(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
前記処理中ユニット上に誘電体封止層を形成するステップを更に含み、前記封止層は、前記第1の表面と、前記ワイヤボンドの一部分とを少なくとも部分的に被覆するように形成され、それにより、前記封止層によって被覆されない前記ワイヤボンドの前記端面又は前記エッジ面のうちの少なくとも一方の一部分によって、前記ワイヤボンドの封止されない部分が画定される、請求項2に記載の方法。
前記ステンシルは、前記基板の1つ又は複数のエッジに沿って延在する前記基板の厚みの方向において第1の厚みを有するエッジ部材であって、前記第1の厚みは前記第1の高さを画定する、エッジ部材と、前記開口部を含み、前記エッジ部材によって囲まれる中央部分であって、該中央部分は前記基板から離れて面する外面を有し、該外面は前記第1の高さに配置され、該中央部分は前記第1の厚みより薄い厚みを更に有する、中央部分とを含む、請求項2に記載の方法。
前記構造の前記表面は前記開口部のうちの少なくとも1つにおいてエッジを含み、前記ワイヤは、前記ワイヤボンドが前記ワイヤから分離されるまで、前記エッジに対して前記ワイヤを移動することによって剪断される、請求項8に記載の方法。
前記処理中ユニット上に誘電体封止層を形成するステップを更に含み、前記封止層は、前記第1の表面と、前記ワイヤボンドの一部分とを少なくとも部分的に被覆するように形成され、それにより、前記封止層によって被覆されない前記自由端の端面又は前記自由端の前記ベースと前記端面との間に延在するエッジ面のうちの少なくとも一方の一部分によって、前記ワイヤボンドの封止されない部分が画定される、請求項13に記載の方法。
前記構造は前記開口部のうちの1つの開口部の軸の方向において厚みを画定し、前記開口部のうちの少なくとも幾つかは前記構造の前記厚みを通して一貫した直径からなる、請求項8に記載の方法。
前記構造は前記開口部のうちの1つの開口部の軸の方向において厚みを画定し、前記開口部のうちの少なくとも幾つかは、前記基板の上方の第1の高さに位置決めされる前記構造の前記表面のエッジ付近の小さな直径から、前記エッジと前記基板との間の場所における大きな直径までテーパを付けられる、請求項8に記載の方法。
前記構造は、前記基板の1つ又は複数のエッジに沿って延在する前記基板の厚みの方向において第1の厚みを有するエッジ部材であって、前記第1の厚みが第1の高さを画定し、前記第1の高さにおいて前記構造の前記表面のエッジが前記基板の上方に位置決めされるエッジ部材と、前記開口部を含み前記エッジ部材によって囲まれる中央部分とであって、該中央部分は前記基板から離れて面する外面を有し、該外面は前記第1の高さに配置され、該中央部分は前記第1の厚みより薄い厚みを更に有する、中央部分とを含む、請求項8に記載の方法。
【発明を実施するための形態】
【0031】
次に、図面を参照すると、
図1に、本発明の一実施形態による超小型電子アセンブリ1
0が示されている。図面では同様の機構を示すのに同様の数字符号が用いられる。
図1の
実施形態は、コンピュータ又は他の電子用途において用いられる半導体チップアセンブリ
等のパッケージングされた超小型電子素子の形態の超小型電子アセンブリである。
【0032】
図1の超小型電子アセンブリ10は、第1の表面14及び第2の表面16を有する基板
12を備える。基板12は、通常、実質的に平坦である誘電体素子の形態である。誘電体
素子は、シート状とすることができ、薄いものとすることができる。特定の実施形態では
、誘電体素子は、限定はしないが、ポリイミド、ポリテトラフルオロエチレン(「PTF
E」)、エポキシ、エポキシガラス、FR−4、BT樹脂、熱可塑性又は熱硬化性プラス
チック材料等の有機誘電体材料又は複合誘電体材料の1つ又は複数の層を含むことができ
る。第1の表面14及び第2の表面16は互いに実質的に平行であることが好ましく、表
面14、16に対し垂直に或る距離離間し、基板12の厚みを画定する。基板12の厚み
は、本出願のために通例受け入れ可能な厚みの範囲内にあることが好ましい。一実施形態
では、第1の表面14と第2の表面16との間の距離はおよそ25μmと500μmとの
間にある。この論考の目的で、第1の表面14は第2の表面16と反対側に又は遠隔に位
置決めされているものとして説明することができる。そのような説明は、本明細書におい
て用いられる素子の垂直位置又は水平位置を指す、そのような素子の相対位置の任意の他
の説明とともに、図面内の素子の位置と一致するように説明の目的のみで行われ、限定す
るものではない。
【0033】
好ましい実施形態では、基板12は第1の領域18及び第2の領域20に分割されるも
のとみなされる。第1の領域18は第2の領域20の内側にあり、基板12の中央部分を
含み、そこから外側に延在する。第2の領域20は第1の領域18を実質的に取り囲み、
そこから基板12の外縁へ外側に延在する。この実施形態では、基板自体の特定の特性が
2つの領域を物理的に分割していないが、これらの領域は、その領域に適用されるか又は
その領域内に含まれる処理又は特徴部に関して本明細書において論考する目的で区切られ
ている。
【0034】
超小型電子素子22を、第1の領域18内の基板12の第1の表面14に取り付けるこ
とができる。超小型電子素子22は半導体チップ又は別の同等のデバイスとすることがで
きる。
図1の実施形態では、超小型電子素子22は、従来のすなわち「表面を上にした(
face-up)」形式として知られる形式で第1の表面14に取り付けられる。そのような実
施形態では、ワイヤリード線24を用いて、超小型電子素子22を第1の表面14におい
て露出している複数の導電性素子28のうちの幾つかに電気的に接続することができる。
ワイヤリード線24はまた、基板12内のトレース(図示せず)又は他の導電性機構に接
合することができ、トレース(図示せず)又は他の導電性機構は、次に、導電性素子28
に接続される。
【0035】
導電性素子28は、基板12の第1の表面14において露出するそれぞれの「コンタク
ト(contact)」又はパッド30を含む。本説明で使用されるように、導電性素子が、誘
電体構造を有する別の要素の表面「において露出する(exposed at)」ものとして述べら
れるとき、それは、導電性構造が、誘電体構造の外側から誘電体構造の表面に向かって誘
電体構造の表面に垂直な方向に移動する理論的ポイント(theoretical point)に接触す
るのに利用可能であることを示す。そのため、誘電体構造の表面において露出する端子又
は他の導電性構造は、こうした表面から突出することができるか、こうした表面と同一平
面上にあることができるか、又は、こうした表面に対して凹み、誘電体内の穴又は窪みを
通して露出することができる。導電性素子28は、平坦で薄い要素であることができ、導
電性素子28において、パッド30が、基板12の第1の表面14において露出する。一
実施形態では、導電性素子28は、実質的に円形であることができ、また、互いの間で、
又は、トレース(図示せず)によって超小型電子素子22に相互接続することができる。
導電性素子28は、少なくとも基板12の第2の領域20内で形成することができる。加
えて、或る特定の実施形態では、導電性素子28は、第1の領域18内に形成することも
できる。こうした配置構成は、「フリップチップ(flip-chip)」構成として知られるも
のにおいて、超小型電子素子122(
図3)を基板112に実装するときに特に有用であ
り、フリップチップ構成では、超小型電子素子122上のコンタクトは、超小型電子素子
122の下に位置決めされるはんだバンプ126等によって、第1の領域118内の導電
性素子128に接続することができる。
図22に示されるような別の構成では、超小型電
子素子622が、基板612上に下向きに実装され、基板612の表面616等の、外側
に面する表面にわたって延在するワイヤリード624によってチップ上の導電性機構に電
気的に接続される。図示される実施形態では、ワイヤリード625は基板612内の開口
部625を通り抜け、オーバーモールド699によって封止することができる。
【0036】
一実施形態では、導電性素子28は、銅、金、ニッケル、又は、こうした用途にとって
容認できる他の材料等の固体金属材料から形成される。他の材料には、銅、金、ニッケル
、又はその組み合わせの1つ又は複数を含む種々の合金が含まれる。
【0037】
導電性素子28のうちの少なくとも幾つかは、基板12の第2の表面16において露出
している導電性パッド等の対応する第2の導電性素子40に相互接続することができる。
そのような相互接続は、導電性素子28及び40と同じ材料からなることができる導電性
金属でライニング又は充填することができる基板12内に形成されるビア41を用いて完
成させることができる。オプションで、導電性素子40は基板12上のトレースによって
更に相互接続することができる。
【0038】
超小型電子アセンブリ10は、導電性素子28のパッド30等の導電性素子28の少な
くとも幾つかに接合された複数のワイヤボンド32を更に含む。ワイヤボンド32がその
ベース34において導電性素子28に接合され、それぞれのベース34及び基板12から
離れた自由端36まで延在することができる。ワイヤボンド32の端部36は、超小型電
子素子22、又は、超小型電子アセンブリ10内にあり、ひいては超小型電子素子22に
接続される任意の他の導電性機構に電気接続されないか又はその他の方法で接合されない
点で自由であるとみなされる。換言すれば、自由端36は、アセンブリ10の外部の導電
性機構に対して、はんだボール又は本明細書で論じる他の機構を通して直接的又は間接的
に電気接続するのに利用可能である。端部36が、例えば封止層42によって所定の位置
に保持されるか又は別の導電性機構にその他の方法で接合又は電気接続されることは、任
意のこうした機構が超小型電子素子22に電気接続されない限り、端部が、本明細書で述
べる「自由(free)」でないことを意味しない。逆に、ベース34は、本明細書で述べる
ように、超小型電子素子22に直接的又は間接的に電気接続されるため自由でない。
図1
に示すように、ベース34は、形状が実質的に丸みを帯び、ベース34と端部36との間
で画定されるワイヤボンド32のエッジ面37から外側に延在することができる。ベース
34の特定のサイズ及び形状は、ワイヤボンド32を形成するために使用される材料のタ
イプ、ワイヤボンド32と導電性素子28との間の接続部の所望の強度、又はワイヤボン
ド32を形成するために使用される特定のプロセスに応じて変動することができる。ワイ
ヤボンド28を作製する例示的な方法は、Otrembaに対する米国特許第7,391,12
1号及び米国特許出願公開第2005/0095835号(或る形態のワイヤボンディン
グであると考えることができるウェッジボンディングプロシージャを記載している)に記
載されており、それらの開示はともに、引用することによりその全体が本明細書の一部を
なすものとする。ワイヤボンド32が、付加的に又は代替的に、ワイヤボンド32から離
れて延在する、基板12の第2の表面16において露出する導電性素子40に接合される
代替の実施形態が可能である。
【0039】
ワイヤボンド32は、銅、金、ニッケル、はんだ又はアルミニウム等の導電性材料から
作製することができる。さらに、ワイヤボンド32は、銅又はアルミニウム等の導電性材
料のコアに、例えばコーティングがコアを覆って塗布されたもの等の、材料の組み合わせ
から作製することができる。コーティングは、アルミニウム、ニッケル等の第2の導電性
材料からなることができる。代替的に、コーティングは、絶縁ジャケット等の絶縁材料か
らなることができる。一実施形態では、ワイヤボンド32を形成するために用いられるワ
イヤは、約15μm〜約150μmの厚み、すなわち、ワイヤの長さを横切る寸法での厚
みを有することができる。ウェッジボンディングが用いられる実施形態を含む、他の実施
形態では、ワイヤボンド32は、約500μmまでの厚みを有することができる。一般的
に、ワイヤボンドは、当該技術分野において既知である特殊な装置を用いて、導電性素子
28、パッド、トレース等の導電性素子上に形成される。ワイヤセグメントの先端は加熱
され、ワイヤセグメントが結合する受容面に対して押圧され、通常、導電性素子28の表
面に接合されるボール又はボール状ベース34を形成する。ワイヤボンドを形成する所望
の長さのワイヤセグメントがボンディングツールから引き出され、その後、ボンディング
ツールは、所望の長さにおいてワイヤボンドを切断することができる。例えば、アルミニ
ウムのワイヤボンドを形成するために用いることができるウェッジボンディングは、表面
に対して概ね平行に存在するウェッジを形成するように、ワイヤの加熱された部分が受容
面にわたって引っ張られるプロセスである。ウェッジボンディングされたワイヤボンドは
、その後、必要に応じて上方に曲げ、所望の長さ又は位置まで延長し、その後、切断する
ことができる。特定の実施形態では、ワイヤボンドを形成するために用いられるワイヤは
、円柱形の断面を有することができる。それ以外の場合には、ワイヤボンド又はウェッジ
ボンディングされるワイヤボンドを形成するようにツールから送り出されるワイヤは、例
えば、長方形又は台形等の多角形の断面を有することができる。
【0040】
ワイヤボンド32の自由端36は端面38を有する。端面38は、コンタクトの少なく
とも一部を複数のワイヤボンド32のそれぞれの端面38によって形成されるアレイで形
成することができる。
図2は、端面38によって形成されるこうしたコンタクトのアレイ
についての例示的なパターンを示す。こうしたアレイは、エリアアレイ構成で形成するこ
とができ、その変形形態は、本明細書で述べる構造を使用して実施することができる。こ
うしたアレイは、超小型電子アセンブリ10を、プリント回路基板(「PCB」)又は他
のパッケージングされた超小型電子素子(その例が
図6に示される)等の別の超小型電子
構造に電気的及び機械的に接続するのに使用することができる。こうした積層式配置構成
では、ワイヤボンド32並びに導電性素子28及び40は、それぞれが異なる信号電位を
有する複数の電子信号を、それらを通して搬送して、異なる信号が、単一積層体内の異な
る超小型電子素子によって処理されることを可能にすることができる。はんだ塊52は、
端面38を導電性素子40に電気的及び機械的に取付けること等によってこうした積層体
内で超小型電子アセンブリを相互接続するのに使用することができる。
【0041】
超小型電子アセンブリ10は、誘電体材料から形成される封止層42を更に含む。
図1
の実施形態では、封止層42は、超小型電子素子22又は導電性素子28によって普通な
ら被覆又は占有されない基板12の第1の表面14の部分を覆って形成される。同様に、
封止層42は、ワイヤボンド32によって普通なら被覆されない、導電性素子28のパッ
ド30を含む導電性素子28の部分を覆って形成される。封止層42はまた、超小型電子
素子22、ベース34及びワイヤボンドのエッジ面37の少なくとも一部を含むワイヤボ
ンド32を実質的に被覆することができる。ワイヤボンド32の一部分は、封止層42に
よって被覆されないままであることができ、このことは非封止とも呼ぶことができる。そ
れにより、ワイヤボンドが、封止層42の外側に位置する特徴部又は要素に電気接続する
のに利用可能にされる。一実施形態では、ワイヤボンド32の端面38は、封止層42の
主表面44内で封止層42によって被覆されないままである。端面38を封止層42によ
って被覆されないままにすることに加えて又はそれの代替として、エッジ面37の一部分
が封止層42によって被覆されない他の実施形態が可能である。換言すれば、封止層42
は、端面38、エッジ面37、又はこれら2つの組み合わせ等のワイヤボンド36の一部
分を除いて、第1の表面14の上で超小型電子アセンブリ10の全てを被覆することがで
きる。図に示す実施形態では、封止層42の主表面44等の表面は、基板12の第1の表
面14から、超小型電子素子22を被覆するのに十分に長い距離に離間することができる
。したがって、ワイヤボンド32の端部38が表面44と同一平面上にある超小型電子ア
センブリ10の実施形態は、超小型電子素子22より高いワイヤボンド32及びフリップ
チップ接続のために下にある任意のはんだバンプを含むであろう。しかし、封止層42に
ついての他の構成が可能である。例えば、封止層は、高さが異なる複数の表面を有するこ
とができる。こうした構成では、端部38がその中に位置決めされる表面44は、超小型
電子素子22がその下に位置付けられる、上方に面する表面より高く又は低くすることが
できる。
【0042】
封止層42は、超小型電子アセンブリ10、特にワイヤボンド32内の他の素子を保護
する役割を果たす。これによって、構造体を試験することによる損傷、又は他の超小型電
子構造体への移送若しくは組立て中の損傷をより受けにくい、より強固な構造体が可能に
なる。封止層42は、米国特許出願公開第2010/0232129号に記載されている
誘電体材料等の、絶縁特性を有する誘電体材料から形成することができる。この特許文献
は引用することにより本明細書の一部をなすものとする。
【0043】
図3は、ワイヤボンド132を有する超小型電子アセンブリ110の一実施形態を示す
。このワイヤボンド132は、それぞれのベース34の真上に配置されない端部136を
有する。すなわち、或る平面を実質的に画定するように2つの横方向に延在するものとし
て基板112の第1の表面114を考えると、端部136又はワイヤボンド132のうち
の少なくとも1つのワイヤボンド132は、ベース134の対応する横位置からこれらの
横方向の少なくとも一方の方向に変位される。
図3に示すように、ワイヤボンド132は
、
図1の実施形態の場合と同様に、ワイヤボンド132の縦軸に沿って実質的に真っ直ぐ
であることができ、縦軸は、基板112の第1の表面114に対して角度146で角度付
けされる。
図3の断面図は第1の表面114に垂直な第1の平面を通して角度146を示
すだけであるが、ワイヤボンド132はまた、その第1の平面と第1の表面114との両
方に垂直な別の平面内で第1の表面114に対して角度付けすることができる。こうした
角度は、角度146と実質的に等しいか又は異なることができる。すなわち、ベース13
4に対する端部136の変位は、2つの横方向にあることができ、それらの方向のそれぞ
れの方向に同じ距離又は異なる距離であることができる。
【0044】
一実施形態では、ワイヤボンド132の種々のワイヤボンドは、アセンブリ110全体
を通して異なる方向に異なる量だけ変位することができる。こうした配置構成は、アセン
ブリ110が、基板12のレベルと比較して表面144のレベルで異なるように構成され
るアレイを有することを可能にする。例えば、アレイは、基板112の第1の表面114
におけるものと比較して、第1の表面114のレベルにおいてよりも表面144上でより
小さな全体エリアを被覆するか又はより小さなピッチを有することができる。さらに、幾
つかのワイヤボンド132は、異なるサイズのパッケージングされた超小型電子素子の積
層式配置構成を収容するように超小型電子素子122の上方に位置決めされる端部136
を有することができる。
図19に示す別の例では、ワイヤボンド132は、1つのワイヤ
ボンド132Aの端面138Aが別のワイヤボンド132Bのベース134Bの上に実質
的に位置決めされ、そのワイヤボンド132Bの端面138Bが他の所に位置決めされる
ように構成することができる。こうした配置構成は、第2の表面116上の対応するコン
タクトアレイの位置と比較して、コンタクトのアレイ内でコンタクト端面138の相対的
位置を変更するものとして参照することができる。こうしたアレイ内で、コンタクト端面
の相対的位置は、超小型電子アセンブリの用途又は他の要件に応じて所望に応じて変更又
は変動することができる。
【0045】
図30に示される更なる例では、ベース134が或るピッチを有する第1のパターンに
おいて配置されるように、ワイヤボンド132を配置することができる。端面138を含
むその封止されない部分139を、導電性素子128に取り付けられるワイヤボンドのそ
れぞれの隣接するベース134間の最小ピッチより大きな最小ピッチを有する封止層14
2の主面144上の位置に、或るパターンにおいて配置することができるように、ワイヤ
ボンド132を構成することができる。したがって、封止面146における隣接するワイ
ヤボンド間の最小ピッチは、ワイヤボンドが取り付けられる基板の導電性素子128間の
対応する最小ピッチより大きくすることができる。
【0046】
これを果たすために、
図30に示されるように、ワイヤボンドに角度を付けることがで
きるか、又は端面138が、上記で論じられたようにベース134から1つ又は複数の横
方向に変位するように、例えば、
図4に示されるように、ワイヤボンドを湾曲させること
ができる。
図30に更に示されるように、導電性素子128及び端面138は、それぞれ
の行又は列に配置することができ、1つの行内の端面138の横方向変位は別の行内より
大きくすることができる。これを果たすために、ワイヤボンド132は、例えば、基板1
12の表面116に対して異なる角度146A、146Bをなすことができる。
【0047】
図4は、ベース234に対して変位した横位置に端部236を有するワイヤボンド23
2を有する超小型電子サブアセンブリ210の更なる実施形態を示す。
図4の実施形態で
は、ワイヤボンド132は、ワイヤボンド132内に湾曲部分248を含むことによって
、この横変位を達成する。湾曲部分248は、ワイヤボンド形成プロセス中の更なるステ
ップにおいて形成することができ、例えばワイヤ部分が所望の長さまで引き出されている
間にもたらすことができる。このステップは、単一機械の使用を含むことができる入手可
能なワイヤボンディング機器を使用して実施することができる。
【0048】
湾曲部分248は、必要に応じて種々の形状をとって、ワイヤボンド232の端部23
6の所望の位置を達成することができる。例えば、湾曲部分248は、
図4で示す形状又
は(
図5に示す形状等の)より平滑な形状等の種々の形状のS字形状湾曲として形成する
ことができる。さらに、湾曲部分248は、端部236よりベース234の近くに配置す
ることができ、その逆も同様である。湾曲部分248はまた、螺旋若しくはループの形態
にすることができるか又は複数の方向若しくは異なる形状若しくは特徴の湾曲を含む複合
体にすることができる。
【0049】
図5は、ベース334と端部336との間で種々の相対的横変位をもたらす種々の形状
を有するワイヤボンド332の組み合わせを有する超小型電子パッケージ310の更なる
例示的な実施形態を示す。ワイヤボンド332Aの幾つかは、実質的に真っ直ぐであり、
端部336Aがそれぞれのベース334Aの上方に配置され、一方、他のワイヤボンド3
32Bは、僅かに湾曲した部分348Bを含み、端部336Bとベース334Bとの間に
多少の相対的横変位をもたらす。さらに、幾つかのワイヤボンド332Cは、スイープ形
状を有する湾曲部分348Cを含み、関連ベース334Cから横方向に、端部334Bの
距離より長い距離に変位される端部336Cをもたらす。
図5はまた、こうしたワイヤボ
ンド332Ci及び332Ciiの例示的な対を示し、ワイヤボンド332Ci及び33
2Ciiは、基板レベルアレイの同じ行内に位置決めされるベース334Ci及び334
Cii並びに対応する表面レベルアレイの異なる行内に位置決めされる端部336Ci及
び336Ciiを有する。
【0050】
その側面47上で封止層342によって被覆されないように構成されるワイヤボンド3
32Dの更なる変形形態が示される。図示する実施形態では、自由端336Dは被覆され
ていないが、付加的に又は代替的に、エッジ面337Dの一部分を、封止層342によっ
て被覆しないことができる。こうした構成は、適切な機構に対する電気接続によって超小
型電子アセンブリ10を接地するため、又は、超小型電子アセンブリ310の横方向に配
設された他の機構に機械的かつ電気的に接続するのに使用することができる。さらに、図
5は、主表面342に比べて基板12の近くに配置される窪んだ表面345を画定するた
めに、エッチング除去されるか、モールドされるか、又はその他の方法で形成された封止
層342のエリアを示す。ワイヤボンド332A等の1つ又は複数のワイヤボンドは、窪
んだ表面345に沿うエリア内で被覆されない可能性がある。
図5に示す例示的な実施形
態では、端面338A及びエッジ面337Aの一部分は、封止層342によって被覆され
ない。こうした構成は、はんだボール等による、別の導電性素子への接続を、はんだが、
端面338に接合することに加えて、エッジ面337Aに沿ってウィッキングし、エッジ
面337Aに接合することを可能にすることによって提供することができる。ワイヤボン
ドの一部分が、窪んだ表面345に沿って封止層342によって被覆されない可能性があ
る他の構成が可能であり、その構成は、端面が窪んだ表面345と実質的に同一平面上に
ある構成又は封止層342の任意の他の表面に関して本明細書で示す他の構成を含む。同
様に、ワイヤボンド332Dの一部分が、側面347に沿って封止層342によって被覆
されない他の構成は、封止層の主表面の変形に関して本明細書の他の所で論じる構成と同
様であることができる。
【0051】
図5は、例示的な配置構成で2つの超小型電子素子322及び350を有する超小型電
子アセンブリ310を更に示し、その配置構成では、超小型電子素子350は、超小型電
子素子322上に上向きで積層される。この配置構成では、リード線324が、超小型電
子素子322を基板312上の導電性機構に電気接続するのに使用される。種々のリード
線が、超小型電子素子350を超小型電子アセンブリ310の種々の他の特徴部に電気接
続するために使用される。例えば、リード線380は、超小型電子素子350を基板31
2の導電性機構に電気接続し、リード線382は、超小型電子素子350を超小型電子素
子322に電気接続する。さらに、ワイヤボンド332の種々のワイヤボンドと構造が類
似することができるワイヤボンド384が、超小型電子素子350に電気接続される封止
層342の表面344上のコンタクト表面386を形成するのに使用される。これは、封
止層342の上方から、別の超小型電子アセンブリの機構を超小型電子素子350に直接
電気接続するために使用することができる。超小型電子素子322に接続されるこうした
リード線もまた含まれる場合があり、それは、こうした超小型電子素子が、その超小型電
子素子に固着した第2の超小型電子素子350なしで存在するときを含む。開口(図示せ
ず)を、封止層342内に形成することができ、その開口は、封止層342の表面344
から、例えばリード線380に沿う地点まで延在し、それにより、表面344の外側に位
置する要素によってリード線380に電気接続するためにリード線380に対するアクセ
スを提供する。同様な開口は、自身の端部336Cから離れた地点のワイヤボンド332
Cの上等、他のリード線又はワイヤボンド332の任意のものの上に形成することができ
る。こうした実施形態では、端部336Cは、表面344の下に位置決めすることができ
、開口は、端部336Cに電気接続するための唯一のアクセスを提供する。
【0052】
図6は、超小型電子アセンブリ410及び488の積層式パッケージを示す。こうした
配置構成では、はんだ塊452は、アセンブリ410の端面438をアセンブリ488の
導電性素子440に電気的及び機械的に接続する。積層式パッケージは、更なるアセンブ
リを含むことができ、最終的に、電子デバイス内で使用するためにPCB490等の上の
コンタクト492に取り付けることができる。こうした積層式配置構成では、ワイヤボン
ド432及び導電性素子430は、両者を通してそれぞれが異なる信号電位を有する複数
の電子信号を搬送して、異なる信号が、単一積層体内の、超小型電子素子422又は超小
型電子素子489等の異なる超小型電子素子によって処理されることを可能にすることが
できる。
【0053】
図6の例示的な構成では、ワイヤボンド432は、湾曲部分448を有するように構成
され、それにより、ワイヤボンド432の端部436の少なくとも幾つかは、超小型電子
素子422の主表面424の上に重なるエリア内に延在する。こうしたエリアは、超小型
電子素子422の外周によって画定され、超小型電子素子422から上方に延在すること
ができる。こうした構成の例は、
図18で基板412の第1の表面414の方に面する図
から示され、ワイヤボンド432は、超小型電子素子422の後主表面に載り、超小型電
子素子422は、超小型電子素子422の前面425で基板412にフリップチップボン
ディングされる。別の構成(
図5)では、超小型電子素子422は、基板312に上向き
で実装することができ、前面325は基板312に面さず、少なくとも1つのワイヤボン
ド336は、超小型電子素子322の前面の上に重なる。一実施形態では、こうしたワイ
ヤボンド336は、超小型電子素子322に電気接続されない。基板312にボンディン
グされるワイヤボンド336はまた、超小型電子素子350の前面又は後面の上に重なる
ことができる。
図18に示す超小型電子アセンブリ410の実施形態は、導電性素子42
8が第1のアレイを形成するパターンで配列され、そのパターンでは、導電性素子428
が、超小型電子素子422を囲む行及び列で配列され、個々の導電性素子428間に所定
のピッチを有することができる。ワイヤボンド432は、ワイヤボンド432のそれぞれ
のベース434が導電性素子428によって構成された第1のアレイのパターンに従うよ
うに導電性素子428に接合される。しかし、ワイヤボンド432は、ワイヤボンド43
2のそれぞれの端部436が、第2のアレイ構成による、異なるパターンで配列すること
ができるように構成される。図示する実施形態では、第2のアレイのピッチは、第1のア
レイのピッチと異なることができ、また場合によっては第1のアレイのピッチより微細で
あることができる。しかし、第2のアレイのピッチが第1のアレイより大きい他の実施形
態又は導電性素子428が所定のアレイで配置されるのではなく、ワイヤボンド432の
端部436が所定のアレイで配置される他の実施形態が可能である。またさらに、導電性
素子428は、基板412全体を通して位置決めされるアレイのセットで構成することが
でき、ワイヤボンド432は、端部436が異なるアレイのセット又は単一アレイである
ように構成することができる。
【0054】
図6は、超小型電子素子422の表面に沿って延在する絶縁層421を更に示す。絶縁
層421は、ワイヤボンドを形成する前に、誘電体材料又は他の電気絶縁性材料から形成
することができる。絶縁層421は、超小型電子素子が、超小型電子素子にわたって延在
するワイヤボンド423の任意のワイヤボンドに接触することを防止することができる。
特に絶縁層421は、ワイヤボンド間の電気的短絡及びワイヤボンドと超小型電子素子4
22との電気的短絡を回避することができる。こうして、絶縁層421は、ワイヤボンド
432と超小型電子素子422との間の意図しない電気的接触による誤動作又は考えられ
る損傷を回避するのに役立つことができる。
【0055】
図6及び
図18に示すワイヤボンド構成は、例えば超小型電子アセンブリ488及び超
小型電子素子422の相対的なサイズが普通なら許容しない或る特定の事例において、超
小型電子アセンブリ410が、超小型電子アセンブリ488等の別の超小型電子アセンブ
リに接続することを可能にすることができる。
図6の実施形態では、超小型電子アセンブ
リ488は、コンタクトパッド440の幾つかが、超小型電子素子422の前面424又
は後面426のエリアより小さいエリア内のアレイ内にあるようにサイズ決定される。ワ
イヤボンド432の代わりにピラー等の実質的に垂直な導電性機構を有する超小型電子ア
センブリでは、導電性素子428とパッド440との間の直接接続が可能でないことにな
る。しかし、
図6に示すように、適切に構成された湾曲部分448を有するワイヤボンド
432は、超小型電子アセンブリ410と超小型電子アセンブリ488との間で必要な電
気接続を行うのに適切な位置に端部436を有することができる。こうした配置構成は、
積層式パッケージを作製するために使用することができ、超小型電子アセンブリ418は
、例えば、所定のパッドアレイを有するDRAMチップ等であり、また、超小型電子素子
422は、DRAMチップを制御するように構成されるロジックチップである。これによ
って、ワイヤボンド432がDRAMチップとの所望の接続を行う必要がある所ではどこ
にでも位置決めされる端部436を有することができるので、単一タイプのDRAMチッ
プが、DRAMチップより大きいサイズを含む、種々のサイズの幾つかの異なるロジック
チップとともに使用されることを可能にすることができる。代替の実施形態では、超小型
電子パッケージ410は、別の構成のプリント回路基板490上に実装することができ、
ワイヤボンド432の非封止表面436は、回路基板490のパッド492に電気接続さ
れる。さらに、こうした実施形態では、パッケージ488の変更形態等の別のマクロ電子
パッケージが、パッド440に接合されたはんだボール452によってパッケージ410
上に実装することができる。
【0056】
複数の超小型電子素子を有する超小型電子パッケージについての更なる配置構成は、図
31A〜
図31Cに示される。これらの配置構成は、例えば
図5に示すワイヤボンド配置
構成に関連して、また、以下で更に論じる
図6の積層式パッケージ配置構成で使用するこ
とができる。具体的には、
図31Aは、下側超小型電子素子1622が、基板1612の
表面1614上の導電性素子1628にフリップチップボンディングされる配置構成を示
す。第2の超小型電子素子1650は、第1の超小型電子素子1622の上に上向きに実
装され、ワイヤボンド1688を通して更なる導電性素子1628に接続される。
図31
Bは、第1の超小型電子素子1722が表面1714上に上向きに実装され、ワイヤボン
ド1788を通して導電性素子1728に接続される構成を示す。第2の超小型電子素子
1750は、第1の超小型電子素子1722の前面に面し、その前面上の対応するコンタ
クトに接合される、第2の超小型電子素子1750の1組のコンタクト1726を通して
、第1の超小型電子素子1722の上にフリップチップ実装される。第1の超小型電子素
子1722のこれらのコンタクトは更に、第1の超小型電子素子1722の回路パターン
を通して接続することができ、ワイヤボンド1788のうちの幾つかによって、基板17
12上の導電性素子1728に接続することができる。
【0057】
図31Cは、第1の超小型電子素子1822及び第2の超小型電子素子1850が、基
板1812の表面1814上で並んで実装される配置構成を示す。超小型電子素子(及び
更なる超小型電子素子)の一方又は両方は、本明細書で述べる上向き又はフリップチップ
構成で実装することができる。さらに、こうした配置構成で使用される超小型電子素子の
任意の超小型電子素子は、こうした超小型電子素子の一方若しくは両方上の、又は基板上
の、又はその両方の上の回路パターンを通して互いに接続することができ、回路パターン
は、超小型電子素子が電気接続されるそれぞれの導電性素子1828を電気接続する。
【0058】
図7は、再分配層54が封止層42の表面44に沿って延在している、
図1に示される
タイプの超小型電子アセンブリ10を示す。
図7に示されるように、トレース58が、ワ
イヤボンド32の端面38に電気的に接続される内部コンタクトパッド61に電気的に接
続され、再分配層54の基板56を貫通して、基板56の表面62上に露出するコンタク
トパッド60まで延在する。その後、更なる超小型電子アセンブリをはんだ塊等によって
コンタクトパッド60に接続することができる。再分配層54に類似の構造が、ファンア
ウト層として知られる構造において基板12の第2の表面16に沿って延在することがで
きる。ファンアウト層によって、超小型電子アセンブリ10は、その層がない場合に可能
であった導電性素子40のアレイとは異なる構成のアレイに接続できるようになる。
【0059】
図8A〜
図8Eは、
図1〜
図7に類似の構造内のワイヤボンド32の端部36の構造、
又はその端部36付近の構造において実現することができる種々の構成を示す。
図8Aは
、ワイヤボンド32の端部36がキャビティ64において封止層の小面43より上方に突
出するように、キャビティ64が封止層42の一部分に形成される構造を示す。図示され
る実施形態では、端面38は、封止層42の主面44より下方に位置決めされ、キャビテ
ィ64は、表面44において端面38を露出させるように構造化され、電子構造が端面に
接続できるようにする。端面38が表面44と実質的に同一平面をなすか、又は表面44
の上方に位置する他の実施形態も可能である。さらに、キャビティ64は、キャビティ6
4内の封止層42によって、ワイヤボンド32の端部36付近のワイヤボンド32のエッ
ジ面37の部分が被覆されないことができるように構成することができる。これにより、
端面38と、端部36付近のエッジ面37の被覆されない部分との両方から、はんだ接続
等の、アセンブリ10の外部からワイヤボンド32への接続を実施できるようになる。そ
のような接続が
図8Bに示されており、はんだ塊52を用いて第2の基板94へのより強
固な接続を設けることができる。一実施形態では、キャビティ64は、表面44の下に約
10μm〜約50μmの深さを有することができ、約100μm〜約300μmの幅を有
することができる。
図8Bは、
図8Aの構造に類似の構造を有するが、側壁65がテーパ
を付けられているキャビティを示す。さらに、
図8Bは、その基板の表面98において露
出するコンタクトパッド96においてはんだ塊52によってワイヤボンド32に電気的及
び機械的に接続される第2の超小型電子アセンブリ94を示す。
【0060】
キャビティ64は、キャビティ64の所望のエリアにおいて封止層42の一部分を除去
することによって形成することができる。これは、レーザエッチング、ウェットエッチン
グ、ラッピング等を含む既知のプロセスによって果たすことができる。代替的には、封止
層42が射出成形によって形成される実施形態では、キャビティ64は、型内に対応する
機構を含むことによって形成することができる。そのようなプロセスが米国特許出願公開
第2010/0232129号において論じられており、その特許出願公開は引用するこ
とによりその全体が本明細書の一部をなすものとする。
図8Bに示されるキャビティ64
のテーパを付けられた形状は、その形成時に用いられる特定のエッチングプロセスの結果
とすることができる。
【0061】
図8C及び
図8Eは、ワイヤボンド32上に実質的に丸みを帯びた端部分70を含む端
部構造を示す。丸みを帯びた端部分70は、ベース34と端部36との間のワイヤボンド
32の部分の断面より広い断面を有するように構成される。更なる丸みを帯びた端部分7
0は、エッジ面71を含み、エッジ面71は、ワイヤボンド32のエッジ面37と端部分
70との間の移行部においてワイヤボンド32のエッジ面37から外側に延在する。丸み
を帯びた端部分70を組み込むことは、固着機構を設けることによって、封止層42内に
ワイヤボンド32を固定するように作用することができ、表面71の方向における変化が
、封止層42に、3方から端部70を包囲する場所を与える。これは、ワイヤボンド32
が基板12上の導電性素子28から分離し、結果として、電気的に接続し損なうのを防ぐ
のに役立つことができる。さらに、丸みを帯びた端部分70は、電子的接続を実施するこ
とができる、表面44内の封止層42によって被覆されない表面積を増やすことができる
。
図8Eに示されるように、丸みを帯びた端部分70は、さらに、表面44の上方に延在
することができる。代替的には、
図8Cに示されるように、丸みを帯びた端部分70は、
表面44と実質的に同一平面をなす表面を設けるように研削することができるか、又は別
の方法で平坦化することができ、ワイヤボンド32の断面より広い面積を有することがで
きる。
【0062】
丸みを帯びた端部分70は、ワイヤボンド32を作製するために用いられるワイヤの端
部において火炎又は火花の形で局所化された熱を当てることによって形成することができ
る。既知のワイヤボンディング機を変更して、このステップを実行することができ、この
ステップは、ワイヤを切断した直後に行うことができる。このプロセスにおいて、熱は、
その端部においてワイヤを溶解する。この局所化された液体金属部分が、その表面張力に
よって丸くされ、金属が冷えるときに保持される。
【0063】
図8Dは、超小型電子アセンブリ10のための構成を示しており、ワイヤボンド32の
端部36が封止層42の主面44の上方の空間内に位置する表面38を含む。そのような
構成は、具体的には、封止層42によって被覆されないエッジ面37の部分に沿って表面
44の上方にウィッキングするはんだ塊68とのより強固な接続を設けることによって、
上記でキャビティ64に関して論じられたものと類似の利点を与えることができる。一実
施形態では、端面38は、約10μm〜約50μmの距離だけ表面42の上方の空間内に
位置することができる。さらに、
図8Dに示される実施形態、及びエッジ面37の一部分
が封止層42の表面の上方において封止層42によって被覆されない他の実施形態のいず
れかにおいて、端部は、その上に形成された保護層を含むことができる。そのような層は
、金から形成される層、酸化物コーティング又はOSPを含む、酸化保護層を含むことが
できる。
【0064】
図9は、ワイヤボンド32の端面38上にスタッドバンプ72が形成されている超小型
電子アセンブリ10の実施形態を示す。スタッドバンプ72は、端面44の上に別の、変
更されたワイヤボンドを付着させ、オプションで、表面44の一部分に沿って引き伸ばす
ことによって、超小型電子アセンブリ10を作製した後に形成することができる。変更さ
れたワイヤボンドは、ワイヤの長さを引き出すことなく、そのベースの付近で切断される
か、又は別の方法で切られる。UBM等の結合層を最初に被着することなく、特定の金属
を含むスタッドバンプ72を端部38に直接付着させることでき、それゆえ、はんだによ
って直接ぬらすことができないボンドパッドへの導電性相互接続を形成する方法を与える
ことができる。これは、ワイヤボンド32がぬらすことができない金属から形成されると
きに役に立つ可能性がある。一般的に、銅、ニッケル、銀、プラチナ及び金のうちの1つ
又は複数から基本的になるスタッドバンプをこのように付着させることができる。
図9は
、更なる超小型電子アセンブリへの電子的又は機械的接続のために、スタッドバンプ72
上に形成されるはんだ塊68を示す。
【0065】
図10A〜
図10Dは、曲げられた、又は湾曲した形状を含むワイヤボンド32の端部
36のための構成を示す。各実施形態において、ワイヤボンド32の端部36は、エッジ
面76の少なくとも一部が、例えば、主面44によって被覆されないようにその部分74
が封止層42の表面44に対して実質的に平行に延在するように曲げられる。エッジ面3
7のこの部分は、表面44の外側上方に延在することができるか、又は表面44と実質的
に同一平面に延在するように研削するか、若しくは別の方法で平坦化することができる。
図10Aの実施形態は、表面44に対して平行であり、表面44に対して実質的に垂直で
ある端面38において終端する、端部36の部分74において、ワイヤボンド32内の急
な曲がりを含む。
図10Bは、表面44に対して平行である端部36の部分74付近にお
いて、
図10Aに示されるよりも緩やかな曲線を有する端部36を示す。
図3、
図4又は
図5に示される構成によるワイヤボンドの部分が、表面44に対して実質的に平行な部分
を有し、表面44内の場所において封止層42によって被覆されないエッジ面の部分を有
する端部を含む構成を含む、他の構成も可能である。さらに、
図10Bの実施形態は、ワ
イヤボンドの端部において鉤状の部分75を含み、その部分は、端面38を封止層42内
の表面44の下方に位置決めする。これは、封止層42内に、除去される可能性が小さい
、端部36のためのより強固な構造を与えることができる。
図10C及び
図10Dは、そ
れぞれ
図10A及び
図10Bに示す構造に類似であるが、封止層42内に形成されるキャ
ビティ64によって、表面44に沿った或る場所において封止層42によって被覆されな
い構造を示す。これらのキャビティは、
図8A及び
図8Bに関して上記で論じられた構造
に、構造的に類似することができる。表面44に対して平行に延在する部分74を含む端
部36を含むことは、延長された被覆されないエッジ面75があることにより、その端部
と接続するための表面積を増やすことができる。そのような部分74の長さは、ワイヤボ
ンド32を形成するために用いられるワイヤの断面の幅より長くすることができる。
【0066】
図29に示される更なる例では、単一の導電性素子1428上に複数のワイヤボンド1
432を接合することができる。そのような一群のワイヤボンド1432を用いて、封止
層1442上に、導電性素子1428との電気的接続のための更なる接続点を作製するこ
とができる。共通接合ワイヤボンド1432の露出した部分1439は、例えば、概ね導
電性素子1428自体のサイズのエリア、又はワイヤボンド1432群との外部接続を作
製するためのボンディング塊の意図したサイズを近似する別のエリアにおいて、封止層1
442の表面1444上で1つのグループにまとめることができる。そのようなワイヤボ
ンド1432は、図示されるように、ボールボンディングすることができるか、上記のよ
うに、導電性素子1428上にエッジボンディングすることができる。基板上の導電性素
子への複数のワイヤボンドを形成するとき、例えば、レーザ又は他の切断器具によって、
ワイヤボンディングプロセス中に金属ワイヤを切るために本明細書において記述される種
々の技法を利用することができる。
【0067】
図11〜
図15は、超小型電子アセンブリの製造方法の種々のステップにおける超小型
電子アセンブリ10を示す。
図11は、超小型電子素子22が第1の表面14上、かつ第
1の表面14の第1の領域18内で基板12に電気的及び機械的に接続されたステップに
おける超小型電子アセンブリ10’を示す。超小型電子素子22は、
図11において、例
えば、基板の向かい合う表面14上の対応するコンタクトに面し、接合される超小型電子
素子22上のコンタクトを通して、フリップチップ構成において基板12上に実装される
ように示される。例えば、超小型電子素子のコンタクトと基板のコンタクトとの間の接合
部は、塊状物26、例えば、導電性ペースト、導電性マトリックス材料、はんだ塊等の導
電性材料を通して作製することができ、コンタクトは、数ある中でも、パッド、ポスト、
例えば、マイクロピラー、スタッドバンプ等の任意の適切な構成からなることができる。
本明細書において、「フリップチップボンディング」は、超小型電子素子及び基板の対応
するコンタクト間、又は超小型電子素子と別の超小型電子素子との間の対面の電気的結合
の構成を意味するために用いられる。
【0068】
代替的には、
図1の例において見られるように、代わりに、超小型電子素子のコンタク
トと基板との上向きのワイヤボンディングを用いることができる。
図11に示す方法ステ
ップの実施形態では、誘電体アンダーフィル層66は、超小型電子素子22と基板12と
の間に設けることができる。
【0069】
図12は、基板12の第1の表面14上において露出する導電性素子28のパッド30
にワイヤボンド32が付着されている超小型電子アセンブリ10’’を示す。論じられた
ように、ワイヤボンド32は、ワイヤセグメントの端部を加熱して、端部を軟化させるこ
とによって付着させることができ、それにより、ワイヤボンドは、導電性素子28上に押
し付けられると、導電性素子28に対して堆積ボンドを形成し、ベース34を形成する。
ワイヤは、その後、導電性素子28から引き出され、ワイヤボンド32の端部36及び端
面38を形成するために切断されるか又はその他の方法で切られる前に、所望される場合
、指定された形状になるよう操作される。代替的に、ワイヤボンド32は、例えば、ウェ
ッジボンディングによってアルミニウムワイヤから形成することができる。ウェッジボン
ディングは、ワイヤボンドの端部に隣接するワイヤの一部分を加熱し、そのワイヤの一部
分を、導電性素子28に圧力を加えた状態で導電性素子28に沿って引き抜くことによっ
て形成される。こうしたプロセスは、米国特許第7,391,121号に更に記載され、
その開示は、引用することによりその全体が本明細書の一部をなすものとする。
【0070】
図13では、封止層42は、基板の第1の表面14を覆って付着されることによって超
小型電子アセンブリ10’’’に付加されており、封止層42は基板から上方にかつワイ
ヤボンド32のエッジ面37に沿って延在する。封止層42はまた、アンダーフィル層6
6を被覆する。封止層42は、
図12に示す超小型電子アセンブリ10’’を覆って樹脂
を堆積させることによって形成することができる。これは、アセンブリ10’を受け取る
ことができる封止層42の所望の形状のキャビティを有する適切に構成されたモールド内
にアセンブリ10’’を配置することによって行うことができる。こうしたモールド及び
そのモールドによって封止層を形成する方法は、米国特許出願公開第2010/0232
129号に示し記載されているようなものとすることができ、その開示は、引用すること
によりその全体が本明細書の一部をなすものとする。代替的に、封止層42は、少なくと
も部分的にコンプライアントな材料から所望の形状に事前作製することができる。この構
成では、誘電体材料のコンプライアントな特性は、封止層42が、ワイヤボンド32及び
超小型電子素子22を覆った位置に圧入されることを可能にする。こうしたステップでは
、ワイヤボンド32は、コンプライアント材料に貫入し、その材料内のそれぞれの穴を形
成し、その穴に沿って、封止層42がエッジ面37に接触する。さらに、超小型電子素子
22は、コンプライアント材料内に受け取ることができるようにコンプライアント材料を
変形することができる。コンプライアント誘電体材料は、圧縮されて、外側表面44上で
端面38を露出させることができる。代替的に、どんな過剰なコンプライアント誘電体材
料も、封止層から除去して、ワイヤボンド32の端面38がその上で被覆されない表面4
4を形成することができるか、又は、表面63内の場所で端面38を被覆しないキャビテ
ィ64を形成することができる。
【0071】
図13に示す実施形態では、封止層は、最初に封止層の表面44がワイヤボンド32の
端面38の上で離間するように形成される。端面38を露出させるために、端面38の上
にある封止層42の部分を除去し、
図14に示すように、端面42と実質的に同一平面上
にある新しい表面44’を露出させることができる。代替的に、
図8A及び
図8Bに示す
キャビティ等の、端面38が封止層42によって被覆されないキャビティ64を形成する
ことができる。更なる代替形態では、封止層42は、表面44が既に端面48と実質的に
同一平面上にあるように、又は、
図8Dに示すように、表面44が端面48の下に配置さ
れるように形成することができる。封止層42の一部分の除去は、必要がある場合、研削
、ドライエッチング、レーザエッチング、ウェットエッチング、ラッピング等によって達
成することができる。所望される場合、ワイヤボンド32の端部36の一部分はまた、同
じステップ又は更なるステップで除去されて、表面44と実質的に同一平面上にある実質
的に平坦な端面38を達成することができる。所望される場合、キャビティ64を、こう
したステップ後に形成することもできるか、又は、
図10に示すように、スタッドバンプ
を付着させることもできる。結果得られる超小型電子アセンブリ10は、その後、PCB
上に固着させることができるか又はそうでなければ、
図6に示すように、更なるアセンブ
リ、例えば積層式パッケージ内に組み込むことができる。
【0072】
図15に示される代替の実施形態では、ワイヤボンド32は最初に、ワイヤループ86
の部分32’として、対をなして形成される。この実施形態では、ループ86は、上記で
論じられたように、ワイヤボンドの形に作製される。ワイヤセグメントは、上方に引き上
げられ、その後、曲げられ、基板13の第1の表面14の方向の少なくとも1つの構成要
素を有する方向に、隣接する導電性素子28の上に実質的に重なる位置まで引き下げられ
る。その後、ワイヤは隣接する導電性素子28付近の位置まで実質的に下方に引き下げら
れ、その後、切断されるか、別の方法で切られる。その後、ワイヤは加熱され、堆積ボン
ディング等によって隣接する導電性素子28に接続され、ループ86を形成する。その後
、ループ86を実質的に被覆するように、封止層42が形成される。その後、プロセスに
よる研削、エッチング等によって封止層42の一部分が除去される。このプロセスは、ル
ープが切られ、2つの部分32’に分割されるようにループ86の一部分も除去し、それ
により、封止層42上に形成された表面44上の場所に、封止層42によって被覆されな
い端面38を有するワイヤボンド32を形成する。その後、上記で論じられたように、ア
センブリ10に後続の仕上げステップを適用することができる。
【0073】
図16A〜
図16Cは、上記で論じられたように、ワイヤボンド32の端部36を包囲
するキャビティ64を作製するための代替の実施形態におけるステップを示す。
図16A
は、
図1〜
図6に関して上記で論じられた一般的なタイプのワイヤボンド32を示す。ワ
イヤボンド32は、その端部36上に付着する犠牲材料78の塊状物を有する。犠牲材料
塊78は、その形成中に材料の表面張力から生じる可能性がある実質的に球の形状をなす
ことができるか、又は当業者によって理解される他の所望の形状をなすことができる。犠
牲材料塊78は、ワイヤボンド32の端部36をはんだペースト内に浸し、その端部をコ
ーティングすることによって形成することができる。ウィッキング及び表面張力によって
端部36に接着するはんだ塊の量を制御するために、浸す前にはんだペーストの粘性を調
整することができる。したがって、これは、端部36に付着する塊状物78のサイズに影
響を及ぼすことができる。代替的には、塊状物78は、ワイヤボンド32の端部36上に
可溶性材料を堆積することによって形成することができる。他の可能な塊状物78は、端
部上の個々のはんだボール若しくは他の塊状物とすることができるか、又は超小型電子構
成要素の製造中に用いられ、後に除去することができる、銅又は金フラッシング等の他の
材料を用いる他の手段によることができる。
【0074】
図16Bにおいて、ワイヤボンド32のエッジ面37に沿った上方を含めて、アセンブ
リ10に加えられた誘電体層42が示される。また、誘電体層は、犠牲材料塊78の表面
の一部分に沿って延在し、それにより、誘電体層はワイヤボンド32の端部36から離間
して位置される。その後、犠牲材料塊78は、溶媒内での洗浄又はすすぎ、溶解、化学エ
ッチング又は他の技法等によって除去され、それにより、誘電体層42内に、除去する前
の塊状物78の鋳型形状(negative shape)のキャビティ64を実質的に残し、ワイヤボ
ンド32の端部36付近のエッジ面37の一部分を露出させる。
【0075】
代替的には、犠牲材料塊78は、ワイヤボンドのエッジ面37に沿って延長することに
よって、ワイヤボンド32の実質的に全てをコーティングするように形成することができ
る。この構成が
図17Aに示される。そのようなコーティングは、上記で論じられたよう
に、アセンブリ10上での形成後にワイヤボンド32上に付着させることができるか、又
はワイヤボンド32を作製するために用いられるワイヤにコーティングとして付着させる
ことができる。これは、基本的には、コーティングされたワイヤ、又は、例えば、銅の内
側コアとはんだコーティングとを有する二重ワイヤの形をとることになる。
図17Bは、
犠牲塊78のエッジ面79に沿って延在し、それにより、実質的にその長さに沿ってワイ
ヤボンド32から誘電体層42を離隔するように、ワイヤボンド32及び犠牲塊78上に
被着された誘電体層42を示す。
【0076】
図17Cは、犠牲材料塊78の一部分を除去して、端部36の周囲にキャビティ64を
形成し、エッジ面37の一部分を露出させることから生じる構造を示す。そのような実施
形態において、犠牲材料塊78の大部分、又は少なくとも一部を誘電体層42とワイヤボ
ンド32との間の場所に残すことができる。
図17Cは、ワイヤボンド32を別の超小型
電子構造10Aのコンタクトパッド40Aに電気的及び機械的に接続するはんだ塊52を
更に示す。
【0077】
ワイヤセグメントを形成し、ワイヤセグメントを導電性素子にボンディングして、特に
上記で論じたボールボンドタイプのワイヤボンドを形成した後、ワイヤボンド(例えば、
図1の32)は、その後、キャピラリ(
図32の804等)内のワイヤの残りの部分から
分離される。これは、ワイヤボンド32のベース34から遠隔の任意の場所で行うことが
でき、好ましくは、ワイヤボンド32の所望の高さを規定するのに少なくとも十分な距離
だけベース34から遠隔の場所で行われる。こうした分離は、面806とワイヤボンド3
2のベース34との間で、キャピラリ804内に配設されるか又はキャピラリ804の外
部に配設される機構によって実施することができる。一方法では、ワイヤセグメント80
0は、所望の分離点でワイヤ800を効果的に溶け落とさせることによって分離すること
ができ、それは、ワイヤ800にスパーク又は火炎を印加することによって行うことがで
きる。ワイヤボンド高さのより高い精度を達成するために、ワイヤセグメント800を切
断する異なる形態を実装することができる。本明細書で述べるように、切断は、所望の場
所でワイヤを弱化させることができる部分的切断又は残りのワイヤセグメント800から
ワイヤボンド32を全体的に分離させるための、ワイヤを貫通する完全な切断を記述する
ために使用することができる。
【0078】
図32に示す一例では、切断ブレード805は、キャピラリ804内等の、ボンドヘッ
ドアセンブリに一体化することができる。図示するように、切断ブレード805がそこを
通って延在することができる開口807が、キャピラリ804の側壁820内に含まれる
ことができる。切断ブレード805は、キャピラリ804の内部に入る/から出るよう移
動可能であることができるため、切断ブレード805が、交互に、ワイヤ800がキャピ
ラリ804を自由に通過することを可能にするか又はワイヤ800に係合することができ
る。したがって、切断ブレード805がキャピラリ内部の外側の位置にある状態で、ワイ
ヤ800を引き出し、ワイヤボンド32を形成して、導電性素子28にボンディングする
ことができる。ボンド形成後、ワイヤセグメント800を、ボンドヘッドアセンブリ内に
一体化されたクランプ803を使用して固定し、ワイヤの位置を固定することができる。
切断ブレード803を、その後、ワイヤセグメントに向けて移動して、ワイヤを完全に切
断するか、又は部分的に切断する、すなわちワイヤを弱化させることができる。完全な切
断により、ワイヤボンド32の端面38を形成することができる。この時点で、キャピラ
リ804はワイヤボンド32から離れて、例えば、別のワイヤボンドを形成することがで
きる。同様に、ワイヤセグメント800が切断ブレード805によって弱化されている場
合、ワイヤクランプ803によって依然として保持されているワイヤとともにボンドヘッ
ドユニットを移動させることにより、部分的な切断によって弱化されたエリアにおいてワ
イヤ800を破断することによって分離を引き起こすことができる。
【0079】
切断ブレード805の移動は、空気圧又はオフセットカムを使用するサーボモータによ
って作動することができる。他の例では、切断ブレード805の移動は、バネ又はダイヤ
フラムによって作動することができる。切断ブレード805作動のためのトリガー用信号
は、ボールボンドの形成からカウントダウンする時間遅延に基づくことができるか、又は
、ワイヤボンドベース34の上の所定の高さまでのキャピラリ804の移動によって作動
することができる。こうした信号は、任意の後続のボンド形成の前に切断ブレード805
の位置をリセットすることができるようにボンディング機械を動作させる他のソフトウェ
アにリンクすることができる。切断機構は、その両側からワイヤを切断するためにブレー
ド805の反対に位置する第2のブレード(図示せず)も含むことができる。
【0080】
別の例では、レーザ809は、ボンドヘッドユニットとともに組み立て、ワイヤセグメ
ントを切断するように位置決めすることができる。
図33に示すように、レーザヘッド8
09は、キャピラリ804又はキャピラリ804を含むボンドヘッドユニット上の別の地
点に実装すること等によってキャピラリ804の外部に位置決めすることができる。
図3
2の切断ブレード805に関して上記で論じたような所望の時間にレーザを作動して、ワ
イヤ800を切断し、ベース34の上の所望の高さにワイヤボンド32の端面38を形成
することができる。他の実装態様では、レーザ809は、キャピラリ804自体を通して
又はその中に切断ビームを向けるように位置決めすることができ、また、ボンドヘッドユ
ニットの内部にあることができる。或る例では、二酸化炭素レーザを使用することができ
るか、又は代替として、Nd:YAGレーザ又はCu蒸気レーザを使用することができる
。
【0081】
別の実施形態では、
図34A〜
図34Cに示すステンシルユニット824を用いて、ワ
イヤボンド32を残りのワイヤセグメント800から分離することができる。
図34Aに
示すように、ステンシル824は、ワイヤボンド32の所望の高さで又はその近くで上側
表面826を画定する本体を有する構造であることができる。ステンシル824は、導電
性素子28、又は導電性素子28間の基板12の任意の部分に接触するように構成するこ
とができる。ステンシルは、導電性素子28等を被覆する等、ワイヤボンド32用の所望
の場所に対応することができる複数の穴828を含む。穴828は、ボンドヘッドユニッ
トのキャピラリ804を穴828に受容するサイズにすることができるため、キャピラリ
は、導電性素子28にワイヤ800をボンディングするための、導電性素子28に対する
位置まで穴の中に延在して、例えばボールボンディング等によってベース34を形成する
ことができる。キャピラリ804は、その後、ワイヤセグメントを所望の長さまで引き出
しながら、穴828から外に垂直に移動させることができる。穴828から取り除かれる
と、ワイヤセグメントは、クランプ803等によってボンドヘッドユニット内に固定する
ことができ、キャピラリ804は、横方向に(ステンシル824の表面826に平行に等
)移動して、穴828の表面及びステンシル824の外側表面826の交差によって画定
されるステンシル824の縁部829に接触するようワイヤセグメント800を移動させ
ることができる。こうした移動は、キャピラリ804内に依然として保持されるワイヤセ
グメント800の残りの部分からワイヤボンド32の分離を引き起こすことができる。こ
のプロセスは、所望の場所に所望の数のワイヤボンド32を形成するために繰り返すこと
ができる。或る実装態様では、キャピラリは、ワイヤ分離の前に垂直に移動することがで
き、それにより、残りのワイヤセグメントは、後続のボールボンドを形成するのに十分な
距離802だけキャピラリ804の面806を超えて突出する。
図34Bは、穴828が
、表面826の第1の直径から、表面826から離れたより大きな直径まで増加する直径
を有するように、穴828がテーパを付けられるステンシル824の変形形態を示す。別
の変形形態では、
図34Cに示すように、ステンシルは、基板12から所望の距離に表面
826を離間させるのに十分な厚さを有する外側フレーム821を有するものとして形成
することができる。フレーム821は、基板12に隣接して位置決めされるように構成さ
れるキャビティ823を少なくとも部分的に囲むことができ、ステンシル824の厚さは
、表面826と開口エリア823との間に延在しており、穴828を含むステンシル82
4の部分が、基板12上に位置決めされると基板12から離間するようになっている。
【0082】
図20及び
図21は、ワイヤボンド532がリードフレーム構造上に形成される超小型
電子アセンブリ510の更なる実施形態を示す。リードフレーム構造の例は、米国特許第
7,176,506号及び第6,765,287号に示され、記載されており、それらの
開示は、引用することにより本明細書の一部をなすものとする。一般に、リードフレーム
は、銅等の導電性金属のシートから形成される構造であり、この構造は複数のリード線を
含むセグメントになるようパターニングされ、パドル及びフレームを更に含むことができ
る。フレームを用いて、アセンブリの作製中に、リード線及び使用される場合パドルを固
定する。一実施形態では、ダイ又はチップ等の超小型電子素子は、ワイヤボンドを使用し
て、パドルに上向きに接合し、リード線に電気接続することができる。代替的に、超小型
電子素子は、超小型電子素子の下に延在することができるリード線に直接実装することが
できる。こうした実施形態では、超小型電子素子上のコンタクトは、はんだボール等によ
ってそれぞれのリード線に電気接続することができる。その後、リード線を用いて、超小
型電子素子へ/から信号電位を搬送するために種々の他の導電性構造に対する電気接続部
を形成することができる。構造を覆って封止層を形成することを含むことができる、その
構造の組立てが終了すると、フレームの一時的な要素をリードフレームのリード線及びパ
ドルから除去して、個々のリード線を形成することができる。本開示において、個々のリ
ード線513及びパドル515は、基板512であって、基板512と一体に形成される
部分内に導電性素子528を含む、基板512を全体として形成するものの区分化された
部分であると考えられる。さらに、この実施形態では、パドル515は、基板512の第
1の領域518内にあると考えられ、リード線513は、第2の領域520内にあると考
えられる。
図21の平面図でも示すワイヤボンド524は、パドル515上で担持される
超小型電子素子22をリード線515の導電性素子528に接続する。ワイヤボンド53
2は、ワイヤボンド532のベース534において、リード線515上の更なる導電性素
子528に更に接合することができる。封止層542は、アセンブリ510上に形成され
、ワイヤボンド532の端部538を表面544内の場所で被覆されないままにする。ワ
イヤボンド532は、本明細書の他の実施形態に関して述べた構造に対応する構造内で、
封止層542によって被覆されない更なる又は代替の部分を有することができる。
【0083】
図24〜
図26は、閉ループワイヤボンド832を有する超小型電子パッケージ810
の更に別の実施形態を示す。この実施形態のワイヤボンド832は、
図24に示されるよ
うに、隣接する導電性素子828a及び828bに接合することができる2つのベース8
34a及び834bを含む。代替的には、ベース834a、834bはいずれも、
図25
及び
図26に示されるように、共通の導電性素子828上に接合することができる。その
ような実施形態では、ワイヤボンド832は、エッジ面837がベースから基板812の
上方の封止層842の表面844における頂点839までそれぞれの部分837a及び8
37bにおいて上方に延在するように、ループ内で2つのベース834a、834b間に
延在するエッジ面837を画定する。封止層842は、エッジ面部分837a、837b
の少なくとも或る部分に沿って延在し、互いに、かつパッケージ810内の他のワイヤボ
ンド832から、それぞれの部分を分離する。頂点839において、エッジ面837の少
なくとも一部が封止層842によって被覆されず、それにより、ワイヤボンド832は別
の構成要素との電気的相互接続のために利用可能であり、別の構成要素は、別の超小型電
子構成要素、又は他の構成要素、例えば、キャパシタ又はインダクタ等の個別要素とする
ことができる。
図24〜
図26に示されるように、ワイヤボンド832は、頂点839が
基板812の表面にわたって少なくとも一方の横方向において導電性素子828からオフ
セットされるように形成される。一例では、頂点839は、超小型電子素子820の主面
の上に重なることができるか、又はそうでなければ、超小型電子素子820が位置合わせ
される基板812の第1の領域の上に重なることができる。頂点839が他の実施形態に
おいて論じられたワイヤボンドの端面の場所のいずれかに位置決めされる構成を含む、ワ
イヤボンド832のための他の構成も可能である。さらに、頂点839は、
図8Aに示さ
れるように、穴内で被覆されないことができる。さらには、頂点839は延長することが
でき、
図10A〜
図10D内のエッジ面に関して図示されたように、その長さにわたって
延在する表面844において被覆されないようにすることができる。1つではなく、2つ
のベース834a、834b間に延在するワイヤボンド832によって支持される頂点8
39を包囲する被覆されないエッジ面837の形として接続機構を設けることによって、
主面844によって規定される方向における接続機構のより正確な配置を達成することが
できる。
【0084】
図27及び
図28は
図24〜
図26の実施形態の変形形態を示しており、ワイヤボンド
834の代わりにボンドリボン934が用いられる。ボンドリボンは、ワイヤボンドを形
成するために上記で論じられた材料のいずれか等の導電性材料からなる、全体的に平坦な
材料片とすることができる。ボンドリボン構造は、断面を概ね円形にすることができるワ
イヤボンドとは対照的に、太くではなく、幅広くすることができる。
図27に示されるよ
うに、ボンドリボン934はそれぞれ、導電性素子928の一部分に沿って延在して結合
することができる第1のベース934aを含む。リボンボンド932の第2のベース93
4bは第1のベース934aの一部分に接合することができる。エッジ面937が、頂点
939への2つの対応する部分937a及び937bにおいて、ベース934aと934
bとの間に延在する。頂点939のエリア内のエッジ面の部分は、その主面944の一部
分に沿って封止材942によって被覆されない。本明細書において開示された他の実施形
態において用いられたワイヤボンドに関して記述されたような、更なる変形形態も可能で
ある。
【0085】
上記で論じられた構造は、多様な電子システムを構成する際に利用することができる。
例えば、本発明の更なる実施形態によるシステム711は、他の電子構成要素713及び
715とともに、上記のような超小型電子アセンブリ710を含む。図示される例では、
構成要素713は半導体チップであるのに対して、構成要素715は表示画面であるが、
任意の他の構成要素を用いることもできる。当然、明確に例示するために、
図23には2
つの更なる構成要素しか示されないが、そのシステムは任意の数のそのような構成要素を
含むことができる。上記のような超小型電子アセンブリ710は、例えば、
図1に関連し
て上記で論じられたような超小型電子アセンブリ、又は
図6を参照しながら論じられたよ
うな複数の超小型電子アセンブリを組み込む構造とすることができる。アセンブリ710
は、
図2〜
図22において記述された実施形態のうちのいずれか1つを更に含むことがで
きる。更なる変形形態では、複数の変形を与えることができ、任意の数のそのような構造
を用いることができる。
【0086】
超小型電子アセンブリ710並びに構成要素713及び715は、破線において概略的
に表される、共通のハウジング719内に実装され、所望の回路を形成するために必要に
応じて互いに電気的に相互接続される。図示される例示的なシステムでは、そのシステム
は、フレキシブルプリント回路基板等の回路パネル717を含み、回路パネルは、構成要
素を互いに相互接続する多数の導体721を含み、そのうちの1つだけが
図23に示され
る。しかしながら、これは例示にすぎず、電気的接続を作製するのに適した任意の構造を
用いることができる。
【0087】
ハウジング719は、例えば、携帯電話又は携帯情報端末において使用可能なタイプの
ポータブルハウジングとして示されており、画面715はハウジングの表面に露出する。
超小型電子アセンブリ710が撮像チップ等の感光性素子を含む場合、光をその構造まで
送るために、レンズ723又は他の光学デバイスも設けることができる。ここでもまた、
図23に示される簡略化されたシステムは例示にすぎない。デスクトップコンピュータ、
ルータ等の一般的に固定構造と見なされるシステムを含む他のシステムも、上記で論じら
れた構造を用いて作製することができる。
【0088】
本発明の上述した実施形態及び変形形態は、具体的に上述した以外の方法で組み合わせ
ることができる。本発明の範囲及び趣旨内にある全ての変形形態を包含することが意図さ
れる。
【0089】
本発明は特定の実施形態を参照しながら本明細書において説明されてきたが、これらの
実施形態は本発明の原理及び応用形態を例示するにすぎないことは理解されたい。それゆ
え、添付の特許請求の範囲によって規定されるような本発明の趣旨及び範囲から逸脱する
ことなく、例示的な実施形態に数多くの変更を加えることができること、及び他の構成を
考案することができることは理解されたい。
[実施形態例]
[実施形態1]
超小型電子パッケージを作製する方法であって、
a)所定の長さを有する金属ワイヤセグメントをボンディングツールのキャピラリから
送り出すステップと、
b)前記ボンディングツールを使用するステップであって、前記金属ワイヤの一部分を
基板の第1の表面において露出する導電性素子に結合し、それにより、前記導電性素子上
にワイヤボンドのベースを形成する、使用するステップと、
c)前記ワイヤの一部分を前記ボンディングツール内に固定するステップと、
d)前記固定された部分と前記ベースとの間の場所において前記金属ワイヤを切断する
ステップであって、前記ワイヤボンドの端面を少なくとも部分的に画定し、前記ベースと
前記端面との間に前記ワイヤボンドのエッジ面が画定される、切断するステップと、
e)ステップ(a)〜ステップ(d)を繰り返すステップであって、前記基板の複数の
前記導電性素子への複数のワイヤボンドを形成する、繰り返すステップと、
e)その後、前記基板の前記表面の上に重なる誘電体封止層を形成するステップであっ
て、前記封止層は、前記基板の前記表面及び前記ワイヤボンドの一部分を少なくとも部分
的に被覆するように形成され、それにより、前記封止層によって被覆されない前記ワイヤ
ボンドの端面又はエッジ面のうちの少なくとも一方の一部分によって、前記ワイヤボンド
の封止されない部分が画定される、形成するステップと、
を含む、超小型電子パッケージを作製する方法。
[実施形態2]
前記金属ワイヤは部分的にのみ切込みを入れられ、前記ボンディングツールは、前記ワ
イヤの前記部分が固定されたまま、前記基板の前記表面から遠ざけられ、それにより、前
記ワイヤが前記切込みの場所において断線し、前記端面は前記切込み及び前記断線によっ
て形成される、実施形態1に記載の方法。
[実施形態3]
前記切込みは前記ワイヤボンドの前記エッジ面に対して実質的に垂直な方向において前
記ワイヤセグメントを完全に貫通して作製され、前記ワイヤボンドの前記端面は前記切込
みによって形成される、実施形態1に記載の方法。
[実施形態4]
少なくとも1つの超小型電子素子が前記基板の前記第1の表面の上に重なり、前記基板
は第1の領域及び第2の領域を有し、前記超小型電子素子は前記第1の領域内に位置し、
前記導電性素子は前記第2の領域内に位置し、前記少なくとも1つの超小型電子素子に電
気的に接続され、前記誘電体封止層は、少なくとも前記基板の前記第2の領域において該
基板の前記第1の表面の上に重なるように形成される、実施形態1に記載の方法。
[実施形態5]
前記パッケージは、前記ワイヤボンドのうちの第1のワイヤボンドが第1の信号電位を
搬送するようになっており、前記ワイヤボンドのうちの第2のワイヤボンドが前記第1の
信号電位とは異なる第2の信号電位を同時に搬送するようになっているように構成される
、実施形態4に記載の方法。
[実施形態6]
前記金属ワイヤセグメントは前記ボンディングツール上に取り付けられるレーザを用い
て切断される、実施形態1に記載の方法。
[実施形態7]
前記キャピラリは、前記ワイヤボンドが送り出される際に通る該キャピラリの面を画定
し、前記レーザは前記ボンディングツールの前記面と前記ワイヤボンドの前記ベースとの
間に位置決めされる前記ワイヤセグメントの場所に切断ビームを誘導するように前記ボン
ディングツール上に取り付けられる、実施形態6に記載の方法。
[実施形態8]
前記ボンディングツールはキャピラリを含み、該キャピラリは前記ワイヤボンドが送り
出される際に通る該キャピラリの面を画定し、前記キャピラリは該キャピラリの側壁内に
形成される壁を含み、前記レーザは、前記開口部を通して、前記キャピラリ内に位置決め
される前記ワイヤセグメントの場所に切断ビームを誘導するように、前記ボンディングツ
ール上に取り付けられる、実施形態6に記載の方法。
[実施形態9]
前記レーザはCO2、Nd:YAG又はCu蒸気レーザのうちの1つである、実施形態
6に記載の方法。
[実施形態10]
前記金属ワイヤは、前記キャピラリ内に延在する切断エッジを用いて切断される、実施
形態1に記載の方法。
[実施形態11]
前記切断エッジは、前記ワイヤセグメントの反対に位置する前記キャピラリの壁に向か
う方向に延在する、実施形態10に記載の方法。
[実施形態12]
前記金属ワイヤは、前記切断エッジを第1の切断エッジとして、該第1の切断エッジの
反対に位置するように前記キャピラリ内に延在する第2の切断エッジと組み合わせて前記
切断エッジを用いて切断される、実施形態10に記載の方法。
[実施形態13]
前記キャピラリは、前記ワイヤセグメントが送り出される際に通る該キャピラリの面を
画定し、前記金属ワイヤは、反対に位置する第1の切断エッジ及び第2の切断エッジを有
する切断器具を用いて切断され、前記切断器具は、前記ボンディングツールの前記面と前
記ワイヤボンドの前記ベースとの間に位置決めされる場所において前記ワイヤセグメント
を切断するように前記ボンディングツール上に取り付けられる、実施形態1に記載の方法
。
[実施形態14]
前記基板の上にステンシルを位置決めするステップを更に含み、前記ステンシルは前記
導電性素子の少なくとも一部の上に重なり、該少なくとも一部を露出させる複数の開口部
を有し、該開口部は前記基板の上方の第1の高さに位置決めされるそれぞれのエッジを画
定し、前記ワイヤセグメントは、前記ステンシル開口部の前記エッジに対する前記ワイヤ
の横方向への移動によって切断される、実施形態1に記載の方法。
[実施形態15]
超小型電子パッケージを作製する方法であって、
a)第1の表面と、該第1の表面から離れた第2の表面とを有する基板と、前記基板の
前記第1の表面に実装される超小型電子素子と、前記第1の表面において露出する複数の
導電性素子とを含む処理中ユニットの上にステンシルを位置決めするステップであって、
前記導電性素子のうちの少なくとも幾つかは前記超小型電子素子に電気的に接続され、前
記ステンシルは、前記導電性素子の少なくとも一部の上に重なり、該少なくとも一部を露
出させる複数の開口部を有し、該開口部は前記基板の上方の第1の高さに位置決めされる
それぞれのエッジを画定する、位置決めするステップと、
b)所定の長さを有する金属ワイヤセグメントをボンディングツールのキャピラリから
送り出すことと、前記ワイヤセグメントの一部分を前記導電性素子のうちの1つに接合し
、ワイヤボンドのベースを形成することと、前記ステンシル開口部の前記エッジに対して
前記ワイヤを横方向に移動することにより、前記ワイヤセグメントを剪断して、前記ワイ
ヤボンドを前記ワイヤセグメントの残りの部分から分離し、前記ワイヤボンド上の端面を
画定することとを含むプロセスによって、前記ワイヤボンドを形成するステップであって
、前記ワイヤボンドは前記ベースと前記端面との間に延在するエッジ面を画定する、形成
するステップと、
c)ステップ(b)を繰り返すステップであって、複数の前記導電性素子上に複数のワ
イヤボンドを形成する、繰り返すステップと、
を含む、超小型電子パッケージを作製する方法。
[実施形態16]
前記処理中ユニット上に誘電体封止層を形成するステップを更に含み、前記封止層は、
前記第1の表面と、前記ワイヤボンドの一部分とを少なくとも部分的に被覆するように形
成され、それにより、前記封止層によって被覆されない前記ワイヤボンドの前記端面又は
前記エッジ面のうちの少なくとも一方の一部分によって、前記ワイヤボンドの封止されな
い部分が画定される、実施形態15に記載の方法。
[実施形態17]
前記キャピラリの面を越えて延在する前記ワイヤセグメントの残りの部分は、後続のワ
イヤボンドの少なくともベースを形成するのに十分な長さからなる、実施形態15に記載
の方法。
[実施形態18]
前記ステンシルは、前記穴のうちの1つの穴の軸の方向において厚みを画定し、前記穴
のうちの少なくとも幾つかは前記ステンシルの厚みを通して一貫した直径からなる、実施
形態15に記載の方法。
[実施形態19]
前記ステンシルは前記穴のうちの1つの穴の軸の方向において厚みを画定し、前記穴の
うちの少なくとも幾つかは、前記エッジ付近の小さな直径から、前記エッジと前記基板と
の間の場所における大きな直径までテーパを付けられる、実施形態15に記載の方法。
[実施形態20]
前記ステンシルは、前記基板の1つ又は複数のエッジに沿って延在する前記基板の厚み
の方向において第1の厚みを有するエッジ部材であって、前記第1の厚みは前記第1の高
さを画定する、エッジ部材と、前記穴を含み、前記エッジ部材によって囲まれる中央部分
であって、該中央部分は前記基板から離れて面する外面を有し、該外面は前記第1の高さ
に配置され、該中央部分は前記第1の厚みより薄い厚みを更に有する、中央部分とを含む
、実施形態15に記載の方法。
[実施形態21]
超小型電子パッケージを作製する方法であって、
a)金属ワイヤをボンディングツールのキャピラリを通して送り出すステップと、
b)前記ボンディングツールを使用するステップであって、前記金属ワイヤの一部分を
基板の第1の表面において露出する導電性素子に結合し、それにより、前記導電性素子に
ワイヤボンドのベースを形成する、使用するステップと、
c)前記ワイヤの一部分を前記ボンディングツール内に固定するステップと、
d)前記キャピラリ内の前記金属ワイヤを前記固定された部分と前記ベースとの間の場
所において切断するステップであって、前記ワイヤボンドの前記ベースから所定の距離に
おいて前記ワイヤボンドの端面を少なくとも部分的に画定する、切断するステップと、
を含む、超小型電子パッケージを作製する方法。
[実施形態22]
e)ステップ(a)〜(d)を繰り返すステップであって、前記基板の複数の導電性素
子への複数のワイヤボンドを形成する、繰り返すステップと、
f)その後、前記基板の前記第1の表面の上に重なる誘電体封止層を形成するステップ
であって、前記封止層は、前記基板の前記第1の表面と、前記ワイヤボンドの一部分とを
少なくとも部分的に被覆するように形成され、それにより、前記封止層によって被覆され
ない前記端面及び前記ワイヤポッドの前記ベースと前記端面との間に延在するエッジ面の
うちの少なくとも一方の一部分によって、前記ワイヤボンドの封止されない部分が画定さ
れる、形成するステップと、
を更に含む、実施形態21に記載の方法。
[実施形態23]
前記金属ワイヤは部分的にのみ切込みを入れられ、前記ボンディングツールは、前記ワ
イヤの前記部分が固定されたまま、前記基板の前記第一の表面から遠ざけられ、それによ
り、前記ワイヤが前記切込みの場所において断線し、前記端面は前記切込み及び前記断線
によって形成される、実施形態21に記載の方法。
[実施形態24]
前記切込みは、前記ベースと前記端面との間に延在する前記ワイヤボンドのエッジ面に
対して実質的に垂直な方向において前記金属ワイヤを完全に貫通して作製され、前記ワイ
ヤボンドの前記端面は前記切込みによって形成される、実施形態21に記載の方法。
[実施形態25]
少なくとも1つの超小型電子素子が前記基板の前記第1の表面の上に重なり、前記基板
は第1の領域及び第2の領域を有し、前記超小型電子素子は前記第1の領域内に位置し、
前記導電性素子は前記第2の領域内に位置し、前記少なくとも1つの超小型電子素子に電
気的に接続され、前記誘電体封止層は、少なくとも前記基板の前記第2の領域において該
基板の前記第1の表面の上に重なるように形成される、実施形態22に記載の方法。
[実施形態26]
前記パッケージは、前記ワイヤボンドのうちの第1のワイヤボンドが第1の信号電位を
搬送するようになっており、前記ワイヤボンドのうちの第2のワイヤボンドが前記第1の
信号電位とは異なる第2の信号電位を同時に搬送するようになっているように構成される
、実施形態25に記載の方法。
[実施形態27]
前記金属ワイヤは前記ボンディングツール上に取り付けられるレーザを用いて切断され
る、実施形態21に記載の方法。
[実施形態28]
前記金属ワイヤは、前記キャピラリ内に延在する切断エッジを用いて切断される、実施
形態21に記載の方法。
[実施形態29]
前記切断エッジは、前記キャピラリの壁に向かう方向に延在する、実施形態28に記載
の方法。
[実施形態30]
前記キャピラリは、前記ワイヤが送り出される際に通る該キャピラリの面を画定し、前
記金属ワイヤは、反対に位置する第1の切断エッジ及び第2の切断エッジを有する切断器
具を用いて切断され、前記切断器具は、前記キャピラリ内の前記ワイヤを切断するように
前記ボンディングツール上に取り付けられる、実施形態21に記載の方法。
[実施形態31]
超小型電子パッケージを作製する方法であって、
a)処理中ユニットの基板に関連付けられる構造の表面を設けるステップであって、前
記基板は、第1の表面と、該第1の表面から離れた第2の表面とを有し、複数の導電性素
子が前記第1の表面において露出し、前記構造は、前記導電性素子の少なくとも一部の上
に重なり、該少なくとも一部を露出させる複数の開口部を有する、設けるステップと、
b)金属ワイヤをボンディングツールのキャピラリを通して送り出すことと、前記ワイ
ヤの一部分を前記導電性素子のうちの1つに接合し、ワイヤボンドのベースを形成するこ
とと、前記ワイヤボンドの前記ベースに対して前記ボンディングツールを移動し、前記ワ
イヤボンドのための所定の長さの前記ワイヤを設けることと、前記構造の前記基板に対す
る前記ボンディングツールの移動を通して、前記ワイヤボンドを前記ワイヤの残りの部分
から分離し、前記ワイヤボンドの前記ベースから離れた前記ワイヤボンドの自由端を画定
することとを含むプロセスによって、前記ワイヤボンドを形成するステップと、
を含む、超小型電子パッケージを作製する方法。
[実施形態32]
前記構造は、取外し可能ステンシルである、実施形態31に記載の方法。
[実施形態33]
前記構造は前記基板の前記第1の表面の上に位置決めされる、実施形態31に記載の方
法。
[実施形態34]
前記構造の前記表面は前記開口部のうちの少なくとも1つにおいてエッジを含み、前記
ワイヤは、前記ワイヤボンドが前記ワイヤから分離されるまで、前記エッジに対して前記
ワイヤを移動することによって剪断される、実施形態31に記載の方法。
[実施形態35]
前記基板の前記第1の表面に超小型電子素子が実装され、前記導電性素子の少なくとも
幾つかは前記超小型電子素子に電気的に接続される、実施形態31に記載の方法。
[実施形態36]
c)ステップ(b)を繰り返すステップであって、複数の前記導電性素子上に複数のワ
イヤボンドを形成する、繰り返すステップを更に含む、実施形態31に記載の方法。
[実施形態37]
前記処理中ユニット上に誘電体封止層を形成するステップを更に含み、前記封止層は、
前記第1の表面と、前記ワイヤボンドの一部分とを少なくとも部分的に被覆するように形
成され、それにより、前記封止層によって被覆されない前記自由端又は前記ワイヤボンド
の前記ベースと前記端面との間に延在するエッジ面のうちの少なくとも一方の一部分によ
って、前記ワイヤボンドの封止されない部分が画定される、実施形態36に記載の方法。
[実施形態38]
前記キャピラリの面を越えて延在する前記ワイヤの残りの部分は、後続のワイヤボンド
の少なくともベースを形成するのに十分な長さからなる、実施形態31に記載の方法。
[実施形態39]
前記構造は前記開口部のうちの1つの開口部の軸の方向において厚みを画定し、前記開
口部のうちの少なくとも幾つかは前記構造の前記厚みを通して一貫した直径からなる、実
施形態31に記載の方法。
[実施形態40]
前記構造は前記開口部のうちの1つの開口部の軸の方向において厚みを画定し、前記開
口部のうちの少なくとも幾つかは、前記基板の上方の第1の高さに位置決めされる前記構
造の前記表面のエッジ付近の小さな直径から、前記エッジと前記基板との間の場所におけ
る大きな直径までテーパを付けられる、実施形態31に記載の方法。
[実施形態41]
前記構造は、前記基板の1つ又は複数のエッジに沿って延在する前記基板の厚みの方向
において第1の厚みを有するエッジ部材であって、前記第1の厚みは、前記構造の前記表
面のエッジが前記基板の上方に位置決めされる第1の高さを画定する、エッジ部材と、前
記開口部を含み、前記エッジ部材によって囲まれる中央部分とであって、該中央部分は前
記基板から離れて面する外面を有し、該外面は前記第1の高さに配置され、該中央部分は
前記第1の厚みより薄い厚みを更に有する、中央部分とを含む、実施形態31に記載の方
法。