特許第6240758号(P6240758)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6240758
(24)【登録日】2017年11月10日
(45)【発行日】2017年11月29日
(54)【発明の名称】WIFIリスト表示方法及び装置
(51)【国際特許分類】
   H04W 8/22 20090101AFI20171120BHJP
   H04W 84/12 20090101ALI20171120BHJP
   H04W 88/02 20090101ALI20171120BHJP
【FI】
   H04W8/22
   H04W84/12
   H04W88/02 110
【請求項の数】14
【全頁数】27
(21)【出願番号】特願2016-522108(P2016-522108)
(86)(22)【出願日】2015年8月31日
(65)【公表番号】特表2017-516322(P2017-516322A)
(43)【公表日】2017年6月15日
(86)【国際出願番号】CN2015088684
(87)【国際公開番号】WO2016138751
(87)【国際公開日】20160909
【審査請求日】2016年4月14日
(31)【優先権主張番号】201510097050.0
(32)【優先日】2015年3月4日
(33)【優先権主張国】CN
(73)【特許権者】
【識別番号】513224180
【氏名又は名称】小米科技有限責任公司
【氏名又は名称原語表記】Xiaomi Inc.
(74)【代理人】
【識別番号】100074332
【弁理士】
【氏名又は名称】藤本 昇
(74)【代理人】
【識別番号】100114432
【弁理士】
【氏名又は名称】中谷 寛昭
(74)【代理人】
【識別番号】100171310
【弁理士】
【氏名又は名称】日東 伸二
(72)【発明者】
【氏名】レン,チアオ
(72)【発明者】
【氏名】ホウ,エンシン
(72)【発明者】
【氏名】ガオ,ズグアン
【審査官】 青木 健
(56)【参考文献】
【文献】 特開2012−190130(JP,A)
【文献】 特開2007−088727(JP,A)
【文献】 特開2014−241487(JP,A)
【文献】 特開2014−179719(JP,A)
【文献】 特表2013−530629(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H04B 7/24− 7/26
H04W 4/00−99/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
端末がWIFIスマートデバイスによりサポートされているWIFIタイプを取得するステップと、
前記端末が前記WIFIスマートデバイスによりサポートされている前記WIFIタイプに基づいて、前記WIFIスマートデバイスによりアクセスされようとしているWIFIネットワークを、アクセス可能な群及びアクセス不可能な群の少なくとも2つに分類するステップと、
前記端末が分類された前記WIFIネットワークをWIFIリスト中に表示するステップと
を含む、端末適用のWIFIリスト表示方法。
【請求項2】
WIFIスマートデバイスによりサポートされているWIFIタイプを取得する前記ステップが、
前記WIFIスマートデバイスより送信されたブロードキャストメッセージを受信するステップであって、前記ブロードキャストメッセージが、前記WIFIスマートデバイスが起動した時に前記WIFIスマートデバイスから送信され、前記ブロードキャストメッセージが、前記WIFIスマートデバイスによりサポートされている前記WIFIタイプ又は前記WIFIスマートデバイスによりサポートされていない前記WIFIタイプを伴っているステップと、
前記WIFIスマートデバイスによりサポートされている前記WIFIタイプ又は前記WIFIスマートデバイスによりサポートされていない前記WIFIタイプをローカルに保存するステップと
を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
WIFIスマートデバイスによりサポートされているWIFIタイプを取得する前記ステップが、
前記WIFIスマートデバイスに問い合わせメッセージをブロードキャストするステップであって、前記問い合わせメッセージが、前記WIFIスマートデバイスによりサポートされている前記WIFIタイプを問い合わせるように構成されるステップと、
前記問い合わせメッセージに応答して前記WIFIスマートデバイスにより返信された問い合わせ結果を受信するステップであって、前記問い合わせ結果が、前記WIFIスマートデバイスによりサポートされている前記WIFIタイプ又は前記WIFIスマートデバイスによりサポートされていない前記WIFIタイプを含んでいるステップと
を含む、請求項1又は2に記載の方法。
【請求項4】
前記WIFIスマートデバイスによりサポートされている前記WIFIタイプに基づいて、前記WIFIスマートデバイスによりアクセスされようとしているWIFIネットワークを、アクセス可能な群及びアクセス不可能な群の少なくとも2つに分類する前記ステップが、
周囲のWIFIネットワークを走査して、前記周囲のWIFIネットワークのタイプを取得するステップと、
前記周囲のWIFIネットワークの前記タイプを、ローカルに保存され、前記WIFIスマートデバイスによりサポートされている前記WIFIタイプ、又は、ローカルに保存され、前記WIFIスマートデバイスによりサポートされていない前記WIFIタイプとマッチングさせるステップと、
WIFIネットワークの前記タイプが、前記WIFIスマートデバイスによりサポートされている前記WIFIタイプとマッチする場合、該WIFIネットワークを、前記WIFIスマートデバイスにとってアクセス可能なWIFIネットワークとして分類するステップと、
WIFIネットワークの前記タイプが、前記WIFIスマートデバイスによりサポートされている前記WIFIタイプとマッチしない場合、又は、前記WIFIスマートデバイスによりサポートされていない前記WIFIタイプとマッチする場合、該WIFIネットワークを、前記WIFIスマートデバイスにとってアクセス不可能なWIFIネットワークとして分類するステップと
を含む、請求項1〜3のいずれか1項に記載の方法。
【請求項5】
前記方法が、さらに、
前記WIFIリスト中において、前記WIFIスマートデバイスにとってアクセス可能な前記WIFIネットワークを、アクセス可能であると標識するステップ、又は、
前記WIFIリスト中において、前記WIFIスマートデバイスにとってアクセス可能な前記WIFIネットワークの名前を強調表示するステップ
を含む、請求項4に記載の方法。
【請求項6】
分類された前記WIFIネットワークを前記WIFIリスト中に表示する前記ステップが、
前記WIFIリスト中において、アクセス可能であると標識された又は名前が強調表示された前記WIFIネットワークを、前記WIFIリストの開始位置から所定の配列方式に従って順次表示するステップ
を含む、請求項5に記載の方法。
【請求項7】
WIFIスマートデバイスによりサポートされているWIFIタイプを取得するように構成された取得モジュールと、
前記WIFIスマートデバイスによりサポートされている前記WIFIタイプに基づいて、前記WIFIスマートデバイスによりアクセスされようとしているWIFIネットワークを、アクセス可能な群及びアクセス不可能な群の少なくとも2つに分類するように構成された分類モジュールと、
分類された前記WIFIネットワークをWIFIリスト中に表示するように構成された表示モジュールと
を含む、端末に備えられるWIFIリスト表示装置。
【請求項8】
前記取得モジュールが、
前記WIFIスマートデバイスより送信されたブロードキャストメッセージを受信するように構成された第1受信サブモジュールであって、前記ブロードキャストメッセージが、前記WIFIスマートデバイスが起動した時に前記WIFIスマートデバイスから送信され、前記ブロードキャストメッセージが、前記WIFIスマートデバイスによりサポートされている前記WIFIタイプ又は前記WIFIスマートデバイスによりサポートされていない前記WIFIタイプを伴っている、第1受信サブモジュールと、
前記WIFIスマートデバイスによりサポートされている前記WIFIタイプ又は前記WIFIスマートデバイスによりサポートされていない前記WIFIタイプをローカルに保存するように構成された保存サブモジュールと
を含む、請求項7に記載の装置。
【請求項9】
前記取得モジュールが、
前記WIFIスマートデバイスに問い合わせメッセージをブロードキャストするように構成されたブロードキャストサブモジュールであって、前記問い合わせメッセージが、前記WIFIスマートデバイスによりサポートされている前記WIFIタイプを問い合わせるように構成されたブロードキャストサブモジュールと、
前記問い合わせメッセージに応答して前記WIFIスマートデバイスにより返信された問い合わせ結果を受信するように構成された第2受信サブモジュールであって、前記問い合わせ結果が、前記WIFIスマートデバイスによりサポートされている前記WIFIタイプ又は前記WIFIスマートデバイスによりサポートされていない前記WIFIタイプを含んでいる、第2受信サブモジュールと
を含む、請求項7又は8に記載の装置。
【請求項10】
前記分類モジュールが、
周囲のWIFIネットワークを走査して、前記周囲のWIFIネットワークのタイプを取得するように構成された走査サブモジュールと、
前記周囲のWIFIネットワークの前記タイプを、ローカルに保存され、前記WIFIスマートデバイスによりサポートされている前記WIFIタイプ、又は、ローカルに保存され、前記WIFIスマートデバイスによりサポートされていない前記WIFIタイプとマッチングさせるように構成されたマッチングサブモジュールと、
WIFIネットワークの前記タイプが、前記WIFIスマートデバイスによりサポートされている前記WIFIタイプとマッチする場合、該WIFIネットワークを、前記WIFIスマートデバイスにとってアクセス可能なWIFIネットワークとして分類するように構成された第1分類サブモジュールと、
WIFIネットワークの前記タイプが、前記WIFIスマートデバイスによりサポートされている前記WIFIタイプとマッチしない場合、又は、前記WIFIスマートデバイスによりサポートされていない前記WIFIタイプとマッチする場合、該WIFIネットワークを、前記WIFIスマートデバイスにとってアクセス不可能なWIFIネットワークとして分類するように構成された第2分類サブモジュールと
を含む、請求項7〜9のいずれか1項に記載の装置。
【請求項11】
前記分類モジュールが、さらに、
前記WIFIリスト中において、前記WIFIスマートデバイスにとってアクセス可能な前記WIFIネットワークを、アクセス可能であると標識するように、又は、前記WIFIリスト中において、前記WIFIスマートデバイスにとってアクセス可能な前記WIFIネットワークの名前を強調表示するように構成された標識サブモジュール
を含む、請求項10に記載の装置。
【請求項12】
前記表示モジュールが、
前記WIFIリスト中において、アクセス可能であると標識された又は名前が強調表示された前記WIFIネットワークを、前記WIFIリストの開始位置から所定の配列方式に従って順次表示するように構成された表示サブモジュール
を含む、請求項11に記載の装置。
【請求項13】
コンピュータ上で動作する際に、請求項1〜6のいずれか1項に記載の端末適用のWIFIリスト表示方法を該コンピュータに実行させるための、コンピュータプログラム。
【請求項14】
コンピュータ読み取り可能記憶媒体であって、該コンピュータ読み取り可能記憶媒体保存された請求項13に記載のコンピュータプログラムを含む、コンピュータ読み取り可能記憶媒体。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本出願は、2015年3月4日に出願された中国特許出願第201510097050.0号に基づくものであると共に、該中国特許出願の優先権を主張するものであり、該中国特許出願の全ての内容が、参照により本出願に組み込まれる。
技術分野
本開示は、概して通信技術分野に関し、特に、WIFIリスト表示方法及び装置に関する。
【背景技術】
【0002】
WIFIスマートデバイスは、通常、ネットワークへのアクセスが成功した後にのみ、ユーザが携帯電話を介して送信した制御命令を受信して、対応する動作を実行することができる。しかしながら、スマートデバイスは、通常、異なるタイプのWIFIスマートチップを使用しており、異なるタイプのWIFIスマートチップは規格が異なるため、サポートするWIFIネットワークが異なる。そのため、WIFIスマートデバイスがWIFIネットワークにアクセス成功できることを保証することが重要である。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
関連技術に存在する問題を克服するため、本開示はWIFIリスト表示方法及び装置を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本開示における実施形態の第一態様によれば、WIFIリスト表示方法が提供され、該方法は、
WIFIスマートデバイスによりサポートされているWIFIタイプを取得するステップと、
上記WIFIスマートデバイスによりサポートされているWIFIタイプに基づいて、上記WIFIスマートデバイスによりアクセスされようとしているWIFIネットワークを、アクセス可能な群及びアクセス不可能な群の少なくとも2つに分類するステップと、
分類されたWIFIネットワークを上記WIFIリスト中に表示するステップと、
を含んでいる。
【0005】
選択的には、WIFIスマートデバイスによりサポートされているWIFIタイプを取得する上記ステップは、
上記WIFIスマートデバイスより送信されたブロードキャストメッセージを受信するステップであって、上記ブロードキャストメッセージが、上記WIFIスマートデバイスが起動した時に上記WIFIスマートデバイスから送信され、上記ブロードキャストメッセージが、上記WIFIスマートデバイスによりサポートされているWIFIタイプ又は上記WIFIスマートデバイスによりサポートされていないWIFIタイプを伴っているステップと、
上記WIFIスマートデバイスによりサポートされているWIFIタイプ又は上記WIFIスマートデバイスによりサポートされていないWIFIタイプをローカルに保存するステップと
を含んでいる。
【0006】
選択的には、WIFIスマートデバイスによりサポートされているWIFIタイプを取得する上記ステップは、
上記WIFIスマートデバイスに問い合わせメッセージをブロードキャストするステップであって、上記問い合わせメッセージが、上記WIFIスマートデバイスによりサポートされているWIFIタイプを問い合わせるように構成されるステップと、
上記問い合わせメッセージに応答して上記WIFIスマートデバイスにより返信された問い合わせ結果を受信するステップであって、上記問い合わせ結果が、上記WIFIスマートデバイスによりサポートされているWIFIタイプ又は上記WIFIスマートデバイスによりサポートされていないWIFIタイプを含んでいるステップと
を含んでいる。
【0007】
選択的には、上記WIFIスマートデバイスによりサポートされているWIFIタイプに基づいて、上記WIFIスマートデバイスによりアクセスされようとしているWIFIネットワークを、アクセス可能な群及びアクセス不可能な群の少なくとも2つに分類する上記ステップは、
周囲のWIFIネットワークを走査して、上記周囲のWIFIネットワークのタイプを取得するステップと、
上記周囲のWIFIネットワークの上記タイプを、ローカルに保存され、上記WIFIスマートデバイスによりサポートされているWIFIタイプ、又は、ローカルに保存され、上記WIFIスマートデバイスによりサポートされていないWIFIタイプとマッチングさせるステップと、
WIFIネットワークの上記タイプが、上記WIFIスマートデバイスによりサポートされているWIFIタイプとマッチする場合、該WIFIネットワークを、上記WIFIスマートデバイスにとってアクセス可能なWIFIネットワークとして分類するステップと、
WIFIネットワークの上記タイプが、上記WIFIスマートデバイスによりサポートされているWIFIタイプとマッチしない場合、又は、上記WIFIスマートデバイスによりサポートされていないWIFIタイプとマッチする場合、該WIFIネットワークを、上記WIFIスマートデバイスにとってアクセス不可能なWIFIネットワークとして分類するステップと
を含んでいる。
【0008】
選択的には、上記方法は、さらに、
上記WIFIリスト中において、上記WIFIスマートデバイスにとってアクセス可能なWIFIネットワークを、アクセス可能であると標識するステップ、又は、
上記WIFIリスト中において、上記WIFIスマートデバイスにとってアクセス可能なWIFIネットワークの名前を強調表示するステップ
を含んでいる。
【0009】
選択的には、分類されたWIFIネットワークを上記WIFIリスト中に表示する上記ステップは、
上記WIFIリスト中において、アクセス可能であると標識された又は名前が強調表示されたWIFIネットワークを、上記WIFIリストの開始位置から所定の配列方式に従って順次表示するステップ
を含んでいる。
【0010】
本開示における実施形態の第二態様によれば、WIFIリスト表示装置が提供され、該装置は、
WIFIスマートデバイスによりサポートされているWIFIタイプを取得するように構成された取得モジュールと、
上記WIFIスマートデバイスによりサポートされているWIFIタイプに基づいて、上記WIFIスマートデバイスによりアクセスされようとしているWIFIネットワークを、アクセス可能な群及びアクセス不可能な群の少なくとも2つに分類するように構成された分類モジュールと、
分類されたWIFIネットワークを上記WIFIリスト中に表示するように構成された表示モジュールと
を含んでいる。
【0011】
選択的には、上記取得モジュールは、
上記WIFIスマートデバイスより送信されたブロードキャストメッセージを受信するように構成され、上記ブロードキャストメッセージが、上記WIFIスマートデバイスが起動した時に上記WIFIスマートデバイスから送信され、上記ブロードキャストメッセージが、上記WIFIスマートデバイスによりサポートされているWIFIタイプ又は上記WIFIスマートデバイスによりサポートされていないWIFIタイプを伴っている、第1受信サブモジュールと、
上記WIFIスマートデバイスによりサポートされているWIFIタイプ又はサポートされていないWIFIタイプをローカルに保存するように構成された保存サブモジュールと
を含んでいる。
【0012】
選択的には、上記取得モジュールは、
上記WIFIスマートデバイスに問い合わせメッセージをブロードキャストするように構成され、上記問い合わせメッセージが、上記WIFIスマートデバイスによりサポートされているWIFIタイプを問い合わせるように構成されたブロードキャストサブモジュールと、
上記問い合わせメッセージに応答して上記WIFIスマートデバイスにより返信された問い合わせ結果を受信するように構成され、上記問い合わせ結果が、上記WIFIスマートデバイスによりサポートされているWIFIタイプ又は上記WIFIスマートデバイスによりサポートされていないWIFIタイプを含んでいる、第2受信サブモジュールと
を含んでいる。
【0013】
選択的には、上記分類モジュールは、
周囲のWIFIネットワークを走査して、上記周囲のWIFIネットワークのタイプを取得するように構成された走査サブモジュールと、
上記周囲のWIFIネットワークの上記タイプを、ローカルに保存され、上記WIFIスマートデバイスによりサポートされているWIFIタイプ、又は、ローカルに保存され、上記WIFIスマートデバイスによりサポートされていないWIFIタイプとマッチングさせるように構成されたマッチングサブモジュールと、
WIFIネットワークの上記タイプが、上記WIFIスマートデバイスによりサポートされているWIFIタイプとマッチする場合、該WIFIネットワークを、上記WIFIスマートデバイスにとってアクセス可能なWIFIネットワークとして分類するように構成された第1分類サブモジュールと、
WIFIネットワークの上記タイプが、上記WIFIスマートデバイスによりサポートされているWIFIタイプとマッチしない場合、又は、上記WIFIスマートデバイスによりサポートされていないWIFIタイプとマッチする場合、該WIFIネットワークを、上記WIFIスマートデバイスにとってアクセス不可能なWIFIネットワークとして分類するように構成された第2分類サブモジュールと
を含んでいる。
【0014】
選択的には、上記分類モジュールは、さらに、
上記WIFIリスト中において、上記WIFIスマートデバイスにとってアクセス可能なWIFIネットワークを、アクセス可能であると標識するように、又は、上記WIFIリスト中において、上記WIFIスマートデバイスにとってアクセス可能なWIFIネットワークの名前を強調表示するように構成された標識サブモジュール
を含んでいる。
【0015】
選択的には、上記表示モジュールは、
上記WIFIリスト中において、アクセス可能であると標識された又は名前が強調表示されたWIFIネットワークを、上記WIFIリストの開始位置から所定の配列方式に従って順次表示するように構成された表示サブモジュール
を含んでいる。
【0016】
本開示における実施形態の第三態様によれば、WIFIリスト表示装置が提供され、該装置は、プロセッサと、上記プロセッサにより実行可能な命令を保存するように構成されたメモリとを含んでおり、
上記プロセッサは、
WIFIスマートデバイスによりサポートされているWIFIタイプを取得し、
上記WIFIスマートデバイスによりサポートされているWIFIタイプに基づいて、上記WIFIスマートデバイスによりアクセスされようとしているWIFIネットワークを、アクセス可能な群及びアクセス不可能な群の少なくとも2つに分類し、
分類されたWIFIネットワークを上記WIFIリスト中に表示する
ように構成されている。
【0017】
本開示の実施形態により提供される技術的解決手段は、以下の有利な効果を有し得る。
【0018】
本開示の上述の実施形態では、WIFIスマートデバイスによりサポートされているWIFIタイプを取得することにより、上記WIFIスマートデバイスによりサポートされているWIFIタイプに基づいて、上記WIFIスマートデバイスによりアクセスされようとしているWIFIネットワークを、アクセス可能な群及びアクセス不可能な群の少なくとも2つに分類して、分類されたWIFIネットワークを上記WIFIリスト中に表示する。上記WIFIスマートデバイスによりアクセスされようとしているWIFIネットワークが既にアクセス可能又はアクセス不可能として分類されているため、アクセスされるWIFIネットワークをユーザが上記WIFIスマートデバイスに対して指定する際に、アクセス不可能なWIFIネットワークを上記WIFIスマートデバイスに対して指定することにより生じるアクセス失敗を避けることができ、それによってWIFIスマートデバイスのアクセス成功率を高めることができる。
【0019】
上述の一般的説明及び後述の詳細な説明の両方は、単なる例示及び説明であって、特許請求の範囲に記載された本発明を限定するものではないことが理解されたい。
【図面の簡単な説明】
【0020】
添付の図面は、明細書に組み込まれると共に本明細書の一部を構成し、本開示に一致する実施形態を示しており、本明細書と共に本開示の原理を説明するのに役立つ。
【0021】
図1図1は、例示の実施形態に基づくWIFIリスト表示方法のフローチャートである。
図2図2は、例示の実施形態に基づく別のWIFIリスト表示方法のフローチャートである。
図3図3は、例示の実施形態に基づくスマートホームアプリケーションのインタフェースを表す概略図である。
図4図4は、例示の実施形態に基づく別のスマートホームアプリケーションのインタフェースを表す概略図である。
図5図5は、例示の実施形態に基づく別のスマートホームアプリケーションのインタフェースを表す概略図である。
図6図6は、例示の実施形態に基づく別のスマートホームアプリケーションのインタフェースを表す概略図である。
図7図7は、例示の実施形態に基づく別のスマートホームアプリケーションのインタフェースを表す概略図である。
図8図8は、例示の実施形態に基づくWIFIリスト表示装置のブロック図である。
図9図9は、例示の実施形態に基づく別のWIFIリスト表示装置のブロック図である。
図10図10は、例示の実施形態に基づく別のWIFIリスト表示装置のブロック図である。
図11図11は、例示の実施形態に基づく別のWIFIリスト表示装置のブロック図である。
図12図12は、例示の実施形態に基づく別のWIFIリスト表示装置のブロック図である。
図13図13は、例示の実施形態に基づく別のWIFIリスト表示装置のブロック図である。
図14図14は、例示の実施形態に基づくWIFIリスト表示装置の概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0022】
本明細書において、例示の実施形態について詳細に説明し、その例示を添付の図面中に示す。以下の説明が言及する図面を通じて、他に述べられていない限り、異なる図面における同一の参照番号は同一又は類似の要素を示す。以下の例示の実施形態において説明される実施方式は、本開示と一致する全ての実施方式を表すものではない。むしろ、それらは、添付の特許請求の範囲に詳述された本開示のいくつかの態様と一致する装置及び方法の単なる例である。
【0023】
本開示における用語は、単に特定の実施形態を説明するために使用されるものであって、本開示を限定することを意図するものではない。本開示及び添付の特許請求の範囲における「一(一種)」、「上記(所述)」及び「該」のような単数形は、文脈にて他に指定されない限り、複数形を含むこともまた意図している。また、本明細書中で使用される用語「及び/又は」は、相互に関連する1つ又は複数の列挙された項目についての任意の又は全ての可能な組み合わせに関する及びそれらを含むことを理解されたい。
【0024】
本開示では、第1、第2、第3のような用語を様々な情報を説明するために使用するが、これらの情報はこれらの用語に限定されるものではないことを理解されたい。これらの用語は、同じタイプの情報を区別するためにのみ使用される。例えば、本開示の範囲から逸脱することなく、第1情報は第2情報と称されてもよく、同様に、第2情報は第1情報と称されてもよい。文脈に応じて、本明細書において使用される語句「の場合には(如果)」は、「……の時には(在………時)」又は「……の際には(当……時)」又は「……の決定に応じて(響応于確定)」と解釈されてもよい。
【0025】
本開示は、アクセスされるWIFIネットワークをユーザがWIFIスマートデバイスに対して指定する際に、WIFIスマートデバイスが採用するWIFIスマートチップの規格の制限のために、WIFIスマートチップによりサポートされていないWIFIタイプのWIFIネットワークを該WIFIスマートデバイスに対して誤って指定してしまい、それによってデバイスのアクセス失敗を引き起こし、アクセス成功率が低下するという問題を解決することを目的とする。
【0026】
本開示は、WIFIリスト表示方法を提供する。WIFIスマートデバイスによりサポートされているWIFIタイプを取得し、上記WIFIスマートデバイスによりサポートされているWIFIタイプに基づいて、上記WIFIスマートデバイスによりアクセスされようとしているWIFIネットワークを、アクセス可能な群及びアクセス不可能な群の少なくとも2つに分類して、分類されたWIFIネットワークを上記WIFIリスト中に表示する。上記WIFIスマートデバイスによりアクセスされようとしているWIFIネットワークが既にアクセス可能又はアクセス不可能であると分類されているため、アクセスされるWIFIネットワークをユーザが上記WIFIスマートデバイスに対して指定する際に、アクセス不可能なWIFIネットワークを上記WIFIスマートデバイスに対して指定することにより生じるアクセス失敗を避けることができ、それによってWIFIスマートデバイスのアクセス成功率を高めることができる。
【0027】
図1は、例示の実施形態に基づくWIFIリスト表示方法のフローチャートであって、該WIFIリスト表示方法は端末において適用され、図1に示されるように、該方法は以下のステップを含む。
【0028】
ステップ101では、WIFIスマートデバイスによりサポートされているWIFIタイプを取得する。
【0029】
ステップ102では、上記WIFIスマートデバイスによりサポートされているWIFIタイプに基づいて、上記WIFIスマートデバイスによりアクセスされようとしているWIFIネットワークを、アクセス可能な群及びアクセス不可能な群の少なくとも2つに分類する。
【0030】
ステップ103では、分類されたWIFIネットワークを上記WIFIリスト中に表示する。
【0031】
本実施形態において、上記端末は、スマートフォンのようなスマート端末であってもよく、上記WIFIスマートデバイスは、組込みWIFIモジュールを備えたスマートホームデバイスであってもよい。ユーザがスマート端末を介してWIFIスマートデバイスを制御する際には、通常、該制御はスマート端末にインストールされたクライアントソフトウェアを介して達成される。例えば、実施時において、上記クライアントソフトウェアは「スマートホーム」アプリケーションであってもよく、ユーザは該アプリケーションを介してホーム環境における種々のスマートホームデバイスを集中管理及び集中制御してもよい。
【0032】
以下、上記クライアントソフトウェアの例としてスマートホームアプリケーションを用い、併せてスマートホーム環境の状況を参照して、本開示の技術的解決手段を詳細に説明する。
【0033】
スマートホーム環境には、通常は複数台のスマートデバイスがある。例えば、スマートホーム環境には、通常はスマートカメラ、スマートソケット、スマート空気清浄機等のスマートホームデバイスがある。ユーザは、ユーザのログインアカウントを通じてスマートホームアプリケーションにログインしてもよく、使用権限を決定するために、該スマートホームアプリケーションとホーム環境中のスマートデバイスとの結合した関係を確立してもよい。
【0034】
しかしながら、ホーム環境中のスマートデバイスは、該デバイスがネットワークにアクセス成功した際にのみ正常に使用され得るため、ユーザのログインアカウントを通じてスマートホームアプリケーションにログインすることによりホーム環境中の新たなスマートデバイスと結合した関係を確立する前に、通常は、新たなスマートデバイスによりアクセスされるWIFIネットワークを指定するために、ホーム環境中の新たなスマートデバイスについてネットワーク構成を行う必要がある。該スマートデバイスが指定されたWIFIネットワークにアクセス成功した後に、ユーザはスマートホームアプリケーションを操作することによってスマートデバイスへの結合を開始することができる。
【0035】
また、アクセスされるWIFIネットワークを新たなスマートデバイスに対して指定するために、ユーザがホーム環境中の新たなスマートデバイスについてのネットワーク構成を行うことは、スマートホームアプリケーションを操作することによって実施可能である。
【0036】
初期状態では、該スマートデバイスは、電源がオンになった後、通常は、組込みWIFIモジュールを通じてスマートデバイスの名前を伴ったWIFIブロードキャストメッセージを周囲の環境へと送信してもよく、それによって、スマートホームアプリケーションは、上記ブロードキャストメッセージを受信することにより、周囲のスマートデバイスを走査してもよい。同時に、該スマートデバイスは、それ自体によりサポートされているWIFIタイプ又はそれ自体によりサポートされていないWIFIタイプを該WIFIブロードキャストメッセージ中に含んでいてもよく、それによって、スマートホームアプリケーションが該WIFIブロードキャストメッセージを受信した際に、該スマートホームアプリケーションは、該スマートデバイスによりサポートされているWIFIタイプ又は該スマートデバイスによりサポートされていないWIFIタイプをローカルに保存してもよい。
【0037】
当然ながら、実施時において、スマートホームアプリケーションは、スマートデバイスの走査を、組込みBluetoothモジュールを通じて実装していてもよい。例えば、該スマートデバイスは、電源がオンになった後に、組込みBluetoothモジュールを通じてBluetooth信号を周囲の環境へとブロードキャストしてもよく、スマートホームアプリケーションは、スマートデバイスにより送信されたBluetooth信号を検出することにより周囲のスマートデバイスを走査してもよい。同時に、該スマートデバイスにより送信されたBluetooth信号は、該スマートデバイスによりサポートされているWIFIタイプ又は該スマートデバイスによりサポートされていないWIFIタイプを伴っていてもよく、それによって、スマートホームアプリケーションは、該Bluetooth信号を検出した際に、該スマートデバイスによりサポートされているWIFIタイプ又は該スマートデバイスによりサポートされていないWIFIタイプをローカルに保存してもよい。
【0038】
なお、該スマートデバイスによりサポートされているWIFIタイプ又は該スマートデバイスによりサポートされていないWIFIタイプは、該スマートデバイスにより使用されるWIFIスマートチップの規格に依存することに留意されたい。例えば、該スマートデバイスにより使用されるWIFIスマートチップが、規格の制限により、WEP暗号化をサポートしていないWIFIネットワーク、エンタープライズレベルのWIFIネットワーク(ルータ)及び5G周波数帯で稼働しているWIFIネットワークにアクセスできない場合、該スマートデバイスの工場出荷時に、該スマートデバイスによりサポートされていないWIFIネットワークの上記タイプがWIFIスマートデバイスのレジスタに書き込まれる。したがって、該スマートデバイスは、電源がオンになった後に、レジスタから上記情報を読み込むと共に、ホーム環境中にブロードキャストするために上記情報をWIFIブロードキャストメッセージ又は送信されるBluetooth信号中に伴わせてもよい。
【0039】
本実施形態では、スマートホームアプリケーションにスマートデバイスによりサポートされているWIFIタイプを取得させるため、スマートデバイスは、電源がオンになった後に、それ自体によりサポートされているWIFIタイプ又はそれ自体によりサポートされていないWIFIタイプを、ブロードキャストメッセージを通じてスマートホームアプリケーションへとアクティブに送信する。また、スマートホームアプリケーションは、アクティブな問い合わせを行ってもよい。例えば、実施時において、スマートホームアプリケーションは、周囲のスマートデバイスによりサポートされているWIFIタイプを問い合わせるために、周囲のスマートデバイスへと問い合わせメッセージを送信してもよく、周囲のスマートデバイスが問い合わせメッセージを受信した際に、該周囲のスマートデバイスは、サポートされているWIFIタイプ又はサポートされていないWIFIタイプをWIFIスマートチップのレジスタから読み込み、読み込まれた情報を問い合わせ結果としてスマートホームアプリケーションに応答してもよい。
【0040】
上記問い合わせメッセージは、実施時において、スマートホームアプリケーションによりユーザのスマート端末を通じて送信されたWIFIブロードキャストメッセージであってもよく、ユーザのスマート端末により送信されたBluetooth信号であってもよく、これらは本明細書では特に限定されない。
【0041】
本実施形態では、走査されたスマートデバイスについて、該スマートデバイスが初めて走査された場合には、該スマートデバイスが新たなスマートデバイスであることが示される。該スマートデバイスはまだネットワークにアクセスしていないため、ユーザは、アクセスを求めるWIFIネットワークを該スマートデバイスに対して指定するために、上記スマートホームアプリケーションを操作することによって該スマートデバイスについてのネットワーク構成を行ってもよい。
【0042】
実施時において、スマートホームアプリケーションにより初めて一台の新たなスマートデバイスが走査された際に、アプリケーションのインタフェース中に「一台のスマートデバイスが見つかりました。クリックして新たなデバイスを接続して下さい」といったプロンプトボックスが出力されてもよい。ユーザが該プロンプトボックス中のOKボタンをクリックした際に、スマートホームアプリケーションはデバイス接続インタフェースにジャンプしてもよい。当然ながら、スマートホームアプリケーションにより複数台の新たなスマートデバイスが走査された場合には、走査されたスマートデバイスに応じてデバイスリストが生成されてもよく、その後にユーザはリスト中にてネットワーク構成を行うことを求めるスマートデバイスを選択してもよく、それによってスマートホームアプリケーションはデバイス接続インタフェースにジャンプしてもよい。
【0043】
デバイス接続インタフェースでは、該スマートデバイスにとってアクセス可能なWIFIネットワークを表示するドロップダウンリストが提供されてもよく、ユーザは該ドロップダウンリスト中にてアクセスを求めるWIFIネットワーク(すなわち、SSID)を該スマートデバイスに対して指定してもよい。スマートホームアプリケーションが全ての走査されたスマートデバイスのサポートされているWIFIタイプ又はサポートされていないWIFIタイプをローカルに保存することから、スマートホームアプリケーションは、ホーム環境中のWIFIネットワークの実際の状況と組み合わせた上記情報に従って、該ドロップダウンリスト中にて該スマートデバイスにとってアクセス可能なWIFIネットワークを分類してもよい。
【0044】
スマートホームアプリケーションは、ドロップダウンリスト中のWIFIネットワークを、アクセス可能な群及びアクセス不可能な群に基づいて分類してもよく、ドロップダウンリスト中のWIFIネットワークを、該スマートデバイスにとってアクセス可能なWIFIネットワーク及び該スマートデバイスにとってアクセス不可能なWIFIネットワークとして分類してもよい。
【0045】
実施時において、スマートホームアプリケーションは、周囲のWIFIネットワークを走査して、走査されたWIFIネットワークのタイプを取得してもよい。例えば、スマートホームアプリケーションは、走査されたWIFIネットワークの周波数帯、走査されたWIFIネットワークがWEP暗号化をサポートしているか否か、及び、走査されたWIFIネットワークがエンタープライズレベルのルータであるか否か等の情報を取得してもよい。
【0046】
走査されたWIFIネットワークのタイプを取得した後、スマートホームアプリケーションは、該タイプを、ローカルに保存され、該スマートデバイスによりサポートされているWIFIタイプ、又は、ローカルに保存され、該スマートデバイスによりサポートされていないWIFIタイプとマッチングしてもよい。走査されたWIFIネットワークのタイプが、該スマートデバイスによりサポートされているWIFIタイプとマッチする場合には、該WIFIネットワークを、該スマートデバイスにとってアクセス可能なWIFIネットワークとして分類してもよい。同様にして、走査されたWIFIネットワークのタイプが、該スマートデバイスによりサポートされているWIFIタイプとマッチしない場合、又は、該スマートデバイスによりサポートされていないWIFIタイプとマッチする場合には、該WIFIネットワークを、該スマートデバイスにとってアクセス不可能なWIFIネットワークとして分類してもよい。
【0047】
例えば、該スマートデバイスによりサポートされていないWIFIタイプが、WEP暗号化、エンタープライズレベルのWIFIネットワーク(ルータ)及び5G周波数帯で稼働しているWIFIネットワークをサポートしていないWIFIネットワークを含んでおり、スマートホームアプリケーションにより走査されたWIFIネットワークが5G周波数帯で稼働している場合には、該WIFIネットワークを、該スマートデバイスにとってアクセス不可能なWIFIネットワークとしてローカルに分類してもよい。同様に、走査されたWIFIネットワークのタイプが、該スマートデバイスによりサポートされていないWIFIタイプのいずれともマッチしない場合には、該WIFIネットワークを、該スマートデバイスにとってアクセス可能なWIFIネットワークとしてローカルに分類してもよい。
【0048】
本実施形態では、ユーザが上記ドロップダウンリスト中のアクセスされるWIFIネットワークを該スマートデバイスに対して指定する際には、ユーザは通常は該スマートデバイスにとってアクセス可能なWIFIネットワークにのみ注目するため、スマートホームアプリケーションは、上記ドロップダウンリスト中のWIFIネットワークを分類する際に、上述のマッチング工程において該スマートデバイスにとってアクセス可能と特定されたWIFIネットワークを標識してもよい。上記ドロップダウンリスト中のWIFIネットワークを標識する際には、スマートホームアプリケーションは、該スマートデバイスにとってアクセス可能と特定されたWIFIネットワークに特殊な標識を付加してもよく、又は、該スマートデバイスにとってアクセス可能と特定されたWIFIネットワークの名前を強調表示し、それによって、該スマートデバイスにとってアクセス可能なWIFIネットワークを、該スマートデバイスにとってアクセス不可能なWIFIネットワークと区別してもよい。
【0049】
加えて、上記ドロップダウンリスト中の分類されたWIFIネットワークをさらに直観的にするため、該スマートデバイスにとってアクセス可能と特定されたWIFIネットワークを所定の配列方式に従って配列してもよく、その後にドロップダウンリストの開始位置からドロップダウンリスト中に順次表示してもよい。例えば、該スマートデバイスにとってアクセス可能なWIFIネットワークを、WIFIネットワークの名前の頭文字に基づいて字母の順に配列してもよく、その後、該スマートデバイスにとってアクセス可能なWIFIネットワークである配列されたWIFIネットワークを上記ドロップダウンリストの開始位置から表示してもよい。このようにして、ユーザは、アクセスされるWIFIネットワークを該スマートデバイスに対して指定する際に、該スマートデバイスの選択リスト中においてアクセス可能と標識されたWIFIネットワークを優先することができ、それによってアクセス不可能なWIFIネットワークを上記WIFIスマートデバイスに対して指定することにより生じるアクセス失敗を避けることができ、それによってWIFIスマートデバイスのアクセス成功率を高めることができる。
【0050】
本実施形態では、上記デバイス接続インタフェース中に接続ボタンを提供してもよい。ユーザが上記ドロップダウンリストを通じて該スマートデバイスに対してWIFIネットワークを既に指定している際、該スマートホームアプリケーションは、ユーザが接続ボタンをクリックした後に、バックグラウンドに保存されたWIFIネットワークの名前及びパスワードを該スマートデバイスにプッシュしてもよい。スマートホームアプリケーションによりプッシュされたWIFIの名前及びパスワードを受信した後に、スマートデバイスは受信したWIFIネットワークの名前及びパスワードに基づいて対応する無線ルータに接続を開始してもよい。当然ながら、スマートホームアプリケーションが該WIFIネットワークのパスワードをバックグラウンドに保存していない場合には、スマートホームアプリケーションは上記デバイス接続インタフェース中に入力ボックスを出力してもよく、それによってユーザはWIFIパスワードを手動入力してもよい。そして、スマートホームアプリケーションは、該WIFIネットワークの名前及びユーザに入力されたWIFIパスワードを、該スマートデバイスにプッシュしてもよい。
【0051】
以上の実施形態では、WIFIスマートデバイスによりサポートされているWIFIタイプを取得することにより、上記WIFIスマートデバイスによりサポートされているWIFIタイプに基づいて、上記WIFIスマートデバイスによりアクセスされようとしているWIFIネットワークを、アクセス可能な群及びアクセス不可能な群の少なくとも2つに分類して、分類されたWIFIネットワークを上記WIFIリスト中に表示する。上記WIFIスマートデバイスによりアクセスされようとしているWIFIネットワークが既にアクセス可能又はアクセス不可能として分類されているため、アクセスされるWIFIネットワークをユーザが上記WIFIスマートデバイスに対して指定する際に、アクセス不可能なWIFIネットワークを上記WIFIスマートデバイスに対して指定することにより生じるアクセス失敗を避けることができ、それによってWIFIスマートデバイスのアクセス成功率を高めることができる。
【0052】
図2は、本開示の例示の実施形態に基づくWIFIリスト表示方法のフローチャートであって、該方法は端末において適用され、図2に示されるように、該方法は以下のステップを含む。
【0053】
ステップ201では、WIFIスマートデバイスによりサポートされているWIFIタイプを取得する。
【0054】
ステップ202では、周囲のWIFIネットワークを走査して、走査されたWIFIネットワークのタイプを取得する。
【0055】
ステップ203では、走査されたWIFIネットワークのタイプを、ローカルに保存され、上記WIFIスマートデバイスによりサポートされているWIFIタイプ、又は、ローカルに保存され、上記WIFIスマートデバイスによりサポートされていないWIFIタイプとマッチングさせる。走査されたWIFIネットワークのタイプが、上記WIFIスマートデバイスによりサポートされているWIFIタイプとマッチする場合、該WIFIネットワークを、上記WIFIスマートデバイスにとってアクセス可能なWIFIネットワークとして分類する。走査されたWIFIネットワークのタイプが、上記WIFIスマートデバイスによりサポートされているWIFIタイプとマッチしない場合、又は、上記WIFIスマートデバイスによりサポートされていないWIFIタイプとマッチする場合、該WIFIネットワークを、上記WIFIスマートデバイスにとってアクセス不可能なWIFIネットワークとして分類する。
【0056】
ステップ204では、分類されたWIFIネットワークを上記WIFIリスト中に表示する。
【0057】
本実施形態において、上記端末は、スマートフォンのようなスマート端末であってもよく、上記WIFIスマートデバイスは、組込みWIFIモジュールを備えたスマートホームデバイスであってもよい。ユーザがスマート端末を介してWIFIスマートデバイスを制御する際には、通常、該制御はスマート端末にインストールされたクライアントソフトウェアを介して達成される。例えば、図3を参照すると、実施時において、上記クライアントソフトウェアは「スマートホーム」アプリケーションであってもよく、ユーザは該アプリケーションによりユーザに提供される「マイデバイス」ユーザインタフェースを介して、ホーム環境における種々のスマートホームデバイスを集中管理及び集中制御してもよい。
【0058】
以下、上記クライアントソフトウェアの例としてスマートホームアプリケーションを用い、併せてスマートホーム環境の状況を参照して、本開示の技術的解決手段を詳細に説明する。
【0059】
スマートホーム環境には、通常は複数台のスマートデバイスがある。例えば、スマートホーム環境には、通常はスマートカメラ、スマートソケット、スマート空気清浄機等のスマートホームデバイスがある。ユーザは、ユーザのログインアカウントを通じてスマートホームアプリケーションにログインしてもよく、使用権限を決定するために、該スマートホームアプリケーションとホーム環境中のスマートデバイスとの結合した関係を確立してもよい。
【0060】
しかしながら、ホーム環境中のスマートデバイスは、該デバイスがネットワークにアクセス成功した際にのみ正常に使用され得るため、ユーザのログインアカウントを通じてスマートホームアプリケーションにログインすることによりホーム環境中の新たなスマートデバイスと結合した関係を確立する前に、通常は、新たなスマートデバイスによりアクセスされるWIFIネットワークを指定するために、ホーム環境中の新たなスマートデバイスについてネットワーク構成を行う必要がある。該スマートデバイスが指定されたWIFIネットワークにアクセス成功した後に、ユーザはスマートホームアプリケーションを操作することによってスマートデバイスへの結合を開始することができる。
【0061】
また、アクセスされるWIFIネットワークを新たなスマートデバイスに対して指定するために、ユーザがホーム環境中の新たなスマートデバイスについてのネットワーク構成を行うことは、スマートホームアプリケーションを操作することによって実施可能である。
【0062】
初期状態では、該スマートデバイスは、電源がオンになった後、通常は、組込みWIFIモジュールを通じてスマートデバイスの名前を伴ったWIFIブロードキャストメッセージを周囲の環境へと送信してもよく、それによって、スマートホームアプリケーションは、上記ブロードキャストメッセージを受信することにより、周囲のスマートデバイスを走査してもよい。同時に、該スマートデバイスは、それ自体によりサポートされているWIFIタイプ又はそれ自体によりサポートされていないWIFIタイプを該WIFIブロードキャストメッセージ中に含んでいてもよく、それによって、スマートホームアプリケーションが該WIFIブロードキャストメッセージを受信した際に、該スマートホームアプリケーションは、該スマートデバイスによりサポートされているWIFIタイプ又は該スマートデバイスによりサポートされていないWIFIタイプをローカルに保存してもよい。
【0063】
当然ながら、実施時において、スマートホームアプリケーションは、スマートデバイスの走査を、組込みBluetoothモジュールを通じて実装していてもよい。例えば、該スマートデバイスは、電源がオンになった後に、組込みBluetoothモジュールを通じてBluetooth信号を周囲の環境へとブロードキャストしてもよく、スマートホームアプリケーションは、スマートデバイスにより送信されたBluetooth信号を検出することにより周囲のスマートデバイスを走査してもよい。同時に、該スマートデバイスにより送信されたBluetooth信号は、該スマートデバイスによりサポートされているWIFIタイプ又は該スマートデバイスによりサポートされていないWIFIタイプを伴っていてもよく、それによって、スマートホームアプリケーションは、該Bluetooth信号を検出した際に、該スマートデバイスによりサポートされているWIFIタイプ又は該スマートデバイスによりサポートされていないWIFIタイプをローカルに保存してもよい。
【0064】
なお、該スマートデバイスによりサポートされているWIFIタイプ又は該スマートデバイスによりサポートされていないWIFIタイプは、該スマートデバイスにより使用されるWIFIスマートチップの規格に依存することに留意されたい。例えば、該スマートデバイスにより使用されるWIFIスマートチップが、規格の制限により、WEP暗号化をサポートしていないWIFIネットワーク、エンタープライズレベルのWIFIネットワーク(ルータ)及び5G周波数帯で稼働しているWIFIネットワークにアクセスできない場合、該スマートデバイスの工場出荷時に、該スマートデバイスによりサポートされていないWIFIネットワークの上記タイプがWIFIスマートデバイスのレジスタに書き込まれる。したがって、該スマートデバイスは、電源がオンになった後に、レジスタから上記情報を読み込むと共に、ホーム環境中にブロードキャストするために上記情報をWIFIブロードキャストメッセージ又は送信されるBluetooth信号中に伴わせてもよい。
【0065】
本実施形態では、スマートホームアプリケーションにスマートデバイスによりサポートされているWIFIタイプを取得させるため、スマートデバイスは、電源がオンになった後に、それ自体によりサポートされているWIFIタイプ又はそれ自体によりサポートされていないWIFIタイプを、ブロードキャストメッセージを通じてスマートホームアプリケーションへとアクティブに送信する。また、スマートホームアプリケーションは、アクティブな問い合わせを行ってもよい。例えば、実施時において、スマートホームアプリケーションは、周囲のスマートデバイスによりサポートされているWIFIタイプを問い合わせるために、周囲のスマートデバイスへと問い合わせメッセージを送信してもよく、周囲のスマートデバイスが問い合わせメッセージを受信した際に、該周囲のスマートデバイスは、サポートされているWIFIタイプ又はサポートされていないWIFIタイプをWIFIスマートチップのレジスタから読み込み、読み込まれた情報を問い合わせ結果としてスマートホームアプリケーションに応答してもよい。
【0066】
上記問い合わせメッセージは、実施時において、スマートホームアプリケーションによりユーザのスマート端末を通じて送信されたWIFIブロードキャストメッセージであってもよく、ユーザのスマート端末により送信されたBluetooth信号であってもよく、これらは本明細書では特に限定されない。
【0067】
本実施形態では、走査されたスマートデバイスについて、該スマートデバイスが初めて走査された場合には、該スマートデバイスが新たなスマートデバイスであることが示される。該スマートデバイスはまだネットワークにアクセスしていないため、ユーザは、アクセスを求めるWIFIネットワークを該スマートデバイスに対して指定するために、上記スマートホームアプリケーションを操作することによって該スマートデバイスについてのネットワーク構成を行ってもよい。
【0068】
実施時において、スマートホームアプリケーションにより初めて一台の新たなスマートデバイスが走査された際に、アプリケーションのインタフェース中に「一台のスマートデバイスが見つかりました。クリックして新たなデバイスを接続して下さい」といったプロンプトボックスが出力されてもよい。ユーザが該プロンプトボックス中のOKボタンをクリックした際に、スマートホームアプリケーションはデバイス接続インタフェースにジャンプしてもよい。
【0069】
例えば、図4を参照すると、スマートホームアプリケーションにより一台の新たな空気清浄機が走査された場合には、アプリケーションのインタフェース中に「一台の空気清浄機が見つかりました。クリックして新たなデバイスを接続して下さい」といったプロンプトボックスが出力されてもよい。ユーザが該プロンプトボックス中のOKボタンをクリックした際に、スマートホームアプリケーションはデバイス接続インタフェースにジャンプしてもよい。
【0070】
当然ながら、スマートホームアプリケーションにより複数台の新たなスマートデバイスが走査された場合には、走査されたスマートデバイスに応じてデバイスリストが生成されてもよく、その後にユーザはリスト中からネットワーク構成を行うことを求めるスマートデバイスを選択してもよく、それによってスマートホームアプリケーションはデバイス接続インタフェースにジャンプしてもよい。
【0071】
例えば、図5を参照すると、スマートホームアプリケーションにより「小米スマートソケット」、「小米スマートカメラ」及び「小米空気清浄機」等の複数台の新たなスマートデバイスが走査された場合には、スマートホームアプリケーションのインタフェース中に「接続を求めるデバイスを選択して下さい」といったデバイスリストがユーザに対して出力されてもよく、それによって、ユーザはリスト中にてネットワーク構成を行うことを求めるスマートデバイスを選択してもよく、それによってスマートホームアプリケーションはデバイス接続インタフェースにジャンプしてもよい。
【0072】
デバイス接続インタフェースでは、該スマートデバイスにとってアクセス可能なWIFIネットワークを表示するドロップダウンリストが提供されてもよく、ユーザは該ドロップダウンリスト中にてアクセスを求めるWIFIネットワーク(すなわち、SSID)を該スマートデバイスに対して指定してもよい。
【0073】
例えば、図6を参照すると、ユーザが図5に示されたデバイスリスト中にてネットワーク構成を行うことを求めるスマートデバイスを選択した際に、デバイス接続インタフェース中において、該スマートデバイスにとってアクセス可能なWIFIネットワークを包含するドロップダウンリストがデバイス接続インタフェース中に表示されてもよく、それによってユーザは該ドロップダウンリスト中にてアクセスされるWIFIネットワークを該スマートデバイスに対して指定してもよい。
【0074】
本実施形態では、スマートホームアプリケーションが全ての走査されたスマートデバイスのサポートされているWIFIタイプ又はサポートされていないWIFIタイプをローカルに保存することから、スマートホームアプリケーションは、ホーム環境中のWIFIネットワークの実際の状況と組み合わせた上記情報に従って、該ドロップダウンリスト中にて該スマートデバイスにとってアクセス可能なWIFIネットワークを分類してもよい。
【0075】
スマートホームアプリケーションは、ドロップダウンリスト中のWIFIネットワークを、アクセス可能な群及びアクセス不可能な群に基づいて分類してもよく、ドロップダウンリスト中のWIFIネットワークを、該スマートデバイスにとってアクセス可能なWIFIネットワーク及び該スマートデバイスにとってアクセス不可能なWIFIネットワークとして分類してもよい。
【0076】
実施時において、スマートホームアプリケーションは、周囲のWIFIネットワークを走査して、走査されたWIFIネットワークのタイプを取得してもよい。例えば、スマートホームアプリケーションは、走査されたWIFIネットワークの周波数帯、走査されたWIFIネットワークがWEP暗号化をサポートしているか否か、及び、走査されたWIFIネットワークがエンタープライズレベルのルータであるか否か等の情報を取得してもよい。
【0077】
走査されたWIFIネットワークのタイプを取得した後、スマートホームアプリケーションは、該タイプを、ローカルに保存され、該スマートデバイスによりサポートされているWIFIタイプ、又は、ローカルに保存され、該スマートデバイスによりサポートされていないWIFIタイプとマッチングしてもよい。走査されたWIFIネットワークのタイプが、該スマートデバイスによりサポートされているWIFIタイプとマッチする場合には、該WIFIネットワークを、該スマートデバイスにとってアクセス可能なWIFIネットワークとして分類してもよい。同様にして、走査されたWIFIネットワークのタイプが、該スマートデバイスによりサポートされているWIFIタイプとマッチしない場合、又は、該スマートデバイスによりサポートされていないWIFIタイプとマッチする場合には、該WIFIネットワークを、該スマートデバイスにとってアクセス不可能なWIFIネットワークとして分類してもよい。
【0078】
例えば、該スマートデバイスによりサポートされていないWIFIタイプが、WEP暗号化、エンタープライズレベルのWIFIネットワーク(ルータ)及び5G周波数帯で稼働しているWIFIネットワークをサポートしていないWIFIネットワークを含んでおり、スマートホームアプリケーションにより走査されたWIFIネットワークが5G周波数帯で稼働している場合には、該WIFIネットワークを、該スマートデバイスにとってアクセス不可能なWIFIネットワークとしてローカルに分類してもよい。同様に、走査されたWIFIネットワークのタイプが、該スマートデバイスによりサポートされていないWIFIタイプのいずれともマッチしない場合には、該WIFIネットワークを、該スマートデバイスにとってアクセス可能なWIFIネットワークとしてローカルに分類してもよい。
【0079】
本実施形態では、ユーザが上記ドロップダウンリスト中のアクセスされるWIFIネットワークを該スマートデバイスに対して指定する際には、ユーザは通常は該スマートデバイスにとってアクセス可能なWIFIネットワークにのみ注目するため、スマートホームアプリケーションは、上記ドロップダウンリスト中のWIFIネットワークを分類する際に、上述のマッチング工程において該スマートデバイスにとってアクセス可能と特定されたWIFIネットワークを標識してもよい。上記ドロップダウンリスト中のWIFIネットワークを標識する際には、スマートホームアプリケーションは、該スマートデバイスにとってアクセス可能と特定されたWIFIネットワークに特殊な標識を付加してもよい。例えば、図6のWIFIリストを参照すると、該スマートデバイスにとってアクセス可能と特定されたWIFIネットワークには、小米公司のロゴが付加されていてもよい。当然ながら、特殊な標識を付加する以外にも、実施時において、該スマートデバイスにとってアクセス可能と特定されたWIFIネットワークの名前を強調表示し、それによって、該スマートデバイスにとってアクセス可能なWIFIネットワークを、該スマートデバイスにとってアクセス不可能なWIFIネットワークと区別してもよい。
【0080】
加えて、上記ドロップダウンリスト中の分類されたWIFIネットワークをさらに直観的にするため、該スマートデバイスにとってアクセス可能と特定されたWIFIネットワークを所定の配列方式に従って配列してもよく、その後にドロップダウンリストの開始位置からドロップダウンリスト中に順次表示してもよい。例えば、該スマートデバイスにとってアクセス可能なWIFIネットワークを、WIFIネットワークの名前の頭文字に基づいて字母の順に配列してもよく、その後、該スマートデバイスにとってアクセス可能なWIFIネットワークである配列されたWIFIネットワークを上記ドロップダウンリストの開始位置から表示してもよい。このようにして、ユーザは、アクセスされるWIFIネットワークを該スマートデバイスに対して指定する際に、該スマートデバイスの選択リスト中においてアクセス可能と標識されたWIFIネットワークを優先することができ、それによってアクセス不可能なWIFIネットワークを上記WIFIスマートデバイスに対して指定することにより生じるアクセス失敗を避けることができ、それによってWIFIスマートデバイスのアクセス成功率を高めることができる。
【0081】
本実施形態では、上記デバイス接続インタフェース中に接続ボタンを提供してもよい。ユーザが上記ドロップダウンリストを通じて該スマートデバイスに対してWIFIネットワークを既に指定している際、該スマートホームアプリケーションは、ユーザが接続ボタンをクリックした後に、バックグラウンドに保存されたWIFIネットワークの名前及びパスワードを該スマートデバイスにプッシュしてもよい。スマートホームアプリケーションによりプッシュされたWIFIの名前及びパスワードを受信した後に、スマートデバイスは受信したWIFIネットワークの名前及びパスワードに基づいて対応する無線ルータに接続を開始してもよい。例えば、図7を参照すると、ユーザがrenqiaoの名に因んで命名されたWIFIネットワークをスマートデバイスに対して指定した場合には、ユーザは、指定した後に該接続ボタンをクリックしてもよく、それによってスマートホームアプリケーションをトリガして該スマートデバイスに該WIFIネットワークの名前及びパスワードをプッシュしてもよい。
【0082】
当然ながら、スマートホームアプリケーションが該WIFIネットワークのパスワードをバックグラウンドに保存していない場合には、スマートホームアプリケーションは上記デバイス接続インタフェース中に入力ボックスを出力してもよく、それによってユーザはWIFIパスワードを手動入力してもよい。そして、スマートホームアプリケーションは、該WIFIネットワークの名前及びユーザに入力されたWIFIパスワードを、該スマートデバイスにプッシュしてもよい。
【0083】
以上の実施形態では、WIFIスマートデバイスによりサポートされているWIFIタイプを取得することにより、上記WIFIスマートデバイスによりサポートされているWIFIタイプに基づいて、上記WIFIスマートデバイスによりアクセスされようとしているWIFIネットワークを、アクセス可能な群及びアクセス不可能な群の少なくとも2つに分類して、分類されたWIFIネットワークを上記WIFIリスト中に表示する。上記WIFIスマートデバイスによりアクセスされようとしているWIFIネットワークが既にアクセス可能又はアクセス不可能として分類されているため、アクセスされるWIFIネットワークをユーザが上記WIFIスマートデバイスに対して指定する際に、アクセス不可能なWIFIネットワークを上記WIFIスマートデバイスに対して指定することにより生じるアクセス失敗を避けることができ、それによってWIFIスマートデバイスのアクセス成功率を高めることができる。
【0084】
上述の方法の実施形態に対応して、本開示は、WIFIリスト表示装置もまた提供する。
【0085】
図8は、例示の実施形態に基づくWIFIリスト表示装置のブロック図である。
【0086】
図8に示されるように、例示の実施形態に基づくWIFIリスト表示装置800は、取得モジュール801と、分類モジュール802と、表示モジュール803とを含んでいる。
【0087】
取得モジュール801は、WIFIスマートデバイスによりサポートされているWIFIタイプを取得するように構成されている。
【0088】
分類モジュール802は、上記WIFIスマートデバイスによりサポートされているWIFIタイプに基づいて、上記WIFIスマートデバイスによりアクセスされようとしているWIFIネットワークを、アクセス可能な群及びアクセス不可能な群の少なくとも2つに分類するように構成されている。
【0089】
表示モジュール803は、分類されたWIFIネットワークを上記WIFIリスト中に表示するように構成されている。
【0090】
以上の実施形態では、WIFIスマートデバイスによりサポートされているWIFIタイプを取得することにより、上記WIFIスマートデバイスによりサポートされているWIFIタイプに基づいて、上記WIFIスマートデバイスによりアクセスされようとしているWIFIネットワークを、アクセス可能な群及びアクセス不可能な群の少なくとも2つに分類して、分類されたWIFIネットワークを上記WIFIリスト中に表示する。上記WIFIスマートデバイスによりアクセスされようとしているWIFIネットワークが既にアクセス可能又はアクセス不可能として分類されているため、アクセスされるWIFIネットワークをユーザが上記WIFIスマートデバイスに対して指定する際に、アクセス不可能なWIFIネットワークを上記WIFIスマートデバイスに対して指定することにより生じるアクセス失敗を避けることができ、それによってWIFIスマートデバイスのアクセス成功率を高めることができる。
【0091】
図9を参照すると、図9は、例示の実施形態に基づく別のWIFIリスト表示装置のブロック図であり、図8に示される実施形態を基礎として、取得モジュール801は、第1取得サブモジュール801Aと、保存サブモジュール801Bとを含んでいてもよい。
【0092】
第1受信サブモジュール801Aは、上記WIFIスマートデバイスより送信されたブロードキャストメッセージを受信するように構成され、上記ブロードキャストメッセージは、上記WIFIスマートデバイスが起動した時に上記WIFIスマートデバイスから送信され、上記ブロードキャストメッセージは、上記WIFIスマートデバイスによりサポートされているWIFIタイプ又は上記WIFIスマートデバイスによりサポートされていないWIFIタイプを伴っている。
【0093】
保存サブモジュール801Bは、上記WIFIスマートデバイスによりサポートされているWIFIタイプ又は上記WIFIスマートデバイスによりサポートされていないWIFIタイプをローカルに保存するように構成されている。
【0094】
図10を参照すると、図10は、例示の実施形態に基づく別のWIFIリスト表示装置のブロック図であり、図8に示される実施形態を基礎として、取得モジュール801は、ブロードキャストサブモジュール801Cと、第2受信サブモジュール801Dとを含んでいてもよい。
【0095】
ブロードキャストサブモジュール801Cは、上記WIFIスマートデバイスに問い合わせメッセージをブロードキャストするように構成され、上記問い合わせメッセージは、上記WIFIスマートデバイスによりサポートされているWIFIタイプを問い合わせるように構成されている。
【0096】
第2受信サブモジュール801Dは、上記問い合わせメッセージに応答して上記WIFIスマートデバイスにより返信された問い合わせ結果を受信するように構成され、上記問い合わせ結果は、上記WIFIスマートデバイスによりサポートされているWIFIタイプ又は上記WIFIスマートデバイスによりサポートされていないWIFIタイプを含んでいる。
【0097】
なお、図10の装置の実施形態に示されているブロードキャストサブモジュール801C及び第2受信サブモジュール801Dはまた、図9に示されている装置の実施形態に含まれていてもよく、このことは、本開示を限定するものではないことに留意されたい。
【0098】
図11を参照すると、図11は、例示の実施形態に基づく別のWIFIリスト表示装置のブロック図であり、図8に示される実施形態を基礎として、分類モジュール802は、走査サブモジュール802Aと、マッチングサブモジュール802Bと、第1分類サブモジュール802Cと、第2分類サブモジュール802Dとを含んでいてもよい。
【0099】
走査サブモジュール802Aは、周囲のWIFIネットワークを走査して、上記周囲のWIFIネットワークのタイプを取得するように構成されている。
【0100】
マッチングサブモジュール802Bは、上記周囲のWIFIネットワークの上記タイプを、ローカルに保存され、上記WIFIスマートデバイスによりサポートされているWIFIタイプ、又は、ローカルに保存され、上記WIFIスマートデバイスによりサポートされていないWIFIタイプとマッチングさせるように構成されている。
【0101】
第1分類サブモジュール802Cは、WIFIネットワークの上記タイプが、上記WIFIスマートデバイスによりサポートされているWIFIタイプとマッチする場合、該WIFIネットワークを、上記WIFIスマートデバイスにとってアクセス可能なWIFIネットワークとして分類するように構成されている。
【0102】
第2分類サブモジュール802Dは、WIFIネットワークの上記タイプが、上記WIFIスマートデバイスによりサポートされているWIFIタイプとマッチしない場合、又は、上記WIFIスマートデバイスによりサポートされていないWIFIタイプとマッチする場合、該WIFIネットワークを、上記WIFIスマートデバイスにとってアクセス不可能なWIFIネットワークとして分類するように構成されている。
【0103】
なお、図11の装置の実施形態に示されている走査サブモジュール802A、マッチングサブモジュール802B、第1分類サブモジュール802C及び第2分類サブモジュール802Dはまた、図9〜10に示されている装置の実施形態に含まれていてもよく、このことは、本開示を限定するものではないことに留意されたい。
【0104】
図12を参照すると、図12は、例示の実施形態に基づく別のWIFIリスト表示装置のブロック図であり、図11に示される実施形態を基礎として、分類モジュール802は、標識サブモジュール802Eを含んでいてもよい。
【0105】
標識サブモジュール802Eは、上記WIFIリスト中において、上記WIFIスマートデバイスにとってアクセス可能なWIFIネットワークを、アクセス可能であると標識するように、又は、上記WIFIリスト中において、上記WIFIスマートデバイスにとってアクセス可能なWIFIネットワークの名前を強調表示するように構成されている。
【0106】
なお、図12の装置の実施形態に示されている標識サブモジュール802Eはまた、図8〜10に示されている装置の実施形態に含まれていてもよく、このことは、本開示を限定するものではないことに留意されたい。
【0107】
図13を参照すると、図13は、例示の実施形態に基づく別のWIFIリスト表示装置のブロック図であり、図8に示される実施形態を基礎として、表示モジュール803は、表示サブモジュール803Aを含んでいてもよい。
【0108】
表示サブモジュール803Aは、上記WIFIリスト中において、アクセス可能であると標識された又は名前が強調表示されたWIFIネットワークを、上記WIFIリストの開始位置から所定の配列方式に従って順次表示するように構成されている。
【0109】
なお、図13の装置の実施形態に示されている表示サブモジュール803Aはまた、図9〜12に示されている装置の実施形態に含まれていてもよく、このことは、本開示を限定するものではないことに留意されたい。
【0110】
上述の実施形態における装置に関しては、各モジュールの具体的な操作モードは、WIFIリスト表示方法に関する実施形態において本明細書に詳細に説明されており、ここでは詳述しない。
【0111】
装置の実施形態は、実質的に方法の実施形態に対応しているため、関連する態様については方法の実施形態についての説明を参照することができる。上述の装置の実施形態は単なる例示であり、本明細書において分離した構成要素として説明されたモジュールは、互いに物理的に分離されていても物理的に分離されていなくてもよく、モジュールとして表された構成要素は、物理的なモジュールであってもなくてもよい。すなわち、それらの構成要素は同一の場所に位置していてもよく、複数のネットワークユニット内に分布していてもよい。本開示の目的を達成するために、実際の要求に応じていくつかの又は全てのモジュールを選択してもよく、このことは、当業者により創作的な作業なしに理解又は実施され得る。
【0112】
それに伴って、本開示は、WIFIリスト表示装置もまた提供し、上記装置は、プロセッサと、上記プロセッサにより実行可能な命令を保存するように構成されたメモリとを含んでいる。上記プロセッサは、WIFIスマートデバイスによりサポートされているWIFIタイプを取得し、上記WIFIスマートデバイスによりサポートされているWIFIタイプに基づいて、上記WIFIスマートデバイスによりアクセスされようとしているWIFIネットワークを、アクセス可能な群及びアクセス不可能な群の少なくとも2つに分類し、分類されたWIFIネットワークを上記WIFIリスト中に表示するように構成されている。
【0113】
それに伴って、本開示は、端末もまた提供する。上記端末は、メモリと、メモリ内に保存された1つ以上のプログラムとを含んでいる。1つ以上のプログラムは、1つ以上のプロセッサにより実行されるように構成されており、1つ以上のプログラムは、以下の操作、すなわち、
WIFIスマートデバイスによりサポートされているWIFIタイプを取得する操作、
上記WIFIスマートデバイスによりサポートされているWIFIタイプに基づいて、上記WIFIスマートデバイスによりアクセスされようとしているWIFIネットワークを、アクセス可能な群及びアクセス不可能な群の少なくとも2つに分類する操作、及び、
分類されたWIFIネットワークを上記WIFIリスト中に表示する操作
を実施するための命令を含んでいる。
【0114】
図14は、本開示の例示の実施形態に基づくWIFIリスト表示装置の概略図である。
【0115】
図14に示されるように、例示の実施形態に基づくWIFIリスト表示装置1400は、携帯電話、コンピュータ、デジタルブロードキャスト端末、メッセージトランシーバ、ゲームコンソール、タブレット、医療機器、健康器具、PDA等であってもよい。
【0116】
図14を参照すると、装置1400は、以下の1つ又は複数のコンポーネント、すなわち、処理コンポーネント1401、メモリ1402、電源コンポーネント1403、マルチメディアコンポーネント1404、オーディオコンポーネント1405、入力/出力(I/O)インタフェース1406、センサコンポーネント1407及び通信コンポーネント1408を含んでいてもよい。
【0117】
処理コンポーネント1401は、典型的には、装置1400の全体的な操作を制御し、例えば、表示、電話呼出し、データ通信、カメラ操作及び記録操作に関する操作などを制御する。処理コンポーネント1401は、上述の方法におけるステップの全部又は一部を実施するための命令を実行する1つ又は複数のプロセッサ1409を含んでいてもよい。さらに、処理コンポーネント1401は、処理コンポーネント1401と他のコンポーネントとの間の対話を容易にする1つ又は複数のモジュールを含んでいてもよい。例えば、処理コンポーネント1401は、マルチメディアコンポーネント1404と処理コンポーネント1401との間の対話を容易にするマルチメディアモジュールを含んでいてもよい。
【0118】
メモリ1402は、装置1400の操作をサポートするための種々のタイプのデータを保存するように構成されている。このようなデータの例には、装置1400上において操作される任意のアプリケーション又は方法のための命令、連絡先データ、電話帳データ、メッセージ、ピクチャ、ビデオ等が含まれる。メモリ1402は、任意のタイプの揮発性若しくは不揮発性メモリデバイス、又はそれらの組み合わせを用いて実装されていてもよく、例えば、スタティックランダムアクセスメモリ(SRAM)、電気的に消去可能なプログラマブル読み出し専用メモリ(EEPROM)、消去可能なプログラマブル読み出し専用メモリ(EPROM)、プログラマブル読み出し専用メモリ(PROM)、読み出し専用メモリ(ROM)、磁気メモリ、フラッシュメモリ、磁気ディスク又は光ディスクを用いて実装されていてもよい。
【0119】
電源コンポーネント1403は、装置1400の種々のコンポーネントに電力を供給する。電源コンポーネント1403は、電源管理システム、1つ又は複数の電源、及び、装置1400において電力を生成、管理及び分配することに関する任意の他のコンポーネントを含んでいてもよい。
【0120】
マルチメディアコンポーネント1404は、装置1400とユーザとの間に出力インタフェースを提供するスクリーンを含んでいる。いくつかの実施形態では、スクリーンは液晶ディスプレイ(LCD)及びタッチパネル(TP)を含んでいてもよい。スクリーンがタッチパネルを含んでいる場合には、スクリーンはユーザからの入力信号を受信するためのタッチスクリーンとして実装されていてもよい。タッチパネルは、タッチ、スワイプ及びタッチパネル上における他のジェスチャを感知するための1つ又は複数のタッチセンサを含んでいる。上記タッチセンサは、タッチ又はスワイプ動作の境界を感知してもよく、それだけでなくタッチ又はスワイプ動作に関する持続時間及び圧力を感知してもよい。いくつかの実施形態では、マルチメディアコンポーネント1404は、前面カメラ及び/又は背面カメラを含んでいる。装置1400が撮影モード又はビデオモードのような操作モードにある際には、前面カメラ及び背面カメラは、外部マルチメディアデータを受信してもよい。前面カメラ及び背面カメラはそれぞれ、固定式光学レンズシステム又は焦点距離ズーム機能及び光学ズーム機能を有していてもよい。
【0121】
オーディオコンポーネント1405は、オーディオ信号を出力及び/又は入力するように構成されている。例えば、オーディオコンポーネント1405はマイク(MIC)を含んでおり、該マイクは、装置1400が呼出しモード、記録モード及び音声認識モードのような操作モードにある際に、外部オーディオ信号を受信するように構成されている。受信されたオーディオ信号は、さらに、メモリ1402内に保存されてもよく、通信コンポーネント1408を経由して送信されてもよい。いくつかの実施形態では、オーディオコンポーネント1405は、オーディオ信号を出力するためのスピーカをさらに含んでいてもよい。
【0122】
I/Oインタフェース1402は、処理コンポーネント1401と、キーボード、クリックホイール、ボタン等の周辺インタフェースモジュールとの間に、インタフェースを提供する。該ボタンは、限定されないが、ホームボタン、ボリュームボタン、スタートボタン及びロックボタンを含んでいてもよい。
【0123】
センサコンポーネント1407は、装置1400における種々の様相の状態評価を提供するための1つ又は複数のセンサを含んでいる。例えば、センサコンポーネント1407は、装置1400のオープン/クローズ状態及びコンポーネント(例えば、装置1400のディスプレイ及びキーパッド)の相対位置を検出してもよい。センサコンポーネント1407はまた、装置1400又は装置1400のコンポーネントの位置の変化、装置1400とコンタクトを取っているユーザの存在又は不存在、装置1400の向き又は加速/減速、及び装置1400の温度変化を検出してもよい。センサコンポーネント1407は、物理的接触のない状態で近くの物体の存在を検出するように構成された近接センサを含んでいてもよい。センサコンポーネント1407はまた、撮影アプリケーションにおいて使用するための、CMOS又はCCDイメージセンサのような光センサを含んでいてもよい。いくつかの実施形態では、センサコンポーネント1407はまた、加速度センサ、ジャイロセンサ、磁気センサ、圧力センサ又は温度センサを含んでいてもよい。
【0124】
通信コンポーネント1408は、装置1400と他の装置との間の有線又は無線の通信を容易にするように構成されている。装置1400は、WIFI、2G若しくは3G、又はそれらの組み合わせのような通信規格に基づく無線ネットワークにアクセスすることができる。例示の一実施形態では、通信コンポーネント1408は、ブロードキャストチャンネルを経由して、外部ブロードキャスト管理システムからのブロードキャスト信号又はブロードキャスト関連情報を受信する。例示の一実施形態では、通信コンポーネント1408は、短距離通信を促進するための近距離通信(NFC)モジュールをさらに含んでいる。例えば、NFCモジュールは、無線周波数識別(RFID)技術、赤外線データ協会(IrDA)技術、超広帯域(UWB)技術、Bluetooth(BT)技術及び他の技術に基づいて実装されていてもよい。
【0125】
例示の実施形態では、装置1400は、上述の方法を実行するための1つ又は複数の特定用途向け集積回路(ASIC)、デジタル信号プロセッサ(DSP)、デジタル信号処理デバイス(DSPD)、プログラマブルロジックデバイス(PLD)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、コントローラ、マイクロコントローラ、マイクロプロセッサ又は他の電子部品により実装されていてもよい。
【0126】
例示の実施形態では、命令を含んだメモリ1402のような、命令を含んだ非一時的なコンピュータ読み取り可能記憶媒体もまた提供される。上記命令は、上述の方法を実施するために、装置1400のプロセッサ1409によって実行可能である。例えば、非一時的なコンピュータ読み取り可能記憶媒体は、ROM,RAM、CD−ROM、磁気テープ、フロッピーディスク及び光学データ記憶デバイス等であってもよい。
【0127】
上記記憶媒体中の命令がモバイル端末のプロセッサにより実行される際には、モバイル端末は、
WIFIスマートデバイスによりサポートされているWIFIタイプを取得するステップと、
上記WIFIスマートデバイスによりサポートされているWIFIタイプに基づいて、上記WIFIスマートデバイスによりアクセスされようとしているWIFIネットワークを、アクセス可能な群及びアクセス不可能な群の少なくとも2つに分類するステップと、
分類されたWIFIネットワークを上記WIFIリスト中に表示するステップと、
を含んでいるWIFIリスト表示方法を実行することができる。
【0128】
当業者は、明細書及び本明細書に開示された本発明の実施を考慮して、本発明の他の実施形態に容易に想到するであろう。本出願は、本発明の任意の変形、使用又は翻案に及ぶことを意図しており、これらの変形、使用又は翻案は、本発明の一般的な原理に従うものであると共に、当該技術分野における公知技術又は慣用技術の範囲内における本開示からの逸脱を含んでいる。明細書及び実施例は単なる例示とみなされ、本発明の真の範囲及び趣旨は以下の特許請求の範囲によって示されることが意図される。
【0129】
本発明は、上述の及び添付の図面に図示された厳密な構成に限定されるものではなく、本発明の範囲から逸脱することなく、様々な修正及び変更がなされ得ることを理解されたい。本開示の範囲は、添付の特許請求の範囲によってのみ限定される。
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