特許第6237572号(P6237572)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6237572
(24)【登録日】2017年11月10日
(45)【発行日】2017年11月29日
(54)【発明の名称】画像処理装置および画像処理システム
(51)【国際特許分類】
   G06K 9/03 20060101AFI20171120BHJP
   H04N 1/00 20060101ALI20171120BHJP
【FI】
   G06K9/03 J
   H04N1/00 C
【請求項の数】8
【全頁数】16
(21)【出願番号】特願2014-222154(P2014-222154)
(22)【出願日】2014年10月31日
(65)【公開番号】特開2016-91135(P2016-91135A)
(43)【公開日】2016年5月23日
【審査請求日】2016年10月26日
(73)【特許権者】
【識別番号】000006150
【氏名又は名称】京セラドキュメントソリューションズ株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100136098
【弁理士】
【氏名又は名称】北野 修平
(74)【代理人】
【識別番号】100137246
【弁理士】
【氏名又は名称】田中 勝也
(72)【発明者】
【氏名】宮地 光
【審査官】 佐藤 実
(56)【参考文献】
【文献】 特開平6−348889(JP,A)
【文献】 特開2010−244131(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06K 9/00 − 9/82
H04N 1/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
予め登録された文字データである登録文字データ、および前記登録文字データに対応する読み仮名のデータである登録文字読み仮名データをそれぞれ複数格納する格納部と、
画像データを入力させる入力部と、
前記入力部により入力された前記画像データの中から文字データを抽出する第一の抽出部と、
前記格納部により格納された複数の前記登録文字データの中に、前記第一の抽出部により抽出された前記文字データの外観が一致するものがあるか否かを判断する第一の判断部と、
前記第一の判断部により、前記第一の抽出部により抽出された前記文字データの外観が一致するものがないと判断すれば、前記格納部により格納された複数の前記登録文字データの中に、前記第一の抽出部により抽出された前記文字データの外観の一部が一致するものがあるか否かを判断する第二の判断部と、
前記第二の判断部により、前記第一の抽出部により抽出された前記文字データの外観の一部が一致するものがあると判断すれば、一致する部分の読み仮名を導出する読み仮名導出部と、
前記格納部に格納された前記登録文字読み仮名データの中から、前記読み仮名導出部により導出した前記一致する部分の読み仮名を含む前記登録文字読み仮名データを抽出する第二の抽出部と、
前記第二の抽出部により抽出された前記登録文字読み仮名データに対応する前記登録文字データを報知する報知部とを備える、画像処理装置。
【請求項2】
前記報知部により報知された前記登録文字データを選択させる選択部と、
前記第一の抽出部により抽出された前記文字データを、前記選択部により選択された前記登録文字データに置き換えて前記画像データを出力する出力部とを備える、請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項3】
前記報知部は、前記第二の抽出部により抽出された前記登録文字読み仮名データに対応する前記登録文字データを表示する表示部を含む、請求項1または2に記載の画像処理装置。
【請求項4】
前記報知部は、前記第二の判断部により、前記第一の抽出部により抽出された前記文字データの外観の一部が一致しないと判断すれば、入力が誤っていることを報知する、請求項1〜3のいずれか1項に記載の画像処理装置。
【請求項5】
前記第一の抽出部は、入力された前記画像データのうち、指定された所定の領域内において文字データを抽出する、請求項1〜4のいずれか1項に記載の画像処理装置。
【請求項6】
前記指定された領域を予めフォーマットとして登録させる登録部を備える、請求項5に記載の画像処理装置。
【請求項7】
前記格納部は、前記登録文字データの種類毎に複数の前記登録文字データ、および前記登録文字データに対応する前記登録文字読み仮名データを格納する、請求項1〜6のいずれか1項に記載の画像処理装置。
【請求項8】
予め登録された文字データである登録文字データ、および前記登録文字データに対応する読み仮名のデータである登録文字読み仮名データをそれぞれ複数格納する格納部と、
画像データを入力させる入力部と、
前記入力部により入力された前記画像データの中から文字データを抽出する第一の抽出部と、
前記格納部により格納された複数の前記登録文字データの中に、前記第一の抽出部により抽出された前記文字データの外観が一致するものがあるか否かを判断する第一の判断部と、
前記第一の判断部により、前記第一の抽出部により抽出された前記文字データの外観が一致するものがないと判断すれば、前記格納部により格納された複数の前記登録文字データの中に、前記第一の抽出部により抽出された前記文字データの外観の一部が一致するものがあるか否かを判断する第二の判断部と、
前記第二の判断部により、前記第一の抽出部により抽出された前記文字データの外観の一部が一致するものがあると判断すれば、一致する部分の読み仮名を導出する読み仮名導出部と、
前記格納部に格納された前記登録文字読み仮名データの中から、前記読み仮名導出部により導出した前記一致する部分の読み仮名を含む前記登録文字読み仮名データを抽出する第二の抽出部と、
前記第二の抽出部により抽出された前記登録文字読み仮名データに対応する前記登録文字データを報知する報知部とを備える、画像処理システム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、画像処理装置および画像処理システムに関するものである。
【背景技術】
【0002】
ユーザーが、印刷やファクシミリ送信等、画像データの出力機能を備えるMFP(Multifunctional Printer)を利用して画像データを印刷しようとする場合、一般的には、ユーザーが所有するパソコン(パーソナルコンピューター)からネットワークを介し、画像データをMFPに送信して印刷の指示を行う。印刷の指示が行われたMFPは、送信された画像データを用紙に印刷する。また、MFPを利用してコピーをする場合、画像読み取り部によって原稿の画像を読み取り、画像形成部によって画像を形成し、用紙に印刷する。
【0003】
かかる印刷の処理においては、印刷後に印刷物の文字の変換ミスや数字のタイプミスを発見してしまう場合がある。印刷物の文字の変換ミスやタイプミスの発生を抑制するためには、印刷前に画像データ中の文字データに誤りがないか否かを判断する必要がある。
【0004】
ここで、特開2006−234996号公報(特許文献1)によると、教材を処理する教材処理装置について、教育用教材から画像データを得る読み取り手段と、その画像データを用いて教育用教材に記入された正誤判定の採点集計を行う採点集計手段と、解答記入者による手書き文字についての画像データを記憶蓄積しておくとともに、読み取り手段で得た画像データからの記名内容の抽出結果を記憶蓄積している画像データと照合し、その照合結果に基づき解答記入者の氏名情報を特定する解答者特定手段と、採点集計手段による採点集計結果を解答者特定手段が特定した氏名情報と関連付けて出力する集計結果出力手段とを備える教材処理装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2006−234996号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
特許文献1によると、教材処理装置においては、特定の位置に手書きで記載された氏名のデータと事前に登録されている氏名の画像データを照合し、閾値以上の一致箇所がある氏名のデータを正確な情報として採用することとしている。このような特許文献1に開示の技術では、複数の文字からなる文字列について照合を行う場合に、その文字列を構成する文字ごとに判断を行い、一致した文字数の割合である照合確率度に基づいて特定の文字列に該当するか否かを判断する。このため、照合確率度が高い場合においては、誤記が含まれていたとしても両者は一致すると判断されることになる。このように、特許文献1に開示の技術では、入力ミスの判断が必ずしも正しいとは限らない場合があり、出力の対象となる画像データ中の文字の変換ミスやタイプミスが残ったまま出力することになってしまう。
【0007】
この発明の目的は、画像の出力前に入力ミスを適切に正すことができる画像処理装置を提供することである。
【0008】
この発明の目的は、画像の出力前に入力ミスを適切に正すことができる画像処理システムを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
この発明に係る画像処理装置は、予め登録された文字データである登録文字データ、および登録文字データに対応する読み仮名のデータである登録文字読み仮名データをそれぞれ複数格納する格納部と、画像データを入力させる入力部と、入力部により入力された画像データの中から文字データを抽出する第一の抽出部と、格納部により格納された複数の登録文字データの中に、第一の抽出部により抽出された文字データの外観が一致するものがあるか否かを判断する第一の判断部と、第一の判断部により、第一の抽出部により抽出された文字データの外観が一致するものがないと判断すれば、格納部により格納された複数の登録文字データの中に、第一の抽出部により抽出された文字データの外観の一部が一致するものがあるか否かを判断する第二の判断部と、第二の判断部により、第一の抽出部により抽出された文字データの外観の一部が一致するものがあると判断すれば、一致する部分の読み仮名を導出する読み仮名導出部と、格納部に格納された登録文字読み仮名データの中から、読み仮名導出部により導出した一致する部分の読み仮名を含む登録文字読み仮名データを抽出する第二の抽出部と、第二の抽出部により抽出された登録文字読み仮名データに対応する登録文字データを報知する報知部とを備える。
【0010】
このような画像処理装置によると、まず、第一の判断部により、格納部により格納された複数の登録文字データの中に、第一の抽出部により抽出された文字データの外観が一致するものがあるか否かを判断する。そして、第一の判断部において、文字データの外観が一致するものがないと判断すれば、第二の判断部により、文字のデータの外観の一部が一致するものがあるか否かを判断する。そして、第二の判断部において、文字のデータの外観の一部が一致するものがあると判断すれば、一致する部分の読み仮名を導出し、格納部に格納された登録文字読み仮名データの中からこの読み仮名を含む登録文字読み仮名データを抽出し、対応する登録文字データを報知することとしている。そうすると、外観の一部が一致した場合に、この一致した部分の読み仮名を含む登録文字データを、入力ミスをしてしまう前の正解の候補として報知することができる。したがって、報知された正解の候補としての登録文字データの選択や入力を促して、入力ミスが生じた場合に、適切に正すことができる。したがって、このような画像処理装置は、画像の出力前に入力ミスを適切に正すことができる。
【0011】
また、この発明の他の局面において、画像処理システムは、予め登録された文字データである登録文字データ、および登録文字データに対応する読み仮名のデータである登録文字読み仮名データをそれぞれ複数格納する格納部と、画像データを入力させる入力部と、入力部により入力された画像データの中から文字データを抽出する第一の抽出部と、格納部により格納された複数の登録文字データの中に、第一の抽出部により抽出された文字データの外観が一致するものがあるか否かを判断する第一の判断部と、第一の判断部により、第一の抽出部により抽出された文字データの外観が一致するものがないと判断すれば、格納部により格納された複数の登録文字データの中に、第一の抽出部により抽出された文字データの外観の一部が一致するものがあるか否かを判断する第二の判断部と、第二の判断部により、第一の抽出部により抽出された文字データの外観の一部が一致するものがあると判断すれば、一致する部分の読み仮名を導出する読み仮名導出部と、格納部に格納された登録文字読み仮名データの中から、読み仮名導出部により導出した一致する部分の読み仮名を含む登録文字読み仮名データを抽出する第二の抽出部と、第二の抽出部により抽出された登録文字読み仮名データに対応する登録文字データを報知する報知部とを備える。
【0012】
このような画像処理システムによると、画像の出力前に入力ミスを適切に正すことができる。
【発明の効果】
【0013】
このような画像処理装置によると、まず、第一の判断部により、格納部により格納された複数の登録文字データの中に、第一の抽出部により抽出された文字データの外観が一致するものがあるか否かを判断する。そして、第一の判断部において、文字データの外観が一致するものがないと判断すれば、第二の判断部により、文字のデータの外観の一部が一致するものがあるか否かを判断する。そして、第二の判断部において、文字のデータの外観の一部が一致するものがあると判断すれば、一致する部分の読み仮名を導出し、格納部に格納された登録文字読み仮名データの中からこの読み仮名を含む登録文字読み仮名データを抽出し、対応する登録文字データを報知することとしている。そうすると、外観の一部が一致した場合に、この一致した部分の読み仮名を含む登録文字データを、入力ミスをしてしまう前の正解の候補として報知することができる。したがって、報知された正解の候補としての登録文字データの選択や入力を促して、入力ミスが生じた場合に、適切に正すことができる。したがって、このような画像処理装置は、画像の出力前に入力ミスを適切に正すことができる。
【0014】
また、このような画像処理システムによると、画像の出力前に入力ミスを適切に正すことができる。
【図面の簡単な説明】
【0015】
図1】この発明の一実施形態に係る画像処理装置をデジタル複合機に適用した場合のデジタル複合機の外観を示す概略斜視図である。
図2】この発明の一実施形態に係る画像処理装置をデジタル複合機に適用した場合のデジタル複合機の構成を示すブロック図である。
図3】操作部の概略的な構成を示す外観図である。
図4】ハードディスクに格納されたデータの内容を示す概念図である。
図5】この発明の一実施形態に係る画像処理装置を用いて画像を印刷する場合の処理の内容を示すフローチャートである。
図6】設定された原稿のフォーマットの一例を示す図である。
図7】読み込ませる原稿の一例を示す図である。
図8】登録文字データを表示した操作部の表示画面の一例を示す図である。
図9】正しい文字に置き換えられ、出力する前の画像を示す表示画面の一例を示す図である。
図10】入力間違いのメッセージを示す操作部の表示画面の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0016】
以下、この発明の実施の形態を説明する。まず、この発明の一実施形態に係る画像処理装置をデジタル複合機に適用した場合のデジタル複合機の構成について説明する。図1は、この発明の一実施形態に係る画像処理装置をデジタル複合機に適用した場合のデジタル複合機の外観を示す概略斜視図である。図2は、この発明の一実施形態に係る画像処理装置をデジタル複合機に適用した場合のデジタル複合機の構成を示すブロック図である。
【0017】
図1および図2を参照して、デジタル複合機11は、デジタル複合機11全体の制御を行う制御部12と、デジタル複合機11側から発信する情報やユーザーの入力内容を表示する表示画面21を含み、印刷部数や階調性等の画像形成の条件や電源のオンオフを入力させる操作部13と、セットされた原稿を自動的に読み取り部へ搬送するADF(Auto Document Feeder)22を含み、原稿や印刷物の画像を読み取る画像読み取り部14と、トナーを用いて現像を行う現像器23を含み、読み取った画像やネットワーク25を介して送信された画像データを基に画像を形成する画像形成部15と、送信された画像データや入力された画像形成条件等の格納を行う格納部としてのハードディスク16と、公衆回線24に接続されており、ファクシミリ送信やファクシミリ受信を行うファクシミリ通信部17と、ネットワーク25と接続するためのネットワークインターフェース部18とを備える。なお、デジタル複合機11は、画像データの書き出しや読み出しを行うDRAM(Dynamic Random Access Memory)等を備えるが、これらについては、図示および説明を省略する。また、図2中の矢印は、制御信号や制御、画像に関するデータの流れを示している。
【0018】
デジタル複合機11は、画像読み取り部14により読み取られた原稿を用いて画像形成部15において画像を形成することにより、複写機として作動する。また、デジタル複合機11は、ネットワークインターフェース部18を通じて、ネットワーク25に接続されたコンピューター26a、26b、26cから送信された画像データを用いて、画像形成部15において画像を形成して用紙に印刷することにより、プリンターとして作動する。すなわち、画像形成部15は、要求された画像を印刷する印刷部として作動する。また、デジタル複合機11は、ファクシミリ通信部17を通じて、公衆回線24から送信された画像データを用いて、DRAMを介して画像形成部15において画像を形成することにより、また、画像読み取り部14により読み取られた原稿の画像データを、ファクシミリ通信部17を通じて公衆回線24に画像データを送信することにより、ファクシミリ装置として作動する。すなわち、デジタル複合機11は、画像処理に関し、複写機能、プリンター機能、ファクシミリ機能等、複数の機能を有する。さらに、各機能に対しても、詳細に設定可能な機能を有する。
【0019】
デジタル複合機11を含む画像処理システム27は、デジタル複合機11と、複数のコンピューター26a、26b、26cとを備える。具体的には、画像処理システム27は、上記した構成のデジタル複合機11と、ネットワーク25を介してデジタル複合機11に接続される複数のコンピューター26a、26b、26cとを備える。この実施形態においては、複数のコンピューター26a〜26cについては、3台示している。各コンピューター26a〜26cはそれぞれ、デジタル複合機11に対して、ネットワーク25を介して印刷要求を行って印刷をすることができる。デジタル複合機11とコンピューター26a〜26cとは、LAN(Local Area Network)ケーブル等を用いて有線で接続されていてもよいし、無線で接続されていてもよく、ネットワーク25内には、他のデジタル複合機やサーバーが接続されている構成でもよい。
【0020】
次に、上記した操作部13の構成について、さらに詳細に説明する。図3は、操作部13の概略的な構成を示す外観図である。図3を参照して、操作部13は、印刷部数等を入力させるための0〜9までの数字、および「*」や「#」の記号を入力させるテンキー31と、印刷の開始やファクシミリ送信の開始を指示させるスタートキー32と、デジタル複合機11の電源のオンオフを入力させる電源キー33と、デジタル複合機11の有するプリンター機能やコピー機能等の選択を指示させるメニューキー34と、種々の画像形成の条件や使用ユーザーの登録を指示させる登録キー35と、テンキー31等を用いてユーザーにより入力された指示の内容をキャンセルさせるリセットキー36と、上記した表示画面21とを含む。表示画面21は、液晶のタッチパネル機能を有しており、ユーザーの指での押圧等により、表示画面21からも画像形成条件等を入力させると共に、機能の選択等を行うことができる。
【0021】
次に、上記したハードディスク16に格納されているデータの内容について説明する。図4は、ハードディスク16に格納されたデータの内容を示す概念図である。図4を参照して、ハードディスク16には予め、社員名簿のデータが格納されている。具体的には、会社に所属する者の氏名に関する情報のデータベースである氏名データベース41aや所属部署のデータベース(図示せず)等といった社員の情報に関連する社員名簿のデータが格納されている。
【0022】
氏名データベース41aの登録文字データベース42aには、社員である「中田 太郎」という漢字の登録文字データ43aが格納されている。同様に、氏名データベース41aの登録文字データベース42aには、同じく社員である「山本 太郎」という漢字の登録文字データ43bが格納されている。また、同様に、氏名データベース41aの登録文字データベース42aには、同じく社員である「佐藤 次郎」という漢字の登録文字データ43cが格納されている。また、同様に、氏名データベース41aの登録文字データベース42aには、同じく社員である「鈴木 多郎」という漢字の登録文字データ43dが格納されている。また、同様に、氏名データベース41aの登録文字データベース42aには、同じく社員である「高橋 三郎」という漢字の登録文字データ43eが格納されている。
【0023】
また、登録文字データ43aに関連して、「中田 太郎」という社員の読み仮名である「なかた たろう」という登録文字読み仮名データ44aが登録文字読み仮名データベース42bに格納されている。同様に、登録文字データ43bに関連して、「山本 太郎」という登録文字データ43bに関連して、読み仮名である「やまもと たろう」という登録文字読み仮名データ44bが登録文字読み仮名データベース42bに格納されている。また、同様に、登録文字データ43cに関連して、「佐藤 次郎」という登録文字データ43cに関連して、読み仮名である「さとう じろう」という登録文字読み仮名データ44cが登録文字読み仮名データベース42bに格納されている。また、同様に、登録文字データ43dに関連して、「鈴木 多郎」という登録文字データ43dに関連して、読み仮名である「すずき たろう」という登録文字読み仮名データ44dが登録文字読み仮名データベース42bに格納されている。また、同様に、登録文字データ43eに関連して、「高橋 三郎」という登録文字データ43eに関連して、読み仮名である「たかはし さぶろう」という登録文字読み仮名データ44eが登録文字読み仮名データベース42bに格納されている。
【0024】
また、ハードディスク16には予め、社員名簿の他に、変換ミスの起こりやすい単語のデータベースである類語データベース41bが格納されている。類語データベース41bについては、登録文字データベース46aに、変換ミスの起こりやすい文字である「決裁」という漢字で表記された登録文字データ47aと、同じく変換ミスの起こりやすい文字である「稟議」という漢字で表記された登録文字データ47bとが格納されている。また、登録文字データ47aに関連して、「決裁」という文字の読み仮名である「けっさい」という登録文字読み仮名データ48aが登録文字読み仮名データベース46bに格納されている。同様に、「稟議」という登録文字データ47bに関連して、読み仮名である「りんぎ」という登録文字読み仮名データ48bが登録文字読み仮名データベース46bに格納されている。
【0025】
次に、この発明の一実施形態に係るデジタル複合機11を用いて、まず、画像を処理する場合について説明する。ここでは、ユーザーがデジタル複合機11を用いて原稿の画像を読み込ませ、入力された画像を基に印刷する場合について説明する。図5は、この発明の一実施形態に係る画像処理装置を用いて画像を印刷する場合の処理の内容を示すフローチャートである。
【0026】
図5等を参照して、まず、ユーザーは、入力する原稿のフォーマット登録されたフォーマットから入力する(図5において、ステップS11、以下、「ステップ」を省略する)。この原稿の画像のフォーマットの入力については、操作部13の表示画面21を利用して行う。
【0027】
ここで、原稿のフォーマットについて説明する。図6は、原稿のフォーマットの一例を示す図である。図6を参照して、原稿51には、複数の実線で示す境界によって区切られた複数の領域が設けられている。この場合、原稿51の上下に位置する両端部52a、52bと、原稿51の左右の両端部53a、53bと、実線で示す4つの境界54a、54b、54c、54dとによって、7つの領域55a、55b、55c、55d、55e、55f、55gが設けられている。
【0028】
これらの領域55a〜55gにはそれぞれ、記載される項目の内容が設定されている。図5においては、原稿51の上端部52a、原稿の左端部53a、境界54a、54bによって囲まれた領域55aには、社員が所属する「社名」の情報が記載される。原稿51の上端部52a、原稿の右端部53b、境界54a、54bによって囲まれた領域55bには、社員の「氏名」の情報が記載される。原稿51の左端部53a、境界54a、54b、54cによって囲まれた領域55cには、社員の「所属部署」の情報が記載される。原稿51の右端部53b、境界54a、54b、54cによって囲まれた領域55dには、社員の「年齢」の情報が記載される。原稿51の左端部53a、境界54a、54c、54dによって囲まれた領域55eには、社員の「電話番号」の情報が記載される。原稿51の右端部53a、境界54a、54c、54dによって囲まれた領域55fには、社員の「性別」の情報が記載される。原稿51の下端部52b、左右端部53a、53b、境界54dによって囲まれた領域55gには、伝達したい内容等を示す「本文」の情報が記載される。
【0029】
このように、原稿51のフォーマットについては、各領域55a〜55gにおいて記載される内容がある程度決まっているものである。すなわち、例えば、領域55aには、氏名や性別、所属部署に関連する記載ではなく会社名に関連した記載があり、領域55bには、数字や記号といった文字が記載されることはなく、漢字や平仮名等で構成される氏名に関連する記載となる。ハードディスク16には、このようにして、領域55a〜55gに記載内容が設定されたフォーマットのデータが格納され、登録されている。ユーザーは、複数のフォーマットのデータの中から、図6に示すように設定されたフォーマットを選択する。制御部12は、フォーマットの入力を受け付ける。なお、図6に示す原稿のフォーマットは、決裁の申請書の一例である。また、制御部12は、指定された領域を予めフォーマットとして登録させる登録部を備える。
【0030】
図7は、読み込ませる原稿51の一例を示す図である。図7に示す原稿51には、具体的な文字データが画像として記載されている。図7を参照して、領域55aには、会社名として「KDC」との文字データ56aの記載、領域55bには、氏名として「田中 太郎」との文字データ56bの記載、領域55cには、所属部署として「技術」との文字データ56cの記載、領域55dには、年齢として「25」との文字データ56dの記載、領域55eには、電話番号として「012−345−6789」との文字データ56eの記載、領域55fには、性別として「男性」との文字データ56fの記載、領域55gには、本文として「…………。ご決済の程、宜しくお願いします。」との文字データ56gの記載がある。すなわち、例えば、原稿51のうち、領域55aが位置する部分の文字データを読み取ることにより、会社名を把握することができる。なお、この原稿51については、領域55bにおける「田中 太郎」との文字データ56bの記載に入力ミスがあり、実際には、「中田 太郎」という文字に対する入力ミスであって、「田中 太郎」という人材は登録されていないこととする。また、領域55gにおける本文の文字データ56g中の「決済」の文字は、「決裁」の文字への変換ミスである。
【0031】
次に、ユーザーは、図7に示す原稿51をADF22にセットし、スタートキー32を押下する。そうすると、画像読み取り部14は、上記した図7に示す原稿51の画像を読み取る(S12)。この場合、ADF22にセットされた原稿51を読み取り部に搬送して読み取ることにより、原稿51の画像を読み取る。
【0032】
その後、検索範囲が選択されたか否かを判断する(S13)。検索範囲とは、入力ミスをチェックする範囲を指定するものである。検索範囲が選択されれば(S13において、YES)、選択された検索範囲を指定し(S14)、読み取った画像データから文字データを抽出する(S15)。検索範囲が選択されなければ(S13において、NO)、そのまま原稿の全体において、読み取った画像データから文字データを抽出する(S15)。この場合、原稿51の画像全体が、検索範囲として指定されている。すなわち、制御部12は、各領域55a〜55gにおける文字データを抽出する。
【0033】
次に、抽出した文字データの外観が一致したものがあるか否かを判断する(S16)。ここで、制御部12等は、第一の判断部として作動する。この場合、領域55aにおける「KDC」の文字データ56a、領域55bにおける「田中 太郎」の文字データ56b、領域55cにおける「技術」の文字データ56c、領域55dにおける「25」の文字データ56d、領域55eにおける「012−345−6789」の文字データ56e、領域55fにおける「男性」の文字データ56f、領域55gにおける「…………。ご決済の程、宜しくお願いします。」の文字データ56gの外観について、ハードディスク16に格納された登録文字データの外観に一致するものがあるか否かを判断する。
【0034】
ここで、全ての文字データについて、外観が一致するものがあると判断すれば(S16において、YES)、そのまま読み取った画像について画像を形成して出力し(S17)、処理を終了する。この場合、原稿51には、入力ミスや変換ミスがないものと判断することになる。
【0035】
一方、外観が一致するものがないと判断すれば(S16において、NO)、次に、外観の一部が一致するものがあるか否かを判断する(S18)。この場合、領域55bにおける「田中 太郎」の文字データ56bについて、格納された氏名データベース42aの中に外観が一致するものがないと判断する。ここで、制御部12は、第二の判断部として作動する。
【0036】
この場合、「中田 太郎」、「山本 太郎」という登録文字データ43a、43bについて、「太郎」の部分が一致していると判断する(S18において、YES)。そして、一致した部分の読み仮名を導出する(S19)。この場合、「太郎」の部分が一致するので、「たろう」という読み仮名を導出する。ここで、制御部12は、一致する部分の読み仮名を導出する読み仮名導出部として作動する。
【0037】
次に、導出した読み仮名を含む文字データを抽出する(S20)。この場合、図4を参照して、点線で示す領域45a、45b、45cにおいて、読み仮名として「たろう」を含む「なかた たろう」の登録文字読み仮名データ44a、「やまもと たろう」の登録文字データ44b、そして、「すずき たろう」の登録文字データ44dを抽出する。ここで、制御部12は、第二の抽出部として作動する。
【0038】
その後、抽出した登録文字読み仮名データ44a、44b、44dに対応する登録文字データ43a、43b、43dを操作部13の表示画面21で表示する(S21)。ここで、操作部13等は、登録文字読み仮名データ44a、44b、44dに対応する登録文字データ43a、43b、43dを報知する報知部として作動する。
【0039】
図8は、登録文字データ43a、43b、43dを表示した操作部13の表示画面21の一例を示す図である。図8を参照して、表示画面21には、「「田中 太郎」、「決済」が登録データと一致しません。記述間違いの可能性があります。正解の候補は、以下です。正しいものをタッチしてください。」とのメッセージ61と、読み取った原稿をサムネイル表示したサムネイル画像63を示すウィンドウ62aと、「中田 太郎」の文字が示された選択キー64a、「山本 太郎」の文字が示された選択キー64b、「鈴木 多郎」の文字が示された選択キー64c、および「決裁」の文字が示された選択キー64dが表示されたウィンドウ62bが示される。なお、サムネイル画像63において、「田中 太郎」が表示された領域65a、および本文が表示された領域65bには、ハッチングが掛けられている。
【0040】
ここで、ユーザーは、入力ミスに気づき、正しい記載となるよう複数表示された選択キー64a〜64dの中から、正しい記載となる選択キー64a〜64dを押下する。この場合、「中田」と「田中」の文字の入力が誤っており、正しい文字は、「中田 太郎」であったとする。ユーザーは、「中田 太郎」を示す選択キー64aを押下する。また、ユーザーは、変換ミスをしてしまった「決裁」を示す選択キー64dを押下する。ここで、制御部12等は、登録文字データを選択させる選択部として作動する。
【0041】
正しい登録文字データに対応する選択キー64a、64dの押下を検知すると(S22)、対応する選択された登録文字に置き換えて出力を行う(S23)。この場合、「田中 太郎」と記載された部分については、「中田 太郎」と置き換えられて出力される。また、本文中の「決済」の文字は、「決裁」に置き換えられて出力される。ここで、制御部12は、選択部により選択された登録文字データに置き換えて画像データを出力する出力部として作動する。
【0042】
図9は、正しい文字に置き換えられ、出力する前の画像を示す図である。図9を参照して、表示画面21には、「この内容で出力します。よろしいですか?」とのメッセージ66と、正しい文字に置き換えられたサムネイル画像68を示すウィンドウ67と、「OK」と示された選択キー69aと、「キャンセル」と示された選択キー69bとが表示されている。ユーザーは、ウィンドウ67に示されたサムネイル画像68を確認して、出力をするのであれば、「OK」の選択キー69aを押下する。一方、出力をせず、処理を終了するなら「キャンセル」の選択キー69bを押下する。
【0043】
一方、S18において、外観の一部が一致するものがなければ(S18において、NO)、明らかな入力のミスであるため、表示画面21において、入力間違いのメッセージを表示する(S24)。
【0044】
図10は、この場合の操作部13の表示画面21の一例を示す図である。図10を参照して、表示画面21には、「入力内容について、記述間違いの可能性があります。入力内容を確認してください。」とのメッセージ71と、読み取った原稿の画像をサムネイル表示したサムネイル画像73を示すウィンドウ72と、「OK」と示された選択キー74とが表示されている。ユーザーは、ウィンドウ72に表示されたサムネイル画像73を確認して、入力内容の誤りに気付けば、「OK」の選択キー74を押下し、入力ミスのない画像を再度作成し、画像を読み取らせる。
【0045】
このような構成のデジタル複合機11によると、まず、ハードディスク16により格納された複数の登録文字データの中に、抽出された文字データの外観が一致するものがあるか否かを判断する。そして、文字データの外観が一致するものがないと判断すれば、文字データの外観の一部が一致するものがあるか否かを判断する。そして、文字データの外観の一部が一致するものがあると判断すれば、一致する部分の読み仮名を導出し、ハードディスク16に格納された登録文字読み仮名データの中からこの読み仮名を含む登録文字読み仮名データを抽出し、対応する登録文字データを報知することとしている。そうすると、外観の一部が一致した場合に、この一致した部分の読み仮名を含む登録文字データを、入力ミスをしてしまう前の正解の候補として報知することができる。したがって、報知された正解の候補としての登録文字データの選択や入力を促して、入力ミスが生じた場合に、適切に正すことができる。したがって、このようなデジタル複合機11は、画像の出力前に入力ミスを適切に正すことができる。例えば、「川上一郎」の文字が正しく登録されており、「河上一郎」と誤って入力された場合でも、入力ミスを把握して、「川上一郎」の文字の入力を促して、入力ミスを正すことができる。
【0046】
この場合、報知部としての表示画面21により報知された登録文字データ43a、43b、43dの中から選択させる選択部と、選択部により選択された登録文字データ43aに置き換えて画像データを出力する出力部とを備える。そうすると、選択部によって登録文字データの中から正解の登録文字を選択させ、入力ミスがなされた文字を正解の文字に置き換えて出力することができる。そうすると、改めて入力ミスを正した画像の再読み取り等を行うことなく、入力ミスを正した出力を行うことができる。
【0047】
また、この場合、報知部は、第二の抽出部により抽出された登録文字読み仮名データに対応する登録文字データを表示する表示部としての表示画面21を含む。こうすることにより、表示画面21による表示により、ユーザーが入力ミスに対して正しい入力を行うことが容易になる。
【0048】
また、この場合、報知部は、第二の判断部により、第一の抽出部により抽出された文字データの外観の一部が一致しないと判断すれば、入力が誤っていることを報知する。こうすることにより、入力ミスを含んだまま画像を処理するおそれを低減することができる。
【0049】
また、この場合、第一の抽出部は、入力された画像データのうち、指定された所定の領域内において文字のデータを抽出する。こうすることにより、より文字のデータの抽出する範囲を明確にして、抽出することができる。また、指定された領域を予めフォーマットとして登録させる登録部を備えるため、登録されたフォーマットの入力により、容易にフォーマットを入力することができる。
【0050】
また、この場合、出力部は、第一の抽出部により抽出された文字のデータの外観が一致するものがあると判断すれば、そのまま画像データを出力する。こうすることにより、入力ミスのない場合に、円滑に出力をすることができる。
【0051】
また、この場合、ハードディスク16は、登録文字データ42a、46aの種類毎に複数の登録文字データ43a〜43e、47a、47b、および登録文字データ43a〜43e、47a、47bに対応する登録文字読み仮名データ44a〜44e、48a、48bを格納する。こうすることにより、より効率的な第一の判断部による判断を行うことができる。
【0052】
なお、上記の実施の形態において、正解の候補を表示画面に表示することとしたが、これに限らず、例えば、正解の候補が一つであった場合、表示画面に表示することなく、正解の候補に置き換えて出力するように構成してもよい。この場合、ユーザーに選択させることなく置き換えて出力するようにしてもよい。
【0053】
また、上記の実施の形態においては、所定のフォーマットを選択してから、原稿の画像を読み取るよう構成したが、これに限らず、フォーマットを選択させずに原稿の画像を読み取るよう構成してもよい。
【0054】
なお、上記の実施の形態においては、操作部の表示画面で入力ミスを表示することにより報知することとしたが、これに限らず、音声による報知を行ってもよい。もちろん、表示画面への表示と共に、音声による報知を行ってもよい。
【0055】
また、上記の実施の形態においては、原稿の境界について、実線で示すこととしたが、これに限らず、点線や一点鎖線等で示すようにしてもよいし、線で表示しなくともよい。すなわち、原稿のどの領域にどのような記載がなされるかを予め把握できればよい。
【0056】
なお、上記の実施の形態においては、原稿を画像読み取り部で読み取って印刷する場合について説明したが、例えば、ネットワークに接続されているコンピューターからプリントを行う場合、すなわち、ユーザーがデジタル複合機をプリンターとして用いる場合にも適用される。
【0057】
また、この発明に係る画像処理システムは、以下の構成としてもよい。すなわち、画像処理システムは、予め登録された文字のデータである登録文字データ、および登録文字データに対応する読み仮名のデータである登録文字読み仮名データをそれぞれ複数格納する格納部と、画像データを入力させる入力部と、入力部により入力された画像データの中から文字データを抽出する第一の抽出部と、格納部により格納された複数の登録文字データの中に、第一の抽出部により抽出された文字データの外観が一致するものがあるか否かを判断する第一の判断部と、第一の判断部により、第一の抽出部により抽出された文字データの外観が一致するものがないと判断すれば、格納部により格納された複数の登録文字データの中に、第一の抽出部により抽出された文字データの外観の一部が一致するものがあるか否かを判断する第二の判断部と、第二の判断部により、第一の抽出部により抽出された文字データの外観の一部が一致するものがあると判断すれば、一致する部分の読み仮名を導出する読み仮名導出部と、格納部に格納された登録文字読み仮名データの中から、読み仮名導出部により導出した一致する部分の読み仮名を含む登録文字読み仮名データを抽出する第二の抽出部と、第二の抽出部により抽出された登録文字読み仮名データに対応する登録文字データを報知する報知部とを備えるよう構成してもよい。このような画像処理システムによれば、画像の出力前に入力のミスを適切に正すことができる。
【0058】
今回開示された実施の形態および実施例はすべての点で例示であって、どのような面からも制限的なものではないと理解されるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなく、特許請求の範囲によって規定され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
【産業上の利用可能性】
【0059】
この発明に係る画像処理装置および画像処理システムは、画像の出力前に入力ミスを適切に正すことが要求される場合に、特に有効に利用される。
【符号の説明】
【0060】
11 デジタル複合機、12 制御部、13 操作部、14 画像読み取り部、15 画像形成部、16 ハードディスク、17 ファクシミリ通信部、18 ネットワークインターフェース部、21 表示画面、22 ADF、23 現像器、24 公衆回線、25 ネットワーク、26a,26b,26c コンピューター、27 画像処理システム、31 テンキー、32 スタートキー、33 電源キー、34 メニューキー、35 登録キー、36 リセットキー、41a,41b,42a,42b,46a,46b データベース、43a,43b,43c,43d,43e,47a,47b 登録文字データ、44a,44b,44c,44d,44e,48a,48b 登録文字読み仮名データ、45a,45b,45c,55a,55b,55c,55d,55e,55f,55g,65a,65b 領域、51 原稿、52a,52b,53a,53b 端部、54a,54b,54c,54d 境界、56a,56b,56c,56d,56e,56f,56g 文字データ、61,66,71 メッセージ、62a,62b,67,72 ウィンドウ、63,68,73 サムネイル画像、64a,64b,64c,64d,69a,69b,74 選択キー。
図1
図2
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図10