【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の請求項1に係る作業支援システムは、予め入力された施設の設備に関する点検データと点検データの点検結果を含む設備の管理情報とが登録された記憶手段と、点検データを設備と関連付けするとともに各設備の点検項目が記載されたチェックシートとして登録し、外部からチェックシートの点検結果を受け取ると、チェックシートに点検結果を反映させて点検結果データとして記憶手段にそれぞれ登録する登録手段と、ある設備について登録された表示形式が異なるチェックシートを選択可能に表示する表示手段と、点検対象設備の特定情報が入力されるとともに表示されたチェックシートに点検結果を書き込み可能な入力手段と、登録された管理情報の情報処理を行う中央演算処理装置とを有し作業員により操作され持ち運び可能な携帯端末を備えて構成され、携帯端末は、設備を特定する情報が入力されると、登録された設備情報に基づいて該当するチェックシートを検索して表示手段に表示させるチェックシート検索手段と、点検データが入力されると、この点検データを表示形式が異なるチェックシートに変換して関連付けし登録手段を通じて記憶手段に登録させる点検データ共有化手段とを有して構成されるとともに、
点検データ共有化手段は、点検データを予め登録された帳票テンプレートに基づいてチェックシートを二次元の座標データに変換して関連付けするとともに表示手段に帳票イメージで表示される帳票形式チェックシートを作成し、設備の点検項目が電子情報で記載されたリスト形式で表示されるリスト形式チェックシートと帳票イメージで表示される帳票形式チェックシートとを表示形式が異なるチェックシートとして一元化して登録するとともに、登録手段は、表示された帳票イメージのチェックシートの点検項目に点検結果が入力されると、帳票形式チェックシートの点検項目に点検結果を反映させて点検結果データとして登録するよう構成され、作業員が入力手段により点検対象設備の特定情報を入力すると、当該点検対象設備特定情報に基づいて設備の点検データを検索して表示手段に表示形式が異なるチェックシートを選択的に表示させ、作業員が所望の表示形式のチェックシートを選択すると、当該所望の表示形式のチェックシートを表示手段に表示させ、作業員が表示された所望の表示形式のチェックシートに点検結果を入力し終わると、点検結果が書き込まれたチェックシートを点検結果データとして記憶手段に登録することを特徴とするものである。
【0007】
本発明の請求項1に係る作業支援システムでは、予め入力された施設の設備に関する点検データと点検データの点検結果を含む設備の管理情報とが登録された記憶手段と、点検データを設備と関連付けするとともに各設備の点検項目が記載されたチェックシートとして登録し、外部からチェックシートの点検結果を受け取ると、チェックシートに点検結果を反映させて点検結果データとして記憶手段にそれぞれ登録する登録手段と、ある設備について登録された表示形式が異なるチェックシートを選択可能に表示する表示手段と、点検対象設備の特定情報が入力されるとともに表示されたチェックシートに点検結果を書き込み可能な入力手段と、登録された管理情報の情報処理を行う中央演算処理装置とを有し作業員により操作され持ち運び可能な携帯端末を備えて構成され、携帯端末は、設備を特定する情報が入力されると、登録された設備情報に基づいて該当するチェックシートを検索して表示手段に表示させるチェックシート検索手段と、点検データが入力されると、この点検データを表示形式が異なるチェックシートに変換して関連付けし登録手段を通じて記憶手段に登録させる点検データ共有化手段とを有して構成されるとともに、
点検データ共有化手段は、点検データを予め登録された帳票テンプレートに基づいてチェックシートを二次元の座標データに変換して関連付けするとともに表示手段に帳票イメージで表示される帳票形式チェックシートを作成し、設備の点検項目が電子情報で記載されたリスト形式で表示されるリスト形式チェックシートと帳票イメージで表示される帳票形式チェックシートとを表示形式が異なるチェックシートとして一元化して登録するとともに、登録手段は、表示された帳票イメージのチェックシートの点検項目に点検結果が入力されると、帳票形式チェックシートの点検項目に点検結果を反映させて点検結果データとして登録するよう構成され、作業員が入力手段により点検対象設備の特定情報を入力すると、当該点検対象設備特定情報に基づいて設備の点検データを検索して表示手段に表示形式が異なるチェックシートを選択的に表示させ、作業員が所望の表示形式のチェックシートを選択すると、当該所望の表示形式のチェックシートを表示手段に表示させ、作業員が表示された所望の表示形式のチェックシートに点検結果を入力し終わると、点検結果が書き込まれたチェックシートを点検結果データとして記憶手段に登録するようにしたことにより、作業員が入力手段により点検対象設備の特定情報を入力すると、当該点検対象設備特定情報に基づいて設備の点検データを検索して表示手段に表示形式が異なるチェックシートを選択的に表示させることができるので、作業員は所望の表示形式のチェックシートを表示手段に表示させて、点検結果を入力することができる。このため、帳票形式に慣れた作業員でも容易に点検結果を入力することができ、作業し易くなる。しかも、点検結果は一元化された点検結果データとして記憶手段に登録されるので、情報処理の作業が効率化される。
【0008】
本発明の請求項2に係る作業支援システムは、管理センター側に設けられたセンターサーバと、このセンターサーバと有線または無線により電気的に接続され作業員により操作され持ち運び可能な携帯端末とを備え、センターサーバは、予め入力された施設の設備に関する点検データと点検データの点検結果を含む設備の管理情報とが登録されたデータベースと、点検データを設備と関連付けするとともに各設備の点検項目が記載されたチェックシートとして登録し、携帯端末からチェックシートの点検結果を受け取ると、チェックシートに点検結果を反映させて点検結果データとして登録する登録手段と、登録された管理情報の情報処理を行う中央演算処理装置とを有するとともに、入力された点検データを表示形式が異なるチェックシートに変換して関連付けし登録手段を通じてデータベースに登録する点検データ共有化手段を有して構成され、携帯端末は、センターサーバから受け取った表示形式が異なるチェックシートを切り替え自在に表示部に表示させる表示切り替え手段と、作業員により入力部を通じて表示部に表示されたチェックシートに点検結果が入力されると、点検結果が書き込まれたチェックシートをセンターサーバに転送する点検結果送信手段とを有して構成され、
点検データ共有化手段は、点検データを予め登録された帳票テンプレートに基づいてチェックシートを二次元の座標データに変換して関連付けするとともに表示手段に帳票イメージで表示される帳票形式チェックシートを作成し、設備の点検項目が電子情報で記載されたリスト形式で表示されるリスト形式チェックシートと帳票イメージで表示される帳票形式チェックシートとを表示形式が異なるチェックシートとして一元化して登録するとともに、登録手段は、表示された帳票イメージのチェックシートの点検項目に点検結果が入力されると、帳票形式チェックシートの点検項目に点検結果を反映させて点検結果データとして登録するよう構成され、作業員がセンターサーバを通じて点検対象設備を特定する特定情報を入力すると、センターサーバは当該点検対象設備の特定情報に基づいて該当する表示形式が異なるチェックシートを検索してこれら表示形式が異なるチェックシートを携帯端末に転送し、作業員により携帯端末の入力部を通じて所望の表示形式のチェックシートが選択されると、携帯端末の表示部に所望の表示形式のチェックシートを表示させ、作業員が表示された所望の表示形式のチェックシートの点検項目に点検結果を入力し終わると、作業員は点検結果が書き込まれたチェックシートを携帯端末からセンターサーバに転送し、センターサーバは受け取った点検結果をチェックシートに反映させて点検結果データとしてデータベースに登録することを特徴とするものである。
【0009】
本発明の請求項2に係る作業支援システムでは、管理センター側に設けられたセンターサーバと、このセンターサーバと有線または無線により電気的に接続され作業員により操作され持ち運び可能な携帯端末とを備え、センターサーバは、予め入力された施設の設備に関する点検データと点検データの点検結果を含む設備の管理情報とが登録されたデータベースと、点検データを設備と関連付けするとともに各設備の点検項目が記載されたチェックシートとして登録し、携帯端末からチェックシートの点検結果を受け取ると、チェックシートに点検結果を反映させて点検結果データとして登録する登録手段と、登録された管理情報の情報処理を行う中央演算処理装置とを有するとともに、入力された点検データを表示形式が異なるチェックシートに変換して関連付けし登録手段を通じてデータベースに登録する点検データ共有化手段を有して構成され、携帯端末は、センターサーバから受け取った表示形式が異なるチェックシートを切り替え自在に表示部に表示させる表示切り替え手段と、作業員により入力部を通じて表示部に表示されたチェックシートに点検結果が入力されると、点検結果が書き込まれたチェックシートをセンターサーバに転送する点検結果送信手段とを有して構成され、
点検データ共有化手段は、点検データを予め登録された帳票テンプレートに基づいてチェックシートを二次元の座標データに変換して関連付けするとともに表示手段に帳票イメージで表示される帳票形式チェックシートを作成し、設備の点検項目が電子情報で記載されたリスト形式で表示されるリスト形式チェックシートと帳票イメージで表示される帳票形式チェックシートとを表示形式が異なるチェックシートとして一元化して登録するとともに、登録手段は、表示された帳票イメージのチェックシートの点検項目に点検結果が入力されると、帳票形式チェックシートの点検項目に点検結果を反映させて点検結果データとして登録するよう構成され、作業員がセンターサーバを通じて点検対象設備を特定する特定情報を入力すると、センターサーバは当該点検対象設備の特定情報に基づいて該当する表示形式が異なるチェックシートを検索してこれら表示形式が異なるチェックシートを携帯端末に転送し、作業員により携帯端末の入力部を通じて所望の表示形式のチェックシートが選択されると、携帯端末の表示部に所望の表示形式のチェックシートを表示させ、作業員が表示された所望の表示形式のチェックシートの点検項目に点検結果を入力し終わると、作業員は点検結果が書き込まれたチェックシートを携帯端末からセンターサーバに転送し、センターサーバは受け取った点検結果をチェックシートに反映させて点検結果データとしてデータベースに登録するようにしたことにより、作業員は管理センターのセンターサーバを通じて点検対象設備を特定する特定情報を入力すると、センターサーバは当該点検対象設備の点検データを検索して該当する表示形式が異なる各チェックシートを携帯端末に転送して選択的に表示させることができるので、作業員はその携帯端末を点検予定の設備まで持ち運び、所望の表示形式のチェックシートを表示させて、点検結果を入力することができる。このため、帳票形式に慣れた作業員でも容易に点検結果を入力することができ、作業し易くなる。しかも、点検結果は一元化された点検結果データとしてデータベースに登録されるので、情報処理の作業が効率化される。
【0010】
本発明の請求項3に係る作業支援システムは、管理センター側に設けられたセンターサーバと、このセンターサーバと通信によりデータを遣り取り可能に接続され作業員により操作され持ち運び可能な携帯端末とを備え、センターサーバは、予め入力された施設の設備に関する点検データと点検データの点検結果を含む設備の管理情報とが登録されたデータベースと、点検データを設備と関連付けするとともに各設備の点検項目が記載されたチェックシートとして登録し、携帯端末からチェックシートの点検結果を受け取ると、チェックシートに点検結果を反映させて点検結果データとして登録する登録手段と、登録された管理情報の情報処理を行う中央演算処理装置とを有するとともに、入力された点検データを表示形式が異なるチェックシートに変換して関連付けし登録手段を通じてデータベースに登録する点検データ共有化手段と、携帯端末から点検対象設備の特定情報が入力されると、データベースから当該点検対象設備特定情報に基づいて設備の点検データを検索し登録されたチェックシートを携帯端末に送信するチェックシート送信手段とを有して構成され、携帯端末は、センターサーバから受け取った表示形式が異なるチェックシートを切り替え自在に表示部に表示させる表示切り替え手段と、作業員により入力部を通じて表示部に表示されたチェックシートに点検結果が入力されると、点検結果が書き込まれたチェックシートをセンターサーバに送信する点検結果送信手段と、作業員が入力部を通じて点検対象設備の設備を特定する特定情報を入力するとこの特定情報をセンターサーバに送信する点検対象設備特定情報送信手段とを有して構成され、
点検データ共有化手段は、点検データを予め登録された帳票テンプレートに基づいてチェックシートを二次元の座標データに変換して関連付けするとともに表示手段に帳票イメージで表示される帳票形式チェックシートを作成し、設備の点検項目が電子情報で記載されたリスト形式で表示されるリスト形式チェックシートと帳票イメージで表示される帳票形式チェックシートとを表示形式が異なるチェックシートとして一元化して登録するとともに、登録手段は、表示された帳票イメージのチェックシートの点検項目に点検結果が入力されると、帳票形式チェックシートの点検項目に点検結果を反映させて点検結果データとして登録するよう構成され、 作業員が携帯端末を通じて点検対象設備を特定する特定情報をセンターサーバに送信すると、センターサーバは当該点検対象設備の点検データを検索して該当する表示形式が異なるチェックシートを携帯端末に送信し、作業員により携帯端末の入力部を通じて所望の表示形式のチェックシートが選択されると、携帯端末の表示部に所望の表示形式のチェックシートを表示させ、作業員が表示された所望の表示形式のチェックシートの点検項目に点検結果を入力し終わると、作業員は点検結果が書き込まれたチェックシートを携帯端末からセンターサーバに送信し、センターサーバは受け取った点検結果をチェックシートに反映させて点検結果データとしてデータベースに登録することを特徴とするものである。
【0011】
本発明の請求項3に係る作業支援システムでは、管理センター側に設けられたセンターサーバと、このセンターサーバと通信によりデータを遣り取り可能に接続され作業員により操作され持ち運び可能な携帯端末とを備え、センターサーバは、予め入力された施設の設備に関する点検データと点検データの点検結果を含む設備の管理情報とが登録されたデータベースと、点検データを設備と関連付けするとともに各設備の点検項目が記載されたチェックシートとして登録し、携帯端末からチェックシートの点検結果を受け取ると、チェックシートに点検結果を反映させて点検結果データとして登録する登録手段と、登録された管理情報の情報処理を行う中央演算処理装置とを有するとともに、入力された点検データを表示形式が異なるチェックシートに変換して関連付けし登録手段を通じてデータベースに登録する点検データ共有化手段と、携帯端末から点検対象設備の特定情報が入力されると、データベースから当該点検対象設備特定情報に基づいて設備の点検データを検索し登録されたチェックシートを携帯端末に送信するチェックシート送信手段とを有して構成され、携帯端末は、センターサーバから受け取った表示形式が異なるチェックシートを切り替え自在に表示部に表示させる表示切り替え手段と、作業員により入力部を通じて表示部に表示されたチェックシートに点検結果が入力されると、点検結果が書き込まれたチェックシートをセンターサーバに送信する点検結果送信手段と、作業員が入力部を通じて点検対象設備の設備を特定する特定情報を入力するとこの特定情報をセンターサーバに送信する点検対象設備特定情報送信手段とを有して構成され、
点検データ共有化手段は、点検データを予め登録された帳票テンプレートに基づいてチェックシートを二次元の座標データに変換して関連付けするとともに表示手段に帳票イメージで表示される帳票形式チェックシートを作成し、設備の点検項目が電子情報で記載されたリスト形式で表示されるリスト形式チェックシートと帳票イメージで表示される帳票形式チェックシートとを表示形式が異なるチェックシートとして一元化して登録するとともに、登録手段は、表示された帳票イメージのチェックシートの点検項目に点検結果が入力されると、帳票形式チェックシートの点検項目に点検結果を反映させて点検結果データとして登録するよう構成され、作業員が携帯端末を通じて点検対象設備を特定する特定情報をセンターサーバに送信すると、センターサーバは当該点検対象設備の点検データを検索して該当する表示形式が異なるチェックシートを携帯端末に送信し、作業員により携帯端末の入力部を通じて所望の表示形式のチェックシートが選択されると、携帯端末の表示部に所望の表示形式のチェックシートを表示させ、作業員が表示された所望の表示形式のチェックシートの点検項目に点検結果を入力し終わると、作業員は点検結果が書き込まれたチェックシートを携帯端末からセンターサーバに送信し、センターサーバは受け取った点検結果をチェックシートに反映させて点検結果データとしてデータベースに登録するようにしたことにより、作業員は管理センターであっても点検対象の設備であっても外部のどこからでも、携帯端末を通じて点検対象設備を特定する特定情報を入力して、センターサーバに特定情報を送信すると、センターサーバは当該点検対象設備の点検データを検索して該当する表示形式が異なる各チェックシートを携帯端末に送信して選択的に表示させることができるので、作業員は管理センターに足を運ばなくとも、その携帯端末を点検予定の設備まで持ち運び、所望の表示形式のチェックシートを表示させて、点検結果を入力することができる。このため、帳票形式に慣れた作業員でも容易に点検結果を入力することができ、作業し易くなる。しかも、点検結果は一元化された点検結果データとしてデータベースに登録されるので、情報処理の作業が効率化される。
【0013】
本発明の請求項
4に係る作業支援システムは、センターサーバは、携帯端末から点検結果が書き込まれたチェックシートが送られてくると、帳票イメージで表示して印刷することを特徴とするものである。
【0014】
本発明の請求項
5に係る作業支援システムは、センターサーバは、携帯端末から点検結果が書き込まれたチェックシートが送られてくると、入力手段により電子承認を付与し電子承認が付与されたチェックシートを外部に送信する電子承認手段を有することを特徴とするものである。
【0015】
本発明の請求項
6に係る作業支援システムは、センターサーバは、データベースに登録された点検データまたは点検結果データに対し、管理者からの指示に基づき点検項目の増減または点検順序の並び替えを可能にする電子編集手段を有し、登録手段は電子編集手段により編集されたチェックシートをデータベースに登録することを特徴とするものである。
【0016】
本発明の請求項
7に係る作業支援システムは、携帯端末は、撮像手段を備えて構成され、携帯端末に表示されたチェックシートには、入力部により入力されたメモ、撮像手段により撮影または録画された写真または動画のうち少なくともいずれか1が添付されることを特徴とするものである。
【0017】
本発明の請求項
8に係る作業支援システムは、センターサーバには、外部から通信を通じて施設の設備に関する点検データが入力されることを特徴とするものである。
【0018】
本発明の請求項
9に係る作業支援方法は、予め入力された施設の設備に関する点検データと点検データの点検結果を含む設備の管理情報とが登録された記憶手段と、点検データを設備と関連付けするとともに各設備の点検項目が記載されたチェックシートとして登録し、外部からチェックシートの点検結果を受け取ると、チェックシートに点検結果を反映させて点検結果データとして記憶手段にそれぞれ登録する登録手段と、ある設備について登録された表示形式が異なるチェックシートを選択可能に表示する表示手段と、点検対象設備の特定情報が入力されるとともに表示されたチェックシートに点検結果を書き込み可能な入力手段と、登録された管理情報の情報処理を行う中央演算処理装置とを有し作業員により操作され持ち運び可能な携帯端末を備えて構成され、携帯端末は、設備を特定する情報が入力されると、登録された設備情報に基づいて該当するチェックシートを検索して表示手段に表示させるチェックシート検索手段と、点検データが入力されると、この点検データを表示形式が異なるチェックシートに変換して関連付けし登録手段を通じて記憶手段に登録させる点検データ共有化手段とを有して構成され、
点検データ共有化手段は、点検データを予め登録された帳票テンプレートに基づいてチェックシートを二次元の座標データに変換して関連付けするとともに表示手段に帳票イメージで表示される帳票形式チェックシートを作成し、設備の点検項目が電子情報で記載されたリスト形式で表示されるリスト形式チェックシートと帳票イメージで表示される帳票形式チェックシートとを表示形式が異なるチェックシートとして一元化して登録するとともに、登録手段は、表示された帳票イメージのチェックシートの点検項目に点検結果が入力されると、帳票形式チェックシートの点検項目に点検結果を反映させて点検結果データとして登録するよう構成され、施設の設備に関する点検データが入力されると、点検データ共有化手段によりこの点検データを表示形式が異なるチェックシートに変換して関連付けし登録手段を通じて記憶手段に予め登録する第1のステップと、作業員が入力手段により点検対象設備の特定情報を入力すると、チェックシート検索手段により当該点検対象設備特定情報に基づいて設備の点検データを検索して表示手段に表示形式が異なるチェックシートを選択的に表示させる第2のステップと、作業員が所望の表示形式のチェックシートを選択すると、当該所望の表示形式のチェックシートを表示手段に表示させ、作業員が表示された所望の表示形式のチェックシートに点検結果を入力し終わると、点検結果が書き込まれたチェックシートを点検結果データとして記憶手段に登録する第3のステップとを有することを特徴とするものである。
【0019】
本発明の請求項
9に係る作業支援方法では、予め入力された施設の設備に関する点検データと点検データの点検結果を含む設備の管理情報とが登録された記憶手段と、点検データを設備と関連付けするとともに各設備の点検項目が記載されたチェックシートとして登録し、外部からチェックシートの点検結果を受け取ると、チェックシートに点検結果を反映させて点検結果データとして記憶手段にそれぞれ登録する登録手段と、ある設備について登録された表示形式が異なるチェックシートを選択可能に表示する表示手段と、点検対象設備の特定情報が入力されるとともに表示されたチェックシートに点検結果を書き込み可能な入力手段と、登録された管理情報の情報処理を行う中央演算処理装置とを有し作業員により操作され持ち運び可能な携帯端末を備えて構成され、携帯端末は、設備を特定する情報が入力されると、登録された設備情報に基づいて該当するチェックシートを検索して表示手段に表示させるチェックシート検索手段と、点検データが入力されると、この点検データを表示形式が異なるチェックシートに変換して関連付けし登録手段を通じて記憶手段に登録させる点検データ共有化手段とを有して構成され、
点検データ共有化手段は、点検データを予め登録された帳票テンプレートに基づいてチェックシートを二次元の座標データに変換して関連付けするとともに表示手段に帳票イメージで表示される帳票形式チェックシートを作成し、設備の点検項目が電子情報で記載されたリスト形式で表示されるリスト形式チェックシートと帳票イメージで表示される帳票形式チェックシートとを表示形式が異なるチェックシートとして一元化して登録するとともに、登録手段は、表示された帳票イメージのチェックシートの点検項目に点検結果が入力されると、帳票形式チェックシートの点検項目に点検結果を反映させて点検結果データとして登録するよう構成され、施設の設備に関する点検データが入力されると、点検データ共有化手段によりこの点検データを表示形式が異なるチェックシートに変換して関連付けし登録手段を通じて記憶手段に予め登録する第1のステップと、作業員が入力手段により点検対象設備の特定情報を入力すると、チェックシート検索手段により当該点検対象設備特定情報に基づいて設備の点検データを検索して表示手段に表示形式が異なるチェックシートを選択的に表示させる第2のステップと、作業員が所望の表示形式のチェックシートを選択すると、当該所望の表示形式のチェックシートを表示手段に表示させ、作業員が表示された所望の表示形式のチェックシートに点検結果を入力し終わると、点検結果が書き込まれたチェックシートを点検結果データとして記憶手段に登録する第3のステップとを有するようにしたことにより、作業員が入力手段により点検対象設備の特定情報を入力すると、当該点検対象設備特定情報に基づいて設備の点検データを検索して表示手段に表示形式が異なるチェックシートを選択的に表示させることができるので、作業員は所望の表示形式のチェックシートを表示手段に表示させて、点検結果を入力することができる。このため、帳票形式に慣れた作業員でも容易に点検結果を入力することができ、作業し易くなる。しかも、点検結果は一元化された点検結果データとして記憶手段に登録されるので、情報処理の作業が効率化される。
【0020】
本発明の請求項
10に係る作業支援方法は、管理センター側に設けられたセンターサーバと、このセンターサーバと有線または無線により電気的に接続され作業員により操作され持ち運び可能な携帯端末とを備え、センターサーバは、予め入力された施設の設備に関する点検データと点検データの点検結果を含む設備の管理情報とが登録されたデータベースと、点検データを設備と関連付けするとともに各設備の点検項目が記載されたチェックシートとして登録し、携帯端末からチェックシートの点検結果を受け取ると、チェックシートに点検結果を反映させて点検結果データとして登録する登録手段と、登録された管理情報の情報処理を行う中央演算処理装置とを有するとともに、入力された点検データを表示形式が異なるチェックシートに変換して関連付けし登録手段を通じてデータベースに登録する点検データ共有化手段を有して構成され、携帯端末は、センターサーバから受け取った表示形式が異なるチェックシートを切り替え自在に表示部に表示させる表示切り替え手段と、作業員により入力部を通じて表示部に表示されたチェックシートに点検結果が入力されると、点検結果が書き込まれたチェックシートをセンターサーバに転送する点検結果送信手段とを有して構成され、
点検データ共有化手段は、点検データを予め登録された帳票テンプレートに基づいてチェックシートを二次元の座標データに変換して関連付けするとともに表示手段に帳票イメージで表示される帳票形式チェックシートを作成し、設備の点検項目が電子情報で記載されたリスト形式で表示されるリスト形式チェックシートと帳票イメージで表示される帳票形式チェックシートとを表示形式が異なるチェックシートとして一元化して登録するとともに、登録手段は、表示された帳票イメージのチェックシートの点検項目に点検結果が入力されると、帳票形式チェックシートの点検項目に点検結果を反映させて点検結果データとして登録するよう構成され、センターサーバに施設の設備に関する点検データが入力されると、点検データ共有化手段によりこの点検データを表示形式が異なるチェックシートに変換して関連付けし登録手段を通じてデータベースに予め登録する第1のステップと、 作業員がセンターサーバを通じて点検対象設備を特定する特定情報を入力すると、センターサーバは当該点検対象設備の特定情報に基づいて該当する表示形式が異なるチェックシートを検索してこれら表示形式が異なるチェックシートを携帯端末に転送し、携帯端末に表示形式が異なるチェックシートを切り替え自在に表示させる第2のステップと、作業員により携帯端末の入力部を通じて所望の表示形式のチェックシートが選択されると、携帯端末の表示部に所望の表示形式のチェックシートを表示させ、作業員が表示された所望の表示形式のチェックシートの点検項目に点検結果を入力し終わると、作業員は点検結果が書き込まれたチェックシートを携帯端末からセンターサーバに転送し、センターサーバは受け取った点検結果をチェックシートに反映させて点検結果データとしてデータベースに登録する第3のステップとを有することを特徴とするものである。
【0021】
本発明の請求項
10に係る作業支援方法では、管理センター側に設けられたセンターサーバと、このセンターサーバと有線または無線により電気的に接続され作業員により操作され持ち運び可能な携帯端末とを備え、センターサーバは、予め入力された施設の設備に関する点検データと点検データの点検結果を含む設備の管理情報とが登録されたデータベースと、点検データを設備と関連付けするとともに各設備の点検項目が記載されたチェックシートとして登録し、携帯端末からチェックシートの点検結果を受け取ると、チェックシートに点検結果を反映させて点検結果データとして登録する登録手段と、登録された管理情報の情報処理を行う中央演算処理装置とを有するとともに、入力された点検データを表示形式が異なるチェックシートに変換して関連付けし登録手段を通じてデータベースに登録する点検データ共有化手段を有して構成され、携帯端末は、センターサーバから受け取った表示形式が異なるチェックシートを切り替え自在に表示部に表示させる表示切り替え手段と、作業員により入力部を通じて表示部に表示されたチェックシートに点検結果が入力されると、点検結果が書き込まれたチェックシートをセンターサーバに転送する点検結果送信手段とを有して構成され、
点検データ共有化手段は、点検データを予め登録された帳票テンプレートに基づいてチェックシートを二次元の座標データに変換して関連付けするとともに表示手段に帳票イメージで表示される帳票形式チェックシートを作成し、設備の点検項目が電子情報で記載されたリスト形式で表示されるリスト形式チェックシートと帳票イメージで表示される帳票形式チェックシートとを表示形式が異なるチェックシートとして一元化して登録するとともに、登録手段は、表示された帳票イメージのチェックシートの点検項目に点検結果が入力されると、帳票形式チェックシートの点検項目に点検結果を反映させて点検結果データとして登録するよう構成され、センターサーバに施設の設備に関する点検データが入力されると、点検データ共有化手段によりこの点検データを表示形式が異なるチェックシートに変換して関連付けし登録手段を通じてデータベースに予め登録する第1のステップと、 作業員がセンターサーバを通じて点検対象設備を特定する特定情報を入力すると、センターサーバは当該点検対象設備の特定情報に基づいて該当する表示形式が異なるチェックシートを検索してこれら表示形式が異なるチェックシートを携帯端末に転送し、携帯端末に表示形式が異なるチェックシートを切り替え自在に表示させる第2のステップと、作業員により携帯端末の入力部を通じて所望の表示形式のチェックシートが選択されると、携帯端末の表示部に所望の表示形式のチェックシートを表示させ、作業員が表示された所望の表示形式のチェックシートの点検項目に点検結果を入力し終わると、作業員は点検結果が書き込まれたチェックシートを携帯端末からセンターサーバに転送し、センターサーバは受け取った点検結果をチェックシートに反映させて点検結果データとしてデータベースに登録する第3のステップとを有するようにしたことにより、作業員は管理センターのセンターサーバを通じて点検対象設備を特定する特定情報を入力すると、センターサーバは当該点検対象設備の点検データを検索して該当する表示形式が異なる各チェックシートを携帯端末に転送して選択的に表示させることができるので、作業員はその携帯端末を点検予定の設備まで持ち運び、所望の表示形式のチェックシートを表示させて、点検結果を入力することができる。このため、帳票形式に慣れた作業員でも容易に点検結果を入力することができ、作業し易くなる。しかも、点検結果は一元化された点検結果データとしてデータベースに登録されるので、情報処理の作業が効率化される。
【0022】
本発明の請求項
11に係る作業支援方法は、管理センター側に設けられたセンターサーバと、このセンターサーバと通信によりデータを遣り取り可能に接続され作業員により操作され持ち運び可能な携帯端末とを備え、センターサーバは、予め入力された施設の設備に関する点検データと点検データの点検結果を含む設備の管理情報とが登録されたデータベースと、点検データを設備と関連付けするとともに各設備の点検項目が記載されたチェックシートとして登録し、携帯端末からチェックシートの点検結果を受け取ると、チェックシートに点検結果を反映させて点検結果データとして登録する登録手段と、登録された管理情報の情報処理を行う中央演算処理装置とを有するとともに、入力された点検データを表示形式が異なるチェックシートに変換して関連付けし登録手段を通じてデータベースに登録する点検データ共有化手段と、携帯端末から点検対象設備の特定情報が入力されると、データベースから当該点検対象設備特定情報に基づいて設備の点検データを検索し登録されたチェックシートを携帯端末に送信するチェックシート送信手段とを有して構成され、携帯端末は、センターサーバから受け取った表示形式が異なるチェックシートを切り替え自在に表示部に表示させる表示切り替え手段と、作業員により入力部を通じて表示部に表示されたチェックシートに点検結果が入力されると、点検結果が書き込まれたチェックシートをセンターサーバに送信する点検結果送信手段と、作業員が入力部を通じて点検対象設備の設備を特定する特定情報を入力するとこの特定情報をセンターサーバに送信する点検対象設備特定情報送信手段とを有して構成され、
点検データ共有化手段は、点検データを予め登録された帳票テンプレートに基づいてチェックシートを二次元の座標データに変換して関連付けするとともに表示手段に帳票イメージで表示される帳票形式チェックシートを作成し、設備の点検項目が電子情報で記載されたリスト形式で表示されるリスト形式チェックシートと帳票イメージで表示される帳票形式チェックシートとを表示形式が異なるチェックシートとして一元化して登録するとともに、登録手段は、表示された帳票イメージのチェックシートの点検項目に点検結果が入力されると、帳票形式チェックシートの点検項目に点検結果を反映させて点検結果データとして登録するよう構成され、センターサーバに施設の設備に関する点検データが入力されると、点検データ共有化手段によりこの点検データを表示形式が異なるチェックシートに変換して関連付けし登録手段を通じてデータベースに予め登録する第1のステップと、作業員が携帯端末を通じて点検対象設備を特定する特定情報をセンターサーバに送信すると、センターサーバにより当該点検対象設備の点検データを検索して該当する表示形式が異なるチェックシートを携帯端末に送信し、携帯端末に表示形式が異なるチェックシートを切り替え自在に表示させる第2のステップと、作業員により携帯端末の入力部を通じて所望の表示形式のチェックシートが選択されると、携帯端末の表示部に所望の表示形式のチェックシートを表示させ、作業員が表示された所望の表示形式のチェックシートの点検項目に点検結果を入力し終わると、作業員は点検結果が書き込まれたチェックシートを携帯端末からセンターサーバに送信し、センターサーバは受け取った点検結果をチェックシートに反映させて点検結果データとしてデータベースに登録する第3のステップとを有することを特徴とするものである。
【0023】
本発明の請求項
11に係る作業支援方法では、管理センター側に設けられたセンターサーバと、このセンターサーバと通信によりデータを遣り取り可能に接続され作業員により操作され持ち運び可能な携帯端末とを備え、センターサーバは、予め入力された施設の設備に関する点検データと点検データの点検結果を含む設備の管理情報とが登録されたデータベースと、点検データを設備と関連付けするとともに各設備の点検項目が記載されたチェックシートとして登録し、携帯端末からチェックシートの点検結果を受け取ると、チェックシートに点検結果を反映させて点検結果データとして登録する登録手段と、登録された管理情報の情報処理を行う中央演算処理装置とを有するとともに、入力された点検データを表示形式が異なるチェックシートに変換して関連付けし登録手段を通じてデータベースに登録する点検データ共有化手段と、携帯端末から点検対象設備の特定情報が入力されると、データベースから当該点検対象設備特定情報に基づいて設備の点検データを検索し登録されたチェックシートを携帯端末に送信するチェックシート送信手段とを有して構成され、携帯端末は、センターサーバから受け取った表示形式が異なるチェックシートを切り替え自在に表示部に表示させる表示切り替え手段と、作業員により入力部を通じて表示部に表示されたチェックシートに点検結果が入力されると、点検結果が書き込まれたチェックシートをセンターサーバに送信する点検結果送信手段と、作業員が入力部を通じて点検対象設備の設備を特定する特定情報を入力するとこの特定情報をセンターサーバに送信する点検対象設備特定情報送信手段とを有して構成され、
点検データ共有化手段は、点検データを予め登録された帳票テンプレートに基づいてチェックシートを二次元の座標データに変換して関連付けするとともに表示手段に帳票イメージで表示される帳票形式チェックシートを作成し、設備の点検項目が電子情報で記載されたリスト形式で表示されるリスト形式チェックシートと帳票イメージで表示される帳票形式チェックシートとを表示形式が異なるチェックシートとして一元化して登録するとともに、登録手段は、表示された帳票イメージのチェックシートの点検項目に点検結果が入力されると、帳票形式チェックシートの点検項目に点検結果を反映させて点検結果データとして登録するよう構成され、センターサーバに施設の設備に関する点検データが入力されると、点検データ共有化手段によりこの点検データを表示形式が異なるチェックシートに変換して関連付けし登録手段を通じてデータベースに予め登録する第1のステップと、作業員が携帯端末を通じて点検対象設備を特定する特定情報をセンターサーバに送信すると、センターサーバにより当該点検対象設備の点検データを検索して該当する表示形式が異なるチェックシートを携帯端末に送信し、携帯端末に表示形式が異なるチェックシートを切り替え自在に表示させる第2のステップと、作業員により携帯端末の入力部を通じて所望の表示形式のチェックシートが選択されると、携帯端末の表示部に所望の表示形式のチェックシートを表示させ、作業員が表示された所望の表示形式のチェックシートの点検項目に点検結果を入力し終わると、作業員は点検結果が書き込まれたチェックシートを携帯端末からセンターサーバに送信し、センターサーバは受け取った点検結果をチェックシートに反映させて点検結果データとしてデータベースに登録する第3のステップとを有するようにしたことにより、作業員は管理センターであっても点検対象の設備であっても外部のどこからでも、携帯端末を通じて点検対象設備を特定する特定情報を入力して、センターサーバに特定情報を送信すると、センターサーバは当該点検対象設備の点検データを検索して該当する表示形式が異なる各チェックシートを携帯端末に送信して選択的に表示させることができるので、作業員は管理センターに足を運ばなくとも、その携帯端末を点検予定の設備まで持ち運び、所望の表示形式のチェックシートを表示させて、点検結果を入力することができる。このため、帳票形式に慣れた作業員でも容易に点検結果を入力することができ、作業し易くなる。しかも、点検結果は一元化された点検結果データとしてデータベースに登録されるので、情報処理の作業が効率化される。
【0024】
本発明の請求項
12に係る作業支援方法は、第1のステップで、センターサーバに外部から通信を通じて施設の設備に関する点検データが入力されることを特徴とするものである。
【発明の効果】
【0025】
本発明の請求項1に係る作業支援システムは、予め入力された施設の設備に関する点検データと点検データの点検結果を含む設備の管理情報とが登録された記憶手段と、点検データを設備と関連付けするとともに各設備の点検項目が記載されたチェックシートとして登録し、外部からチェックシートの点検結果を受け取ると、チェックシートに点検結果を反映させて点検結果データとして記憶手段にそれぞれ登録する登録手段と、ある設備について登録された表示形式が異なるチェックシートを選択可能に表示する表示手段と、点検対象設備の特定情報が入力されるとともに表示されたチェックシートに点検結果を書き込み可能な入力手段と、登録された管理情報の情報処理を行う中央演算処理装置とを有し作業員により操作され持ち運び可能な携帯端末を備えて構成され、携帯端末は、設備を特定する情報が入力されると、登録された設備情報に基づいて該当するチェックシートを検索して表示手段に表示させるチェックシート検索手段と、点検データが入力されると、この点検データを表示形式が異なるチェックシートに変換して関連付けし登録手段を通じて記憶手段に登録させる点検データ共有化手段とを有して構成されるとともに、
点検データ共有化手段は、点検データを予め登録された帳票テンプレートに基づいてチェックシートを二次元の座標データに変換して関連付けするとともに表示手段に帳票イメージで表示される帳票形式チェックシートを作成し、設備の点検項目が電子情報で記載されたリスト形式で表示されるリスト形式チェックシートと帳票イメージで表示される帳票形式チェックシートとを表示形式が異なるチェックシートとして一元化して登録するとともに、登録手段は、表示された帳票イメージのチェックシートの点検項目に点検結果が入力されると、帳票形式チェックシートの点検項目に点検結果を反映させて点検結果データとして登録するよう構成され、作業員が入力手段により点検対象設備の特定情報を入力すると、当該点検対象設備特定情報に基づいて設備の点検データを検索して表示手段に表示形式が異なるチェックシートを選択的に表示させ、作業員が所望の表示形式のチェックシートを選択すると、当該所望の表示形式のチェックシートを表示手段に表示させ、作業員が表示された所望の表示形式のチェックシートに点検結果を入力し終わると、点検結果が書き込まれたチェックシートを点検結果データとして記憶手段に登録するようにしたので、点検対象設備のチェックシートがたとえ表示形式が異なる紙に書き込む帳票タイプであっても、電子情報で記載されたリスト形式のタイプであっても、携帯端末の画面を自在に切り替えて表示し点検結果を入力することができ、作業を容易に行うことができる。また、点検結果は一元化された点検結果データとして登録されるので、情報処理の作業が効率化される。
【0026】
本発明の請求項2に係る作業支援システムは、管理センター側に設けられたセンターサーバと、このセンターサーバと有線または無線により電気的に接続され作業員により操作され持ち運び可能な携帯端末とを備え、センターサーバは、予め入力された施設の設備に関する点検データと点検データの点検結果を含む設備の管理情報とが登録されたデータベースと、点検データを設備と関連付けするとともに各設備の点検項目が記載されたチェックシートとして登録し、携帯端末からチェックシートの点検結果を受け取ると、チェックシートに点検結果を反映させて点検結果データとして登録する登録手段と、登録された管理情報の情報処理を行う中央演算処理装置とを有するとともに、入力された点検データを表示形式が異なるチェックシートに変換して関連付けし登録手段を通じてデータベースに登録する点検データ共有化手段を有して構成され、携帯端末は、センターサーバから受け取った表示形式が異なるチェックシートを切り替え自在に表示部に表示させる表示切り替え手段と、作業員により入力部を通じて表示部に表示されたチェックシートに点検結果が入力されると、点検結果が書き込まれたチェックシートをセンターサーバに転送する点検結果送信手段とを有して構成され、
点検データ共有化手段は、点検データを予め登録された帳票テンプレートに基づいてチェックシートを二次元の座標データに変換して関連付けするとともに表示手段に帳票イメージで表示される帳票形式チェックシートを作成し、設備の点検項目が電子情報で記載されたリスト形式で表示されるリスト形式チェックシートと帳票イメージで表示される帳票形式チェックシートとを表示形式が異なるチェックシートとして一元化して登録するとともに、登録手段は、表示された帳票イメージのチェックシートの点検項目に点検結果が入力されると、帳票形式チェックシートの点検項目に点検結果を反映させて点検結果データとして登録するよう構成され、作業員がセンターサーバを通じて点検対象設備を特定する特定情報を入力すると、センターサーバは当該点検対象設備の特定情報に基づいて該当する表示形式が異なるチェックシートを検索してこれら表示形式が異なるチェックシートを携帯端末に転送し、作業員により携帯端末の入力部を通じて所望の表示形式のチェックシートが選択されると、携帯端末の表示部に所望の表示形式のチェックシートを表示させ、作業員が表示された所望の表示形式のチェックシートの点検項目に点検結果を入力し終わると、作業員は点検結果が書き込まれたチェックシートを携帯端末からセンターサーバに転送し、センターサーバは受け取った点検結果をチェックシートに反映させて点検結果データとしてデータベースに登録するようにしたので、チェックシートをセンターサーバから携帯端末に転送すると、点検対象設備のチェックシートがたとえ表示形式が異なる紙に書き込む帳票タイプであっても、電子情報で記載されたリスト形式のタイプであっても、携帯端末の画面を自在に切り替えて表示し点検結果を入力することができ、作業を容易に行うことができる。また、点検結果は一元化された点検結果データとしてデータベースに登録されるので、情報処理の作業が効率化される。
【0027】
本発明の請求項3に係る作業支援システムは、管理センター側に設けられたセンターサーバと、このセンターサーバと通信によりデータを遣り取り可能に接続され作業員により操作され持ち運び可能な携帯端末とを備え、センターサーバは、予め入力された施設の設備に関する点検データと点検データの点検結果を含む設備の管理情報とが登録されたデータベースと、点検データを設備と関連付けするとともに各設備の点検項目が記載されたチェックシートとして登録し、携帯端末からチェックシートの点検結果を受け取ると、チェックシートに点検結果を反映させて点検結果データとして登録する登録手段と、登録された管理情報の情報処理を行う中央演算処理装置とを有するとともに、入力された点検データを表示形式が異なるチェックシートに変換して関連付けし登録手段を通じてデータベースに登録する点検データ共有化手段と、携帯端末から点検対象設備の特定情報が入力されると、データベースから当該点検対象設備特定情報に基づいて設備の点検データを検索し登録されたチェックシートを携帯端末に送信するチェックシート送信手段とを有して構成され、携帯端末は、センターサーバから受け取った表示形式が異なるチェックシートを切り替え自在に表示部に表示させる表示切り替え手段と、作業員により入力部を通じて表示部に表示されたチェックシートに点検結果が入力されると、点検結果が書き込まれたチェックシートをセンターサーバに送信する点検結果送信手段と、作業員が入力部を通じて点検対象設備の設備を特定する特定情報を入力するとこの特定情報をセンターサーバに送信する点検対象設備特定情報送信手段とを有して構成され、
点検データ共有化手段は、点検データを予め登録された帳票テンプレートに基づいてチェックシートを二次元の座標データに変換して関連付けするとともに表示手段に帳票イメージで表示される帳票形式チェックシートを作成し、設備の点検項目が電子情報で記載されたリスト形式で表示されるリスト形式チェックシートと帳票イメージで表示される帳票形式チェックシートとを表示形式が異なるチェックシートとして一元化して登録するとともに、登録手段は、表示された帳票イメージのチェックシートの点検項目に点検結果が入力されると、帳票形式チェックシートの点検項目に点検結果を反映させて点検結果データとして登録するよう構成され、 作業員が携帯端末を通じて点検対象設備を特定する特定情報をセンターサーバに送信すると、センターサーバは当該点検対象設備の点検データを検索して該当する表示形式が異なるチェックシートを携帯端末に送信し、作業員により携帯端末の入力部を通じて所望の表示形式のチェックシートが選択されると、携帯端末の表示部に所望の表示形式のチェックシートを表示させ、作業員が表示された所望の表示形式のチェックシートの点検項目に点検結果を入力し終わると、作業員は点検結果が書き込まれたチェックシートを携帯端末からセンターサーバに送信し、センターサーバは受け取った点検結果をチェックシートに反映させて点検結果データとしてデータベースに登録するようにしたので、管理センターの外部のどこからでも、点検対象設備のチェックシートがたとえ表示形式が異なる紙に書き込む帳票タイプであっても、電子情報で記載されたリスト形式のタイプであっても、携帯端末の画面を自在に切り替えて表示し点検結果を入力することができ、作業を容易に行うことができる。また、点検結果は一元化された点検結果データとしてデータベースに登録されるので、情報処理の作業が効率化される。
【0028】
本発明の請求項
9に係る作業支援方法は、予め入力された施設の設備に関する点検データと点検データの点検結果を含む設備の管理情報とが登録された記憶手段と、点検データを設備と関連付けするとともに各設備の点検項目が記載されたチェックシートとして登録し、外部からチェックシートの点検結果を受け取ると、チェックシートに点検結果を反映させて点検結果データとして記憶手段にそれぞれ登録する登録手段と、ある設備について登録された表示形式が異なるチェックシートを選択可能に表示する表示手段と、点検対象設備の特定情報が入力されるとともに表示されたチェックシートに点検結果を書き込み可能な入力手段と、登録された管理情報の情報処理を行う中央演算処理装置とを有し作業員により操作され持ち運び可能な携帯端末を備えて構成され、携帯端末は、設備を特定する情報が入力されると、登録された設備情報に基づいて該当するチェックシートを検索して表示手段に表示させるチェックシート検索手段と、点検データが入力されると、この点検データを表示形式が異なるチェックシートに変換して関連付けし登録手段を通じて記憶手段に登録させる点検データ共有化手段とを有して構成され、
点検データ共有化手段は、点検データを予め登録された帳票テンプレートに基づいてチェックシートを二次元の座標データに変換して関連付けするとともに表示手段に帳票イメージで表示される帳票形式チェックシートを作成し、設備の点検項目が電子情報で記載されたリスト形式で表示されるリスト形式チェックシートと帳票イメージで表示される帳票形式チェックシートとを表示形式が異なるチェックシートとして一元化して登録するとともに、登録手段は、表示された帳票イメージのチェックシートの点検項目に点検結果が入力されると、帳票形式チェックシートの点検項目に点検結果を反映させて点検結果データとして登録するよう構成され、施設の設備に関する点検データが入力されると、点検データ共有化手段によりこの点検データを表示形式が異なるチェックシートに変換して関連付けし登録手段を通じて記憶手段に予め登録する第1のステップと、作業員が入力手段により点検対象設備の特定情報を入力すると、チェックシート検索手段により当該点検対象設備特定情報に基づいて設備の点検データを検索して表示手段に表示形式が異なるチェックシートを選択的に表示させる第2のステップと、作業員が所望の表示形式のチェックシートを選択すると、当該所望の表示形式のチェックシートを表示手段に表示させ、作業員が表示された所望の表示形式のチェックシートに点検結果を入力し終わると、点検結果が書き込まれたチェックシートを点検結果データとして記憶手段に登録する第3のステップとを有するようにしたので、点検対象設備のチェックシートがたとえ表示形式が異なる紙に書き込む帳票タイプであっても、電子情報で記載されたリスト形式のタイプであっても、携帯端末の画面を自在に切り替えて表示し点検結果を入力することができ、作業を容易に行うことができる。また、点検結果は一元化された点検結果データとして登録されるので、情報処理の作業が効率化される。
【0029】
本発明の請求項
10に係る作業支援方法は、管理センター側に設けられたセンターサーバと、このセンターサーバと有線または無線により電気的に接続され作業員により操作され持ち運び可能な携帯端末とを備え、センターサーバは、予め入力された施設の設備に関する点検データと点検データの点検結果を含む設備の管理情報とが登録されたデータベースと、点検データを設備と関連付けするとともに各設備の点検項目が記載されたチェックシートとして登録し、携帯端末からチェックシートの点検結果を受け取ると、チェックシートに点検結果を反映させて点検結果データとして登録する登録手段と、登録された管理情報の情報処理を行う中央演算処理装置とを有するとともに、入力された点検データを表示形式が異なるチェックシートに変換して関連付けし登録手段を通じてデータベースに登録する点検データ共有化手段を有して構成され、携帯端末は、センターサーバから受け取った表示形式が異なるチェックシートを切り替え自在に表示部に表示させる表示切り替え手段と、作業員により入力部を通じて表示部に表示されたチェックシートに点検結果が入力されると、点検結果が書き込まれたチェックシートをセンターサーバに転送する点検結果送信手段とを有して構成され、
点検データ共有化手段は、点検データを予め登録された帳票テンプレートに基づいてチェックシートを二次元の座標データに変換して関連付けするとともに表示手段に帳票イメージで表示される帳票形式チェックシートを作成し、設備の点検項目が電子情報で記載されたリスト形式で表示されるリスト形式チェックシートと帳票イメージで表示される帳票形式チェックシートとを表示形式が異なるチェックシートとして一元化して登録するとともに、登録手段は、表示された帳票イメージのチェックシートの点検項目に点検結果が入力されると、帳票形式チェックシートの点検項目に点検結果を反映させて点検結果データとして登録するよう構成され、センターサーバに施設の設備に関する点検データが入力されると、点検データ共有化手段によりこの点検データを表示形式が異なるチェックシートに変換して関連付けし登録手段を通じてデータベースに予め登録する第1のステップと、 作業員がセンターサーバを通じて点検対象設備を特定する特定情報を入力すると、センターサーバは当該点検対象設備の特定情報に基づいて該当する表示形式が異なるチェックシートを検索してこれら表示形式が異なるチェックシートを携帯端末に転送し、携帯端末に表示形式が異なるチェックシートを切り替え自在に表示させる第2のステップと、作業員により携帯端末の入力部を通じて所望の表示形式のチェックシートが選択されると、携帯端末の表示部に所望の表示形式のチェックシートを表示させ、作業員が表示された所望の表示形式のチェックシートの点検項目に点検結果を入力し終わると、作業員は点検結果が書き込まれたチェックシートを携帯端末からセンターサーバに転送し、センターサーバは受け取った点検結果をチェックシートに反映させて点検結果データとしてデータベースに登録する第3のステップとを有するようにしたので、チェックシートをセンターサーバから携帯端末に転送すると、点検対象設備のチェックシートがたとえ表示形式が異なる紙に書き込む帳票タイプであっても、電子情報で記載されたリスト形式のタイプであっても、携帯端末の画面を自在に切り替えて表示し点検結果を入力することができ、作業を容易に行うことができる。また、点検結果は一元化された点検結果データとしてデータベースに登録されるので、情報処理の作業が効率化される。
【0030】
本発明の請求項
11に係る作業支援方法は、管理センター側に設けられたセンターサーバと、このセンターサーバと通信によりデータを遣り取り可能に接続され作業員により操作され持ち運び可能な携帯端末とを備え、センターサーバは、予め入力された施設の設備に関する点検データと点検データの点検結果を含む設備の管理情報とが登録されたデータベースと、点検データを設備と関連付けするとともに各設備の点検項目が記載されたチェックシートとして登録し、携帯端末からチェックシートの点検結果を受け取ると、チェックシートに点検結果を反映させて点検結果データとして登録する登録手段と、登録された管理情報の情報処理を行う中央演算処理装置とを有するとともに、入力された点検データを表示形式が異なるチェックシートに変換して関連付けし登録手段を通じてデータベースに登録する点検データ共有化手段と、携帯端末から点検対象設備の特定情報が入力されると、データベースから当該点検対象設備特定情報に基づいて設備の点検データを検索し登録されたチェックシートを携帯端末に送信するチェックシート送信手段とを有して構成され、携帯端末は、センターサーバから受け取った表示形式が異なるチェックシートを切り替え自在に表示部に表示させる表示切り替え手段と、作業員により入力部を通じて表示部に表示されたチェックシートに点検結果が入力されると、点検結果が書き込まれたチェックシートをセンターサーバに送信する点検結果送信手段と、作業員が入力部を通じて点検対象設備の設備を特定する特定情報を入力するとこの特定情報をセンターサーバに送信する点検対象設備特定情報送信手段とを有して構成され、
点検データ共有化手段は、点検データを予め登録された帳票テンプレートに基づいてチェックシートを二次元の座標データに変換して関連付けするとともに表示手段に帳票イメージで表示される帳票形式チェックシートを作成し、設備の点検項目が電子情報で記載されたリスト形式で表示されるリスト形式チェックシートと帳票イメージで表示される帳票形式チェックシートとを表示形式が異なるチェックシートとして一元化して登録するとともに、登録手段は、表示された帳票イメージのチェックシートの点検項目に点検結果が入力されると、帳票形式チェックシートの点検項目に点検結果を反映させて点検結果データとして登録するよう構成され、センターサーバに施設の設備に関する点検データが入力されると、点検データ共有化手段によりこの点検データを表示形式が異なるチェックシートに変換して関連付けし登録手段を通じてデータベースに予め登録する第1のステップと、作業員が携帯端末を通じて点検対象設備を特定する特定情報をセンターサーバに送信すると、センターサーバにより当該点検対象設備の点検データを検索して該当する表示形式が異なるチェックシートを携帯端末に送信し、携帯端末に表示形式が異なるチェックシートを切り替え自在に表示させる第2のステップと、作業員により携帯端末の入力部を通じて所望の表示形式のチェックシートが選択されると、携帯端末の表示部に所望の表示形式のチェックシートを表示させ、作業員が表示された所望の表示形式のチェックシートの点検項目に点検結果を入力し終わると、作業員は点検結果が書き込まれたチェックシートを携帯端末からセンターサーバに送信し、センターサーバは受け取った点検結果をチェックシートに反映させて点検結果データとしてデータベースに登録する第3のステップとを有するようにしたので、外部のどこからでも携帯端末を通じてセンターサーバから点検対象設備のチェックシートを受け取ることができ、しかも、点検対象設備のチェックシートがたとえ表示形式が異なる紙に書き込む帳票タイプであっても、電子情報で記載されたリスト形式のタイプであっても、携帯端末の画面を自在に切り替えて表示し点検結果を入力することができ、作業を容易に行うことができる。また、点検結果は一元化された点検結果データとしてデータベースに登録されるので、情報処理の作業が効率化される。