(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、携帯型の情報処理端末からの発行指令によりドッキングステーションを介して発行されるレシートの受け渡しに要する時間の無駄を削減できる商品販売データ処理装置の実施形態について、図面を用いて説明する。
【0009】
図1及び
図2は、上記商品販売データ処理装置の外観を示す斜視図である。商品販売データ処理装置は、携帯型の情報処理端末の一態様であるタブレット端末1と、このタブレット端末1が着脱自在に装着される据置型のドッキングステーション2とを含む。
図1は、タブレット端末1がドッキングステーション2に装着されている状態を示している。
図2は、タブレット端末1がドッキングステーション2から取り外されている状態を示している。
【0010】
タブレット端末1は、矩形の平板状をなし、表面の大部分に表示画面11を有する電子機器である。表示画面11は、タッチパネル35(
図3を参照)によって構成される。タッチパネル35は、商品販売に係るデータの入力デバイスおよび表示デバイスとして機能する。またタッチパネル35は、例えばクレジットカード利用者のサイン入力や受付確認等を行うためのサインパッド機能も有する。
【0011】
タブレット端末1は、その周囲が電子機器収納用のジャケット12によって覆われる。ジャケット12は、表示画面11を露出させた状態でタブレット端末1を収納する。ジャケット12に収納されたタブレット端末1の表示画面11は、ジャケット12の縁よりも少し窪んだ位置に配置される。この配置により、タブレット端末1を誤って床等に落下させたとしても、表示画面11が損傷してしまうのを防止できる。
【0012】
ジャケット12には、リーダ・ライタ13が取り付けられる。リーダ・ライタ13は、データカードに記録されたデータを読み取る。またリーダ・ライタ13は、データカードにデータを書き込む。カードは、クレジットカード、デビットカード、電子マネーカード、プリペイドカードなどの決済用カードの他に、メンバーズカードやポイントカードなどの決済処理に関わる情報を記録する各種のカードを含む。リーダ・ライタ13は、磁気式、接触式、あるいは非接触式のいずれのデバイスであってもよいし、また複数種のデバイスを含んでいてもよい。なお、
図1,2においては、リーダ・ライタ13が磁気式である場合を示している。
【0013】
ジャケット12は、ドッキングステーション2と電気的に接続するためのコネクタ14と、ドッキングステーション2と機械的に接続するための一対の係止孔15a,15bとを備える。係止孔15a,15bは、コネクタ14を挟んで両側に形成される。
【0014】
ドッキングステーション2は、その上面をタブレット端末1の装着面21とする。そしてドッキングステーション2は、この装着面21の手前側にタブレット端末1の突き当て部22を備える。突き当て部22の装着面21側には、コネクタ60(
図3を参照)と一対の係止爪23a,23bとが設けられる。
【0015】
ユーザは、表示画面11を上にした状態でタブレット端末1を装着面に装着する。このとき、コネクタ14と係止孔15a,15bとが形成されているジャケット12の面を突き当て部22に押し当てる。この押し当てにより、ジャケット12側のコネクタ14と突き当て部22側のコネクタ60とが電気的に接続する。この接続により、タブレット端末1とドッキングステーション2との間で有線通信が可能となる。また、ドッキングステーション2側からの給電により、タブレット端末1が装備するバッテリ39(
図3を参照)が充電される。
【0016】
また、タブレット端末1を突き当て部22に押し当てることにより、ジャケット12側の係止孔15a,15bに、突き当て部22側の係止爪23a,23bがそれぞれ挿入される。そして、係止爪23a,23bが係止孔15a,15bの縁に係止する。この係止により、タブレット端末1がドッキングステーション2と機械的に接続されて、ロックされる。
【0017】
突き当て部22の装着面21と反対側には、ロック解除レバー24とシリンダ錠25とが設けられる。ロック解除レバー24は、左右にスライド自在であり、係止爪23a,23bと連動する。すなわちロック解除レバー24は、いずれか一方向にスライドさせることで、係止爪23a,23bによるタブレット端末1のロック状態を解除する。シリンダ錠25は、ロック状態にすることによりロック解除レバー24を固定する。ロック解除レバー24が固定されると、ドッキングステーション2からタブレット端末1を取り外せなくなる。したがって、タブレット端末1が不正にドッキングステーション2から取り外されて盗難に合うのを未然に防ぐことができる。
【0018】
ドッキングステーション2は、現金などを収容するためのドロワ61(
図3を参照)を接続する。またドッキングステーション2は、レシートを印字するためのプリンタ62(
図3を参照)を内蔵する。そしてドッキングステーション2は、プリンタ62によって印字されたレシートをレシート発行口26から発行する。
【0019】
タブレット端末1とドッキングステーション2とは、例えばWi−Fi(登録商標)規格に準拠した無線LANユニット37,54(
図3を参照)を内蔵する。これらの無線LANユニット37,54の作用により、例えば
図2に示すように、タブレット端末1がドッキングステーション2から取り外された状態でも、タブレット端末1とドッキングステーション2との間で無線通信が可能となる。
【0020】
図3は、タブレット端末1とドッキングステーション2との要部構成を示すブロック図である。タブレット端末1は、プロセッサ31、フラッシュROM(Read Only Memory)32、RAM(Random Access Memory)33、時計部34、タッチパネル35、USB(Universal Serial Bus)コネクタ36、無線LANユニット37及び通信ユニット38を搭載する。またタブレット端末1は、駆動用電源としてバッテリ39を搭載する。
【0021】
プロセッサ31は、コンピュータの中枢部分に相当する。プロセッサ31は、オペレーティングシステムやアプリケーションプログラムに従って、タブレット端末1としての各種の機能を実現するべく各部を制御する。
【0022】
フラッシュROM32は、上記コンピュータの主記憶部分に相当する。フラッシュROM32は、上記のオペレーティングシステムやアプリケーションプログラムを記憶する。フラッシュROM32は、プロセッサ31が各種の処理を実行する上で必要なデータを記憶する場合もある。
【0023】
RAM33は、上記コンピュータの主記憶部分に相当する。RAM33は、プロセッサ31が各種の処理を実行する上で必要なデータを必要に応じて記憶する。またRAM33は、プロセッサ31が各種の処理を行う際のワークエリアとしても利用される。
【0024】
時計部34は、現在の日付及び時刻を計時する。
【0025】
タッチパネル35は、表示デバイスであるパネル型のディスプレイ41の表示部分に、入力デバイスであるタッチセンサ42を配置してなる。このタッチセンサ42が配置されたディスプレイ41の画面が、タブレット端末1の表示画面11となる。
【0026】
USBコネクタ36は、USB規格に準拠した通信方式を有する種々のUSBデバイスを着脱自在に接続するためのコネクタである。本実施形態では、リーダ・ライタ13がUSBコネクタ36に接続される。
【0027】
無線LANユニット37は、無線LANを介してのデータ通信を行う。無線LANユニット37は、主としてドッキングステーション2と無線データ通信を行うために使用される。
【0028】
通信ユニット38は、コネクタ14を介して接続されるドッキングステーション2と通信する。通信ユニット38としては、例えばUSB通信デバイスを利用できる。
【0029】
ドッキングステーション2は、プロセッサ51、フラッシュROM52、RAM53、無線LANユニット54、通信ユニット55、有線LANユニット56、複数のデバイスインターフェース57、58及び電源ユニット59を搭載する。
【0030】
プロセッサ51は、コンピュータの中枢部分に相当する。プロセッサ51は、オペレーティングシステムやアプリケーションプログラムに従って、ドッキングステーション2としての各種の機能を実現するべく各部を制御する。
【0031】
フラッシュROM52は、上記コンピュータの主記憶部分に相当する。フラッシュROM52は、上記のオペレーティングシステムやアプリケーションプログラムを記憶する。フラッシュROM52は、プロセッサ51が各種の処理を実行する上で必要なデータを記憶する場合もある。
【0032】
RAM53は、上記コンピュータの主記憶部分に相当する。RAM53は、プロセッサ51が各種の処理を実行する上で必要なデータを必要に応じて記憶する。またRAM53は、プロセッサ51が各種の処理を行う際のワークエリアとしても利用される。
【0033】
無線LANユニット54は、無線LANを介してのデータ通信を行う。無線LANユニット54は、主としてタブレット端末1と無線データ通信を行うために使用される。
【0034】
通信ユニット55は、コネクタ60を介して接続されるタブレット端末1と通信する。通信ユニット55としては、例えばUSB通信デバイスを利用できる。
【0035】
有線LANユニット56は、有線LANを介してのデータ通信を行う。有線LANユニット56としては、例えばIEEE 802.3シリーズ規格に準拠した既存の通信デバイス等を利用できる。有線LANユニット56は、主として、図示しないPOS(point-of-sale)サーバと有線データ通信を行うために使用される。
【0036】
デバイスインターフェース57,58は、種々のデバイス機器を電気的に接続し、このデバイス機器との間でデータ信号を送受信する。ドッキングステーション2は、デバイスインターフェース57にドロワ61を接続し、デバイスインターフェース58にレシート印字用のプリンタ62を接続する。なお、デバイスインターフェース57,58の数は2つに限定されるものではなく1つだけでもよいし、3つ以上であってもよい。また、デバイス機器についてもドロワ61とプリンタ62とに限定されるものではない。例えばバーコードスキャナ、客用の表示器として用いられるディスプレイ等も、デバイスインターフェース57,58に接続可能である。
【0037】
電源ユニット59は、ドッキングステーション2の駆動に必要な電力を生成し、各部に供給する。また電源ユニット59は、タブレット端末1のバッテリ39を充電する機能を有する。この機能により、ドッキングステーション2の装着面21にタブレット端末1が装着されて、ドッキングステーション2側のコネクタ60とタブレット端末1側のコネクタ14とが結合されている間、このタブレット端末1のバッテリ39が充電される。
【0038】
図4は、本実施形態の商品販売データ処理装置が導入された店舗3の一例を示す模式図である。この例は、店舗3に3台の商品販売データ処理装置が導入された場合である。店舗3内の3か所には、ドッキングステーション2(2A,2B,2C)が分散して設置される。各ドッキングステーション2には、それぞれタブレット端末1(1A,1B,1C)が着脱自在に装着されている。
【0039】
店舗3の接客担当者4は、いずれかのドッキングステーション2からタブレット端末1を切離し、携帯して接客を行う。
図4では、接客担当者4が携帯するタブレット端末を符号“1X”で表わす。タブレット端末1Xは、タブレット端末1A,1B,1Cのうちのいずれかである。
【0040】
接客担当者は、接客の際にタッチパネル35を操作して客が購入する商品に係るデータを入力する。タブレット端末1Xのプロセッサ31は、この商品販売に係るデータを基に商品販売データを売上処理する(売上処理手段)。
【0041】
また接客担当者は、客から会計の申し出を受けると、タッチパネル35を操作して客の会計に係るデータを入力する。タブレット端末1Xのプロセッサ31は、この会計に係るデータを基に会計データを処理する(会計処理手段)。
【0042】
タブレット端末1Xのプロセッサ31は、商品販売データおよび会計データを基にレシートの印字データを作成する(作成手段)。この印字データは、無線によりいずれかのドッキングステーション2A,2B,2Cに送信されて、レシートが発行される。
【0043】
本実施形態では、接客担当者が複数のドッキングステーション2A,2B,2Cの中からいずれかのドッキングステーション2Y(2Yは、2A,2B,2Cのなかのいずれか1つを示す)を指定する。タブレット端末1Xのプロセッサ31は、ドッキングステーション2A,2B,2Cの中から指定されたドッキングステーション2Yを選択する(選択手段)。そしてプロセッサ31は、その選択したドッキングステーション2Yに、レシート印字データを無線により送信する(送信手段)。このレシート印字データを受け付けたドッキングステーション2Yは、プリンタ62を起動し、レシート印字データをレシート用紙に印字して、レシートを発行する(発行手段)。
【0044】
このようなレシート発行機能を実現するために、タブレット端末1(1A,1B,1C)は、プリンタ監視テーブル5(
図5を参照)を備える。プリンタ監視テーブル5は、例えばフラッシュROM32に格納される。
【0045】
図5に示すように、プリンタ監視テーブル5は、一連のレコード番号順に、機器ID、場所名及び印刷ステータスを含むレコードを格納する。機器IDは、ドッキングステーション2(2A,2B,2C)を個々に識別するデータである。各ドッキングステーション2には、それぞれ固有の機器IDが設定されている。場所名は、対応する機器IDによって識別されるドッキングステーション2が設置されている場所を特定する情報である。接客担当者は、この場所名からドッキングステーション2が設置されている場所を知ることができる。印刷ステータスは、対応する機器IDによって識別されるドッキングステーション2に接続されるプリンタ62の状態を示す。印刷ステータスは、プリンタ62が非稼働状態にあるとき“0”となり、印刷中のとき“1”となる。また、プリンタ62にエラーが発生した場合には“2”となる。
【0046】
このように、タブレット端末1は、各ドッキングステーション2に接続されるプリンタ62の状態をプリンタ監視テーブル5によって監視する機能を有する。そしてこの監視機能を実現させるために、各ドッキングステーション2のプロセッサ51は、プリンタの状況をタブレット端末1に通知する通知手段としての機能を有する。
【0047】
この通知手段としての機能は、
図6の流れ図によって説明される。
図6は、フラッシュROM52に格納されたプリンタ通知プログラムに従ってプロセッサ51が実行する情報処理の主要な手順を示す。なお、
図6に示すとともに以下に説明する処理の内容は一例であって、同様な結果を得ることが可能な様々な処理を適宜に利用できる。
【0048】
プリンタ通知プログラムが起動すると、プロセッサ51は先ず、印刷中フラグF1とエラーフラグF2とを“0”にリセットする(Act1)。印刷中フラグF1は、当該ドッキングステーション2に接続されたプリンタ62が印刷中のとき、“1”にセットされる。エラーフラグF2は、当該ドッキングステーション2に接続されたプリンタ62にエラーが発生すると、“1”にセットされる。印刷中フラグF1及びエラーフラグF2は、いずれもRAM53に格納されている。
【0049】
プロセッサ51は、内蔵のタイマ(不図示)をスタートする(Act2)。そしてプロセッサ51は、このタイマによる計時時間がサンプリング時間T1に達するのを待機する(Act3)。サンプリング時間T1は、予め設定された正の時間である。
【0050】
サンプリング時間T1が経過すると(Act3にてYES)、プロセッサ51は、当該ドッキングステーション2に接続されたプリンタ62が印刷中であるか否かを確認する(Act4)。例えばプロセッサ51は、デバイスインターフェース58に接続されたプリンタ62に対して状態問合せコマンドを送信する。このコマンドを受信したプリンタ62は、印字中なのか否か、あるいは紙詰まり、用紙無し等のエラーが発生しているか否かの情報を返信する。かくしてプロセッサ51は、プリンタ62から応答により当該プリンタ62が印刷中であるか否かを知ることができる。
【0051】
印刷中でない場合(Act4にてNO)、プロセッサ51は、印刷中フラグF1を調べる(Act5)。印刷中フラグF1が“1”にセットされている場合(Act5にてNO)。前回のサンプリング時点ではプリンタ62が印刷中であった。この場合、プロセッサ51は、印刷中フラグF1を“0”にリセットする(Act6)。またプロセッサ51は、無線LANユニット54を介して印刷終了信号を無線送信する(Act7)。
【0052】
Act5にて印刷中フラグF1が“0”にリセットされている場合(Act5にてYES)、あるいは上記Act6及びAct7の処理を終えると、プロセッサ51は、プリンタ62にエラーが発生しているか否かを確認する(Act8)。前述したように、プリンタ62は、プロセッサ51からの状態問合せコマンドに対してエラーが発生しているか否かの情報を返信する。かくしてプロセッサ51は、プリンタ62にてエラーが発生しているか否かを知ることができる。
【0053】
プリンタ62にてエラーが発生していない場合(Act8にてYES)、プロセッサ51は、エラーフラグF2を調べる(Act9)。エラーフラグF2が“1”にセットされている場合(Act9にてNO)。前回のサンプリング時点ではプリンタ62にてエラーが発生していた。この場合、プロセッサ51は、エラーフラグF2を“0”にリセットする(Act10)。またプロセッサ51は、無線LANユニット54を介してエラー解除信号を無線送信する(Act11)。
【0054】
Act9にてエラーフラグF2が“0”にリセットされている場合(Act9にてYES)、あるいは上記Act10及びAct11の処理を終えると、プロセッサ51は、Act2の処理に戻る。
【0055】
一方、Act4においてプリンタ62が印刷中であった場合(Act4にてYES)、プロセッサ51は、印刷中フラグF1を調べる(Act12)。印刷中フラグF1が“0”にリセットされている場合(Act12にてYES)。前回のサンプリング時点ではプリンタ62が印刷中でなかった。この場合、プロセッサ51は、印刷中フラグF1を“1”にセットする(Act13)。またプロセッサ51は、無線LANユニット54を介して印刷中信号を無線送信する(Act14)。
【0056】
Act12にて印刷中フラグF1が“1”にセットされている場合(Act12にてNO)、あるいは上記Act13及びAct14の処理を終えると、プロセッサ51は、Act2の処理に戻る。
【0057】
また、Act8においてプリンタ62にエラーが発生していた場合(Act8にてYES)、プロセッサ51は、エラーフラグF2を調べる(Act15)。エラーフラグF2が“0”にリセットされている場合(Act15にてYES)。前回のサンプリング時点ではプリンタ62にてエラーが発生していなかった。この場合、プロセッサ51は、エラーフラグF2を“1”にセットする(Act16)。またプロセッサ51は、無線LANユニット54を介してプリンタエラー信号を無線送信する(Act17)。
【0058】
Act15にてエラーフラグF2が“1”にセットされている場合(Act15にてNO)、あるいは上記Act16及びAct17の処理を終えると、プロセッサ51は、Act2の処理に戻る。
【0059】
Act2の処理に戻ると、プロセッサ51は、タイマを再スタートさせる。そして、再びサンプリング時間T1が経過すると(Act3にてYES)、プロセッサ51は、Act4以降の処理を再度実行する。かくしてプロセッサ51は、サンプリング時間T1が経過する毎に、Act4以降の処理を繰り返し実行する。
【0060】
したがって、ドッキングステーション2に接続されたプリンタ62において印刷が開始される毎に、そのドッキングステーション2のプロセッサ51は、印刷中信号を無線送信する。そしてこの印刷が終了する都度、プロセッサ51は、印刷終了信号を無線送信する。また、プリンタ62に紙詰まりや用紙切れ等のエラーが発生すると、プロセッサ51は、プリンタエラー信号を無線送信する。そしてこのエラーが解除されると、プロセッサ51は、エラー解除信号を無線送信する。
【0061】
ドッキングステーション2から無線送信された信号は、店舗3内で稼働しているタブレット端末1にて受信可能である。この場合、ドッキングステーション2A,2B,2Cに装着されているタブレット端末1A,1B,1Cのみならず、ドッキングステーション2A,2B,2Cから切り離されたタブレット端末1Xでも同様に受信できる。
【0062】
一方、タブレット端末1は、コンピュータを、商品販売データ処理装置の情報処理端末として機能させるための制御プログラムを実装する。制御プログラムは、例えばフラッシュROM32に格納される。タブレット端末1において、コンピュータは、プロセッサ31とフラッシュROM32とRAM33とで構成される。
【0063】
制御プログラムは、タブレット端末1のコンピュータに以下の機能1〜7を実現させる。
・機能1:タッチパネル35を介して入力される商品販売に係るデータを基に商品販売データを売上処理する機能。すなわち、客が購入する商品の商品コード、商品名、販売価格、販売点数等の商品販売データをRAM33のトランザクションエリアに登録する機能。
・機能2:タッチパネル35を介して入力される会計に係るデータを基に会計データを処理する機能。例えばリーダ・ライタ13を介して電子マネーカードのデータが読み取られた場合、そのカードの電子マネーの残高から会計金額を減額する機能、及び、会計金額が電子マネーで支払われたことを示す会計データをトランザクションエリアに登録する機能。また、サービスポイントを付与する運用では、会計金額に応じたサービスポイントを算出し、会計データとともにトランザクションエリアに登録する機能を含む。
・機能3:トランザクションエリアに登録された商品販売データおよび会計データを基にレシートの印字データを作成する機能。
・機能4:タブレット端末1がドッキングステーション2から取り外されていることを条件に、複数のドッキングステーション2の中のいずれかをレシート発行機として選択する機能。
・機能5:レシート発行機として選択されたドッキングステーション2に対してレシートの印字データを送信する機能。
・機能6:タッチパネル35に、複数のドッキングステーション2の中からいずれかのドッキングステーション2を利用者が指定するための画像を表示させる機能。前記機能4は、タッチパネル35を介して上記画像から指定されたドッキングステーション2をレシート発行機として選択する。また、上記画像は、複数のドッキングステーション2がそれぞれ備えるプリンタ62の状況を識別可能とする。
・機能7:タッチパネル35を介して上記画像から指定されたドッキングステーション2が備えるプリンタ62の状況が印字中またはエラー中のとき、ドッキングステーション2の再選択を促す報知を行う機能。
そして以下では、機能4〜機能7について詳細に説明する。
【0064】
図7は、各タブレット端末1のプロセッサ31が制御プログラムにしたがって実行する機能4及び機能6に係る情報処理の主要な手順を示す流れ図である。なお、
図7に示すとともに以下に説明する処理の内容は一例であって、同様な結果を得ることが可能な様々な処理を適宜に利用できる。
【0065】
プロセッサ31は、タブレット端末1がドッキングステーション2から取り外されたか否かを監視する(Act21)。タブレット端末1がドッキングステーション2に装着されている場合、コネクタ14の少なくともいずれかのピンは通電されている。そこでプロセッサ31は、このピンが通電されているか否かによって、ドッキングステーション2からタブレット端末1が切り離されたか否かを監視する。上記ピンが通電されている場合、タブレット端末1はドッキングステーション2に装着されている。この場合(Act21にてNO)、プロセッサ31は、監視を継続する。
【0066】
タブレット端末1がドッキングステーション2から取り外されると、上記ピンが通電されなくなる。この場合(Act21にてYES)、プロセッサ31は、タッチパネル35にプリンタボタン71,72,73(
図9を参照)の画像を表示させる(Act22:表示手段)。
【0067】
プリンタボタン71,72,73の画像例を
図9に示す。
図9において、プリンタボタン71は、ドッキングステーション2Aに対応する。このプリンタボタン71には、ドッキングステーション2Aが設置されている場所の場所名AAAが表示される。プリンタボタン72は、ドッキングステーション2Bに対応する。このプリンタボタン72には、ドッキングステーション2Bが設置されている場所の場所名BBBが表示される。プリンタボタン73は、ドッキングステーション2Cに対応する。このプリンタボタン73には、ドッキングステーション2Cが設置されている場所の場所名CCCが表示される。各場所名AAA,BBB,CCCは、プリンタ監視テーブル5に記憶されている。
【0068】
また、各場所名の背景色は、プリンタ監視テーブル5に記憶された印刷ステータスの値によって異なる。例えば印刷ステータスが“0”のとき、背景色は白色である。例えば印刷ステータスが“1”のとき、背景色は青色である。例えば印刷ステータスが“2”のとき、背景色は赤色である。したがって、タブレット端末1のユーザである接客担当者は、プリンタボタン71,72,73の背景色によって、そのプリンタボタン71,72,73が対応するドッキングステーション2に接続されたプリンタ62の状態を知ることができる。例えばプリンタボタン71の背景色が白色であった場合には、ドッキングステーション2Aに接続されたプリンタ62が印刷待機中であることを知り得る。同様に、プリンタボタン72の背景色が青色であった場合には、ドッキングステーション2Bに接続されたプリンタ62が印刷中であることを知り得る。また、プリンタボタン73の背景色が赤色であった場合には、ドッキングステーション2Cに接続されたプリンタ62がエラー中であることを知り得る。
【0069】
タッチパネル35にプリンタボタン71,72,73の画像を表示させた後、プロセッサ31は、タブレット端末1がドッキングステーション2に装着されたか否かを確認する(Act23)。タブレット端末1がドッキングステーション2に装着されていない場合(Act23にてNO)、プロセッサ31は、無線LANユニット37を介して無線信号を受信したか否かを確認する(Act24)。無線信号を受信していない場合(Act24にてNO)、プロセッサ31は、タブレット端末1がドッキングステーション2に装着されたか否かの確認に戻る。すなわちプロセッサ31は、タブレット端末1がするとドッキングステーション2に装着されるか、無線信号を受信するのを待機する。
【0070】
無線信号を受信した場合(Act24にてYES)、プロセッサ31は、その無線信号の種類を判別する(Act25,26,27,28)。そして無線信号が印刷中信号、印刷終了信号、プリンタエラー信号またはエラー解除信号であった場合、プロセッサ31は、プリンタ監視テーブル5を更新する。
【0071】
具体的には、印刷中信号を受信した場合には(Act25にてYES)、プロセッサ31は、その印刷中信号の送信元であるドッキングステーション2の機器IDを含むレコードの印刷ステータスを“1”に書き換える(Act29)。印刷終了信号を受信した場合には(Act26にてYES)、プロセッサ31は、その印刷終了信号の送信元であるドッキングステーション2の機器IDを含むレコードの印刷ステータスを“0”に書き換える(Act30)。プリンタエラー信号を受信した場合には(Act27にてYES)、プロセッサ31は、そのプリンタエラー信号の送信元であるドッキングステーション2の機器IDを含むレコードの印刷ステータスを“2”に書き換える(Act31)。エラー解除信号を受信した場合には(Act28にてYES)、プロセッサ31は、そのエラー解除信号の送信元であるドッキングステーション2の機器IDを含むレコードの印刷ステータスを“0”に書き換える(Act32)。
【0072】
印刷ステータスを書き換えたならば、プロセッサ31は、プリンタボタン71,72,73の画像を更新する(Act33)。すなわち、印刷ステータスが例えば“0”から“1”に書き換えられた場合には、プロセッサ31は、そのプリンタボタン71,72,73の背景色を白色から青色に変化させる。印刷ステータスが例えば“1”から“2”に書き換えられた場合には、プロセッサ31は、そのプリンタボタン71,72,73の背景色を青色から赤色に変化させる。印刷ステータスが例えば“2”から“0”に書き換えられた場合には、プロセッサ31は、そのプリンタボタン71,72,73の背景色を赤色から白色に変化させる。
【0073】
その後プロセッサ31は、Act23の処理に戻り、ドッキングステーション2に装着されるか、次の無線信号を受信するのを待機する。
【0074】
なお、無線信号が上述した信号以外の場合には、プロセッサ31は、他の処理を実行する(Act34)。そしてプロセッサ31は、Act23の処理に戻り、ドッキングステーション2に装着されるか、次の無線信号を受信するのを待機する。
【0075】
例えばコネクタ14の上記ピンが通電されると、プロセッサ31は、タブレット端末1がドッキングステーション2に装着されたとみなす。この場合(Act23にてYES)、プロセッサ31は、プリンタボタン71,72,73の画像を消去する(Act35)。その後、プロセッサ31は、タブレット端末1がドッキングステーション2から切り離されたか否かの監視に戻る(Act21)。
【0076】
図8は、各タブレット端末1のプロセッサ31が制御プログラムにしたがって実行する機能5及び機能7に係る情報処理の主要な手順を示す流れ図である。なお、
図8に示すとともに以下に説明する処理の内容は一例であって、同様な結果を得ることが可能な様々な処理を適宜に利用できる。
【0077】
プロセッサ31は、プリンタボタン71,72,73の画像を表示中か否かを確認する(Act41)。表示中でない場合(Act41にてNO)、タッチパネル35にプリンタボタン71,72,73の画像が表示されるのを待機する。
【0078】
プリンタボタン71,72,73の画像が表示されると(Act41にてYES)、プロセッサ31は、いずれかのプリンタボタン71,72,73がタッチ入力されたか否かを確認する(Act42)。いずれのプリンタボタン71,72,73もタッチ入力されていない場合(Act42にてNO)、プロセッサ31は、プリンタボタン71,72,73の画像を表示中か否かを再度確認する(Act41)。そしてプリンタボタン71,72,73の画像が表示中の場合には(Act41にてYES)、プロセッサ31は、いずれかのプリンタボタン71,72,73がタッチ入力されるのを待機する(Act42)。
【0079】
いずれかのプリンタボタン71,72,73がタッチ入力された場合(Act42にてYES)、プロセッサ31は、レシート印字データが作成されているか否かを確認する(Act43)。レシート印字データが作成されていない場合(Act43にてNO)、プリンタボタン71,72,73の誤入力である。この場合、プロセッサ31は、プリンタボタン71,72,73の入力がエラーである旨のガイダンスをタッチパネル35に表示させて報知する(Act44)。その後、プロセッサ31は、Act41の処理に戻り、プリンタボタン71,72,73の画像を表示中か否かを確認する。
【0080】
レシート印字データが作成された状態でいずれかのプリンタボタン71,72,73がタッチ入力された場合(Act42,43にてYES)、プロセッサ31は、タッチされたプリンタボタン71,72,73に表示されている場所名を含むプリンタ監視テーブル5のレコードから機器IDと印刷ステータスとを取得する(Act45:選択手段)。そしてプロセッサ31は、印刷ステータスが“0”であるか否かを確認する(Act46)。
【0081】
印刷ステータスが“0”でない場合(Act46にてNO)、当該機器IDによって特定されるドッキングステーション2に接続されたプリンタ62は、印刷中かエラー発生中である。その場合、プロセッサ31は、プリンタの再選択を促すガイダンスをタッチパネル35に表示させて報知する(Act47:報知手段)。その後、プロセッサ31は、Act41の処理に戻り、プリンタボタン71,72,73の画像を表示中か否かを確認する。
【0082】
印刷ステータスが“0”の場合(Act46にてYES)、当該機器IDによって特定されるドッキングステーション2に接続されたプリンタ62は、印刷待機中である。その場合、プロセッサ31は、当該ドッキングステーション2に対してレシート印字データを無線送信する(Act48:送信手段)。その後、プロセッサ31は、Act41の処理に戻り、プリンタボタン71,72,73の画像を表示中か否かを確認する。
【0083】
無線LANユニット54を介して上記レシート印字データを受信したドッキングステーション2のプロセッサ51は、そのレシート印字データをプリンタ62に出力する。これにより、プリンタ62が駆動して、レシート印字データがレシート用紙に印字され、レシートとして発行される(発行手段)。
【0084】
このように、本実施形態の商品販売データ処理装置が導入された店舗3では、接客担当者4はタブレット端末1Xを携帯して接客を行う。そして接客担当者4は、タブレット端末1Xから客が購入する商品の販売に係るデータと会計に係るデータとを入力する。すると、タブレット端末1Xではレシート印字データが作成される。このとき、タブレット端末1Xの画面11には、プリンタボタン71,72,73の画像が表示されているので、接客担当者4は、先ず、現在地に最も近いドッキングステーション2を確認する。
【0085】
ドッキングステーション2Cが現在地に最も近いとする。その場合、接客担当者4は、プリンタボタン73の背景色を確認する。ここで、背景色が白色であった場合、ドッキングステーション2Cのプリンタ62は、印刷待機中である。そこで接客担当者4は、プリンタボタン73にタッチする。すると、ドッキングステーション2Cのプリンタ62からレシートが発行される。
【0086】
このように本実施形態によれば、現在地に最も近いドッキングステーション2Cのプリンタ62からレシートを発行できる。したがって、現在地から離れたドッキングステーション2A,2Bのプリンタ62からレシートが発行される場合よりもレシートの受け渡しに要する時間の無駄を削減できる。
【0087】
一方、プリンタボタン73の背景色が青色または赤色であった場合には、ドッキングステーション2Cのプリンタ62は、印刷中またはエラー中である。そこで接客担当者は、次に現在地に近いドッキングステーション2を確認する。
【0088】
ドッキングステーション2Bが次に現在地に近いとする。その場合、接客担当者は、プリンタボタン72の背景色を確認する。ここで、背景色が白色であった場合、ドッキングステーション2Bのプリンタ62は、印刷待機中である。そこで接客担当者は、プリンタボタン72にタッチする。すると、ドッキングステーション2Bのプリンタ62からレシートが発行される。
【0089】
このように本実施形態によれば、現在地に最も近いドッキングステーション2Cのプリンタ62が印刷中またはエラー中の場合には、次に近いドッキングステーション2Bのプリンタ62からレシートを発行できる。したがって、現在地に最も近いドッキングステーション2Cのプリンタ62の印刷の印刷完了またはエラー解除を待つ必要が無くなる。この場合も、比較的現在地に近いドッキングステーション2Bのプリンタ62からレシートが発行されるので、やはりレシートの受け渡しに要する時間の無駄を削減できる。
【0090】
なお、本発明は、前記実施形態に限定されるものではない。
例えば前記実施形態では、タブレット端末1がドッキングステーション2から切り離されたか否かを監視するために、コネクタ14の所定のピンが通電されているか否かを利用した。監視手段は、これに限定されるものではない。他の実施形態としては、バッテリ39が充電中であるか放電中であるかを確認することによって、タブレット端末1がドッキングステーション2から切り離されたか否かを監視することも可能である。
【0091】
また前記実施形態では、タブレット端末1がドッキングステーション2から切り離されたタイミングで、タッチパネル35の画面11にプリンタボタン71,72,73を表示させた。プリンタボタン71,72,73を表示させるタイミングは、これに限定されるものではない。他の実施形態としては、会計データが入力されてレシート印字データが作成されたタイミングで、タッチパネル35の画面11にプリンタボタン71,72,73を表示させてもよい。
【0092】
この他の実施形態におけるプリンタボタン71,72,73の画像例を
図10に示す。
図10は、画面11を店舗3のフロアとみなす。そして、ドッキングステーション2A,2B,2Cが設置されている場所に、それぞれプリンタボタン71,72,73を配置する。また、タブレット端末1Xを携帯する接客担当者の現在地を二重丸のマーク74で表わす。このような画面11を用いることにより、現在地から各ドッキングステーション2A,2B,2Cまでの距離を容易に把握することができる。
【0093】
また、前記実施形態では、プリンタ監視テーブル5に記憶された印刷ステータスの値によって背景色を異ならせることにより、プリンタ62の状態を識別可能とした。プリンタ62の状態を識別可能とする表示例は、背景色の違いに限定されるものではない。例えば印刷待機中のプリンタ62に対応したプリンタボタンだけを点滅させてもよい。また、エラー中のプリンタ62に対応したプリンタボタンは、表示させないようにしてもよい。
【0094】
なお、タブレット端末1の譲渡は一般に、制御プログラム等のプログラムがフラッシュROM32に記憶された状態にて行われる。しかしこれに限らず、タブレット端末1が備える書き込み可能な記憶デバイスに、タブレット端末1とは個別に譲渡された制御プログラム等がユーザなどの操作に応じて書き込まれてもよい。制御プログラム等の譲渡は、リムーバブルな記録媒体に記録して、あるいはネットワークを介した通信により行うことができる。記録媒体は、CD−ROM,メモリカード等のようにプログラムを記憶でき、かつ装置が読み取り可能であれば、その形態は問わない。また、プログラムのインストールやダウンロードにより得る機能は、装置内部のOS(オペレーティング・システム)等と協働してその機能を実現させるものであってもよい。
また、携帯型の情報処理端末はタブレット端末1に限定されるものではなく、例えばスマートフォンであってもよい。
【0095】
この他、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[1]入力デバイスを搭載する携帯型の情報処理端末とプリンタを備えた複数のドッキングステーションとを含み、前記情報処理端末と前記各ドッキングステーションとの間で無線通信を可能とする商品販売データ処理装置において、前記情報処理端末は、前記入力デバイスを介して入力される商品販売に係るデータを基に商品販売データを売上処理する売上処理手段と、前記入力デバイスを介して入力される会計に係るデータを基に会計データを処理する会計処理手段と、前記商品販売データおよび前記会計データを基にレシートの印字データを作成する作成手段と、前記ドッキングステーションから取り外されていることを条件に、前記複数のドッキングステーションの中のいずれかを選択する選択手段と、前記選択手段により選択された前記ドッキングステーションに対して前記作成手段により作成された前記レシートの印字データを送信する送信手段と、を具備し、前記ドッキングステーションは、前記情報処理端末から前記レシートの印字データを受信すると、その印字データを前記プリンタに出力してレシートを発行させる発行手段、を具備したことを特徴とする商品販売データ処理装置。
[2]前記情報処理端末は、表示デバイスと、前記表示デバイスに、前記複数のドッキングステーションの中からいずれかのドッキングステーションを利用者が指定するための画像を表示させる表示手段と、をさらに具備し、前記選択手段は、前記入力デバイスを介して前記画像から指定されたドッキングステーションを選択することを特徴とする付記[1]記載の商品販売データ処理装置。
[3]前記ドッキングステーションは、前記プリンタの状況を前記情報処理端末に通知する通知手段、をさらに具備し、前記情報処理端末は、前記表示手段により表示される画像を、前記複数のドッキングステーションがそれぞれ備える前記プリンタの状況を識別可能とすることを特徴とする付記[2]記載の商品販売データ処理装置。
[4]前記情報処理端末は、前記入力デバイスを介して前記画像から指定されたドッキングステーションが備えるプリンタの状況が印字中またはエラー中のとき、前記ドッキングステーションの再選択を促す報知を行う報知手段、をさらに具備したことを特徴とする付記[3]記載の商品販売データ処理装置。
[5]少なくともプリンタを備える複数のドッキングステーションとの間で無線通信を可能として商品販売データ処理装置を構成する情報処理端末において、入力デバイスと、前記入力デバイスを介して入力される商品販売に係るデータを基に商品販売データを売上処理する売上処理手段と、前記入力デバイスを介して入力される会計に係るデータを基に会計データを処理する会計処理手段と、前記商品販売データおよび前記会計データを基にレシートの印字データを作成する作成手段と、前記ドッキングステーションから取り外されていることを条件に、前記複数のドッキングステーションの中のいずれかを選択する選択手段と、前記選択手段により選択された前記ドッキングステーションに対して前記作成手段により作成された前記レシートの印字データを送信する送信手段とを具備したことを特徴とする情報処理端末。
[6]プリンタを備える複数のドッキングステーションとの間で無線通信を可能として商品販売データ処理装置を構成する情報処理端末のコンピュータに、入力デバイスを介して入力される商品販売に係るデータを基に商品販売データを売上処理する機能と、前記入力デバイスを介して入力される会計に係るデータを基に会計データを処理する機能と、前記商品販売データおよび前記会計データを基にレシートの印字データを作成する機能と、前記ドッキングステーションから取り外されていることを条件に、前記複数のドッキングステーションの中のいずれかを選択する機能と、前記選択された前記ドッキングステーションに対して前記作成された前記レシートの印字データを送信する機能と、を実現させるための制御プログラム。