特許第6243198号(P6243198)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6243198
(24)【登録日】2017年11月17日
(45)【発行日】2017年12月6日
(54)【発明の名称】運搬用容器
(51)【国際特許分類】
   B65D 6/24 20060101AFI20171127BHJP
   B65D 21/02 20060101ALN20171127BHJP
【FI】
   B65D6/24 E
   !B65D21/02 210
【請求項の数】5
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2013-234535(P2013-234535)
(22)【出願日】2013年11月13日
(65)【公開番号】特開2015-93706(P2015-93706A)
(43)【公開日】2015年5月18日
【審査請求日】2016年10月12日
(73)【特許権者】
【識別番号】591006944
【氏名又は名称】三甲株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100111095
【弁理士】
【氏名又は名称】川口 光男
(72)【発明者】
【氏名】秋山 憲司
【審査官】 新田 亮二
(56)【参考文献】
【文献】 実公昭48−013067(JP,Y1)
【文献】 特開2002−234526(JP,A)
【文献】 実開平03−078726(JP,U)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B65D 6/24
B65D 21/02
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
底部と相対する長側部と該長側部より高さの低い相対する挿入片とを有する軽量シート材からなる容器基体と、
該容器基体の挿入片側に配設される硬質プラスチックで一体成形された一対の側壁部材とを備える運搬用容器であって、
前記側壁部材が、運搬用容器の上端から下端まで延在するように構成されているとともに、側壁主部と、該側壁主部の両端部から、該側壁主部に略垂直に延在する相対する一対の側壁部とを有し、平面形状が略U字状に形成されており、
前記側壁部は、垂直外板と、垂直内板とを有しており、
前記垂直外板の下部は、前記垂直内板の下部の幅よりも幅広に形成されていることを特徴とする運搬用容器。
【請求項2】
前記垂直外板の上端から、前記側壁部の下端まで延在する補強縦リブが形成されていることを特徴とする請求項1に記載の運搬用容器。
【請求項3】
前記側壁部材に、前記容器基体の挿入片の上部が挿入される間隙と、前記容器基体の長側部の垂直端部が挿入される間隙とが形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の運搬用容器。
【請求項4】
前記容器基体の長側部の上端水平部が、長手方向に垂直な断面形状が逆U字状の棒状補強部材に挿入されていることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の運搬用容器。
【請求項5】
前記長側部の垂直端部と、前記挿入片の垂直端部との間には、前記長側部と前記挿入片とが当接しないように所定の間隙が形成されているとともに、前記長側部の垂直端部と前記挿入片の垂直端部との間に位置する前記底部を切り欠くことにより、嵌合凹部が形成され、
前記側壁部材に垂設された嵌合凸部が、前記嵌合凹部に嵌合されるように構成されているとともに、前記側壁部材に垂設された嵌合凸部の下面と前記容器基体の底部の下面とが面一になるように構成されていることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の運搬用容器。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、種々の物品を収納し、運搬、保管可能な運搬用容器に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、シート状の段ボールを、折り曲げて箱に形成し、組み立てられた箱の角部に、硬質プラスチック製のコーナークリップを取り付けるようにした運搬用容器が、一例として、特許文献1に開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2002−234526号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上述した従来の運搬用容器においては、シート状の段ボールを折り曲げて形成された箱の角部にのみに、硬質プラスチック製のコーナークリップが取り付けられているだけであるので、箱の角部の強度や剛性は向上するが、運搬用容器を段積みした際には、コーナークリップが変形したり、座屈したりすることがあり、また、運搬用容器を、単体で使用した場合にも、コーナークリップ間に位置するシート状の側壁が、変形したり、損傷するという問題があった。
【0005】
また、コーナークリップ自体に、補強がなされていないために、コーナークリップ自体が変形したり、損傷するという問題があった。
【0006】
更に、従来の運搬用容器においては、コーナークリップの下面には、段積み用の係合突部が形成されており、係合突部が、コーナークリップの上面の係合凹部と嵌合するように構成されているので、運搬用容器のコーナー部は、係合突部により、下方に突出している。このように、従来の運搬用容器においては、底部の底面がフラットに形成されていないので、係合突部が、床やパレットや荷台等に引っ掛かり、運搬用容器の床上の搬送作業の作業効率が悪くなるとともに、運搬用容器のパレットや荷台等への載置作業や積み下ろし作業の作業効率が悪くなるという問題があった。
【0007】
本発明の目的は、上述した従来の運搬用容器が有する課題を解決することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明は、上述した目的を達成するために、第1には、底部と相対する長側部と該長側部より高さの低い相対する挿入片とを有する軽量シート材からなる容器基体と、該容器基体の挿入片側に配設される硬質プラスチックで一体成形された一対の側壁部材とを備える運搬用容器であって、前記側壁部材が、運搬用容器の上端から下端まで延在するように構成されているとともに、側壁主部と、該側壁主部の両端部から、該側壁主部に略垂直に延在する相対する一対の側壁部とを有し、平面形状が略U字状に形成されており、前記側壁部は、垂直外板と、垂直内板とを有しており、前記垂直外板の下部は、前記垂直内板の下部の幅よりも幅広に形成されていることを特徴とする。第2には、前記垂直外板の上端から、前記側壁部の下端まで延在する補強縦リブが形成されているものであり、第3には、前記側壁部材に、前記容器基体の挿入片の上部が挿入される間隙と、前記容器基体の長側部の垂直端部が挿入される間隙を形成したものであり、第には、前記容器基体の長側部の上端水平部を、長手方向に垂直な断面形状が逆U字状の棒状補強部材に挿入したものであり、第5には、前記長側部の垂直端部と、前記挿入片の垂直端部との間には、前記長側部と前記挿入片とが当接しないように所定の間隙が形成されているとともに、前記長側部の垂直端部と前記挿入片の垂直端部との間に位置する前記底部を切り欠くことにより、嵌合凹部が形成され、前記側壁部材に垂設された嵌合凸部が、前記嵌合凹部に嵌合されるように構成されているとともに、前記側壁部材に垂設された嵌合凸部の下面と前記容器基体の底部の下面とが面一に形成したものである。
【発明の効果】
【0009】
上述したように、運搬用容器を、底部と相対する長側部と該長側部より高さの低い相対する挿入片とを有する軽量シート材からなる容器基体と、該容器基体の挿入片側に配設される硬質プラスチックで一体成形された一対の側壁部材とから構成したので、運搬用容器の強度や剛性を高めることができるとともに、運搬用容器を段積みした際に、下に位置する運搬用容器が座屈するようなことを防止することができる。また、側壁部材に、容器基体の挿入片の上部が挿入される間隙と、容器基体の長側部の垂直端部が挿入される間隙を形成したので、運搬用容器の組み立て作業の作業性が向上する。更に、容器基体の長側部の上端水平部を、長手方向に垂直な断面形状が逆U字状の棒状補強部材に挿入したので、容器基体の長側部の強度や剛性が向上するとともに、運搬用容器を段積みした際に、下に位置する運搬用容器が座屈するようなことを防止することができる。更にまた、側壁部材を、運搬用容器の上端から下端まで延在するようにしたので、運搬用容器を段積みした際に、下に位置する運搬用容器が座屈するようなことを防止することができる。なお更に、側壁部材に垂設された嵌合凸部を、容器基体に形成されている嵌合凹部に嵌合するように構成するとともに、側壁部材に垂設された嵌合凸部の下面と容器基体の底部の下面とを面一に形成し、運搬用容器の下面を、平坦になるように形成したので、運搬用容器の下面が、引っ掛かるようなようなことがなく、運搬用容器の床上の搬送作業やパレットや荷台等への載置作業や積み下ろし作業の作業効率が向上する。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1図1は、本発明の運搬用容器の斜視図である。
図2図2は、同じく、本発明の運搬用容器の斜視図である。
図3図3は、本発明の運搬用容器の分解斜視図である。
図4図4は、本発明の運搬用容器を構成する容器基体の斜視図である。
図5図5は、本発明の運搬用容器を構成する側壁部材の斜視図である。
図6図6は、同じく、本発明の運搬用容器を構成する側壁部材の斜視図である。
図7図7は、同じく、本発明の運搬用容器を構成する側壁部材の斜視図である。
図8図8は、本発明の運搬用容器の一部垂直断面を含む拡大斜視図である。
図9図9は、同じく、本発明の運搬用容器の一部垂直断面を含む拡大斜視図である。
【実施例】
【0011】
以下に、本発明の実施例について説明するが、本発明の趣旨を越えない限り、何ら、本発明の実施例に限定されるものではない。
【0012】
先ず最初に、図1図3を用いて、本発明の運搬用容器Cの全体構成と運搬用容器Cを構成する構成部材について説明する。
【0013】
運搬用容器Cは、軽量シート材を折り曲げることにより形成された容器基体Tと、硬質プラスチックで一体成形された一対の側壁部材Sと、長手方向に垂直な断面形状が逆U字状の棒状補強部材Hとから構成されている。
【0014】
容器基体Tを構成する軽量シート材には、樹脂製発泡シートや樹脂製段ボールや樹脂製ハニカムボード等が含まれる。軽量シート材を、折り目線に沿って、折り曲げることにより、図4に示されているように、底部t1と、相対する長側部t2と、長側部t2より高さの低い相対する挿入片t3とからなる容器基体Tが形成されている。また、長側部t2の垂直端部t2aと挿入片t3の垂直端部t3aとの間には、長側部t2と挿入片t3とが当接しないように、所定の間隙が形成されているとともに、長側部t2の垂直端部t2aと挿入片t3の垂直端部t3aとの間に位置する底部t1を切り欠くことにより、嵌合凹部t4が形成されている。
【0015】
次に、図5図7を用いて、側壁部材Sについて説明する。
【0016】
側壁部材Sは、側壁主部S’と、側壁主部S’の両端部から、側壁主部S’に略垂直に延在する相対する側壁部S”とを有しており、平面形状が、略U字状に形成されている。
【0017】
側壁主部S’の内壁部(運搬用容器が組み立てられた際に、運搬用容器の内側に位置する部分)s1の下方部には、内壁部s1から一段引っ込んだ水平な段差s2が形成されており、段差s2を形成する天部s2aには、適当数の係止垂片部s3が垂設されている。なお、本実施例には、天部s2aの両端部及び中央部に、3個の係止垂片部s3が垂設されている例が示されている。また、係止垂片部s3と天部s2a以下の垂直壁s2bとの間には、容器基体Tの挿入片t3が挿入される挿入片挿入間隙D1が形成されている。
【0018】
側壁部S”は、天板s4と垂直外板s5と垂直内板s6とを有しており、垂直外板s5と垂直内板s6との間には、容器基体Tの長側部t2の垂直端部t2aが挿入される長側部端部挿入間隙D2が形成されている。なお、本実施例においては、垂直外板s5は、垂直内板s6の幅(側壁主部S’の内壁部s1からの距離)より、幅広に形成されているとともに、垂直内板s6の肉厚は、垂直外板s5の肉厚より厚く形成されている。なお、s6aは、肉厚な垂直内板s6に、適当数、形成された凹部であり、側壁部材Sを、射出成形した際に、肉厚な垂直内板s6の引け変形を防止するためのものである。
【0019】
側壁部S”の垂直内板s6の下面には、嵌合凸部s7が垂設されており、容器基体Tと側壁部材Sとが連結された際には、嵌合凸部s7が、容器基体Tに形成されている嵌合凹部t4に嵌合されるように構成されている。
【0020】
側壁部S”の垂直外板s5と垂直内板s6との間に形成された長側部端部挿入間隙D2の上端部は、垂直外板s5と垂直内板s6の上端部の厚さを、共に、薄くすることにより、上端部幅広間隙D2’が形成されている。また、側壁部S”の垂直外板s5の外面には、垂直外板s5の上端から、側壁部S”の垂直内板s6の下面に垂設された嵌合凸部s7の下端まで延在する補強縦リブs8が形成されている。なお、s9は、手持ち用透孔である。
【0021】
図3に示されているように、棒状補強部材Hは、天板h1と相対する側板h2とから、長手方向に垂直な断面形状が逆U字状に形成されており、棒状補強部材Hの両端部は、相対する側壁部材Sの側壁部S”に形成された長側部端部挿入間隙D2の上端部幅広間隙D2’に挿入されるように構成されている。また、相対する側板h2の内幅は、長側部端部挿入間隙D2、換言すれば、容器基体Tの長側部t2の厚さと略同じに形成されており、容器基体Tの長側部t2の垂直端部t2aが、長側部端部挿入間隙D2と棒状補強部材Hの相対する側板h2間に形成された間隙に挿入されるように構成されている。なお、棒状補強部材Hは、硬質プラスチックやアルミニウム等の金属で形成することができる。
【0022】
次に、図1図3図8及び図9を用いて、軽量シート材を折り曲げることにより形成された容器基体Tと、硬質プラスチックで一体成形された一対の側壁部材Sと、長手方向に垂直な断面形状が逆U字状の棒状補強部材Hとから構成されている運搬用容器Cの組立について説明する。
【0023】
棒状補強部材Hの相対する側板h2間に形成された間隙に、容器基体Tの長側部t2の上端水平部t2bを挿入する。棒状補強部材Hの長さは、長側部t2の上端水平部t2bと略同じ長さに形成されているので、棒状補強部材Hが、容器基体Tの長側部t2からはみ出ることがないように構成されている。また、容器基体Tの長側部t2の上端水平部t2bが挿入された棒状補強部材Hは、相対する側壁部材Sの側壁部S”に形成された長側部端部挿入間隙D2の上端部幅広間隙D2’に挿入されるとともに、容器基体Tの長側部t2の垂直端部t2aが、長側部端部挿入間隙D2に挿入されるように構成されている。
【0024】
また、容器基体Tの挿入片t3の上部は、係止垂片部s3と天部s2a以下の垂直壁s2bとの間に形成された挿入片挿入間隙D1に挿入されるように構成されている。更に、側壁部材Sの側壁部S”の垂直内板s6の下面に垂設された嵌合凸部s7が、図2図3等に示されているように、容器基体Tの長側部t2の垂直端t2aと挿入片t3の垂直端t3aとの間に位置する底部t1を切り欠くことにより形成された嵌合凹部t4に嵌合されるように構成されており、且つ、嵌合凸部s7の下面s7aは、容器基体Tの底部t1の下面と面一になるように構成されており、運搬用容器Cの下面が、平坦に形成されている。このように、運搬用容器Cの下面が、平坦に形成されているので、運搬用容器Cの下面が、引っ掛かるようなことがなく、運搬用容器Cの床上の搬送作業やパレットや荷台等への載置作業や積み下ろし作業の作業効率が向上する。
【0025】
上述したように、側壁部材Sの側壁部S”に形成された長側部端部挿入間隙D2に、容器基体Tの長側部t2の垂直端部t2aを挿入するとともに、容器基体Tの挿入片t3の上部を、係止垂片部s3と天部s2a以下の垂直壁s2bとの間に形成された挿入片挿入間隙D1に挿入するように構成したので、運搬用容器の組み立て作業が作業性が向上する。
【0026】
容器基体Tの挿入片t3の上部が、係止垂片部s3と垂直壁s2bとの間に形成された挿入片挿入間隙D1に挿入された際には、係止垂片部s3と垂直壁s2bとは、係止垂片部s3に形成された固着用孔E及び垂直壁s2bに形成された固着用孔Eに、リベットを打ち込んだり、螺子を螺合させるなどの周知の固着手段により固定する。同様に、棒状補強部材Hの相対する側板h2間に形成された間隙に挿入された容器基体Tの長側部t2や、側壁部材Sの側壁部S”に形成された長側部端部挿入間隙D2の上端部幅広間隙D2’に挿入された棒状補強部材Hは、側壁部S”に形成された固着用孔Eに、リベットを打ち込んだり、螺子を螺合させるなどの周知の固着手段により固定する。
【0027】
運搬用容器Cが、軽量シート材を折り曲げることにより形成された容器基体Tと、運搬用容器Cの上端から下端まで延在する、硬質プラスチックで一体成形された一対の側壁部材Sとにより構成されているので、運搬用容器Cの強度や剛性が向上するとともに、運搬用容器Cを段積みした際に、下に位置する運搬用容器Cが損傷したり、座屈を起こすようなことを防止することができる。
【0028】
また、容器基体Tの長側部t2の上端水平部t2bを、棒状補強部材Hの相対する側板h2間に形成された間隙に挿入するように構成したので、容器基体Tの長側部t2の強度や剛性が向上するとともに、運搬用容器Cを段積みした際に、下に位置する運搬用容器Cの容器基体Tの長側部t2が損傷したり、座屈を起こすようなことを防止することができる。
【0029】
更に、側壁部材Sを構成する側壁部S”の垂直外板s5の外面に、垂直外板s5の上端から、側壁部S”の垂直内板s6の下面に垂設された嵌合凸部s7の下端まで延在する補強縦リブs8を形成したので、運搬用容器Cを段積みした際に、下に位置する運搬用容器Cが損傷したり、座屈を起こすようなことを防止することができる。
【符号の説明】
【0030】
C・・・・・・・・・・・運搬用容器
H・・・・・・・・・・・棒状補強部材
S・・・・・・・・・・・側壁部材
S’・・・・・・・・・・側壁主部
S”・・・・・・・・・・側壁部
T・・・・・・・・・・・容器基体
t1・・・・・・・・・・底部
t2・・・・・・・・・・長側部
t3・・・・・・・・・・挿入片
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9