(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
【発明を実施するための形態】
【0021】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。以下に説明する実施の形態は、いずれも本発明の好ましい一具体例を示すものである。したがって、以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置位置及び接続形態、工程(ステップ)、工程の順序などは、一例であって本発明を限定する主旨ではない。よって、以下の実施の形態における構成要素のうち、本発明の最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。
【0022】
なお、各図は、模式図であり、必ずしも厳密に図示されたものではない。また、各図において、実質的に同一の構成に対しては同一の符号を付しており、重複する説明は省略又は簡略化する。
【0023】
(実施の形態1)
まず、本発明の実施の形態1に係る照明装置1について、図を用いて説明する。
図1は、本発明の実施の形態1に係る照明装置の分解斜視図である。
図2は、
図1の照明装置の断面図である。
【0024】
図1および
図2に示す照明装置1は、例えばスポットライトや下方に光を照明するダウンライト等の照明器具に用いられる。
【0025】
照明装置1は、反射部10と、光源20と、光学部材30と、器具本体40と、枠体50とを備える。照明装置1は、
図1に示すように、器具本体40と光源20と反射部10と光学部材30と枠体50とがこの順で積層されて構成される。
【0026】
以下、照明装置1における各構成部材について詳細に説明する。
【0027】
[光源20]
まず、光源20について説明する。
【0028】
光源20は、例えば発光素子を有する発光モジュールであって、所定の光を放射状に放出するLED光源である。光源20は、例えば白色光を放出するように構成されている。光源20は、基台20bと基台20b上に実装されたベアチップである複数のLED20aと、それらLED20aを封止する封止部材とを備える。なお、
図2に示す照明装置1において、光源20の光軸は鉛直方向(図で下方向)である。
【0029】
基台20bは、複数のLED20aを実装するための実装基板であって、例えば樹脂基板、セラミックス基板又は絶縁被覆されたメタルベース基板等である。また、基台20bは、例えば平面視が矩形形状である平面を有する板状であり、基台20bの底面(
図2の上側)が器具本体40に取り付けられて固定される。なお、図示しないが、基台20bには、LED20a(光源20)を発光させるための直流電力を外部から受電するための一対の電極端子(正電極端子及び負電極端子)が形成されている。
【0030】
[光学部材30]
次に、光学部材30について説明する。光学部材30は、器具本体40の光源20と対向する位置に配置され、光源20から入射された光を出射する。
【0031】
光学部材30は、枠体50の内底面に固定され、光学部材30の厚さ方向の一方の面(
図2で上側面)から入射した光源20の光を当該一方の面に対向する他の面(
図2で下側面)から出射させる。光学部材30は、例えば透光性材料を用いて形成されており、例えばPMMA(アクリル)、ポリカーボネート等の透明樹脂材料、または、ガラス材料等の絶縁性を有する透明材料を用いて形成することができる。
【0032】
本実施の形態では、光学部材30の一例として、フレネル形状のレンズを用いて説明する。より具体的には、本実施の形態の光学部材30は、厚さ方向の一方の面の中央部に、屈折または透過するレンズが形成され、中央部を除く領域に全反射するフレネル形状のレンズが形成され、厚さ方向の一方から入射した光を厚さ方向の他方から出射する。なお、光学部材30は、この例に限らず、フレネルレンズであってもよいし、凸レンズや透光性のあるフラットパネルであってもよい。
【0033】
[器具本体40]
次に、器具本体40について説明する。器具本体40は、光源20を内部で支持する。
【0034】
本実施の形態では、器具本体40は、光源20が取り付けられる取付台であるとともに、光源20で発生する熱を放熱するヒートシンクである。器具本体40は、金属材料を用いて略円柱状に形成され、例えばアルミダイカスト工程を経て形成される。
【0035】
具体的には、器具本体40は、光源20を取り付けるための取付部を有する。つまり、器具本体40は、光源20を取付部に取り付けることで光源20を固定する。なお、器具本体40は、光源20を直接固定する場合に限らず、器具本体40の取付部に放熱部材(ヒートシンク)を介して、固定するとしてもよい。
【0036】
また、
図1に示すように、器具本体40の下部(
図1で下部)には、下方に向かって突出する複数の放熱フィンが設けられている。これにより、光源20で発生する熱を効率よく放熱させることができる。
【0037】
[枠体50]
次に、枠体50について説明する。枠体50は、例えば灯具であり、器具本体40に取り付けられることで、器具本体40と枠体50とで光学部材30と反射部10とを固定する。
【0038】
枠体50の上部には、光学部材30を通過した光源20からの光が入射する入射口が設けられている。また、枠体50の下部には、枠体50に入射した光を外部に出射させる出射口が設けられている。これら入射口及び出射口は円形状に開口されている。
【0039】
枠体50は、器具本体40と同様に、金属材料を用いて略円柱状に形成され、例えばアルミダイカスト工程を経て形成される。
【0040】
[反射部10]
次に、反射部10について説明する。反射部10は、光源20と光学部材30との間に設けられ、光源20からの光を光学部材30に向けて反射する。
【0041】
本実施の形態では、反射部10は、器具本体の内面と枠体50の内面とに固定され、光源20からの光を光学部材30の厚さ方向の一方の面(
図2で下側面)に反射させる反射機能を有する。また、反射部10は、
図1および
図2に示すように内径が入射口から出射口に向かって漸次大きくなるように構成されており、例えばポリブチレンテレフタレート(PBT)など硬質の白色樹脂材料を用いて形成することができる。なお、反射部10の反射面は、アルミニウム等の金属材料により形成するとしてもよい。また、反射部10は、樹脂により形成され、反射部10の内面に、反射面として銀やアルミニウム等の金属材料からなる金属蒸着膜(金属反射膜)を形成するとしてもよい。
【0042】
ここで、反射部10について、
図2を参照しながら、
図3〜
図5を用いて詳述する。
【0043】
図3は実施の形態に係る反射部の一例の断面図であり、
図4は実施の形態1に係る照明装置の要部断面図であり、
図3に示す反射部を有する照明装置の要部断面図である。
図5は実施の形態1に係る照明装置の効果を説明するための要部断面図である。ここで、
図3は、
図2に示される光源20(光学部材30)の光軸を含む反射部10の断面のうちの右側部分を要部断面図として示したものである。
【0044】
本実施の形態の反射部10は、
図3に示すように、第1反射面121を有する第1反射部12と、第2反射面111を有する第2反射部11と、第3反射面131を有する第3反射部13とを備える。これら3つの反射面(第1反射面121、第2反射面111、第3反射面113)は、互いに傾斜が異なるように設けられる。なお、反射部10は、例えば
図3に示すように第1反射部12が占める領域が支配的(大半)である。
【0045】
第1反射面121は、光源20からの直接光が入射しない向きに第1反射部12に設けられた反射面である。
【0046】
ここで、光源20からの直接光が仮に第1反射面121に入射されるとすると、第1反射面121と光学部材30との距離が近いため、光学部材30に対して鋭角(光学部材30の光軸に対して大きな角度)に光を反射してしまい、眩しさを抑制できない。したがって、本実施の形態では、反射部10による眩しさを抑制するために、第1反射面121は、光源20からの直接光をできるだけ反射しないように反射部10(第1反射部12)に設けられる。
【0047】
より具体的には、第1反射面121は、
図4に示す角度θ1>角度θ2の関係を満たすように設けられる。つまり、第1反射面121と光源20の平面(
図4で線L3a)とのなす角度θ2は、光源20の中心と光学部材30の外縁部とを結ぶ面(
図4で線L2)と光源20の平面(
図7で線L3)とのなす角度θ1より小さくなるように反射部10は器具本体40と枠体50との内面に固定される。言い換えると、第1反射面121と光学部材30の光軸(
図4で線L1)とのなす角度(θ2の補角)は、光源20と光学部材30の外縁部とを結ぶ面(
図4で線L2)と光学部材30の光軸(
図4で線L1)とのなす角度(θ1の補角)以上となるように反射部10は器具本体40と枠体50との内面に固定される。
【0048】
また、第1反射面121は、光源20の直接光が当たる領域の外に設けられる。より具体的には、第1反射面121は、光源20と光学部材30の外縁部とを結ぶ面(
図4では線L2)により囲まれる領域(
図4では線L2よりも上側の領域)の外に設けられる。なお、
図5では、光学部材30の外縁部に入射された光源20の直接光が、光学部材30から出射されている様子(
図5で光P1)が示されている。
【0049】
ここで、第1反射面121の断面は、好ましくは、光学部材30の光軸を含む反射部10の断面において、略直線に設けられる。これにより、第1反射面121を光源20の直接光が当たる領域の外に設けることができる。
【0050】
これにより、第1反射面121は、光源20からの直接光を光学部材30に向けて反射することを抑制できるので、第1反射面121で直接光を乱反射することを防止できる。また、第1反射面121は、例えば
図5に示すように、光源20からの間接光を光学部材30に向けて反射することができる。間接光は、直接光に比べると光量が少ないため、乱反射して光学部材30に進入したとしても眩しさにつながりにくい。ここで、間接光とは、例えば光学部材30で跳ね返った光などである。
【0051】
このようにして、第1反射面121を有する反射部10は、光のロスを抑制しつつ眩しさも抑制することができる。
【0052】
なお、第1反射面121は、光学部材30の光軸を含む反射部10の断面において略直線である場合に限らない。第1反射面121は、当該断面において緩やかな(直線に近い)曲線でも緩やかな放物線の一部でもよい。この場合には、第1反射面121は、若干直接光を反射してしまう部分を有することになるので眩しさの効果が損なわれるが、照明装置1の仕様や反射部10のデザイン要求などで適宜選択すればよい。
【0053】
第2反射面111は、光源20から直接光を光学部材30に向けて反射させるために第2反射部11に設けられた反射面である。第2反射面111は、第1反射面121より光源20に近い位置に第1反射面121に連接して設けられる。第2反射面111は、光学部材30の光軸を含む反射部10の断面において、例えば略直線である。
【0054】
第2反射面111と光源20の平面(
図4で線L3b)とのなす角度θ3は、第1反射面121と光源20の平面(
図4で線L3a)とのなす角度θ2よりも大きい。言い換えると、第2反射面111と光学部材30の光軸(
図4で線L1)とのなす角度(θ3の補角)は、第1反射面121と光学部材30光軸(
図4で線L1)とのなす角度(θ2の補角)より小さくなるように反射部10は器具本体40と枠体50との内面に固定される。
【0055】
また、第2反射面111は、光源20の外殻(
図4で線L4)よりも外側に設けられる。言い換えると、第2反射面111の開始点(
図4で線L5)は、光源20の外殻よりも外側に設けられる。
【0056】
このように、反射部10の光源20近傍に、光源20から直接光を光学部材30に向けて反射させるための第2反射面111を設けることにより、反射部10の反射面を第1反射面121だけで形成してしまう場合に比べて、光の取り出し効率を上げることができる。また、第2反射面11は、光学部材30から離れた位置に設けられることにより、第2反射面11を設けても眩しさへの影響は軽微である。
【0057】
第3反射面131は、光源20からの光を光学部材30に向けて反射させるために第3反射部13に設けられた反射面である。第3反射面131は、第1反射面121より光学部材30に近い位置に第1反射面121に連接して設けられている。これにより、反射部10の光の取り出し効率や眩しさを制御することができる。
【0058】
[効果]
ここで、
図6を用いて、本実施の形態の照明装置の効果について説明する。
【0059】
図6は、本実施の形態の照明装置の効果について説明するための図である。
図6では、比較例に係る照明装置と本実施の形態の照明装置の眩しさの比較を示している。
図6において、横軸はグレア角度を示しており、原点から遠ざかるほど、
図2の鉛直方向下向きに近い角度になることを示している。縦軸は光度値を示している。また、Aは、比較例に係る照明装置の測定結果を示しており、Bは、本実施の形態の照明装置の測定結果を示している。ここで、比較例に係る照明装置は、本実施の形態のような眩しさ対策が施されていない例えば曲面状の反射板が構成されているものである。
【0060】
したがって、
図6に示すように、本実施の形態の照明装置は、比較例の照明装置に対して、グレア15度およびグレア30度における光度値が低いことから、本実施の形態の照明装置では眩しさを抑制できていることがわかる。
【0061】
以上のように、本実施の形態では、光のロスを抑制しつつ眩しさも抑制することができる反射部を備える照明装置を実現することができる。
【0062】
また、本実施の形態における照明装置1では、例えば
図3に示すように、第1反射面121は、反射部10に形成される反射面で支配的な領域となるよう設けられている。そのため、たとえ第2反射面111や第3反射面131が形成されても、それらが眩しさに影響する度合いは小さい。つまり、本実施の形態の反射部10を備える照明装置1は、光のロスを抑制しつつ眩しさも抑制することができるという効果を奏する。
【0063】
(変形例)
図7は、実施の形態1の変形例に係る照明装置の要部断面図である。
【0064】
実施の形態1では、光源20と光学部材30の外縁部とを結ぶ面は、光源20の中心と光学部材30の外縁部とを結ぶ面(
図4で線L2)として説明したがそれに限らない。
図7に示すように、光源20と光学部材30の外縁部とを結ぶ面は、光源20の一方の端面と光学部材30の外縁部とを結ぶ面(
図7で線L7)であってもよい。
【0065】
ここで、光源20の一方の端面は、光学部材30の外縁部から遠い方の端面(
図7で線L6の面)である。この場合、第1反射面121Aは、
図7に示す角度θ3>角度θ2の関係を満たすように設けるとよい。つまり、第1反射面121Aと光源20の平面(
図7で線L3a)とのなす角度θ2は、光源20の一方の端面と光学部材30の外縁部とを結ぶ面(
図7で線L7)と光源20の平面(
図7で線L3)とのなす角度θ3より小さくなるように反射部10は器具本体40と枠体50との内面に固定される。
【0066】
このようにすることで、反射部10(第1反射部12A)に、光源20からの直接光がより入射しない第1反射面121Aを設けることができる。それにより、光のロスを抑制しつつより眩しさも抑制することができる反射部を備える照明装置を実現することができる。
【0067】
(実施の形態2)
実施の形態1では、第2反射面111が(光学部材30の光軸を含む反射部10の断面において)略直線であるとして説明したがそれに限らない。実施の形態2では、第2反射部が略直線でない場合の例について図を用いて説明する。以下では、実施の形態1と異なるところを主に説明する。
【0068】
図8は、本発明の実施の形態2に係る反射部の一例の断面図である。
図9は実施の形態2に係る照明装置の要部断面図であり、
図8に示す反射部を有する照明装置の要部断面図である。
図9において、光学部材30は中央部にフレネル形状でないフラット面を有する平面部31を有している。
【0069】
本実施の形態の反射部10Bは、
図9に示すように、第1反射面121を有する第1反射部12と、第2反射面111Bを有する第2反射部11Bと、第3反射面131を有する第3反射部13とを備える。本実施の形態の反射部10Bは、実施の形態1の反射部10に対して、第2反射面111Bの形状が異なる。
【0070】
具体的には、第2反射面111Bは、光学部材30の光軸を含む反射部10の断面において、第2反射面111は、放物線の一部を含む曲線である。その他については、実施の形態1と同様であるため説明を省略する。
【0071】
これにより、第2反射面111Bで反射(制御)する光を、光学部材30のフラット面である平面部31の付近(図で領域Y)に集めることができる。それにより、光取出し効率がよくなり、眩しさを低減できる効果を奏する。つまり、第2反射面111Bは、光学部材30の中央部にフラット面である平面部31が形成されているときに効果を奏する。
【0072】
なお、光学部材30の中央部にもフレネル形状が形成されている場合には、実施の形態1の形状の方が好ましい。
【0073】
また、第2反射面111Bの形状は、放物線の一部を含む曲線でなくともよく、照射面の状態等によってアール形状でもよい。
【0074】
(実施の形態3)
以下、実施の形態3について図を用いて説明する。
【0075】
図10は、第3反射面の乱反射の様子を示す図である。
図11は、実施の形態3に係る照明装置の要部断面図である。なお、
図4と同様の要素には同一の符号を付しており、詳細な説明は省略する。
【0076】
実施の形態1および2では、第3反射面131は、光源20からの光を光学部材30に向けて反射させるために第3反射部13に設けられた反射面であり、光吸収面となる加工がされていない場合について説明した。実施の形態1および2における第3反射面では、
図10の領域Z1に示すように、第3反射面に、光学部材30で屈折や反射した光が集まりやすいので様々な方向に光を反射(乱反射)させてしまう。その結果、領域Z2に示すように、光学部材30から出射される光に領域Z1で乱反射された光が混じって出射されてしまうので眩しさが増加してしまう。つまり、実施の形態1および2における第3反射面によれば、光学部材30の周辺で人の目から見える範囲において、乱反射された光が混じるため、グレア(眩しさ)を増しやすい。
【0077】
そのため、実施の形態3では、例えば、第3反射面を黒色にしたり第3反射面にシボ加工を施したりするなどにより第3反射面を光吸収面とする。すなわち、実施の形態3における第3反射面を光源20からの光を乱反射させない光吸収面にする。それにより、第3反射面による眩しさを抑制することができる。
【0078】
また、第3反射面による眩しさを抑制する構成としては、第3反射面を光吸収面とする場合に限られない。例えば
図11に示す第3反射面を光吸収面にする反射部10Cのように、第3反射面を備えない構成にするとしてもよい。
【0079】
それにより、第3反射面による眩しさを抑制することができる。
【0080】
なお、本実施の形態の場合、光の取り出し効率は若干低下するので、眩しさが許容できる範囲の中で第3反射面の形状、吸収度合いを、光の取り出し効率の許容範囲と眩しさの許容範囲とに基づき決定するとよい。
【0081】
(その他変形例等)
以上、実施の形態に係る照明装置について説明したが、本発明は、上記実施の形態に限定されるものではない。
【0082】
例えば、実施の形態1〜3では、反射部の反射面は、より眩しさを抑える効果がある鏡面(拡散性が少ない)とする場合を主に説明したが、それに限らない。反射部の反射面は、拡散性がある白反射板や表面を粗にするものであってもよい。
【0083】
以上、一つまたは複数の態様に係る照明装置について、実施の形態に基づいて説明したが、本発明は、この実施の形態に限定されるものではない。本発明の趣旨を逸脱しない限り、当業者が思いつく各種変形を本実施の形態に施したものや、異なる実施の形態における構成要素を組み合わせて構築される形態も、一つまたは複数の態様の範囲内に含まれてもよい。
【0084】
その他、各実施の形態に対して当業者が思いつく各種変形を施して得られる形態や、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で各実施の形態における構成要素及び機能を任意に組み合わせることで実現される形態も本発明に含まれる。