(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6242595
(24)【登録日】2017年11月17日
(45)【発行日】2017年12月6日
(54)【発明の名称】情報処理システム、情報処理装置、情報処理方法及びプログラム
(51)【国際特許分類】
G08G 1/01 20060101AFI20171127BHJP
【FI】
G08G1/01 A
【請求項の数】9
【全頁数】10
(21)【出願番号】特願2013-115934(P2013-115934)
(22)【出願日】2013年5月31日
(65)【公開番号】特開2014-235522(P2014-235522A)
(43)【公開日】2014年12月15日
【審査請求日】2016年3月29日
(73)【特許権者】
【識別番号】500168811
【氏名又は名称】株式会社ナビタイムジャパン
(74)【代理人】
【識別番号】100107582
【弁理士】
【氏名又は名称】関根 毅
(74)【代理人】
【識別番号】100117787
【弁理士】
【氏名又は名称】勝沼 宏仁
(74)【代理人】
【識別番号】100082991
【弁理士】
【氏名又は名称】佐藤 泰和
(74)【代理人】
【識別番号】100103263
【弁理士】
【氏名又は名称】川崎 康
(74)【代理人】
【識別番号】100146123
【弁理士】
【氏名又は名称】木本 大介
(72)【発明者】
【氏名】太 田 恒 平
【審査官】
平野 貴也
(56)【参考文献】
【文献】
特開2010−176243(JP,A)
【文献】
特開2006−031422(JP,A)
【文献】
特開2005−259116(JP,A)
【文献】
特開2007−071579(JP,A)
【文献】
特開2012−155621(JP,A)
【文献】
特開2006−099688(JP,A)
【文献】
米国特許出願公開第2008/0255754(US,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G08G 1/00 − 99/00
G01C 21/00 − 21/36、
23/00 − 25/00
G09B 23/00 − 29/14
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
リンクを特定するリンク特定情報と、前記リンクの交通ログと、を含む通過リンクデータを複数個含むプローブ交通情報を取得する情報取得手段と、
分岐点における進入方向と退出方向の組み合わせによって決まる複数の交通方向に対して評価区間を等しく設定し、前記評価区間に対応する前記交通ログに基づいて前記評価区間の交通評価値を計算する計算手段と、
前記交通方向毎に、前記交通評価値を集計する集計手段と、
前記集計手段の集計結果を示す出力情報を出力する出力制御手段と、を備え、
前記評価区間は、前記分岐点手前から当該分岐点までの第1の所定距離区間及び当該分岐点から当該分岐点先までの第2の所定距離区間である、
ことを特徴とする、情報処理システム。
【請求項2】
前記交通評価値は、移動体が前記分岐点を通過するのに要した時間である分岐点通過時間及び前記分岐点を前記移動体が通過した回数である分岐点通過回数を示し、
前記出力制御手段は、前記分岐点に対応する地図画像上の対応位置に前記集計結果を示す情報が配置された出力情報を出力する、請求項1に記載の情報処理システム。
【請求項3】
前記出力制御手段は、前記対応位置に示すべき集計結果が複数存在する場合には、前記交通方向に応じた態様で前記集計結果を示す前記出力情報を出力する、請求項2に記載の情報処理システム。
【請求項4】
前記出力制御手段は、前記対応位置から所定のオフセットだけずれたオフセット位置に少なくとも1つの集計結果を示す情報が配置された前記出力情報を出力する、請求項3に記載の情報処理システム。
【請求項5】
前記出力制御手段は、前記交通評価値の種類に応じた態様で前記集計結果を示す前記出力情報を出力する、請求項2に記載の情報処理システム。
【請求項6】
前記交通ログは、前記移動体が前記リンクに進入した進入時刻と、前記移動体が前記リンクから退出した退出時刻とを含み、
前記計算手段は、複数組の前記進入時刻及び前記退出時刻に基づいて、前記交通評価値を計算する、請求項2乃至5の何れかに記載の情報処理システム。
【請求項7】
リンクを特定するリンク特定情報と、前記リンクの交通ログと、を含む通過リンクデータを複数個含むプローブ交通情報を取得する情報取得手段と、
分岐点における進入方向と退出方向の組み合わせによって決まる複数の交通方向に対して評価区間を等しく設定し、前記評価区間に対応する前記交通ログに基づいて前記評価区間の交通評価値を計算する計算手段と、
前記交通方向毎に、前記交通評価値を集計する集計手段と、
前記集計手段の集計結果を示す出力情報を出力する出力制御手段と、を備え、
前記評価区間は、前記分岐点手前から当該分岐点までの第1の所定距離区間及び当該分岐点から当該分岐点先までの第2の所定距離区間である、
ことを特徴とする、情報処理装置。
【請求項8】
情報取得手段が、リンクを特定するリンク特定情報と、前記リンクの交通ログと、を含む通過リンクデータを複数個含むプローブ交通情報を取得するステップと、
計算手段が、分岐点における進入方向と退出方向の組み合わせによって決まる複数の交通方向に対して評価区間を等しく設定し、前記評価区間に対応する前記交通ログに基づいて前記評価区間の交通評価値を計算するステップと、
集計手段が、前記交通方向毎に、前記交通評価値を集計するステップと、
出力制御手段が、前記集計手段の集計結果を示す出力情報を出力するステップと、を備え、
前記計算手段が設定する前記評価区間は、前記分岐点手前から当該分岐点までの第1の所定距離区間及び当該分岐点から当該分岐点先までの第2の所定距離区間である、
ことを特徴とする、情報処理方法。
【請求項9】
コンピュータに、
情報取得手段が、リンクを特定するリンク特定情報と、前記リンクの交通ログと、を含む通過リンクデータを複数個含むプローブ交通情報を取得するステップと、
計算手段が、分岐点における進入方向と退出方向の組み合わせによって決まる複数の交通方向に対して評価区間を等しく設定し、前記評価区間に対応する前記交通ログに基づいて前記評価区間の交通評価値を計算するステップと、
集計手段が、前記交通方向毎に、前記交通評価値を集計するステップと、
出力制御手段が、前記集計手段の集計結果を示す出力情報を出力するステップと、を実行させ、
前記計算手段は、前記評価区間が前記分岐点手前から当該分岐点までの第1の所定距離区間及び当該分岐点から当該分岐点先までの第2の所定距離区間であるように前記評価区間を設定する、
ことを特徴とする、プログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理システム、情報処理装置、情報処理方法及びプログラムに関し、特に、交通方向毎の交通評価値を示す情報を出力する、情報処理システム、情報処理装置、情報処理方法及びプログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
カーナビゲーションシステムから収集したプローブ交通情報(走行軌跡データ等)から算出した旅行速度は、道路交通分析に活用されている。近年のシステム形態の多様化に伴い、各主体で収集されているプローブ交通情報の仕様や種類も多岐にわたり、それぞれのデータ特性を活かした道路交通分析による道路行政マネジメントの高度化が期待されている。
【0003】
従来、車線毎に交通情報を分類し、該交通情報を車線毎に区別して表示する技術が知られている(例えば、特許文献1を参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2007−71579号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1の技術は、分類基準が車線であるので、車線が1つしかない場所の交通情報を分類することはできない。従って、特許文献1の技術では、十分な道路交通分析を行うことはできない。
【0006】
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものである。本発明の目的は、車線の数にかかわらず、分岐点における進入方向及び退出方向の組み合わせによって決まる交通方向毎の交通評価値を得ることである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の実施形態の情報処理システムは、リンクを特定するリンク特定情報と、前記リンクの交通ログと、を含む通過リンクデータを複数個含むプローブ交通情報を取得する情報取得手段と、分岐点における進入方向と退出方向の組み合わせによって決まる交通方向毎に、前記分岐点を含む評価区間を設定し、前記評価区間に対応する前記交通ログに基づいて前記評価区間の交通評価値を計算する計算手段と、複数のリンク特定情報の組み合わせに基づいて、前記交通方向を判定する判定手段と、前記交通方向毎に、前記交通評価値を集計する集計手段と、前記集計手段の集計結果を示す出力情報を出力する出力制御手段と、を備える。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、車線の数にかかわらず、分岐点における進入方向及び退出方向の組み合わせによって決まる交通方向毎の交通評価値が得られる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
【
図1】本実施形態の情報処理システム1の構成を示すブロック図。
【
図2】本実施形態のプローブ交通情報のデータ構造を示す図。
【
図5】本実施形態のS1−106の第1例の出力情報を含む地図画像を示す図。
【
図6】本実施形態のS1−106の第2例の出力情報を含む地図画像を示す図。
【
図7】本実施形態のS1−106の第3例の出力情報を含む地図画像を示す図。
【
図8】本実施形態のS1−106の第4例の出力情報を含む地図画像を示す図。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本実施形態について、図面を参照して説明する。
【0011】
本実施形態の情報処理システム1の構成について説明する。
図1は、本実施形態の情報処理システム1の構成を示すブロック図である。
【0012】
図1に示すように、情報処理システム1は、サーバ10と、ネットワーク50とを備える。サーバ10は、ネットワーク50を介して互いに通信可能である。サーバ10の数は、1台であっても良いし、複数台であっても良い。ネットワーク50は、有線ネットワークであっても良いし、無線ネットワークであっても良い。
【0013】
サーバ10は、サーバ制御部12と、サーバ記憶部14と、サーバ通信部16とを備える。
【0014】
サーバ制御部12は、サーバ通信制御部120と、サーバ情報取得部121と、サーバ出力制御部122と、計算部124と、判定部126と、集計部128とを備える。サーバ制御部12の各部については、後述する。
【0015】
サーバ記憶部14には、サーバ制御部12が取り扱うデータが記憶される。例えば、サーバ記憶部14には、経路ネットワーク情報(例えば、交通網のノード及びリンクを含む情報)と、地図情報と、プローブ交通情報と、ユーザ情報(例えば、ユーザに固有のユーザID(Identification)と、サーバ制御部12が実行可能なプログラムと、が記憶される。
【0016】
サーバ通信部16は、サーバ10とネットワーク50との間の通信インタフェースである。
【0017】
図2は、本実施形態のプローブ交通情報のデータ構造を示す図である。
【0018】
図2に示すように、プローブ交通情報は、複数の通過リンクデータを含む。各通過リンクデータは、経路ID(経路を特定する経路特定情報)と、通過順(通過リンクデータの時系列順位を示す情報)と、リンクID(経路ネットワーク情報におけるリンクを特定するリンク特定情報)と、進入時刻(移動体がリンクに進入した時刻を示す情報)と、退出時刻(移動体がリンクから退出した時刻を示す情報)とを含む。
【0019】
本実施形態の情報処理について説明する。
図3は、本実施形態の情報処理のフローチャートである。
【0020】
<S1−100> サーバ情報取得部121が、プローブ交通情報を取得する。プローブ交通情報は、複数の通過リンクデータを含む。各通過リンクデータは、経路IDと、リンクIDと、リンクの交通ログ(例えば、通過順、進入時刻及び退出時刻)とを含む。すなわち、S1−100では、通過リンク毎の経路IDと、リンクIDと、交通ログ(通過順、進入時刻及び退出時刻)とが得られる。
【0021】
<S1−102> 計算部124が、分岐点において、移動体がリンクに進入した進入方向と移動体が該リンクから退出した退出方向との組み合わせによって決まる交通方向毎に、該分岐点を含む評価区間を設定し、該評価区間に対応する交通ログに基づいて該評価区間の交通評価値を計算する。
【0022】
分岐点とは、進入方向又は退出方向において経路が分岐する地点である(
図4を参照)。分岐点は、例えば交差点、又は高速道路の出入口、ジャンクション若しくはランプである。
【0023】
都市内で発生する交通渋滞には、交差点がボトルネックとなっていることが多い。このうち、交差点構造の変更(右折車線の延長等)や信号制御の見直し等により、渋滞を緩和することが可能となる例も多く存在する。これらの措置を講ずるには、右左折等の方向別の所要時間や交通量を把握することが重要となる。従って、都市内で発生する交通渋滞のボトルネックの要因(交通評価値が悪い要因)を分析する場合には、交通評価値の計算の対象となる分岐点を交差点とすることが好ましい。
【0024】
交通評価値とは、分岐点における交通量(時間的交通量及び数量的交通量の少なくとも1つ)の評価値である。交通評価値は、例えば分岐点通過時間(移動体が分岐点を通過するのに要した時間)、分岐点通過回数(移動体が分岐点を通過した回数)、分岐点停止回数(移動体が分岐点で停止した回数)のうち少なくとも1つを示す。
【0025】
ここで、交通評価値の計算方法の一例について説明する。
【0026】
計算部124は、分岐点を含む評価区間を設定する。
【0027】
例えば、計算部124は、信号の手前200mから信号までの共通区間(経路ネットワーク情報の信号ノードを起点に進行方向と逆方向に道なりリンクを辿ることで決まる区間)と、信号の先50mの延長区間の計250mを評価区間として設定する(
図4を参照)。
【0028】
次に、計算部124は、評価区間の交通評価値(一例として、交差点通過時間)を計算する。
【0029】
例えば、計算部124は、移動体が評価区間を通過するのに要する所要時間を計算する。ここで、評価区間の最初と最後はリンクの途中で終わるため、計算部124は、リンクの所要時間を線形補間して評価区間の所要時間に算入する。次いで、計算部124は、評価区間の通過時間から、所定の自由流(例えば、30km/h)の通過時間を差し引いた値を計算する。該差し引いた値が、交差点通過時間として得られる。
【0030】
<S1−104> 判定部126が、複数のリンク特定情報の組み合わせに基づいて、交通方向を判定する。
【0031】
例えば、判定部126は、リンクID(
図2のリンクID「1000」及び「1100」)に基づいて、経路ネットワーク情報におけるリンクID「1000」及び「1100」のリンクが成す角度に基づいて、交通方向(リンクID「1000」のリンクに進入して、リンクID「1100」のリンクから退出するときの進入方向及び退出方向の組み合わせによって決まる交通方向)を判定する。
【0032】
<S1−104> 集計部128が、計算部124がS1−102で計算した交通評価値を、複数のリンクから構成されるリンクグループ単位又はリンク単位で、該分岐点における交通方向毎に集計する。
【0033】
<S1−106> サーバ出力制御部122が、集計部128(すなわち、S1−104)の集計結果を示す出力情報を出力する。
【0034】
S1−106の第1例では、サーバ出力制御部122は、分岐点に対応する地図画像上の位置(以下「対応位置」という)に集計結果を示す情報が配置された出力情報を出力する。より具体的には、
図5に示すように、サーバ出力制御部122は、地図画像上の対応位置Xに、交通方向毎の集計結果を示す情報5a及び5bが配置された出力情報を出力する。これにより、出力情報を得たユーザにとって、交通評価値が地図上のどの位置のものであるかが明確になる。
【0035】
S1−106の第2例では、サーバ出力制御部122は、地図画像上の対応位置に、交通方向に応じた態様で集計結果を示す情報が配置された出力情報を出力する。より具体的には、
図6に示すように、サーバ出力制御部122は、地図画像上の対応位置Xに、交通方向に応じた態様(実線矢印又は破線矢印)で交通方向毎の集計結果を示す情報6a及び6bが配置された出力情報を出力する。これにより、出力情報を得たユーザにとって、交通方向毎の交通評価値を区別し易くなる。
【0036】
なお、S1−106では、交通方向に応じた態様が実線矢印及び破線矢印である例について説明したが、本発明の範囲はこれに限られるものではない。該態様は、集計結果を示す記号(
図6における矢印)の色、長さ、幅及び形の少なくとも1つから選択可能である。また、ユーザの指定に応じて、該態様を決定してもよい。
【0037】
S1−106の第3例では、サーバ出力制御部122は、地図画像上の対応位置から所定のオフセットだけずれたオフセット位置に集計結果を示す情報が配置された出力情報を出力する。より具体的には、
図7に示すように、サーバ出力制御部122は、地図画像上の対応位置Xから所定のオフセットだけずれたオフセット位置Oa及びObに、交通方向毎の集計結果を示す情報7a及び7bが配置された出力情報を出力する。これにより、出力情報を得たユーザにとって、交通方向毎の交通評価値を視認し易くなる。
【0038】
S1−106の第4例では、サーバ出力制御部122は、交通評価値の種類に応じた態様で集計結果を示す情報が配置された出力情報を出力する。より具体的には、
図8に示すように、サーバ出力制御部122は、地図画像上の対応位置Xに、交通評価値の種類(例えば、分岐点通過時間)に応じた態様(実線矢印)で集計結果を示す情報8aが配置され、かつ、交通評価値の種類(例えば、分岐点停止回数)に応じた態様(端点付破線)で集計結果を示す情報8bが配置された出力情報を出力する。これにより、出力情報を得たユーザにとって、交通評価値の種類を区別し易くなる。
【0039】
本実施形態の変形例について説明する。
【0040】
第1変形例では、集計部128は、交通方向に加えて、移動体の種類(例えば、自動車の車種)毎(すなわち、交通方向及び車種の組み合わせ毎)に交通評価値を集計する。
【0041】
第2変形例では、計算部124は、進入時刻及び進出時刻に加えて、プローブ交通情報とは異なる情報(例えば、手動計測により得られる情報又は路上に設置したセンサから得られる情報)、道路情報(例えば、車線の数、右折車線の有無、道路種別及び幅員を示す情報)及び環境情報(例えば、時間帯及び曜日)の少なくとも1つに基づいて、交通評価値を計算する。これにより、プローブ交通情報に含まれない移動(例えば、徒歩による移動)も交通評価値に含めることができる。
【0042】
第3変形例では、交通評価値は、速度、リンク通過時間(自由流の通過時間を差し引かない時間)及び延べ分岐点通過時間の少なくとも1つである。
【0043】
第4変形例では、計算部124は、経路ネットワーク情報に含まれる全ノードを評価対象としてもよいし、道路種別又は幅員が所定の条件を具備するノードを評価対象としてもよい。
【0044】
第5変形例では、出力制御部122は、出力情報が端末装置のディプレイ上に表示されたときに、ユーザから受け付けられたユーザ指定(例えば、地図画像上に示すべき分岐点、交通方向又は表示形式(表又はグラフ)を指定するための操作(例えば、地図画像に対するクリック又は拡大))に応じて該ディスプレイ上に表示される集計結果が変わるように、該出力情報を出力してもよい。
【0045】
本実施形態に係る情報処理システム1の少なくとも一部は、ハードウェアで構成しても良いし、ソフトウェアで構成しても良い。ソフトウェアで構成する場合には、情報処理システム1の少なくとも一部の機能を実現するプログラムをフレキシブルディスクやCD−ROM等の記録媒体に収納し、コンピュータに読み込ませて実行させても良い。記録媒体は、磁気ディスクや光ディスク等の着脱可能なものに限定されず、ハードディスク装置やメモリなどの固定型の記録媒体でも良い。
【0046】
また、本実施形態に係る情報処理システム1の少なくとも一部の機能を実現するプログラムを、インターネット等の通信回線(無線通信も含む)を介して頒布しても良い。さらに、同プログラムを暗号化したり、変調をかけたり、圧縮した状態で、インターネット等の有線回線や無線回線を介して、あるいは記録媒体に収納して頒布しても良い。
【0047】
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化される。また、上述した実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明が形成可能である。例えば、上述した実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
【符号の説明】
【0048】
1 情報処理システム
10 サーバ
12 サーバ制御部
120 サーバ通信制御部
121 サーバ情報取得部
122 サーバ出力制御部
124 計算部
126 判定部
128 集計部
14 サーバ記憶部
16 サーバ通信部