特許第6235410号(P6235410)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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特許6235410情報処理装置、プログラム及びカラオケシステム
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6235410
(24)【登録日】2017年11月2日
(45)【発行日】2017年11月22日
(54)【発明の名称】情報処理装置、プログラム及びカラオケシステム
(51)【国際特許分類】
   G10K 15/04 20060101AFI20171113BHJP
【FI】
   G10K15/04 302D
【請求項の数】6
【全頁数】23
(21)【出願番号】特願2014-103460(P2014-103460)
(22)【出願日】2014年5月19日
(65)【公開番号】特開2015-219402(P2015-219402A)
(43)【公開日】2015年12月7日
【審査請求日】2016年3月23日
(73)【特許権者】
【識別番号】396004833
【氏名又は名称】株式会社エクシング
(74)【代理人】
【識別番号】100114557
【弁理士】
【氏名又は名称】河野 英仁
(74)【代理人】
【識別番号】100078868
【弁理士】
【氏名又は名称】河野 登夫
(72)【発明者】
【氏名】曽根 暢泰
(72)【発明者】
【氏名】福井 博子
(72)【発明者】
【氏名】佐藤 大都
【審査官】 武田 裕司
(56)【参考文献】
【文献】 特開2010−237533(JP,A)
【文献】 特開2011−059450(JP,A)
【文献】 特開平09−185384(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G10K 15/04
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
複数の楽曲データの夫々に係る楽曲識別情報及び各楽曲識別情報に対応づけられた複数のカラオケユーザの夫々を識別するユーザ識別情報を処理する情報処理装置において、
前記ユーザ識別情報の中から一のカラオケユーザを特定するユーザ特定情報を取得する取得部と、
同一個室内で楽曲を歌唱した複数のユーザのユーザ識別情報を、各ユーザが歌唱した楽曲の楽曲識別情報とともに関連付けたテーブルに基づき、前記ユーザ特定情報に関連付けられたユーザ識別情報を特定する関連特定部と、
前記取得部で取得したユーザ特定情報及び前記関連特定部で特定されたユーザ識別情報に対応づけられた過去に歌唱した楽曲の楽曲識別情報に係る楽曲データを提示させる提示部と、
該提示部で提示させた楽曲データから一又は複数の楽曲データを特定する楽曲特定情報を取得する楽曲取得部と、
該楽曲取得部で取得した楽曲特定情報により特定される一又は複数の楽曲データ以外の楽曲データの取得を禁止する禁止部と
を備えることを特徴とする情報処理装置。
【請求項2】
前記禁止部は、前記取得部で取得したユーザ特定情報により特定される一のカラオケユーザのユーザ識別情報に対応づけられた一又は複数の楽曲識別情報に係る楽曲データの取得を禁止するようにしてあることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記楽曲取得部が所定の数の楽曲データを取得したか否かを判定する楽曲判定部を備え、
前記禁止部は、前記楽曲判定部が前記楽曲取得部で所定の数の楽曲データを取得したと判定した場合、前記複数のカラオケユーザの夫々に対応づけられた楽曲データの取得を禁
止するようにしてあることを特徴とする請求項1又は請求項に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記楽曲特定情報により特定された楽曲データに係る楽曲識別情報がカラオケユーザを識別するユーザ識別情報に対応づけられてから所定の経過時間を経過したか否かを判定する経過時間判定部を備え、
前記禁止部は、該経過時間判定部が所定の経過時間を経過したと判定した場合、前記楽曲特定情報で特定される楽曲データの取得を禁止するようにしてあることを特徴とする請求項1から請求項のいずれか1つに記載の情報処理装置。
【請求項5】
複数の楽曲データの夫々に係る楽曲識別情報及び各楽曲識別情報に対応づけられた複数のカラオケユーザの夫々を識別するユーザ識別情報を処理する情報処理装置に用いられるプログラムであって、
情報処理装置に、
前記ユーザ識別情報の中から一のカラオケユーザを特定するユーザ特定情報を取得し、
同一個室内で楽曲を歌唱した複数のユーザのユーザ識別情報を、各ユーザが歌唱した楽曲の楽曲識別情報とともに関連付けたテーブルに基づき、前記ユーザ特定情報に関連付けられたユーザ識別情報を特定し、
取得したユーザ特定情報及び特定されたユーザ識別情報に対応づけられた楽曲識別情報に係る楽曲データを提示させ、
提示させた楽曲データの中から一又は複数の楽曲データに特定する楽曲特定情報を取得し、
取得した楽曲特定情報により特定される一又は複数の楽曲データ以外の楽曲データの取得を禁止する処理を実行させるプログラム。
【請求項6】
複数の楽曲データの夫々に係る楽曲識別情報及び各楽曲識別情報に対応づけられた複数のカラオケユーザの夫々を識別するユーザ識別情報を処理する情報処理装置と、該情報処理装置に通信網を介して接続された通信装置とを備えるカラオケシステムにおいて、
前記通信装置は、
前記ユーザ識別情報の中から一のカラオケユーザを特定するユーザ特定情報を前記情報処理装置に送信する送信部を備え、
前記情報処理装置は、
前記ユーザ特定情報を受信する受信部と、
同一個室内で楽曲を歌唱した複数のユーザのユーザ識別情報を、各ユーザが歌唱した楽曲の楽曲識別情報とともに関連付けたテーブルに基づき、前記受信部で受信したユーザ特定情報に関連付けられたユーザ識別情報を特定する関連特定部と、
前記受信部で受信したユーザ特定情報及び前記関連特定部で特定されたユーザ識別情報に対応づけられた楽曲識別情報に係る楽曲データを前記通信装置へ提示させる提示部とを備え、
前記通信装置は、
前記提示部で提示させた楽曲データの中から一又は複数の楽曲特定情報に特定する楽曲特定部と、
該楽曲特定部で特定された楽曲特定情報を送信する楽曲送信部とを備え、
前記情報処理装置は、
前記楽曲送信部から送信された楽曲特定情報を受信する楽曲受信部と、
前記楽曲受信部で受信した楽曲特定情報により特定される一又は複数の楽曲データ以外の楽曲データの受信を禁止する禁止部と
を備えることを特徴とするカラオケシステム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、複数のカラオケユーザの夫々に対応づけられた複数の楽曲に係る楽曲データを処理する情報処理装置、プログラム及びカラオケシステムに関する。
【背景技術】
【0002】
複数のカラオケユーザが歌唱した楽曲の履歴情報を蓄積し、蓄積した履歴情報に基づいてカラオケユーザが歌唱した楽曲を聴取した聴取者が楽曲を評価することで推奨する楽曲を特定するカラオケシステムが知られている。例えば特許文献1には、聴取者が評価した評価結果を聴取者の属性及び楽曲の識別情報に基づいて集計することで楽曲を歌唱したカラオケユーザに推奨する楽曲を特定するカラオケシステムが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2011−059450号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし従来の技術では、聴取者が全ての楽曲に対して評価を行うため、聴取者に負担が掛かることで聴取者が十分に歌唱を吟味せずに評価を行ってしまうことにより適切な楽曲を推奨することが難しいという問題があった。また従来の技術では、聴取者が1曲毎に評価を行うため、カラオケユーザ毎に適切な楽曲を推奨することが難しいという問題が生じていた。
【0005】
そこで、本発明の目的は、カラオケBOX内で同席したユーザの歌唱を聴取した聴取ユーザに対して、歌唱ユーザの歌唱楽曲を評価する際に評価可能な楽曲数を制限して評価を吟味させることで、評価内容の信頼性を上げ、適切な楽曲を推奨することができる情報処理装置、プログラム及びカラオケシステムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
一態様の情報処理装置は、複数の楽曲データの夫々に係る楽曲識別情報及び各楽曲識別情報に対応づけられた複数のカラオケユーザの夫々を識別するユーザ識別情報を処理する情報処理装置において、前記ユーザ識別情報の中から一のカラオケユーザを特定するユーザ特定情報を取得する取得部と、同一個室内で楽曲を歌唱した複数のユーザのユーザ識別情報を、各ユーザが歌唱した楽曲の楽曲識別情報とともに関連付けたテーブルに基づき、前記ユーザ特定情報に関連付けられたユーザ識別情報を特定する関連特定部と、前記取得部で取得したユーザ特定情報及び前記関連特定部で特定されたユーザ識別情報に対応づけられた過去に歌唱した楽曲の楽曲識別情報に係る楽曲データを提示させる提示部と、該提示部で提示させた楽曲データから一又は複数の楽曲データを特定する楽曲特定情報を取得する楽曲取得部と、該楽曲取得部で取得した楽曲特定情報により特定される一又は複数の楽曲データ以外の楽曲データの取得を禁止する禁止部とを備えることを特徴とする。
【0007】
一態様の情報処理装置にあっては、ユーザ識別情報の中から一のカラオケユーザを特定するユーザ特定情報を取得し、ユーザ特定情報に関連付けられたユーザ識別情報を特定し、取得したユーザ特定情報及び特定されたユーザ識別情報に対応づけられた楽曲識別情報に係る楽曲データを提示し、提示させた楽曲データから一又は複数の楽曲データを特定する楽曲特定情報を取得し、取得した楽曲特定情報により特定される一又は複数の楽曲データ以外の楽曲データの取得を禁止する。
このことによりカラオケBOX内で同席したユーザの歌唱を聴取した聴取ユーザに対して、歌唱ユーザの歌唱楽曲を評価する際に評価可能な楽曲数を制限して評価を吟味させることで、評価内容の信頼性を上げ、聴取者が最も良い音楽を特定できるため、適切な楽曲を推奨することができる。
【0008】
一態様の情報処理装置は、前記複数のユーザ識別情報の夫々を認証できるカラオケ装置から認証された複数のユーザ識別情報を取得する情報取得部と、該情報取得部で取得した複数のユーザ識別情報を関連付けて記憶する記憶部とを備えることを特徴とする。
【0009】
一態様の情報処理装置にあっては、複数のユーザ識別情報の夫々を認証できるカラオケ装置から認証された複数のユーザ識別情報を取得し、取得した複数のユーザ識別情報を関連付けて記憶する。
このことにより、カラオケBOX内で認証を行ったユーザに対して、適切な楽曲を推奨することができるため、聴取者が最も良い音楽を特定することがより容易になる。
【0010】
一態様の情報処理装置は、前記禁止部は、前記取得部で取得したユーザ特定情報により特定される一のカラオケユーザのユーザ識別情報に対応づけられた一又は複数の楽曲識別情報に係る楽曲データの取得を禁止するようにしてあることを特徴とする。
【0011】
一態様の情報処理装置にあっては、取得したユーザ特定情報により特定される一のカラオケユーザに対応づけられた一又は複数の楽曲識別情報に係る楽曲データの取得を禁止する。
このことにより、ユーザ特定情報に対応づけられた楽曲データの特定を禁止するため、自分が歌唱した楽曲を間違って推奨することを防止できる。
【0012】
一態様の情報処理装置は、前記楽曲取得部が所定の数の楽曲データを取得したか否かを判定する楽曲判定部を備え、前記禁止部は、前記楽曲判定部が前記楽曲取得部で所定の数の楽曲データを取得したと判定した場合、前記複数のカラオケユーザの夫々に対応づけられた楽曲データの取得を禁止するようにしてあることを特徴とする。
【0013】
一態様の情報処理装置にあっては、所定の数の楽曲データを取得したか否かを判定し、所定の数の楽曲データを取得したと判定した場合、複数のカラオケユーザの夫々に対応づけられた楽曲データの取得を禁止する。
このことにより、推奨回数が多くなることで歌唱すべき楽曲をカラオケユーザが判断できなくなることを防止することができる。
【0014】
一態様の情報処理装置は、前記関連特定部で特定されたユーザ識別情報の数に応じて、前記所定の数を変更する変更部を備えることを特徴とする。
【0015】
一態様の情報処理装置にあっては、特定されたユーザ識別情報の数に応じて、所定の数を変更する。
このことにより、ユーザが増加したことにより推奨回数が増えた場合であっても、未だ推奨していないユーザが楽曲の推奨を禁止される事態を防止することができる。
【0016】
一態様の情報処理装置は、前記楽曲特定情報により特定された楽曲データに係る楽曲識別情報がカラオケユーザを識別するユーザ識別情報に対応づけられてから所定の経過時間を経過したか否かを判定する経過時間判定部を備え、前記禁止部は、該経過時間判定部が所定の経過時間を経過したと判定した場合、前記楽曲特定情報で特定される楽曲データの取得を禁止するようにしてあることを特徴とする。
【0017】
一態様の情報処理装置にあっては、楽曲特定情報により特定された楽曲データに係る楽曲識別情報がカラオケユーザを識別するユーザ識別情報に対応づけられてから所定の経過時間を経過したか否かを判定し、所定の経過時間を経過したと判定した場合、楽曲特定情報で特定される楽曲データの取得を禁止する。
このことにより、ユーザの記憶があいまいな古い楽曲データの推奨を防止することができる。
【0018】
一態様の情報処理装置は、前記楽曲特定情報により特定された楽曲識別情報に対応づけられたユーザ識別情報により識別されるカラオケユーザに対し、前記楽曲識別情報に係る楽曲データの一覧又は前記楽曲特定情報に対応するユーザ特定情報により特定されたユーザ識別情報から識別されるカラオケユーザを表すデータ一覧を提示させる一覧提示部を備えることを特徴とする。
【0019】
一態様の情報処理装置にあっては、楽曲特定情報により特定された楽曲識別情報に対応づけられたユーザ識別情報により識別されるカラオケユーザに対し、楽曲識別情報に係る楽曲データの一覧又は楽曲特定情報に対応するユーザ特定情報により特定されたユーザ識別情報から識別されるカラオケユーザを表すデータ一覧を提示させる。
このことにより、推奨したユーザを確認することができる。
【0020】
一態様のプログラムは、複数の楽曲データの夫々に係る楽曲識別情報及び各楽曲識別情報に対応づけられた複数のカラオケユーザの夫々を識別するユーザ識別情報を処理する情報処理装置に用いられるプログラムであって、情報処理装置に、前記ユーザ識別情報の中から一のカラオケユーザを特定するユーザ特定情報を取得し、同一個室内で楽曲を歌唱した複数のユーザのユーザ識別情報を、各ユーザが歌唱した楽曲の楽曲識別情報とともに関連付けたテーブルに基づき、前記ユーザ特定情報に関連付けられたユーザ識別情報を特定し、取得したユーザ特定情報及び特定されたユーザ識別情報に対応づけられた楽曲識別情報に係る楽曲データを提示させ、提示させた楽曲データの中から一又は複数の楽曲データに特定する楽曲特定情報を取得し、取得した楽曲特定情報により特定される一又は複数の楽曲データ以外の楽曲データの取得を禁止する処理を実行させる。
【0021】
一態様のカラオケシステムは、複数の楽曲データの夫々に係る楽曲識別情報及び各楽曲識別情報に対応づけられた複数のカラオケユーザの夫々を識別するユーザ識別情報を処理する情報処理装置と、該情報処理装置に通信網を介して接続された通信装置とを備えるカラオケシステムにおいて、前記通信装置は、前記ユーザ識別情報の中から一のカラオケユーザを特定するユーザ特定情報を前記情報処理装置に送信する送信部を備え、前記情報処理装置は、前記ユーザ特定情報を受信する受信部と、同一個室内で楽曲を歌唱した複数のユーザのユーザ識別情報を、各ユーザが歌唱した楽曲の楽曲識別情報とともに関連付けたテーブルに基づき、前記受信部で受信したユーザ特定情報に関連付けられたユーザ識別情報を特定する関連特定部と、前記受信部で受信したユーザ特定情報及び前記関連特定部で特定されたユーザ識別情報に対応づけられた楽曲識別情報に係る楽曲データを前記通信装置へ提示させる提示部とを備え、前記通信装置は、前記提示部で提示させた楽曲データの中から一又は複数の楽曲特定情報に特定する楽曲特定部と、該楽曲特定部で特定された楽曲特定情報を送信する楽曲送信部とを備え、前記情報処理装置は、前記楽曲送信部から送信された楽曲特定情報を受信する楽曲受信部と、前記楽曲受信部で受信した楽曲特定情報により特定される一又は複数の楽曲データ以外の楽曲データの受信を禁止する禁止部とを備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0022】
一態様によれば、聴取者が最も良い音楽を特定できるため、カラオケBOX内で同席したユーザの歌唱を聴取した聴取ユーザに対して、歌唱ユーザの歌唱楽曲を評価する際に評価可能な楽曲数を制限して評価を吟味させることで、評価内容の信頼性を上げ、適切な楽曲を推奨することができる。
【図面の簡単な説明】
【0023】
図1】カラオケシステムの概要を示す模式図である。
図2】サーバ装置のハードウェア群を示すブロック図である。
図3】端末装置のハードウェア群を示すブロック図である。
図4】カラオケ装置のハードウェア群を示すブロック図である。
図5】楽曲情報テーブルのレコードレイアウトの一例を示す説明図である。
図6】楽曲履歴テーブルのレコードレイアウト一例を示す説明図である。
図7】ユーザ情報テーブルのレコードレイアウト一例を示す説明図である。
図8】楽曲推奨テーブルのレコードレイアウト一例を示す説明図である。
図9】端末装置におけるユーザが歌唱した楽曲の履歴が表示されたユーザ画面の一例を示した模式図である。
図10】確認画面の一例を示した模式図である。
図11】楽曲を推奨したユーザのユーザ識別情報を確認するユーザ確認画面の一例を示した模式図である。
図12】本実施形態におけるカラオケシステムの処理手順を示したフローチャートである。
図13】本実施形態におけるカラオケシステムの処理手順を示したフローチャートである。
図14】本実施形態におけるカラオケシステムの処理手順を示したフローチャートである。
図15】本実施形態におけるカラオケシステムの処理手順を示したフローチャートである。
図16】本実施形態におけるカラオケシステムの処理手順を示したフローチャートである。
図17】本実施形態におけるカラオケシステムの処理手順を示したフローチャートである。
図18】実施の形態2に係るCPUの処理手順を示したフローチャートである。
図19】実施の形態3に係るCPUの処理手順を示したフローチャートである。
図20】実施の形態4に係るCPUの処理手順を示したフローチャートである。
図21】実施の形態5に係る楽曲履歴テーブルのレコードレイアウトの一例を示す説明図である。
図22】実施の形態5に係るCPUの処理手順を示したフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0024】
実施の形態1
以下実施の形態を、図面を参照して説明する。以下の説明では各図中の上下、左右を使用する。図1はカラオケシステムの概要を示す模式図である。カラオケシステムは複数のカラオケユーザの夫々が歌唱した一又は複数の楽曲に係る楽曲データ等の各種情報の入出力を行うサーバ装置(情報処理装置)1と、通信網Nを介してサーバ装置1に接続された端末装置(通信装置)2及びカラオケ装置3とを備える。通信網Nは例えばインターネット、LAN(Local Area Network)または携帯電話網等である。
【0025】
図2はサーバ装置1のハードウェア群を示すブロック図である。サーバ装置1は例えばサーバコンピュータである。図2に示すサーバ装置1は、CPU(Central Processing Unit)11、記憶部12、RAM13、入力部14、表示出力部15、通信部16及び計時部17を備える。
【0026】
CPU11は、バスを介してハードウェア各部と接続されている。CPU11は例えば一又は複数のCPU又はマルチコアCPU等を備える。CPU11は、記憶部12に記憶されたプログラム12Pに従いハードウェアの各部を制御する。
【0027】
記憶部12は例えばハードディスクまたは大容量メモリ等である。記憶部12にはCPU11が処理を行う際に必要とする種々のデータ、プログラム12P、楽曲情報テーブルT1、楽曲履歴テーブルT2、ユーザ情報テーブルT3及び楽曲推奨テーブルT4を格納する。
【0028】
RAM13は例えばSRAM(Static Random Access Memory)、DRAM(Dynamic Random Access Memory)又はフラッシュメモリ等である。RAM13は、記憶部としても機能し、CPU11による各種プログラムの実行時に発生する種々のデータを一時的に記憶する。
【0029】
入力部14はマウス、キーボード又はタッチパネル等の入力デバイスであり、受け付けた操作情報をCPU11へ出力する。表示出力部15は表示装置(図示せず)に表示させる画像データを出力する。通信部16は、例えば無線LANカードであり、通信網Nを介して各種情報を端末装置2又はカラオケ装置3との間で入出力する。計時部17は、日時を計時しており、CPU11からの求めに応じて、計時結果をCPU11に与える回路である。
【0030】
図3は端末装置2のハードウェア群を示すブロック図である。端末装置2は例えばパーソナルコンピュータである。図3に示す端末装置2は、CPU21、記憶部22、RAM23、入力部24、表示出力部25及び通信部26を備える。
【0031】
端末装置2のCPU21、RAM23、入力部24及び表示出力部25の構成はサーバ装置1のCPU11、RAM13、入力部14及び表示出力部15の構成と同様であるため、簡略のため記載を省略する。
【0032】
記憶部22は例えばハードディスクまたは大容量メモリ等である。記憶部22にはCPU21が処理を行う際に必要とする種々のデータ、プログラム22Pを格納する。通信部26は、例えば無線LANカードであり、通信網Nを介して各種情報をサーバ装置1との間で入出力する。
【0033】
図4はカラオケ装置3のハードウェア群を示すブロック図である。カラオケ装置3は、カラオケ店舗の各個室に通常1台設置され、有線LANケーブルを介して、該カラオケ店舗に設置されたハードディスク内蔵型のルータに接続されている。
【0034】
図4に示すカラオケ装置3は、CPU31、記憶部32、RAM33、通信部34、入出力部35及び赤外線通信38を備える。
【0035】
カラオケ装置3のCPU31及びRAM33の構成はサーバ装置1のCPU11及びRAM13の構成と同様であるため、簡略のため記載を省略する。
【0036】
記憶部32は例えばハードディスクまたは大容量メモリ等である。記憶部32にはCPU31が処理を行う際に必要とする種々のデータ、プログラム32P、楽曲情報テーブルT1及び楽曲履歴テーブルT2を格納する。通信部34は、例えば無線LANカードであり、通信網Nを介して各種情報をサーバ装置1又は端末装置2との間で入出力する。
【0037】
入出力部35は各種入出力端子を備え、各入出力端子にはマイク309、スピーカ310及び表示装置311等が接続されている。マイク309は、カラオケユーザの歌唱音声を音声信号に変換する。表示装置311は、例えばCR(Cathode-ray Tube)、液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイ又は有機ELディスプレイ等であり、楽曲データに含まれる歌詞データに基づいて、歌詞映像を表示する。
【0038】
MIDI音源36は楽曲データに基づいて楽曲の伴奏音としての楽器音を再現した音声信号を生成する。音声ミキサ37は伴奏及び歌唱音声を合成する。
【0039】
CPU31は音声ミキサ37により、変換された音声信号と、MIDI音源36によって生成された楽器音の音声信号とを合成する。スピーカ310は合成された音声信号に係る音声を放音する。赤外線通信38はカラオケ装置3と、遠隔操作装置312との紐付けを行うべく、遠隔操作装置312との間で赤外線通信を行う回路である。
【0040】
また、各個室には、カラオケ装置3を遠隔操作するための遠隔操作装置312が一又は複数台、備えられている。遠隔操作装置312は、ペンタッチセンサを有する液晶パネルを備えたボード型であり、赤外線通信にて、同一個室内のカラオケ店舗が紐付けられる。カラオケ店舗には、有線LANケーブルに接続されたアクセスポイントが設置されており、各個室に備えられた遠隔操作装置312は、アクセスポイントを介して、カラオケシステムへの認証、カラオケ曲の選曲の操作に係る情報を、紐付けられた同一個室内のカラオケ装置3との間で送受信している。
【0041】
図5は楽曲情報テーブルT1のレコードレイアウトの一例を示す説明図である。楽曲情報テーブルT1は楽曲に関する情報を記憶するテーブルである。楽曲情報テーブルT1は楽曲ID列、曲名列及び歌手名列等を備える。楽曲ID列には楽曲を識別するIDが記憶される。曲名列には楽曲の曲名が記憶される。歌手名列には楽曲の歌手名が記憶される。
【0042】
図6は楽曲履歴テーブルT2のレコードレイアウト一例を示す説明図である。楽曲履歴テーブルT2は、複数のユーザ識別情報の夫々を認証できるカラオケ装置から認証された複数のユーザ識別情報同士を、楽曲を識別する楽曲識別情報とともに関連付けた楽曲履歴情報を記憶するテーブルである。楽曲履歴テーブルT2はユーザID列及び楽曲ID列等を備える。ユーザID列にはユーザを識別するユーザ識別情報が記憶される。楽曲ID列には楽曲識別情報が記憶される。
【0043】
本実施形態に係るカラオケシステムを利用する複数のユーザは、サービスを利用する前に、予めカラオケ装置3により楽曲の歌唱を行う必要がある。カラオケ装置3に複数のユーザ識別情報の夫々に対して認証を行い、認証を行った複数のユーザがカラオケ装置3で楽曲を歌唱した場合、楽曲履歴テーブルT2に歌唱した楽曲を上述のようにユーザ識別情報を関連付けて昇順に記憶する。また、カラオケ装置3のCPU31は複数のユーザ識別情報の夫々に対して認証を行い、認証を行ったユーザ識別情報及びユーザ識別情報に係る楽曲を通信部34でサーバ装置1へ出力する。サーバ装置1のCPU11はユーザ識別情報をユーザ識別情報に係る楽曲とともに関連付けて記憶する。複数のユーザが楽曲の歌唱を終了した場合、カラオケ装置3は楽曲履歴テーブルT2をサーバ装置1及び端末装置2に出力する。以下、特に断りがない限り、ユーザはカラオケ装置3で楽曲を歌唱しているものとする。
【0044】
図7はユーザ情報テーブルT3のレコードレイアウト一例を示す説明図である。ユーザ情報テーブルT3はユーザを識別する識別情報に関する情報の夫々を対応づけるテーブルである。ユーザ情報テーブルT3はユーザID列、パスワード列、プロフィール画像列及び種別列等を備える。ユーザID列はユーザを識別するユーザ識別情報が記憶される。パスワード列には、サーバ装置1への認証に必要なパスワード情報が記憶される。パスワード情報は、複数の英数字文字列からなる。プロフィール画像列はユーザを識別するためのプロフィール画像が記憶される。
【0045】
種別列は取得先に応じて変化するユーザ特定情報の認証の可否に関するユーザ識別情報の種別が記憶される。ユーザ特定情報とはCPU11がユーザ識別情報の中から一のカラオケユーザを特定したユーザ識別情報である。種別列には例えば、会員、カラオケ会員、ゲスト等が記憶される。会員は端末装置2、情報端末3、携帯端末及び遠隔操作装置312から認証を行うことができるユーザ識別情報の種別を示す。カラオケ会員は遠隔操作装置312から認証を行うことができるユーザ識別情報の種別を示す。ゲストはユーザ登録を行っていないため、認証を行うことができないユーザ識別情報の種別を示す。
【0046】
本実施形態に係るカラオケシステムを利用するユーザは、サービスを利用する前に、予めカラオケシステムにアクセスし、ユーザ登録を行う必要がある。通信網Nを介して端末装置2又はカラオケ装置3に紐づけされた遠隔操作装置312からユーザ登録の要求があった場合、サーバ装置1のCPU11は、ユーザ登録画面を端末装置2又は遠隔操作装置312に表示させ、ユーザID、パスワード及びプロフィール画像等の情報を受け付け、受け付けた各種情報を、上述のようにユーザ情報テーブルT3に登録する。
【0047】
図8は楽曲推奨テーブルT4のレコードレイアウト一例を示す説明図である。楽曲推奨テーブルT4はユーザが推奨した楽曲に関する情報の夫々を対応づけるテーブルである。楽曲推奨テーブルT4はユーザID列、楽曲ID列、アンコール数列、アンコールユーザ列及びアンコール日列等を備える。ユーザID列には各楽曲識別情報に対応づけられた複数のカラオケユーザの夫々を識別するユーザ識別情報が記憶される。楽曲ID列には複数の楽曲データの夫々に係る楽曲識別情報が記憶される。アンコール数列には他のユーザにより推奨された推奨回数が記憶される。アンコールユーザ列には楽曲を推奨したユーザを示す推奨ユーザ情報が記憶される。アンコール日列には他のユーザが楽曲を推奨した日付(時刻)が記憶される。
【0048】
本実施形態に係るカラオケシステムの作用及び動作は以下の通りである。カラオケを終了した一のユーザは、端末装置2を用いてカラオケシステムに対して認証を行う。ユーザが認証に成功すると、端末装置2の表示部に複数のユーザが歌唱した楽曲の履歴を示すユーザ画面が表示される。
【0049】
図9は、端末装置2におけるユーザが歌唱した楽曲の履歴が表示されたユーザ画面7の一例を示した模式図である。ユーザ画面7は、画面左側に表示されたユーザ情報表示部71と、画面右側上部に表示された表題部72と、表題部72の下部に表示された歌唱履歴画面73と、表題部72と歌唱履歴画面73との間に表示された確認ボタン74とを備える。図9においてはユーザAのユーザ特定情報に基づいて認証を行った状態で説明する。
【0050】
確認ボタン74は推奨された楽曲を確認する確認画面8(図10参照)へ遷移するためのボタンである。ユーザ情報表示部71には、認証した一のユーザ特定情報及びプロフィール画像等の情報が表示される。ユーザ情報表示部71は下端に「アンコール」と表示された確認ボタン711を備える。確認ボタン711は確認画面8へ遷移するためのボタンである。CPU11はユーザ情報テーブルT3を参照し、ユーザ識別情報及びプロフィール画像等の情報をユーザ情報表示部71に表示する。
【0051】
表題部72は画面の表題を示すものであり、例えば「前回のカラオケ」が表示される。表題部72は右下部に確認ボタン721を備える。確認ボタン721は確認画面8へ遷移するためのボタンである。
【0052】
歌唱履歴画面73はユーザ特定情報により特定されるカラオケユーザ及びユーザ特定情報に関連づけられたユーザ識別情報により識別されるカラオケユーザ、並びに前記ユーザ特定情報及びユーザ識別情報に対応づけられた楽曲識別情報に係る楽曲データを提示する画面である。
【0053】
歌唱履歴画面73は左部にユーザ名欄731、中央部に曲名欄732、右部に歌手名欄733を備える。CPU11は楽曲履歴テーブルT2、ユーザ情報テーブルT3及び楽曲情報テーブルT1に基づいて歌唱履歴画面73を生成する。CPU11はユーザ識別情報の種別が会員であるか否かを判定する。CPU11はユーザ識別情報の種別が会員でなかった場合、ユーザ識別情報の種別がカラオケ会員であるか否かを判定する。CPU11はユーザ識別情報の種別がカラオケ会員であると判定した場合、所定のマークをユーザ名欄731の左部に生成する。所定のマークとは例えば若葉マークである。CPU11はユーザ識別情報の種別がカラオケ会員でなかったと判定した場合、ユーザ名欄731の左部に所定の文字を生成する。所定の文字とは例えばゲストである。
【0054】
CPU11が歌唱履歴画面73を生成する具体的な処理は以下の通りである。CPU11は楽曲履歴テーブルT2のユーザID列の1行目を参照し、ユーザAをユーザ名欄731の1行目の右部に生成する。CPU11はユーザ情報テーブルT3のプロフィール画像列を参照し、ユーザAに対応する画像Aをユーザ名欄731の1行目の左部に生成する。
CPU11は楽曲履歴テーブルT2の楽曲ID列の1行目及び楽曲情報テーブルT1の曲名列を参照し、曲名欄の1行目に楽曲識別情報「1111」に対応するA曲を生成する。CPU11は楽曲履歴テーブルT2の楽曲ID列の1行目及び楽曲情報テーブルT1の歌手名列を参照し、歌手名欄の1行目に楽曲識別情報「1111」に対応する歌手Aを生成する。
【0055】
CPU11はユーザ情報テーブルT3の種別列の1行目を参照し、ユーザ識別情報の種別が会員であると判定し、処理を次の行に移す。
【0056】
CPU11は楽曲履歴テーブルT2のユーザID列の2行目を参照し、ユーザBをユーザ名欄731の2行目の右部に生成する。CPU11はユーザ情報テーブルT3のプロフィール画像列を参照し、ユーザBに対応する画像Bをユーザ名欄731の2行目の左部に生成する。CPU11は楽曲履歴テーブルT2の楽曲ID列の2行目及び楽曲情報テーブルT1の曲名列を参照し、曲名欄の2行目に楽曲識別情報「1112」に対応するB曲を生成する。CPU11は楽曲履歴テーブルT2の楽曲ID列の2行目及び楽曲情報テーブルT1の歌手名列を参照し、歌手名欄の2行目に楽曲識別情報「1112」に対応する歌手Bを生成する。
【0057】
CPU11はユーザ情報テーブルT3の種別列の2行目を参照し、ユーザ識別情報の種別がカラオケ会員であると判定する。CPU11は所定のマークをユーザ名欄731の左部に生成する。
【0058】
CPU11は楽曲履歴テーブルT2のユーザID列の3行目を参照し、ユーザCをユーザ名欄731の3行目の右部に生成する。CPU11は楽曲履歴テーブルT2の楽曲ID列の3行目及び楽曲情報テーブルT1の曲名列を参照し、曲名欄の3行目に楽曲識別情報「1113」に対応するC曲を生成する。CPU11は楽曲履歴テーブルT2の楽曲ID列の3行目及び楽曲情報テーブルT1の歌手名列を参照し、歌手名欄の3行目に楽曲識別情報「1113」に対応する歌手Cを生成する。
【0059】
CPU11はユーザ情報テーブルT3の種別列の3行目を参照し、ユーザ識別情報の種別がゲストであると判定する。CPU11は所定の文字をユーザ名欄731の左部に生成する。以下CPU11は同様の動作を行うことで歌唱履歴画面73を生成する。
【0060】
歌唱履歴画面73は歌手名欄733の右部にアンコールボタン734を備える。アンコールボタン734は他のユーザに楽曲の推奨を行うためのボタンである。CPU11は認証したユーザ特定情報に対応づけられた楽曲データの特定を禁止する。CPU11はユーザ識別情報がゲストである楽曲データの特定を禁止する。CPU11は楽曲データ及びユーザ識別情報に基づいて、アンコールボタン734を生成する。すなわち、CPU11はユーザ情報テーブルT3に記憶されたユーザ識別情報の内、認証を行ったユーザ識別情報及びユーザ識別情報がゲストであるユーザ識別情報を除いたユーザ識別情報が表示された行の右部にアンコールボタン734を生成する。CPU11はアンコールボタン734と楽曲識別情報(楽曲特定情報)及びユーザ識別情報を対応づける。楽曲特定情報とはCPU11が楽曲データの中から一又は複数の楽曲データを特定した楽曲識別情報である。
【0061】
具体的にはCPU11がアンコールボタン734を生成する処理は以下の通りである。CPU11は認証を行ったユーザAの特定を禁止する。CPU11はゲストであるユーザCの特定を禁止する。CPU11は特定を禁止されたユーザがユーザA及びユーザCであり、ユーザ識別情報がユーザA、ユーザB、ユーザC、ユーザD及びユーザEであるため、ユーザBが歌唱した楽曲の歌手B、ユーザDが歌唱した楽曲の歌手F及び歌手G並びにユーザEが歌唱した楽曲の歌手Hの右部にアンコールボタン734を生成する。CPU11は歌唱履歴画面73の6行目の右部に表示されたアンコールボタン734を楽曲識別情報「1116」及びユーザDに対応づける。CPU11は歌唱履歴画面73の7行目の右部に表示されたアンコールボタン734を楽曲識別情報「1117」及びユーザDに対応づける。なお、予めアンコールを禁止するユーザを設定することも可能である。
【0062】
CPU11はユーザ情報表示部71と、表題部72、歌唱履歴画面73、アンコールボタン734及び確認ボタン74を備えるユーザ画面7を生成し、通信部16で端末装置2へ出力する。
【0063】
サーバ装置1のCPU11は通信部16でアンコールボタン734の選択を取得すると、CPU11は計時部17に計時された日付を特定する。CPU11は選択されたアンコールボタン734に対応づけられた楽曲特定情報及びユーザ識別情報に基づいて楽曲データを特定する。
【0064】
CPU11は特定した楽曲データの楽曲特定情報及びユーザ識別情報並びに日付を楽曲推奨テーブルT4に記憶する。CPU11は推奨回数をインクリメントする。CPU11は一のユーザ識別情報に対応づけられたアンコールボタン734の内、選択したアンコールボタン734以外のアンコールボタン734を消去する。CPU11は選択したアンコールボタン734をアンコール済ボタンに変更する。CPU11は一のユーザ識別情報に対応づけられた楽曲識別情報の内、選択したアンコールボタン734に対応づけられた楽曲特定情報以外の楽曲の特定を禁止する。
【0065】
ユーザは端末装置2の入力部24で確認ボタン711、721又は74を選択する。CPU21は通信部26からサーバ装置1へ確認ボタン711、721又は74の選択を出力する。CPU21は確認画面8を表示出力部25から表示部に出力する。
【0066】
図10は確認画面8の一例を示した模式図である。確認画面8は、画面左側に表示されたユーザ情報表示部81と、画面右側上部に表示された表題部82と、表題部82の下部に表示された推奨確認画面83と、推奨確認画面83の右下部に表示された回帰ボタン84とを備える。
【0067】
ユーザ情報表示部81は認証した一のユーザ特定情報及びプロフィール画像等の情報が表示される。表題部82は画面の表題を示すものであり、例えば「アンコールされた曲」が表示される。
【0068】
推奨確認画面83は楽曲特定情報により特定された楽曲識別情報に対応づけられたユーザ識別情報により識別されるカラオケユーザに対し、楽曲識別情報に係る楽曲データの一覧又は楽曲特定情報に対応するユーザ特定情報により特定されたユーザ識別情報から識別されるカラオケユーザの一覧を提示する画面であり、アンコール日欄831、アンコール数欄832、曲名欄833及び歌手名欄844を備える。CPU11は楽曲推奨テーブルT4から認証したユーザ特定情報に関連する関連情報を抽出する。CPU11は抽出した関連情報及び楽曲情報テーブルT1に基づいて推奨確認画面83を生成する。
【0069】
CPU11が推奨確認画面83を生成する具体的な処理は以下の通りである。CPU11は楽曲推奨テーブルT4からユーザAに関連する1行目、4行目及び5行目を抽出する。CPU11は抽出した楽曲推奨テーブルT4のアンコール日列の1行目を参照し、推奨日付の内最新の日付である「2014/04/04」をアンコール日欄831の1行目に生成する。CPU11は抽出した楽曲推奨テーブルT4のアンコール数列の1行目を参照し、「2回」をアンコール数欄832の1行目に生成する。CPU11は抽出した楽曲推奨テーブルT4の楽曲ID列の1行目及び楽曲情報テーブルT1の曲名列を参照し、曲名欄833の1行目に楽曲識別情報「1111」に対応するA曲を生成する。CPU11は抽出した楽曲推奨テーブルT4の楽曲ID列の1行目及び楽曲情報テーブルT1の歌手名列を参照し、歌手名欄834の1行目に楽曲識別情報「1111」に対応する歌手Aを生成する。
【0070】
CPU11は抽出した楽曲推奨テーブルT4のアンコール日列の4行目を参照し、「2014/04/05」をアンコール日欄831の2行目に生成する。CPU11は抽出した楽曲推奨テーブルT4のアンコール数列の4行目を参照し、「1回」をアンコール数欄832の2行目に生成する。CPU11は抽出した楽曲推奨テーブルT4の楽曲ID列の4行目及び楽曲情報テーブルT1の曲名列を参照し、曲名欄833の2行目に楽曲識別情報「1114」に対応するD曲を生成する。CPU11は抽出した楽曲推奨テーブルT4の楽曲ID列の4行目及び楽曲情報テーブルT1の歌手名列を参照し、歌手名欄834の2行目に楽曲識別情報「1114」に対応する歌手Dを生成する。
【0071】
CPU11は抽出した楽曲推奨テーブルT4のアンコール数列の5行目を参照し、「0回」をアンコール数欄832の3行目に生成する。CPU11は抽出した楽曲推奨テーブルT4の楽曲ID列の5行目及び楽曲情報テーブルT1の曲名列を参照し、曲名欄833の3行目に楽曲識別情報「1115」に対応するE曲を生成する。CPU11は抽出した楽曲推奨テーブルT4の楽曲ID列の5行目及び楽曲情報テーブルT1の歌手名列を参照し、歌手名欄834の3行目に楽曲識別情報「1115」に対応する歌手Eを生成する。
【0072】
回帰ボタン84はユーザ画面7へ遷移するためのボタンである。CPU11はアンコール数欄832と推奨ユーザ情報とを対応づける。CPU11はユーザ情報表示部81、表題部82、推奨確認画面83及び回帰ボタン84を備える確認画面8を出力する。
【0073】
図11は、楽曲を推奨したユーザのユーザ識別情報を確認するユーザ確認画面11の一例を示した模式図である。ユーザ確認画面11は左上に表示された表題部110と、表題部110の下部に表示されたユーザ名欄112と、ユーザ名欄112の上部に表示されたプロフィール画像欄111と、ユーザ名欄112の下部に表示されたアンコール日欄113と、ユーザ確認画面11の左下部に表示されたアンコール数欄114とを備える。表題部110は画面の表題を示すものであり、例えば「アンコールしてくれた人」が表示される。
【0074】
以下、図10及び11を参照しつつ、確認画面8及びユーザ確認画面11におけるカラオケシステムの作用及び動作を説明する。ユーザが端末装置2の入力部24で回帰ボタン84を選択した場合、CPU21は回帰ボタン84の選択を通信部26からサーバ装置1へ出力する。サーバ装置1のCPU11は通信部16で回帰ボタン84の選択を取得する。CPU11は通信部16からユーザ画面7を端末装置2へ出力する。CPU21は通信部26でユーザ画面7を取得する。CPU21は表示出力部25でユーザ画面7を表示部に出力する。
【0075】
ユーザが端末装置2の入力部24でアンコール数欄832を選択した場合、CPU21はアンコール数欄832の選択を通信部26からサーバ装置1へ出力する。CPU11は通信部16でアンコール数欄832の選択を取得する。CPU11は選択したアンコール数欄832に対応づけられた推奨ユーザ情報を特定する。CPU11は推奨ユーザ情報及びユーザ情報テーブルT3に基づいてユーザ確認画面11を生成し、通信部16で端末装置2へ出力する。
【0076】
CPU11がユーザ確認画面11を生成する具体的な処理は以下の通りである。CPU11は特定された推奨ユーザ情報であるユーザB及びユーザDをユーザ名欄112に生成する。CPU11はユーザ情報テーブルT3のプロフィール画像列を参照し、ユーザB及びユーザDのプロフィール画像をプロフィール画像欄111に生成する。CPU11はユーザB及びユーザDのプロフィール画像をプロフィール画像欄111に生成する。CPU11は抽出した楽曲推奨テーブルT4のアンコール日列の1行目を参照し、「2014/04/01」をユーザBの下部にアンコール日欄113を生成する。CPU11は抽出した楽曲推奨テーブルT4のアンコール日列の1行目を参照し、「2014/04/04」をユーザDの下部にアンコール日欄113を生成する。CPU11は抽出した楽曲推奨テーブルT4のアンコール数列の1行目を参照し、「2回」をアンコール数欄114の1行目に生成する。CPU11は生成したユーザ確認画面11を表示出力部25から表示部に出力する。
【0077】
次に、フローチャートを用いてカラオケシステムの処理手順を説明する。図12〜17は本実施形態におけるカラオケシステムの処理手順を示したフローチャートである。端末装置2のCPU21は入力部24でユーザ特定情報及びパスワード情報の入力を受け付ける(ステップS1)。CPU21は入力部24で入力されたユーザ特定情報及びパスワード情報を通信部26からサーバ装置1へ出力(送信)する(ステップS2)。
【0078】
サーバ装置1のCPU11はユーザ特定情報及びパスワード情報を通信部16で取得(受信)する(ステップS3)。CPU11はユーザ特定情報及びパスワード情報に基づいて認証が成功するか否かを判定する(ステップS4)。具体的にはCPU11は取得したユーザ特定情報及びパスワード情報と、ユーザ情報テーブルT3のユーザ識別情報及びパスワード情報とが一致するか否かを判定する。CPU11は認証が成功しなかった場合(ステップS4:NO)、処理をステップS3に戻し、ユーザ情報テーブルT3のユーザ識別情報及びパスワード情報に一致するユーザ特定情報及びパスワード情報を取得するまで待機する。CPU11は認証が成功した場合(ステップS4:YES)、通信部26から楽曲履歴情報の要求をカラオケ装置3へ行う(ステップS5)。
【0079】
CPU31は通信部34で楽曲履歴情報の要求を取得する(ステップS6)。CPU31は通信部34から楽曲履歴情報をサーバ装置1へ出力(送信)する(ステップS7)。CPU11は通信部16で楽曲履歴情報を取得(受信)する(ステップS8)。CPU11は楽曲履歴情報に含まれるユーザ識別情報をユーザ特定情報に関連付け、ユーザ特定情報に関連付けられたユーザ識別情報を特定する(ステップS9)。CPU11は楽曲履歴テーブルT2、ユーザ情報テーブルT3及び楽曲情報テーブルT1に基づいて歌唱履歴画面73を生成する(ステップS10)。
【0080】
CPU11はユーザ情報テーブルT3に記憶されたユーザ識別情報の種別が会員であるか否かを判定する(ステップS11)。CPU11はユーザ情報テーブルT3に記憶されたユーザ識別情報の種別が会員であると判定した場合(ステップS11:YES)、処理をステップS15に移す。CPU11はユーザ情報テーブルT3に記憶されたユーザ識別情報の種別が会員でないと判定した場合(ステップS11:NO)、ユーザ識別情報の種別がカラオケ会員であるか否かを判定する(ステップS12)。CPU11はユーザ識別情報の種別がカラオケ会員であると判定した場合(ステップS12:YES)、所定のマークをユーザ名欄731の左部に生成する(ステップS13)。CPU11はユーザ識別情報の種別がカラオケ会員でないと判定した場合(ステップS12:NO)、ユーザ名欄731の左部に所定の文字を生成する(ステップS14)。
【0081】
CPU11は認証したユーザ特定情報に対応づけられた楽曲データの特定を禁止する(ステップS15)。なお、CPU11は認証したユーザ特定情報に対応づけられた楽曲データの取得を禁止するようにしてもよい。CPU11はユーザ識別情報がゲストである楽曲データの特定を禁止する(ステップS16)。なお、CPU11はユーザ識別情報がゲストである楽曲データの取得を禁止するようにしてもよい。CPU11はユーザ情報テーブルT3に記憶されたユーザ識別情報に基づいて、アンコールボタン734を生成する(ステップS17)。CPU11はアンコールボタン734を楽曲識別情報(楽曲特定情報)及びユーザ識別情報に対応づける(ステップS18)。
【0082】
CPU11はユーザ画面7を生成し、通信部16で端末装置2へ出力する(ステップS19)。CPU21は通信部26でユーザ画面7を取得する(ステップS20)。CPU21は取得したユーザ画面7を表示出力部25から表示部に出力する(ステップS21)。
【0083】
CPU21は入力部24でアンコールボタン734の選択を受け付ける(ステップS22)。CPU11はアンコールボタン734の選択を通信部26からサーバ装置1へ出力する(ステップS23)。具体的にはCPU11はアンコールボタン734に対応する楽曲特定情報を通信部26からサーバ装置1へ出力する。CPU11は通信部16でアンコールボタン734の選択を取得する(ステップS24)。具体的にはCPU11は通信部16でアンコールボタン734に対応する楽曲特定情報を取得する。
【0084】
CPU11は計時部17に計時された日付を特定する(ステップS25)。CPU11は選択されたアンコールボタン734に対応づけられた楽曲特定情報及びユーザ識別情報に基づいて楽曲データを特定する(ステップS26)。
【0085】
CPU11は特定した楽曲データの楽曲特定情報及びユーザ識別情報並びに日付を楽曲推奨テーブルT4に記憶する(ステップS27)。CPU11は推奨回数をインクリメントする(ステップS28)。CPU11は一のユーザ識別情報に対応づけられたアンコールボタン734の内、選択したアンコールボタン734以外のアンコールボタン734を消去する(ステップS29)。CPU11は選択したアンコールボタン734をアンコール済ボタン735に変更する(ステップS30)。CPU11はユーザ識別情報及びユーザ特定情報に基づいて、ユーザ識別情報により識別される一のカラオケユーザに対応づけられた楽曲の中から楽曲特定情報により特定される一又は複数の楽曲以外の楽曲に係る楽曲データの特定を禁止する(ステップS31)。
【0086】
CPU11はユーザ画面7を通信部16で端末装置2へ出力する(ステップS32)。CPU21は通信部26でユーザ画面7を取得する(ステップS33)。CPU21は取得したユーザ画面7を表示出力部25から表示部に出力する(ステップS34)。CPU21は入力部24で確認ボタン711、721又は74の選択を受け付ける(ステップS35)。CPU21は確認ボタン711、721又は74の選択を通信部26からサーバ装置1へ出力する(ステップS36)。CPU11は通信部16で確認ボタン711、721又は74の選択を取得する(ステップS37)。
【0087】
CPU11は関連情報を特定する(ステップS38)。CPU11は関連情報に基づいて推奨確認画面83を生成する(ステップS39)。CPU11はアンコール数欄832と推奨ユーザ情報とを対応づける(ステップS40)。
【0088】
CPU11は確認画面8を通信部16で端末装置2へ出力する(ステップS41)。CPU21は通信部26で確認画面8を取得する(ステップS42)。CPU21は取得した確認画面8を表示出力部25から表示部に出力する(ステップS43)。
【0089】
CPU21は入力部24でアンコール数欄832の選択を受け付ける(ステップS44)。CPU21はアンコール数欄832の選択を通信部26からサーバ装置1へ出力する(ステップS45)。CPU11は通信部16でアンコール数欄832の選択を取得する(ステップS46)。CPU11は選択したアンコール数欄832に対応づけられた推奨ユーザ情報を特定する(ステップS47)。
【0090】
CPU11は推奨ユーザ情報及びユーザ情報テーブルT3に基づいてユーザ確認画面11を生成し、通信部16で端末装置2へ出力する(ステップS48)。CPU21は通信部26でユーザ確認画面11を取得する(ステップS49)。CPU21は取得したユーザ確認画面11を表示出力部25から表示部に出力する(ステップS50)。
【0091】
CPU21は入力部24で終了の選択を受け付ける(ステップS51)。CPU21は終了の選択を通信部26からサーバ装置1へ出力する(ステップS52)。CPU11は通信部16で終了の選択を取得し(ステップS53)、処理を終了する。
【0092】
本実施形態によれば、聴取者が最も良い音楽を特定できるため、適切な楽曲を推奨することができるとともに、認証したユーザ特定情報に対応づけられた楽曲データの特定を禁止するため、自分が歌唱した楽曲を間違って推奨することを防止できる。また、推奨された楽曲を確認することがきるので、次にカラオケを歌唱する際に、推奨された楽曲を参照して歌唱できる。
【0093】
また、推奨したユーザを確認することができる。またユーザ特定情報に対応づけられた楽曲データの特定を禁止するため、自分が歌唱した楽曲を間違って推奨することを防止できる。
【0094】
なお、本実施形態において、アンコールボタン734は1つ選択したが、複数選択するようにしてもよい。
【0095】
なお、本実施形態において、端末装置2からユーザ特定情報を入力したが、遠隔操作装置312からユーザ特定情報を入力してもよい。
【0096】
また、本実施形態において端末装置2はパーソナルコンピュータであったが、スマートフォン、携帯電話又はPDA等でもよい。
【0097】
実施の形態2
図18は実施の形態2に係るCPU11の処理手順を示したフローチャートである。以下、特に説明する構成、作用以外の構成及び作用は実施の形態1と同等であり、簡潔のため記載を省略する。ステップS1〜53の処理は上述の実施の形態1に係る情報処理システムと同様であるので、簡潔のため説明を省略する。
【0098】
CPU11はステップS30の処理を終了した後、各ユーザの推奨回数を合算する(ステップS61)。具体的にはCPU11は楽曲推奨テーブルT4を参照し、複数のユーザ識別情報の夫々に対応づけられた推奨回数を合算する。CPU11は合算した推奨回数が所定の回数閾値以上であるか否かを判定する(ステップS62)。所定の回数閾値とは例えば10回である。CPU11は合算した推奨回数が所定の回数閾値以上でないと判定した場合(ステップS62:NO)、処理をステップS31に移す。CPU11は合算した推奨回数が所定の回数閾値以上であると判定した場合(ステップS62:YES)、ユーザ情報テーブルT2に記憶されたユーザ識別情報に対応づけられた全ての楽曲データの特定を禁止し(ステップS63)、処理をステップS31に移す。なお、CPU11はユーザ情報テーブルT2に記憶されたユーザ識別情報に対応づけられた全ての楽曲データの取得を禁止するようにしてもよい。
【0099】
本実施形態によれば、CPU11が合算した推奨回数が所定の回数閾値以上であると判定した場合、全ての楽曲データの特定を禁止することで、推奨回数が多くなることで歌唱すべき楽曲をカラオケユーザが判断できなくなることを防止することができる。
【0100】
実施の形態3
図19は実施の形態3に係るCPU11の処理手順を示したフローチャートである。以下、特に説明する構成、作用以外の構成及び作用は実施の形態2と同等であり、簡潔のため記載を省略する。ステップS1〜63の処理は上述の実施の形態2に係る情報処理システムと同様であるので、簡潔のため説明を省略する。
【0101】
CPU11はステップS61の処理を終了した後、ユーザ情報テーブルT3に記憶されたユーザ識別情報の数が所定の数以上であるか否かを判定する(ステップS71)。CPU11はユーザ識別情報の数が所定の数以上でないと判定した場合(ステップS71:NO)、処理をステップS62に移す。CPU11はユーザ識別情報の数が所定の数以上であると判定した場合(ステップS71:YES)、回数閾値を所定の変更閾値に変更し(ステップS72)、処理をステップS62に移す。所定の数とは例えば、10である。所定の変更閾値とは例えば20回である。なお、所定の数及び所定の変更閾値はこの数字に限られるものではない。また所定の変更閾値は所定の数に応じて変更してもよい。
【0102】
本実施形態によれば、CPU11がユーザ識別情報の数が所定の数以上であると判定した場合、回数閾値を所定の変更閾値に変更する。このことにより、ユーザが増加したことにより推奨回数が増えた場合であっても、未だ推奨していないユーザが楽曲の推奨を禁止される事態を防止することができる。
【0103】
実施の形態4
図20は実施の形態4に係るCPU11の処理手順を示したフローチャートである。以下、特に説明する構成、作用以外の構成及び作用は実施の形態3と同等であり、簡潔のため記載を省略する。ステップS1〜72の処理は上述の実施の形態3に係る情報処理システムと同様であるので、簡潔のため説明を省略する。CPU11はステップS25の処理を終了した後、楽曲データの取得を禁止してから所定の禁止時間が経過したか否かを判定する。具体的にはCPU11は特定した楽曲データに対応づけられた日付の内、最も古い日付から所定の禁止時間が経過したか否かを判定する(ステップS81)。所定の禁止時間とは例えば1週間である。CPU11は特定した楽曲データに対応づけられた日付の内、最も古い日付から所定の禁止時間が経過していないと判定した場合(ステップS81:NO)、処理をステップS26に移す。CPU11は特定した楽曲データに対応づけられた日付の内、最も古い日付から所定の禁止時間が経過したと判定した場合(ステップS81:YES)、特定した楽曲データの禁止を解除し(ステップS82)、処理をステップS26に移す。なお、CPU11は取得した楽曲データの禁止を解除するようにしてもよい。
【0104】
本実施形態によれば、CPU11は特定した楽曲データに対応づけられた日付の内、最も古い日付から所定の禁止時間が経過したと判定した場合、特定した楽曲データの禁止を解除する。このことによりユーザは時間が経ってから新しく推奨したい楽曲を思いついた場合に推奨する楽曲をもう一度選択することができる。
【0105】
実施の形態5
図21は実施の形態5に係る楽曲履歴テーブルT2のレコードレイアウトの一例を示す説明図である。以下、特に説明する構成、作用以外の構成及び作用は実施の形態4と同等であり、簡潔のため記載を省略する。
【0106】
楽曲履歴テーブルT2はさらに歌唱日付列を備える。歌唱日付列には楽曲を歌唱した日付を示す歌唱日付(時刻)が記憶される。なお、歌唱日付は楽曲データに対応づけられている。
【0107】
図22は実施の形態5に係るCPU11の処理手順を示したフローチャートである。ステップS1〜82の処理は上述の実施の形態4に係る情報処理システムと同様であるので、簡潔のため説明を省略する。CPU11はステップS81又はステップS82の処理を終了した後、楽曲特定情報で特定される楽曲データに係る一又は複数の楽曲に対応づけられてから所定の経過時間を経過したか否かを判定する。具体的にはCPU11は楽曲履歴テーブルT2を参照し、特定した楽曲データに対応づけられた歌唱日付から特定した日付までの時間が所定の経過時間以上であるか否かを判定する(ステップS91)。所定の経過時間とは例えば1週間である。CPU11は特定した楽曲データに対応づけられた歌唱日付から特定した日付までの時間が所定の経過時間以上でないと判定した場合(ステップS91:NO)、処理をステップS26に移す。CPU11は特定した楽曲データに対応づけられた歌唱日付から特定した日付までの時間が所定の経過時間以上であると判定した場合(ステップS91:YES)、楽曲データの特定を禁止し(ステップS92)、処理をステップS26に移す。なお、CPU11は楽曲データの取得を禁止するようにしてもよい。
【0108】
本実施形態によれば、CPU11は特定した楽曲データに対応づけられた歌唱日付から特定した日付までの時間が所定の経過時間以上であると判定した場合、楽曲データの特定を禁止する。このことにより、ユーザの記憶があいまいな古い楽曲データの推奨を防止することができる。
【0109】
各実施例で記載されている技術的特徴はお互いに組み合わせ可能であり、組み合わせすることにより、新しい技術的特徴を形成することができる。
【0110】
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した意味ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
【符号の説明】
【0111】
1 サーバ装置(情報処理装置)
2 端末装置(通信装置)
3 カラオケ装置
11 CPU
T1 楽曲情報テーブル
T2 楽曲履歴テーブル
T3 ユーザ情報テーブル
T4 楽曲推奨テーブル
図1
図2
図3
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図5
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図22