特許第6235330号(P6235330)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6235330
(24)【登録日】2017年11月2日
(45)【発行日】2017年11月22日
(54)【発明の名称】燃焼装置
(51)【国際特許分類】
   F23N 5/24 20060101AFI20171113BHJP
   F23N 5/00 20060101ALI20171113BHJP
【FI】
   F23N5/24 107Z
   F23N5/00 J
【請求項の数】2
【全頁数】8
(21)【出願番号】特願2013-265369(P2013-265369)
(22)【出願日】2013年12月24日
(65)【公開番号】特開2015-121353(P2015-121353A)
(43)【公開日】2015年7月2日
【審査請求日】2016年7月26日
(73)【特許権者】
【識別番号】000115854
【氏名又は名称】リンナイ株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110000305
【氏名又は名称】特許業務法人青莪
(72)【発明者】
【氏名】田中 章夫
(72)【発明者】
【氏名】森 啓介
【審査官】 渡邉 聡
(56)【参考文献】
【文献】 特開2013−250007(JP,A)
【文献】 特開2013−096606(JP,A)
【文献】 特開2003−172514(JP,A)
【文献】 特開2013−250029(JP,A)
【文献】 特開2005−326067(JP,A)
【文献】 特開2006−258386(JP,A)
【文献】 特開2002−333131(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
F23N 5/24
F23N 5/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
複数のバーナが横方向に並設した状態で収納される燃焼筐を備える燃焼装置であって、
燃焼筐の上方に設けられた、燃焼筐からの燃焼排気を混合する排気混合室と、排気混合室内の燃焼排気中の一酸化炭素濃度を検出する単一の一酸化炭素検出手段とを備えるものにおいて、
排気混合室の底板の横方向一方且つ前後方向一方に偏った部分に、燃焼筐から燃焼排気が流入する流入口が開設されると共に、排気混合室の天井板の横方向他方に偏った部分に、燃焼排気が流出する流出口が開設され、
排気混合室に、その内部空間を流入口が配置された横方向一方の流入側空間と流出口が配置された横方向他方の流出側空間とに仕切る仕切り板が、当該仕切り板と排気混合室の前後方向他方の室壁との間に流入側空間と流出側空間とを連通する通気間隙が確保されるように設けられ、
仕切り板の横方向他方への投影空間内に位置する流出側空間の部分に流れる燃焼排気中の一酸化炭素濃度を検出するように一酸化炭素検出手段が配置され
仕切り板の前後方向他方の端部に、横方向他方に向けて傾いた傾斜板部が設けられることを特徴とする燃焼装置。
【請求項2】
前記排気混合室の前後方向一方の室壁と前後方向他方の室壁との間の距離をLa、排気混合室の前後方向一方の室壁と前記流入口の前後方向他方の口縁との間の距離をLb、排気混合室の前後方向一方の室壁と前記仕切り板の前後方向他方の端との間の距離をLcとして、Lb/Laが0.5〜0.7、Lc/Laが0.4〜0.6であることを特徴とする請求項1記載の燃焼装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、複数のバーナが横方向に並設した状態で収納される燃焼筐を備える燃焼装置に関する。
【背景技術】
【0002】
燃焼装置では、バーナの不完全燃焼対策として、燃焼排気中の一酸化炭素濃度を検出する一酸化炭素検出手段を設け、検出された一酸化炭素濃度が所定の基準値を超えたとき、不完全燃焼状態になったと判断して、燃焼を停止するようにしている。
【0003】
ここで、燃焼筐に複数のバーナが横方向に並設した状態で収納される燃焼装置では、一部のバーナが不完全燃焼したときにもこれを検出できるように、燃焼筐の上方に一酸化炭素検出手段を横方向に複数並設することがベストであるが、これではコストが高くなる。
【0004】
そこで、従来、特許文献1により、燃焼筐の上方に排気混合室を設け、排気混合室内の燃焼排気中の一酸化炭素濃度を単一の一酸化炭素検出手段で検出するものが知られている。このものでは、排気混合室にその内部空間を上下2室に仕切る仕切り板を設け、排気混合室の底板と仕切り板とに、排気混合室の対角方向に離隔させて、燃焼筐からの燃焼排気を下室に流入させる流入口と、下室から上室に燃焼排気を導く連通孔とを形成し、連通孔から排気混合室の天井板の中央部に開設した流出口に向けて流れる燃焼排気中の一酸化炭素濃度を検出するように一酸化炭素検出手段を配置している。これによれば、複数のバーナからの燃焼排気が流入口から下室と連通孔とを介して上室に流れる間に十分に混合され、一部のバーナが不完全燃焼したときにもこれを単一の一酸化炭素検出手段により検出できる。
【0005】
ところで、上記従来例の如く排気混合室を上下2室に仕切る場合、排気通過抵抗が増大しないよう、上下各室の高さ寸法をある程度以上にすることが必要になる。そのため、上記従来例のものでは、排気混合室が丈高になってしまい、燃焼装置が大型化する不具合がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【特許文献1】特許第4173868号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明は、以上の点に鑑み、排気混合室が丈高でなくても、排気通過抵抗を然程増加せずに、複数のバーナからの燃焼排気を十分に混合して、単一の一酸化炭素検出手段で一部のバーナでの不完全燃焼も検出できるようにした燃焼装置を提供することをその課題としている。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決するために、本発明は、複数のバーナが横方向に並設した状態で収納される燃焼筐を備える燃焼装置であって、燃焼筐の上方に設けられた、燃焼筐からの燃焼排気を混合する排気混合室と、排気混合室内の燃焼排気中の一酸化炭素濃度を検出する単一の一酸化炭素検出手段とを備えるものにおいて、排気混合室の底板の横方向一方且つ前後方向一方に偏った部分に、燃焼筐から燃焼排気が流入する流入口が開設されると共に、排気混合室の天井板の横方向他方に偏った部分に、燃焼排気が流出する流出口が開設され、排気混合室に、その内部空間を流入口が配置された横方向一方の流入側空間と流出口が配置された横方向他方の流出側空間とに仕切る仕切り板が、当該仕切り板と排気混合室の前後方向他方の室壁との間に流入側空間と流出側空間とを連通する通気間隙が確保されるように設けられ、仕切り板の横方向他方への投影空間内に位置する流出側空間の部分に流れる燃焼排気中の一酸化炭素濃度を検出するように一酸化炭素検出手段が配置され、仕切り板の前後方向他方の端部に、横方向他方に向けて傾いた傾斜板部が設けられることを特徴とする。
【0009】
本発明によれば、流入口の各部から流入する燃焼排気が流入側空間から通気間隙を介して混合されながら流出側空間に流れ、次に、流出側空間の前後方向他方の室壁寄りの部分から横方向他方の室壁寄りの部分を経て、仕切り板の横方向他方への投影空間内に位置する流出側空間の部分に回り込むように燃焼排気が旋回し、この旋回中に燃焼装置の全てのバーナの燃焼排気が均一に混合される。そして、一酸化炭素検出手段の検出対象となる燃焼排気は、仕切り板の横方向他方への投影空間内に位置する流出側空間の部分に流れる燃焼排気であって、全てのバーナの燃焼排気が均一に混合されたものになるため、一部のバーナでの不完全燃焼を生じてもこれを検出できる。更に、本発明は、従来例の如く排気混合室を上下2室に仕切るものと異なり、排気混合室が比較的偏平であっても排気通過抵抗は然程増加せず、燃焼装置の小型化を図ることもできる。
【0010】
また、本発明は、仕切り板の前後方向他方の端部に、上記の如く横方向他方に向けて傾いた傾斜板部が設けられるため、通気間隙での排気通過抵抗を減少できる。
【0011】
ところで、排気混合室の前後方向一方の室壁と前後方向他方の室壁との間の距離をLa、排気混合室の前後方向一方の室壁と流入口の前後方向他方の口縁との間の距離をLb、排気混合室の前後方向一方の室壁と仕切り板の前後方向他方の端との間の距離をLcとして、Lb/Laが0.5を下回ると、流入口での排気通過抵抗が大きくなり過ぎ、Lb/Laが0.7を上回ると、燃焼排気の混合が悪くなる。また、Lc/Laが0.4を下回ると、排気の混合が悪くなり、Lc/Laが0.6を上回ると、通気間隙での排気通過抵抗が大きくなり過ぎる。従って、本発明においては、Lb/Laが0.5〜0.7、Lc/Laが0.4〜0.6であることが望ましい。
【図面の簡単な説明】
【0012】
図1】本発明の実施形態の燃焼装置の概略構成を示す説明図。
図2】実施形態の燃焼装置に設けられた排気混合室の斜視図。
図3図2のIII−III線で切断した断面図。
図4図3のIV−IV線で切断した切断平面図。
【発明を実施するための形態】
【0013】
図1は、本発明の実施形態の燃焼装置である給湯及び暖房機能を有する複合熱源機を示している。この熱源機は、燃焼筐1を備えている。燃焼筐1内の空間は、仕切り壁11により横方向片側(右側)の第1燃焼室1aと横方向反対側(左側)の第2燃焼室1bとに仕切られている。第1燃焼室1aの上部には、給湯用の第1熱交換器2が収納され、第2燃焼室1bの上部には、暖房用の第2熱交換器2が収納されている。
【0014】
尚、第1と第2の各熱交換器2、2は、顕熱回収型の主熱交換器2a、2aと、潜熱回収型の副熱交換器2b、2bとで構成される。そして、第1熱交換器2では、水が副熱交換器2bを介して主熱交換器2aに供給され、第2熱交換器2では、暖房端末からの戻り水が副熱交換器2bとシスターンaと暖房ポンプbとを介して主熱交換器2aに供給されるようにしている。また、副熱交換器2b、2bで発生するドレン水はドレン受け12を介して排水されるようにしている。
【0015】
第1燃焼室1aの下部には、第1熱交換器2を加熱する複数(本実施形態では15個)の第1バーナ3が横方向に並設した状態で収納され、第2燃焼室1bの下部には、第2熱交換器2を加熱する複数(本実施形態では5個)の第2バーナ3が横方向に並設した状態で収納されている。これら第1と第2の両バーナ3、3には、燃焼筐1の底面に接続した燃焼ファン4から燃焼用空気が供給される。
【0016】
第1と第2の両バーナ3、3に対する共通のガス供給路5には、元電磁弁51と、比例弁52とが介設されている。また、15個の第1バーナ3を7個と3個と5個の3つのグループに組み分けすると共に、5個の第2バーナ3を3個と2個の2つのグループに組み分けし、ガス供給路5を比例弁52の下流側で第1バーナ3の各グループ及び第2バーナ3の各グループに接続される分岐路に分岐して、第1バーナ3の各グループ用の分岐路に第1能力切換弁53を介設し、第2バーナ3の各グループ用の分岐路に第2能力切換弁53を介設している。そして、給湯と暖房の何れか一方の単独運転時には、第1と第2の両能力切換弁53、53の何れか一方のみを開弁させて、第1と第2の両バーナ3、3の何れか一方のみを燃焼させ、給湯と暖房の同時運転時には、第1と第2の両能力切換弁53、53を開弁させて、第1と第2の両バーナ3、3を燃焼させ、また、3個の第1能力切換弁53の開閉の組合せで燃焼する第1バーナ3の数を切換自在とし、2個の第2能力切換弁53の開閉の組合せで燃焼する第2バーナ3の数を切換自在としている。
【0017】
燃焼筐1の上方には排気混合室6が設けられている。そして、全ての第1バーナ3と全ての第2バーナ3の燃焼排気を排気混合室6で混合し、排気混合室6内の燃焼排気中の一酸化炭素濃度を単一の一酸化炭素検出手段7で検出するようにしている。
【0018】
図2図4を参照して、排気混合室6は、前後の室壁6a、6bと、左右の室壁6c、6dと、天井板6eと、底板6fとで囲われる概略直方体形状に形成されている。尚、前後の室壁6a、6b、左右の室壁6c、6d及び天井板6eを一体化した下向きに開口する箱体をプレス成形し、この箱体の下面に別体の底板6fを嵌め込むことで排気分布室6が構成されている。
【0019】
底板6fの横方向一方且つ前後方向一方に偏った部分、具体的には、底板6fの中央部から左方且つ前方に偏った部分に、燃焼筐1から燃焼排気が流入する方形の流入口61が開設されている。また、天井板6eの横方向他方に偏った部分、具体的には、天井板6eの中央部から右方に偏った部分に、燃焼排気が流出する円形の流出口62が開設されており、この流出口62に上方にのびる排気筒63が接続されている。
【0020】
また、排気混合室6には、内部空間を流入口61が配置された横方向一方(左方)の流入側空間と流出口62が配置された横方向他方(右方)の流出側空間とに仕切る仕切り板64が設けられている。仕切り板64は、排気混合室6の前方の室壁6aに接しているが、仕切り板64の後端は排気混合室6の後方の室壁6bから離隔しており、仕切り板64と後方の室壁6bとの間に流入側空間と流出側空間とを連通する通気間隙65が確保されている。また、仕切り板64の後端部には、右方に向けて傾いた傾斜板部64aが設けられている。
【0021】
尚、本実施形態の傾斜板部64aは、横方向に直線的に傾斜しているが、横方向に曲線的に傾斜するように傾斜板部を形成してもよい。また、本実施形態では、仕切り板64を天井板6eから垂設している。そして、仕切り板64の下縁が底板6fに干渉して、底板6fが組み付け不能になることを防止するため、寸法公差を考慮して、仕切り板64の下縁と底板6fとの間に若干の隙間が空くようにしている。
【0022】
一酸化炭素検出手段7は、排気採取パイプ71と、排気採取パイプ71に連設された排気貯留ボックス72と、排気貯留ボックス72に収納したCOセンサ73とで構成されている。排気採取パイプ71には、その下面と左方を向く側面とに夫々複数の通気孔71aが形成されており、通気孔71aから流入した燃焼排気が排気貯留ボックス72に流れ、この燃焼排気中の一酸化炭素濃度がCOセンサ73で検出される。
【0023】
一酸化炭素検出手段7は、仕切り板64の右方への投影空間内に位置する流出側空間の部分に流れる燃焼排気が排気採取パイプ71の排気貯留ボックス72寄りの通気孔71aに流入するように配置されている。ここで、排気貯留ボックス72に流れてCOセンサ73に触れるのは、主として排気貯留ボックス72寄りの通気孔71aから流入する燃焼排気になる。従って、仕切り板64の右方への投影空間内に位置する流出側空間の部分に流れる燃焼排気中の一酸化炭素濃度を検出するように一酸化炭素検出手段7が配置されることになる。
【0024】
ここで、流入口61の各部から流入する燃焼排気は、流入側空間から通気間隙65を介して混合されながら流出側空間に流れ、次に、流出側空間の後方の室壁6b寄りの部分から右方の室壁6d寄りの部分を経て、仕切り板64の右方への投影空間内に位置する流出側空間の部分に回り込むように燃焼排気が旋回し、この旋回中に全ての第1バーナ3と全ての第2バーナ3の燃焼排気(燃焼していない場合はバーナ配置部に流れた空気)が均一に混合される。そして、一酸化炭素検出手段7の検出対象となる燃焼排気は、仕切り板64の右方への投影空間内に位置する流出側空間の部分に流れる燃焼排気であって、全ての第1バーナ3と全ての第2バーナ3の燃焼排気が均一に混合されたものになるため、一部のバーナでの不完全燃焼を生じてもこれを検出できる。
【0025】
更に、従来例の如く排気混合室を上下2室に仕切るものと異なり、排気混合室6が比較的偏平であっても排気通過抵抗は然程増加せず、燃焼装置の小型化を図ることもできる。また、仕切り板64の後端部に傾斜板部64aが設けられているため、燃焼排気が通気間隙65に流れやすくなり、通気間隙65での排気通過抵抗を減少できる。そして、排気通過抵抗が減少すると、その分燃焼ファン5の回転数を下げて、ファン騒音を低減することができ有利である。
【0026】
ところで、排気混合室6の前方の室壁6aと後方の室壁6bとの間の距離をLa、排気混合室6の前方の室壁6aと流入口61の後方の口縁との間の距離をLb、排気混合室6の前方の室壁6aと仕切り板64の後端との間の距離をLcとして、Lb/Laが0.5を下回ると、流入口61での排気通過抵抗が大きくなり過ぎ、Lb/Laが0.7を上回ると、燃焼排気の混合が悪くなる。また、Lc/Laが0.4を下回ると、排気の混合が悪くなり、Lc/Laが0.6を上回ると、通気間隙65での排気通過抵抗が大きくなり過ぎる。従って、Lb/La=0.5〜0.7、Lc/La=0.4〜0.6であることが望ましい。本実施形態では、Lb/La=0.66、Lc/La=0.47としている。
【0027】
以上、本発明の実施形態について図面を参照して説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、上記実施形態では、底板6fの横方向一方且つ前方に偏った部分に流入口61を開設しているが、底板6fの横方向一方且つ後方に偏った部分に流入口61を開設することも可能であり、この場合は、排気混合室6の前方の室壁6aと仕切り壁64との間に通気間隙65を確保すればよい。また、上記実施形態では、天井板6eの横方向他方に偏った部分の前後方向ほぼ中間部に流出口62を開設しているが、流出口62の前後方向位置は流入口61と同じ側に偏っていてもよい。
【0028】
また、上記実施形態は、給湯用の第1バーナ3と暖房用の第2バーナ3とを備える複合熱源機に本発明を適用したものであるが、給湯専用の熱源機等の一種類のバーナのみを備える単機能の燃焼装置にも同様に本発明を適用できる。
【符号の説明】
【0029】
1…燃焼筐、3,3…バーナ、6…排気混合室、6e…天井板、6f…底板、61…流入口、62…流出口、64…仕切り板、64a…傾斜板部、65…通気間隙、7…一酸化炭素検出手段。
図1
図2
図3
図4