特許第6238585号(P6238585)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6238585
(24)【登録日】2017年11月10日
(45)【発行日】2017年11月29日
(54)【発明の名称】運動器具
(51)【国際特許分類】
   A63B 22/06 20060101AFI20171120BHJP
   A63B 22/08 20060101ALI20171120BHJP
【FI】
   A63B22/06 G
   A63B22/08
【請求項の数】3
【全頁数】8
(21)【出願番号】特願2013-124707(P2013-124707)
(22)【出願日】2013年6月13日
(65)【公開番号】特開2015-112(P2015-112A)
(43)【公開日】2015年1月5日
【審査請求日】2016年5月18日
(73)【特許権者】
【識別番号】391010596
【氏名又は名称】昭和電機株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110000796
【氏名又は名称】特許業務法人三枝国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】鎌谷 純治
(72)【発明者】
【氏名】有本 健
【審査官】 宮本 昭彦
(56)【参考文献】
【文献】 特開昭60−236648(JP,A)
【文献】 特開昭50−101143(JP,A)
【文献】 登録実用新案第3160847(JP,U)
【文献】 実開昭51−037058(JP,U)
【文献】 登録実用新案第3073762(JP,U)
【文献】 米国特許出願公開第2009/0098982(US,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A63B 1/00 − 26/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
寝姿勢で脚部の運動を行う運動器具であって、
運動負荷が与えられたペダルを備える本体と、
前記ペダルの踏み込みに伴う運動器具の移動に対抗する対抗手段と、
前記本体の底面に取り付けられ、前記本体より幅広に形成され、前側及び後側の幅が中央の幅より広い平板状の基台とを備え
前記対抗手段は、前記基台の外周を一周するように基台の下面に取り付けられる摩擦部材であり、前記運動器具を設置する設置面と前記基台との間に摩擦力を発生させる運動器具。
【請求項2】
前記対抗手段は、前記本体又は基台に取り付けられ、側へ延びる延長部材をさらに備える請求項に記載の運動器具。
【請求項3】
前記延長部材は、布である請求項に記載の運動器具。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、運動器具に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、脚の筋力を維持増強するための運動器具として、特許文献1のような床に設置して使用される運動器具が知られている。この運動器具は、自転車のペダル漕ぎ運動を行うものであり、ペダルを備えた本体と、本体に連結された椅子とを備えている。使用者は、椅子に着座した姿勢でペダルを漕ぎ運動を行う。
【0003】
一方で、特許文献1のような大掛かりな運動器具とは異なり、特許文献2のような任意の場所に持ち運ぶことができるコンパクト化された運動器具も知られている。この運動器具も自転車のペダル漕ぎ運動を行うものであるが、この運動器具はコンパクト化のため使用者が着座する椅子が備えられておらず、本体にペダルのみを備えた構成となっている。本体の前後端には本体に直交する方向に延びる一対の脚部が設けられていて、脚部により本体が支持されている。脚部の両端には、滑り止め部材が取り付けられている。使用者は、運動器具を任意の場所に持ち運び、その場所にある椅子の足元の床に運動器具を置いて、椅子に着座した状態でペダルを漕ぎ運動を行う。
【0004】
近年、例えば透析患者等、長時間ベッドに仰向けに寝た状態で治療を受ける患者が、治療中に脚の筋力の維持増強のための運動が行える運動器具が望まれている。そして、特許文献2のようなコンパクト化された運動器具をベッドに置くことが試みられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2007−143798号公報
【特許文献2】特開2004−016528号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
特許文献2のような運動器具をベッドの上に置き、使用者が寝た姿勢で使用する場合、ペダルを踏む力が運動器具を設置する設置面に対して略水平方向に発生する。そのため、運動器具には使用者から離れる方向に力が作用して、運動中に設置面上を滑って動いてしまうという問題が生じる。しかし、特許文献2の運動器具は、一対の脚部のみが設置面と接触しているだけであるため、運動器具と設置面との接触面積が小さく、十分な摩擦力が得られないことから、上記した運動中に運動器具が設置面に対して滑って動いてしまうという問題を解決することができない。特に、使用者の要望に併せてペダルに運動負荷を与えることができる運動器具では、より強い力でペダルを踏むため、運動器具により大きな力が掛かり、運動器具が動くという問題が一層顕著なものとなっていた。
【0007】
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、ベッドの上に置いて安定して使用することができるとともに、ペダルに任意の運動負荷を与えることができる運動器具を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明に係る運動器具は、寝姿勢で脚部の運動を行う運動器具であって、運動負荷が与えられたペダルを備える本体と、前記ペダルの踏み込みに伴う運動器具の移動に対抗する対抗手段と、前記本体の底面に取り付けられ、前記本体より幅広に形成される平板状の基台とを備える。
【0009】
本発明の運動器具によると、ペダルの踏み込みに伴う運動器具の移動に対抗する対抗手段が設けられている。加えて、本体よりも幅広で平板状の基台の上に本体を取り付けて、設置面と接触する面積を大きくしている。これにより、運動器具と設置面との間の摩擦力を大きくすることができ、対抗手段と相俟って、ペダルの踏み込みに伴う運動器具の移動に対する大きな対抗力を得ることができる。そのため、ペダルに運動負荷が与えられる運動器具であっても、寝姿勢でペダルに任意の運動負荷を掛けて運動器具を使用することができる。さらに、基台が本体よりも幅広であるため、ベッド上という不安定な場所でも運動器具を安定して置くことができる。なお、設置面とは、運動器具が設置される面を言い、例えば、ベッド、布団、床等の上面のことである。この点は、本明細書を通じて同義である。
【0010】
上記運動器具において、対抗手段は、運動器具を設置する設置面と基台との間に摩擦力を発生させる摩擦力発生手段とすることができる。このように、摩擦力発生手段を設けることで、基台を平板状に形成することによって得られる摩擦力と合わさって、運動器具と設置面との間に大きな摩擦力を生じさせることができる。これにより、摩擦力を利用して運動器具を簡単に固定することができる。また、上記のように大きな摩擦力を得ることができるため、ペダルに運動負荷が与えられる運動器具であっても、単に設置面に置くという簡単な作業で固定でき、容易にペダルに任意の運動負荷を掛けて運動することができる。
【0011】
上記運動器具において、摩擦力発生手段は、基台の下面に取り付けられる摩擦部材とすることができる。また、摩擦部材は、基台の周縁部に取り付けられることができる。摩擦部材をこのような構成とすることで、運動器具への取り付けが容易になり、運動器具の製造を容易に行うことができる。
【0012】
また、上記運動器具において、対抗手段は、本体又は基台に取り付けられ、使用者側へ延びる延長部材を備えることもできる。このような延長部材を設けることで、運動器具を使用場所に置いて延長部材を伸ばし、その上に寝るだけで、使用者の体重により運動器具が固定されるので、簡単且つ確実に運動器具を固定することができる。
【0013】
さらに、上記運動器具において、延長部材は、布とすることができる。このように延長部材を布で構成することで、運動器具の運搬時には布を丸めたり折り畳んだりするだけで簡単に収納できるため、運動器具の運搬を楽に行うことができる。
【発明の効果】
【0014】
本発明の運動器具によると、ベッドの上に置いて安定して使用することができるとともに、ペダルに任意の運動負荷を与えることができる。
【図面の簡単な説明】
【0015】
図1】本発明の運動器具の一実施形態を示す正面側斜視図である。
図2図1の運動器具の背面側斜視図である。
図3図1の運動器具の底面図である。
【発明を実施するための形態】
【0016】
以下、本発明に係る運動器具1の一実施形態について添付図面を参照して説明する。本発明に係る運動器具1は、ベッド、布団、床等の上に置き、使用者が仰向けに寝た姿勢で運動器具1に足を掛け、脚を動かして運動するものである。以下では、設置面S側を下側として上下方向を定義し、使用者側を前側として前後方向を定義する。また、上下方向及び前後方向に直交する方向を左右方向とする。
【0017】
図1図3に示すように、本発明に係る運動器具1は、ペダル13を備える本体10と、本体10の底面に取り付けられる基台20と、ペダル13の踏み込みに伴う運動器具1の移動を抑制する対抗手段50とを備えている。本実施形態では、対抗手段50は、運動器具1を設置する設置面Sと基台20との間に摩擦力を発生させる摩擦力発生手段30と、基台20に取り付けられる延長部材40とを備えている。
【0018】
本体10は、左右両側面から突出する回転軸11に設けられたクランク12を介してペダル13が設けられた構成のものであり、従来の運動器具と同様の構成を有する。本体10の内部には、例えば、特公平06−083729号公報に示されるような電磁ブレーキ式の負荷手段が設けられており、回転軸11の回転運動に対して運動負荷が与えられている。これにより、使用者がペダル13を踏み込む際に運動負荷が与えられている。なお、本体10、ペダル13及びペダル13に運動負荷を掛ける構成は、既知の任意の構成を採用することができる。
【0019】
本体10の前面には、ペダル13の運動負荷を調節する負荷調節器14、及び、運動量を表示する表示器15が設けられている。さらに、本体10の上面には取っ手16が設けられており、運動器具1を楽に持ち運びすることができるようになっている。
【0020】
基台20は、平板状に形成され、本体10の全体を載せることができる大きさを有しており、特に左右方向は、本体10の幅方向よりも幅が広くなっている。具体的には、基台20は、前後方向において前側及び後側の幅が広く、中央の幅が狭い形状となっており、最も幅が狭い中央でも本体10を完全に載せられる幅となっている。また、幅が広い前側及び後側は、本体10の幅よりも広い任意の幅とすることができるが、本体10の幅よりも2.5〜3倍の幅を有していることが好ましい。これにより、ベッド上等の不安定な場所でも運動器具1を安定して置くことができる。また、中央の幅を狭くすることにより基台20の周長が長くすることができる。そのため、後述する摩擦部材31を取り付ける距離が長くなり、より摩擦力を高めることができる。この基台20は、本体10に一体的に取り付けられる、つまり、基台20上に本体10が組み付けられる構成であっても良いし、基台20上に本体10が着脱自在に取り付けられる構成であっても良い。なお、基台20の形状は、本体10の全体を基台20上に載せることができ、本体10の幅方向よりも基台20の幅方向が長ければ良く、例えば、矩形状、円形状、楕円形状とすることも可能である。
【0021】
基台20は、例えば、木板、金属板、ガラス板、樹脂板等の任意の板材が使用できるが、その中で軟質材からなる板が特に好ましい。基台20を軟質材で形成することで、基台20とベッド等の設置面Sとの密着性が向上すると共に、ベッドのマット、シーツ、布団等の設置面Sに傷が付くことを防止して、設置面Sを保護することができる。
【0022】
摩擦力発生手段30は、本実施形態では例えばゴム等の摩擦力の高い材料で形成される摩擦部材31からなり、基台20の周縁部20aに、基台20の外周を一周するように取り付けられている。具体的には、摩擦部材31は、断面略U字状に形成されており、U字の開口を基台20の周縁に嵌め込むようにして取り付けられている。これにより、基台20の周縁部20a、すなわち、基台20の上面20bの外周部分、外周縁、下面20cの外周部分が摩擦部材31に覆われる。この摩擦部材31により、基台20と設置面Sとの間に、ペダル13を踏み込むことによって生じる運動器具1の滑ることによる移動に対抗し得る摩擦力を得られるようになっている。
【0023】
延長部材40は、基台20の上面20bに、前側つまり使用者側に延びるように取り付けられている。延長部材40は、運動器具1を使用する使用者が体の一部で延長部材40を押さえることができる程度の長さに形成されている。この延長部材40は、本実施形態では布により構成されており、一端に左右一対の穴が形成されて、基台20の上面20bに設けられた左右一対の突起21に穴を引っ掛けることにより運動器具1に取り付けられている。なお、延長部材40には、布以外に、例えば薄板、ビニールシート、ゴムシート等を使用することもできる。特に延長部材40として摩擦力が高いシートを使用すると、延長部材40と設置面Sとの間にも摩擦力を発生させることができるので好ましい。また、延長部材40は、突起21に引っ掛ける以外に、例えば、面ファスナー、ボタン、フック等の任意の係合具を用いて取り付けることもできる。さらに、延長部材40は、使用者側へ延びるように取り付けられれば良く、例えば、基台20の下面20cや本体10に取り付けられても良い。
【0024】
次に、運動器具1の使用方法について説明する。使用者は、運動器具1をベッド等の上の足元となる位置に置き、延長部材40をベッド等の上に延ばして敷く。そして、延長部材40を体で押さえるように寝て、寝た状態でペダル13に足を掛けてペダル13を漕ぐ。これにより、寝姿勢で脚の運動を行う。
【0025】
以上のように、本実施形態では、運動器具1と設置面Sとの間には、ペダル13の踏み込みに伴う運動器具1の移動に対抗し得る摩擦力を発生する摩擦部材31(摩擦力発生手段30)が設けられている。加えて、本体10より幅広で平板状の基台20の上に本体10を設けており、運動器具1(基台20)と設置面Sとの接触面積が大きくなっている。これにより、運動器具1と設置面Sとの間の摩擦力を大きくすることができ、摩擦力によって運動器具1を簡単に固定することができる。その結果、寝姿勢で運動器具1を使用することができる。また、運動器具1と設置面Sとの間には大きな摩擦力が生じているため、ペダル13に運動負荷を与えることができる運動器具1であっても、設置面Sに置くだけで運動器具1を固定することができ、使用者は任意の運動負荷が与えられた状態で運動することができる。さらに、基台20が本体10よりも幅広であるため、ベッド上等の不安定な場所でも安定して運動器具1を置くことができる。
【0026】
また、本実施形態では、基台20の上面20bに延長部材40が取り付けられている。これにより、使用者が運動器具1を使用する際に、延長部材40を体で押さえて寝るだけで、使用者自身の体重によっても運動器具1を固定することができる。このように、摩擦力発生手段30に加えて延長部材40でも運動器具1を固定することができるため、より確実に運動器具1を固定することができる。さらに、延長部材40を布で形成することで、布を延ばすという簡単な作業で延長部材40を使用場所に設置することができるし、運搬時には布を折り畳む又は丸める等して収納できるため、運動器具1の運搬を楽に行うことができる。
【0027】
また、本実施形態では、摩擦力発生手段30を摩擦部材31により構成し、その摩擦部材31を基台20の周縁部20aに嵌め込む構成を採用している。これにより、摩擦部材31を基台20に嵌め込むことで取り付けることができ、容易に運動器具1を製造することができる。また、摩擦部材31を基台20の周縁部20aに嵌め込むことにより、運動器具1をベッドや布団等のクッション性のある素材の上に置いた場合に、基台20の外周縁がベッドや布団等を傷つけることを防止することができる。これにより、ベッドや布団等を保護することができる。
【0028】
また、従来の特許文献2のような脚部によって支持される運動器具では、ペダルに載せた足が脚部に当たらないようにペダルの位置を高くする必要があった。しかし、本実施形態では、基台20を平板状に構成しているため、ペダル13に載せた足が基台20上を通過できれば良く、ペダル13を取り付ける回転軸11の位置を従来の運動器具より低くすることができる。これにより、運動器具1全体をより小型化することができる。さらに、寝た姿勢で脚を高く上げる必要がなくなり、使用者はより楽に運動器具1を使用することができる。
【0029】
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない限りにおいて、種々の変更が可能である。例えば、上記実施形態では、摩擦部材31は、基台20の周縁部20aの全周に亘って取り付けているが、例えば、基台20の周縁部20aの一部分に取り付けることもできる。具体的には、基台20の前端縁及び後端縁のみに摩擦部材31を取り付ける、基台20の両側端縁のみに摩擦部材31を取り付ける、基台20の周縁部20aに所定間隔毎に摩擦部材31を取り付ける等の構成とすることができる。また、必ずしも基台20の周縁部20aに取り付ける必要はなく、基台20の下面20cに取り付けても良い。具体的には、基台20の下面20cの全体に摩擦部材31を貼り付けることもできる。また、基台20の前側3分の1及び後側3分の1に摩擦部材31を貼り付けることもできる。さらに、基台20の下面20cに、基台20の外周に沿って摩擦部材31を貼り付けることもできる。いずれの場合であっても、基台20と設置面Sとの間にペダル13の踏み込みに伴う運動器具1の滑りによる移動に対抗する摩擦力が発生できれば良い。これらの実施形態の場合も、摩擦部材31が摩擦力発生手段30となる。
【0030】
また、上記実施形態では、対抗手段50を摩擦部材31(摩擦力発生手段30)と延長部材40とから構成し、基台20に摩擦部材31(摩擦力発生手段30)を取り付けるとともに、延長部材40を取り付けているが、例えば、対抗手段50は、摩擦部材31(摩擦力発生手段30)及び延長部材40は、いずれか一方を備えていれば足りる。すなわち、運動器具1に備えられる摩擦部材31(摩擦力発生手段30)又は延長部材40が単体で対抗手段50を構成することもできる。
【0031】
また、上記実施形態では、摩擦力発生手段30を摩擦部材31として構成しているが、必ずしも上記構成とする必要はない。例えば、基台20自体を摩擦力の高い材料で形成することもできるし、基台20の下面20cに粗面加工を施し摩擦力を高めることもできる。この場合は、基台20自体が摩擦力発生手段30となる。なお、この場合は、摩擦部材31及び延長部材40を共に設ける必要がない。いずれの場合であっても、基台20と設置面Sとの間にペダル13の踏み込みによる運動器具1の滑り移動に対抗する摩擦力が発生できれば良い。
【0032】
また、上記実施形態では、運動器具1は、自転車のペダル漕ぎ運動を行える器具として構成されているが、この構成に限られず、例えば、足踏み運動を行える器具を立てて配置し、使用者が前後方向(寝姿勢で脚を曲げ伸ばしする方向)に脚を動かして運動できる器具とすることもできる。
【符号の説明】
【0033】
1 運動器具
10 本体
13 ペダル
20 基台
20a 基台の周縁部
20c 基台の下面
30 摩擦力発生手段
31 摩擦部材
40 延長部材
50 対抗手段
S 設置面
図1
図2
図3