(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
【発明を実施するための形態】
【0009】
図面において、同じ参照符号は、概して、異なる図にわたって同じ部分を参照する。図面は、必ずしも実寸通りではなく、代わりに一般的に、本発明の原理を説明するに際して強調が用いられている。以下の記載において、様々な態様は図面を参照して説明されている。
【0010】
以下の詳細な説明は、実例として、発明が実施され得る本開示の具体的な詳細及び態様を示す添付の図面を参照する。他の態様が利用されてよく、構造的、論理的、及び電気的な変更が、本発明の適用範囲から逸脱することなしに為されてよい。本開示の様々な態様は、必ずしも相互排他的ではなく、本開示の幾つかの態様は、新しい態様を形成する本開示の1又はそれ以上の他の態様と組み合わされ得る。
【0011】
コーヒーショップ、本屋、空港といった商業施設は、一般に、便利にWiFiスポットを提供する。ネットワーク費用を埋め合わせし、且つ、非顧客がWiFiネットワークをアクセス又は不正使用することを防ぐために、そのようなホットスポットは、通常、ユーザが共有クレデンシャルのような特定のアクセス情報を取得することを必要とするネットワークアクセス制御を利用する。アクセス情報(例えば、キー材料)は、通常、各々のネットワークオペレータによって毎日リフレッシュされ、よって、管理運営するネットワークオペレータとって負担である。従って、一部の施設は、それらの顧客と日替わりのクレデンシャル(例えば、ユーザ名及びパスワード)を共有することをあきらめている。しかしながら、多くのホテルは、日替わり/数日ごとのクレデンシャル・アクセス・スキーム、すなわち、毎日又は数日ごとに一回オペレータによって変更されるネットワークアクセスのためのクレデンシャルをユーザが取得することを必要とするアクセス制御スキーム、を用い続けている。
【0012】
加えて、無線電力伝送は、ますます至るところに存在するようになりつつある。PCラップトップ、スマートフォン、バックパックでさえ、無線電力伝送設備とともに直ぐに出荷すると期待されているか、又は期待され得る。無線電力伝送システムによって伝送される電力は、電力コードの必要なしに装置をどうさせるために使用可能であり、あるいは、バッテリ駆動装置内のバッテリを充電するために使用可能である。送電部及び受電部並びに/又は制御メカニズムを備え、無線電力がバッテリを充電するために使用されるシステムは、無線式充電システムと呼ばれる。無線電力伝送の分野における標準化は、例えば、Alliance for Wireless Power(A4WP)、Power Matters Alliance及びWireless Power Consortiumによって行われている。例えば、Wireless Power Consortiumによる無線電力規格に適合する無線充電メカニズムを備えるスマートフォンが既に存在し、レストランチェーンは、Power Matters Allianceによる規格及びWireless Power Consortiumによる規格に夫々従って無線充電を提供し始めている。
【0013】
上記の無線電力伝送規格に従って、電力を受け取るデジタル通信チャネルは、モバイル装置(通常、通信端末のようなモバイル通信装置)と、例えば、通信チャネルを介した無線電力伝送の前及びその最中にパラメータを特定及び制御する送電部(すなわち、例えば、充電テーブルと呼ばれ得るテーブル又はマットの形をした無線送電部)との間に、確立される。Wireless Power Consortiumに従って、後方散乱変調スキームは、通信チャネルを提供するために、受信器(すなわち、充電されるモバイル装置)が送電部によって送信された電力信号を振幅変調するデジタル通信チャネルを介した通信のために使用される。A4WPに従って、Bluetooth(登録商標) Low Energy(BLE)は、送電ユニット(power transmitting unit)(PTU)とも呼ばれる送電部と、一般に受電ユニット(power receiving unit)(PRU)と呼ばれるモバイル装置との間の通信チャネルのために使用される。A4WPに従うアーキテクチャは、無線電力伝送配置の一例として以下で記載される。
【0014】
図1は、無電電力伝送配置100を示す。
【0015】
無線電力伝送配置100は、受電ユニット(PRU)101、例えば、ラップトップ又は携帯電話機のようなモバイル装置と、送電ユニット(PTU)102、例えば、充電マット又は充電テーブルとを含む。
【0016】
PRU101は、電力を受け取る受信(Rx)共振器103を含み、受信共振器103は、電力をレギュレータ104及びDC−DCコンバータ105を介してクライアント装置負荷106、例えば、充電されるべきバッテリへ供給する。PRUマイクロプロセッサ107は、充電制御アルゴリズムに従ってレギュレータ104及びDC−DCコンバータ105を制御してよい。
【0017】
PTU102は、電力を送る送信(Tx)共振器108を含み、送信共振器108は、電力を電源109から電力増幅器110及び整合回路111を介して受け取る。PTUマイクロプロセッサ112は、充電制御アルゴリズムに従って電源109及び電力増幅器110を制御する。
【0018】
PRUマイクロプロセッサ107及びPTUマイクロプロセッサ112は、通信チャネル113を介して通信する。この例では、PRU101及びPTU102は、2.4GHzでBLEに従って通信チャネル113を動かす。送信共振器108から受信共振器103への電力伝送は、例えば、6.78MHzで行われる。
【0019】
以下の例で、
図1に表されるアーキテクチャは、例となるアーキテクチャとして使用される。しかしながら、全ての例は、Power Matters Consortium及びWireless Power Consortiumに従うアーキテクチャ並びに何らかの他の無線充電アーキテクチャを含む他のアーキテクチャとともに使用されてもよい。
【0020】
以下で、与えられている例は、次のうちの少なくとも1つを提供することが分かる:
1.無線送電局又は無線充電端末(すなわち、送電部。例えば、PTU)を介したアクセス・クレデンシャル(例えば、ユーザ名及びパスワードを含むWLANクレデンシャル)の自動配布;及び
2.モバイル装置が信頼できるリソースからトークンを得ることを含むネットワークプロトコルの使用による無線送電局又は無線充電端末(又は設備。以下では、無線式送電装置とも呼ばれる。)による使用のための自動認証。例えば、モバイル装置は、無線充電端末、すなわち、送電部による完全な無線充電を可能にする前に、認証される必要がある。よって、無線電力を受け取ること及び/又は充電すること(すなわち、少なくともフル充電)は、認証されたユーザ(例えば、支払いのある顧客)に制限されてよい。使用ケースは、例えば、ホテル又は他の施設の所有者がユーザごとに、又は従量制により無線充電設備に課金したいと望む場合である。
【0021】
図2は、無線式送電装置200を示す。無線式送電装置200は、例えば、無線電力を受け取る無線式受電装置へアクセス情報(例えば、WLANアクセス・クレデンシャル)を提供してよい。
【0022】
無線式送電装置200は、無線により電力を(例えば、モバイル装置の充電又は軌道のために)無線式受電装置へ伝送する送電部201と、無線式送電装置と無線式受電装置との間の第1の無線通信ネットワークの無線電力伝送制御チャネル(制御チャネル又は無線電力制御チャネルと呼ばれることがある。)を介して無線式受電装置へ伝送される電力を制御するよう構成される制御部202とを有する。
【0023】
無線式送電装置200は、無線電力伝送制御チャネルを介して第2の無線通信ネットワークのためのアクセス情報を伝えるよう構成される信号伝達回路203を更に有する。
【0024】
言い換えると、通信ネットワーク(無線電力又は制御情報を伝送するために使用される無線ネットワーク以外)のためのアクセス情報は、無線電力制御情報を伝送するために使用される通信チャネルを介して送信される。例えば、
図1のアーキテクチャの例では、PTUは、例えば、WLAN(すなわち、WiFi)ネットワークであってよいが、UMTS,LTE等に従うようなワイドエリアのセルラー通信ネットワークであってもよい無線通信ネットワークのためのアクセス情報の伝送のために、通信チャネル113を使用する。
【0025】
無線式送電装置200は、例えば、
図3に表されている方法を実行する。
【0026】
図3は、例えば、無線式送電装置によって実行される、無線通信ネットワークのためのアクセス情報を伝える方法を説明するフロー
図300を示す。
【0027】
301で、無線式送電装置は、無線式送電装置と無線式受電装置との間の第1の無線通信ネットワークの無線電力伝送制御チャネルを介して、無線式送電装置から無線式受電装置への無線電力伝送を制御する。
【0028】
302で、無線式送電装置は、無線電力伝送制御チャネルを介して、第2の無線通信ネットワークのためのアクセス情報を伝える。
【0029】
図4は、モバイル装置の充電及び/又は起動のために使用され得る無線電力を受け取る認証のためのメカニズムを含む無線式送電装置400を示す。
【0030】
無線式送電装置400は、無線により電力を(例えば、モバイル装置の充電及び/又は起動のために)無線式受電装置へ伝送する送電部401と、無線式送電装置と無線式受電装置との間の通信チャネルを介して、無線式受電装置に、送電部からの受電のパラメータを適応させるように指示するよう構成される制御部402とを有する。
【0031】
無線式送電装置400は、無線式受電装置が所定の時間に受電を中断するかどうかを検出するよう構成される検出部403と、無線式受電装置が受電のパラメータを適応させるかどうかに基づき、送電部が電力を伝送する無線式受電装置が、通信チャネルによって無線式送電装置へ接続されている無線式受電装置と同じであることを確かめるよう構成される認証回路404とを更に有する。
【0032】
言い換えると、無線式送電装置は、無線式受電装置(例えば、充電マット又は充電テーブルに置かれている、充電すべきモバイル装置)が正当な装置(すなわち、無線電力を受け取り及び/又は充電するために認証された装置)、すなわち、無線式送電装置が、例えば、無線電力伝送(例えば、充電)を制御するために使用する通信チャネルによって無線式送電装置へ接続されている装置であるかどうかを、モバイル装置に受電を適応させるように、例えば、受電を一時停止するように通信チャネルを介して指示し、その指示に従って装置が受電を変更するかどうかを確認することによって、確かめる。
【0033】
無線式送電装置400は、例えば、
図5に表されている方法を実行する。
【0034】
図5は、例えば、無線式送電装置によって実行される、無線電力を受け取り及び/又は充電するモバイル装置を認証するための方法を説明するフロー
図500を示す。
【0035】
501で、無線式送電装置は、無線により電力を無線式伝送装置から無線式受電装置へ伝送する。
【0036】
502で、無線式送電装置は、無線式送電装置と無線式受電装置との間の通信チャネルを介して、無線式受電装置に、無線式送電装置からの受電のパラメータを適応させるよう指示する。
【0037】
503で、無線式送電装置は、無線式受電装置が受電のパラメータを適応させるかどうかを検出する。
【0038】
504で、無線式送電装置は、無線式受電装置が受電のパラメータを適応させるかどうかに基づき、送電部が電力を伝送する無線式受電装置が、通信チャネルによって無線式送電装置へ接続されている無線式受電装置と同じであることを確かめる。
【0039】
図6は、無線電力を受け取るべき及び/又は充電されるべき無線式受電装置の認証のための他のメカニズム(
図4を参照して上述された認証メカニズムに加えて、又はそれとは独立して使用されてよい。)を含む無線式送電装置600を示す。
【0040】
無線式送電装置600は、無線により電力を(例えば、モバイル装置を充電するために)無線式受電装置へ伝送する送電部601を有する。
【0041】
無線式送電装置600は、無線式受電装置が送電部から電力を受け取る権利を有することを示す電子トークンを提供するように無線式受電装置に要求し、無線式受電装置からの有効なトークンの受信に基づき、無線式受電装置が送電部から電力を受け取る権利を有するかどうかを確認し、無線式受電装置が送電部から電力を受け取る権利を有するかどうかに基づき、電力を無線式受電装置へ伝送するように送電部を制御するよう構成される制御部602を更に有する。
【0042】
言い換えると、無線式送電装置は、充電されるべき(あるいは、充電されたい又は無線電力を受け取りたいと望む又は要求する)(例えば、モバイル)装置に、その装置が無線式送電装置によって充電されるか又は無線電力を受け取る権利を有することを規定するトークンを提供するように要求する。装置は、例えば、信頼できるエンティティから、例えば、インターネットを介して、トークンを取得してよい。
【0043】
無線式送電装置600は、例えば、
図7に表されている方法を実行する。
【0044】
図7は、例えば、無線式送電装置によって実行される、例えば、無線電力を充電及び/又は受け取るモバイル装置を認証するための方法を説明するフロー
図700を示す。
【0045】
701で、無線式送電装置は、無線式受電装置が送電部から電力を受け取る権利を有することを示す電子トークンを提供するように無線式受電装置に要求する。
【0046】
702で、無線式送電装置は、無線式受電装置からの有効なトークンの受信に基づき、無線式受電装置が送電部から電力を受け取る権利を有するかどうかを確認する。
【0047】
703で、無線式送電装置は、無線式受電装置が送電部から電力を受け取る権利を有するかどうかに基づき、無線により電力を無線式受電装置へ伝送するように送電部を制御する。
【0048】
上記の無線式送電装置及び方法に従う更なる装置が提供され得る点が留意されるべきである。
【0049】
例えば、無線式送電装置200に従って、装置が提供され、当該装置は、当該装置を充電するために無線式送電装置から無線により電力を受け取るよう構成される受電部と、無線送電装置と当該装置との間の第1の無線通信ネットワークの制御チャネル(無線電力伝送制御チャネル又は受電制御チャネルとも呼ばれる。)を介して当該装置の充電のための制御情報を受信するよう構成される第1の受信部とを有する。
【0050】
当該装置は、充電制御チャネルを介して、第2の無線通信ネットワークのためのアクセス情報を受信するよう構成される第2の受信部を更に有する。
【0051】
更に、無線式送電装置400に従って、装置が提供され、当該装置は、無線式送電装置から(例えば、モバイル装置の充電及び/又は起動のために)無線により電力を受け取るよう構成される受電部と、無線式送電装置と当該装置との間の通信チャネルを介して無線式送電装置からの受電のパラメータを適応させる命令を受信するよう構成される受信部と、命令に応答して受電のパラメータを適応させるよう構成される制御部とを有する。
【0052】
更に、無線式送電装置600に従って、装置が提供され、当該装置は、無線式送電装置から(例えば、当該装置を充電するために)無線により電力を受け取るよう構成される受電部と、当該装置が無線式送電装置から電力を受け取る権利を有することを示す電子トークンを提供する要求を受信するよう構成される受信部と、当該装置が無線式送電装置から電力を受け取る権利を有することを示す電子トークンを無線式送電装置へ提供するよう構成される送信部とを有する。
【0053】
以下の例は、更なる実施形態に関連する。
【0054】
例1は、
図2を参照して記載される無線式送電装置である。
【0055】
例2において、例1の対象は、任意に、第2の無線通信ネットワークとは異なる第1の無線通信ネットワークを有することができる。
【0056】
例3において、例1乃至2のうちのいずれか1つの対象は、任意に、異なる無線アクセス技術を用いて第1の無線通信ネットワーク及び第2の無線通信ネットワークを有することができる。
【0057】
例4において、例1乃至3のうちのいずれか1つの対象は、任意に、無線式受電装置を認証するよう構成される認証回路と、認証回路が無線式受電装置を認証したかどうかに基づきアクセス情報を伝えるよう構成される信号伝達回路とを有する無線式送電装置を有することができる。
【0058】
例5において、例1乃至4のうちのいずれか1つの対象は、任意に、無線式受電装置を認証するよう構成される認証回路と、認証回路が無線式受電装置を認証したかどうかに基づき無線により電力を無線式受電装置へ伝送するよう構成される送電部とを有する無線式送電装置を有することができる。
【0059】
例6において、例5の対象は、任意に、送電部が電力を伝送する無線式受電装置が、無線電力伝送制御チャネルによって無線式送電装置へ接続されている無線式受電装置と同じであることを確認することによって、無線式受電装置を認証するよう構成される認証回路を有することができる。
【0060】
例7において、例1乃至6のうちのいずれか1つの対象は、任意に、電力信号を用いて無線により電力を無線式受電装置へ電送するよう構成される送電部と、電力信号の変調に基づくチャネルである無線電力伝送制御チャネルとを有することができる。
【0061】
例8において、例1乃至7のうちのいずれか1つの対象は、任意に、電力を伝送するために送電部によって使用される周波数バンドとは異なる無線周波数バンドにおいて動作する無線電力伝送制御チャネルを有することができる。
【0062】
例9において、例1乃至8のうちのいずれか1つの対象は、任意に、ブルートゥース(登録商標)通信ネットワークである第1の無線通信ネットワークと、ブルートゥースチャネルである無線電力伝送制御チャネルとを有することができる。
【0063】
例10において、例1乃至9のうちのいずれか1つの対象は、任意に、無線ローカルエリアネットワーク又はセルラー携帯電話通信ネットワークである第2の無線通信ネットワークを有することができる。
【0064】
例11において、例1乃至10のうちいずれか1つの対象は、任意に、無線通信ネットワークのクレデンシャルを含むアクセス情報を有することができる。
【0065】
例12において、例1乃至11のうちいずれか1つの対象は、任意に、更なる通信装置からアクセス情報を受信するよう構成される受信器を有する無線式送電装置を有することができる。
【0066】
例13において、例1乃至12のうちいずれか1つの対象は、任意に、インターネットサーバである更なる通信装置を有することができる。
【0067】
例14は、
図3を参照して記載される、アクセス情報を伝える方法である。
【0068】
例15において、例14の対象は、任意に、第2の無線通信ネットワークとは異なる第1の無線通信ネットワークを有することができる。
【0069】
例16において、例14乃至15のうちのいずれか1つの対象は、任意に、異なる無線アクセス技術を用いて第1の無線通信ネットワーク及び第2の無線通信ネットワークを有することができる。
【0070】
例17において、例14乃至16のうちのいずれか1つの対象は、任意に、無線式受電装置を認証し、無線式受電装置の認証成功に基づきアクセス情報を伝えることを有することができる。
【0071】
例18において、例14乃至17のうちのいずれか1つの対象は、任意に、無線式受電装置を認証し、無線式受電装置の認証成功に基づき無線により電力を無線式受電装置へ伝送することを有することができる。
【0072】
例19において、例18の対象は、任意に、送電部が電力を伝送する無線式受電装置が、無線電力伝送制御チャネルによって無線式送電装置へ接続されている無線式受電装置と同じであることを確認することによって、無線式受電装置を認証することを有することができる。
【0073】
例20において、例14乃至19のうちのいずれか1つの対象は、任意に、電力信号を用いて無線により電力を無線式受電装置へ伝送することを有することができ、無線電力伝送制御チャネルは、電力信号の変調に基づくチャネルである。
【0074】
例21において、例14乃至20のうちのいずれか1つの対象は、任意に、電力を伝送するために送電部によって使用される周波数バンドとは異なる無線周波数バンドにおいて動作する無線電力伝送制御チャネルを有することができる。
【0075】
例22において、例14乃至21のうちのいずれか1つの対象は、任意に、ブルートゥース通信ネットワークである第1の無線通信ネットワークと、ブルートゥースチャネルである無線電力伝送制御チャネルとを有することができる。
【0076】
例23において、例14乃至22のうちのいずれか1つの対象は、任意に、無線ローカルエリアネットワーク又はセルラー携帯電話通信ネットワークである第2の無線通信ネットワークを有することができる。
【0077】
例24において、例14乃至23のうちのいずれか1つの対象は、任意に、無線通信ネットワークのクレデンシャルを含むアクセス情報を有することができる。
【0078】
例25において、例14乃至24のうちのいずれか1つの対象は、任意に、更なる通信装置からアクセス情報を受信することを有することができる。
【0079】
例26において、例14乃至25のうちのいずれか1つの対象は、任意に、インターネットサーバである更なる通信装置を有することができる。
【0080】
例27は、プロセッサによって実行される場合に、プロセッサに、例14乃至26のうちのいずれか1つに従って無線通信を実行する方法を実行させる命令を記録したコンピュータ可読媒体である。
【0081】
例28は、無線式送電装置であって、無線により電力を無線式受電装置へ伝送する送電手段と、当該無線式送電装置と前記無線式受電装置との間の第1の無線通信ネットワークの無線電力伝送制御チャネルを介して前記無線式受電装置への無線による電力伝送を制御する制御手段と、前記無線電力伝送制御チャネルを介して第2の無線通信ネットワークのためのアクセス情報を伝える信号伝達手段とを有する無線式送電装置である。
【0082】
例29において、例28の対象は、任意に、第2の無線通信ネットワークとは異なる第1の無線通信ネットワークを有することができる。
【0083】
例30において、例28乃至29のうちのいずれか1つの対象は、任意に、異なる無線アクセス技術を用いて第1の無線通信ネットワーク及び第2の無線通信ネットワークを有することができる。
【0084】
例31において、例28乃至30のうちのいずれか1つの対象は、任意に、無線式受電装置を認証する認証手段と、認証手段が無線式受電装置を認証したかどうかに基づきアクセス情報を伝える信号伝達手段とを有する無線式送電装置を有することができる。
【0085】
例32において、例28乃至31のうちのいずれか1つの対象は、任意に、無線式受電装置を認証する認証手段と、認証手段が無線式受電装置を認証したかどうかに基づき無線により電力を無線式受電装置へ伝送する送電手段とを有する無線式送電装置を有することができる。
【0086】
例33において、例32の対象は、任意に、送電手段が電力を伝送する無線式受電装置が、無線電力伝送制御チャネルによって無線式送電装置へ接続されている無線式受電装置と同じであることを確認することによって、無線式受電装置を認証する認証手段を有することができる。
【0087】
例34において、例28乃至33のうちのいずれか1つの対象は、任意に、電力信号を用いて無線により電力を無線式受電装置へ伝送する送電手段と、電力信号の変調に基づくチャネルである無線電力伝送制御チャネルとを有することができる。
【0088】
例35において、例28乃至34のうちのいずれか1つの対象は、任意に、電力を伝送するために送電手段によって使用される周波数バンドとは異なる無線周波数バンドにおいて動作する無線電力伝送制御チャネルを有することができる。
【0089】
例36において、例28乃至35のうちのいずれか1つの対象は、任意に、ブルートゥース通信ネットワークである第1の無線通信ネットワークと、ブルートゥースチャネルである無線電力伝送制御チャネルとを有することができる。
【0090】
例37において、例28乃至36のうちのいずれか1つの対象は、任意に、無線ローカルエリアネットワーク又はセルラー携帯電話通信ネットワークである第2の無線通信ネットワークを有することができる。
【0091】
例38において、例28乃至37のうちのいずれか1つの対象は、任意に、無線通信ネットワークのクレデンシャルを含むアクセス情報を有することができる。
【0092】
例39において、例28乃至38のうちのいずれか1つの対象は、任意に、更なる通信装置からアクセス情報を受信する受信手段を有する無線式送電装置を有することができる。
【0093】
例40において、例28乃至39のうちのいずれか1つの対象は、任意に、インターネットサーバである更なる通信装置を有することができる。
【0094】
例41は、
図4を参照して記載される無線式送電装置である。
【0095】
例42において、例41の対象は、任意に、無線式受電装置に送電部からの受電を中断するように指示するよう構成される制御部を有することができる。
【0096】
例43において、例41乃至42のうちのいずれか1つの対象は、任意に、所定時間に受電のパラメータを適応させるように無線式受電装置に指示するよう構成される制御部と、無線式受電装置が所定の時間に受電のパラメータを適応させるかどうかに基づき、送電部が電力を伝送する無線式受電装置が、通信チャネルによって無線式送電装置へ接続されている無線式受電装置と同じであることを確認するよう構成される認証回路とを有することができる。
【0097】
例44において、例43の対象は、任意に、所定の時間をランダムに決定するよう構成される制御部を有することができる。
【0098】
例45において、例41乃至44のうちのいずれか1つの対象は、任意に、送電部が電力を伝送する無線式受電装置が、通信チャネルによって無線式送電装置へ接続されている無線式受電装置と同じであるかどうかに基づき、無線通信ネットワークのためのアクセス情報を無線式受電装置へ伝えるよう構成される信号伝達回路更に有することができる。
【0099】
例46において、例45の対象は、任意に、無線ローカルエリアネットワーク又はセルラー携帯電話ネットワークである無線通信ネットワークを有することができる。
【0100】
例47において、例45乃至46のうちのいずれか1つの対象は、任意に、無線通信ネットワークのクレデンシャルを含むアクセス情報を有することができる。
【0101】
例48において、例45乃至47のうちのいずれか1つの対象は、任意に、無線通信ネットワークとは異なる更なる無線通信ネットワークのチャネルである無線電力伝送制御チャネルを有することができる。
【0102】
例49は、
図5を参照して記載される、アクセス情報を伝える方法である。
【0103】
例50において、例49の対象は、任意に、送電部からの受電を中断するように無線式受電装置に指示することを有することができる。
【0104】
例51において、例49乃至50のうちのいずれか1つの対象は、任意に、所定の時間に受電のパラメータを適応させるように無線式受電装置に指示し、無線式受電装置が所定の時間に受電のパラメータを適応させるかどうかに基づき、送電部が電力を伝送する無線式受電装置が、通信チャネルによって無線式送電装置へ接続されている無線式受電装置と同じであることを確認することを有することができる。
【0105】
例52において、例51の対象は、任意に、所定の時間をランダムに決定することを有することができる。
【0106】
例53において、例49乃至52のうちのいずれか1つの対象は、任意に、送電部が電力を伝送する無線式受電装置が、通信チャネルによって無線式送電装置へ接続されている無線式受電装置と同じであるかどうかに基づき、無線通信ネットワークのためのアクセス情報を無線式受電装置へ伝えることを有することができる。
【0107】
例54において、例53の対象は、任意に、無線ローカルエリアネットワーク又はセルラー携帯電話ネットワークである無線通信ネットワークを有することができる。
【0108】
例55において、例53乃至54のうちのいずれか1つの対象は、任意に、無線通信ネットワークのクレデンシャルを含むアクセス情報を有することができる。
【0109】
例56において、例53乃至55のうちのいずれか1つの対象は、任意に、無線通信ネットワークとは異なる更なる無線通信ネットワークのチャネルである無線電力伝送制御チャネルを有することができる。
【0110】
例57は、プロセッサによって実行される場合に、プロセッサに、例49乃至55のうちのいずれか1つに従って無線通信を実行する方法を実行させる命令を記録したコンピュータ可読媒体である。
【0111】
例58は、無線式送電装置であって、無線により電力を無線式受電装置へ伝送する送電手段と、当該無線式送電装置と前記無線式受電装置との間の通信チャネルを介して、前記送電手段からの受電のパラメータを適応させるように前記無線式受電装置に指示する制御手段と、前記無線式受電装置が前記受電のパラメータを適応させるかどうかを検出する検出手段と、前記無線式受電装置が前記受電のパラメータを適応させるかどうかに基づき、前記送電手段が電力を伝送する前記無線式受電装置が、前記通信チャネルによって当該無線式送電装置へ接続されている無線式受電装置と同じであることを確認する認証手段とを有する無線式送電装置である。
【0112】
例59において、例58の対象は、任意に、送電部からの受電を中断するように無線式受電装置に指示する制御手段を有することができる。
【0113】
例60において、例58乃至59のうちのいずれか1つの対象は、任意に、所定の時間に受電のパラメータを適応させるように無線式受電装置に指示する制御手段と、無線式受電装置が所定の時間に受電のパラメータを適応させるかどうかに基づき、送電部が電力を伝送する無線式受電装置が、通信チャネルによって無線式送電装置へ接続される無線式受電装置と同じであることを確認する認証手段とを有することができる。
【0114】
例61において、例60の対象は、任意に、所定の時間をランダムに決定する制御手段を有することができる。
【0115】
例62において、例61の対象は、任意に、送電部が電力を伝送する無線式受電装置が、通信チャネルによって無線式送電装置へ接続されている無線式受電装置と同じであるかどうかに基づき、無線通信ネットワークのためのアクセス情報を無線式受電装置へ伝える信号伝達手段を更に有することができる。
【0116】
例63において、例62の対象は、任意に、無線ローカルエリアネットワーク又はセルラー携帯電話通信ネットワークである無線通信ネットワークを有することができる。
【0117】
例64において、例62乃至63のうちのいずれか1つの対象は、任意に、無線通信ネットワークのクレデンシャルを含むアクセス情報を有することができる。
【0118】
例65において、例62乃至64のうちのいずれか1つの対象は、任意に、無線通信ネットワークとは異なる更なる無線通信ネットワークのチャネルである無線電力伝送制御チャネルを有することができる。
【0119】
例66は、
図6を参照して記載される無線式送電装置である。
【0120】
例67において、例66の対象は、任意に、無線式受電装置から受信されたトークンが有効であるかどうかを決定するよう構成される制御部を有することができる。
【0121】
例68において、例67の対象は、任意に、電子トークンのシグニチャに基づき、無線式受電装置から受信されたトークンが有効であるかどうかを決定するよう構成される制御部を有することができる。
【0122】
例69において、例66乃至68のうちのいずれか1つの対象は、任意に、無線式受電装置が送電部によって完全に充電される権利を有することを示す電子トークンを提供するように無線式受電装置に要求し、無線式受電装置からの有効なトークンの受信に基づき、無線式受電装置が送電部によって完全に充電される権利を有するかどうかを確認し、無線式受電装置が送電部によって完全に充電される権利を有するかどうかに基づき、無線式受電装置を完全に充電するように送電部を制御するよう構成される制御部を有することができる。
【0123】
例70において、例66乃至69のうちのいずれか1つの対象は、任意に、無線式受電装置が電子トークンを提供すべきことを示す要求メッセージを無線式受電装置へ送信することによって、電子トークンを提供するように無線式受電装置に要求するよう構成される制御部を有することができる。
【0124】
例71において、例70の対象は、任意に、電子トークンを提供する通信装置のアドレス、無線式送電装置のシリアルナンバー、電子トークンを提供するウェブサービスのURI、及びノンスのうちの少なくとも1つを含む要求メッセージを有することができる。
【0125】
例72において、例71の対象は、任意に、インターネットサーバである通信装置を有することができる。
【0126】
例73において、例72の対象は、任意に、ウェブサーバである通信装置を有することができる。
【0127】
例74において、例63乃至73のうちのいずれか1つの対象は、任意に、無線式受電装置が受け取る権利を有する充電の量を電子トークンから決定し、該充電の量を無線式受電装置へ伝送するように送電部を制御するよう構成される制御部を有することができる。
【0128】
例75は、
図7を参照して記載される、無線式受電装置を認証する方法である。
【0129】
例76において、例75の対象は、任意に、無線式受電装置から受信されたトークンが有効であるかどうかを決定することを有することができる。
【0130】
例77において、例76の対象は、任意に、電子トークンのシグニチャに基づき、無線式受電装置から受信されたトークンが有効であるかどうかを決定することを有することができる。
【0131】
例78において、例75乃至77のうちのいずれか1つの対象は、任意に、無線式受電装置が送電部によって完全に充電される権利を有することを示す電子トークンを提供するように無線式受電装置に要求し、無線式受電装置からの有効なトークンの受信に基づき、無線式受電装置が送電部によって完全に充電される権利を有するかどうかを確認し、無線式受電装置が送電部によって完全に充電される権利を有するかどうかに基づき、無線式受電装置を完全に充電するように送電部を制御することを有することができる。
【0132】
例79において、例75乃至78のうちのいずれか1つの対象は、任意に、無線式受電装置が電子トークンを提供すべきことを示す要求メッセージを無線式受電装置へ送信することによって、電子トークンを提供するように無線式受電装置に要求することを有することができる。
【0133】
例80において、例79の対象は、任意に、電子トークンを提供する通信装置のアドレス、無線式送電装置のシリアルナンバー、電子トークンを提供するウェブサービスのURI、及びノンスのうちの少なくとも1つを含む要求メッセージを有することができる。
【0134】
例81において、例80の対象は、任意に、インターネットサーバである通信装置を有することができる。
【0135】
例82において、例81の対象は、任意に、ウェブサーバである通信装置を有することができる。
【0136】
例83において、例75乃至82のうちのいずれか1つの対象は、任意に、無線式受電装置が受け取る権利を有する充電の量を電子トークンから決定し、該充電の量を無線式受電装置へ伝送するように送電部を制御することを有することができる。
【0137】
例84は、プロセッサによって実行される場合に、プロセッサに、例75乃至83のうちのいずれか1つに従って無線通信を実行する方法を実行させる命令を記録したコンピュータ可読媒体である。
【0138】
例85は、無線により電力を無線式受電装置へ伝送する送電手段と、無線式受電装置が送電手段から電力を受け取る権利を有することを示す電子トークンを提供するように無線式受電装置に要求し、無線式受電装置からの有効なトークンの受信に基づき、無線式受電装置が送電手段から電力を受け取る権利を有するかどうかを確認し、無線式受電装置が送電手段から電力を受け取る権利を有するかどうかに基づき、電力を無線式受電装置へ伝送するように送電手段を制御する制御手段とを有する無線式送電装置である。
【0139】
例86において、例85の対象は、任意に、無線式受電装置から受信されたトークンが有効であるかどうかを決定する制御手段を有することができる。
【0140】
例87において、例86の対象は、任意に、電子トークンのシグニチャに基づき、無線式受電装置から受信されたトークンが有効であるかどうかを決定する制御手段を有することができる。
【0141】
例88において、例85乃至87のうちのいずれか1つの対象は、任意に、無線式受電装置が送電手段によって完全に充電される権利を有することを示す電子トークンを提供するように無線式受電装置に要求し、無線式受電装置からの有効なトークンの受信に基づき、無線式受電装置が送電手段によって完全に充電される権利を有するかどうかを確認し、無線式受電装置が送電手段によって完全に充電される権利を有するかどうかに基づき、無線式受電装置を完全に充電するように送電手段を制御する制御手段を有することができる。
【0142】
例89において、例85乃至88のうちのいずれか1つの対象は、任意に、無線式受電装置が電子トークンを提供すべきことを示す要求メッセージを無線式受電装置へ送信することによって、電子トークンを提供するように無線式受電装置に要求する制御手段を有することができる。
【0143】
例90において、例89の対象は、任意に、電子トークンを提供する通信装置のアドレス、無線式送電装置のシリアルナンバー、電子トークンを提供するウェブサービスのURI、及びノンスのうちの少なくとも1つを含む要求メッセージを有することができる。
【0144】
例91において、例90の対象は、任意に、インターネットサーバである通信装置を有することができる。
【0145】
例92において、例91の対象は、任意に、ウェブサーバである通信装置を有することができる。
【0146】
例93において、例85乃至92のうちのいずれか1つの対象は、任意に、無線式受電装置が受け取る権利を有する充電の量を電子トークンから決定し、該充電の量を無線式受電装置へ伝送するように送電手段を制御する制御手段を有することができる。
【0147】
上記の例のいずれかの特徴のうちの1又はそれ以上は、他の例のいずれか1つと組み合わされてよい点が留意されるべきである。
【0148】
以下で、例は、より詳細に記載される。上述されたように、以下の例では、
図1に示されたアーキテクチャが基礎として使用されるが、あらゆる他の無線充電アーキテクチャが代替的に使用されてよい。
【0149】
以下の例では、無線式送電装置は、WiFiアクセスのためのモバイル(受信器)装置へのクレデンシャルの提供のために、無線送電部(すなわち、無線式送電装置)と無線受電部(例えば、充電されるべきモバイル装置)との間の通信を使用する。
【0150】
例えば、無線式送電装置(すなわち、PTU102)は、電力が、PRU101のバッテリのフル充電を完了するために伝送される前に、最初に少量の電力(すなわち、電力ビーコン)をPRU110へ伝送して、PRU110を起動し、通信チャネル113をセットアップし、動作パラメータを特定及び確立する。このプロセスの間、PTU110は、WiFiクレデンシャルを安全に送るために通信チャネル113を使用してよい。これは、例えば、WLANクレデンシャルを正規の顧客へ手動により配る必要性を除くことができる。すなわち、代わりに、充電端末が、クレデンシャルをプッシュする(例えば、顧客のモバイル装置に対する充電テーブル及び充電マット)。物理的にある場所、例えば、店やレストランに存在することが知られているモバイル装置は、それらがその場所で充電され又は無線電力を受け取っているので、これより(例えば、自動的に)、その場所に設けられているWiFiネットワークへ接続することができる。無線式送電装置は、ローカルWLANネットワークへ直接に接続されてもされなくてもよい。しかしながら、それらは、あらゆる場合において、WLANクレデンシャルを記憶及び更新するメカニズムを設けられている。
【0151】
更に、以下の例では、無線式送電装置(例えば、無線式充電伝送部)は、フルレート電力伝送を可能にする前に又は受信器、例えば、受信器のバッテリのフル若しくは部分充電を完了する前に、無線受電装置を認証するネットワークプロトコルを使用する。
【0152】
例えば、商業施設(例えば、レストラン、空港又はホテル)の所有者が、無線送電局の使用(及び消費電力)を有料にしたいと望むか、あるいは、単純にアクセスを有料顧客に制限したいと望む場合に、その所有者は、モバイル装置を充電するか又は無線電力をモバイル装置へ伝送する前に、それらのモバイル装置を認証するように無線式送電装置(例えば、充電マット)に要求することがある。例えば、無線式送電装置は、後述されるように、クラウドに基づくプロトコル及びクラウドサービスを介して装置を認証し権限を与えるメカニズムを使用する。WLANクレデンシャルを無線式送電装置へ安全に供給する必要性は、充電セッションの支払いのための認証/権限付与のためにクラウドサービスにアクセスする前提条件であってよい。
【0153】
使用ケースの例は、ホテルのWLANへのアクセス及びホテルに設けられている無線送電サービスのための支払いである。これは
図8に示されている。
【0154】
図8は、無線送電サービス及びWLANネットワークを提供するホテル800を示す。
【0155】
例えば、ホテルの客801は、無線電力伝送に対するモバイル装置802を持って到着し、チェックインし、その客の部屋番号又はキー・フォブを手に入れる。客801は、自身の部屋804に入り、自身のモバイル装置(例えば、PRU101に対応する、無線受電機能を備えたラップトップ又は携帯電話機)802を充電デスク805(例えば、PTU102に対応)に置く。デスク805及びモバイル装置802は、通信チャネル(例えば、通信チャネル113に対応)を介して、電力伝送情報を交換し且つWiFiクレデンシャルを交換する。モバイル装置802は、これより、客801が手動によりクレデンシャルを入力する必要なしに、アクセスポイント806によって提供されるホテルのWiFiネットワークにアクセスすることができる。
【0156】
このような使用ケースにおいて、クレデンシャルは、ホテルのWiFiネットワークから無線送電局805を通じてモバイル装置802へと無線電力伝送通信チャネルを横断する。次いで、モバイル装置802は、それを使用して、無線(WiFi)ネットワークへのアクセスを得る。
【0157】
商業施設の所有者は、無線送電設備を使用することが経済的に補償されること(すなわち、顧客に費用請求すること)を好むことがある。
図8の例では、これを達成するよう、ホテルの無線送電局805は、信頼できるネットワークサービスからの認証を、それが充電及び/又は無線電力の受け取りを開始する前に、確認してよい。顧客(ユーザ)801は、特定の量(その量は、エネルギの量、電力の量、又は無線電力を受ける存続期間によって測定され得る。)の充電及び/又は無線電力と引き換えに、例えば、第三者のウェブサイトへ行き、クレジットカート番号又は購入証明を入力するよう要求されてよい。
【0158】
代替的に、顧客801は、ホテルのウェブサイトを閲覧し、無線電力伝送料金が自身のルームチャージに加算されることに同意するよう要求されてよい。ユーザが同意を受け入れると、無線式送電装置805は、モバイル装置802の無線電力伝送を開始する(又は、フル充電及び/又はフルレートの電力伝送を続ける)。
【0159】
図1を参照して先に説明されたように、A4WPに従って、Bluetooth(登録商標) Low Energy(BLE)に基づく通信チャネルは、受電ユニット101と送電ユニット102との間の通信チャネル113として使用される。BLEアーキテクチャは、装置をクライアントとサーバとに分類する。サーバはサービス及び属性を公表し、クラインとはそれらの属性を使用する。属性は、単に、クラインに読み出され及び/又は潜在的に書き込まれ得る許諾及びセキュリティ要件に関するサーバ上の論理状態変数である。サーバは、論理値が変化する場合にクライアントに通知することができる。属性は、ブルートゥースSIG(special interest group)によって標準化されるか、又は機能性をカスタマイズ及び拡張するために装置製造者によって作成されるUUID(universally unique identifier)を有する。A4WPに従って、PTU102はクライアントであり、PRU101はサーバである。
【0160】
PRU101とPTU102との間の通信の例は、
図9に表されている。
【0162】
無線電力伝送配置900は、PRU101に対応する受電ユニット901と、PTU102に対応する送電ユニット902とを有する。
【0163】
903で、PTU902は電力パルスを送信する。
【0164】
PRU901は、904で、PTU902からの電力パルスを自身のRx共振器103上で検出した後にのみ、BLEにわたって(すなわち、通信チャネル113を介して)自己を公示する。
【0165】
905で、PRUの公示を受け取った後、PTU902はPRU901へ接続し、906で、PTU902は、PRUの静的及び動的な属性を読み出すよう要求する。907で、PRU901は、例えば、過電流、過電圧又は温度過昇に関して、PTU902へ通知を発行する。
【0166】
PRU901は、例えば、GAP(Generic Access Profile)サービス908、GATT(Generic Attribute Profile)サービス909及びA4WP充電サービス910のような全ての一次サービスのリストを提供する能力を備える。
【0167】
この例では、PRU901及びPTU902は更に、PTU902からPRU901へWiFiクレデンシャルをプッシュする能力をサポートする。このために、この例では、2つの付加的なBLE装置サービス、WLANパスフレーズ(つまり、WiFiクレデンシャル)を管理及び記憶するPTU902における記憶サービス911、及びPTU902が電力充電セッションの間に接続した後にPTU902のWLANパスフレーズ・プッシュ・クライアント913からWLANパスフレーズを受け取るPRU901におけるWLAパスフレーズサービス912がある。
【0168】
PTU902は、それがWLANパスフレーズサービス912をPRU901において発見する場合に、914において現在のWLANクレデンシャルを適切な属性に書き込んで、WLANクレデンシャルをPRU901へプッシュする点で、BLEクライアント(クレデンシャルプッシュ)として動作する。
【0169】
PRU901は、次いで、WLANクレデンシャルをその装置の、すなわち、そのオペレーティングシステムのネイティブなWiFiソフトウェアによって提供されるWLANスタックへプッシュし、例えば、IEEE802.11に従って、ホテルのWLANへ接続することができる。
【0170】
これはA4WPに関連して記載されているが、同様のアプローチは、他の無線電力標準に関連して使用されてよい。
【0171】
メカニズムは、WLANクレデンシャルを交換する場合にPTU902とPRU901との間の中間者攻撃を回避するために適用されてよい。例えば、無線電力伝送は、電力伝送を制御するための通信チャネル、例えば、通信チャネル113の認証及び/又は暗号化をサポートしてよい。
【0172】
A4WPに従って、PTU902は、認証なしで且つ暗号化なしでPRUとのBLE接続を受け入れる。なお、結合(認証及び暗号化)が過去に起こっていた場合には、PTU902及びPRU901は安全に再接続する。安全でない接続の場合において、WLANクレデンシャルは、通信チャネル113にわたって公で伝送される。これが安全上の問題を引き起こす場合は、PTU902は、ユーザ(例えば、顧客801)がPIN又はパスワードを介してPRU901とPTU902とを対にするまでWLANクレデンシャルを送信しないよう構成されてよい。しかしながら、認証及び/又は暗号化されたリンク上でさえ、PTU902は、充電されようとしている、例えば、充電のために無線式送電装置(例えば、充電マット)に置かされているモバイル装置が、欠陥のある装置ではなく、通信チャネル113を介してPTU902へ接続されているモバイル装置と同じであることを確かにする必要があってよい。
【0173】
従って、この例では、PTU902がWLANクレデンシャルをPRU901へプッシュする前に、PTU902は、ランダムな数ミリ秒(例えば、100から2000)の間充電を一時中断するようにPRU901に要求する。PRU901がコンパイルする場合は、これはPTU902によって検出され得、PTU902へ、WLANクレデンシャルを得る装置が、充電のためにPTU902へ実際に接続されている装置であるとの確認を提供する。
【0174】
PTU902は、WLANクレデンシャルを局所的に(すなわち、無線式送電装置のメモリにおいて)記憶し、且つ/あるいは、それらを他の通信装置、例えば、記憶サービス911を提供するプロキシ(例えば、BLEサービスの“WLANプロキシ記憶サービス”)から受信及び転送する能力を備えてよい。
【0175】
例えば、ホテル800の従業員は、日替わりのクレデンシャルを有する携帯電話機を使用し、ホテルの無線送電局805(充電端末とも呼ばれる。)へ歩いていき、携帯電話機と無線送電局805とを対にし、クレデンシャルを充電端末805において記憶する。この場合において、例えば、PTU902(充電端末805に対応)はBLEサーバとして動作し、それは記憶サービス911を公示し、携帯電話機(BLEクライアントとして動作している。)へ接続し、携帯電話機がクレデンシャルを含む属性を更新することを可能にする。BLEセキュリティは、予め対にされているか又は認証されている装置(例えば、携帯電話機)のみが記憶サービスの属性を更新することを可能にするためにここで用いられ得る。
【0176】
PTUのクレデンシャル記憶サービスの提供の他の例は、
図10に表されている。
【0177】
図10は、PTUへのWLANクレデンシャルの提供のための通信配置1000を示す。
【0178】
通信配置1000は、インターネット1001と、ブルートゥース・ゲートウェイ1002(すなわち、ブルートゥース対応のゲートウェイ)と、送電ユニット1003(例えば、PTU102に対応)とを有する。
【0179】
PTU1003は、インターネットへ、例えば、クラウドサービスへ接続されるクレデンシャル記憶サービス(記憶サービス911に対応)を提供する。例えば、PTU1003は、ブルートゥース接続1004を用いて、ブルートゥース・ゲートウェイ1002へ、そして、インターネット上へ、例えば、IPv6を介して接続することができる。PTU1003は更に、HTTP/RESTfulスタックにより構成され、1又はそれ以上のクラウドサービスを用いてWLANクレデンシャルをポピュレートしてよい。
【0180】
PTU1003は、WLANクレデンシャルを、例えば、それらをインターネットから呼び出すことによって、インターネット上で取り出し又は受信してよい。代替的に、上述されたように、PTU1003は、WLANクレデンシャルを、例えば、クレデンシャルを局所的にPTU1003上に、例えば、ブルートゥースを用いて、プッシュする他の通信装置(例えば、上記の例において見られる携帯電話機)から、局所プロビジョニングステップを介して受信してよい。
【0181】
無線電力伝送配置1000は更に、充電ユニットへの、すなわち、PTU102へのアクセスを制御する能力、つまり、モバイル装置が充電されるかどうかを制御する能力を備えてよい。例えば、それは、PTU102への、すなわち、充電サービスへのアクセスを測定することをサポートし、よって、ユーザのPRU101(例えば、顧客802のモバイル装置802)を認証して、そのユーザに無線充電サービスの勘定を請求する業務上の必要性に対処する。
【0182】
このために、PTU102は、例えば、それが、信頼できる第三者、例えば、信頼できるクラウドに基づくサービスから、電子(デジタル)トークンを受信した後にのみ、無線電力伝送及び/又は充電を可能にする。
【0184】
図11は、一例に従って、無線電力伝送及び/又は充電の認証のためのトークンの利用を説明する通信配置1100を示す。
【0185】
通信配置1100は、受電ユニット1101(例えば、PRU101に対応)と、送電ユニット1102(例えば、PTU102に対応)と、インターネット1104に設置されたウェブサーバによって提供されるウェブサービス1103とを有する。
【0186】
PTU1102は、ウェブサービスからの(すなわち、ウェブサービスを提供するウェブサーバからの)応答を確認するために、ウェブサービス、その一意のシリアルナンバー(GUID)及び証明書チェーンを指し示すUniversal Resource Identifier(URI)を含む。PRU1101は、例えば、PRU1101にインストールされたウェブブラウザ1106と、例えば、ブラウザ・プラグインを介して、接続するためのアプリケーション(又はバックグラウンドプロセス)1105を有する。ブラウザ1106は、PRU1101のユーザとのインタラクション及びウェブサービスとの通信のためのウェブページを表示してよい。ウェブサーバは、ユーザアカウント、PTU情報を有し、支払いシステムを実装する。
【0187】
以下の例に関し、PTU1102及びPRU1101は、通信チャネル(例えば、通信チャネル113に対応)を確立しており、電力パラメータ、すなわち、充電電力、充電周波数等のような、無線電力伝送及び/又は充電のためのパラメータを設定及び/又は取り決めしているとする。PRU1101は、例えば、フル充電を完了するのに必要とされる充電時間又は電荷の量を見積もる。PRU1101はまた、例えば、WLANに基づくインターネットアクセスと、上記の例で記載されたような、PTU1102から受信されたWLANクレデンシャルとを有すると考えられている。
【0188】
以下で、トークンを用いた充電認証のためのプロセスフローの例が与えられる。
【0189】
1111で、PTU1102は、URI、GUID及びランダムに生成されたノンスを含むRequestChargingAuthorizationメッセージの形でトークン要求をPRU1101へ送信する。
【0190】
1112で、PRUアプリケーション1105は、PRUのウェブブラウザ1106を起動するか、又は(URIを通じて)直接にウェブサービス1103へ接続する。
【0191】
1113で、PRUアプリケーション1105又はウェブブラウザ1106は、場合によって、GUID、ノンス、並びにPRUのバッテリを完全に充電するための推定される時間及びエネルギを含むRequestChargingAuthorizationをウェブサービス1103へ送信する。
【0192】
1114で、ウェブサービス1103は、ユーザ認証を要求する。
【0193】
1115で、PRU1101は、ウェブブラウザ1106を介して又はアプリケーション1105を介してユーザに認証を要求する。ユーザは、(例えば、ウェブブラウザ1106を用いて)既存のユーザアカウントにログインし、(例えば、クレジットカードを介して)支払いを行い、PIN(例えば、ホテルのチェックイン中にユーザに与えられるコード)を入力し、又は他の請求項目を受け入れる(例えば、費用がユーザの部屋に請求されることを受け入れる)。ユーザはまた、代価を払いたいと望む充電の量を(例えば、完全バッテリ充電に対する割合として)選択する機会を有してよい
1116で、ユーザ認証が確認される場合は、ウェブサーバは、この例では、PTU1102の情報を含む、ChargingResponseTokenと表されたトークンを生成し、インテグリティ保護のためにそれに署名し、それをPRU1101へ返す。トークンに含まれる情報には、トークン識別子、PTUのシリアルナンバー、許可された充電の量、トークン要求において生成されたノンス、シグニチャ、及びシグニチャ照合を可能にする証明書チェーンが含まれる。
【0194】
1117で、アプリケーション1105がウェブブラウザ1106を介してウェブサービス1103に接触した場合は、ウェブブラウザ1106は、トークンをアプリケーション1105へ送信する。
【0195】
1118で、アプリケーション1105は、トークンをPTU1102へ送信する。
【0196】
1119で、PTU1102は、トークンのシグニチャが有効であり且つ指定されたシグニチャ・チェーンによって署名されているかどうかと、ノンスがトークン要求において送信されたものと一致することとを確認する。
【0197】
1120で、シグニチャが有効である場合は、PTU1102は、無線電力伝送及び/又は充電を開始するか、あるいは、トークンにおいて特定されている量(時間又はエネルギ)の間続く。
【0198】
PTU1102は、例えば、局所証明書チェーンを用いてトークンのシグニチャを確認するので、ネットワーク接続を有する必要がない。しかしながら、ネットワーク接続が利用可能である場合は、PTU1102は、証明書の真偽を確認し又は認証の撤回を検出するために、それを使用してよい。
【0199】
PRU1101が有効なトークンを提供しなかったためにPTU1102がPRU1101を認証することができなった場合は、PTU1102は、例えば、次の1つ又は組み合わせによって、PRU1101を拒絶することができる:
1.“Enable PRU Output”フィールド内のビットを零に設定するといったように、PRU制御特性によって、PRU1101が充電することを可能にしないこと、
2.“Enable PRU Charge Indicator”ビットフィールド内のビットを零に設定することによって、PRU制御特性を通じて、PRU1101が充電することを可能にしないこと、
3.“Permission”フィールド内のビットを、認証上の理由により又は如何なる理由にもよらずに許諾を拒否するようリザーブされる値に設定することによって、PRU1101が充電することを認めないこと。
【0200】
PTU1102はまた、通信チャネル113が、充電されようとしている、例えば、充電のために無線式送電装置(例えば、充電マット)に置かれているモバイル装置へ接続されていることが確認された場合にのみ、通信チャネル113を介して充電応答トークン1118を受け入れると選択してよい。PTU1102は、上述されたように、ランダムな時間の間PRU1101が充電を一時中断することを要求することによって、これを行ってよい。
【0201】
上述されたように、無線式送電装置は、無線式受電装置が受電のパラメータを適応させるかどうかに基づき、例えば、無線式受電装置が命令に従って受電を中断するかどうかに基づき、無線式送電装置の送電部が電力を伝送する無線式受電装置が、通信チャネルによって無線式送電装置へ接続されている無線式受電装置と同じであることを確認してよい。
【0202】
図12は、無線式受電装置によって実行される対応するフローを説明するフロー
図1200を示す。
【0203】
1201で、無線式受電装置は、無線により無線式送電装置から電力を受け取る。
【0204】
1202で、無線式受電装置は、無線式送電装置と無線式受電装置との間の通信チャネルを介して、無線式送電装置からの受電のパラメータを適応させるための指示を受け取る。
【0205】
1203で、無線式受電装置は、指示に応答して、受電のパラメータを適応させる。
【0206】
具体的な態様な記載されてきたが、当業者には当然に、形態及び詳細における様々な変更がそれらの具体的な態様において、添付の特許請求の範囲によって定義される本開示の態様の趣旨及び適用範囲から逸脱することなしに為されてよい。適用範囲は、このように添付の特許請求の範囲によって示され、従って。特許請求の範囲の均等の意味及び範囲内にある全ての変更は、包含されるよう意図される。