【課題を解決するための手段】
【0011】
本発明によれば、カメラ及び地磁気センサを有する撮影側端末と、映像管理サーバとが、ネットワークを介して接続された映像管理システムにおいて、
撮影側端末は、
当該撮影側端末の「カメラ位置」と、地磁気センサによって計測された「カメラ方位」とを含むカメラ姿勢を、映像管理サーバへ送信するカメラ姿勢送信手段を有し、
映像管理サーバは、
撮影側端末から受信したカメラ姿勢について、当該カメラ位置から当該カメラ方位に向かって撮影対象地点を特定する撮影対象地点特定手段と、
撮影対象地点と、当該撮影側端末の識別子とを対応付けて記憶する撮影対象地点記憶手段と
を有し、当該撮影対象地点の所定周囲を撮影している撮影側端末を特定することを特徴とする。
【0012】
本発明の映像管理システムにおける他の実施形態によれば、
撮影側端末は、加速度センサ(又はジャイロセンサ)を有すると共に、
撮影側端末のカメラ姿勢送信手段は、カメラ姿勢に、加速度センサによって計測された「カメラ傾斜」を更に含め、
映像管理サーバは、
撮影対象地点の平面を基準として、位置に対する高度を予め記憶した高度地図記憶手段と、
高度地図記憶手段を用いて、撮影側端末から受信したカメラ姿勢の当該カメラ位置に対応する「カメラ高度」を検索するカメラ高度検索手段と
を更に有し、
撮影対象地点特定手段は、当該「カメラ位置」の当該「カメラ高度」から、当該「カメラ傾斜」の角度で当該「カメラ方位」に向かって、三角測量によって撮影対象地点を特定することも好ましい。
【0013】
本発明の映像管理システムにおける他の実施形態によれば、
撮影側端末のカメラ姿勢送信手段は、カメラ姿勢に、任意に計測した撮影対象地点までの「撮影距離」を更に含め、
映像管理サーバの撮影対象地点特定手段は、「カメラ位置」から「カメラ方位」に向かって「撮影距離」だけ離れた撮影対象地点を特定することも好ましい。
【0014】
本発明の映像管理システムにおける他の実施形態によれば、
当該映像管理システムは、閲覧側端末を更に有し、
閲覧側端末は、
ユーザ操作によって指定された「撮影対象地点」を含む映像配信要求を、映像管理サーバへ送信する撮影対象地点指定手段と、
撮影側端末又は映像管理サーバから映像を受信し、ディスプレイに再生する映像再生手段と
を有し、
映像管理サーバは、
撮影対象地点記憶手段を用いて、映像配信要求における当該撮影対象地点の所定周囲に対応付けられた、1つ以上の撮影側端末を選択する撮影側端末選択手段と、
特定された当該撮影側端末へ、閲覧側端末からの映像配信要求を送信する映像配信要求手段と
を有することも好ましい。
【0015】
本発明の映像管理システムにおける他の実施形態によれば、
映像配信要求には、閲覧側端末のアドレスが含まれており、
撮影側端末は、映像管理サーバから映像配信要求を受信した際に、カメラによって撮影した映像を、閲覧側端末へ直接的に送信するか、又は、映像管理サーバを介して閲覧側端末へ送信することも好ましい。
【0016】
本発明の映像管理システムにおける他の実施形態によれば、
撮影側端末は、加速度センサ(又はジャイロセンサ)を有すると共に、
撮影側端末のカメラ姿勢送信手段は、カメラ姿勢に、加速度センサによって計測された単位時間あたりの「揺れ幅」を更に含め、
映像管理サーバの撮影側端末選択手段は、
映像配信要求の撮影対象地点の所定周囲に対応付けられた当該撮影側端末の中で、揺れ幅の大きさに基づいて撮影側端末を選択することも好ましい。
【0017】
本発明の映像管理システムにおける他の実施形態によれば、
映像管理サーバの撮影側端末選択手段は、
映像配信要求の撮影対象地点の所定周囲に含まれる複数の撮影側端末の方位をクラスタリングし、当該クラスタについて代表ベクトルに最も近い方位に対応する撮影側端末を選択することも好ましい。
映像管理サーバの撮影側端末選択手段は、
映像配信要求の撮影対象地点の所定周囲に含まれる複数の撮影側端末の選択を、時間経過と共に逐次、更新することも好ましい。
【0018】
本発明の映像管理システムにおける他の実施形態によれば、
映像管理サーバは、閲覧側端末へ映像を配信し続けている撮影側端末に対して、当該撮影側端末のカメラ姿勢から特定された撮影対象地点が、映像配信要求の撮影対象地点の所定周囲を外れた際に、当該撮影側端末に対して映像配信停止要求を送信する映像配信停止要求手段を更に有することも好ましい。
【0019】
本発明の映像管理システムにおける他の実施形態によれば、
当該映像管理システムは、電波による測位手段を備えた被写体装置を更に有し、
被写体装置は、測位手段によって測位した現在位置を逐次、映像管理サーバへ送信し、
映像管理サーバの撮影対象地点記憶手段は、被写体装置の識別子と、その位置とを対応付けて記憶し、
閲覧側端末は、映像配信要求に、被写体装置の識別子を含め、
映像管理サーバの撮影側端末選択手段は、映像配信要求の当該被写体装置の識別子に対応する撮影対象地点を選択し、その撮影対象地点の所定周囲に対応付けられた撮影側端末を選択することも好ましい。
【0020】
本発明の映像管理システムにおける他の実施形態によれば、
映像管理サーバの撮影側端末選択手段は、閲覧側端末へ、撮影対象地点をユーザに選択させるための俯瞰図を送信することも好ましい。
【0021】
本発明によれば、カメラ及び地磁気センサを有する撮影側端末と、映像管理サーバとが、ネットワークを介して接続されたシステムにおける映像管理方法において、
撮影側端末が、当該撮影側端末の「カメラ位置」と、地磁気センサによって計測された「カメラ方位」とを含むカメラ姿勢を、映像管理サーバへ送信する第1のステップと、
映像管理サーバが、撮影側端末から受信したカメラ姿勢について、当該カメラ位置から当該カメラ方位に向かって撮影対象地点を特定する第2のステップと、
撮影対象地点と、当該撮影側端末の識別子とを対応付けて記憶する第3のステップと
を有し、当該撮影対象地点の所定周囲を撮影している撮影側端末を特定することを特徴とする。
【0022】
本発明の映像管理方法における他の実施形態によれば、
当該映像管理システムは、閲覧側端末を更に有し、
閲覧側端末が、ユーザ操作によって指定された「撮影対象地点」を含む映像配信要求を、映像管理サーバへ送信する第4のステップと、
映像管理サーバが、映像配信要求における当該撮影対象地点の所定周囲に対応付けられた、1つ以上の撮影側端末を選択する第5のステップと、
映像管理サーバが、特定された当該撮影側端末へ、閲覧側端末からの映像配信要求を送信する第6のステップと、
閲覧側端末が、撮影側端末又は映像管理サーバから映像を受信し、ディスプレイに再生する第7のステップと
を有することも好ましい。