(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
前記医療機関評価情報は、前記医療機関における入院患者の患者数を特定するための患者数情報と、前記医療機関における入院患者の在院日数を特定するための在院日数情報とを含み、
前記出力制御手段は、
前記患者数又は前記在院日数の一方を縦軸にすると共に、前記患者数又は前記在院日数の他方を横軸にするグラフに、前記医療機関情報特定手段にて特定された前記医療機関情報に対応する前記患者数情報及び前記在院日数情報を前記出力手段を介して表示させる、
請求項5に記載の医療情報検索システム。
前記医療機関評価情報は、前記医療機関における入院患者の中で重症患者が占める割合を示す複雑性指数を特定するための複雑性情報と、前記医療機関における医療サービスの効率性を示す効率性指数を特定するための効率性情報とを含み、
前記出力制御手段は、
前記複雑性指数又は前記効率性指数の一方を縦軸にすると共に、前記複雑性指数又は前記効率性指数の他方を横軸にするグラフに、前記医療機関情報特定手段にて特定された前記医療機関情報に対応する前記複雑性情報及び前記効率性情報を前記出力手段を介して表示させる、
請求項5又は6に記載の医療情報検索システム。
国際疾病分類にしたがって定められた病名であるICD病名を特定するICD病名特定情報と、病気に関する病気情報とを相互に関連付けて格納するICD病名情報格納手段と、
前記ICD病名特定情報と、診断群分類別包括評価における疾患分類コードにしたがって定められた病名であるDPC病名を特定するDPC病名特定情報とを相互に関連付けて格納するDPC病名情報格納手段と、を備えるコンピュータに実行させるプログラムであって、
前記コンピュータを、
医療情報を検索するための検索条件を特定する検索条件情報を取得する取得手段と、
前記ICD病名情報格納手段に格納されている前記病気情報の中から、所定方法によって、前記取得手段にて取得された前記検索条件情報に基づいて、当該検索条件情報に関する前記病気情報を抽出し、前記ICD病名情報格納手段に格納されている前記ICD病名特定情報の中から、当該抽出した前記病気情報に対応する前記ICD病名特定情報を検索する検索手段と、
前記DPC病名情報格納手段に格納された前記DPC病名特定情報のうち、前記検索手段にて検索された前記ICD病名特定情報に対応する前記DPC病名特定情報を特定するDPC病名特定情報特定手段と、
前記DPC病名特定情報特定手段にて特定された前記DPC病名特定情報を出力手段を介して出力させる出力制御手段と、
として機能させる医療情報検索プログラム。
【発明を実施するための形態】
【0022】
以下、本発明に係る医療情報検索システム及び医療情報検索プログラムの実施の形態について図面を参照しつつ詳細に説明する。ただし、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
【0023】
〔実施の形態1〕
最初に、実施の形態1に係る医療情報検索システムについて説明する。この実施の形態1は、検索条件情報が一般病名特定情報である形態である。
【0024】
(構成)
まず、実施の形態1に係る医療情報検索システムの構成を説明する。
図1は、本発明の実施の形態1に係る医療情報検索システムを例示するブロック図である。
図1に示すように、医療情報検索システム1は、医療情報を検索するシステムである。ここで、「医療情報」とは、医療に関する情報であり、例えば、後述するDPC病名特定情報、後述する医療機関情報、及び後述する医療機関評価情報等を含む概念である。この医療情報検索システム1は、端末装置10と、管理サーバ20とを備えて構成されており、これら端末装置10と、管理サーバ20とは、ネットワーク2を介して相互に通信可能に接続されている。ここで、
図1には、端末装置10を1台のみ示しているが、実際には医療情報検索システム1は、複数の端末装置10と、これら複数の端末装置10に対して通信可能な共通の管理サーバ20とを備えて構成されている。ただし、これら複数の端末装置10は、相互に同様に構成することができるため、以下では、1台の端末装置10について説明するものとし、他の端末装置10についてはその説明を省略する。
【0025】
(構成−端末装置)
次に、端末装置10の構成について説明する。端末装置10は、検索条件情報を管理サーバ20に出力すると共に、管理サーバ20から出力された情報に基づく各種の制御を行う装置である。ここで、「検索条件情報」とは、医療情報を検索するための検索条件を特定する情報である。この検索条件は、例えば、一般病名特定情報、及び症状特定情報を含む概念であるが、実施の形態1では、一般病名特定情報を検索条件情報として説明する。このうち、「一般病名特定情報」とは、一般的に知られている病名である一般病名を特定する情報であり、例えば、がん、糖尿病等を含む概念である。また、「症状特定情報」とは、病気の症状を特定する情報であり、例えば、痰、胸痛等を含む概念である。
【0026】
また、この端末装置10は、例えばスマートフォンを含む携帯電話端末の如き、公知の携帯端末を用いて構成されており(あるいは、公知のパーソナルコンピュータ等を用いて構成されてもよい)、通信部11、操作部12、ディスプレイ13、スピーカ14、制御部15、及びデータ記録部16を備えている。なお、端末装置10は、例えば公知の携帯端末等によって構成することができるので、その詳細な説明は省略する。
【0027】
(構成−端末装置−通信部)
通信部11は、管理サーバ20と間でネットワーク2を介して通信するための通信手段である。この通信部11としては、例えば、移動体無線通信網を用いて通信を行う公知の通信手段として構成することができる。
【0028】
(構成−端末装置−操作部)
操作部12は、ユーザによる操作入力を受け付ける操作手段である。この操作部12としては、例えば、タッチパネル、リモートコントローラの如き遠隔操作手段、あるいはハードスイッチ等、公知の操作手段として構成することができる。
【0029】
(構成−端末装置−ディスプレイ)
ディスプレイ13は、制御部15の制御に基づいて各種の画像を表示する表示手段である。このディスプレイ13としては、例えば、公知の液晶ディスプレイや有機ELディスプレイの如きフラットパネルディスプレイを用いることができる。
【0030】
(構成−端末装置−スピーカ)
スピーカ14は、制御部15の制御に基づいて各種の音声を出力する出力手段である。スピーカ14より出力される音声の具体的な態様は任意であり、必要に応じて生成された合成音声や、予め録音された音声を出力することができる。
【0031】
(構成−端末装置−制御部)
制御部15は、端末装置10を制御する制御手段であり、具体的には、CPU、当該CPU上で解釈実行される各種のプログラム(OSなどの基本制御プログラムや、OS上で起動され特定機能を実現するアプリケーションプログラムを含む)、及びプログラムや各種のデータを格納するためのRAMの如き内部メモリを備えて構成されるコンピュータである。特に、実施の形態1に係る医療情報検索プログラムは、任意の記録媒体又はネットワーク2を介して端末装置10にインストールされることで、制御部15の各部を実質的に構成する(後述する管理サーバ20の制御部22についても同様とする)。
【0032】
また、
図1に示すように、この制御部15は、機能概念的に、出力制御部15aを備えている。ここで、出力制御部15aは、所定情報を、ディスプレイ13やスピーカ14を介して出力させる出力制御手段である。
【0033】
(構成−端末装置−データ記録部)
データ記録部16は、端末装置10の動作に必要なプログラム及び各種のデータ(例えば、地点情報(例えば地点の住所等)を含む地図情報等)を記録する記録手段である。このデータ記録部16は、例えば、外部記録装置としてのハードディスク(図示省略)を用いて構成されている。ただし、ハードディスクに代えてあるいはハードディスクと共に、磁気ディスクの如き磁気的記録媒体、又はDVDやブルーレイディスクの如き光学的記録媒体を含む、その他の任意の記録媒体を用いることができる(後述する管理サーバ20のデータ記録部23についても同様とする)。
【0034】
(構成−管理サーバ)
次に、管理サーバ20の構成について説明する。この管理サーバ20は、端末装置10から取得した検索条件情報に基づいて医療情報を検索する装置である。
図1に示すように、管理サーバ20は、通信部21、制御部22、及びデータ記録部23を備えている。なお、この管理サーバ20は、例えば管理棟に設置された公知のサーバ等によって構成することができるので、その詳細な説明は省略する。
【0035】
(構成−管理サーバ−通信部)
通信部21は、端末装置10との間でネットワーク2を介して通信するための通信手段である。
【0036】
(構成−管理サーバ−制御部)
制御部22は、管理サーバ20を制御する制御手段であり、具体的には、機能概念的に、取得部22a、検索部22b、DPC病名特定情報特定部22c、医療機関情報特定部22d、及び医療機関評価情報特定部22eを備えている。
【0037】
取得部22aは、検索条件情報を取得する取得手段である。検索部22bは、後述するICD病名特定情報を検索する検索手段である。DPC病名特定情報特定部22cは、DPC病名特定情報を特定するDPC病名特定情報特定手段である。医療機関情報特定部22dは、医療機関情報を特定する医療機関情報特定手段である。医療機関評価情報特定部22eは、医療機関評価情報を特定する医療機関評価情報特定手段である。
【0038】
(構成−管理サーバ−データ記録部)
データ記録部23は、管理サーバ20の動作に必要なプログラム及び各種のデータ(例えば、各都道府県を特定する情報と、各都道府県の人口を特定する情報とを相互に関連づけて格納された都道府県テーブル(図示省略)等)を記録するデータ記録手段であり、具体的には、ICD病名情報データベース(以下、データベースを「DB」と称する)23a、DPC病名情報DB23b、DPC病名関連情報DB23c、医療機関情報DB23d、及び医療機関評価情報DB23eを備えている。
【0039】
(構成−管理サーバ−データ記録部−ICD病名情報DB)
ICD病名情報DB23aは、後述するICD病名特定情報と、病気情報とを相互に関連付けて格納するICD病名情報格納手段である。ここで、「病気情報」とは、病気に関する病気情報であり、例えば、後述する病気解説情報、後述する症状解説情報、後述する病気診断情報、後述する病気画像情報、後述する外部リンク先情報、及び後述する症状解説単語情報を含む概念である(なお、実施の形態1では、後述する症状解説単語情報は病気情報に含まれないものとして説明する)。
図2は、ICD病名情報DB23aの構成例を示す図である。
図2に示すように、ICD病名情報DB23aは、項目「ICD病名」、項目「病気解説」、項目「症状解説」、項目「病気診断」、項目「病気画像」、及び項目「外部リンク先」と、各項目に対応する情報とを、相互に関連付けて構成されている。ここで、項目「ICD病名」に対応する情報は、ICD病名を特定するICD病名特定情報であり、例えば、「原発性肺癌」等が該当する。この「ICD病名」とは、国際疾病分類にしたがって定められた病名を意味する。また、項目「病気解説」に対応する情報は、病気の内容を説明した解説を示す病気解説情報であり、例えば、病気解説情報のファイル名「comentary1.txt」等が該当する。また、項目「症状解説」に対応する情報は、症状の内容を説明した解説を示す症状解説情報であり、例えば、症状解説情報のファイル名「simptom1.txt」等が該当する。また、項目「病気診断」に対応する情報は、病気の診断結果を示す病気診断情報であり、例えば、病気診断情報のファイル名「diagnosis1.txt」等が該当する。また、項目「病気画像」に対応する情報は、病気に関する画像を示す病気画像情報であり、例えば、病気画像情報のファイル名「phot1.jpg」等が該当する。また、項目「外部リンク先」に対応する情報は、病気の内容が取り扱われているインターネット上のサイトのリンク先を特定する外部リンク先情報であり、例えば、外部リンク先情報のファイル名「rink1.txt」等が該当する。なお、これらデータの格納形式については、例えば、病気解説情報、症状解説情報、病気診断情報、及び外部リンク先情報はテキスト形式にて格納されており、病気画像情報は、例えばJPEG、PNG、GIF等の画像形式で格納されている。
【0040】
(構成−管理サーバ−データ記録部−DPC病名情報DB)
DPC病名情報DB23bは、ICD病名特定情報と、DPC病名特定情報とを相互に関連付けて格納するDPC病名情報格納手段である。ここで、「DPC病名特定情報」は、DPC病名を一意に特定するための情報である。この「DPC病名」とは、診断群分類別包括評価における疾患分類コードにしたがって定められた病名を意味し、具体的には、ICD病名に対して設定された約8000種類の病名である。また、このDPC病名特定情報は、例えば、後述するDPC病名情報、及び後述するDPCコード情報等を含む概念である。
図3は、DPC病名情報DB23bの構成例を示す図である。
図3に示すように、DPC病名情報DB23bは、項目「ICD病名」、項目「DPC病名」、及び項目「DPCコード」と、各項目に対応する情報とを、相互に関連付けて構成されている。なお、項目「ICD病名」に対応する情報は、
図2のICD病名情報DB23aの同一項目名に対応して格納される情報と同じであるので、説明を省略する。ここで、項目「DPC病名」に対応する情報は、DPC病名を示すDPC病名情報であり、例えば、「肺の悪性腫瘍」等が該当する。また、項目「DPCコード」に対応する情報は、DPC病名に対応する上記疾患分類コードを示すDPCコード情報であり、例えば、「040040」等が該当する。
【0041】
(構成−管理サーバ−データ記録部−DPC病名関連情報DB)
DPC病名関連情報DB23cは、DPC病名特定情報と、DPC病名関連情報とを相互に関連付けて格納するDPC病名関連情報格納手段である。ここで、「DPC病名関連情報」とは、DPC病名に関連する情報を意味し、例えば、後述する診断群分類番号情報、後述する診断群分類名称情報、後述する第2患者数情報、後述する第1退院時転帰患者数情報、後述する第2退院時転帰患者数情報、後述する第3退院時転帰患者数情報、及び後述する第4退院時転帰患者数情報等を含む概念である。
図4は、DPC病名関連情報DB23cの構成例を示す図である。
図4に示すように、DPC病名関連情報DB23cは、項目「診断群分類番号」、項目「診断群分類名称」、項目「件数」、項目「都道府県別の件数」、項目「退院時転帰が治癒、軽快、寛解である患者数」、項目「退院時転帰が不変及び増悪である患者数」、項目「退院時転帰が死亡である患者数」、及び項目「退院時転帰がその他の理由である患者数」と、各項目に対応する情報とを、相互に関連付けて構成されている。ここで、項目「診断群分類番号」に対応する情報は、DPCコードをより詳細に分類した番号を特定する診断群分類番号情報であり、例えば、「040040xx9900xx」(なお、前から6桁の番号はDPCコードである)等が該当する。また、項目「診断群分類名称」に対応する情報は、DPC病名、及びDPC病名に関する処置又は手術を特定する診断群分類名称情報であり、例えば、「肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし」等が該当する。また、項目「件数」に対応する情報は、診断群分類名称情報に対応する患者数を特定する第2患者数情報であり、例えば「2000人」等が該当する。また、項目「都道府県別の件数」に対応する情報は、第2患者数情報を都道府県別に集計した情報(以下、「都道府県別件数情報」と称する)であり、例えば、北海道の場合に「50人」等が該当する。また、項目「退院時転帰が治癒、軽快、寛解である患者数」に対応する情報は、診断群分類名称情報に対応する患者数のうち、退院時転帰が治癒、軽快、寛解であった患者数を特定する第1退院時転帰患者数情報であり、例えば「800人」等が該当する。また、項目「退院時転帰が不変及び増悪である患者数」に対応する情報は、診断群分類名称情報に対応する患者数のうち、退院時転帰が不変及び増悪であった患者数を特定する第2退院時転帰患者数情報であり、例えば「600人」等が該当する。また、項目「退院時転帰が死亡である患者数」に対応する情報は、診断群分類名称情報に対応する患者数のうち、退院時転帰が死亡であった患者数を特定する第3退院時転帰患者数情報であり、例えば「500人」等が該当する。また、項目「退院時転帰がその他の理由である患者数」に対応する情報は、診断群分類名称情報に対応する患者数のうち、退院時転帰が治癒、不変、死亡以外のその他の理由であった患者数を特定する第4退院時転帰患者数情報であり、例えば「100人」等が該当する。
【0042】
(構成−管理サーバ−データ記録部−医療機関情報DB)
医療機関情報DB23dは、DPC病名特定情報と医療機関情報とを相互に関連付けて格納する医療機関情報格納手段である。ここで、「医療機関情報」とは、複数の医療機関の各々を特定する情報である。この「医療機関」とは、患者を診療することが可能な機関を意味し、例えば、病院、医院、クリニック等を含む概念である。また、この医療機関情報は、例えば、後述する医療機関名情報、及び後述する医療機関住所情報等を含む概念である。
図5は、医療機関情報DB23dの構成例を示す図である。
図5に示すように、医療機関情報DB23dは、項目「DPC病名」、項目「医療機関名」、及び項目「住所」と、各項目に対応する情報とを、相互に関連付けて構成されている。なお、項目「DPC病名」に対応する情報は、
図3のDPC病名情報DB23bの同一項目名に対応して格納される情報と同じであるので、説明を省略する。ここで、項目「医療機関名」に対応する情報は、医療機関の名称を特定する医療機関名情報であり、例えば、「A病院」等が該当する。また、項目「住所」に対応する情報は、医療機関の住所を特定する医療機関住所情報であり、例えば、「東京都杉並区〜」等が該当する。
【0043】
(構成−管理サーバ−データ記録部−医療機関評価情報DB)
医療機関評価情報DB23eは、医療機関情報と、医療機関評価情報とを相互に関連づけて格納する医療機関評価情報格納手段である。ここで、「医療機関評価情報」とは、複数の医療機関を評価する際の指標となる情報であり、例えば、後述する全国順位情報、後述する第1患者数情報、後述する100床あたりの患者数情報、後述する在院日数情報、後述する二次医療圏のシェア率情報、後述する複雑性情報、後述する効率性情報、及び後述する評価年代情報等を含む概念である。
図6は、医療機関評価情報DB23eの構成例を示す図である。
図6に示すように、医療機関評価情報DB23eは、項目「医療機関名」、項目「全国順位」、項目「患者数」、項目「100床あたりの患者数」、項目「平均在院日数」、項目「二次医療圏のシェア率」、項目「複雑性」、項目「効率性」、及び項目「評価年代」と、各項目に対応する情報とを、相互に関連付けて構成されている。なお、項目「医療機関名」に対応する情報は、
図5の医療機関情報DB23dの同一項目名に対応して格納される情報と同じであるので、説明を省略する。ここで、項目「全国順位」に対応する情報は、複数の医療機関の各々における全国の順位を特定する全国順位情報であり、例えば、「1位」等が該当する。この全国の順位の決定方法については、例えば、患者数情報、在院日数情報、二次医療圏のシェア率情報、複雑性情報、及び効率性情報毎に、複数の医療機関の各々における高い順の順位を決定し、当該決定したこれら順位に基づいて複数の医療機関の各々に関する順位の平均値を算出し、当該算出した平均値に基づいて高い順の順位を決定する方法等が該当する。また、項目「患者数」に対応する情報は、複数の医療機関の各々における入院患者の患者数を特定する第1患者数情報であり、例えば、「934人」等が該当する。また、項目「100床あたりの患者数」に対応する情報は、複数の医療機関の各々における100病床あたりの患者数を特定する100床あたりの患者数情報であり、例えば、「311.3人」等が該当する。また、項目「平均在院日数」に対応する情報は、複数の医療機関の各々における入院患者の在院日数を特定する在院日数情報であり、例えば、「6.1人」等が該当する。また、項目「二次医療圏のシェア率」に対応する情報は、二次医療圏(すなわち、特殊な医療を除く、入院治療を主体とした一般の医療需要に対応するために設定された区域)で入院治療を受けた患者の中で、複数の医療機関の各々で治療を受けた患者が占める割合を特定する二次医療圏シェア率情報であり、例えば、「59.5%」等が該当する。また、項目「複雑性」に対応する情報は、複数の医療機関の各々における入院患者の中で重症患者が占める割合を示す複雑性指数(具体的には、数値が大きいほど、重症患者が占める割合が多いことを示す指数)を特定する複雑性情報であり、例えば、「−3.21」等が該当する。また、項目「効率性」に対応する情報は、複数の医療機関の各々における医療サービスの効率性を示す効率性指数(具体的には、数値が大きいほど、同じ病気を治療する場合における入院患者の在院日数が短いことを示す指数)を特定する効率性情報であり、例えば、「−3.25」等が該当する。また、項目「評価年代」に対応する情報は、複数の医療機関の各々における第1患者数情報等が評価された年代を特定する評価年代情報であり、例えば、「2012年」等が該当する。
【0044】
(処理)
次に、このように構成される医療情報検索システム1によって実行される医療情報検索処理について説明する。
【0045】
図7は、実施の形態1に係る医療情報検索処理のフローチャートである(以下の各処理の説明ではステップを「S」と略記する)。
図8は、後述するICD病名表示処理のフローチャートである。
図9は、後述するDPC病名表示処理のフローチャートである。
図10は、後述する医療機関評価処理のフローチャートである。この医療情報検索処理は、検索条件情報に基づいて医療情報を検索する処理であり、例えば、端末装置10及び管理サーバ20に電源が投入された後に起動される。
【0046】
医療情報検索処理が起動されると、
図7に示すように、端末装置10の制御部15、及び管理サーバ20の制御部22は、ICD病名表示処理(SA1)、DPC病名表示処理(SA2)、医療機関評価処理(SA3)を順次起動する。そして、SA3の処理の後、端末装置10の制御部15、及び管理サーバ20の制御部22は、医療情報検索処理を終了する。
【0047】
(処理−ICD病名表示処理)
最初に、ICD病名表示処理(SA1)について説明する。ICD病名表示処理は、ICD病名特定情報を表示する処理である。
【0048】
図8に示すように、まず、ユーザが端末装置10の操作部12を介して所定方法で医療情報検索画面Aの表示を指示すると、端末装置10の制御部15は、当該医療情報検索画面Aを生成してディスプレイ13に表示させて、検索条件情報(すなわち、一般病名特定情報)の入力が操作部12を介して受け付けられるまで待機する(SB1、No)。
【0049】
図11は、医療情報検索画面Aの表示例を示す図である。
図11に示すように、この医療情報検索画面Aは、ディスプレイ13の左側に配置されており、検索条件情報入力エリアA1と、ICD病名表示エリアA2と、DPCコード表示エリアA3と、DPC病名表示エリアA4と、ICD病名検索ボタンA5と、再表示ボタンA6と、医療機関検索ボタンA7とを含んで構成されている。このうち、検索条件情報入力エリアA1は、検索条件情報を入力するためのエリアである。また、ICD病名表示エリアA2は、ICD病名特定情報を表示するエリアであると共に、DPC病名をDPC病名表示エリアA4に表示するために、当該ICD病名表示エリアA2に表示されたICD病名特定情報のいずれか1つを選択するエリアである。また、DPCコード表示エリアA3は、DPCコード情報を表示するエリアであり、DPC病名表示エリアA4は、DPC病名を表示するエリアである。また、ICD病名検索ボタンA5は、ICD病名特定情報を検索するためのボタンである。また、再表示ボタンA6は、検索条件情報入力エリアA1、ICD病名表示エリアA2、DPCコード表示エリアA3、DPC病名表示エリアA4、及びICD病名検索ボタンA5を再表示させるためのボタンであり、医療機関検索ボタンA7は、医療機関情報を検索するためのボタンである。
【0050】
これら医療情報検索画面Aの表示については、例えば、検索条件情報入力エリアA1、ICD病名表示エリアA2、及びICD病名検索ボタンA5は、後述するSD1の処理が行われる直前までの間、ディスプレイ13に表示される。また、DPCコード表示エリアA3、DPC病名表示エリアA4、再表示ボタンA6、及び医療機関検索ボタンA7は、医療情報検索処理が終了するまで継続して表示される。
【0051】
また、この検索条件情報の入力の受け付けについては、具体的には、ユーザが、検索条件情報を検索条件情報入力エリアA1に操作部12を介して入力し、その後DPC病名検索ボタンを操作部12を介して選択することで、当該入力は受け付けられる。
【0052】
そして、上記検索条件情報の入力が受け付けられると(SB1、Yes)、端末装置10の制御部15は、当該入力された検索条件情報を取得し(SB2)、当該取得した検索条件情報を含む第1取得要求情報を送信する(SB3)。
【0053】
次に、管理サーバ20の取得部22aは、SB3にて端末装置10から送信された第1取得要求情報を、通信部21を介して取得するまで待機する(SB4、No)。
【0054】
そして、上記第1取得要求情報が取得された場合(SB4、Yes)、管理サーバ20の検索部22bは、ICD病名情報DB23aを参照しながら、ICD病名特定情報を特定する(SB5)。
【0055】
具体的には、管理サーバ20の検索部22bは、ICD病名情報DB23aに格納されている病気情報の中から、第1取得要求情報に含まれる検索条件情報に基づいて、検索条件情報に関する病気情報を抽出する。そして、ICD病名情報DB23aに格納されているICD病名特定情報の中から、上記抽出された病気情報に対応するICD病名特定情報を検索して特定する。ここで、この病気情報の抽出方法については、例えば、公知の文字検索方法を用いることによって、病気情報である病気解説情報、症状解説情報、病気診断情報等の少なくともいずれか1つを参照して、検索条件情報に関する病気情報を抽出する方法等が採用される。具体的には、ICD病名情報DB23aに格納されている複数の病気解説情報の各文書に含まれるすべての単語の各々と検索条件情報に含まれる病名を示す単語とを照合させることにより、複数の病気解説情報のうち、この病名を示す単語を含む病気解説情報が存在するか否かを判定する。そして、この病名を示す単語を含む病気解説情報が存在すると判定された場合には、当該存在すると判定された病気解説情報を、検索条件情報に関する病気情報として抽出する。
【0056】
例えば、SB1にて検索条件情報=「がん」が入力された場合には、ICD病名情報DB23aに格納されている病気解説情報の中から、単語「がん」を含む病気解説情報であって、原発性肺癌、甲状腺癌、乳癌等に関する病気解説情報が抽出され、ICD病名情報DB23aに格納されているICD病名特定情報の中から、当該抽出された病気解説情報に対応するICD病名特定情報=原発性肺癌、甲状腺癌、乳癌等が検索されて特定される。
【0057】
SB5の処理後、管理サーバ20の制御部22は、SB5にて特定されたICD病名特定情報を通信部21によって端末装置10に送信させる(SB6)。
【0058】
次に、端末装置10の制御部15は、SB6にて管理サーバ20から送信されたICD病名特定情報を、通信部11を介して受信するまで待機する(SB7、No)。
【0059】
そして、上記ICD病名特定情報が受信された場合(SB7、Yes)、端末装置10の出力制御部15aは、当該受信されたICD病名特定情報をICD病名表示エリアA2に表示させる(SB8)。
【0060】
図12は、ICD病名表示エリアA2の表示例を示す図である。このICD病名特定情報の表示については、例えば、
図12に示すように、ICD病名表示エリアA2において、SB5にて特定された複数のICD病名特定情報(例えば、原発性肺癌、甲状腺癌、乳癌等)がドロップダウンリスト形式で一列表示される。また、このICD病名特定情報は、ICD病名表示エリアA2がディスプレイ13に表示されている間継続して表示される。
【0061】
このように、検索条件情報を一般病名特定情報として端末装置10に入力することにより、当該検索条件情報に対応するICD病名特定情報をディスプレイ13に表示することができるので、ユーザが一般病名特定情報とICD病名特定情報との対応関係を容易に認識することが可能となる。これにて、ICD病名表示処理を終了する。
【0062】
(処理−DPC病名表示処理)
次に、DPC病名表示処理(SA2)について説明する。DPC病名表示処理は、DPC病名特定情報を表示する処理である。
【0063】
図9に示すように、まず、端末装置10の制御部15は、ユーザによって、SB8にてICD病名表示エリアA2に表示されたICD病名特定情報の中から1つのICD病名特定情報が操作部12を介して選択されるまで待機する(SC1、NO)。
【0064】
そして、上記ICD病名特定情報のいずれか1つが操作部12を介して選択された場合(SC1、Yes)、端末装置10の制御部15は、当該選択されたICD病名特定情報を取得し(SC2)、当該取得したICD病名特定情報を含む第2取得要求情報を送信する(SC3)。
【0065】
次に、管理サーバ20の取得部22aは、SC3にて端末装置10から送信された第2取得要求情報を、通信部21を介して取得するまで待機する(SC4、No)。
【0066】
そして、上記第2取得要求情報が取得された場合(SC4、Yes)、管理サーバ20のDPC病名特定情報特定部22cは、DPC病名情報DB23bを参照しながら、上記第2取得要求情報に含まれるICD病名特定情報に対応するDPC病名特定情報(具体的には、DPC病名情報及びDPCコード情報)を特定すると共に、ICD病名情報DB23aを参照しながら、当該ICD病名特定情報に対応する病気情報(具体的には、病気解説情報、症状解説情報、病気診断情報、病気画像情報、及び外部リンク先情報)を特定する(SC5)。例えば、SC1にて選択されたICD病名特定情報=原発性肺癌の場合には、DPC病名情報=肺の悪性腫瘍、DPCコード=040040、病気解説情報=commentary1.txt、症状解説情報=symptom1.txt、病気診断情報=diagnosis1.txt、病気画像情報=phot1.jpg、外部リンク先情報=rink1.txtが特定される。
【0067】
次いで、管理サーバ20のDPC病名特定情報特定部22cは、DPC病名関連情報DB23cを参照しながら、SC5にて特定されたDPC病名情報(又はDPCコード情報)に関するDPC病名編集情報を生成する(SC6)。ここで、「DPC病名編集情報」は、DPC病名編集情報表示画面に表示される文章に含まれる情報であって、DPC病名特定情報及びDPC病名関連情報を編集した情報であり、例えば、第1編集情報から第12編集情報を含む概念である。
【0068】
このうち、第1編集情報は、SC5にて特定されたDPC病名情報である。
また、第2編集情報は、DPC病名関連情報DB23cに格納された第2患者数情報のうち、SC5にて特定されたDPC病名情報を有する各診断群分類名称情報(具体的には、診断群分類名称情報に含まれるデータのうち、前から1番目のデータ(例えば、肺の悪性腫瘍等)がSC5にて特定されたDPC病名情報と同一である診断群分類名称情報)に対応する第2患者数情報の患者数の総和(ただし、当該各診断群分類名称情報に対応する第4退院時転帰患者数情報の患者数を除く)における第1退院時転帰患者数情報の患者数の割合を示す情報である。この第1退院時転帰患者数情報の患者数の割合の算出については、具体的には、上記SC5にて特定されたDPC病名情報を有する各診断群分類名称情報に対応する第2患者数情報の患者数の合計値から当該各診断群分類名称情報に対応する第4患者数情報の患者数の合計値を減算することにより算出値を算出し、当該各診断群分類名称情報に対応する第1退院時転帰患者数情報の患者数の合計値を上記算出値で除算することにより算出される。
また、第3編集情報は、上記第2患者数情報の患者数の総和における第2退院時転帰患者数情報の患者数の割合を示す情報である。この上記第2退院時転帰患者数情報の患者数の割合の算出については、具体的には、DPC病名関連情報DB23cに格納された第2退院時転帰患者数情報のうち、SC5にて特定されたDPC病名情報を有する各診断群分類名称情報に対応する第2退院時転帰患者数情報の患者数の合計値を上記算出値で除算することにより算出される。
また、第4編集情報は、上記第2患者数情報の患者数の総和における第3退院時転帰患者数情報の患者数の割合を示す情報である。この第3退院時転帰患者数情報の患者数の割合の算出については、具体的には、DPC病名関連情報DB23cに格納された第3退院時転帰患者数情報のうち、SC5にて特定されたDPC病名情報を有する各診断群分類名称情報に対応する第3退院時転帰患者数情報の患者数の合計値を上記算出値で除算することにより算出される。
また、第5編集情報は、DPC病名関連情報DB23cに格納された診断群分類番号情報のうち、共通するDPCコード情報(具体的には、診断群分類番号情報における前から数えて6桁の番号)を有する診断群分類番号情報群の合計値を示す情報である。
また、第6編集情報は、DPC病名関連情報DB23cに格納された第2患者数情報の患者数の合計値を示す情報である。
また、第7編集情報は、上記SC5にて特定されたDPC病名情報を有する各診断群分類名称情報に対応する第2患者数情報の患者数の合計値を示す情報である。
また、第8編集情報は、第7編集情報の順位を示す情報である。この上記第7編集情報の順位の決定については、具体的には、DPC病名関連情報DB23cに格納された第2患者数情報の患者数のうち、共通するDPCコード情報を有する各診断群分類番号情報群の患者数の合計値の高い順に順位を決定し、当該決定された順位のうち、SC5にて特定されたDPCコード情報を有する診断群分類番号情報群の順位を特定することにより決定される。
また、第9編集情報から第11編集情報は、SC5にて特定されたDPC病名情報に該当する患者が多い都道府県名を示す情報である。この上記都道府県名の特定については、具体的には、DPC病名関連情報DB23cに格納された各都道府県毎の都道府県別件数情報の件数を、管理サーバ20のデータ記録部23の都道府県テーブルに格納された各都道府県の人口を特定する情報のうち、当該都道府県別件数情報と対応する都道府県の人口を特定する情報の人数で除算することにより、各都道府県における人口あたりの入院数を算出する。そして、この算出された各都道府県における人口あたりの入院数の高い順に順位を決定し、当該決定された順位のうち上位3つの都道府県を抽出することにより特定される。
また、第12編集情報は、SC5にて特定されたDPC病名情報に関する処置又は手術を示す情報である。この上記処置又は手術の特定については、具体的には、DPC病名関連情報DB23cに格納された診断群分類名称情報のうち、SC5にて特定されたDPC病名情報を有する各診断群分類名称情報に含まれるデータの中から、前から2番目のデータ(
図4の例では、手術なし等)を抽出することにより特定される。
【0069】
SC6の処理後、管理サーバ20の制御部22は、SC5にて特定されたDPC病名特定情報及び病気情報と、SC6にて特定されたDPC病名編集情報とを通信部21によって端末装置10に送信させる(SC7)。
【0070】
次に、端末装置10の制御部15は、SC7にて管理サーバ20から送信されたDPC病名特定情報、病気情報、DPC病名編集情報を、通信部11を介して受信するまで待機する(SC8、No)。
【0071】
そして、上記DPC病名特定情報、病気情報、DPC病名編集情報が受信された場合(SC8、Yes)、端末装置10の出力制御部15aは、DPC病名特定情報のうちのDPCコード情報をDPCコード表示エリアA3に表示させると共に、DPC病名特定情報のうちのDPC病名情報をDPC病名表示エリアA4に表示させる(SC9)。
【0072】
図13から
図17は、DPC病名表示エリアA4及び後述する医療情報表示画面Bの表示例を示す図である。このICD病名特定情報の表示については、例えば、
図13に示すように、DPCコード表示エリアA3及びDPC病名表示エリアA4において、SC5にて特定されたDPCコード情報及びDPC病名情報が相互に関連付けて表示される。
【0073】
このように、SB8にてICD病名表示エリアA2に表示されたICD病名特定情報の中からいずれか1つが選択された場合に、検索条件情報に対応するDPCコード情報及びDPC病名情報を、端末装置10におけるディスプレイ13のDPCコード表示エリアA3及びDPC病名表示エリアA4にそれぞれ表示できるので、ユーザが検索条件情報に対応するDPCコード情報及びDPC病名情報を容易且つ正確に検索することができるため、従来のシステムに比べて、使用性を向上させることが可能となる。
【0074】
また、DPCコード情報及びDPC病名情報の表示と同時に、端末装置10の出力制御部15aは、医療情報表示画面Bを生成し、病気情報である病気解説情報、症状解説情報、病気診断情報、病気画像情報、及び外部リンク先情報と、DPC病名編集情報とを当該医療情報表示画面Bに表示させる(SC9)。
【0075】
ここで、DPC病名表示処理における医療情報表示画面Bの表示については、以下に示す通りとなる。
【0076】
具体的には、
図13に示すように、この医療情報表示画面Bは、ディスプレイ13の右側において、医療情報検索画面Aと並列して配置されており、病気情報表示タブB1と、医療機関評価タブB2とを含んで構成されている。このうち、病気情報表示タブB1は、病気情報の表示を選択するためのタブであり、医療機関評価タブB2は、医療機関の評価を選択するためのタブである(なお、医療機関評価タブB2の構成の詳細については後述する)。
【0077】
このDPC病名表示処理においては、SC8の処理が終了したことをトリガとして、病気情報表示タブB1が自動的に選択される。この病気情報表示タブB1は、病気情報選択タブC1と、外部リンク先情報選択タブC2と、DPC編集情報選択タブC3とを含んで構成されている。このうち、病気情報選択タブC1は、病気解説情報、症状解説情報、病気診断情報、又は病気画像情報の表示を選択するためのタブであり、外部リンク先情報選択タブC2は、外部リンク先情報の表示を選択するためのタブであり、DPC編集情報選択タブC3は、DPC編集情報の表示を選択するためのタブである。
【0078】
また、病気情報表示タブB1が選択された後、ユーザによって、病気情報選択タブC1、外部リンク先情報選択タブC2、又はDPC編集情報選択タブC3が操作部12を介して選択される。
【0079】
ここで、この病気情報選択タブC1は、「病気情報表示エリア」D1と、「病気情報切り替えボタン」D2とを含んで構成されている。病気情報表示エリアD1は、病気解説情報、症状解説情報、病気診断情報、又は病気画像情報を表示するエリアである。病気情報切り替えボタンD2は、病気情報表示エリアD1における病気解説情報、症状解説情報、病気診断情報、又は病気画像情報の表示を切り替えるためのボタンである。また、病気解説情報、症状解説情報、病気診断情報、又は病気画像情報の表示については、
図13から
図15に示すように、病気情報選択タブC1が選択されている場合において、操作部12を介して病気情報切り替えボタンD2が操作されることにより、SC5にて特定された病気解説情報、症状解説情報、病気診断情報、又は病気画像情報のいずれか1つが病気情報表示エリアD1に表示される(なお、病気画像情報の表示例については省略する)。
【0080】
また、外部リンク先情報C2は、「外部リンク先情報表示エリア」D3を含んで構成されている。外部リンク先情報表示エリアD3は、外部リンク先情報を表示するエリアである。また、外部リンク先情報の表示については、例えば、
図16に示すように、外部リンク先情報選択タブC2が選択されている場合において、SC5にて特定された外部リンク先情報が、外部リンク先情報表示エリアD3に表示される。なお、この外部リンク先情報については、例えばハイパーリンクのように、インターネット上の外部先のアドレスへのリンクが設定されてもよい。
【0081】
また、DPC編集情報選択タブC3は、「DPC編集情報表示エリア」D4を含んで構成されている。DPC編集情報表示エリアD4は、DPC編集情報を表示するエリアである。また、DPC編集情報の表示については、例えば、
図17に示すように、DPC編集情報選択タブC3が選択されている場合において、SC6にて生成されたDPC病名編集情報が、DPC編集情報表示エリアD4にあらかじめ表示されている文章における所定位置に表示される。具体的には、「”AAA”は、”BBB”%の方が病気による症状が好転し、”CCC”%の方が治療を行っても症状が変わらないもしくは病状がさらに悪化し、”DDD”%の方がお亡くなりになられる病気です。入院を必要とする病気は”EEE”種類あり、全国では”FFF”人の方が2012年に入院されました。”AAA”は全国で”GGG”の方が入院され、”HHH”番目に多い病気でした。特に、人口あたりの入院数は、”III”、”JJJ”、”KKK”が最も多い傾向にありました。治療法で見てみると、”LLL”による好転率が高いことがわかります。」との上記文章がDPC編集情報表示エリアD4にあらかじめ表示されている場合に、この文章中における”AAA”から”LLL”の用語が、”AAA”=第1編集情報、”BBB”=第2編集情報、”CCC”=第3編集情報、”DDD”=第4編集情報、”EEE”=第5編集情報、”FFF”=第6編集情報、”GGG”=第7編集情報、”HHH”=第8編集情報、”III”=第9編集情報、”JJJ”=第10編集情報、”KKK”=第11編集情報、及び、”LLL”=第12編集情報にそれぞれ置換され、当該置換された情報が対応する用語が配置されている位置に表示される。
【0082】
このように、SC1にて選択されたICD病名特定情報に対応する病気解説情報、症状解説情報、病気診断情報、病気画像情報、及び外部リンク先情報、並びに、SC5にて特定されたDPC病名情報(又はDPCコード情報)に対応するDPC病名編集情報を、端末装置10におけるディスプレイ13の医療情報表示画面Bに表示できるので、ユーザがICD病名及びDPC病名の詳細な内容を確認することができるため、DPC病名の検索精度を高めることが可能となる。これにてDPC病名表示処理を終了する。
【0083】
(処理−医療機関評価処理)
最後に、医療機関評価処理(SA3)について説明する。医療機関評価処理は、医療機関を評価するための処理である。
【0084】
図10に示すように、まず、端末装置10の制御部15は、SB1にて表示された医療機関検索ボタンA7が操作部12を介して選択されることにより、医療機関情報の検索が受け付けられるまで待機する(SD1、NO)。
【0085】
そして、上記医療機関情報の検索が受け付けられると(SD1、Yes)、端末装置10の制御部15は、医療情報検索画面Aをディスプレイ13の上方向に向けてスライドさせ(ただし、医療情報検索画面Aのうち、DPCコード表示エリアA3、DPC病名表示エリアA4、再表示ボタンA6、及び医療機関検索ボタンA7は、継続して表示されている)、地域検索画面E、又は地域検索画面E及び地域選択画面Fを生成してディスプレイ13に表示させた後、医療機関情報の検索対象となる地域の検索が操作部12を介して受け付けられるまで待機する(SD2、No)。
【0086】
図18、
図19は、地域検索画面Eの表示例を示す図である。
図18に示すように、この地域検索画面Eは、地域指定検索ボタンE1と、地図検索ボタンE2とを含んで構成されている。このうち、地域指定検索ボタンE1は、地域検索画面Eに表示された地域であって指定された地域の選択を行うためのボタンであり、地図検索ボタンE2は、端末装置10のデータ記録部16にあらかじめ記録された地図情報に用いて、地域の検索を行うためのボタンである。また、この医療機関評価処理においては、ユーザによって、地域指定検索ボタンE1又は地図検索ボタンE2が操作部12を介して選択される。
【0087】
ここで、地域指定検索ボタンE1が選択された場合には、
図19に示すように、地域検索画面Eは、地方を選択するための地方選択ボタンE3と、都道府県を選択するための都道府県選択ボタンE4と、市区町村を選択するための市区町村選択ボタンE5と、検索を開始する検索開始ボタンE6とを含んで構成される。また、これら地方選択ボタンE3、都道府県選択ボタンE4、及び市区町村選択ボタンE5のいずれか1つが操作部12を介して選択された場合には、地域選択画面Fが生成される。この地域選択画面Fは、指定された地域を表示する地域表示エリアF1と、地域表示エリアF1に表示された地域を選択するための地域選択エリアF2とを含んで構成されており、これら地域表示エリアF1と地域選択エリアF2とが相互に関連づけて配置される。なお、地方選択ボタンE3が選択された場合と、都道府県選択ボタンE4が選択された場合と、市区町村選択ボタンE5が選択された場合と選択された場合とで、異なる情報が地域表示エリアF1に表示される。
【0088】
この場合における地域の検索の受け付けについては、例えば、ユーザが地方選択ボタンE3を操作部12を介して選択すると、端末装置10の制御部15は、地域選択画面Fを生成し、当該選択された地方選択ボタンE3に対応する指定された地域(すなわち、全国、北海道、東北等)を地域表示エリアF1に表示させる。そして、ユーザが、地域表示エリアF1に表示された地域の中から少なくとも1つ以上の地域に対応する地域選択エリアF2を操作部12を介して選択した後、検索開始ボタンE6を操作部12を介して選択することで、当該地域の検索が受け付けられる(なお、都道府県選択ボタンE4、又は市区町村選択ボタンE5が選択された場合についても同様とする)。
【0089】
また、地図検索ボタンE2が選択された場合には、医療機関評価タブB2の後述する地図検索エリアが自動的に表示されると共に、地図検索ボタンE2は、検索の基点の位置に関する情報(例えば、住所又は郵便番号等)を入力するための基点位置入力エリア(図示省略)と、検索の基点からの検索範囲(例えば、基点から半径10km以内の範囲等)を指定するための検索範囲指定ボタン(図示省略)と、検索を開始するための検索開始ボタン(図示省略)とを含んで構成される。
【0090】
この場合における地域の検索の受け付けについては、例えば、ユーザが基点位置入力エリアに検索の基点の位置に関する情報を操作部12を介して入力すると共に、所定の検索範囲に対応する検索範囲指定ボタンを操作部12を介して選択すると、端末装置10の制御部15は、データ記録部16にあらかじめ記録された地図情報に基づいて、当該入力された所定の住所及び当該選択された所定の検索範囲に対応する検索範囲を特定し、当該特定した検索範囲を後述する地図検索エリアに表示された地図に対して重ねて表示する。その後、ユーザが検索開始ボタンを選択することで、当該地域の検索が受け付けられる。
【0091】
そして、上記地域の検索が受け付けられると(SD2、Yes)、端末装置10の制御部15は、データ記録部16にあらかじめ記録された地図情報に基づいて、当該検索された地域に関する情報を取得し(SD3)、当該取得した地域に関する情報と、SC5にて特定されたDPC病名情報とを含む第3取得要求情報を送信する(SD4)。この検索された地域に関する情報については、例えば、地方選択ボタンE3で地域検索された場合には、当該検索された地方に関連する都道府県名(例えば、検索された地方が全国の場合には、すべての都道府県等)を含む情報が、上記検索された地域に関する情報として取り扱われる。また、都道府県選択ボタンE4で地域検索された場合には、当該検索された都道府県名を含む情報が、上記検索された地域に関する情報として取り扱われる。また、市区町村選択ボタンE5で地域検索された場合には、当該検索された市区町村名と、当該市区町村名の都道府県名とを相互に関連付けて含む情報が、上記検索された地域に関する情報として取り扱われる。また、住所入力エリア(又は郵便番号入力エリア)及び検索範囲指定ボタンで地域検索された場合には、当該検索された検索範囲内における都道府県名と、市区町村名とを相互に関連付けて含む情報が、上記検索された地域に関する情報として取り扱われる。
【0092】
次に、管理サーバ20の取得部22aは、SD4にて端末装置10から送信された第3取得要求情報を、通信部21を介して取得するまで待機する(SD5、No)。
【0093】
そして、上記第3取得要求情報が取得された場合(SD5、Yes)、管理サーバ20の医療機関情報特定部22dは、医療機関情報DB23dに格納されている医療機関名情報の中から、上記第3取得要求情報に含まれる地域に関する情報及びDPC病名情報に基づいて、医療機関名情報を特定する(SD6)。
【0094】
ここで、医療機関名情報の特定については、具体的には、まず、第3取得要求情報に含まれるDPC病名情報に対応する医療機関名情報が特定される。次いで、この第3取得要求情報に含まれる上記検索された地域に関する情報が都道府県名のみを含む場合には、上記特定された医療機関名情報の中から、当該都道府県名と合致する医療機関名情報が特定される。あるいは、この第3取得要求情報に含まれる上記検索された地域に関する情報が都道府県名と市区町村名とを相互に関連付けて含む場合には、上記特定された医療機関名情報の中から、当該都道府県名及び市区町村名と合致する医療機関名情報が特定される。例えば、第3取得要求情報に、DPC病名情報=原発性肺癌、上記検索された地域に関する情報=全国であった場合には、医療機関情報DB23dに格納されている医療機関名情報の中から、DPC病名情報=原発性肺癌に対応するすべての医療機関名情報=A病院からH病院等が特定される。
【0095】
次いで、管理サーバ20の医療機関評価情報特定部22eは、医療機関評価情報DB23eに格納されている医療機関評価情報の中から、医療機関情報特定手段にて特定された医療機関情報に対応する全国順位情報、第1患者数情報、100床あたりの患者数情報、在院日数情報、二次医療圏のシェア率情報、複雑性情報、効率性情報、及び評価年代情報を特定する(SD7)。
【0096】
次に、管理サーバ20の医療機関評価情報特定部22eは、SD6にて特定された医療機関名情報と、SD7にて特定された全国順位情報、第1患者数情報、100床あたりの患者数情報、在院日数情報、二次医療圏のシェア率情報、複雑性情報、効率性情報、及び評価年代情報とに基づいて、医療機関リストを作成する(SD8)。ここで、「医療機関リスト」とは、SD6にて医療機関名情報が複数特定された場合に、当該複数の医療機関名情報に対応する医療機関評価情報を相互に対比可能となるようにテキスト形式で表示するためのリストである。
【0097】
ここで、この医療機関リストの作成方法については、例えば、評価年代情報毎にリストを作成し、各リストには、項目「医療機関名」、項目「全国順位」、項目「患者数」、項目「100床あたりの患者数」、項目「平均在院日数」、項目「二次医療圏のシェア率情報」、項目「複雑性」、及び項目「効率性」と、各項目に対応する情報とを、相互に関連付けて構成する方法等が該当する。なお、これら項目に対応する情報は、
図6の医療機関評価情報DB23eの同一項目名に対応して格納される情報と同じであるので、説明を省略する。
【0098】
次いで、管理サーバ20の医療機関評価情報特定部22eは、SD6にて特定された医療機関名情報と、SD7にて特定された第1患者数情報、在院日数情報、二次医療圏のシェア率情報、及び評価年代情報とに基づいて、評価グラフ(以下、「第1評価グラフ」と称する)を作成する(SD9)。ここで、「評価グラフ」とは、SD6にて医療機関名情報が複数特定された場合に、当該複数の医療機関名情報に対応する医療機関評価情報を相互に対比可能となるように図形形式で表示するためのグラフである。
【0099】
ここで、第1評価グラフの作成方法については、以下に示す方法によって作成される。具体的には、まず、評価年代情報毎に、患者数又は在院日数の一方を縦軸にすると共に、患者数又は在院日数の他方を横軸にするグラフを生成する(実施の形態1では、患者数を縦軸にすると共に、在院日数の他方を横軸にするグラフを生成する)。次に、これら生成したグラフ内に、SD6にて特定された各医療機関名情報に対応する第1患者数情報と在院日数情報とが交差する位置に、当該各医療機関名情報を示す情報(ここでは、医療機関評価タブB2の後述する凡例表示エリアG6に表示される記号。以下、「表示記号」と称する)をプロットする。そして、このプロットされた表示記号の大きさを、二次医療圏のシェア率情報に応じた大きさで表示されるように設定する。また、この第1評価グラフの構成については任意であり、医療機関評価情報DB23eに格納されている第1患者数情報又は在院日数情報の平均値を算出し(実施の形態1では、在院日数情報の平均値を算出する)、当該算出した平均値を示す基準線(以下、「第1基準線L1」と称する)を第1評価グラフに重ねて表示する構成等が採用されてもよい。
【0100】
次いで、管理サーバ20の医療機関評価情報特定部22eは、SD6にて特定された医療機関名情報と、SD7にて特定された第1患者数情報、複雑性情報、効率性情報、及び評価年代情報とに基づいて、評価グラフ(以下、「第2評価グラフ」と称する)を作成する(SD10)。
【0101】
ここで、第2評価グラフの作成方法については、以下に示す方法によって作成される。具体的には、まず、評価年代情報毎に、複雑性指数又は効率性指数の一方を縦軸にすると共に、複雑性指数又は効率性指数の他方を横軸にするグラフを生成する(実施の形態1では、効率性指数を縦軸にすると共に、複雑性指数を横軸にするグラフを生成する)。次に、この生成したグラフ内に、SD6にて特定された各医療機関名情報に対応する複雑性情報と効率性情報とが交差する位置に、上記表示記号をプロットする。そして、このプロットされた表示記号の大きさを、第1患者数情報に応じた大きさで表示されるように設定する。また、この第2評価グラフの構成については任意であり、複雑性情報のゼロ値を示す基準線(以下、「第2基準線L2」と称する)と、効率性情報のゼロ値を示す基準線(以下、「第3基準線L3」と称する)とを第2評価グラフに重ねて表示する構成等が採用されてもよい。
【0102】
このように、SD8からSD10の処理において、医療機関リスト、第1評価グラフ、及び第2評価グラフを作成するので、端末装置10における医療機関リスト、第1評価グラフ、及び第2評価グラフを作成する処理を省略することができ、端末装置10の処理負荷を低減できる。
【0103】
SD10の処理後、管理サーバ20の制御部22は、SD8からSD10の処理にて作成された医療機関リスト、第1評価グラフ、及び第2評価グラフとを通信部21によって端末装置10に送信させる(SD11)。ここで、医療機関リスト、第1評価グラフ、及び第2評価グラフの送信方法については、例えば、端末装置10において、医療機関リストにおける各項目に対応する情報を並び替えて表示したり、あるいは、第1評価グラフ(又は第2評価グラフ)にプロットされている表示記号の一部を非表示にしたりすることが可能となるように、医療機関リスト、第1評価グラフ、及び第2評価グラフを画像データとして送信することに加えて、SD6にて特定された医療機関名情報と、SD7にて特定された全国順位情報、第1患者数情報、100床あたりの患者数情報、在院日数情報、二次医療圏のシェア率情報、複雑性情報、効率性情報、及び評価年代情報も送信する方法等が採用される。あるいは、これに限られず、通信の負荷を低減するために、医療機関リスト、第1評価グラフ、及び第2評価グラフを画像データとして送信する方法が採用されてもよい。
【0104】
次に、端末装置10の制御部15は、SD11にて管理サーバ20から送信された医療機関リスト、第1評価グラフ、及び第2評価グラフ等を、通信部11を介して受信するまで待機する(SD12、No)。
【0105】
そして、医療機関リスト、第1評価グラフ、及び第2評価グラフ等が受信された場合(SD12、Yes)、端末装置10の出力制御部15aは、医療機関リスト、第1評価グラフ、及び第2評価グラフを医療情報表示画面Bに表示させる(SD13)。
【0106】
ここで、医療機関評価処理における医療情報表示画面Bの表示については、以下に示す通りとなる。
【0107】
具体的には、この医療機関評価処理においては、SD11の処理が終了したことをトリガとして、医療機関評価タブB2が自動的に選択される。この医療機関評価タブB2は、医療機関リスト表示タブG1、評価グラフ表示タブG2、及び地図検索タブG3とを含んで構成されている。このうち、医療機関リスト表示タブG1は、医療機関リストの表示を選択するためのタブであり、評価グラフ表示タブG2は、第1評価グラフ又は第2評価グラフの表示を選択するためのタブである。地図検索タブG3は、地図検索ボタンE2による地域の検索に用いられる地図の表示を選択するためのタブであり、地図検索エリア(図示省略)を含んで構成されている。この地図検索エリアは、地図検索ボタンE2による地域の検索に用いられる地図を表示するエリアである。
【0108】
また、医療機関評価タブB2が選択された後、ユーザによって、医療機関リスト表示タブG1又は評価グラフ表示タブG2が操作部12を介して選択される。
【0109】
ここで、医療機関リスト表示タブG1は、「医療機関リスト表示エリア」G4を含んで構成されている。
図20は、医療機関リスト表示エリアG4の表示例を示す図である。医療機関リスト表示エリアG4は、医療機関リストを表示するエリアである。また、医療機関リストの表示については、例えば、
図20に示すように、医療機関リスト表示タブG1が選択されている場合において、SD8にて作成された医療機関リストが医療機関リスト表示エリアG4に表示される。また、この医療機関リストにおいては、例えば、医療機関リストの各項目名が表示されている部分が操作部12を介して選択された場合には、当該選択された項目に対応する情報の順位を、SD12にて取得された全国順位情報等の情報に基づいて特定し、当該特定された順位に基づいて、医療機関リストにおける各項目に対応する情報が並び替えて表示されてもよい(具体的には、医療機関リストの項目「患者数」の部分が選択された場合には、項目「患者数」に対応する情報の患者数が多い順位(又は患者数が少ない順位)が特定され、当該特定された順位に基づいて医療機関リストの各項目に対応する情報が並び替えて表示される)。
【0110】
また、評価グラフ表示タブG2は、「評価グラフ表示エリア」G5と、「凡例表示エリア」G6と、「評価グラフ切り替えボタン」G7と、「評価年代切り替えカーソル」G8とを含んで構成されている。
図21、
図22は、評価グラフ表示エリアG5の表示例を示す図である。評価グラフ表示エリアG5は、第1評価グラフ又は第2評価グラフを表示するためのエリアであり、凡例表示エリアG6は、評価グラフ表示エリアG5に表示された情報(具体的には、医療機関名情報)の凡例を表示するエリアである。評価グラフ切り替えボタンG7は、評価グラフ表示エリアG5における第1評価グラフ又は第2評価グラフの表示を切り替えるためのボタンである。評価年代切り替えカーソルG8は、第1評価グラフ又は第2評価グラフの表示を評価年代に応じて切り替えるためのボタンである。また、第1評価グラフ又は第2評価グラフの表示については、
図21、
図22に示すように、評価グラフ表示タブG2が選択されている場合において、操作部12を介して評価グラフ切り替えボタンG7が操作されることにより、SD9にて作成された第1評価グラフ又はSD10にて作成された第2評価グラフのいずれか1つが評価グラフ表示エリアG5に表示される。また、第1評価グラフ(又は第2評価グラフ)が表示されている場合において、操作部12を介して評価年代切り替えカーソルG8が操作されることにより、所定の評価年代に応じた第1評価グラフ(又は第2評価グラフ)が評価グラフ表示エリアG5に表示される。
【0111】
このような
図21、
図22に示す第1評価グラフ、及び第2評価グラフから、以下のことが言える。例えば、
図21に示す第1評価グラフでは、医療機関名情報=A病院に対応する表示記号については、在院日数情報=6.1日と第1基準線L1の示す値=9.7日よりも高く、さらに第1患者数情報=934人と他の医療機関名情報の第1患者数情報に比べて高い。このことからすると、医療機関名情報=A病院は、医療サービスの効率性が高い医療機関であるようにも思える。しかしながら、
図22に示す第2評価グラフでは、複雑性情報=−3.21と第2基準線L2の示す値=0.0よりも低く、さらに効率性情報=−3.25と第3基準線L3の示す値=0.0よりも低い。以上のことから、医療機関名情報=A病院は、主に、比較的簡易な治療に関する医療サービスを多くの患者に対して提供しているものの、その医療サービスの効率性が低い医療機関であると言える。よって、医療機関名情報=A病院については、高品質な医療サービスを提供している医療機関ではないと言える。
【0112】
このように、医療機関リスト、第1評価グラフ、及び第2評価グラフを医療情報表示画面Bに表示できるので、DPC病名特定情報に関する病気の治療が受けられる医療機関の医療機関情報を提示できるため、医療機関の選定を一層容易に行うことが可能となる。また、例えば、SD6にて医療機関名情報が複数特定された場合に、当該特定された複数の医療機関名情報に対応する医療機関評価情報を相互に対比可能となるように表示できるため、複数の医療機関の比較を容易に行うことができる。これにより、高品質な医療サービスを提供する医療機関を正確に選定することができる。特に、第1評価グラフにおいては、第1患者数情報、在院日数情報、及び二次医療圏のシェア率情報に基づいて複数の医療機関の比較を容易に行うことができるため、高品質な医療サービスを提供する医療機関を一層正確に選定することが可能となる。また、第2評価グラフにおいては、複雑性情報、効率性情報、及び第1患者数情報に基づいて複数の医療機関の比較を容易に行うことができるため、高品質な医療サービスを提供する医療機関をさらに一層正確に選定することが可能となる。これにて、医療機関評価処理を終了する。
【0113】
(効果)
このように実施の形態1によれば、ICD病名情報DB23aに格納されている病気情報の中から、所定方法によって、取得部22aにて取得された検索条件情報に基づいて、当該検索条件情報に関する病気情報を抽出し、ICD病名情報DB23aに格納されているICD病名特定情報の中から、当該抽出した病気情報に対応するICD病名特定情報を検索する検索部22bと、DPC病名情報DB23bに格納されたDPC病名特定情報のうち、検索部22bにて検索されたICD病名特定情報に対応するDPC病名特定情報を特定するDPC病名特定情報特定部22cと、DPC病名特定情報特定部22cにて特定されたDPC病名特定情報をディスプレイ13を介して出力させる出力制御部15aとを備えているので、例えば、ユーザが操作部12を介して検索条件情報を入力することにより、当該入力された検索条件情報に対応するICD病名特定情報を検索でき、さらに当該検索されたICD病名特定情報に対応するDPC病名特定情報を特定できるため、従来のシステムに比べて、DPC病名特定情報を容易且つ正確に検索することができる。また、医療機関の選定の際に、上記特定されたDPC病名特定情報が用いられることで、医療機関の選定を容易に行うことが可能となる。
【0114】
また、検索条件情報は、一般病名特定情報を含み、検索部22bは、ICD病名情報DB23aに格納されている病気情報の中から、所定方法によって、取得部22aにて取得された一般病名特定情報に基づいて、当該一般病名特定情報に対応する病気情報を抽出し、ICD病名情報DB23aに格納されているICD病名特定情報の中から、当該抽出した病気情報に対応するICD病名特定情報を検索するので、例えば、ユーザが操作部12を介して一般病名特定情報を入力することにより、当該入力された一般病名特定情報に対応するICD病名特定情報を検索でき、さらに当該検索されたICD病名特定情報に対応するDPC病名特定情報を特定できる。よって、DPC病名特定情報を一層容易且つ正確に検索することができる。
【0115】
また、医療機関情報DB23dに格納された医療機関情報のうち、DPC病名特定情報特定部22cにて特定されたDPC病名特定情報に対応する医療機関情報を特定する医療機関情報特定部22dをさらに備え、出力制御部15aは、医療機関情報特定部22dにて特定された医療機関情報をディスプレイ13を介して出力させるので、DPC病名特定情報に関する病気の治療が受けられる医療機関の医療機関情報を提示できるため、医療機関の選定を一層容易に行うことが可能となる。
【0116】
医療機関評価情報DB23eに格納されている医療機関評価情報の中から、医療機関情報特定部22dにて特定された医療機関情報に対応する医療機関評価情報を特定する医療機関評価情報特定部22eをさらに備え、出力制御部15aは、医療機関情報特定部22dにて医療機関情報が複数特定された場合に、医療機関評価情報特定部22eにて特定された医療機関評価情報であって、当該特定された複数の医療機関情報に対応する医療機関評価情報を相互に対比可能となるようにディスプレイ13を介して出力させるので、複数の医療機関情報に対応する医療機関評価情報に基づいて、複数の医療機関の比較を容易に行うことができる。これにより、高品質な医療サービスを提供する医療機関を正確に選定することができることから、例えばユーザの医療費を低減することが可能となる。
【0117】
また、出力制御部15aは、患者数又は在院日数の一方を縦軸にすると共に、患者数又は在院日数の他方を横軸にするグラフに、医療機関情報特定部22dにて特定された医療機関情報に対応する第1患者数情報及び在院日数情報をディスプレイ13を介して表示させるので、第1患者数情報、及び在院日数情報に基づいて複数の医療機関の比較を容易に行うことができるため、高品質な医療サービスを提供する医療機関を一層正確に選定することができる。
【0118】
また、出力制御部15aは、複雑性指数又は効率性指数の一方を縦軸にすると共に、複雑性指数又は効率性指数の他方を横軸にするグラフに、医療機関情報特定部22dにて特定された医療機関情報に対応する複雑性情報及び効率性情報をディスプレイ13を介して表示させるので、複雑性情報、及び効率性情報に基づいて複数の医療機関の比較を容易に行うことができるため、高品質な医療サービスを提供する医療機関をさらに一層正確に選定することができる。
【0119】
〔実施の形態2〕
次に、実施の形態2に係る医療情報検索システムについて説明する。この実施の形態2は、検索条件情報が症状特定情報である形態である。ただし、この実施の形態2の構成及び処理は、特記する場合を除いて、実施の形態1の構成及び処理と略同一であり、実施の形態1と同じ構成及び処理については、必要に応じて、この実施の形態1で用いたものと同一の符号及び/又は名称を必要に応じて付して、その説明を省略する。
【0120】
(構成)
最初に、実施の形態2に係る医療情報検索システムの構成を説明する。
図23は、実施の形態2に係る医療情報検索システムを例示するブロック図である。
図23に示すように、実施の形態2に係る医療情報検索システム101は、実施の形態1に係る医療情報検索システム1とほぼ同様に構成される。ただし、管理サーバ20のデータ記録部16の構成については、下記に示す工夫が施されている。また、実施の形態2に係る「検索条件情報」は、症状特定情報であるとして以下説明すると共に、実施の形態2に係る「病気情報」は、実施の形態1に係る病気解説情報、症状解説情報、病気診断情報、病気画像情報、及び外部リンク先情報を含み、さらに後述する症状解説単語情報を含むものとして説明する。
【0121】
(構成−管理サーバーデータ記録部の構成について)
管理サーバ20のデータ記録部23は、ICD病名情報DB23a、DPC病名情報DB23b、DPC病名関連情報DB23c、医療機関情報DB23d、及び医療機関評価情報DB23eを備えることに加えて、症状概念DB23fを備えている。ここで、症状概念DB23fは、後述する症状解説単語情報と、ICD病名特定情報と、後述する単語間関連度情報とを相互に関連付けて格納する症状概念格納手段である。
図24は、症状概念DB23fの構成例を示す図である。
図24に示すように、症状概念DB23fは、項目「症状」、項目「ICD病名」、及び項目「単語間関連度」と、各項目に対応する情報とを、相互に関連付けて構成されている。なお、項目「ICD病名」に対応する情報は、
図2のICD病名情報DB23aの同一項目名に対応して格納される情報と同じであるので、説明を省略する。ここで、項目「症状」に対応する情報は、ICD病名情報DB23aに格納された症状解説情報に含まれる文書から公知の文字検索等を用いて抽出された単語であって、病気の症状を示す単語を特定する症状解説単語情報であり、例えば、「痰」等が該当する。また、項目「単語間関連度」に対応する情報は、症状解説単語情報と症状解説情報との単語間の関連の度合いを示す単語間関連度Rwを特定する単語間関連度情報である。例えば、ICD病名特定情報=原発性肺癌の症状解説情報に含まれる文書のうち1番目に記載されている文書(
図2では、「文書1」と表示)と、症状解説単語情報=「痰」とに対応する単語間関連度Rw=「0.21」等が該当する。この単語間関連度Rwの算出方法については、例えば、以下の式(1)により行う。
【0123】
ここで、xは、後述する第1ベクトルであり、yは、後述する第2ベクトルである。まず、公知の形態素解析を用いて、ICD病名情報DB23aに格納された各症状解説情報に含まれる文書から自立語のみを抽出する(例えば、ICD病名特定情報=原発性肺癌の症状解説情報に含まれる各文書から、自立語である「痰」、「血痰」、「胸痛」等が抽出される)。次に、症状解説単語情報に含まれる各単語のベクトル(以下、「第1ベクトル」と称する)をそれぞれ作成する(例えば、症状解説単語情報=「痰」に関する第1ベクトルについては、行数が上記抽出された自立語の個数であり、列数が1つであるベクトルにおいて、このベクトルの複数の行のうち、症状解説単語情報に含まれる単語と合致する上記抽出された自立語に対応する行に「1」を入れ、それ以外の行に「0」を入れることにより作成する)。次いで、上記抽出された各自立語の出現頻度に基づいて、各症状解説情報に含まれる各文書のベクトル(以下、「第2ベクトル」と称する)を作成する(例えば、ICD病名特定情報=原発性肺癌の症状解説情報に含まれる文書1に関する第2ベクトルについては、行数が上記抽出された自立語の個数であり、列数が1つであるベクトルにおいて、このベクトルの複数の行のうち、文書1に含まれる自立語と合致する上記抽出された自立語に対応する行に、当該自立語の出現頻度の数を入れ、それ以外の行に「0」を入れることにより作成する)。そして、上記作成された各第1ベクトルと各第2ベクトルとでなす角度の余弦値(コサイン値)をそれぞれ算出することにより、各第1ベクトルと各第2ベクトルとの関連度を示す単語間関連度Rwをそれぞれ算出する。
【0124】
(処理)
次に、このように構成される医療情報検索システム101によって実行される医療情報検索処理について説明する。
図25は、実施の形態2に係るICD病名表示処理のフローチャートである。なお、医療情報検索処理のうち、SA1におけるICD病名表示処理以外の処理については、実施の形態1に係る医療情報検索処理と同様であるので、説明を省略する。
【0125】
図25に示すように、SB1において、ユーザが端末装置10の操作部12を介して所定方法で医療情報検索画面Aの表示を指示すると、端末装置10の制御部15は、当該医療情報検索画面Aを生成してディスプレイ13に表示させて、検索条件情報(すなわち、症状特定情報)の入力が操作部12を介して受け付けられるまで待機する(SB1、No)。
【0126】
そして、上記検索条件情報の入力が受け付けられると(SB1、Yes)、端末装置10の制御部15は、当該入力された検索条件情報を取得し(SB2)、当該取得した検索条件情報を含む第1取得要求情報を送信する(SB3)。
【0127】
また、SB4において、第1取得要求情報が取得された場合(SB4、Yes)、管理サーバ20の検索部22bは、ICD病名情報DB23aに格納されているICD病名特定情報の中から、第1取得要求情報に含まれる検索条件情報(すなわち症状特定情報)に対応するICD病名特定情報を特定する(SB5)。具体的には、公知の形態素解析を用いて、症状特定情報に含まれる文書を単語ごとに分割し、公知の文字検索方法を用いて、ICD病名情報DB23aに格納されている症状解説情報に含まれている文書の中から、当該分割された単語のうち後述する単語i(例えば、「痰」等)を含む症状解説情報を抽出する。そして、ICD病名情報DB23aに格納されているICD病名特定情報の中から、当該抽出された病気解説情報に対応するICD病名特定情報(例えば、「原発性肺癌」等)を検索して特定する。
【0128】
次に、管理サーバ20の検索部22bは、ICD病名情報DB23a及び症状概念DB23fを参照しながら、ICD病名間関連度を算出する(SB6)。ここで、「ICD病名間関連度」とは、第1取得要求情報に含まれる検索条件情報とICD病名特定情報との関連の度合いを示すものである。
【0129】
このICD病名間関連度の算出方法については、以下の式(2)から式(5)を用いて、以下の説明の通りとなる。
【0134】
ここで、tfidf
i、j(又は、tfidf
i、n)は、ICD病名情報DB23aに格納された各症状解説情報に含まれる各文書の単語に関する重みを示すtf−idf値であり、tf
i、jは、所定の症状解説情報に含まれる文書j中の単語iにおける単語の出現頻度を示すtf値であり、idf
iは、逆文書頻度を示すidf値である。また、n
i、jは、上記文書jにおける単語iの出現回数であり、Σ
kn
k、jは、上記文書j中の単語の総数であり、|D|は、全文書数であり、|{d:d∋t
i}|は、所定の症状解説情報に含まれる文書のうち、単語iを含む文書数である。また、Rw
nは、上記各症状解説情報に含まれる各文書における単語間関連度であり、Ricd
iは、後述するICD病名間関連度である。なお、この「単語i」は、第1取得要求情報に含まれる検索条件情報の文書中の単語であって、病気の症状を示す単語である。
【0135】
具体的には、まず、症状概念DB23fに格納されているICD病名特定情報の中から、第1取得要求情報に含まれる検索条件情報(すなわち症状特定情報)に対応するICD病名特定情報を特定する。より具体的には、上述したように、公知の形態素解析を用いて分割された症状特定情報に含まれる文書中の単語のうち単語i(例えば、「痰」等)と合致する症状解説単語情報を抽出する。そして、症状概念DB23fに格納されているICD病名特定情報の中から、当該抽出された症状解説単語情報に対応するICD病名特定情報(例えば、「原発性肺癌」等)を検索して特定する(なお、この処理にて特定されたICD病名特定情報は、SB5にて特定されたICD病名特定情報と同じである)。
【0136】
次に、症状概念DB23fに格納されている単語間関連度情報の中から、上記特定されたICD病名特定情報に対応する各文書の単語間関連度情報Rw
1、・・・Rw
nを取得する。例えば、症状解説単語情報=痰に対応するICD病名特定情報=「原発性肺癌」が特定された場合には、文書1の単語間関連度情報Rw
1=0.21、文書2の単語間関連度情報Rw
2=0.15、文書3の単語間関連度情報Rw
3=0.18、文書4の単語間関連度情報Rw
3=0.25が取得される。
【0137】
次いで、ICD病名情報DB23aの症状解説情報の中から、上記特定されたICD病名特定情報に対応する症状解説情報を特定し、当該特定された症状解説情報に含まれる各文書を参照しながら、公知の文字検索方法を用いて|D|を特定すると共に、当該各文書における単語iに関するn
i、j、Σ
kn
k、j、及び|{d:d∋t
i}|を特定する。
【0138】
次に、式(2)から式(4)を用いて、上記特定されたn
i、j、Σ
kn
k、j、|D|、|{d:d∋t
i}|に基づいて、当該特定された症状解説情報に含まれる文書j中の単語iに関するtfidf
i、jを算出する。例えば、ICD病名特定情報=「原発性肺癌」に対応する症状解説情報が特定された場合において、当該特定された症状解説情報に含まれる文書1中の単語i(ここでは、「痰」)に関するn
i、1=1、Σ
kn
k、1=10、及び|{d:d∋t
i}|=2、|D|=4が特定された場合に、当該文書1中の単語iに関するtfi=n
i、1/Σ
kn
k、1=1/10=0.10、当該文書1中の単語iに関するdf
i、1=log(|D|/|{d:d∋t
i}|)=log(4/2)=0.30、当該文書1中の単語iに関するtfidf
i、1=tfi×df
i、1=0.10×0.30=0.03が算出される。
【0139】
次いで、上述したn
i、j、Σ
kn
k、j、及び|{d:d∋t
i}|の取得から上記tfidf
i、jの算出までの手順を、上記特定された症状解説情報に含まれるすべての文書を対象として行うことにより、当該特定された症状解説情報に含まれる各文書の単語iに関するtfidf
i、1、・・・、tfidf
i、nをそれぞれ算出する。例えば、ICD病名特定情報=「原発性肺癌」に対応する症状解説情報が特定された場合において、当該特定された症状解説情報に含まれる文書1中の単語i(ここでは、「痰」)に関するtfidf
i、1=0.03、当該特定された症状解説情報に含まれる文書2中の単語iに関するtfidf
i、2=0.01、当該特定された症状解説情報に含まれる文書3中の単語iに関するtfidf
i、3=0.02、当該特定された症状解説情報に含まれる文書4中の単語iに関するtfidf
i、4=0.02が算出される。
【0140】
続いて、式(5)を用いて、上記取得された単語間関連度情報Rw
1、・・・Rw
nと、上記算出された各文書中の単語iに関するtfidf
i、1、・・・、tfidf
i、nとに基づいて、当該tf−idf値の重みづけによる単語間関連度情報Rw
1、・・・Rw
nの加重平均であるICD病名間関連度Ricd
iを算出する。例えば、ICD病名特定情報=「原発性肺癌」が特定された場合において、Rw
1=0.21、Rw
2=0.15、Rw
3=0.18、Rw
3=0.25が取得され、tfidf
i、1=0.03、tfidf
i、2=0.01、tfidf
i、3=0.02、tfidf
i、4=0.02が算出された場合には、ICD病名間関連度Ricd
i=(Rw
1×tfidf
i、1+Rw
2×tfidf
i、2+Rw
3×tfidf
i、3+Rw
4×tfidf
i、4)/(tfidf
i、1+tfidf
i、2+tfidf
i、3+tfidf
i、4)=(0.21×0.03+0.15×0.01+0.18×0.02+0.25×0.02)/(0.03+0.01+0.02+0.02)=0.20が算出される。なお、上記特定されたICD病名特定情報が複数存在する場合には、上述した算出方法を、ICD病名特定情報毎に行うことにより、複数のICD病名特定情報の各々に対応するICD病名間関連度を算出することができる。
【0141】
次に、管理サーバ20の検索部22bは、SB5にて特定されたICD病名特定情報と、SB6にて算出されたICD病名間関連度とに基づいて、ICD病名リストを作成する(SB7)。ここで、「ICD病名リスト」は、ICD病名特定情報と、ICD病名間関連度を特定する情報(以下、「ICD病名間関連度情報」と称する)とを相互に関連付けてテキスト形式で表示するためのリストである。
【0142】
ここで、ICD病名リストの作成方法については、例えば、項目「ICD病名」、及び項目「関連度」と、各項目に対応する情報とを、相互に関連付けて構成する方法等が該当する。ここで、項目「ICD病名」に対応する情報は、
図2のICD病名情報DB23aの同一項目名に対応して格納される情報と同じであるので、説明を省略する。また、項目「関連度」に対応する情報は、ICD病名間関連度情報であり、例えば、ICD病名特定情報=「原発性肺癌」の場合には、「0.20」等が該当する。
【0143】
また、ICD病名リストに含まれるICD病名特定情報及びICD病名間関連度情報の特定については、例えば、SB6にて算出されたすべてのICD病名間関連度に関するICD病名間関連度情報のうち、ICD病名間関連度が所定値以上(例えば0.05以上等)であるICD病名間関連度情報を抽出し、SB5にて特定されたICD病名特定情報の中から、当該抽出されたICD病名間関連度情報に対応するICD病名特定情報を検索することにより特定される。あるいは、これに限られず、例えば、SB5にて特定されたすべてのICD病名特定情報と、SB6にて算出されたすべてのICD病名間関連度に関するICD病名間関連度情報とが、ICD病名リストに含まれるICD病名特定情報及びICD病名間関連度情報として特定されてもよい。
【0144】
SB7の処理後、管理サーバ20の制御部22は、SB7にて作成されたICD病名リストを通信部21によって端末装置10に送信させる(SB8)。
【0145】
次に、端末装置10の制御部15は、SB8にて管理サーバ20から送信されたICD病名リストを、通信部11を介して受信するまで待機する(SB9、No)。
【0146】
そして、上記ICD病名リストが受信された場合(SB9、Yes)、端末装置10の出力制御部15aは、当該受信されたICD病名リストをICD病名表示エリアA2に表示させる(SB10)。
【0147】
図26は、ICD病名表示エリアA2の表示例を示す図である。このICD病名リストの表示については、例えば、
図26に示すように、ICD病名表示エリアA2において、SB7にて作成されたICD病名リストにおけるICD病名特定情報と、ICD病名間関連度情報とが相互に関連付けて表示される。また、SA2のDPC病名表示処理において、ICD病名リストからICD病名特定情報が選択可能となるように、少なくとも各ICD病名特定情報(または、各ICD病名特定情報と、当該各ICD病名特定情報に対応するICD病名間関連度情報)がドロップダウンリスト形式で表示される。
【0148】
このように、検索条件情報を症状特定情報として端末装置10に入力することにより、当該検索条件情報に対応するICD病名特定情報とICD病名間関連度情報とを含むICD病名リストをディスプレイ13に表示することができるので、ユーザが症状特定情報とICD病名特定情報との対応関係及び関連の度合いを容易に認識することが可能となる。これにて、ICD病名表示処理を終了する。
【0149】
(効果)
このように実施の形態2によれば、検索条件情報は、症状特定情報を含み、検索部22bは、ICD病名情報DB23aに格納されている病気情報の中から、所定方法によって、取得部22aにて取得された症状特定情報に基づいて、当該症状特定情報に対応する病気情報を抽出し、ICD病名情報DB23aに格納されているICD病名特定情報の中から、当該抽出した病気情報に対応するICD病名特定情報を検索するので、例えば、ユーザが操作部12を介して症状特定情報を入力することにより、当該入力された症状特定情報に対応するICD病名特定情報を検索でき、さらに当該検索されたICD病名特定情報に対応するDPC病名特定情報を特定できる。よって、DPC病名特定情報を一層容易且つ正確に検索することができる。
【0150】
また、出力制御部15aは、検索部22bにて検索されたICD病名特定情報と、検索部22bにて算出されたICD病名間関連度とを相互に関連付けてディスプレイ13を介して出力させるので、検索されたICD病名特定情報における症状特定情報との関連の度合いを提示できるため、DPC病名特定情報をさらに一層正確に検索することができる。
【0151】
〔変形例〕
以上、本発明に係る実施の形態について説明したが、本発明の具体的な構成及び手段は、特許請求の範囲に記載した各発明の技術的思想の範囲内において、任意に改変及び改良できる。以下、このような変形例について説明する。
【0152】
(解決しようとする課題や発明の効果について)
まず、発明が解決しようとする課題や発明の効果は、前記した内容に限定されるものではなく、本発明によって、前記に記載されていない課題を解決したり、前記に記載されていない効果を奏することもでき、また、記載されている課題の一部のみを解決したり、記載されている効果の一部のみを奏することがある。従来のシステムよりも、医療情報を容易且つ正確に検索することができない場合であっても、本願発明の手段が従来のシステムの手段と異なっている場合には、本願発明の課題が解決されている。
【0153】
(分散や統合について)
また、上述した各電気的構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各部の分散や統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散又は統合して構成できる。例えば、端末装置10又は管理サーバ20を複数の装置に分散して構成したり、端末装置10又は管理サーバ20を相互に統合したり、端末装置10又は管理サーバ20の一方の機能の一部を他方に持たせたりしてもよい。また、各部を分散する場合において、これら各部の相互間の連携は、有線と無線のいずれか一方又は両方により行うことができる。
【0154】
(形状、数値、構造、時系列について)
実施の形態や図面において例示した構成要素に関して、形状、数値、又は複数の構成要素の構造若しくは時系列の相互関係については、本発明の技術的思想の範囲内において、任意に改変及び改良することができる。
【0155】
(第1評価グラフ及び第2評価グラフについて)
上記実施の形態1、2では、第1評価グラフにおける表示記号の大きさが、二次医療圏のシェア率情報に応じた大きさとなるように設定されると説明したが、これに限られず、例えば、この表示記号の大きさがすべて同じ大きさとなるように設定されてもよい(なお、第2評価グラフにおける表示記号の大きさについても同様とする)。
【0156】
(症状概念DBについて)
上記実施の形態2では、管理サーバ20は、症状概念DB23fを備えていると説明したが、症状概念DB23fを省略してもよい。この場合において、ICD病名間関連度の算出については、具体的には、管理サーバ20の検索部22bは、ICD病名情報DB23aに格納されている症状解説情報を参照しながら、上述した単語間関連度Rwの算出方法と同一の方法を用いて、単語間関連度を算出し、上述したICD病名間関連度の算出方法を用いて、当該算出した単語間関連度に基づいて、ICD病名間関連度を算出する。
【0157】
(医療情報検索処理について)
上記実施の形態1、2では、SA1からSA3の処理が行われると説明したが、SA3の処理を省略してもよい。この場合には、管理サーバ20の医療機関情報特定部22d、医療機関評価情報特定部22e、医療機関情報DB23d、及び医療機関評価情報DB23eを省略することができる。
【0158】
(医療情報評価処理について)
上記実施の形態1、2では、SD8からSD10の処理が行われると説明したが、SD8からSD10(例えば、SD8及びSD9、SD8及びSD10、又はSD9及びSD10)の一部の処理を省略してもよい。
【0159】
(付記)
付記1に記載の医療情報検索システムは、医療情報を検索する医療情報検索システムであって、国際疾病分類にしたがって定められた病名であるICD病名を特定するICD病名特定情報と、病気に関する病気情報とを相互に関連付けて格納するICD病名情報格納手段と、前記ICD病名特定情報と、診断群分類別包括評価における疾患分類コードにしたがって定められた病名であるDPC病名を特定するDPC病名特定情報とを相互に関連付けて格納するDPC病名情報格納手段と、前記医療情報を検索するための検索条件を特定する検索条件情報を取得する取得手段と、前記ICD病名情報格納手段に格納されている前記病気情報の中から、所定方法によって、前記取得手段にて取得された前記検索条件情報に基づいて、当該検索条件情報に関する前記病気情報を抽出し、前記ICD病名情報格納手段に格納されている前記ICD病名特定情報の中から、当該抽出した前記病気情報に対応する前記ICD病名特定情報を検索する検索手段と、前記DPC病名情報格納手段に格納された前記DPC病名特定情報のうち、前記検索手段にて検索された前記ICD病名特定情報に対応する前記DPC病名特定情報を特定するDPC病名特定情報特定手段と、前記DPC病名特定情報特定手段にて特定された前記DPC病名特定情報を出力手段を介して出力させる出力制御手段と、を備えている。
【0160】
付記2に記載の医療情報検索システムは、付記1に記載の医療情報検索システムにおいて、前記検索条件情報は、一般的に知られている病名である一般病名を特定する一般病名特定情報又は病気の症状を特定する症状特定情報を含み、前記検索手段は、前記ICD病名情報格納手段に格納されている前記病気情報の中から、所定方法によって、前記取得手段にて取得された前記一般病名特定情報又は前記症状特定情報に基づいて、当該一般病名特定情報又は当該症状特定情報に対応する前記病気情報を抽出し、前記ICD病名情報格納手段に格納されている前記ICD病名特定情報の中から、当該抽出した前記病気情報に対応する前記ICD病名特定情報を検索する。
【0161】
付記3に記載の医療情報検索システムは、付記2に記載の医療情報検索システムにおいて、前記検索条件情報は、前記症状特定情報を含み、前記病気情報は、病気の症状の内容を説明した解説を示す症状解説情報と、前記症状解説情報に含まれる文書中の単語であって、病気の症状を示す単語を特定する症状解説単語情報とを含み、前記症状解説単語情報と、前記ICD病名特定情報と、前記症状解説単語情報と前記症状解説情報との単語間の関連の度合いを示す単語間関連度情報と、を相互に関連付けて格納する症状概念格納手段をさらに備え、前記検索手段は、前記取得手段にて取得された前記症状特定情報と、前記ICD病名情報格納手段に格納された前記症状解説情報と、前記ICD病名情報格納手段に格納された前記単語間関連度情報とに基づいて、当該検索手段にて検索された前記ICD病名特定情報に対応するICD病名間関連度であって、前記症状特定情報と前記ICD病名特定情報との関連の度合いを示すICD病名間関連度を算出し、前記出力制御手段は、前記検索手段にて検索された前記ICD病名特定情報と、前記検索手段にて算出された前記ICD病名間関連度と、を相互に関連付けて前記出力手段を介して出力させる。
【0162】
付記4に記載の医療情報検索システムは、付記1から3のいずれか一項に記載の医療情報検索システムにおいて、前記DPC病名特定情報と、医療機関を特定する医療機関情報とを相互に関連付けて格納する医療機関情報格納手段と、前記医療機関情報格納手段に格納された前記医療機関情報のうち、前記DPC病名特定情報特定手段にて特定された前記DPC病名特定情報に対応する前記医療機関情報を特定する医療機関情報特定手段と、をさらに備え、前記出力制御手段は、前記医療機関情報特定手段にて特定された前記医療機関情報を前記出力手段を介して出力させる。
【0163】
付記5に記載の医療情報検索システムは、付記4に記載の医療情報検索システムにおいて、前記医療機関情報と、前記医療機関を評価する際の指標となる医療機関評価情報とを相互に関連づけて格納する医療機関評価情報格納手段と、前記医療機関評価情報格納手段に格納されている前記医療機関評価情報の中から、前記医療機関情報特定手段にて特定された前記医療機関情報に対応する前記医療機関評価情報を特定する医療機関評価情報特定手段と、をさらに備え、前記出力制御手段は、前記医療機関情報特定手段にて前記医療機関情報が複数特定された場合に、前記医療機関評価情報特定手段にて特定された前記医療機関評価情報であって、当該特定された前記複数の医療機関情報に対応する前記医療機関評価情報を相互に対比可能となるように前記出力手段を介して出力させる。
【0164】
付記6に記載の医療情報検索システムは、付記5に記載の医療情報検索システムにおいて、前記医療機関評価情報は、前記医療機関における入院患者の患者数を特定するための患者数情報と、前記医療機関における入院患者の在院日数を特定するための在院日数情報とを含み、前記出力制御手段は、前記患者数又は前記在院日数の一方を縦軸にすると共に、前記患者数又は前記在院日数の他方を横軸にするグラフに、前記医療機関情報特定手段にて特定された前記医療機関情報に対応する前記患者数情報及び前記在院日数情報を前記出力手段を介して表示させる。
【0165】
付記7に記載の医療情報検索システムは、付記5又は6に記載の医療情報検索システムにおいて、前記医療機関評価情報は、前記医療機関における入院患者の中で重症患者が占める割合を示す複雑性指数を特定するための複雑性情報と、前記医療機関における医療サービスの効率性を示す効率性指数を特定するための効率性情報とを含み、前記出力制御手段は、前記複雑性指数又は前記効率性指数の一方を縦軸にすると共に、前記複雑性指数又は前記効率性指数の他方を横軸にするグラフに、前記医療機関情報特定手段にて特定された前記医療機関情報に対応する前記複雑性情報及び前記効率性情報を前記出力手段を介して表示させる。
【0166】
付記8に記載の医療情報検索プログラムは、国際疾病分類にしたがって定められた病名であるICD病名を特定するICD病名特定情報と、病気に関する病気情報とを相互に関連付けて格納するICD病名情報格納手段と、前記ICD病名特定情報と、診断群分類別包括評価における疾患分類コードにしたがって定められた病名であるDPC病名を特定するDPC病名特定情報とを相互に関連付けて格納するDPC病名情報格納手段と、を備えるコンピュータに実行させるプログラムであって、前記コンピュータを、医療情報を検索するための検索条件を特定する検索条件情報を取得する取得手段と、前記ICD病名情報格納手段に格納されている前記病気情報の中から、所定方法によって、前記取得手段にて取得された前記検索条件情報に基づいて、当該検索条件情報に関する前記病気情報を抽出し、前記ICD病名情報格納手段に格納されている前記ICD病名特定情報の中から、当該抽出した前記病気情報に対応する前記ICD病名特定情報を検索する検索手段と、前記DPC病名情報格納手段に格納された前記DPC病名特定情報のうち、前記検索手段にて検索された前記ICD病名特定情報に対応する前記DPC病名特定情報を特定するDPC病名特定情報特定手段と、前記DPC病名特定情報特定手段にて特定された前記DPC病名特定情報を出力手段を介して出力させる出力制御手段と、として機能させる。
【0167】
(付記の効果)
付記1に記載の医療情報検索システム又は付記8に記載の医療情報検索プログラムによれば、ICD病名情報格納手段に格納されている病気情報の中から、所定方法によって、取得手段にて取得された検索条件情報に基づいて、当該検索条件情報に関する病気情報を抽出し、ICD病名情報格納手段に格納されているICD病名特定情報の中から、当該抽出した病気情報に対応するICD病名特定情報を検索する検索手段と、DPC病名情報格納手段に格納されたDPC病名特定情報のうち、検索手段にて検索されたICD病名特定情報に対応するDPC病名特定情報を特定するDPC病名特定情報特定手段と、DPC病名特定情報特定手段にて特定されたDPC病名特定情報を出力手段を介して出力させる出力制御手段とを備えているので、例えば、ユーザが所定の操作部を介して検索条件情報を入力することにより、当該入力された検索条件情報に対応するICD病名特定情報を検索でき、さらに当該検索されたICD病名特定情報に対応するDPC病名特定情報を特定できるため、従来のシステムに比べて、医療情報であるDPC病名特定情報を容易且つ正確に検索することができる。また、医療機関の選定の際に、上記特定されたDPC病名特定情報が用いられることで、医療機関の選定を容易に行うことが可能となる。
【0168】
付記2に記載の医療情報検索システムによれば、検索条件情報は、一般的に知られている病名である一般病名を特定する一般病名特定情報又は病気の症状を特定する症状特定情報を含み、検索手段は、ICD病名情報格納手段に格納されている病気情報の中から、所定方法によって、取得手段にて取得された一般病名特定情報又は症状特定情報に基づいて、当該一般病名特定情報又は当該症状特定情報に対応する病気情報を抽出し、ICD病名情報格納手段に格納されているICD病名特定情報の中から、当該抽出した病気情報に対応するICD病名特定情報を検索するので、例えば、ユーザが操作部を介して一般病名特定情報又は症状特定情報を入力することにより、当該入力された一般病名特定情報又は症状特定情報に対応するICD病名特定情報を検索でき、さらに当該検索されたICD病名特定情報に対応するDPC病名特定情報を特定できる。よって、DPC病名特定情報を一層容易且つ正確に検索することができる。
【0169】
付記3に記載の医療情報検索システムによれば、出力制御手段は、検索手段にて検索されたICD病名特定情報と、検索手段にて算出されたICD病名間関連度とを相互に関連付けて出力手段を介して出力させるので、検索されたICD病名特定情報における症状特定情報との関連の度合いを提示できるため、DPC病名特定情報をさらに一層正確に検索することができる。
【0170】
付記4に記載の医療情報検索システムによれば、医療機関情報格納手段に格納された医療機関情報のうち、DPC病名特定情報特定手段にて特定されたDPC病名特定情報に対応する医療機関情報を特定する医療機関情報特定手段をさらに備え、出力制御手段は、医療機関情報特定手段にて特定された医療機関情報を出力手段を介して出力させるので、DPC病名特定情報に関する病気の治療が受けられる医療機関の医療機関情報を提示できるため、医療機関の選定を一層容易に行うことが可能となる。
【0171】
付記5に記載の医療情報検索システムによれば、医療機関評価情報格納手段に格納されている医療機関評価情報の中から、医療機関情報特定手段にて特定された医療機関情報に対応する医療機関評価情報を特定する医療機関評価情報特定手段をさらに備え、出力制御手段は、医療機関情報特定手段にて医療機関情報が複数特定された場合に、医療機関評価情報特定手段にて特定された医療機関評価情報であって、当該特定された複数の医療機関情報に対応する医療機関評価情報を相互に対比可能となるように出力手段を介して出力させるので、複数の医療機関情報に対応する医療機関評価情報に基づいて、複数の医療機関の比較を容易に行うことができる。これにより、高品質な医療サービスを提供する医療機関を正確に選定することができることから、例えばユーザの医療費を低減することが可能となる。
【0172】
付記6に記載の医療情報検索システムによれば、出力制御手段は、患者数又は在院日数の一方を縦軸にすると共に、患者数又は在院日数の他方を横軸にするグラフに、医療機関情報特定手段にて特定された医療機関情報に対応する患者数情報及び在院日数情報を出力手段を介して表示させるので、患者数情報、及び在院日数情報に基づいて複数の医療機関の比較を容易に行うことができるため、高品質な医療サービスを提供する医療機関を一層正確に選定することができる。
【0173】
付記7に記載の医療情報検索システムによれば、出力制御手段は、複雑性指数又は効率性指数の一方を縦軸にすると共に、複雑性指数又は効率性指数の他方を横軸にするグラフに、医療機関情報特定手段にて特定された医療機関情報に対応する複雑性情報及び効率性情報を出力手段を介して表示させるので、複雑性情報、及び効率性情報に基づいて複数の医療機関の比較を容易に行うことができるため、高品質な医療サービスを提供する医療機関をさらに一層正確に選定することができる。