特許6236377IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

アンテナ構造体および電子機器に関するものである。

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

特許文献1に記載されているような構成を採用するためには、導電性のプレートをケーシングに対して水密状に取り付けることが必要であり、なおかつ、プレートの内側と外側とでそれぞれ電気的接続を確保するための部品を用意しなければならない。したがって、部品点数が多くなってしまう。 電子機器の一例として携帯端末がある。携帯端末などのアンテナとしては、板金アンテナが安価であるため、しばしば用いられる。板金アンテナを筐体の外面に対して固定するためには、Oリング付きナットとビスとの組合せを用いる方法も考えられる。この方法では、たとえば筐体を貫通するようにOリング付きナットを設置しておく。Oリング付きナットの一方の端部はビスを受け入れる構造となっており、他方の端部は、筐体内部の防水空間に露出しており、他の部品の端子と当接することにより電気的接続が行なわれる。筐体の外側から板金アンテナの貫通孔を通ってさらにOリング付きナットに挿入されるようにビスを締め込む。ビスの頭部によって板金アンテナはOリング付きナットに対して押さえ付けられる。ナットの周りを取り囲むOリングによって隙間が封止されるので、筐体内部は防水空間となる。 このような方法であっても、板金アンテナの他に、Oリング付きナットとビスとの2つの部品が必ず必要になってしまい、部品点数は多いものであった。 そこで、本発明は、防水性を具備しつつアンテナによる通信性能を確保するための構造を、少ない部品点数で実現することができるアンテナ構造体を提供することを目的とする。また、防水性を具備しつつ、アンテナ周辺の部品点数を低減することができる電子機器を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

目的を達成するため、本発明に基づくアンテナ構造体は、板金アンテナと、互いに逆の側を向く外側表面および内側表面を有し、外側表面から内側表面へと板金アンテナを挿入するための貫通孔を有する筐体部品と、貫通孔に板金アンテナが通っている状態で板金アンテナと筐体部品との相対的位置関係を固定しつつ貫通孔を封止する封止部とを備える。
【発明の効果】
本発明によれば、防水性を具備しつつアンテナによる通信性能を確保するための構造を、少ない部品点数で実現することができる。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】本発明に基づく実施の形態1における電子機器の斜視図である。

【図2】本発明に基づく実施の形態1における電子機器から外装カバーを外した状態の斜視図である。

【図3】本発明に基づく実施の形態2におけるアンテナ構造体の部分斜視図である。

【図4】図3におけるIV−IV線に関する矢視断面図である。

【図5】本発明に基づく実施の形態2におけるアンテナ構造体の部分下面図である。

【図6】本発明に基づく実施の形態2におけるアンテナ構造体の部分斜視図である。

【図7】本発明に基づく実施の形態2におけるアンテナ構造体が備える板金アンテナの斜視図である。

【図8】本発明に基づく実施の形態2におけるアンテナ構造体が備える板金アンテナの第1の変形例の部分斜視図である。

【図9】本発明に基づく実施の形態2におけるアンテナ構造体が備える板金アンテナの第2の変形例の部分斜視図である。

【図10】本発明に基づく実施の形態2におけるアンテナ構造体の第1の変形例の部分斜視図である。

【図11】図10におけるXI−XI線に関する矢視断面図である。

【図12】本発明に基づく実施の形態2におけるアンテナ構造体の第2の変形例の部分斜視図である。

【図13】図12におけるXIII−XIII線に関する矢視断面図である。

【図14】本発明に基づく実施の形態2におけるアンテナ構造体の第3の変形例の部分断面図である。

【図15】本発明に基づく実施の形態3におけるアンテナ構造体の部分断面図である。

【図16】本発明に基づく実施の形態3におけるアンテナ構造体のアンテナ端子部近傍の部分拡大下面図である。

【図17】本発明に基づく実施の形態3におけるアンテナ構造体のアンテナ端子部近傍の接着剤を注入する前の状態の部分拡大下面図である。

【図18】本発明に基づく実施の形態4におけるアンテナ構造体の部分断面図である。

【図19】本発明に基づく実施の形態4におけるアンテナ構造体の貫通孔近傍の部分斜視図である。

【図20】本発明に基づく実施の形態5におけるアンテナ構造体の製造方法のフローチャートである。

【図21】本発明に基づく実施の形態5におけるアンテナ構造体の製造方法の第1の工程の説明図である。

【図22】本発明に基づく実施の形態5におけるアンテナ構造体の製造方法の第2の工程の説明図である。

【図23】本発明に基づく実施の形態5におけるアンテナ構造体の製造方法の第3の工程の説明図である。

選択図 図1出願人が指定した本件の代表的な図

3 外側表面、3a 外側凹部、4 内側表面、4a 内側凹部、5 貫通孔、6 封止部、7 接着剤室、8 接着剤入口、9 ピン、10,10i,10j 板金アンテナ、11,11a,11b アンテナ端子部、12 アンテナ本体部、13,13a,13b 中間部、14 固定孔、17 バネ接点端子、18 配線基板、20 筐体、21 正面側筐体部品、22 背面側筐体部品、25 ディスペンサ、26 接着剤、27 シート、28 凸部、29 かさ上げ部、30 外装カバー、31 表示部、101,101i,101j,101k,102,103 アンテナ構造体、201 電子機器。

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