(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
【発明を実施するための最良の形態】
【0017】
本発明の段ボール製の緩衝材の実施の形態を、ガスふろ給湯器を包装する場合で
図1〜
図14に基づいて説明する。
図1は、ガスふろ給湯器90を包装箱(図示してない)へ包装した場合の状態を示す斜視図で、緩衝材は、包装箱の底部に装着された緩衝材100Aと、ガスふろ給湯器90の上端部の右端側に装着された緩衝材200Aと、左端側に装着された緩衝材200Bとからなる。図において、矢印Xの方向を左右方向、矢印Yの方向を前後方向というものとする。
【0018】
先ず、緩衝材100Aついて、
図2〜
図8に基いて説明する。
図2は、緩衝材100Aの全体を示す斜視図で、トレー状体101Aと、左右の受台102A、102Bと、左右の後部のスペーサ103A、103Bと、左右の前部のスペーサ104A、104Bとから構成されている。
ガスふろ給湯器90は、右側の受台102Aおよび左側の受台102Bの上に載置され、左右の端部はトレー状体101Aの両端部の前後側壁3A、3Bに接し、後部はスペーサ103A、103Bに接し、前端部は、ガスふろ給湯器90のフランジ部90aが抜穴3eに嵌入している。なお、
図2において6は右側の受台102Aと左側の受台102Bを連結する継板である。
【0019】
トレー状体101Aは、底面1の四方に左右側壁2A、2Bと前後側壁3A、3Bが立設されたトレーの形状をしており、複数の折り目および切れ目が設けられた
図3に示す段ボールシート101を折り上げて作られる。また、受台102Aは
図4(a)に示す段ボールシート102を、受台102Bは
図4(b)に示す段ボールシート103を折り上げて作られ、スペーサ103A、103Bは段ボールシート101の後部左右に付設された連結片4、4を、スペーサ104A、104Bは同じく前部左右に付設された連結片5、5を折り上げて作られる。
【0020】
段ボールシート101は、中央に矩形状に設けられた主折り目Aにより、底面1と、前後の左右側壁片2a、2bと、左右の前後側壁片3、3とに分けられる。そして、前後側壁片3、3には、左右方向の折り目Bが前後に設けられ、連結片4と連結片5とに分けられている。
また、左右側壁片2a、2bには、それぞれ左右端部に突片2cが設けられている。また、左右側壁片2bには継板6が切り離し可能に付設されている。
前後側壁3は、内壁片3aと外壁片3bに分けられる折り目C、D、Eが前後方向に設けられている。そして、内壁片3aには抜穴3eが、外壁片3bには係止穴3dと手穴3gが形成されている。また、折り目C、Dの中央部には切れ目3cが形成され、折り目Eには丸穴からなる合印3hが設けられている。この合印は右側が2個で左側が1個の丸穴としている。
【0021】
連結片4は、前後方向の折り目F、Gが設けられ、連接部4bと連接部4dと差込片4aとに分けられている。そして、連接部4bには傾斜したジッパー切口4cが設けられ、連接部4dには切れ目4jが形成されている。ジッパー切口4cの終点4Pは、折り目Bと折り目Fの交点である。
差込片4aには凸部4fと係合溝4eが設けられるとともに、折り目4hが設けられ、折曲部4gが形成されている。
連結片5は、折り目H、Jが前後方向に設けられ、連接部5bと連接部5dと、係合溝5e、5fを備えた差込片5aに分けられる。そして、連接部5bには傾斜したジッパー切口5cが設けられ、その終点5Pは、折り目Hの上端である。
【0022】
次に右側の受台102Aおよび左側の受台102Bについて説明する。
受台102Aは、
図4(a)に示す段ボールシート102を折り上げて作られる。
段ボールシート102には、前後方向に折り目K、L、M、N、P、Qが設けられ、内板11、上板12、外板13、下板14、外板15、上板16、内板17に分けられる。 内板11と上板12にかけて係止穴11aが、また、内板17と上板16にかけて係止穴17aが設けられている。11b、16a、17bは切欠穴で、16bはスリットである。また、11c、11e、13a、17c、17d、15a、15bは係合溝で、11dは半切線である。 また、下板14には切れ目14fと折り目14gが設けられ、係合溝14cを備えた切起片14aおよび切起片14bが形成されている。なお、14dは切れ目であり、14eは半切線である。また、外板13に設けられた2個の半丸穴は合印13bである。
【0023】
左側の受台102Bは、上記と同様に、
図4(b)に示す段ボールシート103を折り上げて作られる。段ボールシート103には、前後方向の折り目R、S、T、U、V、Wが設けられ、内板21、上板22、外板23、下板24、外板25、上板26、内板27に分けられる。
内板21と上板22にかけて係止穴21aが、また、内板27と上板26にかけて係止穴27aが設けられている。21b、22a、27bは切欠穴で、22bはスリットである。また、21d、21c、23a、23b、25a、27eは係合溝で、27dは半切線である。
また、下板24には切れ目24fと折り目24gが設けられ、係合溝24cを備えた切起片24aおよび切起片24bが形成されている。なお、24dは切れ目であり、24eは半切線である。また、外板25に設けられた1個の半丸穴は合印25bである。
【0024】
次に、段ボールシート101、102、103を折り上げて底部用の緩衝材100Aを作る手順について説明する。
始めに、複数の連なった角筒からなる受台102A、102Bを作る。
受台102Aは、段ボールシート102の折り目14gを上方へ折り曲げて切起片14a、14bを立設し、前後方向の折り目K、L、M、N、P、Qを左右両側から順次内側に折り曲げて、内板11と内板17の裏面同士を接触させる。そして、係合溝11eと係合溝17dを係合溝14cへ係合させて差し込んで組み上げる。
図6は折り上げる途中の状態を示すものである。
同様に、段ボールシート103の折り目24gを上方へ折り曲げて、切起片24a、24bを立設し、前後方向の折り目R、S、T、U、V、Wを左右両側から順次内側に折り曲げて、内板21と内板27の裏面同士を接触させる。そして、係合溝21dと係合溝27dを係合溝24cへ係合させて差し込むことによって受台102Bを作る。
【0025】
次に、段ボールシート101の前後方向の折り目A、C、D、Eを順次内側に折り曲げて、外壁片3bと内壁片3aからなる角筒状の前後側壁3A、3Bを形成する。
この状態で、先に組み上げた受台102A、102Bを前後側壁3A、3Bへそれぞれ当接させて置き、継板6で連結する。受台102Aと受台102Bはそっくりだが、同じものではないので、間違いやすい。受台102Aを前後側壁3A側に配置するときは、半丸穴が2個ある合印13bが合印3hが2個の丸穴であることを確認すれば簡便に配置間違えを防止できる。
なお、継板6の連結は、継板6の一方の係合溝6aを右の受台102Aの係合溝15aに、他方の係合溝6aを左の受台102Bの係合溝23aに嵌合させて差し込むことによって行う。
【0026】
次に、連結片4および連結片5を折り上げてスペーサ103A、103B、104A、104Bを組み上げる。
この作業は、まず、前後側壁3Aに連設している連結片4を折り目Bから上方へ折り曲げて前後側壁3Aの側端を塞ぐように立設させる。続いて折り目Fと折り目Gを折り曲げてコ字状に形成し(
図5、
図8参照)、さらに、折り目4hを折り曲げて、凸部4fを受台102Aの上板16のスリット16bへ差し込んで連結する。これでスペーサ103Aが組み上がる。なお、折曲部4gは受台102Aの上端面に接している。
同様にして、前後側壁3Bに連設している連結片4を折り上げて、コ字状に形成し、凸部4fを受台102Bの上板22のスリット22bへ差し込んで連結し、スペーサ103Bを組み上げる。
【0027】
続いて、前後側壁3Aに連設する連結片5を折り目Bから上方へ折り曲げて前後側壁3Aの側端を塞ぐように立設させる。そして、折り目Hと折り目Jを折り曲げてコ字状に形成し(
図5、
図7参照)、差込片5aの係合溝5eを受台102Aの係合溝11cおよび係合溝17cと、係合溝5fを係合溝15bに嵌合させて差し込んで連結する。これによりスペーサ104Aが組み上がる。
同様に、前後側壁3Bに連設された連結片5を折り上げて、コ字状に形成し、差込片5aの係合溝5eと係合溝5fを受台102Bの係合溝21cおよび係合溝27cと、係合溝23bにそれぞれ嵌合させて差し込んで連結する。これによりスペーサ104Bが組み上がる。
【0028】
最後に、左右側壁片2aを折り目Aから折り曲げて立設し、両端部の突片2cを前後側壁3Aと前後側壁3Bの係止穴3dに差し込んで折り曲げて係止する。同様に、左右側壁片2bを立設し、両端部の突片2cを前後側壁3Aと前後側壁3Bの係止穴3dに差し込んで折り曲げて係止する。突片2cは両側に形成された折れ目を折り曲げて、係止穴3dへ挿入する。曲げが少し戻ることにより係止穴3dに係止される。
以上により、
図2に示す底部の緩衝材100Aが組み上がる。
ガスふろ給湯器90を包装箱へ収納するときは、包装箱の底部に緩衝材100Aを装着し、受台102Aと受台102Bの上に載せる。ガスふろ給湯器90の左右は前後側壁3Aと前後側壁3Bの内側に接し、背面はスペーサ103Aと103Bに接する。そして、ガスふろ給湯器90の前面にはフランジ90aがあり、これが、抜穴3eに嵌入し当接部3fに接する。なお、前後側壁3A、3Bに形成された手穴3gは、載置された緩衝材100Aを引き出す場合や、複数個重ねて持ち運ぶ場合に手を掛けて使用する。
【0029】
次に、使用された後の緩衝材100Aを展開する作業について説明する。
まず、継板6を外し、4個の突片2cを係止穴3dから外して左右側壁片2aおよび左右側壁片2bを下方へ折り曲げて拡げる。このときの状態は、
図7の前後側壁3B側、および、
図8のスペーサ103A側に示すように、スペーサ103A、104Aとスペーサ103B、104Bは、差込片4a,5aが受台102A、102Bに上から差込まれて強固に連結されており、差込片4a,5aは上方へ引き上げることができず、外れない。
【0030】
ここで、連結片4の連接部4bに設けられているジッパー切口4cに手をかけて切断する。これにより、連結片4は外壁片3bに連接する連接部4bの中程から連接部4d寄りの端部である終点4pまで切断され、外壁片3bから切り離される。
また、連結片5の連接部5bに設けられているジッパー切口5cを切断する。これにより、連結片5は外壁片3bに連接する連接部5bの中程から連接部5bの端部である終点5pまで切断され、外壁片3bから切り離される。
連結片4、5をジッパー切口4c、5cから切り離すことにより、受台102A、102Bはトレー状体101Aから取り出すことができるので、これを取り出し、トレー状体101Aを、前後側壁3A、3Bを拡げてシート状にする。
【0031】
取り出した受台102A、102Bには、ジッパー切口4c、5cから切断された後の連結片4、5が付設されているので、これを上へ引き上げて取り外す。そして、受台102Aを持って内板11と内板17の折込部10Aの上端に設けられた係止穴11a、17aに両側から親指を掛けて、左右へ拡げる。
これにより、下板14の切込み14dと、切起片14a、14bの係合溝14cの下部に形成されている半切線14eが切断されて、係合溝14cが拡がる。そして、内板11および内板17は簡単に引き出すことができるので、拡げてシート状にする。
同様に、受台102Bも係止穴21a、27aに親指を掛けて左右へ拡げて係合溝24cを拡げ(下板24の切込み24dと、切起片24a、24bの係合溝24cの下部に形成した半切線24eが切断される)、内板21および内板27を引き出して平面上に拡げる。
以上の作業により緩衝材100Aは、折りグセは存在するものの、ほぼシート状に展開できる。
【0032】
次に、ガスふろ給湯器90の上端部に装着される緩衝材200A、200Bの実施の形態について
図9〜
図14に基いて説明する。緩衝材200Aは、ガスふろ給湯器90の右側上端部に前後方向(Y方向)に載置され、緩衝材200Bは左側上端部にY方向に載置される。
緩衝材200Aは、平面視略コ字状で、中央部の筒体201Aと後部の枠体202Aと前部の枠体203Aとから構成され、複数の折り目および切れ目が設けられた
図10に示す段ボールシート200を折り上げて作られる。また、緩衝材200Bは、緩衝材200Aと左右勝手であり、筒体201Bと後部の枠体202Bと前部の枠体203Bとから構成され、
図11に示す段ボールシート201を折り上げて作られる。
【0033】
段ボールシート200は、中央部に筒体201Aを形成するための筒材30と、右後部の枠体202Aを形成するための連設材50と、右前部の枠体203Aを形成するための連設材40とからなる。
筒材30には前後方向の折り目30a、30b、30c、30d、30e、30f、30gが設けられ、内板31、下板32、外板33、上板34、外板35、下板36、内板37、上板38に分けられる。
内板31と下板32にかけて係止穴32aが、また、スリット32b、切欠穴32cが設けられている。また、外板33と上板34にかけて、切欠部34cが設けられている。また、上板34には、切込み34a、34bが設けられている。また、下板36には切れ目が設けられ、切起片36a、36bが形成される。なお、31a、31b、33a、33b、37aは、組立連結するための係合溝である。
【0034】
そして、外板35には連設材40と連設材50が連接され、連接する境界には折り目30hが設けられている。
連設材40は、前後方向の折り目40a、40b、40c、40dが設けられ、差込片41、連接部42、連接部43、連接部44、差込片45に分けられる。また、連接部43には左右方向の折り目40eが設けられている。
そして、連接部42および連接部44には切れ目42aおよび切れ目44aが設けられ、連接部43にはハ字状のジッパー切口43aが設けられている。ジッパー切口43aは、そのハ字状の末広がりの終点40pが左右方向の折り目40eと折り目40bとの交点と、折り目40eと折り目40cの交点としている。なお、42bは目印である。
差込片41には係合溝41a、41bが、差込片45には係合溝45aが設けられている。
【0035】
連設材50は、前後方向の折り目前後方向の折り目50a、50b、50c、50dが設けられ、差込片51、連接部52、連接部53、連接部54、差込片55に分けられる。そして、連接部52には切れ目52aが設けられ、連接部53にはハ字状のジッパー切口53aが、設けられている。ジッパー切口53aは、そのハ字状の末広がりの終点50pが左右方向の折り目30hと折り目50bとの交点と、折り目30hと折り目50cの交点としている。
差込片51には係合溝51a、51bが、差込片55には係合溝55aが設けられている。
【0036】
一方、段ボールシート201は、中央部に筒体201Bを形成するための筒材60と、左後部の枠体202Bを形成するための連設材70と、左前部の枠体203Bを形成するための連設材80とからなる。
筒材60には前後方向の折り目60a、60b、60c、60d、60e、60f、60gが設けられ、内板61、下板62、外板63、上板64、外板65、下板66、内板67、上板68に分けられる。内板61と下板62の中央部に係止穴62aが設けられ、内板62から外板63にかけてスリット62bと切欠穴62cが設けられている。
また、外板63と上板64にかけて、切欠部64cが設けられ、下板66には切起片66a、66bを形成する切れ目が設けられている。また、上板64には、切れ目64a、64bが設けられている。なお、61a、61b、63a、63b、67aは係合溝である。
【0037】
そして、外板65には連設材70と連設材80が連接され、その境界には、折り目60hが設けられている。
連設材70は、前後方向の折り目70a、70b、70c、70dが設けられ、差込片71、連接部72、連接部73、連接部74、差込片75に分けられる。そして、差込片71には半切線71cが設けられ、連接部72には切れ目72aが半切線71cに連続して設けられている。さらに、連接部73にはハ字状のジッパー切口73aが設けられている。ジッパー切口73aは、そのハ字状の末広がりの終点70pが左右方向の折り目60hと折り目70bとの交点と、折り目60hと折り目70cの交点としている。
差込片71には係合溝71a、71bが、差込片75には係合溝75aが設けられている。
【0038】
連設材80は、前後方向の折り目80a、80b、80c、80dが設けられ、差込片81、連接部82、連接部83、連接部84、差込片85に分けられる。そして、差込片81には半切線81cが、連接部82には切れ目82aが設けられ、連接部83には左右方向の折り目80eが、連接部84には切れ目84aが直線上に設けられている。
さらに、連接部83にはハ字状のジッパー切口83aが設けられている。ジッパー切口83aは、そのハ字状の末広がりの終点80pが左右方向の折り目80eと折り目80bとの交点と、折り目80eと折り目80cの交点としている。なお、82bは目印である。 差込片81には係合溝81a、81bが、差込片85には係合溝85aが設けられている。
【0039】
次に、段ボールシート200、201を緩衝材200A、200Bへ折り上げる手順について説明する。段ボールシート200と段ボールシート201は、上記のように、切れ目や切抜穴などに若干の相違点があるが、折り上げる手順は同じであるので、段ボールシート201を緩衝材200Bへ折り上げる手順について説明する。
まず、段ボールシート201の下板66の切起片66a、66bを上方へ起こし、前後方向の折り目60a、60b、60c、60dを順次内側に折り曲げるともに、折り目60g、60f、60eを順次内側に折り曲げる。これにより、内板61と内板67が背中合わせとなった連なった段差のある角筒が形成される。
図12は、この作業の途中の状態を示すものである。
【0040】
次に、外板65を下にして置き、連設材80を折り目60hから上方へ折り曲げて立てる。そして、折り目80dを折り曲げつつ折り目80cを折り曲げ、差込片85を、係合溝85aがスリット63aに嵌合するように誘導して差し込む。また、折り目80aおよび折り目80bを折り曲げながら差込片81を、係合溝81bが係合溝61aおよび係合溝67aに、係合溝81aが係合溝63bに嵌合するように誘導して差し込む。
図13は、連設材80を折り上げる途中の状態を示すものである。
【0041】
次に、連設材70を折り目60hから上方へ折り曲げて立てる。そして、折り目70aおよび折り目70bを折り曲げながら差込片71を、係合溝71bが係合溝61aおよび係合溝67aに、係合溝71aが係合溝63bに嵌合するように誘導して差し込む。
また、折り目70dおよび折り目70cを折り曲げ、差込片75を、係合溝75aがスリット62bに嵌合するように誘導して差し込む。
以上により、左後の枠体202Bが筒体201Bに連結されて形成されるとともに、左前の枠体203Bが筒体201Bに連結されて形成され、緩衝材200Bが完成する。
図14は、
図9の緩衝材200Bを裏返しにした状態の斜視図である。
ガスふろ給湯器90は、その左側後部上端部が枠体202Bの差込片75に当接するとともに、左側部端部が筒体201Bの内板67に当接して保持される。
なお、上端部の緩衝材200A、200Bは、似ているので、をガスふろ給湯器90へ装着するときに左右を間違いやすい。目印42bおよび目印82bは、これを防止するためのもので、目印42bおよび目印82bが前側に位置するようにすれば、簡便に配置できる。
【0042】
次に、この上端部の緩衝材200A、200Bを使用後に廃棄する場合の作業について説明する。この作業も緩衝材200Aと緩衝材200Bにおいて異なるところはないので、上記と同じく緩衝材200Bで説明する。
まず、外板65を下にして置き、枠体202Bに形成されたジッパー切口73aを上から引き下げ、終点70pまで切断する。同様に、枠体203Bに形成されたおよびジッパー切口83aを、80pまで切断する。
【0043】
次に、裏返し(
図14の状態)にし、下板62に形成された係止穴62aに左手の親指をかけ、右手で内板67を持ち折込部60Aが開くように拡げる。この作業は、上板64には切込み64a、64bがあり、また、差込片81の係合溝81bの下端には、連接部82へかけて半切線81cがあり、これが切断されるので、簡単に拡げることができる。そして、半切線81cが切断されると、連接部82、84の切れ目82a、84aと継り、ジッパー切口83aの終点80pから直線に切断される。
これにより、連接部82を持って、差込片81を筒体201Bから容易に抜き取ることができ、また、反対側の差込片85も、連接部84を持って筒体201Bから簡単に引き抜くことができる。
【0044】
一方、枠体202Bは、ジッパー切口73aから分断されるので、筒体201Bに差し込まれている差込片71および差込片75は、容易に引き抜くことができる。
なお、差込片71が抜けづらい場合は、切れ目72aからジッパー切口73aまでを破り、半切線71cを切断すれば、より引抜きやすくなる。
枠体202B、203Bがなくなれば、筒体は簡単に展開して拡げることができる。