特許第6235807号(P6235807)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6235807
(24)【登録日】2017年11月2日
(45)【発行日】2017年11月22日
(54)【発明の名称】車載器
(51)【国際特許分類】
   G08G 1/16 20060101AFI20171113BHJP
   G08G 1/00 20060101ALI20171113BHJP
   B60R 21/00 20060101ALI20171113BHJP
【FI】
   G08G1/16 F
   G08G1/00 D
   B60R21/00 624F
【請求項の数】2
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2013-129887(P2013-129887)
(22)【出願日】2013年6月20日
(65)【公開番号】特開2015-5127(P2015-5127A)
(43)【公開日】2015年1月8日
【審査請求日】2016年4月19日
(73)【特許権者】
【識別番号】501418498
【氏名又は名称】矢崎エナジーシステム株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110002000
【氏名又は名称】特許業務法人栄光特許事務所
(74)【代理人】
【識別番号】100105474
【弁理士】
【氏名又は名称】本多 弘徳
(74)【代理人】
【識別番号】100177910
【弁理士】
【氏名又は名称】木津 正晴
(72)【発明者】
【氏名】坂野 淳
(72)【発明者】
【氏名】佐保 博樹
【審査官】 岩田 玲彦
(56)【参考文献】
【文献】 特開2008−029491(JP,A)
【文献】 特開2009−099062(JP,A)
【文献】 特開2010−092083(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G08G 1/16
B60R 21/00
G08G 1/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
車両に搭載され、ふらつき運転を検出する車載器であって、
前記車両が車線を逸脱したことを検出した回数が、前記車両を運転する時間に応じて定められた設定値以上となる場合、ふらつき運転と判定する判定部と
前記車両の連続走行時間があらかじめ定められた設定時間を経過した第1の時点以後、連続走行時間警報を発するとともに、前記第1の時点より所定時間前の第2の時点以後、連続走行時間予告警報を発する警報部と、
を備え、
前記設定値は、前記第2の時点より前の期間では、第1値で一定に設定され、前記第2の時点以後且つ前記第1の時点前の期間では、前記第1値より小さい第2値で一定に設定され、前記第1の時点以後の期間では、前記第2値より小さい第3値で一定に設定されている、
ことを特徴とする車載器。
【請求項2】
前記車線を逸脱したことを検出した回数及び前記設定値は、所定時間当たりの値である、
ことを特徴とする請求項に記載の車載器。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ふらつき運転を検出する車載器に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、ドライブレコーダの中には、ふらつき運転を検出するものがある。このドライブレコーダは、車線を逸脱した回数が所定の判定回数に達したときに、ふらつき運転有りと判定する。
【0003】
この種の先行技術として、特許文献1には、所定時間内における自車両がラインから逸脱した回数(ラインに対するふらつき回数)を計数し、この計数した回数が所定値以上である場合、覚醒度が低いと判定することが開示されている。
【0004】
また、特許文献2には、ふらつき発生率に、ふらつき発生要因毎の重み係数を乗算して得られる演算結果に基づいて、運転者の覚醒度を判定することが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2002−56489号公報
【特許文献2】特開2008−225899号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、従来のように、判定回数が一律に固定値に設定されていると、運転状況に見合わない回数が設定されていることがあり、ふらつき運転を検出するタイミングが適切でないことが起こり得る。
【0007】
また、運転時間が長くなると、集中力が欠け、安全運転への注意が散漫になり易い。大型車の場合、連続して走行可能な時間(以下、連続走行時間と称する。)は労働基準法で4時間に定められている。このような連続走行時間を踏まえた上でのふらつき運転の検出手法が求められている。
【0008】
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、運転状況に合ったふらつき運転の検出ができる車載器を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
前述した目的を達成するために、本発明に係る車載器は、下記(1)〜()を特徴としている。
(1) 車両に搭載され、ふらつき運転を検出する車載器であって、
前記車両が車線を逸脱したことを検出した回数が、前記車両を運転する時間に応じて定められた設定値以上となる場合、ふらつき運転と判定する判定部と
前記車両の連続走行時間があらかじめ定められた設定時間を経過した第1の時点以後、連続走行時間警報を発するとともに、前記第1の時点より所定時間前の第2の時点以後、連続走行時間予告警報を発する警報部と、
を備え、
前記設定値は、前記第2の時点より前の期間では、第1値で一定に設定され、前記第2の時点以後且つ前記第1の時点前の期間では、前記第1値より小さい第2値で一定に設定され、前記第1の時点以後の期間では、前記第2値より小さい第3値で一定に設定されている、
こと。
(2) 上記()の構成の車載器であって、
前記車線を逸脱したことを検出した回数及び前記設定値は、所定時間当たりの値である、
こと。
【0010】
上記(1)から()の構成の車載器によれば、運転状況に見合った設定値を、ふらつき運転の有無を判別する閾値として設定することができる。
【発明の効果】
【0011】
本発明によれば、運転状況に見合った設定値が定められるので、その運転状況に合ったふらつき運転を検出することができる。
【0012】
以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に説明される発明を実施するための形態(以下、「実施形態」という。)を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
【図面の簡単な説明】
【0013】
図1図1は、本発明の実施形態の車載器であるドライブレコーダの構成を示すブロック図である。
図2図2は、連続走行時間に対応するふらつき判定回数が登録されたテーブルの内容を示す図である。
図3図3は、本発明の実施形態のふらつき検出動作手順を示すフローチャートである。
図4図4は、ふらつき検出及びふらつき運転警報の発生を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0014】
本発明の実施形態における車載器について図面を用いて説明する。本実施形態の車載器は、大型車に搭載されたドライブレコーダに適用される。
【0015】
図1は、本実施形態の車載器であるドライブレコーダ10の構成を示すブロック図である。ドライブレコーダ10は、大型車5(図4参照)に搭載され、CPU11、Gセンサ12、ブザー(BZ)13、ROM14、RAM15、タイマ16、カードインタフェース(I/F)18、速度I/F19、エンジンI/F20、カメラI/F21及び電源部22を有する。
【0016】
CPU11は、レーン認識演算部25、ふらつき警報処理部26及び連続走行警報処理部27を内蔵し、ドライブレコーダ10の全体を制御する。
【0017】
ROM14には、後述する制御プログラム及びテーブル45が格納される。RAM15は、ワークエリアとして使用され、後述する白線逸脱回数、連続走行時間等の情報を記憶する。タイマ16は連続走行時間を計時する。
【0018】
Gセンサ12は、大型車(車両)5に加わる衝撃(加速度)を感知する。ブザー(BZ)13(警報部)は、連続走行時間予告警報、連続走行時間警報、ふらつき運転警報等を発する。これらの警報は、ブザー音の違いにより区別される。なお、ブザー13の他に警告ランプが備わっている場合、ブザー13を短時間鳴動させ、警告ランプの点灯を継続させてもよい。
【0019】
カードI/F18には、メモリカード32が挿抜自在に装着される。速度I/F19は、速度センサから出力される速度パルスを入力してCPU11に出力する。エンジンI/F20は、エンジン回転数センサから出力されるエンジンパルスを入力してCPU11に出力する。カメラI/F21には、車両前方に設置され、走行中に前方の画像を撮影するカメラ31が接続される。なお、側方及び後方の画像を撮影するカメラが備わっていてもよい。
【0020】
レーン認識演算部25は、カメラ31で撮影された、車両前方の画像に対して画像認識処理を行い、道路50(図4参照)上の2本の白線51、53の内側にあるレーン(車線)55を認識する。ふらつき警報処理部26は、大型車5(自車両)が白線51、53を逸脱したか否か、つまり白線51、53によって区画されたレーン(車線)55を逸脱したか否かを判定し、逸脱した場合、RAM15に記憶されている白線逸脱回数をカウントアップする。
【0021】
連続走行警報処理部27は、タイマ16で計時されている連続走行時間、及び速度I/F19を介して入力される速度パルスを積算することにより得られる連続走行距離を算出し、これらの情報をRAM15に記憶する。また、連続走行警報処理部27は、連続走行時間が、法令で定められた、大型車5の連続走行時間である4時間(設定時間)を経過すると、その設定時間を越えた第1の時点以後ブザー13を用いて連続走行時間警報を発生させる。さらに、連続走行警報処理部27は、その第1の時点から所定時間前(ここでは30分前)、つまり3時間30分を経過すると、その3時間30分を越えた第2の時点以後、連続走行時間予告警報を発生させる。連続走行時間警報及び連続走行時間予告警報は、その警報音が異なっており、連続走行時間警報の警報音が、より警報の深刻度が高いものとして運転手に認識される。
【0022】
電源部22は、イグニッションスイッチ(IGN)がオンになると、バッテリ(BATT)に接続され、ドライブレコーダ10に電力を供給する。
【0023】
図2は連続走行時間に対応するふらつき判定回数が登録されたテーブル45の内容を示す図である。テーブル45には、連続走行時間に対応するふらつき判定回数(設定値)が登録されている。ここでは、前述したように、大型車5の法定の連続走行時間である4時間を想定し、連続走行時間が第2の時点に達する、すなわち3時間30分に達すると連続走行時間予告警報が行われ、連続走行時間が第1の時点に達するすなわち4時間に達すると連続走行時間警報が行われる、ことを想定している。
【0024】
具体的に、連続走行時間予告警報前(すなわち第2の時点より前の期間)では、ふらつき判定回数を3回としている。また、連続走行時間予告警報中(すなわち第2の時点以後且つ第1の時点前の期間)の場合、ふらつき判定回数を2回としている。さらに、連続走行時間警報中の場合(すなわち、第1の時点以後)、ふらつき判定回数を1回としている。このように、テーブル45は、連続走行時間に応じて3つの連続走行時間状態、すなわち連続走行時間予告警報前、連続走行時間予告警報中及び連続走行時間警報中、に区分けされ、連続走行時間状態毎にふらつき判定回数が設定されている。
【0025】
なお、ここでは、ふらつき判定回数が、3つの連続走行時間状態にそれぞれ異なる回数が設定されているが、連続走行時間の期間をさらに細かく設定して連続走行時間状態を任意の段数に分けてもよく、また各連続走行時間状態に設定される回数も連続走行時間に応じて適宜設定される。このとき、連続走行時間予告警報の有無にかかわらず、連続走行時間が長くなるほど設定される回数が小さな値となることが好ましい。また、白線逸脱回数及びふらつき判定回数は、所定時間(例えば単位時間)当たりの値に設定される。
【0026】
上記構成を有するドライブレコーダ10の動作を示す。図3は、本発明の実施形態のふらつき検出動作手順を示すフローチャートである。この動作プログラムは、ROM14に格納されており、CPU11によって実行される。
【0027】
CPU11は、イグニッションスイッチのオン等により、記録動作の開始が指示されるまで待つ(ステップS1)。なお、イグニッションスイッチがオフでも、CPU11は省電力モードで作動しているものとする。記録動作を開始すると、カメラ31によって撮影される画像を、カメラI/F21を介して入力し、レーン認識演算部25によってレーン(車線)55を認識する演算処理を行う(ステップS2)。即ち、レーン認識演算部25は、撮影された画像に対し、画像処理を行って道路50(図4参照)上に敷かれている2本の白線51、53の内側にあるレーン55を認識する。
【0028】
CPU11は、ふらつき警報処理部26により、ステップS2で認識されたレーン55を区画する2本の白線51、53に対する、自車両の位置を特定する(ステップS3)。
【0029】
CPU11は、白線51、53に対する自車両の位置をもとに、自車両が白線を逸脱したか否かを判定する(ステップS4)。自車両が白線を逸脱していない場合、CPU11は、ステップS2の処理に戻る。
【0030】
一方、自車両が白線を逸脱している場合、CPU11は、RAM15に記憶されている白線逸脱回数を値1だけカウントアップする(ステップS5)。なお、白線逸脱回数の初期値は値0である。
【0031】
さらに、CPU11は、RAM15に記憶されている連続走行時間を参照して、現在の連続走行時間に対応する連続走行時間状態をROM14に格納されたテーブル45から特定する(ステップS6)。この連続走行時間状態として、前述したように、連続走行時間予告警報前、連続走行時間予告警報中、連続走行時間警報中の3つが用いられる。
【0032】
CPU11は、図2のテーブル45を参照し、連続走行時間状態に対応するふらつき判定回数を設定する(ステップS7)。さらに、CPU11は、このふらつき判定回数と白線逸脱回数とを比較し、白線逸脱回数がふらつき判定回数に達したか、つまり、ふらつき判定回数以上(設定値以上)となったか否かを判別する(ステップS8)。
【0033】
ふらつき判定回数に達していない場合、CPU11はステップS2の処理に戻る。一方、ふらつき判定回数に達した場合、CPU11は、ふらつき運転警報動作を行う(ステップS9)。このふらつき運転警報動作では、前述したブザー13を鳴動することが行われる。この後、CPU11はステップS2の処理に進む。
【0034】
図4はふらつき検出及びふらつき運転警報の発生を示す図である。大型車5が道路50上に敷かれている2本の白線51、53の内側にあるレーン55を、矢印a方向に走行している場合を示す。また、図4に示すものは、連続走行時間状態が連続走行時間予告警告前である。走行中、時点t1において、大型車5は、進行方向の右側にある白線51を逸脱する。これにより、白線逸脱回数は値1に更新される(カウントアップ)。
【0035】
続いて、時点t2において、大型車5は、進行方向の左側にある白線53を逸脱する。これにより、白線逸脱回数は値2に更新される。
【0036】
さらに、時点t3において、大型車5は、再度、進行方向の左側にある白線53を逸脱する。これにより、白線逸脱回数は値3に更新される。白線逸脱回数がふらつき判定回数である値3に達したことで、この時点t3でふらつき運転警報60が発生する。
【0037】
図4では、連続走行時間状態が連続走行時間予告警告前である場合の、ふらつき運転警報の発生を説明した。連続走行時間状態が連続走行時間予告警報中または連続走行時間警報中である場合も、ふらつきか判定回数が異なる点を除いて、同様である。すなわち、連続走行時間状態が連続走行時間予告警報中である場合には、時点t2において白線逸脱回数が2に更新され白線逸脱回数がふらつき判定回数である値2に達したことで、この時点t2でふらつき運転警報60が発生する。同様に、連続走行時間状態が連続走行時間警報中である場合には、時点t1において白線逸脱回数が1に更新され白線逸脱回数がふらつき判定回数である値1に達したことで、この時点t1でふらつき運転警報60が発生する。
【0038】
本実施形態のドライブレコーダ10によれば、連続走行時間に応じてふらつき判定回数が設定されるので、ふらつき運転を適切なタイミングで警報することができる。このように、運転状況に見合った設定値が定められるので、その運転状況に合ったふらつき運転の検出が可能である。
【0039】
また、長時間運転の場合、ふらつき判定回数を小さな値にすることで、いち早くふらつき運転を検出することができる。
【0040】
また、連続走行時間予告警報前と、連続走行時間予告警報中と、連続走行時間警報中とで、ふらつき判定回数が異なる値に定められているので、より運転状況に合ったふらつき運転を検出できる。
【0041】
また、ふらつき運転を判定する際の、白線逸脱回数及びふらつき判定回数は所定時間当たりの回数であるので、長時間運転で急に眠くなったような場合にも、所定時間を短時間に設定することで、応答性を高めることができる。
【0042】
なお、本発明は、上記実施形態の構成に限られるものではなく、本実施形態の構成が持つ機能を達成できる構成であればどのようなものであっても適用可能である。
【0043】
例えば、上記実施形態では、ステップS9でふらつき運転警報動作を行った後、CPU11は、RAM15に記憶されている白線逸脱回数を値0にリセットし、その後、ステップS2の処理に戻るようにしてもよい。これは、ふらつき運転警報動作が行われた後、運転手が覚醒し、引き続き運転を再開する場合に、有効である。
【0044】
また、ふらつき運転警報処理では、ブザーが鳴動する代わりに、或いはブザーが鳴動するとともに、警告ランプを点灯させてもよいし、シートベルトを振動させてもよい。
【0045】
また、上記実施形態では、白線逸脱回数及びふらつき判定回数は、所定時間当たりの回数に設定されていたが、運転中の合計回数に設定されてもよい。
【0046】
また、上記実施形態では、白線の逸脱をカメラで撮影した画像を、画像認識技術で画像処理することにより判定していたが、これに限らず、例えば高精度なGPS情報等により車両の現在位置が正確に把握できる場合、マップ上における車両の現在位置と白線の位置とから白線の逸脱を検出するようにしてもよい。
【0047】
本発明は、ふらつき運転を検出する際、運転状況に合ったふらつき運転の検出が可能であり、有用である。
【0048】
ここで、上述した本発明に係る車載器の実施形態の特徴をそれぞれ以下[1]〜[4]に簡潔に纏めて列記する。
[1] 車両(5)に搭載され、ふらつき運転を検出するドライブレコーダ(10)であって、
前記車両(5)が車線(55)を逸脱したことを検出した回数が、前記車両(5)を運転する時間に応じて定められた設定値以上となる場合、ふらつき運転と判定する、
ことを特徴とするドライブレコーダ(10)。
[2] 前記設定値は、前記車両(5)を運転する時間が長くなるほど、小さな値に定められている、
ことを特徴とする[1]に記載のドライブレコーダ(10)。
[3] 前記車両(5)の連続走行時間があらかじめ定められた設定時間を経過した第1の時点以後、連続走行時間警報を発するとともに、前記第1の時点より所定時間前の第2の時点以後、連続走行時間予告警報を発する警報部を備え、
前記設定値は、前記第2の時点より前の期間、前記第2の時点以後且つ前記第1の時点前の期間、及び第1の時点以後の期間において、異なる値に定められている、
ことを特徴とする[2]に記載のドライブレコーダ(10)。
[4] 前記車線(55)を逸脱したことを検出した回数及び前記設定値は、所定時間当たりの値である、
ことを特徴とする[2]または[3]に記載のドライブレコーダ(10)。
【符号の説明】
【0049】
5 大型車(車両)
10 ドライブレコーダ
11 CPU
12 Gセンサ
13 ブザー(BZ)
14 ROM
15 RAM
16 タイマ
18 カードI/F
19 速度I/F
20 エンジンI/F
21 カメラI/F
22 電源部
25 レーン認識演算部
26 ふらつき警報処理部
27 連続走行警報処理部
31 カメラ
32 メモリカード
50 道路
51、53 白線
55 レーン(車線)
60 ふらつき運転警報
図1
図2
図3
図4