(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6243634
(24)【登録日】2017年11月17日
(45)【発行日】2017年12月6日
(54)【発明の名称】蓋部材
(51)【国際特許分類】
B65F 1/16 20060101AFI20171127BHJP
B65F 1/00 20060101ALI20171127BHJP
【FI】
B65F1/16
B65F1/00 A
【請求項の数】3
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2013-122463(P2013-122463)
(22)【出願日】2013年6月11日
(65)【公開番号】特開2014-240310(P2014-240310A)
(43)【公開日】2014年12月25日
【審査請求日】2016年3月24日
(73)【特許権者】
【識別番号】304022115
【氏名又は名称】株式会社アイベックス
(74)【代理人】
【識別番号】100129676
【弁理士】
【氏名又は名称】▲高▼荒 新一
(74)【代理人】
【識別番号】100158067
【弁理士】
【氏名又は名称】江口 基
(72)【発明者】
【氏名】松本 好明
【審査官】
栗山 卓也
(56)【参考文献】
【文献】
特開2009−046292(JP,A)
【文献】
登録実用新案第3002834(JP,U)
【文献】
特許第4255134(JP,B1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B65F 1/16
B65D 43/02
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
矩形の開口部を有する容器の前記開口部を覆う蓋部材であって、
切妻状に形成され、棟部で折り畳み可能な天板部と、
前記天板部が、斜面をなす切妻状に配置された状態で前記天板部の周囲にそれぞれ略平面状態となる妻側側面部及び平側側面部と、を有してなり、
前記天板部は、平面形状を維保持可能な剛性を有し、
前記棟部の前記妻側側面部における下方垂線の片側又は両側に平面板からなる剛性部材が配置されており、
前記妻側側面部には、前記棟部の前記下方垂線の両側に前記平面板が配置されており、
両側の前記平面板は、互いの面が平行に配置することができるように、両側の前記平面板の間に前記平面板の厚さ2枚分以上間隔が設けられていることを特徴とする蓋部材。
【請求項2】
前記平側側面部の下方端部に棒状又は平板状の支持部材が配置されていることを特徴とする請求項1に記載の蓋部材。
【請求項3】
前記妻側側面部と前記平側側面部との連結部近傍には、フックが設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の蓋部材。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、蓋部材に関し、特に折り畳み可能な蓋部材に関する。
【背景技術】
【0002】
ゴミ容器等の上面が開口しているコンテナや箱に使用される蓋部材として、従来、廃棄物回収容器の開口部にかぶさる矩形の下枠と、この下枠に重なり開口部が下枠と同形状である食品用トレーを上下逆向きにした形や蒲鉾屋根型や切妻屋根型のいずれかの覆い部材からなり、その覆い部材は、上部中央にある梁に蝶番により開閉自在に設けられた覆い板と覆い板以外は穿孔板や網板で構成され、下枠と覆い部材に蝶番により付属する係止部の重ね合わせ部、または覆い板と下枠の重ね合わせ部には鍵が掛る仕組みになっているものがある(特許文献1)。
【0003】
かかる蓋部材は、鳥や動物の食い荒らしの防止、雪の重みによる廃棄物回収容器内への潜り込みの防止、更には設置に無関係な第三者の廃棄物回収容器内への廃棄物投棄の防止が出来るという点では大変有効なものである。
【0004】
しかしながら、この蓋部材はあくまでコンテナや箱等の容器に固定して使用されるものであるため、蓋部材を随時、取り付けたり、取り外したりすることが困難であり、また、持ち運びにも不便であるという問題があった。さらに、基本的に硬質の材用である網板を使用しているので、容器と一致した大きさを有していないと使用することができないという問題があった。
【0005】
【特許文献1】特開2007−186343号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
そこで、本発明は、こうした課題を鑑みてなされたものであり、折り畳み可能で持ち運びに便利であるにもかかわらず、広げるという動作のみで切妻状に保持される蓋部材を提供することを目的とする。また、容器と多少大きさのずれがあっても使用することができる蓋部材を提供することも目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、上述の目的を達成するために、以下の手段を採った。
【0008】
本発明にかかる蓋部材は、
矩形の開口部を有する容器の前記開口部を覆う蓋部材であって、
切妻状に形成され、棟部で折り畳み可能な天板部と、
前記天板部が切妻状に配置された状態で前記天板部の外周にそれぞれ略平行状態となる妻側側面部及び平側側面部と、を有してなり、
前記天板部は、平面形状を保持可能な剛性を有し、
前記棟部の前記妻側側面部における下方垂線の片側又は両側に剛性部材が配置されていることを特徴とする。
【0009】
本発明のかかる蓋部材は、天板部が切妻状に配置された状態で平面となるように妻側側面部が設けられている。そのため、棟部の両側にある天板部が一定以上広がることが妻側側面部によって防止される。したがって、本発明の蓋部材は、蓋部材を広げるだけで切妻状に形状を保持でき、切妻型の蓋として機能する。そのため、容器内の内容物が鳥や動物によって食い荒らされることを防止することができ、雨、雪又は埃が箱やコンテナ内に入り込むことを有効に防止することができる。また、妻側側面部における、棟部からの下方垂線の片側又は両側に剛性部材が配置されているため、妻側側面部がシワになったり、予期しない部位で折り曲がったりすることを低減できる。また、剛性部材が配置されていることで、天板部の切妻形状をより確実に維持することができる。一方で、折り畳む際に折り畳み線となる下方垂線自体には剛性部材が配置されていないため、折り畳む際に剛性部材が邪魔になることなく折り畳むことができる。
【0010】
また、本発明にかかる蓋部材において、前記剛性部材は、平面板であることを特徴とするものであってもよい。剛性部材を平面板とすることによって、蓋部材の天板を二つ折りに折り畳んだ際に、平面板が妻側側面部の平面状態を保持しつつ内側に折れ込んでいくため、妻側側面部が予期しない位置で折れ曲がることを効率的に防止して、自然に内側へ折り畳まれる。一方、天板部を広げた場合は、妻側側面部が平面板の重量により自然と垂直平面となる。よって、蓋部材の妻側側面部を下方に配置すれば、自然に広がった蓋部材として使用することができる。また、天板部を広げた際には、妻側側面部の棟部の下方垂線の片側又は両側に平面板が配置されているので、天板部の棟部近傍を平面板で支持でき、蓋部材が潰れることを防止することができ、より丈夫な蓋部材を提供することができる。
【0011】
さらに、本発明にかかる蓋部材において、前記妻側側面部には、前記棟部の前記下方垂線の両側に前記平面板が配置されており、前記両側の前記平面板は、互いの面が平行に配置することができるように、両側の前記平面板の間に前記平面板の厚さ2枚分以上間隔が設けられていることを特徴とするものであってもよい。かかる構成を採用することによって、幅のある平面板によって一定の面積の妻側側面部が折れ曲がることが防止される。よって、周囲の妻側側面部もシワになりづらく、また意図しない部位で折れ曲がることが防止される。また、両側の平面板の間に平面板の厚さ2枚分以上の間隔が設けられることによって、蓋部材を折り畳んだ際に、平面板が内側に折れ込んだ状態で配置されるため、2枚の平面板を取り付けた場合であっても両側の平面板同士が干渉して折り畳みを邪魔することがない。
【0012】
さらに、本発明にかかる蓋部材において、平側側面部の下方端部に棒状又は平板状の支持部材が配置されていることを特徴とするものであってもよい。かかる構成を採用することによって、平側側面部が折れ曲がることなく平面形態を保持しやすくなる。また、支持棒の重量により、容易に平側側面部が垂直状態になりやすくなる。
【0013】
さらに、前記妻側側面部と平側側面部との連結部近傍には、フックが設けられていることを特徴とするものであってもよい。かかる構成を採用することによって、蓋部材を例えば、コンテナや箱等の容器に確実に取り付けることができ、風等によって吹き飛ばされる可能性を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【0014】
【
図1】第1実施形態にかかる蓋部材100の斜視図及びA−A断面図である。
【
図2】第1実施形態にかかる蓋部材100の天板部10の変形例を示すA−A断面図である。
【
図3】第1実施形態にかかる蓋部材100のB−B断面図である。
【
図4】第1実施形態にかかる蓋部材100の使用状態を示す斜視図である。
【
図5】第1実施形態にかかる蓋部材100を折り畳む工程の一部を示す模式図である。
【
図6】第1実施形態にかかる蓋部材100を折り畳む工程の一部を示す模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0015】
以下、本発明を実施するための形態について、図面に沿って詳細に説明する。なお、以下に説明する実施形態及び図面は、本発明の実施形態の一部を例示するものであり、これらの構成に限定する目的に使用されるものではない。なお、各図において対応する構成要素には同一又は類似の符号が付されている。なお、本明細書及び特許請求の範囲において、蓋部材の形態が切妻屋根と形状が類似しているので、場所、位置等を説明するものとして切妻屋根と同等の位置を同様の名称で説明する。
【0016】
(第1実施形態)
第1実施形態にかかる蓋部材100は、
図1に示すように、天板部10、天板部10の周囲を覆う妻側側面部50、平側側面部40及びフック60からなる。蓋部材100は、全体が軟質の樹脂シートで作製されており、後述する種々の部材等で剛性を与えられている部位以外は柔軟性を有し、自在に折り曲げたり、畳んだりすることができる。
【0017】
天板部10は、棟部の両側にある左側天板部11及び右側天板部12がそれぞれ斜面に配置された切妻状に形成される。天板部10は、
図1のA−A断面図に示すように、ダンボールプラスチックを芯材13として用い、芯材13を軟質な樹脂シートでからなる外装用シート14で両面を覆ってある。この芯材により天板部10は多少の雪を被っても切妻屋根の形態を維持できる程度の剛性を有している。また、外装用シート14で両面を覆っているので、雨や埃にも強い天板部10とすることができる。さらに、芯材13は、左側天板部11と右側天板部12との間に棟部15に相当する位置に薄肉部15aを設けてある。そのため、左側天板部11と右側天板部12が互いに平行になるまで折り畳むことができる。
【0018】
なお、天板部10の形態としては、必ずしも上述した形態に限定するものではなく、左側天板部11と右側天板部12が平面形状を維持可能な剛性を有し、かつ棟部15で折り曲げ可能であれば、その素材及び形態は特に限定するものではない。例えば、芯材13としては、ダンボールプラスチックの他、プラスチック板、木製の板等を使用してもよい。また、外装用シート14も特に限定するものではなく、柔軟性があり、かつ容易に破れないものであれば種々の素材を採用することができる。また、天板部10の形態としては、
図2Aに示すように、左側天板部11と右側天板部12に挿入される芯材13をそれぞれ別体物として作製し、棟部15の両側にそれぞれの芯材13a、13bが配置されるようにしてもよい。棟部15は、外装用シート14のみが存在し、芯材13が配置されていないので、前述したように芯材13の剛性によって折り曲げづらくなることがなく、より容易に左側天板部11と右側天板部12を平行に折り畳むことができる。さらに、
図2Bに示すように、天板部10の平面部の一部に外装用シート14を取り付けることなく、ダンボールプラスチックである芯材13が剥き出しの状態であってもよい。
【0019】
天板部10の周囲には、軟質の樹脂シートで作製された側面が形成される。側面は、平側に配置される平側側面部40と、妻側に配置される妻側側面部50とからなる。
【0020】
平側側面部40は、
図4に示すように、天板部10の軒先側に設けられる四角形の側面部である。平側側面部40の下方端部は、
図1のA−A断面図に示すように、折り返されて袋状に形成されており、袋状の内部には、剛性を有する直線の棒状又は平板状の支持部材41が挿入されており、力を加えると湾曲させることができるが、力を抜くと容易に直線状に復帰する。これにより、平側側面部40は、水平方向には直線状態を保持しやすい。支持部材41としては、高剛性を有する金属線又はピアノ線を使用することが望ましい。
【0021】
妻側側面部50は、天板部10が切妻状の形態である場合に妻面を形成する五角形からなる側面部である。妻側側面部50は、天板部10が切妻状の形態である場合に平面となるように形成されているため、右側天板部12と左側天板部11とがある一定以上広がる(すなわち平面状になる)ことが防止され、右側天板部12と左側天板部11とは切妻状の屋根形状を保持することができる。妻側側面部50には、
図3に示すように、棟部15から妻側側面部50への下方垂線αの両側に剛性部材51が上端近傍から下端近傍まで設けられている。剛性部材51は、板状のダンボールプラスチックからなる平面板であり、これにより棟部15から下方垂線α近傍の妻側側面部50に予期しないシワが発生したり、折れ曲がったりしづらくなる。また、天板部10の切妻形状をより確実に維持させることができる。平面板からなる剛性部材51は、下方垂線の両側に配置される剛性部材51と剛性部材51とは、互いに剛性部材51の厚さβの2倍以上の距離γを開けて取り付けられる。これにより、折り畳む際(
図5Aから
図6Bに至る際)両側に配置される剛性部材51を平行に重ねて折り畳むことができる。この剛性部材51を設けることで、天板部10を広げる際には、妻側側面部50が平面板の重量により自然と垂直平面の状態となる。また、天板部10を広げた際には、天板部10の妻側側面部50の棟部15の下方垂線αの片側又は両側に剛性部材51が配置されているので、天板部10の棟部15近傍を剛性部材51で支持でき、蓋部材100が潰れることを防止することができるより丈夫な蓋部材100とすることができる。
【0022】
また、平側側面部40と妻側側面部50とは、それぞれ側方端部が連結されて周囲を囲むように形成される。平側側面部40と妻側側面部50との連結部45は
図5Aの拡大図に示すように、それぞれの樹脂シートの裏面側が対面するように結合されている。かかる構成を採用することによって、蓋部材100を折り畳む際に、妻側側面部50が内側に折り畳まれやすくなる。
【0023】
そして、
図1に示すように、平側側面部40と妻側側面部50との連結部の下方端部からゴム等の弾性部材を介してフック60が取り付けられている。第1実施形態では、引っ掛けるタイプのS字型の形態のものを例示しているが、フック60の形態は特に限定するものではない。
【0024】
以上のように作製された蓋部材100は、以下のようにして使用される。蓋部材100が、蓋部材100よりも若干小さな容器200の蓋として使用されている状態(開いている状態)が
図4に示されている。この開いている状態では、平側側面部40が下方の容器200によって外側に広げられているので、妻側側面部50は平面状に張った状態になる。したがって、これ以上、左側天板部11と右側天板部12が広がることができず、切妻状の形態を保持することができる。そのため、この状態で多少の重量物が天板部10に載置しても、この形態を維持することができ、雨、雪又は埃が天板部10に降っても外側へ排出することができる。また、平側側面部40の下端には、剛性がある支持部材41が挿入されていることから、平側側面部40の一部が外側方向に押さえてあれば、妻側側面部50の側方端部が引っ張られて平面状態を確保することができ、天板部10の切妻状態を維持することができる。そのため、長さβが平側側面部40よりも短い容器200であっても使用することができる。また、容器200の幅δが妻側側面部50の幅よりも多少長い場合であっても、支持部材41はある程度は湾曲するので、平側側面部40が広がることによって容器200の蓋として機能する。このように本実施形態にかかる蓋部材100は、長さ方向βに関しては、容器200より長い場合であっても問題なく使用することができ、幅方向δに関しては、容器200より多少短くても蓋部材100として使用することができる。このように本実施形態にかかる蓋部材100は、多少容器との大きさが異なっていても問題なく使用することができ、汎用性に優れる。
【0025】
この使用状態から蓋部材100を収納する手順は以下のとおりである。まず、引っ掛けてあるフック60(図示せず。)を容器200から外し、蓋部材100を容器200から取り外す。そして、
図5Aに示すように広げた状態から、
図5Bに示すように蓋部材100の平側側面部40又は妻側側面部50のいずれか若しくは両方を内側へ折り畳む。平側側面部40を最初に内側へ折り畳んだときは、平側側面部40と妻側側面部50の側方端部の連結部45はそれぞれの樹脂シートの裏面側が対面するように結合されているから、妻側側面部50が若干内側へ付勢されているため、自然に妻側側面部50が内側へ折り畳まれていく。一方で、妻側側面部50を先に内側へ折り畳んだときには、平側側面部40が引っ張られて折り畳まれていく。そのため、平側側面部40と妻側側面部50のいずれから折り畳んだ場合でも、平側側面部40が妻側側面部50の外側に配置されることになる。この場合に、妻側側面部50には剛性部材51が挿入されているので、
図5に示すように、折り畳むときに、多少乱雑に折り畳まれた場合であっても一定の折れ線部分以外にシワがよったり、意図しない部分で折り曲げられたりすることが少なくなる。すなわち、剛性部材51によって、シワや意図しない折り曲げ部が引き伸ばされて、妻側側面部50が平側側面部40の内側にきちんと所定の折れ線(
図5Bの山折り線や谷折り線)で折り畳まれやすくなる。そして、この状態から左側天板部11と右側天板部12とを折り畳んでいくと、
図6Aに示すように、妻側側面部50が天板部10と平行な状態までさらに内側へ折り畳まれていく。さらに、
図6Bに示すように、2つの剛性部材51が互いに平行状態に配置される。この際に、2つの剛性部材51の間には、平行に配置するのに十分な間隔が形成されているので、容易に平行状態にすることができる。そして、左側天板部11と右側天板部12とが平行となった状態で蓋部材100全体が平板状に折り畳まれる。こうして立体的な形態である蓋部材100は折り畳まれた状態で収納することができる。また、剛性部材51を設けることで、折り畳む際に剛性部材51が棟部15に沿って天端部10の裏面に配置される。折り曲げ線も下方垂線αの位置でくせづけされる。そのため使用回数が増えるにしたがって折り曲げグセがつき、常に好適な形態で折り畳まれやすくなる。なお、再度、蓋部材100として使用する場合は、前述した工程の逆に行えばよい。
【0026】
以上のように作製された蓋部材100は、比較的大きな蓋部材100であっても、平面状にコンパクトに収納することができ、運搬が容易である。また、主として、プラスチック部材や柔軟な樹脂シートを用いて作製することができるので、非常に軽量な蓋部材とすることができる。
【0027】
なお、本発明は上述した実施形態に何ら限定されるものではなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の態様で実施しうる。
【産業上の利用可能性】
【0028】
上述した実施の形態で示すように、容器等の蓋部材として産業上利用可能である。
【符号の説明】
【0029】
10…天板部、11…左側天板部、12…右側天板部、13…芯材、13a…芯材、
13b…芯材、14…外装用シート、15…棟部、20…妻側側面部、
40…平側側面部、41…支持部材、45…連結部、50…妻側側面部、
51…剛性部材、60…フック、100…蓋部材