【課題を解決するための手段】
【0014】
本発明によれば、カメラを有する撮影側端末と、ディスプレイを有する閲覧側端末とが、ネットワークを介して接続された映像転送システムにおいて、
撮影側端末は、
閲覧側端末と共有する、当該撮影側端末のカメラに映るであろう広域画像を記憶した第1の広域画像共有記憶手段と、
広域画像と、カメラによって撮影された撮影画像と、の間の特徴点の点対応を計算する点対応計算手段と、
画像間の点対応から、カメラ姿勢としての射影変換行列を計算するカメラ姿勢計算手段と、
カメラ姿勢を、閲覧側端末へ送信するフレーム送信手段と
を有し、
閲覧側端末は、
撮影側端末と共有する広域画像を記憶した第2の広域画像共有記憶手段と、
広域画像に対して、撮影側端末から受信したカメラ姿勢の撮影領域枠を計算する撮影領域枠計算手段と、
広域画像に、撮影領域枠を重畳的に描画して、ディスプレイに表示する画像描画手段と
を有することを特徴とする。
【0015】
本発明の映像転送システムにおける他の実施形態によれば、
閲覧側端末の撮影領域枠計算手段は、フレームの4頂点を、カメラ姿勢の射影変換行列によって変換した四角形の枠を、撮影領域枠とすることも好ましい。
【0016】
本発明の映像転送システムにおける他の実施形態によれば、
撮影側端末の第1の広域画像共有記憶手段は、複数の撮影画像からパノラマ画像を生成し、当該パノラマ画像を閲覧側端末へ送信し、
閲覧側端末の第2の広域画像共有記憶手段は、撮影側端末から受信したパノラマ画像を記憶することも好ましい。
【0017】
本発明の映像転送システムにおける他の実施形態によれば、
撮影側端末のフレーム送信手段は、カメラ姿勢のみを閲覧側端末へ送信し続ける中で、周期的又はユーザ選択の撮影画像をカメラ姿勢に対応付けて送信することも好ましい。
【0018】
本発明の映像転送システムにおける他の実施形態によれば、
閲覧側端末の画像描画手段は、撮影側端末から受信した撮影画像を逐次連続的に、広域画像に重畳して描画することも好ましい。
【0019】
本発明の映像転送システムにおける他の実施形態によれば、
閲覧側端末の画像描画手段は、撮影側端末から受信した最新の撮影画像のみを、広域画像に重畳して描画することも好ましい。
【0020】
本発明の映像転送システムにおける他の実施形態によれば、
閲覧側端末の前記画像描画手段は、撮影側端末から受信した撮影画像のうち、閲覧者が指定した撮影画像のみを広域画像に重畳して描画することも好ましい。
【0021】
本発明の映像転送システムにおける他の実施形態によれば、
撮影側端末は、点対応計算手段に入力される撮影画像に対して、ダウンサンプリングによって1枚の撮影画像の解像度を低減させるべく変換するダウンサンプリング手段を更に有することも好ましい。
【0022】
本発明の映像転送システムにおける他の実施形態によれば、
撮影側端末について、
点対応計算手段及びカメラ姿勢計算手段は、撮影画像が広域画像に対して点対応を計算できない場合、撮影画像と直近の他の撮影画像との間の射影変換行列と、直近の他の撮影画像と広域画像との間の射影変換行列との積を、カメラ姿勢として算出する
ことも好ましい。
【0023】
本発明によれば、ディスプレイを有する閲覧側端末とネットワークを介して接続されると共に、カメラを有する撮影側端末において、
閲覧側端末と共有する、当該カメラに映るであろう広域画像を記憶した第1の広域画像共有記憶手段と、
広域画像と、カメラによって撮影された撮影画像と、の間の特徴点の点対応を計算する点対応計算手段と、
画像間の点対応から、カメラ姿勢としての射影変換行列を計算するカメラ姿勢計算手段と、
カメラ姿勢を、閲覧側端末へ送信するフレーム送信手段と
を有し、閲覧側端末のディスプレイに、広域画像に対してカメラ姿勢の撮影領域枠を重畳的に描画させる
ことを特徴とする。
【0024】
本発明によれば、前述した撮影側端末とネットワークを介して接続されると共に、ディスプレイを有する閲覧側端末において、
撮影側端末と共有する広域画像を記憶した第2の広域画像共有記憶手段と、
広域画像に対して、撮影側端末から受信したカメラ姿勢の撮影領域枠を計算する撮影領域枠計算手段と、
広域画像に、撮影領域枠を重畳的に描画して、ディスプレイに表示する画像描画手段と
を有することを特徴とする。
【0025】
本発明によれば、ディスプレイを有する閲覧側端末とネットワークを介して接続されると共に、カメラを有する撮影側端末に搭載されたコンピュータを機能させるプログラムにおいて、
閲覧側端末と共有する、当該カメラに映るであろう広域画像を記憶した第1の広域画像共有記憶手段と、
広域画像と、カメラによって撮影された撮影画像と、の間の特徴点の点対応を計算する点対応計算手段と、
画像間の点対応から、カメラ姿勢としての射影変換行列を計算するカメラ姿勢計算手段と、
カメラ姿勢を、閲覧側端末へ送信するフレーム送信手段と
してコンピュータを機能させ、閲覧側端末のディスプレイに、広域画像に対してカメラ姿勢の撮影領域枠を重畳的に描画させる
ことを特徴とする。
【0026】
本発明によれば、前述した撮影側端末とネットワークを介して接続されると共に、ディスプレイを有する閲覧側端末に搭載されたコンピュータを機能させるプログラムにおいて、
撮影側端末と共有する広域画像を記憶した第2の広域画像共有記憶手段と、
広域画像に対して、撮影側端末から受信したカメラ姿勢の撮影領域枠を計算する撮影領域枠計算手段と、
広域画像に、撮影領域枠を重畳的に描画して、ディスプレイに表示する画像描画手段と
してコンピュータを機能させることを特徴とする。
【0027】
本発明によれば、カメラを有する撮影側端末と、ディスプレイを有する閲覧側端末とが、ネットワークを介して接続されたシステムにおける映像転送方法において、
撮影側端末及び閲覧側端末は、相互に共有する、当該撮影側端末のカメラに映るであろう広域画像を記憶しており、
撮影側端末が、広域画像と、カメラによって撮影された撮影画像と、の間の特徴点の点対応を計算する第1のステップと、
撮影側端末が、画像間の点対応から、カメラ姿勢としての射影変換行列を計算する第2のステップと、
撮影側端末が、カメラ姿勢を、閲覧側端末へ送信する第3のステップと、
閲覧側端末が、広域画像に対して、撮影側端末から受信したカメラ姿勢の撮影領域枠を計算する第4のステップと、
広域画像に、撮影領域枠を重畳的に描画して、ディスプレイに表示する第5のステップと
を有することを特徴とする。