(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
前記ロジックは実行されると、パッケージの複数の選択をユーザに提供するステップであり、前記選択の各々はパッケージのビジュアル表現を含む、ステップと、パッケージの前記複数の選択のうち少なくとも1つの選択を受信するステップと、を含むオペレーションを行うようにさらに動作可能である、請求項1に記載のシステム。
前記ロジックは実行されると、複数のタッチベースの入力を定義するステップであり、前記複数のタッチベースの入力の各々はパッケージの開封のための動作に関連付けられている、ステップ、を含むオペレーションを行うようにさらに動作可能である、請求項1に記載のシステム。
前記複数のタッチベースの入力の1つが、前記パッケージに対するタップ入力を含み、前記タップ入力は、前記1又は複数のプロセッサに、前記パッケージの少なくとも部分の破るアニメーションを含むオペレーションを行うためのロジックを実行させる、請求項5に記載のシステム。
前記複数のタッチベースの入力の1つが、前記パッケージに対するスワイプ入力を含み、前記スワイプ入力は、前記パッケージの少なくとも部分にわたって或る経路をたどり、前記スワイプ入力は、前記1又は複数のプロセッサに、前記経路に沿った前記パッケージの破るアニメーションを実行することを含むオペレーションを行うためのロジックを実行させる、請求項5に記載のシステム。
前記複数のタッチベースの入力の1つが、前記パッケージに対する2つのタッチベースの入力を同時に受信することを含み、前記2つのタッチベースの入力の後続の拡大ジェスチャが、前記1又は複数のプロセッサに、前記拡大ジェスチャの方向に対して実質的に垂直である方向において前記パッケージの破るアニメーションを含むオペレーションを行うためのロジックを実行させる、請求項5に記載のシステム。
前記複数のタッチベースの入力の1つが、前記パッケージの角に対するタッチベースの入力に続いてドラッグジェスチャを受信することを含み、これにより、前記1又は複数のプロセッサに、前記ドラッグジェスチャの方向に実質的に整合されている方向において前記パッケージの剥がすアニメーションを含むオペレーションを行うためのロジックを実行させる、請求項5に記載のシステム。
前記パッケージはカードのボックスを含み、カードの前記ボックスの開封が前記ボックスの中のカードのうち1又は複数を見えるようにする、請求項1に記載のシステム。
【発明を実施するための形態】
【0007】
本技術は、多くの種々の形態での実施形態を受け入れる余地があるが、いくつかの具体的な実施形態が、本開示が本技術の原理の一例示とみなされるべきものであり、かつ本技術を図示の実施形態に限定するものではないという理解と共に、図面において示され、本明細書に詳細に説明される。
【0008】
本明細書に使用される専門用語は、単に個別の実施形態を説明する目的のものであり、本技術を限定するものではない。本明細書において、単数形の「一の(“a”、“an”)」及び「その(“the”)」は、文脈が他の方法を明らかに示していない限り、その複数形を同様に含むことが意図される。用語「含む」及び/又は「含んでいる」は、本明細書において使用される場合、宣言された特徴、整数、ステップ、オペレーション、要素及び/又はコンポーネントの存在を規定するが、1又は複数の他の特徴、整数、ステップ、オペレーション、要素、コンポーネント及び/又はこれらの組み合わせの存在又は追加を除外するものではないことを、さらに理解されたい。
【0009】
本明細書において参照される、同様の又は類似の要素及び/又はコンポーネントは、図面にわたって同様の参照符号を用いて識別され得ることを理解されたい。図面のうちいくつかは、単に本技術の略図表現であることをさらに理解されたい。そのようなものとして、コンポーネントのうちいくつかは、絵の明りょうさのため、その実際の縮尺から歪められている場合がある。
【0010】
本技術の実施形態は、対話型のソフトウェアが、トレーディングカード(例えば、以下でより詳細に説明されるようなトレーディングカード、収集価値のあるカード又は他の種類のカード)の仮想のボックス及びパックを表示し、現実のボックスを開けるときに受けるビジュアルフィードバック及びオーディオフィードバックを模倣し又はエミュレートし、あたかもこれら仮想のボックス及びパッケージが有形の物体であるかのようにプレーヤがカードの仮想のボックス及びパッケージと対話してこれらを開けることを可能にする方法を含み、タッチ画面及びマウスを使用したボックス及びパックとの対話を通じて、ユーザを満足させ、引き込むことを目標とし、ソフトウェアユーザが、コンピュータ装置により取り込まれる固有のジェスチャを用いて画面上でカードの仮想のボックス及びパックを移動し、破り、ひっくり返し、剥がして開けることを可能にする。
【0011】
本技術の実施形態は、より多くのカードパックを開けるように、より一層楽しませ、プレーヤを引き込み、プレーヤの心を捉えることができ、継続的な使用若しくはプレイを通じて、又はソフトウェアの仮想の商店においてカードのパックを購入することによって、プレーヤを、より多くのカードパックを獲得するに至らせることができる。
【0012】
本技術のこれら及び他の利点が、図面を参照してより詳細に提供される。
【0013】
図1は、本技術の実施形態を実施することができる一例示的なアーキテクチャ100のブロック図である。いくつかの実施形態に従い、アーキテクチャ100は、クライアント装置105を含むことができ、クライアント装置105には、いくつかの例において、エンドユーザコンピューティング装置、モバイルコンピューティング装置、又は、グラフィカルユーザインタフェースを表示し、エンドユーザがこうしたGUIと対話することを可能にする能力がある任意の他の装置を含むことができる。
【0014】
クライアント装置105は、ネットワーク115を介してサーバ110に通信可能に結合されることができ、ネットワーク115は、任意のローカルエリアネットワーク(“LAN”)、ワイドエリアネットワーク(“WAN”)、又はインターネットなどの任意の他のプライベートの若しくはパブリックのネットワークを含むことができる。ネットワーク115はさらに、電気通信ネットワークを含んでもよい。
【0015】
いくつかの実施形態に従い、サーバ110は、
図8のコンピューティング装置800などの任意のコンピューティング装置を含むことができる。サーバ110は、
図8の1又は複数のプロセッサ810などの1又は複数のプロセッサと、コンピューティング装置800のメインメモリ820などの実行可能命令(例えば、ロジック)を記憶するメモリとを含む。このロジックは、1又は複数のプロセッサにより実行されると、本明細書に説明される例示的な方法を含むオペレーションを行うように動作可能である。
【0016】
いくつかの例において、サーバ110の機能は、クラウドベースのコンピューティング環境の中で実施することができる。一般に、クラウドベースのコンピューティング環境は、通常、大規模モデルのプロセッサの計算能力を組み合わせている、及び/又は大規模モデルのコンピュータメモリ若しくは記憶装置の記憶容量を組み合わせているリソースである。例えば、クラウドリソースを提供するシステムは、その所有者によって排他的に利用される場合があり、あるいは、こうしたシステムは、大規模な計算リソース又はストレージリソースの恩恵を得るためにコンピューティングインフラストラクチャ内にアプリケーションをデプロイする外部のユーザがアクセス可能である場合がある。
【0017】
クラウドは、例えば、サーバのネットワークによって形成することができ、各サーバ(又は、少なくとも複数のサーバ)が、プロセッサリソース及び/又はストレージリソースを提供することができる。これらのサーバは、複数のユーザ(例えば、クラウドリソース消費者又は他のユーザ)により与えられる作業負荷を管理することができる。通常、各ユーザは、リアルタイムで劇的に変化することもある作業負荷要求を、クラウドに課す。これらの多様性の特質及び程度は、通常、ユーザに関連付けられたビジネスの種類に依存する。
【0018】
いくつかの実施形態に従い、サーバ110は、メモリに記憶されたロジックを実行して、概して「パッケージ」と呼ばれるカードの1又は複数のボックス及び/又はパックの表現の、制御及び視覚化のための方法を容易にすることができ、画面上のボックス及びパックの制御と操作とを可能にする。これらのパッケージは、グラフィカルユーザインタフェースのコンポーネントとして表示することができる。サーバ110は、カードのボックス及びパックなどのパッケージが、クライアント装置105へのジェスチャ又は他の入力を通じてひっくり返され、引き裂かれ、破られ、あるいは剥がされて開けられる(様々なビジュアルの及びオーディオの合図を通じて強められる)ことを可能にして、ボックスの中のカードパック、及びパックの中のカードを明らかにすることができる。他の例において、ボックスは、対応するジェスチャ又は入力を用いて開けることができ、ボックスの内容を見えるようにすることになる。
【0019】
簡潔に述べると、本明細書に説明される技術的な効果は、サーバ110又は他のコンピューティング装置が仮想環境の範囲内で物理的なパッケージの開封を模倣する能力を有することである。このシステムは、物理的なパッケージの開封を表すビジュアルの、聴覚の及び/又は触覚で感知できるフィードバックを提供するフィードバックをユーザが受けることを可能にする。
【0020】
概して、サーバ110は、1又は複数のプロセッサを介してロジックを実行して、パッケージのビジュアル表現を生成し、パッケージの開封を示す入力をユーザから受け取り、パッケージの開封に対応するビジュアルフィードバック及びオーディオフィードバックのうち任意のものをユーザに提供することができる。いくつかの例において、サーバ110は、触覚のフィードバックを含むフィードバックをもたらすことができる。触覚のフィードバックは、ユーザがパッケージを破ること又は開けることを「感じる」ことを可能にすることができ、実世界の触覚で感知できるフィードバックを提供することができる。サーバ110は、例えば触覚のフィードバックをクライアント装置105に与えさせる信号をクライアント装置105に送信することによって、フィードバックを「もたらす」ことができることを理解されたい。例えば、サーバ110は、カードのパッケージの仮想的な開封に連動して、クライアント装置105を振動させることができる。
【0021】
いくつかの実施形態において、パッケージの表現は、パッケージを含むシングルプレーヤゲーム及び/又はマルチプレーヤゲームの中で実施することができる。サーバ110により生成されるカードのボックス及び(1又は複数の)パックのビジュアル表現と、サーバ110によるこれらのパッケージの開封とにより、クライアント装置105の表示装置にパッケージ内容(例えば、パックの中のカード)を見えるようにすることができる。さらに、サーバ110は、カードの現実のパッケージを開けることを模倣/再現するビジュアルの及び/又はオーディオのフィードバックを生成することができ、物理的世界の中でパッケージを開けることと比較して、同じ感覚の興奮及び好奇心(intrigue)を仮想の経験の範囲内でユーザに提供することができる。
【0022】
サーバ110により実行される方法が、ウェブブラウザクライアントなどを介してクライアント装置105上にビジュアルの又はオーディオのフィードバックの表現をもたらすと説明してきたが、さらに、クライアント装置105の1又は複数のプロセッサを構成してサーバ110を排除することができるように本明細書に説明される方法を実行することができ、かつ/あるいは上記1又は複数のプロセッサを利用してクライアント装置105上で実行される方法を増やすことができると解されることを、当業者には認識されたい。
【0023】
サーバ110がパッケージの内容を決定する方法は、純粋にランダムなカード配布から所定のカード選択まで、様々な方法で決定することができる。これらのカード配布方法のいずれかと、これらより前に本開示を用いる当業者に知られているであろう任意のアプローチとは、クライアント装置105上でローカルに決定することができ、あるいは、例えばサーバ100とクライアント装置とがインターネットを介して通信可能に結合される場合、ネットワーク115を通じて決定することができる。
【0024】
オペレーションにおいて、サーバ110は、予め定義された認証クレデンシャルを利用してユーザを認証することができる。サーバ110は、ユーザがトレーディングカードボックス、パッケージ及び同様のものを仮想店舗から購入することを可能にすることができる。例えば、ソフトウェアユーザは、仮想店舗のアカウントを登録/サインアップし、あるいはこのアカウントでログインすることができる。登録には、現実の又は仮想の(1又は複数の)通貨源などの、支払い情報の提供を含むことができる。
【0025】
他の実施形態において、ユーザは、サーバ110により生成される仮想店舗において、所望されるトレーディングカード(例えば、カードシリーズ、パッケージングなど)を検索、ブラウズなどすることができる。いくつかの例において、ユーザは、トレーディングカードボックスなどの複数のパッケージを提示されることができる。ユーザは、そのクライアント装置105を使用して、複数のパッケージのうち1又は複数を選択することができる。
【0026】
パッケージとその内容とを、サーバ110により実行されている個別のコンピューティング環境又はプログラムに結び付けることができることを理解されたい。例えば、プレイングカードベースのゲームを含むビデオゲームコンピューティング環境において、サーバ110は、ゲーム固有のカードパッケージのパックを生成及び提供することができ、このパックをプレーヤが開けることができる。
図2は、グラフィカルユーザインタフェースを介したカードの複数のパッケージの供給/表現を示す。
【0027】
カードの(1又は複数の)パッケージを選択すると、プレーヤは、実生活でのカードのパッケージの開封を模倣/エミュレートすることができる様々な方法で、カードの各パッケージを開けることができる。サーバ110は、タッチベースの入力とサーバ110による動作の実行とを結び付ける命令セットを管理できることを理解されたい。カードのパッケージの選択を
図3に示す。
【0028】
例えば、プレーヤは、画面上のカードのパッケージの上でプレーヤ自身の指又はマウスポインタをタップすることができる。この入力は、サーバ110に、カードのパッケージをカットし、又は破いて開けさせることができる。サーバ110は、プレーヤがこの動作を行うとき、破るアニメーションを実行することができ、かつ/あるいは、オーディオ合図(例えば、(1又は複数の音響効果))が再生されて、この動作を強めることができる。
図4は、例示的なタップして破る動作を示す。さらに、用語「タッチベースの入力」には、1又は複数の入力装置から受け取られる、仮想環境の中のユーザによる対話を表す入力を含み得ることを、理解されたい。
【0029】
別の例において、プレーヤは、画面にわたって、カードのパッケージを横切って、プレーヤ自身の指又はマウスポインタをスワイプすることができる。この入力は、サーバ110に、プレーヤがスワイプしたラインにわたってカードのパッケージをカットして又は破いて開ける命令を実行させることができる。すなわち、このスワイプは、カードのパッケージにわたって或る経路をたどる。サーバ110は、プレーヤがこの動作を行うとき、破るアニメーションを実行することができ、オーディオ合図(例えば、(1又は複数の音響効果))が再生されて、この瞬間を強めることができる。
図5は、例示的なスワイプして破る動作を示す。
【0030】
さらに別の例において、プレーヤは、画面上でカードのパッケージの表現の両側に1本ずつ、2本の指をカードのパッケージの上に置くなどの、タッチベースの入力を利用することができる。プレーヤが上記の指を引き離すとき(例えば、拡大ジェスチャ)、この動作は、サーバ110に、カードのパッケージを引き裂いて開けることを実行させることになる。サーバ110は、プレーヤがこの動作を行うとき、破るアニメーションを実行することができ、オーディオ合図(例えば、(1又は複数の音響効果))が再生されて、この瞬間を強めることができる。この拡大ジェスチャは、サーバ110に、カードのパッケージがジェスチャスワイプの方向と実質的に平行な方向に引き裂かれるというビジュアル表現を提供させることに留意されたい。この破るアニメーションは、パッケージの対向する辺を掴むこと、及びパッケージを引き離すことによって、パッケージを物理的に破ることを模倣する。
図6は、例示的な拡大して破る動作を示す。
【0031】
いくつかの実施形態に従い、プレーヤは、カードのパッケージの角にプレーヤ自身の指を置き、続いてわずかな時間休止するなどの、タッチベースの入力を利用することができる。別法として、ユーザは、マウスを利用し、カードのパッケージの角の上でマウスポインタをクリックしてもよい。いずれの入力においても、それから、ユーザは、ユーザ自身の指(又は、マウスカーソル)を、カードのパッケージの長さに沿って引くことができ、これにより、カードのパッケージが、指又はマウスの動きの方向のラインに沿って剥がされて開けられることになる。プレーヤがこの動作を行うとき、剥がすアニメーションを再生することができ、オーディオ合図(例えば、(1又は複数の音響効果))が再生されて、この瞬間を強めることができる。
図7は、例示的な拡大して破る動作を示す。
【0032】
いくつかの実施形態に従い、パッケージを破り、又はその他の方法で開けることで、パッケージの内容の少なくとも部分を見えるようにすることができる。例えば、サーバ110は、カードの開けられたパッケージの中からのカードを、プレーヤに対して表示することができる。サーバ110は、所定のアニメーションを通じてプレーヤにカードを自動的に提示することができる。別法として、プレーヤは、タッチインタフェース又はマウス制御を使用して、開けられたパックからカードを引くことができる。さらに、ユーザにカードを表示するための、当業者に知られるであろう他の方法又はプロセスを、本開示に従って使用することができる。
【0033】
いくつかの実施形態に含まれるトレーディングカードは通常、板紙又は厚紙で大抵作られる小さな長方形のカードの仮想表現とすることができ、こうしたカードは、ヒト、場所又は事物(架空の又は現実のもの)の画像と絵の短い説明とを、攻撃、防御などの属性、他の属性、身体的特徴、所有物、統計値、バックグラウンド(backstory)、トリビアなどを含む画像内のアイテムに固有の属性をさらに説明する他のテキストと共に大抵含む。これらのカードは、通常、カードのいくつかのパックを含むボックスで売られ、カードの各パッケージは、その個別のコレクションの中で利用可能なカードのランダムなサンプリングを含む。種々の種類のカードにおいて、異なる構成及び内容、カードを作るために使用される材料、パックの包装及びボックス(紙、ボール紙、プラスチック、金箔箔、布などからなる)から利用できる幅広いバリエーションが存在する。前述された特徴は、仮想的に、様々な程度に、エミュレートし、あるいは表すことができる。
【0034】
様々な実施形態において、収集価値のあるカードゲームは、トレーディングカードゲーム又はカスタマイズ可能カードゲームとも呼ばれ、特別に設計された、仮想のプレイングカードのセットを用いてプレイされる。例えば、特にゲームをプレイするために設計されるカードは、ゲームプレイの土台として、ファンタジーテーマ、スポーツテーマなどを有することがある。いくつかの実施形態において、ゲームは、プレーヤの目的、ゲームで使用されるカードのカテゴリ、及びカードが対話する方法を含むルールを有することができる。
【0035】
図8は、本システム及び本方法の実施形態を実施するために使用することができる一例示的なコンピューティング装置800を示す。
図8のシステム800は、コンピューティング装置、ネットワーク、サーバ又はこれらの組み合わせの同様のものの文脈において実施することができる。
図8のコンピューティング装置800は、1又は複数のプロセッサ810とメインメモリ820とを含む。メインメモリ820は、プロセッサ810が実行する命令及びデータを部分的に記憶する。メインメモリ820は、オペレーション下において、実行可能コードを記憶することができる。
図8のシステム800は、さらに、大容量記憶装置830、ポータブル記憶装置840、出力装置850、ユーザ入力装置860、表示システム870及び周辺装置880を含む。
【0036】
図8に示されるコンポーネントは、単一のバス890を介して接続されているものとして表されている。コンポーネントは、1又は複数のデータ伝送手段を通じて接続することができる。プロセッサユニット810及びメインメモリ820は、ローカルのマイクロプロセッサバスを介して接続することができ、大容量記憶装置830、(1又は複数の)周辺装置880、ポータブル記憶装置840及び表示システム870は、1又は複数の入力/出力(I/O)バスを介して接続することができる。
【0037】
大容量記憶装置830は、磁気ディスクドライブ又は光学ディスクドライブを用いて実装することができ、プロセッサユニット810が使用するデータ及び命令を記憶する不揮発性記憶装置である。大容量記憶装置830は、本技術の実施形態を実施するためのシステムソフトウェアを、このソフトウェアをメインメモリ820にロードすることを目的として記憶することができる。
【0038】
ポータブル記憶装置840は、フロッピー(登録商標)ディスク、コンパクトディスク、デジタルビデオディスク、USB記憶装置などのポータブルな不揮発性記憶媒体と連動して動作して、
図8のコンピュータシステム800に対してデータ及びコードを入力し、出力する。本技術の実施形態を実施するためのシステムソフトウェアは、上記のようなポータブル媒体に記憶することができ、ポータブル記憶装置840を介してコンピュータシステム800に入力することができる。
【0039】
ユーザ入力装置860は、ユーザインタフェースの部分を提供する。ユーザ入力装置860には、英数字及び他の情報を入力するための、キーボードなどの英数字キーパッド、又はマウス、トラックボール、スタイラス若しくはカーソル方向キーなどのポインティング装置を含むことができる。追加的なユーザ入力装置860には、これらに限定されないが、発話認識システム、顔認識システム、モーションベースの入力システム、ジェスチャベースのシステムなどの装置を含むことができる。例えば、ユーザ入力装置860には、タッチ画面を含むことができる。さらに、
図8に示されるシステム800は、出力装置850を含む。適切な出力装置には、スピーカ、プリンタ、ネットワークインタフェース及びモニタを含む。
【0040】
表示システム870には、液晶ディスプレイ(LCD)又は他の適切な表示装置を含むことができる。表示システム870は、テキストの及びグラフィックの情報を受信し、表示装置に対する出力のためにこの情報を処理する。
【0041】
(1又は複数の)周辺装置880には、追加的な機能性をコンピュータシステムに追加するための任意の種類のコンピュータサポート装置を含むことができる。(1又は複数の)周辺装置880には、モデム又はルータを含むことができる。
【0042】
図8のコンピュータシステム800に与えられているコンポーネントは、本技術の実施形態と共に使用することに適し得るコンピュータシステムに通常見られるものであり、当分野において周知である上記のようなコンピュータコンポーネントの広いカテゴリを表すことが意図される。したがって、
図8のコンピュータシステム800は、パーソナルコンピュータ、ハンドヘルドコンピューティング装置、電話機、モバイルコンピューティング装置、ワークステーション、サーバ、ミニコンピュータ、メインフレームコンピュータ又は任意の他のコンピューティング装置とすることができる。コンピュータは、さらに、種々のバス構成、ネットワーク化されたプラットフォーム、マルチプロセッサプラットフォームなどを含むことができる。Unix(登録商標)、Linux(登録商標)、Windows(登録商標)、Mac OS、Palm OS、Android、iOS(2010年6月以前はiPhone OSとして知られる)、QNX及び他の適切なオペレーティングシステムを含む、様々なオペレーティングシステムを使用することができる。
【0043】
本明細書に説明される処理を行うことに適した任意のハードウェアプラットフォームが、本明細書において提供されるシステム及び方法との使用に適することに留意されたい。コンピュータ読取可能記憶媒体は、中央処理ユニット(CPU)、プロセッサ、マイクロコントローラなどに命令を提供することに関与する任意の1又は複数の媒体を指す。こうした媒体は、これらに限定されないが、光学の又は磁気のディスクと動的メモリとなどの不揮発性媒体及び揮発性媒体をそれぞれ含む形態をとることができる。コンピュータ読取可能記憶媒体の一般的形態には、フロッピー(登録商標)ディスク、フレキシブルディスク、ハードディスク、磁気テープ、任意の他の磁気記憶媒体、CD−ROMディスク、デジタルビデオディスク(DVD)、任意の他の光学記憶媒体、RAM、PROM,EPROM、FLASHEPROM、任意の他のメモリチップ又はカートリッジを含む。
【0044】
本技術の態様についてのオペレーションを実行するためのコンピュータプログラムコードは、Java(登録商標)、Smalltalk、C++などのオブジェクト指向プログラミング言語と“C”プログラミング言語又は同様のプログラミング言語などの従来の手続き型プログラミング言語とを含む1又は複数のプログラミング言語の任意の組み合わせで書くことができる。プログラムコードは、全体的にユーザのコンピュータ上で実行してもよく、スタンドアロンソフトウェアパッケージとして部分的にユーザのコンピュータ上で実行してもよく、部分的にユーザのコンピュータ上で実行し、かつ部分的にリモートコンピュータ上で実行してもよく、あるいは、完全にリモートコンピュータ又はサーバ上で実行してもよい。後半のシナリオにおいて、リモートコンピュータは、ローカルエリアネットワーク(LAN)又はワイドエリアネットワーク(WAN)を含む任意の種類のネットワークを通じてユーザのコンピュータに結合することができ、あるいは、この接続は、外部のコンピュータに対して(例えば、インターネットサービスプロバイダを用いてインターネットを通じて)作成することができる。
【0045】
下記のクレームにおけるすべてのミーンズプラスファンクション要素又はステッププラスファンクション要素の対応する構造、材料、動作及び均等物は、具体的にクレームされるとおり、このファンクションを他のクレームされた要素との組み合わせで行うための任意の構造、材料又は動作を含むことが意図される。本技術の説明は、例説及び説明を目的として提示されているが、網羅的なものではなく、あるいは開示されている形態における本技術に限定されるものではない。多くの変更及びバリエーションが、本技術の範囲及び主旨から逸脱すること無しに、当業者に明らかになるであろう。本技術の原理とその実際の適用とを最も良く説明するため、及び考えられる個別の使用に適するような様々な変更を備えた様々な実施形態を目的として他の当業者が本技術を理解することを可能にするために、例示的な実施形態が選択され、説明された。
【0046】
本技術の態様が、本技術の実施形態に従う方法、装置(システム)及びコンピュータプログラム製品のフローチャート図及び/又はブロック図を参照して上記で説明されている。フローチャート図及び/又はブロック図の各ブロックとフローチャート図及び/又はブロック図内のブロックの組み合わせとをコンピュータプログラム命令が実施できることを理解されたい。これらのコンピュータプログラム命令を、汎用目的コンピュータ、特別目的コンピュータ又は他のプログラム可能データ処理装置のプロセッサに与えて、コンピュータ又は他のプログラム可能データ処理装置のプロセッサを介して実行される命令がフローチャート及び/又はブロック図の1又は複数のブロックに規定される機能/動作を実施する手段を作成するようなマシンを生じさせることができる。
【0047】
これらのコンピュータプログラム命令は、さらに、コンピュータ、他のプログラム可能データ処理装置又は他の装置に個別の方法で機能するように指示することができるコンピュータ読取可能媒体に記憶することができ、したがって、コンピュータ読取可能記憶媒体に記憶された命令は、フローチャート及び/又はブロック図の1又は複数のブロックに規定された機能/動作を実施する命令を含む製造品を生じさせる。
【0048】
コンピュータプログラム命令は、さらに、コンピュータ、他のプログラム可能データ処理装置又は他の装置にロードされて、一連のオペレーションステップをコンピュータ、他のプログラム可能データ処理装置又は他の装置上で行わせて、コンピュータが実施するプロセスを生じさせることができ、したがって、コンピュータ又は他のプログラム可能装置上で実行される命令は、フローチャート及び/又はブロック図の1又は複数のブロックに規定された機能/動作を実施するためのプロセスを提供する。
【0049】
図面におけるフローチャート図及びブロック図は、本技術の様々な実施形態に従うシステム、方法及びコンピュータプログラム製品のあり得る実装のアーキテクチャ、機能性及びオペレーションを示す。これに関し、フローチャート図又はブロック図の中の各ブロックは、モジュール、セグメント又はコードの部分を表すことができ、このブロックは、規定された論理的な(1又は複数の)機能を実施するための1又は複数の実行可能命令を含む。さらに、いくつかの代替的な実装において、ブロックの中で言及される機能は、図面の中で言及される順序以外で生じてよいことに留意されたい。例えば、連続して示されている2つのブロックを、実際、実質的に同時に実行することができ、あるいは、これらブロックを、関連する機能性に依存して、時には逆の順序で実行することができる。さらに、ブロック図及び/又はフローチャート図の各ブロックとブロック図及び/又はフローチャート図内のブロックの組み合わせとを、規定された機能又は動作を行う専用目的のハードウェアベースのシステムによって、又は専用目的ハードウェアとコンピュータ命令との組み合わせによって実施できることに留意されたい。
【0050】
様々な実施形態を上記で説明しているが、これらは単に例示として提示されており、限定ではないことを理解されたい。本説明は、本技術の範囲を、本明細書に明記される個別の形態に限定するものではない。したがって、好適な実施形態の幅及び範囲は、上記で説明された例示的な実施形態のいずれにも限定されるべきではない。上記説明は、例説的であり、制限的ではないことを理解されたい。これとは反対に、本説明は、上記のような代替、変更及び均等物を、添付される請求項により定義され、その他の方法で当業者に認識されるように、本技術の主旨及び範囲の中に含まれ得るとしてカバーするものである。したがって、本技術の範囲は、上記説明を参照して特定されるべきではなく、代わりに、添付される請求項とそのすべての範囲の均等物とを参照して特定されるべきである。
【0051】
関連出願の相互参照
この特許非仮出願は、2012年2月6日に申請され“VIRTUAL OPENING OF BOXES AND PACKS OF CARDS”と題された米国特許仮出願番号第61/595,509号に対して優先を主張し、本明細書は、上記米国特許仮出願の中に挙げられるすべての参照を含む全体を参照により援用する。