(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
前記カレンダー形式のインタフェースは、前記少なくとも1つの月が含まれる年の値及び前記少なくとも1つの月の値を表示し、前記複数の日それぞれを表示することを特徴とする請求項1に記載の電子フレームの動作方法。
前記カレンダー形式のインタフェースは、前記複数の日のうち前記電子フレームのユーザによって選択された日に対応するイメージを出力するプレビュー領域をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の電子フレームの動作方法。
前記カレンダー形式のインタフェースは、前記少なくとも1つの月が含まれる年の値及び前記少なくとも1つの月の値を表示し、前記複数の日それぞれを表示することを特徴とする請求項10に記載の電子フレーム。
前記カレンダー形式のインタフェースは、前記複数の日のうち前記電子フレームのユーザによって選択された日に対応するイメージを出力するプレビュー領域をさらに含むことを特徴とする請求項10に記載の電子フレーム。
前記処理部は、前記電子フレームの前記複数の日に対応する複数の領域のうち1つの領域に対するユーザの選択を認識し、前記選択された領域に対応するイメージを画面全体に出力することを特徴とする請求項10に記載の電子フレーム。
【発明を実施するための形態】
【0027】
以下、添付の図面を参照しながら本発明の実施形態を詳細に説明する。各図面に示された同一の参照符号は同一の部材を示す。
【0028】
以下、イメージデータはイメージのファイル及びイメージの情報を示し、「データ」、「ファイル」、及び「情報」という用語は相互に交換して用いられてもよい。
【0029】
図1は、本発明の一実施形態に係る電子フレームサービスシステムの構造図である。
【0030】
電子フレームサービスシステム100は電子フレーム140を含んでもよく、イメージ撮影装置110、サーバ120及びメモリカード130のうち1つ以上を含んでもよい。
【0031】
イメージ撮影装置110はイメージデータを生成する装置である。イメージ撮影装置110は、カメラを用いて被写体を撮影することによって被写体を示すイメージデータを生成してもよい。
【0032】
イメージ撮影装置110は、生成されたイメージデータをサーバ120に送信してメモリ装置120内に保存してもよく、電子フレーム140に送信してもよい。
【0033】
イメージ撮影装置110は、デジタルカメラ、ビデオカメラ、モバイルフォン及びスマートフォンなどを含んでもよい。
【0034】
サーバ120は、有線又は無線のネットワークを介して電子フレーム140にイメージデータを送信する。サーバ120内に保存されたイメージデータはイメージ撮影装置110から送信されたものであってもよく、サーバ120に接続された他のコンピュータから送信されたものであってもよい。
【0035】
サーバ120は複数のユーザアカウントを管理する。複数のユーザは、電子フレーム140のユーザを含んでもよい。サーバ120は、電子フレーム140のユーザのイメージデータを電子フレーム140に送信してもよい。ユーザのイメージは、サーバ120の電子フレーム140のユーザアカウントに関連するイメージであってもよい。
【0036】
サーバ120は、クラウドサービスを提供する複数のクラウドサーバであってもよい。サーバ120のイメージデータは、電子フレーム140のユーザアカウントにアップロードされたイメージデータであってもよい。サーバ120は、ウェブ(web)などによってイメージ撮影装置110がサーバ120にイメージデータをアップロードすることのできるインタフェースを提供してもよく、電子フレーム140がイメージデータをダウンロードすることのできるインタフェースを提供してもよい。
【0037】
メモリカード130は、イメージ撮影装置110によって生成されたイメージデータを保存してもよい。メモリカード130は、イメージ撮影装置110または電子フレーム140内に装着されてもよい。メモリカード130が装着されたイメージ撮影装置110または電子フレーム140は、メモリカード130からイメージデータを読み出してもよい。
【0038】
電子フレーム140は、イメージ撮影装置110及びサーバ120からイメージデータを受信してもよい。電子フレーム140は、電子フレーム140内に装着されたメモリカード130からイメージデータを読み出してもよい。
【0039】
電子フレーム140はイメージデータを用いてイメージを出力してもよい。
【0040】
電子フレーム140の構造については
図2を参照して下記で詳細に説明する。
【0041】
前述のイメージは1つ以上であってもよい。
【0042】
図2は、本発明の一実施形態に係る電子フレームのブロック図である。
【0043】
電子フレーム140は、送受信部210、メモリカードスロット220、処理部230、保存部240、入力部250及び出力部260を備える。電子フレーム140はディスプレイ270をさらに備えてもよい。
【0044】
送受信部210は、有線又は無線のネットワークを介してイメージ撮影装置110及びサーバ120からイメージデータを受信してもよい。また、送受信部210は、イメージ撮影装置110及びサーバ120とデータを送受信してもよい。
【0045】
送受信部210は、ネットワークインタフェースカード、ネットワークインタフェースチップ及びネットワーキングインタフェースポートなどのようなハードウェアモジュールであってもよく、ネットワークデバイスドライバまたはネットワーキングプログラムのようなソフトウェアモジュールであってもよい。
【0046】
送受信部210は、受信したイメージデータを処理部230に送信してもよい。
【0047】
メモリカードスロット220は、メモリカード130からイメージデータを読み出してもよい。
【0048】
メモリカード130は、メモリカードスロット220内に装着されてもよい。メモリカードスロット220は、コンパクトフラッシュ及びセキュアデジタルなどのような特定のメモリカードの規格に適するスロットであってもよい。
【0049】
メモリカード130は、読み出したイメージデータを処理部230に送信してもよい。
【0050】
処理部230は、少なくとも1つのプロセッサまたはプロセッサ内の少なくとも1つのコア(core)であってもよい。処理部230は、電子フレーム140の機能を提供するために必要な動作を行う。ここで、動作の実行とは、保存部240内に保存されたプログラムコードを実行することを意味する。
【0051】
保存部240はイメージデータを保存する。処理部230は、処理部230に送信されたイメージデータを保存部240内に保存してもよい。また、保存部240は、動画、電子フレーム140の設定に関連する情報及び電子フレーム140の動作に関連する情報を保存してもよい。
【0052】
保存部240は、ハードディスクドライブ(Hard Disk Drive;HDD)、ソリッドステートドライブ(Solid State Drive;SSD)、RAM(Random Access Memory;RAM)及びフラッシュメモリなどのようなデータの保存のためのハードウェアモジュールであってもよく、データベース、ファイルシステム、及びテーブルなどのようなデータ保存のためのソフトウェアモジュールであってもよい。
【0053】
入力部250は、電子フレーム140を制御するためのユーザ入力を受信する。ここで、ユーザは、電子フレーム140が出力するイメージの視聴者であってもよい。
【0054】
入力部250は、電子フレーム140に接着されたボタンまたはタッチスクリーンであり、キーボード、マウス及びリモコンなどのような有線又は無線の入力装置であってもよく、ブルートゥースドングル(dongle)及び赤外線(InfraRed;IR)受信機などのようなネットワークの受信装置であってもよい。
【0055】
出力部260は、イメージを表示するためのデータまたは情報を出力する。
【0056】
出力部260は、HDMI(High Definition Multimedia Interface)(登録商標)ポート、ディスプレイ(display)ポート及びデジタルビジュアルインタフェース(Digital Visual Interface;DVI)などのようなイメージを表示するための情報を出力するポートであってもよい。または、出力部260は、ビデオカード及びビデオチップのようなイメージを表示するための情報を出力するハードウェアモジュールであってもよい。
【0057】
ディスプレイ270は、イメージを表示するためのデータを用いてイメージを表示する。ディスプレイ270は、モニター、液晶(Liquid Crystal Display;LCD)、発光ダイオード(Light Emitting Diode;LED)及び有機発光ダイオード(Organic Light Emitting Diode;OLED)などのようなイメージを表示するハードウェアモジュールであってもよい。
【0058】
ディスプレイ270は電子フレーム140内に内蔵されてもよく、有線又は無線のネットワーク及びケーブルなどによって電子フレーム140と接続されてもよい。
【0059】
図3は、本発明の一実施形態に係る電子フレームの動作方法のフローチャートである。
【0060】
ステップS310において、送受信部210は、イメージ撮影装置110及びサーバ120から1つ以上のイメージデータを受信する。また、送受信部210は、イメージ撮影装置110及びサーバ120から1つ以上のイメージのメタデータを受信してもよい。1つ以上のイメージデータ及びメタデータは、同時または別個に受信されてもよい。
【0061】
イメージのメタデータはイメージに関連する時刻情報を含んでもよい。
【0062】
時刻情報は、年、月、日、時、分及び秒のうち1つ以上を示す情報であってもよい。イメージに関連する時刻情報は、イメージが撮影された時刻に関する情報、イメージが生成された時刻に関する情報、イメージが保存された時刻に関する情報、イメージが送信された時刻に関する情報、及びイメージが変更された時刻に関する情報のうち1つ以上であってもよい。
【0063】
イメージデータは、TIFF(Tagged Image File Format)フォーマット、BMP(Microsoft Windows Bitmap Image)フォーマット、PNG(Portable Network Graphics)フォーマット、JPEG(Joint Photographic Experts Group)フォーマットなどのような特定のフォーマットを有するイメージファイルであってもよい。イメージの時刻情報は、イメージのメタデータとしてイメージファイル内に含まれてもよい。また、イメージデータがイメージに関連する時刻情報を含んでもよい。
【0064】
1つ以上のイメージをサーバ120から受信する場合、1つ以上のイメージはサーバ120の電子フレーム140のユーザアカウントに関連するイメージであってもよい。
【0065】
ステップS315において、メモリカードスロット220はメモリカード130から1つ以上のイメージデータを読み出す。また、メモリカードスロット220は、メモリカード130から1つ以上のイメージのメタデータを読み出してもよい。ステップS310で前述したイメージデータ及びメタデータに対する説明は、ステップS315にも妥当する。以下、重複する説明は省略する。
【0066】
ステップS320において、入力部250は、ユーザが電子フレーム140の提供する1つ以上のメニューのうち、カレンダー形式のインタフェースを提供するメニューを選択したことを示す信号を受信する。処理部230は、入力部250が受信した信号によって、電子フレーム140が提供する1つ以上のメニューのうち、カレンダー形式のインタフェースを提供するメニューを電子フレーム140のユーザが選択したことを認識する。
【0067】
ステップS330において、処理部230は、1つ以上のイメージデータ及び1つ以上のイメージに関連する時刻情報に基づいてカレンダー形式のインタフェースを提供するためのデータを生成する。
【0068】
カレンダー形式のインタフェースを提供するためのデータは、カレンダー形式のインタフェースを提供するカレンダーオブジェクトであってもよい。カレンダーオブジェクトは、1つ以上のイメージデータに基づいて生成された情報をカレンダー形式で示すグラフィックユーザインタフェース(Graphic User Interface;GUI)オブジェクトであってもよい。また、カレンダーオブジェクトは、1つ以上のイメージに関する情報をカレンダー形式で示すGUIオブジェクトであってもよい。
【0069】
カレンダー形式のインタフェースは、少なくとも1つの月(month)または少なくとも1つの週(week)に該当する複数の日(day)それぞれに対応する複数の領域を含んでもよい。以下、カレンダー形式のインタフェースが示す少なくとも1つの月及び少なくとも1つの週をそれぞれ対象月及び対象週と称する。例えば、対象月が31個の日を有する場合、カレンダー形式のインタフェースは31個の日それぞれに対応する31個の領域を含んでもよい。または、カレンダー形式のインタフェースは対象週の7個の日それぞれに対応する7個の領域を含んでもよい。
【0070】
複数の日の各日に対応する領域は、1つ以上のイメージのうち当該日に対応するイメージの情報を示す。ここで、イメージが特定の日に対応するということは、イメージが撮影された日、イメージが生成された日、イメージが保存された日、イメージが送信された日、及びイメージが変更された日の1つまたは1つ以上が特定の日であることを意味する。処理部230は、イメージの時刻情報を用いてイメージと特定の日との間の対応関係を決定してもよい。
【0071】
イメージ情報は、イメージ、イメージのサムネイル(thumbnail)及び大きさが調整されたイメージのうち1つ以上であってもよい。イメージの情報は、電子フレーム140のユーザにとってイメージを識別可能にする情報であってもよい。処理部230は、イメージに様々なグラフィック効果を適用することによってイメージの情報を生成してもよい。様々なグラフィック効果は、大きさの調整、白黒化、セピア(sepia)効果、及びブラー(blur)などを含んでもよい。
【0072】
ステップS340において、処理部230は、出力部260によってカレンダー形式のインタフェースを提供するためのデータを用いてカレンダー形式のインタフェースを出力する。
【0073】
ステップS345において、ディスプレイ270は、出力部260によって出力されたカレンダー形式のインタフェースを表示する。
【0074】
ステップS350において、入力部250は、電子フレーム140のユーザが複数の日に対応する複数の領域のうち1つの領域を選択したことを示す信号を受信してもよい。電子フレーム140のユーザは、タッチスクリーン、ボタン及びマウスなどのような入力装置を用いることによって、ディスプレイ270に出力された複数の日に対応する複数の領域のうちの1つの領域を選択してもよい。例えば、1つの領域を選択することはマウスのカーソル(cursor)を用いて1つの領域を選択してもよく、タッチスクリーンを用いてディスプレイに出力された1つの領域をタッチしてもよい。
【0075】
処理部230は、入力部250が受信した信号によって電子フレーム140のユーザが複数の日に対応する複数の領域のうち1つの領域を選択したことを認識してもよい。
【0076】
ステップS360において、処理部230は、出力部260によって選択された領域に対応するイメージのプレビュー(preview)を出力する。
【0077】
イメージのプレビューは、縮小されたイメージまたはイメージの一部であってもよい。
【0078】
ステップS365において、処理部230は、出力部260によって選択された領域に対応するイメージを画面全体に出力する。
【0079】
フローチャートで示すように、ステップS350が行われた後にステップS360またはステップS365が行われてもよい。または、ステップS360及びステップS365が順次行われてもよい。
【0080】
前述のステップS310からステップS365は、繰り返し行われてもよい。また、前述のステップS310からステップS365は表示されたものと異なる順に行われてもよく、同時に行われてもよい。
【0081】
図4は、本発明の一実施例に係るカレンダー形式のインタフェースを示す。
【0082】
カレンダー形式のインタフェース400は、年月表示部410、週ラベル420、日表示部430及びプレビュー領域460を含んでもよい。
【0083】
年月表示部410は、
図3を参照して前述のステップS330で説明した対象月または対象週が含まれる年の値を表示してもよく、対象月の値または対象週の値を表示してもよい。以下、対象月または対象週が含まれる年を対象年と称する。
【0084】
年月表示部410は、対象年表示部412、対象月表示部414、対象月減少部416及び対象月増加部418を含んでもよい。
【0085】
対象年表示部412は対象年の値を表示する。対象月表示部414は対象月の値を表示する。
図4において、対象年及び対象月として2012年3月が例示されている。
【0086】
ユーザが対象月減少部416を選択すると、対象月は対象月の直前の月に変更される。対象月が1月である場合、対象月の直前の月は1年前の12月である。ユーザが対象月増加部418を選択すると、対象月は対象月の直後の月に変更される。対象月が12月である場合、対象月の直後の月は1年後の1月である。
【0087】
ユーザが対象月減少部416または対象月増加部418を選択することは、ユーザがマウスを用いて対象月減少部416または対象月増加部418をクリックしたり、タッチスクリーンに表示された対象月減少部416または対象月増加部418をタッチしたりすることである。
【0088】
年月表示部410は、選択されると対象年を1年だけ減少させる対象年減少部(図示せず)及び選択されると対象年を1年だけ増加させる対象年増加部(図示せず)をさらに含んでもよい。
【0089】
週ラベル420は、週ラベルの下に位置する日表示部430内の各領域がどの曜日に該当するかを時系列に示してもよい。週ラベル420は日曜日から土曜日までをそれぞれ示す7個のラベルを含んでもよい。
【0090】
日表示部430は、対象月または対象週に該当する複数の日それぞれに対応する複数の領域を含んでもよい。
図4において、2012年3月に該当する1日から31日それぞれに対応する31個の領域を表示した。
【0091】
日表示部430内の複数の領域は行列を構成してもよい。行列の行は対象月の週を示す。行列の列は曜日を示す。対象月の複数の日がどの曜日であるかに応じて、行列の最初の領域及び最後の領域は特定の日に対応しない空の領域であってもよい。
【0092】
日表示部430内の各領域は、対応する日を数字または記号を用いて示す日識別部、領域に対応するイメージの情報を示すイメージ情報表示部、及び領域に対応する日の情報を表示する日情報表示部を含んでもよい。領域に対応するイメージは領域に対応する日に対応するイメージであってもよい。
【0093】
日の情報は、日が休日、祝日または記念日のような特別な日であることを示す情報であってもよい。
【0094】
日識別部は1から31までの数字を有してもよい。日識別部は、数字のカラー、数字の太さ、または数字の傾きなどを用いて休日及び祝日などのような休みの日を平日と区別してもよい。例えば、日識別部は休日を赤色文字で、平日を黒色文字で示してもよく、休日を太い文字で、平日を普通の文字で示してもよい。
【0095】
日に対応するイメージは、電子フレーム140が受信または読み出した1つ以上のイメージのうち日に対応する時刻情報を有するイメージであってもよい。すなわち、特定の日に対応するイメージは、当該日に撮影、生成、保存、送信または変更されたイメージであってもよい。また、特定の領域に対応するイメージは、前記の特定の領域に対応する日に撮影、生成、保存、送信または変更されたイメージであってもよい。
【0096】
複数の領域のうち対応するイメージがない領域は、空白、予め設定されたカラー、予め設定された模様または予め設定された記号のうち1つを用いて表示されてもよい。すなわち、複数の日のうち対応するイメージがない日に対応する領域は予め空白、予め設定されたカラー、予め設定された模様、または予め設定された記号などのような予め設定された形式で表示されてもよい。
【0097】
日に対応するイメージは複数であってもよい。
【0098】
イメージの情報はイメージのサムネイルであってもよい。イメージのサムネイルは、イメージを予め設定された大きさに縮小したイメージであってもよい。処理部は、イメージデータを用いてイメージを予め設定された大きさに縮小し、縮小の前後にイメージにグラフィック効果を適用することでイメージの情報を生成してもよい。イメージの情報を生成する方法の一例について
図5を参照して詳細に説明する。
【0099】
日識別部、イメージ情報表示部及び日情報表示部は重ねて表示されてもよい。例えば、イメージ情報表示部は背景として、日識別部及び日情報表示部は前景として表示されてもよい。
【0100】
図4に、2012年3月1日に対応する第1領域440及び2012年3月3日に対応する第2領域450が例示的に示されている。
【0101】
第1領域440は第1日識別部442、第1イメージ情報表示部444及び第1日情報表示部446を含んでもよい。第1日識別部442は、第1領域440が2012年3月1日を示すことを電子フレーム140のユーザが認識できるようにするため、数字1を表示してもよい。第1イメージ情報表示部444は、1つ以上のイメージのうち2012年3月1日に対応するイメージの情報を表示してもよい。第1日情報表示部446は、2012年3月1日に関する情報として、2012年3月1日が3.1節であることを示す。
【0102】
第2領域450は、第2日識別部452及び第2イメージ情報表示部454を含んでもよい。第2領域450に対応する2012年3月3日は特別な祝日または記念日でなくてもよく、第2領域450は日情報表示部を有さなくてもよい。
【0103】
図3に示すステップS350を参照して前述したように、複数の日に対応する複数の領域のうち1つの領域がユーザによって選択されてもよい。選択領域表示部458は、複数の領域のうち選択された領域がどのような領域であるかを表示する。選択領域表示部458は、選択された領域を囲む枠であってもよい。
図4において、2012年3月3日または2012年3月3日に対応する領域がユーザによって選択されたことが示されている。
【0104】
プレビュー領域460は、複数の日のうち電子フレーム140のユーザによって選択された日に対応するイメージを出力してもよい。
【0105】
プレビュー領域460は、プレビューイメージ表示部462、プレビューイメージ情報表示部464、前のプレビューイメージ選択部466及び次のプレビューイメージ選択部468を含んでもよい。
【0106】
プレビューイメージ表示部462は、選択されたプレビューイメージを出力してもよい。選択されたプレビューイメージは、選択された日に対応するイメージであってもよい。
【0107】
プレビューイメージ情報表示部464は、選択されたプレビューイメージに関する情報を含んでもよい。選択されたプレビューイメージに関する情報は、選択された日に対応するイメージのメタデータであってもよい。例えば、選択されたプレビューイメージに関する情報は、(1)選択された日に対応するイメージの名称及び説明を含んでもよく、(2)選択された日に対応するイメージが撮影または生成された場所に対する説明を含んでもよく、(3)選択された日に対応するイメージが撮影または生成された時刻に対する説明を含んでもよい。
【0108】
プレビューイメージが複数である場合、前のプレビューイメージ選択部466及び次のプレビューイメージ選択部468によって複数のプレビューイメージのうちプレビューイメージ表示部462から出力されるプレビューイメージが選択されてもよい。ユーザによって前のプレビューイメージ選択部466が選択されると、現在出力されているプレビューイメージの前のプレビューイメージが新しく出力されるプレビューイメージとして選択されてもよい。ユーザによって次のプレビューイメージ選択部468が選択されると、現在出力されているプレビューイメージの次のプレビューイメージが新しく出力されるプレビューイメージとして選択されてもよい。
【0109】
前述のカレンダー形式のインタフェース400によって電子フレーム140内に保存された1つ以上のイメージは、日に応じて整列されてもよい。電子フレーム140のユーザは、カレンダー形式のインタフェース400によって日に関連するイメージを直観的かつ容易に認識することができる。
【0110】
図5は、本発明の一実施例においてイメージの情報を生成する方法を説明する。
【0111】
図5において、日に対応する第3領域510、第3領域510の日識別部である第3日識別部512、及び第3領域510のイメージ情報表示部である第3イメージ情報表示部514を示す。
【0112】
図4を参照して説明したように、1つの領域または領域が示す日に対応するイメージは複数であってもよい。
図5に示すように、第3領域510に対応する複数のイメージ520が示されている。複数のイメージとして、第1イメージ522、第2イメージ524及び第3イメージ526を示した。
【0113】
第3イメージ情報表示部514が示すイメージの情報はイメージのサムネイルであってもよい。ここで、イメージの情報は、以下で説明する方法によって生成されてもよい。
【0114】
第1サムネイル530は、日に対応する複数のイメージ520のうち、最も前に位置するイメージのサムネイルであってもよい。処理部230は、日に対応する複数のイメージ520のうち最も前に位置するイメージデータを用いて日に対応する領域に表示されるイメージの情報を生成してもよい。
【0115】
処理部230は複数のイメージ520の時刻情報、大きさ、解像度、画質及びファイル名などのような様々な基準を用いて複数のイメージ520間の順序を決定してもよい。
図3を参照して前述したように、時刻情報は、イメージが撮影された時刻に関する情報、イメージが生成された時刻に関する情報、イメージが保存された時刻に関する情報、イメージが送信された時刻に関する情報、及びイメージが変更された時刻に関する情報のうち1つ以上であってもよい
【0116】
第2サムネイル540は、日に対応する複数のイメージ520を重ねることによって生成されたサムネイルである。処理部230は、日に対応する複数のイメージ520のデータを用いて複数のイメージ520を重ねることによってイメージの情報を生成する。処理部230は、複数のイメージ520の重複において複数のイメージ520それぞれに互いに異なる加重値を適用してもよい。例えば、処理部230は、複数のイメージ520のうち、より前に位置するイメージに高い加重値を付与してもよく、より後に位置するイメージに低い加重値を付与してもよい。
【0117】
複数のイメージの重複は、複数のイメージ内の対応するピクセルのカラー値の加重値が付与された平均値を用いてイメージを生成することを意味する。
【0118】
第3サムネイル550は、日に対応する複数のイメージ520のうち任意に選択されたイメージのサムネイルである。また、第3サムネイル550は、複数のイメージ520の個数を示す情報555を含んでもよい。
図5において、3つのサムネイルを示す模様は1つの領域または領域が示す日に対応するイメージが3つであることを示す。処理部230は、複数のイメージ520のうち任意に選択されたイメージデータを用いてイメージの情報を生成してもよい。イメージの情報は、1つの領域または領域が示す日に対応するイメージの個数を示す。
【0119】
以上で説明した装置は、ハードウェア構成要素、ソフトウェア構成要素、及び/またはハードウェア構成要素及びソフトウェア構成要素の組み合わせで実現されてもよい。例えば、発明の実施形態で説明した装置及び構成要素は、例えば、プロセッサ、コントローラ、ALU(arithmetic logic unit)、デジタル信号プロセッサ(digital signal processor)、マイクロコンピュータ、FPA(field programmable array)、PLU(programmable logic unit)、マイクロプロセッサ、または、命令(instruction)を実行して応答することのできる異なる装置のような、1つ以上の汎用コンピュータまたは特定目的のコンピュータを用いて実現されてもよい。処理装置は、オペレーティングシステム(OS)及び前記オペレーティングシステム上で行われる1つ以上のソフトウェアアプリケーションを行ってもよい。また、処理装置はソフトウェアの実行に応答し、データ対してアクセス、保存、操作、処理及び生成のような動作をしてもよい。本発明を理解しやすくするために、処理装置は1つだけ用いられるものと説明する場合もあるが、当該技術分野において通常の知識を有する者であれば、処理装置が複数の処理要素(processing element)及び/または複数の種類の処理要素を含んでいることが分かる。例えば、処理装置は複数のプロセッサまたは1つのプロセッサ及び1つのコントローラを含んでもよい。また、並列プロセッサ(parallel processor)のような他の処理構成(processing configuration)も可能である。
【0120】
ソフトウェアは、コンピュータプログラム(computer program)、コード(code)、命令(instruction)、または、このうちの1つ以上の組み合わせを含んでもよく、希望の通りに動作するように処理装置を構成したり独立にまたは結合的に処理装置に命令したりしてもよい。ソフトウェア及び/またはデータは、処理装置によって解釈されたり処理装置に命令またはデータを提供したりするために、いずれの類型の機械、構成要素、物理的装置、仮想装置(virtual equipment)、コンピュータ保存媒体または装置、または送信される信号波(signal wave)に永久にまたは一時的に具体化される。ソフトウェアは、ネットワークに接続されたコンピュータシステム上に分散され、分散された方法で保存されたり実行されたりしてもよい。ソフトウェア及びデータは1つ以上のコンピュータで読み出し可能な記録媒体に保存されてもよい。
【0121】
本発明の実施形態に係る方法は、多様なコンピュータ手段を介して様々な処理を実行することができるプログラム命令の形態で実現されてもよく、コンピュータ読取可能な記録媒体に記録されてもよい。コンピュータ読取可能な媒体は、プログラム命令、データファイル、データ構造などのうちの1つまたはその組合せを含んでもよい。媒体に記録されるプログラム命令は、本発明の目的のために特別に設計されて構成されたものでもよく、コンピュータソフトウェア分野の技術を有する当業者にとって公知のものであり、使用可能なものであってもよい。コンピュータ読取可能な記録媒体の例としては、ハードディスク、フロッピー(登録商標)ディスク及び磁気テープのような磁気媒体、CD−ROM、DVDのような光記録媒体、光ディスクのような光磁気媒体、及びROM、RAM、フラッシュメモリなどのようなプログラム命令を保存して実行するように特別に構成されたハードウェア装置が含まれてもよい。
【0122】
上述したように、本発明を限定された実施形態と図面によって説明したが、本発明は、上記の実施形態に限定されることなく、本発明が属する技術分野における通常の知識を有する者であれば、このような実施形態から多様な修正及び変形が可能である。
【0123】
したがって、本発明の範囲は、開示された実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲だけではなく特許請求の範囲と均等なものなどによって定められる。