特許第6236714号(P6236714)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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特許6236714オフロード処理方法、制御ユニット、およびシステム
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6236714
(24)【登録日】2017年11月10日
(45)【発行日】2017年11月29日
(54)【発明の名称】オフロード処理方法、制御ユニット、およびシステム
(51)【国際特許分類】
   H04W 36/22 20090101AFI20171120BHJP
   H04W 36/14 20090101ALI20171120BHJP
   H04W 84/12 20090101ALI20171120BHJP
【FI】
   H04W36/22
   H04W36/14
   H04W84/12
【請求項の数】20
【全頁数】23
(21)【出願番号】特願2015-551095(P2015-551095)
(86)(22)【出願日】2013年1月7日
(65)【公表番号】特表2016-506190(P2016-506190A)
(43)【公表日】2016年2月25日
(86)【国際出願番号】CN2013070157
(87)【国際公開番号】WO2014106344
(87)【国際公開日】20140710
【審査請求日】2015年9月3日
(73)【特許権者】
【識別番号】504277388
【氏名又は名称】▲ホア▼▲ウェイ▼技術有限公司
【氏名又は名称原語表記】HUAWEI TECHNOLOGIES CO.,LTD.
(74)【代理人】
【識別番号】100146835
【弁理士】
【氏名又は名称】佐伯 義文
(74)【代理人】
【識別番号】100140534
【弁理士】
【氏名又は名称】木内 敬二
(72)【発明者】
【氏名】胡 小群
(72)【発明者】
【氏名】季 小俊
(72)【発明者】
【氏名】戴 玉宏
(72)【発明者】
【氏名】朱 浩▲ビン▼
【審査官】 吉村 真治▲郎▼
(56)【参考文献】
【文献】 特表2012−511863(JP,A)
【文献】 国際公開第2011/149533(WO,A1)
【文献】 国際公開第2012/145706(WO,A1)
【文献】 特表2014−514863(JP,A)
【文献】 特表2013−530640(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H04B 7/24− 7/26
H04W 4/00−99/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
ユーザ装置(UE)が第1標準ネットワークにアクセスしたあと、前記UEのネットワークサポート能力に従って無線ネットワークリソースの設定をさらに最適化する制御ユニットによって、前記第1標準ネットワークの第1リソース状態情報と、前記第1標準ネットワークと重複するエリアを有する少なくとも1つの第2標準ネットワークの、第2リソース状態情報と、を、ネットワークインタフェースを介して取得するステップであって、ここで、前記第1標準ネットワークまたは前記第2標準ネットワークは、ワイヤレスフィデリティ(Wi-Fi)ネットワークを含む、ステップと、
前記制御ユニットによって、前記第1リソース状態情報および前記第2リソース状態情報に従って、前記UEに対してオフロード処理を実施する必要があると決定するステップと、を含む
オフロード処理方法であって、
前記ネットワークインタフェースは、前記Wi-Fiネットワークのリソース状態情報を搬送するために、双方向インタフェースであり、前記Wi-Fiネットワークのコントローラと前記制御ユニットが通信するために使用され、これにより前記制御ユニットが前記コントローラに問い合わせを行う、オフロード処理方法。
【請求項2】
制御ユニットによって、前記第1標準ネットワークと重複するエリアを有する少なくとも1つの第2標準ネットワークの、第2リソース状態情報を取得する前記ステップが、
前記制御ユニットによって、前記UEの位置を判断するステップと、
前記制御ユニットによって、前記第1標準ネットワークと重複するエリアを有する少なくとも1つの第2標準ネットワークの、前記UEの前記位置に対応する第2リソース状態情報を取得するステップと、を含む、
請求項1に記載の方法。
【請求項3】
制御ユニットによって、前記第1標準ネットワークと重複するエリアを有する少なくとも1つの第2標準ネットワークの、第2リソース状態情報を取得する前記ステップが、
前記制御ユニットによって、前記UEのネットワークサポート能力を判断するステップと、
前記制御ユニットによって、前記第1標準ネットワークと重複するエリアを有し、前記UEの前記ネットワークサポート能力に従って前記UEによってサポートされる、少なくとも1つの第2標準ネットワークの、第2リソース状態情報を取得するステップと、を含む、
請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記第1リソース状態情報および前記第2リソース状態情報に従って、前記制御ユニットによって、前記UEに対してオフロード処理を実行する必要があると決定する前記ステップが、
前記制御ユニットによって、前記第1リソース状態情報に従って、前記第1標準ネットワークの残りのキャパシティを判断するステップと、
前記第2リソース状態情報に従って、前記少なくとも1つの第2標準ネットワーク内の第1ネットワークの残りのキャパシティが、前記第1標準ネットワークの前記残りのキャパシティよりも多いことを判断し、前記制御ユニットによって、前記第1ネットワークに前記UEのトラフィックをオフロードするステップと、を含む、
請求項1乃至3のいずれか1項に記載の方法。
【請求項5】
前記少なくとも1つの第2標準ネットワーク内に2つ以上の第1ネットワークがある場合、前記制御ユニットによって、前記第1ネットワークに前記UEのトラフィックをオフロードする前記ステップが、
前記制御ユニットによって、前記UEによって要求されたサービスの、サービスタイプ情報を取得するステップと、
前記制御ユニットによって、前記サービスタイプ情報に合った第1ネットワークに、前記UEのトラフィックをオフロードするステップと、を含む、
請求項4に記載の方法。
【請求項6】
前記UEの前記サービスタイプ情報が、ブラウズ、インタラクション、およびダウンロードのうち、いずれか1つもしくはそれらの組合せを含む、
請求項5に記載の方法。
【請求項7】
制御ユニットによって、前記第1標準ネットワークの第1リソース状態情報と、前記第1標準ネットワークと重複するエリアを有する少なくとも1つの第2標準ネットワークの、第2リソース状態情報と、を取得する前記ステップが、
前記Wi-Fiネットワークのコントローラから、前記制御ユニットによって、前記Wi-Fiネットワークのリソース状態情報を問い合わせることで、前記Wi-Fiネットワークのリソース状態情報を取得するステップを含む、
請求項1乃至6のいずれか1項に記載の方法。
【請求項8】
前記第1リソース状態情報および前記第2リソース状態情報が、
ネットワーク配置情報、負荷情報、ユーザの数、および各ユーザが取得できる平均帯域幅のうちの、少なくとも1つの情報を含む、
請求項1乃至6のいずれか1項に記載の方法。
【請求項9】
前記第1標準ネットワークおよび前記第2標準ネットワークが、汎欧州デジタル移動電話方式(GSM(登録商標))ネットワーク、ユニバーサル移動体通信システム(UMTS)ネットワーク、ロング・ターム・エボリューション(LTE)ネットワーク、およびWi-Fiネットワークの、いずれか2つの異なるシステムである、
請求項1乃至8のいずれか1項に記載の方法。
【請求項10】
少なくとも1つのプロセッサ、メモリ、およびネットワークインタフェースを含む制御ユニットであって、ここで、前記メモリは、実行命令を有し、前記制御ユニットが動作するとき、前記プロセッサが前記メモリと通信し、前記プロセッサがネットワークインタフェースと通信し、前記ネットワークインタフェースが、第1標準ネットワークおよび第2標準ネットワークと通信し、
前記少なくとも1つのプロセッサは、
ユーザ装置(UE)が前記第1標準ネットワークにアクセスしたあと、前記第1標準ネットワークの第1リソース状態情報と、前記第1標準ネットワークと重複するエリアを有する少なくとも1つの第2標準ネットワークの第2リソース状態情報とを、前記ネットワークインタフェースを介して取得するように構成され、
前記第1リソース状態情報および前記第2リソース状態情報に従って、前記UEに対してオフロード処理を実施する必要があると決定するように構成され、
前記第1標準ネットワークまたは前記第2標準ネットワークは、ワイヤレスフィデリティWi-Fiネットワークを含
前記UEのネットワークサポート能力に従って無線ネットワークリソースの設定をさらに最適化するように構成された、
制御ユニットであって、
前記ネットワークインタフェースは、前記Wi-Fiネットワークのリソース状態情報を搬送するために、双方向インタフェースであり、前記Wi-Fiネットワークのコントローラと前記制御ユニットが通信するために使用され、これにより前記制御ユニットが前記コントローラに問い合わせを行う、制御ユニット。
【請求項11】
前記少なくとも1つのプロセッサが、
前記UEの位置を判断し、
前記第1標準ネットワークと重複するエリアを有する少なくとも1つの第2標準ネットワークの、前記UEの前記位置に対応する第2リソース状態情報を取得するように、さらに構成された、
請求項10に記載の制御ユニット。
【請求項12】
具体的には、
前記UEのネットワークサポート能力を判断し、
前記第1標準ネットワークと重複するエリアを有し、前記UEの前記ネットワークサポート能力に従って前記UEによってサポートされる、少なくとも1つの第2標準ネットワークの、第2リソース状態情報を取得するように、さらに構成された、
請求項10に記載の制御ユニット。
【請求項13】
前記少なくとも1つのプロセッサが、
前記第1リソース状態情報に従って、前記第1標準ネットワークの残りのキャパシティを判断し、
前記第2リソース状態情報に従って、前記少なくとも1つの第2標準ネットワーク内の第1ネットワークの残りのキャパシティが、前記第1標準ネットワークの前記残りのキャパシティよりも多いことを判断し、前記第1ネットワークに前記UEのトラフィックをオフロードするように、さらに構成された、
請求項10乃至12のいずれか1項に記載の制御ユニット。
【請求項14】
前記少なくとも1つのプロセッサが、
前記少なくとも1つの第2標準ネットワーク内に2つ以上の第1ネットワークがある場合、前記UEによって要求されたサービスの、サービスタイプ情報を取得し、
前記サービスタイプ情報に合った第1ネットワークに、前記UEのトラフィックをオフロードするように、さらに構成された、
請求項13に記載の制御ユニット。
【請求項15】
前記UEの前記サービスタイプ情報が、ブラウズ、インタラクション、およびダウンロードのうち、いずれか1つもしくはそれらの組合せを含む、
請求項14に記載の制御ユニット。
【請求項16】
前記少なくとも1つのプロセッサが、前記Wi-Fiネットワークのコントローラから、前記Wi-Fiネットワークのリソース状態情報を、問い合わせおよび取得するように、さらに構成された、
請求項10乃至15のいずれか1項に記載の制御ユニット。
【請求項17】
前記第1リソース状態情報および前記第2リソース状態情報が、
ネットワーク配置情報、負荷情報、ユーザ数、および各ユーザが取得できる平均帯域幅
のうちの、少なくとも1つの情報を含む、
請求項10乃至15のいずれか1項に記載の制御ユニット。
【請求項18】
前記第1標準ネットワークおよび前記第2標準ネットワークが、汎欧州デジタル移動電話方式(GSM(登録商標))ネットワーク、ユニバーサル移動体通信システム(UMTS)ネットワーク、ロング・ターム・エボリューション(LTE)ネットワーク、およびWi-Fiネットワークの、いずれか2つの異なるシステムであって、前記第1標準ネットワークおよび前記第2標準ネットワークが異なる、
請求項10乃至17のいずれか1項に記載の制御ユニット。
【請求項19】
コンピュータ実行命令を含むコンピュータプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、前記コンピュータ実行命令は、制御ユニットに請求項1乃至9のいずれか1項の方法を実行させるために使用される、コンピュータ読み取り可能な記録媒体。
【請求項20】
請求項10乃至18のいずれか1項に従った前記制御ユニット、Wi-Fiネットワークのコントローラ、および前記Wi-Fiネットワーク以外の他のネットワークのコントローラを含み、ここで、各コントローラは、前記制御ユニット上の前記ネットワークインタフェースを介して、前記制御ユニットと通信する、システム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明の態様は、通信技術に関し、特に、オフロード処理方法、制御ユニット、およびシステムに関する。
【背景技術】
【0002】
モバイル知的端末の大規模なアプリケーションおよび無線通信帯域幅の需要の増加に伴い、新しい通信基準やネットワーク構築形式が、無線通信の分野で徐々に導入されており、次いで、汎欧州デジタル移動電話方式(global system for mobile communications、GSM(登録商標)と略す)、ユニバーサル移動体通信システム(Universal Mobile Telecommunications System、UMTS)、ロング・ターム・エボリューション・システム(Long Term Evolution、LTEと略す)といった、マルチスタンダードおよびマクロ/マイクロ・セル・マルチレイヤ・ネットワークの、並列操作状況が、ますます多くのオペレータによって形成される。
【0003】
従来技術では、ユーザは、ネットワークシステムのパフォーマンスを最適化し、ユーザのためのサービスの品質を向上するために、GSM(登録商標)、UMTS、およびLTEといったネットワークシステム間でハンドオーバさせられてもよい。
【0004】
しかしながら、無線リソース上のユーザの要求を満たすことができないという問題は、依然として従来技術に存在しており、特にいくつかのホットスポットにおいて、この問題はより明白である。
【0005】
本発明の実施形態は、ユーザにより多くの無線ネットワークリソースを提供し、無線ネットワークリソースの設定を最適化し、無線ネットワークリソースの使用率をさらに向上するために使用される、オフロード処理方法、制御ユニット、およびシステムを提供する。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の第1の態様は、オフロード処理方法を提供し、方法は、
ユーザ装置UEが第1標準ネットワークにアクセスしたあと、制御ユニットによって、第1標準ネットワークの第1リソース状態情報と、第1標準ネットワークと重複するエリアを有する少なくとも1つの第2標準ネットワークの、第2リソース状態情報と、を取得するステップであって、ここで、第1標準ネットワークまたは第2標準ネットワークは、ワイヤレスフィデリティWi-Fiネットワークを含む、ステップと、
制御ユニットによって、第1リソース状態情報および第2リソース状態情報に従って、UEに対してオフロード処理を実施する必要があるか否かを決定するステップと、を含む。
【0007】
第1の態様の第1の可能な実施方法において、制御ユニットによって、第1標準ネットワークと重複するエリアを有する少なくとも1つの第2標準ネットワークの、第2リソース状態情報を取得するステップは、
制御ユニットによって、UEの位置を判断するステップと、
制御ユニットによって、第1標準ネットワークと重複するエリアを有する少なくとも1つの第2標準ネットワークの、第2リソース状態情報を、UEの位置で取得するステップと、を含む。
【0008】
第1の態様を参照すると、第1の態様の第2の可能な実施方法において、制御ユニットによって、第1標準ネットワークと重複するエリアを有する少なくとも1つの第2標準ネットワークの、第2リソース状態情報を取得するステップは、
制御ユニットによって、UEのネットワークサポート能力を判断するステップと、
制御ユニットによって、第1標準ネットワークと重複するエリアを有し、UEのネットワークサポート能力によってサポートされる、少なくとも1つの第2標準ネットワークの、第2リソース状態情報を取得するステップと、を含む。
【0009】
第1の態様、または第1の態様の第1あるいは第2の可能な実施方法のいずれか1つを参照すると、第1の態様の第3の可能な実施方法において、第1リソース状態情報および第2リソース状態情報に従って、制御ユニットによって、UEに対してオフロード処理を実行する必要があるか否かを決定するステップは、
制御ユニットによって、第1リソース状態情報に従って、第1標準ネットワークの残りのキャパシティを判断するステップと、
第2リソース状態情報に従って、少なくとも1つの第2標準ネットワーク内の第1ネットワークの残りのキャパシティが、第1標準ネットワークの残りのキャパシティよりも多いことを判断した場合、制御ユニットによって、第1ネットワークにUEをオフロードするステップと、を含む。
【0010】
第1の態様の第3の可能な実施方法に従った、第1の態様の第4の可能な実施方法において、
少なくとも1つの第2標準ネットワーク内に2つ以上の第1ネットワークがある場合、制御ユニットによって、第1ネットワークにUEをオフロードするステップは、
制御ユニットによって、UEによって要求されたサービスの、サービスタイプ情報を取得するステップと、
制御ユニットによって、サービスタイプ情報に合った第1ネットワークに、UEをオフロードするステップと、を含む。
【0011】
第1の態様の第4の可能な実施方法に従った、第1の態様の第5の可能な実施方法において、UEのサービスタイプ情報は、ブラウズ、インタラクション、およびダウンロードのうち、いずれか1つもしくはそれらの組合せを含む。
【0012】
第1の態様、または第1の態様の第1から第5の可能な実施方法のうちいずれか1つを参照すると、第1の態様の第6の可能な実施方法において、制御ユニットによって、第1標準ネットワークの第1リソース状態情報と、第1標準ネットワークと重複するエリアを有する少なくとも1つの第2標準ネットワークの、第2リソース状態情報と、を取得するステップは、
Wi-Fiネットワークのコントローラから、制御ユニットによって、Wi-Fiネットワークのリソース状態情報を問い合わせおよび取得するステップを含む。
【0013】
第1の態様、または第1の態様の第1から第5の可能な実施方法のうちいずれか1つを参照すると、第1の態様の第7の可能な実施方法において、リソース状態情報は、
ネットワーク配置情報、負荷情報、ユーザの数、および各ユーザが取得できる平均帯域幅のうちの、少なくとも1つの情報を含む。
【0014】
第1の態様、または第1の態様の第1から第7の可能な実施方法のうちいずれか1つを参照すると、第1の態様の第8の可能な実施方法において、第1標準ネットワークおよび第2標準ネットワークは、汎欧州デジタル移動電話方式GSM(登録商標)ネットワーク、ユニバーサル移動体通信システムUMTSネットワーク、ロング・ターム・エボリューションLTEネットワーク、およびWi-Fiネットワークであって、第1標準ネットワークと第2標準ネットワークは異なる。
【0015】
本発明の第2の態様は、制御ユニットを提供し、制御ユニットは、
ユーザ装置UEが第1標準ネットワークにアクセスしたあと、第1標準ネットワークの第1リソース状態情報と、第1標準ネットワークと重複するエリアを有する少なくとも1つの第2標準ネットワークの、第2リソース状態情報と、を取得するように構成された取得モジュールであって、ここで、第1標準ネットワークまたは第2標準ネットワークは、ワイヤレスフィデリティWi-Fiネットワークを含む、取得モジュールと、
第1リソース状態情報および第2リソース状態情報に従って、UEに対してオフロード処理を実施する必要があるか否かを決定するように構成された処理モジュールと、を含む。
【0016】
第2の態様の第1の可能な実施方法において、取得モジュールは、具体的には、
UEの位置を判断し、
第1標準ネットワークと重複するエリアを有する少なくとも1つの第2標準ネットワークの、第2リソース状態情報を、UEの位置で取得するように、構成される。
【0017】
第2の態様を参照すると、第2の態様の第2の可能な実施方法において、取得モジュールは、具体的には、
UEのネットワークサポート能力を判断し、
第1標準ネットワークと重複するエリアを有し、UEのネットワークサポート能力によってサポートされる、少なくとも1つの第2標準ネットワークの、第2リソース状態情報を取得するように、構成される。
【0018】
第2の態様、または第2の態様の第1あるいは第2の可能な実施方法のいずれか1つを参照すると、第2の態様の第3の可能な実施方法において、処理モジュールは、具体的には、
第1リソース状態情報に従って、第1標準ネットワークの残りのキャパシティを判断し、
第2リソース状態情報に従って、少なくとも1つの第2標準ネットワーク内の第1ネットワークの残りのキャパシティが、第1標準ネットワークの残りのキャパシティよりも多いことを判断した場合、第1ネットワークにUEをオフロードするように、構成される。
【0019】
第2の態様の第3の可能な実施方法に従った、第2の態様の第4の可能な実施方法において、処理モジュールは、
少なくとも1つの第2標準ネットワーク内に2つ以上の第1ネットワークがある場合、UEによって要求されたサービスの、サービスタイプ情報を取得し、
サービスタイプ情報に合った第1ネットワークに、UEをオフロードするように、さらに構成される。
【0020】
第2の態様の第4の可能な実施方法に従った、第2の態様の第5の可能な実施方法において、UEのサービスタイプ情報は、ブラウズ、インタラクション、およびダウンロードのうち、いずれか1つもしくはそれらの組合せを含む。
【0021】
第2の態様、または第2の態様の第1から第5の可能な実施方法のうちいずれか1つを参照すると、第1の態様の第6の可能な実施方法において、取得モジュールは、Wi-Fiネットワークのコントローラから、Wi-Fiネットワークのリソース状態情報を、問い合わせおよび取得するように、さらに構成される。
【0022】
第2の態様、または第2の態様の第1から第5の可能な実施方法のうち、いずれか1つを参照すると、第2の態様の第7の可能な実施方法において、リソース状態情報は、
ネットワーク配置情報、負荷情報、ユーザ数、および各ユーザが取得できる平均帯域幅のうちの、少なくとも1つの情報を含む。
【0023】
第2の態様、または第2の態様の第1から第7の可能な実施方法のうちいずれか1つを参照すると、第2の態様の第8の可能な実施方法において、第1標準ネットワークおよび第2標準ネットワークは、汎欧州デジタル移動電話方式GSM(登録商標)ネットワーク、ユニバーサル移動体通信システムUMTSネットワーク、ロング・ターム・エボリューションLTEネットワーク、およびWi-Fiネットワークであって、第1標準ネットワークと第2標準ネットワークは異なる。
【0024】
本発明の第3の態様は、制御ユニットを提供し、制御ユニットは、プロセッサ、メモリ、およびネットワークインタフェースを含む制御ユニットであって、メモリは、実行命令を格納し、制御ユニットが動作するとき、プロセッサがメモリと通信し、プロセッサがネットワークインタフェースに接続され、ネットワークインタフェースが、Wi-FiネットワークおよびWi-Fiネットワーク以外の他のネットワークと通信するためのネットワークインタフェースを含み、プロセッサが、実行命令を実行し、それによって制御ユニットが第1の態様、もしくは第1の態様の可能な実施方法のうちいずれか1つに従った方法を実行する。
【0025】
本発明の第4の態様は、コンピュータ可読媒体を提供し、コンピュータ可読媒体は、コンピュータ実行命令を含み、コンピュータ実行命令は、制御ユニットに第1の態様、もしくは第1の態様の可能な実施方法のうちいずれか1つに従った方法を実行させるために使用される。
【0026】
本発明の第5の態様は、システムを提供し、システムは、第2の態様、第2の態様の可能な実施方法のうちいずれか1つ、もしくは第3の態様の可能な実施方法のうちいずれか1つ、に従った制御ユニット、Wi-Fiネットワークのコントローラ、およびWi-Fiネットワーク以外の他のネットワークのコントローラを含み、ここで、各コントローラは、制御ユニット上のネットワークインタフェースを介して、制御ユニットと通信する。
【0027】
オフロード処理方法に従って、本発明の実施形態によって提供される制御ユニットおよびシステムは、ユーザ装置UEが第1標準ネットワークにアクセスしたあと、制御ユニットが、第1標準ネットワークの第1リソース状態情報と、第1標準ネットワークと重複するエリアを有する少なくとも1つの第2標準ネットワークの、第2リソース状態情報と、を取得し、ここで、第1標準ネットワークまたは第2標準ネットワークは、Wi-Fiネットワークを含む。次いで、制御ユニットは、第1リソース状態情報および第2リソース状態情報に従って、UEに対してオフロード処理を実行する必要があるか否かを決定する。この方法において、ユーザは、より多くの無線ネットワークリソースを提供されることができ、無線ネットワークリソースの設定が最適化されることができ、さらに、無線ネットワークリソースの使用率を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【0028】
本発明の実施形態の技術的解決策をより明瞭に説明するために、実施形態の説明で必要とされる添付の図面が以下で手短に説明される。明らかに、以下で説明される添付の図面は、単に本発明のいくつかの実施形態にすぎず、当業者は、創造的な努力なしに、これらの添付の図面に基づいて、他の図面を取得することが依然として可能である。
図1】本発明に従ったオフロード処理方法の実施形態1の流れ図である。
図2】本発明に従ったオフロード処理方法の実施形態2の流れ図である。
図3】本発明に従ったオフロード処理方法の実施形態3の流れ図である。
図4】本発明に従ったオフロード処理方法の実施形態4の流れ図である。
図5】本発明に従ったオフロード処理方法の実施形態5の流れ図である。
図6】本発明に従った制御ユニットの実施形態1の構造概要図である。
図7】本発明に従った制御ユニットの実施形態6の構造概要図である。
図8】本発明に従ったシステムの実施形態1の構造図である。
【発明を実施するための形態】
【0029】
本発明の実施形態の目的、技術的解決策、および利点をより分かりやすくするために、本発明の実施形態の添付の図面を参照して、本発明の実施形態の技術的解決策が以下で明瞭に説明される。明らかに、説明される実施形態は、本発明のすべての実施形態ではなく、単に一部にすぎない。創造的な努力なしに、本発明の実施形態に基づいて、当業者によって取得されるすべてのその他の実施形態は、本発明の保護範囲に該当するものとする。
【0030】
図1は、本発明に従ったオフロード処理方法の実施形態1の流れ図である。図1に示されるように、本実施形態に従ったオフロード処理方法は、以下を含む。
【0031】
S101:UEが第1標準ネットワークにアクセスしたあと、制御ユニットは、第1標準ネットワークの第1リソース状態情報と、第1標準ネットワークと重複するエリアを有する少なくとも1つの第2標準ネットワークの、第2リソース状態情報と、を取得し、ここで、第1標準ネットワークまたは第2標準ネットワークは、Wi-Fiネットワークを含む。
【0032】
具体的には、ユーザ装置(User Equipment、UEと略す)が、第1標準ネットワークにアクセスしたあと、制御ユニットは、制御ユニットと各ネットワークのコントローラとの間のネットワークインタフェースを介して、UEが位置するサービングセルの第1標準ネットワークの第1リソース状態情報と、第1標準ネットワークと重複するエリアを有する少なくとも1つの第2標準ネットワークの、第2リソース状態情報を取得してもよく、第1標準ネットワークと重複するエリアを有する少なくとも1つの第2標準ネットワークは、UEが位置するサービングセルと同一のカバレッジを有するサービングセルに対応する、少なくとも1つの第2標準ネットワークであってもよく、第1標準ネットワークまたは第2標準ネットワークは、ワイヤレスフィデリティ(Wireless Fidelity、Wi-Fiと略す)ネットワークを含む。本実施形態において、制御ユニットおよびWi-Fiネットワークのコントローラは、無線方式によって接続されてよく、有線方式によって接続されてもよい。
【0033】
場合によっては、第1リソース状態情報および第2リソース状態情報は、ネットワーク配置情報、負荷情報、ユーザの数、および各ユーザが取得できる平均帯域幅のうちの、少なくとも1つの情報を含んでもよい。
【0034】
場合によっては、第1標準ネットワークおよび第2標準ネットワークが、汎欧州デジタル移動電話方式GSM(登録商標)ネットワーク、ユニバーサル移動体通信システムUMTSネットワーク、ロング・ターム・エボリューションLTEネットワーク、およびWi-Fiネットワークであってもよく、第1標準ネットワークと第2標準ネットワークは異なる。
【0035】
第1リソース状態情報および第2リソース状態情報は、残りのキャパシティ、または第1標準ネットワークおよび少なくとも1つの第2標準ネットワークの、パイプラインキャパシティを反映してもよい。
【0036】
さらに、制御ユニットによって、Wi-Fiネットワークのリソース状態情報を取得する方法は、制御ユニットによって、Wi-Fiネットワークのコントローラから、リソース状態情報を問い合わせおよび取得するステップであってもよい。
【0037】
具体的には、制御ユニットは、制御ユニットとWi-Fiネットワークとの間のネットワークインタフェースを介して、Wi-FiネットワークのコントローラからWi-Fiネットワークのリソース状態情報のための問い合わせをしてもよく、Wi-Fiネットワークのリソース状態情報を制御ユニットに格納してもよく、UEが第1標準ネットワークにアクセスしたあと、Wi-Fiネットワークのリソース状態情報を読み出してもよく、ここで、制御ユニットとWi-Fiネットワークのコントローラとの間のネットワークインタフェースは、Wi-Fiネットワークのリソース状態情報を搬送するために、双方向インタフェースであってもよく、Wi-Fiネットワークのための、制御ユニットの指示情報を制御してもよい。これは、本発明に従ったオフロード処理方法を実行するために定義された、新しいインタフェースである。また、インタフェースは、ハードウェアインタフェースであってもよいし、ソフトウェアインタフェースであってもよい。
【0038】
S102:制御ユニットは、第1リソース状態情報および第2リソース状態情報に従って、UEに対してオフロード処理を実行する必要があるか否かを決定する。
【0039】
具体的には、制御ユニットは、第1リソース状態情報および第2リソース状態情報に従って、UEが位置するサービングセルの残りのキャパシティと、UEが位置するサービングセルと同一のカバレッジを有するサービングセルの残りのキャパシティとを判断してもよい。サービングセルの残りのキャパシティを比較することによって、例えば、第1標準ネットワークの残りのキャパシティが、少なくとも1つの第2標準ネットワークの第1ネットワークの残りのキャパシティよりも少ない場合、UEのためにオフロード処理を実行する必要があると判断してもよい。第1ネットワークは、1つのネットワークまたは少なくとも2つのネットワークを含んでもよい。例として、GSM(登録商標)、UMTS、LTE、およびWi-Fiネットワークを含むマルチスタンダードおよびマルチレイヤネットワークシステムを使用して、UEのためにオフロード処理を実行する方法は、UEがGSM(登録商標)ネットワークからLTEネットワークにハンドオーバする、UEがUMTSからLTEにハンドオーバする、UEがUMTSからWi-Fiネットワークにオフロードする、およびUEがLTEからWi-Fiネットワークにオフロードするといった、オフロード処理の様々な方法を含んでもよい。
【0040】
マルチスタンダードおよびマルチレイヤのネットワークシステムのために、制御ユニットは、第1標準ネットワークの第1リソース状態情報、および第1標準ネットワークと重複するエリアを有する少なくとも1つの第2標準ネットワークの、第2リソース状態情報を最初に取得するように設定され、次いで、第1リソース状態情報および第2リソース状態情報に従って、UEに対してオフロード処理を実行する必要があるか否かを決定する。Wi-Fiネットワークの導入は、マルチスタンダードおよびマルチレイヤのネットワークシステムの、残りのキャパシティまたはパイプラインキャパシティをさらに向上し得る。その結果、無線リソース上のユーザの要求により適合し、無線ネットワークリソースの設定を最適化し、無線ネットワークリソースの使用率をさらに向上する。
【0041】
本実施形態によって提供されるオフロード処理方法に従って、ユーザ端末UEが第1標準ネットワークにアクセスしたあと、制御ユニットは、第1標準ネットワークの第1リソース状態情報および第1標準ネットワークと重複するエリアを有する少なくとも1つの第2標準ネットワークの第2リソース状態情報を取得する。第1標準ネットワークまたは第2標準ネットワークは、Wi-Fiネットワークを含む。次いで、制御ユニットは、第1リソース状態情報および第2リソース状態情報に従って、UEに対してオフロード処理を実行する必要があるか否かを決定する。この方法において、ユーザは、より多くの無線ネットワークリソースを提供されることができ、無線ネットワークリソースの設定が最適化されることができ、さらに、無線ネットワークリソースの使用率を向上することができる。
【0042】
図2は、本発明に従ったオフロード処理方法の実施形態2の流れ図である。図2に示されるように、本実施形態と図1に示される実施形態との間の差は、次の通りである。図1に示される実施形態の少なくとも1つの第2標準ネットワークは、UEが位置するサービングセルに基づいて判断される。しかし、同一のサービングセルのカバレッジ内の異なる位置で、ネットワーク規格が異なる可能性があるため、図2に示される実施形態においては、少なくとも1つの第2標準ネットワークは、UEの具体的な位置に基づいて判断される。それによって、オフロード処理はより正確となる。図1に示される実施形態に基づいた、本実施形態に従ったオフロード処理方法は、以下を含む。
【0043】
S201:UEが第1標準ネットワークにアクセスしたあと、制御ユニットは、第1標準ネットワークの第1リソース状態情報を取得する。
【0044】
S202:制御ユニットは、UEの位置を判断する。
【0045】
具体的には、同一のサービングセルのカバレッジ内の異なる位置でネットワーク規格は理論上同一である。しかし、ビルによる妨害の要因のような、いくつかの客観的要因のため、同一のサービングセルのカバレッジ内の異なる位置でネットワーク規格が異なる可能性がある。従って、第1標準ネットワークと重複するエリアを有する少なくとも1つの第2標準ネットワークの第2リソース状態情報を制御ユニットによってUEの位置で取得することは、UEのオフロード処理上での制御ユニットの間違った判断を減少させてよく、次いで、制御ユニットによるターゲット標準ネットワークの判断の正確さを向上させ得る。
【0046】
UEの位置を判断する方法は、制御ユニットによって、UEまたはモバイルデータ端末(Mobile Data Terminal、MDTと略す)データによって報告されるメジャメントレポートのような情報に従って間接的または直接的にUEの位置を判断するステップであってもよい。
【0047】
S203:制御ユニットは、第1標準ネットワークと重複するエリアを有する少なくとも1つの第2標準ネットワークの第2リソース状態情報をUEの位置で取得し、第1標準ネットワークまたは第2標準ネットワークはWi-Fiネットワークを含む。
【0048】
具体的には、制御ユニットは、UEの位置に従ってUEの位置でネットワーク規格を判断し、第1標準ネットワークと重複するエリアを有する少なくとも1つの第2標準ネットワークの第2リソース状態情報をUEの位置で取得してもよい。
【0049】
S204:制御ユニットは、第1リソース状態情報および第2リソース状態情報に従って、UEに対してオフロード処理を実行する必要があるか否かを決定する。
【0050】
本実施形態によって提供されるオフロード処理方法に従って、UEが第1標準ネットワークにアクセスしたあと、制御ユニットは、第1標準ネットワークの第1リソース状態情報を取得し、UEの位置を判断し、次いで、第1標準ネットワークと重複するエリアを有する少なくとも1つの第2標準ネットワークの第2リソース状態情報をUEの位置で取得する。第1標準ネットワークまたは第2標準ネットワークはWi-Fiネットワークを含む。次に、制御ユニットは、第1リソース状態情報および第2リソース状態情報に従って、UEに対してオフロード処理を実行する必要があるか否かを決定する。この方法において、ユーザにより多くの無線ネットワークリソースを提供することができ、無線ネットワークリソースの設定をUEの位置に従ってさらに最適化することができ、さらに、無線ネットワークリソースの使用率を向上することができる。
【0051】
図3は、本発明に従ったオフロード処理方法の実施形態3の流れ図である。図3に示されるように、UEのネットワークサポート能力を本実施形態でさらに検討する。異なるUEによってサポートされるネットワーク規格が異なるため、UEのネットワークサポート能力に従った少なくとも1つの第2標準ネットワークの判断は、オフロード処理の正確さをさらに保障し得る。図1に示される実施形態に基づく本実施形態に従ったオフロード処理方法は次を含む。
【0052】
S301:UEが第1標準ネットワークにアクセスしたあと、制御ユニットは第1標準ネットワークの第1リソース状態情報を取得する。
【0053】
S302:制御ユニットはUEのネットワークサポート能力を判断する。
【0054】
具体的には、異なるUEによってサポートされ得るネットワーク規格は異なる。例えば、いくつかのUEはGSM(登録商標)およびUMTSをサポートできるがWi-Fiネットワークはサポートできない。つまり、現在のマルチスタンダードおよびマルチレイヤネットワークシステムにおけるWi-Fiネットワークの残りのキャパシティが最大であるとしても、UEはWi-Fiネットワークにオフロードされることはできず、制御ユニットはWi-Fiネットワークのリソース状態情報を取得する必要がない。
【0055】
S303:制御ユニットは、第1標準ネットワークと重複するエリアを有し、UEのネットワークサポート能力によってサポートされる少なくとも1つの第2標準ネットワークの第2リソース状態情報を取得し、第1標準ネットワークまたは第2標準ネットワークはWi-Fiネットワークを含む。
【0056】
具体的には、制御ユニットによって、第1標準ネットワークと重複するエリアを有しUEのネットワークサポート能力によってサポートされる少なくとも1つの第2標準ネットワークの第2リソース状態情報を取得することで、UEのオフロード処理上での制御ユニットの間違った判断が減り、次いで、制御ユニットによるターゲット標準ネットワークの判断の正確さが向上し得る。
【0057】
S304:制御ユニットは、第1リソース状態情報および第2リソース状態情報に従って、UEに対してオフロード処理を実行する必要があるか否かを決定する。
【0058】
本実施形態によって提供されるオフロード処理方法に従って、UEが第1標準ネットワークにアクセスしたあと、制御ユニットは、第1標準ネットワークの第1リソース状態情報を取得し、UEのネットワークサポート能力を判断し、次いで、第1標準ネットワークと重複するエリアを有し、UEのネットワークサポート能力によってサポートされる少なくとも1つの第2標準ネットワークの第2リソースを取得する。第1標準ネットワークまたは第2標準ネットワークは、Wi-Fiネットワークを含む。次に、制御ユニットは、第1リソース状態情報および第2リソース状態情報に従って、UEに対してオフロード処理を実行する必要があるか否かを決定する。この方法において、ユーザにより多くの無線ネットワークリソースを提供することができ、無線ネットワークリソースの設定を、UEのネットワークサポート能力に従ってさらに最適化することができ、さらに、無線ネットワークリソースの使用率を向上することができる。
【0059】
当然のことながら、図2および図3に示される実施形態を参照すると、制御ユニットは、UEの位置およびUEのネットワークサポート能力をさらに判断してもよく、次いで、第1標準ネットワークと重複するエリアを有しUEのネットワークサポート能力によってサポートされる少なくとも1つの第2標準ネットワークの第2リソース状態情報を、UEの位置で取得してもよい。第1標準ネットワークまたは第2標準ネットワークは、Wi-Fiネットワークを含む。それによって、本実施形態によって提供されるオフロード処理方法において、第2リソース状態情報をUEの位置およびUEのネットワークサポート能力に従ってより正確に取得することができる。その結果、本実施形態によって提供されるオフロード処理方法の更なる保障がより正確になる。
【0060】
図4は、本発明に従ったオフロード処理方法の実施形態4の流れ図である。図4に示されるように、本実施形態において、UEに対してオフロード処理を実行する必要があるか否かは、具体的には、標準のネットワークの残りのキャパシティの比較に基づいて決定される。図1に示される実施形態に基づいた本実施形態に従ったオフロード処理方法は次を含む。
【0061】
S401:UEが第1標準ネットワークにアクセスしたあと、制御ユニットは、第1標準ネットワークの第1リソース状態情報と第1標準ネットワークと重複するエリアを有する少なくとも1つの第2標準ネットワークの第2リソース状態情報とを取得し、第1標準ネットワークまたは第2標準ネットワークはWi-Fiネットワークを含む。
【0062】
S402:制御ユニットは、第1リソース状態情報に従って第1標準ネットワークの残りのキャパシティを判断する。
【0063】
具体的には、第1リソース状態情報は、UEが位置する第1標準ネットワークのネットワーク配置情報、負荷情報、ユーザの数、および各ユーザが取得できる平均帯域幅のうちの、少なくとも1つの情報を含み、第1リソース状態情報は第1標準ネットワークの残りのキャパシティまたはパイプラインキャパシティを反映してもよい。
【0064】
S403:第2リソース状態情報に従って、少なくとも1つの第2標準ネットワーク内の第1ネットワークの残りのキャパシティが第1標準ネットワークの残りのキャパシティよりも多いことを判断した場合、制御ユニットは第1ネットワークにUEをオフロードする。
【0065】
具体的には、少なくとも1つの第2標準ネットワーク内の第1ネットワークの残りのキャパシティが、第1標準ネットワークの残りのキャパシティよりも多い場合、第1ネットワークはUEに対してより効果的なサービスを提供してもよく、次いで、第1ネットワークにUEをオフロードすることが、無線リソース上のユーザの要求により適合し得る。
【0066】
当然のことながら、第2リソース状態情報に従って少なくとも1つの第2標準ネットワーク内のネットワークの残りのキャパシティが第1標準ネットワークの残りのキャパシティよりも多いと判断すると、制御ユニットは、少なくとも1つの第2標準ネットワーク内で、残りのキャパシティが第1標準ネットワークの残りのキャパシティよりも多いネットワークにUEをオフロードする。それによって、無線リソース上のユーザの要求はより適合し得る。
【0067】
本実施形態によって提供されるオフロード処理方法に従って、UEが第1標準ネットワークにアクセスしたあと、制御ユニットは、第1標準ネットワークの第1リソース状態情報と、第1標準ネットワークと重複するエリアを有し、UEのネットワークサポート能力によってサポートされる少なくとも1つの第2標準ネットワークの第2リソースとを取得する。第1標準ネットワークまたは第2標準ネットワークはWi-Fiネットワークを含む。次に、制御ユニットは、第1リソース状態情報に従って第1標準ネットワークの残りのキャパシティを判断する。第2リソース状態情報に従って、少なくとも1つの第2標準ネットワーク内の第1ネットワークの残りのキャパシティが第1標準ネットワークの残りのキャパシティよりも多いと判断した場合、制御ユニットはUEを第1ネットワークにオフロードする。この方法において、ユーザに、より多くの無線ネットワークリソースを提供することができ、無線ネットワークリソースの設定をUEのネットワークサポート能力に従ってさらに最適化することができ、さらに、無線ネットワークリソースの使用率を向上することができる。
【0068】
図5は、本発明に従ったオフロード処理方法の実施形態5の流れ図である。図5に示されるように、本実施形態において、少なくとも1つの第2標準ネットワークのシナリオでは、残りのキャパシティが第1標準ネットワークの残りのキャパシティよりも多い2つ以上のネットワークが存在し、選択基準としてUEのサービスタイプ情報を使用したオフロード処理方法が提供される。図4に示される実施形態に基づく本実施形態に従ったオフロード処理方法は次を含む。
【0069】
S501:UEが第1標準ネットワークにアクセスしたあと、制御ユニットは第1標準ネットワークの第1リソース状態情報と、第1標準ネットワークと重複するエリアを有する少なくとも1つの第2標準ネットワークの第2リソース状態情報とを取得する。第1標準ネットワークまたは第2標準ネットワークは、Wi-Fiネットワークを含む。
【0070】
S502:制御ユニットは、第1リソース状態情報に従って第1標準ネットワークの残りのキャパシティを判断する。
【0071】
S503:制御ユニットが、第2リソース状態情報に従って、少なくとも1つの第2標準ネットワーク内の第1ネットワークの残りのキャパシティが第1標準ネットワークの残りのキャパシティよりも多いことを判断した場合、ステップS504を実行する。
【0072】
S504:少なくとも1つの第2標準ネットワーク内に2つ以上の第1ネットワークがある場合、制御ユニットは、UEによって要求されたサービスのサービスタイプ情報を取得する。
【0073】
場合によっては、UEのサービスタイプ情報は、ブラウズ、インタラクション、およびダウンロードのうちいずれか1つもしくはそれらの組合せを含む。
【0074】
具体的には、少なくとも1つの第2標準ネットワーク内に2つ以上の第1ネットワークが存在する場合、制御ユニットは、少なくとも2つの第1ネットワーク内の1つのネットワークにUEをオフロードすることを選択する必要がある。次いで、制御ユニットは、UEによって要求されたサービスのサービスタイプ情報に従って、少なくとも2つの第1ネットワーク内の1つのネットワークを選択してもよい。例えば、UEのサービスタイプ情報がダウンロードである場合、UEによって要求される残りのキャパシティが多く、UEは、少なくとも2つの第1ネットワーク内の残りのキャパシティを多く有する1つのネットワークにオフロードされる。
【0075】
当然のことながら、いくつかのシナリオにおいて、UEのサービスタイプ情報は、UEに対してオフロード処理を実行する必要があるか否かを判断する基準として使用されてもよい。たとえば、UEが位置する第1標準ネットワークの残りのキャパシティが少なくとも1つの第2標準ネットワーク内の第1ネットワークの残りのキャパシティよりも少ないが、UEの現在のサービスタイプ情報が対話であり、要求された残りのキャパシティが少なく、かつ第1標準ネットワークの残りのキャパシティが通常の対話を実行するためのUEの要求に適合できる場合である。この場合、UEのためにオフロード処理が実行されなくてもよく、第1標準ネットワークはUEに対して依然としてサービスを提供する。
【0076】
S505:制御ユニットは、サービスタイプ情報に合った第1ネットワークにUEをオフロードする。
【0077】
本実施形態によって提供されるオフロード処理方法に従った、少なくとも1つの第2標準ネットワーク内に2つ以上の第1ネットワークが存在するシナリオでは、UEによって要求されたサービスのサービスタイプ情報が取得され、次いで、UEはサービスタイプ情報に合った第1ネットワークにオフロードされる。この方法において、UEを最も適切なネットワークにオフロードすることができ、無線ネットワークリソースの設定を最適化することができ、さらに、無線ネットワークリソースの使用率が向上され得る。
【0078】
上記方法の実施形態を実行するための制御ユニットを以下で詳細に説明する。以下の実施形態において、制御ユニットは、eCoordinatorと呼ばれかつ無線ネットワークコントローラ(Radio Network Controller、RNCと略す)に接続するために使用される、スーパーネットワーク要素、及び/又は、基地局コントローラ(Base Station Controller、BSCと略す)、及び/又は、基地局(evolved NodeB、eNBと略す)、及び/又は、Wi-Fiネットワークのコントローラ(Wi-Fi Access Controller、Wi-Fi ACと略す)、及び/又は、他の無線標準ネットワーク要素であってもよい。
【0079】
図6は、本発明に従った制御ユニットの実施形態1の構造概要図である。図6に示されるように、本実施形態の制御ユニット600は取得モジュール61および処理モジュール62を含む。取得モジュール61は、ユーザ装置UEが第1標準ネットワークにアクセスしたあと、第1標準ネットワークの第1リソース状態情報および第1標準ネットワークと重複するエリアを有する少なくとも1つの第2標準ネットワークの第2リソース状態情報を取得するように構成される。第1標準ネットワークまたは第2標準ネットワークは、ワイヤレスフィデリティWi-Fiネットワークを含む。処理モジュール62は、第1リソース状態情報および第2リソース状態情報に従って、UEに対してオフロード処理を実行する必要があるか否かを決定するように構成される。
【0080】
場合によっては、取得モジュール61は、Wi-FiネットワークのコントローラからWi-Fiネットワークのリソース状態情報を問い合わせおよび取得するように、さらに構成されてもよい。
【0081】
実施形態およびWi-Fiネットワークのコントローラによって提供される制御ユニット600は、無線方式で接続されてもよく、有線方式で接続されてもよい。ならびに、Wi-Fiネットワークのコントローラから、Wi-Fiネットワークのリソース状態情報の問い合わせおよび取得するためのネットワークインタフェースは、Wi-Fiネットワークのリソース状態情報を搬送するために、双方向インタフェースであってもよく、Wi-Fiネットワークのための制御ユニットの指示情報を制御してもよい。これは、本発明に従ったオフロード処理方法を実行するために定義された新しいインタフェースである。また、インタフェースは、ハードウェアインタフェースであってもよいし、ソフトウェアインタフェースであってもよい。
【0082】
場合によっては、リソース状態情報は、ネットワーク配置情報、負荷情報、ユーザの数、および各ユーザが取得できる平均帯域幅のうちの少なくとも1つの情報を含んでもよい。
【0083】
場合によっては、第1標準ネットワークおよび第2標準ネットワークは、GSM(登録商標)ネットワーク、UMTSネットワーク、LTEネットワーク、およびWi-Fiネットワークであって、第1標準ネットワークと第2標準ネットワークは異なる。
【0084】
ハードウェアの実装において、取得モジュール61は、トランスミッタまたはトランシーバであってもよい。処理モジュール62は、ハードウェア形態内の制御ユニットのプロセッサに組み込まれるか、または独立してもよく、ソフトウェア形態内の制御ユニットのメモリに格納されてもよい。それによって、プロセッサは、各々のモジュールに対応する操作を起動し、実行する。プロセッサは、中央処理装置(CPU)、マイクロプロセッサ、シングルチップマイクロコンピュータ、もしくは同等のものであってもよい。
【0085】
具体的には、UEが第1標準ネットワークにアクセスしたあと、本実施形態によって提供される制御ユニットは、制御ユニットと各ネットワークとの間のネットワークインタフェースを介して、UEが位置するサービングセルの第1標準ネットワークの第1リソース状態情報と、第1標準ネットワークと重複するエリアを有する少なくとも1つの第2標準ネットワークの第2リソース状態情報とを取得してもよく、第1標準ネットワークと重複するエリアを有する少なくとも1つの第2標準ネットワークは、UEが位置するサービングセルと同一のカバレッジを有するサービングセルに対応する少なくとも1つの第2標準ネットワークであってもよく、第1標準ネットワークまたは第2標準ネットワークはワイヤレスフィデリティWi-Fiネットワークを含む。
【0086】
本実施形態によって提供される装置は、図1に示される方法実施形態の技術的解決方法を実行するために使用されてもよい。実施原理およびその技術的効果は類似しており、ここでは繰り返されない。
【0087】
さらに、図6に示される実施形態に基づいた、本発明に従った制御ユニットの実施形態2において、少なくとも1つの第2標準ネットワークは、UEの具体的な位置に基づいて判断されてもよい。取得モジュール61は、具体的には、
UEの位置を判断し、
第1標準ネットワークと重複するエリアを有する少なくとも1つの第2標準ネットワークの第2リソース状態情報を、UEの位置で取得するように構成される。
【0088】
具体的には、同一のサービングセルのカバレッジ内の異なる位置において、ネットワーク規格は理論上同一である。しかし、ビルによる妨害の要因のようないくつかの客観的要因のため、同一のサービングセルのカバレッジ内の異なる位置においてネットワーク規格が異なる可能性がある。従って、第1標準ネットワークと重複するエリアを有する少なくとも1つの第2標準ネットワークの第2リソース状態情報を制御ユニットによってUEの位置で取得することにより、UEのオフロード処理上での制御ユニットの間違った判断が減り、次いで、制御ユニットによるターゲット標準ネットワークの判断の正確さが向上し得る。
【0089】
UEの位置を判断する方法は、制御ユニットによって、UEまたはMDTデータによって報告されるメジャメントレポートのような情報に従って間接的または直接的にUEの位置を判断する方法であってもよい。
【0090】
本実施形態によって提供される装置は、図2に示される方法の実施形態の技術的解決策を実行するために使用されてもよい。実施原理およびその技術的効果は類似しており、ここでは繰り返されない。
【0091】
さらに、図6に示す実施形態に基づいた、本発明に従った制御ユニットの実施形態3において、UEのネットワークサポート能力をさらに考慮する。異なるUEによってサポートされるネットワーク規格が異なるため、少なくとも1つの第2標準ネットワークはUEのネットワークサポート能力に従って判断される。取得モジュール61は、具体的には、
UEのネットワークサポート能力を判断し、
第1標準ネットワークと重複するエリアを有しUEのネットワークサポート能力によってサポートされる少なくとも1つの第2標準ネットワークの第2リソース状態情報を取得するように構成される。
【0092】
具体的には、制御ユニットによって、第1標準ネットワークと重複するエリアを有しUEのネットワークサポート能力によってサポートされる少なくとも1つの第2標準ネットワークの第2リソース状態情報を取得することで、UEのオフロード処理上での制御ユニットの間違った判断が減り、次いで、制御ユニットによるターゲット標準ネットワークの判断の正確さが向上し得る。
【0093】
本実施形態によって提供される装置は、図3に示される方法実施形態の技術的解決法方法を実行するために使用されてもよい。実施原理およびその技術的効果は類似しており、ここでは繰り返されない。
【0094】
さらに、図6に示す実施形態に基づいた、本発明に従った制御ユニットの実施形態4において、UEに対してオフロード処理を実行する必要があるか否かは、具体的には、標準のネットワークの残りのキャパシティの比較に基づいて決定される。処理モジュール62は、具体的には、
第1リソース状態情報に従って第1標準ネットワークの残りのキャパシティを判断し、
第2リソース状態情報に従って、少なくとも1つの第2標準ネットワーク内の第1ネットワークの残りのキャパシティが第1標準ネットワークの残りのキャパシティよりも多いことを判断した場合、第1ネットワークにUEをオフロードするように構成される。
【0095】
具体的には、少なくとも1つの第2標準ネットワーク内の第1ネットワークの残りのキャパシティが、第1標準ネットワークの残りのキャパシティよりも多い場合、第1ネットワークはUEに対してより効果的なサービスを提供してもよく、次いで、第1ネットワークのUEをオフロードすることが無線リソース上のユーザの要求により適合し得る。
【0096】
当然のことながら、第2リソース状態情報に従って、少なくとも1つの第2標準ネットワーク内のネットワークの残りのキャパシティが第1標準ネットワークの残りのキャパシティよりも多いことを判断すると、制御ユニットは、少なくとも1つの第2標準ネットワーク内で、残りのキャパシティが第1標準ネットワークの残りのキャパシティよりも多いネットワークにUEをオフロードする。それによって、無線リソース上のユーザの要求は、より適合し得る。
【0097】
本実施形態によって提供される装置は、図4に示される方法実施形態の技術的解決法方法を実行するために使用されてもよい。実施原理およびその技術的効果は類似しており、ここでは繰り返されない。
【0098】
さらに、本発明に従った制御ユニットの実施形態4に基づいた、本発明に従った制御ユニットの実施形態5において、少なくとも1つの第2標準ネットワークのシナリオでは、残りのキャパシティが第1標準ネットワークの残りのキャパシティよりも多い2つ以上のネットワークが存在し、選択基準としてUEのサービスタイプ情報を使用したオフロード処理が提供される。処理モジュール62は、
少なくとも1つの第2標準ネットワーク内に2つ以上の第1ネットワークがある場合、UEによって要求されたサービスのサービスタイプ情報を取得し、
サービスタイプ情報に合った第1ネットワークにUEをオフロードするように、さらに構成される。
【0099】
場合によっては、UEのサービスタイプ情報は、ブラウズ、インタラクション、およびダウンロードのうちいずれか1つもしくはそれらの組合せを含む。
【0100】
具体的には、少なくとも1つの第2標準ネットワーク内に2つ以上の第1ネットワークが存在する場合、制御ユニットは、少なくとも2つの第1ネットワーク内の1つのネットワークにUEをオフロードすることを選択する必要がある。次いで、制御ユニットは、UEによって要求されたサービスのサービスタイプ情報に従って、少なくとも2つの第1ネットワーク内の1つのネットワークを選択してもよい。例えば、UEのサービスタイプ情報がダウンロードである場合、UEによって要求される残りのキャパシティが多く、UEは、少なくとも2つの第1ネットワーク内の残りのキャパシティを多く有する1つのネットワークにオフロードされる。
【0101】
当然のことながら、いくつかのシナリオにおいて、UEのサービスタイプ情報は、UEに対してオフロード処理を実行する必要があるか否かを判断する基準として使用されてもよい。たとえば、UEが位置する第1標準ネットワークの残りのキャパシティが少なくとも1つの第2標準ネットワーク内の第1ネットワークの残りのキャパシティよりも少ないが、UEの現在のサービスタイプ情報が対話であり、要求された残りのキャパシティが少なく、かつ第1標準ネットワークの残りのキャパシティが通常の対話を実行するためのUEの要求に適合できる場合である。この場合、UEのためにオフロード処理が実行されなくてもよく、第1標準ネットワークはUEに対して依然としてサービスを提供する。
【0102】
本実施形態によって提供される装置は、図5に示される方法実施形態の技術的解決法方法を実行するために使用されてもよい。実施原理およびその技術的効果は類似しており、ここでは繰り返されない。
【0103】
図7は、本発明に従った制御ユニットの実施形態6の構造概要図である。図7に示されるように、本実施形態によって提供される制御ユニット700は、プロセッサ71、メモリ72、およびネットワークインタフェース73を含む。メモリ72は、実行命令を格納し、制御ユニット700が動作するとき、プロセッサ71はメモリ72と通信し、プロセッサ71がネットワークインタフェース73に接続され、ネットワークインタフェース73は、Wi-FiネットワークおよびWi-Fiネットワーク以外の他のネットワークと通信するためのネットワークインタフェースを含み、プロセッサ71が、実行命令を実行し、それによって制御ユニット700は、次の操作を実行する。すなわち、UEが第1標準ネットワークにアクセスしたあと、第1標準ネットワークの第1リソース状態情報と、第1標準ネットワークと重複するエリアを有する少なくとも1つの第2標準ネットワークの第2リソース状態情報とを取得し、第1リソース状態情報および第2リソース状態情報に従って、UEに対してオフロード処理を実行する必要があるか否かを決定する。第1標準ネットワークまたは第2標準ネットワークは、Wi-Fiネットワークを含む。
【0104】
場合によっては、第1標準ネットワークと重複するエリアを有する少なくとも1つの第2標準ネットワークの第2リソース状態情報を取得する操作は、プロセッサ71によってUEの位置を判断し、ネットワークインタフェース73によって、第1標準ネットワークと重複するエリアを有する少なくとも1つの第2標準ネットワークの第2リソース状態情報をUEの位置で取得すること、を含む。
【0105】
場合によっては、第1標準ネットワークと重複するエリアを有する少なくとも1つの第2標準ネットワークの第2リソース状態情報を取得する操作は、
プロセッサ71によって、UEのネットワークサポート能力を判断し、
ネットワークインタフェース73によって、第1標準ネットワークと重複するエリアを有しUEのネットワークサポート能力によってサポートされる少なくとも1つの第2標準ネットワークの第2リソース状態情報を取得する操作を含む。
【0106】
場合によっては、第1リソース状態情報および第2リソース状態情報に従ってUEに対してオフロード処理を実行する必要があるか否かを決定する操作は、
プロセッサ71によって、第1リソース状態情報に従って、第1標準ネットワークの残りのキャパシティを判断し、
第2リソース状態情報に従って、少なくとも1つの第2標準ネットワーク内の第1ネットワークの残りのキャパシティが第1標準ネットワークの残りのキャパシティよりも多いことを判断した場合、プロセッサ71によって第1ネットワークにUEをオフロードする操作を含む。
【0107】
場合によっては、少なくとも1つの第2標準ネットワーク内に2つ以上の第1ネットワークが存在する場合、UEを第1ネットワークにオフロードする操作は、
プロセッサ71によって、UEによって要求されたサービスの、サービスタイプ情報を取得し、
プロセッサ71によって、サービスタイプ情報に合った第1ネットワークにUEをオフロードする操作を含む。
【0108】
場合によっては、UEのサービスタイプ情報は、ブラウズ、インタラクション、およびダウンロードのうちいずれか1つもしくはそれらの組合せを含む。
【0109】
場合によっては、第1標準ネットワークの第1リソース状態情報および第1標準ネットワークと重複するエリアを有する少なくとも1つの第2標準ネットワークの第2リソース状態情報を取得する操作は、
ネットワークインタフェース73によって、Wi-FiネットワークのコントローラからWi-Fiネットワークのリソース状態情報を問い合わせおよび取得する操作を含む。
【0110】
場合によっては、リソース状態情報は、
ネットワーク配置情報、負荷情報、ユーザの数、および各ユーザが取得できる平均帯域幅のうちの少なくとも1つの情報を含んでもよい。
【0111】
場合によっては、第1標準ネットワークおよび第2標準ネットワークが、汎欧州デジタル移動電話方式GSM(登録商標)ネットワーク、ユニバーサル移動体通信システムUMTSネットワーク、ロング・ターム・エボリューションLTEネットワーク、およびWi-Fiネットワークであってもよく、第1標準ネットワークと第2標準ネットワークは異なる。
【0112】
本実施形態によって提供される制御ユニット700は、上記方法実施形態の技術的解決方法を実行するために使用されてもよい。実施原理およびその技術的効果は類似しており、ここでは繰り返されない。
【0113】
各実施形態に対応する構造図は例に過ぎず、部品またはモジュール間の接続関係は、図に示される形式に限定されず、実際のアプリケーションに依存してもよいことに留意されたい。
【0114】
本発明の実施形態は、コンピュータ実行命令を含むコンピュータ可読媒体を提供し、ここで、コンピュータ実行命令は上記の方法を制御ユニットに実行させるために使用されてもよい。
【0115】
本発明に従ったオフロード処理方法は、制御ユニットの実施形態のいずれか1つの制御ユニットを含むシステムと、GSM(登録商標)ネットワーク、UMTSネットワーク、LTEネットワーク、およびWi-Fiネットワークのネットワーク要素とに基づいて以下に詳細に説明される。
【0116】
図8は、本発明に従ったシステムの実施形態1の構造図である。図8に示されるように、本実施形態において、GSM(登録商標)ネットワークのコントローラBSC、UMTSネットワークのコントローラRNC、LTEネットワークのコントローラeNB、およびWi-FiネットワークのコントローラWi-Fi ACを含むシステムは、例として使用される。本実施形態によって提供されるシステムは、本発明の制御ユニットの実施形態に従った、制御ユニット800のうちいずれか1つ、ならびにGSM(登録商標)ネットワーク、UMTSネットワーク、LTEネットワーク、およびWi-Fiネットワークの、ネットワーク要素を含んでもよい。システムは、モビリティ管理エンティティ(Mobility Management Entity、MMEと略す)810、コアネットワーク(Core Network、CNと略す)820、Wi-Fi AC830、eNB840、RNC850、NodeB860、BSC870、ベーストランシーバ基地局(Base Transceiver Station、BTSと略す)880、およびWi-Fiアクセスポイント(Wi-Fi Access Point、Wi-Fi APと略す)890を含む。制御ユニット800は、制御ユニット800とGSM(登録商標)ネットワーク内のBSC870との間、制御ユニット800とLTEネットワーク内のeNB840との間、制御ユニット800とUMTSネットワーク内のRNC850との間、および制御ユニット800とWi-Fiネットワーク内のWi-Fi AC830との間のネットワークインタフェースを介し、標準のネットワークのリソース状態情報を取得してもよく、各標準のネットワークのリソース状態情報を、制御ユニットに格納してもよい。制御ユニット800とWi-Fiネットワーク内のWi-Fi AC830との間のネットワークインタフェースは、Wi-Fiネットワークのリソース状態情報を搬送するために双方向インタフェースであってもよく、Wi-Fiネットワークのための制御ユニット800の指示情報を制御してもよい。これは、現行のシステムにWi-Fiネットワークを取り入れるために定義された、新しいインタフェースである。また、インタフェースは、ハードウェアインタフェースであってもよいしソフトウェアインタフェー
スであってもよい。UEが第1標準ネットワークにアクセスしたあと、第1標準ネットワークの第1リソース状態情報と、第1標準ネットワークと重複するエリアを有する少なくとも1つの第2標準ネットワークの第2リソース状態情報とが読み出され、次いで、第1リソース状態情報および第2リソース状態情報に従って、UEに対してオフロード処理を実行する必要があるか否かが判断される。
【0117】
本実施形態によって提供されるシステムにおいて、制御ユニットは、各標準のネットワークのリソース状態情報を取得し、各標準のネットワークのリソース状態情報を制御ユニットに格納する。UEが第1標準ネットワークにアクセスしたあと、制御ユニットは、第1標準ネットワークの第1リソース状態情報と、第1標準ネットワークと重複するエリアを有する少なくとも一つの第2標準ネットワークの第2リソース状態情報とを読み出す。第1標準ネットワークまたは第2標準ネットワークはWi-Fiネットワークを含む。次いで、制御ユニットは、第1リソース状態情報および第2リソース状態情報に従って、UEのためにオフロードを実施する必要があるか否かを判断する。この方法において、ユーザにより多くの無線ネットワークリソースを提供することができ、無線ネットワークリソースの設定を最適化することができ、さらに、無線ネットワークリソースの使用率を向上することができる。
【0118】
当業者は、方法実施形態のステップのすべて又は一部が、関連するハードウェアに命令するプログラムによって実施されてもよいことを理解するであろう。前述のプログラムは、コンピュータ可読記憶媒体に格納されてもよい。プログラムが実行されると、前述の方法実施形態のステップが実施される。前述の記憶媒体には、ROM、RAM、磁気ディスク、または光ディスクなどのプログラムコードを記憶可能なあらゆる媒体が含まれる。
【0119】
最後に、前述の実施形態は、本発明の技術的解決策を制限するのではなく、本発明の技術的解決策を例示しているにすぎないことに留意されたい。本発明について前述の実施形態を参照して詳しく説明したが、前述の実施形態に記載されている技術的解決策にさらに変更を加えることができ、またはそのいくつか又はすべての技術的特徴に等価の置き換えを行うことができるが、このような変更または置き換えが、対応する技術的解決策の本質を本発明の実施形態の技術的解決策の範囲から逸脱させない限り、行われ得ることを当業者は理解すべきである。
【符号の説明】
【0120】
61 取得モジュール
62 処理モジュール
71 プロセッサ
72 メモリ
73 ネットワークインタフェース
600 制御ユニット
700 制御ユニット
800 制御ユニット
810 モビリティ管理エンティティ
820 コアネットワーク
830 Wi-Fi AC
880 ベーストランシーバ基地局
890 アクセスポイント
870 BSC
840 eNB
860 NodeB
850 RNC
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8