【文献】
How does IP geolocating work?,2010年 1月 3日,URL,http://stackoverflow.com/questions/1996106/how-does-ip-geolocating-work
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
【発明を実施するための形態】
【0013】
以下、本発明の実施形態について添付の図面を参照しながら詳細に説明する。本発明の一実施形態に係る地域情報決定方法は、地域情報決定システムによって実行されてもよい。
【0014】
図1は、本発明の一実施形態に係る地域情報決定システムの構成を示すブロックダイアグラムである。
【0015】
図1を参考にすると、地域情報決定システム101は、情報収集部104、地域情報設定部105、及び地域情報推定部106を含んでもよい。
【0016】
情報収集部104は、IPアドレスの地域情報を設定したり、または推定するための基礎資料を収集したりしてもよい。情報収集部104が収集された基礎資料は、DB102に格納され、一定周期または非周期的にアップデートされてもよい。
【0017】
一例として、情報収集部104は、IPアドレス及びIPアドレスと特定地域との関連性を示す基礎情報を収集してもよい。また、情報収集部104は、地域情報決定対象IPアドレスと関連性のある他のIPアドレスと、ある地域との関連性を示す情報とを取得してもよい。
【0018】
具体的に、情報収集部104は、位置基盤サービスが提供されるユーザからの入力情報を、あるIPアドレスに対する対応地域を決定するための基礎情報として取得してもよい。位置基盤サービスとは、ユーザの現在の位置に基づいて特定情報を提供するサービスを意味し、例えば、天気情報提供サービス、地図サービスなどであってもよい。例えば、天気情報提供サービスにおいて、ユーザが自分の生活している地域の天気を確認するために現在居住している地域の情報を入力した場合、ユーザ端末に割り当てられたIPアドレスとユーザが入力した地域情報とをマッチングしてログとして記録してもよい。ここで、同一の地域に居住する複数のユーザが入力した情報と関連するIPアドレスは、ユーザが居住する地域と関連する情報に対応することが統計的に推定され得る。
【0019】
また、情報収集部104は、位置基盤サービスにおけるユーザのフィードバックを、あるIPアドレスに対する対応地域を決定するための基礎情報として取得してもよい。例えば、ユーザの現在の位置を推定して位置基盤サービスを提供する場合、推定したユーザの現在の位置に対する正確度をユーザからのフィードバックを受けて活用してもよい。このような情報は、ユーザが入力した地域情報と同様に特定IPアドレスとマッチングしてログとして記録してもよい。
【0020】
情報収集部104は、ユーザからの直接的な地域情報の設定情報以外に様々な情報をIPアドレスと関連する地域情報103を決定するための基礎情報として確保してもよい。例えば、無線インターネット接続を許容するアクセスポイント(AP)に割り当てられたIPアドレス情報を、当該アクセスポイントと関連する地理的位置情報と共に当該IPに対する地域情報103を決定するための基礎情報として活用してもよい。
【0021】
別のAP情報収集装置がアクセスポイントを識別してインターネット接続する場合、AP情報収集装置のGPS座標自体、またはそれに対応する行政区域(地域情報)とアクセスポイントのIPアドレスをマッチングした結果を収集してもよい。AP情報収集装置は、移動体に搭載されて関連情報を収集してもよい。また、AP情報収集装置は、携帯電話のようなモバイル移動通信機器であってもよい。
【0022】
ここで、情報収集部104は、ユーザ端末に割り当てられたIPアドレス及び位置基盤サービスが提供されるユーザの入力情報を含む基礎情報を収集してもよい。すなわち、位置基盤サービスにおいてユーザが入力した入力情報は、ユーザ端末に割り当てられたIPアドレスの地域情報103との関連性が高いと言える。ここで、ユーザの入力情報は、位置基盤サービスと関連するログ情報によって抽出されてもよい。これについては、
図2で具体的に説明することにする。
【0023】
そして、情報収集部104は、アクセスポイントに割り当てられたIPアドレス及び前記アクセスポイントを介して無線インターネットに接続されたAP情報収集装置の位置情報を収集してもよい。ここで、AP情報収集装置の位置情報は、AP情報収集装置のGPS座標またはGPS情報に対応する行政区域を含んでもよい。これについては、
図3で具体的に説明することにする。
【0024】
地域情報設定部105は、収集した基礎情報を用いてIPアドレスの地域情報103を設定してもよい。
【0025】
もし、収集された基礎情報が位置基盤サービスの提供されるユーザの入力情報である場合、地域情報設定部105はユーザの入力情報に基づいてユーザ端末に割り当てられたIPアドレスの地域情報103を設定してもよい。例えば、ユーザの入力情報は、ユーザが位置基盤サービスで入力した行政区域名であってもよい。その場合、IPアドレスの地域情報103は、ユーザが入力した行政区域名として設定されてもよい。
【0026】
そして、収集された基礎情報がアクセスポイントを介して無線インターネットに接続されたAP情報収集装置の位置情報103である場合、地域情報設定部105はアクセスポイントに割り当てられたIPアドレスの地域情報103を設定してもよい。ここで、AP情報収集装置の位置情報は、GPS座標として行政区域に変換されてもよい。そして、アクセスポイントに割り当てられたIPアドレスの地域情報は、変換された行政区域として設定されてもよい。行政区域は、特定単位、例えば、市、郡、区または同単位などに指定されてもよい。
【0027】
一例として、地域情報設定部105は、基礎情報と関連する時間別の重みを考慮してIPアドレスの地域情報103を設定してもよい。ここで、時間別の重みは基礎情報の最新性または有効期間を含んでもよい。すなわち、同一のIPアドレスに対して他の基礎情報が収集されれば、地域情報設定部105は、最も最近の基礎情報を用いて当該IPアドレスの地域情報103を設定してもよい。また、基礎情報に有効期間がある場合、地域情報設定部105は有効期間を超過しない基礎情報を用いて当該IPアドレスの地域情報103を設定してもよい。
【0028】
一例として、地域情報設定部105は、基礎情報の類型に係る信頼度を考慮してIPアドレスの地域情報103を設定してもよい。もし、同一のIPアドレスに対して位置基盤サービスに入力されたユーザの入力情報とAP情報収集装置の位置情報が基礎情報で収集された場合、地域情報設定部105は、ユーザの入力情報よりもAP情報収集装置の位置情報の信頼度にさらに高い重みを付与してIPアドレスの地域情報103を設定してもよい。また、ユーザが情報を入力した位置基盤サービスの種類によって他の重みが適用されてもよい。例えば、現在のユーザが位置する地域に関する情報を問い合わせる可能性が高いサービスに対して、さらに高い信頼度の重みを付与する。また、ユーザのフィードバック情報は、最も信頼度の高い基礎情報として考慮してもよい。
【0029】
地域情報推定部106は、地域情報103を設定することが不可能なIPアドレスの地域情報を推定してもよい。ここで、地域情報103を設定することが不可能なIPアドレスは、特定地域との関連性を示す基礎情報がないか不足する場合、または、同一のIPアドレスに対して互いに異なる地域との関連性を意味する基礎情報が複数存在する場合に地域情報103を直接設定することが難しいIPアドレスを意味する。
【0030】
一例として、地域情報推定部106は、IPアドレスグループを用いてIPアドレスの地域情報103を推定してもよい。ここで、地域情報推定部106は、複数のIPアドレスを含むIPアドレスグループ内で地域情報103が設定されたIPアドレスに基づいてIPアドレスグループに含まれる他のIPアドレスの地域情報103を推定してもよい。すなわち、IPアドレスの地域情報103は、IPアドレスグループに基づいて推定されてもよい。ここで、IPアドレスグループはIP割当基準であるIPサブネットであってもよい。
【0031】
このため、地域情報推定部106は、IPアドレスグループ別に代表地域を設定し、設定された代表地域をIPアドレスグループに含まれるIPアドレスの地域情報に推定してもよい。すなわち、IPアドレスグループに属するIPアドレスの地域情報103は、IPアドレスグループに設定された代表地域に同一に推定される。ここで、地域情報推定部106は、地域情報が設定されたIPアドレスが属するIPサブネットに代表地域を設定してもよい。
【0032】
ここで、地域情報推定部106は、代表地域が設定されるIPアドレスグループで既に地域情報が設定されたIPアドレスの地域情報103に対して重みを割り当ててもよい。それにより、地域情報推定部106は、割り当てられた重みに基づいてIPアドレスグループの代表地域を設定してもよい。
【0033】
このため、地域情報推定部106は、次のような過程を介して代表地域を設定してもよい。ここで、代表地域は、IPアドレスグループであるIPサブネットに付与されてもよく、代表地域を決定するために重みを割り当てる過程は、以下にて詳細に説明する。
【0034】
地域情報推定部106は、1つのIPサブネットに属するIPアドレスに同一の識別子を付与してもよい。一般的にインターネットサービス提供者(ISP)は、1つのネットワークアドレスをいくつかのネットワークに分割(Subnetting)して使用する。この場合、特定の大きさのサブネットが一定地域に割り当てられてもよい。したがって、IPアドレスの分配単位であるIPサブネットに対して代表地域を決定するのは、特定のIPアドレスに対応する地域情報103を決定するための基礎情報が充分でない状況において非常に強力な対案となり得る。
【0035】
IPアドレスの分配単位であるIPサブネットは、IP MASKを介して分割されてもよい。この場合、特定範囲のIPアドレス(帯域)は、当該範囲の1/2
n(nは1より大きい任意の整数)の大きさを有する、連続的なIPアドレスで構成されたIPサブネットに分割されてもよい。ISPは、分割されたIPサブネットを特定の地域に配分することによってIPアドレスをユーザ端末に割り当ててもよい。したがって、IPアドレスの割当単位のIPサブネットに属する一部IPアドレスと関連する地域情報から当該IPサブネットの代表地域情報を有効に推定してもよい。ここで、一部IPアドレスは、地域情報設定部105でIPアドレスが設定されたIPアドレスを意味する。
【0036】
地域情報推定部106は、IPサブネットに属するIPアドレスと有効にマッチングした地域情報の数をカウントしてもよい。地域情報推定部106は、同一のIPアドレスが複数の地域情報103と関連性を示す場合、当該IPアドレスは特定の地域情報と有効にマッチングされないものと判断できる。それにより、地域情報推定部106は、当該IPサブネットの代表地域を決定する過程で当該IPアドレスと関連する情報を排除してもよい。例えば、1つのIPアドレスで接続したユーザが所定の時間内に様々な地域の天気を尋ねるログが確認される場合、そのIPアドレスに有効にマッチングする1つの地域情報を特定することができない。この場合、様々な地域の天気を尋ねるログと関連するIPアドレスの地域情報は、当該アドレスを含むIPサブネットの代表地域を決定する過程で排除してもよい。
【0037】
その後、地域情報推定部106は、IPサブネットごとに当該IPサブネットに属するIPアドレスにマッチングした地域情報の数をカウントして、そのうち最も多くカウントされた地域情報を当該IPサブネットの代表地域に設定してもよい。例えば、1つのIPサブネットに地域X、地域Y、地域Z地域にマッチングしたIPアドレスが含まれ、そのうちZ地域が最も多く含まれる場合、当該IPサブネットの代表地域をZ地域に設定してもよい。
【0038】
しかし、最も多くカウントされた地域情報が常に当該IPサブネットの代表地域として決定されなければならないことはない。当該IPサブネットに属する個別IPアドレスと関連性のある地域情報の信頼度を重みとして考慮し、当該IPサブネットの代表地域を設定してもよい。ここで、地域情報の信頼度は、地域情報の最新性及び/またはIPアドレスと地域情報との間の関連性が成立した基礎情報の類型によって決定してもよい。
【0039】
一方、より高い信頼度を有する代表地域を設定するために地域情報推定部106は、当該IPサブネットを再び複数のサブネットに分割し、その分割されたサブネットに対して各代表地域を設定してもよい。具体的に、地域情報推定部106は、1つのIPサブネットを当該IPサブネットの1/2
nの大きさを有する異なるIPサブネッに分割してもよい。IPサブネットの再分割は、特定IPサブネットに属するIPアドレスに設定された地域情報の分布を考慮して決定してもよい。上記のような過程によって決定されたIPサブネットの代表地域情報は、当該IPサブネットを含む上位IPサブネット(グループ)の代表地域を決定するための基礎資料として用いてもよい。
【0040】
そして、地域情報推定部106は、IPサブネットと関連する代表地域を設定するためにIPサブネットに重みを付与してもよい。
【0041】
一例として、地域情報推定部106は、代表地域が決定されるIPサブネットに含まれるIPアドレスの数に基づいて重みを付与してもよい。すなわち、IPサブネットに設定された代表地域は、IPサブネットに含まれるIPアドレスの数によって都心地域である確率が高いか、または郊外地域である確率が高いかを決定してもよい。都心地域は、人口が多いため、都心地域のIPサブネットに含まれるIPアドレスの数は、郊外地域のIPサブネットに含まれるIPアドレスの数より大きく設定される。すなわち、IPアドレスを多く含んでいるIPサブネットに都心地域と郊外地域に関連するIPアドレスが含まれている場合、他の条件が同一であれば、当該IPサブネットは都心地域に重みをさらに付与してもよい。
【0042】
したがって、地域情報推定部106は、IPアドレスのIP割当基準であるIPサブネットに含まれるIPアドレスの数が増加するほど当該IPサブネットに都心地域の重み点数を割り当ててもよい。また、地域情報推定部106は、IPアドレスのIPサブネットに含まれるIPアドレスの数が減少するほど郊外地域の重み点数を割り当ててもよい。地域別の重みは、
図4にて具体的に説明する。
【0043】
他の一例として、地域情報推定部106は、IPアドレス/IPサブネットに対する地域情報を設定して推定する過程にて考慮される情報の最新性を重みとして反映してもよい。例えば、同一のIPアドレスに対して設定された地域情報が、以前は地域Aであったが現在の地域Bに変更された場合、地域情報推定部106は、IPアドレスを含むIPサブネットの代表地域を設定する過程でIPアドレスに対する地域Aとの関連関係よって、そのIPアドレスと地域Bとの間の関連関係によって高い重みを付与してもよい。場合によっては、当該IPと地域Aとの相関関係は完全に排除してもよい。このような時間別の重みは、個別的にIPアドレスの地域情報を設定する過程にも適用することができる。時間別の重みは、
図5にて具体的に説明する。
【0044】
また他の一例として、地域情報推定部106は、IPアドレスグループの代表地域間の関連性を分析し、IPアドレスグループ間で合計演算を実行してもよい。具体的に、IPアドレスグループに対する合計演算過程に対しては、
図6にて具体的に説明する。
【0045】
結論的に、地域情報推定部106は、複数のIPアドレスが属するIPアドレスグループから地域情報が設定されたIPアドレスの地域情報に基づいて当該IPグループに属する他のIPアドレスの地域情報を推定してもよい。
【0046】
例えば、地域情報設定部105で直接に地域情報を設定することが出来ないIPアドレスに対して同一の地域に分配されたと推定されるIPアドレスグループ(IPサブネット)に属する他のIPアドレスの地域情報を地域情報推定に活用してもよい。1つのIPサブネットに属するIPアドレスのうちの1つを除くIPアドレスが全て同一の地域との関連性が確認される場合、その1つのIPアドレスもまた同一の地域に配分されたと推定してもよい。また、1つのIPサブネットに属するIPアドレスがいくつかの地域とマッチングしている場合、そのIPサブネットを十分に高い推定信頼度を有するように再び分割してもよく、分割されたIPサブネットの各々にマッチングした地域情報のうちより高い信頼度を有する地域情報が当該IPサブネットで直接的な地域情報の設定が不可なIPアドレスの地域情報と推定してもよい。
【0047】
図2は、本発明の一実施形態により、位置基盤サービスによってIPアドレスと基礎情報とを収集する一例を示す図である。
【0048】
Action 1を参考にすると、地域情報決定システムは、ウェブサービス201を用いるユーザ端末に割り当てられたIPアドレスと当該ウェブサービス201に対するユーザの入力情報とを含む基礎情報を収集してもよい。位置基盤サービスを用いるユーザは、自身と関連する地域に関する情報を要求するため、ユーザが入力した入力情報は、ユーザ端末に割り当てられたIPアドレスの地域情報との関連性が高いと言える。このとき、地域情報は、地域コードとして識別されてもよい。ここで、ユーザの入力情報は、IPアドレス及び地域情報などを含むログ情報202形態で抽出されてもよい。
【0049】
例えば、ユーザがウェブサービス201によって地域情報を入力すれば、ユーザ端末に割り当てられたIPアドレスとユーザが入力した入力情報の地域情報とをマッチングしてもよい。ここで、ユーザが入力した地域情報は、IPアドレスの地域情報を決定するための基礎情報として活用してもよい。本発明において、ウェブサービス201は、位置基盤サービスと関連するものであり、天気、グルメ店情報、交通などのようにユーザが地域を入力すれば、地域と関連する情報を提供するすべてのサービスを含むことができる。
【0050】
図2を参考にすると、ユーザがウェブサービス201によって入力した情報と、前記ユーザのユーザ端末に割り当てられたIPアドレスとは、ウェブログ202を介することによって収集されてもよい。ウェブログ202を参考にすると、IPアドレスが157.56.48.2で接続したユーザには、地域情報コード02135550に対応する地域情報と関連するサービスが提供されたことを確認してもよい。
【0051】
すなわち、地域情報決定システムは、ユーザ端末に割り当てられたIPアドレス及び位置基盤サービスが提供されるユーザの入力情報を含む基礎情報を収集してもよい。そして、収集された基礎情報は、IPアドレスの地域情報を決定するのに用いてもよい。
【0052】
このように収集されたログ情報に対して精製作業を行ってもよい(Action 2)。これは、収集されたログ情報からIPアドレスに対する正確な地域情報を決定するために不要であったり妨げとなったりするデータを除去する作業である。
【0053】
例えば、同一のIPアドレスが複数の地域情報と関連性を示す場合、当該IPアドレスは、特定の地域情報とマッチングさせることが難しいため、このようなデータは地域情報を決定するのに使用しない可能性がある。例えば、1つのIPアドレスに接続したユーザが所定の時間内に様々な地域の天気を尋ねた場合、そのIPアドレスに有効にマッチングする1つの地域情報を特定することができない。この場合、様々な地域の天気を尋ねるログと関連するIPアドレスの地域情報は、全て排除する。
【0054】
そして、Action 3では、地域情報コードを人が識別できる行政区域を意味する地域情報に変換してもよい。それにより、IPアドレスごとに地域情報が設定されてもよい。例えば、IPアドレスが157.56.48.2で接続したユーザが地域情報コード02135550に対応する地域の天気情報を確認した場合、IPアドレスの157.56.48.2に対して地域情報コード02135550に対応する地域情報が設定されてもよい。
【0055】
図3は、本発明の一実施形態に係るAP情報収集装置と周辺に位置するアクセスポイントを示す図である。
【0056】
地域情報決定システム305は、ウェブサービス201ではない他の方式によって地域情報をマッチングしたIPアドレスがAP情報収集装置300を介して伝達されてもよい。例えば、車両に搭載されたAP情報収集装置300は、周辺に位置するアクセスポイント(301〜303)を介してインターネットに接続し、アクセスポイント(301〜303)のIPアドレスを収集し、アクセスポイント(301〜303)のIPアドレスとAP情報収集装置300のGPS情報に対応する地域情報をマッチングしてもよい。ここで、アクセスポイント(301〜303)は、AP情報収集装置300の位置情報とアクセスポイント(301〜303)のIPアドレスのうち関連性が保障され得る位置に存在してもよい。
【0057】
AP情報収集装置300は、移動可能な車両に搭載されてもよい。または、AP情報収集装置300は、携帯電話などのモバイル移動通信機器であってもよい。このために、AP情報収集装置300は、アクセスポイント(301〜303)に接続してIP情報を収集するWi−Fiアンテナを備えてもよい。また、AP情報収集装置300は、衛星からAP情報収集装置の位置情報のGPS情報を受信するためのGPSアンテナを備えてもよい。
【0058】
AP情報収集装置300は、周辺に位置するアクセスポイント(Access Point:AP)(301〜303)のIPアドレスを収集してもよい。ここで、AP情報収集装置300は、アクセスポイントに接続を試みて当該アクセスポイントのパブリックIPアドレスを地域情報決定システムに送信してもよい。アクセスポイント(301〜303)は、別途セキュリティ設定がなされないアクセスポイントであってもよいが、場合によってセキュリティが設定されたアクセスポイントに関する情報を収集してもよい。
【0059】
AP情報収集装置300は、アクセスポイント(301〜303)を介したインターネット接続を設定する一方、GPS衛星304を介して各アクセスポイント(301〜303)に接続可能なAP情報収集装置300の位置情報を確認してもよい。すなわち、AP情報収集装置300は、アクセスポイント(301〜303)を介したインターネット接続を確保することによって、インターネット接続されたアクセスポイント(301〜303)に付与されたIPアドレスが使用可能になる。
【0060】
AP情報収集装置300は、アクセスポイント(301〜303)のIPアドレスとAP情報収集装置300の位置情報を地域情報決定システム305に伝達してもよい。ここで、AP情報収集装置300の位置情報は、アクセスポイント(301〜303)のIPアドレスの地域情報を決定するための基礎情報として用いられる。具体的に、地域情報決定システム305は、受信したアクセスポイント(301〜303)のIPアドレスとAP情報収集装置300の位置情報とを用いてIPアドレスに対応する行政区域の地域情報を決定してもよい。
【0061】
GPS座標の形態で収集された1次位置情報をその位置に関する他の形態の2次位置情報に変換する過程は、地域情報決定システム305によって行ってもよい。2次位置情報への変換は、1次位置情報と関連する行政区域情報への変換を意味してもよいが、これに限定されることはなく、位置基盤サービスの実現のために活用され得る任意の地理的名称への変換を含んでもよい。このような2次位置情報への変換、すなわち地域情報を決定するプロセスは、AP情報収集装置300と区分される別の地域情報決定システム305によって行ってもよい。
【0062】
本発明において、各アクセスポイントとAP情報収集装置300との間の通信に活用されるプロトコルは、特定したものに限定されることはなく、近距離無線通信を提供する任意のプロトコルを本発明の実現のために活用してもよい。
【0063】
図4は、本発明の一実施形態により、地域別の重みを割り当てる過程を示す図である。
【0064】
図4によれば、地域情報決定システムは、地域別の重みを用いて複数のIPアドレスを含むIPアドレスグループに代表地域を設定してもよい。地域情報決定システムはIPアドレスをIPサブネットにより識別してもよい。IPサブネットは少なくとも1つのIPアドレスを含むIPアドレスグループでIP割当基準を意味する。例えば、256個のIPアドレスを割り当てる場合、1つのIPサブネットを構成するIPの数が32個に設定されれば、全体IPサブネットは8個となる。
【0065】
地域情報決定システムは、IPサブネットごとにIPアドレスに設定された地域情報の数をカウントしてもよい。ここで、地域情報決定システムは、IPサブネットで同一のIPに複数の地域情報がマッチングしている場合、当該IPアドレスをIPサブネットで除去した後、IPアドレスに設定された地域情報の数をカウントしてもよい。すなわち、複数の地域情報との関連性があるものとして誘導され得るIPアドレスは、特定地域情報と関連する情報として活用することが難しい。そして、地域情報決定システムは、複数の地域情報との関連性があるものとして誘導され得るIPアドレスをIPサブネットに対応する代表地域を決定するために排除することによって、IPサブネットに対応する代表地域の正確度を向上させることができる。
【0066】
そして、IPアドレスにマッチングした地域情報の数によってIPサブネット別に代表地域が設定されてもよい。例えば、特定範囲のIPサブネットで地域Aに対応するIPアドレスが4つで、地域Bに対応するIPアドレスが2つである場合、当該IPサブネットの代表地域はサブネット内で最も多いIPアドレスが対応する地域Aと設定してもよい。また、場合によっては、地域Aと地域Bとを含む上位地域が当該サブネットと対応する地域として設定されてもよい。
【0067】
ここで、地域情報決定システムは、IP割当基準であるIPサブネットに含まれるIPアドレスの数に基づいてIPサブネットに地域別の重みを割り当ててもよい。IPサブネットに含まれる最小のIP数は、IP帯域が割り当てられる地域の大きさに基づいて変わってもよい。IPアドレスをそれぞれの地域装備に割り当てる場合、インターネットサービス事業者(ISP)は、IPアドレスの需要が多い都心地域には、IPアドレスの数が256個か128個のIPサブネットを割り当てる傾向があり、IPアドレスの需要が少ない郊外地域には、IPアドレスの数が64個か32個のIPサブネットを割り当てる傾向がある。
【0068】
したがって、IP割当基準であるIPサブネットを構成するIPアドレスの数が256個、128個である場合、IPサブネットには都心地域の重み点数を割り当ててもよい。そして、IP割当基準であるIPサブネットを構成するIPアドレスの数が32個、64個の場合、IPサブネットに郊外地域の重み点数が割り当ててもよい。地域別の重みを適用してIPサブネットの代表地域を都心と郊外に区分することによって、IPサブネット別に代表地域を正確に設定してもよい。
【0069】
図5は、本発明の一実施形態によって、時間別の重みを割り当てる過程を示す図である。
【0070】
図5を参考にすると、1つのIPサブネットで時間によって地域情報が設定されたIPアドレスの履歴が例示されている。
図5によれば、10月15日にIPアドレス222.122.12.29に「城南市盆唐区書山見1洞」などの地域情報が設定されたことが分かる。そして、11月1日にIPアドレス222.222.222.20に「城南市盆唐区書山見1洞」などの地域情報が設定され、IPアドレス222.22.222.16に「城南市盆唐区薮内2洞」などの地域情報が設定されたことが分かる。そして、最も最近の11月3日に「城南市盆唐区野塔洞」などの地域情報が設定されたIPアドレス222.222.222.22が追加されたと仮定する。ここで、「野塔洞」は、「書山見1洞」と「薮内2洞」とは異なる地域コードが割り当てられた地域情報である。
【0071】
これは当該IPサブネットに対応する地域情報が「城南市盆唐区野塔洞」に変わったと類推してもよい。換言すれば、地域情報の書山見1洞や薮内2洞に関連するIPアドレスが222.122.12.0〜222.122.12.31に対応するIPサブネットに割り当てられ、最近に、野塔洞に変更されたと予想することができる。それにより、地域情報決定システムは、当該IPサブネットで城南市盆唐区書山見1洞や薮内2洞よりも城南市盆唐区野塔洞に対応するIPアドレスに地域別の重み付けをしてもよい。結局、特定地域に位置するユーザに割り当てられたIP帯域が変更される場合、地域情報決定システムは、変更されたIP帯域を考慮してIPアドレスに係る地域情報をより正確に決定してもよい。
【0072】
また、場合によって、サブネットに対応する地域情報のレベルを異なるようにして、洞より上位の行政区域である旧単位の地域名称を用いたIPアドレス地域情報間でマッチングを行ってもよい。
【0073】
結局、地域情報決定システムは、IPアドレスにマッチングする地域情報の最新性に基づいてIPアドレスに時間別の重みを割り当ててもよい。具体的に、地域情報の決定システムは、すでに入力された地域情報と比較してIPサブネットに含まれなかった異なる地域情報に対応するIPアドレスが最近入力されれば、最近入力されたIPアドレスに時間別の重みを高く割り当ててもよい。IPアドレスにマッチングした地域情報に重み点数を付与して再カウントした場合、IPサブネットに設定された代表地域が変更され得る。
【0074】
上記にて説明した過程を介して、地域情報決定システムは、IPサブネットと関連する最終的な代表地域を決定するためにユーザに割り当てられたIP帯域が変更されることに備え、IPサブネットに設定される代表地域の正確度を向上させてもよい。
【0075】
図6は、本発明の一実施形態により、IPアドレスグループに対するブロック合計演算によって代表地域を設定する過程を示す図である。
図6において、便宜上IPアドレスの最後のオクテットに該当する数字をIPに該当する数字で示すことにし、1つのブロックは1つのIPサブネットを示す。
図6を参考にすると、IPサブネット別に最も多い回数の地域情報をIPサブネットの代表地域に設定してもよい。例えば、1〜31のIPアドレスを含むIPサブネットで重みを適用した結果、算出された点数は、33点が最も高い点数と仮定する。そして、当該IPサブネットは、「京畿道城南市盆唐区書山見1洞」が代表地域と設定される。このような過程を介して地域情報の「京畿道城南市盆唐区書山見1洞」は、8個のIPサブネットのうち1〜31、64〜91、128〜159、及び160〜191のIPサブネットに代表地域として設定される。隣接するIPサブネットは、実際地域も隣接する可能性が高い。したがって、地域が互いに隣接するIPサブネット(1〜31)とIPサブネット(32〜63)を合計して関連分析しても、合計されたIPサブネットで最も多い地域情報を「京畿道城南市盆唐区書山見1洞」に決定してもよい。
【0076】
もし、最初IPサブネット(1〜31)、2番目IPサブネット(32〜63)、および4番目IPサブネット(96〜127)が同一の地域Xに割り当てられることが確実であれば、3番目IPサブネット(64〜95)も当然同一の地域Xに割り当てられる。それで、本願発明によれば、地域情報決定システムは、IPサブネットに対応するブロックを段階的に合計演算することによって、IPサブネットに設定される代表地域の正確度を向上させることができる。
【0077】
結局、
図6に見られるように、IPサブネットに対応するブロックを段階的に合計演算すれば、合計されたブロックで最も多い地域情報は「京畿道城南市盆唐区書山見1洞」に決定する。それにより、合計演算に関与されたIPサブネットの代表地域は「京畿道城南市盆唐区書山見1洞」という地域情報に設定されてもよい。
【0078】
一方、より高い信頼度を有する代表地域を設定するために、地域情報決定システムは、当該IPサブネットを再び複数のサブネットを2
nの大きさを有する他のサブネットに分割し、その分割されたサブネットに対して各代表地域を設定してもよい。IPサブネットの再分割は、特定サブネットに属するIPアドレスに設定された地域情報分布を考慮して決定してもよい。
【0079】
結局、地域情報決定システムは、IPアドレスグループ別に代表地域を設定し、設定された代表地域をIPアドレスグループに含まれるIPアドレスの地域情報に推定してもよい。ここで、地域情報決定システムは、地域情報が設定されたIPアドレスが属するIPサブネットに代表地域を設定してもよい。
【0080】
図7は、本発明の一実施形態に係る地域情報決定方法を示すフローチャートである。
【0081】
地域情報決定システムは、IPアドレス及び前記IPアドレスと特定地域との関連性を示す基礎情報を収集してもよい(S701)。
【0082】
一例として、地域情報決定システムは、ユーザ端末に割り当てられたIPアドレス、及び位置基盤サービスが提供されるユーザの入力情報を含む基礎情報を収集してもよい。ここで、ユーザの入力情報は、位置基盤サービスと関連するログ情報によって抽出されてもよい。
【0083】
他の一例として、地域情報決定システムは、アクセスポイントに割り当てられたIPアドレス及び前記アクセスポイントを介して無線インターネットに接続されたAP情報収集装置の位置情報を収集してもよい。ここで、AP情報収集装置の位置情報は、AP情報収集装置のGPS座標または前記GPS情報に対応する行政区域を含んでもよい。
【0084】
地域情報決定システムは、基礎情報を用いてIPアドレスの地域情報を設定してもよい(S702)。一例として、地域情報決定システムは、ユーザ端末に割り当てられたIPアドレス及び位置基盤サービスが提供されるユーザの入力情報を含む基礎情報を用いてIPアドレスの地域情報を設定してもよい。そして、地域情報決定システムは、アクセスポイントに割り当てられたIPアドレス及び前記アクセスポイントを介して無線インターネットに接続されたAP情報収集装置の位置情報を含む基礎情報を用いてIPアドレスの地域情報を設定してもよい。
【0085】
一例として、地域情報決定システムは、基礎情報と関連する時間別の重みを考慮してIPアドレスの地域情報を設定してもよい。ここで、時間別の重みは基礎情報の最新性または有効期間を含んでもよい。他の一例として、地域情報決定システムは、基礎情報の類型に係る信頼度を考慮して前記IPアドレスの地域情報を設定してもよい。
【0086】
地域情報決定システムは、IPアドレスグループを用いて地域情報を設定することが不可能なIPアドレスの地域情報を推定してもよい(S703)。
【0087】
一例として、地域情報決定システムは、複数のIPアドレスを含むIPアドレスグループに対して地域情報が設定されたIPアドレスに基づいて前記IPアドレスグループに含まれる他のIPアドレスの地域情報を推定してもよい。ここで、地域情報決定システムは、IPアドレスグループ別に代表地域を設定し、前記代表地域を前記IPアドレスグループに含まれるIPアドレスの地域情報に推定してもよい。ここで、地域情報決定システムは、IPアドレスグループに含まれるIPアドレスの地域情報が複数の地域と関連する場合、IPアドレスを分割して代表地域を設定してもよい。
【0088】
地域情報決定システムは、代表地域を設定するためにIPアドレスグループから地域情報が設定されたIPアドレスの地域情報に対して重みを割り当て、重みを用いてIPアドレスグループの代表地域を設定してもよい。ここで、地域情報決定システムは、IPアドレスグループに含まれるIPアドレスの地域情報に対する最新性またはIPアドレスの数に係る地域別の重みを用いてIPアドレスグループに対する代表地域を設定してもよい。
【0089】
一方、以上でIPサブネット及び個別IPアドレスに関する地域情報決定関する説明は、互いを補充する意味に理解されてもよい。これは、IPアドレスがたった1つだけのエントリを有するIPサブネットの極端な例という点で自明である。
【0090】
図7で説明しなかった事項は、
図1〜
図6の説明を参考にすることができる。
【0091】
本発明の実施形態に係る方法は、多様なコンピュータ手段によって行うことができるプログラム命令形態で実現され、コンピュータ読み出し可能媒体に記録してもよい。前記記録媒体は、プログラム命令、データファイル、データ構造などを単独または組み合わせたものを含んでもよい。前記記録媒体及びプログラム命令は、本発明の目的のために特別に設計して構成されたものでもよく、コンピュータソフトウェア分野の技術を有する当業者にとって公知のものであり使用可能なものであってもよい。
【0092】
上述したように本発明を限定された実施形態と図面によって説明したが、本発明は、上記の実施形態に限定されることなく、本発明が属する分野における通常の知識を有する者であれば、このような実施形態から多様な修正及び変形が可能である。
【0093】
したがって、本発明の範囲は、開示された実施形態に限定されて定められるものではなく、特許請求の範囲及び特許請求の範囲と均等なものなどによって定められるものである。