特許第6240033号(P6240033)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6240033
(24)【登録日】2017年11月10日
(45)【発行日】2017年11月29日
(54)【発明の名称】抜け止め付コネクタ
(51)【国際特許分類】
   H01R 13/639 20060101AFI20171120BHJP
【FI】
   H01R13/639 Z
【請求項の数】2
【全頁数】10
(21)【出願番号】特願2014-129460(P2014-129460)
(22)【出願日】2014年6月24日
(65)【公開番号】特開2016-9589(P2016-9589A)
(43)【公開日】2016年1月18日
【審査請求日】2016年11月24日
(73)【特許権者】
【識別番号】000132057
【氏名又は名称】ウイトコオブジュピター電通株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100060759
【弁理士】
【氏名又は名称】竹沢 荘一
(74)【代理人】
【識別番号】100087893
【弁理士】
【氏名又は名称】中馬 典嗣
(72)【発明者】
【氏名】清藤 俊亨
【審査官】 竹下 晋司
(56)【参考文献】
【文献】 特開2004−079425(JP,A)
【文献】 米国特許第07252533(US,B1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H01R 13/639
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
プラグとソケットとの対向部に、互いに嵌合しうる嵌合凸部と嵌合凹部とを対向するように設け、前記プラグとソケットとのいずれか一方に設けた弾性係合片の先端部に形成した係止爪を、前記プラグとソケットとのいずれか他方に設けた被係止部に係止させることにより、前記プラグとソケットとが互いに抜け止めされるようにし、さらに、前記弾性係合片が設けられた前記プラグまたはソケットに、摺動筒を軸線方向に摺動可能として外嵌し、この摺動筒に、前記軸線方向に摺動させることにより、前記弾性係合片の中間部に設けた傾斜面に摺接して、前記弾性係合片を、前記係止爪が被係止部から離脱する方向に弾性変形させうるようにした押動部を設けた抜け止め付コネクタにおいて、
前記弾性係合片が設けられた前記プラグまたはソケットに、前記摺動筒の先端方向への移動範囲を、前記係止爪が被係止部に係脱する際の前記ソケットまたはプラグの先端の到達位置に達しないように制限する移動範囲規制手段を設け、前記移動範囲規制手段を、弾性係合片における軸線方向の中間部に設けられ、摺動筒の先端が当接するようにしたストッパとしたことを特徴とする抜け止め付コネクタ。
【請求項2】
弾性係合片におけるストッパより基端部寄りの外周面に、前記ストッパに当接する直前の摺動筒の先端方向の移動時に、前記摺動筒の先端が摺接して、弾性係合片の先端部を、係止爪が被係止部から離脱する方向にわずかに弾性変形させうるようにした傾斜面を設けた請求項記載の抜け止め付コネクタ。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ケーブルの接続等に使用される抜け止め付コネクタに関する。
【背景技術】
【0002】
図7図9は、特許文献1および2に記載されているものと同様の従来の抜け止め付コネクタの一例を示す。
このコネクタは、ケーブル1の一端に設けられたプラグ2と、ソケット3との対向部に、それぞれ、互いに嵌合しうる嵌合凸部4と嵌合凹部5とを設け、プラグ2に設けた弾性係合片6の先端部に形成した係止爪7を、ソケット3に設けた被係止部8に係止させることにより、プラグ2とソケット3とを互いに抜け止めし、さらに、プラグ2に、摺動筒9を軸線方向に摺動可能として外嵌し、この摺動筒9の先端に、軸線方向に摺動させることにより、弾性係合片6の中間部に設けた傾斜面6aに摺接して、弾性係合片6を、係止爪7が被係止部8から離脱する方向に弾性変形させうるようにした内向傾斜押動部9aを設けたものよりなっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開平2−49386号公報
【特許文献2】実開平6−36281号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、上述のような従来の抜け止め付コネクタにおいては、プラグ2とソケット3とを結合させる際に、摺動筒9を、プラグ2の先端側に移動させ、かつその先端に向かって、ソケット3を対向させて結合しようとすることがあるが、その場合は、図10に示すように、ソケット3の被係止部8がプラグ2の先端の係止爪7に係合する前に、ソケット3の先端がプラグ2の先端に当接して、被係止部8を係止爪7に係合させることができないことがある。
【0005】
本来は、摺動筒9を把持しないで、摺動筒9以外のプラグ2の外周面を把持した状態で、プラグ2の嵌合凸部4にソケット3の嵌合凹部5を嵌合させれば、ソケット3の被係止部8がプラグ2の係止爪7に円滑に係合するが、そのことを知らなかったり、または失念して、上記のように摺動筒9を把持して、プラグ2とソケット3とを結合させようとすることが往々にしてあり、摺動筒9を把持した状態でも、プラグ2とソケット3とを円滑に結合させることができるようにすることが望まれている。
【0006】
また、従来は、プラグ2の先端から離れた部分を把持して、ソケット3と結合させなければならないので、プラグ2の先端とソケット3の先端との位置決めが困難で、作業性が悪いという問題がある。
特に、プラグ2とソケット3とのいずれか一方が、電子機器のパネル等に取り付けられている場合には、それらの接続作業を手探りで行わなければならないことが多く、その際に、従来の構造のものでは、その作業がきわめて困難である。
【0007】
本発明は、上記のような要望を満足させるとともに、上記のような問題点を解決するべくなされたもので、摺動筒を把持した状態でも、プラグ2とソケット3とを円滑に結合させることができるだけでなく、構造が簡単で、安価に製造することができ、しかも、プラグ2とソケット3との結合作業性をよくした、抜け止め付コネクタを提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明によると、上記課題は、次のようにして解決される。
(1) プラグとソケットとの対向部に、互いに嵌合しうる嵌合凸部と嵌合凹部とを対向するように設け、前記プラグとソケットとのいずれか一方に設けた弾性係合片の先端部に形成した係止爪を、前記プラグとソケットとのいずれか他方に設けた被係止部に係止させることにより、前記プラグとソケットとが互いに抜け止めされるようにし、さらに、前記弾性係合片が設けられた前記プラグまたはソケットに、摺動筒を軸線方向に摺動可能として外嵌し、この摺動筒に、前記軸線方向に摺動させることにより、前記弾性係合片の中間部に設けた傾斜面に摺接して、前記弾性係合片を、前記係止爪が被係止部から離脱する方向に弾性変形させうるようにした押動部を設けた抜け止め付コネクタにおいて、前記弾性係合片が設けられた前記プラグまたはソケットに、前記摺動筒の先端方向への移動範囲を、前記係止爪が被係止部に係脱する際の前記ソケットまたはプラグの先端の到達位置に達しないように制限する移動範囲規制手段を設け、前記移動範囲規制手段を、弾性係合片における軸線方向の中間部に設けられ、摺動筒の先端が当接するようにしたストッパとする。
【0009】
このような構成によると、摺動筒を把持して、プラグまたはソケットの先端側に移動させたとき、摺動筒は、移動範囲規制手段により、先端方向への移動が制限され、摺動筒の先端が、結合しようとするソケットまたはプラグの先端に当接することはなく、弾性係合片の係止爪を被係止部に円滑に係合させることができる。
したがって、プラグとソケットの先端に近い部分を左右の手の指で把持して、それらを結合させることができるので、プラグとソケットの先端同士の位置決めが容易であり、結合時の作業性が、従来のように、プラグにおける先端から離れた部分を把持して、プラグとソケットとを結合させなければならなかったものより、格段によくなる。
【0010】
また、弾性係合片の中間部にストッパを設けるだけでよいので、従来のコネクタに複雑な構成を付加したり、大がかりな加工を施したすることなく、構造が簡単となり、かつ安価に製造することができる。
【0011】
(2) 上記(1)項において、弾性係合片におけるストッパより基端部寄りの外周面に、前記ストッパに当接する直前の摺動筒の先端方向の移動時に、前記摺動筒の先端が摺接して、弾性係合片の先端部を、係止爪が被係止部から離脱する方向にわずかに弾性変形させうるようにした傾斜面を設ける。
【0012】
このような構成によると、摺動筒を把持して、プラグとソケットとを結合させる際に、弾性係合片の先端部が、係止爪が被係止部から離脱する方向にわずかに弾性変形させられるので、係止爪を被係止部に係止させ易くなり、結合作業がさらに楽になる。
【発明の効果】
【0013】
本発明によると、摺動筒を把持した状態でも、プラグとソケットとを円滑に結合させることができるだけでなく、構造が簡単で、安価に製造することができ、しかも、プラグとソケットとの結合作業性をよくした抜け止め付コネクタを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0014】
図1】本発明の抜け止め付コネクタの一実施形態におけるプラグとソケットとを結合する前の状態を、上半部を縦断して示す正面図である。
図2】同じく、プラグとソケットとを結合した状態を、上半部を縦断して示す正面図である。
図3】弾性係合片を備える部材の斜視図である。
図4図2のIV部の拡大断面図である。
図5】移動範囲規制手段の変形例を示す要部の拡大縦断正面図である。
図6】弾性係合片の変形例を示す要部の拡大縦断正面図である。
図7】従来の抜け止め付コネクタのプラグとソケットとを結合する前の状態を、上半部を縦断して示す正面図である。
図8】同じく、プラグとソケットとを結合した状態を、上半部を縦断して示す正面図である。
図9】従来の弾性係合片を備える部材の斜視図である。
図10】従来の抜け止め付コネクタにおいて、プラグとソケットとを結合する際の状態を示す要部の拡大縦断正面図である。
【発明を実施するための形態】
【0015】
以下、本発明の抜け止め付コネクタの一実施形態を、図1図4に基づいて説明する。なお、図7図10に示す従来の抜け止め付コネクタにおけるのと同一または類似の部材には、同一の符号をもって図示するに止め、それらについての共通する説明は省略する。
【0016】
ケーブル1の一端に設けられたプラグ2は、先端に円柱状の嵌合凸部4が形成された本体10と、この本体10における嵌合凸部4より基端(図1における右方の端部)寄りの外周部に取り付けられた、図3に示すようなほぼ円筒状の抜止め部材11と、本体10の中間部と抜止め部材11の一部との外周に、軸線方向および回転方向に摺動自在に外嵌された摺動筒9とからなっている。
【0017】
本体10の嵌合凸部4の先端面には、ソケット3に設けた複数のピン12がそれぞれ嵌合するようにした複数の受孔13が設けられ、各受孔13には、図示は省略したが、ケーブル1内の複数の導線がそれぞれ接続されている。
【0018】
抜止め部材11は、図3に示すように、本体10の中間部の外周に外嵌され、かつ固着された円筒部11aと、この円筒部11aに基端部が連設され、かつ相互間にすり割り状のスリット14を設けることにより、ほぼ4分の1円弧状とした4個の弾性係合片6とからなっている。
【0019】
各弾性係合片6の先端には、先端から基端に向かって外向きに傾斜する傾斜面7aを有する係止爪7が設けられている。
各弾性係合片6における係止爪7から基端に向かう外周には、プラグ2とソケット3との結合時に、ソケット3の被係止部8が嵌合しうるようにした凹部15、摺動筒9の先端が当接するようにした凸部16、摺動筒9の先端部が嵌合しうるようにした凹部17、および基端に向かって外向きに傾斜する傾斜面6aを有する隆起部18が、順次設けられている。
【0020】
凸部16は、摺動筒9の先端が当接するストッパをなし、さらには、摺動筒9の先端が当接することにより、摺動筒9の先端方向への移動範囲を、係止爪7が被係止部8に係脱する際のソケット3の先端の到達位置(図4に示す)に達しないように制限する移動範囲規制手段をなしている。
【0021】
摺動筒9の押動部9aは、先端に向かって漸次縮径するテーパ筒状をなし、摺動筒9を、図4に示す状態から、本体10に対して図4の右方に移動させると、押動部9aの内面に形成されたテーパ孔状の傾斜面9bが、弾性係合片6の傾斜面6aに摺接して、弾性係合片6を、係止爪7が被係止部8から離脱する求心方向に弾性変形させるようになっている。
【0022】
本体10の外周面における弾性係合片6の内面に対向する部分には、弾性係合片6の求心方向の弾性変形を許容するための、先端に向かって漸次縮径するテーパ状の縮径部19が形成されている。
【0023】
摺動筒9の外周面、それより基端寄りの本体10の外周面、およびソケット3の外周面には、それらの部分の把持を確実にし、かつ滑り止めするための環状の凹凸9c、10a、3aが、それぞれ設けられている。これらの凹凸9c、10a、3aは、ローレットまたはその他の滑り止め処理とすることもある。
【0024】
ソケット3は、プラグ2との対向面に嵌合凹部5が形成された有底円筒状をなし、その底部に相当する基端壁3bに、軸線方向を向く上述した複数のピン12が貫設されている。
基端壁3bより外部に突出する各ピン12の外端部は、ケーブル1に接続しようとする他のケーブルまたは電子機器等の導線(図示略)を接続するための端子をなしている。
【0025】
図1に示すように、互いに分離したプラグ2とソケット3とを結合するには、例えば右手で、摺動筒9の外周面、特に凹凸9cのある部分を把持して、プラグ2全体およびケーブル1の端部を支持し、かつ左手で、ソケット3の外周面、特に凹凸3aのある部分を把持して、ソケット3を支持し、ソケット3の嵌合凹部5を、プラグ2の嵌合凸部4に外嵌させる。
【0026】
このとき、摺動筒9の先端は、各弾性係合片6に設けたストッパである突部16に当接し、そこから弾性係合片6の先端側に移動することはないので、ソケット3の被係止部8が各弾性係合片6の係止爪7に係合する前に、摺動筒9の先端がソケット3の先端に当接して、上記の係合を妨げるということはなくなり、弾性係合片6の係止爪7を被係止部8に円滑に係合させることができる。
【0027】
また、プラグ2とソケット3の先端に近い部分を左右の手の指で把持して、それらを結合させることができるので、プラグ2とソケット3の先端同士の位置決めが容易であり、結合時の作業性が、従来のように、プラグ2における先端から離れた部分を把持して、プラグ2とソケット3とを結合させなければならなかったものより、格段によくなる。
【0028】
図5は、移動範囲規制手段の変形例を示す。なお、図1図4に示す本発明の実施形態におけるのと同一または類似の部材には、同一の符号を付して図示するに止め、それらについての詳細な説明は省略する(図6に示す変形例においても同様とする)。
【0029】
この変形例においては、図4に示す実施形態における凸部16を省略して、凹部15と凹部17とを連続させたような凹部20を、各弾性係合片6の外周面に形成し、それに代えて、摺動筒9の内面に設けた環状突条21を、プラグ2の外周面に設けた環状溝22に嵌合させて、摺動筒9の軸線方向の移動範囲を制限するようにしてある。
【0030】
すなわち、環状溝22の軸線方向の幅を、環状突条21の軸線方向の幅より大とするとともに、図5(a)に示すように、環状突条21が、環状溝22におけるプラグ2の先端寄りの端面に当接したとき、摺動筒9の先端が、凹部20の軸線方向の中間位置で停止させられ、摺動筒9の先端より各弾性係合片6の先端側に、図5(b)に示すように、ソケット3をプラグ2に結合させる際に、係止爪7が被係止部8に係脱するのを許容する空所が形成されるようにしてある。
【0031】
また、図5(c)に示すように、摺動筒9をプラグ2の先端から離れるように、軸線方向に移動させて、押動部9aにより、各弾性係合片6の傾斜面6aを求心方向に押動して、各弾性係合片6の先端部を、係止爪7がソケット3の被係止部8から離れるように弾性変形させることができ、そのときの摺動筒9の軸線方向の移動を、環状突条21が環状溝22内において軸線方向に移動することによって許容しうるようにしてある。
【0032】
このように、摺動筒9の先端方向への移動範囲を、係止爪7が被係止部8に係脱する際のソケット3の先端の到達位置に達しないように制限する移動範囲規制手段を、摺動筒9の内面に設けた環状突条21と、それが嵌合するようにプラグ2の外周面に設けた環状溝22とによって構成することもできる。
【0033】
図6は、弾性係合片の変形例を示す。
この変形例においては、図4に示す実施形態の各弾性係合片6におけるストッパをなす凸部16より基端部寄りの外周面に、凸部16に当接する直前の摺動筒9の先端方向の移動時に、摺動筒9の先端が摺接して、各弾性係合片6の先端部を、係止爪7がソケット3の被係止部8から離脱する方向、すなわち求心方向にわずかに弾性変形させうるようにした傾斜面23を設けてある。
【0034】
このような構成によると、摺動筒9を把持して、プラグ2とソケット3とを結合させる際に、弾性係合片6の先端部が、係止爪7が被係止部8から離脱する方向にわずかに弾性変形させられるので、係止爪7を被係止部8に係止させ易くなり、結合作業がさらに楽になる。
【0035】
本発明は、上記実施形態および変形例のみに限定されるものではなく、例えば、次のような変形した態様での実施が可能である。
(1) 係止爪7を備える弾性係合片6、および摺動筒9をソケット3に設け、被係止部8をプラグ2に設ける。
(2) ピン12をプラグ2に設け、それが嵌合される受孔13をソケット3に設ける。
(3) プラグ2とソケット3のいずれか一方を、電子機器のパネルに装着し、かつ他方をケーブル1に接続する。
ソケット3を電子機器のパネルに装着した場合には、プラグ2の先端に近い部分を把持して接続操作ができるので、ソケット3とプラグ2の位置決めを容易に行うことができる。
(4) 嵌合凸部4と嵌合凹部5とを、円形以外の形状、例えば直方形その他の形状とする。
【符号の説明】
【0036】
1 ケーブル
2 プラグ
3 ソケット
3a凹凸
3b基端壁
4 嵌合凸部
5 嵌合凹部
6 弾性係合片
6a傾斜面
7 係止爪
7a傾斜面
8 被係止部
9 摺動筒
9a押動部
9b傾斜面
9c凹凸
10 本体
10a凹凸
11 抜止め部材
11a円筒部
12 ピン
13 受孔
14 スリット
15 凹部
16 凸部(ストッパ、移動範囲規制手段)
17 凹部
18 隆起部
19 縮径部
20 凹部
21 環状突条
22 環状溝
23 傾斜面
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10