判定手段が、身体パラメータ、特に心拍数;心拍変動;体温;糖度又は酸素濃度又は呼吸速度又はペーシングレート又は速度等の血液パラメータの関数としての目標位置を決定するように構成される。身体パラメータは、例えば非接触センサを用いて決定でき、例えば当該検出手段で送信されうる。
【0044】
1の実施形態では、当該判定手段は、少なくとも1つの位置決定装置、特に実際位置を検出する位置送信機を備える少なくとも1つの位置決定装置、特に実際位置を検出するための位置発信機を備える。当該位置送信機は例えば運動選手に配置しうる。一般に、当該実施形態により、本発明のシステムをユーザが装着しうる。
【0045】
1の実施形態では、当該システムは実際位置を検出するための複数の検出手段を備える。
【0046】
本発明の他の1の実施形態では、ユーザ依存の状態を検出する方法であって、以下の:スポーツアイテムの複数の位置を検出するステップ;及び、検出された複数の位置に基づきスポーツアイテムの状態を決定するステップ;を含む、方法に関する。
【0047】
この方法の他の特徴は、システムの機能又はシステムの特徴から直接誘導される。1の実施形態では、当該方法は当該システムにより実行しうる。
【0048】
他の態様では、本発明は、プログラムコードがコンピュータ上で実行される場合、本発明の方法を実行するためのプログラムコードを有するコンピュータプログラムに関する。
【0049】
本発明の他の実施形態は、添付の図面を参照しながら説明する。