(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6240131
(24)【登録日】2017年11月10日
(45)【発行日】2017年11月29日
(54)【発明の名称】容器のための閉鎖システム及び関連する容器及び実現のための方法
(51)【国際特許分類】
B29C 69/00 20060101AFI20171120BHJP
B65D 1/00 20060101ALI20171120BHJP
B67C 7/00 20060101ALI20171120BHJP
B65D 41/04 20060101ALI20171120BHJP
【FI】
B29C69/00
B65D1/00 120
B67C7/00
B65D41/04 100
【請求項の数】4
【外国語出願】
【全頁数】10
(21)【出願番号】特願2015-182050(P2015-182050)
(22)【出願日】2015年9月15日
(65)【公開番号】特開2016-60208(P2016-60208A)
(43)【公開日】2016年4月25日
【審査請求日】2016年4月18日
(31)【優先権主張番号】VI2014A000237
(32)【優先日】2014年9月16日
(33)【優先権主張国】IT
(73)【特許権者】
【識別番号】511300455
【氏名又は名称】ブレヴェッティ・アンジェラ・エッセ・エッレ・エッレ
(74)【代理人】
【識別番号】110000855
【氏名又は名称】特許業務法人浅村特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】ロベルト コンソラロ
【審査官】
大塚 徹
(56)【参考文献】
【文献】
特開平08−058815(JP,A)
【文献】
特開昭58−073537(JP,A)
【文献】
特開昭61−266214(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B29C 49/00 − 49/40
B29C 69/00
B65D 1/00
B65D 41/04
B67C 7/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
閉鎖システム(C)を有する容器(10)を実現するための方法であって、前記閉鎖システム(C)は、容器の閉鎖されるべき開口部(3)のうちの1つに対応して、前記容器(10)と一体化して密閉可能な閉鎖要素(1)と、前記容器(10)と前記閉鎖要素(1)との間の優先的な分離ゾーン(11)とを備え、前記閉鎖システム(C)は、第1のブロッキング位置から第2のブロッキング解除位置への前記閉鎖要素(1)の動作を案内し、制御するための第1の案内及び/又は結合手段(A、12、13)を備えることを特徴とし、前記第1のブロッキング位置では、前記閉鎖要素(1)は、前記容器(10)と一体化されており、前記第2のブロッキング解除位置では、前記閉鎖要素(1)は、前記優先的な分離ゾーン(11)に対応して前記容器(10)から分離されており、前記容器(10)を実現するための方法は、
− プラスチック材料の管を前記プラスチック材料の融解温度で押し出すステップと、
− 形成用の2つの半分体を備える型に前記管を挿入するステップと、
− 前記容器の中空体を形成するために、前記容器の底部となる前記管の第1の部分を閉鎖するステップと、
− 前記容器の第2の部分又は上部をブローするステップと、
− 前記容器の中のブロー空気を排出するステップと、
− 前記容器(10)の閉鎖されるべき前記開口部(3)に対応して、前記容器(10)内に挿入部(12)を挿入するステップと、
− 前記容器の第2の部分又は上部を閉鎖するステップと、
を提供し、
前記案内及び/又は結合手段は、前記挿入部(12)上に配置された第1のねじ部(13)を備え、定められた直径を有しており、前記容器の第2の部分又は上部を閉鎖するステップにおいて、前記第1のねじ部(13)は、カウンタモールドとして機能して、前記閉鎖要素(1)上の第2のねじ部(4)を形成するのに適していることを特徴とする、
容器(10)を実現するための方法。
【請求項2】
前記容器(10)の中のブロー空気を排出する前記ステップの後で、且つ、前記容器(10)の第2の部分又は上部を閉鎖する前記ステップの前に、前記容器(10)内に内容物を充填するステップを提供することを特徴とする、請求項1に記載の、容器(10)を実現するための方法。
【請求項3】
プラスチック材料を前記プラスチック材料の融解温度で前記挿入部(12)と前記型との間に加えて、前記閉鎖要素(1)を成型するためのカウンタモールドとして、前記挿入部(12)の前記第1のねじ部(13)が使用され、前記第1のねじ部(13)に対応する第2のねじ部(4)を前記閉鎖要素(1)上に実現するようになっていることを特徴とする、請求項1に記載の、容器(10)を実現するための方法。
【請求項4】
前記容器(10)内に内容物を充填する前記ステップの前に、前記容器(10)内に挿入部(12)を挿入するステップを提供することを特徴とする、請求項2又は3に記載の、容器(10)を実現するための方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、容器のための閉鎖システムに関する。
【0002】
詳細には、本発明は、気密的に密封される容器のための閉鎖システムに関する。
【背景技術】
【0003】
ブロー・フィル・シール(BLOW FILL SEAL)又はBFSと名付けられた、気密容器を製造するための方法が知られており、容器を形成し(ブロー)、容器を充填し(フィル)、密封によって容器を気密的に閉鎖する(シール)ステップを含む。この方法によれば、最初に、容器の本体が形成され、その後、所望の液体又は固体充填により満たされ(又は充填され)、その後、密封される。
【0004】
密閉閉鎖(又はシール:シール・ステップ)は、容器の中空体に接続され、より薄い部分を有する領域を用いて簡単な破壊により取り除かれ得るキャップ又は他の閉鎖要素を形成して発生する。
【0005】
一例として、上端を有する本体と、本体の上端において本体と一体化された首部と、首部の内部に固定される予め形成された閉鎖挿入部と、首部と一体化されており、首部から取り外し可能なオーバーキャップとを備える、米国特許第5740931号の明細書において説明されるもののような例として、プレフィルド型シリンジが知られている。
【0006】
特に、閉鎖挿入部は、互いに均一に間隔を置いて軸方向に並んだリブによって定義される粗い外周面と、それを通じて定義される軸方向に伸長する通路とを有するのに対して、オーバーキャップは、オーバーキャップと首部分との接続部においてオーバーキャップを囲む周辺の壊れやすいウェブを有しており、オーバーキャップは、熱可塑性材料が粗い外周面と緊密に接触し、前記リブ間の間隔が熱可塑性材料によって充填されるようにして実現される。
【0007】
容器の軸に平行な、そのようなリブの目的は、中空体とキャップとの間の接触部分を増加させて、相互回転を阻止することである。
【0008】
気密閉鎖体の一種は、既知のものであることが可能であり、それは、使用の瞬間まで中身が無菌のままとなるように、挿入部と閉鎖首部とを保護するために適用されるべきキャップを備え、開封が迅速且つ簡単に発生するように、切り欠きによって定義される破壊点を有する。
【0009】
そのような気密閉鎖体は、ユーザが容器内の液体を利用し得るように、ユーザによって簡単に開封可能であるという利点を有する。
【0010】
それでもなお、前記気密閉鎖体は、輸送中の衝撃に殆ど耐えられないという欠点を有する。したがって、前記気密閉鎖体は、衝突又は不注意なユーザによる急な動作が理由で、偶然に開封してしまう危険性を有する。
【0011】
さらに、前記既知の閉鎖システムの別の欠点は、閉鎖システムが勝手に、つまり、短期間に一度だけ力を作用させることで、開封されてしまうことである。これは、おそらくは容器が垂直軸に対して傾斜している間に、容器をあまりにも迅速に開封してしまう可能性を含み、中身がその使用に先立って周囲へ解放されてしまうという危険性を伴う。さらに、開封に必要とされる力は、破壊されるべき領域の厚さに応じて変化し得る。
【0012】
代替案として、容器を開封するために急な動作を実行することにより、容器の中身の物理化学的性質を損なわないように分離され、気密的に閉鎖されていた容器の中身が、前記動作が原因の空気置換によって伝えられる外部物質によって汚染され得るということが起こることがある。このように、容器内に中身を挿入し、気密的に閉鎖する方法は、無駄になり、極めて面倒である。
【0013】
物質を収容及び保護することを可能にする容器であって、ユーザによって簡単に開封されるが、それと同時に、開封の瞬間においても外部汚染の危険に対する安全性を保護する容器への必要が依然として存在する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0014】
【特許文献1】米国特許第5740931号
【特許文献2】国際公開第2007007178号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0015】
そこで、本発明の主な目的は、既知の技術の上述された欠点を克服し、上記に挙げられる要件を満たす容器のための閉鎖システムを提供することである。
【0016】
特に、本発明の目的は、気密性及び開封の簡単さを保証するが、それと同時に、容器の偶発的な開封を回避する、容器のための閉鎖システムを実現することである。
【課題を解決するための手段】
【0017】
この課題、並びに、これらの目的及び他の目的は、下記で明らかになることとなり、それらは、添付の独立項に係る閉鎖システム及び前記システムを備える容器によって達成され、これらに対する言及は充分に行われる。
【0018】
本発明に係るシステムの閉鎖及びその容器の詳細の特徴は、従属項において述べられており、これらに対する言及は充分に行われる。
【0019】
有利には、本発明の閉鎖システムは、当該閉鎖システムが適用される容器を、特に、容器の取り扱い中及び輸送中に、中身を漏出又は汚染から保護して、より安全なものとする。
【0020】
本発明のさらなる利点は、本容器が既知の容器よりも簡単に開封されるという点にある。
【0021】
そこで、本発明の主な主題は、容器のための閉鎖システムであり、閉鎖システムは、容器の閉鎖されるべき開口部のうちの1つに対応して、容器と一体化して密閉可能なキャップ又は閉鎖要素と、容器と閉鎖要素との間の優先的な(preferential)分離ゾーンとを備える。本発明によれば、閉鎖システムは、第1のブロッキング位置からの閉鎖要素の動作を案内し、制御するための第1の案内及び/又は結合手段を備え、閉鎖要素は、第2のブロッキング解除位置まで容器と一体化されており、閉鎖要素は、優先的な分離ゾーンに対応して前記容器から離れる。
【0022】
本発明によれば、第1の案内及び/又は結合手段は、容器の閉鎖されるべき開口部に対応して移動可能であり、定められた直径及び第1のねじ部が提供される挿入部を備え、挿入部は、第1のねじ部に対応する、閉鎖要素上の相手ねじ部を形成する。
【0023】
本発明によれば常に、挿入部は、異なる外形、例えば、円錐状の外形又は円筒状の外形を有し得る。
【0024】
また、本発明によれば、挿入部は、挿入部の直径よりも大きい直径を有する端部要素を有し得る。
【0025】
さらに、本発明によれば、容器と閉鎖要素との間の優先的な分離ゾーンは、機械的な弱体化(weakening)の領域を備える。
【0026】
有利には、前記機械的な弱体化又は切り欠きは、既知のシステムよりも大きくなり得る。なぜならば、分離は、案内される動作と共にのみ発生し得るからである。
【0027】
特に、切り欠きが分離領域の完全な切れ目に対応するとしても、キャップは、いずれにせよ中空体に固定されるであろう。
【0028】
言い換えれば、閉鎖システムの開封は、より簡単に起こり得るが、それと同時に、当該開封は、非意図的には起こり得ない。
【0029】
本発明の別の主題は、容器を実現するための方法であって、案内及び/又は結合手段が、挿入部上に配置される第1のねじ部を備え、挿入部は、容器の閉鎖されるべき開口部に対応して移動可能であり、定められた直径と、この方法の間にカウンタモールドとして閉鎖要素の第2のねじ部を形成するねじ部とを提供されており、閉鎖要素を開封後に再封鎖可能なキャップとする。
【0030】
好適には、本発明によれば、
− プラスチック材料の管を当該プラスチック材料の融解温度で押し出すステップと、
− 形成用の2つの半分体を備える型に管を挿入するステップと、
− 容器の中空体を形成するため、及びねじ部を形成するために、容器の底部となる管の第1の部分を閉鎖するステップと、
− 容器の第2の部分又は上部をブローし(blowing)、閉鎖するステップと
が提供される。
【0031】
本発明によれば、容器の排出のステップの後で、且つ、容器の閉鎖のステップの前に、容器を充填するステップを提供することが可能である。
【0032】
さらに、本発明によれば、容器の第2の部分又は上部を閉鎖するステップの前に、
− 容器の閉鎖されるべき前記開口部に対応して移動可能であり、定められた直径及び第1のねじ部が提供される挿入部を挿入するステップと、
− 第1のねじ部に対応する、容器の内側部分上に相手ねじ部を実現するステップと
が発生し得る。
【0033】
本発明によれば常に、挿入部は、ねじ部を熱形成するために、即ち、挿入部と型との間で融解されたプラスチック材料を成型するためのカウンタモールドとして使用され、第1のねじ部に対応する第2のねじ部を閉鎖要素上に実現するようになっている。
【0034】
また、本発明によれば、容器を充填するステップの前に容器内に挿入部を挿入するステップを行い得る。
【0035】
本発明のさらなる特徴及び利点は、添付の図面の表の助けを得て、指摘の目的であって非限定的な目的のために例示される、本発明に係る閉鎖システム及び関連する容器の、好適であるが排他的ではない実施例の説明から、より明らかとなるであろう。
【図面の簡単な説明】
【0036】
【
図1】本発明の容器の第1の実施例の正面図である。
【
図2A】キャップなしの、
図1の容器の正面図である。
【
図3】本発明の閉鎖システムの第1の実施例が示される、
図1の詳細断面図である。
【
図5】容器の下部を保護するための例としてキャップが配置される、
図1の容器の縦断面図である。
【
図6】充填の前に挿入部が適用された、本発明の容器の第2の実施例の詳細の断面図である。
【
図7】
図6の容器に挿入部を挿入するステップを示す図である。
【
図8】
図6の容器において蓋上のねじ部の成型により上部型を閉鎖するステップを示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0037】
添付の図面に関して、参照番号10により示される、本発明の容器は、その第1の実施例において、医療デバイス又は容器であるものとして示される。
【0038】
図面の容器10は、中空体2を閉鎖/保護するための閉鎖要素1を備え、中空体2は、液体又は医薬により充填され得る。
【0039】
図1には、閉鎖された容器10が示されており、閉鎖要素1は、狭窄部又は切り欠きを提供する閉鎖システムCを用いて、閉鎖要素1の第1の端部3に対応して、中空体2に依然として取り付けられたままであり、狭窄部又は切り欠きは、閉鎖の安全性を損なわないように既知のシステムに存在する困難さなしに、ユーザが中空体2から閉鎖要素1を切り離すことができるように、閉鎖要素1の本体の機械的強度を弱め、又は、本体2が閉鎖要素1から分離されるまで切り欠きを入れる。
【0040】
図1から
図5の実施例において、容器10は、閉鎖要素1に存在する内部ねじ部4に対応する第1のねじ部Aを有する、中空体の第2の端部6を有する。
【0041】
このように、閉鎖要素1を中空体2から切り離すと、閉鎖要素1は、再び使用され得る。一例として、閉鎖要素1を、同じ中空体2の第2の端部6のための保護要素として使用することが可能である。
【0042】
特に、いずれの場合でも、
図6及び
図7に示される実施例においても、閉鎖要素1は、最初は、挿入部12を保護するために使用され、操作することが適切でない時に挿入部12がユーザによって操作され得ないように、又は、挿入部12が輸送中に非意図的に衝突して、中空体2を充填している液体を漏出させることがないようになっている。
【0043】
その後、閉鎖要素1は、例えば、開封された中空体の中身のための保護要素として機能する(
図1及び
図2)。
【0044】
図2Aを参照すると、容器10の内部構造1を見ることができ、閉鎖システムCが、切り欠き11及び挿入部12を有し、第3のねじ部13も有しており、第3のねじ部13は、閉鎖要素1の中に設けられたねじ部4に対応する。
【0045】
図3及び
図7においてより良く見られるように、内壁3におけるねじ部4は、製造中に実現され、第3のねじ部13の溝Fに対応する外形を閉鎖要素1の中に形成することを可能にし、容器10の2つの構成要素、即ち、閉鎖要素1と中空体2とが、ねじ部13の方向に従ってねじること又は緩めることによって互いに離れることができるようになっている。有利には、挿入部12又はブッシュは、切り欠き11の領域又は薄肉部分(thinning)を強化し、輸送中の衝突又はユーザの誤った動作が原因で生じる偶発的な破壊を防止する。言い換えれば、本発明の閉鎖システムCは、切り欠き11の領域における挿入部12の溝Fのおかげで、偶発的な開封を防止することができる。
【0046】
上記で言及された
図1から
図5の好適な実施例において、閉鎖要素1は、中空体の第2の端部6にも再螺合され得る。
図3には、挿入部12の詳細が示されており、ねじ部13の溝Fを見ることができる。好適には、挿入部12の外形Bは、円錐状である。これは、有利には、容器10の開封をより簡単にする。さらに、挿入部12は、挿入部12の残りの体積(volume)の直径よりも大きい直径を有する端部要素Hを有し、外形Bに沿ってオーバーハングGを形成する。これは、有利には、再閉鎖のステップにおいて、閉鎖要素1の係合をより簡単にする(
図3)。
【0047】
挿入部12のねじ部13は、本出願人による、BFS(Blow−Fill−Seal)と名付けられた、国際公開第2007007178号の既知の方法の追加ステップとしてキャップ上にねじ部を成形することによっても実現され得る。
【0048】
特に、BFS技術は、プラスチック材料の管を高温(同じプラスチック材料の融解温度)で押し出し、その管を形成用の2つの半分体を備える型に挿入することに、本質的なことが存在する。容器の底部となる、管の第1の部分は、容器の中空体を形成するために閉鎖されるのに対して、容器の上部となる、管の第2の部分は、方法の後続のステップを完了することを可能にするために開いたままである。有利には、そのような後続のステップは、数秒間だけ続き、プラスチック材料がその融解温度より冷却されることを防止する。
【0049】
BFS方法の後続の標準的なステップは、容器の第2の部分又は頭部(上部)のブロー、排出、充填、及び閉鎖を含む。
【0050】
本発明によれば、閉鎖の前に、閉鎖点に対応して挿入部12を挿入することが、部分的に中空体の内部で発生する。容器の第2の部分又は上部は、形成用の2つの半分体になっている別の型により閉鎖される。
【0051】
有利には、内部に配置される挿入部12は、融解されたプラスチック材料8を挿入部12と型との間で成型するためのカウンタモールドとして使用される。
【0052】
本発明の方法の主な目的は、容器10の上部又は閉鎖要素1を形成する間に、挿入部12のねじ部を使用して、ねじ部4を形成することである。
【0053】
変更された方法は、点眼薬用の容器などの、外部物質と接触すると腐敗しやすい材料の容器だけでなく、食品の容器においても、必要な内部キャップを排除することも可能にする。例えば、これは、容器が大量の物質を含み、その物質が、点眼薬の場合のように、単回で消費されるべきではないが、当該物質を長期間使用することを必要とする場合に生じる。ユーザは、閉鎖要素Cの周りにねじる力を加えて、本発明の容器10を初めて開封することができる。回転動作は、ねじ部13の溝Fによって案内され、閉鎖要素1が中空体2から離れるようになっている。同じねじ部13は、閉鎖要素1を中空体2に再螺合して容器10を閉鎖したい場合には、結合要素としても機能する。
【0054】
さらに、全ての上記詳細は、他の技術的に同等な要素により置換され得る。
【0055】
実際には、使用される材料、並びに付随する形状及び寸法は、付随する要件及び技術水準に応じて変化し得る。下記の請求項における構造特性及び記載された技術の後に、参照符号又は参照番号が続く場合、そのような参照符号又は参照番号は、当該請求項の理解度を向上させる目的のために添えられているに過ぎず、結果として、参照符号又は参照番号は、そのような参照符号又は参照番号によって、あくまでも例として識別された任意の要素の解釈に対する如何なる限定も構成しない。
【符号の説明】
【0056】
1 閉鎖要素
2 中空体
3 第1の端部
4 ねじ部
6 第2の端部
8 プラスチック材料
10 容器
11 切り欠き
12 挿入部
13 第3のねじ部
A 第1のねじ部
B 外形
C 閉鎖システム
F 溝
G オーバーハング
H 端部要素