(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
前記第1の平面セットおよび少なくとも前記第2の平面セットのそれぞれ内の矩形導波路は、第2の横(Y)軸に沿って側面方に配列され、前記第2の横(Y)軸は、前記第1の横軸および前記縦軸に直交する、請求項1に記載の導波路リフレクタアレイプロジェクタ装置。
前記第2の平面セットの矩形導波路の第1の面は、前記第1の平面セットの矩形導波路の第1の面に平行である、請求項1に記載の導波路リフレクタアレイプロジェクタ装置。
複数の付加的平面セットの導波路をさらに備え、前記第1、第2、および複数の付加的セットの導波路は、前記第1の横(Z)軸に沿った積層内の個別の層として配列される、請求項1に記載の導波路リフレクタアレイプロジェクタ装置。
個別の前記第1、第2、および付加的平面セットを備える、前記第1、第2、および付加的平面セットの矩形導波路毎に、前記矩形導波路は、前記第2の横(Y)軸に沿って相互の連続する矩形導波路に直接隣接して積層される、請求項5に記載の導波路リフレクタアレイプロジェクタ装置。
前記第1、第2、および付加的平面セットの矩形導波路の各連続する平面セット内の矩形導波路は、前記第1の横(Z)軸に沿って相互の連続する矩形導波路に直接隣接して積層される、請求項6に記載の導波路リフレクタアレイプロジェクタ装置。
複数の第2の横(Y)軸分散光結合器のセットをさらに備え、前記セット内の前記第2の横(Y)軸分散光結合器のそれぞれは、個別の光学経路を前記第1、第2、および付加的平面セットの複数の矩形導波路の個別の矩形導波路に提供するように光学的に結合される、請求項5に記載の導波路リフレクタアレイプロジェクタ装置。
第1の横(Z)軸分散結合器をさらに備え、前記第1の横(Z)軸分散結合器は、第1の端部と、前記第1の横(Z)軸分散結合器の長さに沿って前記第1の端部から離間された第2の端部と、前記横軸分散結合器の第1の端部と前記複数の第2の横(Y)軸分散結合器のセットの前記第2の横(Y)軸分散結合器の個別の分散結合器との間に光学経路を提供する、複数の少なくとも部分的に反射する要素とを有する、請求項8に記載の導波路リフレクタアレイプロジェクタ装置。
複数の入力ファイバをさらに備え、前記複数の入力ファイバは、前記第2の横(Y)軸分散結合器の個別の分散結合器に光学的に結合され、前記導波路リフレクタアレイプロジェクタ装置を介して投影されることになる画像の少なくとも一部を表す光の入力円錐を提供する、請求項8に記載の光学装置。
前記湾曲マイクロリフレクタはそれぞれ、第2の横(Y)軸を中心とする個別の第1の角度および前記個別の第1の角度がある平面に垂直の軸を中心とする個別の第2の角度の両方に配向され、球面波面において前記個別の矩形導波路の面から光の一部を反射させ、前記第2の横(Y)軸は、前記第1の横(Z)軸および前記縦(X)軸に直交する、請求項1に記載の導波路リフレクタアレイプロジェクタ装置。
前記湾曲マイクロリフレクタはそれぞれ、少なくとも2つの異なる軸の両方を中心とする個別の角度に配向され、具体的半径方向距離において、無限遠集束光を再集束させる、請求項1に記載の導波路リフレクタアレイプロジェクタ装置。
前記湾曲マイクロリフレクタはそれぞれ、前記個別の矩形導波路の第1の面から前記個別の矩形導波路の端部を介して受光された光を反射するように配向され、前記光が前記個別の矩形導波路から外向きに反射される前記第1の面は、前記光が受光される端部に垂直である、請求項1に記載の導波路リフレクタアレイプロジェクタ装置。
前記第1の横(Z)軸に沿って相互に連続して側面方に配列される前記矩形導波路は、少なくとも1つの方向に、相互の前記湾曲マイクロリフレクタから反射される光を少なくとも部分的に透過させる、請求項21に記載の導波路リフレクタアレイプロジェクタ装置。
前記第1の横(Z)軸に沿って相互に連続して側面方に配列される前記矩形導波路は、1つのみの方向に、相互の前記湾曲マイクロリフレクタから反射される光を少なくとも部分的に透過させる、請求項22に記載の導波路リフレクタアレイプロジェクタ装置。
前記矩形導波路のそれぞれに対して、前記第1の側面、前記第2の側面、前記第1の面、または前記第2の面のうちの少なくとも1つは、実質的に、前記矩形導波路内に第1のセットの角度モードを留保し、実質的に、第2のセットの角度モードを前記矩形導波路から通過させ、前記矩形導波路の前記個別の湾曲マイクロリフレクタは、実質的に、前記第2のセットの角度モードを反射させ、実質的に、前記第1のセットの角度モードを通過させ、前記個別の矩形導波路の長さに沿って横断させる、請求項25に記載の導波路リフレクタアレイプロジェクタ装置。
【発明を実施するための形態】
【0007】
(詳細な説明)
ここで、本発明の種々の側面および実施例が、説明される。以下の説明は、完全理解のための具体的詳細を提供し、これらの実施例の説明をもたらす。しかしながら、当業者は、本発明が、これらの詳細の多くを伴わずに実践されてもよいことを理解するであろう。加えて、いくつかの周知の構造または機能は、関連説明を不必要に曖昧にしないように、詳細に図示または説明されない場合がある。
【0008】
以下に提示される説明で使用される専門用語は、本技術のある具体的実施例の詳細な説明と併用される場合でも、その最も広範な合理的様式において解釈されることが意図される。ある用語は、以下でさらに強調される場合がある。しかしながら、任意の制限された様式で解釈されることが意図される任意の専門用語は、本発明を実施するための形態の項等において明白に具体的に定義されるであろう。
【0009】
ヒトが景色中の被写界深度を知覚する能力は、制限される、すなわち、ヒトは、異なる半径方向距離において制限された視覚的分解能を有する。その結果、ユーザが完全3D効果を経験するように、物体または景色を再作成するために、3Dボリューム中の可能性として考えられる焦点面が全て再作成される必要があるわけではない。3Dボリュームは、特定の3Dボリュームの制限されたいくつかのスライスを単に再生成することによって、ヒト知覚のために再作成されることができる。再作成される必要があるスライスの数に関する理論は、16未満〜36以上に及び、スライスの幅は、距離が眼に近いほど最も薄く、距離に伴って増加する。ヒト視覚系(すなわち、眼、網膜神経、脳)は、提示される情報の付加的スライスが、ヒトが3Dボリュームを知覚するために必要ではないように、これらの平面のそれぞれを局所的に折り畳む。必要とされるスライスの実際の数から独立して、基本前提として、有限数の3Dボリュームのスライスのみ、ヒトが完全3D効果を知覚するために再生成される必要がある。
【0010】
図5Aに最も良く図示されるように、WRAP装置または複数の深度平面3Dディスプレイシステム500の形態の光学装置は、複数の導波路504a−504n(集合的に、504、図面を明確にするために、2つのみ図示される)の2Dアレイ502を含んでもよい。図示されるように、導波路504はそれぞれ、その長さまたは縦軸(本明細書では、x軸として示される縦軸)を横断する矩形断面を有してもよい。導波路504は、複数の列506(例えば、
図5Aの図では、垂直に延在するxy平面であって、図面を明確にするために、1つのみ図示される)および行508(例えば、
図5Aの図では、水平に延在するxz平面であって、図面を明確にするために、1つのみ図示される)に配列されてもよい。列506は、2次元(2D)導波路または導波路のセット(それぞれ、参照番号506で識別される)として特徴付けられてもよい。2D導波路506は、例えば、本明細書では、z軸として示される第1の横軸に沿って、層として積層されてもよい。本明細書に説明されるように、各2D平面導波路、導波路のセット、層、または列506は、個別の距離において個別の仮想深度平面を生成または発生させ、4D明視野を生成する。
【0011】
WRAP装置または複数の深度平面3Dディスプレイシステム500は、導波路504へまたはそこからの1つ以上の光学経路を提供するための1つ以上の構成要素を含んでもよい。例えば、分散導波路510a−510nのセット(集合的に、510、図面を明確にするために、2つのみ図示される)である。分散導波路は、個別の列または層506内に導波路504への光学経路を提供してもよい。また、例えば、非多重化実装では、WRAP装置または複数の深度平面3Dディスプレイシステム500は、矢印512(集合的に参照される)によって図示される、光学経路を分散導波路510の個別のもの(すなわち、各個別の列508)に提供する、複数の光結合器(例えば、光ファイバ)を含んでもよい。また、例えば、多重化実装では、WRAP装置または複数の深度平面3Dディスプレイシステム500は、矢印514によって図示される、光学経路を分散導波路510のうちの2つ以上または全部に提供する、単一光結合器(例えば、光ファイバ)を含んでもよい。分散導波路510および/または光結合器512、514は、例えば、赤色/緑色/青色(RGB)光源(
図5Aに図示せず)からの画素パターンとして、例えば、2Dアレイ502の導波路504への入力を提供してもよい。
【0012】
図5Bおよび5Cに最も良く図示されるように、各列または導波路層506a−506c(3つのみ示される、集合的に、506)は、球面波面524a−524c(3つのみ示される、集合的に、524)を有する個別のスライスまたは仮想深度平面522a−522c(3つのみ示される、集合的に、522)を生成し、4D明視野526を累積的にシミュレートする。仮想深度平面522a−522c毎の個別の仮想点光源528a−528c(3つのみ示される、集合的に、528)の位置もまた、図示される。
【0013】
図3Aは、一図示される実施形態による、導波路506の単一柱状2D平面導波路列、層、またはセットとともに、その個別の分散結合器510および光結合器512、514を示し、2D平面導波路または層506はそれぞれ、複数の線形導波路504e、504f(集合的に、504、図面を明確にするために、2つのみ図示される)から成る。2D平面導波路506はそれぞれ、例えば、時として、導波管と称される、一連または線形のアレイの矩形円筒形導波路504を含む。時として、「管」として示されるが、当業者は、そのような構造が中空である必要はなく、多くの実装では、中実であって、多くの観点において光ファイバに類似するが、少なくとも部分的に内部反射し、導波路504の長さ530に沿って電磁エネルギー(例えば、光)を伝搬させる、少なくとも1つの対の対向平面表面を有することを容易に理解するであろう。本明細書にさらに説明されるように、少なくとも1つの対の対向平面表面532a、532b(集合的に、532)は、実質的に光のある定義されたモードを内部反射させる一方、光のある他の定義されたモードが、実質的に、導波路504から通過することを可能にしてもよい。典型的には、導波路504は、部分的に、内部反射、例えば、実質的に、ある定義されたモードを内部反射する、2つの対の対向平面表面532a/532b、532c/532d(集合的に、532)を含むであろう。本明細書および請求項で使用されるように、用語「実質的に」は、50%超、典型的には、85%または95%超を意味する。2D平面導波路、層、列またはセット506の導波路504は、個々に形成され、ともに組み立てられる、または結合されてもよい。代替として、2D平面導波路、層、列、またはセット506の導波路504は、単一の一体型構造として形成されてもよい。平面表面は、所望の深度平面の生成を促進し、および/または3D構造への導波路504の充填密度を増加させてもよい。
【0014】
各線形導波路504内に埋め込まれる、位置する、または形成されるのは、具体的半径方向距離に無限遠集束光を再集束させるように設計される、一連の分解湾曲球状リフレクタまたはミラー540a−540n(図面を明確にするために湾曲マイクロリフレクタのうちの2つのみが示される)である。図面を明確にするために、線形導波路504のうちの1つのみの単一線形アレイの完全マイクロリフレクタが、破線で完全に図示され、他の線形導波路504の他の線形アレイのマイクロリフレクタは、単純凸面曲線によって図式的に表されることに留意されたい。単一線形または矩形導波路504nのためのいくつかのマイクロリフレクタ504A−504Dは、
図5Aに表される。
【0015】
図1Aは、無限遠に集束された入力平面波100が、どのように凸面球状ミラー102から反射され、出力球面波104を生成し、凸面球状ミラー102の背後の定義された距離に位置すると考えられる、仮想点光源106を表し得るかの実施例を示す。(線形または矩形)導波路内で一連のマイクロリフレクタ540を連結することによって、その形状(例えば、2つの軸を中心とする曲率半径)および配向がともに、特定のx、y、z、座標における仮想点光源によって生成される球面波面に対応する3D画像を投影する。2D導波路または層506はそれぞれ、他の導波路に対して、独立光学経路を提供し、波面を成形し、入射光を集束させ、個別の半径方向距離に対応する、仮想深度平面522(
図5C)を投影させる。2D導波路の十分な数によって、投影された仮想深度平面を視認するユーザは、3D効果を経験する。
【0016】
平面導波路506の複数の層の2Dアレイ502が、本明細書に説明され、各層は、3Dボリューム内の異なる仮想深度平面に対応する光を投影する。前述のように、
図5A−5Cは、層として積層された導波路506の2D平面導波路、列、またはセットを伴う、例示的複数の層WRAPディスプレイ装置またはシステム500の一部を示す。各層506は、
図3Aの実施例に示されるように、複数の導波路、例えば、線形または矩形導波路504を含む。光学分散結合器510および/または他の光結合器512、514のセットが、2Dアレイ502の線形または矩形導波路504を他の構成要素に光学的に結合する。例えば、光学分散結合器510および/または他の光結合器512、514は、2Dアレイ502の線形または矩形導波路504を画素パターン(例えば、RGB強度変調された画素パターン)を提供するサブシステムに光学的に結合してもよい。いくつかの事例では、光結合器510のセットは、本明細書および/または請求項では、列分散結合器の線形アレイあるいは第2の横(Y)軸分散光結合器または結合管と称される。前述のように、当業者は、そのような構造が、中空である必要はなく、多くの実装では、中実であって、多くの観点において、光ファイバに類似するであろうことを容易に理解するであろう。
【0017】
WRAP装置500内の各個々の導波路504は、具体的半径方向距離に無限遠集束光を再集束させるように設計される、一連の分解湾曲球状リフレクタまたはミラー540を含む。Fresnelレンズは、一連の光学マイクロ構成要素から構築される巨視的光学要素の実施例である。WRAP装置500は、事実上、側面射出(例えば、第1の端部として示される側面から射出される)Fresnelミラーとして動作する、マイクロリフレクタ540のアレイを含む。
図18は、球体構成1804におけるマイクロリフレクタ1802の配向が線形Fresnelミラー構成1808のマイクロ構成要素またはマイクロリフレクタ1806の配向に一致する、均等物Fresnelミラーにおいて見出されるであろうような線形構成1808におけるマイクロリフレクタ1806a−1806n(集合的に、1806、図面を明確にするために、2つのみ図示される)のアレイではなく、球体1804の一部の構成におけるマイクロリフレクタ1802a−1802n(集合的に、1802、図面を明確にするために、2つのみ図示される)のアレイの実施例を図示する。
WRAPの動作
【0018】
WRAP装置500は、2D導波路506のそれぞれを備える、線形または矩形導波路504内の湾曲マイクロリフレクタのアレイを含む。湾曲マイクロリフレクタのアレイは、レンズまたは湾曲ミラーと同様に作用するように位置付けられ、配向され、規定された半径方向距離に仮想画像を投影する。本明細書および/または請求項では、「リフレクタ」として示されるが、本明細書に説明されるように、湾曲マイクロリフレクタは、典型的には、電磁エネルギー、例えば、光の光学波長(すなわち、近赤外線またはN−IR、可視、近紫外線またはN−UV)を部分的に反射させ、部分的に通過させる。本明細書に説明されるように、反射率は、電磁エネルギーまたは光の角度モードの関数であってもよい。
【0019】
従来のレンズベースの撮像システムまたは湾曲ミラーベースの撮像システムは、大きい表面曲率を伴う光学要素を使用する。従来のレンズベースの撮像システムまたは湾曲ミラーベースの撮像システムは、プロジェクタ要素から、典型的には、広明視野によって正面または背面射出される。そのような従来のシステムは、比較的に厚くかつ重い傾向にあり、多くの場合、複数の光学要素および可動部品を使用し、その焦点距離を変動させる。対照的に、WRAP装置500の線形導波路504の図示される2Dアレイ502(
図5A)は、平面表面を有する。WRAP装置500の線形導波路504の図示される2Dアレイ502は、光ファイバからの狭角ビームの円錐542(
図3A)によって側面射出され(すなわち、本明細書および請求項では、第1の端部として示される側面中に射出される)、次いで、広明視野中に内部倍増されてもよい。WRAP装置500の線形導波路504の図示される2Dアレイ502は、非常に薄くかつ軽く作製されることができる。図示される2D平面導波路または層506は、多焦点ディスプレイを作成するために、容易に積層され得、各2D平面導波路、層、列、またはセット506は、他の2D平面導波路、層、列、またはセットから独立して、光学経路を提供し、例えば、それぞれ、3D画像内に個別の焦点または深度平面を提供することを可能にする。
【0020】
前述のLOEシステム10(
図1B−1、1B−2、1B−3)とは対照的に、一実施形態では、WRAP装置500は、複数の深度平面522(
図5C)を投影し、それぞれ、対応する球面波面曲率524(
図5C)を伴う異なる半径方向距離に集束される。WRAP装置500は、垂直(xy)列内に配列される一連の線形または矩形円筒形導波路を含み、いくつかの事例では、線形または矩形導波路503の2Dアセンブリと称され得る、平面2D導波路506を作成してもよい。WRAP装置500は、複数の2D平面導波路、列、層、またはセット506を含んでもよく、それぞれ、異なる仮想深度平面522(
図5C)に対応する。WRAP装置500は、凸面球状湾曲マイクロリフレクタ540(
図3Aおよび5A)を使用してもよい。マイクロリフレクタ540は、1つ以上の表面曲率を有してもよく、表面曲率は、各導波路層506において変動してもよい。
図3Bおよび3Cに最も良く図示されるように、マイクロリフレクタ540はそれぞれ、2つの角度方向φ、Θに沿って配向されてもよい。角度方向φ、Θは、任意の所与の線形導波路504内で変動してもよく、あるいは単一層506内の線形導波路504間または異なる層506間で変動してもよい。
【0021】
図8に最も良く図示されるように、光(例えば、画素パターン)は、1つ以上のRGB(赤色、緑色、青色)光源544から、例えば、光強度変調器546、光ファイバケーブル548、角度モード変調器またはビーム偏向器550、例えば、光学ゲート552を介して実装される、随意の光学逆多重化スイッチ、随意のz軸結合アレイ554、および前述かつ図示された別個のセットのy軸光結合器または光学結合アレイ510のうちの1つ以上を介して、WRAP装置500の2Dアレイ503に結合されてもよい。
WRAPの特徴
【0022】
WRAP装置500は、それ自体が線形または矩形円筒形導波路504の水平行から作製される、薄型の平面2D導波路506の積層を含んでもよい。2Dとして示されるが、2D導波路506は、それぞれ、2Dアレイ502の2Dスライスまたは一部(すなわち、列)を表すため、物理的深度を有するが、そのように示される。2Dとして示されるが、導波路の2Dアレイは、長さが、2Dアレイ502を構成し得る個々の線形または矩形導波路504の固有の特性であるため、物理的長さを有するが、そのように示される。同様に、時として、線形導波路504と称されるが、これらの導波路は、それぞれ、線形光学経路を提供するため、物理的高さおよび幅を有するが、そのように示される。
【0023】
図3Aは、WRAP装置500の2Dアレイ503の例示的単一層を示す。光の入力円錐542は、光ファイバ512、514、548を介して、時として、本明細書では、結合管(
図3Aでは垂直に配向される)と称される、分散光結合器またはy軸光結合器510中に指向される。光結合器510内の行内に搭載されるのは、いくつかの複数のビームスプリッタ556a−556n(集合的に、556、図面を明確にするために、2つのみ示される)である。各ビームスプリッタ556は、そこに入射する光の第1の部分を複数の積層された線形または矩形導波路504(
図3Aでは水平に配向される)のうちの1つに反射させ、光の第2の部分を次のビームスプリッタ556に透過させる。したがって、分散光結合器またはy軸光結合器510中に入射する光は、分散光結合器またはy軸光結合器510の長さの少なくとも一部に沿って位置付けられる複数の線形または矩形導波路504中に放出される。
【0024】
前述のように、各線形または矩形導波路504内に埋め込まれる、位置付けられる、または形成されるのは、線形または矩形導波路504を通して誘導される各角度付けられた光ビームが、線形または矩形導波路504から、マイクロリフレクタ540によって、3次元湾曲パターンに投影されるように、成形および角度配向される、湾曲マイクロリフレクタ540の線形アレイである。
図3Bは、導波路内のマイクロリフレクタ540の例示的配向角度φ、Θを示し、マイクロリフレクタは、例証を容易にするために、平面に表される。
図3Cは、湾曲マイクロリフレクタ540のための配向角度φ、Θの実施例を示す。投影されたパターンは、所与のx、y、z座標に置かれた仮想点光源によって生成される球面波面に対応し、xおよびy座標は、光ビームの2D角度配向によって判定され、z座標は、所与の2D平面導波路、列、層、またはセット506内のマイクロリフレクタ形状および2D配向勾配の特定の構成によって判定される。各2D平面導波路、列、層、またはセット506は、各層が、異なるz座標または半径方向座標(r座標)に対応する仮想深度平面を投影するように、異なる波面成形および集束特性を有するように構成される。
【0025】
所与のx、y、z座標に置かれる光の点源が、3次元空間全体を通して、非常に具体的方法において変動する、光の放射3次元パターンを生成する。具体的には、点源は、その表面曲率が放射球体の半径に反比例して変動する、球面波面を発生させる。WRAP装置500は、所与のx、y座標に対応する入力光線の受光に応じて、特定のz座標に対して適切な波面曲率および2次元回転を伴う、本球体のある区画を発生させるように設計される。
【0027】
図3Aの実施例に示されるように、各WRAP2D平面導波路、列、層、またはセット506に入力される光は、その中に光の小円錐542が射出された別個のマルチモード光ファイバ512を介して、提供されてもよい。代替として、各2D平面導波路、列、層、またはセット506に入力される光は、分波スイッチ552(
図8)の個別の出力チャネル514を介した光円錐542の形態である。光円錐542は、再作成されることになる3Dボリュームの単一深度平面内に存在する2次元x、y光強度パターンに対応する、光ビームの2次元角度分散を含有する。MEMSスキャナ、切替可能液晶、またはMEMS回折格子等を使用して、光円錐の角度分散を入力ファイバ中に結合するためのいくつかの方法がある。
【0028】
伝搬する光円錐542は、例えば、
図6の実施例に示されるように、所定または既知の角度パターンを有するはずである。いくつかの実施形態では、線形または矩形導波路504の内側を伝搬する光円錐542は、両角度方向に、約−22.5度〜−67.5度の角度範囲内にあるはずであって、導波路から投影される光円錐560は、両角度方向に、約−22.5度〜+22.5度の角度範囲内にあるはずである。留意すべきこととして、比較的に狭範囲の光線角度が、導波路内を伝搬し、したがって、入力画像の角度範囲は、故に、制限されるべきである。これらの角度範囲外で伝搬される光は、エイリアシングおよび二重画像を生成するであろう。
【0029】
2Dアレイ502の2D平面導波路、列、セット、または複数の層506を並列または直列に駆動させるために、2つの方法がある。並列方法(
図5Aの実施例に示される)では、各導波路層506は、特定の深度層ボリューム内に含有される視野の部分に対応する角度パターンを伝搬する、異なるマルチモードファイバ512によって駆動される。これらの角度パターンは、ベースユニット内に位置する、駆動電子機器(例えば、RGB光源、強度変調器)によって発生され、次いで、複数のマルチモードファイバ512を経由して並列に2Dアレイ502に送信される。例えば、2D画像は、走査プロジェクタシステム(走査ファイバプロジェクタ等)を使用して、または2Dマイクロプロジェクタをピンホール開口に結合することによって、角度エンコードされることができる。
【0030】
直列方法(
図8の実施例に示される)では、視野全体に対する角度パターンは、パターンを作成する2Dビーム偏向器550と同期される光学ゲート552を使用して、1度に1つの角度ビームとして、異なる導波路層506間で同時に作成および記憶される。本プロセスは、2Dアレイ502、分散またはy軸光結合器510および/またはz軸光結合器562(
図9)で生じ、ベースユニットでは生じないため、単一の単一モードファイバ514によって駆動されることができる。本システムでは、入力画像は、ファイバまたは他の導波路514を通して伝搬する各分解可能角度が、単一物体点の強度に対応するように、角度エンコードされる。画像をこのようにエンコードするために、ディスプレイの線形分解能に匹敵する角度密度を伴って、多数の角度モードを伝搬可能である、マルチモードファイバ514および光結合器514、562が使用される。光円錐の角度範囲は、光学装置500の最大視野、例えば、45度に対応する。
【0031】
図9は、z軸光結合器562を含む、WRAP装置の一部を通る光伝搬の例示的例証を示す。
図9は、z軸光結合器562、分散またはy軸光結合器510、および線形または矩形導波路(x軸導波路とも称される)504の相対的配向を表す。
図9の実施形態では、光は、最初に、z軸光結合器562を介して入射する。z軸光結合器は、多くの観点において、例えば、少なくとも部分的内部反射を提供し、z軸光結合器562の長さに沿って、光を伝搬または誘導する、少なくとも1つの対の対向平面側面を有する、線形または矩形導波路に類似し得る。z軸光結合器562は、種々の列、セット、または層506の分散またはy軸光結合器510のそれぞれの中に光の入射角度分散のコピーを多重化および射出する、角度付けられた平面マイクロリフレクタ564a−564n(集合的に、564)の線形アレイを含有する。分散またはy軸光結合器510は、角度付けられた平面マイクロリフレクタ566a−566n(集合的に、566)の線形アレイを有するz軸光結合器562の構造に類似し得る。分散またはy軸光結合器510は、個別の列、セット、または層506内のx軸導波路504のそれぞれの中に光の入射角度分散のコピーを倍増および射出する。
【0032】
図2Aに示されるように、狭角平面波光ビーム566が、線形または矩形導波路504に入射し、平面リフレクタ568から対向反射表面532のうちの少なくとも1つに向かって反射する。各狭角平面波光ビームが、導波路を通して伝搬し、湾曲マイクロリフレクタ540に衝突すると、平面波光ビームは、2つのビームに分割される。また、
図2Aに示されるように、第1のビームは、次のマイクロリフレクタ540に持続し、第2のビームは、そこから第2のビームが反射されるマイクロリフレクタ540の表面の2倍の大きさの曲率を伴う発散パターンで反射される。言い換えると、狭入射平面波は、入射平面波のものに対応する2D配向を有する、球面波面の小楔状断面に変換される。2D導波路、列、セット、または層506内の湾曲マイクロリフレクタ540の全ての2D配向が、非常に精密な方法で変動される場合、各マイクロリフレクタ540から投影される球面波面楔は全て、
図2Bに示されるように、平面波566の2D配向に対応するxおよびy座標と、マイクロリフレクタ540の曲率および2D導波路、列、セット、または層506の2D配向勾配に対応するz座標とに位置する、仮想点570から放射されると考えられる、単一球面波面569中に整合されることができる。参照として、
図13−15は、それぞれ、仮想物体点、ディスプレイ表面上の4D明視野、および2Dマイクロリフレクタ配向に対する座標系を示す。
【0033】
入力円錐内の角度付けられた平面波光ビームが全て、2D導波路、平面、セット、または層506全体を通して伝搬するにつれて、ビームは、単一深度平面によって生成される、重畳された明視野を再作成する。2D導波路、平面、セット、または層506毎の入力信号が全て、2Dアレイ502全体を通して伝搬すると、それらは、複数の深度平面ボリュームによって生成される、重畳された明視野を再生成する。これらの深度平面が、十分に多数あって、その半径方向距離(被写界深度式によって判定されるように)の関数として、適切な厚さを有する場合、深度平面が、ヒトz座標分解能(ならびにx、y座標分解能)の限界に達する、またはそれを超えても、仮想3Dボリュームから生成される明視野が、ヒトと実際の物理的3次元空間のものを区別できない。
【0034】
光学システム500(本明細書に説明されるような)において使用される材料の独特の光学特性のため、各2D導波路、平面、セット、または層506は、他の2D導波路、平面、セット、または層506によって相互に影響されない。本特徴は、相互の上に積層されることになる2D導波路、平面、セット、または層506が、多焦点光学システムを作成することを可能にし、その特徴は、従来のレンズでは不可能であると考えられる。
【0035】
加えて、直交偏光が使用され、実際の外界からの光を仮想ディスプレイのものから分離し、拡張現実複数深度平面3Dディスプレイを作成することができる。偏光リフレクタ540は、リフレクタの偏光軸と平行に整合された光の部分のみ反射させる。交差偏光は、リフレクタ540によって反射されず、半透過性リフレクタ540の場合、反射されずに、リフレクタを通して単に通過するであろう。このように、2D導波路、平面、セット、または層506は、2D導波路、平面、セット、または層506の光を単に交差偏光することによって、外界または他の2D導波路、平面、セット、または層506からの光に透過性であるように作製されることができる。
【0036】
例えば、
図16に示されるように、時系列様式において仮想3Dボリューム1604全体の半径方向ピンホール投影に対応し、2D野内の点のそれぞれが、深度インデックス化される、2D光パターン1602が発生される場合、
図8に示されるように、z軸光結合器562(
図9)は、ビーム偏向器550と同期され、多重化入力円錐542から、仮想3Dボリューム1604内の深度平面のそれぞれに対応する、複数の出力チャネル円錐572(図面を明確にするために、
図8では、1つのみ示される)に光ビームを分類する、光学ゲート522を具備することができる。
【0037】
前述の2Dアレイ502の異なる2D導波路、平面、セット、または層506を駆動させるための直列方法では、2Dアレイ502は、単一の単一モードファイバ514、548によって駆動され、異なる2D導波路、平面、セット、または層506に対応する光円錐572は、デバイス自体の中で発生される。光角度は、1度に1つの角度として、同時に、作成および分類されるべきである。光角度が、時系列様式で作成されない場合、光角度は、2D導波路、平面、セット、または層506のそれぞれに容易に分類されることができない。
数学的観察
【0038】
光学装置500は、2D明視野を4D明視野に変形させる、数学演算子と見なされ得る。
図4は、変形の例示的詳細を示す。光学装置500は、正曲率を入力円錐402内の光ビームのそれぞれに適用し、修正された光円錐の異なる回転コピーの2Dアレイをディスプレイの表面上にマッピング406することによって、変形を行う。これらの演算は、マイクロリフレクタ540のアレイによって物理的に生成され、狭平面波光ビームを広球面波面404に変形させ、光円錐を仮想深度平面に変換し、
図12の実施例に示されるように、2次元投影の積層から3Dボリュームを生成する効果を有する。(比較のために、
図4および12はまた、平坦波面410中に発生された入力円錐408を示す。)
図13は、仮想物体点に対する座標系1300を示す。
図14は、ディスプレイ表面上の4D明視野に対する座標系1400を示す。
図15は、2次元マイクロリフレクタ配向に対する座標系1500を示す。
【0039】
光学装置500の文脈では、線形または矩形導波路504は、単一狭光ビームの入力に基づいて、数学的かつ物理的に光ビームの広2Dアレイを生成する、ビーム倍増管および広角器として機能する。
図19は、光円錐1902a1902d(集合的に、1902)が、どのように入射光の一部を透過させ、入射光の一部を反射させる、複数のビームスプリッタの使用を通して倍増されるかを図示する。
例示的システム仕様
【0040】
マイクロリフレクタ(例えば、湾曲マイクロリフレクタ504)は、部分的に、透過性であって、ビームスプリッタならびにリフレクタの機能を果たすはずである。このように、狭範囲の角度を有する光の単一ビームは、繰り返し倍増され、アレイを通して再分散され、広4D明視野を作成することができる。
【0041】
さらに、導波路(例えば、線形または矩形導波路504)およびマイクロリフレクタ(例えば、湾曲マイクロリフレクタ504)の反射表面(例えば、532)の反射率は、角度特有であるはずである。具体的には、マイクロリフレクタ(例えば、湾曲マイクロリフレクタ504)は、導波路(例えば、線形または矩形導波路504)の表面(例えば、532)から内部反射される入力円錐の角度モードのみを反射させるはずであって、全ての他の角度モードには透過性であるはずである。各導波路(例えば、線形または矩形導波路504)は、マイクロリフレクタ(例えば、湾曲マイクロリフレクタ504)から反射される角度モードに対してのみ透過性であるはずであって、全ての他の角度モードを導波路(例えば、線形または矩形導波路504)の内部に閉じ込めるはずである。これは、入力円錐からの光が、導波路の全長(例えば、線形または矩形導波路504)全体を通して分散され、2Dアレイ502から投影される前に、マイクロリフレクタ(例えば、湾曲マイクロリフレクタ504)のそれぞれに結合されることを可能にする。これはまた、光が、導波路(例えば、線形または矩形導波路504)内の2つの対向表面(例えば、532)からマイクロリフレクタ(例えば、湾曲マイクロリフレクタ504)に衝突(これは、単一セットの画像の代わりに、二重セットの画像の作成をもたらすであろう)しないように防止する。
【0042】
これは、視野を制限し得る。例えば、これは、視野を45度の最大視野(FOV)700(
図7)に制限し得る。導波路内を伝搬し得る、合計可能360度の角度のうち、それらの角度の半分(180度)は、誤った方向に(導波路中の代わりに、そこから)伝搬し、別の45度は、マイクロリフレクタによって外方に投影される視野に対応し、さらに45度は、光円錐がマイクロリフレクタに衝突する前に、導波路によって伝搬される角度がシフトされた光円錐に対応する。残りの90度は、これらの角度が、
図6に示されるように、外側導波路表面からの二次反射からエイリアシング効果をもたらし得るため、使用不可能であると考えられる。実際は、光学装置500の視野700は、
図7に示されるように、マイクロリフレクタ540によって生成されるビーム曲率に対応するように、45度未満となるであろう。
【0043】
線形または矩形導波路504中に結合される光ビームは、マイクロリフレクタ540が光ビームによって均等に被覆され、出力における間隙および不規則性が最小限にされるように十分に広くあるべきである。
図20は、光ビーム2002の幅が、光ビームアレイ内の間隙を防止するために十分に広くない、実施例を示す。
【0044】
ディスプレイが拡張現実デバイスとして機能するために、入力円錐からの光は、単一軸に沿って偏光されるべきであって、マイクロリフレクタ540および導波路504の反射性対向表面532は、同一の軸に沿って偏光される光のみを反射すべきである。さらに、ディスプレイの外側は、ユーザが、実−仮想コントラスト、すなわち、実および仮想視野の相対的光強度を調節することを可能にする、液晶ディスプレイ等の直交偏光画面(図示せず)を有するべきである。直交偏光画面はまた、実世界殻の光を仮想ディスプレイの偏光軸に対して直交偏光し、したがって、光が、マイクロリフレクタ540あるいは線形または矩形導波路504の反射対向表面532によって影響されずに、ディスプレイを通して通過することを可能にすることができる。
【0045】
さらに、経路長の変動、通過時間、および波長によって生じる、いかなる位相差および非干渉性も、ヒト視覚系によって検出不可能であるべきである。
【0046】
装着式デバイスであるために十分に薄くあるために、2Dアレイ502の各2D平面導波路、列、セット、または層506は、可能な限り薄くあるべきである。例えば、10層を伴う一実施形態では、層あたり約1mmの厚さが、装着式デバイスに有効となるであろう。例えば、25〜35のより多数の層では、近および遠明視野が、完全に再作成されることができる。しかしながら、10未満または35超の層も、使用されることができる。
【0047】
いくつかの実装では、各2D平面導波路、列、セット、または層506は、リアルタイムで再構成されることができる、すなわち、マイクロリフレクタ504の曲率および/または2D配向勾配は、高速様式において動的に変動されることができる。そのような実装を使用して、各仮想深度層の投影は、同時に提示される代わりに、時間多重化されることができる。これを行うために、単一層N−平面ディスプレイシステムは、N−層システムにおいて単一層のリフレッシュレートのN倍のレートで再構成されるべきである。動的に構成可能な湾曲マイクロリフレクタ504a(
図10)が、採用されてもよい。例えば、2次元液晶表面が、使用されることができ、表面の形状および配向は、
図10の実施例に示されるように、電場および/または磁場で制御されることができる。代替として、電気的および/または磁気的に変形可能なマイクロ流体が、マイクロリフレクタ504bとして使用されることができ、形状および配向は、
図17の実施例に示されるように、動的に変化されることができる。
【0048】
いくつかの実施形態では、その画素540bが規定された方向に光を投影可能な透過性ディスプレイ画面は、例えば、
図10の下および
図11の実施例に示されるように、投影される光の方向を変化させるために使用されることができる。
WRAPの操作
【0049】
図21は、複数の層導波路を並行して駆動することによって、ディスプレイ上に3次元ボリュームを再作成する例示的プロセス2100を図示する、流れ図である。ブロック2105では、光学装置502は、複数の入力光ビームを受光する。複数の光ビームはそれぞれ、マルチモード光ファイバによって送達されることができる。複数の入力光ビームはそれぞれ、再作成されることになる3次元ボリュームの異なる層内の視野の一部の強度パターンに対応する。
【0050】
次いで、ブロック2110では、システムは、複数の入力光ビームのそれぞれから中間光ビームのセットを作成する。
【0051】
次に、ブロック2115では、システムは、独立して、複数の中間光ビームのセットのコピーを回転させ、ブロック2120では、仮想点から放射すると考えられる波面を投影させる。投影された波面は全て、ともにユーザによって視認されるための3Dボリュームを再作成する。
結論
【0052】
本明細書の説明および請求項全体を通して別途文脈により明確に指定されない限り、「備える(comprise)」、「備えている(comprising)」、および同等物の単語は、排他的または網羅的な意味ではなく、包含的な意味(すなわち、例えば、「含むがこれに限定されない(including, but not limited to)」)の意味に解釈するものとする。本明細書で使用されるように、「接続された(connected)」、「結合された(coupled)」という用語またはその任意の変形は、2つ以上の要素間の直接的または間接的のいずれかの任意の接続または結合を意味する。そのような要素間の接続または結合は、物理的、論理的、またはその組み合わせであることができる。加えて、本願で使用されるとき、「本明細書における(herein)」、「上記(above)」、「下記(below)」という用語および同様の趣旨の用語は、本願全体を指すものであって、本願の任意の特定の部分を指すものではない。文脈が許す場合、単数形または複数形を使用した上の前述の発明を実施するための形態における用語はまた、それぞれ、複数または単数を含んでいてもよい。2つ以上の項目のリストを指す「または(or)」という用語は、当該用語の以下の解釈の全てを網羅する。すなわち、当該リストの項目の任意のもの、当該リストの項目の全て、および当該リストの項目の任意の組み合せである。
【0053】
本開示の実施例の前述の発明を実施するための形態は、包括的なものではなく、かつ本発明の教示を上で開示した精密な形態に限定することを意図していない。本発明の具体的実施例は、例証目的で前述されており、当業者が認識するであろうように、本発明の範囲内で種々の均等物修正が可能である。プロセスまたはブロックは、本願に所与の順序で提示されるが、代替実装は、異なる順序で行われるステップを有するルーチンを行う、または異なる順序でブロックを有するシステムを採用してもよい。いくつかのプロセスまたはブロックは、削除、移動、追加、再分割、組み合わせ、および/または修正され、代替または部分的組み合わせを提供してもよい。また、プロセスまたはブロックは、随時、直列に行われるものとして示されるが、これらのプロセスまたはブロックは、代わりに、並列に行われる、または実装されてもよく、あるいは異なる時点で行われてもよい。さらに、本明細書に示す任意の具体的数は実施例にすぎない。代替実装は、異なる値または範囲を採用してもよいことを理解されたい。
【0054】
本明細書に提供される種々の例証および教示はまた、前述のシステム以外のシステムにも適用されることができる。前述の種々の実施例の要素および作用は、本発明のさらなる実装を提供するように組み合わせられることができる。
【0055】
任意の特許および出願ならびに付随の出願書類に列挙され得る任意のものを含む前述の他の参考文献は、参照することによって本明細書に組み込まれる。本発明の側面は、必要に応じて、そのような参考文献に含まれるシステム、機能、および概念を採用し、本発明のさらなる実装を提供するように修正されることができる。
【0056】
本発明に対するこれらのおよび他の変更は、前述の発明を実施するための形態に照らして行われることができる。前述の説明が本発明のある実施例を説明し、想定される最良の形態を説明しているが、前述がいかに詳細に文書化されていようとも、本発明は、多くの方法で実践されることができる。本システムの詳細は、その具体的実装においてかなり異なり得るが、依然として、本明細書に開示される本発明によって包含されている。前述のように、本発明のある特徴または側面を説明する際に使用される特定の専門用語は、当該用語が関連付けられている本発明の任意の具体的特性、特徴、または側面に制限されるように本明細書において再定義されていることを含意すると見なされるべきではない。一般に、以下の請求項で使用する用語は、前述の発明を実施するための形態の項が明示的に当該用語を定義しない限り、本発明を本明細書に開示する具体的実施例を限定するものと解釈すべきではない。故に、本発明の実際の範囲は、開示された実施例だけでなく、請求項の下で本発明を実践または実装する全ての均等物方法を包含する。
【0057】
本発明のある側面が、ある請求項の形式で以下に提示されているが、本出願人は任意の数の請求項の形式で本発明の種々の側面を想定している。例えば、本発明の一側面だけが、米国特許法第112条第6項(35U.S.C.§112(6))に基づく手段および機能(means−plus−function)請求項として列挙されるが、他の側面も同様に、手段および機能請求項として、またはコンピュータ可読媒体内に具現化されるように等、他の形式でも同様に具現化されることができる。(米国特許法第112条第6項の下で扱われることが意図されるいかなる請求項も、「するための手段(means for)」という語句で始まる)。故に、出願人は、出願後に追加的な請求項を加えて、本発明の他の側面のためにそのような追加的な請求項形式を求める権利を保有する。
【0058】
2012年6月11日出願の米国特許出願第61/658,355号は、参照することによって、全体として本明細書に組み込まれる。