【文献】
SA3,Living Document on "Key Security Issues of Relay Node Architectures"[online],3GPP TSG-SA WG3#59 S3-100656,2010年 6月 4日,URL:http://www.3gpp.org/ftp/tsg_sa/WG3_Security/TSGS3_59_Lisbon/Docs/S3-100656.zip
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
前記第2のUEのために前記第1のUEと前記ゲートウェイとの間で通信されるデータについて前記第2のUEに料金を割り振ることをさらに備える、請求項1に記載の方法。
前記ゲートウェイと前記第1のUEとの間の接続を確立するための前記手段が、PDN接続についての要求を受信するように構成され、前記要求が前記第1のUEの識別子を含み、前記生成された無線ベアラは、前記PDN接続のためのものである、請求項7に記載の装置。
【発明を実施するための形態】
【0017】
[0037] 添付の図面に関して以下に示す発明を実施するための形態は、様々な構成を説明するものであり、本明細書で説明する概念が実施され得る唯一の構成を表すものではない。発明を実施するための形態は、様々な概念の完全な理解を与えるための具体的な詳細を含む。ただし、これらの概念はこれらの具体的な詳細なしに実施され得ることが当業者には明らかであろう。いくつかの例では、そのような概念を不明瞭にしないように、よく知られている構造および構成要素をブロック図の形式で示す。
【0018】
[0038] 次に、様々な装置および方法に関して電気通信システムのいくつかの態様を提示する。これらの装置および方法について、以下の詳細な説明において説明し、(「要素」と総称される)様々なブロック、モジュール、構成要素、回路、ステップ、プロセス、アルゴリズムなどによって添付の図面に示す。これらの要素は、電子ハードウェア、コンピュータソフトウェア、またはそれらの任意の組合せを使用して実装され得る。そのような要素をハードウェアとして実装するか、ソフトウェアとして実装するかは、特定の適用例および全体的なシステムに課された設計制約に依存する。
【0019】
[0039] 例として、要素、または要素の任意の部分、または要素の任意の組合せは、1つまたは複数のプロセッサを含む「処理システム」を用いて実装され得る。プロセッサの例には、マイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、プログラマブル論理デバイス(PLD)、状態機械、ゲート論理、個別ハードウェア回路、および本開示全体にわたって説明する様々な機能を実行するように構成された他の好適なハードウェアがある。処理システム中の1つまたは複数のプロセッサはソフトウェアを実行し得る。ソフトウェアは、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、ハードウェア記述言語などの名称にかかわらず、命令、命令セット、コード、コードセグメント、プログラムコード、プログラム、サブプログラム、ソフトウェアモジュール、アプリケーション、ソフトウェアアプリケーション、ソフトウェアパッケージ、ルーチン、サブルーチン、オブジェクト、実行ファイル、実行スレッド、プロシージャ、関数などを意味すると広く解釈されたい。
【0020】
[0040] したがって、1つまたは複数の例示的な実施形態では、説明する機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの任意の組合せで実装され得る。ソフトウェアで実装した場合、機能は、コンピュータ可読媒体上に記憶されるか、あるいはコンピュータ可読媒体上に1つまたは複数の命令またはコードとして符号化され得る。コンピュータ可読媒体はコンピュータ記憶媒体を含む。記憶媒体は、コンピュータによってアクセスされ得る任意の利用可能な媒体であり得る。限定ではなく例として、そのようなコンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、EEPROM(登録商標)、CD−ROMまたは他の光ディスクストレージ、磁気ディスクストレージまたは他の磁気ストレージデバイス、あるいは命令またはデータ構造の形態の所望のプログラムコードを搬送または記憶するために使用され得、コンピュータによってアクセスされ得る、任意の他の媒体を備えることができる。本明細書で使用するディスク(disk)およびディスク(disc)は、コンパクトディスク(disc)(CD)、レーザーディスク(登録商標)(disc)、光ディスク(disc)、デジタル多用途ディスク(disc)(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク(disk)およびブルーレイ(登録商標)ディスク(disc)を含み、この場合、ディスク(disk)は、通常、データを磁気的に再生し、ディスク(disc)はデータをレーザーで光学的に再生する。上記の組合せもコンピュータ可読媒体の範囲内に含めるべきである。
【0021】
[0041]
図1は、LTEネットワークアーキテクチャ100を示す図である。LTEネットワークアーキテクチャ100は発展型パケットシステム(EPS:Evolved Packet System)100と呼ばれることがある。EPS100は、1つまたは複数のユーザ機器(UE)102と、発展型UMTS地上波無線アクセスネットワーク(E−UTRAN:Evolved UMTS Terrestrial Radio Access Network)104と、発展型パケットコア(EPC:Evolved Packet Core)110と、ホーム加入者サーバ(HSS:Home Subscriber Server)120と、事業者のIPサービス122とを含み得る。EPSは他のアクセスネットワークと相互接続することができるが、簡単のために、それらのエンティティ/インターフェースは図示していない。図示のように、EPSはパケット交換サービスを提供するが、当業者なら容易に諒解するように、本開示全体にわたって提示する様々な概念は、回線交換サービスを提供するネットワークに拡張され得る。
【0022】
[0042] E−UTRANは、発展型ノードB(eNB)106と他のeNB108とを含む。eNB106は、UE102に対してユーザプレーンプロトコル終端と制御プレーンプロトコル終端とを与える。eNB106は、バックホール(たとえば、X2インターフェース)を介して他のeNB108に接続され得る。eNB106は、基地局、トランシーバ基地局、無線基地局、無線トランシーバ、トランシーバ機能、基本サービスセット(BSS:basic service set)、拡張サービスセット(ESS:extended service set)、または何らかの他の好適な用語で呼ばれることもある。eNB106は、UE102にEPC110へのアクセスポイントを与える。UE102の例としては、セルラーフォン、スマートフォン、セッション開始プロトコル(SIP:session initiation protocol)フォン、ラップトップ、携帯情報端末(PDA)、衛星ラジオ、全地球測位システム、マルチメディアデバイス、ビデオデバイス、デジタルオーディオプレーヤ(たとえば、MP3プレーヤ)、カメラ、ゲーム機、または任意の他の同様の機能デバイスがある。UE102は、当業者によって、移動局、加入者局、モバイルユニット、加入者ユニット、ワイヤレスユニット、リモートユニット、モバイルデバイス、ワイヤレスデバイス、ワイヤレス通信デバイス、リモートデバイス、モバイル加入者局、アクセス端末、モバイル端末、ワイヤレス端末、リモート端末、ハンドセット、ユーザエージェント、モバイルクライアント、クライアント、または何らかの他の好適な用語で呼ばれることもある。
【0023】
[0043] eNB106はS1インターフェースによってEPC110に接続される。EPC110は、モビリティ管理エンティティ(MME:Mobility Management Entity)112と、他のMME114と、サービングゲートウェイ116と、パケットデータネットワーク(PDN:Packet Data Network)ゲートウェイ118とを含む。MME112は、UE102とEPC110との間のシグナリングを処理する制御ノードである。概して、MME112はベアラおよび接続管理を行う。すべてのユーザIPパケットはサービングゲートウェイ116を通して転送され、サービングゲートウェイ116自体はPDNゲートウェイ118に接続される。PDNゲートウェイ118はUEのIPアドレス割振りならびに他の機能を与える。PDNゲートウェイ118は事業者のIPサービス122に接続される。事業者のIPサービス122は、インターネットと、イントラネットと、IPマルチメディアサブシステム(IMS:IP Multimedia Subsystem)と、PSストリーミングサービス(PSS:PS Streaming Service)とを含み得る。
【0024】
[0044]
図2は、LTEネットワークアーキテクチャにおけるアクセスネットワーク200の例を示す図である。この例では、アクセスネットワーク200は、いくつかのセルラー領域(セル)202に分割される。1つまたは複数のより低い電力クラスのeNB208は、セル202のうちの1つまたは複数と重複するセルラー領域210を有し得る。より低い電力クラスのeNB208は、フェムトセル(たとえば、ホームeNB(HeNB))、ピコセル、マイクロセル、またはリモートラジオヘッド(RRH:remote radio head)であり得る。マクロeNB204は各々、それぞれのセル202に割り当てられ、セル202中のすべてのUE206にEPC110へのアクセスポイントを与えるように構成される。アクセスネットワーク200のこの例には集中コントローラはないが、代替構成では集中コントローラが使用され得る。eNB204は、無線ベアラ制御、承認制御、モビリティ制御、スケジューリング、セキュリティ、およびサービングゲートウェイ116への接続性を含む、すべての無線関係機能を担当する。
【0025】
[0045] アクセスネットワーク200によって採用される変調および多元接続方式は、展開されている特定の電気通信規格に応じて異なり得る。LTE適用例では、周波数分割複信(FDD:frequency division duplexing)と時分割複信(TDD:time division duplexing)の両方をサポートするために、OFDMがDL上で使用され、SC−FDMAがUL上で使用される。当業者なら以下の詳細な説明から容易に諒解するように、本明細書で提示する様々な概念は、LTE適用例に好適である。ただし、これらの概念は、他の変調および多元接続技法を採用する他の電気通信規格に容易に拡張され得る。例として、これらの概念は、エボリューションデータオプティマイズド(EV−DO:Evolution-Data Optimized)またはウルトラモバイルブロードバンド(UMB:Ultra Mobile Broadband)に拡張され得る。EV−DOおよびUMBは、CDMA2000規格ファミリーの一部として第3世代パートナーシッププロジェクト2(3GPP2:3rd Generation Partnership Project 2)によって公表されたエアインターフェース規格であり、CDMAを利用して移動局にブロードバンドインターネットアクセスを提供する。これらの概念はまた、広帯域CDMA(W−CDMA(登録商標))、ならびにTD−SCDMA、TDMAを採用するモバイル通信用グローバルシステム(GSM(登録商標):Global System for Mobile Communications)、発展型UTRA(E−UTRA:Evolved UTRA)、IEEE802.11(Wi−Fi(登録商標))、IEEE802.16(WiMAX(登録商標))、IEEE802.20、およびOFDMAを採用するFlash−OFDMなど、CDMAの他の変形態を採用するユニバーサル地上波無線アクセス(UTRA:Universal Terrestrial Radio Access)に拡張され得る。UTRA、E−UTRA、UMTS、LTEおよびGSMは、3GPP団体からの文書に記載されている。CDMA2000およびUMBは、3GPP2団体からの文書に記載されている。採用される実際のワイヤレス通信規格および多元接続技術は、特定の適用例およびシステムに課された全体的な設計制約に依存することになる。
【0026】
[0046] eNB204は、MIMO技術をサポートする複数のアンテナを有し得る。MIMO技術の使用により、eNB204は、空間多重化、ビームフォーミング、および送信ダイバーシティをサポートするために空間領域を活用することが可能になる。空間多重化は、データの異なるストリームを同じ周波数上で同時に送信するために使用され得る。データストリームは、データレートを増加させるために単一のUE206に送信されるか、または全体的なシステム容量を増加させるために複数のUE206に送信され得る。これは、各データストリームを空間的にプリコードし(すなわち、振幅および位相のスケーリングを適用し)、次いでDL上で複数の送信アンテナを通して空間的にプリコードされた各ストリームを送信することによって達成される。空間的にプリコードされたデータストリームは、異なる空間シグナチャとともに(1つまたは複数の)UE206に到着し、これにより、(1つまたは複数の)UE206の各々がそのUE206に宛てられた1つまたは複数のデータストリームを復元することが可能になる。UL上で、各UE206は、空間的にプリコードされたデータストリームを送信し、これにより、eNB204は、空間的にプリコードされた各データストリームのソースを識別することが可能になる。
【0027】
[0047] 空間多重化は、概して、チャネル状態が良好であるときに使用される。チャネル状態があまり良好でないときは、送信エネルギーを1つまたは複数の方向に集中させるためにビームフォーミングが使用され得る。これは、複数のアンテナを通して送信するためのデータを空間的にプリコードすることによって達成され得る。セルのエッジにおいて良好なカバレージを達成するために、送信ダイバーシティと組み合わせてシングルストリームビームフォーミング送信が使用され得る。
【0028】
[0048] 以下の詳細な説明では、DL上でOFDMをサポートするMIMOシステムを参照しながらアクセスネットワークの様々な態様について説明する。OFDMは、OFDMシンボル内のいくつかのサブキャリアを介してデータを変調するスペクトル拡散技法である。サブキャリアは正確な周波数で離間する。離間は、受信機がサブキャリアからデータを復元することを可能にする「直交性(orthogonality)」を与える。時間領域では、OFDMシンボル間干渉をなくすために、ガードインターバル(たとえば、サイクリックプレフィックス)が各OFDMシンボルに追加され得る。ULは、高いピーク対平均電力比(PAPR:peak-to-average power ratio)を補償するために、SC−FDMAをDFT拡散OFDM信号の形態で使用し得る。
【0029】
[0049]
図3は、LTEにおけるDLフレーム構造の例を示す
図300である。フレーム(10ms)は、等しいサイズの10個のサブフレームに分割され得る。各サブフレームは、2つの連続するタイムスロットを含み得る。2つのタイムスロットを表すためにリソースグリッドが使用され得、各タイムスロットはリソースブロックを含む。リソースグリッドは複数のリソース要素に分割される。LTEでは、リソースブロックは、周波数領域中に12個の連続サブキャリアを含んでおり、各OFDMシンボル中のノーマルサイクリックプレフィックスについて、時間領域中に7個の連続OFDMシンボル、または84個のリソース要素を含んでいる。拡張サイクリックプレフィックスについて、リソースブロックは、時間領域中に6個の連続OFDMシンボルを含んでおり、72個のリソース要素を有する。R302、304として示されるリソース要素のいくつかはDL基準信号(DL−RS:DL reference signal)を含む。DL−RSは、(共通RSと呼ばれることもある)セル固有RS(CRS:Cell-specific RS)302と、UE固有RS(UE−RS:UE-specific RS)304とを含む。UE−RS304は、対応する物理DL共有チャネル(PDSCH)がマッピングされるリソースブロック上のみで送信される。各リソース要素によって搬送されるビット数は変調方式に依存する。すなわち、UEが受信するリソースブロックが多いほど、また変調方式が高いほど、UEのデータレートは高くなる。
【0030】
[0050]
図4は、LTEにおけるULフレーム構造の例を示す
図400である。ULのための利用可能なリソースブロックは、データセクションと制御セクションとに区分され得る。制御セクションは、システム帯域幅の2つのエッジにおいて形成され得、構成可能なサイズを有し得る。制御セクション中のリソースブロックは、制御情報を送信するためにUEに割り当てられ得る。データセクションは、制御セクション中に含まれないすべてのリソースブロックを含み得る。ULフレーム構造は、データセクション中の連続するサブキャリアのすべてを単一のUEに割り当てることを可能にし得る連続サブキャリアを含むデータセクションを生じる。
【0031】
[0051] UEには、eNBに制御情報を送信するために、制御セクション中のリソースブロック410a、410bが割り当てられ得る。UEには、eNBにデータを送信するために、データセクション中のリソースブロック420a、420bも割り当てられ得る。UEは、制御セクション中の割り当てられたリソースブロック上の物理UL制御チャネル(PUCCH:physical UL control channel)中で制御情報を送信し得る。UEは、データセクション中の割り当てられたリソースブロック上の物理UL共有チャネル(PUSCH:physical UL shared channel)中でデータのみまたはデータと制御情報の両方を送信し得る。UL送信は、サブフレームの両方のスロットにわたり得、周波数上でホッピングし得る。
【0032】
[0052] 初期システムアクセスを実行し、物理ランダムアクセスチャネル(PRACH:physical random access channel)430中でUL同期を達成するためにリソースブロックのセットが使用され得る。PRACH430は、ランダムシーケンスを搬送し、いかなるULデータ/シグナリングも搬送することができない。各ランダムアクセスプリアンブルは、6つの連続するリソースブロックに対応する帯域幅を占有する。開始周波数はネットワークによって指定される。すなわち、ランダムアクセスプリアンブルの送信は、ある時間リソースおよび周波数リソースに制限される。周波数ホッピングはPRACHにはない。PRACH試みは単一のサブフレーム(1ms)中でまたは少数の連続サブフレームのシーケンス中で搬送され、UEは、フレーム(10ms)ごとに単一のPRACH試みだけを行うことができる。
【0033】
[0053]
図5は、LTEにおけるユーザプレーンおよび制御プレーンのための無線プロトコルアーキテクチャの例を示す
図500である。UEおよびeNBのための無線プロトコルアーキテクチャは、レイヤ1と、レイヤ2と、レイヤ3との3つのレイヤとともに示されている。レイヤ1(L1レイヤ)は最下位レイヤであり、様々な物理レイヤ信号処理機能を実装する。L1レイヤを本明細書では物理レイヤ506と呼ぶ。レイヤ2(L2レイヤ)508は、物理レイヤ506の上にあり、物理レイヤ506を介したUEとeNBとの間のリンクを担当する。
【0034】
[0054] ユーザプレーンでは、L2レイヤ508は、ネットワーク側のeNBにおいて終端される、媒体アクセス制御(MAC:media access control)サブレイヤ510と、無線リンク制御(RLC:radio link control)サブレイヤ512と、パケットデータコンバージェンスプロトコル(PDCP:packet data convergence protocol)514サブレイヤとを含む。図示されていないが、UEは、ネットワーク側のPDNゲートウェイ118において終端されるネットワークレイヤ(たとえば、IPレイヤ)と、接続の他端(たとえば、ファーエンドUE、サーバなど)において終端されるアプリケーションレイヤとを含むL2レイヤ508の上にいくつかの上位レイヤを有し得る。
【0035】
[0055] PDCPサブレイヤ514は、異なる無線ベアラと論理チャネルとの間で多重化を行う。PDCPサブレイヤ514はまた、無線送信オーバーヘッドを低減するために上位レイヤデータパケットのヘッダ圧縮と、データパケットを暗号化することによるセキュリティと、UEに対するeNB間のハンドオーバサポートとを与える。RLCサブレイヤ512は、上位レイヤデータパケットのセグメンテーションおよび再統合と、紛失データパケットの再送信と、ハイブリッド自動再送要求(HARQ:hybrid automatic repeat request)による、順序が乱れた受信を補正するデータパケットの並べ替えとを行う。MACサブレイヤ510は、論理チャネルとトランスポートチャネルとの間の多重化を行う。MACサブレイヤ510はまた、UEの間で1つのセル中の様々な無線リソース(たとえば、リソースブロック)を割り振ることを担当する。MACサブレイヤ510はまたHARQ動作を担当する。
【0036】
[0056] 制御プレーンでは、UEおよびeNBのための無線プロトコルアーキテクチャは、制御プレーンのためのヘッダ圧縮機能がないことを除いて、物理レイヤ506およびL2レイヤ508について実質的に同じである。制御プレーンはまた、レイヤ3(L3レイヤ)中に無線リソース制御(RRC:radio resource control)サブレイヤ516を含む。RRCサブレイヤ516は、無線リソース(すなわち、無線ベアラ)を取得することと、eNBとUEとの間のRRCシグナリングを使用して下位レイヤを構成することとを担当する。
【0037】
[0057]
図6は、アクセスネットワーク中でUE650と通信しているeNB610のブロック図である。DLでは、コアネットワークからの上位レイヤパケットが、コントローラ/プロセッサ675に与えられる。コントローラ/プロセッサ675は、L2レイヤの機能を実装する。DLでは、コントローラ/プロセッサ675は、様々な優先度メトリックに基づいてヘッダ圧縮と、暗号化と、パケットのセグメント化および並べ替えと、論理チャネルとトランスポートチャネルとの間の多重化と、UE650への無線リソース割振りとを行う。コントローラ/プロセッサ675はまた、HARQ動作と、紛失パケットの再送信と、UE650へのシグナリングとを担当する。
【0038】
[0058] 送信(TX)プロセッサ616は、L1レイヤ(すなわち、物理レイヤ)のための様々な信号処理機能を実装する。信号処理機能は、UE650における前方誤り訂正(FEC:forward error correction)と、様々な変調方式(たとえば、2位相シフトキーイング(BPSK:binary phase-shift keying)、4位相シフトキーイング(QPSK:quadrature phase-shift keying)、M位相シフトキーイング(M−PSK:M-phase-shift keying)、多値直交振幅変調(M−QAM:M-quadrature amplitude modulation))に基づいた信号コンスタレーションへのマッピングとを可能にするために、コーディングとインターリービングとを含む。次いで、符号化され変調されたシンボルは並列ストリームに分割される。各ストリームは、次いでOFDMサブキャリアにマッピングされ、時間領域および/または周波数領域中で基準信号(たとえば、パイロット)と多重化され、次いで逆高速フーリエ変換(IFFT:Inverse Fast Fourier Transform)を使用して互いに合成されて、時間領域OFDMシンボルストリームを搬送する物理チャネルを生成する。OFDMストリームは、複数の空間ストリームを生成するために空間的にプリコードされる。チャネル推定器674からのチャネル推定値は、符号化および変調方式を判断するために、ならびに空間処理のために使用され得る。チャネル推定値は、UE650によって送信される基準信号および/またはチャネル状態フィードバックから導出され得る。次いで、各空間ストリームは、別個の送信機618TXを介して異なるアンテナ620に与えられる。各送信機618TXは、送信のためにそれぞれの空間ストリームでRFキャリアを変調する。
【0039】
[0059] UE650において、各受信機654RXは、そのそれぞれのアンテナ652を通して信号を受信する。各受信機654RXは、RFキャリア上に変調された情報を復元し、受信(RX)プロセッサ656に情報を与える。RXプロセッサ656は、L1レイヤの様々な信号処理機能を実装する。RXプロセッサ656は、UE650に宛てられた任意の空間ストリームを復元するために、情報に対して空間処理を実行する。複数の空間ストリームがUE650に宛てられた場合、それらはRXプロセッサ656によって単一のOFDMシンボルストリームに合成され得る。RXプロセッサ656は、次いで高速フーリエ変換(FFT:Fast Fourier Transform)を使用してOFDMシンボルストリームを時間領域から周波数領域に変換する。周波数領域信号は、OFDM信号のサブキャリアごとに別々のOFDMシンボルストリームを備える。各サブキャリア上のシンボルと基準信号とは、eNB610によって送信される、可能性が最も高い信号のコンスタレーションポイントを判断することによって復元され、復調される。これらの軟判定は、チャネル推定器658によって計算されるチャネル推定値に基づき得る。軟判定は、次いで、物理チャネル上でeNB610によって最初に送信されたデータおよび制御信号を復元するために復号され、デインターリーブされる。データおよび制御信号は、次いで、コントローラ/プロセッサ659に与えられる。
【0040】
[0060] コントローラ/プロセッサ659はL2レイヤを実装する。コントローラ/プロセッサは、プログラムコードとデータとを記憶するメモリ660に関連付けられ得る。メモリ660はコンピュータ可読媒体と呼ばれることがある。ULでは、コントローラ/プロセッサ659は、コアネットワークからの上位レイヤパケットを復元するために、トランスポートチャネルと論理チャネルとの間の多重分離と、パケットリアセンブリと、復号と、ヘッダ復元と、制御信号処理とを行う。上位レイヤパケットは、次いで、L2レイヤの上のすべてのプロトコルレイヤを表すデータシンク662に与えられる。また、様々な制御信号がL3処理のためにデータシンク662に与えられ得る。コントローラ/プロセッサ659はまた、HARQ動作をサポートするために肯定応答(ACK)および/または否定応答(NACK)プロトコルを使用した誤り検出を担当する。
【0041】
[0061] ULでは、データソース667は、コントローラ/プロセッサ659に上位レイヤパケットを与えるために使用される。データソース667は、L2レイヤの上のすべてのプロトコルレイヤを表す。eNB610によるDL送信に関して説明した機能と同様に、コントローラ/プロセッサ659は、ヘッダ圧縮と、暗号化と、パケットのセグメント化および並べ替えと、eNB610による無線リソース割振りに基づいた論理チャネルとトランスポートチャネルとの間の多重化とを行うことによって、ユーザプレーンおよび制御プレーンのためのL2レイヤを実装する。コントローラ/プロセッサ659はまた、HARQ動作、紛失パケットの再送信、およびeNB610へのシグナリングを担当する。
【0042】
[0062] eNB610によって送信される基準信号またはフィードバックからの、チャネル推定器658によって導出されるチャネル推定値は、適切な符号化および変調方式を選択することと、空間処理を可能にすることとを行うために、TXプロセッサ668によって使用され得る。TXプロセッサ668によって生成される空間ストリームは、別個の送信機654TXを介して異なるアンテナ652に与えられる。各送信機654TXは、送信のためにそれぞれの空間ストリームでRFキャリアを変調する。
【0043】
[0063] UL送信は、UE650における受信機機能に関して説明した方法と同様の方法でeNB610において処理される。各受信機618RXは、そのそれぞれのアンテナ620を通して信号を受信する。各受信機618RXは、RFキャリア上で変調された情報を復元し、RXプロセッサ670に情報を与える。RXプロセッサ670はL1レイヤを実装し得る。
【0044】
[0064] コントローラ/プロセッサ675はL2レイヤを実装する。コントローラ/プロセッサ675は、プログラムコードとデータとを記憶するメモリ676に関連し得る。メモリ676は、コンピュータ可読媒体と呼ばれることがある。ULでは、コントローラ/プロセッサ675は、UE650からの上位レイヤパケットを復元するために、トランスポートチャネルと論理チャネルとの間の多重分離と、パケットリアセンブリと、復号(decipher)と、ヘッダ復元(decompression)と、制御信号処理とを行う。コントローラ/プロセッサ675からの上位レイヤパケットはコアネットワークに与えられ得る。コントローラ/プロセッサ675はまた、HARQ動作をサポートするためにACKおよび/またはNACKプロトコルを使用した誤り検出を担当する。
【0045】
[0065]
図7は、UE eノードB(UeNB)702または704が端末UE(TUE:terminal UE)712または714にネットワーク接続性を与えるネットワークを示す
図700である。UeNB702または704は、他のTUE712または714にネットワーク接続性を与えるeノードBとして働くために、UeNB702または704の利用可能性を広告し得る。一例では、UeNB704は、認可スペクトルにおいてLTEを含み得るワイヤレスバックホール708を有し、UeNB704は、ワイヤレスアクセスチャネル718を通してTUE714にネットワークサービスを提供し得る。別の例では、UeNB702は、ワイヤードバックホール706を有し、ワイヤレスアクセスチャネル716を通してTUE712にネットワークサービスを提供する。
【0046】
[0066] アクセスホップ716および718上で、UeNB702とUeNB704の両方は、PHY−MAC観点から、本質的にセルのように挙動する。UeNB702および704は、典型的なeNB710またはネットワークリレー(図示せず)によって採用される節電技法に加えていくつかの節電技法を組み込み得る。
【0047】
[0067]
図7の例では、UeNB702はバックホールをワイヤードデバイスとして与えるが、UeNB704はワイヤレスバックホールを与える。リレーとして機能するとき、UeNB704はeNBとUEの両方として動作し得る。UeNB704は、バックホール708上でドナーeNB710と通信し、物理/MACレイヤ(PHY−MAC)観点から、本質的にUEのように挙動する。低トラフィックアクティビティの期間中に、UeNB704は、節電またはネットワーク負荷緩和の目的で、バックホールホップ708上で、間欠受信(DRX)モード、またはアイドルモードに入り得る。
【0048】
[0068] UeNB704は、LTE、またはGSM、1x/DOなどの別の無線アクセス技術(RAT:Radio Access Technology)上でバックホールを与え得る。UeNB704は、データをアクティブに送信しているいずれかのTUE714にアクティブに接続されている場合、一般にバックホールリンク上で接続モードにある。UeNB704は、すべての接続されたTUE714もDRXモードにある場合、バックホールリンク上でDRXモードにあり得る。UeNB704がバックホールリンク上でネットワークによって解放されたとき、すべての接続されたTUE714は一般にUeNB704によって解放される。
【0049】
[0069] UeNB704は、TUE712または714のいずれもUeNB704に接続されていないとき、TUE712、714へのアクセスを広告するためにバックホール上でRRCアイドルモードまたはRRC接続モードにあり得る。いくつかの実施形態では、UeNB704は、TUE714のためにより長い全体的な呼セットアップ時間を生じることなしにバッテリー電力を節約するために、DRXモードを使用することのほうを優先してバックホールリンク上でRRCアイドルモードを使用するのを控える。
【0050】
[0070] TUE714が接続を確立することを試みるときにUeNB704がバックホールリンク上でRRCアイドルモードにある場合、UeNB704は、サービスについてTUE714を許可するために一般にバックホールリンク上で接続を確立する。UeNB704は、それがバックホールリンク上で好適なセルにキャンプオンされない場合、一般にサービスを広告するのを控える。
【0051】
[0071]
図8、
図9、
図11A、
図11B、および
図12で説明するアーキテクチャおよび図において、ラベル「Uu」、「Un」、「S1−U」、「S1−MME」、「S11」、「S5/S8」、「S6a」、「TR−069」、および「SGi」は、当技術分野で知られているインターフェースおよび/または通信プロトコルを示し、したがって、本明細書では詳細に説明しない。
【0052】
[0072]
図8は、ユーザ展開されたUeNB702とともに使用され得るUeNBアーキテクチャの例を示す
図800である。TUE712がホームeノードB(HeNB)802への接続を通してRANにキャンプオンされたとき、ローカルIPアクセス(LIPA:local IP access)PDNゲートウェイ804はデータプレーンを与え、データサービスのためにコアネットワーク(CN:core network)820をバイパスするためにPDN825への接続を与え得る。たとえば、PDN825はインターネットであり得る。LIPAのために定義される任意の好適なネットワークアーキテクチャがTUE712の接続性のために再利用され得るが、LIPA PDNに接続しているかまたはそこから接続しているTUE712には、限られたモビリティサービスが利用可能であり得る。TUE712は、HeNB802への各ハンドオーバ時に一般にLIPA PDN接続を確立することを試みる。コアネットワーク820を通るPDN接続は、事業者ポリシーまたは選好に基づいてデータ使用のために利用不可能であり得る。
【0053】
[0073] ホームeノードB管理システム(HeMS:home eNodeB management system)806は、ネットワーク運用および保守(OAM:network operation and maintenance)データおよびサービスを使用し、HeNB802とともに使用するために適応され得るTR−069などの標準化プロトコルを使用してリモートで構成され、管理され得る。MME808と、サービングゲートウェイ(SGW:serving gateway)810と、呼処理をサポートする加入関係情報を保守するホーム加入者サーバ(HSS)812とを使用して、制御プレーンは集中させられたままであり得る。
【0054】
[0074]
図9は、UeNB704とともに使用されるアーキテクチャの例を示す
図900である。この例では、TUE714は、PDNゲートウェイ922など、コアネットワーク920中の1つまたは複数のゲートウェイ924、922によってサービスされる。UeNB704はローカルPDNゲートウェイを有する必要はない。UeNB704とeNB906とを備えるe−UTRAN910。UeNB704はeNB902とUE904とを備える。UeNB704はeNB906のためのリレーとして働き得る。
【0055】
[0075] いくつかの実施形態は、UeNB702および704を伴うネットワーク使用に関係するアカウンティングおよび課金のためのシステムおよび方法を提供する。ネットワークの事業者は、UeNB702または704を通るネットワークトラフィックを受け持つTUE712または714に使用料金を割り当てることを望み得る。UeNB702および704は、TUE712または714のためにデータを中継することができ、またネットワークトラフィックを生成することができる。したがって、使用料金の割当ては、一般に、トラフィックを受け持つUEの識別を必要とする。ネットワーク事業者は、UeNB702または704によるデータ使用のための料金をTUE712または714に割り当て、UeNB702または704に等価クレジットを与え得る。ネットワーク事業者は、UeNB702または704の信用性に基づいて、ネットワークトラフィックを受け持つUEを識別するモードを選択し得る。たとえば、UeNB704が、それ自体の送信に1つまたは複数のTUE712または714からの送信をバンドルするように構成され、したがって、使用量が適切に割り当てられず、その結果、料金およびクレジットが不適切に適用され得る場合、UeNB704は信用できなくなり得る。
【0056】
[0076] UeNB704がLTEまたはUMTSバックホールによって接続されたとき、事業者ネットワークのネットワークエンティティによってUeNB704のTUE714アクセスに対する課金が実施され得る。いくつかの実施形態では、UeNB704の要素が、UeNB704アクセスネットワーク上でのネットワーク使用料金についてアカウントし得る。たとえば、UeNB702または704とコロケートされたローカルゲートウェイ804(
図8参照)は、トラフィックをリダイレクトサーバにリダイレクトすることによってトラフィックを監視することを伴い得るホットライニングなどを使用して、アカウンティング機能を処理し得る。
【0057】
[0077] UeNB702または704に関係するネットワーク使用に対する課金は、事業者ネットワーク920のエンティティによっておよび/またはUeNB702もしくは704によって制御され、管理され得る。一例では、UeNB702または704は、TUE712または714が接続を確立した後にネットワーク中でいつ課金をトリガすべきかを判断する、いくつかのあらかじめ定義されたプロシージャを実装するように構成され得る。
【0058】
[0078] UeNB702または704主導型プロシージャの場合、課金およびアカウンティング機能は、一般に事業者ネットワーク920のサービングゲートウェイ/PDNゲートウェイ(PGW/SGW)922によって与えられる。PGW/SGW922は、各接続されたTUE712、714についてアカウンティング情報を収集し、報告し得る。アカウンティング情報は、アップリンク方向とダウンリンク方向とに送信されるデータの量を識別し得、PDN接続ごとにUEごとにサービス品質(QoS)クラス識別子(QCI:QoS class identifier)と割振りおよび保持優先度(ARP:allocation and retention priority)ペアとを使用してカテゴリー分類され得る。QCIは、EPSベアラのQoSプロファイルのパラメータを含み得、一般に、スケジューリング重み、承認しきい値、待ち行列管理しきい値、リンクレイヤプロトコル構成など、ベアラレベルパケット転送処理を制御するアクセスノード固有パラメータを参照するスカラーである。ARPは、ベアラ確立/変更決定に関係するEPSベアラのQoSプロファイルのパラメータであり得る。アカウンティング情報はベアラごとに収集され、報告され得る。
【0059】
[0079] PGWは、標準定義されたプロシージャに従って各TUE712、714のための課金機能を与え得る。いくつかの実施形態では、プロシージャは、UeNB702または704に接続されたTUE712または714の国際モバイル加入者識別情報(IMSI:international mobile subscriber identity)を使用したPDN接続に関連する課金のための方法を定義する。いくつかの実施形態では、課金は、新しいPDN接続の生成時に事業者ネットワークにおいて実行される。事業者ネットワークにおいて課金するための1つの方法は、UE要求されたPDN接続性プロシージャを使用してUeNB702または704に接続された各TUE712または714のために新しいPDN接続を確立することを含む。
【0060】
[0080] 再び
図8を参照すると、事業者ネットワークは、ゲートウェイ804がUeNB702とコロケートされたとき、PDN接続要求メッセージ中にUeNB702によって含まれるIMSIを使用してPDN接続に関連付けられたTUE712を識別し得る。一例では、IMSIを識別するための情報要素(IE:information element)が定義され得る。別の例では、IMSIは、アクセスポイント名(APN:access point name)についての要求の一部として含まれ得る。PDN接続に関連付けられたトラフィックは、次いで、IMSIに対して課金され得る。
【0061】
[0081] 再び
図9を参照すると、UeNB704は、コアネットワーク920中にあるPGW/SGW922が使用されるとき、コアネットワーク920への別個のPDN接続を使用して、このトラフィックがもっぱらTUE714のためのリレートラフィックであることを示し得る。この場合。(
図9中にPGW/SGW(リレー)924として示された)リレーのためのPGW/SGW924は、適切なサービングゲートウェイターゲットに宛てられたGPRSトンネリングプロトコル(GTP:GPRS tunneling protocol)トラフィックのみがパケットデータネットワークを通過することを可能にするように構成され得る。UeNB714が、課金されたTUE714を犠牲にして別のUEのためにUE904のフリーサービスを得るためにパケットデータネットワーク接続上でトラフィックを挿入することがないことを保証するために、すべての他のトラフィックはドロップされ得る。
【0062】
[0082] いくつかの実施形態では、事業者ネットワークは、ベアラ変更要求に基づくプロシージャを使用してアカウンティングおよび課金を実装する。ベアラ変更要求は一般に、ローカルゲートウェイ804がUeNB702中でHeNB802とコロケートされたときに使用される(
図8参照)。各接続されたTUE712について新しいPDN接続が要求されたとき、使用料金が識別され、TUE712に割り振られ得る。各PDN接続は、無線ベアラがUeNB702に割り振られることを必要し、バックホール上でUeNB702にとって利用可能な無線ベアラの数は、あらかじめ定義された制限を受け得る。たとえば、UeNB702は約8つの無線ベアラに制限され得る。
【0063】
[0083] UeNB702が無線ベアラの利用可能性を制限しているとき、トラフィックフローテンプレート(TFT:traffic flow template)を介したアカウンティングおよび課金の目的でTUE712が識別され得る。TFTは、ソースおよび宛先IPアドレスなどのインターネットプロトコル(IP)ヘッダ情報ならびに伝送制御プロトコル(TCP:transmission control protocol)ポート番号を使用して、異なるユーザペイロード間で区別し得る。通常の使用では、TFTは、適切なQoSを割り当てるために、ウェブブラウジングトラフィックなどのより優先度の低いトラフィックからボイスオーバーIP(VoIP)用のパケットをフィルタ処理するために使用され得る。いくつかの実施形態では、UeNB702は、TUE712をIPv4ネットワークに接続するためにネットワークアドレス変換(NAT:network address translation)を使用し得る。UeNB702は、各接続されたTUE712に特定の範囲のポートを割り当てることができる。
【0064】
[0084]
図10に、UeNB702が、事業者ネットワーク920において接続されたTUE712について課金することを可能にするためにベアラ変更要求プロシージャを使用する、例示的なコールフロー1000を示す。
図10において、TUE712が、1010において、UeNB702における接続を確立する。UeNB702は、1012において、TUE712を接続を確立したものとして識別する、新しいTUE712情報報告を備える新たに定義されたS1メッセージをMME808に送り得る。TUE712はそれのIMSIによって識別され得、TUE712に関連するどんなサービスフローもIMSIによって識別され得る。TUE712に関連するサービスフローは、UeNB702の下でTUE712に対して一意であり得る。いくつかの実施形態では、IMSIと、TFTを介したMME808への関連するサービスフローとを記述するための新しいIEが既存のNASメッセージに追加され得る。
【0065】
[0085] UeNB702に対応するユーザ情報についてのPDNゲートウェイ1004による要求により、事業者ネットワーク920におけるUeNB702アクセスに対する課金が有効化され得る。そのような要求に応答して、次いで1014において、MME808が、UeNB702ユーザ情報IEを含むベアラ変更要求メッセージをサービングゲートウェイ1002に送り得る。UeNB702ユーザ情報は、TUE712のIMSI、ならびにTUE712に関連する任意のサービスフローのTFTを含む。サービングゲートウェイ1002は、1016において、MME808から受信されたUeNB702情報IEを含むベアラ変更要求を1つまたは複数のPDNゲートウェイ1004に送り得る。PDNゲートウェイ1004によってベアラ変更応答メッセージ1018がサービングゲートウェイ1002に戻され得る。
【0066】
[0086] 1020において、サービングゲートウェイ1002は、MME808にベアラ変更応答メッセージを送る。1022において、MME808は、UeNB702に新しいTUE712情報ACK S1メッセージを送る。TUE712が解放されたとき、あるいはUeNB702から離れてハンドオーバを実行して課金を停止したとき、同様のプロシージャが実行され得る。
【0067】
[0087]
図11Aは、パケットゲートウェイ1102がUeNB702とコロケートされたときに一般に使用される、ホームエージェント(HA:home agent)/パケットゲートウェイ(P−GW:packet gateway)1108を使用して事業者ネットワークにおいて課金する方法を示す
図1100である。
図11Aは、MME1102と、SGW1104と、HSS1106とを含み、UeNB EPCネットワーク要素であり、MME1102、SGW1104、およびHSS1106はUeNB702と通信している。いくつかの実施形態では、TUE712が、PDNゲートウェイ922接続確立中にVPNトンネル1120を確立する。
図11Aの構成では、VPNトンネル1120は、S2Cインターフェースを使用して確立され得る。TUE712は、PDN接続Wi−Fiおよび3GPPアクセスネットワークのために使用されるプロシージャと同様であるプロシージャを採用し得る。
【0068】
[0088] 一例では、TUE712は、UeNB702を通して通信している間、データ接続のためにIPセキュリティ(IPsec:IP security)トンネルを使用し得る。この例では、UeNB702は、すべてのTUE712トラフィックのために特殊なアクセスポイント名(APN)を使用し得る。いくつかの実施形態では、TUE712は、データサービスを受信するためにHA/P−GW1108とのIPsecトンネルを確立することを必要とされ得、PDNゲートウェイ922は、HA/P−GW1108に送られないすべてのトラフィックを遮断し得る。
【0069】
[0089] 課金のためのHA/P−GW1108の使用は、MME808およびPGW/SGW922との相互作用を管理するために事業者ネットワーク中で既存のプロシージャを採用し得、課金およびアカウンティングは、HA/P−GW1108を通してトラフィックをルーティングさせることによって執行され得る。いくつかの実施形態では、ローカルサービスへの制限付きアクセスを与えるために追加の処置が実装され得る。
【0070】
[0090]
図11Bは、事業者ネットワークへの信頼できないアクセスを使用しているとき、発展型パケットデータゲートウェイ(ePDG:evolved packet data gateway)1109を使用して事業者ネットワークにおいて課金する方法を示す
図1101である。TUE712はPDNゲートウェイ922接続確立中にVPNトンネル1121を確立する。
図11Bの構成では、VPNトンネル1121は、S2Bインターフェースを使用して確立され得る。
【0071】
[0091] 一例では、TUE712は、UeNB702を通して通信している間、データ接続のためにIPsecトンネルを使用し得る。この例では、UeNB702は、すべてのTUE712トラフィックのために特殊なAPNを使用し得る。信頼できないアクセスは、信頼できないアクセス上でのTUEとの接続のためのセキュリティ機構を提供するePDG1109にルーティングされる。
【0072】
[0092]
図12に、LTEバックホールとともに使用され得るアーキテクチャ1200を示す。アーキテクチャ1200は、UeNB702と、LTEバックホール1210と、UeNBおよびDeNBコアネットワーク制御プレーン1220とを含む。LTEバックホール1210は、eNB906と、SGW(UEリレー)1202と、PGW(UEリレー)1204とを含む。UeNBおよびDeNBコアネットワーク制御プレーン1220は、HeMS806と、SGW924と、MME808と、HSS812とを含む。UeNB702は、任意のタイプのアクセス接続と、任意のタイプのバックホール接続とのために展開され得、レガシーセルラーネットワーク、ワイヤードネットワーク、Wi−Fiネットワークなどを含む、複数のネットワークのいずれかとともに使用可能である。
【0073】
[0093] いくつかの実施形態は、TUE712のIPアドレス割振りのためのプロシージャを実装する。これらのプロシージャは、標準定義されたプロシージャおよび/または本発明のいくつかの態様に従って適応されたプロシージャを含み得る。一例では、TUE712は、デフォルトベアラアクティブ化中にUeNB702によってIPアドレスを割り当てられ得る。IPv4ネットワークでは、TUE712は、デフォルトベアラアクティブ化を介してIPv4アドレス割振りを使用し得る。IPv6ネットワークでは、TUE712は、IPv6ステートレスアドレス自動構成を介して/64 IPv6プレフィックス割振りを使用し得る。
【0074】
[0094] 別の例では、TUE712は、TUE712がDHCPを通してIPアドレスを取得することを希望することを、プロトコル構成オプション要素内でネットワークに示し得る。IPv4ネットワークでは、TUE712は、DHCPv4を介した接続プロシージャの後にIPv4アドレス割振りおよびIPv4パラメータ構成を使用する。IPv6ネットワークでは、TUE712は、ステートレスDHCPv6を介したIPv6パラメータ構成を使用する。TUE712は、DHCPv6を使用したIPv6プレフィックスの割振りをさらに要求し得る。
【0075】
[0095] いくつかの実施形態は、UeNB702のIPアドレス割振りのためのプロシージャを実装する。これらのプロシージャは、標準、定義されたプロシージャ、および/または本発明のいくつかの態様に従って適応された獲得を含み得る。たとえば、プロシージャは、WLAN IPアドレス割振りのための、またはWWAN中のPGWのためのIPアドレス割振りのために現在使用される方法を含み得る。
【0076】
[0096] いくつかの実施形態では、UeNB702は、IPv4ネットワークおよび/またはIPv6ネットワークにおいてTUE712にIPアドレスを割り当て得る。IPv4ネットワークでは、UeNB702は、TUE712が使用するための未使用プライベートIPv4アドレスを割り振り、ネットワークアドレスおよびポート変換の目的でNATエンジンを開始し得る。UeNB702は、次いで、デフォルトベアラアクティブ化またはDHCPのためのNASシグナリングを介して、割り振られたIPアドレスをTUE712に割り当て得る。
【0077】
[0097]
図13に、接続プロシージャ1302の後にUeNB702によってTUE712にIPv6アドレスを割り振るためのコールフロー1300を示す。いくつかの実施形態では、UeNB702は、IPv6アドレスを取得するためにDHCPv6が使用されなければならないと判断する。1304において、UeNB702は、EPSバックホールの/48IPv6アドレスプレフィックスを取得するためにDHCPv6においてプレフィックス委譲(prefix delegation)オプションを使用し得る。1306において、UeNB702は、TUE712が使用するために/48IPv6プレフィックス内から一意の/64IPv6プレフィックスを割り振り得る。UeNB702は、次いで1310において、デフォルトベアラアクティブ化またはDHCPv6のためのNASシグナリングを介して、割り振られたIPアドレスをTUE712に割り当て得、1308において接続プロシージャを完了する。
【0078】
[0098]
図14は、ワイヤレス通信の方法のフローチャート1400を含む。本方法は、少なくとも部分的に、MME808を含み得る1つまたは複数のネットワークエンティティによって実行され得る。
【0079】
[0099] ステップ1402において、1つまたは複数のネットワークエンティティは、第1のUE702からPDN接続に関係する要求を受信する。第1のUE702はリレーeノードBであり得る。この要求は第2のTUE712または714に関係し得る。
【0080】
[0100] ステップ1404において、1つまたは複数のネットワークエンティティは、その要求に応答して、ゲートウェイ810と第1のUE702との間の接続を確立または変更する。接続を確立または変更することは、ゲートウェイに第2のUEの識別子を送ることを含み得る。ゲートウェイ922または924はコアネットワークエンティティ920中に設けられ得る。ゲートウェイは、PDNゲートウェイ922と、サービングゲートウェイ924と、サービング汎用パケット無線サービス(GPRS:general packet radio service)サポートノードと、ゲートウェイGPRSサポートノードとのうちの1つまたは複数を含み得る。第2のUE712または714の識別子を含むPDN接続についての要求を受信した後に、ゲートウェイ922または924と第2のUE712または714との間の接続が確立され得る。ゲートウェイ922または924と第2のUE712または714との間の接続は、要求されたPDN接続のための無線ベアラを生成することを含み得る。生成された無線ベアラ上で通信されるデータについて、第2のUE712または714にデータの料金が割り振られ得る。第2のUE712または714の識別子を用いて通信されるデータについて、第2のUE712または714にデータの料金が割り振られ得る。第2のUE712または714の識別子は第2のUE712または714のIMSIを備え得る。
【0081】
[00101] ステップ1406において、1つまたは複数のネットワークエンティティは、第2のUE712または714のために第1のUE702とゲートウェイ922または924との間で通信されるデータに基づいて、第1のUE702と第2のUE712または714とにデータの料金を割り振る。1つまたは複数のネットワークエンティティは、リレーeノードB702とゲートウェイ922または924とを通して、第2のUE712または714とPDN825との間で通信されるデータについて、第2のUE712または714に料金を割り振ることによってデータの料金を割り振り得る。1つまたは複数のネットワークエンティティは、データの料金を割り振り得リレーeノードB702とゲートウェイ922または924とを通して第2のUE712または714とネットワークとの間で通信されるデータについて第1のUE702にクレジットを与えることを含む。第2のUE712または714に対応するデータと別のUEに対応するデータとの間を区別するためのTFTを使用して、データに料金が割り振られ得る。TFTは、リレーeノードB702によって第2のUE712または714に割り振られた1つまたは複数のTCPポートを識別し得る。
【0082】
[00102] いくつかの実施形態では、ゲートウェイ922または924と第2のUE712または714との間の接続を変更することは、第2のUE712または714に関連する無線ベアラを生成することを含む。第2のUE712または714に関連する無線ベアラを使用して通信されるデータについて、第2のUE712または714にデータの料金が割り振られ得る。データの料金は、PDNゲートウェイ924において第2のUE712または714のため第1のUE702によって通信されるデータに基づいて割り振られ得る。料金は、第2のUE712または714のためにVPN接続を通して通信されるデータについてアカウントすることによってデータに割り振られ得る。VPNホームエージェントが、第2のUE712または714のためにVPN接続を通して通信されるデータを識別し得る。ネットワーク使用のための料金は、第2のUE712または714のためにVPN接続を通して通信されるデータについて第1のUE702にクレジットを与えることによって割り振られ得る。
【0083】
[00103]
図14は、ワイヤレス通信の方法のフローチャート1450をさらに含む。本方法はUeNB702によって実行され得る。
【0084】
[00104] ステップ1452において、UeNB702は、コロケートされたUEを通してPDN825に接続されている間、TUE712または714との接続を確立する。
【0085】
[00105] ステップ1454において、UeNB702は、ゲートウェイとの接続を確立または変更する。ゲートウェイは、PDNゲートウェイ922と、サービングゲートウェイ924と、サービングGPRSサポートノードと、ゲートウェイGPRSサポートノードとのうちの1つまたは複数を含み得る。ゲートウェイ922との接続を確立または変更することは、TUE712または714に関連する無線ベアラを要求することを含み得る。
【0086】
[00106] ステップ1456において、UeNB702は、ゲートウェイとの確立または変更された接続を使用してTUE712または714とPDNとの間でデータを中継する。TUE712または714とPDNとの間で中継されるデータに基づいてPDN料金がTUE712または714に割り振られる。PDN料金は、TUE712または714に割り振られ得要求された無線ベアラ上で通信されるデータに基づいて割り振られる。TUE712または714に割り振られるPDN料金は、TUE712または714に対応するデータと別のUEに対応するデータとの間を区別するためのTFTを使用して割り振られ得る。TFTでは1つまたは複数のTCPポートが識別され得、TUE712または714に割り振られるPDN料金は、TUE712または714とPDNとの間でデータを中継するために使用されるTCPポートに基づいて割り振られ得る。
【0087】
[00107] ステップ1458において、TUE712または714とPDNとの間で中継されるデータに基づくUeNB702クレジットを受信する。
【0088】
[00108]
図15は、ワイヤレス通信の方法のフローチャート1500を含む。本方法はTUE714によって実行され得る。ステップ1502において、TUE714は、第1のeNB704との接続を確立する。いくつかの実施形態では、第1のeNB704はリレーを備える。第1のeNB704は、UEとeNBとを含むUeNBであり得る。
【0089】
[00109] ステップ1504において、TUE714は、第1のeNB704のタイプを判断する。たとえば、第1のeNB704のタイプはリレーeNBであり得る。別の例として、第1のeNB704のタイプは、信用できるまたは信頼できないのいずれかであり得る。そのような場合、信用できるは、VPN接続が必要とされないことを示し得、信頼できないは、VPN接続が必要とされることを示し得る。一態様では、第1のeNB704のタイプは第1のeNB704によって広告され得、あるいはパブリックランドモバイルネットワーク(PLMN:public land mobile network)IDまたはトラッキングエリアコード(TAC:tracking area code)などの識別子に基づき得る。
【0090】
[00110] ステップ1506において、TUE714は、第1のeNB704のタイプがリレーeNB(「UeNB」とも呼ばれる)であるかどうかを判断する。第1のeNB704がUeNBである場合(1506)、ステップ1508において、TUE714は、第1のeNB704が第2のeNB710にデータを中継するとき、ゲートウェイとのVPN接続を確立する。一態様では、ゲートウェイはホームエージェントであり得、VPN接続はDSMIPv6 IPsec接続であり得る。別の態様では、ゲートウェイは発展型パケットデータゲートウェイ(ePDG)であり得、VPNはIPsecトンネルであり得る。VPN接続を介して通信されるデータに基づいてPDNデータ料金が割り振られ得る。VPN接続を通して通信されるデータに基づいてUeNB704にPDNデータのクレジットが与えられ得る。第1のeNB704がUeNBでない場合(1506)、ゲートウェイとのVPN接続は確立されない。
【0091】
[00111]
図16は、例示的な装置1602中の異なるモジュール/手段/構成要素間のデータフローを示す概念データフロー
図1600である。本装置はeNB710であり得る。本装置は、TUE712または714のうちの1つまたは複数から要求を受信するモジュール1604を含む。一構成では、要求は、TUE712または714によって生成され、UeNB702または704のうちの1つによってeNB710に中継され得る。装置1602は、要求を処理するモジュール1606と、ネットワークエンティティ、UeNB702または704およびTUE712または714のうちの1つまたは複数との接続を確立するモジュール1608と、データの料金を割り振るアカウンティングモジュール1610と、ネットワークエンティティ、UeNB702または704およびTUE712または714のうちの1つまたは複数と通信する送信モジュールとをさらに含む。
【0092】
[00112] 本装置は、
図14の上述のフローチャート中のアルゴリズムのステップの各々を実行する追加のモジュールを含み得る。したがって、
図14の上述のフローチャート中の各ステップは1つのモジュールによって実行され得、本装置は、それらのモジュールのうちの1つまたは複数を含み得る。それらのモジュールは、述べられたプロセス/アルゴリズムを行うように特に構成された1つまたは複数のハードウェア構成要素であるか、述べられたプロセス/アルゴリズムを実行するように構成されたプロセッサによって実装されるか、プロセッサによる実装のためにコンピュータ可読媒体内に記憶されるか、またはそれらの何らかの組合せであり得る。
【0093】
[00113]
図17は、処理システム1714を採用する装置1602’のためのハードウェア実装形態の例を示す
図1700である。処理システム1714は、バス1724によって概略的に表されるバスアーキテクチャを用いて実装され得る。バス1724は、処理システム1714の特定の適用例および全体的な設計制約に応じて、任意の数の相互接続バスおよびブリッジを含み得る。バス1724は、プロセッサ1704によって表される1つまたは複数のプロセッサおよび/またはハードウェアモジュールと、モジュール1604、1606、1608、1610、1612と、コンピュータ可読媒体1706とを含む様々な回路を互いにリンクする。バス1724はまた、タイミングソース、周辺機器、電圧調整器、および電力管理回路など、様々な他の回路をリンクし得るが、これらの回路は当技術分野においてよく知られており、したがって、これ以上説明しない。
【0094】
[00114] 処理システム1714はトランシーバ1710に結合され得る。トランシーバ1710は、1つまたは複数のアンテナ1720に結合される。トランシーバ1710は、伝送媒体を介して様々な他の装置と通信するための手段を与える。処理システム1714は、コンピュータ可読媒体1706に結合されたプロセッサ1704を含む。プロセッサ1704は、コンピュータ可読媒体1706に記憶されたソフトウェアの実行を含む一般的な処理を担当する。ソフトウェアは、プロセッサ1704によって実行されたとき、処理システム1714に、任意の特定の装置のための上記で説明した様々な機能を実行させる。コンピュータ可読媒体1706はまた、ソフトウェアを実行するときにプロセッサ1704によって操作されるデータを記憶するために使用され得る。処理システムは、モジュール1604、1606、1608、1610、および1612のうちの少なくとも1つをさらに含む。それらのモジュールは、プロセッサ1704中で動作するか、コンピュータ可読媒体1706中に常駐する/記憶されたソフトウェアモジュールであるか、プロセッサ1704に結合された1つまたは複数のハードウェアモジュールであるか、またはそれらの何らかの組合せであり得る。処理システム1714は、eNB610の構成要素であり得、メモリ676、および/またはTXプロセッサ616と、RXプロセッサ670と、コントローラ/プロセッサ675とのうちの少なくとも1つを含み得る。
【0095】
[00115] 一構成では、ワイヤレス通信のための装置1602/1602’は、第1のUEからPDN接続に関係する要求を受信するための手段1604と、要求を処理するための手段1606と、要求に応答して、ゲートウェイと第1のUEとの間の接続を確立または変更するための手段1608と、第2のUEのために第1のUEとゲートウェイとの間でデータを通信するための手段1612と、第1のUEと第2のUEとの間で通信されるデータについて料金を割り振るためのアカウンティング手段1610とを含む。
【0096】
[00116] 上述の手段は、上述の手段によって具陳された機能を実行するように構成された、装置1602、および/または装置1602’の処理システム1714の上述のモジュールのうちの1つまたは複数であり得る。上記で説明したように、処理システム1714は、TXプロセッサ616と、RXプロセッサ670と、コントローラ/プロセッサ675とを含み得る。したがって、一構成では、上述の手段は、上述の手段によって具陳された機能を実行するように構成された、TXプロセッサ616と、RXプロセッサ670と、コントローラ/プロセッサ675とであり得る。
【0097】
[00117]
図18は、例示的な装置1802中の異なるモジュール/手段/構成要素間のデータフローを示す概念データフロー
図1800である。本装置はUeNB704であり得る。本装置は、eNB710を介してTUE714およびゲートウェイから情報を受信するモジュール1804と、TUE714とゲートウェイとの間でデータを中継するモジュール1806と、接続を判断し、管理するモジュール1810と、TUE714との接続を確立するモジュール1812と、ゲートウェイとの接続を確立するモジュール1814と、TUE714およびゲートウェイにデータを送信するモジュール1816と、TUE714とeNB710との間で送信されるデータに基づいてデータ料金を割り振るモジュール1808とを含む。
【0098】
[00118] 本装置は、
図14の上述のフローチャート中のアルゴリズムのステップの各々を実行する追加のモジュールを含み得る。したがって、
図14の上述のフローチャート中の各ステップは1つのモジュールによって実行され得、本装置は、それらのモジュールのうちの1つまたは複数を含み得る。それらのモジュールは、述べられたプロセス/アルゴリズムを行うように特に構成された1つまたは複数のハードウェア構成要素であるか、述べられたプロセス/アルゴリズムを実行するように構成されたプロセッサによって実装されるか、プロセッサによる実装のためにコンピュータ可読媒体内に記憶されるか、またはそれらの何らかの組合せであり得る。
【0099】
[00119]
図19は、処理システム1914を採用する装置1802’のためのハードウェア実装形態の例を示す
図1900である。処理システム1914は、バス1924によって概略的に表されるバスアーキテクチャを用いて実装され得る。バス1924は、処理システム1914の特定の適用例および全体的な設計制約に応じて、任意の数の相互接続バスおよびブリッジを含み得る。バス1924は、プロセッサ1904によって表される1つまたは複数のプロセッサおよび/またはハードウェアモジュールと、モジュール1804、1806、1808、1810、1812、1814、1816と、コンピュータ可読媒体1906とを含む様々な回路を互いにリンクする。バス1924はまた、タイミングソース、周辺機器、電圧調整器、および電力管理回路など、様々な他の回路をリンクし得るが、これらの回路は当技術分野においてよく知られており、したがって、これ以上説明しない。
【0100】
[00120] 処理システム1914はトランシーバ1910に結合され得る。トランシーバ1910は、1つまたは複数のアンテナ1920に結合される。トランシーバ1910は、伝送媒体を介して様々な他の装置と通信するための手段を与える。処理システム1914は、コンピュータ可読媒体1906に結合されたプロセッサ1904を含む。プロセッサ1904は、コンピュータ可読媒体1906に記憶されたソフトウェアの実行を含む一般的な処理を担当する。ソフトウェアは、プロセッサ1904によって実行されたとき、処理システム1914に、任意の特定の装置のための上記で説明した様々な機能を実行させる。コンピュータ可読媒体1906はまた、ソフトウェアを実行するときにプロセッサ1904によって操作されるデータを記憶するために使用され得る。処理システムは、モジュール1804、1806、1808、1810、1812、1814、および1816のうちの少なくとも1つをさらに含む。それらのモジュールは、プロセッサ1904中で動作するか、コンピュータ可読媒体1906中に常駐する/記憶されたソフトウェアモジュールであるか、プロセッサ1904に結合された1つまたは複数のハードウェアモジュールであるか、またはそれらの何らかの組合せであり得る。処理システム1914、またはそれのいくつかの要素は、eNB610の構成要素であり得、メモリ676、および/またはTXプロセッサ616と、RXプロセッサ670と、コントローラ/プロセッサ675とのうちの少なくとも1つを含み得る。処理システム1914、またはそれのいくつかの要素は、UE650の構成要素であり得、メモリ660、および/またはTXプロセッサ668と、RXプロセッサ656と、コントローラ/プロセッサ659とのうちの少なくとも1つを含み得る。
【0101】
[00121] 一構成では、ワイヤレス通信のための装置1802/1802’は、コロケートされたUEを通してPDNに接続されている間、TUEとの接続を確立するための手段1812と、ゲートウェイとの接続を確立または変更するための手段1814と、ゲートウェイとの確立または変更された接続を使用してTUEとPDNとの間でデータを中継するための手段1806と、TUEとPDNとの間で中継されるデータに基づいてTUEに料金を割り振る手段1808と、データを受信するための手段1804と、データを送信するための手段1816と、接続確立手段1812および1814を管理するための手段1810とを含む。
【0102】
[00122] 上述の手段は、上述の手段によって具陳された機能を実行するように構成された、装置1802、および/または装置1802’の処理システム1914の上述のモジュールのうちの1つまたは複数であり得る。上記で説明したように、処理システム1914は、TXプロセッサ616と、RXプロセッサ670と、コントローラ/プロセッサ675とを含み得る。したがって、一構成では、上述の手段は、上述の手段によって具陳された機能を実行するように構成された、TXプロセッサ616と、RXプロセッサ670と、コントローラ/プロセッサ675とであり得る。
【0103】
[00123] 別の構成では、上述の手段は、上述の手段によって具陳された機能を実行するように構成された、装置1802、および/または装置1802’の処理システム1914の上述のモジュールのうちの1つまたは複数であり得る。上記で説明したように、処理システム1914は、TXプロセッサ668と、RXプロセッサ656と、コントローラ/プロセッサ659とを含み得る。したがって、一構成では、上述の手段は、上述の手段によって具陳された機能を実行するように構成された、TXプロセッサ668と、RXプロセッサ656と、コントローラ/プロセッサ659とであり得る。
【0104】
[00124]
図20は、例示的な装置2002中の異なるモジュール/手段/構成要素間のデータフローを示す概念データフロー
図2000である。本装置はTUE714であり得る。本装置は、UeNB704からデータを受信するモジュール2004と、UeNB704にデータを送信するモジュール2012と、受信され送信されるデータについて料金を割り振るために使用される情報を与えるモジュール2006と、1つまたは複数のネットワークエンティティとの接続を確立するモジュール2008と、VPN接続を管理するモジュール2010とを含む。
【0105】
[00125] 本装置は、
図15の上述のフローチャート中のアルゴリズムのステップの各々を実行する追加のモジュールを含み得る。したがって、
図15の上述のフローチャート中の各ステップは1つのモジュールによって実行され得、本装置は、それらのモジュールのうちの1つまたは複数を含み得る。それらのモジュールは、述べられたプロセス/アルゴリズムを行うように特に構成された1つまたは複数のハードウェア構成要素であるか、述べられたプロセス/アルゴリズムを実行するように構成されたプロセッサによって実装されるか、プロセッサによる実装のためにコンピュータ可読媒体内に記憶されるか、またはそれらの何らかの組合せであり得る。
【0106】
[00126]
図21は、処理システム2114を採用する装置2002’のためのハードウェア実装形態の例を示す
図2100である。処理システム2114は、バス2124によって概略的に表されるバスアーキテクチャを用いて実装され得る。バス2124は、処理システム2114の特定の適用例および全体的な設計制約に応じて、任意の数の相互接続バスおよびブリッジを含み得る。バス2124は、プロセッサ2104によって表される1つまたは複数のプロセッサおよび/またはハードウェアモジュールと、モジュール2004、2006、2008、2010、2012と、コンピュータ可読媒体2106とを含む様々な回路を互いにリンクする。バス2124はまた、タイミングソース、周辺機器、電圧調整器、および電力管理回路など、様々な他の回路をリンクし得るが、これらの回路は当技術分野においてよく知られており、したがって、これ以上説明しない。
【0107】
[00127] 処理システム2114はトランシーバ2110に結合され得る。トランシーバ2110は、1つまたは複数のアンテナ2120に結合される。トランシーバ2110は、伝送媒体を介して様々な他の装置と通信するための手段を与える。処理システム2114は、コンピュータ可読媒体2106に結合されたプロセッサ2104を含む。プロセッサ2104は、コンピュータ可読媒体2106に記憶されたソフトウェアの実行を含む一般的な処理を担当する。ソフトウェアは、プロセッサ2104によって実行されたとき、処理システム2114に、任意の特定の装置のための上記で説明した様々な機能を実行させる。コンピュータ可読媒体2106はまた、ソフトウェアを実行するときにプロセッサ2104によって操作されるデータを記憶するために使用され得る。処理システムは、モジュール2004、2006、2008、2010、および2012のうちの少なくとも1つをさらに含む。それらのモジュールは、プロセッサ2104中で動作するか、コンピュータ可読媒体2106中に常駐する/記憶されたソフトウェアモジュールであるか、プロセッサ2104に結合された1つまたは複数のハードウェアモジュールであるか、またはそれらの何らかの組合せであり得る。処理システム2114は、UE650の構成要素であり得、メモリ660、および/またはTXプロセッサ668と、RXプロセッサ656と、コントローラ/プロセッサ659とのうちの少なくとも1つを含み得る。
【0108】
[00128] 一構成では、ワイヤレス通信のための装置2002/2002’は、第1のeNBとの接続を確立するための手段2008と、第1のeNBが第2のeNBにデータを中継するとき、ゲートウェイとの仮想プライベートネットワーク(VPN)接続を確立するための手段2010と、PDNデータ料金の対象となるデータ転送を場合によっては識別するための手段2006と、データを送信するための手段2012と、データを受信するための手段2004とを含む。
【0109】
[00129] 上述の手段は、上述の手段によって具陳された機能を実行するように構成された、装置2002、および/または装置2002’の処理システム2114の上述のモジュールのうちの1つまたは複数であり得る。上記で説明したように、処理システム2114は、TXプロセッサ668と、RXプロセッサ656と、コントローラ/プロセッサ659とを含み得る。したがって、一構成では、上述の手段は、上述の手段によって具陳された機能を実行するように構成された、TXプロセッサ668と、RXプロセッサ656と、コントローラ/プロセッサ659とであり得る。
【0110】
[00130] 開示したプロセスにおけるステップの特定の順序または階層は、例示的な手法の一例であることを理解されたい。設計上の選好に基づいて、プロセス中のステップの特定の順序または階層は再構成され得ることを理解されたい。さらに、いくつかのステップは組み合わせられるかまたは省略され得る。添付の方法クレームは、様々なステップの要素を例示的な順序で提示したものであり、提示された特定の順序または階層に限定されるものではない。
【0111】
[00131]以上の説明は、当業者が本明細書で説明した様々な態様を実行できるようにするために提供したものである。これらの態様に対する様々な変更は当業者には容易に明らかであり、本明細書で定義した一般的原理は他の態様に適用することができる。したがって、特許請求の範囲は、本明細書に示された態様に限定されるものではなく、言語的主張に矛盾しない最大限の範囲を与えられるべきであり、単数形の要素への言及は、明確にそう明記されていない限り、「ただ1つの」を意味するものではなく、「1つまたは複数の」を意味するものである。別段に明記されていない限り、「いくつかの」という語は「1つまたは複数の」を表す。当業者に知られている、または後に知られることになる、本開示全体にわたって説明した様々な態様の要素のすべての構造的および機能的均等物は、参照により本明細書に明白に組み込まれ、特許請求の範囲に包含されるものである。さらに、本明細書に開示したいかなることも、そのような開示が特許請求の範囲に明示的に具陳されているかどうかにかかわらず、公に供するものではない。いかなるクレーム要素も、その要素が「のための手段」という語句を使用して明確に具陳されていない限り、ミーンズプラスファンクションとして解釈されるべきではない。
以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[C1] 第1のユーザ機器(UE)からパケットデータネットワーク(PDN)接続に関係する要求を受信することと、ここにおいて、前記要求が第2のUEに関係する、
前記要求に応答して、ゲートウェイと前記第1のUEとの間の接続を確立または変更することと、ここにおいて、前記接続を確立または変更することが、前記ゲートウェイに前記第2のUEの識別子を送ることを含む、
を備える、ワイヤレス通信の方法。
[C2] 前記第2のUEのために前記第1のUEと前記ゲートウェイとの間で通信されるデータについて前記第2のUEに料金を割り振ることをさらに備える、C1に記載の方法。
[C3] 前記料金が、前記第2のUEの前記識別子に基づいて前記第2のUEに割り振られる、C2に記載の方法。
[C4] データについて料金を割り振ることが、前記第2のUEのために通信されるデータについて前記第1のUEにクレジットを与えることを含む、C2に記載の方法。
[C5] 前記ゲートウェイと前記第1のUEとの間の接続を確立することは、
PDN接続についての要求を受信することと、前記要求が前記第1のUEの識別子を含む、
前記要求されたPDN接続のための無線ベアラを生成することと
を含む、C1に記載の方法。
[C6] 前記PDN接続に関係する前記要求が前記第2のUEの前記識別子を含む、C5に記載の方法。
[C7] 前記ゲートウェイと前記第1のUEとの間の接続を変更することが、前記第2のUEに対応するデータと別のUEに対応するデータとの間を区別するためのトラフィックフローテンプレート(TFT)を送ることを含む、C1に記載の方法。
[C8] 前記ゲートウェイと前記第1のUEとの間の接続を変更することが、前記第2のUEに関連する無線ベアラを生成することを含む、C1に記載の方法。
[C9] 第1のユーザ機器(UE)からパケットデータネットワーク(PDN)接続に関係する要求を受信するための手段と、ここにおいて、前記要求が第2のUEに関係する、
前記要求に応答して、ゲートウェイと前記第1のUEとの間の接続を確立または変更するための手段と、ここにおいて、前記接続を確立または変更することが、前記ゲートウェイに前記第2のUEの識別子を送ることを含む、
を備える、ワイヤレス通信のための装置。
[C10] 前記第2のUEのために前記第1のUEと前記ゲートウェイとの間で通信されるデータについて前記第2のUEに料金を割り振るための手段をさらに備える、C9に記載の装置。
[C11] 前記料金が、前記第2のUEの前記識別子に基づいて前記第2のUEに割り振られる、C10に記載の装置。
[C12] データについて料金を割り振るための前記手段が、前記第2のUEのために通信されるデータについて前記第1のUEにクレジットを与える、C10に記載の装置。
[C13] 前記ゲートウェイと前記第1のUEとの間の接続を確立するための前記手段が、PDN接続についての要求を受信するように構成され、前記要求が前記第1のUEの識別子を含み、前記PDN接続のための無線ベアラを生成するようにさらに構成された、C9に記載の装置。
[C14] 前記PDN接続に関係する前記要求が前記第2のUEの前記識別子を含む、C13に記載の装置。
[C15] 接続を変更するための前記手段が、前記第2のUEに対応するデータと別のUEに対応するデータとの間を区別するためのトラフィックフローテンプレート(TFT)を送る、C9に記載の装置。
[C16] 前記ゲートウェイと前記第1のUEとの間の接続を変更するための前記手段が、前記第2のUEに関連する無線ベアラを生成する、C9に記載の装置。
[C17] 第1のユーザ機器(UE)からパケットデータネットワーク(PDN)接続に関係する要求を受信することと、ここにおいて、前記要求が第2のUEに関係する、
前記要求に応答して、ゲートウェイと前記第1のUEとの間の接続を確立または変更することと、ここにおいて、前記接続を確立または変更するとき、処理システムが前記ゲートウェイに前記第2のUEの識別子を送る
を行うように構成された、処理システム
を備える、ワイヤレス通信のための装置。
[C18] 第1のユーザ機器(UE)からパケットデータネットワーク(PDN)接続に関係する要求を受信するためのコードと、ここにおいて、前記要求が第2のUEに関係する、
前記要求に応答して、ゲートウェイと前記第1のUEとの間の接続を確立または変更するためのコードと、ここにおいて、前記接続を確立または変更することが、前記ゲートウェイに前記第2のUEの識別子を送ることを含む、
を備えるコンピュータ可読非一時的媒体
を備える、コンピュータプログラム製品。
[C19] コロケートされたユーザ機器を通してパケットデータネットワーク(PDN)に接続されている間、端末ユーザ機器(TUE)との接続を確立することと、
ゲートウェイとの接続を確立または変更することと、ここにおいて、前記接続を確立または変更することが、前記ゲートウェイに前記TUEの識別子を送ることを含む、
前記ゲートウェイとの前記確立または変更された接続を使用して前記TUEと前記PDNとの間でデータを中継することと
を備える、ワイヤレス通信の方法。
[C20] PDN料金が、前記TUEと前記PDNとの間で中継される前記データに基づいて前記TUEに割り振られる、C19に記載の方法。
[C21] 前記TUEと前記PDNとの間で中継される前記データに基づいてクレジットを受信することをさらに備える、C19に記載の方法。
[C22] 前記ゲートウェイとの接続を確立または変更することが、前記TUEに関連する無線ベアラを要求することを含む、C19に記載の方法。
[C23] 前記ゲートウェイとの接続を変更することが、前記TUEに対応するデータと別のUEに対応するデータとの間を区別するためのトラフィックフローテンプレート(TFT)を送ることを含む、C19に記載の方法。
[C24] コロケートされたユーザ機器を通してパケットデータネットワーク(PDN)に接続されている間、端末ユーザ機器(TUE)との接続を確立するための手段と、
ゲートウェイとの接続を確立または変更するための手段と、ここにおいて、前記接続を確立または変更するための前記手段が、前記ゲートウェイに前記TUEの識別子を送る、
前記ゲートウェイとの前記確立または変更された接続を使用して前記TUEと前記PDNとの間でデータを中継するための手段と
を備える、ワイヤレス通信のための装置。
[C25] 前記TUEと前記PDNとの間で中継される前記データに基づいて前記TUEにPDN料金が割り振られる、C24に記載の装置。
[C26] 前記TUEと前記PDNとの間で中継される前記データについてクレジットが受信される、C24に記載の装置。
[C27] 前記ゲートウェイとの接続を確立または変更するための前記手段が、前記TUEに関連する無線ベアラを要求する、C24に記載の装置。
[C28] 前記ゲートウェイとの接続を変更するための前記手段が、前記TUEに対応するデータと別のUEに対応するデータとの間を区別するためのトラフィックフローテンプレート(TFT)を送る、C24に記載の装置。
[C29] コロケートされたユーザ機器を通してパケットデータネットワーク(PDN)に接続されている間、端末ユーザ機器(TUE)との接続を確立することと、
ゲートウェイとの接続を確立または変更することと、ここにおいて、前記接続を確立または変更するとき、処理システムが、前記ゲートウェイに前記TUEの識別子を送るように構成された、
前記ゲートウェイとの前記確立または変更された接続を使用して前記TUEと前記PDNとの間でデータを中継することと
を行うように構成された、処理システム
を備える、ワイヤレス通信のための装置。
[C30] コロケートされたユーザ機器を通してパケットデータネットワーク(PDN)に接続されている間、端末ユーザ機器(TUE)との接続を確立するためのコードと、
ゲートウェイとの接続を確立または変更するためのコードと、ここにおいて、前記接続を確立または変更することが、前記ゲートウェイに前記TUEの識別子を送ることを含む、
前記ゲートウェイとの前記確立または変更された接続を使用して前記TUEと前記PDNとの間でデータを中継するためのコードと
を備えるコンピュータ可読非一時的媒体
を備える、コンピュータプログラム製品。
[C31] 第1のeノードBとの接続を確立することと、
前記第1のeノードBのタイプを判断することと、
前記第1のeノードBが第2のeノードBにデータを中継するとき、ゲートウェイとの仮想プライベートネットワーク(VPN)接続を確立することと
を備える、ワイヤレス通信の方法。
[C32] 前記VPN接続を介して通信されるデータに基づいてPDNデータ料金が割り振られる、C31に記載の方法。
[C33] 前記第1のeノードBの前記タイプがリレーであると判断される、C32に記載の方法。
[C34] 前記第1のeノードBの前記タイプが、信用できるまたは信頼できないのうちの1つであると判断される、C32に記載の方法。
[C35] 第1のeノードBとの接続を確立するための手段と、
前記第1のeノードBのタイプを判断するための手段と、
前記第1のeノードBが第2のeノードBにデータを中継するとき、ゲートウェイとの仮想プライベートネットワーク(VPN)接続を確立するための手段と
を備える、ワイヤレス通信のための装置。
[C36] 前記VPN接続を介して通信されるデータに基づいてPDNデータ料金が割り振られる、C35に記載の装置。
[C37] 前記第1のeノードBの前記タイプがリレーであると判断される、C36に記載の装置。
[C38] 前記第1のeノードBの前記タイプが、信用できるまたは信頼できないのうちの1つであると判断される、C36に記載の装置。
[C39] 第1のeノードBとの接続を確立することと、
前記第1のeノードBのタイプを判断することと、
前記第1のeノードBが第2のeノードBにデータを中継するとき、ゲートウェイとの仮想プライベートネットワーク(VPN)接続を確立することと
を行うように構成された処理システム
を備える、ワイヤレス通信のための装置。
[C40] 前記VPN接続を介して通信されるデータに基づいてPDNデータ料金が割り振られる、C39に記載の装置。
[C41] 第1のeノードBとの接続を確立するためのコードと、
前記第1のeノードBのタイプを判断するためのコードと、
前記第1のeノードBが第2のeノードBにデータを中継するとき、ゲートウェイとの仮想プライベートネットワーク(VPN)接続を確立するためのコードと
を備えるコンピュータ可読非一時的媒体
を備える、コンピュータプログラム製品。
[C42] 前記VPN接続を介して通信されるデータに基づいてPDNデータ料金が割り振られる、C41に記載のコンピュータプログラム製品。