(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6236239
(24)【登録日】2017年11月2日
(45)【発行日】2017年11月22日
(54)【発明の名称】放熱装置、及び、LED灯具
(51)【国際特許分類】
F21V 29/503 20150101AFI20171113BHJP
H01L 23/36 20060101ALI20171113BHJP
H05K 7/20 20060101ALI20171113BHJP
F21V 29/83 20150101ALI20171113BHJP
F21S 2/00 20160101ALI20171113BHJP
H01L 33/64 20100101ALI20171113BHJP
F21Y 115/10 20160101ALN20171113BHJP
【FI】
F21V29/503
H01L23/36 Z
H05K7/20 D
F21V29/83
F21S2/00 224
H01L33/64
F21Y115:10
【請求項の数】27
【外国語出願】
【全頁数】21
(21)【出願番号】特願2013-150416(P2013-150416)
(22)【出願日】2013年7月19日
(65)【公開番号】特開2014-38835(P2014-38835A)
(43)【公開日】2014年2月27日
【審査請求日】2016年6月7日
(31)【優先権主張番号】13/554,075
(32)【優先日】2012年7月20日
(33)【優先権主張国】US
(73)【特許権者】
【識別番号】599075531
【氏名又は名称】楊 泰和
(74)【代理人】
【識別番号】100093779
【弁理士】
【氏名又は名称】服部 雅紀
(72)【発明者】
【氏名】楊 泰和
【審査官】
杉浦 貴之
(56)【参考文献】
【文献】
国際公開第2011/005526(WO,A2)
【文献】
国際公開第2011/089103(WO,A1)
【文献】
国際公開第2011/044274(WO,A1)
【文献】
登録実用新案第3110731(JP,U)
【文献】
特開2010−086709(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
F21V 29/503
F21S 2/00
F21V 29/83
H01L 23/36
H01L 33/64
H05K 7/20
F21Y 115/10
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
上部及び下部を有し、平面上に広がる基台(102)、及び、少なくとも一方の端部が、基台(102)と接続する放熱端(104)を有する本体(100)と、
第一端及び第二端を有し、閉ループ構造であるシャント伝熱部(103)と、
基台(102)の上部または下部のどちらかに設置される発熱装置(101)と、
を含み、
シャント伝熱部(103)の第一端は、発熱装置(101)と反対側の面において基台(102)に接続し、シャント伝熱部(103)の第二端は、放熱端(104)と接続し、
発熱装置(101)から発生する熱はシャント伝熱部(103)及び基台(102)を介して伝導し、放熱端(104)に至り、放熱装置の外部へと放出され、
シャント伝熱部(103)は、基台(102)よりも熱伝導率の高い熱伝導性材料から形成されることを特徴とする放熱装置。
【請求項2】
本体(100)は、アルミ、銅、合金又は陶磁のうちの少なくとも一つを含む熱伝導性材料により構成されることを特徴とする請求項1に記載の放熱装置。
【請求項3】
発熱装置(101)は基台(102)の中央部に設置され、
シャント伝熱部(103)の第一端は基台(102)の中央部に接続されることを特徴とする請求項1に記載の放熱装置。
【請求項4】
発熱装置(101)は、2個又はそれ以上の半導体、発光ダイオード、中央処理装置、メモリ、パワー半導体、整流器、パワー型IC等の半導体素子等の熱損失が生じる装置、又は発熱体或いは外部熱エネルギを受ける熱伝導性材料により構成され、基台(102)の中央部の下部に設置され、
基台(102)は円盤状であり、
放熱端(104)は、基台(102)の端部から上側に延伸し、外部へ熱を放出することを特徴とする請求項1に記載の放熱装置。
【請求項5】
シャント伝熱部は、熱伝導性材料を含み、シャント伝熱部の第一端が発熱装置の近傍に設けられる請求項1に記載の放熱装置。
【請求項6】
放熱端(104)は、基台(102)の上部または下部のどちらかから上下方向に沿って延伸し、
発熱装置は基台の中央部に設置され、
シャント伝熱部(103)の第一端は基台(102)の中央部に接続され、シャント伝熱部(103)の第二端は上下方向に沿って延伸する放熱端に接続され、
基台(102)の中央部と、放熱端(104)との温度差を減少させることを特徴とする請求項1に記載の放熱装置。
【請求項7】
本体(100)の形状は、U形の板状、筒形のコップ状、多面形のコップ状、又は、外側および上に向かって放熱フォークを備えるフォーク形のコップ状を呈する請求項1に記載の放熱装置。
【請求項8】
基台(102)の中央部を中心として、少なくとも二つの発熱装置(101)が環状に設置され、
放熱端(104)は、基台(102)の上部または下部のどちらかから上下方向に沿って延伸し、
シャント伝熱部(103)の第一端は基台(102)の中央部近傍に接続され、シャント伝熱部(103)の第二端は放熱端(104)に接続され、
基台(102)の中央部と、放熱端(104)との温度差を減少させることを特徴とする請求項1に記載の放熱装置。
【請求項9】
基台(102)の中央部に通気用の開口部が形成され、
開口部の周辺に発熱装置(101)が環状に設置されることを特徴とする請求項8に記載の放熱装置。
【請求項10】
通気用の開口部は一つまたは複数の開口部からなることを特徴とする請求項9に記載の放熱装置。
【請求項11】
複数の開口部は、独立している複数の穴を有する構造、格子状構造又はメッシュ状構造であることを特徴とする請求項10に記載の放熱装置。
【請求項12】
基台(102)の縁部に少なくとも二つの通気用の開口部が形成されていることを特徴とする請求項8に記載の放熱装置。
【請求項13】
本体(100)の形状は、U形の板状であり、
放熱端の端部は、多面状、環状、鶏冠状、又は、フォーク状構造であることを特徴とする請求項1に記載の放熱装置。
【請求項14】
本体(100)の形状は、U形の板状であり、
シャント伝熱部(103)または放熱端(104)のいずれか一方は放射格子状の放熱空間を構成することを特徴とする請求項1に記載の放熱装置。
【請求項15】
本体(100)の形状は、筒状を呈し、
少なくとも一つの通気用の開口が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の放熱装置。
【請求項16】
本体(100)の上端の形状は、開口、閉口、または半開口を呈し、
基台(102)は円盤状であり、
放熱端(104)は、基台(102)の上部から上方向に沿って延伸し、
複数の通気用の開口部が放熱端の側壁に環状に形成され、
発熱装置(101)は基台(102)の中央部の下部に設置されることを特徴とする請求項15に記載の放熱装置。
【請求項17】
本体(100)の上端の形状は、上端が、開口、閉口、または半開口を呈し、
基台(102)は円盤状であり、
放熱端(104)は、基台(102)の上部から上方向に沿って延伸し、
シャント伝熱部(103)または放熱端(104)のいずれか一方は放射格子状の放熱空間を構成し、
通気用の開口がシャント伝熱部(103)と、放熱端(104)とに形成され、
発熱装置(101)が基台(102)の中央部に設置されることを特徴とする請求項1に記載の放熱装置。
【請求項18】
発熱装置(101)は、2個又はそれ以上の半導体、発光ダイオード、中央処理装置、メモリ、パワー半導体、整流器、パワー型IC等の半導体素子等の熱損失が生じる半導体素子、能動型発熱装置、電気エネルギ或いは燃焼による熱エネルギを使うヒータ、オーブン或いは調理器具であることを特徴とする請求項1に記載の放熱装置。
【請求項19】
上部及び下部を有し、平面上に沿って広がる基台(102)、及び、少なくとも一方の端部が、基台(102)と接続する放熱端(104)を有する本体(100)と、
第一端及び第二端を有し、閉ループ構造であるシャント伝熱部(103)と、
基台(102)の上部または下部のどちらかに設置される発熱装置(101)と、
を含み、
シャント伝熱部(103)の第一端は、発熱装置(101)と反対側の面において基台(102)に接続し、シャント伝熱部(103)の第二端は、放熱端(104)と接続し、
発熱装置(101)から発生する熱はシャント伝熱部(103)及び基台(102)を介して伝導し、放熱端(104)に至り、放熱装置の外部へと放出され、
基台(102)は、円盤状であり、中央部に通気用の開口(1022)が形成され、
発熱装置は発光ダイオード(111)を含み、基台(102)の下部、かつ、通気用の開口(1022)の縁に環状に設置され、
放熱端(104)は、基台(102)のから上方向に延伸し、LED灯具の側壁部を形成し、基台(102)と接続する放熱端(104)の第一端から、上側の終点である放熱端(104)の第二端に向かうにつれて、基台(102)の中央部側に曲線状に傾き、放熱端(104)の第二端は、開口、閉口、または半開口であり、導電インタフェースが設けられ、
基台(102)と放熱端(104)とには通気用の開口が形成され、
シャント伝熱部(103)の第一端は、基台(102)の通気用の開口の縁部と接続することを特徴とするLED灯具。
【請求項20】
発光ダイオード(111)からの発光を、集光、拡散、反射または屈折のうちのいずれか一つの機能を有する二次光学装置をさらに有することを特徴とする請求項19に記載のLED灯具。
【請求項21】
発光ダイオード(111)を保護するための透光カバーをさらに有することを特徴とする請求項19に記載のLED灯具。
【請求項22】
導電インタフェース(114)は、その一端は放熱端(104)と接続し、他端はランプの締め付けタイプ、差し込みタイプ、ロック式ソケットシェルタイプ、ソケットキャップタイプ、または、導電端子から構成され、また、駆動回路装置(115)を経て発光ダイオードと接続することにより、電気エネルギを伝送することを特徴とする請求項19に記載のLED灯具。
【請求項23】
駆動回路装置(115)は、固相電子装置と電気機械装置の両方、又はいずれか一方により構成され、発光ダイオードを駆動させる電気エネルギの電圧と電流の設定を制御することを特徴とする請求項22に記載のLED灯具。
【請求項24】
絶縁表層を有する導体により構成され、駆動回路装置(115)の電気エネルギを発光ダイオードへ伝送するワイヤをさらに有する請求項23に記載のLED灯具。
【請求項25】
シャント伝熱部(103)は、構造形態は棒状放射構造、斜面、又は通気用の開口部を備える斜面を含むことを特徴とする請求項19に記載のLED灯具。
【請求項26】
基台(102)の中央部にある通気用の開口の縁部に、さらに通気用の縁部開口が環状に設けられ、
発光ダイオード(111)は、基台(102)の下部、かつ、縁部開口の周囲に環状に設けられることを特徴とする請求項19に記載のLED灯具。
【請求項27】
上部及び下部を有し、平面に沿って広がる基台(102)、及び、少なくとも一方の端部が、基台(102)と接続する放熱端(104)を有する本体(100)と、
第一端及び第二端を有し、閉ループ構造であるシャント伝熱部(103)と、
基台(102)の上部または下部のどちらかに設置される発熱装置(101)と、
を含み、
シャント伝熱部(103)の第一端は、発熱装置(101)と反対側の面において基台(102)に接続し、シャント伝熱部(103)の第二端は、放熱端(104)と接続し、
発熱装置(101)から発生する熱はシャント伝熱部(103)及び基台(102)を介して伝導し、放熱端(104)に至り、放熱装置の外部へと放出され、
基台、シャント伝熱部、及び、放熱端に通気用の開口が形成されることを特徴とする放熱装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、放熱装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来の発光ダイオード、中央処理装置、メモリ、パワー半導体、整流器、パワー型IC等の半導体素子等の熱損失が生じる装置、能動型発熱装置(例えば電気エネルギ或いは熱熱エネルギを利用ヒータ、オーブン或いは調理器具)の熱源は、通常、放熱装置の中間底部に設置されており、径方向外側及び上側へ延伸する伝熱部を経て、熱エネルギを外部へ伝達する。発熱装置は、径方向外側と上側へ延伸する伝熱部との距離が比較的短く、中間部と伝熱部との距離が比較的遠いため、稼動中に発熱装置中間部の温度が径方向外側の温度より高くなる。よって、発熱装置の中間部と径方向外側の温度が均一でない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】国際公開第WO 2011/044274 A1号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は、重量を低減する放熱装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の放熱装置は、伝熱インタフェース中間上部又は中間底部に発熱装置(101)が設置されており、伝熱インタフェース中間部にシャント伝熱部を設置することにより、発熱装置(101)の周りの熱エネルギが放熱端(104)を通じてから、外部へ放熱し、中間部の熱エネルギがシャント伝熱部(103)を経て、放熱端(104)を通じてから、外部へ放熱する。
【図面の簡単な説明】
【0006】
【
図1】本発明の第1実施形態による放熱装置を示す断面模式図である。
【
図2】本発明の第2実施形態による放熱装置を示す断面模式図である。
【
図3】本発明の第3実施形態による放熱装置を示す断面模式図である。
【
図4】本発明の第4実施形態による放熱装置を示す断面模式図である。
【
図5】本発明の第5実施形態による放熱装置を示す模式図である。
【
図6】本発明の第5実施形態による放熱装置を示す平面図である。
【
図7】本発明の第5実施形態による放熱装置を示す側面図である。
【
図8】本発明の第6実施形態による放熱装置を示す模式図である。
【
図9】本発明の第6実施形態による放熱装置を示す平面図である。
【
図10】本発明の第6実施形態による放熱装置を示す側面図である。
【
図11】本発明の第7実施形態による放熱装置を示す模式図である。
【
図12】本発明の第7実施形態による放熱装置を示す平面図である。
【
図13】本発明の第7実施形態による放熱装置を示す側面図である。
【
図14】本発明の第8実施形態による放熱装置を示す模式図である。
【
図15】本発明の第8実施形態による放熱装置を示す平面図である。
【
図16】本発明の第8実施形態による放熱装置を示す側面図である。
【
図17】本発明の第9実施形態による放熱装置を示す模式図である。
【
図18】本発明の第9実施形態による放熱装置を示す平面図である。
【
図19】本発明の第10実施形態による放熱装置を示す模式図である。
【
図20】本発明の第10実施形態による放熱装置を示す平面図である。
【
図21】本発明の第11実施形態による放熱装置を示す模式図である。
【
図22】本発明の第11実施形態による放熱装置を示す平面図である。
【
図23】本発明の第12実施形態による放熱装置を示す模式図である。
【
図24】本発明の第12実施形態による放熱装置を示す平面図である。
【
図25】本発明の第13実施形態による放熱装置を示す模式図である。
【
図27】本発明の第14実施形態による放熱装置を示す模式図である。
【
図29】本発明の第15実施形態による放熱装置を示す模式図である。
【
図31】本発明の第16実施形態による放熱装置を示す模式図である。
【
図33】本発明の第17実施形態による放熱装置を示す模式図である。
【
図35】本発明の第18実施形態による放熱装置を示す模式図である。
【
図37】本発明の第19実施形態による放熱装置を示す模式図である。
【
図39】本発明の第20実施形態による放熱装置を示す模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0007】
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態による放熱装置は、本体(100)に設置する発熱装置(101)の伝熱インタフェース中間上部又は中間底部に発熱装置(101)を設置し、また上述した本体(100)の伝熱インタフェース中間部にシャント伝熱部を設置することにより、設置する発熱装置(101)周りの熱エネルギは、外囲部から放熱端(104)へ通じてから、外部へ放熱する上に、その中間部の熱エネルギはシャント伝熱部(103)を経て、放熱端(104)へ通じてから、外部へ放熱する。
【0008】
図1は本発明本体(100)の基台(102)中間部と周りに向かって水平に広げ、及び上側へ延伸する放熱端(104)とシャント伝熱部(103)の結合位置(C)との間に、シャント伝熱部(103)を設置する実施形態の断面模式図である。
図1の主な構成は次の通りである。
【0009】
本体(100)は熱伝導性材料、例えばアルミ、銅、合金又は陶磁等の熱伝導性材料により構成され、U形の板状、円形のコップ状、多面形のコップ状、又は外側に上に向かって放熱フォークを備えるフォーク形のコップ状構造を含む。本体(100)の中間に発熱装置(101)を設置し、及び基台(102)の発熱装置(101)に近い中間位置(A)と放熱端(104)とシャント伝熱部(103)の結合位置(C)との間にシャント伝熱部(103)を設置することにより、基台(102)の発熱装置(101)に近い中間位置(A)と放熱端(104)の末端位置(D)との間の温度差を減らす。
【0010】
発熱装置(101)は、1個又はそれ以上の半導体、例えば発光ダイオード、中央処理装置、メモリ、パワー半導体、整流器、パワー型IC等の半導体素子等の熱損失が生じる装置、又は発熱体或いは外部熱エネルギを受ける熱伝導性材料により構成され、基台(102)に結合し、又は基台(102)を直接外部により加熱し、又は能動型発熱装置、例えば電気エネルギ或いは燃焼による熱エネルギを使うヒータ、オーブン或いは調理器具、その熱源は通常本体中間底部に設置され、径方向外側及び上側へ延伸する伝熱構造を経て、熱エネルギを末端の外部へ伝送してから、更に外部へ放熱する。
【0011】
シャント伝熱部(103)は、熱伝導性材料により構成され、本体(100)と一体構造であり、又は本体(100)と同じ材料又は違う材料により製造される。基台(102)の発熱装置(101)に近い中間位置(A)及び放熱端(104)とシャント伝熱部(103)の結合位置(C)との間に結合又は半田付けする。
【0012】
(第2実施形態)
図2は
図1の本体(100)に2個又はそれ以上の発熱装置(101)を設置する実施形態を示す断面模式図である。
【0013】
本体(100)は熱伝導性材料、例えばアルミ、銅、合金又は陶磁等の熱伝導性材料により構成され、U形の板状、円形のコップ状、多面形のコップ状、又は外側に上に向かって放熱フォークを備えるフォーク形のコップ状構造を含む。本体(100)の中間に発熱装置(101)を設置し、及び基台(102)の発熱装置(101)に近い中間位置(A)と放熱端(104)の末端位置(D)との間にシャント伝熱部(103)を設置することにより、基台(102)の発熱装置(101)に近い中間位置(A)と放熱端(104)の末端位置(D)との間の温度差を減らす。
【0014】
発熱装置(101)は、2個又はそれ以上の半導体、例えば発光ダイオード、中央処理装置、メモリ、パワー半導体、整流器、パワー型IC等の半導体素子等の熱損失が生じる装置、又は発熱体或いは外部熱エネルギを受ける熱伝導性材料により構成され、基台(102)に結合し、又は基台(102)を直接外部により加熱し、又は能動型発熱装置、例えば電気エネルギ或いは燃焼による熱エネルギを使うヒータ、オーブン或いは調理器具、その熱源は通常本体中間底部に設置され、径方向外側及び上側へ延伸する伝熱構造を経て、熱エネルギを末端の外部へ伝送してから、更に外部へ放熱する。
【0015】
シャント伝熱部(103)は、熱伝導性材料により構成され、本体(100)と一体構造であり、又は本体(100)と同じ材料又は違う材料により製造される。基台(102)の発熱装置(101)に近い中間位置(A)及び放熱端(104)とシャント伝熱部(103)の結合位置(C)との間に結合又は半田付けする。
【0016】
(第3実施形態)
図3は
図1の本体(100)は中間開口部(1022)を備え、及び2個又はそれ以上の発熱装置(101)を設置する実施形態の断面模式図である。
図3の主な構成は次の通りである。
【0017】
本体(100)は熱伝導性材料、例えばアルミ、銅、合金又は陶磁等の熱伝導性材料により構成され、U形の板状、円形のコップ状、多面形のコップ状、又は外側に上に向かって放熱フォークを備えるフォーク形のコップ状構造を含む。本体(100)は中間開口部(1022)を備え、及び中間開口部(1022)周りに2個又はそれ以上の発熱装置(101)を環列状に設置し、中間開口部(1022)は単穴又は複数穴構造であり、複数穴構造は独立複数穴、格子状穴又はメッシュ状穴により構成されることを含む。本体(100)の中間に発熱装置(101)を設置し、及び基台(102)の発熱装置(101)に近い中間位置(A)と放熱端(104)とシャント伝熱部(103)の結合位置(C)との間にシャント伝熱部(103)を設置することにより、基台(102)の発熱装置(101)に近い中間位置(A)と放熱端(104)とシャント伝熱部(103)の結合位置(C)との間の温度差を減らす。
【0018】
発熱装置(101)は、2個又はそれ以上の半導体、例えば発光ダイオード、中央処理装置、メモリ、パワー半導体、整流器、パワー型IC等の半導体素子等の熱損失が生じる装置、又は発熱体或いは外部熱エネルギを受ける熱伝導性材料により構成され、基台(102)に結合し、又は基台(102)を直接外部により加熱し、又は能動型発熱装置、例えば電気エネルギ或いは燃焼による熱エネルギを使うヒータ、オーブン或いは調理器具、その熱源は通常本体中間底部に設置され、径方向外側及び上側へ延伸する伝熱構造を経て、熱エネルギを末端の外部へ伝送してから、更に外部へ放熱する。
【0019】
シャント伝熱部(103)は、熱伝導性材料により構成され、本体(100)と一体構造であり、又は本体(100)と同じ材料又は違う材料により製造される。中間開口部(1022)の周りにある基台(102)の発熱装置(101)に近い中間位置(A)及び放熱端(104)とシャント伝熱部(103)の結合位置(C)との間に結合又は半田付けする。
【0020】
(第4実施形態)
図4は
図1の実施形態にある本体(100)の基台(102)中間部に周りに向かって広げる周りに、2個又はそれ以上の開口部(1023)を設置する実施形態の断面模式図である。
図4の主な構成は次の通りである。
【0021】
本体(100)は熱伝導性材料、例えばアルミ、銅、合金又は陶磁等の熱伝導性材料により構成され、U形の板状、円形のコップ状、多面形のコップ状、又は外側に上に向かって放熱フォークを備えるフォーク形のコップ状構造を含む。本体(100)に発熱装置(101)の基台(102)中間部分が周りに向かって広げる周りを設置し、また2個又はそれ以上の開口部(1023)の構造を設置する。開口部(1023)は独立複数穴状、格子状穴、又はメッシュ状穴の構造を含む。本体(100)の中間に発熱装置(101)を設置し、及び基台(102)の発熱装置(101)に近い中間位置(A)と放熱端(104)の末端位置(D)との間にシャント伝熱部(103)を設置することにより、基台(102)の発熱装置(101)に近い中間位置(A)と放熱端(104)の末端位置(D)との間の温度差を減らす。
【0022】
発熱装置(101)は、1個又はそれ以上の半導体、例えば発光ダイオード、中央処理装置、メモリ、パワー半導体、整流器、パワー型IC等の半導体素子等の熱損失が生じる装置、又は発熱体或いは外部熱エネルギを受ける熱伝導性材料により構成され、基台(102)に結合し、又は基台(102)を直接外部により加熱し、又は能動型発熱装置、例えば電気エネルギ或いは燃焼による熱エネルギを使うヒータ、オーブン或いは調理器具、その熱源は通常本体中間底部に設置され、径方向外側及び上側へ延伸する伝熱構造を経て、熱エネルギを末端の外部へ伝送してから、更に外部へ放熱する。
【0023】
シャント伝熱部(103)は、熱伝導性材料により構成され、本体(100)と一体構造であり、又は本体(100)と同じ材料又は違う材料により製造される。基台(102)の発熱装置(101)に近い中間位置(A)及び放熱端(104)とシャント伝熱部(103)の結合位置(C)との間に結合又は半田付けする。
【0024】
(第5実施形態)
図5は本発明にU型構造の本体(1000)を取り付け、その中のシャント伝熱部(103)と放熱端(104)の両方、又はいずれか一方は開口部(1052)を備える実施形態を示す模式図である。
図6は
図5の上面図である。
図7は
図5の側面図である。
【0025】
図5、6、7の主な構成は
図4で述べたU型構造の本体(1000)構造を基礎とし、シャント伝熱部(103)と放熱端(104)の両方、又はいずれか一方に更に開口部(1052)を設置し、また開口部(1052)は、独立複数穴状、格子状穴、又はメッシュ状穴の構造であり、放熱端(104)のフレーム上方は、多面状、環状、鶏冠状又はフォーク状構造、その表面は面状、格子状又は放熱フィン状構造を含むことを特徴とする。
【0026】
(第6実施形態)
図8は本発明にU型構造の本体(1000)を取り付け、その中のシャント伝熱部(103)と放熱端(104)の両方、又はいずれか一方は放射・格子状放熱空間を備える実施形態を示す模式図である。
図9は
図8の上面図である。
図10は
図8の側面図である。
【0027】
図8、9、10の主な構成は
図4で述べたU型構造の本体(1000)構造を基礎とし、シャント伝熱部(103)と放熱端(104)の両方、又はいずれか一方に更に放射・格子状放熱空間を備える構造を設置し、放熱端(104)のフレーム上方は、多面状、環状、鶏冠状又はフォーク状構造、その表面は面状、格子状又は放熱フィン状構造を含むことを特徴とする。
【0028】
図11は本発明にバケツ型構造の本体(2000)を取り付け、その中のシャント伝熱部(103)、放熱端(104)とバケツ型構造の本体(2000)の三者、またいずれか一つの周りに開口部(1052)を設置する実施形態を示す模式図である。
図12は
図11の上面図である。
図13は
図11の側面図である。
【0029】
(第7実施形態)
図11、12、13の主な構成はバケツ型構造の本体(2000)構造を基礎とし、その中のバケツ型構造の本体(2000)は、熱伝導性材料により構成される丸いバケツ型構造である。その上端は開口、閉口、又は半閉口状構造で、その下端は円盤形の構造により構成される。バケツ型構造の本体(2000)の周りは、環型上側へ延伸する面状、格子状又は放熱フィン状表面の構造により構成される放熱端(104)と連結することにより、及び放熱端(104)中間部の内面から放熱端(104)の末端に向かって、シャント伝熱部(103)の放熱端(104)に向かって広げる伝熱構造面、及びバケツ型構造の本体(2000)の周りに向かって広げる伝熱面の三者、またいずれか一つに放射分布する開口部(1052)を設置し、バケツ型構造の本体(2000)の底部中央部に発熱装置(101)を設置する。
【0030】
(第8実施形態)
図14は本発明にバケツ型構造の本体(2000)を取り付け、その中のシャント伝熱部(103)と放熱端(104)の両方、又はいずれか一方は放射・格子状放熱空間を備える実施形態を示す模式図である。
図15は
図14の上面図である。
図16は
図14の側面図である。
【0031】
図14、15、16の主な構成はバケツ型構造の本体(2000)の構造を基礎とし、その中のバケツ型構造の本体(2000)は熱伝導性材料により構成され丸いバケツ型構造体である。その上端は開口、閉口、又は半閉口状構造で、その下端は円盤形の本体(100)により構成される。バケツ型構造の本体(2000)の周りは、環型上側へ延伸する面状、格子状又は放熱フィン状表面の構造により構成される放熱端(104)と連結することにより、及びシャント伝熱部(103)の放熱端(104)に向かって広げる伝熱構造面、及びバケツ型構造の本体(2000)の周りに向かって広げる伝熱面の三者、またいずれか一つに放射分布する開口部(1052)を設置し、バケツ型構造の本体(2000)の底部中央部に発熱装置(101)を設置する。
【0032】
(第9実施形態)
図17は本発明をLED灯具へ応用する実施形態の側面模式図である。
図18は
図17の上面図である。
【0033】
図17及び
図18は本発明に発光ダイオード(111)を環状に本体(100)にある投光側の中間開口部(1022)の周りに設置する。その中の:本体(100)は、良好な熱伝導性材料により製造された一体式又は組合せ式中空体である。その径方向外表は平滑面、リブ面、格子面、複数穴状、網状、又はフィン状構造を備え、外側放熱面(105)を構成し、その径方向内部は平滑面、リブ面、格子面、複数穴状、網状、又はフィン状構造を備え、内側放熱面(106)を構成し、本体(100)の一端のハウジングの寸法底部に向かって段々大きくなり、また底部外側により投光側を構成し、また投光側の中間気流が流通する中間開口部(1022)を備え、本体(100)ハウジングの他端の寸法は段々小さくなり、放熱端(104)にある閉口、半閉口、又は開放式構造を構成することにより、導電インタフェース(114)のインタフェース構造を連結する。
【0034】
本体(100)のシェルにある放熱端(104)の近くに1個又はそれ以上の径方向開口部(107)を設け、径方向開口部(107)は、穴状又は網状構造により格子穴を構成することを含む。
【0035】
本体(100)にある投光側中間の近くに中間開口部(1022)を設置し、中間開口部(1022)は単穴又は複数穴の構造であり、複数穴構造は独立複数穴、格子状穴、又はメッシュ状穴により構成され、また中間開口部(1022)の周りに沿って、発光ダイオード(111)を環設する。
【0036】
本体(100)にある投光側の内部の近くに中間開口部(1022)の周りの内部に沿って、本体(100)の径方向ハウジングの内側放熱面(106)との間にシャント伝熱部(103)を設置することにより、発光ダイオード(111)の中間開口部(1022)の近くから来る熱エネルギを伝送する。
【0037】
シャント伝熱部(103)は、熱伝導性材料により構成される独立伝熱構造であり、本体(100)の径方向ハウジングの中段内部にある内側放熱面(106)と中間開口部(1022)周りの内部との間に設置され、その構成方式は、本体(100)をプレス、鋳造、パンチ、鍛造、加工により一体構造とし、又は個別製造してから、嵌合、圧接、半田付け、鋲接、又はロックにより本体(100)の径方向ハウジングにある中段内部の内側放熱面(106)と中間開口部(1022)周りの内部との間に連結し、熱エネルギを伝送することを含む。その構造形態は棒状放射構造、斜錐面状、又は開口部を備える斜錐面状を含む。
【0038】
前記構造を通して、発光ダイオード(111)が通電して発光し、熱損失を発生するとき、もし本体(100)にある投光側を下に向けて設置される場合、本体(100)内部の熱気流は凝冷降・拡熱昇作用を通して、投光側の中間開口部(1022)から気流を吸入してから、更に近くの放熱端(104)の径方向開口部(107)から排出し、また流動気流になることにより、本体(100)内部の熱エネルギを排出し、もし本体(100)にある投光側上側の設置が使用されている場合、気流の流向は逆になる。
【0039】
発光ダイオード(111)は、発光ダイオード(111)又は発光ダイオードのモジュールにより構成され、本体(100)にある投光側の外囲部の下方に設置し、また設定方向に従って外部へ投光する。
【0040】
二次光学装置(112)は、発光ダイオード(111)の光エネルギを聚光、拡散、曲折及び反射機能を持つ構造装置により構成され、外部へ投光する。本実施形態の二次光学装置(112)はニーズにより設置或いは設置しないことができる。
【0041】
透光カバー(113)は、透光材料により製造され、発光ダイオード(111)に被さり、発光ダイオード(111)保護し、また発光ダイオード(111)の光エネルギを供給し、外部へ投射する。本実施形態の透光カバー(113)はニーズにより設置或いは設置しないことができる。
【0042】
導電インタフェース(114)の一端は本体(100)の放熱端(104)に接続され、他端が、ランプの締め付けタイプ、差し込みタイプ、ロック式ソケットシェルタイプ、ソケットキャップタイプ、または、導電端子から構成された導電インタフェースタイプの構造を有し、外部電気エネルギと接続するインタフェースとし、また導電体から駆動回路装置(115)を経て発光ダイオード(111)と接続することにより、電気エネルギを伝送する。
【0043】
駆動回路装置(115)は、固相電子装置と電気機械装置の両方、又はいずれか一方により構成され、導電インタフェース(114)から来る電気エネルギを駆動発光ダイオード(111)の電気エネルギに変換し、また駆動発光ダイオード(111)の電気エネルギの電圧と電流の設定を制御する。本実施形態の駆動回路装置(115)はニーズにより設置或いは設置しないことができる。
ワイヤ(116)は、絶縁表層を有する導体により構成され、駆動回路装置(115)の電気エネルギを発光ダイオード(111)へ伝送する。
【0044】
(第10実施形態)
図19は本発明をLED灯具へ応用する実施形態の側面模式図である。
図20は
図19の上面図である。
【0045】
図19及び
図20は本発明に本体(100)周りの比較的下層にある投光側の近くに径方向開口部(107)を設置し、また発光ダイオード(111)を本体(100)にある投光側ハウジングの中間に設置する。
【0046】
本体(100)は、良好な熱伝導性材料により製造された一体式又は組合せ式中空体である。その径方向外表は平滑面、リブ面、格子面、複数穴状、網状、又はフィン状構造を備え、外側放熱面(105)を構成し、その径方向内部は平滑面、リブ面、格子面、複数穴状、網状、又はフィン状構造を備え、内側放熱面(106)を構成し、本体(100)の一端のハウジングの寸法底部に向かって段々大きくなり、また底部外側により投光側を構成し、本体(100)ハウジングの他端の寸法は段々小さくなり、放熱端(104)にある閉口、半閉口、又は開放式構造を構成することにより、導電インタフェース(114)のインタフェース構造を連結する。
【0047】
本体(100)のシェルにある放熱端(104)の近くに1個又はそれ以上の比較的上層の径方向開口部(107)を設け、及び比較的下層の近くにある投光側に径方向開口部(107)を設置し、比較的上層の径方向開口部(107)及び投光側の近くに径方向開口部(107)を設置し、前記構造は独立複数穴状、格子状穴、又はメッシュ状穴の構成を含む。
本体(100)にある投光側ハウジングの近くの中間に発光ダイオード(111)を設置する。
【0048】
本体(100)にある投光側のシェル内部の近くの中間と本体(100)の径方向ハウジングの中段内側放熱面(106)との間にシャント伝熱部(103)を設置することにより、発光ダイオード(111)中間から来る熱エネルギを伝送する。
【0049】
シャント伝熱部(103)は、熱伝導性材料により構成される独立伝熱構造であり、本体(100)の径方向ハウジングの中段内部にある内側放熱面(106)と本体(100)にある投光側のシェル内部の近くの中間との間に設置され、その構成方式は、本体(100)をプレス、鋳造、パンチ、鍛造、加工により一体構造とし、又は個別製造してから、嵌合、圧接、半田付け、鋲接、又はロックにより本体(100)の径方向ハウジングにある中段内部の内側放熱面(106)と本体(100)にある投光側のシェル内部の近くの中間との間に連結し、熱エネルギを伝送することを含む。その構造形態は棒状放射構造、斜錐面状、又は開口部を備える斜錐面状を含む。
【0050】
前記構造を通して、発光ダイオード(111)が通電して発光し、熱損失を発生するとき、もし本体(100)にある投光側を下に向けて設置する場合、本体(100)内部の熱気流は凝冷降・拡熱昇作用を通して、外側放熱面(105)の比較的低側にある投光側の近くに設置される径方向開口部(107)から気流を吸入してから、更に近くの放熱端(104)の比較的高所にある径方向開口部(107)から排出し、また流動気流になることにより、本体(100)内部の熱エネルギを排出し、本体(100)にある投光側上側の設置が使用されている場合、気流の流向は逆になる。
【0051】
発光ダイオード(111)は、発光ダイオード(111)又は発光ダイオードのモジュールにより構成され、本体(100)にある投光側の外囲部の下方中間に設置し、また設定方向に従って外部へ投光する。
【0052】
及び二次光学装置(112)、透光カバー(113)、導電インタフェース(114)、駆動回路装置(115)、ワイヤ(116)を選択的に設置する。
【0053】
(第11実施形態)
図21は本発明をLED灯具へ応用する実施形態の側面模式図である。
図22は
図21の上面図である。
【0054】
図21及び
図22は本発明に本体(100)にある投光側の周りに軸方向開口部(110)を設置し、また発光ダイオード(111)を本体(100)にある投光側ハウジングの中間に設置する。
【0055】
本体(100)は、良好な熱伝導性材料により製造された一体式又は組合せ式中空体である。その径方向外表は平滑面、リブ面、格子面、複数穴状、網状、又はフィン状構造を備え、外側放熱面(105)を構成し、その径方向内部は平滑面、リブ面、格子面、複数穴状、網状、又はフィン状構造を備え、内側放熱面(106)を構成し、本体(100)の一端のハウジングの寸法底部に向かって段々大きくなり、また底部外側により投光側を構成し、また投光側の周りに軸方向開口部(110)を設置し、本体(100)ハウジングの他端の寸法は段々小さくなり、放熱端(104)にある閉口、半閉口、又は開放式構造を構成することにより、導電インタフェース(114)のインタフェース構造を連結する。
【0056】
本体(100)のシェルにある放熱端(104)の近くに1個又はそれ以上の径方向開口部(107)を設け、径方向開口部(107)は独立複数穴状、格子状穴、又はメッシュ状穴の構成を含む。
【0057】
本体(100)のシェル底部にある投光側の外囲部の下方の近くに、軸方向開口部(110)を環設し、軸方向開口部(110)は独立複数穴状、格子状穴、又はメッシュ状穴の構造を含む。
本体(100)にある投光側ハウジングの近くの中間に発光ダイオード(111)を設置する。
【0058】
本体(100)にある投光側のシェル内部の近くの中間と本体(100)の径方向ハウジングの中段内側放熱面(106)との間にシャント伝熱部(103)を設置することにより、発光ダイオード(111)中間から来る熱エネルギを伝送する。
【0059】
シャント伝熱部(103)は、熱伝導性材料により構成される独立伝熱構造であり、本体(100)の径方向ハウジングの中段内部にある内側放熱面(106)と本体(100)にある投光側のシェル内部の近くの中間との間に設置され、その構成方式は、本体(100)をプレス、鋳造、パンチ、鍛造、加工により一体構造とし、又は個別製造してから、嵌合、圧接、半田付け、鋲接、又はロックにより本体(100)の径方向ハウジングにある中段内部の内側放熱面(106)と本体(100)にある投光側のシェル内部の近くの中間との間に連結し、熱エネルギを伝送することを含む。その構造形態は棒状放射構造、斜錐面状、又は開口部を備える斜錐面状を含む。
【0060】
前記構造を通して、発光ダイオード(111)が通電して発光し、熱損失を発生するとき、もし本体(100)にある投光側を下に向けて設置する場合、本体(100)内部の熱気流は凝冷降・拡熱昇作用を通して、投光側周りに設置される軸方向開口部(110)から気流を吸入してから、更に近くの放熱端(104)の径方向開口部(107)から排出し、また流動気流になることにより、本体(100)内部の熱エネルギを排出し、本体(100)にある投光側上側の設置が使用されている場合、気流の流向は逆になる。
【0061】
発光ダイオード(111)は、発光ダイオード(111)又は発光ダイオードのモジュールにより構成され、本体(100)にある投光側の外囲部の下方の中間またリング状に下に向けて設置し、また設定方向に従って外部へ投光する。
【0062】
及び二次光学装置(112)、透光カバー(113)、導電インタフェース(114)、駆動回路装置(115)、ワイヤ(116)を選択的に設置する。
【0063】
(第12実施形態)
図23は本発明をLED灯具へ応用する実施形態の側面模式図である。
図24は
図23の底部視図である。
【0064】
図23及び
図24は本発明於本体(100)にある投光側の周りの軸方向開口部(110)と投光側の中間に中間開口部(1022)を設置し、また発光ダイオード(111)を本体(100)にある投光側中間開口部(1022)と軸方向開口部(110)の間。
【0065】
本体(100)は、良好な熱伝導性材料により製造された一体式又は組合せ式中空体である。その径方向外表は平滑面、リブ面、格子面、複数穴状、網状、又はフィン状構造を備え、外側放熱面(105)を構成し、その径方向内部は平滑面、リブ面、格子面、複数穴状、網状、又はフィン状構造を備え、内側放熱面(106)を構成し、本体(100)の一端のハウジングの寸法底部に向かって段々大きくなり、また底部外側により投光側を構成し、また投光側の中間は気流が流通する中間開口部(1022)を備え、軸方向穴及び環状に設置される軸方向開口部(110)を構成し、本体(100)ハウジングの他端の寸法は段々小さくなり、放熱端(104)にある閉口、半閉口、又は開放式構造を構成することにより、導電インタフェース(114)のインタフェース構造を連結する。
【0066】
本体(100)のシェルにある放熱端(104)の近くに1個又はそれ以上の径方向開口部(107)を設け、径方向開口部(107)は独立複数穴状、格子状穴、又はメッシュ状穴の構成を含む。
【0067】
本体(100)にある投光側の近く、中間開口部(1022)と軸方向開口部(110)との間に沿って、発光ダイオード(111)を環設する。その中の中間開口部(1022)は単穴又は複数穴の構造である。複数穴構造は、独立複数穴、格子状穴、又はメッシュ状穴により構成され、また軸方向開口部(110)為呈独立複数穴状又は由格子状穴又はメッシュ状穴の構造を含む。
【0068】
本体(100)にある投光側のシェル内部の近くは、中間開口部(1022)の周りの内部に沿って、本体(100)の径方向ハウジングの中段内側放熱面(106)との間に、シャント伝熱部(103)を設置することにより、発光ダイオード(111)の近くから来る中間開口部(1022)側の熱エネルギを伝送する。
【0069】
シャント伝熱部(103)は、熱伝導性材料により構成される独立伝熱構造であり、本体(100)の径方向ハウジングの中段内部にある内側放熱面(106)と中間開口部(1022)周りの内部との間に設置され、その構成方式は、本体(100)をプレス、鋳造、パンチ、鍛造、加工により一体構造とし、又は個別製造してから、嵌合、圧接、半田付け、鋲接、又はロックにより本体(100)の径方向ハウジングにある中段内部の内側放熱面(106)と中間開口部(1022)周りの内部との間に連結し、熱エネルギを伝送することを含む。その構造形態は棒状放射構造、斜錐面状、又は開口部を備える斜錐面状を含む。
【0070】
前記構造を通して、発光ダイオード(111)が通電して発光し、熱損失を発生するとき、もし本体(100)にある投光側を下に向けて設置する場合、本体(100)内部の熱気流は凝冷降・拡熱昇作用を通して、投光側の中間開口部(1022)及び軸方向開口部(110)から気流を吸入してから、更に近くの放熱端(104)の径方向開口部(107)から排出し、また流動気流になることにより、本体(100)内部の熱エネルギを排出し、本体(100)にある投光側上側の設置が使用されている場合、気流の流向は逆になる。
【0071】
発光ダイオード(111)は、発光ダイオード(111)又は発光ダイオードのモジュールにより構成され、本体(100)投光側の中間開口部(1022)の周囲と軸方向開口部(110)との間、及び軸方向の開口部(110)と本体(100)の周囲との間に設置され、2リング又はそれ以上を下に向けてリング状に設置し、また設定方向に従って外部へ投光する。
【0072】
及び二次光学装置(112)、透光カバー(113)、導電インタフェース(114)、駆動回路装置(115)、ワイヤ(116)を選択的に設置する。
本実施形態の本体の構造及び構造特徴は、応用によって以下を選択することを含む。
【0073】
本体(100)、U型構造の本体(1000)、又はバケツ型構造の本体(2000)に中間開口部(1022)、軸方向開口部(110)、径方向開口部(107)、開口部(1023)、開口部(1052)の一部又は全部、及び設置した各種の開口部の数を設置する。
本実施形態の本体の本体(100)のシェル外形は下記を含む。
(一)上が小さく、下が大きい中空コップ状(
図17〜24参照);又は
(二)上が大きく、下が小さ中空コップ状(
図25〜32参照);又は
(三)平行又は平行に近い中空コップ状(
図33〜40参照)。
【0074】
本実施形態の本体の本体(100)のシェルの幾何形状は、応用によって以下の幾何形状により構成され、その本体(100)の中空シェル断面は下記を含む。
(一)円形又は円形に近い中空管状構造により構成される。又は
(二)三辺はそれ以上の多辺形、又は多辺形に近い中空管状構造により構成される。
【符号の説明】
【0075】
100:本体、
101:発熱装置、
102:基台、
103:シャント伝熱部、
104:放熱端、
105:外側放熱面、
106:内側放熱面、
107:径方向開口部、
110:軸方向開口部、
111:発光ダイオード、
112:二次光学装置、
113:透光カバー、
114:導電インタフェース、
115:駆動回路装置、
116:ワイヤ、
1000:本体、
1022:中間開口部、
1023、1052:開口部、
2000:本体、
A:中間位置、
B:外側位置、
C:結合位置、
D:末端位置、
E:末端位置。