【課題を解決するための手段】
【0016】
[0015]本開示の1つの態様は、再循環装置において、排気を受け入れるように構成されている少なくとも1つの第1通路と、燃料を受け入れるように構成されている少なくとも1つの第2通路と、排気と燃料の混合物を受け入れるように構成されている少なくとも1つの第3通路と、第2通路から第3通路へ延びる長手方向軸と、を備える本体、を備えるものとすることのできる再循環装置に向けられている。装置は、更に、内空洞部を備えるノズルであって燃料を当該内空洞部の最も小さい断面積のところに配置されているオリフィスに向かって方向決めするのに適したノズルと、本体内に滑動可能に配置されていて燃料を受け入れるように構成された第1端とノズル空洞部へ燃料供給するように構成された第2端を備えているピストンと、を備えており、それにより、ピストンが排気によって本体の長手方向軸に沿って動かされてオリフィスを通過する燃料の流れを制御するようになっている。本体内に配置されている混合室は、排気を受け入れるように構成され且つオリフィスからの燃料を受け入れるように構成されている。
【0017】
[0016]本開示の別の態様は、再循環装置において、排気を受け入れるように構成されている少なくとも1つの第1通路と、燃料を受け入れるように構成されている、弁座を備える少なくとも1つの第2通路と、排気と燃料の混合物を受け入れるように構成されている少なくとも1つの第3通路と、第2通路から第3通路へ延びる長手方向軸と、を備える本体、を備えている再循環装置に向けられている。内空洞部を備えるノズルが、燃料を内空洞部の最も小さい断面積のところに配置されているオリフィスに向かって方向決めすることができ、ノズルは本体へ固定的に連結されているものとすることができる。再循環装置は、更に、本体内に滑動可能に配置されていて燃料を受け入れるように構成された第1端とノズル空洞部へ燃料供給するように構成された第2端を備えているピストンを備えており、ピストン表面は排気を受け入れるように構成されており、それにより、ピストンが排気によって本体の長手方向軸に沿って動かされてオリフィスを通過する燃料の流れを制御するようになっている。混合室が排気を受け入れるように構成され且つオリフィスからの燃料を受け入れるように構成されて本体内に配置されており、先細端を備える弁棒がピストンの第1端へ固定的に連結されており、それにより、長手方向軸に沿って動かされるピストンが弁棒第1端と弁座の間の距離を制御するようになっている。
【0018】
[0017]本開示の別の態様は、再循環装置において、排気を受け入れるように構成されている少なくとも1つの第1通路と、燃料を受け入れるように構成されている少なくとも1つの第2通路と、排気と燃料の混合物を受け入れるように構成されている少なくとも1つの第3通路と、第2通路から第3通路へ延びる長手方向軸と、を備える本体、を備えるものとすることのできる再循環装置に向けられている。装置は、更に、内空洞部を備えるノズルであって燃料を当該ノズル空洞部の最も小さい断面積のところに配置されているオリフィスに向かって方向決めするのに適したノズルを備えており、それにより、ノズルはピストンの第2端へ固定的に連結されたものとすることができる。装置は、更に、本体内に滑動可能に配置されているピストンを備え、ピストンは中央空洞部を備えており、中央空洞部はピストン中央空洞部の全長さを貫いて第1針部分を受け入れるように構成されており、ピストン表面は排気を受け入れるように構成されており、それにより、ピストンが排気圧力によって本体の長手方向軸に沿って動かされてオリフィスを通過する燃料の流れを制御するようになっている。混合室が排気を受け入れるように構成され且つオリフィスからの燃料を受け入れるように構成されて本体内に配置されている。装置は、更に、本体へ固定的に連結されている針を備えており、針は第2針部分へ接続している中央空洞部の中へ給送する燃料受け入れ用通路を備える第1部分を備えており、それにより、第1針部分と第2針部分は固定的に連結されている。針は、更に、燃料が中央空洞部からノズル空洞部の中へ出てゆけるようにする流出通路を有する第2部分を備えるものとすることができ、つまり第2針部分は第2端に向かって先細になっており、それにより、先細針部分の表面はノズルの先細内表面に平行であり、ノズル及びピストンが動くにつれてノズルの内表面に係合するように構成されている。
【0019】
[0018]上記の概括的な説明と次に続く詳細な説明は、例示と解説のみが目的であり、特許請求に際し本開示を限定するものではない。
【0020】
本願発明の実施形態は、例えば、以下の通りである。
[形態1]
再循環装置において、
排気を受け入れるように構成されている少なくとも1つの第1通路と、燃料を受け入れるように構成されている少なくとも1つの第2通路と、前記排気と前記燃料の混合物を受け入れるように構成されている少なくとも1つの第3通路と、前記第2通路から前記第3通路へ延びる長手方向軸と、を備える本体と、
内空洞部を備えるノズルであって燃料を当該内空洞部の最も小さい断面積のところに配置されているオリフィスに向かって方向決めするのに適したノズルと、
前記本体内に滑動可能に配置されていて前記燃料を受け入れるように構成された第1端と燃料を前記ノズル空洞部へ導入するように構成された第2端を備えているピストンであって、それにより、当該ピストンが前記排気によって前記本体の前記長手方向軸に沿って動かされて前記オリフィスを通過する前記燃料の流れを制御するようになっている、ピストンと、
前記本体内に配置されている混合室であって、前記排気を受け入れるように構成され且つ前記オリフィスからの燃料を受け入れるように構成されている混合室と、を備えている再循環装置。
[形態2]
形態1に記載の再循環装置を含む燃料電池システムにおいて、
燃料源と、
アノード区画、カソード区画、及び電解質を備える燃料電池と、
追加の燃料が前記オリフィスを通って流れることを可能にするように構成されている前記再循環装置内のピストンと、
燃料源を再循環装置の第2通路へ流体接続する第1導管と、
再循環装置の第3通路をアノード区画入口へ流体接続する第2導管と、
アノード区画出口を前記本体の前記第1通路へ流体接続する第3導管と、
を更に備えている燃料電池システム。
[形態3]
前記装置は燃料電池システム内で作動するように構成されている、形態1に記載の再循環装置。
[形態4]
前記燃料は前記オリフィスから射出され、前記排気は同伴され、前記混合室内で混合される、形態1に記載の再循環装置。
[形態5]
前記排気は燃料電池の前記アノード区画から吐出され、燃料は水素含有流体である、形態1に記載の再循環装置。
[形態6]
再循環装置の前記第1通路へ供給される前記排気流入圧力は約3psigから約60psigの間の範囲にあり、再循環装置の第2通路へ供給される前記燃料圧力は約30psigから約500psigの間の範囲にある、形態1に記載の再循環装置。
[形態7]
前記燃料と前記混合物の少なくとも一方の流速は超音速で作動するように構成されている、形態1に記載の再循環装置。
[形態8]
再循環装置において、
排気を受け入れるように構成されている少なくとも1つの第1通路と、燃料を受け入れるように構成されている、弁座を備える少なくとも1つの第2通路と、前記排気と前記燃料の混合物を受け入れるように構成されている少なくとも1つの第3通路と、前記第2通路から前記第3通路へ延びる長手方向軸と、を備える本体と、
内空洞部を備えていて燃料を当該内空洞部の最も小さい断面積のところに配置されているオリフィスに向かって方向決めするのに適したノズルであって、本体へ固定的に連結されているノズルと、
前記本体内に滑動可能に配置されていて前記燃料を受け入れるように構成された第1端と燃料を前記ノズル空洞部へ導入するように構成された第2端を備えているピストンであって、当該ピストン表面は排気を受け入れるように構成されており、それにより、当該ピストンが前記排気によって前記本体の前記長手方向軸に沿って動かされて前記オリフィスを通過する前記燃料の流れを制御するようになっている、ピストンと、
前記排気を受け入れるように構成され且つ前記オリフィスからの燃料を受け入れるように構成されて前記本体内に配置されている混合室と、
前記ピストンの前記第1端へ固定的に連結されている先細端を備える弁棒であって、それにより、前記長手方向軸に沿って動かされる前記ピストンが当該弁棒第1端と前記弁座の間の距離を制御するようになっている、弁棒と、を備えている再循環装置。
[形態9]
前記ピストンは、ピストンヘッド及びシリンダへ固定的に連結されている弁棒を備える組立体であり、前記ピストン組立体の前記第1端は、燃料が第1端から第2端までの前記ピストンの長さを走っている中央空洞部に進入できるようにする少なくとも1つの通路を前記シリンダの側壁に有しており、燃料が通過できるようにしている、形態8に記載の再循環装置。
[形態10]
形態8に記載の再循環装置を含む燃料電池システムにおいて、
燃料源と、
アノード区画、カソード区画、及び電解質を備える燃料電池と、
追加の燃料が前記オリフィスを通って流れることを可能にするように構成されている前記再循環装置内のピストン及び弁棒と、
燃料源を再循環装置の第2通路へ流体接続する第1導管と、
再循環装置の第3通路をアノード区画入口へ流体接続する第2導管と、
アノード区画出口を前記本体の前記第1通路へ流体接続する第3導管と、
を更に備えている燃料電池システム。
[形態11]
前記装置は燃料電池システム内で作動するように構成されている、形態8に記載の再循環装置。
[形態12]
前記燃料は前記オリフィスから射出され、前記排気は同伴され、前記混合室内で混合される、形態8に記載の再循環装置。
[形態13]
前記排気は燃料電池の前記アノード区画から吐出され、燃料は水素含有流体である、形態8に記載の再循環装置。
[形態14]
再循環装置の前記第1通路へ供給される前記排気流入圧力は約3psigから約60psigの間の範囲にあり、再循環装置の第2通路へ供給される前記燃料圧力は約30psigから約500psigの間の範囲にある、形態8に記載の再循環装置。
[形態15]
前記燃料と前記混合物の少なくとも一方の流速は超音速で作動するように構成されている、形態8に記載の再循環装置。
[形態16]
前記弁棒が前記弁座に近づくにつれて、前記燃料の流れのために開口する前記断面積は減少して前記燃料の流れを制限する、形態8に記載の再循環装置。
[形態17]
再循環装置において、
排気を受け入れるように構成されている少なくとも1つの第1通路と、燃料を受け入れるように構成されている少なくとも1つの第2通路と、前記排気と前記燃料の混合物を受け入れるように構成されている少なくとも1つの第3通路と、前記第2通路から前記第3通路へ延びる長手方向軸と、を備える本体と、
前記本体内に滑動可能に配置されているピストンであって、ピストン空洞部を備え、前記ピストン空洞部は当該ピストン空洞部を貫いて第1針部分を受け入れるように構成されており、前記ピストン空洞部は燃料を当該ピストン中央空洞部の最も小さい断面積のところに配置されているオリフィスに向かって方向決めするように構成されており、ピストン表面は排気を受け入れるように構成されており、それにより、前記ピストンが前記排気圧力によって前記本体の前記長手方向軸に沿って動かされて前記オリフィスを通過する前記燃料の流れを制御するようになっている、ピストンと、
排気を受け入れるように構成され且つ前記オリフィスからの燃料を受け入れるように構成されて前記本体内に配置されている混合室と、
前記本体へ固定的に連結されている針であって、
第2端に向かって延びている中央空洞部の中へ給送する前記燃料受け入れ用の通路を有する第1端、を備えており、
略第2端領域では、流出通路が、燃料が前記中央空洞部から前記ピストン空洞部の中へ出てゆけるようにしており、第2端は下流方向に先細になっており、それにより、前記先細針部分の表面は前記ピストンの前記先細内表面に平行であり且つ前記ピストンが動くにつれて当該ピストンの前記内表面に係合するように構成されている、針と、を備えている再循環装置。
[形態18]
前記ピストンは前記針へ固定的に連結されているダイヤフラムに置き換えられており、前記ダイヤフラムは前記オリフィスを通る前記流れを制御し、前記ダイヤフラムは前記排気圧力に因り撓む、形態17に記載の再循環装置。
[形態19]
前記装置は燃料電池システム内で作動するように構成されている、形態17に記載の再循環装置。
[形態20]
前記燃料は前記オリフィスから射出され、前記排気は同伴され、前記混合室内で混合される、形態17に記載の再循環装置。
[形態21]
前記排気は燃料電池の前記アノード区画から吐出され、燃料は水素含有流体である、形態17に記載の再循環装置。
[形態22]
再循環装置の前記第1通路へ供給される前記排気流入圧力は約3psigから約60psigの間の範囲にあり、再循環装置の第2通路へ供給される前記燃料圧力は約30psigから約500psigの間の範囲にある、形態17に記載の再循環装置。
[形態23]
前記燃料と前記混合物の少なくとも一方の流速は超音速で作動するように構成されている、形態17に記載の再循環装置。
[形態24]
前記針は、前記オリフィスに進入するにつれて、前記針が前記オリフィスを塞ぎ前記燃料の流れを封止するまでその面積を減少させている、形態17に記載の再循環装置。
[0019]本明細書に組み入れられ、その一部を構成している添付図面は、本開示の幾つかの実施形態を描いており、説明と共に、本開示の原理を解説するうえで役立つ。