特許第6241917号(P6241917)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6241917
(24)【登録日】2017年11月17日
(45)【発行日】2017年12月6日
(54)【発明の名称】車載装置及び通報制御方法
(51)【国際特許分類】
   G08B 25/08 20060101AFI20171127BHJP
   G08B 13/00 20060101ALI20171127BHJP
   G08B 25/10 20060101ALI20171127BHJP
   G08G 1/13 20060101ALI20171127BHJP
   H04M 11/04 20060101ALI20171127BHJP
   B60R 21/0136 20060101ALI20171127BHJP
   B60R 21/00 20060101ALI20171127BHJP
【FI】
   G08B25/08 C
   G08B13/00 B
   G08B25/10 D
   G08G1/13
   H04M11/04
   B60R21/0136
   B60R21/00 630F
【請求項の数】4
【全頁数】16
(21)【出願番号】特願2013-176210(P2013-176210)
(22)【出願日】2013年8月28日
(65)【公開番号】特開2015-45965(P2015-45965A)
(43)【公開日】2015年3月12日
【審査請求日】2015年10月23日
【前置審査】
(73)【特許権者】
【識別番号】510123839
【氏名又は名称】オムロンオートモーティブエレクトロニクス株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100121131
【弁理士】
【氏名又は名称】西川 孝
(74)【代理人】
【識別番号】100082131
【弁理士】
【氏名又は名称】稲本 義雄
(72)【発明者】
【氏名】富田 洋輔
(72)【発明者】
【氏名】滝沢 光司
(72)【発明者】
【氏名】成瀬 由恵
【審査官】 西巻 正臣
(56)【参考文献】
【文献】 特開平11−355478(JP,A)
【文献】 特開2010−205080(JP,A)
【文献】 特開2007−146441(JP,A)
【文献】 特開2003−223688(JP,A)
【文献】 特開2004−142543(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B60R 16/00−17/02、
21/00−21/13、
21/34−21/38
E05B 1/00−85/28
G08B 13/00−15/02
19/00−31/00
G08G 1/00−99/00
H04M 3/00、
3/16− 3/20、
3/38− 3/58、
7/00− 7/16、
11/00−11/10
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
車両の異常検出時に自動通報を行う車載装置において、
前記車両への衝撃の検出を行い、前記車両のエアバッグの作動、及び、前記車両の窓ガラスの破損のうち少なくとも一方が発生した場合、前記車両への衝撃が発生したと判定するとともに、前記エアバッグが作動した場合、前記車両への衝撃が大きいと判定し、前記エアバッグが作動していない場合、前記車両への衝撃が小さいと判定する衝撃検出部と、
前記車両用の携帯機が前記車両内又は前記車両外のいずれにあるかの内外判定を行う内外判定部と、
前記内外判定の判定結果が前記車両内である場合、所定の緊急機関を前記通報先に選択し、前記内外判定の判定結果が前記車両外である場合、ユーザの通信端末を前記通報先に選択するとともに、前記車両への衝撃が大きいと判定されたとき、前記通信端末に加えて前記緊急機関を前記通報先に選択する通報先選択部と、
前記車両への衝撃が検出された場合、選択された前記通報先への通報を行う通報部と
を備える車載装置。
【請求項2】
前記車両への衝撃が検出されたとき、前記内外判定部が前記内外判定を行い、前記通報先選択部が前記内外判定の判定結果に基づいて前記通報先の選択を行う
請求項1に記載の車載装置。
【請求項3】
前記携帯機と無線通信を行う通信部と、
前記内外判定の判定結果を記憶する記憶部と
をさらに備え、
前記内外判定部は、前記通信部と前記携帯機との間で所定のタイミングで行われる無線通信の状態に基づいて前記内外判定を行い、前記内外判定の判定結果を前記記憶部に記憶させ、
前記通報先選択部は、前記車両への衝撃が検出されたとき、前記記憶部に記憶されている最新の前記内外判定の判定結果に基づいて、前記通報先の選択を行う
請求項1に記載の車載装置。
【請求項4】
車両の異常検出時の通報制御方法において、
前記車両への衝撃の検出を行い、前記車両のエアバッグの作動、及び、前記車両の窓ガラスの破損のうち少なくとも一方が発生した場合、前記車両への衝撃が発生したと判定するとともに、前記エアバッグが作動した場合、前記車両への衝撃が大きいと判定し、前記エアバッグが作動していない場合、前記車両への衝撃が小さいと判定する衝撃検出ステップと、
前記車両用の携帯機が前記車両内又は前記車両外のいずれにあるかの内外判定を行う内外判定ステップと、
前記内外判定の判定結果が前記車両内である場合、所定の緊急機関を前記通報先に選択し、前記内外判定の判定結果が前記車両外である場合、ユーザの通信端末を前記通報先に選択するとともに、前記車両への衝撃が大きいと判定されたとき、前記通信端末に加えて前記緊急機関を前記通報先に選択する通報先選択ステップと、
前記車両への衝撃が検出された場合、選択された前記通報先への通報を行う通報ステップと
を含む通報制御方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、車載装置及び通報制御方法に関し、特に、車両の異常検出時に自動通報を行う車載装置及び通報制御方法に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、車両の異常検出時に、乗員に異常の発生及び対処方法を通知し、車載の電話装置等で所定の通報先に自動通報し、車車間通信等により車両の周囲に通知するとともに、異常に対する対応処置を実施する車両用危険通知装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。また、特許文献1には、検出対象(例えば、車両火災、水没等)がそれぞれ異なる5つの車両用危険通知装置の実施例が示されているが、各車両用危険通知装置の異常検出時の緊急通報先は固定されている。
【0003】
これに対して、従来、乗員の状態に応じて、自動通報先を選択する技術が提案されている(例えば、特許文献2参照)。具体的には、事故の検出時又は緊急スイッチの押下時に乗員に対して質問が行われ、その回答に基づいて乗員の状態が推定され、推定結果に基づいて自動通報先が選択される。
【0004】
さらに、従来、車両の運転席側と助手席側のアンテナからの電波による磁界強度を車両用のキーフォブ(Key FOB)が算出し、その結果を車両に通知し、車両が、磁界強度の差に基づいて、キーフォブの位置の判定を行うことが提案されている(例えば、特許文献3参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2006−23862号公報
【特許文献2】特開平11−355478号公報
【特許文献3】特開2011−144624号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、特許文献2に記載の発明では、乗員が質問に答える時間だけ自動通報が遅れてしまう。また、乗員の回答や音声認識の結果に誤りがある場合、不適切な通報先に自動通報が行われるおそれがある。
【0007】
そこで、本発明は、車両の異常検出時に、迅速に適切な通報先に自動通報することができるようにするものである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の一側面の車載装置は、車両の異常検出時に自動通報を行う車載装置であって、前記車両への衝撃の検出を行い、前記車両のエアバッグの作動、及び、前記車両の窓ガラスの破損のうち少なくとも一方が発生した場合、前記車両への衝撃が発生したと判定するとともに、前記エアバッグが作動した場合、前記車両への衝撃が大きいと判定し、前記エアバッグが作動していない場合、前記車両への衝撃が小さいと判定する衝撃検出部と、前記車両用の携帯機が前記車両内又は前記車両外のいずれにあるかの内外判定を行う内外判定部と、前記内外判定の判定結果が前記車両内である場合、所定の緊急機関を前記通報先に選択し、前記内外判定の判定結果が前記車両外である場合、ユーザの通信端末を前記通報先に選択するとともに、前記車両への衝撃が大きいと判定されたとき、前記通信端末に加えて前記緊急機関を前記通報先に選択する通報先選択部と、前記車両への衝撃が検出された場合、選択された前記通報先への通報を行う通報部とを備える。
【0009】
本発明の一側面の車載装置においては、車両への衝撃の検出を行われ、前記車両のエアバッグの作動、及び、前記車両の窓ガラスの破損のうち少なくとも一方が発生した場合、前記車両への衝撃が発生したと判定されるとともに、前記エアバッグが作動した場合、前記車両への衝撃が大きいと判定され、前記エアバッグが作動していない場合、前記車両への衝撃が小さいと判定され、前記車両用の携帯機が前記車両内又は前記車両外のいずれにあるかの内外判定が行われ、前記内外判定の判定結果が前記車両内である場合、所定の緊急機関が前記通報先に選択され、前記内外判定の判定結果が前記車両外である場合、ユーザの通信端末が前記通報先に選択されるとともに、前記車両への衝撃が大きいと判定されたとき、前記通信端末に加えて前記緊急機関が前記通報先に選択され、前記車両への衝撃が検出された場合、選択された前記通報先への通報が行われる。
【0010】
従って、車両の異常検出時に、迅速に適切な通報先に自動通報することができる。また、車両内にユーザがいる場合、緊急機関に自動通報し、車両内にユーザがいない場合、ユーザに自動通報することができる。さらに、車両内にユーザがいない場合でも、衝撃が大きければ、ユーザだけでなく、緊急機関に自動通報することができる。また、車両内にユーザがいない場合に、エアバッグが作動するような事故等の緊急に状況確認する必要がある異常が発生したとき、ユーザと緊急機関に自動通報することができ、それ以外のときには、ユーザに自動通報することができる。
【0011】
この衝撃検出部、内外判定部、通報先選択部、通報部は、例えば、ECU(Electronic Control Unit)により実現される。この携帯機は、例えば、車両用のキーフォブ(Key FOB)により実現される。
【0020】
車両への衝撃が検出されたとき、この内外判定部に内外判定を行わせ、この通報先選択部に内外判定の判定結果に基づいて通報先の選択を行わせることができる。
【0021】
これにより、内外判定の精度が高くなり、通報先をより適切に選択することができる。
【0022】
携帯機と無線通信を行う通信部と、内外判定の判定結果を記憶する記憶部とをさらに設け、この内外判定部には、通信部と携帯機との間で所定のタイミングで行われる無線通信の状態に基づいて内外判定を行わせ、内外判定の判定結果を記憶部に記憶させ、この通報先選択部には、車両への衝撃が検出されたとき、記憶部に記憶されている最新の内外判定の判定結果に基づいて、通報先の選択を行わせることができる。
【0023】
これにより、車両の異常検出時に、より迅速に自動通報を行うことができる。
【0024】
この通信部は、例えば、ECU(Electronic Control Unit)により実現される。この記憶部は、例えば、RAM等の記憶媒体により実現される。
【0025】
本発明の一側面の通報制御方法は、車両の異常検出時の通報制御方法であって、前記車両への衝撃の検出を行い、前記車両のエアバッグの作動、及び、前記車両の窓ガラスの破損のうち少なくとも一方が発生した場合、前記車両への衝撃が発生したと判定するとともに、前記エアバッグが作動した場合、前記車両への衝撃が大きいと判定し、前記エアバッグが作動していない場合、前記車両への衝撃が小さいと判定する衝撃検出ステップと、前記車両用の携帯機が前記車両内又は前記車両外のいずれにあるかの内外判定を行う内外判定ステップと、前記内外判定の判定結果が前記車両内である場合、所定の緊急機関を前記通報先に選択し、前記内外判定の判定結果が前記車両外である場合、ユーザの通信端末を前記通報先に選択するとともに、前記車両への衝撃が大きいと判定されたとき、前記通信端末に加えて前記緊急機関を前記通報先に選択する通報先選択ステップと、前記車両への衝撃が検出された場合、選択された前記通報先への通報を行う通報ステップとを含む。
【0026】
本発明の一側面の通報制御方法においては、車両への衝撃の検出が行われ、前記車両のエアバッグの作動、及び、前記車両の窓ガラスの破損のうち少なくとも一方が発生した場合、前記車両への衝撃が発生したと判定されるとともに、前記エアバッグが作動した場合、前記車両への衝撃が大きいと判定され、前記エアバッグが作動していない場合、前記車両への衝撃が小さいと判定され、前記車両用の携帯機が前記車両内又は前記車両外のいずれにあるかの内外判定が行われ、前記内外判定の判定結果が前記車両内である場合、所定の緊急機関が前記通報先に選択され、前記内外判定の判定結果が前記車両外である場合、ユーザの通信端末が前記通報先に選択されるとともに、前記車両への衝撃が大きいと判定されたとき、前記通信端末に加えて前記緊急機関が前記通報先に選択され、前記車両への衝撃が検出された場合、選択された前記通報先への通報が行われる。
【0027】
従って、車両の異常検出時に、迅速に適切な通報先に自動通報することができる。また、車両内にユーザがいる場合、緊急機関に自動通報し、車両内にユーザがいない場合、ユーザに自動通報することができる。さらに、車両内にユーザがいない場合でも、衝撃が大きければ、ユーザだけでなく、緊急機関に自動通報することができる。また、車両内にユーザがいない場合に、エアバッグが作動するような事故等の緊急に状況確認する必要がある異常が発生したとき、ユーザと緊急機関に自動通報することができ、それ以外のときには、ユーザに自動通報することができる。
【0028】
各ステップは、例えば、ECU(Electronic Control Unit)により実行される。この携帯機は、例えば、車両用のキーフォブ(Key FOB)により実現される。
【発明の効果】
【0029】
本発明の一側面によれば、車両の異常検出時に、迅速に適切な通報先に自動通報することができる。
【図面の簡単な説明】
【0030】
図1】本発明を適用した車載システムの第1の実施の形態を示すブロック図である。
図2図1の車載システムによる自動通報処理の第1の実施の形態を説明するためのフローチャートである。
図3】携帯機が車内にある場合の処理の流れを示す図である。
図4】携帯機が車外にある場合の処理の流れを示す図である。
図5図1の車載システムによる自動通報処理の第2の実施の形態を説明するためのフローチャートである。
図6】本発明を適用した車載システムの第2の実施の形態を示すブロック図である。
図7図2の車載システムによる自動通報処理の第1の実施の形態を説明するためのフローチャートである。
図8図2の車載システムによる自動通報処理の第2の実施の形態を説明するためのフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0031】
以下、本発明を実施するための形態(以下、実施の形態という)について説明する。なお、説明は以下の順序で行う。
1.第1の実施の形態
2.第2の実施の形態
3.変形例
【0032】
<1.第1の実施の形態>
まず、図1乃至図5を参照して、本発明の第1の実施の形態について説明する。
【0033】
[通報システム1の構成例]
図1は、本発明を適用した車載システムの第1の実施の形態である車載システム11の構成を示すブロック図である。
【0034】
車載システム11は、センサ21、エアバッグ制御部22、及び、車載装置23を含むように構成される。なお、車載システム11は、任意の種類の車両に適用することが可能である。
【0035】
センサ21は、例えば、車両の窓ガラスの破損の検出用のデータを取得するセンサであり、取得したデータを車載装置23の衝撃検出部31に供給する。
【0036】
なお、センサ21が取得するデータには、車両の窓ガラスの破損を検出することが可能なデータであれば、任意の種類のデータを採用することができる。例えば、車両の窓ガラスに対する衝撃の強さ、車内の気圧、車内の流体の動き等を示すデータや、或いは、窓ガラスを撮影した画像データ等を採用することが可能である。
【0037】
エアバッグ制御部22は、車両のエアバッグの動作を制御する。また、エアバッグ制御部22は、車両のエアバッグの状態を示す制御信号を車載装置23の衝撃検出部31に供給する。
【0038】
車載装置23は、例えば、ECU(Electronic Control Unit)により実現され、車両の異常の発生を検出し、自動通報を行う装置である。車載装置23は、衝撃検出部31、通信部32、内外判定部33、通報先選択部34、及び、通報部35を含むように構成される。
【0039】
衝撃検出部31は、センサ21からのデータに基づいて、車両の窓ガラスの破損の有無を検出する。また、衝撃検出部31は、エアバック制御部22からの制御信号に基づいて、エアバッグの作動の有無(エアバッグが膨らんだか否か)を検出する。そして、衝撃検出部31は、これらの2つの検出結果に基づいて、車両に対する衝撃の有無の検出、及び、衝撃の大きさの判定を行う。衝撃検出部31は、車両に対する衝撃の有無の検出結果を通信部32に通知する。また、衝撃検出部31は、車両に対する衝撃の大きさの判定結果を通報先選択部34に通知する。
【0040】
通信部32は、例えば、車両に設けられた1以上のアンテナ及び通信装置等により構成される。なお、アンテナは、通信部32(車載装置23)の外部に設けることも可能である。そして、通信部32は、衝撃検出部31により車両への衝撃の発生が検出された場合、携帯機12と所定の方式の無線通信を行い、通信状態を示す情報(携帯機12から受信した信号を含む)を内外判定部33に供給する。
【0041】
なお、携帯機12は、例えば、車両用のキーフォブ(Key FOB)等である。そして、携帯機12は、例えば、車両のドアの施錠及び開錠の遠隔操作や、車両の原動機(例えば、エンジン又はモータ)の始動や電源の供給を許可するための認証に用いられる。また、通信部32と携帯機12との間の通信方式には、任意の方式を採用することができる。例えば、LF帯やUHF帯の無線通信や、Bluetooth(登録商標)等の近距離無線通信が採用される。
【0042】
内外判定部33は、通信部32と携帯機12との間の無線通信の状態に基づいて、携帯機12が車内又は車外のいずれにあるかの内外判定を行い、判定結果を通報先選択部34に通知する。
【0043】
なお、内外判定には、任意の方法を採用することができる。例えば、通信部32と携帯機12との間の通信の可否、通信部32側又は携帯機12側の受信強度、通信部32が携帯機12と通信したアンテナの位置等の情報に基づいて、公知の方法により内外判定が行われる。
【0044】
また、内外判定部33は、携帯機12の位置検出に成功し、その位置が車外である場合だけでなく、携帯機12との通信の失敗等により携帯機12の位置を車内で検出できない場合にも、携帯機12が車外にあると判定してもよい。
【0045】
通報先選択部34は、携帯機12の内外判定の結果に基づいて、予め登録されている複数の通報先の中から自動通報を行う通報先を選択する。或いは、通報先選択部34は、携帯機12の内外判定の判定結果に加えて、車両に対する衝撃の大きさの判定結果に基づいて、自動通報を行う通報先を選択する。そして、通報先選択部34は、選択した通報先を通報部35に通知する。
【0046】
なお、自動通報の通報先としては、例えば、この図に示されるように、緊急機関13と携帯電話機14が想定される。緊急機関13は、例えば、車両の異常を通報するための専用のコールセンタ、警察、消防署等が想定される。また、携帯電話機14は、例えば、ユーザ(車両のオーナ)の連絡先として使用可能なユーザ所有の携帯電話機(スマートフォン、PHS等を含む)である。
【0047】
通報部35は、通報先選択部34により選択された通報先(緊急機関13又は携帯電話機14の少なくとも一方)に車両の異常の発生を自動的に通報する。通報先との通信方法は、例えば、音声通信や電子メールなど、通報先に即時に情報を伝達可能な方法であれば、任意の方法を採用することができる。
【0048】
なお、通報部35と緊急機関13との間の通信方式には、例えば、携帯電話、衛星電話、PHS等の移動体通信網(例えば、携帯電話網等)を介した移動体通信や、WiFi等により無線ルータ等を経由してネットワーク(インターネット等)を介して行う通信等を採用することができる。
【0049】
[車載システム11の処理]
次に、図2乃至図5を参照して、車載システム11の処理について説明する。
【0050】
(車載システム11による自動通報処理の第1の実施の形態)
まず、図2のフローチャートを参照して、車載システム11により実行される自動通報処理の第1の実施の形態について説明する。
【0051】
ステップS1において、衝撃検出部31は、センサ21からのデータ、及び、エアバック制御部22からの制御信号に基づいて、車両への衝撃が発生したか否かを判定する。この判定処理は、車両への衝撃が発生したと判定されるまで繰り返し実行される。そして、衝撃検出部31は、センサ21からのデータに基づいて車両の窓ガラスの破損を検出した場合、或いは、エアバッグ制御部22からの制御信号に基づいて車両のエアバッグの作動を検出した場合、車両への衝撃が発生したと判定する。そして、衝撃検出部31は、車両への衝撃が発生したことを通信部32に通知する。その後、処理はステップS2に進む。
【0052】
ステップS2において、車載装置23は、携帯機12の内外判定を行う。具体的には、通信部32は、携帯機12との無線通信を試み、通信状態を示す情報(携帯機12から受信した信号を含む)を内外判定部33に供給する。内外判定部33は、通信部32と携帯機12との間の通信状態に基づいて、携帯機12の内外判定を行い、判定結果を通報先選択部34に通知する。
【0053】
ステップS3において、通報先選択部34は、内外判定部33から通知された判定結果に基づいて、携帯機12が車内にあるか否かを判定する。携帯機12が車内にあると判定された場合、処理はステップS4に進む。
【0054】
ステップS4において、通報先選択部34は、緊急機関13を通報先に選択する。そして、通報先選択部34は、緊急機関13を通報先に選択したことを通報部35に通知する。
【0055】
その後、処理はステップS6に進む。
【0056】
一方、ステップS3において、携帯機12が車外にあると判定された場合、処理はステップS5に進む。
【0057】
ステップS5において、通報先選択部34は、ユーザの携帯電話機14を通報先に選択する。そして、通報先選択部34は、携帯電話機14を通報先に選択したことを通報部35に通知する。
【0058】
その後、処理はステップS6に進む。
【0059】
ステップS6において、通報部35は、通報先選択部34が選択した通報先への通報を行う。
【0060】
その後、処理はステップS1に戻り、ステップS1以降の処理が実行される。
【0061】
このように、例えば、図3に示されるように車載システム11(車載装置23)が車両51に設けられている場合に、車両51への衝撃が検出され、内外判定により携帯機12が車両51内にあると判定されたとき、緊急機関13への通報が自動的に行われる。
【0062】
例えば、携帯機12が車両51内にある場合、ユーザも車両51内にいる可能性が高い。また、エアバッグが作動するほどの衝撃が発生した場合、事故が発生した可能性が高く、エアバッグが作動せずに窓ガラスの破損が発生する程度の衝撃が発生した場合でも、ユーザに危害が及ぶ強盗又は傷害事件が発生している可能性がある。いずれの場合も、ユーザ(乗員)が危険な状態であり、ユーザがパニックに陥り通報できない状態も想定される。そこで、緊急機関13に自動通報を行うことにより、このような緊急事態を迅速かつ適切に解決することが可能になる。
【0063】
一方、図4に示されるように、車両51への衝撃が検出され、内外判定により携帯機12が車両51の外にあると判定されたとき、ユーザの携帯電話機14への通報が自動的に行われる。
【0064】
例えば、携帯機12が車両51の外にあると判定された場合、携帯機12を所持するユーザが車両51の外におり、車両51内に誰もいない可能性が高い。従って、事故、盗難、車上荒らし等の異常が発生している可能性は高いが、人に危害が及ぶ可能性は低く、ユーザも冷静な対応が可能であると想定される。そこで、ユーザの携帯電話機14への自動通報が行われる。
【0065】
また、車両への衝撃が検出された後に内外判定を行うことにより、内外判定の精度を高めることができ、通報先をより適切に選択することができる。
【0066】
(車載システム11による自動通報処理の第2の実施の形態)
次に、図5のフローチャートを参照して、車載システム11により実行される自動通報処理の第2の実施の形態について説明する。
【0067】
ステップS51乃至S54において、図2のステップS1乃至S4と同様の処理が実行され、処理はステップS56に進む。これにより、図2の処理と同様に、車両への衝撃が検出された場合に、携帯機12が車内にあると判定されたとき、緊急機関13が通報先に選択される。
【0068】
一方、ステップS53において、携帯機12が車外にあると判定された場合、処理はステップS55に進む。
【0069】
ステップS55において、衝撃検出部31は、衝撃が大きいか否かを判定する。衝撃検出部31は、エアバッグの作動を検出した場合、窓ガラスの破損の発生の有無に関わらず、衝撃が大きいと判定する。そして、衝撃検出部31は、車両に大きな衝撃が発生したことを通報先選択部34に通知し、処理はステップS56に進む。
【0070】
ステップS56において、通報先選択部34は、緊急機関13及びユーザの携帯電話機14を通報先に選択する。そして、通報先選択部34は、緊急機関13及び携帯電話機14を通報先に選択したことを通報部35に通知する。
【0071】
その後、処理はステップS58に進む。
【0072】
一方、ステップS55において、衝撃検出部31は、車両の窓ガラスの破損を検出したが、エアバッグの作動を検出していない場合、衝撃が小さいと判定する。そして、衝撃検出部31は、車両に小さな衝撃が発生したことを通報先選択部34に通知し、処理はステップS57に進む。
【0073】
ステップS57において、図2のステップS5の処理と同様に、ユーザの携帯電話機14が通報先に選択される。
【0074】
その後、処理はステップS58に進む。
【0075】
ステップS58において、図2のステップS6の処理と同様に、選択した通報先への通報が行われる。
【0076】
このように、車両への衝撃が発生した場合に携帯機12が車内にあると判定されたとき、図2の処理と同様に、緊急機関13への自動通報が行われる。一方、携帯機12が車外にあると判定されたとき、衝撃が小さければ、図2の処理と同様に、ユーザの携帯電話機14への自動通報が行われる。これに対して、衝撃が大きければ、緊急機関13及び携帯電話機14の両方への自動通報が行われる。
【0077】
これは、上述したように、携帯機12が車両51の外にあると判定された場合、携帯機12を所持するユーザが車両51の外におり、人には危害が及ばず、ユーザも冷静な対応が可能であると想定される。しかし、エアバッグが作動するほどの衝撃が発生した場合、例えば、レッカー車で移動する等の大掛かりな盗難が行われようとしていたり、停車中の車両に別の車両が衝突する事故が発生していたりする可能性が高く、至急現場の状況確認が必要になると想定される。そこで、エアバッグが作動するほどの衝撃が発生した場合には、ユーザの携帯電話機14だけでなく、緊急機関13にも自動通報が行われる。
【0078】
<2.第2の実施の形態>
次に、図6乃至図8を参照して、本発明の第2の実施の形態について説明する。
【0079】
[車載システム101の構成例]
図6は、本発明を適用した車載システムの第2の実施の形態である車載システム101を示すブロック図である。なお、図中、図1と対応する部分には同じ符号を付してあり、処理が同じ部分については、その説明は繰り返しになるので適宜省略する。
【0080】
車載システム101は、図1の車載システム11と比較して、車載装置23の代わりに車載装置111が設けられている点が異なる。車載装置111は、図1の車載装置23と比較して、記憶部122が追加され、通信部32及び通報先選択部34の代わりに、通信部121及び通報先選択部123が設けられている点が異なる。
【0081】
通信部121は、車載システム11の通信部32と異なり、衝撃検出部31による検出結果とは無関係に、所定のタイミングで携帯機12と所定の方式の無線通信を行い、通信状態を示す情報を内外判定部33に供給する。例えば、通信部121は、定期的にポーリング信号を送信し、携帯機12からポーリング信号に対する応答信号を受信した場合、受信した応答信号、及び、ポーリング信号を送信したアンテナの位置を示す情報等を内外判定部33に供給する。
【0082】
内外判定部33は、通信部121から携帯機12との通信状態を示す情報が供給されたタイミングで、携帯機12の内外判定を行い、判定結果を記憶部122に記憶させる。
【0083】
通報先選択部123は、衝撃検出部31により車両への衝撃が検出された場合、車載システム11の通報先選択部34と同様の処理により通報先を選択する。なお、通報先選択部123は、通報先選択部34と異なり、内外判定部33から直接通知される内外判定の判定結果ではなく、記憶部122に記憶されている最新の内外判定の判定結果を用いる。そして、通報先選択部34は、選択した通報先を通報部35に通知する。
【0084】
[車載システム101の処理]
次に、図7及び図8を参照して、車載システム101の処理について説明する。
【0085】
(車載システム101による自動通報処理の第1の実施の形態)
まず、図7のフローチャートを参照して、車載システム101により実行される自動通報処理の第1の実施の形態について説明する。
【0086】
ステップS101において、衝撃検出部31は、図2のステップS1の処理と同様に、車両への衝撃が発生したか否かを判定する。そして、衝撃検出部31は、車両への衝撃が発生したと判定した場合、車両への衝撃が発生したことを通報先選択部123に通知する。その後、処理はステップS102に進む。
【0087】
ステップS102において、通報先選択部123は、最新の内外判定の判定結果を記憶部122から取得する。
【0088】
ステップS103において、通報先選択部123は、取得した最新の内外判定の判定結果に基づいて、携帯機12が車内にあるか否かを判定する。携帯機12が車内にあると判定された場合、処理はステップS104に進む。
【0089】
ステップS104において、図2のステップS4の処理と同様に、緊急機関13が通報先に選択される。
【0090】
その後、処理はステップS106に進む。
【0091】
一方、ステップS103において、携帯機12が車外にあると判定された場合、処理はステップS105に進む。
【0092】
ステップS105において、図7のステップS5の処理と同様に、ユーザの携帯電話機14が通報先に選択される。
【0093】
その後、処理はステップS106に進む。
【0094】
ステップS106において、図2のステップS6の処理と同様に、選択した通報先への通報が行われる。
【0095】
その後、処理はステップS101に戻り、ステップS101以降の処理が実行される。
【0096】
このように、車両への衝撃が検出された後、内外判定を行わずに、より迅速に自動通報を行うことができる。また、例えば、衝撃により携帯機12との通信や内外判定を正常に実行できなくなっても、適切な通報先を選択して自動通報を行うことができる。
【0097】
(車載システム101による自動通報処理の第2の実施の形態)
次に、図8のフローチャートを参照して、車載システム101により実行される自動通報処理の第2の実施の形態について説明する。
【0098】
ステップS151及びS153において、図7のステップS101及びS103と同様の処理が実行される。これにより、車両への衝撃が検出された場合、記憶部122に記憶されている最新の内外判定の判定結果に基づいて、携帯機12が車内にあるか否かが判定される。
【0099】
そして、ステップS154乃至S158において、図5のステップS54乃至S58と同様の処理が実行され、処理はステップS151に戻り、ステップS151以降の処理が実行される。
【0100】
このように、図5の車載システム11による自動通報処理の第2の実施の形態と同様に、携帯機12が車外にある場合に、衝撃の大きさに基づいて、通報先を変更することができる。また、図7の車載システム101による自動通報処理の第1の実施の形態と同様に、車両への衝撃が検出された後、より迅速に自動通報を行うことができるとともに、衝撃により携帯機12との通信や内外判定を正常に実行できなくなっても、適切な通報先を選択して自動通報を行うことができる。
【0101】
<3.変形例>
以下、上述した本発明の実施の形態の変形例について説明する。
【0102】
以上の説明では、窓ガラスの破損の有無、及び、エアバッグの作動の有無に基づいて、車両に対する衝撃の有無の検出、及び、衝撃の大きさの判定を行う方法を示したが、他の方法を採用することも可能である。例えば、衝撃センサ、振動センサ、加速度センサ等の衝撃の検出が可能なセンサをセンサ21に用い、衝撃検出部31が、センサ21により検出された衝撃の強度に基づいて、車両への衝撃の有無の検出、及び、衝撃の大きさの判定を行うようにしてもよい。
【0103】
この場合、例えば、図2のステップS1、図5のステップS51、図7のステップS101、及び、図8のステップS151において、衝撃検出部31が、センサ21により検出された衝撃の強度が所定の第1の閾値以上であるか否かに基づいて、車両に衝撃が発生したか否かを判定する。また、例えば、図5のステップS55、及び、図8のステップS155において、衝撃検出部31が、センサ21により検出された衝撃の強度が所定の第2の閾値(>第1の閾値)以上であるか否かに基づいて、衝撃が大きいか否かを判定する。
【0104】
また、例えば、衝撃の大きさのレベルの判定を、大小の2段階だけでなく、3段階以上に分けるとともに、各レベルに応じて異なる通報先(又は通報先の組み合わせ)を選択できるように、通報先の選択肢を増やすようにしてもよい。
【0105】
さらに、センサ21を衝撃の検出が可能なセンサにより実現する場合、例えば、エアバッグを作動させるか否かの判定に用いる、予め車両に設けられているセンサを用いることが可能である。
【0106】
また、ユーザへの通報先は、携帯電話機14に限定されるものではなく、例えば、携帯機12自体、固定電話等、ユーザの連絡手段として使用される別の通信端末をユーザへの通報先に設定することも可能である。
【0107】
さらに、例えば、車両への衝撃だけでなく、車両への侵入を検出するようにして、その検出結果を通報先の選択条件に追加することも可能である。
【0108】
また、携帯機12の内外判定には、上述した無線通信の状態に基づく方法とは異なる方法を採用することが可能である。例えば、携帯機12が、車内の端子(例えば、クレードルの端子等)に接続され、有線通信を行う場合、その有線通信の状態に基づいて内外判定を行うようにしてもよい。
【0109】
また、例えば、携帯機12が車内の所定の位置にあるか否かに基づいて、内外判定を行うようにしてもよい。例えば、メカキーと一体になった携帯機12が車両の鍵穴に挿入されているか否か、又は、車内の所定のスロットに携帯機12が挿入されているか否か等を機械的なスイッチにより検出した結果に基づいて、内外判定を行うようにしてもよい。また、例えば、車内のクレードルの充電用の接点等に携帯機12が電気的に接続されているか否かを検出した結果に基づいて、内外判定を行うようにしてもよい。
【0110】
また、例えば、車両の施錠の状態をさらに加味して、内外判定や通報先の選択を行うようにしてもよい。例えば、内外判定の判定結果が車外である場合に、車両が施錠されていれば、ユーザは確実に車外にいると推定され、車両が施錠されていなければ、ユーザが車内にいる可能性も考えられる。そこで、車両の施錠状態に基づいて、内外判定の判定結果を補正したり、通報先を変化させたりするようにしてもよい。例えば、内外判定の判定結果が車外である場合に車両が施錠されていないとき、車内の場合と車外の場合の両方の通報先を選択するようにしてもよい。
【0111】
さらに、例えば、図2のステップS3、図5のステップS53、図7のステップS103、又は、図8のステップS153において、携帯機12が車外にあると判定された場合、通報先を選択しないようにしてもよい。そして、図2のステップS6、図5のステップS58、図7のステップS106、又は、図8のステップS158において、通報先が選択されていない場合に、通報を行わないようにしてもよい。これにより、例えば、携帯機12を所持するユーザが車外にいる場合に、自動通報を行わないようにすることができる。
【0112】
[コンピュータの構成例]
上述した一連の処理は、ハードウエアにより実行することもできるし、ソフトウエアにより実行することもできる。一連の処理をソフトウエアにより実行する場合には、そのソフトウエアを構成するプログラムが、コンピュータにインストールされる。ここで、コンピュータには、専用のハードウエアに組み込まれているコンピュータや、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能な、例えば汎用のパーソナルコンピュータなどが含まれる。
【0113】
また、コンピュータが実行するプログラムは、例えば、パッケージメディア等としてのリムーバブルメディアに記録して提供することができる。また、プログラムは、ローカルエリアネットワーク、CAN(Controller Area Network)、インターネット、デジタル衛星放送といった、有線又は無線の伝送媒体を介して提供することができる。
【0114】
その他、プログラムは、例えば、ROMや記憶部に、あらかじめインストールしておくことができる。
【0115】
なお、コンピュータが実行するプログラムは、本明細書で説明する順序に沿って時系列に処理が行われるプログラムであっても良いし、並列に、あるいは呼び出しが行われたとき等の必要なタイミングで処理が行われるプログラムであっても良い。
【0116】
また、本明細書において、システムとは、複数の構成要素(装置、モジュール(部品)等)の集合を意味し、すべての構成要素が同一筐体中にあるか否かは問わない。したがって、別個の筐体に収納され、ネットワークを介して接続されている複数の装置、及び、1つの筐体の中に複数のモジュールが収納されている1つの装置は、いずれも、システムである。
【0117】
さらに、本発明の実施の形態は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能である。
【0118】
また、上述のフローチャートで説明した各ステップは、1つの装置で実行する他、複数の装置で分担して実行することができる。
【0119】
さらに、1つのステップに複数の処理が含まれる場合には、その1つのステップに含まれる複数の処理は、1つの装置で実行する他、複数の装置で分担して実行することができる。
【符号の説明】
【0120】
11 車載システム
12 携帯機
13 緊急機関
14 携帯電話機
21 センサ
22 エアバッグ制御部
23 車載装置
31 衝撃検出部
32 通信部
33 内外判定部
34 通報先選択部
35 通報部
51 車両
101 車載システム
111 車載装置
121 通信部
122 記憶部
123 通報先選択部
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8