(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6239276
(24)【登録日】2017年11月10日
(45)【発行日】2017年11月29日
(54)【発明の名称】アレイ基板、液晶ディスプレーパネル及び液晶ディスプレー装置
(51)【国際特許分類】
G02F 1/1343 20060101AFI20171120BHJP
G02F 1/1368 20060101ALI20171120BHJP
H01L 21/336 20060101ALI20171120BHJP
H01L 29/786 20060101ALI20171120BHJP
【FI】
G02F1/1343
G02F1/1368
H01L29/78 612Z
【請求項の数】10
【全頁数】12
(21)【出願番号】特願2013-131496(P2013-131496)
(22)【出願日】2013年6月24日
(65)【公開番号】特開2014-26277(P2014-26277A)
(43)【公開日】2014年2月6日
【審査請求日】2016年5月20日
(31)【優先権主張番号】201220367115.0
(32)【優先日】2012年7月26日
(33)【優先権主張国】CN
(73)【特許権者】
【識別番号】510280589
【氏名又は名称】京東方科技集團股▲ふん▼有限公司
【氏名又は名称原語表記】BOE TECHNOLOGY GROUP CO.,LTD.
(73)【特許権者】
【識別番号】512116114
【氏名又は名称】北京京▲東▼方▲顯▼示技▲術▼有限公司
(74)【代理人】
【識別番号】100108453
【弁理士】
【氏名又は名称】村山 靖彦
(74)【代理人】
【識別番号】100089037
【弁理士】
【氏名又は名称】渡邊 隆
(74)【代理人】
【識別番号】100110364
【弁理士】
【氏名又は名称】実広 信哉
(72)【発明者】
【氏名】王 宝▲強▼
【審査官】
廣田 かおり
(56)【参考文献】
【文献】
特開2004−093691(JP,A)
【文献】
米国特許出願公開第2002/0145696(US,A1)
【文献】
米国特許出願公開第2003/0189559(US,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G02F 1/1343
G02F 1/1368
H01L 21/336
H01L 29/786
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
基板平面内で互いに交差する第1方向と第2方向に沿ってそれぞれ延在するゲートラインとデータラインを含む複数のアレイ基板ユニットを含むアレイ基板であって、
各アレイ基板ユニットは、四つのアレイ基板サブユニットを含み、前記四つのアレイ基板サブユニットは、前記第1方向と前記第2方向で配列されてサブユニット行とサブユニット列を形成し、且つ、各サブユニット行と各サブユニット列は、それぞれ二つのアレイ基板サブユニットを有し、
各アレイ基板サブユニット内に、三つの画素と、該三つの画素に電気的に接続される1本のデータラインと3本のゲートラインを含み、前記3本のゲートラインは第1ゲートライン、第2ゲートライン、第3ゲートラインであり、且つ、
各サブユニット行の二つのアレイ基板サブユニットは前記3本のゲートラインを共用し、各サブユニット列の二つのアレイ基板サブユニットは1本のデータラインとその中の1本のゲートラインを共用し、
各アレイ基板サブユニット内において、前記第1ゲートライン、前記三つの画素、前記第2ゲートライン及び前記第3ゲートラインが、前記第2方向に順次に配列されており、
各アレイ基板ユニット内において、第1サブユニット行と第2サブユニット行が前記第2方向に順次に配列され、前記第1サブユニット行の第3ゲートラインと前記第2サブユニット行の第1ゲートラインが同一のゲートラインであるアレイ基板。
【請求項2】
各アレイ基板サブユニット内において、前記三つの画素が第1方向に沿って配列される請求項1に記載のアレイ基板。
【請求項3】
各アレイ基板サブユニット内において、各画素がスイッチを介して対応するゲートラインとデータラインにそれぞれ電気的に接続される請求項1又は2に記載のアレイ基板。
【請求項4】
前記スイッチがTFTである請求項3に記載のアレイ基板。
【請求項5】
前記三つの画素が、それぞれ第1画素、第2画素、第3画素であり、且つ、
各アレイ基板サブユニット内において、前記第1画素は第1TFTと第2TFTを介して前記第1ゲートライン、前記第2ゲートライン、前記データラインとそれぞれ電気的に接続し、前記第1TFTのゲート電極は前記第3ゲートラインと接続し、前記第1TFTのドレイン電極は前記第1ゲートラインと接続し、前記第1TFTのソース電極は前記第2TFTのゲート電極と接続し、前記第2TFTのドレイン電極は前記データラインと接続し、前記第2TFTのソース電極は前記第1画素と接続し、
第2画素は第3TFTと第4TFTを介して前記第2ゲートライン、前記第3ゲートライン、前記データラインとそれぞれ電気的に接続し、前記第3TFTのゲート電極は前記第3ゲートラインと接続し、前記第3TFTのドレイン電極は前記第2ゲートラインと接続し、前記第3TFTのソース電極は前記第4TFTのゲート電極と接続し、前記第4TFTのドレイン電極は前記データラインと接続し、前記第4TFTのソース電極は前記第2画素と接続し、
第3画素は第5TFTを介して前記第1ゲートライン、前記データラインとそれぞれ電気的に接続し、前記第5TFTのゲート電極は前記第1ゲートラインと接続し、前記第5TFTのドレイン電極は前記データラインと接続し、前記第5TFTのソース電極は前記第3画素と接続する請求項4に記載のアレイ基板。
【請求項6】
前記複数のアレイ基板ユニットがマトリックス状に配列され、且つ、前記第2方向において、前のアレイ基板ユニットの最後の1本である第3ゲートラインと次のアレイ基板ユニットの最初の1本である第1ゲートラインが同一のゲートラインである請求項1〜5のいずれか1項に記載のアレイ基板。
【請求項7】
前記第1方向と前記第2方向が互いに垂直である請求項1〜6のいずれか1項に記載のアレイ基板。
【請求項8】
前記ゲートラインは駆動信号を提供し、前記データラインは極性連続反転の電圧信号を提供する請求項1〜7のいずれか1項に記載のアレイ基板。
【請求項9】
カラーフィルター基板、アレイ基板及び前記カラーフィルター基板と前記アレイ基板との間にある液晶を含む液晶ディスプレーパネルであって、前記アレイ基板は請求項1〜8のいずれか1項に記載のアレイ基板である液晶ディスプレーパネル。
【請求項10】
バックライト、液晶パネル及び前記液晶パネルに制御信号を提供するための集積回路パッドを含み、前記液晶パネルがカラーフィルター基板、アレイ基板及び前記カラーフィルター基板と前記アレイ基板との間にある液晶を含む液晶ディスプレー装置であって、前記アレイ基板が請求項1〜8のいずれか1項に記載のアレイ基板である液晶ディスプレー装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、アレイ基板、液晶ディスプレーパネル及び液晶ディスプレー装置に関する。
【背景技術】
【0002】
液晶ディスプレー装置は、パネル内の画素電極と共通電極との間で電界を形成して、液晶分子の配列を制御し、且つ、光に対する液晶分子の屈折率を制御することによって、画面を表示するフラットパネルディスプレー装置である。液晶ディスプレー装置のパネルは、アレイ基板とカラーフィルター基板から構成される。アレイ基板は、水平に延在するゲートラインと垂直に延在するデータラインから構成され、且つ、各ゲートラインと各データラインとが交差する箇所に一つのスイッチが設けられ、各画素を制御する。
【0003】
アレイ基板は、通常に一定の数のアレイ基板ユニットにより構成される。従来の技術においては、アレイ基板ユニットに関する設計案が多い。
【0004】
図1は、その中の一種のアレイ基板ユニットの構成の概略図である。
図1で示すアレイ基板ユニットは、Dual Gate駆動方式で駆動されており、その具体的な構成は、アレイ基板ユニットに水平に延在する第1ゲートラインG1、第2ゲートラインG2、第3ゲートラインG3及び第4ゲートラインG4と、垂直に延在する第1データラインD1、第2データラインD2及び第3データラインD3とを設置する。第1ゲートラインG1と第2ゲートラインG2との間に画素R1、画素G1、画素B1、画素R2、画素G2及び画素B2を設置し、各画素が第1ゲートラインG1と第2ゲートラインG2との間に水平に配列される。同じく、第3ゲートラインG3と第4ゲートラインG4との間に画素R3、画素G3、画素B3、画素R4、画素G4及び画素B4を設置し、各画素が第3ゲートラインG3と第4ゲートラインG4との間に水平に配列される。画素R1、画素G1、画素B1及びこれらに接続されるゲートラインとデータラインが第1アレイ基板サブユニットを構成し、画素R2、画素G2、画素B2及びこれらに接続されるゲートラインとデータラインが第2アレイ基板サブユニットを構成し、画素R3、画素G3、画素B3及びこれらに接続されるゲートラインとデータラインが第3アレイ基板サブユニットを構成し、画素R4、画素G4、画素B4及びこれらに接続されるゲートラインとデータラインが第4アレイ基板サブユニットを構成する。各アレイ基板サブユニット内において、各画素とゲートライン及びデータラインとの接続方式は類似し、単に接続されるゲートラインとデータラインが違うだけである。以下、第1アレイ基板サブユニットを例として説明をする。画素R1はスイッチを介して第1ゲートラインG1と第1データラインD1にそれぞれ電気的に接続されており、画素G1はスイッチを介して第2ゲートラインG2と第1データラインD1にそれぞれ電気的に接続されており、画素B1はスイッチを介して第2ゲートラインG2と第2データラインD2にそれぞれ電気的に接続される。
【0005】
図2は、他の一種のアレイ基板ユニットの構成の概略図である。
図2に示すアレイ基板ユニットは、Triple Gate駆動方式で駆動されており、その具体的な構成は、アレイ基板ユニットに水平に延在する第1ゲートラインG1、第2ゲートラインG2、第3ゲートラインG3、第4ゲートラインG4、第5ゲートラインG5及び第6ゲートラインG6と、垂直に延在する第1データラインD1及び第2データラインD2とを設置する。
図1の画素構成とは違うのは、
図2における各画素は、長辺が水平方向に沿って、短辺が垂直方向に沿う。画素R1と画素R2は、第1ゲートラインG1の上方に水平配列され、画素R1は、第1ゲートラインG1と第1データラインD1にそれぞれ電気的に接続されており、画素R2は、第1ゲートラインG1と第2データラインD2にそれぞれ電気的に接続されており、画素G1と画素G2は、第1ゲートラインG1と第2ゲートラインG2との間に水平配列され、画素G1は、第2ゲートラインG2と第1データラインD1に電気的にそれぞれ接続されており、画素G2は、第2ゲートラインG2と第2データラインD2にそれぞれ電気的に接続されており、画素B1と画素B2は、第2ゲートラインG2と第3ゲートラインG3との間に水平配列され、画素B1は、第3ゲートラインG3と第1データラインD1にそれぞれ電気的に接続されており、画素B2は、第3ゲートラインG3と第2データラインD2にそれぞれ電気的に接続されており、画素R3と画素R4は、第3ゲートラインG3と第4ゲートラインG4との間に水平配列され、画素R3は、第4ゲートラインG4と第1データラインD1にそれぞれ電気的に接続されており、画素R4は、第4ゲートラインG4と第2データラインD2にそれぞれ電気的に接続されており、画素G3と画素G4は、第4ゲートラインG4と第5ゲートラインG5との間に水平配列され、画素G3は、第5ゲートラインG5と第1データラインD1にそれぞれ電気的に接続されており、画素G4は、第5ゲートラインG5と第2データラインD2にそれぞれ電気的に接続されており、画素B3と画素B4は、第5ゲートラインG5と第6ゲートラインG6との間に水平配列され、画素B3は、第6ゲートラインG6と第1データラインD1にそれぞれ電気的に接続されており、画素B4は、第6ゲートラインG6と第2データラインD2にそれぞれ電気的に接続される。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
アレイ基板ユニットからなるアレイ基板がパネルと結合する際、チップ・オン・フィルム(COF、Chip On Film)を使う必要があり、使われるCOFの数は、ゲートラインとデータラインの数に係わり、ゲートラインとデータラインが多いほど、需要するCOFの数も多いので、生産コストが高くなる。この故、どのようにアレイ基板ユニットを設計して、ゲートラインとデータラインの数を減らし、これにより液晶パネルの生産に必要となるCOFの数を減らすのが従来の技術において解決すべく課題となっている。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、液晶パネルの生産に必要となるCOFの数を減らすことができるアレイ基板ユニット、アレイ基板、液晶ディスプレーパネル及び液晶ディスプレー装置を提供する。
【0008】
本発明のアレイ基板は、複数のアレイ基板ユニットを含み、各アレイ基板ユニットは、基板平面内で互いに交差する第1方向と第2方向に沿ってそれぞれ延在するゲートラインとデータラインを含み、その中で、
各アレイ基板ユニットは、四つのアレイ基板サブユニットを含み、前記四つのアレイ基板サブユニットは第1方向と第2方向に配列されてサブユニット行とサブユニット列を形成し、且つ、各サブユニット行及びサブユニット列は、それぞれ二つのアレイ基板サブユニットを有し、
各アレイ基板サブユニットは、三つの画素と、この三つの画素に電気的に接続される1本のデータラインと3本のゲートラインとを含み、前記3本のゲートラインは、それぞれ第1ゲートライン、第2ゲートライン及び第3ゲートラインであり、
各サブユニット行の二つのアレイ基板サブユニットは前記3本のゲートラインを共用し、各サブユニット列の二つのアレイ基板サブユニットは1本のデータラインとその中の1本のゲートラインを共用する。
【0009】
また、本発明は、カラーフィルター基板と、前記アレイ基板と、前記カラーフィルター基板と前記アレイ基板との間にある液晶とを備える液晶パネルを提供する。
【0010】
また、本発明は、バックライトと、液晶パネルと、液晶パネルに制御信号を提供するための集積回路パッドを含み、その中で、前記液晶パネルが、カラーフィルター基板と、前記アレイ基板と、前記カラーフィルター基板と前記アレイ基板との間にある液晶とを含む液晶ディスプレー装置を提供する。
【0011】
本発明で提供されるアレイ基板ユニットは、5本のゲートラインと2本のデータラインを含み、Dual Gate駆動方式で駆動されるアレイ基板ユニットに比べて1本のデータラインを減らし、Triple Gate駆動方式で駆動されるアレイ基板ユニットに比べて1本のゲートラインを減らし、各液晶パネルが数百のアレイ基板ユニットを含むので、液晶パネルの生産に必要となるCOFの量を有効的に減らす。
本発明の技術案をより明確に説明するために、以下、実施形態の図面に対して簡単に説明する。明らかに、以下に述べる図面は、単に本発明の部分的実施形態に係わり、本発明に対する制限ではない。
【図面の簡単な説明】
【0012】
【
図1】従来の技術におけるDual Gate駆動方式であるアレイ基板ユニットの構成の概略図である。
【
図2】従来の技術におけるTriple Gate駆動方式であるアレイ基板ユニットの構成の概略図である。
【
図3a】本発明の実施形態における一つのアレイ基板サブユニットの構成の概略図である。
【
図3b】本発明の実施形態におけるアレイ基板ユニットの構成の概略図である。
【
図4】本発明の実施形態における各ゲートラインが提供する駆動信号の波形の概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0013】
本発明の目的、技術案及びメリットをより明確にするために、以下、本発明の実施形態の図面を参照しながら、本発明の実施形態に対して明確且つ完全に説明する。なお、説明する実施形態は、本発明の実施形態の一部に過ぎず、全部の実施形態ではない。説明する本発明の実施形態に基づいて、当業者が創作活動をしない前提で得られるすべてのほかの実施形態は、全部本発明の保護内に入る。
【0014】
液晶パネルの生産に必要となるCOFの量を減らすために、本発明の実施形態は、アレイ基板ユニット、アレイ基板、液晶ディスプレーパネル及び液晶ディスプレー装置を提供する。
【0015】
本発明の実施形態が提供するアレイ基板ユニットは、四つのアレイ基板サブユニットを含み、各アレイ基板サブユニットは、水平方向と垂直方向において二つずつ対称であるように配列されており、各アレイ基板サブユニット内に画素R、画素G、画素Bである三つの画素と、前記三つの画素に電気的に接続される1本のデータラインと3本のゲートラインとを含む。3本のゲートラインは、それぞれゲートラインG1、ゲートラインG2及びゲートラインG3である。水平に配列された二つのアレイ基板サブユニットは、3本のゲートラインを共用し、垂直に配列された二つのアレイ基板サブユニットは、1本のデータラインとその中の1本のゲートラインを共用する。
【0016】
例えば、四つのアレイ基板サブユニットが水平方向と垂直方向に配列されて、サブユニット行とサブユニット列を形成し、且つ、各サブユニット行と各サブユニット列は、すべて二つのアレイ基板サブユニットを有する。
【0017】
例えば、各アレイ基板サブユニット内に、三つの画素と、この三つの画素に電気的に接続される1本のデータラインと3本のゲートラインとを含み、前記3本のゲートラインが第1ゲートライン、第2ゲートライン及び第3ゲートラインであり、且つ、各サブユニット行の二つのアレイ基板サブユニットが前記3本のゲートラインを共用し、各サブユニット列の二つのアレイ基板サブユニットが1本のデータラインとその中の1本のゲートラインを共用する。
【0018】
例えば、各アレイ基板サブユニット内において、前記3本のゲートライン中の第1ゲートライン、三つの画素、前記3本のゲートライン中の第2ゲートライン及び前記3本のゲートライン中の第3ゲートラインが前記第2方向に順次に配列されており、各アレイ基板ユニット内において、第1サブユニット行と第2サブユニット列が前記第2方向に順次に配列され、前記第1サブユニット行の第3ゲートラインと前記第2サブユニット行の第1ゲートラインが同一のゲートラインである。例えば、各アレイ基板サブユニット内において、前記三つの画素は、第1方向に沿って配列される。
【0019】
例えば、
図3aは、一つのアレイ基板サブユニットの構成の概略図であり、各アレイ基板サブユニット内において、画素Rは、第1TFT38と第2TFT39を介してそれぞれゲートラインG1、ゲートラインG3及びデータラインと電気的に接続する。例えば、第1TFT38のゲート電極はゲートラインG3と接続し、第1TFT38のドレイン電極はゲートラインG1と接続し、第1TFT38のソース電極は第2TFT39のゲート電極と接続し、第2TFT39のドレイン電極はデータラインと接続し、第2TFT39のソース電極は画素Rと接続する。画素Gは、第3TFT310と第4TFT311を介してそれぞれゲートラインG2、ゲートラインG3及びデータラインと電気的に接続する。例えば、第3TFT310のゲート電極はゲートラインG3と接続し、第3TFT310のドレイン電極はゲートラインG2と接続し、第3TFT310のソース電極は第4TFT311のゲート電極と接続し、第4TFT311のドレイン電極はデータラインと接続し、第4TFT311のソース電極は画素Gと接続する。画素Bは、第5TFT312を介してそれぞれゲートラインG1とデータラインに電気的に接続する。例えば、第5TFT312のゲート電極はゲートラインG1と接続し、第5TFT312のドレイン電極はデータラインと接続し、第5TFT312のソース電極は画素Bと接続する。
【0020】
四つのアレイ基板サブユニットからなるアレイ基板ユニットにおいて、水平方向に順次に配列された二つのアレイ基板サブユニットが3本のゲートラインを共用し、垂直方向に順次に配列された二つのアレイ基板サブユニットが1本のデータラインを共用する。垂直方向において、下方のアレイ基板サブユニットの最初の1本のゲートラインと上方のアレイ基板サブユニットの最後の1本のゲートラインは同一である。説明の便宜のために、第1ゲートライン31、第2ゲートライン32、第3ゲートライン33で水平に配列された二つのアレイ基板サブユニット(
図3bの上側)と電気的に接続する3本のゲートラインを示し、第3ゲートライン33、第4ゲートライン34、第5ゲートライン35で水平に配列された他の二つのアレイ基板サブユニット(
図3bの下側)と電気的に接続する3本のゲートラインを示す。即ち、
図3bに示すように、水平に配列された二つのアレイ基板サブユニットは、第1ゲートライン、第2ゲートライン及び第3ゲートラインを共用し、水平に配列された他の二つのアレイ基板サブユニットは、第3ゲートライン、第4ゲートライン及び第5ゲートラインを共用する。
【0021】
アレイ基板ユニットは、水平に延在する第1ゲートライン31、第2ゲートライン32、第3ゲートライン33、第4ゲートライン34及び第5ゲートライン35と、垂直に延在する第1データライン36及び第2データライン37を含み、第1ゲートライン31と第2ゲートライン32との間に順次に画素R1、画素G1、画素B1、画素R2、画素G2、画素B2を設置し、第3ゲートライン33と第4ゲートライン34との間に順次に画素R3、画素G3、画素B3、画素R4、画素G4、画素B4を設置する。各ゲートラインは駆動信号を提供し、各データラインは極性連続反転の電圧信号を提供する。
【0022】
例えば、画素R1は、それぞれ第1ゲートライン31、第3ゲートライン33及び第1データライン36と電気的に接続し、画素G1は、それぞれ第2ゲートライン32、第3ゲートライン33及び第1データライン36と電気的に接続し、画素B1は、それぞれ第1ゲートライン31及び第1データライン36と電気的に接続し、画素R2は、それぞれ第1ゲートライン31、第3ゲートライン33及び第2データライン37と電気的に接続し、画素G2は、それぞれ第2ゲートライン32、第3ゲートライン33及び第2データライン37と電気的に接続し、画素B2は、それぞれ第1ゲートライン31及び第2データライン37と電気的に接続し、画素R3は、それぞれ第3ゲートライン33、第5ゲートライン35及び第1データライン36と電気的に接続し、画素G3は、それぞれ第4ゲートライン34、第5ゲートライン35及び第1データライン36と電気的に接続し、画素B3は、それぞれ第3ゲートライン33及び第1データライン36と電気的に接続し、画素R4は、それぞれ第3ゲートライン33、第5ゲートライン35及び第2データライン37と電気的に接続し、画素G4は、それぞれ第4ゲートライン34、第5ゲートライン35及び第2データライン37と電気的に接続し、画素B4は、それぞれ第3ゲートライン33及び第2データライン37と電気的に接続する。
【0023】
画素R1、画素G1、画素B1及び各画素にそれぞれ接続されるゲートラインとデータラインが第1アレイ基板サブユニットを構成する。即ち、画素R1、画素G1、画素B1及び第1ゲートライン31、第2ゲートライン32、第3ゲートライン33、第1データライン36が第1アレイ基板サブユニットを構成する。画素R2、画素G2、画素B2及び各画素にそれぞれ接続されるゲートラインとデータラインが第2アレイ基板サブユニットを構成する。即ち、画素R2、画素G2、画素B2及び第1ゲートライン31、第2ゲートライン32、第3ゲートライン33、第2データライン37が第2アレイ基板サブユニットを構成する。第2アレイ基板サブユニットと第1アレイ基板サブユニットは、3本のゲートライン、即ち、第1ゲートライン31、第2ゲートライン32、第3ゲートライン33を共用する。画素R3、画素G3、画素B3及び各画素にそれぞれ接続されるゲートラインとデータラインが第3アレイ基板サブユニットを構成する。即ち、画素R3、画素G3、画素B3及び第3ゲートライン33、第4ゲートライン34、第5ゲートライン35、第1データライン36が第3アレイ基板サブユニットを構成する。第3アレイ基板サブユニットと第1アレイ基板サブユニットは、第1データライン36と第3ゲートライン33を共用する。画素R4、画素G4、画素B4及び各画素にそれぞれ接続されるゲートラインとデータラインが第4アレイ基板サブユニットを構成する。即ち、画素R4、画素G4、画素B4及び第3ゲートライン33、第4ゲートライン34、第5ゲートライン35、第2データライン37が第4アレイ基板サブユニットを構成する。第4アレイ基板サブユニットと第3アレイ基板サブユニットは、3本のゲートライン、即ち、第3ゲートライン33、第4ゲートライン34、第5ゲートライン35を共用し、第4アレイ基板サブユニットと第2アレイ基板サブユニットは、第2データライン37と第3ゲートライン33を共用する。各アレイ基板サブユニット内において、各画素はスイッチを介して対応するゲートラインとデータラインにそれぞれ電気的に接続されており、このスイッチはTFT(薄膜電界効果トランジスタ)であってもよいが、これに限らない。
【0024】
例えば、各画素がTFTを介して対応するゲートラインとデータラインに接続される際、
図3に示すように、具体的構成は、第1アレイ基板サブユニット内において、画素R1は第1TFT38と第2TFT39を介してそれぞれ第1ゲートライン31、第3ゲートライン33、第1データライン36と電気的に接続する。例えば、第1TFT38のゲート電極は第3ゲートライン33と接続し、第1TFT38のドレイン電極は第1ゲートライン31と接続し、第1TFT38のソース電極は第2TFT39のゲート電極と接続し、第2TFT39のドレイン電極は第1データラインと接続し、第2TFT39のソース電極は画素R1と接続する。画素G1は第3TFT310と第4TFT311を介してそれぞれ第2ゲートライン32、第3ゲートライン33、第1データライン36と電気的に接続する。例えば、第3TFT310のゲート電極は第3ゲートライン33と接続し、第3TFT310のドレイン電極は第2ゲートライン32と接続し、第3TFT310のソース電極は第4TFT311のゲート電極と接続し、第4TFT311のドレイン電極は第1データラインと接続し、第4TFT311のソース電極は画素G1と接続する。画素B1は第5TFT312を介してそれぞれ第1ゲートライン31、第1データラインと電気的に接続する。例えば、第5TFT312のゲート電極は第1ゲートライン31と接続し、第5TFT312のドレイン電極は第1データラインと接続し、第5TFT312のソース電極は画素B1と接続する。
【0025】
第2アレイ基板サブユニット内において、画素R2は第1TFT38と第2TFT39を介して第1ゲートライン31、第3ゲートライン33、第2データラインとそれぞれ電気的に接続する。例えば、第1TFT38のゲート電極は第3ゲートライン33と接続し、第1TFT38のドレイン電極は第1ゲートライン31と接続し、第1TFT38のソース電極は第2TFT39のゲート電極と接続し、第2TFT39のドレイン電極は第2データラインと接続し、第2TFT39のソース電極は画素R2と接続する。画素G2は第3TFT310と第4TFT311を介して第2ゲートライン32、第3ゲートライン33、第2データラインとそれぞれ電気的に接続する。例えば、第3TFT310のゲート電極は第3ゲートライン33と接続し、第3TFT310のドレイン電極は第2ゲートライン32と接続し、第3TFT310のソース電極は第4TFT311のゲート電極と接続し、第4TFT311のドレイン電極は第2データラインと接続し、第4TFT311のソース電極は画素G2と接続する。画素B2は第5TFT312とを介して第1ゲートライン31、第2データラインとそれぞれ電気的に接続する。例えば、第5TFT312のゲート電極は第1ゲートライン31と接続し、第5TFT312のドレイン電極は第2データラインと接続し、第5TFT312のソース電極は画素B2と接続する。
【0026】
第3アレイ基板サブユニット内において、画素R3は第1TFT38と第2TFT39を介して第3ゲートライン33、第5ゲートライン35、第1データラインとそれぞれ電気的に接続する。例えば、第1TFT38のゲート電極は第5ゲートライン35と接続し、第1TFT38のドレイン電極は第3ゲートライン33と接続し、第1TFT38のソース電極は第2TFT39のゲート電極と接続し、第2TFT39のドレイン電極は第1データラインと接続し、第2TFT39のソース電極は画素R3と接続する。画素G3は第3TFT310と第4TFT311を介して第4ゲートライン34、第5ゲートライン35、第1データライン36とそれぞれ電気的に接続する。例えば、第3TFT310のゲート電極は第5ゲートライン35と接続し、第3TFT310のドレイン電極は第4ゲートライン34と接続し、第3TFT310のソース電極は第4TFT311のゲート電極と接続し、第4TFT311のドレイン電極は第1データライン36と接続し、第4TFT311のソース電極は画素G3と接続する。画素B3は第5TFT312とを介して第3ゲートライン33、第1データライン36とそれぞれ電気的に接続する。例えば、第5TFT312のゲート電極は第3ゲートライン33と接続し、第5TFT312のドレイン電極は第1データライン36と接続し、第5TFT312のソース電極は画素B3と接続する。
【0027】
第4アレイ基板サブユニット内において、画素R4は第1TFT38と第2TFT39を介して第3ゲートライン33、第5ゲートライン35、第2データライン37とそれぞれ電気的に接続する。例えば、第1TFT38のゲート電極は第5ゲートライン35と接続し、第1TFT38のドレイン電極は第3ゲートライン33と接続し、第1TFT38のソース電極は第2TFT39のゲート電極と接続し、第2TFT39のドレイン電極は第2データライン37と接続し、第2TFT39のソース電極は画素R4と接続する。画素G4は第3TFT310と第4TFT311を介して第4ゲートライン34、第5ゲートライン35、第2データライン37とそれぞれ電気的に接続する。例えば、第3TFT310のゲート電極は第5ゲートライン35と接続し、第3TFT310のドレイン電極は第4ゲートライン34と接続し、第3TFT310のソース電極は第4TFT311のゲート電極と接続し、第4TFT311のドレイン電極は第2データライン37と接続し、第4TFT311のソース電極は画素G4と接続する。画素B4は第5TFT312とを介して第3ゲートライン33、第2データライン37とそれぞれ電気的に接続する。例えば、第5TFT312のゲート電極は第3ゲートライン33と接続し、第5TFT312のドレイン電極は第2データライン37と接続し、第5TFT312のソース電極は画素B4と接続する。
【0028】
図4は、本発明の実施形態における各ゲートラインが提供する駆動信号の波形の概略図である。その中で、時点1に到達する際、第1ゲートライン31、第3ゲートライン33はハイレベルであり、残りのゲートラインはローレベルである。このように、第1データライン36が画素R1と画素B1を充電し、第2データライン37が画素R2と画素B2を充電する。画素R1に対する電圧を8Vとし、画素B1に対する電圧を16Vとすると、時点1で画素B1に対する充電は予備充電であり、画素B1に対する次の充電時に8Vから始まればよい。同じく、時点1で画素B2に対する充電は予備充電であり、画素B2に対する次の充電時に8Vから始まればよい。時点2で、第2ゲートライン32、第3ゲートライン33はハイレベルであり、第1データライン36がG1を充電し、第2データライン37が画素G2を充電する。時点3で、第1ゲートライン31はハイレベルであり、第1データライン36がB1を充電し、第2データライン37が画素B2を充電する。上述したように、各ゲートラインは、受けた駆動信号のハイレベルまたはローレベルによって、各データラインが時点4、時点5、時点6、時点7及び時点8で各画素に対する充電を行うことを制御する。
【0029】
以上、第1〜5ゲートラインでアレイ基板ユニットの構成を説明した。なお、アレイ基板ユニットにおけるアレイ基板サブユニットの構成は同じである。実際に、各アレイ基板サブユニットは3本のゲートラインを含み、垂直方向において隣接するサブユニット行の間にある第3ゲートラインと第1ゲートラインは同一のゲートライン(共用)である。つまり、上述した第1〜5ゲートラインのそれぞれを、第1サブユニット行の第1ゲートライン、第1サブユニット行の第2ゲートライン、第1サブユニット行の第3ゲートライン(又は、第2サブユニット行の第1ゲートライン)、第2サブユニット行の第2ゲートライン及び第2サブユニット行の第3ゲートラインとも呼ばれる。
【0030】
上述した実施形態において、水平方向と垂直方向は、それぞれアレイ基板平面内の互いに垂直な二つの方向である。しかし、本発明の実施形態に係わるアレイ基板はこれらの二つの方向のみで互いに垂直であることに限らなく、他の角度で互いに交差してもよい。
【0031】
例えば、予め設定された本発明の実施形態に提供されるアレイ基板ユニットによりアレイ基板を構成し、当該アレイ基板は液晶パネルへの構成に用いられ、当該液晶パネルにおいて、液晶はカラーフィルター基板とアレイ基板との間に充填される。また、液晶パネル、バックライト及び液晶パネルに制御信号を提供するための集積回路ボードにより液晶ディスプレーパネルを構成する。上述した各装置において、アレイ基板ユニットとして本発明で提供するアレイ基板ユニットを適用したことを除いて、他の部分の構成は従来と同じであるので、ここで説明を省略する。
【0032】
また、本発明のアレイ基板によれば、多数のアレイ基板ユニットがマトリックス状に配列され、且つ、垂直方向において、前のアレイ基板ユニットの最後の1本である第3ゲートラインと次のアレイ基板ユニットの最初の1本である第1ゲートラインは同一のゲートラインになることができる。
【0033】
本発明は、アレイ基板ユニット、アレイ基板、液晶ディスプレーパネル及び液晶ディスプレー装置を提供する。各アレイ基板ユニットは、四つのアレイ基板サブユニットを含み、各アレイ基板サブユニットは、水平方向と垂直方向に二つずつ対称であるように配列される。各アレイ基板サブユニットは、三つの画素と、この三つの画素に接続される1本のデータラインと3本のゲートラインとを含む。水平に配列された二つのアレイ基板サブユニットは3本のゲートラインを共用し、垂直に配列された二つのアレイ基板サブユニットは1本のデータラインとその中の1本のゲートラインを共用する。従って、本発明で提供するアレイ基板ユニットは、5本のゲートラインと2本のデータラインを含み、Dual Gate方式で駆動されるアレイ基板ユニットに比べて1本のデータラインを減らし、Triple Gate方式で駆動されるアレイ基板ユニットに比べて1本のゲートラインを減らす。各液晶パネルが数百のアレイ基板ユニットを含むので、液晶パネルの生産に必要となるCOFの使用量を有効的に減らすことができる。
【0034】
上述したのは、本発明の範例的実施形態に過ぎない、本発明の保護範囲を制限するものではない。本発明の保護範囲は、特許請求の範囲によって定められる。
【符号の説明】
【0035】
31 第1ゲートライン
32 第2ゲートライン
33 第3ゲートライン
34 第4ゲートライン
35 第5ゲートライン
36 第1データライン
37 第2データライン
38 第1TFT
39 第2TFT
310 第3TFT
311 第4TFT
312 第5TFT