特許6243123IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

角層状態の評価方法に関する。また、本発明は、化粧料又は美容処置の角層改善効果について評価する方法にも関する。

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明は、角層状態をより簡便に評価する方法を提供することを課題とする。さらに、本発明は、角層状態を簡便に評価する方法を用いて、角層改善効果についての候補化粧料又は美容処置を評価する方法を提供することを課題とする。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

荒れた角層では、角層透明性が低く、バリア機能も低く、細胞間脂質が乱れていることが知られており、これらの指標を用いて角層状態を評価することは可能であるが、これらの指標の測定には、それぞれ特殊な装置が必要であった。そこで、本発明者らは、角層状態をより簡便に評価する方法を提供すべく鋭意研究を行った。その結果、角層シートをフルオレセインやローズベンガルで染色すると、荒れた角層の場合に染色強度が高くな・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る
【発明の効果】
本発明により、フルオレセイン、ローズベンガル、及びそれらの塩からなる群から選ばれる染料を用いて角層シートにおける角層状態を評価することが可能になる。角層状態の評価が可能になることにより、候補化粧料又は美容処置の適用前後における角層状態を評価することで、角層改善効果を確認することが可能になる。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

知財ポータルサイト IP Force にログインして確認する (無料)

この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】図1は、水で湿潤された培養角層シートをゆっくり乾燥して得た健常角層モデルと、凍結乾燥して得た肌荒れ角層モデルに対しフルオレセイン染色を行い撮影した画像を示す。

【図2】図2は、10%SDS処理を行って肌荒れを誘発した皮膚からテープストリップにより取得した肌荒れ角層シートと、SDS処理を行っていない部位の皮膚から取得した健常角層シートに対しフルオレセインを行った結果を示す。皮膚の状態(図2A)と、フルオレセイン染色時の蛍光輝度を表したグラフ(図2B)を示す。

【図3】図3は、上腕内側の皮膚からテープストリップにより取得した角層シートと、頬の皮膚から取得した角層シートに対しフルオレセイン染色後の蛍光輝度を表したグラフを示す。

【図4】図4は、in vivoで皮膚を湿潤させ、次いで低湿度(10%)又は高湿度(90%)で乾燥させた後に、テープストリップにより取得した角層シートに対しフルオレセイン染色を行い撮影した画像(図4A)、並びにこの画像において、12視野を選択して計測した蛍光輝度を表すグラフ(図4B)を示す。

【図5】図5は、皮膚からテープストリップにより取得された角層を水で浸潤し、湿度90%でゆっくり乾燥させた場合と、シリカゲルを用いて急速に乾燥させた場合において、各種染料で染色を行って得られた染色強度を表すグラフを示す。染料としては(A)フルオレセイン、(B)ローズベンガル、(C)コンゴーレッド、(D)サフラニンを用いた。

【図6】図6は、角層シートを、水、3%エリスリトール(ER)、及び3%POE(14)POP(7)ジメチルエーテルに浸漬させた後に、シリカゲルを入れた密閉容器中、湿度0%で乾燥させた場合におけるフルオレセイン染色による蛍光輝度を表すグラフを示す。対照として、水については湿度90%で乾燥させた場合の結果も示す。

【図7】図7は、角層シートを、0%、0.1%、1%、3%、10%のPOE(14)POP(7)ジメチルエーテル中に浸漬した後に、シリカゲルを入れた密閉容器中、湿度0%で乾燥させた場合におけるフルオレセイン染色による蛍光輝度を表すグラフを示す。対照として、角層シートを、水で浸潤後、湿度90%で乾燥させた場合を100として示す。

選択図 図1出願人が指定した本件の代表的な図

全ての図面はログインすると無料で閲覧できます。ログイン・ユーザー登録

[広告欄]

ログインすれば広告は減ります

ログインすれば広告は減ります