(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6238591
(24)【登録日】2017年11月10日
(45)【発行日】2017年11月29日
(54)【発明の名称】ロータリーソレノイド
(51)【国際特許分類】
H01F 7/08 20060101AFI20171120BHJP
H01F 7/06 20060101ALI20171120BHJP
F16K 31/04 20060101ALI20171120BHJP
F16K 31/06 20060101ALI20171120BHJP
【FI】
H01F7/08 B
H01F7/06 E
F16K31/04 A
F16K31/06 305W
F16K31/06 305E
【請求項の数】9
【外国語出願】
【全頁数】8
(21)【出願番号】特願2013-130957(P2013-130957)
(22)【出願日】2013年6月21日
(65)【公開番号】特開2014-7406(P2014-7406A)
(43)【公開日】2014年1月16日
【審査請求日】2016年4月21日
(31)【優先権主張番号】201210208393.6
(32)【優先日】2012年6月21日
(33)【優先権主張国】CN
(73)【特許権者】
【識別番号】502458039
【氏名又は名称】ジョンソン エレクトリック ソシエテ アノニム
(74)【代理人】
【識別番号】100092093
【弁理士】
【氏名又は名称】辻居 幸一
(74)【代理人】
【識別番号】100082005
【弁理士】
【氏名又は名称】熊倉 禎男
(74)【代理人】
【識別番号】100067013
【弁理士】
【氏名又は名称】大塚 文昭
(74)【代理人】
【識別番号】100086771
【弁理士】
【氏名又は名称】西島 孝喜
(74)【代理人】
【識別番号】100109070
【弁理士】
【氏名又は名称】須田 洋之
(74)【代理人】
【識別番号】100109335
【弁理士】
【氏名又は名称】上杉 浩
(72)【発明者】
【氏名】ユエ リ
(72)【発明者】
【氏名】マオ ション ジアン
(72)【発明者】
【氏名】チュイ ヨウ チョウ
(72)【発明者】
【氏名】ジン ユン ガン
(72)【発明者】
【氏名】シャオ メイ ユアン
(72)【発明者】
【氏名】イン チェン
【審査官】
池田 安希子
(56)【参考文献】
【文献】
特開2011−045670(JP,A)
【文献】
特開2011−224179(JP,A)
【文献】
特開平06−042610(JP,A)
【文献】
特開平02−060453(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A63F 7/02
F16K 31/06−31/11
H01F 7/06−7/17
H02K 33/00−33/18
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
2つの端部(13b)とそれらの間の中央部分(13a)とを有する電機子(13)と、前記電機子(13)の中央部分(13a)から延びる第1固定子極(14)と、前記電機子(13)の2つの端部(13b)の対応する端部から各々が延びる第2固定子極(15)及び第3固定子極(15)と、前記第1固定子極(14)に巻き付けられたコイル(19)と、を含む固定子(10)と、
前記固定子(10)に回転可能に組み付けられた軸(42)と、前記軸(10)に固定され且つ前記固定子(10)の第1、第2、及び第3固定子極(14,15)に対応する3つの回転子極(43)を有する回転子コア(44)と、を含む回転子(40)と、
前記固定子(10)と前記回転子(40)との間に連結され且つ前記回転子(40)を第1の位置に付勢するように構成されている捩りばね(50)と、
を備え、
前記コイル(19)を流れる電流に応答して、前記回転子(40)が第2の位置まで回転するようになり、
前記回転子(40)がさらに、
前記軸(42)に固定された筒(47)と、
前記筒(42)から半径方向に延びるフランジ(48)と、
前記フランジから軸方向に延びる(48)当接要素(49)と、
を有するばね組立体(46)を含み、
前記捩りばね(50)が、前記筒(47)に緩くスリーブ接続されており、前記当接要素(49)に組み付けられた第1端部と、前記固定子(10)に組み付けられた第2端部とを有する、
ことを特徴とするロータリーソレノイド(1)。
【請求項2】
前記電機子(13)が、細長い中央部分(13a)と、互いに実質的に平行で前記中央部分(13a)に対して実質的に垂直な2つの細長い端部分(13b)とを含み、
前記第1固定子極(14)が、前記電機子(13)の細長い前記中央部分(13a)から垂直に延び、
前記第2、第3固定子極(15)が、互いに向かって2つの細長い端部分(13b)の遠位端から延びる、
ことを特徴とする、請求項1に記載のロータリーソレノイド。
【請求項3】
前記第1、第2、及び第3固定子極(14,15)の各々が、端部表面(16)を構成し、
前記第1、第2、及び第3固定子極の端部表面(16)が湾曲しており、互いに間隔をもって位置し、協働して実質的に円筒形の空間(18)を定め、
前記回転子極(44)が、前記第1、第2、及び第3固定子極(14,15)の端部表面(16)によって定められる実質的に円筒形の空間(18)内に配置される、
ことを特徴とする、請求項2に記載のロータリーソレノイド。
【請求項4】
前記3つの回転子極(43)が、前記軸(42)の周方向に沿って均等に配置されており、
前記第1、第2、及び第3固定子極(14,15)が、前記軸(42)の周方向に沿って均等に配置されている、
ことを特徴とする、請求項1に記載のロータリーソレノイド。
【請求項5】
隣接する前記固定子極(14,15)の間の角度方向距離が、前記3つの回転子極(43)の各々の角度方向幅よりも大きい、
ことを特徴とする、請求項4に記載のロータリーソレノイド。
【請求項6】
前記第1の位置において、前記回転子極(43)の周方向端部が、周方向に隣接する前記固定子極(14,15)と整列するか又は重なり合っており、
前記回転子極(43)の他方の周方向端部が、他方の隣接する固定子極(14,15)から間隔をもって位置する、
ことを特徴とする、請求項5に記載のロータリーソレノイド。
【請求項7】
前記3つの回転子極(43)の各々の角度方向距離が、50度から60の間であり、
前記第1、第2、及び第3固定子極(14,15)の各々の角度方向幅が、前記回転子極の各々の角度よりも1度から5度大きい、
ことを特徴とする、請求項5に記載のロータリーソレノイド。
【請求項8】
前記電機子(13)が、前記軸(42)に実質的に垂直な2つの対向する側面を含み、 前記固定子(10)がさらに、前記電機子(13)の2つの対向する側面に固定された2つのカバー(20,30)を含み、前記2つのカバー(20,30)の各々が、該カバーに形成された固定穴(22,32)を有し、
前記軸(42)が、前記2つのカバー(20,30)の2つの固定穴(22,32)に配置された2つのベアリング(41)によって前記2つのカバー(20,30)に回転可能に組み付けられている、
ことを特徴とする、請求項1に記載のロータリーソレノイド。
【請求項9】
前記捩りばね(60)が、ストリップ形状をしており、一方の端部が前記固定子(10)に固定的に連結され、他方の端部が前記軸(42)を半径方向に貫通している、
ことを特徴とする、請求項1に記載のロータリーソレノイド。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ロータリーソレノイド、特に大きなトルク出力を有するロータリーソレノイドに関する。
【背景技術】
【0002】
ロータリーソレノイドは、固定子と回転子とを含む。固定子は、対向する2つの内面から延びる2つの固定子極を有する長方形の鉄芯と、これら2つの固定子極に巻きつけられた2つのコイルとを含む。回転子は、2つの固定子極の間に位置し、相対する方向に延びる2つの回転子極を含む。作動に際しては、2つのコイルが起動された時、2つの固定子極が磁界を発生させ、この磁界が2つの回転子極と相互作用して該回転子極を引きつけることによって、回転子を回転駆動する。しかしながら、2つのコイルが2つの固定子極に巻きつけられているので、鉄芯と固定子極の飽和磁束密度が高くなる。このロータリーソレノイドの磁路は、長方形で比較的長い。さらに、2つの回転子極しか存在しないので、固定子極と回転子極との間の相互作用面積が小さくなる。これら全ての特徴が、ソレノイドの出力トルクを制限することになる。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本発明は、高い出力トルクを有する新規なソレノイドを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0004】
したがって、本発明の実施形態は、固定子と、回転子と、該固定子と回転子との間に連結された捩りばねとを含む、ロータリーソレノイドを提供する。固定子は、2つの端部とこれらの間の中央部とを有する電機子と、中央部から延びる第1固定子極と、電機子の2つの端部の対応する端部から各々が延びる第2固定子極と第3固定子極と、第1固定子極に巻きつけられたコイルと、を含む。回転子は、回転子に回転可能に組み付けられた軸と、該軸に固定され且つ円筒形空間内に配置されている回転子コアと、を含む。回転子コアは、固定子極に対応する3つの回転子極を有する。回転子は、捩りばねの力を受けて第1の位置にとどまり、コイルを流れる電流に応答して第2の位置まで回転する。
【0005】
本発明の別の実施形態は、固定子と、回転子と、該固定子と回転子との間に連結された捩りばねとを含むロータリーソレノイドを提供する。固定子は、協働して実質的に円筒形の空間を定める3つの固定子極を有する電機子と、固定子のうちの1つに巻きつけられたコイルとを含む。回転子は、固定子に回転可能に組み付けられた軸と、該軸に固定され且つ円筒形空間内に配置された回転子コアと、を含む。回転子コアは、固定子極に対応する3つの回転子極を有する。回転子は、捩りばねの力を受けて第1の位置にとどまり、コイルを流れる電流に応答して第2の位置まで回転する。
【0006】
本発明のさらなる実施形態では、固定子と、回転子と、捩りばねとを含むロータリーソレノイドを提供する。固定子は、3つの固定子極と、該固定子極の1つに巻きつけられたコイルとを有する電機子を含む。回転子は、固定子に回転可能に組み付けられた軸と、該軸に固定された回転子コアとを含み、該回転子コアは、前述の3つの固定子極のうちの2つのおおよそ中間に各々が位置する3つの回転子極を有する。第1の位置において、前述の3つの回転子極の各々の周方向端部が、隣接した固定子と重なり、前述の3つの回転子極の各々の反対側の周方向端部は、別の隣接する固定子極との間に周方向に間隔をもっている。捩りばねはストリップ形状であり、一方の端部が固定子に連結して固定され、反対側の端部が半径方向に軸を貫通して、前述の回転子を第1の位置に付勢するように構成されている。回転子は、前述したコイルを流れる電流に応答して、第2の位置まで回転する。
【0007】
本発明の実施形態において、ロータリーソレノイドが3つの固定子極と3つの回転子極とを有し、これら固定子と回転子との間の相互作用面積が比較的広くなっている。加えて、コイルが巻き付けられた固定子極の磁束が、他の2つの極において2つに分けられるため、飽和磁束密度が低くなる。これらの特徴が回転子の出力トルクに関し利点をもたらす。
【0008】
本発明の好ましい実施形態を、単に例証として添付図面を参照して以下に説明する。図面において、2つ以上の図面に現れる同一あるいは類似する構造、要素又は部品には、全ての図面において同一の参照数字が付されている。一般に、図面に示した構成部品及び特徴の寸法は、便宜上及び明確に示すために選ばれたものであって、必ずしも縮尺通りに示されているとは限らない。
【図面の簡単な説明】
【0009】
【
図1】本発明の実施形態によるロータリーソレノイドを示す。
【
図2】
図1のロータリーソレノイドを一部分解して示す図である。
【
図3】回転子が第1の位置にあるときの
図1のロータリーソレノイドにおける固定子コアと回転子を示す平面図である。
【
図4】回転子が第2の位置にあるときの
図1のロータリーソレノイドにおける固定子コアと回転子を示す平面図である。
【
図5】本発明の別の実施形態によるロータリーソレノイドを示す平面図である。
【
図6】本発明の更に別の実施形態によるロータリーソレノイドを示す平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
図1及び
図2を参照すると、本発明の実施形態によるロータリーソレノイド1は、異なる2つの状態の間で切り替える弁(図示されていない)のような装置を駆動するのに使用することができる。ロータリーソレノイド1は、固定子10と、該固定子10内に回転可能に収容された回転子40と、捩りばね50とを含む。
【0011】
固定子10は、ほぼE形の固定子コア12と、コイル19と、第1カバー20と、第2カバー30とを含む。固定子コア12は、電機子13と、第1固定子極14(
図4に示されている)と、2つの第2固定子極15とを含む。電機子13は、細長い中央部分13aと、互いに平行で該中央部分13aの対向する2つの端部から延びる2つの端部分13bとを含む。第1固定子極14は、中央部分13aの中央部から垂直に突出する。2つの第2固定子極15は、2つの端部分13bの遠位端から突出し、互いに向かって延びている。第1及び第2固定子極14、15の端部表面16は湾曲して互いに離間して配置され、協働してほぼ円筒形の空間18を定める。さらに、固定子コア12は、その角部に4つの第1貫通穴17を定める。好ましい実施形態によれば、第1、第2固定子極14、15は、電機子13と一体に形成されている。コイル19は、第1固定子極14に巻き付けられている。
【0012】
第1カバー20及び第2カバー30は、固定子コア12の対向する2つの側面に配置されている。第1及び第2カバー20、30は、それぞれ固定用孔22、32を含み、さらに、それぞれの角部に4つの第2貫通穴24、34を定める。第1カバー20は、さらに、固定用孔22に隣接する位置で第2カバー30とは反対側の第1カバー20の表面から突出する停止用柱状部26を含む。
【0013】
回転子40は軸42を含む。回転子コア44とばね組立体46とは、例えば締まり嵌めにより軸42に同軸状に固定されている。回転子コア44は、鋼又は鉄のような常磁性又は導磁性の物質で作られている。回転子コア44は、軸42の周方向に沿って均等に配置された3つの回転子極43を含む。回転子コア44は、固定子10の第1及び第2固定子極14、15によって定められる円筒形空間18内に受けられ、回転子コア44の両側にある軸42の2つの端部分は、2つのベアリング41を介して、固定用孔22、32に組み付けられている。この構成により、回転子40は、固定子10に対して回転することができる。4つのボルト23が、第1カバー20と、固定子コア12と、第2カバー30とを、対応する第1カバー20の第2貫通穴24と、固定子コア12の第1貫通穴17と、第2カバー30の第2貫通穴34とを介して組み立てる。ばね組立体46は、第1カバー20から外方に延びる軸42の一部に固定された筒47と、該筒47から延びるフランジ48と、軸42のほぼ軸方向に沿ってフランジ48から延びる当接要素49とを含む。捩りばね50は、筒47に緩くスリーブ接続されており、その2つの端部が当接要素49と、第1カバー20上の動作停止用柱状部26とに組み付けられている。
【0014】
コイル19に電流が流れていない時には、捩りばね50により、当接要素49が第1カバー20の動作停止用柱状部26と接触した状態で回転子40を
図3に示された第1の位置に置く。この第1の位置では、3つの回転子極43の各々が、2つの対応する固定子極14、15(又は2つの固定子極15、15)の間にほぼ配置される。回転子極43の周方向端部は、隣接する固定子極14又は15と周方向に整列し、回転子極43の他方の周方向端部は、他方の隣接する固定子極14又は15から離れて配置される。好ましい実施形態によれば、回転子極43の各々の2つの端部は、軸42の中央軸線に対して50度から60度の角度をなし、固定子極14,15の各々の2つの端部は、対応する回転子極43よりも約1度から5度大きな角度をなしている。
【0015】
ロータリーソレノイド1の電源が入り、コイル19に電流が流れると、固定子極14,15は、円筒形空間18内に磁界を形成する。円筒形空間18に形成された磁界の方向と強さは、コイル19を流れる電流の向きと大きさに依存する。例えば、第1固定子極14は磁界の北極として、2つの第2固定子極15は南極として作用することができる。回転子極43は常磁性物質で作られているので、円筒形空間18の磁界は、回転子極43を引きつける。磁界の力を受けて、回転子極43は、対応する固定子極14,15に向かって回転し、捩りばね50を捩る。磁力と捩りばね50の捩り力との間が均衡すると、回転子40は
図4に示された第2の位置に留まる。電源が切られると、回転子40は捩りばね50によって第1の位置に戻される。
【0016】
ロータリーソレノイド1は、3つの固定子極14,15と3つの回転子極43とを利用するので、固定子10と回転子40との間の相互作用面積は、従来のロータリーソレノイドにおける相互作用面積よりも大きく、したがって回転子40は、同じ巻き数のコイル及び同量の電流を有する従来のロータリーソレノイドよりも大きなトルクを発生させることになる。さらに、第1固定子極14の磁束が、第2固定子極15において2つの部分に分割されているので、第2固定子極15の飽和磁束密度が低くなる。これは又、回転子40のトルク出力にとって利点となる。さらに、第1固定子極14と、2つの回転子極43と、第2固定子極15との間の磁路は、背景技術において説明された同じ大きさのロータリーソレノイドと比べて、(
図4に破線61によって示すように)ほぼ直線状の経路となり、(
図4に破線62によって示す)従来のソレノイドの直角の磁路よりも短くなるため、固定子コア12及び回転子コア44における磁気抵抗が比較的小さくなる。この特徴はまた、回転子40のトルク出力にとって利点となる。さらに、上述した固定子極14,15と回転子極43との間の角度は、ロータリーソレノイド1の高い出力トルクと低コストの材料との間に良好な均衡をもたらすことが判明している。
【0017】
捩りばね50は、上記において説明されたものに限定されないことを理解すべきである。本発明によれば、コイル19に電流が流れていない時、捩りばね50は、回転子40を第2の位置から第1の位置に回転駆動することができる。
図5に示される他の実施形態によれば、捩りばねは、ストリップ形状の捩りばね60とすることができる。捩りばね60の端部は、動作停止用柱状部26に固定され、他方の端部は、軸42を半径方向に貫通する。この実施形態では、捩りばね60は第2の位置において捩られており、これは
図5に破線で示されている。
【0018】
図6を参照すると、回転子極43の周方向端部は、隣接する固定子極14,15と周方向に重なることができ、また、回転子極43の他方の周方向端部は、他方の隣接する固定子極14,15から離れて配置される点を理解されたい。
【0019】
本出願の説明及び請求の範囲において、動詞の「構成する」、「含む」、及び「有する」、並びにこれらの変形用語は、記載した項目の存在を具体的に記述するために包括的な意味で使用されており、追加項目の存在を排除するものではない。
【0020】
本発明は、1又はそれ以上の好ましい実施形態を参照して説明されているが、様々な修正が可能であることを当業者は認識すべきである。したがって、発明の範囲は、添付の特許請求の範囲を参照することによって決定されるべきである。
【符号の説明】
【0021】
1 ロータリーソレノイド
10 固定子
12 固定子コア
13 電機子
13a 中央部分
13b 端部分
14 第1固定子極
15 第2固定子極
17 第1貫通穴
19 コイル
20 第1カバー
24、34 第2貫通穴
30 第2カバー
40 回転子
41 ベアリング
42 軸
46 ばね組立体
47 筒
48 フランジ
49 当接要素
50 捩りばね