特許第6241421号(P6241421)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6241421
(24)【登録日】2017年11月17日
(45)【発行日】2017年12月6日
(54)【発明の名称】制御装置、制御方法、およびプログラム
(51)【国際特許分類】
   H04Q 9/00 20060101AFI20171127BHJP
   H04B 3/54 20060101ALI20171127BHJP
【FI】
   H04Q9/00 301A
   H04B3/54
【請求項の数】9
【全頁数】29
(21)【出願番号】特願2014-558439(P2014-558439)
(86)(22)【出願日】2013年10月30日
(86)【国際出願番号】JP2013079373
(87)【国際公開番号】WO2014115392
(87)【国際公開日】20140731
【審査請求日】2016年9月20日
(31)【優先権主張番号】特願2013-9144(P2013-9144)
(32)【優先日】2013年1月22日
(33)【優先権主張国】JP
(73)【特許権者】
【識別番号】000002185
【氏名又は名称】ソニー株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100095957
【弁理士】
【氏名又は名称】亀谷 美明
(74)【代理人】
【識別番号】100096389
【弁理士】
【氏名又は名称】金本 哲男
(74)【代理人】
【識別番号】100101557
【弁理士】
【氏名又は名称】萩原 康司
(74)【代理人】
【識別番号】100128587
【弁理士】
【氏名又は名称】松本 一騎
(72)【発明者】
【氏名】竹村 和純
(72)【発明者】
【氏名】紺谷 悟司
【審査官】 松平 英
(56)【参考文献】
【文献】 特開2011−135749(JP,A)
【文献】 特開2011−83051(JP,A)
【文献】 特開2012−235615(JP,A)
【文献】 特開平5−108505(JP,A)
【文献】 特開平6−124145(JP,A)
【文献】 特開平7−284236(JP,A)
【文献】 特開2008−244702(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06F1/26−1/32
H02J7/00−7/12
7/34−13/00
H03J9/00−9/06
H04B1/76−3/44
3/50−3/60
7/005−7/015
H04Q9/00−9/16
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
外部電源から供給される第1電力とバッテリから供給される第2電力とで駆動することが可能な制御対象装置における、前記第1電力の供給状態と、前記第1電力が伝送される電力線に接続されている外部通信装置から前記電力線を介して取得される送信信号とに基づいて、前記制御対象装置を前記第2電力で駆動させるかを判定する判定部と、
前記制御対象装置を前記第2電力で駆動させると判定された場合に、前記制御対象装置を前記第2電力で駆動させる対象制御部と、
を備える、制御装置。
【請求項2】
前記判定部は、
前記第1電力が前記制御対象装置に供給されている場合には、前記制御対象装置を前記第2電力で駆動させると判定せず、
前記第1電力が前記制御対象装置に供給されていない場合には、前記送信信号の取得状態に基づいて、前記制御対象装置を前記第2電力で駆動させるかを判定する、請求項1に記載の制御装置。
【請求項3】
前記判定部は、
前記第1電力が前記制御対象装置に供給されておらず、かつ、前記送信信号が取得された場合には、前記制御対象装置を前記第2電力で駆動させると判定し、
前記第1電力が前記制御対象装置に供給されておらず、かつ、前記送信信号が取得されない場合には、前記制御対象装置を前記第2電力で駆動させると判定しない、請求項2に記載の制御装置。
【請求項4】
前記外部通信装置と前記電力線を介して通信を行う通信部をさらに備え、
前記判定部は、前記通信部に前記外部通信装置と通信を行わせることによって、前記外部通信装置から前記送信信号を取得する、請求項1〜3のいずれか1項に記載の制御装置。
【請求項5】
前記通信部は、
前記外部通信装置に対して前記送信信号を送信させる信号を送信し、
前記外部通信装置において受信された前記信号に基づいて負荷変調が行われることによって送信される前記送信信号を、受信する、請求項4に記載の制御装置。
【請求項6】
前記通信部は、
前記電力線と接続され、少なくとも前記第1電力の周波数の信号を遮断し、前記第1電力の周波数よりも高い周波数の高周波信号を遮断しないフィルタと接続され、
前記高周波信号を前記フィルタおよび前記電力線を介して送信して、前記外部通信装置と通信を行う、請求項4または5に記載の制御装置。
【請求項7】
前記制御対象装置は、照明装置である、請求項1〜6のいずれか1項に記載の制御装置。
【請求項8】
外部電源から供給される第1電力とバッテリから供給される第2電力とで駆動することが可能な制御対象装置における、前記第1電力の供給状態と、前記第1電力が伝送される電力線に接続されている外部通信装置から前記電力線を介して取得される送信信号とに基づいて、前記制御対象装置を前記第2電力で駆動させるかを判定するステップと、
前記制御対象装置を前記第2電力で駆動させると判定された場合に、前記制御対象装置を前記第2電力で駆動させるステップと、
を有する、制御方法。
【請求項9】
外部電源から供給される第1電力とバッテリから供給される第2電力とで駆動することが可能な制御対象装置における、前記第1電力の供給状態と、前記第1電力が伝送される電力線に接続されている外部通信装置から前記電力線を介して取得される送信信号とに基づいて、前記制御対象装置を前記第2電力で駆動させるかを判定するステップ、
前記制御対象装置を前記第2電力で駆動させると判定された場合に、前記制御対象装置を前記第2電力で駆動させるステップ、
をコンピュータに実行させるためのプログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は、制御装置、制御方法、およびプログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
例えば、商用電源などの外部電源から供給される電力と、補助的な電源の役目を果たすバッテリから供給される電力とで駆動することが可能な装置が登場している。バッテリから供給される電力で駆動することを可能とすることによって、例えば停電時など、外部電源から通常時に供給される電力が装置に供給されない非常時においても、当該装置を駆動させることが可能となる。
【0003】
また、電力線を介した通信によって装置の動作を制御する技術も開発されている。電力線を介した通信によって照明器の動作を制御する技術としては、例えば下記の特許文献1に記載の技術が挙げられる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2008−199250号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
例えば、バッテリから供給される電力で駆動することが可能な既存の装置(以下、単に「既存の装置」と示す。)は、停電時などの外部電源から通常時に供給される電力が供給されない非常時であっても、バッテリから供給される電力により駆動することができる。
【0006】
しかしながら、既存の装置では、外部電源から供給される電力が供給されない状態が、停電や電力線の断線などの非常事態によって引き起こされているのか、または、電源スイッチがオフされている正常な事態によって引き起こされているのかを区別することができない。よって、既存の装置が用いられる場合には、例えば電源スイッチがオフされている正常時においても、バッテリから供給される電力により駆動してしまうという、望ましくない事態が生じうる。
【0007】
また、例えば特許文献1では、上記既存の装置で生じうる望ましくない事態について特段の考慮はなされておらず、仮に、例えば特許文献1に記載されている技術を用いたとしても、上記既存の装置で生じうる望ましくない事態は生じうる。
【0008】
本開示では、外部電源から供給される第1電力とバッテリから供給される第2電力とで駆動することが可能な制御対象装置における、第2電力での駆動を制御することが可能な、新規かつ改良された制御装置、制御方法、およびプログラムを提案する。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本開示によれば、外部電源から供給される第1電力とバッテリから供給される第2電力とで駆動することが可能な制御対象装置における、上記第1電力の供給状態と、上記第1電力が伝送される電力線に接続されている外部通信装置から上記電力線を介して取得される送信信号とに基づいて、上記制御対象装置を上記第2電力で駆動させるかを判定する判定部と、上記制御対象装置を上記第2電力で駆動させると判定された場合に、上記制御対象装置を上記第2電力で駆動させる対象制御部と、を備える、制御装置が提供される。
【0010】
また、本開示によれば、外部電源から供給される第1電力とバッテリから供給される第2電力とで駆動することが可能な制御対象装置における、上記第1電力の供給状態と、上記第1電力が伝送される電力線に接続されている外部通信装置から上記電力線を介して取得される送信信号とに基づいて、上記制御対象装置を上記第2電力で駆動させるかを判定するステップと、上記制御対象装置を上記第2電力で駆動させると判定された場合に、上記制御対象装置を上記第2電力で駆動させるステップと、を有する、制御方法が提供される。
【0011】
また、本開示によれば、外部電源から供給される第1電力とバッテリから供給される第2電力とで駆動することが可能な制御対象装置における、上記第1電力の供給状態と、上記第1電力が伝送される電力線に接続されている外部通信装置から上記電力線を介して取得される送信信号とに基づいて、上記制御対象装置を上記第2電力で駆動させるかを判定するステップ、上記制御対象装置を上記第2電力で駆動させると判定された場合に、上記制御対象装置を上記第2電力で駆動させるステップ、をコンピュータに実行させるためのプログラムが提供される。
【発明の効果】
【0012】
本開示によれば、外部電源から供給される第1電力とバッテリから供給される第2電力とで駆動することが可能な制御対象装置における、第2電力での駆動を制御することができる。
【図面の簡単な説明】
【0013】
図1】既存の装置が用いられる場合において生じうる問題の一例を説明するための説明図である。
図2】本実施形態に係る制御装置により第2電力による駆動が制御される、本実施形態に係る制御対象装置の動作の一例を示す説明図である。
図3】本実施形態に係る制御装置における、本実施形態に係る制御方法に係る処理の一例を示す流れ図である。
図4】第1の実施形態に係る制御システムの構成の一例を示す説明図である。
図5】本実施形態に係る制御装置が備える通信部の構成の一例を示す説明図である。
図6】本実施形態に係る制御装置が備える通信部の他の例を示す説明図である。
図7】本実施形態に係る切替装置が備えるフィルタの構成の一例を示す説明図である。
図8】本実施形態に係る切替装置が備える通信部の構成の一例を示す説明図である。
図9】本実施形態に係る切替装置が備える通信部の構成の他の例を示す説明図である。
図10】第2の実施形態に係る制御システムの構成の一例を示す説明図である。
図11】第3の実施形態に係る制御システムの構成の一例を示す説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0014】
以下に添付図面を参照しながら、本開示の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
【0015】
また、以下では、下記に示す順序で説明を行う。
1.本実施形態に係る制御方法
2.本実施形態に係る制御システム
3.本実施形態に係るプログラム
【0016】
(本実施形態に係る制御方法)
本実施形態に係る制御システムを構成する装置それぞれの構成について説明する前に、まず、本実施形態に係る制御方法について説明する。以下では、本実施形態に係る制御システムを構成する本実施形態に係る制御装置が、本実施形態に係る制御方法に係る処理を行う場合を例に挙げて、本実施形態に係る制御方法について説明する。
【0017】
また、以下では、商用電源などの外部電源から供給される電力を「第1電力」と示し、バッテリから供給される電力を「第2電力」と示す。ここで、本実施形態に係る外部電源は、例えば、通常時において装置に供給される電源の役目を果たし、また、本実施形態に係るバッテリは、例えば、補助的な電源の役目を果たす。また、本実施形態に係る第1電力としては、例えば、AC(Alternating Current)電力や、DC(Direct Current)電力が挙げられる。
【0018】
[I]既存の装置が用いられる場合において生じうる問題の一例
上述したように、既存の装置では、外部電源から供給される第1電力が供給されない状態が、停電や電力線の断線などの非常事態によって引き起こされているのか、または、電源スイッチがオフされている正常な事態によって引き起こされているのかを区別することができない。そのため、既存の装置が用いられる場合には、例えば電源スイッチがオフされている正常時においても、バッテリから供給される第2電力により駆動してしまうという、望ましくない事態が生じうる。
【0019】
図1は、既存の装置が用いられる場合において生じうる問題の一例を説明するための説明図である。図1では、供給される電力で駆動する装置10と、外部電源から伝達される第1電力を電源スイッチSWにより選択的に装置10に供給する切替装置20と、バッテリ30とを示している。図1に示すAは、切替装置20における電源スイッチSWのオン/オフによって、選択的に供給される第1電力で駆動する装置10の一例を示している。また、図1に示すBは、切替装置20における電源スイッチSWのオン/オフによって選択的に供給される第1電力と、バッテリ30から供給される第2電力とで駆動する装置10(既存の装置)の一例を示している。また、図1に示すCは、図1のBに示す既存の装置10における、動作状態の一例を示している。図1に示すCでは、バッテリ30から供給される第2電力による駆動を「バッテリ駆動」と示している。
【0020】
例えば図1のAに示す装置10は、供給される第1電力のみで駆動するので、切替装置20において電源スイッチSWがオンされたときに動作し、切替装置20において電源スイッチSWがオフされたときには動作しない。
【0021】
一方、例えば図1のBに示す既存の装置10は、供給される第1電力と、バッテリ30から供給される第2電力とで駆動することが可能であるため、第1電力が供給されない場合であっても、第2電力で駆動することができる。しかしながら、例えば図1のBに示す既存の装置10では、第1電力が供給されない状態が、切替装置20の電源スイッチSWがオフされていることによって引き起こされているのか、または、停電や電力線の断線などの非常事態によって引き起こされているのかを区別することができない。
【0022】
そのため、例えば図1のBに示す既存の装置10が用いられる場合には、例えば図1のCのC1に示すように、例えば切替装置20の電源スイッチSWがオフされている場合においても、バッテリ30から供給される第2電力により駆動してしまう。具体例を挙げると、例えば、既存の装置10が照明機器である場合には、ユーザが切替装置20の電源スイッチSWをオフさせる操作を行ったとしても、バッテリ30からの第2電力の供給がなくなるまで照明がつき続けることとなる。
【0023】
よって、例えば図1のBに示す既存の装置10が用いられる場合には、例えば、“ユーザが切替装置20の電源スイッチSWをオフさせる操作を行ったとしても、バッテリ30からの第2電力の供給がなくなるまで既存の装置10が駆動され続ける”などの、望ましくない事態が生じうる。
【0024】
したがって、例えば図1のBに示す既存の装置10が用いられる場合には、ユーザの利便性を損ねる恐れがある。
【0025】
[II]本実施形態に係る制御方法に係る処理
そこで、本実施形態に係る制御装置は、外部電源から供給される第1電力とバッテリから供給される第2電力とで駆動することが可能な装置を、第2電力で駆動させるかを判定し(判定処理)、判定結果に基づいて当該装置を第2電力で駆動させる(対象制御処理)。以下では、本実施形態に係る制御装置が、第2電力による駆動を制御する対象の装置を「制御対象装置」と示す。
【0026】
(1)判定処理
本実施形態に係る制御装置は、例えば、制御対象装置における第1電力の供給状態と、第1電力が伝送される電力線に接続されている外部通信装置から電力線を介して取得される送信信号とに基づいて、制御対象装置を第2電力で駆動させるかを判定する。
【0027】
ここで、本実施形態に係る制御装置は、例えば、制御対象装置における第1電力の供給状態を示す信号を、制御対象装置から取得することによって、制御対象装置における第1電力の供給状態を特定する。本実施形態に係る制御装置は、例えば、本実施形態に係る制御装置が、第1電力の供給状態を示す信号の送信要求を制御対象装置に送信することによって、第1電力の供給状態を示す信号を制御対象装置から取得する。なお、本実施形態に係る第1電力の供給状態を示す信号の取得方法は、上記に限られない。例えば、本実施形態に係る制御装置は、制御対象装置から定期的/非定期的に送信される第1電力の供給状態を示す信号を受信することによって、第1電力の供給状態を示す信号を取得してもよい。
【0028】
また、本実施形態に係る外部通信装置は、例えば、制御対象装置からみて、外部電源から伝達される第1電力を選択的に制御対象装置に供給する電源スイッチを介した電力線に接続される。制御対象装置からみて電源スイッチを介した電力線に外部通信装置が接続されることによって、本実施形態に係る制御装置は、例えば、外部通信装置から電力線を介して取得される送信信号の取得状態に基づいて、当該電源スイッチのオン/オフを特定することが可能となる。
【0029】
なお、本実施形態に係る外部通信装置は、電源スイッチを介した電力線に接続されることに限られない。例えば、本実施形態に係る外部通信装置は、例えば、制御対象装置からみて電源スイッチを介さない電力線に、さらに接続されていてもよい。上記のような電力線に外部通信装置が接続されることによって、本実施形態では、例えば、外部通信装置から電力線を介して取得される送信信号の取得状態に基づいて、電力線が断線されているかを特定することが可能となる。本実施形態に係る断線を特定することが可能な制御システムの一例については、後述する。
【0030】
また、本実施形態に係る制御装置は、例えば、通信部(後述する)(または、通信部(後述する)と同様の機能、構成を有する外部通信デバイス。以下、同様とする。)に、電力線を介して外部通信装置と通信を行わせることによって、送信信号を外部通信装置から取得する。本実施形態に係る制御装置は、例えば、通信部(後述する)に、送信信号を送信させる信号を送信させて、外部通信装置に送信信号を送信させることにより、送信信号を外部通信装置から取得する。
【0031】
ここで、本実施形態に係る送信信号を送信させる信号としては、例えば、送信信号を送信させるための送信要求を含む信号や、ポーリング信号などが挙げられる。
【0032】
また、本実施形態に係る外部通信装置が送信する送信信号としては、例えば、送信要求やポーリング信号に対する応答を示す信号が挙げられる。
【0033】
なお、本実施形態に係る外部通信装置が送信する送信信号は、上記に限られない。例えば、本実施形態に係る外部通信装置が送信する送信信号は、外部通信装置を示す識別情報を含む信号であってもよい。ここで、本実施形態に係る識別情報とは、外部通信装置の識別に用いることが可能な情報である。本実施形態に係る識別情報としては、例えば、外部通信装置固有の識別番号を示すデータや、外部通信装置の種類を示すデータ(例えばメーカや型番などを示すデータ)などが挙げられる。なお、本実施形態に係る識別情報は、外部通信装置の識別に用いることが可能な情報であれば、上記の例に限られない。
【0034】
本実施形態に係る外部通信装置が送信する送信信号が、識別情報を含む信号である場合には、本実施形態に係る制御装置は、取得された送信信号に含まれる識別情報に基づいて、当該送信信号を送信した外部通信装置を特定することが可能となる。よって、本実施形態に係る制御システムにおいて、電力線において複数の装置から送信される信号が伝送される場合であっても、本実施形態に係る制御装置は、特定の外部通信装置から送信される送信信号に基づいて、本実施形態に係る制御方法に係る処理を行うことができる。
【0035】
より具体的には、本実施形態に係る制御装置は、例えば、第1電力が制御対象装置に供給されている場合には、制御対象装置を第2電力で駆動させると判定しない。
【0036】
また、本実施形態に係る制御装置は、例えば、第1電力が制御対象装置に供給されていない場合には、送信信号の取得状態に基づいて、制御対象装置を第2電力で駆動させるかを判定する。
【0037】
ここで、本実施形態に係る制御装置は、例えば、第1電力が制御対象装置に供給されておらず、かつ、送信信号が取得された場合には、制御対象装置を第2電力で駆動させると判定する。
【0038】
例えば、外部通信装置が、制御対象装置からみて電源スイッチを介した電力線に接続されている場合において、本実施形態に係る判定処理において上記のように判定されることによって、本実施形態に係る制御装置は、後述する対象制御処理において、電源スイッチがオンであるにもかかわらず第1電力が供給されない事態(例えば、停電時)が生じているときに、制御対象装置を第2電力で駆動させることができる。
【0039】
また、本実施形態に係る制御装置は、例えば、第1電力が制御対象装置に供給されておらず、かつ、送信信号が取得されない場合には、制御対象装置を第2電力で駆動させると判定しない。
【0040】
例えば、外部通信装置が、制御対象装置からみて電源スイッチを介した電力線に接続されている場合において、本実施形態に係る判定処理において上記のように判定されることによって、本実施形態に係る制御装置は、後述する対象制御処理において、電源スイッチがオフであるにもかかわらず制御対象装置が第2電力で駆動してしまうことを防止することができる。
【0041】
(2)対象制御処理
本実施形態に係る制御装置は、例えば、上記(1)の処理(判定処理)において制御対象装置を第2電力で駆動させると判定された場合に、制御対象装置を第2電力で駆動させる。また、本実施形態に係る制御装置は、例えば、上記(1)の処理(判定処理)において制御対象装置を第2電力で駆動させると判定されない場合には、制御対象装置を第2電力で駆動させない。
【0042】
ここで、本実施形態に係る制御装置は、例えば、第2電力での駆動に係る制御命令を含む信号を、制御対象装置に送信することによって、制御対象装置を第2電力で選択的に駆動させる。
【0043】
本実施形態に係る制御装置は、本実施形態に係る制御方法に係る処理として、例えば、上記(1)の処理(判定処理)、および上記(2)の処理(対象制御処理)を行う。
【0044】
ここで、本実施形態に係る制御装置は、上記(2)の処理(対象制御処理)において、上記(1)の処理(判定処理)における判定結果に基づいて、制御対象装置を第2電力で駆動させると判定された場合に、制御対象装置を第2電力で選択的に駆動させる。
【0045】
図2は、本実施形態に係る制御装置により第2電力による駆動が制御される、本実施形態に係る制御対象装置の動作の一例を示す説明図である。ここで、図2に示す“外部電源からの電力供給”とは、本実施形態に係る制御対象装置に対する第1電力の供給を示すものではなく、外部電源からの電力の供給状態を示している。つまり、図2に示す“外部電源からの電力供給がなしの状態”とは、例えば、停電時に相当する。また、図2では、制御対象装置におけるバッテリから供給される第2電力による駆動を、「バッテリ駆動」と示している。
【0046】
上述したように、本実施形態に係る制御装置は、例えば、第1電力が制御対象装置に供給されている場合(例えば、図2における“外部電源からの電力供給がありの状態”であり、かつ、“電源スイッチがONの状態”に対応する。)には、制御対象装置を第2電力で駆動させると判定しない。よって、上記の場合には、例えば図2のAに示すように、制御対象装置が、第1電力で動作する。
【0047】
また、上述したように、本実施形態に係る制御装置は、例えば、第1電力が制御対象装置に供給されておらず、かつ、送信信号が取得された場合(例えば、図2における“外部電源からの電力供給がなしの状態”であり、かつ、“電源スイッチがONの状態”に対応する。)には、制御対象装置を第2電力で駆動させると判定する。よって、上記の場合には、例えば図2のBに示すように、制御対象装置が、バッテリから供給される第2電力で動作する。
【0048】
また、上述したように、本実施形態に係る制御装置は、例えば、第1電力が制御対象装置に供給されておらず、かつ、送信信号が取得されない場合(例えば、図2における「“外部電源からの電力供給がありの状態”であり、かつ、“電源スイッチがOFFの状態”」、または、「“外部電源からの電力供給がなしの状態”であり、かつ、“電源スイッチがOFFの状態”」に対応する。)には、制御対象装置を第2電力で駆動させると判定しない。よって、上記の場合には、例えば図2のCに示すように、制御対象装置が、第1電力、および、バッテリから供給される第2電力で動作しない。
【0049】
例えば図2に示すように、本実施形態に係る制御装置は、例えば、電源スイッチがオンであるにもかかわらず第1電力が供給されない事態(例えば、停電時)が生じているときに、制御対象装置を第2電力で駆動させることができる。また、本実施形態に係る制御装置は、例えば、電源スイッチがオフであるにもかかわらず制御対象装置が第2電力で駆動してしまうことを防止することができる。
【0050】
したがって、本実施形態に係る制御装置は、本実施形態に係る制御方法に係る処理として、例えば、上記(1)の処理(判定処理)、および上記(2)の処理(対象制御処理)を行うことによって、外部電源から供給される第1電力とバッテリから供給される第2電力とで駆動することが可能な制御対象装置における、第2電力での駆動を制御することができる。
【0051】
また、本実施形態に係る制御装置が、本実施形態に係る制御方法に係る処理として、例えば、上記(1)の処理(判定処理)、および上記(2)の処理(対象制御処理)を行うことによって、例えば、“ユーザが電源スイッチをオフさせる操作を行ったとしても、バッテリからの第2電力の供給がなくなるまで制御対象装置が駆動され続ける”などの、望ましくない事態が発生することを防止することが可能となる。本実施形態に係る制御対象装置が照明機器(照明装置)である場合を例に挙げると、本実施形態に係る制御装置が、本実施形態に係る制御方法に係る処理として、例えば、上記(1)の処理(判定処理)、および上記(2)の処理(対象制御処理)を行うことによって、例えば既存の装置で生じうる“ユーザが電源スイッチをオフさせる操作を行ったとしても、バッテリからの第2電力の供給がなくなるまで照明がつき続ける”ことが防止される。
【0052】
したがって、本実施形態に係る制御装置が、本実施形態に係る制御方法に係る処理として、例えば、上記(1)の処理(判定処理)、および上記(2)の処理(対象制御処理)を行うことによって、ユーザの利便性の低下を防止することができる。
【0053】
なお、本実施形態に係る制御方法に係る処理は、上記(1)の処理(判定処理)、および上記(2)の処理(対象制御処理)に限られない。
【0054】
例えば、本実施形態に係る制御装置は、上記(1)の処理(判定処理)の結果や、上記(2)の処理(対象制御処理)の結果などを通知させてもよい(通知制御処理)。本実施形態に係る制御装置は、例えば、本実施形態に係る制御装置が備える通知に係るデバイス(例えば、表示デバイスや、スピーカなどの音声出力デバイスなど)、および/または、外部装置に、上記(1)の処理(判定処理)の結果や、上記(2)の処理(対象制御処理)の結果などの通知を行わせる。
【0055】
例えば外部装置に通知を行わせる場合には、本実施形態に係る制御装置は、例えば、通知を制御する制御データを、有線または無線で外部装置へと送信することによって、外部装置に、上記(1)の処理(判定処理)の結果や、上記(2)の処理(対象制御処理)の結果などの通知を行わせる。ここで、本実施形態に係る通知を制御する制御データには、例えば、通知を実行させるための通知命令が含まれる。また、本実施形態に係る通知を制御する制御データには、例えば、通知内容を示すデータ(例えば、画像データや音声データなど)がさらに含まれていてもよい。
【0056】
以下、本実施形態に係る制御装置における制御方法に係る処理の一例について、より具体的に説明する。
【0057】
図3は、本実施形態に係る制御装置における、本実施形態に係る制御方法に係る処理の一例を示す流れ図である。ここで、例えば図3に示すステップS102、S104、S110の処理が、上記(1)の処理(判定処理)に該当する。また、例えば図3に示すステップS108、S112、S114の処理が、上記(2)の処理(対象制御処理)に該当する。また、例えば図3に示すステップS106の処理が、本実施形態に係る通知制御処理に該当する。
【0058】
本実施形態に係る制御装置は、送信要求(送信信号を送信させる信号の一例)を、例えば通信部(後述する)に送信させる(S100)。
【0059】
本実施形態に係る制御装置は、例えば、第1電力が制御対象装置に供給されているか否かを判定する(S102)。本実施形態に係る制御装置は、例えば、制御対象装置から取得された第1電力の供給状態を示す信号が、第1電力が供給されていることを示す場合に、第1電力が制御対象装置に供給されていると判定する。
【0060】
ステップS102において第1電力が制御対象装置に供給されていると判定された場合には、本実施形態に係る制御装置は、例えば、ステップS100において送信した送信要求に対して外部通信装置から送信された信号(送信信号)が検出されたか否かを判定する(S104)。
【0061】
ステップS104において外部通信装置から送信された信号が検出されたと判定された場合には、本実施形態に係る制御装置は、後述するステップS108の処理を行う。
【0062】
また、ステップS104において外部通信装置から送信された信号が検出されたと判定されない場合には、本実施形態に係る制御装置は、例えば、本実施形態に係る制御装置が備える通知に係るデバイスなどに、通知を行わせる(S106)。ここで、ステップS102において第1電力が制御対象装置に供給されていると判定されているにもかかわらず、ステップS104において外部通信装置から送信された信号が検出されたと判定されない場合には、外部通信装置が正常に機能していない、または、外部通信装置が故障している可能性がある。よって、ステップS106における通知としては、例えば、外部通信装置が正常に機能していないこと、または、外部通信装置が故障していることを示すエラー通知が挙げられる。なお、ステップS106における通知が、エラー通知に限られないことは、言うまでもない。
【0063】
ステップS104において外部通信装置から送信された信号が検出されたと判定された場合、または、ステップS106の処理が行われた場合には、本実施形態に係る制御装置は、供給されている第1電力で制御対象装置を動作させる(S108)。
【0064】
ステップS102において第1電力が制御対象装置に供給されていると判定されない場合には、本実施形態に係る制御装置は、例えば、本実施形態に係る制御装置は、例えば、ステップS100において送信した送信要求に対して外部通信装置から送信された信号(送信信号)が検出されたか否かを判定する(S110)。
【0065】
ステップS110において外部通信装置から送信された信号が検出されたと判定された場合には、本実施形態に係る制御装置は、バッテリから供給される第2電力で制御対象装置を動作させる(S112)。
【0066】
また、ステップS110において外部通信装置から送信された信号が検出されたと判定されない場合には、本実施形態に係る制御装置は、バッテリから供給される第2電力で制御対象装置を動作させない(S114)。
【0067】
本実施形態に係る制御装置は、本実施形態に係る制御方法に係る処理として、例えば図3に示す処理を行う。例えば図3に示す処理が行われることによって、本実施形態に係る制御方法に係る、上記(1)の処理(判定処理)および上記(2)の処理(対象制御処理)が実現される。
【0068】
したがって、例えば図3に示す処理を行うことによって、本実施形態に係る制御装置は、外部電源から供給される第1電力とバッテリから供給される第2電力とで駆動することが可能な制御対象装置における、第2電力での駆動を制御することができる。また、例えば図3に示す処理を行うことによって、本実施形態に係る制御装置は、例えば、ユーザの利便性の低下を防止することができる。なお、本実施形態に係る制御方法に係る処理が、図3に示す例に限られないことは、言うまでもない。
【0069】
(本実施形態に係る制御システム)
次に、上述した本実施形態に係る制御方法に係る処理を行うことが可能な、本実施形態に係る制御装置を含む、本実施形態に係る制御システムの構成の一例について説明する。以下では、本実施形態に係る制御システムの構成の一例を説明しつつ、本実施形態に係る制御装置の構成の一例を説明する。
【0070】
[1]第1の実施形態に係る制御システムの構成例
図4は、第1の実施形態に係る制御システム1000の構成の一例を示す説明図である。制御システム1000は、例えば、制御装置100と、制御対象装置200と、バッテリ300と、切替装置400と、フィルタ500とを有する。
【0071】
ここで、図4では、切替装置400が備える通信部404が、本実施形態に係る外部通信装置に該当する。なお、図4では、切替装置400が、本実施形態に係る外部通信装置に該当する通信部404を備える構成を示しているが、本実施形態に係る制御システムの構成は、上記に限られない。例えば、図4に示す通信部404、およびフィルタ402は、切替装置400の外部装置であってもよい。
【0072】
[1−1]制御装置100
制御装置100は、例えば、通信部102と、制御部104とを備える。ここで、制御装置100は、例えば、電力線から得られる第1電力、または、バッテリ300から供給される第2電力で駆動する。
【0073】
また、制御装置100は、例えば、ROM(Read Only Memory。図示せず)や、RAM(Random Access Memory。図示せず)、記憶部(図示せず)、ユーザが操作可能な操作部(図示せず)、様々な画面を表示画面に表示する表示部(図示せず)などを備えていてもよい。制御装置100は、例えば、データの伝送路としてのバス(bus)により上記各構成要素間を接続する。
【0074】
ここで、ROM(図示せず)は、制御部104が使用するプログラムや演算パラメータなどの制御用データを記憶する。RAM(図示せず)は、制御部104により実行されるプログラムなどを一時的に記憶する。
【0075】
記憶部(図示せず)は、制御装置100が備える記憶手段であり、例えば、アプリケーションなど様々なデータを記憶する。ここで、記憶部(図示せず)としては、例えば、ハードディスク(Hard Disk)などの磁気記録媒体や、フラッシュメモリ(flash memory)などの不揮発性メモリ(nonvolatile memory)などが挙げられる。また、記憶部(図示せず)は、制御装置100から着脱可能であってもよい。
【0076】
操作部(図示せず)は、制御装置100が備える操作手段である。操作部(図示せず)としては、例えば、ボタン、方向キー、ジョグダイヤルなどの回転型セレクター、あるいは、これらの組み合わせなどが挙げられる。
【0077】
表示部(図示せず)は、制御装置100が備える表示手段である。表示部(図示せず)としては、例えば、液晶ディスプレイ(Liquid Crystal Display)や有機ELディスプレイ(Organic Electro-Luminescence display。または、OLEDディスプレイ(Organic Light Emitting Diode display)ともよばれる。)などが挙げられる。また、表示部(図示せず)は、例えばタッチスクリーンなど、表示とユーザ操作とが可能なデバイスであってもよい。
【0078】
なお、制御装置100は、制御装置100の外部装置としての操作入力デバイス(例えば、キーボードやマウスなど)や表示デバイスなどの、外部デバイスと接続されていてもよい。
【0079】
通信部102は、外部通信装置(図4に示す例では、切替装置400が備える通信部404)と電力線を介して通信を行う。
【0080】
[本実施形態に係る電力線を介した通信]
ここで、本実施形態に係る電力線を介した通信(以下、「電力線通信」と示す。)について、より具体的に説明する。
【0081】
通信部102(または、通信部102と同様の機能、構成を有する外部通信デバイス。以下、同様とする。)と外部通信装置との間では、例えば、NFC(Near Field Communication)による通信技術やRFID(Radio Frequency IDentification)技術などの無線通信技術を、有線通信に適用することによって、電力線通信が行われる。ここで、本実施形態に係る電力線通信には、例えば、各装置の端子が接触して行われる通信(いわゆる、接触通信)と、各装置の端子が有線で結ばれて行われる通信とが含まれる。
【0082】
通信部102は、例えば、高周波信号を生成する高周波信号生成部(後述する)を備え、高周波信号を外部通信装置へ送信する。つまり、通信部102は、例えば、いわゆるリーダ/ライタ機能を有する。
【0083】
また、本実施形態に係る外部通信装置は、例えば通信部102を備える制御装置100などの外部装置から送信された信号に基づいて負荷変調を行うことにより、当該外部装置と通信を行う。例えば、外部通信装置が、通信部102から送信された高周波信号を受信した場合には、受信した高周波信号から電力を得て駆動し、受信した高周波信号を処理した結果に基づいて負荷変調を行うことによって、高周波信号を送信する。
【0084】
ここで、本実施形態に係る高周波信号としては、例えば、RFIDで用いられる周波数の信号や、非接触通信で用いられる周波数の信号などが挙げられる。例えば、高周波信号の周波数としては、130〜135[kHz]、13.56[MHz]、56[MHz]、433[MHz]、915.9〜928.1[MHz]、2441.75[MHz]、2448.875[MHz]が挙げられるが、本実施形態に係る高周波信号の周波数は、上記に限られない。以下では、本実施形態に係る高周波信号に基づき送信される高周波を、「搬送波」と示す場合がある。
【0085】
例えば、通信部102と外部通信装置とが、ぞれぞれ上記のような処理を行うことによって、通信部102と外部通信装置との間では、本実施形態に係る電力線通信が実現される。
【0086】
ここで、NFCによる通信技術などの無線通信技術を用いた通信デバイスは、回路規模が既存のPLC(Power Line Communication。電力線搬送通信)モデムなどと比較して非常に小さいことから、例えばIC(Integrated Circuit)チップのようなサイズまで小型化が可能である。また、例えばICカードやICチップを搭載した携帯電話など、NFCによる通信技術などの無線通信技術を用いて通信を行うことが可能な装置の普及が進んでいることから、NFCによる通信技術やRFID技術などの無線通信技術を用いた通信デバイスは、既存のPLCモデムと比較して安価である。
【0087】
さらに、NFCによる通信技術やRFID技術などの無線通信技術を有線通信に適用することによって、本実施形態に係る外部通信装置は、電力線を介して受信した高周波信号から電力を得て駆動し、負荷変調を行うことにより信号を送信することができる。つまり、通信部102と本実施形態に係る外部通信装置とを有する通信システムでは、本実施形態に係る外部通信装置は、通信を行うための別途の電源回路を備えなくとも、有線で通信を行うことが可能である。また、本実施形態に係る外部通信装置は、例えば、ユーザ操作に応じた信号(ユーザの指示を示す信号)が入力されなくとも、負荷変調を行うことにより信号を送信することができる。
【0088】
したがって、NFCによる通信技術やRFID技術などの無線通信技術を用いることによって、例えば、既存のPLCなどの有線通信が用いられる場合よりも、コストの低減や、通信デバイスのサイズの制限の緩和、消費電力の低減などを図ることが可能な、有線通信を実現することができる。
【0089】
なお、本実施形態に係る電力線通信は、NFCによる通信技術やRFID技術などの無線通信技術を用いた通信に限られない。例えば、通信部102と外部通信装置との間では、PLCなどの電力線通信が行われてもよい。通信部102と外部通信装置との間でPLCなどの電力線通信が行われる場合には、通信部102と外部通信装置とは、例えば、それぞれPLCモデムなどの電力線通信に係るデバイスを備える。
【0090】
以下では、通信部102と外部通信装置との間において、NFCによる通信技術やRFID技術などの無線通信技術を用いた電力線通信が行われる場合を例に挙げて、通信部102、および外部通信装置それぞれの構成の一例について説明する。
【0091】
図5は、本実施形態に係る制御装置100が備える通信部102の構成の一例を示す説明図である。ここで、図5では、制御部104とフィルタ500とを併せて示している。
【0092】
通信部102は、例えば、高周波信号生成部150と、復調部152とを備え、NFCなどにおけるリーダ/ライタ(または質問器)としての役目を果たす。また、通信部102は、例えば、暗号化回路(図示せず)や通信衝突防止(アンチコリジョン)回路などをさらに備えてもよい。
【0093】
高周波信号生成部150は、例えば制御部104から伝達される高周波信号生成命令を受け、高周波信号生成命令に応じた高周波信号を生成する。また、高周波信号生成部150は、例えば制御部104から伝達される、高周波信号の送信停止を示す高周波信号送信停止命令を受け、高周波信号の生成を停止する。ここで、図5では、高周波信号生成部150として交流電源が示されているが、本実施形態に係る高周波信号生成部150は、上記に限られない。例えば、本実施形態に係る高周波信号生成部150は、ASK(Amplitude Shift Keying)変調を行う変調回路(図示せず)と、変調回路の出力を増幅する増幅回路(図示せず)とを備えることができる。
【0094】
ここで、高周波信号生成部150が生成する高周波信号としては、例えば、送信要求(送信信号を送信させる信号の一例)が含まれる高周波信号や、外部通信装置に対する各種処理命令や処理するデータを含む高周波信号などが挙げられる。なお、高周波信号生成部150が生成する高周波信号は、例えば、無変調の信号であってもよい。
【0095】
復調部152は、例えば、高周波信号生成部150とフィルタ500との間における電圧の振幅変化を包絡線検波し、検波した信号を2値化することによって、外部通信装置から送信される送信信号を復調する。そして、復調部152は、復調した送信信号を、制御部104へ伝達する。なお、復調部152における送信信号の復調手段は、上記に限られず、例えば、復調部152は、高周波信号生成部150とフィルタ500との間における電圧の位相変化を用いて送信信号を復調することもできる。
【0096】
本実施形態に係る通信部102は、例えば図5に示す構成によって、NFCなどにおけるリーダ/ライタとしての役目を果たし、電力線を介して外部通信装置との間で通信を行う役目を果たすことができる。
【0097】
なお、本実施形態に係る通信部102の構成は、図5に示す構成に限られない。図6は、本実施形態に係る制御装置100が備える通信部102の他の例を示す説明図である。ここで、図6では、図5と同様に、制御部104とフィルタ500とを併せて示している。
【0098】
他の例に係る通信部102は、高周波信号生成部150と、復調部152と、第1高周波送受信部154と、第2高周波送受信部156とを備える。また、他の例に係る通信部102は、例えば、暗号化回路(図示せず)や通信衝突防止(アンチコリジョン)回路などをさらに備えてもよい。
【0099】
高周波信号生成部150は、図5に示す高周波信号生成部150と同様に、高周波信号生成命令に応じた高周波信号を生成し、高周波信号送信停止命令に応じて高周波信号の生成を停止する。
【0100】
復調部152は、第1高周波送受信部154のアンテナ端における電圧の振幅変化を包絡線検波し、検波した信号を2値化することによって、外部通信装置から送信される送信信号を復調する。なお、復調部152における送信信号の復調手段は、上記に限られず、復調部152は、例えば、第1高周波送受信部154のアンテナ端における電圧の位相変化を用いて送信信号を復調することもできる。
【0101】
第1高周波送受信部154は、例えば、所定のインダクタンスをもつインダクタL1と所定の静電容量を有するキャパシタC1とを備え、共振回路を構成する。ここで、第1高周波送受信部156の共振周波数としては、例えば、13.56[MHz]などの高周波信号の周波数が挙げられる。第1高周波送受信部154は、上記構成により、高周波信号生成部150が生成した高周波信号を送信し、また、第2高周波送受信部156から送信される、外部通信装置から送信された送信信号を受信することができる。つまり、第1高周波送受信部154は、通信部102内における第1の通信アンテナとしての役目を果たす。
【0102】
第2高周波送受信部156は、例えば、所定のインダクタンスをもつインダクタL2と所定の静電容量を有するキャパシタC2とを備え、共振回路を構成する。ここで、第2高周波送受信部156の共振周波数としては、例えば、13.56[MHz]などの高周波信号の周波数が挙げられる。第2高周波送受信部156は、上記構成により、第1高周波送受信部154から送信された高周波信号を受信し、また、外部通信装置から送信された送信信号を送信することができる。つまり、第2高周波送受信部156は、通信部102内における第2の通信アンテナとしての役目を果たす。
【0103】
本実施形態に係る通信部102は、図6に示す構成であっても、図5に示す構成と同様に、NFCなどにおけるリーダ/ライタとしての役目を果たし、電力線を介して外部通信装置との間で通信を行う役目を果たすことができる。
【0104】
なお、本実施形態に係る通信部102の構成は、図5図6に示す構成に限られない。例えば、通信部102と外部通信装置との間でPLCなどの電力線通信が行われる場合には、通信部102は、例えば、PLCモデムなどの電力線通信に係るデバイスで構成されていてもよい。
【0105】
再度図4を参照して、制御装置100の構成の一例について説明する。制御部104は、例えばMPU(Micro Processing Unit)や各種処理回路などで構成され、制御装置100全体を制御する役目を果たす。また、制御部104は、例えば、判定部110と、対象制御部112とを備え、本実施形態に係る制御方法に係る処理を主導的に行う役目を果たす。
【0106】
判定部110は、上記(1)の処理(判定処理)を主導的に行う役目を果たし、制御対象装置200における第1電力の供給状態と、外部通信装置から電力線を介して取得される送信信号とに基づいて、制御対象装置200を第2電力で駆動させるかを判定する。
【0107】
対象制御部112は、上記(2)の処理(対象制御処理)を主導的に行う役目を果たし、判定部110において制御対象装置200を第2電力で駆動させると判定された場合に、制御対象装置200を第2電力で駆動させる。また、対象制御部112は、例えば、判定部110において制御対象装置200を第2電力で駆動させると判定されない場合には、制御対象装置200を第2電力で駆動させない。
【0108】
制御部104は、例えば、判定部110、および対象制御部112を備えることによって、本実施形態に係る制御方法に係る処理を主導的に行う。
【0109】
制御装置100は、例えば図4に示す構成によって、本実施形態に係る制御方法に係る処理(例えば、上記(1)の処理(判定処理)、および上記(2)の処理(対象制御処理))を行う。
【0110】
したがって、制御装置100は、例えば図4に示す構成によって、外部電源から供給される第1電力とバッテリから供給される第2電力とで駆動することが可能な制御対象装置における、第2電力での駆動を制御することができる。また、例えば図4に示す構成によって、制御装置100は、例えば、ユーザの利便性の低下を防止することができる。
【0111】
なお、本実施形態に係る制御装置の構成は、図4に示す構成に限られない。
【0112】
例えば、本実施形態に係る制御装置は、本実施形態に係る通知制御処理を行う通知制御部(図示せず)をさらに備えていてもよい。
【0113】
また、例えば、本実施形態に係る制御装置は、後述するフィルタ500を備えていてもよい。
【0114】
また、例えば、本実施形態に係る制御装置は、図4に示す判定部110、および対象制御部112のうちの一方または双方を、制御部104とは個別に備える(例えば、個別の処理回路で実現する)ことができる。
【0115】
また、例えば、本実施形態に係る制御装置が、外部通信デバイスを介して、本実施形態に係る外部通信装置と通信を行う場合には、本実施形態に係る制御装置は、通信部102を備えていなくてもよい。
【0116】
[1−2]制御対象装置200
制御対象装置200は、電力線を介して外部電源から供給される第1電力と、バッテリ300から供給される第2電力とで駆動することが可能な装置である。また、制御対象装置200におけるバッテリ300から供給される第2電力での駆動は、制御装置100により制御される。制御対象装置200の適用例については、後述する。
【0117】
[1−3]バッテリ300
バッテリ300は、例えば制御対象装置200などの外部装置に第2電力を供給する。ここで、バッテリ300としては、例えば、リチウムイオン二次電池やリチウムイオンポリマー二次電池などの二次電池や、乾電池やリチウム電池などの一次電池などが挙げられる。
【0118】
[1−4]切替装置400
切替装置400は、例えば、電源スイッチSWと、フィルタ402と、通信部404とを備える。
【0119】
電源スイッチSWは、例えばユーザのON/OFF操作などに応じて、外部電源から供給される第1電力を、電力線を介して制御対象装置200などに選択的に供給する。
【0120】
フィルタ402は、電力線と通信部404との間に接続され、電力線から伝達される信号をフィルタリングする役目を果たす。より具体的には、フィルタ402は、電力線から伝達される信号のうち、少なくとも電力の周波数の信号を遮断し、高周波信号を遮断しない機能を有する。切替装置400は、フィルタ402を備えることによってノイズとなりうる電力の周波数の信号を通信部404へ伝達しないので、通信部404と外部装置(より具体的には、図4に示す例では、例えば、制御装置100が備える通信部102)との間の通信の精度を向上させることができる。
【0121】
図7は、本実施形態に係る切替装置400が備えるフィルタ402の構成の一例を示す説明図である。ここで、図7では、通信部404を併せて示している。
【0122】
フィルタ402は、例えば、インダクタL3、L4と、キャパシタC3〜C5と、サージアブソーバSA1〜SA3とで構成される。なお、本実施形態に係るフィルタ402の構成が、図7に示す構成に限られないことは、言うまでもない。
【0123】
再度図4を参照して、切替装置400の構成の一例について説明する。通信部404は、本実施形態に係る外部通信装置の役目を果たし、高周波信号によって、制御装置100などの外部装置と電力線を介して通信を行う。より具体的には、通信部404は、例えば、外部装置から送信された高周波信号を受信した場合には、当該高周波信号から電力を得て駆動して、受信した高周波信号に基づく処理を行う。そして、通信部404は、上記処理に応じた送信信号を、負荷変調によって高周波信号として送信する。
【0124】
例えば、通信部404は、送信要求(送信信号を送信させる信号の一例)を含む高周波信号を受信した場合には、高周波信号に含まれる送信要求に基づく送信信号を、負荷変調によって電力線に重畳させて送信する。また、例えば、各種処理命令や処理するデータを含む高周波信号を受信した場合には、通信部404は、高周波信号に含まれる処理命令やデータに基づく処理を行う。そして、通信部404は、上記処理に基づく送信信号を負荷変調によって電力線に重畳させて送信する。つまり、通信部404は、例えば、NFCなどにおける応答器としての役目を果たす。
【0125】
図8は、本実施形態に係る切替装置400が備える通信部404の構成の一例を示す説明図である。ここで、図8では、フィルタ402を併せて示している。また、図8では、通信部404が、受信された高調波信号を復調して処理し、負荷変調により送信信号を送信させるICチップ450を備える構成を示している。なお、本実施形態に係る通信部404は、図8に示すICチップ450を構成する各構成要素を、ICチップの形態で備えていなくてもよい。
【0126】
ICチップ450は、例えば、検出部452と、検波部454と、レギュレータ456と、復調部458と、データ処理部460と、負荷変調部462とを備える。なお、図8では示していないが、ICチップ450は、例えば、過電圧や過電流がデータ処理部460に印加されることを防止するための保護回路(図示せず)をさらに備えていてもよい。ここで、保護回路(図示せず)としては、例えば、ダイオードなどで構成されたクランプ回路が挙げられる。
【0127】
また、ICチップ450は、例えば、ROM464と、RAM466と、内部メモリ468とを備える。データ処理部460と、ROM464、RAM466、内部メモリ468とは、例えば、データの伝送路としてのバス470によって接続される。
【0128】
検出部452は、フィルタ402から伝達される高周波信号に基づいて、例えば、矩形の検出信号を生成し、当該検出信号をデータ処理部460へ伝達する。また、データ処理部460は、伝達される上記検出信号を、例えば、データ処理のための処理クロックとして用いる。ここで、上記検出信号は、フィルタ402から伝達される高周波信号に基づくものであるので、外部装置から送信される高周波信号の周波数と同期することとなる。したがって、ICチップ450は、検出部452を備えることによって、外部装置との間の処理を、外部装置と同期して行うことができる。
【0129】
検波部454は、フィルタ402から伝達される高周波信号を整流する。ここで、検波部454は、例えば、ダイオードD1と、キャパシタC6とで構成される。
【0130】
レギュレータ456は、例えば、高周波信号を平滑、定電圧化し、データ処理部460へ駆動電圧を出力する。ここで、レギュレータ456は、例えば、高周波信号の直流成分を駆動電圧として用いる。
【0131】
復調部458は、高周波信号を復調し、高周波信号に対応するデータ(例えば、ハイレベルとローレベルとの2値化されたデータ信号)を出力する。ここで、復調部458は、例えば、高周波信号の交流成分をデータとして出力する。
【0132】
データ処理部460は、例えば、レギュレータ456から出力される駆動電圧を電源として駆動し、復調部458において復調されたデータの処理を行う。ここで、データ処理部460は、例えば、MPUや各種処理回路などで構成される。
【0133】
また、データ処理部460は、外部装置への応答に係る負荷変調を制御する制御信号を処理結果に応じて選択的に生成する。そして、データ処理部460は、制御信号を負荷変調部462へと選択的に出力する。
【0134】
また、データ処理部460は、例えば、復調部458において復調されたデータに含まれる命令に基づいて、内部メモリ468に記憶されたデータの読出し、更新などを行う。
【0135】
負荷変調部462は、例えば、負荷ZとスイッチSW1とを備え、データ処理部460から伝達される制御信号に応じて負荷Zを選択的に接続する(有効化する)ことによって負荷変調を行う。ここで、負荷Zは、例えば、所定の抵抗値を有する抵抗で構成されるが、負荷Zは、上記に限られない。また、スイッチSW1は、例えば、pチャネル型のMOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)や、nチャネル型のMOSFETで構成されるが、スイッチSW1は、上記に限られない。
【0136】
ROM464は、データ処理部460が使用するプログラムや演算パラメータなどの制御用データを記憶する。RAM466は、データ処理部460により実行されるプログラムや、演算結果、実行状態などを一時的に記憶する。
【0137】
内部メモリ468は、ICチップ450が備える記憶手段であり、例えば耐タンパ性を有し、データ処理部460によって、例えば、データの読出しや、データの新規書込み、データの更新が行われる。内部メモリ468には、例えば、識別情報や、アプリケーションなど様々なデータが記憶される。ここで、図8では、内部メモリ468が識別情報472を記憶している例を示しているが、内部メモリ468に記憶されるデータは、上記に限られない。
【0138】
ICチップ450は、例えば図8に示す上記のような構成によって、フィルタ402から伝達される高周波信号を処理し、負荷変調によって、フィルタ402を介して送信信号を電力線に重畳させて送信させる。なお、本実施形態に係るICチップ450の構成が、図8に示す構成に限られないことは、言うまでもない。
【0139】
通信部404は、例えば図8に示す構成によって、受信した高周波信号から電力を得て駆動して受信した高周波信号が示す処理を行い、負荷変調によって当該処理に応じた送信信号を送信することができる。
【0140】
なお、本実施形態に係る通信部404の構成は、図8に示す構成に限られない。図9は、本実施形態に係る切替装置400が備える通信部404の構成の他の例を示す説明図である。ここで、図9では、フィルタ402を併せて示している。なお、本実施形態に係る通信部404は、図9に示すICチップ450を構成する各構成要素を、ICチップの形態で備えていなくてもよい。
【0141】
他の例に係る通信部404は、第1高周波送受信部480と、第2高周波送受信部482と、ICチップ450とを備える。
【0142】
第1高周波送受信部480は、例えば、所定のインダクタンスをもつインダクタL5と所定の静電容量を有するキャパシタC7とを備え、共振回路を構成する。ここで、第1高周波送受信部480の共振周波数としては、例えば、13.56[MHz]などの高周波信号の周波数が挙げられる。第1高周波送受信部480は、上記構成により、フィルタ402から伝達される高周波信号を送信し、また、第2高周波送受信部482から送信される送信信号を受信することができる。つまり、第1高周波送受信部480は、通信部404内における第1の通信アンテナとしての役目を果たす。
【0143】
第2高周波送受信部482は、例えば、所定のインダクタンスをもつインダクタL6と所定の静電容量を有するキャパシタC8とを備え、共振回路を構成する。ここで、第2高周波送受信部482の共振周波数としては、例えば、13.56[MHz]などの高周波信号の周波数が挙げられる。第2高周波送受信部482は、上記構成により、第1高周波送受信部480から送信された高周波信号を受信し、また、送信信号を送信することができる。より具体的には、第2高周波送受信部482は、高周波信号の受信に応じて電磁誘導により誘起電圧を生じさせ、所定の共振周波数で誘起電圧を共振させた受信電圧をICチップ450へと出力する。また、第2高周波送受信部482は、ICチップ450が備える負荷変調部462において行われる負荷変調によって送信信号の送信を行う。つまり、第2高周波送受信部482は、通信部404内における第2の通信アンテナとしての役目を果たす。
【0144】
ICチップ450は、第2高周波送受信部482から伝達される受信電圧に基づいて、図8に示すICチップ450と同様に処理を行う。
【0145】
通信部404は、図9に示す構成であっても、図8に示す構成と同様に、受信した高周波信号から電力を得て駆動して受信した高周波信号が示す処理を行い、負荷変調によって当該処理に応じた送信信号を送信することができる。また、通信部404が図9に示す構成を有する場合には、例えば、NFCやRFIDに係るICチップを流用することが可能であるので、実装がより容易となるという利点がある。
【0146】
なお、本実施形態に係る通信部404の構成は、図8図9に示す構成に限られない。例えば、通信部404と、制御装置100などの外部装置との間でPLCなどの電力線通信が行われる場合には、通信部404は、例えば、PLCモデムなどの電力線通信に係るデバイスで構成されていてもよい。
【0147】
切替装置400は、例えば図4に示す構成によって、外部電源から供給される第1電力を、電力線を介して制御対象装置200などに選択的に供給し、また、本実施形態に係る外部通信装置としての役目を果たすことができる。なお、上述したように、本実施形態に係るフィルタ402、および通信部404は、例えば、本実施形態に係る切替装置の外部装置であってもよい。
【0148】
[1−5]フィルタ500
フィルタ500は、電力線と制御装置100(より具体的には、通信部102)との間に接続され、電力線から伝達される信号をフィルタリングする役目を果たす。より具体的には、フィルタ500は、電力線から伝達される信号のうち、少なくとも電力の周波数の信号を遮断し、高周波信号を遮断しない機能を有する。
【0149】
制御システム1000において、通信部102がフィルタ500を介して外部通信装置と通信を行うことによって、ノイズとなりうる電力の周波数の信号は通信部102に伝達されない。よって、制御システム1000では、通信部102と外部通信装置(より具体的には、図4に示す例では、例えば、切替装置400が備える通信部404)との間の通信の精度が向上する。
【0150】
ここで、フィルタ500は、例えば、図7に示す切替装置400が備えるフィルタ402と同様の構成をとる。なお、本実施形態に係るフィルタ500の構成が、図7に示すフィルタ402と同様の構成に限られないことは、言うまでもない。
【0151】
第1の実施形態に係る制御システム1000は、例えば図4に示す構成を有する。制御システム1000では、制御装置100は、制御対象装置200における第1電力の供給状態と、外部通信装置の役目を果たす切替装置400が備える通信部404からの送信信号の取得状態とに基づいて、本実施形態に係る制御方法に係る上記(1)の処理(判定処理)および上記(2)の処理(対象制御処理)を行う。
【0152】
したがって、例えば図4に示す構成によって、制御対象装置200における第2電力での駆動を制御することが可能な、制御システムが実現される。
【0153】
なお、第1の実施形態に係る制御システムの構成は、図4に示す構成に限られない。
【0154】
例えば、本実施形態に係る制御装置と、本実施形態に係る制御対象装置とは、一体の装置であってもよい。本実施形態に係る制御装置と本実施形態に係る制御対象装置とが一体の装置である場合、本実施形態に係る制御装置は、例えば、自装置(本実施形態に係る制御装置)における制御対象となる機能の、第2電力による駆動を制御する。
【0155】
また、例えば、本実施形態に係る制御対象装置と、第2電力を供給するバッテリとは、一体の装置であってもよい。
【0156】
[2]第2の実施形態に係る制御システムの構成例
なお、本実施形態に係る制御システムの構成は、図4に示すような第1の実施形態に係る構成に限られない。例えば、本実施形態に係る制御システムは、本実施形態に係る制御装置、および本実施形態に係る制御対象装置を、複数有する構成であってもよい。
【0157】
図10は、第2の実施形態に係る制御システム2000の構成の一例を示す説明図である。制御システム2000は、例えば、制御装置100A、100B、100C、…と、制御対象装置200A、200B、200C、…と、バッテリ300A、300B、300C、…と、切替装置400と、フィルタ500A、500B、500C、…とを有する。
【0158】
ここで、図10では、図4に示す第1の実施形態に係る制御システム1000と同様に、切替装置400が備える通信部404が、本実施形態に係る外部通信装置に該当する。なお、上述したように、例えば、図10に示す通信部404、およびフィルタ402は、切替装置400の外部装置であってもよい。
【0159】
制御装置100A、100B、100C、…それぞれは、例えば、図4に示す第1の実施形態に係る制御装置100と同様の機能、構成を有する。
【0160】
制御対象装置200A、200B、200C、…それぞれは、例えば、図4に示す第1の実施形態に係る制御対象装置200と同様の機能、構成を有する。
【0161】
切替装置400は、例えば、図4に示す第1の実施形態に係る切替装置400と同様の機能、構成を有する。
【0162】
フィルタ500A、500B、500C、…それぞれは、例えば、図4に示す第1の実施形態に係るフィルタ500と同様の機能、構成を有する。
【0163】
第2の実施形態に係る制御システム2000は、例えば図10に示す構成を有する。ここで、制御システム2000において、制御装置100A、100B、100C、…それぞれは、例えば、図4に示す第1の実施形態に係る制御装置100と同様の機能、構成を有する。よって、制御システム2000では、制御装置100A、100B、100C、…それぞれは、それぞれの制御対象である制御対象装置における第1電力の供給状態と、外部通信装置の役目を果たす切替装置400が備える通信部404からの送信信号の取得状態とに基づいて、本実施形態に係る制御方法に係る上記(1)の処理(判定処理)および上記(2)の処理(対象制御処理)を行うことが可能である。
【0164】
したがって、例えば図10に示すように、本実施形態に係る制御装置、および本実施形態に係る制御対象装置を、複数有する構成であっても、制御対象装置200A、200B、200C、…それぞれにおける第2電力での駆動を制御することが可能な、制御システムが実現される。
【0165】
なお、第2の実施形態に係る制御システムの構成は、図10に示す構成に限られない。
【0166】
例えば、図10では、本実施形態に係る制御装置と制御対象の本実施形態に係る制御対象装置との組が、並列に接続される構成を示しているが、本実施形態に係る制御装置と制御対象の本実施形態に係る制御対象装置との組は、直列に接続される構成をとることも可能である。
【0167】
例えば、本実施形態に係る制御装置と制御対象の本実施形態に係る制御対象装置との組が、直列に接続される場合であっても、例えば、制御装置100A、100B、100C、…それぞれが備える通信部102が、通信衝突防止(アンチコリジョン)回路を備えるなど、任意の通信衝突防止技術が用いられることによって、図10に示す制御システム2000と同様の効果を奏することができる。
【0168】
また、第2の実施形態に係る制御システムは、例えば、上述した第1の実施形態に係る制御システムと同様の変形例をとることも可能である。
【0169】
[3]第3の実施形態に係る制御システムの構成例
なお、本実施形態に係る制御システムの構成は、図4に示すような第1の実施形態に係る構成や、図10に示すような第2の実施形態に係る構成に限られない。例えば、本実施形態に係る制御システムは、第2の実施形態に係る構成に加え、さらに、本実施形態に係る制御装置それぞれにおける通信状態を管理することも可能である。
【0170】
図11は、第3の実施形態に係る制御システム3000の構成の一例を示す説明図である。制御システム3000は、例えば、制御装置100A、100B、100C、…と、制御対象装置200A、200B、200C、…と、バッテリ300A、300B、300C、…と、切替装置400と、フィルタ500A、500B、500C、500D、500E、500F、…と、通信装置600A、600B、600C、…と、管理装置700とを有する。
【0171】
ここで、図11では、図4に示す第1の実施形態に係る制御システム1000と同様に、切替装置400が備える通信部404が、本実施形態に係る外部通信装置に該当する。なお、上述したように、例えば、図11に示す通信部404、およびフィルタ402は、切替装置400の外部装置であってもよい。
【0172】
また、図11では、通信装置600A、600B、600C、…それぞれも、本実施形態に係る外部通信装置に該当する。
【0173】
制御装置100A、100B、100C、…それぞれは、例えば、図4に示す第1の実施形態に係る制御装置100と同様の機能、構成を有する。
【0174】
また、制御装置100A、100B、100C、…それぞれは、例えば、管理装置700と有線/無線で通信を行う通信デバイスを、さらに備える。ここで、上記通信デバイスとしては、例えば、通信アンテナおよびRF(Radio Frequency)回路(無線通信)や、IEEE802.15.1ポートおよび送受信回路(無線通信)、IEEE802.11bポートおよび送受信回路(無線通信)、あるいはLAN(Local Area Network)端子および送受信回路(有線通信)などが挙げられる。
【0175】
制御対象装置200A、200B、200C、…それぞれは、例えば、図4に示す第1の実施形態に係る制御対象装置200と同様の機能、構成を有する。
【0176】
切替装置400は、例えば、図4に示す第1の実施形態に係る切替装置400と同様の機能、構成を有する。
【0177】
フィルタ500A、500B、500C、500D、500E、500F、…それぞれは、例えば、図4に示す第1の実施形態に係るフィルタ500と同様の機能、構成を有する。
【0178】
通信装置600A、600B、600C、…それぞれは、本実施形態に係る外部通信装置の役目を果たし、例えば、制御装置100A、100B、100C、…それぞれから送信される送信要求(送信信号を送信させる信号の一例)に基づいて、送信信号を送信する。
【0179】
ここで、通信装置600A、600B、600C、…それぞれは、例えば、第1の実施形態に係る切替装置400が備える通信部404と同様の構成を有する。
【0180】
管理装置700は、例えば、制御装置100A、100B、100C、…それぞれから取得される通信状態を示す情報に基づいて、制御システム3000における通信状態を管理する。
【0181】
ここで、本実施形態に係る通信状態を示す情報としては、例えば、制御装置の識別情報と、送信信号を送信した外部通信装置の識別情報とを含むデータが挙げられる。また、本実施形態に係る通信状態を示す情報には、送信要求(送信信号を送信させる信号の一例)を送信した日時を示すデータや、送信信号が取得された日時を示すデータなどが含まれていてもよい。
【0182】
管理装置700は、例えば、管理装置700が、通信状態を示す情報の送信要求を本実施形態に係る制御装置に送信することによって、通信状態を示す情報を制御装置から取得する。ここで、本実施形態に係る制御装置は、例えば、上記通信状態を示す情報の送信要求の受信に応じて、送信要求(送信信号を送信させる信号の一例)を送信させてもよい。
【0183】
なお、本実施形態に係る通信状態を示す情報の取得方法は、上記に限られない。例えば、管理装置700は、制御装置から定期的/非定期的に送信される通信状態を示す情報を受信することによって、通信状態を示す情報を取得してもよい。
【0184】
制御装置100A、100B、100C、…それぞれから取得される通信状態を示す情報を用いることによって、管理装置700は、例えば、各制御装置における通信状態を、ログに記録して管理することが可能となる。
【0185】
また、制御装置100A、100B、100C、…それぞれから取得される通信状態を示す情報と、電力線の配線状態を示すデータ(通信に係る信号経路を示すデータ)とを用いることによって、管理装置700は、例えば、電力線の断線を検出することもできる。
【0186】
具体例を挙げると、例えば図11に示すA点において電力線の断線があった場合には、制御装置100A、および制御装置100Bは、切替装置400が備える通信部404(外部通信装置の一例)と通信を行うことができないので、通信部404から送信される送信信号を取得することはできない。一方、例えば図11に示すA点において電力線の断線があった場合であっても、制御装置100Cは、切替装置400が備える通信部404(外部通信装置の一例)と通信を行うことができるので、通信部404から送信される送信信号を取得することができる。
【0187】
よって、管理装置700は、制御装置100A、100B、100Cそれぞれから取得される通信状態を示す情報と、図11に示す電力線の配置を示すデータとを用いることによって、電力線の断線を検出することができ、また、断線箇所(電力線における断線箇所が含まれる範囲)を特定することができる。
【0188】
第3の実施形態に係る制御システム3000は、例えば図11に示す構成を有する。ここで、制御システム3000において、制御装置100A、100B、100C、…それぞれは、例えば、図4に示す第1の実施形態に係る制御装置100と同様の機能、構成を有する。よって、制御システム3000では、制御装置100A、100B、100C、…それぞれは、それぞれの制御対象である制御対象装置における第1電力の供給状態と、外部通信装置の役目を果たす切替装置400が備える通信部404からの送信信号の取得状態とに基づいて、本実施形態に係る制御方法に係る上記(1)の処理(判定処理)および上記(2)の処理(対象制御処理)を行うことが可能である。
【0189】
したがって、例えば図11に示す構成によって、例えば図10に示す第2の実施形態に係る制御システム2000と同様に、制御対象装置200A、200B、200C、…それぞれにおける第2電力での駆動を制御することが可能な、制御システムが実現される。
【0190】
また、例えば図11に示す構成によって、本実施形態に係る制御装置それぞれにおける通信状態を管理することが可能な、制御システムが実現される。
【0191】
なお、第3の実施形態に係る制御システムの構成は、図11に示す構成に限られない。
【0192】
例えば、図11では、制御システム3000が、管理装置700を備える構成を示しているが、制御システムを構成するいずれかの本実施形態に係る制御装置が、管理装置700の役目を果たしてもよい。
【0193】
また、第3の実施形態に係る制御システムは、例えば、上述した第2の実施形態に係る制御システムと同様の変形例をとることも可能である。
【0194】
以上、本実施形態として制御装置を挙げて説明したが、本実施形態は、かかる形態に限られない。本実施形態は、例えば、建物の天井や壁などに設置される装置や、コンピュータなど、様々な機器に適用することができる。また、本実施形態は、例えば、上記のような機器に組み込むことが可能な、処理ICに適用することもできる。また、上述したように、本実施形態に係る制御装置と、本実施形態に係る制御対象装置とは、一体の装置であってもよい。
【0195】
また、本実施形態として制御対象装置を挙げて説明したが、本実施形態は、かかる形態に限られない。本実施形態は、例えば、外部電源から供給される第1電力とバッテリから供給される第2電力とで駆動することが可能な、様々な機器に適用することができる。また、本実施形態は、例えば、建物の天井や壁などに設置される照明機器や扇風機など、1つ1つに動作をオン/オフするための電源スイッチを備えていない様々な機器(または、1つ1つに動作をオン/オフするための電源スイッチを備えることが現実的ではない様々な機器)に適用することができる。
【0196】
また、本実施形態として切替装置を挙げて説明したが、本実施形態は、かかる形態に限られない。本実施形態は、例えば、建物の壁などに設置されている電源スイッチや、電源タップなど、様々な機器に適用することができる。
【0197】
また、本実施形態として通信装置を挙げて説明したが、本実施形態は、かかる形態に限られない。本実施形態は、例えば、様々な機器や設備に組み込むことが可能なICチップや、通信デバイスに適用することができる。
【0198】
また、本実施形態として管理装置を挙げて説明したが、本実施形態は、かかる形態に限られない。本実施形態は、例えば、タブレット型の装置や、携帯電話やスマートフォンなどの通信装置、PC(Personal Computer)やサーバなどのコンピュータなど、様々な機器に適用することができる。
【0199】
(本実施形態に係るプログラム)
コンピュータを、本実施形態に係る制御装置として機能させるためのプログラム(例えば、上記(1)の処理(判定処理)、および上記(2)の処理(対象制御処理)など、本実施形態に係る制御方法に係る処理を実行することが可能なプログラム)が、コンピュータにおいて実行されることによって、外部電源から供給される第1電力とバッテリから供給される第2電力とで駆動することが可能な制御対象装置における、第2電力での駆動を制御することができる。また、例えば、コンピュータを、本実施形態に係る制御装置として機能させるためのプログラムが、コンピュータにおいて実行されることによって、ユーザの利便性の低下を防止することができる。
【0200】
以上、添付図面を参照しながら本開示の好適な実施形態について詳細に説明したが、本開示の技術的範囲はかかる例に限定されない。本開示の技術分野における通常の知識を有する者であれば、請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本開示の技術的範囲に属するものと了解される。
【0201】
例えば、上記では、コンピュータを、本実施形態に係る制御装置として機能させるためのプログラム(コンピュータプログラム)が提供されることを示したが、本実施形態は、さらに、上記プログラムを記憶させた記録媒体も併せて提供することができる。
【0202】
上述した構成は、本実施形態の一例を示すものであり、当然に、本開示の技術的範囲に属するものである。
【0203】
なお、以下のような構成も本開示の技術的範囲に属する。
(1)
外部電源から供給される第1電力とバッテリから供給される第2電力とで駆動することが可能な制御対象装置における、前記第1電力の供給状態と、前記第1電力が伝送される電力線に接続されている外部通信装置から前記電力線を介して取得される送信信号とに基づいて、前記制御対象装置を前記第2電力で駆動させるかを判定する判定部と、
前記制御対象装置を前記第2電力で駆動させると判定された場合に、前記制御対象装置を前記第2電力で駆動させる対象制御部と、
を備える、制御装置。
(2)
前記判定部は、
前記第1電力が前記制御対象装置に供給されている場合には、前記制御対象装置を前記第2電力で駆動させると判定せず、
前記第1電力が前記制御対象装置に供給されていない場合には、前記送信信号の取得状態に基づいて、前記制御対象装置を前記第2電力で駆動させるかを判定する、(1)に記載の制御装置。
(3)
前記判定部は、
前記第1電力が前記制御対象装置に供給されておらず、かつ、前記送信信号が取得された場合には、前記制御対象装置を前記第2電力で駆動させると判定し、
前記第1電力が前記制御対象装置に供給されておらず、かつ、前記送信信号が取得されない場合には、前記制御対象装置を前記第2電力で駆動させると判定しない、(2)に記載の制御装置。
(4)
前記外部通信装置と前記電力線を介して通信を行う通信部をさらに備え、
前記判定部は、前記通信部に前記外部通信装置と通信を行わせることによって、前記外部通信装置から前記送信信号を取得する、(1)〜(3)のいずれか1つに記載の制御装置。
(5)
前記通信部は、
前記外部通信装置に対して前記送信信号を送信させる信号を送信し、
前記外部通信装置において受信された前記信号に基づいて負荷変調が行われることによって送信される前記送信信号を、受信する、(4)に記載の制御装置。
(6)
前記通信部は、
前記電力線と接続され、少なくとも前記第1電力の周波数の信号を遮断し、前記第1電力の周波数よりも高い周波数の高周波信号を遮断しないフィルタと接続され、
前記高周波信号を前記フィルタおよび前記電力線を介して送信して、前記外部通信装置と通信を行う、(4)、または(5)に記載の制御装置。
(7)
前記制御対象装置は、照明装置である、(1)〜(6)のいずれか1つに記載の制御装置。
(8)
外部電源から供給される第1電力とバッテリから供給される第2電力とで駆動することが可能な制御対象装置における、前記第1電力の供給状態と、前記第1電力が伝送される電力線に接続されている外部通信装置から前記電力線を介して取得される送信信号とに基づいて、前記制御対象装置を前記第2電力で駆動させるかを判定するステップと、
前記制御対象装置を前記第2電力で駆動させると判定された場合に、前記制御対象装置を前記第2電力で駆動させるステップと、
を有する、制御方法。
(9)
外部電源から供給される第1電力とバッテリから供給される第2電力とで駆動することが可能な制御対象装置における、前記第1電力の供給状態と、前記第1電力が伝送される電力線に接続されている外部通信装置から前記電力線を介して取得される送信信号とに基づいて、前記制御対象装置を前記第2電力で駆動させるかを判定するステップ、
前記制御対象装置を前記第2電力で駆動させると判定された場合に、前記制御対象装置を前記第2電力で駆動させるステップ、
をコンピュータに実行させるためのプログラム。
【符号の説明】
【0204】
20、400 切替装置
30、300、300A、300B、300C バッテリ
100、100A、100B、100C 制御装置
102、404 通信部
104 制御部
110 判定部
112 対象制御部
200、200A、200B、200C 制御対象装置
402、500、500A、500B、500C、500D、500E、500F フィルタ
600A、600B、600C 通信装置
700 管理装置
1000、2000、3000 制御システム
図1
図2
図3
図4
図5
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図8
図9
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図11